アジアにおける水環境改善ビジネスに関するセミナー資料インドネシアジャカルタ特別州浄化槽試験設置による水質改善平成 25 年度アジア水環境改善モデル事業平成 26 年 5 月 13 日株式会社クボタ 0 アジアにおける水環境改善ビジネスに関するセミナー

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れんまさどひら
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1 資料インドネシアジャカルタ特別州浄化槽試験設置による水質改善平成 25 年度アジア水環境改善モデル事業平成 26 年 5 月 13 日株式会社クボタ 0

2 (1) 事業概要 1. 実施国 / 地域 2. 実施目的インドネシア国ジャカルタ特別州インドネシア国の排水特性気候に適合した浄化槽を開発する同国の汚水処理維持管理等の実態調査及び実証機のモニタリング調査を通じて浄化槽導入の実現可能性調査を行う 3. 実施内容日本式浄化槽を戸建住宅や公団住宅に設置し水量放流水質汚泥発生量等の推移をモニタリング調査するインドネシア国及びジャカルタ特別州の水質生活排水処理施設の普及状況を調査する 4. 期待される成果 5. ビジネスモデル現地に適合した日本式浄化槽の仕様確立浄化槽維持管理の研修を通じた現地スタッフの技術向上浄化槽の普及維持管理事業創出のための課題抽出性能基準による製品認定制度を導入して粗悪品を排除する 1

(2-1) 事業実施地域の状況課題モデル事業実施までの経緯建築用途戸建住宅商業施設公共施設法規制の状況排水処理施設の設置義務あり ( ジャカルタ知事令 ) 大半が嫌気処理のセプティックタンク * 定期的に汚泥引抜しないため放流水質は悪い地下浸透式であり地下水の汚染源となっている排水処理施設を設置する義務がある ( 建築許認可 ) STP** が設置され始めている処理法普及状況

3 (2-1) 事業実施地域の状況課題モデル事業実施までの経緯建築用途戸建住宅商業施設公共施設法規制の状況排水処理施設の設置義務あり ( ジャカルタ知事令 ) 大半が嫌気処理のセプティックタンク * 定期的に汚泥引抜しないため放流水質は悪い地下浸透式であり地下水の汚染源となっている排水処理施設を設置する義務がある ( 建築許認可 ) STP** が設置され始めている処理法普及状況インドネシア国全土でも 13 カ所にすぎないオフサイト集中処理ジャカルタは Setia budi 下水処理場 (4 万 M ( 公共下水道 ) 3 /D) ) のみ対象は 20 万人分のみ人口比で普及率 2% コミュニティレベルの嫌気式オンサイト分散処理施設オンサイト分散処理 SANIMAS がこの 10 年で 4000 基設置されているが ( セフティックタンク ) 嫌気のみの処理で放流水質は十分なレベルではない構造上都市部には向かない ( の声もある ) オンサイト分散処理嫌気好気式施設が 1990 年代から採用され始めている (STP) 長時間ばっばっ気接触ばっ気回転板接触ばっ気方式等 * セプティックタンク : 排泄物や生活排水を嫌気性微生物によって分解処理する地下に設置した処理槽 **STP: 生活排水を嫌気性及び好気性微生物により分解しセプティックタンクに比べて性能が良い 2

(2-2) 事業実施地域の状況課題モデル事業実施までの経緯ジャカルタ特別州の課題 1. 家庭排水の垂れ流し性能に劣るセプティックタンク排水の影響による地下水や河川の水質悪化井戸水の約 40% % が汚染 ( 水系感染症が多い ) 2.

工場生産ユニットは現場工期が短く必要な区域から早期整備可 3. 下水道管の敷設が不要であり投資コストは相対的に低い 3. 汚泥引き抜きなど維持管理は巡回で可能 ( 常駐は不要 ) 4.

