フランスにおける陶磁器製品の市場動向調査

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1 フランスにおける陶磁器製品の市場動向調査 2007 年 3 月 日本貿易振興機構 ( ジェトロ )

2 本報告書に関する問い合わせ先 : 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 輸出促進課 東京都港区赤坂 アーク森ビル 6 階 TEL: FAX: 免責条項 ジェトロは 本報告書の記載内容に関して生じた直接的 間接的 派生的 特別の 付随的 あるいは懲罰的損害および利益の喪失については それが契約 不法行為 無過失責任 あるいはその他の原因に基づき生じたか否かにかかわらず 一切の責任を負いません これは たとえ ジェトロがかかる損害の可能性を知らされていても同様とします JETRO 2007 本報告書の無断転載を禁ずる

3 アンケート返送先 FAX ジェトロアンケート フランスにおける陶磁器製品の市場動向調査 日本貿易振興機構輸出促進課宛 ジェトロでは将来の市場として 潜在的需要が高い可能性のある国や地域のマーケット情報を日本の中堅中小企業の方々に紹介することを目的に本調査を実施いたしました 報告書をお読みいただいた後 是非アンケートにご協力をお願い致します 質問 1: 今回 本報告書で提供させていただきました フランスにおける陶磁器製品の市場動向調査 について どのように思われましたでしょうか?( をひとつ ) 4: 満足 3: まあ満足 2: やや不満 1: 不満 質問 2: 上記のように判断された理由 また その他 本報告書に関するご感想をご記入下さい 質問 3: その他 ジェトロへの今後のご希望等がございましたら ご記入願います 貴社 団体名 : 部署名 : ご記入いただいたお客様の情報は適切に管理し 本報告書の成果把握に利用いたします ご協力ありがとうございました

4 はじめに ジェトロは 今回フランス市場に焦点を当て 日本製陶磁器製品の輸出促進を目的に パリで開催されるメゾン エ オブジェや 手工業品展示会の展示会を利用した現地でのインタビュー調査を盛り込み フランスにおける陶磁器製品 ( 特に磁器 ) の市場動向の調査を行った 本報告書が 我が国の陶磁器 生産者の方々にとって 販路拡大の一助となれば幸いである 2007 年 3 月 日本貿易振興機構 ( ジェトロ )

5 フランスにおける陶磁器製品の市場動向調査 1. 市場調査の目的 調査対象およびその方法 インタビューへの反応と回答 日仏の輸出入規模 フランスのメーカー 小売店の概要 フランスおよび EU 市場向け輸出実務の手引き 展示会出展のメリット フランス進出に向けての考察 市中店舗の調査レポート 資料 ( 業界誌 雑誌 ) の紹介 別添 : 市中店舗の調査レポートデータ

6 1. 市場調査の目的 調査対象およびその方法 < 調査目的 > フランスにおける陶磁器 ( 特に磁器 ) の市場動向を把握することで 日本製の陶磁器輸出を促す < 調査対象 > 伝統工芸品業界 日用品業界 及び業界紙 < 調査内容 > a. インテリア産業の市場規模と 流通している商品 ( 品目別構成 ) はどのようなものか b. 伝統工芸品業界及びインテリア業界は 陶磁器商品にどのようなイメージを持っているか また サンプルを見てどのようなイメージを持つか c. 伝統工芸品業界及びインテリア業界は 天草陶磁器商品を ( 価格 デザイン 機能性等について ) どのように評価しているか d. 調査を行う各店舗において商品構成として陶磁器はどれくらいの割合を占めているのか e. 近年 ( 過去 5~6 年 ) 陶磁器の輸入動向はどのようなものか 対象商品は1 食器 ( どんぶり コップなど )2キャンドルスタンド( ランプシェード )3 照明器具 ( スタンド )4 陶板 5テーブル天板 など < 調査方法 > a 年 9 月 1 日 ~5 日に開催された メゾン エ オブジェ (MAISON ET OBJET: 室内インテリアとギフト展 ) 会場出展業者への聴き取り ( 見本を提示し その感想意見の情報収集も含む ) b. 国立統計研究所 (INSEE) からの情報収集 c. 市中店舗の視察を行い 店内情報の収集と併せて可能な限り見本品を見せ 天草陶磁器の具体的な市場状況を聞き取る 1

7 2. インタビューへの反応と回答 下記の 2 展示会場と市内店舗でのインタビュー時に天草陶磁器商品の見本を持参し 聴き取り調査を行った 2006 年 9 月 1 日 ~5 日 室内インテリアとギフト展 (Maison et Objet/ メゾン エ オブジェ ) ( 約 3,000 社出展 約 76,000 人来場 ) 2006 年 12 月 6 日 ~10 日 手工芸品展示会 (Métiers d art et de Creation) ( パリ圏手工芸振興会議所主催 2 年に 1 回の催し 270 社出展 ) パリ市内店舗へのインタビュー <インテリア産業の市場規模と 流通している商品はどのようなものか> a. 展示会の出展商品群が表しているように 食器だけ またはインテリアだけの展示会は皆無で 現在一番多いのは 食器 +キッチン用品 + 内装インテリア+ギフトが一つの商品分野枠として扱われる場合である そのため 各種の国の統計も渾然としており その中で室内インテリアだけの統計数値を抜き出すのは不可能である パリ市内の店舗数から市場規模を推定することも検討したが 室内インテリアと区分けされている業態が無く 数字も得られないため インテリア産業の市場規模は表示できない b. 展示会場の構成から判断する限り 室内インテリアとして流通している主要品目は以下の通り カーペット カーテン関連商品 照明器具( 居間用のシャンデリアやキッチン用 寝室用など使用場所ごとにアレンジされた商品 ) 小型家具( 特にデザイン性の高い椅子や小机 収納ケース CD/IT 関連の整理用品など ) 置物( 陶磁器 ガラス 金属 プラスチック 木 布などの素材 ) 絵画 リト ポスター 額など アロマ系の香炉 香油 消臭剤など デザイン性の高いキッチン用品 c. 食器の専門メーカーが 絵皿や陶磁器の壷 置物などを製作しており またクリスタルの専門メーカーがコップ 皿と併せて時計 アクセサリーも製作している そのためメーカー 販売店共に食器や室内インテリアの分野区分は難しくなっている < 伝統工芸品業界及びインテリア業界は 陶磁器商品にどのようなイメージを持って 2

8 いるか また サンプルを見てどのようなイメージを持つか ( 価格 デザイン 機能性などについて )> a. 陶磁器商品の素材に対しては特別な感想はなく ガラスや木 金属など他の素材の一つという捉え方が多い 工芸展示会場 では インテリア商品として金属と木工商品が多く展示されており 陶磁器は少なかった b. 室内インテリアとギフト展 は大量生産品が多く 工芸品は一部しか展示がないが食器 インテリアを含め 生活雑貨全般の商品方向性としてアジアの禅ブームが去り (2000 年 ~2004 年頃がブームだった ) カラフルで生活を楽しめるようなライトカジュアル商品が台頭してきている 来場者は再販者 ( 小売店 百貨店 チェーン店や輸入業者などのバイヤー ) が多い c. 工芸品展示会 の商品傾向は 流行に左右されず あくまでも手工芸品のよさを前面に出した商品が多い 一点作品風の手の込んだ作りや製作者の熱意が表れているような商品が多いが 販売の仕方も商品と言うより作品に近い売り方と展示の仕方であった 来場客は個人消費者で 一般市場ではあまり販売されてないような こだわりの商品が好きそうな中年以上のアッパークラスの客層が多い d. 天草陶磁器の見本を提示し感想を求めた結果 価格が高い 平均的に約 40~50% 引きを上代定価にすれば一般的価格 白の下地の濁り色がフランス人向きでない ただ 藍色の柄はアジアのイメージがして好きなので無地でなく藍色の柄をつけたほうが販売しやすい デザイン性が欧州の商品と比べると弱い感じがする もっと 外形に変化をつけたら良いかもしれない 手作りの味わいは良く 手工芸品として販売店舗を選べば販売も可能と思われるが どこでも簡単に販売ができる商品ではない感じがする 機能的な面は特に指摘はなし 陶板は購入客が何のために どこに使うか どこの装飾にするか など購入に際して イメージしづらい フランス人の室内を想像した場合 価格以前に 商品自体として販売は難しい 見本の5 点を店頭に並べた場合 小どんぶり コップ キャンドルスタンド 照明具 焼酎杯 陶板の順に興味を示すと思われる 見本を提示して感想 意見を求める際は 店頭上代価格も提示しないと無意味なため 下記のように日本出荷価格から諸経費を概算してフランス上代価格を設定し 見本の提示と併せて下記の価格を希望上代として示した ( 後記の5. フランス及び EU 市場向け輸出実務の手引きで以下のフランス上代価格の計算は検証されたい ) 3

9 <フランスにおける想定上代価格 ( 円換算 1eur=150 円 )> 1 小どんぶり 45~65 eur(6,750~9,750 円 ) 2コップ 焼酎杯 20~45 eur(3,000~6,750 円 ) 3キャンドルスタンド 45~65 eur(6,750~9,750 円 ) 4 照明陶球 ( 電源使用 ) 225~670 eur(33,750~100,500 円 ) 5 陶板 115~220 eur(17,250~33,000 円 ) < 過去 5~6 年の陶磁器の輸入動向はどのようなものか> フランスでは ( 欧州の国々もそれぞれ同じような環境 ) 中級以上の陶磁器食器は自国の製品の販売拠点しかなく 外国からの商品はほとんど購入ができない たとえば ウエッジウッド ( イギリス製 ) ロイヤルコペン( デンマーク製 ) アウガーデン ( オーストリア製 ) ジノリ ( イタリア製 ) ヘレンド ( ハンガリー製 ) など 日本でも有名な高級食器をフランスで購入するのはほとんど不可能である 現在 ウエッジウッドがかろうじて百貨店等に販売拠点を持っているが 他のブランドはフランスでは購入はまず不可能である ただし 置物や人形 アクセサリー等は海外メーカーもかなり入っており リヤドロ ( 陶磁器人形 スペイン ) スワロフスキー ( クリスタル置物 オーストリア ) ジャンセン ( 銀器の置物 カトラリー デンマーク ) などがある 価格的に中級のイイタラ ( 食器 フィンランド ) は 2005 年ぐらいから 百貨店 専門店で販売され始めている また中級以下の価格帯の食器は ポルトガル スペイン ドイツ 東欧の商品が出回っている 中国製はまだ中華街に近い地区での販売に限られており パリの中心地での販売には至っていない 商品の仕上がりや仕入ルートがまだ 出来上がってないと推測される 以前は 外国の高級食器メーカーもパリでの販売拠点を持つ動きがあったが近年ではそのような動きはなくなっている 以上の考察と業者のインタビューを総合すると 欧州内メーカーの海外戦略に関して食器は各国の販売市場規模に対し 各海外メーカーがデザインや商品趣向を変更するほどの市場が無く 物流コストと納期の問題で海外メーカーが単独で販売拠点を確保するのは難しい ただし インテリア性の高い人形などは海外商品にも販売拠点の確保がしやすい 中級以下の価格帯の食器は 市場性が高いが現在は カジュアルデザインがなされていないと難しい 上記で説明した市場は あくまでも欧州内で中 上級生活者向けの一般消費市場を対象にしたものである 商品自体のベースは欧州内では同じで 違いはメーカー 4

10 各社の色やデザイン 価格 歴史性ぐらいである 日本の陶磁器の場合日本製品をヨーロッパで販売しようとする場合は これまでにみてきたような環境に参入することになる 趣味性の強い和風の食器や置物の市場は いわゆるアジアファン ( または日本ファン ) の市場となり 上記とは少し異なっている だが基本的には 和風の手工芸商品を好きな客層を幅広く取り込むことで市場の確保が可能と思われる 逆に言えば 和物 イギリス物 フランス物 イタリア物などの強力な商品群の中で 日本にも根強い北欧物のファンがおり その北欧ファンを核にしながらどのように市場を拡大していくかといった課題と似た状況だろう 5

11 3. 日仏の輸出入規模 本章では各種統計をもとに 日本とフランスの輸出入規模を俯瞰する 統計中の チャイナウエアー ( 陶磁器製品 ) がどのようなクラスの食器を表すかは不明だが 念のため以下に日仏政府関係の数字を記載する 日本からフランスへのチャイナウエアーの輸出額は1 億 1420 万円で これは輸出総額の 0.01% にしか満たない 一方 フランスから日本へ輸入されているチャイナウエアーの額は4 億 1564 万円と輸入超過の状態である 陶磁器の全ての商品 ( チャイナウエアーに限らず建材 工業資材も含む ) はアメリカ向け輸出が突出しているが テーブル廻りの商品に限ればフランスやドイツなど欧州の国々も無視できない市場と考えられる a. 日本貿易統計 ( 出典 : 財務省 ) の概要 日本の輸出総額の 13.50% を また輸入総額の 17.33% をフランスが占めている 日本から輸出されている陶磁器製品( 食器 キッチン廻り 室内インテリア類のチャイナウエアーに限る ) は輸出総額の 0.16% である また 同輸入総額は 0.54% である 日本からフランスへ輸出されている陶磁器製品( 食器 キッチン廻り 室内インテリア類のチャイナウエアーに限る ) はフランスへの輸出総額の 0.01% である ちなみに金額は 1 億 1420 万円 フランスから日本へ輸入されている陶磁器製品はフランスからの全輸入額の 0.04% で 金額は4 億 1564 万円 日本からの陶磁器商品( チャイナウエアーを含む全ての陶磁器商品 ) の国別輸出先をみると 総額ではアメリカがトップであり 他は東南アジアの近隣諸国となっている ただし 商品によっては欧州のイギリス ドイツ フランス デンマーク ラトビアなどの国も上位 5 位以内に入っている < 貿易総額 ( 全ての品目 : 対世界全体 ) 2005 年 > 輸出 輸入 6 兆 3370 億 6,600 万円 5 兆 4287 億 5,800 万円 < 対フランス貿易総額 2005 年 > 輸出 \856,230,085,000(13.51%) 輸入 \940,720,957,000(17.33%) ( カッコ内は 貿易全体に対するフランスの割合 ) 6

