論文 青年期のアタッチメントと共感性及び自我状態との関連 警察庁犯罪被害者支援室上田鼓教育学研究科高木秀明 問題本研究の目的は 自己報告式測度で測定されるアタッチメントの 2 次元が共感性及び自我状態とどのような対応関係にあるのかを明らかにすることである アタッチメントとは Bowlby(1969/
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- せぴあ かいじ
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1 論文 警察庁犯罪被害者支援室上田鼓教育学研究科高木秀明 問題本研究の目的は 自己報告式測度で測定されるアタッチメントの 2 次元が共感性及び自我状態とどのような対応関係にあるのかを明らかにすることである アタッチメントとは Bowlby(1969/1982/1991) によれば 他者を求め 他者に接近しようとすることであり 一生を通じて機能するものである 発達と共に個人差が明確になり 安定的なアタッチメントをもつ乳幼児は 適応的な情動調整を行うことができるが 未組織状態のアタッチメントをもつ乳幼児は 不安が高じると奇妙な行動をとるなどする 長じて成人のアタッチメントは特定の測定方法により いくつかのスタイルに振り分けられるとされる ( 数井,2012) Cooper et al.(2004/2008) は 青年期におけるアタッチメント スタイルが成人期早期における個人内適応を予測するかどうかについて実証的研究を行った その結果 安定型 不安定型 回避型の 3 類型によるアタッチメント スタイルの個人差は 約 5 年後のそれぞれの適応パターンを予測していた このことからすれば アタッチメント スタイルは 青年期から成人期にある個人の適応を考えるにあたって重要な指標であるといえるであろう 成人のアタッチメント スタイルを測定するための方法としては AAI(Adult Attachment Interview; アダルト アタッチメント インタビュー )(George et al.,1996) と自己報告式測度の2つに大別できよう AAI は 成長していくに従ってアタッチメントが表象化されることを前提に それが言語行動にどのように表れるのかを測定するために 半構造化された面接を行う手法である ( 数井,2012) 一方 自己報告式測度の代表的なものには ECR(Experiences in Close Relationships scale; 対人関係体験尺度 ) が挙げられる ECR は Brennann et al.(1998) が先行するアタッチメント スタイル次元尺度について分析を行った結果 アタッチメント不安 ( 分離や見捨てられることへの恐れ 自己モデル ) とアタッチメント回避 ( 親密性や依存性への不快感 他者モデル ) の 2 次元へ集約できるとして作成した尺度であり 現在規準的なものとみなされつつある ( 中尾 加藤, 2004;Shaver & Mikulincer,2004/2008) AAI と自己報告式測度の 2 つの測度については 異なった領域が測定されているという研究者と 両者に有意な相関を主張する研究とがあり 一致をみていない なかでも自己報告式測度は 力動的な深み 多面的な要素を引き出すことができないという問題点が指摘されているところである (Shaver & Mikulincer,2004/2008) しかし Shaver & Mikulincer(2004/2008) は様々な研究をレビューする中で それらの指摘が完全に妥当性を欠いている訳ではないが 自己報告式測度であっても重要な他者との表象内容に関連があるとする研究は蓄積されており 潜在的 無意識的側面とも関連を持つことを主張している また 青年期 成人期における自己報告式測度を用いた実証的な研究も散見されるところである 安藤 遠藤 (2005) は 自己報告式測度を用いた青年期 成人期のアタッチメント研究を概観する中で 男性は女性と比べて拒絶回避型 ( 自己モデルは肯定的 他者モデルは否定的 ) が多い一方 女性はとらわれ型 ( 自己モデルは否定的 他者モデルは肯定的 ) が多く 男性は独立や達成を重要視しているが 女性は関係性を重要視しているためであることを指摘している 自己報告式測度の次元に関する研究として 島 (2012) は アタッチメント スタイルと有能感スタイルの対応関係について大学生を対象とした質問紙調査を行い アタッチメントの 不安 と仮想的有能感の 自尊感情 に負の中程度の相関が得られたが アタッチメントの 回避 と仮想的有能感には弱い相関しかなかったことを示した その理由として 仮想的有能感の他者軽視傾向は他者に対する否定的評価である一方 アタッチメント尺 教育デザイン研究第 7 号 (2016 年 1 月 ) 15
2 度の 回避 の捉える他者とは強く賢いものに対する期待 信念であり 他者 についての考えの違いが反映したものと考察している これらはいずれも自己報告式測度を利用した研究であるが 測度については現在用いられている 不安 回避 の 2 次元でアタッチメントを測定することの適否を巡る議論がある Shaver & Mikulincer(2004/2008) は 先行研究において 測定空間の軸を回転させることによって 安定性 - 不安定性 不安 - 回避という軸で査定する方が有用かも知れないとする主張が存在しており 測度を改善するために更なる研究が必要であることを指摘した また 遠藤 (2008) は アタッチメントの 安定型 が全ての適応を予測するかのように扱われる傾向にある点を危惧し 他の型がいかなる適応性を発揮するのかを検討すべきことを課題として挙げている すなわち 2 次元に置き換えれば それぞれを良い- 悪いといった側面で捉えるのではなく 次元の機能性にも着目することが必要だと考えられる 以上のことから 不安 回避 の 2 次元が 他の概念といかなる関連をもち 何を明らかにするものであるかを実証的に検討することは有効であると思われる アタッチメント測度の成り立ちからも 不安 は自己観に関する要因 回避 は他者観に関する要因と関連をもつことが推測される 他者の次元に関連する概念として 様々な変容を伴う青年期において重要視されるものの 1 つに共感性が挙げられる 共感性とは 他者の経験する感情を見た側に それと一致した あるいはそれに対応した感情的反応が起こること をいい ( 登張,2003) 他人の悲しみについてのあわれみの感情に限定される 同情 とは区別される (Davis,1994/1999) 他者に対するポジティブなイメージを保持していれば 他者に対して共感する場面も多いと推測される 他者に共感できるか否かについては その後の人生において重要な役割を担うと考えられ 青年期における共感性研究も多い 近年の共感性研究では 個人の資質的特性としての共感性を 感情反応が他者志向的 / 自己中心的か 共感が生起するプロセスといった複数の要素からなる多次元的視点からとらえることが主流である アタッチメントの 回避 が強ければ他者志向的な共感性の低さと関連することが推測される また アタッチメントの 不安 は不安要素のつ ながりから 