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1 小学校における学校統廃合が学力に与える影響について ( 概要 ) MJE14703 冨樫哲一 要旨 少子化が急激に進む日本において 学校統廃合の是非に関する議論は避けられないものとなっている 本研究の目的は 小学校における学校統廃合が児童の学力に与える影響について分析することを通じて 統廃合の際に留意すべき点についての知見を得ることである 横浜市学力 学習状況調査の平成 21 年度から平成 25 年度までの 5 年分についてパネルデータを用いて 固定効果モデルの回帰分析と 差の差の推定量を用いた分析を行った 分析の結果 統廃合のあった小学校における児童の学力は 他の学校に比べて平均的に低いこと また家庭での学習時間は平均的に短いことが分かった これらの結果より 学校統廃合後の学習時間の確保のために保護者と連携をすることや 学校からの宿題のありかたについて工夫をすることの重要性が示唆される 1 はじめに 1.1 研究の背景 近年急速に進行する少子化の弊害については マスコミ等で連日のように報道されている 学校現場においても学校を取り巻く地域の少子化のために 学級編成 教育課程編成または学校行事等で 今まで以上に苦心しているという話を耳にすることが多くなっている 国や地方自治体の財政難もあり そうした少子化が教育環境に与える弊害を解決する手段として学校の統廃合が議論されている 学校統廃合の歴史については 今に始まったものではない 文部科学省 ( 当時は文部省 ) は 昭和 31 年 11 月に 公立小 中学校の統合方策について という通達で 学校の統合を推進するように都道府県教育委員会に要請を行った しかしながら 昭和 48 年には 公立小 中学校の統合について という通達で 都道府県教育委員会に対して 学校の統合を進めるにあたっては 地域住民や 児童 生徒の心身に与える影響や学校の教育活動の実施への影響等に十分配慮することを要請した 現在は文部省からの通達があった当時では考えられないほど少子化が進み 学校統廃合の必要性がさかんに議論されるようになってきた しかしながら 文部省の通達当時に学校統廃合が引き起こしたとされる 児童 生徒や地域住民への様々な影響については今になっても変わることはない 1.2 研究の目的本研究の目的は 学校の統廃合が児童 生徒の学力に影響を与えるのかどうか また与えるとしたらどのような影響を与えるのかを明らかにすることを通じて 統廃合の際に留意すべき点についての知見を得ることである 1 本研究では小学校の統廃合に着目する 小学校の統廃合に着目する理由は 第 1 に 1 年生から 6 年生という発達段階に差がある児童を対象とすることができるため その発達段階による統廃合の学力等への影響の違いについて 最長で 6 年間という長いスパンで その影響の変化を追跡して分析することができるからである 第 2 に 今回の分析に用いる横浜市学力 学習状況調査では 私立中学校等に進学した生徒について分析対象とすることができないため 中学校の分析では データに偏りが生じることが予想されるが 小学校においてはそのような偏りが比較的少ないため より包括的な分析ができることがあげられる 1.3 先行研究これまでの学校統廃合研究の動向と成果を振り返り 今後の学校統廃合研究の課題を確認することを目的としたものに新藤 (2013) がある 新藤 (2013) では 学校統廃合問題は 児童 生徒数の減少という人口問題の様相をまといながら その実は財政問題であるということが明らかになったと述べ さらには グローバリゼーションの進展の中では 今後さらに顕著になる可能性があることを示唆している 学校統廃合が小学校の児童に与える心理的影響については 小林 (2010) 等がある 小林 (2010) においては A 県 B 市立 C D E F の 4 小学校が統合されるにあたり 統廃合前の環境下で 統廃合後の環境を想像させながら児童に楽しく遊んでいる様子を描かせ その絵に描かれている遊び仲間の数から