12 < 陶磁器製品品目別輸出額 ( 対世界全体 ) 2005 年 > 統計品目番号 内容 輸出額 磁器製喫茶用品 \1,050,764, 磁器製食卓用品 (32 個以上のセット ) \197,058, 磁器製食卓用品 (32 個未満 ) \4,720,680, 磁器製台所用品 \235,972, 磁器製家庭用品 化粧品 \94,652, 陶製食卓用品 \372,245, 陶製食卓用品 (32 個以上のセット ) \7,899, 陶製食卓用品 (32 個未満 ) \1,966,756, 陶製台所用品 \521,443, 陶製家庭用品 化粧品 \77,427, 陶磁器の小像 装飾品 \424,938, その他の小像 装飾品 \237,354, その他の陶磁製品 ( 磁器 ) \172,146, その他の陶磁製品 ( 磁器以外 ) \8,039,913,000 総額 \18,119,247,000 輸出総額に対する陶磁器製品の占める割合 0.156% 7

13 < 対フランス陶磁器製品品目別輸出額 2005 年 > 統計品目番号 内容 輸出額 磁器製喫茶用品 \22,250, 磁器製食卓用品 (32 個以上のセット ) 数字なし 磁器製食卓用品 (32 個未満 ) \33,067, 磁器製台所用品 数字なし 磁器製家庭用品 化粧品 数字なし 陶製食卓用品 \20,709, 陶製食卓用品 (32 個以上のセット ) \794, 陶製食卓用品 (32 個未満 ) \30,500, 陶製台所用品 \560, 陶製家庭用品 化粧品 \3,678, 陶磁器の小像 装飾品 \732, その他の小像 装飾品 \1,889, その他の陶磁製品 ( 磁器 ) \482, その他の陶磁製品 ( 磁器以外 ) \47,056,000 総額 \161,717,000 対フランス輸出総額に占める陶磁器製品の割合 0.013% 出典 : 財務省 日本貿易統計 数字は全て 2005 年 (1~12 月 ) の累計 b. フランスの市場規模 ( 人口 ) と生活環境の参考資料生活環境の数値は フランス人を対象としているが大枠は欧州各国も同じような生活環境の傾向とみることができるのではと考え 下記に列挙した また 国の人口や都市の人口等も 日本でイメージされているよりもかなり少ない と実感していただくために載せた 下に挙げた中では パリ ロンドンが欧州の首都の中でも突出して人口を擁しているが 他の首都は50~100 万人ほどの人口である 年 1 月 1 日の地域別人口下表は 23 の地域と海外 4 県の総人口表である ちなみにパリは Ile de France 地方になる 概算として フランス本土で 6,000 万人 海外 4 県を併せ 6,200 万人 パリ首都圏では 1,100 万人 ( 半径 60km の円周内 ) で パリ市内の人口は 200 万人 ( 面積は 105km²) ( 参考 : フランス政府観光局 INSEE( フランス国立統計経済研究所 ) ) 8

14 <フランスの人口の多い都市ベスト ~2005 年 )> 1 パリ 2,093,943 2 マルセイユ 784,545 3 リヨン 449,979 4 トゥールーズ 414,801 5 ニース 338,377 ( 参考 ) 東京都の面積 :2187km² 東京都の人口 :1231 万人 (2005 年 ) 東京都公式ホームページ 9

15 地域人口 ( 千人 ) Alsace 1,793 Aquitaine 3,049 Auvergne 1,327 Basse-Normandie 1,443 Bourgogne 1,616 Bretagne 3,011 Centre 2,480 Champagne-Ardenne 1,330 Corse 272 Franche-Comté 1,133 Haute-Normandie 1,805 Île-de-France 11,264 Languedoc-Roussillon 2,458 Limousin 712 Lorraine 2,329 Midi-Pyrénées 2,687 Nord - Pas-de-Calais 4,026 Pays de la Loire 3,344 Picardie 1,875 Poitou-Charentes 1,687 Provence - Alpes - Côte d'azur 4,666 Rhône-Alpes 5,893 France métropolitaine 60,200 Guadeloupe 443 Guyane 185 Martinique 393 Réunion 763 France métropolitaine et Dom 61,984 資料 :INSEE( 国立統計経済研究所 ) より作成 (2004 年 1 月 1 日時点のデータ ) 10

16 21962~2004 年の年齢別人口比較 フランスの高齢者の人口比は 世界的な潮流と同様に 毎年確実に上がり続けている (%) 歳 歳 歳 歳 歳以上 合計 資料 :INSEE より作成 3 単身者の男女 年齢別比率同調査によると 40 歳代の成人は カップル世帯よりも一人暮らし世帯のほうが上回っている また同年代の場合 男性の一人暮らしが女性の一人暮らしを上回っている 2004 年では 830 万人の男女が一人暮らしである ( 総人口の 13.39%) 一人暮らしの形態がそのまま陶磁器商品の購入に関係するとは考えられないが 生活者の基礎環境として掲載する 資料 :INSEE より作成 11

17 4 平均家庭構成人数 フランスでは 以前より核家族傾向が強かったが近年 更にこの傾向が進み 2004 年 段階では 1 家庭が 2.3 人構成となっている 資料 :INSEE より作成 5 平均的家庭の部屋数家族人数が減って部屋数が増えることにより 室内の空間は余裕が出てきている それゆえ家具やテレビ 冷蔵庫などの大型家電製品の設置が容易になり 家庭で時間を過ごす人が増えている 資料 :INSEE より作成 12

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20 4. フランスのメーカー 小売店の概要 a. フランスのテーブルウエアー業界の専門誌 2002 年まで フランステーブルアート協会 という団体があり 食器と陶磁器製のインテリアの業界紙を毎月発行していた ( 店舗 メーカー 新商品の紹介や販売数字などの業界環境の記事 ) 現在その協会は無くなったものの 食器メーカーや小売店の有志が集まり 食器振興委員会 と形を変えて 主に展示会の主催を行っている (COMITE des ARTS de la TABLE ) 現在 通年発行通年されているテーブルウエアーの専門誌は 1 Table & Cadeau (11eur: 約 1,650 円 ) 2 OFFRIR INTERNATIONAL (9eur: 約 1,350 円 ) の 2 誌である 両誌とも書店での販売はほとんどなく 年間購読者向けだ 内容は店舗 メーカー 新商品 催し物の紹介などとなっている 日本から進出の際は 両誌への広告も可能だが 効果はあまり期待できないと思われる 同誌以外では 書店販売されているデザイン ギフト ( 季節限定 ) 生活などの専門誌の中で 食器の紹介が季節ごとに行われている しかしながら これらの場合はかなり特徴の強い商品でないと紹介されないようだ b. フランスのテーブルウエアー業界の推移 1 新婚カップル向けの市場の減少フランスはもともと陶磁器では世界的に有名なリモージュ地方をかかえ 食器関連市場は長い間安定していた 特に販売先としては新婚家庭への供給が大きかった 販売方法は 百貨店や専門店での リストデマリアージュ というものである まず新婚カップルが 友人 親戚など祝儀をもらう予定の方々に 欲しい商品のリストは ** 百貨店に置いてあります と連絡する 次に ご祝儀を贈る方々がその百貨店の窓口に新婚カップルの名前を告げる そうすると 彼らはその商品リストを見ることができ それぞれが予算にあった商品をプレゼントできるというシステムである これはフランスでは習慣として定着してきたし 希望商品としての食器需要は重要な位置づけにあった しかし電化商品や他のインテリア商品 家具などの需要の中で食器類の要望が相対的に減ったこと またこの習慣が段々と廃れてきたこともあり 同市場から陶磁器食器が激減している 百貨店や専門店の食器の品揃えが旧来のブランドで改良がなく 客の趣向から遊離してしまったことと この習慣自体が段々と若いカップルや友人達の意識に合わなくなっていることがその根本的な背景であろう リストデマリアージュの食器専門店が集中的に集まっていたパラデイ通りは 多いときで 100 軒は営業をしていたが 現在は4 軒ほどが残っているだけの状態となっている 15

21 2 国内市場のほとんどがフランスメーカーの商品販売 リモージュ焼き の中ではベルナード社(BERNARDAUD) とアビランド社 (HAVILAND) の2 社が大手メーカーである 現在は ベルナード社は色を多く使いシェープを大幅に変更して新しいカジュアルな生活嗜好に合わせようとしており アビランド社はクラシックラインを守りながら一部のシリーズで外部のデザイナーとのコラボレーションで新しいイメージ商品を始めている リモージュ地方の近くの ジアン焼き やフランス西部の カンペール焼き などが次に続く有名な窯元地方だが これらの陶磁器はフランス国内での販売に限定されており ( 現在 ジアン焼きは日本への販路開拓が始まっている ) アメリカ 日本などの海外市場での既存販売は上記のベルナード社 アビランド社の2 社のみと言える また これらフランスの陶磁器は他の欧州の国々ではほとんど市場をもたない 欧州の陶磁器はそれぞれの国で製作販売されているのがほとんどで 欧州内の他国での販売は無いに等しい 海外では アメリカと日本の2 国が欧州陶磁器の主な市場と言える また 2002 年ごろから新たに 旧来の陶磁器専門メーカーとは異なる販路から モードブランドが参入している これにはたとえば エルメス ルイヴィトン グッチ ベルサーチ ブルガリなどが挙げられる アクセサリー 雑貨 室内インテリア ( 家具や食器など ) などの市場に 生活文化の提案をモードから始めるというコンセプトだ 当然のことながら これらのメーカーの商品は全世界での販売を当初から想定している ちなみに これらブランド食器の製造は下地メーカーへ発注されており自社工場を持つ意向はないようだ ( エルメスのみは転写焼付けの工場を持っている ) 3 室内インテリア 陶磁器の新しい動き室内インテリア 陶磁器業界では オランダ ベルギーのメーカーが火付け役となり 2002 年ごろに生まれた新たな業態が急激に伸びてきた 内容は 例えばオランダの企画会社 ( またはインテリアメーカーなど ) がデザインや素材を選び 商品を考える その後 東南アジアや東欧のメーカーへ見本発注を行い 展示会でそれを展示し受注を取る 売り手は受注内容を見て 発注数が少ない商品は発注をキャンセルしてもらい ある程度の発注を確保できた商品のみを入荷し 配送する つまりこれらのメーカーは 在庫リスクを避け 工賃と素材入手の安い国で製造をすることで価格の低減を実現し 競争力をつけて市場拡大を行っているのだ 難点は 一度受注した後に売り手の都合でキャンセルが発生することが挙げられる 1 回目の納期はある程度守られるが 2 回目からの追加発注は量がたまるまで配送しないため 納期が分からないということも問題だ またトレンドの色 素材 商品が外れれば 安い価格であっても受注につながらない このことにより買い手が離れていく危険性が出てくるため 売り手はデザインや商品開発部署への資金投 16

22 入が必須となる さらに問題なのは 東南アジアでは 下請けメーカーが欧州からの指示デザインをそのまま盗用し 自社商品を作って欧州の親商品と競合をするケースも出始めていることだ 意匠登録や商標登録が 室内インテリアや陶磁器の分野ではなじまないため このような現象が起こっている 中国製を初め 安い商品は以前から潤沢にあったが ( アジア以外でも東欧や北アフリカからの輸入品 ) デザインや商品自体に欧州人の嗜好に合わない商品が多く市場が伸びなかった 欧州人の嗜好に沿った商品を安い価格で販売できるこのシステムは まだまだ伸びている この手の業者は 現在ではパリ市内や他の国々の首都でも店舗展開を行い ショールーム兼小売店舗として広がっている 同業態で パリの メゾン エ オブジェ 展に出展している主な会社名を参考までに下記に列挙する AMADEUS ( CHEHOMA ( DEKERCOET ( LEBRUN ( BLANC D IVOIRE ANGES & COMPGNIE EDELWEISS LE GRAND COMPTOIR c. フランスの中級以上の陶磁器 ( 食器 ギフト ) 市場規模複数の中級以上の陶磁器メーカー営業担当者に対する聴き取りによると フランスの中級以上の陶磁器 ( 食器 ギフト ) の店舗数は パリ市内で平均 25 店 パリ近郊で7 店 2 大都市 ( リヨン マルセイユ ) で 15 店 その他の地方で 30 店の合計 77 店舗である 陶磁器商品やギフトを扱う店舗はもっとあるが 価格面や店舗イメージ 販売方法などで店舗側が仕入れられなかったり 逆にメーカー側が断ったりもする ( 低価格商品販売の店やディスカウント店など ) 中級以上のフランスのメーカーが抱える卸先数が 77 店舗として 1 店舗の陶磁器関連の平均売り上げは 月商 35,000eur である 月商平均 35,000eur 77 店舗 12 ヶ月 =3,234 万 eur( 約 48 億 5,000 万円 ) 中級以上の陶磁器 ( 食器 ギフト ) のフランスの小売店販売市場は 48 億 5000 万円ほどと推測される ( エルメスなどのモード系ブランドの店舗販売額は含まない ) また フランスの店舗の年間仕入れ総額は 20 億 2,000 万円ほどである ( 仕入額は小売総額を 2.4 で割って算出する 仕入れを 100 とした場合 240 が消費 17

