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1 The Book for SILE version Simon Cozens

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3 Table of Contents SILE とは? 2 SILE と Word 2 SILE と TeX 2 SILE と InDesign 4 結 論 4 さあ 始 めよう 6 基 本 的 な SILE 書 6 インストール 6 パッケージのインストール 7 ソースからのインストール 7 Windows ユーザのためのノート 8 SILE の 実 8 もうちょっとクールに 8 SILE 書 の 作 成 10 紙 サイズを 定 義 する 10 テキスト 10 コマンド 12 環 境 13 XML 書 式 13 いくつかの 有 な SILE コマンド 16 フォント 16 書 構 造 17 章 と 節 17 脚 注 18 インデントとスペーシング 18 分 割 18 語 とハイフネーション 19 ファイルの 取 り 込 みと Lua コード 20 SILE パッケージ 22 image 22 rules 23

4 color 24 rotate 24 features 25 unichar 25 bidi 26 pullquote 26 raiselower 26 grid 27 verbatim 28 他 のパッケージにより 利 されるパッケージ 29 footnotes 29 counters 29 pdf 30 frametricks 30 insertions 31 twoside 31 masters 31 infonode 31 inputfilter 32 SILE マクロとコマンド 34 単 純 なマクロ 34 内 容 を 伴 うマクロ 35 ネストしたマクロ 36 SILE の 設 定 38 スペーシング 設 定 38 タイプセッタ 設 定 40 ラインブレーキング 設 定 41 Lua からの 設 定 42 SILE の 内 部 44 ボックスとグルー ペナルティ 44 Lua インターフェイス 45 フレーム 46 書 クラスの 設 計 50 コマンドを 定 義 する 52 出 ルーチン 53 エクスポート 56

5 度 なクラスファイル 1: XML プロセッサとしての SILE 58 表 題 を 扱 う 59 セクショニング 60 その 他 の 機 能 61 より 進 んだ 話 題 62 並 列 テキスト 62 傍 注 65 ライブラリとしての SILE 69 デバッギング 70

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7 Chapter 1 SILEとは? SILE は 組 版 システムです その 的 は 美 しい 書 を 成 することにあります SILE とは 何 なのか そ れが 何 をするものなのか これらを 理 解 する 最 も 良 い 法 は あなたが 聞 いたことがあるであろう 他 の システムと 較 することでしょう 1.1 SILE と Word 多 くの たちはパソコンを 使 って 印 刷 の 書 を 作 成 するとき Microsoft Word iwork Pages あるい は LibreOffice Writer といった デスクトップ 向 けのワープロソフトを 利 します SILE はこれらワー プロソフトとは 異 なります それは 組 版 システムです そこにはいくつかの 重 要 な 違 いがあります ワープロソフトの 的 は あなたがスクリーン 上 で しているものと そっくりそのまま 同 じ た の 書 を 作 成 することにあります これに 対 して 組 版 システムの 仕 事 は ユーザの の データ から 可 能 な 限 り 栄 えの 良 い 書 を 成 することにあります SILE に 対 する データは その 内 容 がどのようにページ 上 にレイアウトされるべきかの 指 を 含 む テキスト 書 です ワープロソフトはしばしば WYSIWYG What You See Is What You Get( たままが 得 られる) で あると われますが SILE は 全 く WYSIWYG では ありません 実 際 結 果 はそれが 得 られるまで 分 から ないのです むしろ SILE 書 は テキストエディタ その 栄 えではなく テキストそのものを 編 集 す るためのソフトウェア を いて 準 備 され PDF 書 を 成 するために SILE によって 処 理 されます 少 し 具 体 的 にみてみましょう ワープロソフトでは あなたはどんどん 章 を していきます そ してそれが の 右 端 にさしかかると カーソルは 動 的 に 次 の の 先 頭 にジャンプします ワープロソ フトはどこで 改 がなされるかをあなたに してくれます SILE では あなたが SILE 章 を している 段 階 では どこで 改 が われるかは 分 からず 書 を SILE が 処 理 する 段 階 になってそれが はっきりします あなたは 好 きなだけ い 章 を テキストエディタを 使 って 打 ち 込 んでいくことがで きます SILE はそれを 処 理 する 段 階 になって 章 を 整 形 し パラグラフを 構 築 するために 章 の 最 適 な 改 位 置 を 探 します この 処 理 はひとつの に 対 して( 最 で)3 回 われます 例 えば 最 初 の 試 みで 得 られた 章 の 整 形 結 果 で ふたつの 連 続 した がハイフネートされた 語 で 終 わっているなど の 状 況 が じると より 良 い 改 位 置 が つかるよう 処 理 が 再 度 試 みられます ページ 分 割 に 対 しても 同 様 です ワープロソフトではいずれあなたは 新 しいページに 移 動 することに なりますが SILE では 体 は 好 きなだけ 継 続 されます 章 がどのようにページに 分 割 されるかは 書 全 体 のレイアウトを 検 討 したのちに 決 定 されるからです い 換 えると SILE はあなたが 求 める 結 果 を 記 述 するための 語 であり そのインタプリタで す SILE はあなたが 与 えた 連 の 指 に 基 づき 印 刷 物 を 得 るための 最 善 の 処 理 を 施 します 1.2 SILE と TeX いくらかの たちは なんだか TeX のようだ と 思 うかもしれません 1 もしあなたが TeX についてよ 1. ひとりの TeX ユーザとして わせれば なんだか TEX のようだ だろうか

8 SILE とは? く 知 らない あるいは 関 がないのであれば このセクションは 読 み ばしてもらっても 構 いません 実 際 TeX のようだというのは 正 しい 意 です SILE は TeX からかなりのものを 引 き 継 いでいま す SILE のような さなプロジェクトが TeX という The Art of Computer Programming の 著 者 た るあの 教 授 の 偉 な 創 造 物 の 後 継 者 だと 名 乗 るのはおこがましいかもしれませんが SILE は TeX の 現 代 的 な 再 実 装 です TeX は 組 版 システムのなかでも 最 初 期 のもののうちのひとつで それゆえほとんど 何 もないところか ら 設 計 されなければなりませんでした そのときなされた 設 計 上 の 決 定 のいくつかは 時 の 試 練 に 耐 え ました そして TeX はその 創 造 から 30 年 以 上 たった 今 でも 最 もよく 利 される 組 版 システムのうちのひ とつであり それはその 設 計 とパフォーマンスの 証 でもあります しかしながら その 設 計 の 残 りの 多 くの 部 分 は き 残 りませんでした 実 際 Knuth の 時 代 より 続 く TeX の 発 展 の 歴 史 の 半 は 彼 の 元 々 の 設 計 を 取 り 除 き 新 たな 業 界 標 準 技 術 で 置 き 換 えることでした 例 えば 我 々は METAFONT ではな く TrueType フォントを 使 い(xetex のように) DVI ではなく PDF を 使 い(pstex や pdftex) 7 ビット の ASCII ではなく Unicode を 使 い(これも xetex) マクロ 語 ではなくマークアップ 語 や 組 込 みのプ ログラミング 語 を 使 います(xmltex や luatex) 現 在 我 々が 依 然 として 利 するTeX のオリジナルの 部 分 は ⑴ ボックスとグルー モデル ⑵ ハイフネーション アルゴリズム ⑶ 改 ( 分 割 ) 処 理 アルゴリズムです SILE は 時 の 試 練 に 耐 え 抜 いた 上 記 3 つの 点 を TeX からしっかりと 受 け 継 いでいます SILE は TeX の 改 処 理 アルゴリズムのほぼ 丸 写 しな 移 植 を 含 み それは 同 じ が 与 えられたとき TeX と 全 く 同 じ 出 が 得 られるようにテストされています しかしながら SILE がスクリプト 語 で 書 かれている ため 2 SILE の 組 版 エンジンの 動 作 を 拡 張 したり 変 更 したりすることが 容 易 にできます 例 えば TeX が 苦 とすることのひとつとして グリッド 上 での 組 版 があります この 機 能 は 聖 書 を 組 むような にとっては 重 要 なものです グリッド 上 での 組 版 では 紙 の 両 で が 同 じ 位 置 に 揃 いま す これは 薄 い 紙 に 印 刷 されるときの インクの 滲 みによる 影 響 を 抑 えるために 有 効 です TeX 上 でこ れを う 試 みはなされてきましたが どれもひどいものでした SILE では 組 版 エンジンの 動 作 を 変 更 し ごく 簡 単 なアドオンパッケージを 意 することでグリッド 上 での 組 版 を 可 能 にします もちろん いまどきだれも plain TeX を 使 いません だれもが LaTeX で 同 様 のことを い そのうえ CTAN から 可 能 な 巨 なパッケージ 群 を 活 しています SILE は 未 だ TeX が 持 つような 巨 なコ ミュニティやリソースを 持 たず そのようなものを 活 することができません この 点 において TeX は SILE よりもずっと 先 を っています しかし 中 核 となる 能 という 点 において TeX と 同 等 か あ るいはもっと 進 んでいるとも えるところがあるかもしれません 2. もしもあなたがTeX capacity exceeded というメッセージに 馴 染 んでいるならば これはさぞかし 興 味 深 いこ とでしょう 3