2 統廃合に寄せる子どもたちの遊び仲間関係をとらえるというものである その結果 統廃合後の遊び仲間関係には 他学校児童がほとんどあげられていなかったこと 及び他学年の友だちが有意に多く描かれていた学校の学年は複式学級によることであることが明らかになっている 小学校時の統廃合経験の有無が中学校移行後の友人関係の構築にどのような影響を与えるかについては 小林 (2012) があげられる A 県 B 市立 G 中学校 1 年生について A 県 B 市立 C D E F の 4 校の卒業生で 統廃合時に 6 年生であった中学 1 年生 ( 統廃合経験あり群 ) と統廃合を経験しなかった中学 1 年生 ( 統廃合経験なし群 ) について 毎月 中学生になった今の気持ち を質問し その記述について分析するというものである それによると 小学校時点での統廃合経験の有無は 友人関係の新構築か再構築かの違いということになるのだが 中学校で新しく友人関係を新構築することは不安よりも喜びが多いことが示唆されたとしている 僻地における学校統廃合の生徒の学力への影響に関しては 太田 (1967) がある 奈良県吉野郡十津川村 3 分校を N 中学校として統合するにあたり 統合前後の生徒の学力について 文部省の全国学力調査の結果を用いて分析したものである 分析は N 中学校と奈良県全体の平均の差を用いて行われ 学校統廃合によって生徒の学力にマイナスの影響があったことを明らかにしている しかしながら 学校統廃合の影響であると結論付けるには あと 2 3 年の経過を見る必要があるとしている また 僻地学校の統合による新設中学校生徒の学力が統合後にどのように変化したかについては 丹藤 (1983) がある 新設された青森県下北郡の H 中学校とその学区内の 11 の小学校の児童 生徒に対する国語と算数 ( 数学 ) の学力検査を行い その結果を分析したものである その結果 僻地小規模校の統合は 教育設備の充実など多くのメリットがある一方で 失うものも少なくないため これがそのまま学力向上につながることにはならないと結論付けている 1.4 本研究の特徴本研究の特徴は 横浜市学力 学習状況調査の調査結果をパネルデータ化し 小学校の統廃合が児童の学力へ与える影響を分析したことにある パネルデータを用いて 児童の学力に相関しうる各学校独自の観測できない個別の効果である 学校固定効果を考慮したモデル ( 本研究では 学校固定効果モデル とする ) の回帰分析と 差の差の推定量を用いた分析 2 (Difference-in-Differences Analysis 以下 DID 分析 とする ) を行った 2. 実証分析 2.1 分析対象 横浜市学力 学習状況調査について本研究においては 児童の学力等の指標として中学校は平成 17 年度から 小学校は平成 18 年度から毎年度行われている 横浜市学力 学習状況調査の調査結果を用いている この調査の特徴は 小学校 1 年生から中学校 3 年生までの幅広い学年に対して学力調査と生活 学習意識調査の両方を行っている点と 小学校 1~2 年生は国語と算数 小学校 3~6 年生は 国語 社会 算数 理科 中学生は 国語 社会 数学 理科 社会 英語と数多くの学力調査を行っている点である 横浜市の学校統廃合の背景について近年 横浜市においては 少子高齢化を受け 児童 生徒数が減少してきた地域も多くなった一方で 大規模工場跡地へのマンション建設等により 児童 生徒数が急増している地域も見られるようになった こうした児童 生徒数の地域的な偏在が生じている状況を踏まえ 通学区域制度や学校規模の適正化を進めるために 市は平成 15 年に 横浜市立小 中学校の規模及び配置の適正化並びに通学区域制度の見直しに関する基本方針 平成 22 年 12 月に 横浜市立小 中学校の通学区域制度及び学校規模に関する基本方針 を策定した 横浜市における学校統廃合は これらの基本方針に基づいて行われてきた 統廃合までの時間的な流れは次のとおりである まずは初めの 1 年間で 統廃合に関係する学校の関係者や 学校の設置されている地域の代表者等からなる 小規模校対策検討委員会 を立ち上げ 統廃合について意見書をまとめる 教育委員会は その意見書に沿って統廃合について決定をし 約 1 年間かけて統廃合の準備を行う このように約 2 年をかけて 統合校が誕生するのが原則となる 本研究で分析の対象となった 統廃合を実施した 4 校は いずれも 通常の学級が 1 学年につき 1 クラスという小規模校と 近くにある 1 または 2 校が統合した学校である 2.2 検証仮説及び分析手法 仮説の構築本研究においては 小学校における学校統廃合の影響を分析することを目的としているため 以下の仮説を設定した