23 税込みの店頭上代とするのが一般的なため 小売額を 2.4 で割れば仕入額が算出される ) ちなみにフランス陶磁器メーカーで1~2 位の地位にあるアビランド社の年商は 2005 年度で 10,839,000eur( 約 16 億円 従業員数 218 名 ) であり 同社はアメリカ 日本向けの輸出も行っている 18

24 5. フランスおよび EU 市場向け輸出実務の手引き a. 日本から輸出の際の 諸手続き日本からの輸出者は 日本の税関手続きは殆どなく 運送会社がほぼ全てを代行してくれる 日本から輸出をする場合の一般的な書類は 品番 素材 単価 原産国 価格条件の明記された請求書と パッキングリストを送付すれば殆どの国でも問題なく通関ができる ( 国によっては 日本の政府下部機関発行の原産地証明書を要請される場合もある ) 輸出に関しては 日本税関の通関関連の手続きよりも販売先との間で価格条件を明確にしておくことが重要である 前記の請求書内に書く必要がある 価格条件 とは 輸出者の販売価格が どの地点での渡し価格か明確化が必要である 日本の工場渡し価格の場合 EX WORK 日本の出荷空港や港渡しの場合 FOB 相手国の通関前で渡す場合 C&F ( 運送途中の保険は入ってない ) 上記 同一条件 CIF ( 運送途中の保険も輸出者が負担する場合 ) 以上の 4 つのパターンから価格条件を選ぶのが一般的である b. フランスの関税率例 現在 世界中で通関用に商品コード化が進んでいる このコードを HS コードと 呼ぶ 今回 見本を預かった商品の HS コードとフランスの関税は以下のように なる HS CODE 関税率 1 小どんぶり R 12% 2コップ 焼酎杯 R 12% 3キャンドルスタンド R 12% 4 照明具 ( 電源使用 ) B 2.7% 5 陶板風呂場台所の壁 R 12% 6 陶板テーブル板 R 12% なお 4の照明具は EU 内でも使用できる仕様になっている必要がある ( プラグが欧州式でコードの耐電流が欧州用仕上げになっている これらの仕上げは CE MARK と呼ばれており日本側で出荷前に国の下部機関で承認認可をもらう必要がある ) c. 日本の工場渡し価格からフランスの上代設定額までの計算方法 日本の工場出し価格を 100 円とした場合 日本からフランスまでの送料は 25~ 19

25 30% ほど ( 量や商品の重量で変わる ) と仮定する またフランスの関税が 12%( 商品代 + 運賃を加算した額に対して ) である場合 上記の総額が フランスの発注者から見た場合の仕入原価となる 通常の店頭上代はこの ( 仕入原価 2) 119.6% ( 付加価値税 ) となる 店頭価格表示は内税 (100 円 125%) 112%=140 円 ( 仕入輸入原価 ) (140 円 2) 119.6%= 円 ( 円での店頭価格 ) 現在のレートが 1EUR=150 円で計算すると =2.23eur(eur での店頭価格 ) 日本から入手した工場渡し価格でフランス上代を計算すると以下のようになる 日本の工場渡し価格 パリ上代設定額 ( 工場渡し価格 3.35 倍 150) 1 1~2000 円 22~45eur - 20~45eur で見本見せ 2 2~3000 円 45~67eur - 45~65eur で見本見せ 3 1~3 万円 223~670eur - 225~670eur で見本見せ ~1 万円 112~223eur - 115~220eur で見本見せ 上記の計算のように 日本の工場渡し価格が 100 の場合 フランス上代は 335 となる 運賃を商品代の 25% で計算しているのは 小口輸出 (50~60 万円ほど ) を想定しているためで 輸出額が 150 万円などになると運賃のパーセントは 15~20% と縮小できる 更に金額が大きくなれば 更に運賃のパーセントは縮小する 基本的には 運送額が 300~400 万円以上でないと運賃比率が高すぎで 欧州での販売の際には上代価格が高くなりすぎる ちなみに 一般的には運賃比率は商品代の 10% 以下に抑えないと上代設定に響いてくる これらは航空便での計算なので ある程度のボリュームの場合は船便をお勧めする 逆のケースだが 欧州から日本へ輸出されているブランド商品の概算方法は以下のようになる ( 家庭雑貨を想定 輸入 卸会社のマージンは当然ケースによって異なるが 下記が一般的な数値 ) メーカー工場渡し価格を 100 とした場合 ( フランス店頭上代は 240) 運賃が商品代の 10% 日本の関税が 10%( 商品によって異なるが 現在大半の商品が 8~10%) 輸入会社のマージンが輸入仕入原価の 30% ほど 卸会社のマージンが 30% 小売店は仕入れを6 掛けとして店頭上代を設定 ( %) 110%=121 ( 輸入原価 ) %= %= %= 340 ( 店頭上代 ) 20

26 よって 欧州から日本への輸出の概算方法からわかることは以下のとおり フランスの店頭上代の 1.4 倍が日本の店頭上代 フランスのメーカーの工場渡し価格から 3.4 倍が日本の上代 フランス上代の 1.8 倍以下に日本上代の価格設定をするのが一般的 これら2つのケース ( 日本 フランス フランス 日本 ) のメーカーの工場渡し価格と相手国での販売上代比率はほぼ同じ ただし 日本で販売の場合 輸入会社と卸会社が入って販売努力や在庫リスクを負うが フランスの上記のケースの場合 この2 社が不在のため仕入れ規模は小額となる フランスでも輸入会社と卸会社を仲介させた場合 日本の工場渡し価格をかなり下げないと流通ができなくなる可能性が高い 21

27 6. 展示会出展のメリット a. 大規模展示会の比較概要 ( 室内インテリア 食器 ギフト等の展示会 ) 欧州を代表する大型展示会は以下の4 展示会が有名である 規模的には フランクフルト メッセ ( ドイツ ) パリの メゾン エ オブジェ ( フランス ) ミラノの マチェフ ( イタリア ) バーミンガム ( イギリス ) の順になる いずれの展示会も開催時期は1 月末と9 月初めの年 2 回である モード関連の展示会のように展示商品の季節分けは厳密にはされていないが 1 月末の展示会は春夏用商品が主で クリスマス用の商品も同時に出ている 9 月展はクリスマス用の商品が主である これらからもわかるように 欧州の店舗販売も 年間で一番の販売時期はクリスマス時期である 以下に 各展示会の特徴を簡単に記しておく ドイツの フランクフルト メッセ は同商品分野の展示会では最も広い展示面積である 単品で安い商品を探すバイヤーが多く集まるが 食器は1 月展のみに出展される 出展メーカーは世界的に有名なブランドメーカーが参加し 欧州全体からバイヤーが集まり 欧州で最も国際化が進んだ展示会となっている ただし近年は低価格の商品展示が進み バイヤーの多くもそれを望むようになったため 中国製品の展示スペースが拡大している 欧州のバイヤーには問題ないが 日本からの出展を考えている場合には このような事情に留意しておくべきだろう フランスの メゾン エ オブジェ はトレンド商品を探すには欧州で一番適している 展示メーカーの多くが自社でトレンドに沿ったコンセプトを持ち 販売提案の方向性を色濃く出している 例えば ナチュラル嗜好 コンテンポラリー嗜好 クラシック カントリー嗜好など バイヤーの販売コンセプトに合った仕入れメーカーを探せば一つのメーカーで幅広の商材が調達できるということだ ドイツの フランクフルト メッセ の単品仕入額よりは コンセプトデザインの付加価値分だけ高額にはなるが 販売店舗から見た場合 簡単にトレンディーな販売店 ( コーナー ) が作れるというメリットがある ちなみに同展の出展社数はおよそ 3,000 社であり そのうち約 35% が海外企業である 来場者は約 76,000 人である イタリアのマチェフは ドイツの フランクフルト メッセ と同じようにコンセプト商品と言うよりは 単品の安価な商品展示が多い ドイツとの比較で言えばドイツのほうがある程度トレンドを意識したデザイン単品展示が多いが イタリアはクラシックなデザインの傾向が強い イギリスの バーミンガム は 値段などがドイツとフランスの中間に位置した展示商品が多い 単価はドイツやイタリアより高いが フランスのトレンディーな商品よりは安い だがコンセプトはフランスより弱い このような商品にイギリス風の嗜好が加味された展示が多い 22

28 上記の主要 4 展示会の展示商品は陶磁器や食器だけではなく 室内インテリア 食 器 台所用品 ギフトの展示会として催されている b. 商品紹介 販売の主要な営業行為は展示会 1フランスには日常消耗品の卸会社はあるが 陶磁器 ( 食器 ギフト ) 室内インテリア品 台所用品などの卸会社はほとんどない そのかわり メーカーが直接小売店へ卸す流通経路を採っている フランスは販売店舗が日本ほど緻密な販売計画をもっていないし また消費者が入荷を待つという傾向もあり 卸業務が成り立ちづらいのだ 2 前記 (3-b) で述べたようにフランスは都市人口が少なく 地方に行けばいくほどそれは激減する また国土面積が広いため メーカーが営業マンを雇用して店廻りをさせると 移動経費がかかり過ぎて採算が取れなくなる可能性が高くなる さらに欧州の地方に暮らす消費者の気質は 購買に対してそれほど積極的ではないため 店舗の1 回の仕入額が小さく 費用対販売額の比率が悪い 見本の持参もかさばるために難しい これらの理由から 店廻りの営業マンは基本的にはいない 3 以上のような状況のため 販売は年 2 回の展示会で行われる 1 回目の入荷後のリピートオーダーは カタログから品番を取って発注をしていく カタログも商品入れ替えや費用の面で負担になるため 徐々に ウェブサイト上のカタログや CD ロムに移行しつつある 卸価格のみは個別にメールで送る あるいはパスワードが必要なウェブサイトで閲覧できるようにしている カタログは商品提案用ではなく発注用との考えが強いため 部数も少なく発注をする頻度の高い客にしか渡さない場合が多い 4 海外メーカーのフランスでの販売方法の主な推移状況は 次のとおりである 海外メーカーの多くは 1996 年 ~1997 年ごろまで フランスに代理店を置き その代理店が展示会に出展 販売をしていた 2000 年 ~2001 年ごろからは 代理店が展示会で出展 販売するシステムは変わらないものの 在庫をもたないことで受注発注のリスクを軽減するシステムに変わってきた 2003 年ごろには 代理店が少なくなり 個人会社 ( スタッフが1~2 名 ) が受注の窓口となって海外の親メーカーへ受注を流す方法が盛んになってきた 代金は海外の親メーカーへ支払われ 個人窓口は 業務委託として販売額の数パーセントのコミッションを受け取るというシステムである 5 展示会に来場する客層は バイヤー ( 百貨店 専門店 通販など 商品販売を業務としているあらゆる業態 ) だけでなくプレス関係も新しい感覚の商品を探しに来る プレスが雑誌等で取り上げる際は販売拠点やオーダー先を記載してくれる場合が多いので 商品が広く認知されるためにはプレスへの撮影用貸し出し窓口は重要である 23

29 6 日本から商品販売の展開を考える場合 個々に店舗を見て直接交渉も可能ではあるが 販売可能性の広がりの点で見れば展示会への出展が不可欠である 特に 日本からの輸出となるため可能な限りロットを増やす方向で見ていかないと 輸出諸経費が足かせとなって欧州での競争力のある価格への到達が難しくなる まず展示会で商品を広く露出し 顧客の反応を見ながら可能な限りの価格調整を行い 個別に集中営業をするのが一番効果的と思われる 24

30 7. フランス進出に向けての考察 a. 見本商品の展示会での反応について前記 インタビューへの反応と回答 で価格や嗜好性などについて意見を聞いたが現在のフランス上代価格での販売は大変に難しいと思われる また 形状 色 柄なども フランス人の嗜好をライフスタイルから考察をする必要があると思われる 現状のままだと 専門店から小額の発注を受け 諸経費が店舗の原価に影響し 単発の販売で終わる可能性が高い 熊本県の場合でいえば 天草陶器の良さの中に手作り感や芸術性をもっと強力に誇示した商品のほうが 市場競争力が高まると思われる はじめは価格を極限まで抑えて市場を耕し 小額の受注も受けながら嗜好性を探ることで 輸出基盤を作ることができるだろう b. フランス進出の一つの方法現在 和物の専門店などが日本の陶磁器を販売してはいるが それは業務輸入ではなく個人輸入の段階と考えられる 市場が小さいため販売力が十分でなく また輸送ロットが少ないため結果として末端価格に競争力がないと思われる これらの課題を解決し 市場の確保と拡大を目指す必要がある 企業の資金 人材 開発力 欧州への進出意欲 など色々な要因があり 進出の仕方もそれらの基礎条件で異なってくると思われるが 確実性が高いと思われる方法は 専従者を1 名パリ ( または欧州の他の都市 ) に置く 百貨店 専門店などに見本と価格を提示し反応を聴く バイヤーと継続的にコンタクトをとり その意向や売り場の実情に近づくように努力する 展示会に出展しさらに客層を拡げ 新たな販売先を探し出す 新規客へ見本と価格を提示し 意向を聞きながら営業を続ける 展示会でプレススタンドにもカタログ等を見せ 撮影用貸し出しの営業をする 伸びのある販売先に集中的に営業をし 核となる販売先を増やす またロットを伸ばし諸経費を押さえ より競争力のある価格を実現させていく 専従者は 1 名で十分だが 市場のリサーチ 営業 プレス対応などの広域な視点で 見られるような人を選ぶ これらの下地が出来上がった段階で ショールームや直営 店 ( アンテナショップ ) へと環境を変えていけばよいと思われる 25