9 1.4 結 論 1.3 SILE と InDesign 々が 出 版 物 をデザインするとき 辿 りつくツールとして InDesign(あるいはそれと 似 た DTP ソフト 例 えば Scribus)があります DTP ソ フ ト と ワー プ ロ ソ フ ト は ど ち ら も グ ラ フィ カ ル で WYSIWYG である 点 ではよく 似 ています しかし そのパラダイム は 異 なります DTP ソフトでは 通 常 書 の 内 容 を 準 備 すること よりも ページ 上 でそれをレイアウトすることに 焦 点 が 置 かれます クリックやドラッグといったマウス 操 作 でテキストや 画 像 をスク リーン 上 で 移 動 させます InDesign は 複 雑 で 価 な 商 出 版 ツールですが SILE は 由 な オープンソースの 組 版 ツールで 完 全 にテキストベースです SILE ではエディタでコマンドを し それらのコマンドをファイルに 保 存 し SILE に 組 版 させるために 渡 します これらの 根 本 的 な 違 い にかかわらず この 2 つには 共 通 した 特 徴 があります InDesign では 章 はページ 上 の フレーム に 流 しこまれます 左 の 図 は InDesign でよくあるレイアウトがどのようなものかを してい ます SILE もまたページ 上 でどこに 章 が 表 されるべきかを フレー ムという 概 念 を いて 決 定 します そのため SILE では TeX でできうるよりもっと 複 雑 で 柔 軟 なページ レイアウトを 設 計 することが 可 能 です InDesign で 有 な 機 能 として 構 造 化 された XML データ 形 式 を いたカタログや 名 簿 などの 出 版 があ ります InDesign でこれを うには まずそれぞれの XML 要 素 にどのようなスタイルが 適 されるか 宣 します データが InDesign に 読 み 込 まれると InDesign は 与 えられたルールに 従 ってデータを 整 形 し 出 します あなたは 全 く 同 じことを SILE でできるのです ただし SILE では XML 要 素 がどのように 整 形 される のかをより 詳 細 に 制 御 することができ これは SILE ではあなたが XML 要 素 を 処 理 するのに 例 えば Lua コードを 呼 び 出 したりすることができるからです SILE はコマンドラインのフィルタープログラム であるため 適 切 な 指 が 与 えられれば XML ファイルから PDF へ いとも 簡 単 に 変 換 することがで きます これは 素 晴 らしいことです この 解 説 書 の 最 後 の 章 では 複 雑 な XML 書 をスタイル 付 して PDF を 成 するための クラスファイ ル のいくつかの 例 を します 1.4 結 論 SILE 3 は として 与 えられたテキストの 指 をもとに PDF を 出 します SILE は TeX と InDesign に インスパイアされた 機 能 を 持 ち かつより 柔 軟 で 拡 張 可 能 プログラム 可 能 なものを 指 しています この 書 (これは SILE で 書 かれています)のようなものを 作 成 したり 構 造 化 されたデータを 整 形 して 出 するシステムとして 有 です 3. 応 っておくと 著 者 は /saɪəl/ と 発 します trial と 韻 を 踏 んで 4

10 SILE とは? 5

11 Chapter 2 さあ 始 めよう さて SILE とは 何 か 何 をするものなのか いくらか 理 解 したところで SILE そのものについて 話 題 を 移 しましょう 2.1 基 本 的 な SILE 書 SILE をどうやって 使 するのか す 前 に SILE 書 がどのようなものなのかひとつ 例 を しましょ う これは SILE に 対 する であり SILE によって 処 理 され PDF ファイルへと 変 換 されるものです これらの 書 はプレーンテキストです あなたがあなた の SILE 書 を 作 成 するにはテキスト エディタが 必 要 です Word のようなワープロソフトでこれらのファイルを 作 成 しても うまくい きません この 場 合 プレーンテキストではなく ワープロソフトの 独 フォーマットで 保 存 され てしまうからです Atom や Sublime Text のようなクロスプラットフォームの GUI 指 向 の 良 いテキ ストエディタがあります また Vim やEmacs などのキーボードコマンド 中 で 操 作 するものも 良 いでしょう 環 境 によってはほかにも 良 い 選 択 肢 があります Windows では Notepad+ OS X では TextMate Gnome の Gedit KDE では Kate などです テキストエディタの 較 については /alternativeto.net/tag/text-editor/ を 参 照 してください とりあえず もっとも 簡 単 な SILE 書 から 始 めましょう \begin[papersize=a4]{document} Hello SILE! \end{document} 今 のところは SILE 書 はこのようなものだというだけにしておいて 詳 細 は 次 の 章 で 取 り 上 げま しょう 分 かり 切 ったことを うようですが これは 左 上 部 にHello SILE と 書 かれ ページ 番 号 (1)がページ 下 部 中 央 に 配 置 された A4 サイズの PDF 書 を 成 します さて どうやってその PDF を 得 るのでしょ うか? 2.2 インストール なにはともあれ あなたは SILE を に れ あなたのパソコンで らせなければなりません SILE は ホームページ から できます

12 さあ 始 めよう パッケージのインストール OS X では 推 奨 される SILE のインストール 法 は Homebrew パケージマネージャを 利 することで す Homebrew が 利 できる 環 境 では( を 参 照 ) SILE をインストールするのはごく 簡 単 です brew install sile もし あなたがこれまで Lua プログラムを 使 ったことがないのであれば いくつかの 依 存 するソフト ウェアを 動 で 導 するように 求 められることでしょう この 場 合 提 されたコマンドを 実 した 後 上 記 のインストールコマンドを 再 び 実 するとインストールは 完 了 です SILE のパッケージでは 最 新 の Git HEAD バージョンをコンパイルして 導 することも 可 能 です 最 新 のリリースされていないコードを 試 すには brew install sile --HEAD Linux ユーザには Arch Linux のパッケージ 構 築 のファイルが 利 可 能 です sile パッケージは 最 新 の 安 定 版 で sile-git はリリースされていない 最 新 のコードを Git レポジトリから 取 得 し 構 築 し ます もし あなたが AUR をサポートしたパッケージマネージャを 利 しているのであれば いつも のように いずれかのパッケージを 導 できます yaourt -S sile す その 他 のシステムでは あなた でソースコードをダウンロードし コンパイルする 必 要 がありま ソースからのインストール SILE をインストールし 実 するにはいくつか 他 のソフトウェアが 必 要 です Lua プログラミング 語 のインタプリタと Harfbuzz テキストシェーピング ライブラリです SILE にはそれ の PDF 成 ライ ブラリが 付 属 しており それもまたいくつかのライブラリを 要 求 します freetype fontconfig libz そしてlibpng です これらの 依 存 ライブラリをそろえる 際 には あなたが 利 しているディストリビューションのパッ ケージマネージャを 極 使 うようにしてください Debian や Ubuntu のような DEB ベースの Linux マシ ンでは 以 下 のコマンドで 必 要 なものを 式 導 することができるでしょう apt-get install liblua5.2-dev lua-expat lua-lpeg libharfbuz-dev libfreetype6-dev libfontconfigdev libpng-dev RedHat 系 の Linux ディストリビューションでは yum install harfbuzz-devel make automake gcc freetype-devel fontconfig-devel lua-devel lualpeg lua-expat libpng-devel これらの 依 存 ライブラリがインストールされれば 次 は Lua ライブラリをそろえる 必 要 があります まだインストールされていない 場 合 は れましょう luarocks install lpeg luarocks install luaexpat 7

