市場サマリー日経平均株価円 21,000 円相場円 / ドル週移動平均線 20, , 週移動平均線 , 週移動平均線 17,000 16, 週移動平均線 , /3/11

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えりかさかわ
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1 いちよし投資情報 2017 年 7 月号市場サマリー投資環境と戦略話題の産業米国株式市場の動き為替金利の動き参考資料株式市場と円相場中長期で注目される中小型株動き出した産業の要半導体主要株価指数が最高値を更新米 FRB は今年 2 度目の政策金利引き上げを実施日米の主要経済統計発表スケジュール

2 市場サマリー日経平均株価円 21,000 円相場円 / ドル週移動平均線 20, , 週移動平均線 , 週移動平均線 17,000 16, 週移動平均線 , /3/ /7/ /12/2 2017/4/14 日経平均株価は 17/6/20 に 20,230 円の年初来高値を付けた当面は上向きの 13 週移動平均線 ( 19,430 円 ) を下値支持線として 15/6/24 高値 20,868 円を目指すと見る 14,000 年月日 2016/3/ /7/ /12/2 2017/4/14 ドル円相場は 17/5/11 安値円から 17/6/14 高値円まで上昇後 13 週移動平均線 ( 円 ) を回復した当面は 26 週移動平均線 ( 円 ) に接近か 95 年月日日経ジャスダック平均株価円 3,300 1,300.0 東証マザーズ指数 1,300 3,100 1, 週移動平均線 1, 週移動平均線 2,900 1, ,100 2,700 1, , 週移動平均線 2, 週移動平均線 900 2, /3/ /7/ /12/2 2017/4/14 日経ジャスダック平均株価は 17/6/22 に 3,263 円の年初来高値を付けた 13 週移動平均線 (3,071 円 ) を下値支持線として 90/7/9 の過去最高値 4,149 円を目指すと見る 2, 年月日 2016/3/ /7/ /12/2 2017/4/14 東証マザーズ指数は 17/4/14 安値 971 から上昇に転じて 17/6/22 に 1,209 の戻り高値を付けた 13 週移動平均線 (1,071) を下値支持線として 16/4/21 高値 1,226 を上回るか注目 * チャートは週足で 2016/3/11~17/6/23 (6/26 記高橋幸洋 ) 年月日

3 投資環境と戦略中長期で注目される中小型株 7 月は下旬から 18 年 3 月期の第 1 四半期決算発表が本格化する好業績が意識されるようになれば日経平均株価の出遅れ解消が進むことが考えられる需給ギャップは 2016 年 10~12 月期にプラスに転じた設備投資や雇用増を通じた経済の好循環が生まれそうだまた米国の償還資金の再投資縮小や利上げが円安ドル高につながれば企業業績にプラスの効果をもたらすとみられる中小型株が大型株を上回る良好なパフォーマンスを示している社会の革新を促す技術サービスにかかわる中堅企業が中小型株の上昇をけん引しそうだ年初来高値を更新する日本株円 22,000 21,000 20,000 19,000 18,000 17,000 16,000 15,000 円相場 ( 右軸 ) 日経平均株価と円相場 14,000 16/1/4 16/3/4 16/5/3 16/7/2 16/8/31 16/10/30 16/12/29 17/2/27 17/4/28 注 : データは日次で最終は 2017 年 6 月 23 日終値出所 :Astra Manager よりいちよし証券作成日経平均株価 ( 左軸 ) 円 / ドル年月日 6 月の日本株市場は外国為替市場でドル円相場が 1 ドル=111 円台で推移したことなどを受けて日経平均株価が 6 月 20 日に 2 万 318 円を付け年初来高値を更新また市場の話題となるテーマ性に富む企業が多い新興市場も 23 日に日経ジャスダック平均株価が 3,270 円東証マザーズ指数は 1,214 を付けともに取引時間中の年初来高値を更新した 7 月は下旬から 18 年 3 月期の第 1 四半期決算発表が本格化することから徐々に個別企業の業績内容が意識されそうだアジア向け輸出の回復や個人消費も緩やかな持ち直しの動きがみられ好調な企業業績が期待できると思われる 6 月 23 日現在日経平均株価の予想 PER は 14.3 倍と第 2 次安倍政権が発足して以降のレンジである 14~17 倍の下限に位置しておりバリュエーション面での割安感があり好業績が意識されるようになれば株価の出遅れ解消が進みそうだまた中小型株の有望企業への物色の継続も予想される - 3 -

