目次茨木市環境基本計画の概要 1 良好な地域環境の確保 2 人と自然との共生 3 循環型社会の構築 4 地球環境の保全 5 市市民事業者の協働 6 ( 仮称 ) 第 2 次茨木市環境基本計画策定にあたり茨木市環境基本計画 ( 平成 16 年 3 月策定 ) に記載している施策の推進状況を把握

Size: px

Start display at page:

Download "目次茨木市環境基本計画の概要 1 良好な地域環境の確保 2 人と自然との共生 3 循環型社会の構築 4 地球環境の保全 5 市市民事業者の協働 6 ( 仮称 ) 第 2 次茨木市環境基本計画策定にあたり茨木市環境基本計画 ( 平成 16 年 3 月策定 ) に記載している施策の推進状況を把握"

かずゆきおおばま
5 years ago
Views:

1 資料 1 茨木市環境基本計画 ( 平成 16 年 3 月策定 ) 取組状況まとめ平成 26 年 (214 年 )3 月茨木市

2 目次茨木市環境基本計画の概要 1 良好な地域環境の確保 2 人と自然との共生 3 循環型社会の構築 4 地球環境の保全 5 市市民事業者の協働 6 ( 仮称 ) 第 2 次茨木市環境基本計画策定にあたり茨木市環境基本計画 ( 平成 16 年 3 月策定 ) に記載している施策の推進状況を把握しましたこれを良好な地域環境の確保人と自然との共生循環型社会の構築地球環境の保全市市民事業者の協働の 5 つの計画の目標ごとに整理を行いました僕たちが取組状況の解説をするよ!

3 茨木市環境基本計画 ( 平成 16 年 3 月策定 ) について 1. 茨木市環境基本計画の概要平成 15 年 3 月に環境の保全と創造について基本理念を定め環境施策を総合的計画的に推進するため茨木市環境基本条例を制定茨木市環境基本条例第 8 条の規定に基づき環境の保全及び創造に関する目標及び総合的かつ長期的な施策大綱として平成 16 年 3 月に茨木市環境基本計画を策定計画期間は平成 16 年度から 12 年間 ( 目標年次 : 平成 27 年度 ) まち人と環境にやさしい都市 - 茨木をめざすべき環境像と定め市市民事業者の役割を明確にし環境施策を総合的計画的に推進環境像の実現に向け良好な地域環境の確保人と自然との共生循環型社会の構築地球環境の保全市市民事業者の協働の 5 つの目標を設定し施策展開を図る環境基本計画 ( 平成 16 年 3 月策定 ) 施策体系人と環境にやさしい都市茨木の創造まち 1

4 良好な地域環境の確保大気水 ( 河川地下水 ) については概ね環境基準を達成し健康被害や環境への大きな被害は発生していない騒音については道路に面する地域道路に面しない地域のそれぞれにおいて概ね環境基準を達成している市内の工場事業所に対し法令等に基づく届出の受理立入検査等を行い公害の発生は防止されている平成 21(29) 年に茨木市生活環境の保全に関する条例を施行しライフサイエンス系施設との環境保全協定締結及び立入調査等を実施している平成 24(212) 年 1 月に大阪府からPRTR( 化学物質排出移動量届出 ) 制度に関する事務権限が移譲される近年ヒートアイランド現象が顕著となりその対策として市民事業者市がみどりのカーテンの取り組みを実施平成 24(212) 年に景観計画を策定し計画に基づき景観政策を進めるため茨木市景観条例を施行しました茨木市文化財保護条例に基づき文化財の調査保全 PR 等を実施ほとんどの環境基準は達成しているから良好な地域環境を確保できたといえるね! 気温 ( ) 平均気温の上昇率 18 平均気温 ( 大阪 ) 17 平均気温 ( 日本 ) 上昇率 :.29 /1 年上昇率 :.8 /1 年上昇率 :.13 /1 年 14 上昇率 :.6 /1 年明治明治大正昭和昭和昭和昭和昭和昭和平成平成平成 33 年 43 年 9 年 5 年 15 年 25 年 35 年 45 年 55 年 2 年 12 年 22 年 (19 年 ) (195 年 ) (2 年 ) 騒音の苦情が増加しているね! 公害苦情件数のうち騒音については増加傾向にあるその内訳は工場等を発生源とした産業型 [ 件 ] 公害苦情件数 6 の騒音が減少し建物の建設解体工事を発生悪臭振動騒音源とした騒音が増加しているライフサイエンス系施設の設備や事業所における化学物質の使用については適正な管理運営が必要ヒートアイランド現象が顕著であり引き続き対策が必要身近な生活環境では都市生活型の問題( 路上喫煙や犬猫のふん ) の問題に関する苦情が増加し水質大気ている H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 (1) 清らかな空気水土をたもつ (2) 健康で快適な居住環境を守る (3) 景観や文化遺産を大切に大気環境の保全水環境の保全土壌地盤環境の保全騒音振動の防止新たな環境リスクの未然防止都市化に伴う問題への対応景観の保全と創造歴史的遺産文化財の保存と活用継続継続新環境基本計画土壌環境の保全として継続地盤に関して市としての取り組み項目がないため継続継続ヒートアイランド対策についてはみどりの観点から都市とみどりの共存に移行その他の部分は快適環境の保全として継続都市美化に関する項目は快適環境の保全として継続景観に関する項目は景観計画へ移行歴史的景観に関する内容は景観計画へ移行文化財の動植物に関する内容は生物多様性部分に記載その他の部分は環境を取り巻く社会情勢の変化により新計画には記載しない 2