13 2.4 もうちょっとクールに luarocks install luafilesystem 以 上 のことが 済 めばようやく 本 題 に 移 れます SILE のホームページからダウンロードしたファイルを 解 凍 し ディレクトリを 移 動 してから 1 以 下 を 実 します./configure; make これが 終 われば SILE を 未 インストールの 状 態 で 実 できます./sile examples/simple.sil すべてが 順 調 であれば examples/simple.pdf というファイルが 成 されるはずです SILE を 本 格 的 に 使 うにはsile コマンドと SILE ライブラリ ファイルをシステムにインストールしま す これを うには 次 のようにします make install これでsile コマンドがどのディレクトリからも 利 可 能 になりました Windows ユーザのためのノート Windows で もmingw32 環 境 で SILE を 動 作 さ せ る こ と が で き た と の ユー ザ か ら の 報 告 が あ り ま す 現 在 の と こ ろ 確 実 な 法 は あ り ま せ ん が 82 での 議 論 が 参 考 になるでしょう 2.3 SILE の 実 では 新 たなディレクトリに 移 り テキストエディタを 開 いて 先 ほど 例 した 内 容 をファイルhello.sil に 保 存 しましょう そしてコマンドを 実 します sile hello (SILE は 引 数 のファイル 名 に 拡 張 が 与 えられなければ 動 的 に 拡 張.sil を 追 加 します) これによってファイルhello.pdf ができるでしょう あなたはめでたく SILE での 最 初 の 書 を 作 成 す ることができました 2.4 もうちょっとクールに examples/article-template.xml は 典 型 的 な DocBook 5.0 書 です DocBook を 印 刷 する 場 合 しばし ば XSLT プロセッサ FO プロセッサ そして 場 合 によっては 奇 妙 な LaTeX パッケージに 振 り 回 され なければなりません しかし SILE は XML ファイルを 読 み 込 むことができ しかも DocBook( 実 際 に はそのサブセット)を 処 理 するためのdocbook クラスが 付 属 しています 例 examples/article-template.xml をexamples/article-template.pdf に 変 換 するには 単 純 にこうし ます 1. もしあなたが リリースされた 配 布 物 を 取 得 したのではなく Git レポジトリをクローンしたのであれば 次 のステップに 進 む 前 に./bootstrap.sh を 実 する 必 要 があるでしょう 8

14 さあ 始 めよう %./sile -I docbook examples/article-template.xml This is SILE Loading docbook <classes/docbook.sil><examples/article-template.xml>[1] [2] [3] ここで-I フラグは ファイルを 読 み 込 む 前 に クラス ファイルを 読 み 込 むための 指 です docbook クラスファイルが 読 み 込 まれたのち DocBook ファイルは 直 接 読 み 込 まれ タグは SILE コマンドとし て 解 釈 されます 第 10 章 ではdocbook クラスがどのようなものか てみます そこでは 他 の XML フォーマットをいか に 処 理 するか 学 ぶでしょう 9

15 Chapter 3 SILE 書 の 作 成 さて ここで 最 初 の 例 に 戻 りましょう \begin[papersize=a4]{document} Hello SILE! \end{document} 3.1 紙 サイズを 定 義 する 書 は\begin{document} コマンドで 始 まります それには 紙 サイズの 指 定 が 必 須 です そして 書 は\end{document} で 終 わります その 間 には 2 種 類 の SILE 書 を 構 成 する 要 素 が 来 ます ページ 上 に 出 されるテキスト ここでは Hello SILE! とコマンドです デフォルトの 紙 サイズは A4 です ただし それぞれの 書 クラスはこの 値 を 上 書 きする 場 合 もあり ます 紙 サイズを 変 更 するには 書 宣 にオプションでこれを 指 定 します \begin[papersize=letter]{document} SILE は 国 際 規 格 ISO の A B C シリーズの 紙 サイズを 認 識 します これに 加 えて 次 の 伝 統 的 によ く いられる 紙 サイズも 利 可 能 で す letter note legal executive halfletter halfexecutive statement folio quarto ledger tabloid archa から arche シリーズ DI Common10 Monarch flsa flse csheet dsheet esheet もしも 標 準 的 でない 紙 サイズを 指 定 したければ 具 体 的 なサイズを 直 接 指 定 することも 可 能 です papersize=<basic length> x <basic length> SILE では さを 指 定 するいくつかの 法 があります 上 記 <basic length> は 数 と 単 位 (の 省 略 記 号 ) の 指 定 からなります 認 識 される 単 位 はポイント(pt) ミリメートル(mm) センチメートル(cm) インチ(in)です 例 えば ペーパーバックサイズの B-format はpapersize=198mm x 129mm のように 指 定 されます 後 ほど さを 指 定 する 別 の 法 についてもみることとなるでしょう 3.2 テキスト 通 常 のテキストについてはこれといって 述 べることはありません 単 に してください

16 SILE 書 の 作 成 TeX ユーザーは SILE がテキストについても 何 らかの 処 理 を うものと 期 待 するかもしれません 例 えば あなたが TeX において ふたつの 連 続 したバッククォート(``)を すると TeX は それを 開 始 のダブルクォート( )に 置 き 換 えてくれます SILE はそのようなことは いませ ん ダブルクォートを してください 同 様 に en ダッシュと em ダッシュでも -- や--- ではな く Unicode で 該 当 する 字 を してください テキスト 処 理 においていくつか 挙 げる 点 があるとすれば 以 下 のものでしょうか まずひとつ は スペースの 扱 いについてです もしあなたがスペース 3 つを いてHello SILE! と 書 いたとしても それはスペース 1 つ 分 Hello SILE! と 同 じ 結 果 になります また の 先 頭 にある スペースは 無 視 されます 同 様 に 改 字 を 好 きなところに れることができます 1 SILE はパラグラフ 全 体 を 取 扱 い 与 え られた で 可 能 な 最 適 な 改 位 置 を 計 算 します 例 として 挙 げるならば あなたの が 仮 に Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipisicing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation ullamco laboris nisi ut aliquip ex ea commodo consequat. Duis aute irure dolor in reprehenderit in voluptate velit esse cillum dolore eu fugiat nulla pariatur. Excepteur sint occaecat cupidatat non proident, sunt in culpa qui officia deserunt mollit anim id est laborum. だったとしても SILE の 出 において ʻtemporʼ で 改 が 起 こるとは 限 りません 改 は 常 に 適 切 な 位 置 で われます 実 際 の 出 は 以 下 のようなものとなるでしょう Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipisicing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation ullamco laboris nisi ut aliquip ex ea commodo consequat. Duis aute irure dolor in reprehenderit in voluptate velit esse cillum dolore eu fugiat nulla pariatur. Excepteur sint occaecat cupidatat non proident, sunt in culpa qui officia deserunt mollit anim id est laborum. うならば 改 字 はスペースに 変 換 されます 場 合 によってはこれは 望 ましいことではありません もし の 終 わりに 余 分 なスペースを 加 えたく なければ の 末 尾 でコメント 字 % を 使 います パラグラフを 終 了 する 場 合 は 改 を 2 個 続 けて れてください 例 えば Paragraph one. 1. 訳 注 : わかち 書 きをする 語 ではです 改 字 はスペース 1 個 分 と 同 じように 扱 われます 11

