5/16/2012 UC サミット 2012 メールと電話だけで 世界 で戦えますか? 変革をもたらすエンタープライズコミュニケーションの実現 日本マイクロソフト株式会社 Office ビジネス本部エグゼクティブプロダクトマネージャー米野宏明 本日の内容 コミュニケーションとは? 日本マイクロソフト

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1 UC サミット 2012 メールと電話だけで 世界 で戦えますか? 変革をもたらすエンタープライズコミュニケーションの実現 日本マイクロソフト株式会社 Office ビジネス本部エグゼクティブプロダクトマネージャー米野宏明 本日の内容 コミュニケーションとは? 日本マイクロソフトのテレワーク テレワークの日から学ぶ効果と問題点 コミュニケーションの進化 UC の今後 1

2 変革をもたらすエンタープライズコミュニケーションの実現 コミュニケーションとは 情報伝達 コミュニケーションの経路 データ 文書 知識 知恵 客観的事実を表す数 値や符号情報 意思に基づき再編さ れたデータ 経験に基づき再編さ れたデータや文書 知識から生み出され る新しいアイデア 情報システム 人 広義のコミュニケーション 非定型な情報伝達プロセス 狭義のコミュニケーション 販売実績データから 分析レポートを作成 共有された レポートを参照 互いの経験を加味して ディスカッション 新しい着想で アクション 定型プロセス (ERP/CRM) 2

3 UC = 経路の統合 ツールの統合 情報や人を経由した 情報ネットワークへのアクセス 情報を経由した 業務プロセスへのアクセス 人との対話を通じた情報の入手 人を中心とした情報伝達プロセスの設計 コミュニケーション ツール進化の方向性 Slate Cloud Smart Phone WiMAX Social Networking Service Teleworking BCP 3

4 Microsoft Lync 利用と運用のコストを削減 あらゆるユーザーがすぐに利用可能 迅速な展開が可能 クロスプラットフォーム対応 共通のエクスペリエンス プレゼンス連動 同時着信 転送 クリック トゥー コール PC Mac ブラウザー モバイル IP 電話 4

5 人中心 シーンに最適なインターフェース 中核となるシーンに最適なデバイスの周辺にエコシステムが形成される デバイスが世界を決めるのではない 最低限必要な情報を すばやく入手 最低限の コミュニケーションを 維持 完全な生産性を 持ち運ぶ 統合情報マネジメント プラットフォーム PC 携帯電話 ブラウザーを通じた 展開の選択肢 最高の操作性と生産性 クラウド オン プレミス (自社内展開) ユニファイド ビジネス エンタープライズ コミュニケーション インテリジェンス コンテンツ管理 エンタープライズ 検索 コラボレーション 統合ビジネス プラットフォーム 5

6 変革をもたらすエンタープライズコミュニケーションの実現 ワークスタイルの変革 変革の機運 ビジネス継続における直近の深刻な課題 社会とともに成長する企業としての義務 働く場所の制約から解放 6

7 日本マイクロソフト株式会社 東京都港区港南 品川グランドセントラルタワー 総フロア面積 : 36,800 (19 31階) 統合前 (新宿本社+代田橋+赤坂+初台+霞が関) : 約28,100 = 30% 勤務従業員数 約2,500名 (約 60 がフリーアドレス) Global Workplace 第1位 働きがいのある会社 第3位 by Grate Place To Work Institute, 2010 管理職向けアンケート* 社員向けアンケート* 在宅勤務は柔軟な働き方が可能な職場環境づくりと 業務の効率化 生産性向上の両面で効果がある 未経験の社員に在宅勤務を勧める 92 勧める 84 効果がある (*弊社内独自調査による) ワークプレイス リサーチ 2009 日本 : 時間別ワークプレイス利用状況 100% 固定席の 60% は価値を生み出していない 外出 デスク外 80% その他 60% 紙の利用 40% リーディング 20% 日本 vs アジア : モビリティ分布 ライティング 2 日本 16:30 14:30 15:30 12:30 13:30 電話 17:30 アジア 10:30 3 会話 11:30 8:30 9:30 0% 4 コンピューター 日本のモビリティはアジア平均より高い 1 Low 0 0% Moderate High 15% 25% 35% 45% 55% 65% 日本 : 作業環境の分布 Very High 75% 85% 100% 11% 95% 80% 14% 60% 40% モビリティは外部での作業機会を増やす 19% 90% 自宅 32% 20% 66% 20% 15% 17% 45% 0% 10% 22% Low Moderate High 客先 会議室 デスク以外の社内 デスク Very High 7