4 経済の好循環が近づく % 需給ギャップ /1-3 13/1-3 14/1-3 15/1-3 16/1-3 17/1-3 年月期出所 : 内閣府資料よりいちよし証券作成需給ギャップ ( 総需要と供給力の差 ) は 2017 年 1~3 月期はプラス 0.1% と 2016 年 10~12 月期のプラス 0.1% から横ばいとなった需給ギャップは昨年 10~12 月期に 2015 年 1~3 月期以来 7 四半期ぶりにプラスに転じその後 2 四半期続けてプラスを維持した需給ギャップの解消に伴い企業側には生産性の向上や供給力を増やすインセンティブが働きやすく実質金利の低下効果もあり設備投資や雇用増を通じた経済の好循環が生まれそうだ円安が意識される米金融政策 % 米 FOMC 参加者の政策金利見通し 2017 年 3 月時点の見通し 3.000% % 2.938% % 見通し 2017 年 6 月時点の見通し /12 16/12 17/3 17/6 17/12 18/12 19/12 年月末注 : 米連邦公開市場委員会 (FOMC) 参加者による政策金利見通しの中央値出所 : 米連邦準備理事会 (FRB)2017 年 3 月資料よりいちよし証券作成米連邦準備理事会 (FRB) は 6 月両日の米連邦公開市場委員会 (FOMC) でフェデラルファンド (FF) 金利誘導目標を 0.25% 引き上げた年内の利上げについてはあと 1 回との見通しを維持し資産規模 4.47 兆ドル (17 年 4 月末 ) のバランスシートについて年内に償還資金の再投資縮小を通じて縮小する方針を明確にした 9 月会合での再投資縮小さらに仮に年内にあと 1 回の利上げとすれば 12 月の可能性も考えられ年末に向けて円安ドル高が意識されるかもしれない - 4 -

5 好パフォーマンスの中小型株東証規模別株価指数 300 大型株中型株小型株年 1 月 =100 として指数化相対株価とドル円相場小型株 /TOPIX( 左軸 ) ドル円 ( 右軸 ) 円 / ドル網掛部分は円高ドル安局面 /1 03/1 05/1 07/1 09/1 11/1 13/1 15/1 17/ 注 : データは月次で最終は 2017 年 6 月 23 日出所 :Astra Manager よりいちよし証券作成東証規模別株価指数をみると中長期で中小型株が大型株を上回る良好なパフォーマンスを示している円安局面では大型株に追随しつつ円高局面では外部環境に左右されない業績の成長性が評価され大型株を上回るパフォーマンスを示している ( 小型株 /TOPIX の相対株価が上昇 ) 日本株は世界の景気敏感株として位置付けられておりグローバル経済の循環的な回復局面が続いていることから株式市場の市場平均ともいえる大型株には出遅れ修正が期待できると考えるただ業績改善や値動きの軽さで中小型株は今後も大型株を上回るパフォーマンスを示す可能性には変化がないと思われる IoT( モノのインターネット ) AI( 人工知能 ) フィンテック ( ファイナンステクノロジー ) ADAS( 先進運転支援システム ) 自動運転など社会の革新を促す技術サービスへの期待が広がる中中堅企業にはこうした分野を中核の事業領域として取り組み成長が期待できる企業が多い政府は未来投資戦略 2017 で ICT( 情報通信技術 ) を活用した健康社会や快適なインフラまちづくり先進的な自動運転システムなどの実現について政策資源を集中投入する方針であり関連企業には追い風といえそうだ (6/26 記大塚俊一 ) - 5 -

話題の産業動き出した産業の要半導体半導体関連企業の業績が好調である販売用途で好調なのは主に車載向けと中国のローカルスマートフォン ( スマホ ) メーカー向けである車載向けでは環境保全の観点などから次世代自動車 ( ハイブリッド自動車など ) の普及が進んでいることから自動車生産における電子部品のコスト比率が上昇しているスマホについては

5% 増の 3,778 億ドル 2 年連続で過去最高水準を更新すると予測されている最近の半導体市場の成長を支えているのは大きく3 点あると考える第一に車載市場である環境保全の観点などからハイブリッド自動車や電気自動車燃料電池車などの次世代自動車が普及しつつあり電子部品のコスト比率は上昇している加えて事故などの可能性を事前に検知し回避する先進運転支援システム (AD AS)