4 (2-2) 事業実施地域の状況課題モデル事業実施までの経緯ジャカルタ特別州の課題 1. 家庭排水の垂れ流し性能に劣るセプティックタンク排水の影響による地下水や河川の水質悪化井戸水の約 40% % が汚染 ( 水系感染症が多い ) 2. 急激な都市化交通渋滞等により下水道管の敷設が困難下水道整備マスタープラン (1991 ( 年策定 ) が実行できていない 3. 商業地住居地が膨張し下水処理場の用地確保が困難ジャカルタのスラム街 ( 不法建築 ) 他アジア諸国の事情 1. 洪水の多い地域であり汚水による感染防止の早期対応が必要 2. ジャカルタと同様の事情で下水道普及率の低い国が多い ( インド :15% : % タイ :34% : % フィリピン :7% Global Water Market よりより ) 分散処理施設 ( 浄化槽 ) の特長 ( 導入メリット ) 1. 処理性能は下水道と同等 2. 工場生産ユニットは現場工期が短く必要な区域から早期整備可 3. 下水道管の敷設が不要であり投資コストは相対的に低い 3. 汚泥引き抜きなど維持管理は巡回で可能 ( 常駐は不要 ) 4. 大洪水震災などの災害からの復旧は大規模施設に比べて容易水質水質 Good 0% 0% 3% 0% 0% 0% Lightly Polluted Medium polluted Heavily Polluted ジャカルタの交通渋滞 ( 頻繁 ) ジャカルタの汚染状況 (13 ( 河川 ) 3% 4% 9% 0% 0% 9% 16% 16% 10% 6% 12% 9% 81% 79% 78% 94% 88% 82% 出展 :BPLHD, : 2009 Based on Environment Ministry Decree No.115/2003 3

5 (3) 事業実施体制 ( 国内国外の関係者を含む ) PD PAL JAYA * MOE BPLHD PU DINAS ** ( 株 ) クボタ周辺水域現況の調査実証現場の調査設置交渉政府機関から情から情報収報収集浄化槽の設計製造浄化槽の設置計画計画工事 (SV 派遣 ) 水質検査サンプル水採水維持管理浄化槽普及 PR 活動 ( 研修委託 ) (SV 派遣 ) ( 研修委託 ) ( 研修 ) (SV 派遣 ) マーケットリサットリサーチ *PD PAL JAYA: : ジャカルタ特別州下水道公社 Setia budi 下水処理場運営家庭用セプティックタンク等の維持管理を実施中 **MOE: : 環境省 BPLHD: : ジャカルタ特別州環境局 PU: : 公共事業省 DINAS: : ジャカルタ特別州住宅局 4

(4) 導入する技術の概要 1 小型浄化槽の浄化槽の例クボタ浄化槽 KJ 型想定される用途想定される用途 2005

工場向け大型浄化槽 - 商業施設向け膜タイプ浄化槽水道料金が高い用途に再利用水を活用する流入水放流水 BOD 200 mg/l 20mg/L

クボタ浄化槽の海外設置例クボタ浄化槽の海外設置例膜タイプ浄化槽 ( 中国浙江省 ) 農村生活排水の農業用水利用 (70 戸約 200 人 )

6 (4) 導入する技術の概要 1 小型浄化槽の浄化槽の例クボタ浄化槽 KJ 型想定される用途想定される用途 2005 年ジャカルタ知事条例のアンモニア規制値に対応している実証現場を活用して PR できる - 戸建住宅向け小型浄化槽 - 公団住宅ホテル工場向け大型浄化槽 - 商業施設向け膜タイプ浄化槽水道料金が高い用途に再利用水を活用する流入水放流水 BOD 200 mg/l 20mg/L 以下窒素 45 mg/l 10mg/L 以下 2 大型浄化槽の浄化槽の例クボタ浄化槽 K-HC 型除去率 (%) 90% 77% クボタ浄化槽の海外設置例クボタ浄化槽の海外設置例膜タイプ浄化槽 ( 中国浙江省 ) 農村生活排水の農業用水利用 (70 戸約 200 人 ) 大型浄化槽による病院の生活排水対策 ( ベトナム ) 年間 100 基輸出クボタ浄化槽 KM 型 ( 膜タイプ ) 放流水 BOD 20mg/L 以下放流水 BOD 5mg/L 以下 5

7 (5) 事業実施工程 H23 年度 H24 年度 H25 年度概略工程実証候補地の選定周辺水質や現況の調査小型浄化槽の設置モニタリング調査小型浄化槽モニタリング調査 ( 継続 ) 大型実証機の設置モニタリング調査大型実証機モニタリング調査 ( 継続 ) 試験販売活動生産生産調達検討 ( モデル事業ル事業完了 ) フェーズ 2 (H24 年度 ) 小型小型浄化槽浄化槽 1. モニタリング調査 ( 継続 ) 大型浄化槽 (2 基 ) 1. 実証候補地の調査交地の調査交渉契約 2. 実証機の製作 ( 設計製製作 ) 輸出 3. 実施設計 ( 工事技術事技術検討 ) 設置工事 4. モニタリング調査 (H24/11 H24/11~H26/3 H26/3) 5. 維持管理研修フェーズ 1 (H23 年度 ) 小型小型浄化槽 (KJ 型 4 基 ) 1. 実証候補地の調査交地の調査交渉契約 2. 実証機の製作輸出 3. 実施設計 ( 工事技術事技術検討 ) 設置工事 4. モニタリング調査 (H23/12 H23/12~H24/1 H24/1) 5. 周辺水質の調査フェーズ 3 (H25 年度 ) 大型浄化槽浄化槽 1. モニタリング調査 ( 継続 ) 2. モニタリング結果に基果に基づいた現地適合仕様の確立と現地生産の検討 3. 試験販売活動 ( 日本製浄化槽の輸出 ) 6