17 3.3 コマンド Paragraph two. This is not paragraph three. This is paragraph three. 注 意 点 として 挙 げられるふたつ は いくつかの(4 つです) 字 は SILE では 特 別 な 意 味 を 持 つこ とです これらは TeX ユーザにとっては 馴 染 み 深 いものでしょう バックスラッシュ はコマンドの 開 始 に いられます (コマンドの 詳 細 については 後 ほどすぐに 述 べ ましょう) 波 括 弧 ({ と})はグループ 化 に 特 にコマンドの 引 数 を 扱 う 際 に いられます 最 後 に パーセント 記 号 はコメント の 開 始 として いられます パーセント 記 号 から 次 の 改 字 までは SILE によって 無 視 されます これらの 字 を 出 したければ バックスラッシュを 前 に 付 けましょう \\ は ʻ\ʼ2 を \{ は ʻ{ʼ を \} は ʻ}ʼ を そして\% は ʻ%ʼ を 出 します 3 つ の 点 はハイフネーションです SILE はそれによってパラグラフ 全 体 の た が 良 くなると 判 断 できるときはいつでも 動 的 に 語 をハイフネートして 改 します ハイフネーションはその 時 の 語 の 設 定 が 反 映 されます 特 に 指 定 がなければ SILE はデフォルトで 英 語 を 仮 定 し ハイフネーション 処 理 を います 上 記 のラテン 語 のテキストの 例 ではハイフネーションは 無 効 化 されています 最 後 に 挙 げる 点 はリガチャです (ふたつあるいはそれ 以 上 の 字 が た を 良 くするために ひ とつの 字 に 結 合 される)SILE は 動 的 にリガチャ 処 理 を います このため あなたがもしaffluent fishing と すると( 実 際 には 使 するフォントに 依 存 します) 出 結 果 は ʻaffluent fishingʼ のよう になります リガチャを 抑 制 したい 場 合 は 空 のグループ(グループ 化 字 { と} を 使 って)を 挿 しま す af{}f{}luent f{}ishing ではaffluent fishing のようになります リガチャやそのほかの 機 能 の 制 御 に 関 する 詳 細 についてはOpenType フィーチャ の 節 を 参 照 してください 3.3 コマンド 典 型 的 な(この 点 に 関 しては 後 ほど 再 検 討 しましょう)SILE コマンドは バックスラッシュで 始 まり コマンド 名 が 続 く 字 列 です そして 書 は\begin{document} コマンドで 始 まり \end{document} で 終 わります コマンドはまた ふたつの 必 須 でない 部 分 を 持 ちます それはパラメータと 引 数 です 書 を 開 始 す る 時 の\begin コマンドはその 良 い 例 です 3 \begin[papersize=a4]{document} コ マ ン ド の パ ラ メー タ は 括 弧 で 囲 ま れ key=value の 形 を と り ま す 複 数 のパラメータを 指 定 する 場 合 は コンマやセミコロンを 使 って [key1=value1,key2=value2, ] のよ うに 続 けます "key" の 前 後 のスペースは 重 要 ではありません [key1 = value1; key2 = value2; ] の 2. 訳 注 : フォントによっては 円 記 号 になってしまいます 3. 厳 密 に うと\begin はコマンドではありませんが とりあえず 今 はそういうことにしときましょう 12

18 SILE 書 の 作 成 ように 書 くこともできます もしもコンマやセミコロンをパラメータの 値 に 使 いたければ 引 符 で 値 全 体 を 囲 います [key1 = "value1, still value 1", key2 = value2; ] のように コマンドは 引 数 をとるかもしれませんが その 場 合 は 波 括 弧 で 囲 います 4 SILE はコマンド 直 後 のスペースや 改 字 を 無 視 します 以 下 にいくつかの SILE コマンドを しましょう \eject % A command with no parameters or argument \font[family=times,size=10pt] % Parameters, but no argument \chapter{introducing SILE} % Argument but no parameters \font[family=times,size=10pt]{hi there!} % Parameters and argument 3.4 環 境 \chapter や\em ( イタリック 体 による 強 調 ) といったコマンドは せいぜい 数 の 較 的 短 いテキストを 囲 むために いられます もっと い 書 の 部 を 構 成 する 部 分 を 囲 みたい 場 合 は 環 境 を 使 いま す 環 境 は\begin{name} で 始 まり 対 応 する\end{name} までをその 中 に 含 みます ひとつの 例 が 既 に 出 ていますね document 環 境 で これは 書 全 体 を 囲 みます 内 緒 ですが コマンドと 環 境 の 間 には 全 く 違 いはありません いうなれば 以 下 のふたつは 等 価 なので す \font[family=times,size=10pt]{hi there!} \begin[family=times,size=10pt]{font} Hi there! \end{font} しかしながら いくつかの 場 では 環 境 を いたほうが 読 みやすく どこからどこまでコマンドが 影 響 するのか 認 識 しやすくまります 3.5 XML 書 式 実 際 のところ SILE はこれまで したものとは 完 全 に 異 なる フォーマットを 受 け 付 けます これ まで 例 してきたのもは TeX 書 式 でしたが もし ファイルの 最 初 の 字 が 括 弧 ( 実 際 は 不 等 号 記 号 <)であった 場 合 は SILE は ファイルが XML 書 式 であると 捉 えます [ もしそれが 整 形 式 の(well-formed)XML 書 でなければ SILE は 常 に 機 嫌 を 損 ねるでしょう ] 4. TeX ユーザはつい 括 弧 を 忘 れてしまうかもしれませんが それはいけません SILE では 括 弧 は 必 須 です 13

19 3.5 XML 書 式 ファイル 中 のすべての XML タグは SILE コマンドであると 解 釈 され 属 性 はパラメータである とみなされます このため ふたつのファイルフォーマットは 実 際 的 には 等 価 です ただひとつの 例 外 を 除 いては XML 書 式 の 場 合 は SILE 書 は 任 意 の タグで 始 まってもよいのです ( 習 慣 として SILE 書 には<sile> を いるのが 好 ましいですが) 例 えば XML 形 式 で 前 述 の 例 を すと <sile papersize="a4"> Hello SILE! </sile> 引 数 を 取 らないコマンドはすべて 整 形 式 の self-closing 5 タグ( 例 えば<break/>)でなければならず パ ラメータ 付 のコマンドはその 属 性 が 整 形 式 でなければなりません 前 に 挙 げた 例 を XML 書 式 で 書 くと <font family="times" size="10pt">hi there!</font> XML 書 式 は 間 が 直 接 書 くことを 想 定 しているわけではありませんが TeX 書 式 のほうがそれには 向 いているでしょう XML 書 式 に 対 応 することは コンピューターで SILE を 扱 うのをより 容 易 にしま す 例 えば SILE 書 を 編 集 するための GUI インターフェイスを 作 ったり 他 の XML 書 式 を SILE のそ れに 変 換 したり しかしながら SILE においては XML 書 を 処 理 するためのよりスマートな 法 が 存 在 します その ためには あなたはあなた の SILE コマンド それは 常 に 単 純 な 書 整 形 のものから SILE の 動 作 を 根 本 から 変 えるものまでを 含 む を 定 義 できることを 知 る 必 要 があります あなたがある 特 定 の XML 形 式 のファイル 仮 に DocBook としましょう を 持 っているとします あなたはすべての 可 能 な DocBook タグに 対 する SILE コマンドを 定 義 します するとあなたの DocBook ファイルは SILE ファ イルとしてそのまま 使 えるようになるのです 最 後 の 2 章 では SILE コマンドを 定 義 と XML 書 を 処 理 する 例 を しましょう 5. 訳 注 : 適 切 な 訳 語 が 分 からないが 開 始 終 了 のペアではなく 単 体 で 存 在 するタグのこと 14

20 SILE 書 の 作 成 15

21 Chapter 4 いくつかの 有 なSILEコマンド さて それでは SILE の 具 体 的 な 使 法 について ていきましょう まずはあなたが SILE で 書 を 作 成 し 始 めるのに 最 も 役 つコマンドから 始 め 次 第 により 細 かな 点 について 進 んでいきます 4.1 フォント テキストの た を 変 えるもっとも 基 本 的 なコマンドは\font コマンドです これは 次 のような 書 式 を とります \font[parameters ]{argument} \font[parameters ] 最 初 の 書 式 では 引 数 として 与 えられたテキストを 指 定 されたフォントで 描 画 します 次 の 書 式 ではそ れ 以 降 のテキストすべてに 影 響 します 例 として 挙 げると Small text \font[size=15pt]big text! \font[size=30pt]{bigger text} Still big text! は Small text Big text! Bigger text Still big text! となります ここで たように 属 性 として 可 能 なものとして size があります これは <dimension> で 指 定 さ れます ここで <dimension> は 以 前 登 場 した<basic length> のようなものですが これは 現 在 のフォ ントのサイズに 対 する 相 対 的 な 値 として 指 定 可 能 です 例 えば ex ユニット(ex) であったり em ユ ニット(em) あるいは en ユニット(en)です \font コマンドで 指 定 可 能 な 属 性 値 は size: 先 に 述 べたとおりです