6 話題の産業動き出した産業の要半導体半導体関連企業の業績が好調である販売用途で好調なのは主に車載向けと中国のローカルスマートフォン ( スマホ ) メーカー向けである車載向けでは環境保全の観点などから次世代自動車 ( ハイブリッド自動車など ) の普及が進んでいることから自動車生産における電子部品のコスト比率が上昇しているスマホについては本年後半に高機能機種の市場投入が観測されており市場活性化につながるものと見るまたスマホのみならずあらゆるものがネットにつながるIo T(Internet of Things) 時代の到来を背景に半導体関連企業の活躍の場が広がろう 2 年連続で過去最高の販売額を更新する半導体産業世界半導体市場統計 (WSTS) によれば 2017 年の世界の半導体販売額は前年比 11.5% 増の 3,778 億ドル 2 年連続で過去最高水準を更新すると予測されている最近の半導体市場の成長を支えているのは大きく3 点あると考える第一に車載市場である環境保全の観点などからハイブリッド自動車や電気自動車燃料電池車などの次世代自動車が普及しつつあり電子部品のコスト比率は上昇している加えて事故などの可能性を事前に検知し回避する先進運転支援システム (AD AS) の開発が目覚しいこのように自動車の電装化が進む中車載システムを制御する車載用電子制御ユニット (ECU:Electronic Control Unit) の自動車 1 台当たりの搭載量は増加傾向にある富士キメラ総研によると 2025 年のECU 世界市場予測 ( 生産ベース ) は 8.1 兆円 19.7 億個 1 台当たり搭載量は 30.4 個へ拡大する見込みである億ドル世界半導体市場 ECU 世界市場予測 4, 金額 ( 兆円 ) 3, 個数 ( 億個 ) 1 台当たり搭載量 ( 個 ) 20 3, , 予 18 予 19 予年 0 16 年見込み 25 年予出所 :WORLD SEMICONDUCTOR TRADE STATISTICS 出所 : 富士キメラ総研 - 6 -

7 再成長する半導体需要第二に台数の伸長は低いと見られるもののスマホの一段の高性能化による寄与が見込まれる私たちの生活に変化を与えた米アップルのスマホ iphone の登場から今年は 10 年を迎えるこの発売を契機として半導体デバイスプロセスの微細化とともにスマホは進展普及してきた今後微細化の進展スピードは以前に比べるとスローダウンすると見られるがスマホの高性能化が今後も半導体需要を下支えするであろうそして第三にデジタル社会のデータ拠点であるデータセンター市場が拡大することに加えサーバの記憶装置としてハードディスクドライブからNAND 型フラッシュメモリへの置き換えがあげられるあらゆるものがインターネットに繋がるIoTを背景に加速度センサなどの需要の拡大も半導体市場の急速な再成長を促す車載用更なる高性能化をまい進するスマホ用 NAND 型フラッシュメモリへの記憶装置の転換急速に拡大する IoT により更なる半導体の需要の増加が見込まれる世界に通用する競争力のある日本の半導体材料部材装置メーカーの活躍が今後も期待できよう (6/26 記野原直子 ) 企業名 ( コード市場 ) 内容扶桑化学工業 (4368) トリケミカル研究所ハーモニックドライブシステムズシンフォニアテクノロジー (4369 JQS) (6324 JQS) (6507) 半導体関連企業半導体製造の研磨工程であるCMPで使用される研磨剤原料の超高純度コロイダルシリカでは世界シェア 8 割超経済産業省が公表したグローバルニッチトップ企業 100 選に選出されている技術進歩が進みメモリー製品の多様化が進む中半導体用高純度化学材料の研究開発製造販売を手掛ける最近では半導体の微細化に伴い高機能材料の伸長が注目ポイント精密な位置決めに用いられる精密減速機を得意とする半導体ウェハなどの製造工程で使用される産業ロボットの関節部に組み込まれ高シェアを誇る半導体デバイスメーカーの設備投資増が追い風旧社名は神鋼電機半導体ウェハ格納用ポッド内のウェハを半導体製造装置に出し入れするインタフェース部の装置ロードポートの受注が拡大傾向日清紡ホールディングスのグループ会社主力事業は車載向けで新日本無線 (6911) 17/3 期の連結売上高の 25% を占める同社オペアンプは車向けパワーコントロールユニットなどに使用され世界的な有力企業の一社サーミスタに特化した専業メーカーサーミスタ温度センサでは世界芝浦電子 (6957 JQS) シェアの約 3 割を占めるトップメーカーニーズに合わせてきめ細かな仕様チェンジに対応できる高い技術力が最大の強み注 1) 市場は優先市場で無記載は東証 1 部 JQSは東証 JASDAQ スタンダード注 2) 上記はテーマに関連する企業を多角的な面から任意に選んだものであり網羅性はありませんまた銘柄推奨するものでもありません出所 : 各会社資料等よりいちよし証券作成 (2017 年 6 月 26 日現在 ) - 7 -