31 8. 市中店舗の調査レポート a. 調査票の項目説明 (A) を百貨店 :2 件 (B) をフランスのインテリア 雑貨 和商品販売店 :52 件 (C) を日系オーナーの和物販売店 :9 件と区分けし 合計 63 件の調査を行った b. 店舗選定の基準日本からの輸入商品の場合 価格やテイストの点で低価格店舗にはあまりそぐわないと考え 中級クラス以上の商品販売店を調査対象とした パリでは 店舗の傾向が地区で明確に別れているため まず地区を定め その地区を視察した それから販売商品や価格帯等を見ながら調査店を決めていった また モード系や生活系の一般雑誌掲載の店舗紹介ページから 和物を扱いそうな店舗をピックアップし 現地で店を見て調査店対象とするか否かを決めた 店舗によっては 販売商品の価格 格ともに適しているが 例えば欧州風のクラシックな商品しか扱っていないような店は 将来的に和物の扱いは期待できない として除外した 地区で選定したのは シャンゼリゼ地区 オペラ地区 サンジェルマン地区 サンミッシェル地区 マレ地区 バスチーユ地区 パッシー地区である 各店舗についての詳細は 別添資料を参照されたい 26

32 9. 資料 ( 業界誌 雑誌 ) の紹介 1Table & Cadeau ( 題名直訳 テーブル廻りとギフト ) 1 冊 11 eur( 約 1,650 円 ) で年 8 回の発行 発行部数は 8000 冊 / 号 読者対象はテーブル廻りとギフトの関係者 一般書店ではほとんど販売されておらず 年間購読方式 2OFFRIR INTERNATIONAL ( 題名直訳 インターナショナルな提示 ) 1 冊 9 eur( 約 1,350 円 ) で年 6 回の発行 発行部数は 1 万冊 / 号 対象はテーブル廻りとギフトの関係者 一般書店ではほとんど販売されておらず 年間購読方式 3le journal de la Maison ( 題名直訳 家の雑誌 ) = 257&cat = 10&StoreID=FoirExpo 1 冊 3eur ( 約 450 円 ) で年 10 回の発行 発行部数 150,000 冊 / 号 読者対象は一般消費者で 一般書店や市内キオスク等で販売されている 室内インテリア ( 食器も含む ) の内容がメイン 4residences decoration ( 題名直訳 住居のデコレーション ) 1 冊 4.9eur( 約 735 円 ) で年 6 回の発行 発行部数 120,000 冊 / 号 読者対象は一般消費者で 一般書店や市内キオスク等で販売されている 室内インテリア ( 食器も含む ) の内容がメイン 以上 27

33 書類番号 : A-1 カテゴリー : 百貨店 ショップ名 : Le Bon Marche ショップ住所 : 22 rue de Sevres Paris tel: fax: mail: 仕入れ担当者名 : web: 店 又はコーナーの面積 : 約 900 m2 ( 食器コーナー ) 1 日本商品の有無 : ある ない 2 チェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない 3 4 店内主要品価格帯 : 陶磁器品の主要価格帯 : ~ ~ 5 仕入れはどのようにして : 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 日本外のアジア商品の販売を : している していない 年創業の 世界で最も古い百貨店 数年前 ルイ ヴィトングループに買われた パリの高級地区にあり 客層もブルジョワ階級が多く 商品も質の良い モードなものが多い 海外のバイヤーもトレンド商品や展示仕様の視察でよく訪れる 2 食器売り場は ガラス 陶磁器 銀器 食卓デザイン雑貨もの などのコーナーがある 3 入っているブランドは ベルナルド バカラ クリストフル ラリック ヴィルロイ & ボッホ アビランド ドーム ウェッジウッド ドリアード レイノー ケンゾー ジアン 北欧製品 ( マルチ ) 殆どがフランスのブランド 41 年前に比べ 食器売り場のスペースは約 2 割ほど縮小されている 28

34 書類番号 : A-2 カテゴリー : 百貨店 ショップ名 : Galerie Lafayette ショップ住所 : 40 boulevard Haussmann Paris 仕入れ担当者名 : tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 1,000m2 ( コーナー面積 ) 1 日本商品の有無 : ある ない 2 チェーン店の有無 : ある (53 軒 ) ない 3 4 店内主要品価格帯 : 陶磁器品の主要価格帯 : ~ ~ 5 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 仕入れはどのようにして : 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1ギャラリーラファイエットのメゾン館 ( 家 のフランス語) で 家庭用品 ( インテリア キッチン用品 バスルームグッズ 雑貨 ) をメインに販売 2 商品はデザインが良く 品の良いブランドものや 今のモードを取り入れた旬なポップデザインものなど 3 食器売り場は 陶磁器 銀器 ガラス製品 テーブルデコレーションを販売 4 食器のブランドで入っているのは ベルナルド ドーム ローゼンタール ジアン フィリップ デズリエ ヴィルロイ ボッホ Medard de Noblat クリストフル Tralalart Guy Degrenne エルメス レイノー サンルイ アビランド ウェッジウッド クリスタル ド セーブル バカラ ラリック ラファイエットコレクション 5 キッチン用品 ( 食器 鍋類 雑貨など ) が全体の約半分を占めている 客層はフランスのブルジョワ階級と 観光客が多め 29

35 書類番号 : B-1 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : habitat ショップ住所 : 30 boulevard des Capucines PARIS 仕入れ担当者名 : tel: fax: mail: magasin.capucines@habitat.fr web: 店 又はコーナーの面積 : 100m2 ( コーナー ) 1 丸皿 (26cm) 5.5 日本商品の有無 : ある ない 2 カフェオレボール 9 3 角皿 (24.5cm 四方 ) マグカップ 7 5 急須 30 仕入れはどのようにして : オリジナル品はメーカーと共に製作し仕入れ 他は展示会で チェーン店の有無 : ある ( パリで5 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 2 ~ 4000 陶磁器品の主要価格帯 : 3 ~ 50 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 世界的に展開する おしゃれなインテリア 雑貨ショップ 2 メインはソファやテーブル 棚などの大型インテリア 食器は一番奥にワンコーナーを設置 3 食器はシンプルなデザインが多く アジアを意識したデザイン ( 湯呑 ご飯用茶碗 お茶セットなど ) もみられる 4 価格は他のインテリア類の感覚からみると 食器は安め 5 食器はセレクトではなく habitat オリジナルシリーズ 生産国表示ないため どこの国で作っているのかは分からないが おそらく中国などと予想される 6 客層はモードを意識する若いブルジョワ層 30

36 書類番号 : B-2 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : Compagnie Francaise de l'orient et de la Chine ショップ住所 : 24 Saint-Roch 75001PARIS tel: fax: mail: info@compagniefrancaisedelorientetdelachine.com 仕入れ担当者名 : 1 角皿 18cm 25 2 丸皿 28cm ボール 8 4お茶ポット 75 web: 店 又はコーナーの面積 : 50m2( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (9 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 1000 陶磁器品の主要価格帯 : 5 ~ 花瓶 105 仕入れはどのようにして : 仕入本部と各店舗の 2 本の経由で 各店舗は展示会で発注をし 追加発注はメー 1 中国や中央アジアの食器や家具を販売 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 60% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 2 店はアジアの色を出しているが デザインはあくまでもシンプルで ( 特に食器 ) でシックなイメージ 3 食器は陶磁器がメイン ガラス 木製品はほとんどない 4 アジアの雰囲気が好きなフランス人が大半の客 5 価格も 安くはないが 市場的には妥当なライン 6 お店はパリサンジェルマン界隈に 3 店舗 16 区に 2 店舗 オペラ界隈に 2 店舗 ブリュッセルとバルセロナ 1 店舗ずつ バルセロナが本店のよう 31

37 書類番号 :B-3 カテゴリー : セレクト ショップ名 : colette ショップ住所 : 213 rue St Honore Paris tel: fax: mail: contact@colette.fr 仕入れ担当者名 : web: 店 又はコーナーの面積 : 1900 m2 ( 店 3 階層 ) 1 CD 18 日本商品の有無 : ある ない 2 フィギュア マスコット 8 3NODA NAGI イラスト集 26 チェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない 店内主要品価格帯 : 2 ~ 2 万 4TATANAMI KEIICHI イラスト集 26 陶磁器品の主要価格帯 : ~ 5 仕入れはどのようにして : メーカーからの提案持込が主 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 モードの先端を走る 話題のセレクトショップ 常にモード関連 バイヤーなどで人が溢れている 2 販売商品は CD アクセサリー 化粧品 洋服 本 フィギュア 雑貨 時計など 3 店の内容上 常に新しいものへと変化が要求されるので 商品の入れ替えが激しい 4 行った時は 食器の販売はなかったがほぼ毎日販売商品が変わり 陶磁器の販売も行われる 5 現代日本人アーティストのイラスト集や 日本のファッション雑誌なども 6~8 種類ほど 置いている 6 雑貨系を日本のポップトレンド ( クールジャパン ) の感覚で商品選定がされているため 日本製品が多い 又 モード系商品は欧州の超有名ブランド ( グッチ フェンデー フェラガモ D&G など ) も併せて販売されており 従来の店舗形態にはなく 嗜好的にアメリカ人に合致している様子 アメリカ人の高額旅行者が主な客層で 又欧州のモード系高額客層も捉えている 32

38 書類番号 : B-4 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : Home Trotter ショップ住所 : 13 rue Daval Paris Paris 仕入れ担当者名 : 1カフェオレボール 平皿 日本製湯のみ 日本製ご飯茶碗 (6 個セット ) tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 150m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (9 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 1000 陶磁器品の主要価格帯 : 5 ~ 仕入れはどのようにして : 本部と各店の 2 本経由 各店舗は展示会などで発注する 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 20% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 ヨーロッパ風に ZEN をイメージしたラインナップで ソファ テーブル ベッドなどのインテリアと 食器 雑貨などを販売 2 パリに 3 店舗と リール リヨン ナント ニース ストラスブール バルドワにお店がある 3 日本の商品は 陶磁器の食器 ( 湯のみ ご飯茶碗 お皿など ) と 線香を販売 4 湯呑や茶碗を 6 個セットや 8 個セットで売っている ( よって価格も高め ) 5 また 日本製の食器と雰囲気が似ている フランスのメーカーの食器も販売 値段は日本製のものよりも 40~50% ほど安め 33

39 書類番号 :B-5 カテゴリー : インテリア ショップ名 : CATHERINE MEMMI ショップ住所 : 11 rue St Sulpice Paris tel: fax: mail: catherinememmi@catherinememmi.com 仕入れ担当者名 : Ms. CATHERINE MEMMI web: 店 又はコーナーの面積 : 100 m2 ( コーナー ) 1 カップ 49 日本商品の有無 : ある ない 2 ボール 65 3 丸皿 仕入れはどのようにして : 主流扱い品はデザインを自社で起こし 製造をアジアで行っている 周辺品は展示会で発注 チェーン店の有無 : ある (5 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 50 ~ 2 万 陶磁器品の主要価格帯 : 50 ~ 150 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 15% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1おしゃれで高級な シンプルモダンなインテリアショップ 2お店はパリ ニューヨーク ロンドン ブリュッセル 東京に各 1 店舗ずつ 3 展示商品の数は少なく 大きなソファ ベッドなど ゆったりとした配置 4 食器はフランス人デザイナーのもの ( セラミック ) で 1 点 1 点手作りのもの 5 店内はこげ茶色と白で統一されており 食器も茶と白で デザインはいたってシンプル 34

40 書類番号 :B6 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : La joie de vivre ショップ住所 : 72 rue de Seine Paris tel: fax: mail: 仕入れ担当者名 : 1マグカップ 10 2エスプレッソ用コーヒーカップ6 個セット 12 3 小皿 5 枚セット 仕入れはどのようにして : 展示会など web: 店 又はコーナーの面積 : 30m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (2 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 1000 陶磁器品の主要価格帯 : 10 ~ 20 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1シックなコンテンポラリー & エスニック調のインテリア 雑貨店 2お店はパリ市内の サンジェルマンと15 区に1 件ずつ 3ソファやテーブル ランプなどのインテリアと 小物入れ 写真立ての雑貨 食器を販売 4 食器は銀製品 (2/5) プラスチック製品(2/5) 陶磁器(1/5) で 陶磁器の割合は少なく 価格も安め 5 日本製品の販売は今の所はないが 店の雰囲気的に 販売の可能性は高い 35

