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1 平成 21 年度税制改正について

2 所得税法等の一部を改正する法律 現下の経済 金融情勢等を踏まえ 安心で活力ある経済社会の実現に資する観点から 住宅 土地税制 法人関係税制 中小企業関係税制 相続税制 金融 証券税制 国際課税 自動車課税の見直しを行うほか 各種の租税特別措置について 適用期限の延長 整理合理化等の所要の措置等を講ずることとしている 1. 住宅 土地税制 住宅ローン減税の適用期限を延長した上 最大控除可能額を 500 万円 ( 長期優良住宅の場合には 600 万円 ) に引上げ 自己資金で長期優良住宅の新築等をする場合や省エネ バリアフリー改修を行う場合の税額控除制度を創設 平成 年に取得する土地を 5 年超所有して譲渡する際の譲渡益について 1,000 万円の特別控除制度を創設 2. 法人関係税制 エネルギー需給構造改革推進設備等や資源生産性の向上に資する設備等について 即時償却を可能とする措置を創設 3. 中小企業関係税制 中小法人等の法人税の軽減税率について 現行 22% から 18% に引下げ 中小法人等への欠損金の繰戻し還付の適用停止の廃止 6. 国際課税 外国子会社からの配当について 間接外国税額控除制度に代えて 親会社の益金不算入とする制度を導入 7. 自動車課税 一定の排ガス性能 燃費性能等を備えた自動車に係る自動車重量税を減免する特例を創設 8. 租税特別措置の適用期限の延長等 住宅用家屋の売買等に係る登録免許税の軽減措置の適用期限を延長 入国者が輸入するウイスキー等又は紙巻たばこに係る酒税又はたばこ税の税率の特例措置の適用期限を延長 特定の石炭 ( 鉄鋼 コークス及びセメント製造用 ) に係る石油石炭税の免税措置の適用期限を延長 4. 相続税制 非上場株式等に係る相続税及び贈与税の納税猶予制度を創設 農地に係る相続税の納税猶予制度について 農地の有効利用を促進する貸付けも適用対象とする等の見直し 5. 金融 証券税制 上場株式等の配当及び譲渡益について 現行の 7%( 住民税とあわせて 10%) 軽減税率の特例を延長 なお 持続可能な社会保障構築とその安定財源確保に向けた 中期プログラム ( 平成 20 年 12 月 24 日閣議決定 ) に基づき 附則において 税制抜本改革の道筋及び基本的方向性について検討の規定を設ける 施行日 : 平成 21 年 4 月 1 日

3 住宅ローン減税制度の改正 住宅ローン減税の適用期限を5 年間延長した上 平成 21 年から平成 25 年までに居住の用に供した場合の控除期間 住宅借入金等の年末残高の限度額及び控除率を次のとおりとする 1 一般の住宅 2 長期優良住宅 居住年控除期間 住宅借入金等の年末残高の限度額 控除率 平成 21 年 10 年間 5,000 万円 1.0% 平成 22 年 10 年間 5,000 万円 1.0% 平成 23 年 10 年間 4,000 万円 1.0% 平成 24 年 10 年間 3,000 万円 1.0% 平成 25 年 10 年間 2,000 万円 1.0% 居住年控除期間 住宅借入金等の年末残高の限度額 控除率 平成 21 年 10 年間 5,000 万円 1.2% 平成 22 年 10 年間 5,000 万円 1.2% 平成 23 年 10 年間 5,000 万円 1.2% 平成 24 年 10 年間 4,000 万円 1.0% 平成 25 年 10 年間 3,000 万円 1.0%

4 住宅ローン減税 最大控除可能額を大幅に引き上げ 個人住民税からも税額控除できる制度を創設 最大控除可能額 [ 平成 21 年入居の場合 ] 一般住宅の場合 10 年で最大 500 万円長期優良住宅の場合 10 年で最大 600 万円 個人住民税からの控除制度の創設 所得税から控除しきれない額を個人住民税から控除 住宅ローン控除額所得税個人住民税 例えば 年収 700 万円の夫婦子 2 人世帯で 3000 万円の住宅ローンがある場合 10 年間累計で 所得税が 万円の軽減 個人住民税が 97.5 万円の軽減