22 いくつかの 有 な SILE コマンド family: 使 するフォント 名 が 来 ます フォントをその 名 前 で 指 定 するには SILE はシステムにインス トールされたすべてのフォントについて 知 る 必 要 があります SILE の XML 書 式 では フォントファミ リーは CSS 形 式 のコンマで 分 離 された ʻ スタック ʼ として 指 定 可 能 です filename: もしファイル 名 が 与 えられたら SILE はシステムフォントではなく 指 定 されたフォントを 使 します style:normal またはitalic です weight:css 形 式 のウェイトを 表 す 数 値 が 来 ます 有 効 な 値 は100 と200 から までです フォントによっては 全 てのウェイトがサポートされているとは 限 りませんが (ふたつ 程 度 かもしれません ) SILE は 最 も 近 いものを 選 択 します language : 字 からなる(ISO639-1) 語 コードです これはスペーシングとハイフネーションの 両 に 影 響 を 与 えます script: スクリプト( 字 体 系 字 系 )の 指 定 です 後 で 述 べる 語 とハイフネーション の 節 を 参 照 してください 動 で 陽 にフォント 指 定 を うのは 常 に 倒 ですね 後 ほどこれを 動 化 する 法 についても てみましょう SILE は\em{ } コマンドを\font[style=italic]{ } のショートカットとして 提 供 します ボールド 体 に 対 するショートカットはありません なぜならそれはあまり 良 い 習 慣 とは えないからで す そのようなものを 簡 単 に う 法 は 与 えないことにしましょう 4.2 書 構 造 SILE は 様 々な 書 クラス(LaTeX のクラスと 似 た)を 提 供 します デフォルトでは 書 の 構 造 化 を ごくわずかにサポートするのみの plain クラスが いられます 他 にはbook クラスがあり これは 左 右 のページマスタ ヘッダと 脚 注 章 節 などのヘッディング( 柱 )をサポートします この 節 のコマンドを 使 うには あなたの 書 の\begin{document} コマンドでbook クラスを 指 定 する 必 要 があります あなたが 今 読 んでいるこの 書 は 実 際 に \begin[papersize=a4,class=book]{document} で 始 まります 章 と 節 あなたは 書 を\chapter{ } \section{ } そして \subsection{ } などのコマンドを 使 って 分 割 するこ とができます これらのコマンドは 引 数 として その 章 や 節 の 出 しをとります 章 は 新 たな 左 ページ から 始 まり 章 の 出 しは 左 ページのヘッダに 表 されます 加 えて 節 の 出 しは 右 ページのヘッダ に 表 されます 章 や 節 は 動 的 に 1 から 番 号 付 けされて 開 始 されます この 動 作 を 変 更 するには 次 の 章 のcounters パッケージの 解 説 を 参 照 してください 番 号 付 けを 抑 制 したければ パラメー タ[numbering=no] を 与 えます この 副 節 はコマンド\subsection{ 章 と 節 } で 開 始 されています 17

23 4.4 分 割 脚 注 脚 注 は\footnote{ } コマンドでつけることができます 1 脚 注 コマンドに 対 する 引 数 はページ 下 部 に 表 される 脚 注 の 内 容 です これは 各 章 ごとに 動 的 に 1 から 番 号 付 けされます 4.3 インデントとスペーシング SILE では パラグラフは 通 常 インデントされます(デフォルトで 20 ポイント 幅 です) これを 抑 制 する には\noindent コマンドを パラグラフの 先 頭 に 付 与 します ( このパラグラフのような 最 初 のパラグ ラフでは\noindent は 必 要 ありません なぜなら\section と\chapter は 動 的 に 章 や 節 の 出 しに 続 く 章 に 対 してそれを 呼 ぶからです)\noindent は\indent コマンドを 続 けて 呼 ぶことで 打 ち 消 すことが できます パラグラフ 間 あるいはパラグラフと 他 の 要 素 との 間 の 垂 直 向 のスペース 分 量 を 増 やすには \smallskip \medskip および\bigskip が 使 えます これらはそれぞれ 3pt 6pt 12pt のスペースに 相 当 します このパラグラフの 後 に\bigskip を れてみましょう 平 向 のスペースを ないに 挿 するには さなものから きなものへ 順 に \thinspace (em の 1/6) \enspace(1en) \quad (1em) そして\qquad(2em) center 環 境 中 (\begin{center} \end{center})では 中 央 寄 せとなります 例 えばこのパラグラフの ように 4.4 分 割 SILE は とページの 分 割 を ら 決 定 します 後 の 章 ではこのプロセスを 微 調 整 する 設 定 法 を 紹 介 しま しょう しかしながら SILE の plain クラスにもそれを 助 けるためのいくつかの 法 が 存 在 します パラグラフ 間 に 挿 された\break コマンドは フレーム 分 割 を 引 き 起 こします (\framebreak と\eject という 同 義 のコマンドも 存 在 します)もし 複 数 のフレームがページ 内 にあれば 例 えば 多 段 組 み の 書 現 在 のフレームが 終 了 し 次 のフレームの 先 頭 から 処 理 は 続 けられます \pagebreak(あるい は\supereject)はより 強 制 のあるもので これはページ 上 に 更 なるフレームが 残 っていても 新 しい ページを 開 始 します より 穏 やかな 変 種 としては \goodbreak これは SILE にそこが 良 いページ 分 割 点 であると 教 えるもの があります それとは 反 対 に \nobreak は 分 割 を 抑 する 働 きがあります これ らの 中 間 的 なものとして \allowbreak があり SILE にページやフレームの 分 割 に 適 さないかもしれな いが それを 許 可 するよう 指 するものとして 利 できます パラグラフの 中 では これらのコマンドは 全 く 別 の 意 味 を 持 ちます \break コマンドは 改 を 指 し 同 様 に \goodbreak \nobreak および\allowbreak も 分 割 に 対 応 します もしも ページ 分 割 を 特 に 禁 したければ \novbreak を 使 います SILE は 通 常 両 端 揃 えを います すなわち SILE は がちょうど 与 えられた でぴったり 収 ま 1. このように \footnote{ このように} 18

24 いくつかの 有 な SILE コマンド るように 単 語 間 のスペースを 調 整 します 2 両 端 揃 え 以 外 には 左 揃 えがあります 左 揃 えでは 単 語 間 のス ペースは 均 等 になるかわり パラグラフの 右 端 はきれいに 揃 いません 左 揃 えはしばしば 供 向 けの 本 に いられたり 新 聞 のような の 幅 が 狭 い 状 況 でも いられます 左 揃 えを うには 章 を\begin{raggedright} 環 境 を 囲 います このパラグラフは 左 揃 えで 組 まれています 同 様 に raggedleft 環 境 もあります これはパラグラフの 右 側 は 揃 え 逆 に 左 はがたつきます この パラグラフは 右 揃 えで 組 まれています 4.5 語 とハイフネーション SILE は 現 在 選 択 されている 語 の 設 定 に 基 づいてハイフネーションを います ( 語 設 定 は 前 に た ように\font コマンドで います)SILE は 様 々な 語 のハイフネーションをサポートしており 各 語 特 有 の 組 版 ルールについてもサポートすることを 的 としています SILE はまた xx という 特 別 な 語 を 理 解 します これはなんのハイフネーションパターンもな いものです この 語 に 切 り 替 えると ハイフネーションは われません コマンド\nohyphenation{ } が\font[language=xx]{ } のショートカットとして 利 できます ハイフネーション 以 外 にも 語 ごとに 組 版 上 の 規 則 は 異 なりますが SILE はほとんどの 語 とスク リプトに 対 する 基 本 的 なサポートを 備 えます (もしも SILE が 適 切 に 処 理 出 来 ない 語 やスクリプトが あれば 知 らせてください 対 応 します) いくつかの 語 では 同 じ 字 を 使 うが 異 なるように 組 まれるという 状 況 が じます 例 えば Sindhi と Urdu はアラビア 字 heh を 標 準 的 なアラビア 語 とは 異 なるやり で 結 合 します そのような 場 合 は あなたはlanguage とscript オプションを\font コマンド 中 で 適 切 に 指 定 しなければなりません Standard Arabic \font[family=scheherazade,language=ar,script=arab]{}; Sindi: \font[family=scheherazade,language=snd,script=arab]{}; Urdu: \font[family=scheherazade,language=urd,script=arab]{}. Standard Arabic: ; Sindi: ; Urdu:. (script オプションの 完 全 なリストについては を 参 照 のこと) 2. これは SILE が 常 に の さを に 厳 密 に 合 うようにするということを 意 味 しません SILE はある 程 度 の 調 整 を いますが 最 善 を 尽 くした 後 最 も 悪 くないと 思 われる 結 果 を 出 します いくつかの 語 がわずかに 余 に 突 き 出 る 結 果 となることもあります 19