8 米国株式市場の動き主要株価指数が最高値を更新米株価指数の最高値更新が続いている NYダウ工業株 30 種平均は 6 月 20 日に 2 万 1,535 ドルナスダック総合株価指数は 6 月 9 日に 6,341 とそれぞれザラ場ベースの過去最高値を記録したロシアゲート疑惑などを背景にトランプ米政権の政策運営が停滞し政策実現に対する期待が後退する中で株価の上昇が続いている企業業績への期待が株高の背景にあるとみる 7 月中旬から米企業の 4~6 月期決算発表が始まる原油価格下落でエネルギー関連企業の業績への影響は懸念されるが金融やIT( 情報技術 ) 関連を中心に好決算が期待される ITは経済のあらゆる領域に広がり新製品やサービスの提供と共に持続的な成長が続くと見込まれる米 IT 株ブームは過熱感に乏しいとみる 6 月 13~14 日に開催された米連邦公開市場委員会 (FOMC) で米連邦準備理事会 (FRB) は市場の事前予想通りFF 金利の誘導目標を 0.25 ポイント引き上げた注目イベントを波乱なく通過し株式市場の視点は次の展開に移る FRBは利上げと同時に保有債券の再投資減額によるバランスシートの縮小計画を公表し年内の開始を示唆した景気動向などを勘案し早ければ 9 月にも縮小に着手するとの観測もある FRB 関係者の発言と経済統計を注視する展開が続くと想定される IT 関連株の上昇が米株高を牽引している半導体関連企業を中心に構成されるフィラデルフィア半導体株指数は 6 月 9 日に 1,149 の年初来高値を付け 2000 年 ITバブルの水準に近づいている一方同指数の予想 PERは 16.7 倍 (6 月 23 日時点 ) と I Tバブル時の 400 倍程度と比べ低水準であり株価は過熱感に乏しいスマートフォンやIoT( モノのインターネット ) の普及で世界のデータ通信量が加速度的に増え今後はAI( 人工知能 ) やIT 関連サービスの開発で先行する米 IT 関連企業の業績拡大が見込まれる好業績に裏付けされた株価形成が続くとみる (6/26 記及川敬司 ) ドル 22,000 NY ダウ工業株 30 種平均 20,000 18,000 16,000 14,000 期間 :12/8/1~17/6/23( 日足 ) 12,000 12/8/1 13/3/29 13/11/24 14/7/22 15/3/19 15/11/14 16/7/11 17/3/8 出所 :Bloomberg 年月日 - 8 -

