第 5 章建築物の耐震化に係る普及 啓発の方法...18 第 6 章計画の推進に向けて 推進体制...19 (1) 県と市町村との連携...19 (2) 関係部局との連携 法に基づく指導 助言等...20 (1) 耐震改修促進法による指導 助言の実施...20 (2)

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1 横須賀市耐震改修促進計画 目 次 第 1 章計画の背景 目的 計画策定の背景... 1 (1) 大震災の被害状況等... 1 (2) 耐震改修促進法の改正等 計画策定の目的等... 3 (1) 計画の位置づけ 目的... 3 (2) 計画の期間... 3 (3) 市民 ( 所有者等 ) と市の取り組み... 3 第 2 章横須賀市において想定される地震の規模 被害の状況 想定される地震 地震被害の想定... 5 (1) 前提条件... 5 (2) 被害想定... 5 第 3 章建築物の耐震化の目標 住宅の耐震化の目標 多数の者が利用する民間建築物の耐震化の目標 横須賀市所有建築物の耐震化の目標...10 第 4 章建築物の耐震化を促進するための施策 建築物の耐震化に係る基本的な方針 建築物の耐震化の促進をとりまく環境とその整備 建築物の耐震化を図るための支援策...14 (1) 耐震化の支援策...14 (2) 耐震改修に対する税の特例措置 各種認定制度等による耐震化促進 その他の地震時における安全対策...16

2 第 5 章建築物の耐震化に係る普及 啓発の方法...18 第 6 章計画の推進に向けて 推進体制...19 (1) 県と市町村との連携...19 (2) 関係部局との連携 法に基づく指導 助言等...20 (1) 耐震改修促進法による指導 助言の実施...20 (2) 耐震診断の実施を義務付けられた建築物への対応...20 (3) 耐震診断の結果の公表...20 資料編 資料 1 関係法令 ( 抜粋 ) (1) 建築物の耐震改修の促進に関する法律...22 (2) 建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令...34 資料 2 要緊急安全確認大規模建築物の規模要件...42 資料 3 緊急輸送路 の路線一覧 路線図...43

3 第 1 章計画の背景 目的 1. 計画策定の背景 (1) 大震災の被害状況等平成 23 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災は 死者 行方不明者が約 2 万人に達し 建築物においては 13 万戸が全壊し 26 万戸が半壊しましたが 現行の基準に従って建設 補強された建築物は 地震の揺れによる被害は限定的で 死傷者や経済的な損害の大半は津波によるものでした 宮城 岩手 福島の3 県は甚大な被害を受け これほどまでに大きい災害が発生することは予測だにされていませんでした 平成 24 年 7 月の中央防災会議防災対策推進検討会議最終報告では 21 世紀前半に南海トラフ沿いで大規模な地震が発生することが懸念されている 加えて 首都直下地震 火山噴火等の大規模災害が発生するおそれも指摘されている これらの災害が 最大クラスの規模で発生した場合に 東日本大震災を超える甚大な人的 物的被害が発生することはほぼ確実である と示されていることから 建築物の地震に対する安全性の向上を図るため 住宅 建築物の耐震化の促進が喫緊の課題となっています 特に 平成 7 年 1 月 17 日未明に発生した阪神 淡路大震災では 地震により 6,434 人の尊い命が奪われました このうち 地震による直接的な死者数は 5,502 人であり さらにこの約 9 割の 4,831 人が住宅 建築物の倒壊等によるものでした 建設省 ( 現在は国土交通省 ) が 震災後直ちに被害状況や被害原因の調査を行った結果 昭和 56 年 6 月の建築基準法改正以降の新耐震基準 1 による建築物は 倒壊等の被害が少なかったことに比べ 改正以前の耐震基準による建築物の倒壊等の被害が大きかったことから 平成 7 年に 建築物の耐震改修の促進に関する法律 ( 以下 耐震改修促進法 といいます ) が制定され 昭和 56 年以前に建築された建築物に対する耐震性の向上が求められています さらには 全国的に地震が多いといわれている南関東地域においては いつ地震が発生してもおかしくない状況であるとの認識がなされています また 東海地震 東南海 南海地震及び首都圏直下型地震等については 発生の切迫性が指摘され ひとたび地震が発生した場合には甚大な被害が予想されます 1 宮城県沖地震 ( 昭和 53 年 M7.4) 等の経験から 昭和 56 年 6 月に建築基準法の耐震基準が大幅に見直されて改正施行されました この基準を 新耐震基準 と呼んでいます 新耐震基準では 設計目標として 中地震 ( 震度 5 強程度 ) に対してはほとんど損傷なく建物の機能を保持し 大地震 ( 関東大震災程度 ) に対しては建築物の構造上主要な部分にひび割れ等の損傷が生じても 人命に危害を及ぼすような倒壊等の被害を生じないこととしています - 1 -