不安や苦痛など他者に向かわない自己中心的な感情反応をする共感性の高さと関連するかも知れない 自己に関連する次元を測定するには 性格検査を始め様々な測度があるが わが国においては 信頼性 妥当性のあるものの 1 つに TEG(Tokyo University Egogram; 東大式エゴグラム ) が挙げられる TEG では 3 つの自我状態をさらに 5 つに区分して個人のパーソナリティを捉えようとするものであり 様々な分野で広く用いられており 比較可能な利点がある アタッチメントの 不安 が強いことは 依存心の強さや自己評価の低さなど TEG の AC(Adapted Child) と関連し 父母的な役割を担う CP(Critical Parent) NP(Nurturing Parent) との関連は低いことが推測される また 回避 の強さは NP と負の関連を持つ可能性もあるだろう 加えて TEG では 5 つの下位尺度の高低から各個人のプロフィールパターンを判定することができ アタッチメント尺度は 2 次元の組み合わせにより 4 つの愛着スタイル群を反映すると想定されている ( 中尾 加藤,2004) よって 各調査対象者における TEG のプロフィールパターンとの関連についても検討することで アタッチメントの次元の機能面をより包括的に捉えることにつながると考えられる その際 Bowlby のアタッチメント理論の中心は 恐れ の調節であり アタッチメントは乳児が感じる恐れが養育者によって繰り返し調整される中で発達するものである ( 数井,2012) ことに基づけば 自我状態の中でも 子ども (C) の部分に着目し 自由な子ども (FC) 及び 順応した子ども(AC) が優位な型とアタッチメントとの関連性について検討を行うことが適切だと考えられる 本研究では アタッチメントの測度と共感性及び自我状態との対応関係について検討することで アタッチメント測度で用いられる 2 次元がいかなる領域を測定しており どのような機能を果たしているのかについて明らかにすることを目的とし 青年期を対象とした実証的研究を行うこととした 方法 1 調査対象者国立大学の学部生及び大学院生 34 名を対象とした 2 実施時期 2014 年 9 月 16
3 3 手続き調査対象者に対して 講義時間中に 口頭と書面で調査の目的と内容を説明した上で調査を依頼し調査票を配付 回収した 4 倫理的手続き質問紙の説明書きとして 質問紙への回答は任意であり 回答しなくても不利益を被ることはないこと 結果は公表される予定であるが 回答は無記名式であるため個人が特定されることはないことを明記した 5 調査項目 1) 回答者の属性は 性別 年齢の質問で構成された 2) アタッチメントは Brennan et al.(1998) が 親密な対人関係体験尺度 (the Experiences in Close Relationships inventory, ECR) として作成したものを 恋人でなく一般化された他者を対象として 中尾 加藤 (2004) が作成した 一般他者版成人愛着スタイル尺度 (the Experiences in Close Relationships inventory-thegeneralized-other-version, ECR-GO) を使用した 見捨てられ不安 ( 自己観がネガティブ ) と 親密性の回避 ( 他者観がネガティブ ) の 2 下位尺度からなる 回答は 全く当てはまらない 1 点から 非常によく当てはまる 7 点の 7 段階評定で求めた 3) 共感性は 登張 (2003) の作成した青年期用の多次元的共感性尺度を用いた 既存の複数の共感性尺度をもとに 共感性を多次元的に捉える尺度として作成されている 共感的関心 ( 他者の不運な感情体験に対し 自分も同じような気持ちになり 他者の状況に対応した 他者志向の暖かい気持ちをもつ ) 個人的苦痛 ( 他者の苦痛に対して 不安や苦痛など 他者に向かわない自分中心の感情的反応をする ) ファンタジー ( 小説や映画などに登場する架空の他者に感情移入する ) 気持ちの想像 ( 他者の気持ちや状況を想像する ) の 4 下位尺度からなる 回答は 全くなし 1 点 少し 2 点 中くらい 3 点 かなり 4 点 非常に 5 点の 5 段階評定で求めた 4) 性格検査は 新版 TEG Ⅱ ( 東京大学医学部心療内科 TEG 研究会,2006a) を用いた CP( 父親的な役割を担う批判的な親の自我状態 ) NP( 母親的な役割を担う養育的な親の自我状態 ) A( 事実に基づき 物事を客観的かつ論理的に理解し 判断しようとする成人の自我状態 ) FC( もって生まれた自然な姿である自由な子どもの自我状態 ) AC( 親の影響を受けた順応した子どもの 自我状態 ) L(lie 尺度 ) の 6 下位尺度からなる ( 東京大学医学部心療内科 TEG 研究会,2006b) 回答は いいえ 0 点 どちらでもない 1 点 はい 2 点の 3 段階評定で求めた 結果 1 回答者の属性調査対象者 34 名の属性を表 1 に示す 内訳は 男性 9 名 女性 25 名であり 平均年齢は 歳 (SD=1.440) 2 尺度の検討欠損値は共感性を尋ねた項目の 1 つのみであったため 0 を代入した ECR-GO 多次元的共感性尺度 TEG Ⅱについて 主成分分析により第 1 成分の負荷量が.400 以上であることを基準とし 各下位尺度の検討を行った ECR-GO の下位尺度のうち 見捨てられ不安 における項目 16 私は 人にもっと自分の感情や自分たちの関係に真剣であることを示させようとしているのを感じることがときどきある 及び 親密性の回避 における項目 25 私は人に頼ることに抵抗がない は第 1 成分の負荷量がいずれも.370 を示したが 極端に低い値を示していないため 本研究においては全項目を採用することにした 多次元的共感性尺度の各下位尺度のうち 共感的関心 において 項目 22 ニュースで災害にあった人などを見ると 同情してしまう は第 1 成分の負荷量が.372 であったが 極端に低い値を示していないため 採用することにした 項目 5 体の不自由な人やお年寄りに何かしてあげたいと思う 項目 24 私は身近な人が悲しんでいても 何も感じないことがある は 第 1 成分の負荷量が順に と低い値を示したため 除外することにした TEG Ⅱの下位尺度で第 1 成分の負荷量が低い値であったのは CP における項目 2 及び項目 51( 順に.316;.198) 教育デザイン研究第 7 号 (2016 年 1 月 ) 17