3 仮説 小学校における学校統廃合は 児童の学力に影響を与える 分析の手法本研究においては仮説の検証を 回帰分析を用いて行う まずは前項で設定した仮説を検証するために 推定モデルを構築する 次に現実のデータから 構築したモデルのパラメータを推定し その結果を仮説検定する モデルのパラメータの推定や仮説検定の手法は様々なものがあるが 本研究ではパネルデータを用いて 各学校について観測できない個別の効果を含む学校固定効果モデルの推定を行う またあわせて DID 分析も行うことにした 回帰分析においては 被説明変数に相関しているすべての要因を説明変数によってコントロールしたモデルを構築できるのが理想である しかしながら 観測できない要因が被説明変数と相関している場合も考えられる そのような場合 モデルのパラメータが正しく推定できない 本研究においては 被説明変数に相関しうる観測できない要因を取り除くために パネルデータを用いて学校固定効果を考慮したモデルの回帰分析を行い 学校統廃合前後における児童の平均的な学力の違いについて分析した またあわせて 対照群を注意深く選んだうえで DID 分析を行い 実際に統廃合を経験した児童の統合前と統合後の学力の変化を分析した 2.3 推定モデルとデータ 推定モデル仮説を検証するための推定モデルは以下のとおりとする = + + γ + a + は 学力ついての分析では学校 の 年度におけるテストの結果である 家庭学習時間の分析では 学校 の 年度における家庭学習時間である は 学校統廃合を実施していれば 1 実施していなければ 0 をとるダミー変数である は コントロール変数である 学校の教員数や 1 学級あたりの人数などが含まれている a は時間に影響されず また観測されない学校特有の個別の効果である は誤差項である また 添え字の i は学校 t は調査年度を示す 分析に用いたデータの説明本研究においては 平成 21 年度から平成 25 年度まで 3 の 5 年間について 横浜市学力 学習状況調査の調査結果 と市立学校現況を各学校の学年を単位としてパネルデー タ化したものを分析した 被説明変数 横浜市学力 学習状況調査における平均正答率 学力の指標として 横浜市学力 学習状況調査の総合平 均正答率を用いた 具体的には小学校 1 年生と 2 年生に おいては 国語と算数の各平均正答率を平均したもの 3 年生から 6 年生においては 国語 算数 理科 社会の各 平均正答率を平均したものを用いた 横浜市学力 学習状況調査の生活 学習意識調査におけ る選択肢ごとの選択率 学習時間の指標として 横浜市学力 学習状況調査の生 活 学習意識調査の選択肢ごとの選択率を用いた 質問項 目と選択肢は全学年に共通で 以下のようになっている 家では 1 日にどのくらい勉強をしていますか ( じゅく や家庭教師は 入れません ) 1 1 時間 30 分より多い 2 1 時間ぐらい 3 45 分ぐらい 4 30 分ぐらい 5 10 分ぐらい 6 ほとんどしていない 説明変数 学校統廃合ダミー変数 学校統廃合を行っていれば 1 行っていなければ 0 をとるダミー変数を用いた なお 平成 21 年度から平成 25 年度に統廃合を行い新た に誕生した 4 校に関しては パネルデータ作成上 統合前 のデータを実際に統合した学校から仮想的に作成し 学校 統廃合ダミー変数を 0 とした 学級規模 各学年の人数を学級数で割ったものである 個別支援学級児童数 個別支援学級に在籍する児童数である 本務教員数 学校における専任の教員数である 調査年度 私立学校等進学割合 各学校の置かれている区ごとに 卒業後の国立または私 立学校への進学割合を算出した 記述統計量 本研究で用いるデータの記述統計量を以下に示す

