SEC 主催セミナー　

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ひろじそめや
5 years ago
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1 Software Engineering Center Information-technology Promotion Agency, Japan Embedded Technology 2008 IPA ブース内セミナー IT プロジェクトの見える化 ~EPM ツールの取組み ~ 2008 年 11 月 19 日 ( 水 )~21 日 ( 金 ) 於パシフィコ横浜 E-27 独立行政法人情報処理推進機構ソフトウェアエンジニアリングセンター Center

2 アジェンダ 1 組込みソフトウェア産業実態調査から 2 障害管理について 3 EPM ツールの概要障害の作りこみと検出状況 4 検証プロジェクトの募集について Center 2

3 障害を検出した工程後ろの工程ほど障害検出数が多い出典 : 経済産業省 2008 年版組込みソフトウェア産業実態調査プロジェクト責任者向けソフトウェア要求定義はソフトウェア要求定義ソフトウェアアーキテクチャ設計ソフトウェア詳細設計を含みソフトウェア結合総合テストはソフトウェア結合および結合テストソフトウェア総合テストを含みシステム結合総合テストはシステム結合および結合テストシステム総合テストを含む Center 3

4 障害の修正に要した工数 ( 発見工程別 ) 後ろの工程ほど障害修正工数が多い出典 : 経済産業省 2008 年版組込みソフトウェア産業実態調査プロジェクト責任者向けソフトウェア要求定義はソフトウェア要求定義ソフトウェアアーキテクチャ設計ソフトウェア詳細設計を含みソフトウェア結合総合テストはソフトウェア結合および結合テストソフトウェア総合テストを含みシステム結合総合テストはシステム結合および結合テストシステム総合テストを含む Center 4

5 作り込んだ障害の数 ( 発見工程別 ) 実装工程で作り込みシステムテストで検出出典 : 経済産業省 2008 年版組込みソフトウェア産業実態調査プロジェクト責任者向けソフトウェア要求定義はソフトウェア要求定義ソフトウェアアーキテクチャ設計ソフトウェア詳細設計を含みソフトウェア結合総合テストはソフトウェア結合および結合テストソフトウェア総合テストを含みシステム結合総合テストはシステム結合および結合テストシステム総合テストを含む Center 5

6 障害作り込み工程ごとの発見工程割合自工程で障害が検出できていない出典 : 経済産業省 2008 年版組込みソフトウェア産業実態調査プロジェクト責任者向けソフトウェア要求定義はソフトウェア要求定義ソフトウェアアーキテクチャ設計ソフトウェア詳細設計を含みソフトウェア結合総合テストはソフトウェア結合および結合テストソフトウェア総合テストを含みシステム結合総合テストはシステム結合および結合テストシステム総合テストを含む Center 6

7 アジェンダ 1 組込みソフトウェア産業実態調査から 2 障害管理について 3 EPMツールの概要 4 検証プロジェクトの募集について Center 7

8 障害の作り込みと検出できるだけ早い工程で検出すべき作りこみ状況障害検出数出典 : 経済産業省 2008 年版組込みソフトウェア産業実態調査プロジェクト責任者向けソフトウェア要求定義はソフトウェア要求定義ソフトウェアアーキテクチャ設計ソフトウェア詳細設計を含みソフトウェア結合総合テストはソフトウェア結合および結合テストソフトウェア総合テストを含みシステム結合総合テストはシステム結合および結合テストシステム総合テストを含む Center 8

9 対策を立てるにはできるだけ正確に現状を把握障害件数どの工程で作りこんだか ( 工程ごとの件数 ) どの工程で検出されたか ( 工程ごとの件数 ) 障害の原因 ( 原因ごとの件数 ) 障害の影響度 ( 影響の大きい障害の件数 ) 修正するためにかかった工数 : 定量的に Center 9

10 対策を立てるには (2) 様々な視点から分析して問題点を把握どんな原因が多いのかどの工程で作りこんだ障害が多いのかなぜ作りこんでしまったのかなぜ自工程で検出できなかったのか今までの状況の推移と今後の予測 : 時系列推移パレート図クロス分析累積障害件数の推移混入工程累積障害件数時間発見工程 Center 10