4 NP における項目 21(.345) A における項目 6 項目 38 項目 16( 順に.360;.325;.254) FC における項目 10 項目 17( 順に.310;.083) AC における項目 9(.341) であったが 既に公刊されている尺度であるため 本調査においては全項目を採用することにした ( 項目内容については著作権保護のため未記載 ) 次に 各下位尺度の内的整合性を検討するために Cronbach のα 係数を算出したところ ECR-GO の 見 捨てられ不安 においてα =.901 親密性の回避 においてα=.870 多次元的共感性尺度のうち 共感的関心 においてα =.834 個人的苦痛 においてα =.798 ファンタジー においてα =.833 気持ちの想像 においてα =.776 TEG Ⅱの CP においてα =.723 NP においてα =.838 A においてα =.777 FC においてα =.733 AC においてα =.851 であった 各下位尺度の記述統計について表 2 に示す 3 アタッチメントと共感性 性格との関連 TEG Ⅱでは妥当性尺度として 妥当性尺度 (L) と疑問尺度 (Q) が採用されており L は 3 点以上の場合 検査に対する応答態度の信頼性が乏しいと考えられ 判定には注意を要するとされる ( 東京大学医学部心療内科 TEG 研究会,2006b) 本研究における L の range は 0-4 であり 3 点以上は 1 名であった 他方 疑問尺度 (Q) は各項目について 1 と回答した合計得点が 32 点以上の場合 判定を保留した方が良いとされる ( 東京大学医学部心療内科 TEG 研究会,2006b) 本研究における Q の range は 0-29 点であった L Q の両尺度において判定を保留した方が良いと考えられる者がいなかったことから 本研究においては全員を分析対象とした また 対象者数が少ない上 男女の人数 18
5 に偏りがあったこと 本研究で使用する各尺度の平均値に男女の有意差は認められなかったことから ( 表 3) 本研究においては 男女をまとめた分析を行うこととした ECR-GO の各下位尺度の平均値を境に対象者を低群 高群に分類し 見捨てられ不安 の低群 高群 親密性の回避 の低群 高群をもとに 多次元的共感性尺度及び TEG Ⅱの各下位尺度の合計得点の平均値について t 検定を行った ( 表 4 5) 見捨てられ不安 の高群 は低群と比較して ファンタジー 得点が有意に高く (t(32)= p<.010) 個人的苦痛 は高い傾向にあった (t(32)= p<.100) 親密性の回避 の高群は低群と比較して NP FC AC 得点が有意に低かった ( 順に t(32)=5.088 p<.001 t(32)=2.677 p<.050 t(28.838)=2.715 p<.050) 教育デザイン研究第 7 号 (2016 年 1 月 ) 19
6 4 アタッチメントと自我状態のプロフィールパターンとの関連中尾 加藤 (2004) を参考とし ECR-GO の各下位尺度の平均値を境としたアタッチメント 4 分類 ( 安定型 は 不安 低 回避 低 ; 拒絶型 は 不安 低 回避 高 ; とらわれ型 は 不安 高 回避 低; 恐れ型 は 不安 高 回避 高 ) 及び TEG のパターン分類に基づき 対象者を分類した ( 表 6) その結果 FC 優位型は計 4 名であり そのうちアタッチメントの 安定型 が 2 名と最も多かった AC 優位型は計 7 名であり そのうちアタッチメントの 恐れ型 が 4 名と最も多かった 考察本研究では アタッチメントを自己モデルと他者モデルの 2 次元から測定する尺度を用いて 他者への共感性を測定する尺度及び自我状態を測定する検査との対応関係を検討した t 検定の結果から ECR-GO の 見捨てられ不安 の高さは 多次元的共感性尺度の ファンタジー 及び 個人的苦痛 の高さと関係性をもつ傾向にあり ECR-GO の 親密性の回避 の高さは TEG Ⅱ の NP FC AC の低さと関連性が認められ 予測を一部支持する結果となった 中尾 加藤 (2004) の研究では ECR-GO の 見捨てられ不安 は自尊感情得点や自己観得点と負の相関があったとされ ネガティブ情動の過活性化 苦痛に関する思考の反芻 ネガティブな自己モデルを反映しているとされる (Shaver & Mikulincer,2004/2008) 一方 多次元的共感性尺度の 個人的苦痛 は 他者の苦痛に対して 苦痛や不安など 自分中心の ( 他者志向的ではない ) 感情的反応が起こる傾向を示すとされる また ファンタジー は 小説を読んだり ドラマや映画を見たりしたとき 登場人物の気持ちになってしまったり 自分だったらどういう気持ちになるだろうと想像したりするという内容で 他者志向的な感情的反応が起こる傾 向である 共感的関心 と異なり 共感がどのように起こるかというプロセスを示す次元なのではないかと考えられている ( 登張,2003) すなわち 先行研究で指摘されてきたように 見捨てられ不安 は 他者への共感性の中でも他者を慮る共感性ではなく自分自身に注意が向けられた次元と対応関係にあることが示された 加えて 見捨てられ不安 が ファンタジー と関連性をもつということは 見捨てられることへの不安から他者の気持ちを優先させるという依存的な面を強くさせることを表しているのかも知れない すなわち 見捨てられ不安が強いことは 他者との付着的な関係を築きやすいことと関連するとも解されるであろう 共感性については 発達とともに自己中心的な苦痛から他者志向的な共感が起こるようになるとされる 見捨てられ不安の強さは分離への不安の強さでもあり 情緒面の未熟さと関連する可能性も考えられる 他方 予測と反し 見捨てられ不安 と AC との有意な相関は認められなかった Shaver & Mikulincer (2004/2008) は アタッチメント不安の自己報告がより暴力的な TAT の物語と結びつくとする研究や アタッチメント回避は分離エピソードへの反応におけるネガティブ情動の不活性化を含んだ物語を予測するのに対 20
7 し アタッチメント不安は活性化を含んだ物語を予測するという研究を挙げている すなわち アタッチメント不安は AC が表す依存性とは共通項をもつ一方で いわば従順な傾向とは一線を画す性質のものである可能性が考えられる ECR-GO の 親密性の回避 については 他者は援助的良いもの 得点や他者観得点と負の相関があり ( 中尾 加藤,2004) ネガティブ情動の不活性化や自尊感情を防衛的に保持することを反映し 防衛的側面が強いとされる (Shaver & Mikulincer,2004/2008) 本研究においては 親密性の回避 は 共感性のいずれの次元とも関連がみられなかったが 自我状態を測定した TEG Ⅱとの相関から 対人関係に乏しかったり 消極的であったりすることが窺われており 他者関係において防衛的である点は先行研究の結果を支持した 共感性との関連が認められなかったことについては 対象者数の少なさから有意水準に達しにくかった可能性や 共感性は他者の感情に対応した感情的反応が自分自身にも起こることであり他者への関心の強さに関連すると考えられるため 他者関係を回避しようとする 親密性の回避 得点とは関連が認められなかった可能性が考えられる 親密性の回避 が AC と負の関連性が認められたのは 他者との関係性に消極的であるがために 他者に協調することなく むしろ自分のペースによって行動する特徴を反映していることが考えられる 更に アタッチメントの分類と自我状態のパターンとの関連を検討してみると 対象者数が極めて少数であるため補足的な考察となるが アタッチメントが安定型であることは FC が優位であることと関連している可能性が示唆された すなわち