4 表 2-1 記述統計量 変数名 サンプル数 平均 標準偏差 最小値 最大値 平均正答率 家庭学習時間 90 分より多い 分ぐらい 分ぐらい 分ぐらい 分ぐらい ほとんどしていない 学校統廃合ダミー 学級規模 個別支援学級児童数 本務教員数 調査年度 私立学校等進学割合 分析結果に基づく仮説の検証本章においては まずは学校固定効果モデルを用いた回帰分析の結果と DID 分析の結果を示す 3.1 分析結果 学校固定効果モデルを用いた回帰分析の結果学校固定効果モデルを用いた分析においては ダミー変数全校分を説明変数として含む回帰式を導入し 学校統廃合ダミーの係数の推定を最小二乗法により行った 学校統廃合のダミー変数の係数の推定にあたっては 統廃合校全体の分析に加えて 統廃合時に所属した学年別での分析も行った 1 平均正答率への学校統廃合の効果の検証次に平均正答率についての分析結果を示す 表 3-1 平均正答率への学校統廃合の効果の検証 ( 全体 学年別 ) ( 説明変数 ) 学校全体 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年学校統廃合ダミー *** * * 学級規模 ** ** ** ** 個別支援学級児童数 ** ** * 本務教員数 * ** 調査年度 *** *** *** *** *** *** 私立学校等進学割合 ** *** * 定数項 *** *** *** *** *** *** *** サンプル数 補正 R F 値 注 : 下段は標準誤差を示す 注 : *** ** * は それぞれ 1% 5% 10% 水準で統計的に有意であることを示す 学年別の分析では 学校統廃合ダミーの係数について 統計的に有意とならない学年が多かったため 低学年 (1 2 年 ) 中学年(3 4 年 ) 高学年(5 6 年 ) の 3 グループに分割し 同様の分析を行った 次にその分析結果を示す 表 3-2 平均正答率への学校統廃合の効果の検証 ( 学年グループ別 ) ( 説明変数 ) 低学年 (1 2 年 ) 中学年 (3 4 年 ) 高学年 (5 6 年 ) 学校統廃合ダミー ** ** 学級規模 *** ** 個別支援学級児童数 ** ** 本務教員数 *** 調査年度 *** *** ** 私立学校等進学割合 ** * 定数項 *** *** *** サンプル数 補正 R F 値 注 : 下段は標準誤差を示す 注 : *** ** * は それぞれ 1% 5% 10% 水準で統計的に有意であることを示す 被説明変数を家庭学習時間の各選択肢の選択率にしても同様に分析を行った 2 家庭学習時間への学校統廃合の効果の検証 一部抜粋 次に家庭学習時間についての分析結果を示す 表 3-3 家庭学習時間 (90 分より多い ) への学校統廃合の効果の検証 ( 全体 学年別 ) ( 説明変数 ) 学校全体 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 学校統廃合ダミー *** ** ** ** 学級規模 *** ** 個別支援学級児童数 *** * * 本務教員数 調査年度 *** *** *** *** *** 私立学校等進学割合 * 定数項 *** ** ** *** *** サンプル数 補正 R F 値 注 : 下段は標準誤差を示す 注 : *** ** * は それぞれ 1% 5% 10% 水準で統計的に有意であることを示す なお 家庭学習時間の分析結果においても 学年別では学校統廃合ダミーの係数が統計的に有意とならない学年が多かったため 低学年 (1 2 年 ) 中学年(3 4 年 ) 高学年 (5 6 年 ) の 3 グループに分割し分析を行った その分析結果も併せて示す