5 長期優良住宅に係る税額控除制度の創設 長期優良住宅 ( いわゆる200 年住宅 ) の新築等をした場合に その標準的なかかり増し費用の 10% をその年分の所得税額から控除 ( 最大控除可能額 :100 万円 1 年繰越し可 ) する ( 適用期限 : 長期優良住宅の普及の促進に関する法律の施行日 ( 平成 21 年 6 月 4 日 ) から平成 23 年 12 月 31 日まで ) ( 注 ) 上記は 住宅ローン減税との選択制 標準的なかかり増し費用相当額 (1,000 万円を限度 ) = 1 m2当たりの標準的なかかり増し費用 ( 単価 ) 住宅の床面積 ( m2 ) 標準モデルを設定し 標準的な建築コストを算出 長期優良住宅の認定基準 ( 耐久性 耐震性 省エネ性能等 ) に適合するために必要となる標準的なかかり増し費用 一般住宅モデル 長期優良住宅モデル 例えば 耐久性の強化 ( 床下換気 防蟻防腐対策等 ) 耐震性の強化 ( 壁量増加等 ) 省エネ性能の強化 ( 断熱材の厚さ増量等 ) 可変性の強化 ( 天井高の確保等 ) 構造の区分ごとに床面積 1 m2当たりの標準的なかかり増し費用を告示で規定 告示の例 木造 3 万 3,000 円 / m2 鉄骨鉄筋コンクリート造 3 万 6,300 円 / m2 鉄筋コンクリート造 3 万 6,300 円 / m2 鉄骨造 3 万 3,000 円 / m2 その他 3 万 3,000 円 / m2

6 住宅リフォームに係る税額控除制度の創設 一定の省エネ改修工事 ( 同時に設置する太陽光発電装置の工事を含む ) 又はバリアフリー改修工事を行った場合に その標準的な工事費用と実際の工事費用の額とのいずれか少ない金額の 10% をその年分の所得税額から控除 ( 最大控除可能額 :20 万円 太陽光発電装置設置の場合には 30 万円 ) する ( 適用期限 : 平成 21 年 4 月 1 日から平成 22 年 12 月 31 日まで ) ( 注 ) 上記は 住宅ローン減税 バリアフリー改修促進税制 省エネ改修促進税制との選択制 対象となる工事 省エネ改修工事 1 全ての居室の窓全部の改修工事 ( 必須 ) 2 床の断熱工事 3 天井の断熱工事 4 壁の断熱工事 5 一定の太陽光発電装置設置工事 (1~4については 改修部位の省エネ性能がいずれも平成 11 年基準以上となるものに限る ) バリアフリー改修工事 1 廊下の拡幅 2 階段の勾配の緩和 3 浴室改良 4 便所改良 5 手すりの設置 6 屋内の段差の解消 7 引き戸への取替え工事 8 床表面の滑り止め化 各改修工事の費用が 30 万円超のものが対象 控除額 いずれか少ない金額の 10 % 控除額の算出方法 標準的な工事費用 実際の工事費用 = 単位 ( m2など ) 当たりの標準的な工事費用 住宅の床面積 ( m2 ) など 各改修工事とも 改修部位ごとに単位当たりの標準的な工事費用を告示で規定 告示の例 省エネ改修工事 内窓の新設 ( 東京都の場合 ) 8,000 円 / m2 ( 床面積 ) 天井の断熱工事 2,500 円 / m2 ( 床面積 ) 太陽光発電装置設置工事 73 万 5,000 円 /kw バリアフリー改修工事 廊下の拡幅工事 17 万 7,900 円 / m2 ( 施工面積 ) 出入口幅の拡張工事 19 万 2,700 円 / 箇所 浴室の段差の解消工事 9 万 3,300 円 / m2 ( 施工面積 )

7 土地税制の改正 1. 平成 21 年及び平成 22 年に取得した土地等の長期譲渡所得の 1,000 万円特別控除制度の創設 個人が 平成 年に取得した土地を譲渡した場合 ( 所有期間 5 年超のものに限る ) には その年中の譲渡所得につき 1,000 万円を非課税 ( 特別控除 ) とする ( 注 ) 法人についても同様の措置を講ずる 平 21 平 22 土地購入 4000 万円 5 年超保有 土地売却 5000 万円譲渡益 1000 万円特別控除 1000 万円 0 円 2. 平成 21 年及び平成 22 年に土地等の先行取得をした場合の課税の特例の創設 法人が 平成 年に土地等を取得し 本特例の適用を受ける旨の届出書を提出している場合には その取得の日を含む事業年度終了の日後 10 年以内に 所有する他の土地等を譲渡したときの譲渡益の 8 割 (22 年に取得した土地等のみを本特例の適用対象とする場合には 6 割 ) 相当額を限度として課税を繰り延べる ( 圧縮記帳 ) ( 注 ) 個人事業者についても同様の措置を講ずる 平 21 平 22 1 土地購入 ( 取得価額 25 億円 ) 土地購入後 10 年間 譲渡益の 8 割 ( 又は 6 割 ) の課税を繰延べ 16 億円減額して帳簿価額を圧縮 2 別の保有土地の売却譲渡対価 30 億円帳簿価額 10 億円 20 億円圧縮損 16 億円帳簿価額 9 億円 譲渡益 圧縮記帳 3