人と自然との共生本市は大きく分けて北部地域丘陵地域中心地域南部地域に分けられる北部地域では森林保全ボランティアを中心に里山保全活動が進んでいる地域によっては生きものを知ってもらう機会づくりなど生物多様性の保全に関する取り組みが始まっている市街地では公園整備が進み 1 人あたりの公園面積は増加傾向にある市内の緑化については緑の基本計画を平成 12(2) 年に策定し

5 人と自然との共生本市は大きく分けて北部地域丘陵地域中心地域南部地域に分けられる北部地域では森林保全ボランティアを中心に里山保全活動が進んでいる地域によっては生きものを知ってもらう機会づくりなど生物多様性の保全に関する取り組みが始まっている市街地では公園整備が進み 1 人あたりの公園面積は増加傾向にある市内の緑化については緑の基本計画を平成 12(2) 年に策定し取り組みを進めている平成 22(21) 年 1 月に愛知県にて開催されたCOP1( 生物多様性条約第 1 回締約国会議 ) では平成 23(211) 年から平成 32(22) 年までの都市と地方自治体の生物多様性に関する行動計画が承認この行動計画では生物多様性の保全と持続可能な利用を進めるにあたっての地方自治体の役割などが示される [ m2 / 人 ] 1 人あたりの公園面積の推移 H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 農林業従事者の高齢化等による担い手不足により放置森林の増加が懸念される生物多様性について市の専門となる部署がないため横断的に対応できる仕組みづくりが必要市民アンケートでは水や水辺生きものとの親しみやすさへの満足度が他の周辺環境の満足度と比べて低いことから地域の自然環境とのふれあいの場や地域の動植物の生息環境等に触れる取り組みが重要安威川や元茨木川緑地があるのに水辺や生き物との親しみやさの満足度が以外と低いよ! 市民アンケート結果 ( 周辺環境の満足度 ) これからは今ある自然を守るだけでなく親しみやすい空間を創ることが大切だね動植物の生息生育環境の保全と創造人と自然との豊かなふれあい身近なみどりや水辺の保全の創出新環境基本計画生物多様性や茨木市のみどりの特徴であるまちの緑農地里山の保全創造活用の視点から記載みどりについては大枠を掲載し詳細な取組みについては緑の基本計画へ 3

