Panel Data Research Center at Keio University

Size: px
Start display at page:

Download "Panel Data Research Center at Keio University"

Transcription

1 Panel Data Research Center at Keio University DISCUSSION PAPER SERIES DP February, 2014 慶應義塾家計パネル調査 (KHPS) と 日本家計パネル調査 (JHPS) における Longitudinal / Cross-sectional ウェイトおよびパネル統合ウェイトの作成 石井加代子 ( 慶應義塾大学 ) * 野崎華世 ( 慶應義塾大学 ) * 要旨 慶應義塾大学パネルデータ設計 解析センターで調査実施 管理されている 慶應義塾大学家計パネル調査 (Keio Household Panel Survey: KHPS) および 日本家計パネル調査 (Japan Household Panel Survey: JHPS) は 古いもので調査開始より 10 年が経過している パネル調査においてサンプル脱落の問題は不可避であり KHPS と JHPS も例外ではない 本稿では サンプル脱落によって生じうるバイアスの修正 および 初回調査のサンプリング時点におけるバイアスの修正を行うべく Longitudinal ウェイトと Cross-sectional ウェイトの作成を試みた さらに KHPS における追加サンプルの突合 および KHPS サンプルと JHPS サンプルの統合を実現するべく それに必要となる統合ウェイトについても作成を試みた * 慶應義塾大学大学院商学研究科特任講師 Panel Data Research Center at Keio University Keio University

2 慶應義塾家計パネル調査(KHPS) と 日本家計パネル調査(JHPS) における Longitudinal / Cross-sectional ウェイトおよびパネル統合ウェイトの作成 石井加代子 ( 慶應義塾大学 ) 野崎華世 ( 慶應義塾大学 ) 要約慶應義塾大学パネルデータ設計 解析センターで調査実施 管理されている 慶應義塾大学家計パネル調査 (Keio Household Panel Survey: KHPS) および 日本家計パネル調査 (Japan Household Panel Survey: JHPS) は 古いもので調査開始より 10 年が経過している パネル調査においてサンプル脱落の問題は不可避であり KHPS と JHPS も例外ではない 本稿では サンプル脱落によって生じうるバイアスの修正 および 初回調査のサンプリング時点におけるバイアスの修正を行うべく Longitudinal ウェイトと Cross-sectional ウェイトの作成を試みた さらに KHPS における追加サンプルの突合 および KHPS サンプルと JHPS サンプルの統合を実現するべく それに必要となる統合ウェイトについても作成を試みた 本稿の分析に際して 慶應義塾大学パネルデータ設計 解析センターより 慶應義塾家計パネル調査 と 日本家計パネル調査 の個票データの提供を受けた 樋口美雄教授および山本勲准教授には折に触れて貴重なコメントをいただいた 当然ながら 本稿の分析と結果の解釈の責任は筆者にのみある 1

3 1. はじめに慶應義塾大学パネルデータ設計 解析センターでは 慶應義塾大学家計パネル調査 (Keio Household Panel Survey: KHPS) および 日本家計パネル調査(Japan Household Panel Survey: JHPS) の 2 つのパネル調査の実施 管理を行っている 成人男女を対象に KHPS は 2004 年より JHPS は 2009 年より調査が開始され 現在に至るまで毎年調査が実施されている KHPS と JHPS の 2 つの調査はそれぞれ個別の調査として実施 管理がなされてきたが 2013 年調査より 2 つの調査の調査票を統一化し データの管理の一元化を図ることとした これにより 2 つのデータを統合して分析することが可能となり パネルデータにおいて不可避なサンプル脱落によるサンプルサイズの減少の部分的な解消につながる なお KHPS と JHPS の調査項目には もともと類似の項目が多くあったため 調査票の統一化により調査内容が大幅に変更されることはない KHPS においては調査開始より 10 年 JHPS においては調査開始より 5 年が経つが 現在まで データのサンプリング バイアスに対する修正や サンプル脱落によるバイアスの修正について対策が講じられてこなかった そこで 本稿では これらのバイアスに対する修正ウェイトの作成 加えて KHPS と JHPS の 2 つの調査データを統合した際に必要となるサンプルのバイアスを修正するウェイトの作成について検討する 以降では KHPS および JHPS の調査の概要について説明したうえで 修正ウェイトの作成について検討する 2. 調査の概要ここでは KHPS と JHPS の 2 つの調査の調査設計と現在までの経緯について説明する KHPS( 慶應義塾家計パネル調査 :Keio Household Panel Survey) は 2004 年 1 月に第 1 回調査 JHPS( 日本家計パネル調査 :Japan Household Panel Survey) は 2009 年 1 月に第 1 回調査を行い 現在に至るまで同一対象者を追跡調査している KHPS は調査開始時点で 20 歳以上 69 歳以下の男女 4,000 名を対象に調査を実施 一方 JHPS は調査開始時点で 20 歳以上 ( 年齢の上限設定なし ) の男女 4,000 名を対象に調査を実施した また KHPS においてはサンプル脱落への対応として 第 4 回調査 (2007 年 ) に当時 20 歳以上 69 歳以下の男女 1,400 名を追加 さらに 2012 年に当時 20 歳以上 69 歳以下の男女 1,000 名を追加している (1) 調査対象者の抽出方法上述のとおり KHPS では初回調査 (2004 年 ) 第 4 回調査 (2007 年 ) 第 9 回調査 (2012 年 ) の 3 時点 JHPS では初回調査 (2009 年 ) でサンプリングを行っている KHPS と JHPS のサンプリングにおいて特筆すべき点として 1 抽出単位は個人単位であり 2 抽出方法として層化 2 段無作為抽出法が用いられており 3 予定した標本サイズを確保するため 正規に抽出された対象者 ( 正規対象者 ) と同じ調査区 同じ性別 同じ年齢階級 (10 歳刻 2

4 み ) の予備対象者 ( 正規対象者 1 人につき 10 人 ) を用意している点である また 調査対象者が有配偶者の場合は その配偶者に対しても同様の調査を行っている点も特記しておく 図表 1 KHPS/JHPS のサンプリングの特徴 1. サンプルの抽出単位は個人単位 2. 層化 2 段無作為抽出法の適用 3. 正規対象者と同じ地域 性 年齢の予備対象者を用意 4. 調査対象者の配偶者に対しても調査 層化 2 段無作為抽出では 抽出の第 1 段階で 全国を地域 都市階級により 24 層 (8 地域 1 3 都市階級 2) に層化し 各層に住民基本台帳人口の人口割合に合わせ標本数を配分する そのうえで 1 つの調査区あたりの標本数を 10 程度 ( 年の追加サンプルにおいては 5 程度 ) として各層の調査区数を決定し 各層において所定数の調査区を無作為抽出する 調査区は 抽出単位として国勢調査の調査区を使用している 第 2 段階では 選定された調査区の住民基本台帳を抽出台帳として 調査対象適格者を対象に 指定された起番号 抽出間隔に基づき 1 調査区について約 10 人 ( 年の追加サンプルにおいては 5 人 ) を抽出している これが正規対象者である 図表 2 KHPS2004 における標本数の配分方法 ( 例 ) 14 大市 その他の市 町村 合計 北海道 東北 関東 ,337 中部 近畿 中国 四国 九州 合計 945 2, ,000 註 ) まず 全国を地方 都市階級により 24 層に層化し 各層に 2003 年 3 月 31 日現在の住民基本台帳人口の人口割合で標本数を配分 次に 1 つの調査地域あたりの標本数を 10 程度として各層の調査地域数を決定し 所定数の調査区を無作為抽出した 調査地域は 抽出単位として 2000 年国勢調査の調査区を使用した 1 8 地域とは 北海道 東北 関東 中部 近畿 中国 四国 九州である 2 3 都市階級とは 18 大市 その他の市 町村である 3

5 何らかの理由で正規対象者に調査協力を拒否された場合 あらかじめ選定しておいた予備対象者で代替することにより 予定した標本サイズ ( 初回 4, 年 1, 年 1,000)) を確保している 前述のとおり 予備対象者は正規対象者 1 人につき 10 人用意され それぞれ 正規対象者と同じ調査区内に居住し 同じ性 同じ年齢階級 (10 歳刻み ) であるため 回答者が予備対象者に代替されたとしても 地域 性別 年齢区分においては 無作為抽出の結果を維持すると考えられる (2) 調査方法調査方法については KHPS と JHPS で若干の違いがある KHPS においては すべての調査対象者に対して 各調査区の調査員が調査対象者の居宅に赴き調査票を渡し 後日 調査員が再度訪問し調査対象者が記入した調査票を回収する自計式の留置調査法を用いている 一方 JHPS においては 調査方法の差異が調査票の回収率や各調査項目の回答率に及ぼす影響を明らかにするために 実験的に ( ア )2 つの調査方式を実施し ( イ )Web 回答のオプションを設けた さらに 調査員のモチベーションが回収率に対する影響を分析するため ( ウ ) 調査員向け事前説明会の内容や ( エ ) 調査員への完了報酬にバリエーションを設けた 詳しくは 下記に示すとおりである ( ア ) 調査方式調査方式による回収率への影響を把握するため 調査全地点を二分して (A 地点群 B 地点群 ) それぞれ異なる調査方式を実施した ただし 2013 年調査以降は B 地点群の調査方式は廃止され すべて A 地点群の調査方式に統一された A 地点群 調査員が調査対象者の居宅に赴き調査票を渡し 後日 調査員が再度訪問し調査対象者が記入した調査票を回収する自計式の留置調査法を実施 B 地点群 質問項目を分割し 調査員が調査対象者の居宅に赴き調査票を渡し 後日 調査員が再度訪問し調査対象者が記入した調査票を回収する自計式の留置調査と 調査員が口頭で対象者に質問して回答してもらう面接調査を併用 ( イ ) Web 回答の選択肢の用意 ( 対象者の任意 ) インターネット環境が整っている調査対象者には 留置法による調査項目について Web での回答オプションも用意 ( ウ ) 事前説明会への研究メンバーの参加の有無調査員が所属する調査支社局を 2 つのグループに分け 1 つのグループでは研究メンバー ( 大学教員 ) が調査員の事前説明会に参加し JHPS 調査の主旨およびその実験の意義などについて説明 もう 1 つのグループは通常の事前説明会を実施 研究メンバーが直接働きかけることによって調査員の熱意や 調査対象者に対する説明度合に差があるかどうかを 4

6 検討する目的 ( エ ) 調査員への完了報酬の方式調査員は 調査が完了すると完了報酬を受け取る この完了報酬の差が調査の回収率に影響するか確認するため 調査員を二分して 一方のグループには完了報酬を正規対象者と予備対象者で差をつけ もう一方のグループには差をつけないよう設定 具体的には 前者のグループにおいては 正規対象者の完了報酬を 3,300 円 予備対象者の完了報酬を 2,600 円とし 後者のグループでは 正規対象者でも予備対象者でも完了報酬を一律 2,800 円とした 3. 回収率 (1) 初回調査の疑似回収率 ( 参考値 ) 通常の調査では 抽出された対象者に対して調査依頼を行い 調査に協力してもらえなかった場合は未回収となる しかしながら KHPS と JHPS では 上述のとおり 所定の標本サイズを確保するため 正規対象者に協力を拒否された場合 予備対象者に協力を依頼している そのため 通常の調査と比較可能な回収率を算出することができない そこで 調査員が各調査につき記入する調査員確認票を用い 各調査対象者との接触状況を把握し 調査員が接触可能であった対象者のうち 実際に回答に協力した対象者の割合を 疑似回収率 ( 参考値 ) として図表 3に掲載する 図表 3 初回調査の疑似回収率 ( 参考値 ) KHPS JHPS 2004 年 2007 年 2012 年 2009 年 wave1 新規サンプル新規サンプル wave1 調査対象者数 13,430 5,868 3,183 12,549 有効回答数 *1 4,005 1,419 1,012 4,022 接触可能対象数 9,737 *3 4,256 2,331 9,654 接触可能率 (%) * * 疑似回収率 (%) * *1 予備対象として調査した人も含む *2 ( 接触可能対象数 / 調査対象者数 ) 100 *3 KHPS 2004 は 調査員確認票を導入していなかったため 接触可能率は KHPS2007 新規サンプルの値と同じであったと仮定し 接触可能対象数を算出している *4 ( 有効回答数 / 接触可能対象者数 ) 100 (2) 継続回収率 KHPS/JHPS それぞれの第 2 回調査以降の回答状況と継続回収率 (( 有効回答数 - 復活サンプル )/ 前年度完了数 100) を図表 4に示す KHPS と JHPS のいずれにおいても おおよそ 調査を重ねるごとに回収率が高まっており 9 割前後の回収率を確保している 5

7 KHPS 図表 4 継続回収率 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 wave2 wave3 wave4 wave5 wave6 wave7 wave8 wave9 wave10 調査対象者数 4,005 3,342 2,894 4,067 3,706 3,448 3,232 3,041 3,888 うち 前年度完了数 4,005 3,342 2,887 4,062 3,691 3,422 3,207 3,030 3,877 有効回答数 3,314 2,887 2,643 3,691 3,422 3,207 3,030 2,865 3,568 うち 復活サンプル 欠票 継続回収率 (%) * JHPS 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 wave2 wave3 wave4 wave5 調査対象者数 4,022 3,490 3,170 2,839 うち 前年度完了数 - 3,470 3,160 2,821 有効回答数 3,470 3,160 2,821 2,581 うち 復活サンプル 欠票 継続回収率 (%) * *1 ( 有効回答数 復活サンプル )/ 前年度完了数 修正ウェイト作成の手順諸外国のパネルデータにおけるサンプルバイアスの修正ウェイトの作成は 一般的に図表 5 の手順を踏む KHPS/JHPS のサンプル作成においても この手順を参考にする なお 図表 5の手順に加えて KHPS/JHPS では 追加サンプルの統合 および KHPS サンプルと JHPS サンプルの統合のためのウェイト作成を行う必要がある 図表 5 ウェイト作成における一般的な手順 1 ウェイトをつけるサンプルの選定 2 選択確率の逆数としてのinitial ウェイトの算出 3 回答傾向同一グループ (response homogenous groups) の作成もしくは回答傾向に関する (response propensities) モデルの作成による無回答バイアスの修正 4 上記の手順で作成されたある変数 ( 性 年齢 学歴など ) のウェイト付き値が母集団値に一致するように センサス統計などをもとに再度ウェイトを調整 (calibration) ( 参考 )Watson(2012) p.8 作成するウェイトは 初回調査における Cross-sectional ウェイト 3 と 2 回目以降のサン 3 同一個人を追跡するパネルデータでは 初回調査以降の人口変動 ( 特に流入 ) を把握しきれないため 2 回目以降の調査を用いて横断面の集計をするのは望ましくない そのため このペーパーでは 2 回目以降のデータに対する Cross-sectional ウェイトの作成は行わない しかしながら 諸外国のパネルデータでは このような欠点を踏まえつつ 2 回目以降のデータに対しても Cross-sectional ウェイトを提供してい 6