25 4.6 ファイルの 取 り 込 みと Lua コード 4.6 ファイルの 取 り 込 みと Lua コード な 書 を 作 成 するとき あなたは SILE 書 を 複 数 のファイルに 分 割 して 管 理 したくなるでしょ う 例 えば それぞれの 章 を 別 のファイルに 分 けしたり ユーザー 定 義 のコマンドを 開 発 し( 第 6 章 を 参 照 ) それをひとまとめのファイルにして 書 の 本 とは 分 けて 管 理 したり その 場 合 異 なる SILE ファイルを 取 り 込 む 必 要 があります その 機 能 は\include コマンドにより 提 供 されます これには 必 須 のsrc=<path> パラメータにより ファイルへのパスを す 必 要 があります 例 えば あなたは 学 位 論 を 次 のように 書 きたくなるでしょ う \begin[papersize=a4,class=thesis]{document} \include[src=macros] \include[src=chap1] \include[src=chap2] \include[src=chap3] \include[src=endmatter] \end{document} \include は れ になっても 構 いません ファイル A がファイル B を 取 り 込 み それがまたファイル C を 取 り 込 んだり SILE は Lua プログラム 語 で 書 かれており Lua インタプリタが 実 時 に 利 可 能 です ちょう ど HTML 書 中 で Javascript コードを<script> タグで 実 するように SILE 書 中 では Lua コード を\script コマンドを いて 実 可 能 です (XML 書 式 ではちょうどよく えるでしょう)このコマン ドはふたつの 形 態 をとります ひとつは\script[src=<filename>] で Lua スクリプトをファイルごと 取 り 込 み もうひとつは\script{ } で インラインの Lua コードです インラインで 何 か いことをやるには SILE の 内 部 に 関 する 知 識 が 必 要 です( 幸 運 なことに コードはそれほど 複 雑 ではない)が とりあえず 始 めに Lua 関 数 SILE.typesetter:typeset( ) を 使 ってみましょう これはページにテキストを 加 えます SILE.call(" ") は SILE コマンドを 呼 び 出 し SILE.typesetter:leaveHmode() は 現 在 のパラグラフを 終 了 し テキストを 出 します 例 として \begin{script} for i=1,10 do SILE.typesetter:typeset(i.. " x ".. i.. " = ".. i*i.. ". ") SILE.typesetter:leaveHmode() SILE.call("smallskip") end \end{script} 20

26 いくつかの 有 な SILE コマンド は 以 下 を 出 します 1 x 1 = 1. 2 x 2 = 4. 3 x 3 = 9. 4 x 4 = x 5 = x 6 = x 7 = x 8 = x 9 = x 10 =

27 Chapter 5 SILEパッケージ SILE には 付 加 的 な 機 能 を 提 供 する 様 々なパッケージが 付 属 しています 事 実 SILE の 実 際 の 中 核 ( core )となる 機 能 はかなりコンパクトで 拡 張 性 に 富 み ほとんどの 重 要 な 機 能 はアドオンパッケージ として 提 供 されています SILE パッケージは Lua プログラミング 語 で 書 かれており 新 たなコマンド を 定 義 したり SILE の 動 作 を 変 更 したり 実 際 のところ Lua でできることは 何 でもできます 先 に 述 べたとおり パッケージのロードは\script コマンドで われ これは Lua コードを 実 しま す 規 約 として パッケージはあなたの 作 業 ディレクトリ または SILE のインストールディレクトリ の packages/ サブディレクトリに れることになります 例 えば すぐ 後 に 述 べるgrid パッケージは 通 常 は/usr/local/lib/sile/packages/grid.lua にあります これをロードするには \script[src=packages/grid] とします SILE のパス 検 索 SILE は 様 々なディレクトリを 検 索 します まずはカレントディレクトリ 次 に もし 環 境 変 数 SILE_PATH が 設 定 されていれば SILE はそのディレクトリを そして 標 準 的 なインストールディ レクトリ /usr/lib/sile や/usr/local/lib/sile TeX とは 異 なり SILE はサブディレクトリを 再 帰 的 に 検 索 しません このためもしあなたが あなたのマクロやクラス パッケージファイルなど をサブディレクトリに 置 いたら あなたはその 完 全 な 相 対 パスを 指 定 しなければなりません 5.1 image テキスト 以 外 にも SILE は 画 像 を 挿 することができます image パッケージをロードすることで HTML のそれと 同 様 の \img コマンドが 使 えるようになりま す img は 次 のふたつのパラメータを 取 ります src= は 画 像 ファイルへのパスで またオプションとし て height= あるいはwidth= パラメータを 表 する 画 像 のサイズとして 指 定 します もしもサイズが 指 定 されなければ 画 像 はその 然 な 1 ピクセルサイズで 表 されます デフォルトの libtexpdf バックエンドでは 画 像 は JPEG PNG EPS PDF フォーマットがサ ポートされます Pango/Cairo バックエンドでは PNG のみです 1. 訳 注 : 原 著 は ʻnaturalʼ です どういう 意 味 なのかよく 分 かりません

28 SILE パッケージ それでは 200x243 ピクセルの 画 像 を \img[src=documentation/gutenberg.png] で 表 させてみましょ う それと (それぞれ)\img[src=documentation/gutenberg.png,width=120px] \img[src=documentation/gutenberg.png,height=200px] \img[src=documentation/gutenberg.png,width=120px,height=200px] です 画 像 は あたかも 常 に きな 字 のように テキストのベースラインに 沿 って 配 置 されることに 注 意 してください 5.2 rules rules パッケージは 罫 線 を 描 画 します これはふたつのコマンドを 提 供 します まずは\hrule で これは 与 えられた 太 さ( さ)と さ( 幅 )の 線 分 を 描 画 します 罫 線 は 他 のテキストと 全 く 同 じように 取 り 扱 われます このため パラグラフの 途 中 で このよう に 描 画 することも 可 能 です (これは\hrule[width=20pt, height=0.5pt] で 成 されました ) 23

29 5.5 features 画 像 と 同 じく 罫 線 はテキストのベースラインに 沿 って 配 置 されます rules パッケージで 提 供 される ふたつ のコマンドは\underline で これは 下 線 を 引 くものです 下 線 は 書 を 作 成 する 上 で あまり 良 い 習 慣 とは えません 決 して 使 わないでください ( これは\underline{ 決 して} で 成 されました ) 5.3 color color パッケージは テキストや 罫 線 の を 時 的 に 変 えるためのものです このパッケージはひとつ のパラメータを 取 る \color コマンドを 提 供 します パラメータはcolor=<color specification> で 引 数 として 与 えられたテキストや 罫 線 を その で 描 画 します の 指 定 法 は HTML と 同 じです 16 進 数 値 x を 使 った RGB 値 で#xxx または#xxxxxx の 形 式 ( 例 えば #000 は で#fff は #f00 は ) または HTML と CSS における 名 前 付 きの 指 定 が 可 能 です HTML と CSS の 名 前 付 き のリストは にあり ます 例 として 挙 げると このテキストは\color[color=red]{ } での 出 です 罫 線 の 例 も 挙 げておきましょう \color[color=#22dd33]: 5.4 rotate rotate パッケージは 回 転 機 能 を 提 供 します これにより rotate=<angle> をフレーム 宣 に 加 えること で フレーム 全 体 を 回 転 させることができます また \rotate[angle=<angle>]{...} コマンドで あら ゆるものを 回 転 させることができます ここで<angle> は 度 を 度 で 表 したものです 回 転 される 描 画 物 はボックスの 中 に 配 置 され 回 転 されます その さと 幅 は 再 度 計 算 され 組 版 の ための 通 常 の 平 リストに 送 られます このため 回 転 される 内 容 の 周 囲 には 余 が 確 保 されます こ のことを 理 解 するために 実 例 をいくつか しましょう here is some text rotated by ten, and twenty forty degrees. 前 は 以 下 のコードで 成 されました here is some text rotated by \rotate[angle=10]{ten}, \rotate[angle=20]{twenty} and \rotate[angle=40]{forty} degrees. 24