アタッチメントが安定していることは 自我の自由さに関連していることが推測される 一方で アタッチメントが恐れ型であることは AC が優位であることと関連している可能性が示唆された これは 各次元とアタッチメントとの関連を分析した際の 回避の高さと AC の低さが関連するという結果とは異なっている 対象者数の少なさが結果の不安定さに影響を与えている可能性が考えられる一方で 遠藤 (2008) が安定型以外のアタッチメントの型における適応性を検証することの重要性を示唆していることを踏まえれば 恐れ型は他者との関係に防衛的になると共に 他者への気遣いをするという特徴も有していることが推測される 以上のことから アタッチメントと共感性及び自我状態とは一部有意な関連をもつことが実証的に示された ただし 本研究の限界点についても述べなければならない 中尾 加藤 (2004) に掲載されている ECR-GO の下位尺度得点の平均値 ( 標準偏差 ) は 見捨てられ不安 で男性 3.70(1.05) 女性 3.81(0.97) 親密性の回避 で男性 3.74(0.92) 女性 3.55(0.96) であり t 検定による男女の有意差はみられていない この値と本研究の値を比較すると 本研究では 親密性の回避 における男性の平均値が若干高いものの 全般的に概ね同様の数値を示しており 本研究の対象者が突出した対象ではないと推測される しかし 本研究は調査対象者数が少なかったために たとえ有意な要因であったとしても差が出にくかった可能性が考えられるため 本研究の結果を確定的なものとして捉えることは難しい 今後の研究が俟たれるところである 引用文献安藤智子 遠藤利彦 2005 青年期 成人期のアタッチメント数井みゆき 遠藤利彦 ( 編著 ) アタッチメント- 生涯にわたる絆 - ミネルヴァ書房 pp Bowlby,J. 1969/1982 Attachment and loss, vol.1: Attachment. New York:Basic Books. ( 黒田実郎 大羽蓁 岡田洋子 黒田聖一 ( 訳 ) 1991 新版母子関係の理論 I: 愛着行動岩崎学術出版社 ) Brennan, K. A., Clark, C. L., & Shaver, P. R Selfreport measurement of adult attachment : An integrative overview. In Simpson,J.A., & Rholes,W.S. (Eds.), Attachment theory and close relationships. New York: The Guilford Press. pp Cooper,M.L., Albino,A.W., Orcutt,H.K., & Williams, N Attachment styles and intrapersonal adjustment : A longitudinal study from adolescence into young adulthood. In Rholes,W.S., & Simpson,J. A. (Eds.), Adult attachment:theory, research, and clinical implications. New York:The Guilford Press. ( クーパー,M.L., アルビノ,A.W., オーカット,H.K., & ウィリアムズ,N. アタッチメント スタイルと個人内適応 - 青年期から成人期前期への長期研究 - ロールズ,W.S., & シンプソン,J.A.( 編 ) 遠藤利彦 谷口 教育デザイン研究第 7 号 (2016 年 1 月 ) 21
8 弘一 金政祐司 串崎真志 ( 監訳 ) 2008 成人のアタッチメント- 理論 研究 臨床 - 北大路書房 pp ) Davis,M.H Empathy: A social psychological approach. Madison, WI: Brown & Benchmark. ( デイヴィス,M.H. 菊池章夫 ( 訳 ) 1999 共感の社会心理学川島書店 ) 遠藤利彦 2008 監訳者まえがきロールズ,W.S., & シンプソン,J.A. ( 編 ) 遠藤利彦 谷口弘一 金政祐司 串崎真志 ( 監訳 ) 2008 成人のアタッチメント 理論 研究 臨床 北大路書房 pp. ⅰ - ⅶ.) George,C., Kaplan,N., & Main,M Adult attachment interview protocol. 3rd ed. Unpublished manuscript. Department of Psychology, University of California. 数井みゆき 2012 アタッチメント理論の概要数井みゆき ( 編 ) アタッチメントの実践と応用 医療 福祉 教育 司法現場からの報告 誠信書房 pp 中尾達馬 加藤和生 2004 一般他者 を想定した愛着スタイル尺度の信頼性と妥当性の検討九州大学心 理学研究,5, Shaver,P.R., & Mikulincer,M What do selfreport attachment measures assess? In Rholes,W. S., & Simpson,J.A. (Eds.), Adult attachment:theory, research, and clinical implications. New York:The Guilford Press. ( シェイバー,P.R., & ミクリンサー,M. 自己報告式ア タッチメント測度は何を測定しているのか ロール ズ,W.S., & シンプソン,J.A. ( 編 ) 遠藤利彦 谷口弘一 金政祐司 串崎真志 ( 監訳 ) 2008 成人のアタッチ メント 理論 研究 臨床 北大路書房 pp ) 島義弘 2012 アタッチメントの内的作業モデルと仮 想的有能感の関連 パーソナリティ研究,21(2), 登張真稲 2003 青年期の共感性の発達 - 多次元的視 点による検討 - 発達心理学研究,14(2), 東京大学医学部心療内科 TEG 研究会 2006a 新版 TEG Ⅱ 金子書房 東京大学医学部心療内科 TEG 研究会 ( 編 ) 2006b 新 版 TEG Ⅱ 解説とエゴグラム パターン金子書房 22
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博士論文 考え続ける義務感と反復思考の役割に注目した 診断横断的なメタ認知モデルの構築 ( 要約 ) 平成 30 年 3 月 広島大学大学院総合科学研究科 向井秀文 目次 はじめに第一章診断横断的なメタ認知モデルに関する研究動向 1. 診断横断的な観点から心理的症状のメカニズムを検討する重要性 2 2. 反復思考 (RNT) 研究の歴史的経緯 4 3. RNT の高まりを予測することが期待されるメタ認知モデル