8 プル脱落を修正した Longitudinal ウェイトである Cross-sectional ウェイトは 当該時点における母集団分布とのかい離を修正するウェイトであり Longitudinal ウェイトは サンプル脱落によるバイアスを修正し 初回調査の分布に調整するウェイトである ウェイトをつける単位としては KHPS/JHPS ではサンプルの抽出単位が個人のため 個人単位のウェイトのみ作成する 4 一方 諸外国のパネルデータの多くはサンプルの抽出単位が世帯であり Cross-sectional ウェイトについては個人単位のウェイトと世帯単位のウェイトが作成されている ただし 世帯は時間を通じて変形する可能性があり パネル分析の対象にはならないため Longitudinal ウェイトについては個人単位のウェイトのみが用意されている なお 図表 5の1のウェイトをつけるサンプルの選定については KHPS も JHPS はサンプル抽出の単位が個人であるため ウェイトを付すサンプルは 単純に調査に協力した回答者に限定することができる 一方 諸外国のパネルデータの多くは サンプルの抽出単位が世帯であり 世帯員全員 ( しばしば 15 歳未満を除く ) を調査対象としているため ウェイトを付すサンプルの選定作業がやや複雑である 5. 初回調査における Cross-sectional ウェイトここでは パネルの初回調査時点の Cross-sectional ウェイトとして KHPS2004 の wave1 と JHPS2009 の wave1 に加え KHPS2007 新規サンプルの初回時点 および KHPS2012 新規サンプルの初回時点の Cross-sectional ウェイトを作成する 初回調査における Cross-sectional ウェイトの目的は サンプリングから生じるバイアスの修正と 調査対象者の調査協力拒否 すなわち無回答から生じるバイアスの修正を行うことである 前者については 選択確率の逆数からなる initial ウェイトを作成することで対処するのが一般的であるが KHPS と JHPS の正規対象者については 層化 2 段無作為抽出法により正規対象者が抽出されており 各対象者の選択確率はすべて等しいため この範囲においては initial ウェイトによる調整は必要ない また 正規対象者から協力が得られない場合に代わって回答する予備対象者も 該当する正規対象者と同じ居住地 性別 年齢階級という条件のもと無作為に抽出されているため initial ウェイトによりサンプリング バイアスを修正する必要はない 一方 予備対象者を用意して予定標本数を確保しているといえども 得られたデータには正規対象者と予備対象者が回答拒否したことで生じたバイアスがあるため この部分についてはウェイトによる修正が必要である 5 正規対象者も予備対象者も無作為に抽出されて るものがあるため これについては今後の課題とする 4 KHPS/JHPS においても 世帯単位の Cross-sectional ウェイトの作成は可能であるため 今後の課題とする 5 KHPS JHPS では 正規対象者と同じ居住地 性 年齢階級の予備対象者が用意されているため 回答者が予備対象者に代替されたとしても 地域 性別 年齢においては 無作為抽出の結果を維持することができる しかし 学歴や所得水準 世帯類型など その他の条件については統御されていないため 極端な例として 対象者全体で学歴の高い人が調査に協力する確率が 0 という場合 得られたサンプルは 7

9 おり 回答行動に違いがあるとは考え難いため 得られたデータ全体で無回答バイアスを修正するウェイトを作成する なお 回答拒否した正規対象者や予備対象者の情報はほとんどないため 6 図表 5の3にあるようなモデルを用いたバイアスの修正を行うことはできない そこで Calibration(4) によって対処することとする Calibration では Post-stratification の手法を用いて 学歴 ( 中学卒 / 高校卒 / 短大 高専卒 / 大学 大学院卒 / 在学中 ) 就業状態( 主に仕事 / 通学のかたわら仕事 / 家事のかたわら仕事 / 休職中 / 求職中 / 通学 家事 ) 男女別配偶状態( 男性有配偶 / 女性有配偶 / 男性無配偶 / 女性無配偶 ) 年齢階級(5 歳刻み ) 地域(8 ブロック ) の変数を軸に 母集団とみなされるベンチマーク統計 ( 主に国勢調査 ) に合わせてウェイトを作成する Post-stratification にかんする簡単な例を図表 6に示す 図表 6 Post-stratification の例 母集団の分布 サンプルの分布 母集団 / サンプル ウェイト 年齢 男性 17% 13% 0.17/ 年齢 女性 18% 12% 0.18/ 年齢 男性 16% 15% 0.16/ 年齢 女性 17% 15% 0.17/ 年齢 65 以上 男性 16% 22% 0.16/ 年齢 65 以上 女性 16% 23% 0.16/ 合計 100% 100% 註 : 各カテゴリーにかんする母集団における分布とサンプルにおける分布の比から ウェイトを作成する 図表 7 Iterative proportional fitting raking algorithm の例 変数 A,B,C を軸に Post-stratification のウェイトを作成する 1. 変数 A を軸に データをベンチマーク統計に合わせてウェイト WA を作成 ウェイト WA で修正したデータを用いて B にかんする度数分布表を作成 2. 変数 B を軸に データをベンチマーク統計に合わせてウェイト WA*WB を作成 ウェイト WA*WB で修正したデータを用いて C にかんする度数分布表を作成 3. 変数 C を軸に データをベンチマーク統計に合わせてウェイト WA*WB*WC を作成 ウェイト WA*WB*WC で修正したデータを用いて A かんする度数分布表を作成 4. 変数 A を軸に データをベンチマーク統計に合わせてウェイト WA*WB*WC*WA2 を作成 ウェイト WA*WB*WC*WA2 で修正したデータを用いて B かんする度数分布表を作成 5. 変数 B を軸に データをベンチマーク統計に合わせてウェイト WA*WB*WC*WA2*WB2 を作成 : ウェイト WA*WB*WC*WA2*WB2 で修正したデータを用いて C かんする度数分布表を作成 : : これを繰り返す行い ウェイト付きデータの度数分布とベンチマーク統計の度数分布が変わらなくなるところまで行う 図表 6 では 年齢階級と性別を軸に サンプルのバイアスを修正するウェイトを作成して 学歴の高い人がいないというバイアスを持ったデータになる 6 KHPS/JHPS には 対象者 1 人ずつにつき調査員が記入する 調査員確認票 なるものが存在するが 訪問回数や拒否の理由など 回答拒否者について得られる情報が少なく これを用いて無回答によるバイアスを修正するモデルを作成することはできない 8

10 いる このように 軸となる変数が少ない場合は 手計算により Post-stratification のウェイトを作成することができるが 今回のように軸とする変数が複数ある場合 ベンチマーク統計における多次元のクロス表を入手することができなかったり できたとしても各セルの値が小さすぎて 手計算による Post-stratification が現実的でない そこで 今回はレイキング (iterative proportional fitting raking algorithm) による Post-stratification のウェイトを作成する 7 作業内容としては 図表 7に示すとおりである 図表 8 利用するベンチマーク統計一覧 変数 ベンチマーク統計 KHPS2004 KHPS2007 KHPS2012 JHPS2009 学歴 総務省 就業構造基本調査 2002 年 2007 年 2012 年 2007 年 就業状態 総務省 国勢調査 2005 年 2005 年 2010 年 2010 年 配偶状態 ( 男女別 ) 総務省 国勢調査 2005 年 2005 年 2010 年 2010 年 年齢階級 総務省 人口推計 2003 年 10 月 2006 年 10 月 2011 年 10 月 2008 年 10 月 居住地域 KHPS/JHPS KHPS2004 KHPS2007 KHPS2012 JHPS2009 ベンチマークとして用いる統計を図表 8にまとめる 居住地域 年齢 性別については サンプリングの際に 母集団と一致するよう設計されているが 他の変数を軸に Post-stratification を行うと 居住地域 年齢 性別の分布が影響を受けてしまうため これらも考慮して Post-stratification を行った なお 国勢調査 は 5 年に 1 度 ( 大規模調査は 10 年に 1 度 ) 就業構造基本調査 も 5 年に 1 度であり 残念ながら KHPS/JHPS の各パネルのサンプル抽出時期と合わせることができない 人口推計 は毎年の推計値が公表されているため KHPS/JHPS のサンプル抽出時期 ( 調査開始年の 1 月 ) にもっとも近い前年 10 月の値を用いることとした 図表 9 Post-stratification により作成されたウェイトの分布 KHPS2004 KHPS2007 KHPS2012 JHPS2009 1パーセンタイル値 パーセンタイル値 パーセンタイル値 パーセンタイル値 パーセンタイル値 平均値 Post-stratification による Cross-sectional ウェイトの結果を示すため 軸とした変数にかんするベンチマーク統計の分布とともに 各パネル (KHPS2004 サンプル, KHPS2007 追加サンプル, KHPS2012 追加サンプル, JHPS2009 サンプル ) のウェイトなし集計値の分布と Cross-sectional ウェイト付き集計値の分布を付表 1 に掲載している Raking による Post-stratification により すべての項目でベンチマーク統計の分布とほぼ一致する形になるようウェイトが作成されている 図表 9には サンプル抽出時点の Cross-sectional ウェ 7 Stata の ipfweight コマンドによる推計 9

11 イトの分布にかんする集計を表す 6. Longitudinal ウェイト 第 2 回目調査以降には サンプル脱落によるバイアスを修正する Longitudinal ウェイトを作成する必要がある ここでは 初回調査における Cross-sectional ウェイトをもとに各期のウェイトを作成していく 8 例 wave5 における Longitudinal ウェイトの作成 wave1 の Cross-sectional ウェイトをもとに wave1 から wave5 まで回答継続しているか否かについて wave1 時点の情報を用い回答継続確率モデルを推計する 推計された回答継続確率の逆数を用い wave2 から wave5 までのサンプル脱落によるバイアスを修正する Longitudinal ウェイトを作成する 1,,, -, :wave1 から wave5 までの継続回答確率 実際の分析方法としては Logit モデル ( 回答継続 =1, その他 =0) を用いて 回答継続確率を推計し その回答継続確率の逆数をサンプル脱落によるバイアスを修正する Longitudinal ウェイトとする 回答行動を説明する変数として用いた変数は 居住地域 世帯人数 性別 婚姻状況 持家状況 学歴 就業状況 年齢 10 歳階級 各年齢階級における後半 5 歳ダミー 世帯所得といった調査対象者の属性を表す変数である さらに 正規対象者ダミーと JHPS サンプルにおいては 面接調査ダミー ウェブ回答ダミーといった調査方法にかんする変数も用いた 図表 10 KHPS2004 パネルの Longitudinal weight にかんする分布 KHPS2004パネル パーセンタイル値 パーセンタイル値 パーセンタイル値 パーセンタイル値 パーセンタイル値 平均値 Watson (2012) によると Longitdutinal ウェイトの作成方法は 2 つあるとされている まず 1 つは 前期のウェイトと前期の情報をもとに今期のウェイトを作成する方法 ( 回答確率モデル ) もう 1 つは 初回のウェイトと初回の情報をもとに今期のウェイトを作成する方法 ( 回答継続確率モデル ) である 前者の場合 最新の情報により無回答行動を説明することができるが 復活サンプルに対してウェイトを作成することができない 一方 後者の場合 無回答行動の説明にはならないが 推計に必要な情報をそろえやすく 初回データの分布に戻すことができる カナダの家計パネル Survey of Labour and Income Dynamics (SLID) オーストラリアの家計パネル Household, Income and Labour Dynamics (HILDA) においても 後者の方法が用いられており KHPS/JHPS においてもこの方法を踏襲する 10

12 回答継続確率の推計結果については 付表 2~ 付表 4 に示す 参考までに KHPS2004 サンプルについて作成された Longitudinal weight の分布にかんする集計を図表 10 に表す サンプル脱落を補うために 調査回を重ねるごとに全体的にウェイトの値が大きくなっていることがわかる Longitudinal ウェイトの効果を確認するために KHPS2004 サンプルにおける 2004 年時点の Cross-sectional ウェイトによる修正済み分布と 2012 年時点の Longitudinal ウェイトによる修正済み分布を比較する ( 図表 11) 図表から明らかなとおり Longitudinal ウェイトにより 2004 年時点の年齢分布を着実に再現するよう修正がなされていることがわかる 図表 11 Longitudinal ウェイトによる分布の修正 (KHPS2004 サンプルの 2004 年と 2012 年の比較 ) (%) cross sectional weighted Longitudinal weighted (age at 2004) 7. 複数パネルの統合ウェイト同一主体を長期間追跡調査するパネル調査では サンプル脱落の問題が不可避であり これにより標本調査の根幹となるサンプルの代表性が損なわれてしまう これに対処するため 多くのパネル調査ではサンプルの追加を行い 脱落により失われた部分を補完したり さらには 若年層や移民サンプルを追加することにより年々老朽化するパネルの補正を行ったりしている 2004 年から調査が開始され 今年で 10 年目を迎える KHPS も例外ではなく 2007 年と 2012 年にサンプルを追加している また 質問項目や調査方法が類似している JHPS も KHPS の追加サンプルとみなすことで サンプルを拡充することができる そこで ここでは複数のパネル (KHPS2004 サンプル (K04) KHPS2007 新規サンプル (K07) KHPS

13 新規サンプル (K12) JHPS2009 サンプル (J09)) の統合方法について検討する ここでは単純な方法として 各サンプルの母集団の年齢分布の違いに着目したうえで 統合の方法を検討する 例えば 2007 年に追加された K07 を K04 と統合することを考える ( 図表 12) K04 K07 ともにサンプリング時点で 20 歳から 69 歳を対象にしており 2007 年時点において K04 の年齢幅は 23 歳から 73 歳 K07 の年齢幅は 20 歳から 69 歳である 2 つのサンプルがオーバーラップしているのは 23 歳から 69 歳の部分であり この部分に比重を減らすウェイトを付すことで統合が可能となる 図表 12 統合のイメージ (K04 と K07 を 2007 年時点で統合 ) - K07 の 23~69 歳にウェイトをつける - K04 の 23~69 歳にウェイトをつける より複雑な例として K04 と K07 J09 K12 の統合を考える 4 つのパネルが揃う 2012 年時点で K04 の年齢幅は 28 歳から 77 歳 K07 の年齢幅は 25 歳から 74 歳 J09 の年齢幅は 23 歳から上限なし K12 の年齢幅は 20 歳から 69 歳である パネルがオーバーラップする部分は 全部で 5 か所あり 1すべてのパネルがオーバーラップする部分は 28 歳から 69 歳 2K07,J09,K12 のみがオーバーラップする部分は 25 歳から 27 歳 3J09 と K12 のみがオーバーラップする部分は 23 歳から 27 歳 4K04,K07,J09 のみがオーバーラップする部分は 70 歳から 74 歳 5K04 と J09 のみがオーバーラップする部分は 70 歳から 77 歳の部分であり それぞれに比重を減らすウェイトを作成することで 4 つのパネルを統合することができる 図表 13 統合のイメージ (K04, K07, K12, J09 を 2012 年時点で統合 ) - すべてのパネルの 28~69 歳にウェイトをつける - K07,J09,K12 の 25~27 歳にウェイトをつける - J09 と K12 の 23~27 歳にウェイトをつける - K04,K07,J09 の 70~74 歳にウェイトをつける - K04 と J09 の 70~77 歳にウェイトをつける それでは どのようにパネル統合用のウェイトを作成するのか ここでは 2 つの方法があ 12

14 るとされている (Watson, 2012) 1 つは By combining the estimates と呼ばれる方法で 各々のパネルのサンプルサイズとサンプリングのデザイン効果 (design effect) からウェイトを作成し 計算されたウェイトをつけて各パネルを足し合わせることで 母集団を推計するというものである もう 1 つは By pooling the samples と呼ばれるもので あらかじめ統合する予定の複数のパネルを 1 つのパネルとしてプーリングしたうえで 各回答者の抽出確率と回答継続確率によって 統合ウェイトを作成する方法である こちらの場合 プーリングしたデータにこのウェイトをつけて集計することで 母集団を推計することができる 2 つの方法は以下のそれぞれの式で表すことができる なお 本稿では 方法 1 を踏襲し 統合ウェイトを算出する 例 KHPS2004 サンプルと KHPS2007 サンプルを統合する ( 方法 1), 1,, : 04 でオーバーラップする部分の回答者に 1, : 07 でオーバーラップする部分の回答者に は統合ウェイトとなる Panel allocation factor は統合時における各パネルのサンプルサイズ K04 と K07 のサンプリングデザインは同一と仮定すると design effect の比である は1 はサンプルサイズ比で決定 ( 方法 2) 1,,,, 1,, 1,, は probability of selection and response K04 回答者の実際の probability of selection and response と K04 回答者が K07 サンプルにいた場合の推定 probability of selection and response. K07 回答者の実際の probability of selection and response と K07 回答者が K04 サンプルにいた場合の推定 probability of selection and response. 実際に統合した結果を図表 14~ 図表 16 に示す K04 サンプルと K07 サンプルの統合の結果をみると ( 図表 14) ウェイトをつけずに単純に 2 つのパネルを統合しただけでは 母集団分布から顕著なかい離がみられるが 統合ウェイトを用いて修正すると 母集団分 13