8 モバイル ワークスタイルの実現 Face-to-Face の代替手段を提供 出張 移動 固定席 外出先 客先 フリーアドレス 自席 自宅 会議室 自席以外の席 Phone ブース 会議室 Face-to-Face をさらに効率化 HUB スペース オープン ミーティング インフォーマル スペース デスク外での生産性と安全性の維持 安全な アクセス 通信や HDD ドライブ 電子ファイルを暗号化 VPN Direct Access Bit Locker RMS 情報の管理 データや文書ファイル 人の体系的な管理と検索 およびアクセス BCS ECM 検索 タギング 情報の伝達 同期および非同期での テキスト 音声 映像 メール ボイスメール チャット 会議 VoIP 情報の加工 業務アプリケーション PC スマートフォン ブラウザー 8

9 セキュリティ への誤解 原因別の漏えい件数 内部不正行為 11件 (1.4%) バグ セキュリ ティホール 9件 (1.1%) 不正アクセス 11件 (1.4%) 盗難 42件 (5.2%) 設定ミス 8件 (1.0%) 管理ミス 紛失 置忘れ 308件 (38.2%) 98件 (12.1%) 誤操作 263件 (32.8%) 情報漏えいインシデントの 8 割以上が ユーザーのうっかりミスによるもので 悪意のある情報漏えいは 1 割にも満た ない 媒体 経路別の漏えい件数 電子メール 60件 (7.4%) インターネット 36件 (4.5%) PC 本体 32件 (4.0%) USB等可搬記録媒体 85件 (10.5%) 紙媒体 569件 (70.5%) 情報漏えい経路の7割以上が紙媒体 PC の持ち出し禁止は 害多くしてほぼ実利 なし むしろ PC の持ち出しを許可して ペーパレス化するほうが適切 多段階での 入口 管理による安全性確保 厳密に保管 高レベルの機密情報 暗号化 追跡 中レベルの機密情報 伝達 加工 低レベルの機密情報 社内ネットワーク インターネット 無防備な流出の回避 安全に守られたデバイスから 安全に守られたネットワークを通じて 社内リソースに自由にアクセス 9

10 モバイル ワークスタイルの価値 場所を問わない生産性により 場所を選択する自由を手に入れる いつでもだれとでも コミュニケーション いつでもどこでも 生産性を維持 コミュニケーション機会を逃さず 必要な情報に確実にアクセス Video : マイクロソフトの UC ワークスタイル エグゼクティブ編 企業経営における迅速 な意思決定が求められ るエグゼクティブは 多くの人からの情報収 集とビジネス プロセス の短縮 組織活性化の 手段の 1 つとして UC を活用しています IT 編 テクニカルサポート ユーザー教育 オンデ マンド配信 最新の技 術がコミュニケーショ ンをスムーズにし 情 報の迅速な共有を実現 するとともに コスト も大幅に削減していま す ファイナンス編 グローバルに分散した 同僚やアウトソーシン グ先との 距離や時間 にとらわれないコミュ ニケーションと確実な コラボレーションを UC で実現しています 営業編 社内外のどこからでも お客様やパートナー 同僚に つながる こ とができるため 目的 に応じて最適な場所を 自由に選択 生産性と 発想力の向上 コスト 削減を実現しています 10