41 書類番号 :B7 カテゴリー : インテリア ショップ名 : YOKADO FUTON ショップ住所 : 8 boulevard de Sebastopol Paris 仕入れ担当者名 : 1ソファ 793 2テーブル 畳 (1 畳 ) 87 tel: fax: mail: yying@free.fr web: 店 又はコーナーの面積 : 120m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 50 ~ ベッド 1041 陶磁器品の主要価格帯 : ~ 5 仕入れはどのようにして : 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 和風ベッド用品 (FUTONふとん) とインテリアの販売店 2ベッド ソファ テーブル 棚 ランプ 畳などを扱っている 3 陶器 食器は現在販売していない 店の装飾品として置いてある程度 4 畳はイグサでできているが 日本製ではなく アジアの別の国からの輸入 5 家具は日本と中国が混ざっている感じ 36

42 書類番号 :B8 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : CONCEPTUA ショップ住所 : 4 boulevard de Sebastopol Parisz 仕入れ担当者名 : 1 花瓶 11 2 角皿 2 枚セット 22 3 茶碗 日本製箸 1 5 日本製ご飯茶碗 10.9 仕入れはどのようにして : tel: fax: mail: conceptua.rivoli@conceptua.com web: 店 又はコーナーの面積 : 160m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 1 ~ 2500 陶磁器品の主要価格帯 : 5 ~ 30 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 インテリア 雑貨のチェーン店 2 メインはソファやテーブル 棚などのインテリアで 食器も少し置いている 3 家具はモダンなデザインで 多少エスニックをイメージしている感じ 値段は比較的安め 4 日本製の陶磁器食器と 中国製の陶磁器食器が並べて置いてあった 日本製はやや高め 5 商品の配置がやや乱雑で 全体的に エスニック風 が好きな 大衆向け のインテリア チェーン店といった感じ 37

43 書類番号 :B9 カテゴリー : インテリア ショップ名 : SOF ショップ住所 : 23 boulevard de Sebastopol Paris 仕入れ担当者名 : 1クッション 25 2マットレス 450 3ソファ690 tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 70m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (4 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 15 ~ 畳 90 陶磁器品の主要価格帯 : ~ 5 仕入れはどのようにして : 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1ベッド ソファベッドの販売店 それ以外のインテリアはほとんどない 2 基本的にはヨーロッパテイストだが 畳や障子も一部置いてある 3 店はパリ市内に2 件 パリ郊外に2 件ある 4デザインはいたってシンプル 布も一色もので 柄物はない 5 畳は店内に1つだけ 飾られていた 材料はイグサで作られている 38

44 書類番号 :B10 カテゴリー : セレクト ショップ名 : PRINTEMPS DESIGN ショップ住所 : CNAC GEORGES POMPIDOU 4 rue Brantome Paris 仕入れ担当者名 : 1マグカップ 18 2ティーカップ & ソーサー 25 3デザート皿 42 4カフェオレボール 18ユーロ 5 丸皿 60 仕入れはどのようにして : tel: fax: mail: printempsdesign@printemps.fr web: 店 又はコーナーの面積 : 280m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 2.5 ~ 900 陶磁器品の主要価格帯 : 10 ~ 70 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 ポンピドゥー芸術文化センター内にある アート雑貨店 2 ポップアートなデザイン雑貨 クリエーター商品を販売 自転車 ランプ 文房具 アクセサリー キッチン雑貨など 取り扱う商品は多岐に渡る 3 他のセレクトショップよりも アート的要素が強い アーィテストには フィリップ スタルク アールト ツエツエなど 4Made in China の陶磁器食器 ( 皿 ティーカップなど ) もあったが 全てデザイナーもの ( デザイナーはヨーロッパ人 ) 5 食器のデザイン自体もヨーロッパのものがほとんどで ( エスプレッソ用コーヒーカップやカフェオレボールなど ) アジアテイストのものはない 6 美術館内ということで 観光客が多い感じ 39

45 書類番号 :B11 カテゴリー : セレクト ショップ名 : +bo ショップ住所 : 8 rue St Merri Paris tel: fax: mail: info@plusbo.fr 仕入れ担当者名 : web: 店 又はコーナーの面積 : 50 m2 ( 店 ) 1 マグカップ 9.5 日本商品の有無 : ある ない 2デザート皿 14 3ティーカップ 11 4サラダボール ( 大小 2 個セット ) 24 5 仕入れはどのようにして : 展示会で発注 チェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 500 陶磁器品の主要価格帯 : 10 ~ 50 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 60% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 シンプルでデザイン性のある インテリアや食器を販売 2 食器類の販売が全体の半数以上を占め その他ランプやテーブルウェア ろうそく等を扱っている 3 店内はスタイリッシュな空間で非常にまとまっており 商品自体はどれもシンプルだが 見せ方のセンスがとても良い 店のイメージを大事にしている感じがある 4 値段は 陶磁器食器に関してはあまり高い物はなく 店のイメージからすると 安い感覚 ドイツ製の食器があった 5 客層は界隈のおしゃれでデザインものが好きな人たち 6 本社はブーローニュにある 住所 3 rue Fernand Pelloutier Boulogne 40

46 書類番号 :B12 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : to be ショップ住所 : 19 rue du temple Paris tel: fax: mail: marais@tobe.fr 仕入れ担当者名 : 1 湯のみ 5 2 茶碗 9 3 小皿 3 4 丸皿 (16cm) 11 5 仕入れはどのようにして : 展示会で発注 web: 店 又はコーナーの面積 : 60m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (2 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 3 ~ 500 陶磁器品の主要価格帯 : 3 ~ 15 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 20% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1アフリカ オリエント アジアを意識したインテリアと雑貨を販売 パリとリヨンに 1 軒ずつ 2 商品はテーブル 棚 クッション ランプ 花瓶などのインテリアとテーブルウェアなど 3 日本をイメージした湯のみ 急須 ご飯茶碗もあった 4イメージは おしゃれなエスニック だが 値段は安い どちらかというと 大衆向けの感じ 5 一見センスが良さそうに見えるが よく見ると垢抜けない部分がある 41

47 書類番号 :B13 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : EBONY ショップ住所 : 39 rue Ste Croix de la Bretonnerie Paris 仕入れ担当者名 : 1 丸皿 (15cm) 11 2 マグカップ カフェオレボール 仕入れはどのようにして : tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 100m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 800 陶磁器品の主要価格帯 : 7 ~ 15 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 10% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 モロッコ チュニジアなどのアフリカ中心のインテリアと雑貨 2 ヨーロッパの生活に取り入れられそうなデザインの テーブル 椅子 タンス ソファ ランプなどの家具 花瓶 テーブルウェア 食器類 小物 ろうそくなど 3 アジアはインドネシアのものを多少入れている ( アフリカの物と商品イメージが似ている為 ) 4 日本のものは置いていない イメージが違うので 今後も仕入れる予定はない 5 ただ カフェオレボールなど ドイツ製のものもあるので 和 のデザインでなければ日本製のものも取り入れる可能性はある 42

48 書類番号 :B14 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : MAISON DE VILLE ショップ住所 : 21 rue Ste Croix de la Bretonnerie Paris 仕入れ担当者名 : 1 皿 11 2 陶器の猫の置物 24 3 線香 2 4スプーン ( 象牙風プラスチック ) 仕入れはどのようにして : 展示会で発注 tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 100m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 2 ~ 2000 陶磁器品の主要価格帯 : 5 ~ 40 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 中央アジアと中国を意識したインテリア 雑貨 2 机 タンスなどの家具 ランプ 置物などが中心 3 食器は安いガラス製品が多く 雑貨は中国製の安い物が多い 4 商品配置も雑多な感じで あまりセンスは良くない 安っぽい感じ 5 中国のタンスや 漆風食器 扇子 置物などが入口近くにあり その辺は多少良さそうに見える 6 店全体のイメージがあまり上手くまとまっていない 43

49 書類番号 :B15 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : REPERAGES MAISON ショップ住所 : 5 rue des Blancs-Manteaux Paris 仕入れ担当者名 : Mr. Philippe Goldenberg 1 漆風サラダボール 33 2 急須 28 3 湯のみ 18 4ご飯茶碗 20 5 箸 9.5 仕入れはどのようにして : 展示会など tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 25m2日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 700 陶磁器品の主要価格帯 : 7 ~ 30 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 テーブルウェアなどの小物中心のインテリア 雑貨店 2 日本製の商品はないが アジア ( 日本 ) を意識したデザインの食器 ( 急須 湯呑 ご飯茶碗 箸 漆器など ) は扱っている ( ドイツから買っている ) 3 こじんまりとしたセンスの良さがある 4 仕入れは基本的にヨーロッパ ( ドイツやイタリアの卸屋 ) とメゾン & オブジェやフランクのメッセなど 5 日本の CREA TRAVULLUR というインテリア雑誌に紹介されたことがある 6 日本製品には興味を持っている 44

50 書類番号 : B16 カテゴリー : タイル ショップ名 : carrelages du marais ショップ住所 : 46 rue Vieille du Temple Paris 仕入れ担当者名 : tel: fax: mail: carrelages.du.marais@wanadoo.fr web: 店 又はコーナーの面積 : 20m2 ( 店 ) 1 日本商品の有無 : ある ない 2 3 チェーン店の有無 : ある (3 軒 ) ない 店内主要品価格帯 : 80 ~ 陶磁器品の主要価格帯 : ~ 5 仕入れはどのようにして : 自社製造で直販 一部中近東から輸入 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 100% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 陶器製タイルの販売店 タイルのみを販売 21 個ずつのばら売りはせず シート売り 32.5cm 四方の小タイルの場合 30cm 30cmシートで約 100 ~ 420cm 四方のタイルの場合 1m 1mシートで約 200 ~ 5 用途は 風呂場 キッチン 玄関などの床と壁の製作用 又 テーブル装飾としても使用 45

51 書類番号 :B17 カテゴリー : 食器 ショップ名 : ODIMEX PARIS ショップ住所 : 17 rue de l'odeon Paris tel: fax: mail: 仕入れ担当者名 : Mr. Lang Benoit 1 鉄瓶 ( 岩鋳 ) 180ユーロ 2 鉄瓶 ( 南部 ) 鉄瓶 ( 岩鋳 ) 湯のみ 茶碗 12 仕入れはどのようにして : 展示会など web: 店 又はコーナーの面積 : 50m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 8 ~ 1300 陶磁器品の主要価格帯 : 8 ~ 50 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 :25% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 欧州唯一の日本の茶瓶専門店 95% が日本からの直輸入 225 年前からこの店を経営 客の大半はフランス人 3 鉄瓶は多くが盛岡の岩鋳 南部のものもある 4 店の75% が茶瓶 15% が湯のみ 10% が茶碗と小皿 5 買いに来るフランス人は 日本製品 ( 茶瓶 ) の質の良さを知っており 多少高くても買っていく 6 中国製やベトナム製の安いものを買って失敗した人たちが 日本の良さを分かってくれることも多い 46

52 書類番号 :B18 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : CONRAN ショップ住所 : 117 rue du Bac tel: fax: mail: 仕入れ担当者名 : web: 店 又はコーナーの面積 : 約 100 m2 ( 和物コーナー ) 1 磁器製ご飯用茶碗 32 日本商品の有無 : ある ない 2 味噌汁用お椀 ( プラスチック製 ) 7 3 京都アソベ重箱 ( ウレタン塗装 )75~85 4 白山平皿 20~45 5マグカップ ( 中国製 )15ユーロ仕入れはどのようにして : チェーン店の有無 : ある (9 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 10 ~ 10,000 陶磁器品の主要価格帯 : 12 ~ 45 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 10% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 ロンドン本店 日本にも支店を持つ デザイン性の高いインテリア 雑貨店 2 支店はロンドン 3 店舗 日本 4 店舗 ニューヨーク 1 店舗 パリ 1 店舗 ( 計 9 店舗 ) 年 8 月中旬から 10 月中旬の 2 ヶ月間 和フェアを行っており 日本の商品を売っている 4 和コーナー での販売は 陶磁器の食器 うるし風プラスチックの食器 漆風ウレタン塗装の食器 家具 雑貨 カバン ハンカチ マンガ 文房具など 5 通常販売の食器は CONRAN オリジナルのマグカップ (12~20 ) 皿 (15~25 ) ティーカップ (20~30 ) * 中国製や フランス製の陶磁器など 値段は全て同じくらい 6 客層はデザイン雑貨に興味を持つ ファッショナブルな層 バイヤーも多い 47

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55 書類番号 :B21 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : CHONE ショップ住所 : 60 rue vieille du temple Paris 仕入れ担当者名 : Mr. Camille Uniqlik 1ティーポット 27 2マグカップ 24 3デザート皿 日本のガラス製サラダボール 65 5 日本のガラス製丸皿 58 仕入れはどのようにして : 展示会など tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 35m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 500 陶磁器品の主要価格帯 : 12 ~ 80 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 10% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1シンプルでデザイン性が高いインテリア小物や雑貨を販売 デザイナーものが多い 2ステンレスの小物を中心に 都会のスタイリッシュな空間を演出 3デザインは北欧 ( デンマーク オランダ スウェーデン フィンランド ) のものが多い 4 日本製品は ガラス製の食器 ( お皿とカップ ) が4 点あった 曇りガラスのような 不透明の作り 5 食器はその他 フィンランドのイイタラや デザイナーのお皿 ステンレスのフォーク ナイフなど 67 年前からこの場所でお店を経営している 50