9 為替金利の動き米 FRB は今年 2 度目の政策金利引き上げを実施 6 月の米連邦公開市場委員会 (FOMC) で米連邦準備理事会 (FRB) は事前予想通り政策金利の引き上げを発表保有資産の年内縮小開始の可能性についても初めて言及した 6 月 8 日の欧州中央銀行 (ECB) 理事会は金融政策の現状維持を決定した上でユーロ圏の景気見通しを上方修正したまた政策金利の先行きに対して利下げの可能性を排除したオーストラリアでは 3カ月連続して雇用統計が改善当面政策金利は据え置かれる模様日銀の金融政策は手詰まり感がでてきており長期金利は現行水準が維持される見通し労働市場の力強さを背景に米政策金利の引き上げトレンドは継続 6 月日に開催された FOMC で FRB は事前予想通り政策金利であるフェデラルファンド (FF) レートの誘導目標レンジを 1.00~1.25% へ引き上げる決定をした F OMC メンバーによる政策金利予想は来年も年 3 回の利上げが予想されてはいるものの利上げ幅が若干下方修正されたことや FRB によるインフレ見通しの引き下げなどから米 10 年国債利回りの先高期待が低下したこれを受けてドル円相場は 111 円台を回復したが上値の重い展開が続いているまた注目されていた保有資産の縮小について年内にも開始する可能性があると正式に表明した保有資産の縮小が始まった場合年内の追加利上げがなくなる可能性もありそうだ一方 8 日に開催された ECB 理事会では金融政策の現状維持を決定した金融政策方針においては大規模な金融緩和の継続がまだ必要だとしつつもその軸足を中立的な表現に改め先行きの利下げ見通しに関する文言を削除した 130 円米 10 年国債利回りおよび米ドル / 円為替推移 % 米ドル / 円 ( 左軸 ) 米 10 年国債利回り ( 右軸 ) 期間 :14/5/1~17/6/23( 日足 ) /5 14/11 15/5 15/11 16/5 16/11 17/5 出所 :Bloomberg 0.0 年月 - 9 -

10 豪雇用統計の改善継続により豪州準備銀行 (RBA) は当面金利を据え置く 6 月 6 日開催の理事会議事録が 20 日に公表され RBAは政策金利を据え置いた理由として賃金の伸びの鈍さや高水準の家計債務に懸念がある中緩和的な金融政策スタンスを維持することが経済成長の持続には重要であるとしたまた 5 月の雇用統計が 3 月 4 月に続き良好だったことを考えると RBAは引き続き政策金利を据え置く可能性が高く豪ドルも下値不安のない展開が予想されるまたニュージーランド準備銀行 (RBNZ) は 6 月 22 日に金融政策理事会を開催し政策金利を 1.75% に据え置いた声明文の内容は 5 月の理事会をほぼ踏襲したものとなり今後の金融政策については暫くの間現行の緩和水準を維持するとした RBA 同様に政策金利は当面据え置かれる公算が高い円 110 豪ドルおよび対 NZ ドル為替推移豪ドル / 円 NZ ドル / 円 65 期間 :14/5/1~17/6/23( 日足 ) 60 14/5 14/11 15/5 15/11 16/5 16/11 17/5 出所 :Bloomberg 年月日本の 10 年国債利回りはゼロ % を若干上回る水準で推移している 6 月日に開催された日銀の金融政策決定会合は金融政策の現状維持を決定した日銀が目指している 2% の物価安定の目標の実現へ向けた政策運営が長期化しそうな現状では現在の金融政策の中心であるイールドカーブコントロールによる国債買入れが暫くの間続く見通しであるこれにより長期金利の指標である 10 年国債利回りはゼロ % をやや上回る現行の水準による取引が当面は続きそうだ一方で FRBの利上げに続きECBも追加緩和 ( 利下げ ) の可能性を排除しており日銀の異次元緩和に対する出口戦略の議論も始まってこよう (6/26 記本多和男 )

11 参考資料日米の主要経済統計発表スケジュール 7 月経済統計 ( 現地日付 ) ( 米 ): 米国月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日月日銀短観 6 月マネタリーベース ( 米 )5 月製造業受注指数 ( 米 )6 月 ADP 雇用統計 5 月景気動向指数 6 月自動車販売台数 ( 米 )5 月貿易収支 ( 米 )6 月雇用統計 6 月消費動向調査 ( 米 )6 月 ISM 非製造業景況指数 ( 米 )6 月 ISM 製造業景況指数月機械受注 6 月マネーストック 6 月国内企業物価指数 ( 米 )6 月卸売物価指数 ( 米 )6 月消費者物価指数 5 月経常収支 5 月第 3 次産業活動指数 ( 米 )6 月財政収支 ( 米 )6 月小売売上高 6 月景気ウォッチャー調査 ( 米 ) ベージュブック ( 米 )6 月鉱工業生産指数 ( 米 )7 月ミシガン大消費者信頼感指数 ( 米 )7 月 NY 連銀製造業景気指数 6 月首都圏マンション発売日銀金融政策決定会合 (~20 日 ) 6 月貿易収支 ( 米 )6 月輸入物価指数 ( 米 )6 月住宅着工件数 5 月全産業活動指数 ( 米 )7 月 NAHB 住宅市場指数 ( 米 )6 月建設許可件数 ( 米 )6 月景気先行指標総合指数 ( 米 )5 月ケースシラー住宅価格指数 ( 米 )6 月新築住宅販売件数 ( 米 )6 月耐久財受注 6 月失業率 ( 米 )7 月 CB 消費者信頼感指数 6 月有効求人倍率 ( 米 )FOMC(~26 日 ) 6 月全国消費者物価指数 6 月小売業販売額 ( 米 )4~6 月期 GDP( 速報値 ) 31 6 月鉱工業生産指数 6 月自動車生産台数 6 月住宅着工件数 6 月建設工事受注 ( 米 )7 月シカゴ購買部協会景気指数出所 :Bloomberg 網掛けは注目される統計予定は変更されることがあります全てを網羅するものではありません