4 阪神 淡路大震災の被害等の状況 ア死者数の約 9 割が住宅の倒壊 イ昭和 56 年以前の建築物 ( 新耐震基準 によるもの 以前の建築物 ) に大きな被害 死者数 家屋 家具類等の倒壊による圧迫死と思われるもの焼死体 ( 火傷死体 ) 及びその疑いのあるもの 4,831 (88%) 550 (10%) 昭和 56 年以前 昭和 57 年以降 その他 121(2%) 0% 20% 40% 60% 80% 合計 5,502(100%) 100% 阪神 淡路大震災建築震災調査委員会報告書 ( 平成 7 年 ) より 平成 7 年度版 警察白書 より 凡例軽微 無被害中 小破大破以上 (2) 耐震改修促進法の改正等本計画の策定の根拠法である耐震改修促進法は 平成 7 年 10 月に公布され 平成 18 年の改正によって 都道府県計画の策定が規定され 市町村においても計画を定めるよう努めることとなりました その後 平成 25 年 11 月に再度改正施行され ( 以下 改正耐震改修促進法 といいます ) 建築物の耐震改修を促進する取組みが強化されました 具体的には 以下の事項等が盛り込まれました 1 特定多数 避難弱者が利用する大規模建築物について 平成 27 年 12 月までに耐震診断の実施と所管行政庁への結果報告を行うことを法律で義務付けた 2 広域防災拠点となる建築物や避難路沿道の建築物について 都道府県や市町村が耐震診断の義務付けを行うことができるようになった 3 耐震性に係る表示制度が創設された 4 認定された耐震改修について容積率 建ぺい率の特例などの促進策が設けられた こうした動きを受けて 横須賀市では 本計画を改定し 建築物の耐震改修の促進に向 けて総合的かつ計画的に取り組みます - 2 -

5 2. 計画策定の目的等 (1) 計画の位置づけ 目的横須賀市耐震改修促進計画は 建築物の耐震改修の促進に関する法律 に基づく法定計画として平成 21 年 3 月に策定しました その後平成 25 年 11 月に改正耐震促進法法が施行され 不特定多数や避難弱者が利用する大規模な建築物に対して耐震診断を義務付けるなど 建築物の耐震改修の促進に向けた取組みが強化されたことから 本市の計画を改定しました 本計画は 建築基準法の新耐震基準が導入される以前 ( 昭和 56 年 5 月までに新築工事に着工 ) の既存建築物の耐震化を図ることにより 建築物の地震に対する安全性の向上を計画的に促進することを目的として 耐震化の目標と施策等を定めています 建築物の耐震改修を促進するにあたって 本市は 国 県と連携して取組みを進めていきます 国県市 地震防災戦略 ( 中央防災会議 ) ( 平成 17 年 3 月 30 日 ) 横須賀市地域防災計画 地震災害対策計画編 整合 耐震改修促進法 ( 平成 18 年 1 月 26 日改正施行 ) ( 平成 25 年 11 月 25 日改正施行 ) 連携 神奈川県耐震改修促進計画 ( 平成 19 年 3 月 ) 連携 横須賀市 耐震改修促進計画 基本方針 ( 平成 26 年 3 月改正 ) ( 平成 18 年 1 月 25 日告示 ) ( 平成 25 年 10 月 29 日改正告示 ) (2) 計画の期間 計画の期間は 平成 26 年度から 32 年度までとします (3) 市民 ( 所有者等 ) と市の取り組み 2 旧耐震基準により建築された住宅 建築物の所有者や管理者は 自らの生命 財産を守るという意識のもとに 建築物の耐震診断及び耐震改修に取組むことが重要となります 横須賀市は その所有者等に対して 耐震診断及び耐震改修の必要性の普及 啓発を図り 耐震化の情報提供を速やかに行い 所有者等が行う耐震診断及び耐震改修に対する支援を実施します 2 昭和 56 年 6 月に改正施行された建築基準法の耐震基準 ( 新耐震基準 ) 以前の耐震基準のことです - 3 -

6 第 2 章横須賀市において想定される地震の規模 被害の状況 1. 想定される地震横須賀市は 大正 12 年 (1923 年 )9 月の関東大震災以後 幸いにして大震災による被害を経験していませんが 今 東日本大震災や阪神 淡路大震災の規模の大地震が本市を襲った場合は 極めて大きな被害が予想されます 3 本市においては 横須賀市地域防災計画 < 地震災害対策計画編 >( 以下 市防災計画 といいます ) で 横須賀市に特に被害を及ぼす地震として以下の3つの地震を想定しています 市防災計画 にて想定される地震としては 以下の3 地震としています 1 三浦半島断層群の地震 ( 三浦半島断層帯を震源域とする地震 マグニチュード 7.2) 2 南関東地震 ( 相模トラフを震源域とする地震 関東大地震の再来 マグニチュード 7.9) 3 東海地震 ( 駿河トラフを震源域とする マグニチュード 8.0) 震源断層の位置図 ( 横須賀市地域防災計画 < 資料編 > より抜粋 ) 3 災害対策基本法 ( 昭和 36 年法律第 223 号 ) 第 42 条の規定に基づいて 横須賀市防災会議が作成する計画であり 市域の災害予防 応急対策及びその事前対策 災害復旧 復興に関する事項を定め防災活動を総合的かつ計画的に実施することにより災害による被害の軽減を図り 市民の生命 身体及び財産を保護するとともに 社会秩序の維持及び公共の福祉に資することを目的として 策定されたものです ( 平成 25 年度修正 ) - 4 -

