まとめ納付運用手順書

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1 議題 2_ 別紙 H 第 53 回代行センター実務検討部会 ~ 保安基準適合証電子化について ~ 平成 28 年 4 月 1

2 はじめに 電子化にあたって 平成 29 年 4 月からのワンストップサービス ( 以下 OSS) による抜本的拡大による申請手続きの拡大に伴い 必要な保安基準適合証 ( 以下 保適証 ) の電子化を行う 平成 29 年 4 月より OSS 申請を行う際は 保適証情報に申請種別として OSS 申請を選択する必要があり 対象手続きは継続検査 ( 登録車のみ ) / 中古新規検査登録となる 保適証業務システム概要 指定整備工場が発行する保適証の情報を電子管理 保安基準適合標章の発行と情報管理 自動車整備事業者システム ( 以下 整備業務システム ) より 保適証情報 及び保安基準適合標章の発行情報の登録 本資料は 平成 28 年 3 月 29 日 日整連様より開示のあった仕様に基づき作成しております 現在設計中の内容もございますので 一部の内容が変更される場合がございますので予めご了承ください 2

3 < 目次 > システム利用事前登録について 1. 保適証の電子化対象と申請種別について 2. 保適証業務システムへの接続方法について 3. 保適証登録業務のイメージフロー 機能概要 1. 保適証登録機能 2. 利用者管理 / 登録機能 3. 適合標章交付機能 4. 発行 / 交付帳票管理機能 4. 今後のスケジュール ( 案 ) 3

4 システム利用事前登録について 保適証業務システムを利用する際 予め日整連へ ( 整備振興会を通じ ) 利用登録を行います 指定整備工場 1 システム利用登録申請 整備振興会 2 システム利用事業者登録 日整連 C 4 事業者用 ID PW の送達 C 3 事業者用 ID PW の発行 ( 保適証業務システム ) C システム登録料 / 利用料等 4

5 1. 保適証の電子化対象と申請種別について ( 保適証電子化対象範囲 ) 申請手続き 手続き対象車 窓口申請 申請種別 OSS 申請 登録車 新車 新規検査登録 中古車 継続検査 指定整備車 予備検査中古車 - 軽自動車 新車 新規検査登録 中古車 - 継続検査 指定整備車 - 予備検査中古車 - 凡例 : 電子化対象 - 電子化対象外 限定保適証 は電子化対象外 OSS 申請について 新規検査登録 ( 中古車 ) については 地域の稼働開始に合わせて OSS 申請が可能となります 継続検査は平成 29 年 4 月より 全国で OSS 申請が可能とる予定です 軽自動車の OSS 申請は行えません 5

6 2. 保適証業務システムへの接続方法について指定整備工場の整備業務システムの導入状況に合わせて3 種類の接続方法を整備 指定整備工場 (AIRAS) 1 画面入力保適証システムの画面から 1 件入力 WEB 画面 保適情報入力 送信 電子システム化範囲 インターネット 2 アップロード整備業務システムから保適証データを作成し保適証システム画面からアップロード 整備業務システム 保適情報データ送信 保適証業務システム 行政機関等 条件 : 保適証システムファイル仕様に合わせる 閉域網 3 ファイル転送整備業務システムから HULFT 等によりファイル送信 条件 : 保適証システムファイル仕様に合わせる 整備業務システム 保適情報データ送信 6

7 3. 保適証登録業務のイメージフロー 保適証の電子化を行う際の業務イメージは以下の通りです ユーザー AIRAS ( 自検協 日整連 ) 1 自賠責発行 情報送信 自賠責情報 見積り / 依頼 指定整備工場 C 点検整備 整備記録 検査書類等準備 保険会社 (E-Jibai) 照会 / 突合保適証業務システム 保適証登録機能適合標章交付機能発行 / 交付履歴管理機能 ( ) 照会 / 回答 インター O フ S ェ S イス 利用者管理機能 ( ) 2 保適証情報入力 発行 ( 帳票管理業務等 ) ファイル転送を利用される場合は 該当機能は利用できません 7

8 機能概要 8

9 機能概要 1. 保適証登録機能 自賠責発行 / 情報送信 保適証の電子化を行う場合は 予め自賠責情報は 保険会社より提供しているシステム (E-jibai 等 ) を通じて発行する必要がございます < 保適証を登録する際の注意点 > 保適証入力と申請 保険会社 (E-jibai) システムの利用有無 保適証の自賠責情報入力時 OSS 申請方法 窓口 有 車台番号を入力後 自賠責検索 よりリストから選択し 自賠責項目の入力を不要とする 無自賠責保険項目をすべて入力 自賠責の契約期間 ( 判定 ) で NG となる場合 保険会社 (E-jibai) システムの利用が 有 の場合 自賠責 1 と自賠責 2 で契約期間が離れている 自賠責 1 と自賠責 2 の契約期間はつながっているが 自賠責 3 が離れている 自賠責 1 自賠責 2 自賠責 1 自賠責 2 自賠責 3 9