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2010 19 2 146 156 2010 1) 2) 2 120 60 2 (e.g., Mikulincer & Shaver, 2007) 1) (B) 20730415 69 2008 2) 3) Hazan & Shaver (1987) (Mikulincer & Shaver, 2007) 3 3 3 1 3) 2 2 (e.g., 2001) (Bowlby, 1969/1982)
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Erikson, 1950/1959 1993 1991 2005 Hazan & Shaver, 1987 Internal Working Models : IWM Hazan & Shaver, 198720032008 2016 2008Bowlby1973/2000 Bowlby, 1973/2000 2008 2006 4 3 2008Bartholomew & Horowitz1991
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論文の内容の要旨 大腸癌検診における精密検査の受診に関連する要因 指導教員甲斐一郎教授東京大学大学院医学系研究科平成 16 年 4 月進学博士課程健康科学 看護学専攻氏名鄭迎芳 第 Ⅰ 章緒言日本の大腸癌による死亡者数は急増し 年齢調整死亡率は諸外国に比べて上位の水準に達している しかし 日本の大腸癌検診では 一次検診で精密検査 ( 以下 精査と略す ) が必要と判定された者の精査受診率は 60%
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装い としてのダイエットと痩身願望 - 印象管理の視点から - 東洋大学大学院社会学研究科鈴木公啓 要旨 本論文は, 痩身願望とダイエットを装いの中に位置づけたうえで, 印象管理の視点からその心理的メカニズムを検討することを目的とした 全体として, 明らかになったのは以下のとおりである まず, 痩身が装いの一つであること, そして, それは独特の位置づけであり, また, 他の装いの前提条件的な位置づけであることが明らかになった
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教育実践学研究 23,2018 1 Studies of Educational Psychology for Children (Adults) with Intellectual Disabilities * 鳥海順子 TORIUMI Junko 要約 : 本研究では, の動向を把握するために, 日本特殊教育学会における過去 25 年間の学会発表論文について分析を行った 具体的には, 日本特殊教育学会の1982
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父親の育児家事参加と母親の育児不安の検討 - 家庭内ゲートキーパーに着目して - Maternal Gatekeeping ; Father Involvement in Family Work and Mother Anxiety 児童学研究科児童学専攻 2001124012 今村三千代 問題と目的日本の親研究は, 父親の子育て関与が母親の精神的健康や子どもの発達に対して良い影響があることを繰り返し報告してきたが,
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SNS の使用状況と性格特性との間の関係 斉藤祐成 野村竜也 mixi や Facebook,Twitter などの SNS 使用者の性格特性にどのような共通点や関係性が存在するかについて明らかにするために, 大学生を対象とした質問紙調査を行った. 第 1 回調査においては,SNS の使用と外向性との間に関連性が見出された. 本稿では, さらに第 2 回調査の結果として, 社会への信頼感や友人関係との関連性について報告する.
( 続紙 1) 京都大学博士 ( 教育学 ) 氏名田村綾菜 論文題目 児童の謝罪と罪悪感の認知に関する発達的研究 ( 論文内容の要旨 ) 本論文は 児童 ( 小学生 ) の対人葛藤場面における謝罪の認知について 罪悪感との関連を中心に 加害者と被害者という2つの立場から発達的変化を検討した 本論文は
Title 児童の謝罪と罪悪感の認知に関する発達的研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 田村, 綾菜 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date 2011-03-23 URL http://hdl.handle.net/2433/142261 Right Type Thesis or Dissertation Textversion
九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository 在日中国人留学生における対人的自己効力感が対人ストレスコーピングに及ぼす影響 陳, 香蓮九州大学大学院人間環境学府 Chen, KaoruRen Graduate School of Human-Environment Studies, Kyushu University https://doi.org/10.15017/20083
( 続紙 1) 京都大学博士 ( 教育学 ) 氏名小山内秀和 論文題目 物語世界への没入体験 - 測定ツールの開発と読解における役割 - ( 論文内容の要旨 ) 本論文は, 読者が物語世界に没入する体験を明らかにする測定ツールを開発し, 読解における役割を実証的に解明した認知心理学的研究である 8
Title 物語世界への没入体験 - 測定ツールの開発と読解における役割 -( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 小山内, 秀和 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date 2014-03-24 URL https://doi.org/10.14989/doctor.k18 Right 許諾条件により本文は 2015-03-01 に公開
Exploring the Art of Vocabulary Learning Strategies: A Closer Look at Japanese EFL University Students A Dissertation Submitted t
Exploring the Art of Vocabulary Learning Strategies: A Closer Look at Japanese EFL University Students MIZUMOTO, Atsushi Graduate School of Foreign Language Education and Research, Kansai University, Osaka,
:. Bowlby, J Ainsworth, M. S. Main, M. Morgan, H. Ainsworth, M. S. D Main, M. Morgan, H.