5 表 3-4 家庭学習時間 (90 分より多い ) への学校統廃合の効果の検証 ( 学年グループ別 ) ( 説明変数 ) 低学年 (1 2 年 ) 中学年 (3 4 年 ) 高学年 (5 6 年 ) 学校統廃合ダミー ** *** 学級規模 *** 個別支援学級児童数 * * 本務教員数 調査年度 *** *** *** 私立学校等進学割合 定数項 *** サンプル数 補正 R F 値 注 : 下段は標準誤差を示す 注 : *** ** * は それぞれ1% 5% 10% 水準で統計的に有意であることを示す DID 分析での結果本研究においては 学校統廃合を行った 4 校それぞれに対して 統廃合を行う前年度の全児童数が近い学校を 5 校程度選び出し 対照群とした 本研究での DID 分析における 学校統廃合の効果は次の式で算出した 統廃合年度を i 処置群の学力等を X 対照群の平均学力等を Y としたとき ( 学校統廃合の効果 )=(Xi-Xi-1)-(Yi-Yi-1) 次に 統廃合時に在籍していた学年別の平均正答率と家庭学習時間についての分析結果を示す 表 3-15 DID 分析での学校統廃合の効果の検証 学年 ( 統廃合時 ) 平均正答率 家庭学習時間 90 分より多い 60 分ぐらい 45 分ぐらい 30 分ぐらい 10 分ぐらいほとんどしない 2 学年 学年 学年 学年 学年 全体 分析結果の解釈学校固定効果モデルを用いた回帰分析から 全体として 学校統廃合を行った学校はそうでない学校に比べて 学力の指標である平均正答率が低いという結果となった 中でも学年グループ別でみると 中学年 (3 4 年 ) と高学年 (5 6 年 ) においては平均正答率の低さが 5% 水準で統計的に有意となっている またDID 分析においても 学校統廃合の平均正答率に対する効果としては学校固定効果モデルを用いた回帰分析と矛盾したものとはなっていない 5 家庭学習時間については 統廃合をした学校はそうでない学校に比べて 90 分より多く家庭で学習していると回答した児童の割合と 60 分ぐらい家庭で学習していると回答した児童の割合が少ないことが 1% 水準で統計的に有意となっている 家庭学習時間が 30 分ぐらい 10 分ぐらい または家庭学習はほとんどしないと回答した児童が 統廃合を行った学校ではそうでない学校に比べて多いことが 家庭学習はほとんどしないに関しては 1% 水準 その他は 5% 水準で統計的に有意となっている 学年グループ別では 高学年においては家庭学習時間が 90 分より多いと回答した児童の割合と 家庭学習時間が 60 分と回答した児童の割合が 統廃合を行った学校では そうでない学校に比べて低いことが 1% 水準で統計的に有意である 中学年においても家庭学習時間が 90 分より多いと回答した児童の割合は 学校統廃合を行った学校では低いことが 5% 水準で統計的に有意となっている また高学年においては 家庭学習をほとんどしないと回答した児童の割合が学校統廃合を行った学校では高いことが 1% 水準で統計的に有意となっている またDID 分析においても 家庭学習時間に対する効果として学校固定効果モデルを用いた分析と矛盾したものとはなっていない 3.2 分析結果に基づいた仮説の検証仮説の検証を行うにあたり 本研究での分析結果から分かることを 3 点にまとめた 1) 統廃合を行った小学校は統廃合を行わなかった小学校に比べて 学力の指標である平均正答率が低い 2) 統廃合を行った小学校の児童については 統廃合を行わなかった小学校の児童に比べると 家庭学習の平均値と比べて 多いと考えられる家庭学習時間を回答した児童が少なく 家庭学習時間をほとんどしないという回答 もしくは家庭学習の平均値と比べて少ないと考えられる家庭学習時間を回答した児童が多い 3) 特に高学年 (5 6 年 ) において 学校統廃合は学力や家庭学習時間と負の関係があり 統計的にも有意であった 以上より 小学校における学校統廃合は 児童の学力に影響を与えるという仮説が支持された また 家庭学習時間が学力に正の影響を与えていることは 野崎他 (2011) など多くの先行研究が示しており 本研究で行った回帰分析においても 家庭学習時間の多い児童の平均正答率が高く 家庭学習時間の短い児童の平均正答率が低いことが分かった よって 学校統廃合を行った学校の方が 行わなかった