6 循環型社会の構築本市のごみ排出量は減少傾向再資源化量は平成 21(29) 年度に減少したがほぼ横ばい家庭系ごみの減量については平成 19(27) 年度からごみ袋の透明化資源物 ( 缶びんペットボトル ) の品目別収集古紙類の収集を実施事業系ごみについては多量排出事業者に一般廃棄物減量計画書の作成提出等を義務づけている大阪府中央卸売市場や食品流通センターがあるため事業系ごみ排出量は高い水準にある 1 人 1 日あたり平均ごみ排出量の推移 [g/ 人日 ] 1,5 茨木市府平均国平均 1,396 1,4 1,283 1,3 1,243 1,315 1,28 1,23 1,26 1,2 1,21 1,83 1,1 1,115 1,117 1,89 1,9 1,85 1, 1, H18 H19 H2 H21 H22 H23 ごみ減量が進んでいるが一般廃棄物処理基本計画での目標( 基準 : 平成 22(21) 年度目標 : 平成 27 (215) 年度 ) 達成に向けてさらなるごみ減量化再資源化が求められるこのため事業者とのパートナーシップによる減量化再資源化推進策の検討ごみ減量の啓発などの取り組みが重要平成 25(213) 年 4 月に小型家電リサイクル法が施行されたことなどからさらなる分別区分の検討が必要家庭系ごみ排出量の推移事業系ごみ排出量の推移 [t] 699 [g/ 人日 ] 678 7, 678 ごみ排出量ごみ原単位 7 [t] ごみ排出量ごみ原単位 [g/ 人日 ] 65, , 67, ,196 6, , ,93 6, 66,251 54, , 4 58,387 55, 55,361 51,999 56, , ,67 5,144 5, 54,293 5, 53,13 52,623 54, ,97 52,298 45, 45, 52, , [t] 4, 35, 3, 25, 2, H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H % 22.3% 2.8% 2,216 19,776 16,543 中間処理後資源化集団回収 23.5% 23.8% 15,178 14,367 1,42 基準年度再資源化量の推移 2.5% 23.3% 23.9% 22.% 14,26 直接資源化資源化率 14,844 12,45 目標年度 15, 3,682 3,392 3,312 3,268 3,13 3,64 3,76 1, 2,44 2,43 2,549 1,86 1,83 1,832 8,98 11,584 1,652 11,571 5, 8,489 9,281 1, % 13,228 [%] 3.% 25.% 2.% 15.% 1.% 5.% 4, H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 目標年度基準年度ごみの減量化再資源化は進んでいるけど目標達成するにはもっと努力しないといけないね.% H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 基準年度目標年度廃棄物の減量化リサイクルの推進エネルギーの適正利用新環境基本計画さらなるごみの減量化再資源化を進める必要があるため拡充地球温暖化対策に関する項目に集約し継続する 4

地球環境の保全平成 24(212) 年 3 月に茨木市地球温暖化対策実行計画を策定市全域における市民一人あたりの温室効果ガス排出量は減少傾向部門別では産業部門は約 4 割削減しているが民生家庭部門運輸部門 ( 自動車旅客 ) は増加公共施設等ではグリーン調達方針や公共工事における環境配慮手順書などエコオフィスプランいばらきに基づく取り組みを実践し