8 (6-1) インドネシアの排水水質基準 1. 水質基準 1) BOD 基準は緩い ( ホテル病院は比較的厳しい ) 2) ジャカルタはアンモニア基準が厳しい 2. 検査体制 1) 戸建住宅は放流水質を検査する仕組みがない安価なセフティックタンク市場 2) 工場商業ビルは水質検査報告 (3 ( カ月毎 ) と警告 (3 ( 段階 ) により規制されているアンモニア水質基準を満足する製品が選定されているイントネシトネシア環境省令単位 NO イントネシトネシアジャカルタ知事令ジャカルタ知事令環境省令 1995 NO NO NO.52 NO.58 戸建住宅集落排水ホテル病院ホテル 1 ホテル 2 病院 1 病院 2 ph - 6~9 6~9 6~9 6~9 6~9 6~9 6~9 6~9 6~9 KMnO4 消費量 mg/l TSS mg/l アンモニンモニア mg/l 油脂 mg/l 界面活性活性剤 mg/l CODcr mg/l BOD5 mg/l ホテル Ⅰ は 3 星以上 Ⅱ は 3 星未満病院 Ⅰ はベッド数 200 床以上 Ⅱは200 床未満 7

9 ( ) 汚水処理施設の整備計画 ( 公共事業省 ) 名称プロジェクト内容施設概要過去の実の実績出資元 Sanimas 2014 年計画 600 基 / 年 500 人 100m3/ 日 MST 方式 2003 年ジョグジャカルタでグジャカルタで開始 2006 年から全国で実施実績 1000 基公共事業省地方政府 USAID 世界銀行 ( 融資 ) IDB SLBM 2014 年計画情報なし同上 2010 年から全国で実施実績 2000 基公共事業省地方政府アジア開発銀ア開発銀行 ( 融資 ) USRI 2014 年計画 400 基 / 年同上 2012 年度から実施実績 1000 基公共事業省地方政府アジア開発銀ア開発銀行 ( 無償 ) CST(Conventional Septic Tank): 煉瓦あるいはコンクリート製の 3 室に仕切られた嫌気処理タイプ MST(Modified Septic Tank): ):CST タンク内にフィルターを静置して処理性能を高めたセプティックタンク低所得所得コミュミュニティニティエリアの公の公衆衛衆衛生改善改善や No-toilet 解消を目的に実施 1. 普及させることをとを優先優先しているので排水基しているので排水基準を満た満たさないさないケースがある 2. メンテナンスは地域コンテナンスは地域コミュミュニティがニティが担当担当するがするが機能していない能していないケースがある 3.3 つのプのプロジェクトのクトの目的や的や導入施設に入施設に差異差異はなく出資はなく出資元が異なるなるため名称ため名称が異なる 4. 排水基準 : シャカルタは BOD50mg/L 以下シャカルタシャカルタ以外は BOD100mg/L 以下 8

10 ( ) 汚水処理施設の整備計画 ( 環境省 ) 1.5 ヵ年計画プロジェクト (2011~2015) 1)2015 年 BOD 負荷 50% 低減 ( 年 10% % 低減 ) を目標として進めている 2) 政策例 PROPER: 企業の法令順守状況をランク付けして公表する制度 PROKASIH: 河川モニタリング活動を通じて河川の水質改善を図る制度 2. 汚水処理施設 STP 建設プロジェクト ( 実施中 ) 年度ジャカルタ市 ( 市内チリウン川浄化 ) 2011 陸軍研修所 3000 人 500m3/ 日 1 基 2012 海軍研修所 3000 人 500m3/ 日 1 基ソロソロ市 ( 中部ジャジャワ ) 陸軍施設 (1 基 ) 予算策定済納入メーカー選メーカー選定済 (RC 製 ) 陸軍射撃場 (2014 年完工 ) 2014 未定未定 3.STP 設置モデルプロジェクト :2013 : 年実施を計画したが未実施プロジェクト数 :45 : 都市予算 :IDR450 : 億 ( 約 4.5 億円 ) 4. イ国放流水質基準の見直し :2013: 年法制化を計画したが未実施放流水 BOD 100mg/Lを40 or 50mg/L に低減する 9

