１　テーマ名　　かがやく生命

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1 1 テーマ名かがやく生命 2 テーマについて 第 5 学年キャリア教育学習指導案 ( 学年複合 ) 千葉市立幕張小学校 指導者大川智子 子どもの実態 高学年になって 自尊感情の表れに大きな差が出てきている 友だちの心を傷つけるような言動を平気でしてしまいがちである 将来の夢を漠然とであるがもっている 教師の思いや願い 自分の命が かけがえのない ありがたいものであることに気づく 命を輝かせるために どのように生きたらよいのか考え 実践しようとする 自分と同様 他人の命の大切さにも気づき 自分のあり方を考える 教科等の特性とキャリア教育の視点自己形成にかかわる能力を育てていきたいと考えた 特に 生命がかけがえのないことを知り 自他の命を尊重する 生命尊重意識 を育むことをねらいとして 学年複合単元をつくることとする かがやく生命 ( いのち ) テーマとしての価値昨今 自分のいのちや 他人のいのちをあまりにも簡単に失う悲しい報道が多い 子どもたちの会話にも 死ね うざ など 相手を傷つける言葉が平気で使われている 子どもたち一人ひとりが 命に対する畏敬の念をもち もっと自尊感情を育てることができたら 自分の生涯を夢や目標をもって描き進もうとできるのではないかと思われる さらに 自分を大切にすることは 他人や他の生き物の命も大切にすることであると気づき よりよいかかわり方 ( 生き方 ) を考えていくことができるのではないかと考え 本テーマを設定した その他本テーマでは 理科で生命の誕生の神秘にふれ 道徳や学活で自分自身の存在のありがたさへの気づきを通して 自尊感情を高めていこうと考えた そして 総合では 自分のよさを活かす生き方を実現していくために必要となる健康な身体づくりのための研究に取り組ませていきたい 自分のかけがえのない命をより輝かせるために それは 職業であったり生活の仕方であったり多岐にわたることであろう さらに 家庭科の中で 体にとってよい献立を考え実践する活動を通して 自分の生命を大切にするということは 生き方を大切にするということであることに気づかせていきたいと考えた

2 3. 単元の位置 テーマ 輝くいのち < 理科 > 生命のつながり (3) 人の発生について調べ 命の不思議さに畏敬の念をもつ < 総合 > 輝くいのち いのちってなに 友だちや周囲の人の考えを聴き 認めあい 自他の命の尊さに気づくことができる いのちの始まり 自分の生命がかけがえのないものであることを知り これまでの生活や成長を支えてくれた人々に感謝の気持ちを持つとともに これからの成長への願いをもって意欲的に生活することができるようにする もっと輝け わたしの命 自分が健康で長生きすることができるように 体のためによいことは何なのかを調べ 命を大切にしようとする心を育てる < 道徳 > じぶんの番 4-(3) 自分の命が受け継がれてきたものであることを知り 命のありがたさを感じることができる 生きています 15 才 3-(2) 井上美由紀さんの生き方を知ることで これからの自分の生き方を考えることができる 夢に届くまでにはステップがある 1-(2) これからの自分の生き方を前向きに考える < 学級活動 > かがやいている人って 一生懸命生きている人から学ぶ 自分のいいところって 友達のよいところを見つけ よさを生かすためにどのように生きたらよいか考える < 家庭科 > バランスのよい食事をしよう なぜ 食べるのか どうしていろいろな食品を食べる必要があるのか考え 食品を組み合わせてバランスよくとることができるようにする

3 4. 単元のねらい本単元での各領域の目標 道徳 生命がかけがえのないものであることを知り 自他の生命を尊重する 3-(2) 自分を支えている家族や周囲の人の存在を知り 感謝の心をもつ 4-(3) より高い目標を立て 希望と勇気をもってくじけないで努力する 1-(2) 学級活動 友達のよいところを見つけ 励ましあったり 助け合ったりすることで 望ましい学級集団を作る一員となる 自分のよさに気づき 学級における自己の存在感を高めるとともに 自尊感情を高める 総合 自分の生命がかけがえのないものであることを知り これまでの生活や成長を支えてくれた人々に感謝の気持ちを持つとともに これからの成長への願いをもって意欲的に生活することができるようにする 生命に対する課題意識をもち 必要な情報を収集 再構築し 効果的に伝えることができる 家庭科 なぜ 食べるのか どうしていろいろな食品を食べる必要があるのか考え 食品を組み合わせてバランスよくとることができるようにする 理科 母体内での新しい命の誕生について進んで調べようとする キャリア教育の視点からの目標 < 生命尊重意識 > 自他の生命を大切にする ( 生命尊重意識 ) < 人間関係形成能力 > 自分の長所 短所に気づく 自分のよさを伸ばす方策を考える 自分の生活を支えている身の回りの人に感謝する ( 自他の理解力 ) 自分の意見や気持ちをわかりやすく表現する 友達のよいところを見つけ 励ましあったり 助け合ったりする ( コミュ二ケーション能力 ) < 情報活用能力 > 必要な情報を適切な手段で探すことができる 目的意図に応じて 集めた情報を再構築し 効果的に伝える ( 情報収集 探索 実践能力 ) < 将来設計能力 > あこがれとする職業をもち 今 しなければならないことを考える ( 計画実行能力 ) < 意思決定能力 > 場面や状況により 適切なができる ( 自己管理 選択能力 ) 生活や学習上の課題を見つけ 自分の力で解決しようとする ( 問題解決能力 )