11 Video : マイクロソフトの UC ワークスタイル 第12回 テレワーク推進賞 会長賞 受賞 働き方の改革による創造性豊かな社会を目指して 目的 経営効率の向上と改善 分析 人と環境 ワークスタイルの変革 : 集中型から分散型へ 戦略 実践 効果 人 働き方の変革 環境負荷の軽減 環境 働く場所の変革 柔軟な働き方の実現 無駄の排除 モバイルワークに在宅勤務も包括し 全社員を対象に何時でも何処でもデス ク環境と同様の生産性を維持できる働き方を実現した点を高く評価 現状分 析等を踏まえ計画的に実施しつつ 様々な効果を見出している点も評価 ま た導入に至るアプローチは他企業等の参考となり波及効果を期待 (社団法人日本テレワーク協会 テレワーク推進賞 事務局 主席研究員 鈴木 洋様) 11

12 変革をもたらすエンタープライズコミュニケーションの実現 テレワークの日 テレワークの日 実施の目的 全社員が自らの BCP とワークスタイルを見直す機会 日常業務を普通にこなすことで問題点を洗い出す Lync オンライン会議で 朝の Opening Session を実施 品川本社をはじめ すべての拠点が対象 12

13 全社サーベイ コミュニケーション数の変化 主な参加場所 オンライン会議の回数 オフィス (9%) チャットの回数 訪問先 (11%) 出張先 (3%) 電話の回数 自宅 (72%) 電子メール数 減った (-50% ) やや減った (-50% -10%) 変わらない ( ±10%) やや増えた (10% 50%) 増えた (50% ) 削減時間の活用先 能力開発 (11%) 業務 (33%) 睡眠 (13%) 働きやすさに関する評価 提供された IT インフラは 適切だった 必要な人と適切にコミュニ ケーションできた 作業に集中できた 趣味 余暇 (13%) 家事 家族 (20%) 時間を有効活用できた そう思わない ややそう 思わない どちらとも いえない ややそう思う そう思う テレワーク成功の要件 テレワークの有効性 ワークライフバランスの改善 コミュニケーションの効率化 働きやすさ 個人の環境に依存 テレワーク成功の要件 働き方の 選択肢 の提供が第一の目的 インプット主義からアウトプット主義へ タスクの向き不向きを分類 ビジネスサイクルにあてはめる 会社として取り組みを対外的に表明 13

14 ユーザー事例 ユーザー事例 テレコミュニケーション2012年3月号 (リックテレコム) より抜粋 14

15 変革をもたらすエンタープライズコミュニケーションの実現 コミュニケーションの進化 迅速なビジネス コミュニケーション 15

16 企業内ソーシャルネットワークの可能性 組織統制とは異なる情報伝達の仕組み 役割を超えた知識の共有 テーマを中心とした人と情報のネットワーク インターネット SNS と同じ方法論は通用しない ソーシャルネットワーク内に類似のネットワークは築けない 発言と応答がともに任意 ビジネスの期待値に合わない 行動ベースの自動的なネットワーク構築が必要 興味や関心を自動抽出しキーワード化 必要な時にアクセス 検索システムとの統合 SharePoint による知識ネットワーク構築 ソーシャル タグ UC 調査 Lync キーワードと人の関連性を通じて 知識をたどることができる 営業 Office 分析 経営 16

17 エンタープライズ コミュニケーション 情報や人を経由した 情報ネットワークへのアクセス 情報を経由した 業務プロセスへのアクセス 人との対話を通じた情報の入手 ユーザー中心 の知識流通システム Lync 体験セミナー 隔週金曜日 品川本社テクノロジーセンターで開催する 無料ハンズオンセミナー 17

18 Office Future Vision Microsoft Corporation. This material is provided for informational purposes only. Microsoft makes no warranties, express or implied. 18