56 書類番号 :B22 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : CARRE MAISON ショップ住所 : rue Francois Miron Paris 仕入れ担当者名 : Mr. Didier Avonts-Saint Leger 1マグカップ ティーポット 72 3RAKU 漆のお盆 26 5ランプ 173 仕入れはどのようにして : 展示会など tel: fax: mail: carre-maison@wanadoo.fr web: 店 又はコーナーの面積 : 50m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (2 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 500 陶磁器品の主要価格帯 : 5 ~ 120 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 10% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 食器 アクセサリー 家具 布物など 多様な物を扱っている 2 日本製品はない 日本をイメージしたような食器 ( 急須や湯のみ 漆器など ) はあるが 全てベトナム製 3 パリと 近郊のルバロワに 1 件 計 2 店を経営 4 客はフランス人 60% と観光客 40% 5 店の雰囲気は 一見エスニック風だが アジア風のテーブルセットの脇に イタリア風のモザイクの鏡が置いてあったり 店の奥に安いガラス食器があったり 少々雑多な感じ 6 あまりオシャレではない 51

57 書類番号 :B23 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : 7th SENSE ショップ住所 : 27 rue Saint-Paul Paris tel: ( 事務所 : ) fax: ( 事務所 ) mail: contact@seventh-sense.net 仕入れ担当者名 : Mr. Joelle Poirier web: 店 又はコーナーの面積 : 50 m2 ( 店 ) 1 丸皿 (27cm) 19 日本商品の有無 : ある ない 2パン用皿 (12.5cm) 6 3マグカップ 8.5 4サラダボール (26cm) 花瓶 ( 高さ30cm) 25 仕入れはどのようにして : 展示会など チェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 2.5 ~ 1500 陶磁器品の主要価格帯 : 2.5 ~ 90 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 15% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 卸もやっている会社のショールーム 卸の対象はヨーロッパ全体 メゾンオブジェにも出展している 2 コンテンポラリーなインテリアを販売 アジアの香りがするシンプルな食器も全体の雰囲気によく合っている 3 一瞬日本ぽい陶磁器の食器や絹製の小物もあるが 全てタイのデザイナーもの 4 食器に関しては タイのデザイナーのプロフィールも 商品と一緒に飾られていた 5 食器で今の売れ筋は 白や黒の無地でシンプルな物 形は四角い皿など 6 タイやベトナムなど 他のアジアの国がコンテンポラリーなオシャレな物を作ろうとすると 大体日本のデザインを真似するらしい 実際 客はフランス人や観光客 ( アメリカ人 ) も多いが 置いてあるタイ製の食器や小物を みんな日本のものと最初勘違いする 52

58 書類番号 :B24 カテゴリー : インテリア 雑貨 衣服 ショップ名 : Home Autour du Monde ショップ住所 : 8 rue des Francs Bourgeois Paris 仕入れ担当者名 : 1マグカップ 25 2 花瓶 24 3デザート皿 丸皿 仕入れはどのようにして : 主に展示会で発注 tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 100m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (21 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 500 陶磁器品の主要価格帯 : 10 ~ 40 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 洋服を中心に カバン 靴 アクセサリーなどのファッションものと クッション 食器 置物などのインテリア雑貨を販売 洋服は BENSIMON パリ市内に 17 店舗 ベルギーに 4 店舗 21 階の売り場は洋服やアクセサリーがメインで 置いてある食器もヨーロッパ風のもの 3 地下のインテリアコーナーは 多少エスニックの要素も含まれた商品となっている 4 女性客が 95% を占める 5 全体的に温かみのある色や素材のものが多い 53

59 書類番号 :B25 カテゴリー : インテリア ショップ名 : TOKAIDO FUTON ショップ住所 : 61 cours de Vincennes Paris 仕入れ担当者名 : 1 日本をイメージしたベッド 畳 122 3FUTON 320 tel: fax: mail: web: futon.com 店 又はコーナーの面積 : 50m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 80 ~ 棚 540 陶磁器品の主要価格帯 : ~ 5 仕入れはどのようにして : 主に展示会で 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 布団やベッド周りの家具 ランプなどを販売 2 日本の布団を真似て作ったマットレス ( コットン100%) 製造はフランス 3 中国風の箪笥なども一緒に置いてある 4 陶器の扱いは現在ない 5 畳はアジアからの輸入 54

60 書類番号 :B26 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : CB LODGE ショップ住所 : 36 Boulevard de Charonne Paris 仕入れ担当者名 : Ms. Benmamou 1 小皿 4 点セット 20 2コーヒーカップ 7 3 花瓶 75 4 日本製茶碗 26 5テーブル 345 仕入れはどのようにして : 展示会など tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 20m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 500 陶磁器品の主要価格帯 : 5 ~ 80 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 エスニックな家具やインテリアを販売している 2 商品の主な生産国は アジアはインド タイ インドネシア フィリピン 中国 アフリカはセネガル モロッコなど 3 日本製品は 茶碗が一つのみ 4 食器は少なく ランプや壺など 大型のインテリアが多い 5 店が狭い上に商品が多いので 少々雑然とした感じ 奥に小物があっても 他の商品が邪魔でそこまで歩いていけない 55

61 書類番号 :B27 カテゴリー : テーブルウェア ショップ名 : Petit Modele au Singulier ショップ住所 : 89 rue Jean de la Fontaine Paris 仕入れ担当者名 : Ms. Patricia Clin, Ms. Martine Danault tel: fax: mail: petit-modele@wanadoo.fr web: 店 又はコーナーの面積 : 50m2 ( 店 ) 1 マグカップ 25 日本商品の有無 : ある ない 2コーヒーカップ 15 3デザート皿 8 4 丸皿 12 5 仕入れはどのようにして : 展示会が主 チェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 100 陶磁器品の主要価格帯 : 5 ~ 50 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 40% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 食器やテーブルウェアの販売店 素材は陶磁器 ガラス プラスチックなど 2 特別高価なものや メーカー物はなく 比較的庶民的な値段 デザインもそれほど凝ったものはない 3オーナー 2 人自身がデザイナーで 食器のデザインをしており 自分達の作品も売っている 4 桜の花をモチーフにしたものや アジア風のティーポットなどもあるが 全てヨーロッパ製品 5 客層は近辺の住民が多い 56

62 書類番号 :B28 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : BLEU CANNELLE ショップ住所 : 35 rue d'auteuil Paris tel: fax: mail: 仕入れ担当者名 : Mr. Bernard 1どんぶり4 点セット 24 2 茶碗 4 点セット 13 3 皿 8.5 4ティーポット 24 5 仕入れはどのようにして : 展示会など web: 店 又はコーナーの面積 : 50m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 2 ~ 100 陶磁器品の主要価格帯 : 2 ~ 80 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 :10% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 写真立てやランプ 小物入れ ピクニック用品 食器 小物 雑貨を販売 アジア風商品も置いてあり 多少エスニックな雰囲気 2 値段は全体において安め 3 アジア風の柄のどんぶりや茶碗があり 生産国はアジアだが どこの国かは不明 4 訪れた時は日本の商品はなかったが たまに皿や磁器などの食器を売っているとのこと 5 値段が安いので買いやすい 客層は近くの住民がほとんど 57

63 書類番号 :B29 カテゴリー : インテリア ショップ名 : roche bobois ショップ住所 : rue de Lyon Paris tel: fax: mail: paris12@roche-bobois.com 仕入れ担当者名 : web: 店 又はコーナーの面積 : 30 m2 ( コーナー ) 1 ソファ 280 日本商品の有無 : ある ない 2 テーブル 戸棚 780 チェーン店の有無 : ある (90 軒 ) ない 店内主要品価格帯 : 80 ~ ベッド 1960 陶磁器品の主要価格帯 : ~ 5 仕入れはどのようにして : 本社仕入部経由と各店舗の裁量 ( 展示会とカタログ ) 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 3% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 インテリアのチェーン店で フランス国内に 90 店舗以上 世界中に 220 店舗の展開 テーマごとに店が分かれている ( プロヴァンス コンテンポラリーなど ) 2 アジア風インテリアがあるのは コンテンポラリー の店で 店全体は約 300 m2 その中の 30 m2ほどの一部屋に アジアをイメージした箪笥やベッド 置物などを置いている 3 アジア以外に アフリカのサバンナや中近東辺りをイメージしたコーナーもある 4 ベッド 箪笥 テーブル 椅子 机 ランプ ソファなど 大型のインテリアが中心 陶磁器は壺などの置物がほとんど 5 置いてある陶磁器は ほぼ全て一色もので シンプルなデザイン 58

64 書類番号 :B30 カテゴリー : 和物雑貨 ショップ名 : ECHO'ARTS ショップ住所 : 68 avenue Ledru Rollin Paris 仕入れ担当者名 : Mr. Simonet 1 茶碗 マグカップ 湯のみ 大皿 (30cmくらい) 25 5どんぶり 8 仕入れはどのようにして : 日本から直接 tel: fax: mail: bvsecho@aol.com web: 店 又はコーナーの面積 : 20m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 100 陶磁器品の主要価格帯 : 5 ~ 70 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 50% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 以前 パリの大丸 ( 百貨店 今は撤退している ) と仕事をしていた店 25 年ほど店の経営をしている 2 置いてある物は100% 日本のもので 陶磁器の食器の他 漆器 線香 着物などを置いている 3 大丸との仕事の時からの付き合いで 商品は全て日本から直輸入 展示会には行っていない 4 陶磁器は有田焼や九州の物を中心に 幅広く扱っている 5 店経営の他に 卸もしている 6フランス人の客が多いが 陶磁器は普段使いの食器 ( 皿や湯のみなど ) の購入者が多い 59

65 書類番号 :B31 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : ART D'ORIENTD ショップ住所 : 77 avenue Ledru Rollin Paris 仕入れ担当者名 : Mr. Wong 1 小鉢 四角深皿 小皿 茶碗 ( 高峰 の文字が裏側にある) 茶碗 ( 有見 ) 5.4 仕入れはどのようにして : 展示会など tel: fax: mail: artorient@club-internet.fr web: 店 又はコーナーの面積 : 20m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 2.5 ~ 500 陶磁器品の主要価格帯 : 2.7 ~ 80 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 アジアのインテリア 雑貨を扱っており インテリア ( 箪笥 小テーブル 置物 ランプなど ) がメイン 中国 タイ ベトナム 日本など アジア各国の商品を置いている 2 日本製品は陶磁器の食器のみを販売 食器類はそれ以外に中国のティーセットが数点あるのみ 3 食器の種類は ほとんどが茶碗 小皿 3 種類ほど どれも白地に青で柄が描かれている

66 書類番号 :B32 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : Luka Luna ショップ住所 : 77 rue de la Verrerie Paris tel: fax: mail: cyluka@yahoo.fr ( オーナーのメール ) 仕入れ担当者名 : Ms. CHU YOU 1 水差し 28 2デザート皿 15 3 小鉢 ( 茶碗 ) 9.5 4Mr.YAMASHITA 手書き小皿 16 5Mr.YAMASHITA 手書き皿 22 仕入れはどのようにして : 展示会など web: 店 又はコーナーの面積 : 50m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 500 陶磁器品の主要価格帯 : 6 ~ 80 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 10% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 グラスなどのガラス製品と陶磁器の食器をメインとした セレクト系のインテリア 雑貨店 2 陶磁器の食器は 90% が白一色で 10% が黒一色 デザインは小ぶりな物が多い 3 日本人デザイナーの Mr. YAMASHITA の手作り陶器製食器が販売されていた 白地に桜のような花の絵が描かれており サイズは全体的に小さめ 薄めで繊細な感じがする作品 4 食器以外は ランプや椅子 置物などを販売している 5 場所柄 観光客も多い ( 来店客の 40% ほど ) 61

67 書類番号 :B33 カテゴリー : インテリア ショップ名 : OMOTE ショップ住所 : 47 faubourg St Antoine Paris 仕入れ担当者名 : 1 布団 畳 93 3 和風ランプ 45 4 テーブル 障子 135 仕入れはどのようにして : 自社製造品が多い 雑貨系は展示会で tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 :150M2 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (26 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 22 ~ 1500 陶磁器品の主要価格帯 : ~ 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 布団をモチーフにしたベッドとベッド周りのインテリアを販売 2フランス国内に25 店舗 ( パリ市内は5 店舗 ) ベルギーに1 店舗 3ベッドカバーや布団カバーには 漢字がデザインされている 4 畳や 障子 和風モチーフのランプも販売している 日本からの輸入はない 5 陶磁器や食器の販売は現在していない 62

68 書類番号 :B34 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : Pays D'ailleursD ショップ住所 : 77 rue de la Verrerie Paris tel: fax: mail: 仕入れ担当者名 : 1 茶碗 ( 高峰 の文字が裏にある) 10 2 小皿 急須と湯呑のセット 35 4 急須と湯呑のセット 58 5 仕入れはどのようにして : web: 店 又はコーナーの面積 : 30m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (2 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 3 ~ 500 陶磁器品の主要価格帯 : 3.5 ~ 70 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 エスニックな家具や室内インテリアを販売 アフリカ 中近東 東南アジアの国々をイメージした家具が中心 2 陶磁器食器はお茶セット ( 急須と湯のみ 4 5 個のセット ) と茶碗 小皿を販売 3 茶碗の数点は日本製 茶碗と小皿のデザインは白地に青で模様が描かれている クラシックなもの 4 パリ市内に 2 店舗あり シャトレ ( パリ 1 区 ) とサンマルタン ( パリ 3 区 ) に 1 店舗ずつ 5 値段は安めのものが多い 63