Title 母 子 の 愛 着 システム 不 全 評 価 尺 度 の 作 成 (1) : 2 歳 児 に おける 質 的 データの 分 析 ( fulltext ) Author(s) 鈴 木, 廣 子 ; 大 河 原, 美 以 ; 殿 川, 佳 子 ; 藤 岡, 育 恵 ; 響, 江 吏 子 Citation 東 京 学 芸 大 学 紀 要. 総 合 教 育 科 学 系, 62(1): 241-255
パーソナリティ研究 2006 第14巻 第3号 281–292
2006 14 3 281 292 2006 1,2) 378 2 2 (1) (2) 4 3) (1) Hazan & Shaver (1987) (p. 513) (2) Bowlby (1969) (p. 207) (e.g., Brennan, Clark & Shaver, 1998 Hazan & Shaver (1987) (Ainsworth, Blehar, Waters & Wall,
日体大ハンドボール部女子における平成 26 年度春季 秋季リーグ ハンドボール研究室 の勝ち試合と負け試合のシュートレンジについての考察 指導教員 辻 昇一准教授 ~DS のシュート成功率 平均シュート数 平均得点に着目して~ 学籍番号 11A A A A0746
日体大ハンドボール部女子における平成 26 年度春季 秋季リーグ ハンドボール研究室 の勝ち試合と負け試合のシュートレンジについての考察 指導教員 辻 昇一准教授 ~DS のシュート成功率 平均シュート数 平均得点に着目して~ 学籍番号 11A0720 11A0730 11A0743 11A0746 11A0748 学生氏名青山紗弓 礒真美 大山由貴奥村仁美 小野澤麻美 目的 が シュート成功率は右
実習指導に携わる病棟看護師の思い ‐ クリニカルラダーのレベル別にみた語りの分析 ‐
2011.08.31 日本看護学教育学会 加藤千佳 1) 城丸瑞恵 2) いとうたけひこ 3) 1) 昭和大学大学院保健医療学研究科 2) 昭和大学保健医療学部看護学科 3) 和光大学現代人間学部心理教育学科 看護基礎教育において臨地実習は看護実践能力の向上に重要な意義がある 学生の実習目標達成のために実習指導者の役割は大きく 指導者の指導観 教育観 看護観や 願いが学生の実習に大きく影響している
課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください
課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください 課題研究の進め方 Ⅰ 課題研究の進め方 1 課題研究 のねらい日頃の教育実践を通して研究すべき課題を設定し, その究明を図ることにより, 教員としての資質の向上を図る
1. 多変量解析の基本的な概念 1. 多変量解析の基本的な概念 1.1 多変量解析の目的 人間のデータは多変量データが多いので多変量解析が有用 特性概括評価特性概括評価 症 例 主 治 医 の 主 観 症 例 主 治 医 の 主 観 単変量解析 客観的規準のある要約多変量解析 要約値 客観的規準のな
1.1 多変量解析の目的 人間のデータは多変量データが多いので多変量解析が有用 特性概括評価特性概括評価 症 例 治 医 の 観 症 例 治 医 の 観 単変量解析 客観的規準のある要約多変量解析 要約値 客観的規準のない要約知識 直感 知識 直感 総合的評価 考察 総合的評価 考察 単変量解析の場合 多変量解析の場合 < 表 1.1 脂質異常症患者の TC と TG と重症度 > 症例 No. TC
DV問題と向き合う被害女性の心理:彼女たちはなぜ暴力的環境に留まってしまうのか
Nara Women's University Digital I Title Author(s) Citation DV 問題と向き合う被害女性の心理 : 彼女たちはなぜ暴力的環境に留まってしまうのか 宇治, 和子 奈良女子大学博士論文, 博士 ( 学術 ), 博課甲第 577 号, 平成 27 24 日学位授与 Issue Date 2015-03-24 Description URL http://hdl.handle.net/10935/4013
<4D F736F F D20906C8AD489C88A778CA48B8689C881408BB38A77979D944F82C6906C8DDE88E790AC96DA95572E646F6378>
人間科学研究科の教学理念 人材育成目的と 3 ポリシー 教学理念 人間科学研究科は 総合的な心理学をもとにして 人間それ自身の研究を拓き 対人援助 人間理解にかかわる関連分野の諸科学や多様に取り組まれている実践を包括する 広い意味での人間科学の創造をめざす 細分化している専門の深まりを 社会のなかの人間科学としての広がりのなかで自らの研究主題を構築しなおす研究力を養い 社会のなかに活きる心理学 人間科学の創造をとおして
養護教諭を志望する 学生のアイデンティティ と特徴 森恭子 後藤和史 後藤多知子 ( 愛知みずほ大学 )
養護教諭を志望する 学生のアイデンティティ と特徴 森恭子 後藤和史 後藤多知子 ( 愛知みずほ大学 ) 養護教諭養成を担当する 教員としての実感 気になる / 手のかかる / 困る志望学生の特徴 ( 学力的問題を除く ) 1. 自主的に活動することが少ない なにごとも教員任せ 2. コミュニケーションをとらない ほう れん そう ( 報告 連絡 相談 ) をしない 3. 学校嫌い感情の継続 保健室が唯一の
<4D F736F F F696E74202D B835E89F090CD89898F4B81408F6489F18B4195AA90CD A E707074>
重回帰分析 (2) データ解析演習 6.9 M1 荻原祐二 1 発表の流れ 1. 復習 2. ダミー変数を用いた重回帰分析 3. 交互作用項を用いた重回帰分析 4. 実際のデータで演習 2 復習 他の独立変数の影響を取り除いた時に ある独立変数が従属変数をどれくらい予測できるか 変数 X1 変数 X2 β= 変数 Y 想定したモデルが全体としてどの程度当てはまるのか R²= 3 偏相関係数と標準化偏回帰係数の違い
4.2 リスクリテラシーの修得 と受容との関 ( ) リスクリテラシーと 当該の科学技術に対する基礎知識と共に 科学技術のリスクやベネフィット あるいは受容の判断を適切に行う上で基本的に必要な思考方法を獲得している程度のこと GMOのリスクリテラシーは GMOの技術に関する基礎知識およびGMOのリス
4. 的 か の 受容の 4.1 に る の態度の に る態度 に る態度東京都内在住の成人男女 600 人を無作為抽出し 社会調査を実施した 3 ( 有効回収率 :67.5%) その結果 一般市民はGMOに対し 従来型の品種改良農作物と比較して かなり否定的な態度を持っていることが示された 品種改良農作物に対しては 約 7 割の者が 安心 と回答し 一方 GMOに対しては 8 割近くの者が 不安
様式 3 論文内容の要旨 氏名 ( 神﨑光子 ) 論文題名 周産期における家族機能が母親の抑うつ 育児自己効力感 育児関連のストレス反応に及ぼす影響 論文内容の要旨 緒言 女性にとって周産期は 妊娠 分娩 産褥各期の身体的変化だけでなく 心理的 社会的にも変化が著しいため うつ病を中心とした気分障害
Title Author(s) 周産期における家族機能が母親の抑うつ 育児自己効力感 育児関連のストレス反応に及ぼす影響 神﨑, 光子 Citation Issue Date Text Version none URL http://hdl.handle.net/11094/53903 DOI rights 様式 3 論文内容の要旨 氏名 ( 神﨑光子 ) 論文題名 周産期における家族機能が母親の抑うつ
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中学生におけるにおける勤労観勤労観と進路選択進路選択に対するする自己効力自己効力とのとの関連 職場体験職場体験 を中心中心に The Relationship between Working Consciousness and Career Decision-Making Self-Efficacy in Junior High School Students Focus on Work Experience