10 機能概要 1. 保適証登録機能 保適証情報入力 オンライン保適証業務 (WEB サイト ) へログインし予め登録した ID パスワードを使用して認証 保適証登録機能画面を利用し 保適証情報の入力を行う 前頁の 自賠責情報登録 も合わせて行います 入力項目とその条件や権限については別紙を参照ください 保適証登録機能画面では その他以下のことが行えます 保適証情報の引戻機能 作成済 報告済 却下 となった案件を 引き戻すことにより 再度作成を可能とするステータス 作成中 に戻す機能 引戻理由を入力する必要がございます ( 必須 ) 履歴管理情報として登録されます 保適証情報の削除 作成中 作成済 却下 となった案件を 削除する機能 作成中 以外のステータスの場合 削除理由を入力する必要がございます ( 必須 ) 作成中 以外のステータスの場合 履歴管理情報として登録されます 一度でも 作成済 となり 作成中 となった案件については 論理削除 10

11 機能概要 2 利用組織 利用者登録 利用登録後 事業所内の保適業務利用者 ( 以下 ユーザー ) の設定を行う必要があります 組織の管理者 ( 事業者権限 ) ユーザーが所属する職員に合わせ 利用者登録を行う 各ユーザーとその権限は以下の通り 項番ユーザー主な役割権限 1 事業者権限自指定整備工場を管理する 項番 2~5 のユーザー登録 変更 削除 2 事業場管理権限自指定整備工場の職員を管理する 職員の登録 変更 削除 指定整備工場 3 保適証登録権限保適証情報を登録する 保適証情報の登録 引戻 削除 ( アップロード / ファイル転送 ) 4 検査員権限検査員項目を入力する 検査員項目の入力 5 保適証入力権限保適証情報を起票 入力する 保適証情報の起票 入力 システム管理者にあたる 日整連 / 整備振興会 は 利用者管理のみを行う想定です 業務を兼務されている場合は複数の権限を設定することも可能です 11

12 機能概要 3 適合標章交付機能 (1/2) 指定整備工場より 保適証の登録がされた車両に対して 当該車両に関する保安基準適合標章を交付するための機能となります 保適証業務 (Web 画面 ) を利用する場合 保適証業務システムより 該当の案件の情報に基づいた PDF ファイル ( 読み取り専用 ) が出力され 事業場のプリンターにより印刷を可能とする 保適証業務 ( ファイル転送 ) を利用する場合 整備業務システムへ 該当案件の保適情報を保適証業務システムから取得し 事業場のプリンターにより印刷をする 整備業務システムから 交付情報を保適証システムへ送信し 標章発行管理を行う 電子化に伴い 付番等により適合標章用紙との紐付は行わない想定 標章の用紙について 保適証システムから出力したデータの標章印刷には 偽造防止のため専用紙 (A4) を利用します 印刷する帳票イメージは次頁を参照ください 12

13 機能概要 3 適合標章交付機能 (3/3) 専用紙 出力帳票のイメージは以下の通りです 専用紙 (A4) イメージ 出力帳票イメージ 13

14 機能概要 4 発行 / 交付履歴管理機能 (1/2) 保適証業務システムに登録された 保適情報の照会 電子保適証の交付簿の表示 出力を行う機能です 保適証業務の Web 画面からのみ利用となります 保適情報の照会 保適証業務システムに登録されている 保適証情報の内容を照会することができます 検索後に一覧を表示し 一覧より指定された案件の詳細情報が確認できます 検索項目は以下のとおりです 保適証番号 車台番号 自動車登録番号情報 検査年月日 ( 期間を指定 ) 交付年月日 ( 期間を指定 ) ステータス ( 複数指定可 ) 標章発行区分 適合標章交付機能 の場合のみ検索項目に表示 14

15 機能概要 4 発行 / 交付履歴管理機能 (2/2) 交付簿の表示 出力 交付簿のファイル出力は CSV 形式及び PDF 形式 ( 読み取り専用 ) となります 帳票 (PDF) イメージ 20XX 年 XX 月分 検査種別 適合証区分 保適証番号 交付年月日 保適交付者 車台番号 自動車登録情報 用途 中古新規検査 中古予備検査 継続検査 保適証 限定保適証 自動車検査氏名 検査年月日 使用者氏名または名称 最終検査申請日 保険期間 ( 自 ) 保険期間 ( 至 ) 発行区分 XX XX ABC XXX XX あ XXXX 貨物 XXXX XXXX XXX XXX 発行済 XX XX ABC 乗合 XXXX XXXX XXX XXX 未発行 XX XX ABC XXX XX あ XXXX 乗用 XXXX XXXX XXX XXX 発行済 15

16 4. 今後のスケジュール ( 案 ) 今後のスケジュールについては以下の通りです 各関係機関 / システム名 H28 年度 H29 年度 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 日整連自検協 保適証業務システム (AIRAS) 詳細設計 / 製造 / 単体テスト / 結合テスト 総合テスト / 移行 サービス開始準備期間 各整備振興会役職員向け説明会 H29 年 4 月サービス開始予定 日整連 実務担当者向け説明会 保適証サービス利用申込受付 ( 事前登録 ) 整備振興会 ( 商工組合 ) 指定工場への説明会 16