11 (7-1) 小型実証試験 (H23 H23~24 24) ~ 設置サイト (4 基 )~ 実証試験終了後試験終了後設置し設置したた 4 基の内サイト 1 3は継続継続してして使用し用しサイト 2 4は増築増築などの理などの理由によりにより撤去し去した 10

12 (7-2) 小型実証試験 (H23 H23~24 24) ~ サイト 3~ 駐車場に設置側溝から河川に放流 Johkasou Septic Sep 11

13 (7-3) 小型実証試験 (H23 H23~24 24) ~ 設計条件 ~ 水量と水質型式サイト 1 KJ5 サイト 2 KJ5 サイト 3 KJ7 サイト 4 KJ5 人員場所設計水量 5 人 Cilandak 1.0m3/d 以下 4 人 Penggilingun 1.0m3/d 以下 9 人 Pondok kelapa 1.4m3/d 以下 5 人 Salemba 1.0m3/d 以下設計水質流入水 BOD200mg/L 放流水 BOD20mg/L 以下 12

14 (7-4) 大型実証試験 (H24 H24~25 25) ~ 設置サイト (2 基 )~ Z ~2050 Z ~2050 Z ~2030 Z ~2020 Z ~2030 Z ~2050 Z ~2020 Z ~2030 Z ~2050 Z ~2030 Z ~2050 Z ~

15 (7-5) 大型実証試験 (H24 H24~25 25) ~10/9 着工 11/3 試運転 ~ 全景稼働状況状況チェチェック設置現場の公団住宅工事監督監督とワーワーカー 14

16 (7-6) 大型実証試験 (H24 H24~25 25) ~ 設計条件 ~ 水量と水質型式人員場所設計水量 (m3/d) 設計 BOD(mg/L) KHC 75 人 Cenkereng 15.0 流入水 200 放流水 20 以下付帯槽浄化槽 A 浄化槽 B 試験方法試験方法実証機の流入水量を増減増減して水質性能をして水質性能を検証した流量調整槽汚泥貯留槽 7.5m3/d: 嫌気ろ床担体流動ろ過循環方式 7.5m3/d: 嫌気ろ床担体流動沈殿分離方式 15

17 (7-7) 小型実証試験 (H23 H23~24 24) ~ 水質測定項目 ~ ph ysical biologic al chemical 単位水質分析現場測定 ( Su cofindo) ( 携帯測定器 ) 水温 - DO/pH メーター水量 m3/d - ph DO/pH メーター TSS mg/ll - DO mg/ll - DO/pH メーター透視度 cm - 透視度計スカム厚 cm - 汚泥厚 cm - 汚泥厚測定器循環水量 L/ 分 - BOD5days 20 2 mg/ll - 大腸菌群数 colony/100ml 0mL - COD by K2Cr2o7 mg/ll - T-N mg/ll - NH4-N mg/ll - NO3-N mg/ll - NO2-N mg/ll - T-P mg/ll - 界面活性剤 mg/ll - 有機物量 mg/ll - 油脂 mg/ll - 16

18 (7-8) 実証試験結果 1. 小型浄化槽 1) 実証試験を完了した (H23/12~H25/1) ( 2) 流入水量負荷が設計条件であれば BOD20mg/L 以下を維持できる 3) 今回特殊な排水事例があった 1 レストラン食材を調理するので多量の水量 SS が放流されている 2 洗濯の間多量の地下水 ( 設計条件の 4 倍 ) を使用している 4) 槽内水温は概ね 30 ( ( 気温は 25~35 ) 日本の 13 ( ( 気温 5~35 ) ) と比べると微生物の活性が上昇する 5)DO は目安である 1mg/L 以上を維持している 2. 大型浄化槽 1) 実証試験を完了した (H24/11~H26/3) ( 2) 小型化した実証機で BOD20mg/L 以下を維持できることが分かった 3) 槽内水温は概ね 30 ( ( 気温は 25~35 ) 日本の 13 ( ( 気温 5~35 ) ) と比べると微生物が活性が上昇する 4)DO は目安である 1mg/L 以上を維持している 17