修士論文 ( 要旨 ) 2018 年 1 月 大学生の親しくなりたい同性の友人への自己表明に関連する心理的要因 - 過剰適応と本来感に注目して - 指導井上直子教授 心理学研究科臨床心理学専攻 216J4001 芥川慎
修士論文 ( 要旨 ) 2018 年 1 月 大学生の親しくなりたい同性の友人への自己表明に関連する心理的要因 - 過剰適応と本来感に注目して - 指導井上直子教授 心理学研究科臨床心理学専攻 216J4001 芥川慎 Master s Thesis(Abstract) January 2018 Psychological Factors Related To Self-expression toward
パーソナリティ研究 2005 第14巻 第1号 1–16
2005 14 1 1 16 2005 1) 1 460 2 2 393 (Hazan & Shaver, 1987; Shaver & Hazan, 1988) Bowlby (1969/2000, 1973/2000) Bowlby (attachment security) 1) 45 Bowlby (1973/2000) Ainsworth, Blehar, Waters & Wall (1978)
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そこに そこがあるのか? 自明性 (Obviousness) における固有性 (Inherency) と 機能的クレーム (Functional Claiming) 最近の判決において 連邦巡回裁判所は 当事者系レビューにおける電気ケーブルの製造を対象とする特許について その無効を支持した この支持は 特許審判部 (Patent and Trial and Appeal Board (PTAB))
問題 近年, アスペルガー障害を含む自閉症スペク トラムとアレキシサイミアとの間には概念的な オーバーラップがあることが議論されている Fitzgerld & Bellgrove (2006) 福島 高須 (20) 2
一般研究発表 EV06 自閉症スペクトラムが アレキシサイミア傾向に 与える影響 後藤和史 ( 愛知みずほ大学人間科学部 ) キーワード アレキシサイミア自閉症スペクトラム構造方程式モデリング 問題 近年, アスペルガー障害を含む自閉症スペク トラムとアレキシサイミアとの間には概念的な オーバーラップがあることが議論されている Fitzgerld & Bellgrove (2006) 福島 高須 (20)
卒業研究発表会 メタバースアバタの属性が パーソナルスペースの形状に及ぼす効果分析
卒業研究発表会 メタバースアバタの属性がパーソナルスペースの形状に及ぼす効果分析 大阪工業大学情報科学部 ヒューマンインタフェース研究室 発表日 2012/02/17 発表者 Q07-044 佐々木理 C07-113 和田幸司 はじめに パーソナルスペースとは 人の体を取り巻く, 目に見えない個人の空間領域 携帯用の縄張り パーソナルスペースの役割 コミュニケーション相手と適切な距離を取ることによって,
Newgarten, BL., Havighrst, RJ., & Tobin, S.Life Satisfaction Index-A LSIDiener. E.,Emmons,R.A.,Larsen,R.J.,&Griffin,S. The Satisfaction With Life Scal
青年期における人生に対する 積極的態度に関する研究 KJ 法による検討と尺度の構成を中心として 海老根 理 絵 臨床心理学コース The research of the positive attitude toward life in adolescence Rie EBINE The purpose of this study is to assess qualitatively the structure
短 報 Nurses recognition and practice about psychological preparation for children in child health nursing in the combined child and adult ward Ta
短 報 Nurses recognition and practice about psychological preparation for children in child health nursing in the combined child and adult ward 1 2 1 Tamaki MIYAUCHI Takahiro TERAI Mika HONJOU キーワード : 子ども
パーソナリティ研究 2005 第13巻 第2号 156–169
2005 13 2 156 169 2005 1) Brennan, Clark & Shaver (1998) 2 1 2 2 2 1 2 Bowlby (1973) Hill & Holmbeck (1986) Hollingworth (1928) 1 1 Craik (1943) Bowlby (1973) Bowlby Bowlby (1973) 2 157 Armsden & Greenberg
03小塩真司.indd
45 Dichotomous Thinking Inventory 問題および目的 2005 1993 Kretschmer, 1921 Sheldon, 1942 Jung, 1976/1921 2009 Srull & Wyer, 1986 2 0 100 (1) 46 2008 2005 44 2009 45 2006 2009 2006 Oshio 2009 Dichotomous Thinking
15 第1章妊娠出産子育てをめぐる妻の年齢要因
第 1 章 妊娠出産子育てをめぐる妻の年齢要因 滝沢美津子 本調査の対象となった妻の年齢は 妊娠期の調査時で20 歳から41 歳であり ( 平均 30.2 歳 ) およそ 2 世代が含まれるような広い分布となっている 本章では妻の年齢によって妊娠 出産の理由や分娩様式 育児期のサポートに特徴があるかどうかを 妊娠期の調査時の4つの年齢グループ (24 歳以下 25 29 歳 30 34 歳 35 歳以上
国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2015)のポイント
ティムズ国際数学 理科教育動向調査 (TIMSS2015) のポイント 調査概要 国際教育到達度評価学会 (IEA) が 児童生徒の算数 数学 理科の到達度を国際的な尺度によって測定し 児童生徒の学習環境等との関係を明らかにするために実施した 小学校は 50 か ( 約 27 万人 ) 中学校は 40 か ( 約 25 万人 ) が参加した 一部の国で 調査対象と異なる学年が調査を受けているため それらの国については含めていない
教育工学会研究会原稿見本
ARCS 動機づけモデルに基づく Course Interest Survey 日本語版尺度の検討 Making an Evaluation of the Japanese Edition of Course Interest Survey Scale Based on ARCS Motivational Model 川上祐子 * 向後千春 ** Yuko Kawakami* Chiharu Kogo**
Human Developmental Research 2009.Vol.23, 親の動機づけスタイル, 動機づけ支援と子どもの自律的動機づけの関連 ( 中間報告 ) 愛知教育大学 伊藤崇達 The relationships among parents motivational s
Human Developmental Research 2009.Vol.23,201-208 親の動機づけスタイル, 動機づけ支援と子どもの自律的動機づけの関連 ( 中間報告 ) 愛知教育大学 伊藤崇達 The relationships among parents motivational styles, motivational supports, and children s autonomous
親しい人との愛着関係が対人不安に与える影響 内的作業モデルと自己受容を媒介として 森下正康 ( 本学発達教育学研究科教授 ) 三原まどか ( 発達教育学部 10 期生 ) 本研究は, 周囲の親しい人との愛着関係が, 対人不安にどのような影響を与えるかを明らかにすることを目的とした 親しい人 ( 母親