7 2. 地震被害の想定 (1) 前提条件地震による被害のうち 火災による被害及び 火災による影響が大きい人的被害を考える際には 揺れの大きさの他 直接的には地震とは関係のない 季節や時刻 風速等の条件が影響を与えます したがって 地震被害を想定するにあたっては これらの条件をあらかじめ設定する必要があります 火災による被害は 出火原因となるストーブなどを使用している 冬 の方が 夏 よりも大きく 同じく出火原因となる家庭の台所でのガスコンロなどの使用率が高い 夕方 の方が 昼 よりも大きく 強風 が吹いている時の方が 非強風 時よりも延焼の危険性が高いため 大きくなります 本想定では 概ね全項目で被害が最大となり 各関係機関が初動体制を取りにくく 市街に滞留している人が多い 季節は冬 発生日時は平日の 18 時 風速風向は気象観測結果の基づく近年の平均を前提条件としています (2) 被害想定想定地震別の被害想定結果をまとめますと 3 想定地震を比較した場合 人的被害は三浦半島断層群を震源とする地震が本市に最も大きな被害を与えることがわかります 建築物 火災 人的被害が 三浦半島断層群を震源とする地震の発生により 市内で約 2,000 人の死者が発生するほか 約 78,000 棟の建築物が全壊し 約 18,000 棟が焼失するという甚大な被害が想定されます ( 注 ) 地震被害の想定に関する前提条件は 市防災計画 によるものです - 5 -

8 被害想定 ( 市防災計画 < 地震災害対策計画編 > より抜粋 ) 種別項目単位 三浦半島 断層群の地震 南関東地震 東海地震 建物被害 ( 4) 全壊棟 77,900 68, 半壊棟 27,120 29,990 2,260 火災焼失棟 18,380 24, 死者数人 1,980 1,730 0 人的被害 負傷者人 50,060 44, うち重傷者人 15,270 12, 避難者 ( 5) 帰宅困難者 1 日後 人 348, ,680 9,390 1ヵ月後 人 321, ,110 3,120 直後 人 24,410 24,410 24,410 2 日後 人 0 24,070 0 倒壊家屋からの自力脱出困難者 人 17,850 15, エレベーター停止台数 台 1,800 1, 電気 ( 停電 ) 軒 216, , 都市ガス ( 供給停止 ) 件 105, ,540 0 ライフライン LP ガス ( ボンベ被害 ) 本 1,560 2,050 0 上水道 ( 断水 ) 世帯 147, , 下水道 ( 機能支障 ) 世帯 11,550 18, 通信 ( 不通 ) 回線 304, , 震災廃棄物万トン 1,688 1, ( 4) ゆれ 液状化による建物被害棟数には火災による焼失棟数も含まれるが 本表の建物被害棟数は火災重複分を処理した値である ( 5) 表中の避難者数は 建物被害による避難所避難者及び被災地外避難者に加え ライフラインの途絶による影響を受ける者の合計数となっている - 6 -

9 第 3 章建築物の耐震化の目標 本計画では 住宅及び多数の者が利用する建築物の耐震化の目標を 平成 27 年度に 90% 平成 32 年度に 95% と定めます これは 平成 17 年の東海 東南海 南海地震に関する地震防災戦略 ( 中央防災会議決定 ) や 平成 18 年に国が策定した 建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための基本的な方針 において 住宅及び多数の者が利用する建築物の耐震化率を平成 27 年までに 90% にすることを目標としていること また 住宅については 新成長戦略 (H22 年 6 月閣議決定 ) 住生活基本計画 ( 全国計画 )(H23 年 3 月閣議決定 ) 日本再生戦略(H24 年 7 月閣議決定 ) において 平成 32 年までに耐震化率を 95% とする目標を設定していること さらに神奈川県耐震改修促進計画においても同様の目標を設定していることから 本市においても同じ目標とします 耐震化の目標 区分これまでの推移今後の目標 住宅の耐震化率 平成 15 年度 平成 20 年度 ( 6) 多数の者が利用する民間建築物の耐震化率 ( 7) 76% 平成 18 年度 70% 79% 平成 23 年度 79% 平成 27 年度 90% 平成 32 年度 95% ( 注 ) 耐震化率新耐震基準で建築された建築物と 旧耐震基準で建築された建築物のうち耐震診断及び 耐震改修の措置が講じられ耐震性を有した建築物の合計が 全体に占める割合のことで す 耐震化率新耐震基準の建築物の棟数 + 耐震性を有する建築物の棟数 = (%) 全建築物の棟数 100 ( 6) 住宅の耐震化率 は 住宅 土地統計調査(5 年ごとに実施 ) をもとに算出しています ( 7) 多数の者が利用する民間建築物の耐震化率 は 学校 病院 社会福祉施設 店舗など多数の者が利用する一定規模以上 (3 階以上かつ 1,000 m2以上など ) の建築物等の耐震化率で 神奈川県の市町村調査をもとに算出しています - 7 -