11 実態を把握する指標値による正確な把握その時点までの値の変化 + プロジェクトがどのように推移して現在の状況にあるかを把握できるプロジェクトが今後どの方向に進むかをある程度予想して対策を実施早期対策リスク回避プロジェクトの失敗防止 Center 11

12 エンピリカルソフトウェアエンジニアリング測定エンピリカルデータデータの蓄積蓄積データ過去のプロジェクトに関するデータプロジェクトフィードバック分析実績ある手法プロセス失敗防止品質向上生産性向上分析結果科学的根拠大学での研究実験プロセス改善ソフトウェアタグソフトウェアトレーサビリティの実現 Center 12

13 アジェンダ 1 組込みソフトウェア産業実態調査から 2 障害管理について 3 EPMツールの概要 4 検証プロジェクトの募集について Center 13

14 先進ソフトウェア開発プロジェクト開発期間 : 2005 年 2 月 ~2007 年 3 月 (2007 年 2 月に公開デモンストレーション ) 開発対象 : プローブ情報プラットフォームソフトウェア開発組織 : 異業種 7 社による共同開発 ( 開発拠点は広域に分散 ) データ提供ソフトウェアエンジニアリング推進体制ソフトウェアエンジニアリング技術研究組合 (COSE) 支援作業 / フィードバック NTT データデンソートヨタ自動車日本電気日立製作所富士通松下電器産業ソフトウェアエンジニアリングの適用支援定量データの分析フィードバックデータ参照 EASE プロジェクト定量データ自動収集ツールの提供導入支援と共同してのデータ分析フィードバック EASE(Empirical Approach to ) プロジェクトは文部科学省リーディングプロジェクト :e-society 基盤ソフトウェアの総合開発 : データ収集に基づくソフトウェア開発支援システムの下で奈良先端科学技術大学院大学大阪大学が中心となって実施しています Center 14

15 関連書籍ソフトウェアエンジニアリングの実践 ~ 先進ソフトウェア開発プロジェクトの記録 ~ 2007 年 11 月 27 日発行翔泳社口絵 : COSE 公開デモンストレーション第 1 部 : ソフトウェアエンジニアリングの実践経緯第 2 部 : 技術解説第 3 部 : 参加された方からのメッセージ Center 15

16 EPM ツールの機能強化と普及ソフトウェア開発技法普及ツール開発事業ソフトウェア開発プロジェクト可視化ツールのパッケージ化 2006 年度 2007 年度 2008 年度先進プロジェクトへの各種ツール適用実証プロジェクトへの EPM ツール適用ソフトウェアエンジニアリング推進に有効なツールをパッケージ EPM ツール V1.0 実証参加プロジェクトへのアンケートやヒアリングにより EPM ツールの不足機能を収集 V2.0 EPM の機能強化 EPM ツールの機能強化 EPM ツールの機能強化ソフトウェアエンジニアリングのプラットフォームソフトウェアとして機能を強化し普及を促進継続強化予定 Center 16

17 EPM ツールの主要機能データ収集機能データ出力機能構成管理システムから (CVS Subversion Visual SourceSafe) 障害追跡システムから ( 影舞 GNATS Bugzilla) メール管理システムから (Popper Mailman fml Majordomo) 時系列グラフ表示機能累積未解決障害件数及び平均障害滞留時間ソースコード規模更新と障害件数更新時期とチェックアウト数メール投稿数と更新時期予定と実績各種分析機能パレート図クロス分析 SQLフィルタリングロジカルカップリング分析機能 SRGM( 信頼度成長曲線 ) 表示機能レポート用グラフ出力機能分析用データ出力機能分析用構成管理データ分析用障害追跡データ構成管理履歴詳細情報メール詳細情報システム制御機能サーバ方式 (Linuxサーバ+Webブラウザ方式) クライアント / サーバ方式 ( クライアント : Windows+Eclipse) その他英語環境に対応マニュアルチュートリアル導入の容易なインストーラ Center 17

18 EPM ツールによるデータ収集エンピリカルデータの収集開発者になるべく負担をかけずにソフトウェア開発環境を構成するツール群からデータを収集リアルタイムに分析構成管理システム CVS Subversion 障害追跡システム影舞 GNATS Bugzilla 電子メール管理システム Popper Mailman fml Majordomo _ 簡易インストール EPM ツールデータの収集蓄積分析 Linux サーバ構成管理システム Visual SourceSafe 収集分析指示分析結果の表示 Windows クライアント Center 18