親しい人との愛着関係が対人不安に与える影響 内的作業モデルと自己受容を媒介として 森下正康 ( 本学発達教育学研究科教授 ) 三原まどか ( 発達教育学部 10 期生 ) 本研究は, 周囲の親しい人との愛着関係が, 対人不安にどのような影響を与えるかを明らかにすることを目的とした 親しい人 ( 母親, 父親, 親しい同性の友人, 親しい異性の友人 ) との安定した愛着関係が, 安定した内的作業モデルと自己受容を高め,
Microsoft Word - cjs63B9_ docx
日本人の年齢別推算糸球体濾過量 (egfr) の検討 ~ 協会けんぽ東京支部 76 万人の健診データから ~ 渋谷区医師会 望星新宿南口クリニック院長高橋俊雅 協会けんぽ東京支部保健グループ岡本康子 尾川朋子 目的 企画総務グループ馬場武彦 概要 推算糸球体濾過量 (egfr) は 慢性腎臓病 (CKD) の診断 治療に広く利用さ れているが 個々人の egfr を比較できる年齢別 egfr( 標準値
<4D F736F F F696E74202D AAE90AC94C5817A835F C581698FE39E8A90E690B6816A2E >
労災疾病等 13 分野医学研究 開発 普及事業 第 2 期 ( 平成 21 年度 ~ 平成 25 年度 ) 分野名 働く女性のためのメディカル ケア 働く女性における介護ストレスに関する研究 - 女性介護離職者の軽減をめざして - 働く女性健康研究センター 主任研究者中部労災病院女性診療科 神経内科部長上條美樹子 研究の目的 現代社会においては女性労働力の確保は経済復興の大きな柱と考えられ 育児休暇制度や勤務形態の工夫など
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1 コーチ 競技者間の人間関係質問紙 (CART-Q) の開発と妥当性の検討 The coach-athlete relationship questionnaire (CART-Q): development and initial validation. Sophia Jowett, Nikos Ntoumanis Scandinavian Journal of Medicine & Science
簿記教育における習熟度別クラス編成 簿記教育における習熟度別クラス編成 濱田峰子 要旨 近年 学生の多様化に伴い きめ細やかな個別対応や対話型授業が可能な少人数の習熟度別クラス編成の重要性が増している そのため 本学では入学時にプレイスメントテストを実施し 国語 数学 英語の 3 教科については習熟
濱田峰子 要旨 近年 学生の多様化に伴い きめ細やかな個別対応や対話型授業が可能な少人数の習熟度別クラス編成の重要性が増している そのため 本学では入学時にプレイスメントテストを実施し 国語 数学 英語の 3 教科については習熟度別クラス編成を実施している 本稿では さらにの導入へ向けて 既存のプレイスメントテストを活用したクラス編成の可能性について検討した 3 教科に関するプレイスメントテストの偏差値を説明変数
The Journal of the Japan Academy of Nursing Administration and Policies Vol 12, No 1, pp 49 59, 2008 資料 看護師におけるメンタリングとキャリア結果の関連 Relationship between M
The Journal of the Japan Academy of Nursing Administration and Policies Vol 12, No 1, pp 49 59, 2008 資料 看護師におけるメンタリングとキャリア結果の関連 Relationship between Mentoring and Career Outcomes of Nurses 今堀陽子 1) 作田裕美
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早稲田大学大学院日本語教育研究科 修士論文概要書 論文題目 ネパール人日本語学習者による日本語のリズム生成 大熊伊宗 2018 年 3 月 本研究は ネパール人日本語学習者 ( 以下 NPLS) のリズム生成の特徴を明らかにし NPLS に対する発音学習支援 リズム習得研究に示唆を与えるものである 以下 本論文 の流れに沿って 概要を記述する 第一章序論 第一章では 本研究の問題意識 意義 目的 本論文の構成を記した
論文 大学生ボランティア介助者における障害の透明化 宮前良平大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程 要旨本研究は 共生社会の実現に向けての課題のひとつとして障害者問題を取り上げた 障害者が地域社会で自立生活を行うことが求められるようになってきたが その際に不可欠なのが介助者である 介助者は障害者と
Title 大学生ボランティア介助者における障害の透明化 Author(s) 宮前, 良平 Citation 未来共生学. 4 P.127-P.159 Issue Date 2017-03 Text Version publisher URL https://doi.org/10.18910/60729 DOI 10.18910/60729 rights 論文 大学生ボランティア介助者における障害の透明化
ROSE リポジトリいばらき ( 茨城大学学術情報リポジトリ ) Title 自己期待に関する不合理な信念 および 自己の側面の重要性 が自己受容に及ぼす影響 Author(s) 渡部, 玲二郎 / 高橋, 由里 Citation 茨城大学教育学部紀要. 教育科学, 61: Issu
ROSE リポジトリいばらき ( 茨城大学学術情報リポジトリ ) Title 自己期待に関する不合理な信念 および 自己の側面の重要性 が自己受容に及ぼす影響 Author(s) 渡部, 玲二郎 / 高橋, 由里 Citation 茨城大学教育学部紀要. 教育科学, 61: 437-445 Issue Date 2012 URL http://hdl.handle.net/10109/3214 Rights
2 251 Barrera, 1986; Barrera, e.g., Gottlieb, 1985 Wethington & Kessler 1986 r Cohen & Wills,
2014 25 1 1 11 1 3,085 100 1 1988 e.g., 2000 3 e.g., 2005; 1999 100 1960 100 2012 2 6 23 1 98.2 1999 1999 3 65.3 1999 1996 1 21 e.g., 1999 3 1 2 251 Barrera, 1986; 1993 1 2 2001 3 2001 Barrera, 1981 1993
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立正大学心理学研究所紀要金山第 12 : 号嫌悪対象者に対する嫌悪者自身の感情や行動の評価 (2014) 45-53 嫌悪対象者に対する嫌悪者自身の感情や行動の評価 金山富貴子 ( 田園調布学園大学 ) A Study on the Evaluation of People s Feelings and Behavior towards Disliked Members of Their Social
助成研究演題 - 平成 23 年度国内共同研究 (39 歳以下 ) 重症心不全の集学的治療確立のための QOL 研究 東京大学医学系研究科重症心不全治療開発講座客員研究員 ( 助成時 : 東京大学医学部附属病院循環器内科日本学術振興会特別研究員 PD) 加藤尚子 私は 重症心不全の集学的治療確立のた
助成研究演題 - 平成 23 年度国内共同研究 (39 歳以下 ) 重症心不全の集学的治療確立のための QOL 研究 東京大学医学系研究科重症心不全治療開発講座客員研究員 ( 助成時 : 東京大学医学部附属病院循環器内科日本学術振興会特別研究員 PD) 加藤尚子 私は 重症心不全の集学的治療確立のための QOL 研究 という題目で ファイザーヘ ルスリサーチ振興財団より助成をいただきました 本日はその結果を報告したいと思います