10 1. 住宅の耐震化の目標平成 20 年度の戸建住宅は 総戸数が約 93,000 戸あり そのうち昭和 56 年以前に建築された戸建住宅は 4 割を超える約 38,000 戸となっています 戸建住宅の耐震化の現状は 昭和 56 年以前に建築された戸建住宅のうち約 10,000 戸が耐震性のある戸建住宅と推計され 昭和 57 年以降に建築された約 56,000 戸と合わせて約 66,000 戸となり 耐震化率は約 71% となっています 平成 20 年度の共同住宅は 総戸数が約 64,000 戸あり そのうち昭和 56 年以前に建築された共同住宅は 4 割弱の約 25,000 戸となっています 耐震化の状況としては 昭和 56 年以前に建築された共同住宅のうち約 19,000 戸が耐震性のある共同住宅と推計され 昭和 57 年以降に建築された約 39,000 戸と合わせて約 58,000 戸となり 耐震化率は約 90% となっています 平成 20 年度における住宅の耐震化率は 総戸数が約 157,000 戸に対して 耐震性のある住宅が約 124,000 戸であることから 約 79% となっています 本市においては 住宅の中でも 戸建住宅の耐震化率が 71% に留まっていることから 戸建住宅に重点をおいて 耐震化を進めていくことが 課題となります また 国の基本方針 及び 神奈川県耐震改修促進計画 を踏まえ 耐震化率を平成 27 年度には 90% 平成 32 年度には 95% とすることを目標とします 住宅の耐震化の目標 ( 単位 : 戸 ) 区分 戸建住宅共同住宅 合 計 総戸数 A=B+C S57 年以降建築 B S56 年以前 建築 C うち耐震性あり D ( 8) うち耐震性なし E=C ー D 耐震化済戸数 F=B+D 耐震化率 ( 平成 20 年度 ) G=F/A 93,270 55,770 37,500 10,500 27,000 66,270 71% 64,160 39,140 25,020 19,000 6,020 58,140 90% 157,430 94,910 62,520 29,500 33, ,410 79% 耐震化目標 平成 平成 年度 年度 90% 95% ( 注 ) 平成 20 年度住宅 土地統計調査 をもとに算出しています ( 8) 昭和 56 年以前に建築された住宅のうち 耐震性あり については 木造住宅の耐震補強工事助成事 業 及び国の値による推計値としています - 8 -

11 2. 多数の者が利用する民間建築物の耐震化の目標 多数のものが利用する建築物 は学校 病院 社会福祉施設 店舗等の多数のものが利用する一定規模以上 (3 階以上かつ 1,000 m2以上など ) の建築物で 地震に対する安全性を確保しなくてはならない建築物のことです この内民間建築物は 平成 23 年度において 総棟数は 445 棟あり 昭和 56 年以前に建築された建築物は そのうち約 37% にあたる 165 棟となっています 耐震化の状況としては 昭和 56 年以前に建築された 165 棟のうち 71 棟が耐震性のある建築物と推計され 昭和 57 年以降に建築された 280 棟と合わせて 351 棟となり 耐震化率は 79% となっています また 国の基本方針 及び 神奈川県耐震改修促進計画 を踏まえ 耐震化率を平成 27 年度には 90% 平成 32 年度には 95% とすることを目標とします 多数の者が利用する民間建築物の耐震化の目標 ( 単位 : 棟 ) 総棟数 S57 年 S56 年以前 耐震化 耐震化 耐震化目標 用途区分 A=B+ C 以降 建築 B 建築 C うち耐震 性あり D ( 9) うち耐震 性なし E=C-D 済 棟数 F=B+D 率 ( 平成 23 年度 ) G=F/A 平成 27 年度 平成 32 年度 災害時に重 学校 ( 小 要な機能を果たす施設 中 高 ) 病院 診療所 % 等 幼稚園 保 災害時に多数の利用者に危険が及ぶおそれがある施設 育園 社会福祉施設等百貨店 劇場 映画館 ホテル 体育館 事 % % 90% 95% 務所 工場 等 合計 % ( 注 ) 神奈川県による市町村調査をもとに算出しています ( 9) 昭和 56 年以前に建築された建築物のうち 耐震性あり の建築物については 神奈川県の市町村調査による 耐震性あり の比率に基づく推計値です - 9 -