30 SILE パッケージ 5.5 features Chapter 3 で 述 べたように SILE は 動 的 に フォントで 定 義 されたリガチャを 適 します これらの リガチャは フォントファイルの フィーチャ 2 テーブルで 定 義 されています リガチャ( 複 数 のグリフ がひとつのグリフとして 表 される)の 他 にも フィーチャテーブルでは 様 々なグリフ 置 換 が 定 義 され ています features パッケージは SILE があなたが 選 択 したフォントに 対 し 有 効 にするフィーチャを 選 択 する 機 構 を 提 供 します どのようなフィーチャが 存 在 するかはフォントに 依 存 します いくつかのフォン トでは それがどのようなフィーチャをサポートしているのかを 説 明 するマニュアルが 付 属 していま す OpenType フィーチャに 関 する 議 論 はこの 書 の 範 疇 を 超 えているのでここでは いません フィーチャは \font コマンドのオプションで そのままの フィーチャ 名 を 渡 すことで 有 効 無 効 にできます \font[features="+dlig,+hlig"]... % turn on discretionary and historic ligatures しかしながら この 法 は 扱 いづらく フィーチャコードを 覚 えておく 必 要 が 出 てきます features はふたつのコマンドを 提 供 します \add-font-feature と\remove-font-feature で OpenType フィー チャへのより 簡 単 なアクセスを 実 現 します インターフェイスは TeX のパッケージのfontspec に 由 来 し ています サポートされている OpenType フィーチャの 完 全 な 解 説 については fontspec パッケージの 書 を 参 照 してください 3 以 下 にfeatures パッケージで 任 意 の(discretionary)リガチャと 歴 史 的 (historic)リガチャを 制 御 す る 例 を します \add-font-feature[ligatures=rare]\add-font-feature[ligatures=discretionary]... \remove-font-feature[ligatures=rare]\remove-font-feature[ligatures=discretionary] 5.6 unichar SILE は Unicode 対 応 であり その は UTF-8 エンコーディングです (サポートされる Unicode の 範 囲 に 関 しては 使 するフォントに 依 存 します)Unicode で 定 義 されたいくつかの 字 はキーボードから 直 接 するのは 困 難 です このため unichar パッケージはこの 問 題 に 対 処 するための 法 Unicode コードを 直 接 指 定 するコマンド を 提 供 します unichar をロードすると \unichar コマンドが 利 可 能 となります 2. 訳 注 : 原 は 単 に features OpenType などの 度 な 組 版 拡 張 機 能 のこと

31 5.9 raiselower \unichar{u+263a} % produces \unichar の 引 数 がU+ u+ 0x あるいは0X で 始 まる 場 合 は それは 16 進 数 値 だとみなされます そう でなければ 10 進 数 であると 仮 定 されます 5.7 bidi ラテン 字 などの 字 系 では 章 は 左 から 右 へ(LTR) 進 みます しかしながら いくつかの 字 系 特 にアラビア 語 やヘブライ 語 では 右 から 左 に(RTL) 進 みます bidi パッケージ これはデフォルト でロードされます は 右 から 左 へ 書 き 進 める 場 合 の 書 や LTR と RTL を 混 在 させるような 書 を 正 しく 組 むための 機 能 を 提 供 します これはデフォルトで 読 み 込 まれるため パラグラフ 中 で LTR と RTL テキストの 両 を 書 くことができ SILE は 正 しい 順 序 でそれらの 字 が 出 されることを 保 証 します bidi パッケージはふたつのコマンド \thisframeltr と\thisframeRTL これらは 現 在 のフレームのデ フォルトの 書 字 向 を 設 定 する を 提 供 します すなわち もしあなたが SILE にフレームが RTL で あると 指 するならば 章 は 右 端 から 始 まり 左 に 進 みます このパッケージはまた \bidi-off と\bidi-on コマンドを 提 供 します bidirectional サポートを 無 効 にすることで もしかしたら 処 理 速 度 を 向 上 させることができるかもしれません 5.8 pullquote pullquote コマンドはより い 引 を 装 飾 された 引 符 とともに インデント 付 きでブロック 引 し ます 例 を してみましょう An education is not how much you have committed to memory, or even how much you know. It is being able to differentiate between what you do know and what you do not know. Anatole France オプションとして author は 引 元 の 物 の 名 前 を 追 加 します setback はブロックの 左 右 両 側 にマージンを 設 定 します color は 引 符 の を 変 えます scale は 引 符 の 相 対 的 なサイズを 変 えます もしもpullquote 環 境 内 でどのフォントを 使 するのか 指 定 したければ pullquote:font コマンドを 再 定 義 します デフォルトでは これはそれを 取 り 囲 む 章 のフォントと 同 じです 引 元 の も 同 様 に pullquote:author-font で 引 符 のフォントはpullquote:mark-font を 設 定 することで 変 えること ができます 5.9 raiselower も し あ な た が 画 像 や 罫 線 テ キ ス ト な ど が ベー ス ラ イ ン 上 に 沿 っ て 配 置 さ せ て く な い な ら 26

32 SILE パッケージ ば raiselower パッケージを 使 ってそれらを 上 げ 下 げすることができます (footnote パッケージは 脚 注 の 参 照 番 号 を 上 付 き 数 字 として 表 するため このパッケージを 利 しています ) これはふたつの 単 純 なコマンドを 提 供 します \raise と\lower で どちらもheight=<dimension> をパ ラメータとして 取 ります それぞれ 引 数 となるものを 与 えられた 量 だけ 持 ち 上 げたり 下 げたりしま す これらは の さや 深 さに 影 響 しません Here is some text raised by three points ; here is some text lowered by four points. 前 のパラグラフは 以 下 のコードで 成 されます Here is some text raised by \raise[height=3pt]{three points}; here is some text lowered by \lower[height=4pt]{four points} grid SILE は 通 常 以 下 に すふたつのルールに 従 って と の 間 のスペースを 決 めます SILE はベースライン 間 が baselineskip と 呼 ばれるある 固 定 された 距 離 となるように 連 続 したふた つの の 間 にスペースの 挿 を 試 みる もしも 最 初 のルールによる 結 果 によって 間 の 距 離 が 2 ポイント 以 下 になるならば それを 2 ポイ ントとなるように 強 制 する (この 量 はlineskip の 設 定 で 調 整 可 能 ) 2 番 のルールは 前 の が きなディセンダー( 例 えば g q j p などの 字 が 含 まれる) 場 合 に いアセンダーを 持 つ(k l と 字 など) 次 の とぶつかるのを 防 ぐためにあります これに 加 えて baselineskip はある 量 の 伸 張 性 (ʻstretchʼ)を 持 ちます これはページ 分 割 処 理 を 最 適 化 させるために 役 に つ 場 合 に 間 を 広 げたり 同 様 にパラグラフ 間 の 距 離 を 伸 縮 させたりしま す これらのルールの 組 み 合 わせにより はページの 様 々な 位 置 で 開 始 することになるのです これとは 別 の 組 版 の 流 儀 では は 規 則 正 しいグリッド 上 の 決 まった 位 置 で 始 まることを 要 求 しま す いくらかの 々はグリッド 上 の 組 版 によって じる ページの カラー (ʻcolorʼ)を 好 みます そ してこの 法 は しばしば 常 に 薄 い 紙 に 印 字 するときに インクが 裏 から 滲 まないように 夫 する 的 として の 位 置 をきっちり 揃 えるために いられます 次 の 例 を べてみてください 左 のものは が 紙 の 両 で 同 じ 位 置 にくるようにしたもので 右 はそのようになっていないものです 27