リサイクル産業のイクル産業の展示会展示会に 3 年連続連続で出で出展した開催日場所訪日研修

19 (7-9) インドウォーター 2013 展示会 ( シャカルタ ) 開催日場所インドウォウォーター 2013 展示会 (7 月 3 日 ~5 ~ 日ジャカルタコンベンショションセンター ) 3 年連続連続でインドでインドネシア最ネシア最大の大の上下水リ下水リサイクル産業のイクル産業の展示会展示会に 3 年連続連続で出で出展した開催日場所訪日研修 (11 月 4~8 日東京東京さいさいたまたま市川越市市 ) 下水処理場見学見学浄化槽設置現場浄化槽設置現場見学見学浄化槽セ浄化槽セミナーを通ナーを通じて情て情報交換を実施しを実施した開催日場所ワークークショショップ (3 ( 月 13 日ジャカルタサリパンパシパシフィックフィックチャンカャンカレン現場ン現場 ) 浄化槽設置現場見学見学浄化槽セ浄化槽セミナーを通ナーを通じて情て情報交換を実施しを実施した展示会 ( ジャカルタ ) 浄化槽セミナー ( 東京 ) 浄化槽 ( さいたま市 ) 浄化槽セミナー ( ジャカルタ ) 浄化槽 ( ジャカルタ ) 18

20 (7-10) 市場規模と狙いの市場経済力があり規制の厳格化により STP 採用が増加しているビルホテル等の商業施設を当面の対象対象市場とする ( 住宅市場は現在現在のとこのところ検査制度がないので CST あるいは MST) オンサイト処理民需市場民需市場公共市場市場商業施設オフィスビルホテル病院コンドミニアムショッピングセンター戸建住宅集落排水オーナーオーナーデベロッパーオーナー中央地方政府処理方式 STPが増加大半がCST CST, MST 市場価格 ( 材工 ) 規模 1000 万円 / 基 (200m 3 /d) 8 万円 / 基 (1~2m 3 /d) 350 万円 / 基 (100m 3 /d) 設置数 200 基 / 年 95,000 基 / 年 1600 基 / 年金額 20 億円 / 年 76 億円 / 年 56 億円 / 年 CST(Conventional Septic Tank): 煉瓦あるいはコンクリート製の 3 室に仕切られた嫌気処理施設 MST(Modified Septic Tank): タンク内にフィルターを静置し CST より性能を高めている 19

21 ( ) 現地競合製品 (MST MST:BOD 100mg/L BOD 100mg/L) 地方の集落排水用 MST (black & Grey water) 公衆便所用 MST (black water) 戸建住宅用 MST (black water) CST(Conventional Septic Tank): 煉瓦あるいはコンクリート製の 3 室に仕切られた嫌気処理タンク MST(Modified Septic Tank): タンク内にフィルターを静置し CST より性能を高めている 20

22 ( ) 現地競合製品 (STP BOD 20mg/L) STP FW 成形接触ばっ気方式 * セプティックタンク : 排泄物や生活排水を嫌気性微生物によって分解処理する地下に設置した処理槽 **STP( STP(Sewage Treatment Tank): 生活排水を嫌気性及び好気性微生物により分解しセプティックタンクに比べて性能が良い 21

23 (8) 浄化槽普及のための課題対応策 1. 対象市場 1) 経済力があり規制のがあり規制の厳格厳格化により STP が増加増加しているしている民需民需市場 ( 商業施設 ) 2) ) 現地 STP メーカーは大は大小合わせわせて約 20 社存在しコストしコスト競争力競争力が求められる 2. 普及のための仕組み作り限定された市場に STP が普及し始めた段階段階であり普及のスピーピードアップのために日本の水質ドアップのために日本の水質改善改善事例制度導入事制度導入事例体制構築事制構築事例を紹介紹介し中央政府央政府ジャカルタ特別州のジャカルタ特別州の取り組みをみを支援支援するする 3. 適正価格正価格の実現性能は良いといと評価評価されるが日本からのされるが日本からの輸出価格価格では普及はでは普及は難しいしい現地適合設計 ( コンパクト化 ) 現地生産により市場実により市場実勢価格勢価格を実現するを実現する 22

<4D F736F F D20905F8CCB8E738FF289BB91858E7793B197768D6A D6A82CC82DD816A2E646F6378>

<4D F736F F D20905F8CCB8E738FF289BB91858E7793B197768D6A D6A82CC82DD816A2E646F6378> 神戸市浄化槽指導要綱平成 26 年 4 月神戸市環境局環境保全指導課神戸市住宅都市局建築安全課神戸市浄化槽指導要綱一部改正昭和 63 年 4 月 1 日一部改正平成 11 年 4 月 30 日一部改正平成 18 年 4 月 1 日一部改正平成 26 年 4 月 1 日第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は, 浄化槽の設置 ( 構造又は規模の変更を含む以下同じ ) 並びに保守点検及び清掃について必要な事項を定めるとともに,