12 3. 横須賀市所有建築物の耐震化の目標横須賀市の所有する建築物の多くは 災害時において重要な拠点施設や 避難施設となる建築物です 本市では 平成 8 年より建築物の耐震診断及び耐震改修を進めており 重要な拠点施設となる建築物 ( 下表 Ⅰ~Ⅲ) 全ての耐震化は目前となっております 平成 27 年度には 重要な拠点施設となる建築物 ( 下表 Ⅰ~Ⅲ) について 耐震化率 100% を目標とし その他の建築物 ( 下表 Ⅳ) は 90% の耐震化率を目標とします Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 横須賀市所有の建築物 ( 単位 : 棟 ) 用途区分 災害時に拠点となる建築物福祉施設等に該当する建築物不特定多数の者が利用する建築物その他 小 中学校等 庁舎 病院 総棟数 A=B+C S57 年以降建築 B S56 年以前 建築 C うち耐震性あり D うち耐震性なし E=C-D 耐震化済棟数 F=B+D 耐震化率 ( 平成 23 年度 ) G=F/A 平成 27 年度目標耐震化率 % 100% 福祉援護 センター 保育園 % 100% 体育館 文化会館 図書館 博物館 劇場 市営住宅 上下水道施設の上屋 % 100% % 90% 合計 % ( 注 ) 神奈川県による市町村調査をもとに算出しています

13 第 4 章建築物の耐震化を促進するための施策 1. 建築物の耐震化に係る基本的な方針建築物の耐震化を進めていくためには まず 建築物の所有者等が 自らの生命 財産を守るという意識を持つとともに その建築物の倒壊等により 周辺の安全性に重大な支障を来たすことのないよう 地域の防災問題としての認識を持つことが重要であると考えます 本市では 改正耐震改修促進法への対応を図るとともに こうした地域防災の一端を担う所有者等の建築物の耐震化に対する認識を高め 耐震化への取り組みをできる限り支援していくという観点から 所有者等が耐震診断及び耐震改修を行いやすい環境の整備等 耐震化を進めていくための施策を講じ 耐震診断及び耐震改修の促進に努めていきます 2. 建築物の耐震化の促進をとりまく環境とその整備ア相談体制の整備建築物の耐震化を促進するためには その所有者に対して 意識啓発 窓口相談等を行う必要があります 本市では 耐震診断及び耐震改修等に関する相談窓口を建築指導課に設置しています また 耐震に関する技術的な相談は 一般社団法人神奈川県建築士事務所協会横須賀支部 工事に関する契約の内容やトラブルについては 消費生活センター そして耐震を含むリフォームについては 住まいのなんでも相談所 などといった 相談内容に応じて対応ができるように連携を図っています イ耐震改修技術者の育成への協力本市では 軸組木造住宅の耐震改修工事に対応するための組織である 横須賀市木造耐震改修工事委員会 を設置し 耐震改修工事の施工者の当工事委員会への登録を 原則義務付けしています また 横須賀市木造耐震改修工事委員会 に対して 耐震診断及び耐震改修に関する講習会を本市が開催し 知識の向上を図っています ウリフォームに合わせた耐震改修への誘導耐震改修工事では 内装工事を伴うことが多く リフォーム工事や増築工事等の機会に合わせて耐震改修工事を行うことにより それぞれの工事を別々に行うよりも効率的で 工事費も安く済みます このため リフォーム等の予定がある場合には 耐震改修工事と合わせて行うよう 情報提供や関係団体との連携 協力を行い 耐震化の必要性を説明し 建築物の耐震化が進められるように誘導しています

14 エ多数の者が利用する建築物の耐震化 ( 改正耐震改修促進法への対応 ) 多数の者が利用する建築物 は地震で倒壊すると甚大な被害が発生するおそれがあることから その耐震化は急を要する課題となっています 本市は その建築物の所有者等の耐震化に対する意識の啓発を行います 特に 改正耐震改修促進法において その地震に対する安全性を緊急に確かめる必要があるとして規定された 要緊急安全確認大規模建築物 ( 参照 : 資料編 資料 2 ) には 平成 27 年 12 月 31 日までに 耐震診断を実施し その結果を所管行政庁へ報告する事が義務付けられました これらの建築物については 法の主旨を踏まえ重点的に耐震化を促進します オその他町内会館等の建築物の耐震化耐震改修促進法に規定する多数の者が利用する建築物以外の民間建築物であっても 多数の者が利用し また 災害時に避難所として活用されることが想定されるもの ( 町内会館 保育所等 ) については 所有者に支援 指導または助言することにより耐震化を進めていきます カ避難路沿道の建築物の耐震化市防災計画では 緊急輸送路 ( 参照 : 資料編 資料 3 ) として 神奈川県が指定した第 1 次緊急輸送道路 第 2 次緊急輸送道路 横須賀市が指定した緊急輸送道路補完道路が指定されています 大規模地震災害時に緊急輸送路沿道の建築物が倒壊するなどして通行を妨げることがないように これらの建築物の耐震化を促進することが大切です そこで 本市では 市防災計画の 緊急輸送路 の全線を 耐震改修促進法第 5 条第 3 項第 3 号 及び 第 6 条第 3 項第 2 号に基づく道路に位置づけます これにより 位置づけされた道路の一定高さ以上の沿道建築物 ( 耐震関係の基準に適合していないものに限る ) の所有者は 耐震診断を行い 必要に応じて耐震改修を行うよう努めることが求められます また 法第 5 条第 3 項第 2 号 及び法第 6 条第 3 項第 1 号に基づく耐震診断を義務付ける道路指定については 今後 神奈川県と連携しながら検討していきます [ 現在 沿道建築物の耐震診断を義務付ける道路は指定していません ]