19 EPM ツールの分析エンピリカルデータの分析様々な視点からの現状分析を支援異変 ( 問題 ) への早期対応構成管理システムソースコード規模推移障害追跡システム累積未解決障害件数と平均滞留時間メール管理システムメール投稿数推移パレート図クロス分析様々な分析手法ロジカルカップリング Center 19

20 アジェンダ 1 組込みソフトウェア産業実態調査から 2 障害管理について 3 EPMツールの概要 4 検証プロジェクトの募集について Center 20

21 EPM ツールの検証 EPM ツール検証プロジェクト募集中 : 検証の目的実際のプロジェクトで EPM ツールを使っていただき使い勝手の悪いところを洗い出す不足している機能を洗い出す新たな利活用方法を洗い出す EPM ツールの改良 ( 開発現場で役立つツールを目指して ) Center 21

22 EPM ツールに同梱されるツール CCFinderX 産業技術総合研究所の神谷年洋氏が開発したコードクローン検出ツールで神谷年洋氏のご承諾の下で同梱 2009 年 3 月までの利用ライセンス付き Magi EASE プロジェクトで開発された協調フィルタリング分析ツールで EASE プロジェクトの了解の下で Trial Edition を同梱ツール起動時に利用ライセンスの取得手続きが可能 ( 無償 ) Center 22

23 同時に検証可能なツール見える化チェックシートプロジェクトマネージャによる自己評価と専門家チームによるヒアリングを通してプロジェクトマネジメントの弱点や見落としを把握しプロジェクトが失敗に陥るのを防ぐスキル診断 Web サイトからダウンロード無償の利用者登録後書籍の PDF ダウンロードプロジェクトメンバのスキル診断結果からプロジェクトチームとしてのスキル充足度を把握し不足しているスキルを充足させることにより成果物の品質と生産性を確保するで診断システムを用意 Center 23

24 同梱ツール 1: CCFinderX CCFinderX コードクローン検出ツールコードクローンが多いとコードクローン部分に不具合があった場合に修正の手間がかかり修正漏れが発生する可能性が高くなるコードクローン=ソースコード中の類似部分共通化の可能性保守性を向上 ( 保守コストの削減 ) 安易なコピー & ペーストの抑止最適なコードによる品質を向上 Center 24

25 同梱ツール 2: Magi Magi ワンクリック見積 & データ品質診断ツール蓄積されたデータから類似するものを抽出し類似データを利用して求めたい値を類推見積りたい値データ項目名見積もるプロジェクトのデータ既存データ入力データ (CSV) プロジェクトID 基本設計工数詳細設計工数総工数 PRJx PRJa PRJb PRJc PRJd PRJe : 実績値データ実績値データ計画値データ Center 25

協調フィルタリング (EASE CF 法 ) 書籍のオンライン販売等における推薦書籍の選定などに使われている技術データの欠損があっても高い精度が得られるのが特徴実績値 ( 補正値 ) 16000 14000 12000 14434.00 (14434.00) 類似度 80% 70% 60% 10000 8000 6000 4000 5152.

26 協調フィルタリング (EASE CF 法 ) 書籍のオンライン販売等における推薦書籍の選定などに使われている技術データの欠損があっても高い精度が得られるのが特徴実績値 ( 補正値 ) ( ) 類似度 80% 70% 60% 見積値 ( ) ( ) ( ) ( ) 50% 40% 30% 20% 実績値 ( 未補正 ) 実績値 ( 補正済 ) 類似度 % 0 PRJx PRJ1 PRJ2 PRJ3 PRJ4 PRJ5 0% Center 26

27 同時検証ツール 1: チェックシート見える化チェックシート IT プロジェクトの見える化上流工程編中流工程編下流工程編でチェックシートによる見える化手法を紹介上流工程編中流工程編下流工程編リスクの見える化計画との乖離放置してはいけない問題の把握作業品質非機能要件仕様変更の見える化品質の作りこみと細やかな管理起こりつつある予兆の見える化真の問題が何かを言える化対応策によって直せる化 Center 27