4 5. 学習計画 ( 総時数 17 時間道徳 3+ 総合 7+ 理科 2+ 家庭科 3+ 学活 2) 過程 領域 総合1る 総合ステップ1いのちとは?ード51理科2道徳1る 総合ステップ25家庭科大切な生命3(本時)8もっと輝け わたしの生命道徳る 1学習内容 支援 キャリア教育で育む力 いのち って何 友だちや周囲の人の考えを聴き 認めあい 生命について考える 今ある自分の存在を見つめなおし 自分がかけがえのない一人であることを伝えていく 生命尊重意識 自他の命を大切にす 観察 わたしの生命のはじまり 今ある自分の存在を見つめ 生命尊重意識 振り返 自分が母親のおなかにいた なおし 自分がかけがえの 自他の命を大切にす りカー 時や生まれたときのことを取 ない一人であることを伝え る ド 材し ていく 生命のつながり(3) 人の発生の調査でいのちの 生命尊重意識 人の発生について調べ 命 不思議さを感じ取る 自他の命を大切にす 観察 の不思議さに畏敬の念をも る 観察カ つ 畏敬の念をもつ じぶんの番 4-(3) いのちが たった一人のも 生命尊重意識 話し 自分の命が受け継がれてきた のではなく たくさんの人 自他の命を大切にす 合い ものであることを知り 命の 間がつないだ賜物であるこ 活動 ありがたさを感じることがで とを感じとる 畏敬の念をもつ きる もっと輝け わたしの命 いのちを輝かせるために 情報活用能力 学習 自分が健康で長生きするこ 健康で生きることの重要性 ( 情報収集 探索 実 観察 とができるように 体のた を感じ 体によいこと 悪 践 めによいことは何なのかを いことを調べて実践化を促 必要な情報を適切な 調べ 命を大切にしようと す 手段で探すことがで する心を育てる きる バランスのよい食事をしよ 体に優しい食品を積極的に 生命尊重意識 う 取り入れながら 健康的な 自他の命を大切にす 観察 なぜ 食べるのか どう 生活が送れるような食事の る 学習 していろいろな食品を食べる とり方を考え 実践への意 情報活用能力 ( 情報収 ワー 必要があるのか考え 食品を 欲をもつ 集 探索 実践 ) ク 組み合わせてバランスよくと 目的意図に応じて ることができるようにする 集めた情報を再構築 し 効果的に伝える 生きています 15 才 他人の人生を追いかけるこ 生命尊重意識 3-(2) (1 月 ) とで 自分の生い立ち 成 自他の命を大切にす 観察 井上美由紀さんの生き方を知 長を振り返り 自分のこれ ることで こ からの生き方を考えるよう からの自分の生き方を考える にする ことができる 評価 4

5 学活学活1ート 道徳11 かがやいている人って 自分の周りにいるいろいろ 将来設計能力 ( 計画実 一生懸命生きている人から な先生を探し 自分が多く 行 観察 学ぶ の人に支えられていること あこがれとする職業 に気づくと共に 人々が誇 をもち 今 しなけれ りを持って仕事についてい ばならないことを考え ることに気づく る 自分のよさって? 自分の長所や特技を友達か 人間関係能力 ( 自他の ワー 友達のよさを見つけ よさ ら指摘されることで自信を 理解能力 ) クシ を活かすためにどう生きた 深め 生き方を考えるきっ 自分のよさを伸ばす らよいか互いに考える かけとなるようにする 方法を考える 夢に届くまでにはステップ かけがえのないただ一人の 自他の理解能力 話し がある 1-(2) 自分に気づき 将来への夢 自分のよさを伸ばす 合い いのちが何ものにも代えら を持てるようにする 方策を考える 活動 れないたからであることを 自分とともに生きるまわり 感じ 力いっぱい生きるこ の人々も大切にしようとす とで輝かせようと考えるこ る気持ちをもつ とができる 6 本時の指導 < 家庭科 > (2) 本時のめあて ( 教科のねらい キャリア教育のねらい ) 食品の栄養的な特徴や体内でのおもなはたらきがわかり 食品を組み合わせて食事をバランスよくとる必要のあることがわかる 体によい食品のとり方が分り 今までの自分の食生活を振り返り これからの自分の生活 生き方を考えることができる ( キャリア教育 ) (4) 展開 (13/17 時間 ) 過 学習内容支援 ( ) と評価 ( ) 評価 程 生 1. なぜ食べるのか 食べないとどうなるのか考 自分の経験と重ね合わせ 本時の内容に 活 える 迫る を 生きるため おなかがすくから 見 活動するため 成長するため つ 2. 体内でのおもなはたらきにより食品をグルー 食品の栄養的な特徴に関心をもつことが 話し合 め プわけする できるよう助言していく い活動 る 1 力のもと ( 炭水化物 脂質 ) 栄養的な特徴だけでなく 食べる量にも ごはんやパン 注目する 小麦粉から作られているものが多いね 課 2 元気のもと ( ビタミン ) 題 野菜や果物だね

6 把 けっこうたくさん食べるんだね 握 3からだのもと ( たんぱく質 無機質 ) 肉やさかなだ たまごや牛乳 わかめやこぶなどの海そうも 4. 自分たちで調べた体によいものを使って休日スペシャルメニューをつくろう ゴマを使ってみた 課題追求 油を少なくした 目のために ブルーベリーでデザートを考えた 骨を作るカルシウムたっぷりにした 酢を使って料理してみる 5. 発表し 互いに評価をしあう 終 体によいものを使って 自分が作れそうなスペシャルメニューを作ることを確認する 調べたことを活かして意欲的にメニューを作っているか 家族とともに健康な生活を送ろうとする気持ちを持って考える 体によい食品の選択 調理の仕方を選んでいるかを評価しあう 〇実際に作ることができるか 味はどうかを考えて評価するようにする ワークシート子どもの表情 つぶやきワークシート 末 6. 栄養士の先生から自分のメニューを審査してもらい 改善点を考える