15 耐震改修促進法施行令第 4 条に規定する通行障害建築物 1 前面道路幅員 (L) が12mを超える場合幅員の1/2の高さを超える建築物中心高さ (L/2) 建築物 2 前面道路幅員が12m 以下の場合 6mの高さを超える建築物建築物高さ6m 道路 4m 前面道路 (L) 建築敷地 6m 建築敷地 キ建築基準法に基づく定期報告制度の活用建築基準法第 12 条の規定に基づく定期報告制度では 建築基準法で定められた特殊建築物の所有者は 一級建築士若しくは二級建築士又は国土交通大臣が定める有資格者により建築物の状況の調査を行い その結果を横須賀市に報告するように義務付けられており その建築物の耐震診断及び耐震改修の状況調査も含まれています よって 本市では 定期報告制度 を活用し 耐震改修促進法で定められた建築物の耐震診断及び耐震改修の状況把握を行い 所有者等の耐震化に対する意識の啓発を行います 更に 国や神奈川県からの耐震補強に関する情報を積極的に提供し 耐震化への誘導を行います ク谷戸地域 10 への働きかけ本市の地域の特色として 周辺を山に囲まれた谷あいに市街地を形成している 谷戸地域があります 当該地域は 狭い道路が多く 円滑な避難や応急活動が重要となります このことから 谷戸地域に住まわれる市民に対して 建築物の耐震化に対する意識の啓発を行います その際には 町内会と連携を図り 積極的に啓発を行います また 谷戸地域への入り口部分に関しては 建築物の実態把握を行い 耐震性のない建築物の所有者等の耐震化に対する意識の啓発を 重点的に行います 更に 国や神奈川県からの耐震補強に関する情報を積極的に提供し 耐震化への誘導を行います 10 谷戸地域本市では 消防局が防災上の観点から 市内 49 地域を谷戸地域として指定している 消防局の谷戸地域の指定条件は 警防対策を充実強化し事前体制の確立を図ることを目的にしており 三方または二方が山地に囲まれ通称谷戸といわれる地域で一般住宅が 30 棟以上有る地域 その他警防対策上の障害について複数の条件に該当するものとしている

16 3. 建築物の耐震化を図るための支援策住宅 建築物耐震改修等事業制度や地域住宅交付金制度などの国や県の補助制度を活用しながら 建築物の所有者等が耐震診断及び耐震改修を円滑に実施できるように支援していきます 現在 既にある支援策の実効性確保に努めながら 更なる耐震化の促進を進めていきます 横須賀市耐震改修 促進計画策定 建築物の耐震化の促進 耐震化の支援策の促進 目 標 耐震化率 実施管理 必要に応じた計画の見直し 支援策検証 普及 啓発の促進 平成 27 年度 90% 平成 32 年度 95% (1) 耐震化の支援策ア軸組木造住宅の耐震化を図るための支援策本市では 昭和 56 年 5 月末日以前に確認済証を得て着工し 自己所有かつ当所有者が居住している軸組木造住宅 ( 兼用住宅及び長屋を含む ) で 階数が3 以下に該当するものについて 耐震診断 改修計画書作成 耐震補強工事図面作成 耐震補強工事及び工事監理についての 助成制度の運用を行っています * 助成制度の内容は 横須賀市木造住宅耐震診断 耐震改修等補助金交付要綱参照 イ共同住宅の耐震化を図るための支援策本市では 昭和 56 年 5 月末日以前に確認済証を得て着工し 構造が鉄筋コンクリート造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄骨造のいずれかの分譲マンションで 耐震診断を実施することが 管理組合の総会で決議されているものについて 耐震診断に対する助成制度の運用を行っています * 助成制度の内容は 横須賀市マンション耐震診断等補助金交付要綱参照 ウ町内会館の耐震化を図るための支援策本市では 昭和 56 年 5 月末日以前に確認済証を得て着工し 町内会が実質的に所有する町内会館で 耐震診断を実施することが町内会の総会等において決議されているものについて 耐震診断に対する助成制度の運用を行っています * 助成制度の内容は 横須賀市町内会館耐震診断補助金交付要綱参照