8 3. 土地の売買等に係る登録免許税の軽減税率の据置き土地の売買による所有権の移転登記及び土地の所有権の信託の登記の登録免許税の軽減税率を2 年間据え置く 土地の売買による所有権の移転登記 ( 本則 :20/1,000) 改正前 20 年度 10/1, 年度 13/1, 年度 15/1,000 改正後 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 10/1,000 10/1,000 10/1,000 13/1,000 15/1, 事業用の長期保有土地等の買換え特例の延長 所有期間 10 年超の事業用土地等を譲渡し 土地等を取得して事業の用に供した場合 その譲渡益の 80% 相当額の圧縮記帳を認める特例を3 年間延長する

9 省エネ 新エネ設備等の即時償却制度 エネ革税制の対象となる設備等や省エネ性能の高い家電製品等の生産設備等について 2 年間即時償却ができる エネルギー需給構造改革推進税制の拡充 平成 21 年 4 月 1 日から平成 23 年 3 月 31 日までの間に取得等をするエネルギー需給構造改革推進設備等については その事業の用に供した事業年度において 取得価額の全額を償却できる ( 設備等の例 ) 太陽光発電設備 天然ガス自動車 高断熱窓設備等 < 改正前 > < 改正後 > 資源生産性向上促進税制の創設 一定の認定計画に基づいて平成 23 年 3 月 31 日までの間に取得等をする 自社の資源生産性を向上させる設備等や省エネ性能の高い家電製品等 ( ) の生産設備については その事業の用に供した事業年度において 取得価額の全額を償却できる トップランナー基準をさらに一定程度上回る省エネ製品 ( 電気冷蔵庫 テレビジョン受信機等 ) 太陽熱利用設備 LED( 発光ダイオード ) 照明設備 家庭用燃料電池等 活用例のイメージ ( 資源生産性を向上させる設備等 ) 取得価額 30% 特別償却 普通償却 特別償却普通償却 即時償却 熱電併給設備 廃熱を複数企業で活用する仕組みを確立石油化学 D 社石油精製 A 社老朽化ボイラの停止老朽化ボイラ発電機の停止 石油化学 B 社低圧ボイラの停止 蒸気配管の連結 電気 C 社老朽化発電機の停止

10 中小法人等に対する軽減税率の時限的引下げ 中小法人等の平成 21 年 4 月 1 日から平成 23 年 3 月 31 日までの間に終了 する各事業年度の年 800 万円以下の金額に対する法人税の軽減税率を 22% から 18% に引き下げる 法人税の税率構造 ( 税率 ) 30% 中小法人 22% 公益法人等協同組合等 引下げ 18% 800 万円 ( 所得金額 )

11 中小法人等の欠損金の繰戻し還付 中小法人等の平成 21 年 2 月 1 日以後に終了する事業年度において生じた欠損金額については 欠損金の繰戻しによる還付制度の適用ができる 繰戻し還付の仕組み 前年度は黒字だった法人が 経営悪化などで今年度赤字に陥った場合 前年度に納税した法人税の還付を受けることができる 前期の法人税額所得税率 %= 当期の還付金額 当期欠損金額 = 前期法人税額 前期所得金額 200 = = 44 当期 前期 200

12 非上場株式等に係る相続税の納税猶予制度 経産業申大承継臣続経産大臣の告のの計開認定期確画的始 会社 後継者に関限な取する要件の判定相組み申告 担保提供事認後継者の相続税額のうち議決権株式等 ( 相続後で発行済議決権株式等の2/3に達するまで ) の80% 遺留分特例の大臣確認とは別制度 中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律 ( 平成 20 年 10 月 1 日施行 ) に基づく経済産業大臣の関与 10ヶ月間 5 年間 に対応する相続税の納税を猶予 事業の継続 代表者であること 株式等の保有継続 雇用の 8 割維持等 要件を満たさなくなった場合 猶予税額が免除される 死亡 以外の場合 会社の倒産 後継者への贈与 同族関係者以外の者に株式等を全部譲渡した場合 ( 譲渡対価等を上回る税額を免除 ) 株式等の保有継続等 株式等を譲渡等した場合 譲渡等した部分に対応する猶予税額を納付 後継者の死亡免除等全額納付 猶予税額の