12 重要開示事項この資料は情報提供を目的として作成されたものです投資勧誘を目的としたものではありませんそのため証券取引所や証券金融会社が発表する信用取引に関する規制措置等については記載しておりませんこの資料は信頼しうるデータ等に基づいて作成されたものですがその正確性完全性を保証するものではありませんまた将来の株価等を示唆保証するものでもありません記載された内容見解等はすべて作成時点でのものであり予告なく変更されることがありますこの資料に関するお問い合わせは弊社担当者へお願いいたしますご投資に当たっての注意事項有価証券の価格は売買の需給関係のみならず政治経済環境や為替水準の変化発行者の信用状況の変化大規模災害の発生による市場の混乱等により変動しますそのため有価証券投資によって損失を被ることがあります商品や銘柄の選択および投資の時期等の決定はお客様ご自身でなさるようお願いいたします弊社は資料に記載された有価証券を保有または売買することや資料に記載された企業に対し投資銀行業務を行うことがあります弊社取扱商品の購入申し込みをされる際には契約締結前交付書面目論見書等を必ずお受け取りください商品ごとにリスクや手数料等費用は異なりますので内容をよくご確認下さい目論見書等は弊社担当者へご請求ください手数料等の費用について株式等 (ETF ETN REIT 等を含む ) のお取引にあたっては約定代金に対して最大 %( 最低手数料 3,240 円 ( 税込み )) の委託手数料をいただきます株式等を募集等により購入いただく場合は購入対価のみをお支払いいただきます投資信託のご購入にあたってはお申込み金額に対して最大 3.24%( 税込み ) の購入時手数料をいただきます ( 換金時に換金時手数料としていただく場合もあります ) また保有期間にわたって信託財産の純資産総額に対し最大 2.538%( 税込み年率 ) の運用管理費用 ( 信託報酬 ) およびその他の費用を間接的に負担いただきますさらに換金時に最大 1.0% の信託財産留保額を負担いただく場合があります債券を募集または弊社との相対取引で購入いただく場合は購入対価のみをお支払いいただきます商号等 / いちよし証券株式会社金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 24 号加入協会 / 日本証券業協会一般社団法人日本投資顧問業協会 ( 審査番号 :IS260617E) 2017 年 7 月 3 日発行

参考資料いちよし証券投資情報部 2019 年 10 月 7 日極端な悲観相場の修正へ業績の下方修正リスクも織り込み日米経済指標に注目最終ページにお客様にご確認いただきたい重要な注意事項を記載しております必ずご確認ください

参考資料いちよし証券投資情報部 2019 年 10 月 7 日極端な悲観相場の修正へ業績の下方修正リスクも織り込み日米経済指標に注目最終ページにお客様にご確認いただきたい重要な注意事項を記載しております必ずご確認ください極端な悲観相場の修正へ業績の下方修正リスクも織り込み日米経済指標に注目 1. 日経平均株価と株価指標円 25,000 24,000 23,000 22,000 (18/10/2) 24,448.07 (18/12/3) 22,698.79 25 日移動平均線 75 日移動平均線 200 日移動平均線 (19/4/24) 22,362.92 (19/7/25) 21,823.07 (19/9/19)

市場サマリー 日経平均株価 円 21,000 円相場 円 / ドル 週移動平均線 20, , 週移動平均線 , 週移動平均線 17,000 16, 週移動平均線 , /3/11

市場サマリー日経平均株価円 21,000 円相場円 / ドル週移動平均線 20, , 週移動平均線 , 週移動平均線 17,000 16, 週移動平均線 , /3/11