17 エ住宅における重要居室耐震化 耐震改修促進法 では 建築物全体の耐震化を進めていくことを目的としています しかしながら 震災時における建築物の倒壊等による被害から 人命を守るという観点から 住宅における使用頻度の高い部屋の耐震化や防災ベッドの購入に対し助成制度の運用を行っています * 助成制度の内容は 横須賀市耐震シェルター等設置事業補助金交付要綱参照 オ避難弱者が利用する大規模建築物等の耐震化を図るための支援策不特定多数または避難弱者が利用する大規模建築物は 地震で倒壊すると甚大な被害が発生するおそれがあることから 改正耐震促進法により 耐震診断が義務付けられました 耐震診断によって 耐震改修が必要とされた建築物については 早急に耐震改修や建て替えができるよう 本市は 国や神奈川県と連携して必要な環境整備を進めます 特に 平成 27 年度までは 建築物所有者の費用負担を軽減させるため 国の支援が用意されています これに合わせて 本市では 法律で耐震診断が義務付けられた大規模建築物の中から 避難弱者が利用する建築物等について 国や神奈川県と連携し 耐震診断に対して支援していきます (2) 耐震改修に対する税の特例措置ア固定資産税の減税措置旧耐震基準 ( 昭和 56 年 5 月 31 日以前の耐震基準 ) により建築された住宅の耐震改修を行った場合 当該住宅に係る固定資産税額 (1 戸当たり120m2相当分までに限る ) が 下記期間により2 分の1に減額されます 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 27 年 12 月 31 日までの間に完了した場合 翌年度分 この措置を受けるためには 耐震改修が完了した日から 3 か月以内に横須賀市役所資 産税課に申請する必要があります イ所得税の減税措置旧耐震基準 ( 昭和 56 年 5 月 31 日以前の耐震基準 ) により建築された住宅の耐震改修を行った場合 当該耐震改修に要した費用 ( 市の補助金を受けた場合はその額を除く ) の 10 パーセント相当額 (25 万円を限度 ) を その年分の所得税額から控除される制度があります 適用期間は平成 29 年 12 月 31 日までとなっています この控除を受けるためには 確定申告をする必要があります

18 4. 各種認定制度等による耐震化促進平成 25 年の耐震改修促進法の改正では 建築物の耐震改修の促進策が複数 設けられました 本市においても これら耐震改修促進法の各種認定制度を活用して建築物の耐震化を促進していきます ア耐震改修工事に係る容積率 建ぺい率等の緩和 ( 耐震改修促進法第 17 条 ) これまで 耐震改修を行うに際に 床面積が増加することから 有効に活用の出来ない耐震改修工法がありました 今後 建築物の耐震改修の計画を作成し 所管行政庁の認定を受けることにより 耐震改修でやむを得ず増築するものについて 容積率 建ぺい率の特例措置が認められ 耐震改修工法の拡大が図れます イ建築物の地震に対する安全性の表示制度 ( 耐震改修促進法第 22 条 ) 建築物の所有者は 所管行政庁から 建築物が地震に対する安全性に係る基準に適合している旨の認定を受けることができます 認定を受けた建築物は 広告等に 認定を受けたことを表示できます ウ区分所有建築物の議決要件の緩和 (3/4 1/2) ( 耐震改修促進法第 25 条 ) 耐震診断を行った区分所有建築物の管理者等は 所管行政庁から 当該区分所有建築物が耐震改修を行う必要がある旨の認定を受けることができます これにより 認定を受けた区分所有建築物は 区分所有法 ( 建物の区分所有等に関する法律第 17 条 ) に規定する共用部分の変更決議について 3/4 以上から 1/2 超 ( 過半数 ) に緩和されます 5. その他の地震時における安全対策ア落下物対策大規模な地震の際には建築物の倒壊だけではなく 窓ガラスや外壁 袖看板等 建築物の外装材等の損壊 落下による被害も想定されます このことは 昭和 53 年の宮城県沖地震で注目され 平成 7 年の阪神 淡路大震災 平成 16 年の新潟県中越地震等の際にも再認識され 平成 23 年の東日本大震災では 広範囲で多くの被害が確認されました 地震時に建築物からの落下物を防ぎ 安全性を確保するため 特に建築物の配置に余裕がなく かつ人通りの多い繁華街や子供の通行の多い通学路沿いにおいて 建築物の適正な維持管理の啓発 指導を図り 落下防止対策の実施状況を把握するとともに 未改修のものについては その所有者等に対する改善指導を行います

19 イ天井脱落対策平成 23 年の東日本大震災では 比較的新しい建築物も含め 体育館 劇場などの大規模空間を有する建築物の天井が脱落して 甚大な被害が多数発生したことをふまえ 天井の脱落対策に係る新たな基準が定められました そこで 既存建築物について定期報告制度による情報把握を行い 建築物の所有者等に基準を周知するとともに 脱落防止措置を講じて安全性の確保を図るよう指導します ウエレベーター等の安全対策千葉県北西部の地震 ( 平成 17 年 7 月 ) では 首都圏の多くの建築物内にあるエレベ- ターの緊急停止がおこり エレベーター内部に人が閉じ込められる事故が発生し 地震時管制運転装置の設置が義務付けされました また 平成 23 年の東日本大震災では エスカレーターの脱落等が複数確認されたことから 新たな基準が定められました このため エレベーターやエスカレーターが設置された建築物の所有者等に建築基準法の定期検査などの機会を捉えて 地震時のリスクなどを周知し 安全性の確保を図るよう指導します