13 非上場株式等に係る贈与税の納税猶予制度 < 贈与 > 経営者 後継者 ( 親族 ) 産大臣の認定贈与税の全額を猶予経5 年間 事業の継続 株式等の保有継続 代表者であること 雇用の8 割維持等 贈与税の納税猶予 議決権株式等 ( 贈与後で発行済議決権株式等の 2/3 に達するまで ) の ( 注 ) 贈与した結果 後継者の保有割合が発行済議決権株式等の 2/3 超となる場合は 当該 2/3 に達するまでの贈与が要件 株式等の保有継続等 ( 注 ) の贈与経産大臣の確認経営者の保有株式等の全部 < 相続 > 旧経営者死亡 株式等の保有継続等 後継者の相続税額のうち議決権株式等 ( 相続後で発行済議決権株式等の 2/3 に達するまで ) の 80% に対応する相続税の納税を猶予 相続税の納税猶予 猶予対象株式等を相続により取得したものとみなして 贈与時の時価で相続財産に合算して相続税額を計算

14 農地に係る相続税の納税猶予制度について ⒈ 農地法の転用規制の及ぶ農地 ( 市街化区域外の農地 ) ⑴ 改正後の農業経営基盤強化促進法の規定に基づき貸し付けられた農地も本制度の適用対象 ⑵ 20 年間の営農継続要件を終生の農地利用要件に見直し ⑶ 疾病等の場合の営農継続要件を緩和 ⑷ 猶予税額の納付に伴う利子税を引下げ ( 税率を年 3.6%( 現行 6.6%) に軽減 ) 20 年間の営農継続により猶予税額が免除される農地を除く税率は特例により 2.2%( 現行 4.0%) に軽減 日銀の基準割引率 0.5% の場合 ⒉ 農地法の転用規制の及ばない農地 ( 生産緑地などの市街化区域内農地 ) ⑴ ⑵ 原則 現行どおり ただし 上記 1.⑶ 及び ⑷ の措置は市街化区域内農地についても適用 ( 注 ) 原則として 農地法等の一部を改正する法律の施行の日から適用

15 上場株式等の譲渡益及び配当の課税について 改正前 ~H20.12 H21 H22 H23 H24.1~ 原則 20% 特例措置 税率 10% 上場株式等の譲渡益 (500 万円以下の部分 ) 上場株式等の配当 (100 万円以下の部分 ) 10% 10% 20% 損益通算 - 上場株式等の譲渡損と配当の損益通算 H21.1~ 確定申告による対応 H22.1~ 源泉徴収口座内における損益通算を可能に 改正後 ~H20.12 H21 H22 H23 H24.1~ 税率 10% 10% 20% 損益通算 - 上場株式等の譲渡損と配当の損益通算 H21.1~ 確定申告による対応 H22.1~ 源泉徴収口座内における損益通算を可能に ( 注 ) 恒久的施設を有しない非居住者並びに内国法人及び外国法人が支払を受ける上場株式等の配当に対する軽減税率 (7%) は 平成 23 年 12 月 31 日まで延長

16 万8千円確定拠出年金について ( 案 ) 確定拠出年金について以下の見直しを行う 1. 企業型確定拠出年金に導入されるいわゆるマッチング拠出 ( 事業主拠出の範囲内でかつ事業主と合わせて拠出限度額の範囲内で行う個人拠出 ) の掛金は その全額を所得控除の対象とする 2. 確定拠出年金の拠出限度額について 次のとおり引き上げる ⑴ 企業型 ( 現行 ) ( 改正案 ) 1 他の企業年金がない場合月額 4.6 万円月額 5.1 万円 2 他の企業年金がある場合月額 2.3 万円月額 2.55 万円 ⑵ 個人型企業年金がない場合月額 1.8 万円月額 2.3 万円 額61 個人型確定拠出年金 (1 号 : 自営業者 ) ( 年額 27 万 6 千円 ) 国民年金基金 拠出限度額 月額 6 万 8 千円 ( 年額 81 万 6 千円 ) から国民年金基金等の掛金を控除した額月2 個人型確定拠出年金 (2 号 : 企業年金無し ) 2 万 3 千円に引き上げ 拠出限度額 月額 1 万 8 千円 ( 年額 21 万 6 千円 ) 3 企業型確定拠出年金 ( 他の企業年金無し ) 5 万 1 千円に引き上げ 拠出限度額 月額 4 万 6 千円 ( 年額 55 万 2 千円 ) マッチング拠出の導入 4 企業型確定拠出年金 ( 他の企業年金あり ) 2 万 5 千 5 百円に引き上げ 拠出限度額 月額 2 万 3 千円 マッチング拠出の導入 企業年金等 現行 : 事業主拠出のみ 改正案 : 従業員によるマッチング拠出を導入しその掛金の全額を所得控除 厚生年金保険 共済年金 基礎年金 ( 注 ) 上記の改正は 企業年金制度等の整備を図るための確定拠出年金法等の一部を改正する法律案 ( 平成 21 年 3 月 6 日国会提出 ) 等において措置予定