15 布に近づくことがわかる ただし 2 つのパネルの開始時点が 3 年しか空いていないため Longitudinal ウェイトによる修正と統合ウェイトによる修正で分布に大差がないことがわかる 図表 14 KHPS2004 サンプルと KHPS2007 サンプルの統合後の年齢分布 (%) K04+K07 K04+K07_longweighted K04+K07_ 統合 weighted 人口推計 (2006 年 10 月値 ) (age at 2007 ) 図表 15 KHPS2004 サンプルおよび (%) 14 KHPS2007 サンプル JHPS2009 サンプルの統合後の年齢分布 K04+K07+J09 K04+K07+J09_longweighted K04+K07+J09_ 統合 weighted 人口推計 2008 年 10 月値 (age at 2009) 次に K04 サンプルと K07 サンプル J09 サンプルの 3 つのパネルの統合の結果につい 14

16 てみていく JHPS ではサンプリングの際に年齢の上限を設定していないため ウェイトなしで統合すると K04 サンプルと K07 サンプルには存在しない 70 代後半層の割合が少ない また 20 代前半の層にかんしても K04 サンプルと K07 サンプルでは少なくなっているため この部分でも割合が少ない しかしながら 統合ウェイトを用い この部分のサンプルの比重を高めることで 母集団の分布に飛躍的に近づくことがわかる 図表 16 KHPS2004 サンプルおよび KHPS2007 サンプル JHPS2009 サンプル KHPS2012 サンプルの統合後の年齢分布 (%) K04+K07+J09+K12 K04+K07+J09+K12_longweighted K04+K07+J09+K12_ 統合 weighted 人口推計 (2011 年 10 月 ) (age at 2012) 最後に 4 つのパネルを統合した結果についても確認しておく 先ほどの結果同様に ウェイトなしの集計では若年層と後期高齢層で母集団よりも割合が低くなっている 年齢に上限を設定しない J09 サンプルが加わっていても 後期高齢層の割合は低くなっており Longitudinal ウェイトによってもこの部分のかい離は修正されない 統合ウェイトを用いることで 母集団の分布に近づくことが確認できる 8. 今後の課題 KHPS および JHPS のウェイトについては 定期的にその内容を更新 改良していく予定である 今回は初の試みということで もっともベーシックな方法によるウェイトの作成を行った 今後さらに改良を加える必要があるが 特に統合ウェイトに関しては 年齢分布以外の項目にも着目して ウェイトの割り当てを行うよう改良を加える必要がある 日本を代表するパネルデータであるよう 調査票や調査方法における工夫によりサンプル脱落の軽減を試みるとともに ウェイトの作成により補助的にデータの信頼性を高めていく 15

17 付表 1 Raking による Post-stratification の結果 K04 (1) KHPS2004 KHPS2007 KHPS2012 JHPS2009 ヘ ンチマーク (2) K04 weighted (3) K07 (1) ヘ ンチマーク (2) K07 weighted (3) K12 (1) ヘ ンチマーク (2) K12 weighted (3) J09 (1) ヘ ンチマーク (2) J09 weighted (3) 年齢 20 ~ % 9.2% 9.2% 7.8% 8.6% 8.6% 8.1% 7.7% 7.7% 7.1% 6.8% 6.8% 25 ~ % 10.6% 10.6% 7.4% 9.4% 9.4% 8.8% 8.7% 8.7% 7.3% 7.3% 7.3% 30 ~ % 11.3% 11.3% 8.3% 11.4% 11.4% 10.4% 9.7% 9.7% 7.7% 8.6% 8.6% 35 ~ % 9.9% 9.9% 13.3% 10.9% 10.9% 11.4% 11.7% 11.7% 10.3% 9.2% 9.2% 40 ~ % 9.2% 9.2% 10.2% 9.4% 9.4% 11.9% 11.2% 11.2% 8.2% 8.1% 8.1% 45 ~ % 9.2% 9.2% 10.4% 9.1% 9.1% 8.7% 9.6% 9.6% 7.9% 7.5% 7.5% 50 ~ % 11.7% 11.7% 10.9% 9.9% 9.9% 10.9% 9.2% 9.2% 8.3% 7.5% 7.5% 55 ~ % 10.7% 10.7% 13.1% 12.7% 12.7% 8.1% 10.0% 10.0% 8.9% 9.4% 9.4% 60 ~ % 9.7% 9.7% 9.8% 9.6% 9.6% 12.9% 12.8% 12.8% 12.1% 8.6% 8.6% 65 ~ % 8.6% 8.6% 8.7% 9.0% 9.0% 8.5% 9.5% 9.5% 10.4% 7.7% 7.7% 70 ~ % 6.7% 6.7% 75 ~ % 5.5% 5.5% 80 ~ % 3.9% 3.9% 85 ~ % 2.1% 2.1% 90 ~ % 0.9% 0.9% 95 ~ % 0.3% 0.0% 100 歳以上 % 0.0% 0.0% 学歴 中学卒 13.6% 23.8% 23.8% 8.8% 19.1% 19.1% 7.4% 17.4% 17.4% 12.0% 19.6% 19.1% 高校卒 ( 含む専門 ) 52.5% 43.6% 43.6% 50.4% 51.1% 51.1% 49.8% 50.5% 50.5% 50.4% 52.5% 51.1% 短大 高専卒 11.8% 13.7% 13.7% 15.7% 8.2% 8.2% 14.5% 8.4% 8.4% 11.9% 8.5% 8.3% 大学 院卒 19.4% 16.2% 16.2% 22.2% 18.9% 18.9% 24.4% 21.1% 21.1% 22.8% 19.4% 18.9% 通学中 2.7% 2.7% 2.7% 3.1% 2.7% 2.7% 4.0% 2.6% 2.6% 3.0% 2.8% 2.7% 就業状態主に仕事 59.0% 50.5% 50.5% 58.3% 50.5% 50.5% 60.5% 50.1% 50.1% 53.8% 50.1% 50.1% 通学のかたわらに仕事 1.6% 0.6% 0.6% 1.8% 0.6% 0.6% 2.6% 0.7% 0.7% 1.9% 0.7% 0.7% 家事などのかたわらに仕事 11.4% 8.5% 8.5% 14.7% 8.5% 8.5% 10.9% 8.0% 8.0% 12.2% 8.0% 8.0% 仕事を休んでいた 1.6% 1.0% 1.0% 1.3% 1.0% 1.0% 1.4% 1.1% 1.1% 1.6% 1.1% 1.1% 仕事を探していた 3.0% 3.7% 3.7% 2.6% 3.7% 3.7% 3.4% 4.0% 4.0% 2.5% 4.0% 4.0% 通学 家事 23.4% 35.7% 35.7% 21.4% 35.7% 35.7% 21.3% 36.1% 36.1% 27.9% 36.1% 36.1% 男女別配偶状態有配偶男性 36.8% 31.0% 31.0% 33.6% 31.0% 31.0% 33.8% 30.6% 30.6% 35.3% 30.6% 30.6% 有配偶女性 36.1% 33.0% 33.0% 39.9% 33.0% 33.0% 35.4% 30.6% 30.6% 36.6% 30.6% 30.6% 無配偶男性 13.2% 18.8% 18.8% 12.1% 18.8% 18.8% 16.5% 17.5% 17.5% 13.2% 17.5% 17.5% 無配偶女性 14.0% 17.1% 17.1% 14.5% 17.1% 17.1% 14.3% 21.4% 21.4% 14.9% 21.4% 21.4% 居住地北海道 4.5% 4.5% 4.5% 4.4% 4.4% 4.4% 4.5% 4.5% 4.5% 4.4% 4.4% 4.4% 東北 7.4% 7.4% 7.4% 7.2% 7.2% 7.2% 7.4% 7.4% 7.4% 7.5% 7.5% 7.5% 関東 33.4% 33.4% 33.4% 33.4% 33.4% 33.4% 34.4% 34.4% 34.4% 32.8% 32.8% 32.8% 東海 18.1% 18.1% 18.1% 19.0% 19.0% 19.0% 17.9% 17.9% 17.9% 18.5% 18.5% 18.5% 近畿 16.5% 16.5% 16.5% 16.3% 16.3% 16.3% 16.4% 16.4% 16.4% 16.2% 16.2% 16.2% 中国 5.8% 5.8% 5.8% 5.8% 5.8% 5.8% 5.4% 5.4% 5.4% 6.0% 6.0% 6.0% 四国 3.1% 3.1% 3.1% 3.0% 3.0% 3.0% 3.0% 3.0% 3.0% 3.3% 3.3% 3.3% 九州 11.1% 11.1% 11.1% 10.9% 10.9% 10.9% 11.1% 11.1% 11.1% 11.4% 11.4% 11.4% 註 : (1): ウェイトなしで集計した各データの集計値 (2): ベンチマーク統計 ( 国勢調査 人口推計 就業構造基本調査など ) の値 (3):Cross-sectionalウェイトを掛けた各データの集計値 16

18 付表 2 回答継続確率モデル推計結果 (KHPS2004 パネル ) KHPS Region Hokkaido [0.207] [0.180] [0.176] [0.171] [0.169] [0.168] [0.167] [0.166] [0.165] Tohoku [0.179] [0.145] [0.138] [0.136] [0.136] [0.136] [0.135] [0.135] [0.135] Chubu ** ** ** ** ** * * * [0.121] [0.103] [0.0985] [0.0968] [0.0957] [0.0955] [0.0955] [0.0958] [0.0963] Kinki 0.227* 0.356*** 0.386*** 0.420*** 0.397*** 0.370*** 0.312*** 0.358*** 0.344*** [0.135] [0.115] [0.108] [0.104] [0.101] [0.0993] [0.0978] [0.0971] [0.0968] Chugoku * [0.195] [0.161] [0.152] [0.146] [0.145] [0.146] [0.147] [0.148] [0.148] Shikoku [0.281] [0.229] [0.212] [0.203] [0.199] [0.197] [0.197] [0.196] [0.196] Kyusyu [0.146] [0.125] [0.117] [0.114] [0.113] [0.112] [0.113] [0.113] [0.113] Number of household members 2 people 0.331* 0.395** 0.392** 0.353** 0.375** 0.399*** 0.326** 0.273* [0.186] [0.162] [0.156] [0.153] [0.153] [0.154] [0.155] [0.155] [0.156] 3 people 0.410** 0.452*** 0.390** 0.353** 0.481*** 0.484*** 0.458*** 0.359** 0.356** [0.185] [0.160] [0.154] [0.151] [0.151] [0.151] [0.152] [0.152] [0.153] 4 people 0.510*** 0.601*** 0.507*** 0.418*** 0.512*** 0.504*** 0.430*** 0.347** 0.286* [0.196] [0.168] [0.161] [0.158] [0.157] [0.157] [0.157] [0.158] [0.158] More than 5 people 0.424** 0.542*** 0.564*** 0.488*** 0.481*** 0.484*** 0.428*** 0.364** 0.323* [0.203] [0.176] [0.170] [0.166] [0.165] [0.165] [0.166] [0.166] [0.167] Male * ** ** ** ** ** ** [0.0917] [0.0782] [0.0744] [0.0726] [0.0716] [0.0712] [0.0711] [0.0711] [0.0712] Original subject * [0.107] [0.0912] [0.0866] [0.0847] [0.0838] [0.0834] [0.0831] [0.0833] [0.0835] Married * 0.193** 0.198** 0.185** 0.183* 0.228** 0.209** 0.164* [0.118] [0.102] [0.0971] [0.0949] [0.0944] [0.0941] [0.0945] [0.0950] [0.0955] Owned house *** ** ** ** *** *** *** *** [0.111] [0.0946] [0.0879] [0.0854] [0.0845] [0.0840] [0.0836] [0.0831] [0.0832] Education High School *** 0.329*** 0.406*** 0.381*** 0.397*** 0.355*** 0.321*** [0.138] [0.119] [0.114] [0.111] [0.111] [0.111] [0.111] [0.112] [0.113] Junior college or 0.565*** 0.449*** 0.481*** 0.476*** 0.590*** 0.512*** 0.553*** 0.512*** 0.460*** Higher professional school [0.192] [0.159] [0.150] [0.146] [0.145] [0.144] [0.144] [0.145] [0.145] University or 0.345** 0.315** 0.458*** 0.453*** 0.510*** 0.433*** 0.435*** 0.405*** 0.383*** Graduate school [0.163] [0.141] [0.134] [0.131] [0.131] [0.130] [0.130] [0.131] [0.132] Other or Nonresponse * 0.376** 0.429** * 0.338* 0.376** [0.243] [0.206] [0.192] [0.188] [0.187] [0.185] [0.185] [0.185] [0.184] Worker * * * [0.103] [0.0885] [0.0839] [0.0817] [0.0809] [0.0805] [0.0802] [0.0805] [0.0807] Age ** 0.256** 0.345*** 0.347*** 0.456*** 0.415*** 0.449*** 0.449*** [0.144] [0.124] [0.118] [0.115] [0.114] [0.114] [0.114] [0.115] [0.116] *** 0.444*** 0.407*** 0.522*** 0.535*** 0.615*** 0.633*** 0.614*** 0.660*** [0.156] [0.131] [0.124] [0.121] [0.120] [0.120] [0.120] [0.121] [0.121] ** 0.406*** 0.544*** 0.605*** 0.643*** 0.583*** 0.550*** 0.526*** [0.151] [0.131] [0.126] [0.124] [0.123] [0.122] [0.123] [0.123] [0.124] ** 0.449*** 0.349** 0.447*** 0.520*** 0.527*** 0.538*** 0.515*** 0.460*** [0.174] [0.148] [0.141] [0.137] [0.136] [0.136] [0.136] [0.136] [0.137] Latter half of 10 age group [0.0859] [0.0726] [0.0689] [0.0672] [0.0662] [0.0658] [0.0656] [0.0656] [0.0657] Household Income (ten thousand yen) [0.126] [0.107] [0.101] [0.0972] [0.0961] [0.0952] [0.0946] [0.0944] [0.0944] [0.147] [0.122] [0.115] [0.112] [0.111] [0.110] [0.110] [0.110] [0.110] More than ** 0.190* [0.136] [0.113] [0.106] [0.103] [0.101] [0.0996] [0.0993] [0.0992] [0.0992] 0 or Nonresponse ** *** *** ** *** ** *** *** *** [0.136] [0.120] [0.116] [0.115] [0.115] [0.115] [0.116] [0.117] [0.118] Constant 0.712*** *** *** *** *** *** *** [0.237] [0.203] [0.195] [0.191] [0.190] [0.189] [0.191] [0.191] [0.192] Number of observations 4,005 4,005 4,005 4,005 4,005 4,005 4,005 4,005 4,005 Log Likelihood Robust standard errors in brackets *** p<0.01, ** p<0.05, * p<0.1 17