28 チェックシートによる見える化 ( 自己評価 ) チェックシートによる見える化自己評価シートプロジェクトマネジャ用チェックシートは Web サイトからダウンロード可能 Center 28

29 チェックシートによる見える化 ( ヒアリング ) チェックシートによる見える化ヒアリングシート PMO 品質保証部門用チェックシートは Web サイトからダウンロード可能 Center 29

30 顧客技術組織基本動作課題管理ヒアリング評価 - 自己評価調達人的資源リスクモチベーションコミュニケーションチェックシートによる見える化 ( 分析結果 ) チェックシートによる見える化分析結果自己評価ヒアリング評価基本動作組織課題管理モチベーション自己評価とヒアリングレーダチャート統合スコープ自己評価とヒアリング評価のスコアの乖離統タイムコスト品質 P M が悲観的技術顧客調達 0 人的資源合-1 コミュニケーショリスクン品質タイムスコープコストP M が楽観的 Center 30

31 同時検証ツール 2: スキル診断スキル診断によるチームスキルの把握 IT スキル標準に基づいたスキル診断をプロジェクトメンバ全員に適用チームとしてのスキル充足度を把握プロジェクトの遂行に必要なスキルが不足している場合スキルを保有している要員の投入既存メンバのスキル習得品質生産性の確保スキル不足の可能性あり Center 31

32 スキル診断プロジェクトメンバ個人ごとにスキル診断を実施専門分野ごとスキル別にスキルレベルの平均最大最小を表示個人ごとのスキル診断チームとしてのスキル判断 : Center 32

33 EPM ツール検証応募プロジェクトご協力いただいている方々株式会社野村総合研究所株式会社クエスト日本ユニシス株式会社 NEC ソフト株式会社株式会社デンソー株式会社日本システムディベロップメント株式会社 SRA オムロン株式会社日本電子計算株式会社株式会社高崎共同計算センター株式会社中電シーティーアイ横河電機株式会社株式会社コアサイオステクノロジー株式会社セコム株式会社アルプス電気株式会社車載電装事業部株式会社エヌアイデイ株式会社 NTT データシステムズ日本電気株式会社株式会社オートネットワーク技術研究所株式会社アルファシステムズ株式会社アルゴ 21 パナソニックコミュニケーションズ株式会社株式会社ジャステック日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社株式会社フュートレックミラクルリナックス株式会社東芝ソリューション株式会社日立公共システムエンジニアリング株式会社日本証券テクノロジー株式会社三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社株式会社ヴィッツキヤノン IT ソリューションズ株式会社他 ITA: 見える化 WG JasPar: 実証プロジェクト JISA:EPM ツール検証 WG ( 公開可とお答えいただいたプロジェクトのみ記載 ) Center 33

34 EPM ツール検証プロジェクトについて EPM ツールを使用していただきそのご感想やご意見をお寄せいただけるプロジェクトを募集しています応募条件応募方法応募特典現在 86 名 EPM ツールを実際のプロジェクトに適用してデータを収集し分析していただけること ( 構成管理システムだけ障害追跡システムだけでも可 ) 後日送付するアンケートで EPM ツールに対するご意見ご感想などをご回答いただけること Web サイトの EPM ツールのページからエントリーシートをダウンロードしていただき必要事項を記入しエントリーシート内に記載されている送付先に電子メールで送付してください検証プロジェクトにご応募いただいた方がご参加いただけるコミュニティサイト (SNS) にご招待いたします SNS では EPM ツールに関する質問やご要望などを掲示板にご記入いただき参加者相互での意見交換を行っていますまた EPM ツールの機能強化などに関する情報を早期に入手することができます Center 34

35 Software Engineering Center Information-technology Promotion Agency, Japan ご清聴ありがとうございました EPM ツールの検証にご協力をお願いいたします本講演に関するお問い合わせは Web サイトの左下へのお問い合わせからお願いいたします本文に ET2008 EPM ツールと明記してください Center

SEC セミナ 2014 年 12 月スライドのほかにテキスト SEC コンテンツを活用した IT プロジェクト見える化のすすめをご参照下さい IT プロジェクトの見える化 IPA/SEC 連携委員みたに先端研合同会社代表神谷芳樹みたによしき奈良先端科学技術大学院大学非常勤講師神谷芳

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