7 地球環境の保全平成 24(212) 年 3 月に茨木市地球温暖化対策実行計画を策定市全域における市民一人あたりの温室効果ガス排出量は減少傾向部門別では産業部門は約 4 割削減しているが民生家庭部門運輸部門 ( 自動車旅客 ) は増加公共施設等ではグリーン調達方針や公共工事における環境配慮手順書などエコオフィスプランいばらきに基づく取り組みを実践し温室効果ガス排出量は約 4% の削減 ( 平成 19(27) 年度比 ) また公共施設駐車場街路灯への LED 照明の導入太陽光発電等の再生可能エネルギーの導入低燃費自動車の導入にも取り組む市民向けには平成 16(24) 年度から太陽光発電システム設置補助制度を平成 24(212) 年度からは高効率給湯器等設置補助制度を開始し申請件数がここ数年は特に増加事業所向けには平成 22(21) 年度から地球温暖化防止設備導入補助制度 ( 平成 24(212) 年度からは省エネ省 CO2 設備導入補助制度 ) を開始し太陽光発電システムや LED 照明等の普及を促進酸性雨については自動車排ガス及び事業所等の大気環境保全対策を進め原因物質である窒素酸化物や二酸化硫黄の排出を抑制オゾン層の保護については公共施設のエアコン等のフロンガスを適正処理するとともに市民へのエアコン冷蔵庫の適正な廃棄方法等の周知を実施住宅用太陽光発電システム補助件数設置出力の推移 [ 件 ] [kw] 5 補助件数設置出力 1,639 1, 補助制度開始 1, ,1 H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 1,6 1,4 1,2 1, 家電製品の種類数が増えるにつれて家庭から排出される温室効果ガスも増えているよ市全域の温室効果ガス排出量のうち増加傾向にある民生家庭部門運輸部門( 自動車旅客 ) の対策が必要各主体( 市民事業者市 ) が連携した取り組みが進むためのきっかけづくりの検討が必要引き続き公共施設等への効果的な再生可能エネルギー設備や省エネルギー設備の導入が必要今後大規模開発等が想定されることから低炭素建築物の推進や地域レベルでの対策が課題市民アンケート結果では太陽光発電など自然エネルギーの利用はやりたいができないの割合が他に比べて高く新たな普及促進策の検討が必要市民アンケート結果 ( 環境負荷の低減や省エネルギーについての取り組み状況 ) % 2% 4% 6% 8% 1% 1. ごみの減量市域の 1 人あたりの温室効果ガス排出量の部門別推移 (t-co2/ 年人 ) 199 年度 28 年度 29 年度 21 年度 211 年度基準年度農業部門廃棄物部門 ( 事業系 ) 廃棄物部門 ( 家庭系 ) 運輸部門 ( その他 ) 運輸部門 ( 自動車貨物 ) 8. こまめな節電行動 ( 省エネ家電の購入を除く ) 運輸部門 ( 自動車旅客 ) 民生業務部門民生家庭部門産業部門計 2. ごみの分別の徹底 3. リサイクルショップやフリーマーケットの活用 4. 公共交通機関や自転車での移動 5. エコカーの購入 6. エアコンの温度調整 ( 夏 28 冬 2 ) 太陽光発電など自然エネルギーの利用省エネ家電の購入 1. こまめな節水行動環境家計簿の活用すでにやっているこれからやってみたいわからないやりたいができないやりたくない無回答 (N=2423) 地球温暖化対策その他の地球環境問題への対応新環境基本計画さらなる地球温暖化対策を進める必要があるため拡充大気環境の保全に関する項目に集約し継続する 5

8 市民事業者市の協働平成 13(21) 年度から環境教育ボランティアによる環境教育支援 ( 環境問題に関する学習会研修会観察会等の開催を求める市民に対する技術的支援等 ) を実施広く市民等に本市の環境の現状や対策などの啓発を行ういばらき環境フェアを市民団体や事業者等と連携しながら実施いばらき環境家計簿を発行し市民団体と協働で普及啓発を実施普及啓発冊子 ( いばらきの環境等 ) を発行 [ 人 ] 6, 5, 4, 3, 2, 1, 参加者数 4, 4,1 4,3 3,9 4,4 3,7 5,2 4,6 5,3 H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 みどりのカーテンの取り組みについては公共施設だけでなく市民事業者もモニターとして参加環境市民講座幼児環境教育講座を実施地域の環境活動として花と緑の街角づくり推進事業や清掃活動等を実施環境フェア参加者数推移環境フェアの参加者数も年々増えているね環境教育ボランティア講座による内容は成人対象のものが多いため小中学生対象の講座の検討が必要市民アンケート結果から環境知識や情報の入手先の多くはテレビ新聞等となっておりより多くの市民が参加する市民講座の実施方法等の検討が必要美化活動等の地域の環境活動については身近な生活環境の向上のため継続して取り組むことが必要環境教育ボランティア派遣人数推移市民アンケート結果 ( 環境知識や情報の入手先 ) [ 人 ] 人数環境教育ボランティアの派遣人数が年々減ってきているね! H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 もっと市のイベントや講座で環境について知ってもらえるようにしないといけないね! 環境教育環境学習の推進環境に配慮した具体的行動の促進新環境基本計画各分野に関係するテーマであることから柱立てをせず中心となる取り組みとして各分野の項目に反映 6

<8EE597768E7B8DF481458F64935F D834F EA DC A2E786C7378>

<8EE597768E7B8DF481458F64935F D834F EA DC A2E786C7378> 主要施策重点プログラム ( 案 ) 一覧表基本目標 1 地域から取り組む地球環境の保全主要施策 (P20~25) 重点プログラム (P48~54) 地球温暖化対策 ( ) 新エネルギーの導入促進 ( 掲載順の変更 ) 太陽光発電の導入促進 ( ) メガソーラーの誘致促進住宅用太陽光発電の導入促進野菜花き栽培など農業分野での新エネルギーの利用拡大小水力発電の導入促進 ( 新規施策 ) 小水力発電の導入促進