20 第 5 章建築物の耐震化に係る普及 啓発の方法 横須賀市では 建築物を所有されている方に対して 自らの生命 財産を守ることが出来るだけでなく 地域の防災性の向上に寄与するという観点からも 建築物の地震に対する安全性を確保することが 重要であることを理解していただくために 建築物の耐震化への意識の啓発や知識の普及を継続的に進めていきます アパンフレットやホームページ等の活用地震の危険性や耐震診断 耐震改修に関する内容を記載したパンフレットの配布 広報よこすか への定期的な掲載により 耐震化の重要性についての意識啓発を進めていきます また パンフレットの内容はホームページにも掲載し インターネットを活用した意識啓発を進めていきます イイベントの活用総合防災訓練などのイベント開催時において 建築物の耐震に関するコーナーを設置し 建築物の耐震化に関する相談を通じて 市民の方々に建築物の耐震性の確保の重要性についての意識啓発を進めていきます ウ講演会等の活用市民団体の主催する講演会等に講師を派遣し 市民の方々に建築物の耐震性の確保の重要性についての意識啓発を進めていきます また 町内会等からの要望による 出前トーク により 建築物の耐震性の確保の重要性についての意識啓発を進めていきます エ建築技術者等に対する普及 横須賀市木造耐震改修工事委員会 に在籍する建築技術者向けに技術講習会を開催し 軸組木造住宅の耐震性向上の重要性や 地域防災への意識を高め 耐震改修工事に係る補強計画から工事施工等において 適切な耐震性の確保に十分留意するよう指導します オ震度マップの作成 公表本市では文部科学省の地震調査研究推進本部と ( 独 ) 防災科学技術研究所が共同研究により作成した 全国地震動予測地図 のデータを基に震度マップを作成しホームページにて公表しています ( 三浦半島断層群の地震における震度 南関東地震における震度なお 印刷版の震度マップを 市役所 ( 市政情報コーナー 危機管理課 ) 行政センター 役所屋 市民防災センターあんしんかんで配布しています

21 第 6 章計画の推進に向けて 1. 推進体制 (1) 県と市町村との連携平成 19 年 11 月 県と 33 市町村では 県内の建築物の耐震化を計画的に促進することを目的として 神奈川県建築物耐震化促進協議会 を設置しました この協議会での活動を通じて 平成 22 年 3 月末までに 全ての市町村において耐震改修促進計画が策定され 建築物の耐震化に向けて連携して取り組んでいます また 県内の特定行政庁 ( 県及び 12 市 ) が建築基準法の取扱い等について連絡調整を行う場である 神奈川県建築行政連絡協議会 の中に安全対策部会を設置し 耐震改修促進法に基づく指導 助言 指示等について連絡調整を行いながら 建築物の耐震化に向けて取り組みます 神奈川県建築物耐震化促進協議会 (H19.11 設立 ) 県 +33 市町村目的県内建築物の耐震化を計画に促進 H22 年 3 月末までに全ての市町村で耐震改修促進計画を策定済み 連携 神奈川県建築行政連絡協議会 ( 安全対策部会 H25.4 設置 ) 県 +12 特定行政庁 横浜市 川崎市 横須賀市 藤沢市相模原市 鎌倉市 厚木市 平塚市 小田原市 秦野市 茅ヶ崎市 大和市 その他の市町村の区域は県が特定行政庁 県 市町村耐震改修促進計画の推進 県全域の建築行政の適正化 (2) 関係部局との連携 本市では 横須賀市内の関係部局や施設管理者とも連携して 耐震化を計画的に推進し ます

22 2. 法に基づく指導 助言等 (1) 耐震改修促進法による指導 助言の実施改正耐震改修促進法では 耐震関係の基準に適合していない全ての住宅 建築物について 耐震化の努力義務を課しました このため 本市では 建築物の耐震診断及び耐震改修の適切な実施を確保するために必要があると認めるときは 当該建築物の所有者に必要な指導及び助言を行います 特に 建築確認申請の窓口で行う個別相談などの機会を捉えて 耐震診断及び耐震改修の必要性について助言等を行います (2) 耐震診断の実施を義務付けられた建築物への対応法律で耐震診断が義務付けられた要緊急安全確認大規模建築物等については まず 本市が建築物の所有者に対して個別に通知を行うなど 制度の十分な周知に努め 耐震診断及び耐震改修の確実な実施を促します その後 期限までに耐震診断が実施されない場合は 個別の通知等により耐震診断の実施を促し それでも実施しない所有者については 相当の期限を定めて耐震診断の実施を命じ 併せて その旨を公表します また 耐震診断の結果 耐震改修等が必要となる場合は 必要に応じて指導及び助言を行い 指導に従わない場合は 必要な指示を行い 正当な理由がなく その指示に従わなかったときは その旨を公表します 公表してもなお 耐震改修等を行わない場合には 建築基準法に基づいた勧告や命令の実施を神奈川県と連携して行います 指導 助言 指示 従わない 公表 従わない 勧告 命令 (3) 耐震診断の結果の公表 建築物の所有者から報告を受けた耐震診断の結果については 国土交通省令に基づき公 表します

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