17 外国子会社利益の国内還流に向けた環境整備 外国子会社配当益金不算入制度の導入等 外国子会社に関する外国税額控除制度に代えて 外国子会社から 受け取る配当を益金不算入とする制度を導入 対象となる外国子会社は 内国法人の持株割合が 25%( 租税条約により異なる割合が定め られている場合は その割合 ) 以上で 保有期間が 6 月以上の外国法人 外国子会社から受け取る配当等の額からその 5% 相当額を その配当等の額に係る費用と して控除 ( その配当等の額の 95% 相当額を益金不算入 )

18 環境対応自動車の減税 一定の排ガス性能 燃費性能を備えた自動車について 平成 21 年度から 23 年度までの間に受ける最初の新規 継続車検等の際に 自動車重量税を減免 一定の排ガス性能 燃費性能を備えた新車を平成 21 年度から 23 年度までの間に購入した場合に 自動車取得税を減免 ( 例 ) 車両価格 200 万円 重量 1.3 トンの新車を購入する場合の自動車重量税及び自動車取得税の負担額 一般の自動車の場合ハイブリッド車等の場合環境性能の高い自動車の場合 14 万 6700 円 0 円 一般の自動車と比べ 14 万 6700 円の軽減 税額の 75% が軽減される燃費性能の車 3 万 6600 円一般の自動車と比べ 11 万 100 円の軽減 税額の 50% が軽減される燃費性能の車 7 万 3300 円一般の自動車と比べ 7 万 3400 円の軽減 具体的な減免対象車種などの情報は 国土交通省の以下のページに掲載されております

19 平成 21 年度の税制改正 ( 内国税関係 ) による増減収見込額 ( 単位 : 億円 ) 改正事項 平年度 初年度 (21 年度増減収見込額 ) 1 住宅 土地税制 (1) 住宅ローン減税の拡充 1,530 ( 注 1) 110 (2) 長期優良住宅の新築等及び既存住宅の改修に係る税額控除制度の創設 計 1, 法人関係税制 (1) エネルギー需給構造改革推進設備等の即時償却制度の導入 (2) 資源生産性向上促進税制の創設 計 1,280 1,190 3 中小企業関係税制 (1) 軽減税率の引下げ 1,100 1,100 (2) 欠損金の繰戻し還付の適用停止の廃止 1, 計 2,220 2,040 4 相続税制 (1) 非上場株式等に係る納税猶予制度の創設 (2) 農地等の納税猶予制度の見直し 80 0 計 金融 証券税制確定拠出年金制度の拡充 自動車課税 自動車重量税の減免措置の創設 合計 1,020 ( 注 2) 1,020 ( 注 2) 6,850 4,690 ( 注 1) ( 注 2) 住宅ローン減税の拡充による平年度減収見込額は 平成 21 年から 25 年までの居住分について改正後の制度を適用した場合の減収見込額の平均と改正前の制度 ( 平成 20 年中に居住の用に供する場合に適用される制度 ) を適用した場合の減収見込額との差額を計上している 自動車重量税の減免措置の創設による減収見込額は 特別会計分 ( 平年度 340 億円 初年度 340 億円 ) を含む

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イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ 市 県民税 ( 住民税 ) における新たな住宅ローン特別控除の創設 税源移譲により所得税が減少したことによって住宅ローンの控除可能額が所得税を超えてしまい 控除できない場合に この控除できない部分を市 県民税から控除する特別措置 ( 平成 20 年度から創設 ) に加え 政府の生活対策として新たな住宅ローン控除が創設されました 市 県民税における新たな住宅ローン控除の創設及び従来制度の改正 新たに対象となるかた平成

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<4D F736F F D2097DF E937890C590A789FC90B D8F912890CE88E491E A> 令和元年 8 月 7 日 国土交通大臣石井啓一様 一般社団法人全国住宅産業協会会長馬場研治 令和 2 年度住宅 土地税制改正要望 わが国経済は 令和への改元 インバウンド需要の増加 ラグビーワールドカップの開催など明るい要因もあるものの 10 月に予定されている消費税率の引上げによる消費減退の懸念に加えて 米中貿易摩擦 英国のEU 離脱問題など世界情勢の先行きに不透明感が強まっています 住宅 不動産市場は

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