19 付表 3 回答継続確率モデル推計結果 (KHPS2007 パネル ) KHPS Region Hokkaido [0.442] [0.354] [0.336] [0.313] [0.311] [0.307] Tohoku [0.344] [0.273] [0.259] [0.245] [0.251] [0.240] Chubu [0.243] [0.198] [0.179] [0.170] [0.165] [0.163] Kinki 0.538** 0.398* ** 0.490*** [0.266] [0.213] [0.195] [0.185] [0.180] [0.175] Chugoku [0.383] [0.306] [0.284] [0.277] [0.261] [0.262] Shikoku [0.440] [0.385] [0.363] [0.346] [0.337] [0.335] Kyusyu * [0.275] [0.245] [0.223] [0.209] [0.202] [0.199] Number of household members 2 people [0.359] [0.304] [0.285] [0.279] [0.274] [0.274] 3 people [0.358] [0.299] [0.279] [0.274] [0.271] [0.272] 4 people [0.367] [0.305] [0.286] [0.279] [0.274] [0.273] More than 5 people [0.378] [0.316] [0.295] [0.289] [0.285] [0.285] Male [0.175] [0.147] [0.135] [0.127] [0.125] [0.123] Original subject ** * [0.214] [0.175] [0.158] [0.152] [0.149] [0.148] Married * ** [0.231] [0.195] [0.178] [0.172] [0.172] [0.170] Owned house [0.209] [0.170] [0.160] [0.154] [0.150] [0.148] Education High School [0.339] [0.295] [0.263] [0.247] [0.236] [0.235] Junior college or Higher professional school [0.380] [0.332] [0.302] [0.284] [0.276] [0.275] University or Graduate school [0.375] [0.328] [0.292] [0.274] [0.265] [0.263] Other or Nonresponse [0.473] [0.394] [0.362] [0.342] [0.337] [0.335] Worker [0.204] [0.168] [0.157] [0.150] [0.146] [0.143] Age ** 0.612*** 0.766*** 0.711*** [0.293] [0.230] [0.213] [0.206] [0.204] [0.201] *** 0.664*** 0.694*** 0.847*** 0.748*** [0.300] [0.258] [0.230] [0.221] [0.218] [0.216] ** 0.484** [0.271] [0.233] [0.218] [0.211] [0.210] [0.210] * ** 0.487** [0.340] [0.280] [0.257] [0.250] [0.247] [0.246] Latter half of 10 age group [0.165] [0.138] [0.126] [0.120] [0.118] [0.116] Household Income (ten thousand yen) * [0.266] [0.217] [0.200] [0.193] [0.190] [0.186] ** [0.285] [0.222] [0.209] [0.199] [0.193] [0.190] More than [0.260] [0.225] [0.212] [0.202] [0.199] [0.199] 0 or Nonresponse * ** [0.264] [0.228] [0.215] [0.210] [0.207] [0.205] Constant 0.922* * * [0.496] [0.419] [0.386] [0.370] [0.359] [0.360] Number of observations 1,419 1,419 1,419 1,419 1,419 1,419 Log Likelihood Robust standard errors in brackets *** p<0.01, ** p<0.05, * p<0.1 18

20 付表 4 回答継続確率モデル推計結果 (JHPS2009 パネルおよび KHPS2012 パネル ) JHPS 2009 KHPS Region Hokkaido [0.233] [0.203] [0.177] [0.172] [0.486] Tohoku *** [0.193] [0.153] [0.140] [0.135] [0.351] Chubu [0.139] [0.117] [0.104] [0.0996] [0.275] Kinki [0.144] [0.121] [0.109] [0.103] [0.294] Chugoku ** 0.291* 1.057* [0.218] [0.192] [0.167] [0.157] [0.609] Shikoku [0.286] [0.241] [0.215] [0.204] [0.577] Kyusyu [0.154] [0.132] [0.120] [0.116] [0.304] Number of household members 2 people [0.201] [0.177] [0.163] [0.156] [0.405] 3 people [0.206] [0.178] [0.164] [0.158] [0.423] 4 people [0.216] [0.188] [0.173] [0.166] [0.421] More than 5 people [0.224] [0.195] [0.179] [0.172] [0.508] Male [0.0996] [0.0842] [0.0760] [0.0730] [0.208] Original subject * * * [0.0993] [0.0840] [0.0750] [0.0719] [0.195] Married [0.133] [0.113] [0.103] [0.0993] [0.259] Owned house * 0.162* [0.120] [0.103] [0.0933] [0.0901] [0.238] Education High School 0.466*** 0.389*** 0.407*** 0.430*** [0.155] [0.133] [0.122] [0.120] [0.372] Junior college or 0.527*** 0.423** 0.388** 0.480*** 0.904** Higher professional school [0.204] [0.172] [0.156] [0.152] [0.451] University or 0.470*** 0.535*** 0.483*** 0.504*** 0.749* Graduate school [0.180] [0.154] [0.140] [0.136] [0.411] Other or Nonresponse 0.585** 0.476** 0.492*** 0.524*** [0.239] [0.203] [0.186] [0.178] [0.466] Worker [0.109] [0.0936] [0.0849] [0.0820] [0.241] Age *** 0.636*** 0.665*** 0.666*** [0.163] [0.142] [0.130] [0.124] [0.325] *** 0.663*** 0.638*** 0.629*** [0.179] [0.152] [0.138] [0.132] [0.325] *** 0.355** 0.342** 0.390*** [0.171] [0.146] [0.133] [0.130] [0.355] *** 0.686*** 0.493*** 0.532*** [0.179] [0.152] [0.136] [0.132] [0.372] More than *** 0.374** [0.213] [0.177] [0.163] [0.158] Latter half of 10 age group 0.193** 0.155* 0.126* [0.0960] [0.0809] [0.0722] [0.0689] [0.187] Household Income (ten thousand yen) ** ** [0.150] [0.126] [0.113] [0.108] [0.311] [0.160] [0.135] [0.120] [0.115] [0.329] More than [0.168] [0.139] [0.124] [0.119] [0.334] 0 or Nonresponse *** *** *** *** [0.149] [0.130] [0.121] [0.119] [0.319] Interview Survey * [0.0929] [0.0784] [0.0704] [0.0674] Web Survey [0.312] [0.250] [0.231] [0.224] Constant 0.667*** ** [0.256] [0.226] [0.208] [0.201] [0.531] Number of observations 4,022 4,022 4,022 4,022 1,012 Log Likelihood Robust standard errors in brackets *** p<0.01, ** p<0.05, * p<0.1 19

21 参考文献 European Commission (2011), Description of target variables: Cross-sectional and Longitudinal, EU-SILC 065 (2011 operation). LaRoche, S. (2003), Longitudinal and cross-sectional weighting of the Survey of Labour and Income Dynamics, Income Research Paper Series, Cat.No. 75F0002MIE, No.007, Statistics Canada. Watson, N. (2012), Longitudinal and cross-sectional weighting methodology for the HILDA Survey, HILDA Project Technical Paper Series, No.2/12, Melbourne Institute of Applied Economic and Social Research. 石黒格 (2008) Stata による社会調査データの分析 入門から応用まで, 北大路書房. 木村正一 (2005) 2004 年慶應義塾大学家計パネル調査の標本特性, 日本の家計行動のダイナミズムⅠ 慶應義塾大学出版会. 木村正一 (2006) KHPS における回答率の変化とその影響, 日本の家計行動のダイナミズムⅡ 慶應義塾大学出版会. 直井道生 (2008) KHPS2007 新規対象サンプルの標本特性, 日本の家計行動のダイナミズムⅣ 慶應義塾大学出版会. 直井道生 (2009) 項目回答率とパネル調査回答継続 日本の家計行動のダイナミズム, Ⅴ 慶應義塾大学出版会. 直井道生 山本耕資 (2010) 日本家計パネル調査の標本設計と代表性, 貧困のダイナミズム 日本の税社会保障 雇用政策と家計行動 慶應義塾大学出版会. 直井道生 山本耕資 宮内環 (2010) JHPS 調査票回収状況および回答状況における調査実施方法のパフォーマンス, 貧困のダイナミズム 日本の税社会保障 雇用政策と家計行動 慶應義塾大学出版会. 直井道生 山本耕資 (2010) パネル調査における回答継続と調査実施方法ー JHPS2010 を用いた検証, 教育 健康と貧困のダイナミズム 所得格差に与える税社会保障制度の効果 慶應義塾大学出版会. 宮内環 McKenzie.C.R. 木村正一 (2005) 回答行動の分析ー調査受受諾と拒否の選択行動ー, 日本の家計行動のダイナミズムⅠ 慶應義塾大学出版会. 宮内環 McKenzie.C.R. 木村正一 (2006) パネルデータ継続と回答行動の分析, 日本の家計行動のダイナミズムⅡ 慶應義塾大学出版会. 宮内環 McKenzie.C.R. 直井道生 (2008) パネルデータ継続調査標本と新規調査標本との比較, 日本の家計行動のダイナミズムⅣ 慶應義塾大学出版会. 20

KHPS JHPS KHPS JHPS KHPS JHPS KHPS JHPS KHPS JHPS KHPS JHPS KHPSKeio Household Panel Survey JHPSJapan Household Panel Survey KHPS,JHPS,KHPS,, KHPS JHP

KHPS JHPS KHPS JHPS KHPS JHPS KHPS JHPS KHPS JHPS KHPS JHPS KHPSKeio Household Panel Survey JHPSJapan Household Panel Survey KHPS,JHPS,KHPS,, KHPS JHP 慶應義塾家計パネル調査(KHPS) と 日本家計パネル調査 (JHPS) における Cross-sectional / Longitudinal * ウェイトおよびパネル統合ウェイトの作成 石井加代子野崎華世 Keio Household Panel Survey: KHPSJapan Household Panel Survey: JHPS KHPS JHPS Cross-sectional Longitudinal

More information

抽出方法 : 層化 2 段無作為抽出法 調査時期 合計調査数 有効回収数 回収率 年度 調査実施時期 合計調査数 有効回収数 回収率 ( 内新規 ) ( 内新規 ) ( 内新規 ) 2003 年 2003(H15) 年 2 月 2,000 2,000 1,418 1, % 71.1%

抽出方法 : 層化 2 段無作為抽出法 調査時期 合計調査数 有効回収数 回収率 年度 調査実施時期 合計調査数 有効回収数 回収率 ( 内新規 ) ( 内新規 ) ( 内新規 ) 2003 年 2003(H15) 年 2 月 2,000 2,000 1,418 1, % 71.1% 日本調査概要 目的経済学は 効用関数に一定の前提をおき 人々がその効用を最大化するように合理的に行動するという前提を採用している しかしその前提が本当に正しいかどうかについては ほとんど検討されていないのが現状である われわれは現在の経済学が前提としている人々の合理性と効用関数についての見方が正しいのかどうかを明らかにする目的でアンケート調査を実施する 調査年 2003 年に調査を開始して 毎年継続して調査を行っている

More information

Powered by TCPDF (

Powered by TCPDF ( Title 女性の結婚 出産 就業の制約要因と諸対策の効果検証 : 家計パネル調査によるワーク ライフ バランス分析 Sub Title Economic and time constraints on women's marriage, childbirth and employment, and effects of work-life balance policies : empirical

More information

第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局 第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局 はじめに 本報告書は 大阪市における社会移動の状況及びその要因について調査し とりまとめたものである 転入 転出等の社会移動は 大阪市における人口変動の主たる構成要素となっており 本市施策を検討する上で重要な基礎資料となることから 平成 21 年度に続き7 回目となる 大阪市人口移動要因調査 を実施した 本報告書は 第

More information

3 世帯属性ごとのサンプルの分布 ( 両調査の比較 参考 3) 全国消費実態調査は 相対的に 40 歳未満の世帯や単身世帯が多いなどの特徴がある 国民生活基礎調査は 高齢者世帯や郡部 町村居住者が多いなどの特徴がある 4 相対的貧困世帯の特徴 ( 全世帯との比較 参考 4) 相対的貧困世帯の特徴とし

3 世帯属性ごとのサンプルの分布 ( 両調査の比較 参考 3) 全国消費実態調査は 相対的に 40 歳未満の世帯や単身世帯が多いなどの特徴がある 国民生活基礎調査は 高齢者世帯や郡部 町村居住者が多いなどの特徴がある 4 相対的貧困世帯の特徴 ( 全世帯との比較 参考 4) 相対的貧困世帯の特徴とし 相対的貧困率等に関する調査分析結果について 平成 27 年 12 月 18 日 内閣府 総務省 厚生労働 省 (1) 調査分析の趣旨 格差の議論で用いられる指標の一つとして相対的貧困率があり 政府統計のうち相対的貧困率を算出している調査としては 総務省 全国消費実態調査 と厚生労働省 国民生活基礎調査 がある 格差に関する議論が高まっている中で 相対的貧困率が上昇している要因 両調査のサンプルの特徴

More information

Microsoft Word - 坂本様本文確定

Microsoft Word - 坂本様本文確定 ,., 2000-2005.,,,,.,,,.,.,.,,. I.,, 1986. 7 1, 25% 2007a: 2006.,, 90 , 2005: 2004: 1999.,,. 2000,, 2008: 2006. 30,, 2005 4 2011 100.0% 80.0% 60.0% 40.0% 20.0% 0.0% 4.7 5.7 6.1 8.2 34.6 32.3 32.0 25.2 35.7

More information

相対的貧困率等に関する調査分析結果について

相対的貧困率等に関する調査分析結果について 相対的貧困率等に関する調査分析結果について 平成 27 年 12 月 18 日 内 閣 府 総 務 省 厚生労働省 (1) 調査分析の趣旨 格差の議論で用いられる指標の一つとして相対的貧困率があり 政府統計のうち相対的貧困率を算出している調査としては 総務省 全国消費実態調査 と厚生労働省 国民生活基礎調査 がある 格差に関する議論が高まっている中で 相対的貧困率が上昇している要因 両調査のサンプルの特徴

More information

理系出身者と文系出身者の年収比較

理系出身者と文系出身者の年収比較 RIETI Discussion Paper Series 11-J-020 RIETI Discussion Paper Series 11-J-020 2011 年 3 月 理系出身者と文系出身者の年収比較 -JHPS データに基づく分析結果 - 浦坂純子 ( 同志社大学社会学部 ) 西村和雄 ( 京都大学経済研究所 経済産業研究所 ) 平田純一 ( 立命館アジア太平洋大学国際経営学部 ) 八木匡

More information

日本の世帯属性別貯蓄率の動向について:アップデートと考察

日本の世帯属性別貯蓄率の動向について:アップデートと考察 RIETI Discussion Paper Series 18-J-024 RIETI Discussion Paper Series 18-J-024 2018 年 8 日本の世帯属性別貯蓄率の動向について : アップデートと考察 1 宇南 卓 ( 経済産業研究所 ) 野太郎 ( 信州 学 ) 要 旨 全国消費実態調査 家計調査 家計消費状況調査を補完的に利用することでマクロ統計と整合的な貯蓄率のデータを構築した宇南山

More information

Panel Data Research Center at Keio University

Panel Data Research Center at Keio University JOINT RESEARCH CENTER FOR PANEL STUDIES DISCUSSION PAPER SERIES DP2012-008 March, 2013 結婚が男性の労働供給に与える影響 * 湯川志保 * 要旨 本稿では 結婚が男性の労働供給行動に与える影響について 慶應義塾大学が実施している 慶應義塾家計パネル調査 を用いて分析をおこなった 推定結果から 既婚男性の方が独身男性よりも労働時間が長い傾向にあることが確認された

