20TH JULY 1998　　　 MITSUBISHI TRUST & BANKING CO

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ちかこわたぬき
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2bp オーストラリア 6,654.80 0.16% 0.702 +1.34 % 1.357% +6bp 1.213% +1bp 19.16 +0.0bp ニュージーランド 10,496.62 +1.03 % 0.6718 +1.92 % 1.601% +8bp 1.630% +4bp マレーシア 1,672.

1 Aseania Weekly 三菱 UFJ 信託銀行シンガポール支店 ~ ニューシーラント : 中銀政策金利を 1.50% で据え置き声明文はよりハト派姿勢に ~ 主要株価通貨債券 (10yr) 金利 (3ヶ月) CDS ポイント前週比ポイント前週比イールド前週比金利前週比 5 年前週比シンガポール 3, % % 2.000% 1bp 2.002% +0.2bp オーストラリア 6, % % 1.357% +6bp 1.213% +1bp bp ニュージーランド 10, % % 1.601% +8bp 1.630% +4bp マレーシア 1, % % 3.632% 4bp 3.460% +0bp bp タイ 1, % % 2.119% 2bp 1.875% +0bp bp インドネシア 6, % % 7.360% 12bp 6.951% 7.1bp bp インド 39, % % 6.879% +3bp 6.780% +7bp 1

2 I. Aseania Credit Market 1 週末の G20 を控え動意の薄い展開現物債は米国がイランの最高指導者であるハメネイ氏に対して経済制裁を発動するなど地政学リスクの高まりが懸念されワイドニングする場面も見られたが週末の G20 を控え投資家が様子見姿勢を取る中動意の薄い展開となった CDS について itraxx Asia ex-japan は前週末対比約 -0.5bps とほぼ横ばいソブリン CDS についてもマレーシアが同 2.2bps インドネシアが同 2.5bps のタイトニングと小幅な値動き起債市場は USD 建で 1 発行体 Adani Ports and Special Economic Zone Limited( インド Industrials Baa3/BBB-) より USD750mln の発行があった 2 新発債動向 USD 建 USDmln No Annouce Date Issue Date ISIN Ticker Sector Moody's S&P Fitch Coupon Maturity IPT (bps) Issue Spread (bps) Issue Amount 1 26/6/2019 3/7/2019 USY00130RP42 ADSEZ Industrials Baa3 BBB- BBB /7/2029 T+265 area T II. Aseania FX Market FED のハト派姿勢を背景に引き続きアジア通貨強含み先週は引き続き Fed の緩和期待が意識される中アジア通貨が USD に対して全体的に強含んだまた週末の G20 を控え米中通商交渉に対する楽観的な見方が台頭する場面もあり特に AUD や NZD は対 USD でそれぞれ前週末対比 +1.34% 同 +1.92% 上昇した 2

3 III. SINGAPORE 6/24 CPI( 前年比 ) 5 月 0.6% 0.9% 0.8% -- 6/24 CPI コア ( 前年比 ) 5 月 1.3% 1.3% 1.3% -- 6/24 CPI( 季調前 / 前月比 ) 5 月 0.5% 0.7% 0.3% -- 6/26 鉱工業生産 ( 前年比 ) 5 月 1.8% 2.4% 0.1% -- 6/26 鉱工業生産 ( 季調済 / 前月比 ) 5 月 1.1% 0.7% 2.4% 2.1% 5 月 CPI 前月からわずかに上昇シンガポールの統計局が 24 日発表した 5 月 CPI は前年同月比 +0.9% となった項目別では全 10 項目中 7 項目で前年同月を上回った最も上昇率が高かったのは引き続き教育で同 +2.6% 一方通信は同 1.1% となり前月 ( 同 0.5%) から低下幅が拡大したシンガポール金融管理庁 (MAS) が同日発表した 5 月のコアインフレ率は前年同月比 +1.3% と 4 月と同水準となった尚 MAS は 19 年通年の見通しをコアインフレ率が 1~2% の半ば全体のインフレ率が 0.5~1.5% とそれぞれ従来の予想を据え置いた 5 月鉱工業生産電子製品の大幅な低下からマイナス圏へシンガポール経済開発庁が 26 日発表した 5 月の鉱工業生産は前年同月比 2.4% となった業種別では主要 6 分野のうち 3 分野で前年同月を上回ったが電子製品が同 10.8% と大幅に低下した半導体が同 +0.3% から同 11.7% へとマイナス転換したことが響いたまたパソコン (PC) 周辺機器データストレージも 2 桁のマイナスとなった足許では米中通商交渉の不透明感からテクノロジーセクターを中心として鉱工業生産や輸出にも影響が出ているとみられる IV. MALAYSIA 6/26 CPI( 前年比 ) 5 月 0.3% 0.2% 0.2% -- 5 月 CPI 前月から伸びが横ばいマレーシア統計局が 26 日発表した 5 月 CPI は前年同月比で +0.2% となった全 12 項目のうち 6 項目が前年同月から上昇した上昇率が最も高かったのは住宅水道電気燃料 ( 構成比 23.8%) で前年同月比 +1.8% 続いてアルコール飲料たばこ ( 構成比 2.4 %) が同 +1.3% 食品非アルコール飲料 ( 構成比 29.5%) と教育 ( 構成比 1.3%) がそれぞれ同 +1.2% となった本レポートは情報提供のみを目的としたものであり取引の勧誘を目的としたものではありません本紙記載のデータは各種の情報源から入手したものですがその正確性を保証するものではありません 3 本紙記載の相場見通しは執筆者の見解であり予告無しに変更される可能性がありますまた金融商品に関する投資判断はご自身でなさるようお願い致します