6 学校に比べて学力の指標である平均正答率が低かった要因の 1 つとして 家庭学習時間が短いことが考えられる への影響も十分に考慮したうえで 丁寧に進めていくことが重要であると言えよう 4. 政策提言と課題 4.1 政策提言と本研究の課題本研究の結果から学校統廃合を行う学校に対しての政策提言を行う 統廃合を行うにあたり 児童の学力の維持 向上のために 児童の学習時間の確保のための取組を充実させること が望ましい 家庭での学習時間の確保をするためには 保護者との連携を強化すること 学校が与える宿題の量について学校全体で検討し その工夫と改善に取り組むこと があげられる また 家庭以外での学習時間を確保するためには 放課後の勉強会などの学校内での学習時間の確保をすること があげられる 4.2 課題本研究の課題として次の 3 点があげられる 第 1 に 学校統廃合の前後 1 年度分についてのみの分析にとどまっていることである 学校統廃合の影響が長期的なスパンではどのような影響を与えるかは本研究では明らかにすることはできなかった また 学校統廃合が政策として決定してから 実際に統廃合されるまでの期間の児童への影響についても本研究については分析できていない 第 2 に 学校統廃合をした学校において 学力に負の影響を与える要因が 家庭学習時間の他にもあるのではないか また なぜ統廃合をした学校の児童は家庭学習時間が短いのかについては 明らかにすることができなかったことである 学校統廃合関係者へのインタビュー等の質的な分析を加える必要があった 第 3 に 統廃合校のサンプルサイズが 4 校と小さいことである 今後も学校統廃合の学力への影響についての分析を続け サンプルサイズを大きくすることで 学校統廃合についての より適切な政策評価が可能となると言えよう 5. おわりに少子化の進む現在 学校統廃合は避けられない政策の 1 つであることは間違いない しかしながら 学校統廃合の是非を議論するにあたっては 行財政からの視点や学校周辺の地域への影響という視点だけではなく 学校の主人公である 児童 生徒の学力 6 論文で用いた主な参考文献 太田静樹 (1967) 僻地学校統合による学力の事例的研究 Ⅱ 奈良教育大学紀要. 人文 社会科学 / 奈良教育大学編 pp 金子泰之 (2009) 学校統廃合にともなう中学生のストレスの変化 日本教育心理学会総会発表論文集 (51) p.390 金子泰之 (2011) 中学校の学校統廃合における生徒指導 日本教育心理学会総会発表論文集 (53) p.475 小林小夜子 (2010) 小学校の統廃合による環境移行下の学校適応に関する研究 Ⅰ 日本教育心理学会第 52 回総会発表論文集 p.346 小林小夜子 (2011) 小学校の統廃合による環境移行下の学校適応に関する研究 Ⅲ 日本教育心理学会第 53 回総会発表論文集 p.459 小林小夜子 (2012) 小学校の統廃合による環境移行下の学校適応に関する研究 Ⅳ 日本心理学会第 54 回総会発表論文集 p.168 新藤慶 (2013) 学校統廃合研究の動向と今後の課題 群馬大学教育学部紀要人文 社会科学編 第 62 巻 pp 丹藤進 (1983) 僻地における学校統合の問題 : 統合 1 年目の学力調査を中心として 日本教育心理学会総会発表論文集 (25) pp 野崎祐子 平木耕平 篠崎武久 妹尾渉 (2011) 学力の生産関数の推定 底上げをどう図るか 広島大学経済学部 Discussion Paper Series No pp 文部科学省 (1956) 公立小 中学校の統合方策について htm 文部科学省 (1973) 公立小 中学校の統合について htm 横浜市教育委員会 (2003) 横浜市立小 中学校の規模及び配置の適正化並びに通学区域制度の見直しに関する基本方針 ushin.pdf 横浜市教育委員会 (2010) 横浜市立小 中学校の通学区域制度及び学校規模に関する基本方針 u-houshin22.pdf 横浜市教育委員会事務局指導部指導主事室 (2014) 平成 25 年度横浜市学力学習状況調査報告書

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