More information

1966 1994 2009 2007 2006 56 司会 50 3 宮原浩二郎 50 3 4 3 11 4 1960 G 650 57 社会学部紀要社会学部創設 50 周年記念 2010 15 1995 司会 50 10 20 50 58 1989 1994 2000 吉川徹 50 私と関西学院大学社会学部 50 59 社会学部紀要社会学部創設 50 周年記念 2010 1985 50 25 1985

More information

図表 1 両親年収別の高校卒業後の進路 1( 所得階級 5 区分 ) 高校生の進路追跡調査第 1 次報告書 69 頁 図 3-2 再掲

図表 1 両親年収別の高校卒業後の進路 1( 所得階級 5 区分 ) 高校生の進路追跡調査第 1 次報告書 69 頁 図 3-2 再掲 高校生の進路と親の年収の関連について 東京大学大学院教育学研究科 大学経営 政策研究センター 2009 年 7 月 31 日 東京大学大学経営 政策研究センターが 2005 年 11 月 2006 年 3 月に実施した 高校生の進路についての調査 から 親の年収によって大学進学率に差があることが明らかになっています ここでは 結果の概要やしばしばお問い合わせいただく内容をまとめましたので ご覧ください

More information

ポイント 〇等価尺度法を用いた日本の子育て費用の計測〇 1993 年 年までの期間から 2003 年 年までの期間にかけて,2 歳以下の子育て費用が大幅に上昇していることを発見〇就学前の子供を持つ世帯に対する手当てを優先的に拡充するべきであるという政策的含意 研究背景 日本に

ポイント 〇等価尺度法を用いた日本の子育て費用の計測〇 1993 年 年までの期間から 2003 年 年までの期間にかけて,2 歳以下の子育て費用が大幅に上昇していることを発見〇就学前の子供を持つ世帯に対する手当てを優先的に拡充するべきであるという政策的含意 研究背景 日本に 子育て費用の時間を通じた変化 日本のパネルデータを用いた等価尺度の計測 名古屋大学大学院経済学研究科 ( 研究科長 : 野口晃弘 ) の荒渡良 ( あらわたりりょう ) 准教授は名城大学都市情報学部の宮本由紀 ( みやもとゆき ) 准教授との共同により,1993 年以降の日本において,2 歳以下の子供の子育て費用が大幅に増加していることを実証的に明らかにしました 研究グループは 1993 年において

More information

Ⅰ 調査の概要 1. 調査の目的 本調査は 今後の公的年金制度について議論を行うにあたって 自営業者 被用者 非就業者を通じた横断的な所得に関する実態を総合的に把握し その議論に資する基礎資料を得ることを目的とする なお 本調査は 平成 22 年公的年金加入状況等調査 の特別調査として 当該調査の調

Ⅰ 調査の概要 1. 調査の目的 本調査は 今後の公的年金制度について議論を行うにあたって 自営業者 被用者 非就業者を通じた横断的な所得に関する実態を総合的に把握し その議論に資する基礎資料を得ることを目的とする なお 本調査は 平成 22 年公的年金加入状況等調査 の特別調査として 当該調査の調 公的年金加入者等の所得 に関する実態調査 結果の概要について Ⅰ 調査の概要 1. 調査の目的 本調査は 今後の公的年金制度について議論を行うにあたって 自営業者 被用者 非就業者を通じた横断的な所得に関する実態を総合的に把握し その議論に資する基礎資料を得ることを目的とする なお 本調査は 平成 22 年公的年金加入状況等調査 の特別調査として 当該調査の調査事項にはない収入 所得の情報を得るために

More information

平成28年 高齢者の経済・生活環境に関する調査結果(概要版) 1/4

平成28年 高齢者の経済・生活環境に関する調査結果(概要版) 1/4 第 1 章調査の目的及び方法等 1. 調査の目的 (1) 調査の目的内閣府政策統括官 ( 共生社会政策担当 ) 付高齢社会対策担当では 昭和 49 年以降 高齢者問題に関する調査を毎年実施しており 平成 6 年度から より効果的 体系的な調査を実施するため 高齢社会対策の施策分野別 (5 分野 ) に 一般高齢者の意識に関する総合的な調査を行う 高齢者対策総合調査 を施策分野別に原則 5 年毎に計画的に実施するとともに

More information

全国就業実態パネル調査2019設計資料

全国就業実態パネル調査2019設計資料 1 全国就業実態パネル調査の調査設計 1. 調査内容 調査目的 調査項目 調査ボリューム 全国の就業 非就業の実態とその変化を明らかにする 前年 1 年間の就業状態 生活実態 / 初職 前職の状況 / 個人属性 約 100 問 2019 年調査 :110 問 2. 調査時期 調査実施期間 毎年 1 月 2019 年調査 :2019/1/11~2019/1/31 3. 調査対象 調査地域 対象者条件

More information

Microsoft PowerPoint - sc7.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - sc7.ppt [互換モード] / 社会調査論 本章の概要 本章では クロス集計表を用いた独立性の検定を中心に方法を学ぶ 1) 立命館大学経済学部 寺脇 拓 2 11 1.1 比率の推定 ベルヌーイ分布 (Bernoulli distribution) 浄水器の所有率を推定したいとする 浄水器の所有の有無を表す変数をxで表し 浄水器をもっている を 1 浄水器をもっていない を 0 で表す 母集団の浄水器を持っている人の割合をpで表すとすると

More information

EBNと疫学

EBNと疫学 推定と検定 57 ( 復習 ) 記述統計と推測統計 統計解析は大きく 2 つに分けられる 記述統計 推測統計 記述統計 観察集団の特性を示すもの 代表値 ( 平均値や中央値 ) や ばらつきの指標 ( 標準偏差など ) 図表を効果的に使う 推測統計 観察集団のデータから母集団の特性を 推定 する 平均 / 分散 / 係数値などの推定 ( 点推定 ) 点推定値のばらつきを調べる ( 区間推定 ) 検定統計量を用いた検定

More information

第 1 章調査の概要 1 調査の目的 県民の結婚や子どもを持つこと 子育てに関する意識や現状を把握し 奈良県において子どもを 生み育てやすい環境づくりを進める取組を検討するための基礎資料を得ることを目的に実施した 2 調査の実施概要 (1) 調査対象 夫婦調査 : 平成 30 年 9 月 1 日現在

第 1 章調査の概要 1 調査の目的 県民の結婚や子どもを持つこと 子育てに関する意識や現状を把握し 奈良県において子どもを 生み育てやすい環境づくりを進める取組を検討するための基礎資料を得ることを目的に実施した 2 調査の実施概要 (1) 調査対象 夫婦調査 : 平成 30 年 9 月 1 日現在 第 1 章調査の概要 1 調査の目的 県民の結婚や子どもを持つこと 子育てに関する意識や現状を把握し 奈良県において子どもを 生み育てやすい環境づくりを進める取組を検討するための基礎資料を得ることを目的に実施した 2 調査の実施概要 (1) 調査対象 夫婦調査 : 平成 30 年 9 月 1 日現在で結婚している 50 歳未満の男女 ( 届出の有無を問わない ) 独身者調査 : 平成 30 年 9

More information

平成 27 年度予算概算要求予算額について ( 国勢調査経費 ) 平成 22 年国勢調査予算額 649 億円 基本数の増 調査員に係る経費: 調査員報酬に係る統一単価の見直し (6,800 円 6,830 円等 ) その他の経費: 消費税の増税 (5% 8%) 調査区数の修正: 世帯数の増加に伴う修

平成 27 年度予算概算要求予算額について ( 国勢調査経費 ) 平成 22 年国勢調査予算額 649 億円 基本数の増 調査員に係る経費: 調査員報酬に係る統一単価の見直し (6,800 円 6,830 円等 ) その他の経費: 消費税の増税 (5% 8%) 調査区数の修正: 世帯数の増加に伴う修 参考資料 時代に即した国勢調査の実施手法の在り方 ~ 平成 27 年国勢調査の実施に向けて ~ 平成 26 年 11 月 14 日 総務省統計局 平成 27 年度予算概算要求予算額について ( 国勢調査経費 ) 平成 22 年国勢調査予算額 649 億円 基本数の増 調査員に係る経費: 調査員報酬に係る統一単価の見直し (6,800 円 6,830 円等 ) その他の経費: 消費税の増税 (5% 8%)

More information

2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい

2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい 2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態...4 1 ファイル交換ソフトの利用率とその変化...4 2 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態...6 1 利用されているファイル交換ソフト...6 2 ファイル交換の対象とされたコンテンツの種類...7 3 ダウンロードされたファイル数

More information

パネルデータ4+

パネルデータ4+ 第 5 章 結婚が男性の労働供給に与える影響 湯川志保 要旨本稿では 結婚が男性の労働供給行動に与える影響について 慶應義塾大学が実施している 慶應義塾家計パネル調査 を用いて分析をおこなった 推定結果から 既婚男性の方が独身男性よりも労働時間が長い傾向にあることが確認された また 全体のサンプルでは 個人の観察できない属性の効果をコントロールしたとしても 結婚は男性の労働時間に対して正の効果を与えることが確認された

More information

平成27年国勢調査世帯構造等基本集計結果の概要

平成27年国勢調査世帯構造等基本集計結果の概要 平成 27 年 国勢調査 世帯構造等基本集計結果の概要 平成 29 年 11 月 札幌市まちづくり政策局政策企画部企画課 用語の解説や利用上の注意などについては 総務省統計局のホームページ (http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2015/index.htm) をご覧ください 2 平成 27 年 10 月 1 日現在で実施された平成 27 年国勢調査の世帯構造等基本集計結果が公表されましたので

More information

平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の

平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の 平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の雇用形態 Ⅲ 非労働力人口 6 1 就業希望の有無 2 就業希望者統計表 8 労働力調査の集計区分 労働力調査には次の集計区分があり,

More information

<4D F736F F D C838B B835E82C98AEE82C382AD979D8C6E8F6F90678ED282C695B68C6E8F6F90678ED282CC944E8EFB94E48A722E646F63>

<4D F736F F D C838B B835E82C98AEE82C382AD979D8C6E8F6F90678ED282C695B68C6E8F6F90678ED282CC944E8EFB94E48A722E646F63> Journal of Quality Education Vol. 4 論文 パネルデータに基づく理系出身者と文系出身者の年収比較 浦坂純子 * 西村和雄 ** 平田純一 *** 八木匡 **** * 同志社大学社会学部,** 京都大学経済研究所,*** 立命館大学アジア太平洋大学国際経営学部, **** 同志社大学経済学部 Comparison in the annual income between

More information

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家 資料 2 女性の仕事や働き方に対する希望と 初職 現職の状況 ~インターネット調査 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 の結果から~ 参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 2 今回の調査結果 Ⅰ 現在の勤め先の状況と管理職志向 専門職志向 3 1 正社員 正規職員 2 有期契約社員 嘱託社員 / パート アルバイト / 派遣社員 Ⅱ 現職の状況と管理職志向

More information

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです 第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです 高齢化率を国 愛知県と比較すると 2025 年時点で国から約 8.3 ポイント 愛知県から約 4.5

More information

基礎統計

基礎統計 基礎統計 第 11 回講義資料 6.4.2 標本平均の差の標本分布 母平均の差 標本平均の差をみれば良い ただし, 母分散に依存するため場合分けをする 1 2 3 分散が既知分散が未知であるが等しい分散が未知であり等しいとは限らない 1 母分散が既知のとき が既知 標準化変量 2 母分散が未知であり, 等しいとき 分散が未知であるが, 等しいということは分かっているとき 標準化変量 自由度 の t

More information

ブック 1.indb

ブック 1.indb Graduate School of Policy and Management, Doshisha University 17 職務満足度からみる学校図書館の現状 概要 5 1. 差異と認識のズレ 学校図書館に影響するネガティブ要因の探索 1 18 1 2.2 2 1 3 4,5,6 図 1 学校図書館で働く人の雇用上の立場の差異 1 1953 1997 2014 1990 2 28 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/link/

More information

パネルデータ4+

パネルデータ4+ 第 1 章 JHPS2012 調査の概況 赤林英夫 敷島千鶴 野崎華世 要旨 2009 年スタートした 日本家計パネル調査 (Japan Household Panel Survey: JHPS) は 2012 年 第 4 回目の JHPS2012 調査を実施した 協力対象者は 2,821 名 第 3 回調査からの継続率は 89.3% であった プロビット分析は 面接調査との併用は第 2 回調査の回答継続確率を下げるが第

More information

Dependent Variable: LOG(GDP00/(E*HOUR)) Date: 02/27/06 Time: 16:39 Sample (adjusted): 1994Q1 2005Q3 Included observations: 47 after adjustments C -1.5

Dependent Variable: LOG(GDP00/(E*HOUR)) Date: 02/27/06 Time: 16:39 Sample (adjusted): 1994Q1 2005Q3 Included observations: 47 after adjustments C -1.5 第 4 章 この章では 最小二乗法をベースにして 推計上のさまざまなテクニックを検討する 変数のバリエーション 係数の制約係数にあらかじめ制約がある場合がある たとえばマクロの生産関数は 次のように表すことができる 生産要素は資本と労働である 稼動資本は資本ストックに稼働率をかけることで計算でき 労働投入量は 就業者数に総労働時間をかけることで計算できる 制約を掛けずに 推計すると次の結果が得られる

More information

母親の就業が子どもに与える影響―その意識を規定する要因の分析―

母親の就業が子どもに与える影響―その意識を規定する要因の分析― 日本版 General Social Surveys 研究論文集 [5] JGSS で見た日本人の意識と行動 JGSS Research Series No.2 Effects of mothers employment on children An analysis of the determinants of people s attitudes towards working mothers

More information

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意 第 1 章 アンケート調査概要 1 調査の目的 宮崎県における男女共同参画に関する意識と実態を統計的に把握し 今後の男女共同参画施策 の一層の推進を図るための基礎資料を得ることを目的として実施した 2 調査の設計と内容 1 調査地域 : 宮崎県全域 2 調査対象 : 宮崎県在住の 20 歳以上の男女 3,000 人 ( 男女各 1,500 人 ) 3 抽出方法 : 無作為抽出 4 調査方法 : 郵送配付

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 2018 年 9 月 13 日 出産 育児調査 2018 妊娠 出産 育児の各期において 女性の度に影響する意識や行動は異なる 多くは子どもの人数によっても違い 各期で周囲がとるべき行動は変わっていく 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ ( 本社 : 東京都品川区代表取締役社長山口文洋 ) が運営するリクルートブライダル総研では 出産 育児の実態について詳細を把握するために 出産 育児調査

More information

最近の就業者の労働時間と労働時間帯の関連に関する実証分析

最近の就業者の労働時間と労働時間帯の関連に関する実証分析 15 年度統計関連学会連合大会 最近の就業者の労働時間と労働時間帯の関連に関する実証分析 15 年 9 月 7 日 ( 月 ) 総務省統計局労働力人口統計室長尾伸一野村大輔 研究の目的 女性の活躍推進等のため ワークライフバランスの推進が課題となっている 裁量労働制 フレックスタイム制 という新たな働き方に注目が集まる中 最近の就業者がどのように働いているかを分析することが従前以上に重要となっている

More information

平成 29 年 北海道アイヌ生活実態調査 の実施結果について ( 概要 ) 1 調査の目的この調査は 北海道におけるアイヌの人たちの生活実態を把握し 今後の総合的施策のあり方を検討するため 必要な基礎資料を得ることを目的として実施した 2 調査の対象この調査における アイヌ とは 地域社会でアイヌの