4 一方マイナスとなった 6 項目のうち衣料靴 ( 構成比 3.2%) が前年同月比 3.2% で最も下げ幅が大きく交通 ( 構成比 14.6%) が同 2.5% 雑貨サービス ( 構成比 6.7%) が同 2.1% でこれに続いた V. INDONESIA 6/24 輸出 ( 前年比 ) 5 月 14.50% 8.99% 13.10% 9.54% 6/24 輸入 ( 前年比 ) 5 月 13.90% 17.71% 6.58% 4.72% 6/24 貿易収支 5 月 $1379m $208m $2502m $2287m 5 月貿易収支 2 カ月ぶりに黒字化インドネシア中央統計局が 24 日に発表した貿易統計によると 5 月貿易収支は 2 億 760 万米ドル ( 約 223 億円 ) と 2 カ月ぶりに黒字に転じたしかし輸出入額共に前年同月比でマイナス成長が続いており輸出額は前年同月比 9% の 147 億米ドル輸入額は同 18% の 145 億米ドルだった 1~5 月の貿易収支は 21 億 4,170 万米ドルの赤字となった輸出額輸入額共に前年同期 9% となった国地域別の 1~5 月の貿易収支は中国と台湾オーストラリアを除いて黒字を確保し対中貿易は 84 億米ドルと最大の赤字先となった VI. THAILAND 6/26 タイ中央銀行指標金利 Jun % 1.75% 1.75% -- 政策金利 1.75% 据え置き 3 会合連続タイ中央銀行 (BOT) は 8 日金融政策委員会 (MPC) を開き政策金利 ( 翌日物レポ金利 ) を現行の 1.75% に据え置くことを決めた政策金利の据え置きは 3 会合連続 MPC は声明でタイ経済の現状について成長速度が以前の見通しより緩やかになりインフレ率についても目標値の下限付近で推移するとの見通しを示した米中貿易摩擦や中国経済の減速などを受けてタイの電子製品や部品の輸出も減速するなど貿易環境には陰りが出ている民間投資や公共投資についても一部の事業で進ちょくに遅れが出ていることから予想より遅いペースで拡大するとの見方を示した新政権の発足を控えたタイ経済の先行きや米中貿易協議といった不透明な要素があることから金融政策当局として今後の状況を注視していく姿勢を強調した 4

5 VII. NEW ZEALAND 日付イベント調査実績前回修正 6/25 貿易収支 (NZD) May 250m 264m 433m 383m 6/25 輸出 (NZD) May 5.61b 5.81b 5.55b 5.50b 6/25 輸入 (NZD) May 5.40b 5.54b 5.11b 5.12b 6/26 RBNZ オフィシャルキャッシュレート Jun % 1.50% 1.50% -- 5 月輸出乳製品が好調ニュージーランド統計局が 25 日に発表した 5 月の貿易収支は NZD264m の黒字となった輸出額は NZD5.8bln( 前年同月比 +8.5%) 主要輸出製品のミルクパウダーやバターチーズ等の乳製品やフルーツがそれぞれ前年同月比 +15.2% 同 +8.8% と全体の輸出に貢献したまた輸入は NZD5.5bln( 前年同月比 +7.6%) となった国別では主要貿易相手国のうち中国への輸出 ( 前年同月比 +29.1%) が最も高かったミルクパウダーや肉類がけん引した中銀政策金利を 1.50% で据え置き声明文はよりハト派姿勢に中銀 (RBNZ) は 26 日の政策金利決定会合で政策金利 (OCR) を 1.50% で据え置いたが声明文では RBNZ がよりハト派姿勢となったことが明らかとなった RBNZ は声明文で引き続き世界経済の減速が最大のリスクだとし先行き不透明感について懸念を示したまた国内経済については 5 月の MPS(Monetaly Policy Statement) からインフレまたは雇用は減速傾向になるとの観測を示したよって低金利が同国経済を下支えするとし更なる利下げが必要になる可能性を示唆した内容となり RBNZ はよりハト派姿勢となった次回の政策金利決定会合では利下げを行う可能性が高まったものの 1QCPI や 2Q 雇用統計にも注目していくと考えられる 5

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20TH JULY 1998　　　 MITSUBISHI TRUST & BANKING CO Aseania Weekly 11 Dec 2018 三菱 UFJ 信託銀行シンガポール支店 ~ オーストラリア :2018 年第 3 四半期 GDP 市場予想を下回る ~ 主要株価通貨債券 (10yr) 金利 (3ヶ月) CDS ポイント前週比ポイント前週比イールド前週比金利前週比 5 年前週比シンガポール 3,076.38 3.71% 1.3703 +0.22 % 2.227%

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