69 書類番号 :B35 カテゴリー : 喫茶 ショップ名 : 茶人ショップ住所 : 24 rue Pasquier Paris tel: fax: mail: chajin@wanadoo.fr 仕入れ担当者名 : Ms. Carol Negiar 1 急須 89 2 湯のみ 9 3 鉄瓶 ( 岩鋳 ) 茶筒 6 5なつめ 90 仕入れはどのようにして : web: 店 又はコーナーの面積 : 40m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 3 ~ 200 陶磁器品の主要価格帯 : 7 ~ 100 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 喫茶店でお茶用の道具 ( 急須 湯のみ 茶筒など ) を販売している 2オーナーは日本が好きなフランス人女性 3 店内には畳の部屋があり 抹茶も飲める 4 日本茶を15 産地ほどから直接仕入れて同喫茶で飲ませたり 販売もしている 5 64

70 書類番号 :B36 カテゴリー : 盆栽 ショップ名 : BONSAI REMY SAMSON ショップ住所 : 10 rue de la Comete Paris tel: fax: mail: 仕入れ担当者名 : Mr. Remy Samson web: 店 又はコーナーの面積 : 60 m2 ( 店 ) 1 植木鉢 ( 小 ) 20 日本商品の有無 : ある ない 2 植木鉢 ( 大 ) 90 3 盆栽 ( 高さ約 30cm) 線香 仕入れはどのようにして : 旧来の取引相手から チェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 3 ~ 3000 陶磁器品の主要価格帯 : 20 ~ 800 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 20% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 盆栽と 盆栽の道具全般を扱っている 2 会社はパリ近郊 (Chatenay Malabry 市 ) に 37 年ほど前からあり 6~300 歳の年齢の木が約 9000 本 常時 350 種類以上の盆栽が置いてある 3 パリの店は 17 年前からあり 商品は日本 中国 韓国 インドネシアなどのアジア各国と オランダやフランスの商品もある 4 陶器は鉢もの 日本のものは他のアジアのものより多少値段は高いが質が良いとの意見 ハサミなどは全て日本製 5 線香も日本のものだが フランス語で説明が書いてあるもの 日本製の土 ( 赤玉など ) もある 65

71 書類番号 :B37 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : Pick'up ショップ住所 : 135 avenue Emile Zola Paris 仕入れ担当者名 : 1ソファ 670 2テーブル 560 3ティーカップ 7.8 4ティーポットとカップ4 個のセット 15 5 仕入れはどのようにして : 展示会など tel: fax: mail: pickup3@wanadoo.fr web: 店 又はコーナーの面積 : 50m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (2 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 2000 陶磁器品の主要価格帯 : 7 ~ 20 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 3% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 パリ 6 区にある店が本店で そちらにオーナーがいるとのこと 住所は 11 rue de l'ecole de medecine TEL: ソファや椅子をメインに扱っており その他ランプやテーブル 戸棚など 陶磁器はほとんどない 3 アジア風のティーポットやカップが売られていたが 恐らく中国かタイ製とのこと 4 商品はヨーロッパ タイ インドネシアなどのものを仕入れている 5 エスニックなものと クラシックなものからコンテンポラリーなものまで 幅広い視野で商品を置いている 66

72 書類番号 :B38 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : L'Embellie ショップ住所 : 24 avenue Felix Faure Paris 仕入れ担当者名 : tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 50m2 ( 店 ) 1 ティーカップ 14 日本商品の有無 : ある ない 2ボール ( 茶碗 ) 11 3ティーポット 25 4 椅子 仕入れはどのようにして : 展示会 チェーン店の有無 : ある (3 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 7 ~ 1,500 陶磁器品の主要価格帯 : 10 ~ 30 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 パリ市内に 3 店舗あり (16 区 3 区 15 区 ) 本店は 16 区 住所は 19 avenue Mozart TEL: 本店に代表がいる 2 店内は家具がメインで 机や椅子 箪笥 ランプなど デザインはダークブラウンが基調の モダンでシンプルなもの 3 アジア風のティーポットや茶碗などがウィンドーに飾られていた 4 食器も柄物はほとんどなく 無地のシンプルな物がほとんど 5 客は界隈に住んでいる住民 67

73 書類番号 :B39 カテゴリー : インテリア ショップ名 : ESPACE & MIEUX ETRE ショップ住所 : 143 avenue Parmentier Paris 仕入れ担当者名 : 1 線香 ( 日本香道 ) 箸置き 角皿 16 4 布団一式 仕入れはどのようにして : カタログや展示会 tel: fax: mail: info@espace-et-mieux-etre.com web: 店 又はコーナーの面積 : 150m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : ~ 陶磁器品の主要価格帯 : 3.9 ~ 80 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 布団のメーカー ( 日本の布団を真似して フランスで製造している 全て手作り ) 障子も自分達で作っている 畳は台湾からの輸入 ( 材料はイグサ ) 2 和風のランプや 小戸棚 書道の掛け軸 侍の絵 着物 陶磁器の食器も販売している 3 食器は 以前はもっと扱っていたのだが 日本からの輸入は税金が高いので 今はほとんどやめてしまった 4 招き猫の置物は良く売れる 5 店は 15 年ほど前からある 客はフランス人が主 たまに イタリアやカナダ トルコなど ( 在仏外国人含 ) 68

74 書類番号 :B40 カテゴリー : インテリア ショップ名 : Lesfutons.com ショップ住所 : 51 avenue Gambetta Paris 仕入れ担当者名 : 1 畳 (98cm 200cm) 85 2 布団 138ユーロ 3クッション 40ユーロ tel: fax: mail: questions@lesfutons.com web: 店 又はコーナーの面積 : 120m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (2 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 25 ~ テーブル 148 ユーロ 陶磁器品の主要価格帯 : ~ 5 仕入れはどのようにして : 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 布団の製造も行っている販売店 店はパリ市内に 1 店舗と 郊外に 1 店舗 ( 倉庫も兼用 ) 布団の製造はフランス国内 2 布団 畳といったものを販売しているが ランプや置物などの小物 店の雰囲気は中国系 3 基本的に陶磁器の販売はしていない ( 壺などの飾りのみ ) 4 サイトでの販売も行っており リュクサンブールやベルギーまでも配達している 5 畳は 40cm 四方の小さい物から 98cm 200cm のものまで 11 段階の大きさがある 6 布団もオーダーメイドで 好きな大きさに作ってもらうことが可能 69

75 書類番号 :B41 カテゴリー : 食器 ショップ名 : LUMICRISTAL ショップ住所 : 22bis rue de Paradis Paris tel: fax: mail: lumicristal@wanadoo.fr 仕入れ担当者名 : Ms.Renee Lebahr web: 店 又はコーナーの面積 : 150 m2 ( 店 ) 1. コーヒー 紅茶カップ類 : 80~150eur 日本商品の有無 : ある ない 2.18cm 皿 : 50~80eur チェーン店の有無 : ある (2 軒 ) ない 3.30cm 皿 : 90~150eur 店内主要品価格帯 : ~ 4 陶磁器品の主要価格帯 : ~ 5 仕入れはどのようにして : 展示会 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 45% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 年創業 食器の店が多く集まっていることで有名な Paradis 通りの 1 軒 ( 現在この通りには 7 店舗が残っている ) 2 扱っているブランドは フィリップ デズリエール ベルナルド ヘレント レイノー ジアン ウェッジウッド ロイヤルコペンハーゲン アビランド バカラ ドーム サンルイ JL COQUET クリストフル エルキュイ クリスタルが 50% 3 同じ通りの 29 番地に Editions Paradis という名前のショールームを経営している 4Paradis 通りの 7 店舗の内訳は クリスタル専門店が 2 店舗 リモージュ専門店が 1 店舗 陶器専門が 1 店舗 各ブランドの取り扱い店舗が 3 店舗 5 商品そろえは 欧州のクラシックな商品が殆ど 6 70

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77 書類番号 :B43 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : Moa ショップ住所 : 19 boulevard du Temple Paris 仕入れ担当者名 : 1ティーポットとカップ4 個セット 37 2カフェオレボール 16 3 漆の置物 仕入れはどのようにして : 展示会など tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 20m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 800 陶磁器品の主要価格帯 : 15 ~ 50 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 3% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 インドネシアやベトナム 中央アフリカの家具や置物など エスニックインテリアや雑貨を中心に扱っているお店 2 アフリカの木製のオブジェや 中国の家具も販売 アジアテイストのティーポットなどもあるが ベトナムからの輸入 3 漆のプレートや置物も 10 点ほどあった これもベトナム製 4 友人が輸入業務をしており その関係で店を始めた 始めて 2 年ほど 5 日本製品を扱ったことはないが デザインと値段によっては興味がある 72

78 書類番号 :B44 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : Les 3 Singes ショップ住所 : 2 rue de Franche Comte Paris 仕入れ担当者名 : 1カフェオレボール 10 2サラダボール (30cm) 60 3 角皿 (20cm 四方 ) 15 4ランプ ( 高 115cm) 花瓶 ( 高 30cm) 28 仕入れはどのようにして : tel: fax: mail: info@les3singes.com web: 店 又はコーナーの面積 : 50m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 2 ~ 1300 陶磁器品の主要価格帯 : 10 ~ 80 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 中央アジアやアジアからの直輸入品 ( 家具 雑貨 ) を販売 インド インドネシア イランの品物が大半 2 販売商品は全て職人の手作りもの 又はアンティーク 3 家具 布製品 壺 花瓶 カバン テーブルウェア 装飾品などを扱っている 4 同じアジアでも 中央アジアの商品なので 中国や日本とはまた違った雰囲気 デザインも繊細なものはあまりない 5 パリ郊外の Chailly-en-Biere という町に 倉庫を持っている 6 73

79 書類番号 :B45 カテゴリー : 文具 ショップ名 : CALLIGRANE ショップ住所 : 4-6 rue du Pont Louis Philippe Paris 仕入れ担当者名 : 1 和紙 (70cm 90cm) 和紙 (53cm 76.5cm) メーター売りの紙 60 /m 4 便箋 3 5 封筒 1 枚 0.5 仕入れはどのようにして : tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 30m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (3 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 0.5 ~ 60 陶磁器品の主要価格帯 : ~ 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 紙を専門に扱っている店 同じ通りに並んで 3 軒あり この店で日本の和紙も扱っている 2 メーター売りの紙と 台紙に張ってある 1 枚売りの紙 便箋 封筒 メモ用紙などの文具を販売 和紙は台紙売りの物が多い 3 おしゃれで高級な紙専門店というイメージ 4 紙製品以外の品物は現在基本的に置いていない

80 書類番号 :B46 カテゴリー : 雑貨 ショップ名 : boutique zen ショップ住所 : 175 rue Tolbiac Paris tel: fax: mail: boutiquezen@club-internet.fr 仕入れ担当者名 : 1 湯のみ 7 2 急須 32 3 漆のボール 32 4 着物 45 5 線香 1 仕入れはどのようにして : web: 店 又はコーナーの面積 : 30m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 1 ~ 150 陶磁器品の主要価格帯 : 5 ~ 40 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 10% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 座禅の道場を運営するアソシエーションの経営店 2 着物 座布団 仏像 線香 禅に関するフランス語の書物 Tシャツ お茶用食器などを販売 3 日本 ベトナム インド ミャンマー カンボジアなどの品物がある 4 食器に関しては 80% が日本のもの 5 店の隣に座禅の道場がある 6 75

81 書類番号 :B47 カテゴリー : 和物雑貨 ショップ名 : THE BLEU ショップ住所 : 15 rue Linne Paris tel: fax: mail: 仕入れ担当者名 : 1 湯のみ 10 2 急須 大皿 茶碗 小皿 6.9 仕入れはどのようにして : 日本から直接 web: 店 又はコーナーの面積 : 40m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 2 ~ 300 陶磁器品の主要価格帯 : 4 ~ 80 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 50% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 マレ地区にある IKAT サンミシェル地区にある Le Chat Huant と同じオーナーが経営する店 2 陶磁器は瀬戸の物が多い 鉄瓶は南部鉄瓶 3 食器に関しては 90% が日本製で 中国のアンティークの壺などを一部販売 4 湯のみ 茶碗の種類が多く 日本人が日常で使っているデザインのもの 5 フランス人から 茶碗はどうやって使うのか 聞かれることも良くある 客の 85% が界隈の住民 大学が近いので そこの学生や先生もたまに来る 6 日本製品のほか 仏人デザイナーが作った着物の生地を使った洋服や インドのアクセサリーなども販売 76

82 書類番号 :B48 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : BOBA ショップ住所 : 37 rue St Placide Paris tel: fax: mail: 仕入れ担当者名 : 1コーヒーカップ6 個セット 32 2 角皿 丸皿 14 4 鉄瓶 45 5 仕入れはどのようにして : web: 店 又はコーナーの面積 : 60m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 1 ~ 500 陶磁器品の主要価格帯 : 6 ~ 50 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 3% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 ポストカード ろうそく 小物雑貨から 食器 テーブルウェア 額 家具まで幅広い商品を置いている 2 店全体のイメージはあまり統一されていなく 安っぽいイメージがある 3 家具や小物はヨーロッパ風のものが多いが 食器に関しては 鉄瓶や湯のみなど アジアテイストの物が置いてある 4 全体の値段は安い物が多い 5 客は界隈に住むフランス人が大半を占めている 77