平成 29 年 北海道アイヌ生活実態調査 の実施結果について ( 概要 ) 1 調査の目的この調査は 北海道におけるアイヌの人たちの生活実態を把握し 今後の総合的施策のあり方を検討するため 必要な基礎資料を得ることを目的として実施した 2 調査の対象この調査における アイヌ とは 地域社会でアイヌの 平成 29 年 北海道アイヌ生活実態調査 の実施結果について ( 概要 ) 1 調査の目的この調査は 北海道におけるアイヌの人たちの生活実態を把握し 今後の総合的施策のあり方を検討するため 必要な基礎資料を得ることを目的として実施した 2 調査の対象この調査における アイヌ とは 地域社会でアイヌの血を受け継いでいると思われる方 また 婚姻 養子縁組等によりそれらの方と同一の生計を営んでいる方 としている

More information

Microsoft PowerPoint - statistics pptx

Microsoft PowerPoint - statistics pptx 統計学 第 回 講義 仮説検定 Part-3 06 年 6 8 ( )3 限 担当教員 唐渡 広志 ( からと こうじ ) 研究室 経済学研究棟 4 階 43 号室 email kkarato@eco.u-toyama.ac.j webite htt://www3.u-toyama.ac.j/kkarato/ 講義の目的 つの 集団の平均 ( 率 ) に差があるかどうかを検定する 法を理解します keyword:

More information

<4D F736F F F696E74202D F8E9197BF E97EE8A4B8B8995CA95BD8BCF8EFB93FC8A7A DCE DCE8AB38ED C

<4D F736F F F696E74202D F8E9197BF E97EE8A4B8B8995CA95BD8BCF8EFB93FC8A7A DCE DCE8AB38ED C 平成 24 年 11 月 28 日第 59 回社会保障審議会医療保険部会資料 3 年齢階級別平均収入額 (70 歳 ~74 歳患者負担特例措置関係 ) について 平成 24 年 11 月 28 日 厚生労働省保険局 年齢階級別平均収入額 (1 世帯当たり 1 人当たり )( 平成 21 年 ) 平成 22 年国民生活基礎調査 ( 厚生労働省大臣官房統計情報部 ) による ( 注 1) 1 世帯当たり平均収入額

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 1/X Chapter 9: Linear correlation Cohen, B. H. (2007). In B. H. Cohen (Ed.), Explaining Psychological Statistics (3rd ed.) (pp. 255-285). NJ: Wiley. 概要 2/X 相関係数とは何か 相関係数の数式 検定 注意点 フィッシャーのZ 変換 信頼区間 相関係数の差の検定

More information

Medical3

Medical3 1.4.1 クロス集計表の作成 -l m 分割表 - 3つ以上のカテゴリを含む変数を用いて l mのクロス集計表による分析を行います この例では race( 人種 ) によってlow( 低体重出生 ) に差が認められるかどうかを分析します 人種には3つのカテゴリ 低体重出生には2つのカテゴリが含まれています 2つの変数はともにカテゴリ変数であるため クロス集計表によって分析します 1. 分析メニュー

More information

未諮問基幹統計(家計統計)についての委員の御質問・御意見等について

未諮問基幹統計(家計統計)についての委員の御質問・御意見等について 未諮問基幹統計 ( 家計統計 ) についての委員の御質問 御意見等について 資料 1 通し番号 基本計画部会で確認したい事項 確認したい事項とお考えの理由 現状 実査がどの程度困難となっているか具体的に教えて欲しい 現行の家計調査は 記入者 調査実施者ともに負担が大きく 調査環境が悪化傾向にあると思われる 1 家計調査等改善検討会 ( 総務省統計局開催 ) において 幅広い検討がなされたと聞いている

More information

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万 (2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万 7 千人と約 2.2 倍に増加しており これは第 1 号被保険者の約 38% 増の伸びと比較して高くなっており

More information

2 累計 収入階級別 各都市とも 概ね収入額が高いほども高い 特別区は 世帯収入階級別に見ると 他都市に比べてが特に高いとは言えない 階級では 大阪市が最もが高くなっている については 各都市とも世帯収入階級別の傾向は類似しているが 特別区と大阪市が 若干 多摩地域や横浜市よりも高い 東京都特別区

2 累計 収入階級別 各都市とも 概ね収入額が高いほども高い 特別区は 世帯収入階級別に見ると 他都市に比べてが特に高いとは言えない 階級では 大阪市が最もが高くなっている については 各都市とも世帯収入階級別の傾向は類似しているが 特別区と大阪市が 若干 多摩地域や横浜市よりも高い 東京都特別区 (5) 累計 1 累計 年齢階級別 各都市とも 年齢が高くなるほどは高い は までは概ね上昇傾向にあるが になると低下する 特別区は 各年齢階級とも最もは高いが では多摩地域や横浜市と大きな差はない については どの年齢階級でも他都市よりも高くなっている 大阪市は 各年齢階級とも がやや低くなっているが は多摩地域や横浜市とほぼ同額である 図表 II-30 都市別 世帯主年齢階級別 累計 東京都特別区

More information

出産・育児調査2018~妊娠・出産・育児の各期において、女性の満足度に影響する意識や行動は異なる。多くは子どもの人数によっても違い、各期で周囲がとるべき行動は変わっていく~

出産・育児調査2018~妊娠・出産・育児の各期において、女性の満足度に影響する意識や行動は異なる。多くは子どもの人数によっても違い、各期で周囲がとるべき行動は変わっていく~ 2018 年 9 月 13 日 妊娠 出産 育児の各期において 女性の度に影響する意識や行動は異なる 多くは子どもの人数によっても違い 各期で周囲がとるべき行動は変わっていく 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ ( 本社 : 東京都品川区代表取締役社長山口文洋 ) が運営するリクルートブライダル総研では 出産 育児の実態について詳細を把握するために を実施しました ここに 調査結果の要旨をご報告いたします

More information

税・社会保障等を通じた受益と負担について

税・社会保障等を通じた受益と負担について 資料 8 税 社会保障等を通じた 受益と負担について 平成 27 年 6 月 1 日内閣府 1. 様々な世帯類型別にみた受益 負担構造 年金給付のある高齢者や 教育サービスを受ける子どものいる世帯では 受益が大きい傾向 4 世帯類型別の受益と負担 (215 年 ) 1 3 2 1-1 -2-1.1-53.3 1.9 1.5-18. -135.8 1.2 9.1-16.3-16.7-114.9-143.

More information

Microsoft Word - 概要.doc

Microsoft Word - 概要.doc 平成 27 年国勢調査 ( 世帯構造等基本集計結果 ) ~ の概要 ~ 平成 29 年 12 月 経営管理部情報統計局 統計調査課 ~~~ 目 次 ~~~ 1 世帯の状況 1 2 親子の同居 非同居 2 3 母子 父子世帯 5 世帯構造等基本集計とは 世帯構造等基本集計は 全ての調査票を用いて母子 父子世帯 親子の同居等の世帯状況に関する結果について集計した確定値となります 詳細な結果は 下記 URL

More information

Medical3

Medical3 Chapter 1 1.4.1 1 元配置分散分析と多重比較の実行 3つの治療法による測定値に有意な差が認められるかどうかを分散分析で調べます この例では 因子が1つだけ含まれるため1 元配置分散分析 one-way ANOVA の適用になります また 多重比較法 multiple comparison procedure を用いて 具体的のどの治療法の間に有意差が認められるかを検定します 1. 分析メニュー

More information

第 16 表被調査者数 性 年齢階級 学歴 就業状況別 124 第 17 表独身者数 性 年齢階級 就業状況 家庭観別 142 第 18 表有配偶者数 性 年齢階級 就業状況 家庭観別 148 第 19 表仕事あり者数 性 年齢階級 配偶者の有無 親との同居の有無 職業別 154 第 20 表仕事あ

第 16 表被調査者数 性 年齢階級 学歴 就業状況別 124 第 17 表独身者数 性 年齢階級 就業状況 家庭観別 142 第 18 表有配偶者数 性 年齢階級 就業状況 家庭観別 148 第 19 表仕事あり者数 性 年齢階級 配偶者の有無 親との同居の有無 職業別 154 第 20 表仕事あ 目 次 まえがき Ⅰ 調査の概要 11 Ⅱ 結果の概要 1 独身者の結婚意欲 36 2 独身者の交際状況 37 3 独身女性の結婚後の就業継続意欲 39 参考 40 利用に際しての留意点 43 Ⅲ 統計表 統計表一覧 46 1 基本属性 (1) 被調査者第 1 表被調査者数 性 年齢階級 学歴 配偶者の有無 子どもの有無別 56 第 2 表被調査者数 性 年齢階級 親との同居の有無 配偶者の有無 子どもの有無別

More information

Press Release

Press Release 公益財団法人家経済研究所 2016 年 11 月 21 日 消費生活に関するパネル調査 について ( 第 23 回調査結果 ) 公益財団法人家経済研究所では 1993 年より継続している 消費生活に関するパネル調査 の第 23 回調査を 2015 年 10 月に実施いたしました 最新の調査から明らかになったことをご紹介します 1. 親元未婚女性の 10 年間の変化 (1) 収入 支出に変化は少ないものの堅実化の傾向

More information

Chapter カスタムテーブルの概要 カスタムテーブル Custom Tables は 複数の変数に基づいた多重クロス集計テーブルや スケール変数を用いた集計テーブルなど より複雑な集計表を自由に設計することができるIBM SPSS Statisticsのオプション製品です テーブ

Chapter カスタムテーブルの概要 カスタムテーブル Custom Tables は 複数の変数に基づいた多重クロス集計テーブルや スケール変数を用いた集計テーブルなど より複雑な集計表を自由に設計することができるIBM SPSS Statisticsのオプション製品です テーブ カスタムテーブル入門 1 カスタムテーブル入門 カスタムテーブル Custom Tables は IBM SPSS Statisticsのオプション機能の1つです カスタムテーブルを追加することで 基本的な度数集計テーブルやクロス集計テーブルの作成はもちろん 複数の変数を積み重ねた多重クロス集計テーブルや スケール変数を用いた集計テーブルなど より複雑で柔軟な集計表を作成することができます この章では

More information

Microsoft Word - meti-report

Microsoft Word - meti-report 適切に把握しておくことが必要である 本調査では 集客型サービスとしてプロ野球を取り上げ 北海道日本ハムファイターズのファンを対象として調査を実施した プロ野球のファンは プロ野球に関心のないプレファン 野球観戦に球場に行き始めるファン かなりの頻度で球場に野球観戦に訪れるリピーターという 3 種類に大別でき 個々のファンは プレファン状態 ファン状態 リピーター状態の間を状態遷移する したがって プロ野球ファンの構造を

More information

Microsoft PowerPoint - CVM.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - CVM.ppt [互換モード] 遺伝子組み換えコーン油を事例とした CVM 質問 問 1 現在 遺伝子組み換えトウモロコシを原料として使っているコーン油が 1 本 900gあたり約 600 円で販売されています もし 遺伝子組み換え原料を完全に使っていないコーン油を販売しようとすれば それは 流通管理を徹底しなければならないことから 値段がより高くなることが予想されます あなたは 900g のコーン油 1 本について 追加的な値上がりが何円までだったら

More information

(2) 口数ベースの所有比率は 引き続き信託銀行の所有比率が高く を対象と した ETF でも同様の結果となる一方 以外を対象とした ETF では所有比率に変動 がみられました 受益権口数ベース ( 表 2) では 信託銀行の所有比率が37.4% と前回調査に比べて1.0 ポイントの低下となったもの

(2) 口数ベースの所有比率は 引き続き信託銀行の所有比率が高く を対象と した ETF でも同様の結果となる一方 以外を対象とした ETF では所有比率に変動 がみられました 受益権口数ベース ( 表 2) では 信託銀行の所有比率が37.4% と前回調査に比べて1.0 ポイントの低下となったもの ETF 受益者情報調査 ( 平成 25 年 1 月 ) の調査結果について 平成 2 5 年 5 月 1 日 株式会社東京証券取引所株式会社大阪証券取引所株式会社名古屋証券取引所証券会員制法人福岡証券取引所証券会員制法人札幌証券取引所 1. はじめに 全国の証券取引所では 上場 ETFの保有状況を明らかにするため 上場内国 ETF(E TNを含む 以下同じ ) の受益者情報調査 ( 分布状況調査 )

More information

違法配信に関するユーザー利用実態調査 【2010年版】

違法配信に関するユーザー利用実態調査 【2010年版】 違法配信に関する利用実態調査 2010 年版 2011 年 3 月 9 日 一般社団法人日本レコード協会 目 次 調査概要 1. 違法ファイル等の利用 認知状況 2. 違法ファイル等の推定ダウンロード数 3. 違法ファイルのアップロード状況 4. 違法ファイル等の利用に関する意識 1 調査概要 違法配信の利用実態を調査するため 音楽メディアユーザー調査及びその調査モニターのうち パソコンにおいて入手可能な違法ファイル

More information

高齢期における幸福感規定要因の男女差について―JGSS-2000/2001統合データに基づく検討―

高齢期における幸福感規定要因の男女差について―JGSS-2000/2001統合データに基づく検討― 日本版 General Social Surveys 研究論文集 [6] JGSS で見た日本人の意識と行動 JGSS Research Series No.3 JGSS-2000/2001 Difference between Men's Happiness and Women's Happiness in Later Life An Analysis Based on JGSS Integrated

More information

 

  第 I 部調査の概要 1. 調査目的 平成 21 年 4 月に施行された 青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律 ( いわゆる 青少年インターネット環境整備法 ) において 18 歳未満の青少年がインターネットへの接続に用いる携帯電話やパーソナルコンピュータ等について 民間事業者にフィルタリングの提供などが義務付けられるとともに 保護者に対しては その保護する青少年に適切にインターネットを利用させる責務などが課せられることとなった

More information

厚生労働省発表

厚生労働省発表 厚生労働省発表 平成 20 年 1 月 18 日 職業安定局高齢 障害者雇用対策部障害者雇用対策課課長吉永和生調査官濱島秀夫 電話 5253-1111( 内 )5836 3595-1173( 直通 ) 身体障害者 知的障害者及び精神障害者就業実態調査の調査結果について Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的障害者の障害の種類 程度及び就業形態 職種等就業に係る状況の把握を行い 身体障害者 知的障害者及び精神障害者の自立と社会経済活動への参加をより一層促進するための基礎資料を得ることを目的とする

More information

第 1 子出産前後の女性の継続就業率 及び出産 育児と女性の就業状況について 平成 30 年 11 月 内閣府男女共同参画局

第 1 子出産前後の女性の継続就業率 及び出産 育児と女性の就業状況について 平成 30 年 11 月 内閣府男女共同参画局 第 1 子出産前後の女性の継続就業率 及び出産 育児と女性の就業状況について 平成 3 年 11 月 内閣府男女共同参画局 ( 第 1 子出産前後の女性の継続就業率 ) 第 1 子出産前後に女性が就業を継続する割合は上昇 これまでは 4 割前後で推移してきたが 最新の調査では 53.1% まで上昇した 育児休業制度を利用して就業を継続した割合も大きく上昇している 第 1 子出産を機に離職する女性の割合は

More information

The effect of smoking habit on the labor productivities

The effect of smoking habit on the labor productivities DISCUSSION PAPER SERIES August 2010 No.1005 1 健康水準と労働生産性 への付録 中京大学経済学部 湯田道生 1 本稿は, 科学研究費補助金 基盤研究 B(#20330062) の研究成果の一部である 1. はじめに本稿は, 湯田 (2010) において, 紙数の都合によって紹介しきれなかった計量分析の結果をまとめたものである 本稿の構成は以下の通りである

More information

「高齢者の健康に関する意識調査」結果(概要)1

「高齢者の健康に関する意識調査」結果(概要)1 高齢者の健康に関する意識調査 結果 ( 概要 ) 1 調査の目的我が国では高齢化が急速に進んでおり 平成 25 年 (2013 年 ) には高齢者が国民の4 人に1 人となり 平成 47 年 (2035 年 ) には3 人に1 人となると予測されている 本格的な高齢社会を迎え 国民の一人一人が長生きして良かったと実感できる社会を築き上げていくためには 就業 所得 健康 福祉 学習 社会参加 生活環境等に係る社会システムが高齢社会にふさわしいものとなるよう

More information

人口推計 における人口の算出方法 Ⅰ 概要 1 人口推計の範囲人口推計の範囲は, 我が国に常住している * 全人口 ( 外国人を含む ) である ただし, 外国人のうち, 外国政府の外交使節団 領事機関の構成員 ( 随員及び家族を含む ) 及び外国軍隊の軍人 軍属 ( 家族を含む ) は除いている

人口推計 における人口の算出方法 Ⅰ 概要 1 人口推計の範囲人口推計の範囲は, 我が国に常住している * 全人口 ( 外国人を含む ) である ただし, 外国人のうち, 外国政府の外交使節団 領事機関の構成員 ( 随員及び家族を含む ) 及び外国軍隊の軍人 軍属 ( 家族を含む ) は除いている 人口推計 における人口の算出方法 Ⅰ 概要 1 人口推計の範囲人口推計の範囲は, 我が国に常住している * 全人口 ( 外国人を含む ) である ただし, 外国人のうち, 外国政府の外交使節団 領事機関の構成員 ( 随員及び家族を含む ) 及び外国軍隊の軍人 軍属 ( 家族を含む ) は除いている * 3か月以上にわたって住んでいるか, 又は住むことになっている者をいう 2 推計の方法 (1) 推計の基本式人口推計では,

More information

政策課題分析シリーズ16(付注)

政策課題分析シリーズ16(付注) 基本月額+総報酬月額相当額 が28 万円超付注 付注 1: 在職老齢年金制度の仕組みについて既述の通り 在職老齢年金制度とは 60 歳以降に厚生年金保険に加入しつつ老齢厚生年金を受給する場合において 基本月額 74 と総報酬月額相当額 75 に応じ 老齢厚生年金の受給額の一部あるいは全部が支給停止される制度である 支給停止額が決定される仕組みは 60 歳から 64 歳までの場合と 65 歳以上の場合で異なっており

More information

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計 みずほインサイト 政策 217 年 5 月 31 日 少子高齢化で労働力人口は 4 割減労働力率引き上げの鍵を握る働き方改革 政策調査部上席主任研究員堀江奈保子 3-3591-138 naoko.horie@mizuho-ri.co.jp 216 年の労働力人口は 6,648 万人 労働力率は 6% であるが 男女別 年齢 5 歳階級別の労働力率を同じとすれば 265 年の労働力人口は 4, 万人弱と約

More information

b. 世帯主年齢階級別 負担率 図表 II- 6-4 墨田ブロックの世帯主年齢階級別 平均負担率 図表 II- 6-5 墨田ブロックの世帯主年齢階級別 負担率の分布 合計 5% 未満 % 以上 1% 未満

b. 世帯主年齢階級別 負担率 図表 II- 6-4 墨田ブロックの世帯主年齢階級別 平均負担率 図表 II- 6-5 墨田ブロックの世帯主年齢階級別 負担率の分布 合計 5% 未満 % 以上 1% 未満 6. 墨田ブロック ( 墨田区 江東区 足立区 葛飾区 江戸川区の 5 区 ) (1) 全所有形態負担率世帯年収は 45~54 歳階級が最も高く 以降は低下している ( 図表 II- 6-1 図表 II- 6-3) 世帯主年齢階級別の負担率では 35~64 歳階級までは 2~25% 程度へとゆるやかに上昇し 65 歳以上では 15.8% まで大きく低下している ( 図表 II- 6-4 図表 II-

More information

TERG

TERG Discussion Paper No. 55 東アジア幸福と所得 水落正明 Masaaki MIZUOCHI 216 年 3 月 3 日 Data Science and Service Research Discussion Paper Center for Data Science and Service Research Graduate School of Economic and Management

More information

ETF 受益者情報調査 ( 平成 26 年 1 月 ) の調査結果について 平成 2 6 年 5 月 1 日 株式会社 東京証券取引所 株式会社 名古屋証券取引所 証券会員制法人 福岡証券取引所 証券会員制法人 札幌証券取引所 1. はじめに 全国の証券取引所では 上場 ETF の保有状況を明らかに

ETF 受益者情報調査 ( 平成 26 年 1 月 ) の調査結果について 平成 2 6 年 5 月 1 日 株式会社 東京証券取引所 株式会社 名古屋証券取引所 証券会員制法人 福岡証券取引所 証券会員制法人 札幌証券取引所 1. はじめに 全国の証券取引所では 上場 ETF の保有状況を明らかに ETF 受益者情報調査 ( ) の調査結果について 平成 2 6 年 5 月 1 日 株式会社 東京証券取引所 株式会社 名古屋証券取引所 証券会員制法人 福岡証券取引所 証券会員制法人 札幌証券取引所 1. はじめに 全国の証券取引所では 上場 ETF の保有状況を明らかにするため 上場内国 ETF( を含む 以下 同じ ( 注 1)) の受益者情報調査 ( 分布状況調査 ) を実施した 当調査は

More information

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版) 15. 結婚生活に必要な夫婦の年収 ( 税込 )(Q32 Q32) < 全ての方に > Q32 結婚生活をスタートさせるにあたって必要だと思う夫婦の年収 ( 税込み ) は どのくらいだとお考えですか ( は 1 つ ) 1 100 万円未満 2 100 万円 ~200 万円未満 3 200 万円 ~300 万円未満 4 300 万円 ~400 万円未満 5 400 万円 ~500 万円未満 6 500

More information

シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ

シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ 第 3 次産業活動指数 (17 年 =1 季節調整済) で 15~24 年の スポーツ施設提供業 の推移をみると スポーツ施設提供業 ( 全体 ) が横ばい傾向で推移する中 内訳の一つである フィットネスクラブ は上昇傾向で推移している ( 第 1 図 ) 以下では フィットネスクラブ に焦点を当て 特定サービス産業動態統計で利用者数及び売上高の動向を見るとともに

More information

上場不動産投資信託証券 (REIT) 投資主情報調査 (2015 年 2 月 ) の調査結果について 年 5 月 2 2 日 株式会社 東京証券取引所 株式会社 名古屋証券取引所 証券会員制法人 福岡証券取引所 証券会員制法人 札幌証券取引所 1. はじめに 全国の証券取引所では 上

上場不動産投資信託証券 (REIT) 投資主情報調査 (2015 年 2 月 ) の調査結果について 年 5 月 2 2 日 株式会社 東京証券取引所 株式会社 名古屋証券取引所 証券会員制法人 福岡証券取引所 証券会員制法人 札幌証券取引所 1. はじめに 全国の証券取引所では 上 上場不動産投資信託証券 (REIT) 投資主情報調査 ( ) の調査結果について 2 0 1 5 年 5 月 2 2 日 株式会社 東京証券取引所 株式会社 名古屋証券取引所 証券会員制法人 福岡証券取引所 証券会員制法人 札幌証券取引所 1. はじめに 全国の証券取引所では 上場不動産投資信託証券 ( 以下 REIT という ) 投資口保有の実態を把握する目的で REIT 投資主情報調査 ( 分布状況調査

More information

このジニ係数は 所得等の格差を示すときに用いられる指標であり 所得等が完全に平等に分配されている場合に比べて どれだけ分配が偏っているかを数値で示す ジニ係数は 0~1の値をとり 0 に近づくほど格差が小さく 1に近づくほど格差が大きいことを表す したがって 年間収入のジニ係数が上昇しているというこ

このジニ係数は 所得等の格差を示すときに用いられる指標であり 所得等が完全に平等に分配されている場合に比べて どれだけ分配が偏っているかを数値で示す ジニ係数は 0~1の値をとり 0 に近づくほど格差が小さく 1に近づくほど格差が大きいことを表す したがって 年間収入のジニ係数が上昇しているというこ 大格差みずほインサイト 政策 2017 年 1 月 11 日 世帯の年間収入格差が拡大高齢者世帯の格差は中長期的には縮小傾向 政策調査部上席主任研究員 堀江奈保子 03-3591-1308 naoko. horie@mizuho-ri.co.jp 総務省 全国消費実態調査 によると 二人以上の世帯の年間収入格差は拡大が続いている 世帯主の年齢階級別にみると おおむね年齢の上昇とともに格差が拡大する

More information

資料3-3 消費者アンケート調査(2次調査)について(案)

資料3-3 消費者アンケート調査(2次調査)について(案) 資料 3-3 消費者アンケート調査 (2 次調査 ) について ( 案 ) I 調査概要 1. 調査目的市場の更なるグリーン化に向けた今後の施策の強化 充実の方向性 ( 案 ) として掲げる次の4つの項目について 消費者の意識や現状の取組実態 施策の受容度などを調査し その妥当性を検証することを目的とする 施策の強化 充実の方向性 1. 対象製品 サービスの新規開拓 2. 先進的な基準の設定 3.

More information

ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き率日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率は

ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き率日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率は ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働きは 5 6. 8 % と全国の 4 5. 4 % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働きは 6 6. 5 % であったことをみると 1 0 ポイント近く減少しています これは 夫婦ともに 長生き になったことで

More information

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF322D B83678C8B89CA816995CA8DFB816A2E >

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF322D B83678C8B89CA816995CA8DFB816A2E > 資料 2-3 アンケート調査結果 ( 第 1 回資料からの抜粋 ) 平成 20 年 5 月 22 日 事務局 アンケート調査結果 1( アンケート調査方法 ) 電報及び電報類似サービスの利用状況等を把握するため 総務省の委託による郵送アンケート調査を実施 調査対象 地域 調査対象者 全国 平成 19 年 11 月現在で 15 歳から 70 歳までの男女 調査方法 調査対象者の 選定及び集計 結果について

More information

相対的貧困率の動向: 2006, 2009, 2012年

相対的貧困率の動向: 2006, 2009, 2012年 東京都福祉先進都市東京に向けた懇談会 2014 年 11 月 6 日 資料 2 高齢者の貧困と孤立 阿部彩 国立社会保障 人口問題研究所 1 30% 25% 20% 15% 10% 5% 0% 年齢層別 性別貧困率 (2012 年 ) 21.8% 19.5% 25.4% 23.9% 男性 女性 17.3% 年齢別 性別に相対的貧困率を見ると 男性においては 20-24 歳の貧困率が特に高く 25-29

More information

(2) 受益権口数ベースの所有比率は 生命保険会社及び信託銀行が上昇する一方 都銀 地銀等及び個人 などで低下する結果となった 受益権口数ベース ( 以下 口数ベース という ) の所有比率 ( 表 2) については 信託銀行が41.2% と引き続き全投資部門中最大の所有セクターとなっており 以下

(2) 受益権口数ベースの所有比率は 生命保険会社及び信託銀行が上昇する一方 都銀 地銀等及び個人 などで低下する結果となった 受益権口数ベース ( 以下 口数ベース という ) の所有比率 ( 表 2) については 信託銀行が41.2% と引き続き全投資部門中最大の所有セクターとなっており 以下 ETF 受益者情報調査 ( 平成 25 年 7 月 ) の調査結果について 平成 2 5 年 1 1 月 1 日 株式会社東京証券取引所株式会社名古屋証券取引所証券会員制法人福岡証券取引所証券会員制法人札幌証券取引所 1. はじめに 全国の証券取引所では 上場 ETF の保有状況を明らかにするため 上場内国 ETF( を含む 以下 同じ ( 注 1)) の受益者情報調査 ( 分布状況調査 ) を実施した

More information

資料1 世帯特性データのさらなる充実可能性の検討について

資料1 世帯特性データのさらなる充実可能性の検討について 世帯特性データのさらなる充実可能性の検討について資料 1 平成 30 年度以降の子供の学習費調査に関する研究会 ( 第 5 回 平成 30 年 7 月 4 日 ) 第 3 回研究会までの議論 ( 論点のまとめ ) 本調査の分析の幅を広げるため 世帯特性に係るデータの調査をさらに充実させるべき 平成 30 年度調査から世帯特性データの調査拡充 ( ) を行っているが さらに ひとり親か否か を集計の観点に加えることにより

More information

20 金融資産目標残高 今後の金融商品の保有希望 元本割れを起こす可能性があるが 収益性の高いと見込まれる金融商品の保有 日常的な支払い ( 買い物代金等 ) の主な資金決済手段 日常的な支払い ( 買い物代金等 ) の主な資金決済手段 ( 続き )

20 金融資産目標残高 今後の金融商品の保有希望 元本割れを起こす可能性があるが 収益性の高いと見込まれる金融商品の保有 日常的な支払い ( 買い物代金等 ) の主な資金決済手段 日常的な支払い ( 買い物代金等 ) の主な資金決済手段 ( 続き ) [ 二人以上世帯調査 ] 調査要綱 9 標本設計とサンプル誤差 10 調査結果の概要 11 Ⅰ. 金融資産の状況 11 1. 金融資産の保有状況 11 2. 金融資産の有無 12 3. 金融資産保有世帯の金融資産保有状況 13 4. 金融資産構成の前年比較 14 5. 金融資産の増減 増減理由 15 6. 金融資産の保有目的 17 7. 金融資産の選択 17 Ⅱ. 借入金の状況 19 3. 住居の取得計画

More information

Microsoft Word - KUES-DP docx

Microsoft Word - KUES-DP docx Kanagawa University Economic Society Discussion Paper No. 2015-02 2016/03/30 221-8686 3-27-1 E-mail: santa@econ.kanagawa-u.ac.jp 2016 3 30 2 * santa@econ.kanagawa-u.ac.jp 1 1. 1 2. 20 30 2 1 1 35 39 1980

More information

牛乳および乳製品摂取量

牛乳および乳製品摂取量 < 代表値 > 男性 : 牛乳 : 98.1g/ 日, 乳製品 :14.6g/ 日 女性 : 牛乳 :101.4g/ 日, 乳製品 :21.4g/ 日 < 代表値のもととなる資料 > 国民栄養調査は, 厚生労働省が国民の栄養状態や栄養素などの摂取量を把握するために毎年実施している全国規模の調査である 国民栄養調査は,1945( 昭和 20) 年から開始され,1995( 平成 7) 年からは, 世帯構成員の間で料理がとのように分けられたのかという料理ごとの個人の食事量の割合を調査する

More information

Microsoft PowerPoint - Statistics[B]

Microsoft PowerPoint - Statistics[B] 講義の目的 サンプルサイズの大きい標本比率の分布は正規分布で近似できることを理解します 科目コード 130509, 130609, 110225 統計学講義第 19/20 回 2019 年 6 月 25 日 ( 火 )6/7 限 担当教員 : 唐渡広志 ( からと こうじ ) 研究室 : email: website: 経済学研究棟 4 階 432 号室 kkarato@eco.u-toyama.ac.jp

More information

女性の就業と育児に関する実証分析 神戸大学大学院経済学研究科小林美樹 a 要旨本稿では 就業構造基本調査のミクロデータを用いて 女性の学歴や子どもの有無が就業にどのような影響を及ぼしているのかを検討した 1992 年 1997 年 2002 年の 就業構造基本調査 の個票を用いて 女性の就業選択につ