83 書類番号 :B49 カテゴリー : インテリア 雑貨 ショップ名 : Graine d'interieurd ショップ住所 : 41 rue Saint-Placide Paris tel: fax: mail: f.tramoni@grainedinterieur.com 仕入れ担当者名 : 1 マグカップ 角皿 (30cm 四方 ) カフェオレボール ティーポット 皿 (25cm) 5.9 仕入れはどのようにして : 本社経由と各店舗で 自社製造品が多いが雑貨は展示会などで web: 店 又はコーナーの面積 : 70m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (6 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 1 ~ 1300 陶磁器品の主要価格帯 : 4 ~ 50 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 室内インテリア 家具 ( ソファ 椅子 ランプ 箪笥 絨毯 クッション 置物 食器など ) と雑貨 ( ろうそく 小物入れなど ) を販売 2 ポップな色使いの店内が目を引く店 値段は安め 3 フランス国内に 6 店舗 うち パリ市内に 4 店舗 ( パリ 1 区 6 区 12 区 17 区 ) 4 食器は雑貨感覚のイラストが入ったマグカップや ヨーロッパ風のコーヒーカップ 皿などが中心 5 食器の一部に アジアテイストの入ったティーポットやカフェオレボール ( 茶碗 ) などがある 6 78

84 書類番号 :B50 カテゴリー : アジア雑貨 和物 ショップ名 : La Sensitive ショップ住所 : 264 rue St Jacques Paris tel: fax: mail: 仕入れ担当者名 : 1 茶碗 急須 22 3お猪口 5 4 小皿 3 5 湯のみ ( 有田 ) 10 仕入れはどのようにして : 展示会などで web: 店 又はコーナーの面積 : 40m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 3 ~ 60 陶磁器品の主要価格帯 : 1 ~ 150 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 20% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 和物雑貨を中心に 着物や中央アジア風の洋服 雑貨を扱っている 2 陶磁器は90% が日本製で 有田やSeikaiといったメーカーがある 鉄瓶は南部や岩鋳のもの 3 線香は日本香道のものがあった (5.5 ) 4 日本に興味のある 界隈のフランス人客が大半を占める

85 書類番号 :B51 カテゴリー : 和物雑貨 ショップ名 : Le Chat Huant ショップ住所 : rue Galande Paris tel: fax: mail: 仕入れ担当者名 : 1 湯のみ 茶碗 どんぶり 32 4 一輪挿し花瓶 22 5 皿 13 仕入れはどのようにして : 展示会や日本のバイヤー web: 店 又はコーナーの面積 : 20m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 200 陶磁器品の主要価格帯 : 8 ~ 150 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 70% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 120 年ほど前からある和物店 2 商品は 80% ほどが日本のもので 中国の茶器なども多少置いている 日常用の食器から 値段の高い抹茶用茶碗や鉄瓶 ( 岩鋳 南部 ) も置いている 3 在日の日本人バイヤーがいて その人から買う ( 専属のバイヤーではない ) 4 和食器メインのお店の続いて隣に 雑貨メインのお店もある 5 パリ 4 区の IKAT と 5 区の The Bleu と同じオーナーが経営する店 6 80

86 書類番号 :B52 カテゴリー : 和物雑貨 ショップ名 : IKAT ショップ住所 : 36 rue Francois Miron Paris 仕入れ担当者名 : 1 湯のみ 8 2 急須 35 3 小皿 茶碗 17 皿 24 仕入れはどのようにして : 展示会など tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 25m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 2 ~ 250 陶磁器品の主要価格帯 : 3.5 ~ 80 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 30% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 120 年ほど前に開店 店舗はショールーム的活用で 輸入卸が主業務 2メゾンオブジェに毎回出展し 展示会での受注を主に行っている 3 販売商品は着物の布地を加工した小物や 食器 民芸品 雑貨など 4 着物の加工品や民芸品をメインの商品として展示している 5 店頭商品は日本 中国 韓国 その他のアジア製品が混じった品揃え 6 輸入卸の取扱商品は 日本製が60% で他の国の製品が40% フランス以外の国への卸も行っている 81

87 書類番号 :C1 カテゴリー : 食品 ショップ名 : 京子 ショップ住所 : 46 RUE DES PETITS CHAMPS PARIS 仕入れ担当者名 : tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 80m2 ( 店 ) 1 湯のみ 6.4 日本商品の有無 : ある ない 2 茶碗 箸置き 徳利 12 5 味噌汁用お椀 3.8 仕入れはどのようにして : 日本の本社から情報収集とカタログ チェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 1 ~ 80 陶磁器品の主要価格帯 : 3 ~ 60 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 パリの老舗日本食品店 店の一角で和食器も販売している 2 客は 85% が在パリ日本人 15% がフランス人 3 日本人が欲しいと思うような食器は大体揃う ( 湯のみ 茶碗 箸 箸置き 徳利 焼き魚用各皿 醤油差し 小皿 抹茶用茶碗 土鍋など ) 4 日本のスーパーで売っているような感じの 手軽な食器がほとんど 5 食器の値段は他の和物店に比べて安い 82

88 書類番号 :C2 カテゴリー : 和物雑貨 ショップ名 : IKEBANA DECO ショップ住所 : 70 boulevard St Germain Paris 仕入れ担当者名 : MR.SYOJI tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 30m2 ( 店 ) 1 湯のみ 15 日本商品の有無 : ある ない 2 皿 (30cm) 60 3 漆の化粧箱 雪洞風の照明器具 仕入れはどのようにして : 展示会など チェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 10 ~ 500 陶磁器品の主要価格帯 : 10 ~ 100 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 20% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 オーナーは日本人の旦那さんと仏人の奥さん 仕入れは仏人の奥さんが行っている ( 仏人の嗜好が分かりやすい為 ) 2 和食器は仕入れ価格を優先 産地は意識していない 陶磁器は九州のものが多い 3 販売商品は 漆枠の照明器具や 着物 和食器 小物 アクセサリーなど 4 陶磁器 漆類は 中国 韓国 日本製などの混合 5 客はアジア趣向が好きなフランス人 ただ 90% が日本 中国 韓国 その他アジアの商品区別は付いていない 6 客は日本製だから買うというより 自分の趣味嗜好と価格で商品を選んでいる 83

89 書類番号 :C3 カテゴリー : 和物雑貨 ショップ名 : satomi vers la nature ショップ住所 : 11 rue du Perche Paris tel: fax: mail: satomi.sakuma@club.fr 仕入れ担当者名 : Ms. Sakuma Satomi 1 角皿 80 2 一輪挿し 25 3 急須と湯のみ6 点セット 64 4 漆のお盆 35 5 仕入れはどのようにして : 展示会 web: 店 又はコーナーの面積 : 50m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 5 ~ 1000 陶磁器品の主要価格帯 : 8 ~ 150 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 35% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 オーナーは日本人女性で 以前 KENZO でスタイリストをしていたのを辞め 店を開いた ( 旦那さんはフランス人 ) 2 オーナー自身が作ったアクセサリー (40%) と 在仏日本人デザイナーの食器や絵など アーティスト 的商品が多い 3 中国の置物やヨーロッパ風のインテリアも 10% ほど販売 4 買い付けはオーナー自身が行っている 5 食器に関しては 値段は一般に比べてやや高め ( アーティスト作品のため ) 84

90 書類番号 :C4 カテゴリー : 和物雑貨 ショップ名 : KIMONOYA ショップ住所 : 11 rue Pont Louis Philippe Paris 仕入れ担当者名 : Ms. Kojima Machi 1 湯のみ 13 2 湯のみ 丸皿 13 4どんぶり 23 5 仕入れはどのようにして : tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 30m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 2.5 ~ 2000 陶磁器品の主要価格帯 : 2.5 ~ 150 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 50% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 和食器と着物を中心に販売している 雑貨は10% ほどの取り扱い 2 置いてある商品は95% 日本のもので 着物の一部 韓国のものがある 3 食器は手ごろな値段 (20 未満 ) で 扱う種類も多い 4 一部 日本のアンティーク家具も置いている 5パリ市内の和物店としては老舗の方で フランス人の固定客も多い 6 他の和物店よりも店内が明るく 商品の陳列もすっきりしている感じがある 85

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92 書類番号 :C6 カテゴリー : 和物雑貨 ショップ名 : 淀屋ショップ住所 : 6-8 rue Saint-Gilles Paris tel: fax: mail: miyako@freesurf.fr 仕入れ担当者名 : Ms. Ando Miyako 1こけし 60 2 手ぬぐい 着物 60 4 小皿 5 5 茶碗 20 仕入れはどのようにして : web: 店 又はコーナーの面積 : 25m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 1 ~ 100 陶磁器品の主要価格帯 : 5 ~ 50 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 5% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 日本の駄菓子屋のような雰囲気の和物店 2こけし (25%) 着物(25%) その他小さい置物や雑貨(30%) が多く 食器はほとんど置いていない 3メインは価格の安い雑貨で 1~10ユーロ程度のものが中心 4 商品は全て日本のもの カバンなど 在仏日本人アーティストのものもある 5 着物は浴衣や丈の短い物が多く 値段も安め (40~80ユーロほど) 中古のものもある 6 竹とんぼや駄菓子 鈴なども売っている 87

93 書類番号 :C7 カテゴリー : 和物雑貨 ショップ名 : MIYAKODORI ショップ住所 : 1impasse Guemenee Paris tel: fax: mail: info@miyakodori.fr 仕入れ担当者名 : Mr.Toshima 1 皿 ( 飯能焼 ) 59 2 小皿 3 3 湯のみ 急須 30 5 仕入れはどのようにして : 日本から web: 店 又はコーナーの面積 : 15m2日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある ( 何軒 ) ない店内主要品価格帯 : 2 ~ 100 陶磁器品の主要価格帯 : 3 ~ 80 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 80% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 年からお店を経営 比較的新しい和物雑貨店 2 小さいながら和食器の取り扱いは多く 日本人らしいセンスで選んでいる 3 取り扱いメーカーは 20 社ほど 4 ただ 当初は 良い物をできるだけ安く との意向で始めたらしいが 食器は全然売れないらしく 今後も規模は縮小していく考え 5 現在は 招き猫 に中心をおいて 販売をしている 6 仏人は楽焼が好きらしい また 食器よりも着物などのほうが売れるとの意見 食器の販売はお勧めしないと言っていた 88

94 書類番号 :C8 カテゴリー : 和物雑貨 ショップ名 : KAZE ショップ住所 : 11 rue Francois Miron Paris 仕入れ担当者名 : Ms. KIZAWA 1 小皿 3 2 湯のみ 茶碗 どんぶり サラダボール 19 仕入れはどのようにして : tel: fax: mail: web: 店 又はコーナーの面積 : 20m2 ( 店 ) 日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (3 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 3 ~ 300 陶磁器品の主要価格帯 : 3 ~ 150 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 40% 日本外のアジア商品の販売を : している していない 121 年ほど前に開店 パリで一番古い和物販売専門店 通りをはさんでもう 1 軒と パリ 1 区に 1 軒 計 3 店舗を経営 2 こちらの店舗は陶磁器の和食器や漆器 小物を多く販売している 3 店舗経営の他に 卸業務も行っている 4 仕入れは欧州の輸入卸業者からが全体の 60% 日本からの直輸入が 40% ほど 5 日本からの直輸入品は 他の輸入業者が扱っていないような産地や商品を主に仕入れ 販売価格の競合性がないように意識している 89

95 書類番号 :C9 カテゴリー : 和物雑貨 ショップ名 : KAZE bis ショップ住所 : 34 rue Francois Miron Paris tel: fax: mail: 仕入れ担当者名 : Ms. Kizawa 1 小皿 3 2 線香立て 箸 4.2 4ランプ 仕入れはどのようにして : web: 店 又はコーナーの面積 : 35m2日本商品の有無 : ある ないチェーン店の有無 : ある (3 軒 ) ない店内主要品価格帯 : 2 ~ 300 陶磁器品の主要価格帯 : 3 ~ 150 陶磁器商品の対全店頭販売スペース比率 : 日本外のアジア商品の販売を : している していない 1 前述の KAZE の 2 店舗目 こちらは和食器以外に 着物や布もの雑貨などを多く販売している 2 取扱商品は全て日本製に限定されている リピート顧客率が高く ( 前購入者の約 30%) 日本ファンの傾向が強い為 他のアジア製品の販売は顧客離反につながる可能性が高いとして 行っていない 3 老舗で知名度も高い為 フランスメディアの和物特集などの際は 商品の問い合わせや撮影用の貸し出し依頼などが多く来ている店 4 経営は日本人の奥さんと中国人の旦那さん 90

96 会場表示 入場券売り場 入場入り口 (7 入場口の 1 つ ) HAVILAND 社ブース GINORI 社 ( イタリア ) のブースとその他食器メーカーのブース IITALA 社 ( フィンランド ) 代理店のブース 日本 アジア系の食器ブース 91

97 日本 アジア系の雑貨ブース 工芸家アトリエのブース デザインは欧州でアジアなど製造卸会社のブース イタリアのタイルメーカーのブース 92

98 室内インテリ 照明等のブース 93