女性の就業と育児に関する実証分析 神戸大学大学院経済学研究科小林美樹 a 要旨本稿では 就業構造基本調査のミクロデータを用いて 女性の学歴や子どもの有無が就業にどのような影響を及ぼしているのかを検討した 1992 年 1997 年 2002 年の 就業構造基本調査 の個票を用いて 女性の就業選択につ 女性の就業と育児に関する実証分析 小林美樹 March 2015 Discussion Paper No.1511 GRADUATE SCHOOL OF ECONOMICS KOBE UNIVERSITY ROKKO, KOBE, JAPAN 女性の就業と育児に関する実証分析 神戸大学大学院経済学研究科小林美樹 a 要旨本稿では 就業構造基本調査のミクロデータを用いて 女性の学歴や子どもの有無が就業にどのような影響を及ぼしているのかを検討した

More information

り それ以外の区分では増加している状況である 東証 REIT 用途別指数の構成銘柄別に前回調査との所有比率の増減状況 ( 表 8 参考 1) をみると 所有比率が増加した主な区分は 住宅指数における証券会社 商業 物流等指数における個人 その他で それぞれ0.6ポイントの上昇となった また 所有比率

り それ以外の区分では増加している状況である 東証 REIT 用途別指数の構成銘柄別に前回調査との所有比率の増減状況 ( 表 8 参考 1) をみると 所有比率が増加した主な区分は 住宅指数における証券会社 商業 物流等指数における個人 その他で それぞれ0.6ポイントの上昇となった また 所有比率 上場不動産投資信託証券 (REIT) 投資主情報調査 ( ) の調査結果について 2 0 1 8 年 6 月 1 3 日 株式会社 東京証券取引所 株式会社 名古屋証券取引所 証券会員制法人 福岡証券取引所 証券会員制法人 札幌証券取引所 1. はじめに 全国の証券取引所では 上場不動産投資信託証券 ( 以下 REIT という ) 投資口保有の実態を把握する目的で REIT 投資主情報調査 ( 分布状況調査

More information

総務省 放送事業の基盤強化に関する検討分科会 資料 4-4 ラジオ受信機 聴取状況に関するアンケート調査結果 ( 速報版 ) 2019 年 3 月 27 日 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 本資料は 総務省からの ( 平成 30 年

総務省 放送事業の基盤強化に関する検討分科会 資料 4-4 ラジオ受信機 聴取状況に関するアンケート調査結果 ( 速報版 ) 2019 年 3 月 27 日 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 本資料は 総務省からの ( 平成 30 年 総務省 放送事業の基盤強化に関する検討分科会 資料 4-4 ラジオ受信機 聴取状況に関するアンケート調査結果 ( 速報版 ) 2019 年 3 月 27 日 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 本資料は 総務省からの ( 平成 30 年度 ラジオ放送の役割 実態等に関する調査研究 の請負 ) を受託し 三菱総合研究所が作成したものです

More information

<4D F736F F D208A E63789F1906C8CFB88DA93AE92B28DB82E646F6378>

<4D F736F F D208A E63789F1906C8CFB88DA93AE92B28DB82E646F6378> 2011 年社会保障 人口問題基本調査 第 7 回人口移動調査 結果の概要 目次 I. 調査の概要... 1 II. 5 年前居住地からの移動... 3 III. 移動の経験と居住地域... 4 IV. 現住地への移動理由... 6 V. 出生県への U ターン移動... 8 VI. 5 年後の居住地... 11 VII. 外国での居住歴... 13 付表... 14 国立社会保障 人口問題研究所担当

More information

親と同居の未婚者の最近の状況(2016 年)

親と同居の未婚者の最近の状況(2016 年) 総務省統計研修所 2017 年 2 月 3 日 西文彦 親と同居の未婚者の最近の状況 (2016 年 ) Ⅰ. はじめに総務省統計研修所における調査研究の一環として 近年 一貫して完全失業率の高い 親と同居の未婚者 について研究分析を行ったので その結果の概要を紹介する 以下に述べることは筆者の個人的な見解である Ⅱ. 使用したデータと用語の定義 本稿で紹介する統計は 総務省統計局が毎月実施している労働力調査

More information

<4D F736F F D20819A8E9197BF B8BE682CC8CBB8FF382C6906C8CFB90848C >

<4D F736F F D20819A8E9197BF B8BE682CC8CBB8FF382C6906C8CFB90848C > 資料 5 中央区の現状と人口推計 ここでは 計画策定に向けた基礎資料として人口推移等の現状と今後の人口推計をまとめています Ⅰ 人口等. 年齢 3 区分別人口の推移 推計中央区の人口は増加傾向にあり 平成 年に 万人 平成 4 年に 万人 平成 6 年に 3 万人を超え 3,6 人となっています 増加傾向は今後も続き 平成 4 年は 6,87 人と推計されています 年齢 3 区分人口の推移をみると

More information

平成 22 年国勢調査 < 産業等基本集計結果 ( 大阪 平成 24 年 5 月 大阪市計画調整局

平成 22 年国勢調査 < 産業等基本集計結果 ( 大阪 平成 24 年 5 月 大阪市計画調整局 平成 22 年国勢調査 < 産業等基本集計結果 ( 大阪 平成 2 年 5 月 大阪市計画調整局 平成 22 年国勢調査 < 産業等基本集計結果 ( 大阪市 )> 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施した 平成 22 年国勢調査の産業等基本集計結果が こ のたび総務省統計局から公表されましたので 大阪市分の概要をお知らせします 目 次 1 労働力状態 1 2 従業上の地位 5 3 産業 教育

More information

<4D F736F F D DC58F4994C5817A8E9197BF817C358E518D6C8E9197BF2E646F63>

<4D F736F F D DC58F4994C5817A8E9197BF817C358E518D6C8E9197BF2E646F63> 資料 -5 馬淵川総合水系環境整備事業 参考資料 平成 25 年 10 月 国土交通省東北地方整備局 青森河川国道事務所 事業の投資効果1 費用便益分析 環境整備がもたらす便益 河川に関わる環境整備の便益は 環境財の価値の増大がもたらす個人または世帯の便益増大としてとらえられ 個人または世帯に便益をもたらす環境の価値を 環境財の価値 といい 環境財の価値は 一般的に 利用価値 と 非利用価値 に大別される

More information

Ⅰ. 調査の概要. 調査目的日本の全国民を対象に健康日本 2( 第二次 ) に関連する健康意識 認知度調査を評価することで 健康意識における重点課題を把握すること 2 経年的な健康意識の推移を把握することを目的とする これにより 今後の情報発信のあり方を検討する 本年調査は昨年調査に続いて2 回目の

Ⅰ. 調査の概要. 調査目的日本の全国民を対象に健康日本 2( 第二次 ) に関連する健康意識 認知度調査を評価することで 健康意識における重点課題を把握すること 2 経年的な健康意識の推移を把握することを目的とする これにより 今後の情報発信のあり方を検討する 本年調査は昨年調査に続いて2 回目の 健康日本 2( 第二次 ) に関する健康意識 認知度調査 平成 26 年度 健康日本 2( 第二次 ) の推進に関する研究 班 Ⅰ. 調査の概要. 調査目的日本の全国民を対象に健康日本 2( 第二次 ) に関連する健康意識 認知度調査を評価することで 健康意識における重点課題を把握すること 2 経年的な健康意識の推移を把握することを目的とする これにより 今後の情報発信のあり方を検討する 本年調査は昨年調査に続いて2

More information

東証 REIT 用途別指数の構成銘柄別に前回調査との所有比率の増減状況 ( 表 8 参考 1) をみると 所有比率が増加した主な区分は オフィス指数における個人 その他で1.0ポイントの上昇 また 住宅指数における外国法人等で0.9ポイントの上昇となった また 所有比率が減少した主な区分は オフィス

東証 REIT 用途別指数の構成銘柄別に前回調査との所有比率の増減状況 ( 表 8 参考 1) をみると 所有比率が増加した主な区分は オフィス指数における個人 その他で1.0ポイントの上昇 また 住宅指数における外国法人等で0.9ポイントの上昇となった また 所有比率が減少した主な区分は オフィス 上場不動産投資信託証券 (REIT) 投資主情報調査 ( ) の調査結果について 2 0 1 7 年 1 2 月 1 日 株式会社 東京証券取引所 株式会社 名古屋証券取引所 証券会員制法人 福岡証券取引所 証券会員制法人 札幌証券取引所 1. はじめに 全国の証券取引所では 上場不動産投資信託証券 ( 以下 REIT という ) 投資口保有の実態を把握する目的で REIT 投資主情報調査 ( 分布状況調査

More information

Microsoft PowerPoint - 資料3 BB-REVIEW (依田構成員).ppt

Microsoft PowerPoint - 資料3 BB-REVIEW (依田構成員).ppt 資料 3 高速インターネット接続サービスの需要代替性 : 成熟期に向かうブロードバンドの計量経済分析 京都大学大学院経済学研究科助教授 依田高典 京都大学大学院経済学研究科修士課程 ( 総務省 ) 坂平海 1. はじめに 世界に先行する日本のブロードバンドは普及期から成熟期へ 日本のブロードバンドのサービス間の需要代替性は 未だそれほど高くない ( 総務省 競争評価 2004) 普及期のブロードバンドの需要代替性の計量分析

More information

(3) 検定統計量の有意確率にもとづく仮説の採否データから有意確率 (significant probability, p 値 ) を求め 有意水準と照合する 有意確率とは データの分析によって得られた統計値が偶然おこる確率のこと あらかじめ設定した有意確率より低い場合は 帰無仮説を棄却して対立仮説

(3) 検定統計量の有意確率にもとづく仮説の採否データから有意確率 (significant probability, p 値 ) を求め 有意水準と照合する 有意確率とは データの分析によって得られた統計値が偶然おこる確率のこと あらかじめ設定した有意確率より低い場合は 帰無仮説を棄却して対立仮説 第 3 章 t 検定 (pp. 33-42) 3-1 統計的検定 統計的検定とは 設定した仮説を検証する場合に 仮説に基づいて集めた標本を 確率論の観点から分析 検証すること 使用する標本は 母集団から無作為抽出されたものでなければならない パラメトリック検定とノンパラメトリック検定 パラメトリック検定は母集団が正規分布に従う間隔尺度あるいは比率尺度の連続データを対象とする ノンパラメトリック検定は母集団に特定の分布を仮定しない

More information

アニメーション作品が観光振興に与える影響に関する研究. その3, 埼玉県鷲宮町における「らき☆すた」聖地巡礼者の属性と旅行形態に関する考察

アニメーション作品が観光振興に与える影響に関する研究. その3, 埼玉県鷲宮町における「らき☆すた」聖地巡礼者の属性と旅行形態に関する考察 Title アニメーション作品が観光振興に与える影響に関する研究. その 3, 埼玉県鷲宮町における らき すた 聖地巡礼者の属性と旅行形態に関する考察 Author(s) 石川, 美澄 ; 岡本, 健 ; 山村, 高淑 ; 松本, 真治 Issue Date 2008-11-23 Doc URL http://hdl.handle.net/2115/35001 Type conference presentation

More information

RSS Higher Certificate in Statistics, Specimen A Module 3: Basic Statistical Methods Solutions Question 1 (i) 帰無仮説 : 200C と 250C において鉄鋼の破壊応力の母平均には違いはな

RSS Higher Certificate in Statistics, Specimen A Module 3: Basic Statistical Methods Solutions Question 1 (i) 帰無仮説 : 200C と 250C において鉄鋼の破壊応力の母平均には違いはな RSS Higher Certiicate in Statistics, Specimen A Module 3: Basic Statistical Methods Solutions Question (i) 帰無仮説 : 00C と 50C において鉄鋼の破壊応力の母平均には違いはない. 対立仮説 : 破壊応力の母平均には違いがあり, 50C の方ときの方が大きい. n 8, n 7, x 59.6,

More information

東証 REIT 用途別指数の構成銘柄別に前回調査との所有比率の増減状況 ( 表 8 参考 1) をみると 所有比率が増加した主な区分は オフィス指数における個人 その他で2.4ポイントの上昇 住宅指数における信託銀行で1.4ポイントの上昇となった また 所有比率が低下した主な区分は 住宅指数における

東証 REIT 用途別指数の構成銘柄別に前回調査との所有比率の増減状況 ( 表 8 参考 1) をみると 所有比率が増加した主な区分は オフィス指数における個人 その他で2.4ポイントの上昇 住宅指数における信託銀行で1.4ポイントの上昇となった また 所有比率が低下した主な区分は 住宅指数における 上場不動産投資信託証券 (REIT) 投資主情報調査 ( ) の調査結果について 2018 年 12 月 19 日 株式会社 東京証券取引所 株式会社 名古屋証券取引所 証券会員制法人 福岡証券取引所 証券会員制法人 札幌証券取引所 1. はじめに 全国の証券取引所では 上場不動産投資信託証券 ( 以下 REIT という ) 投資口保有の実態を把握する目的で REIT 投資主情報調査 ( 分布状況調査

More information

ボランティア行動等実態調査【速報】

ボランティア行動等実態調査【速報】 別紙 ボランティア行動等実態調査 速報 平成 29 年 1 月 調査実施の概要 1 調査目的 東京都がボランティア活動を推進する中で 都民のボランティア活動に関する取組状況等 についての把握を行う 2 調査項目 (1) ボランティア活動に対する関心の有無 (2) ボランティア活動の経験の有無 (3) ボランティア活動の情報の入手先 (4) ボランティア活動を始めたきっかけ (5) ボランティア活動に参加する理由

More information

統計トピックスNo.96 登山・ハイキングの状況 -「山の日」にちなんで-

統計トピックスNo.96 登山・ハイキングの状況 -「山の日」にちなんで- 平成 28 年 8 月 10 日 統計トピックス No.96 登山 ハイキングの状況 - 山の日 にちなんで- ( 社会生活基本調査の結果から ) 社会生活基本調査は, 国民の生活時間の配分及び自由時間における主な活動について調査し, 各種行政施策の基礎資料を得ることを目的に, 51 年の第 1 回調査以来 5 年ごとに実施している統計調査で, 本年 10 月に, 平成 28 年社会生活基本調査 を実施します

More information

Acrobat Distiller, Job 2

Acrobat Distiller, Job 2 A Study of Determinants of Household wastes Panel Date Analysis of 50 Municipalities Kanto and Kinki Regions 961015 1 1-1 1 1 3 1 50 α i 4 1-1 - 1-1997 533 GDP 1980 GDP 1 70 80% -1-1-1 1900 1954 1970 0

More information

図表 II-39 都市別 世帯主年齢階級別 固定資産税等額 所得税 社会保険料等額 消 費支出額 居住コスト 年間貯蓄額 ( 住宅ローン無し世帯 ) 単位 :% 東京都特別区 (n=68) 30 代以下 (n=100) 40 代

図表 II-39 都市別 世帯主年齢階級別 固定資産税等額 所得税 社会保険料等額 消 費支出額 居住コスト 年間貯蓄額 ( 住宅ローン無し世帯 ) 単位 :% 東京都特別区 (n=68) 30 代以下 (n=100) 40 代 (6) 固定資産税等額 所得税 社会保険料等額 消費支出額 居住コスト 年間貯蓄額 1-1) 生活上のコスト等の負担額 構成比の比較 ( 住宅ローン無し世帯 ) 年齢階級別 特別区の場合 消費支出額は多摩地域 横浜市と大差はないが 大阪市に比べると高く また 所得税 社会保険料等額や年間貯蓄額が他都市よりもやや高めとなっている 各都市とも 40~50 代で所得税 社会保険料等額の割合がやや高くなるが

More information

Microsoft Word - KUES-DP docx

Microsoft Word - KUES-DP docx Kanagawa University Economic Society Discussion Paper No. 2015-01 2015/10/19 221-8686 3-27-1 E-mail: santa@econ.kanagawa-u.ac.jp 2015 10 19 2 1. 1 2. 20 30 2 * santa@econ.kanagawa-u.ac.jp 1 1 1 35 39 1980

More information