33 5.11 verbatim grid パッケージは SILE の 組 版 エンジンが 上 記 ふたつのルールを 適 しないように 動 作 を 変 更 させま す その 結 果 は 常 にグリッド 上 に 整 列 され パラグラフ 間 のスペースなどは 常 に グリッド 上 に が 規 則 正 しく 並 ぶように 調 整 されます パッケージをロードすることで ふたつの 新 たな SILE コマンド が 追 加 されます \grid[spacing=<dimension>] と\no-grid です 最 初 のものはグリッド 上 の 組 版 を そ れが 実 された 時 点 以 降 から 有 効 にして 次 のものはそれを 無 効 にします このセクションのはじめで \grid[spacing=15pt] によって 15 ポイントのグリッドが 設 定 されてい ます グリッドが 有 効 になったときの 例 を しましょう Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipisicing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation ullamco laboris nisi ut aliquip ex ea commodo consequat. Duis aute irure dolor in reprehenderit in voluptate velit esse cillum dolore eu fugiat nulla pariatur. Excepteur sint occaecat cupidatat non proident, sunt in culpa qui officia deserunt mollit anim id est laborum. そして 以 下 は \no-grid にした 後 のものです Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipisicing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation ullamco laboris nisi ut aliquip ex ea commodo consequat. Duis aute irure dolor in reprehenderit in voluptate velit esse cillum dolore eu fugiat nulla pariatur. Excepteur sint occaecat cupidatat non proident, sunt in culpa qui officia deserunt mollit anim id est laborum verbatim verbatim パッケージはプログラムのコードを 引 したりするなど フォーマッティングが 重 要 な 章 を 表 したりする 際 に 役 に ちます これは SILE の 設 定 を 左 揃 え ハイフネーションなし インデント なしの 規 則 的 なスペーシングとなるようにします これはまた SILE にスペースの 数 を 勝 に 減 らした りしないように 伝 え また 等 幅 フォントを 使 うように 設 定 します この 名 前 にも 関 わらず verbatim は SILE が 特 殊 字 を 扱 うやり を 変 えません あなたはverbatim 中 でもバックスラッシュと 波 括 弧 をエスケープする 必 要 があります 例 えば \\ のように それでは verbatim 環 境 の 例 を してみましょう function SILE.repl() if not SILE._repl then SILE.initRepl() end SILE._repl:run() end verbatim 環 境 の 中 で 使 するフォントを 指 定 したければ verbatim:font コマンドで 再 定 義 することが できます この 書 では 28

34 SILE パッケージ <define command="verbatim:font"> <font family="consolas" size="10pt"/> </define> です 5.12 他 のパッケージにより 利 されるパッケージ これらに 加 えて おそらく あなたが 直 接 は 利 しないであろうパッケージもあります それらのパッ ケージは 他 のパッケージやクラスにより 基 本 的 な 機 能 を 提 供 するという 的 のために 存 在 します 例 えばbook クラスは 他 の 補 助 的 なパッケージからの 機 能 で 構 成 されています footnotes 例 えば book クラスでは \footnote コマンドで 脚 注 を 加 えることができることをみました このコマ ンドは 実 際 には footnotes パッケージにより 提 供 されています book クラスはこのパッケージをロー ドし どこに 脚 注 を 置 くべきか 伝 え そしてfootnotes パッケージは 脚 注 を 整 形 し 表 させます これは 他 にも 以 下 に 述 べる 数 々のパッケージを 利 しながら われます counters SILE の 様 々な 部 分 例 えばfootnotes パッケージや 章 節 のコマンド はカウンタを 利 します 現 在 の 脚 注 番 号 章 番 号 などに 使 うためです counters パッケージは カウンタを 設 定 し カウンタを 増 加 させ 表 させたりすることに 使 えます これは 以 下 のようなコマンドを 提 供 します \set-counter[id=<counter-name>,value=<value>] <counter-name> という 名 前 のカウンタを 与 えら れた 値 で 設 定 します \increment-counter[id=<counter-name>] \set-counter と 同 様 に しかしvalue パラメータがなけ れば カウンタを 1 だけ 増 加 させます \show-counter[id=<counter-name>] これはカウンタの 値 を 宣 された 表 形 式 で 整 形 し 表 します カウンタパッケージのすべてのコマンドはオプションとして display=<display-type> パラメータ をとり これはカウンタの 表 形 式 を 設 定 します 可 能 な 表 形 式 は デフォルトでarabic アルファベットのカウンタとしてalpha 字 の ローマ 数 字 roman そして 字 のローマ 数 字 Roman です 例 えば 次 のような SILE コードは \set-counter[id=mycounter, value=2] \show-counter[id=mycounter] \increment-counter[id=mycounter] \show-counter[id=mycounter, display=roman] 29

35 5.12 他 のパッケージにより 利 されるパッケージ 2 iii 以 下 のようになります pdf pdf パッケージは( 基 本 的 な)PDF リンクや 次 の 機 能 を 実 現 します これは 3 つのコマンドを 提 供 し ます \pdf:destination \pdf:link そして\pdf:bookmark です コマンド\pdf:destination はリンク 先 (ターゲット)を 成 します これはパラメータとしてname を とり リンク 先 を 特 定 するための 意 的 な 名 前 を 指 定 します 書 中 のある 場 所 にリンクを 張 るに は \pdf:link[dest=name]{ 内 容 } を 使 います もし pdf パッケージがtableofcontents パッケージのあとにロードされたら( 例 えば book クラスを いた 書 の 中 ) PDF 書 はしおり(アウトライン) 付 のものとなります frametricks 最 初 の 章 で 述 べたように SILE はページのどの 部 分 にテキストを 置 くか 指 定 するために フレームを います frametricks パッケージはパッケージの 著 者 に フレームを 扱 うための 数 々のコマンドを 提 供 し ます とにかく 有 なのはshowframe です これは 出 エンジンに フレームを 線 で 囲 いラベルを 付 けるよ うに 指 します これはオプションでパラメータid=<frame id> をとります もしこのオプションが 与 えられなければ 現 在 のフレームが 使 されます もし ID がall であれば 現 在 のクラスの 中 で 宣 さ れたすべてのフレームが 表 されます content_ コマンド\breakframevertical は 現 在 のフレームを 与 えられた 地 点 で 上 下 2 分 割 にします 現 在 の フレームが ID main を 持 つとしましょう フレームが 分 割 されると main は 上 のフレーム(コマンド 挿 以 前 )となり 下 のフレーム(コマンド 挿 以 降 )はmain_ という ID となります このパラグラフの 先 頭 では \breakframevertical コマンドを 実 しています そしてここで コマンド\showframe を 実 してみましょう てわかる 通 り 現 在 のフレームはcontent_ で ちょうどこのパラグラフの 開 始 位 置 で 始 まります 同 様 に \breakframehorizontal コマンドは フレームを 左 右 に 分 割 します このコマンドは 必 須 でな い 引 数 として offset=<dimension> をとり これはどの 位 置 でフレームを 分 割 するかを 指 定 します も しこれが 与 えられなければ フレームはその の 現 在 地 で 分 割 されます コマンド\shiftframeedge は 現 在 のフレームを 左 右 に 再 配 置 します これはleft= と(または)right= パラメータをとり パラメータの 値 は 正 か 負 の さです このコマンドはフレームの 先 頭 で 使 されな ければなりません それはこのコマンドが 組 版 エンジンを 再 初 期 化 するからです これらをすべて 組 み 合 わせた\float コマンドは 現 在 のフレームを 分 割 し フロート オブジェクトを 保 持 する さなフレーム(この 章 のはじめのドロップキャップのよ うに)を 成 し 章 を 周 囲 のフレームに 流 し 込 み 章 がフロートオブジェクトの 脇 を 過 ぎ 去 れば フレームを 元 のように 戻 します \float コマンドは 必 須 でないふたつのパラメータを 取 ります bottomboundary=<dimension> とrightboundary=<dimension> で フレームの 周 りに 余 を 付 与 します このパラグラフのはじめでは コマンド\float[bottomboundary=5pt]{\font[size=50pt]{ こ}} が 実 されています 最 後 に 本 とは 分 離 された サイドバーのようなフレームを 定 義 する 法 を しましょう 後 の 章 でどのようにしてそれが 実 現 されるか るでしょう 4 frametricks は\typeset-into コマンドを 提 供 し 30

36 SILE パッケージ ます これはテキストを 指 定 されたフレームに 描 画 します \typeset-into[frame=sidebar]{... frame content here... } insertions footnotes パッケージは 補 助 的 なもの(すなわち 脚 注 の 内 容 )を 内 容 として 受 け 取 り フレームを 適 当 なサイズに 縮 して 脚 注 フレームに 挿 します このような 作 業 はinsertions パッケージの で 実 現 さ れています これはユーザの に える SILE コマンドを 提 供 しませんが 他 のパッケージに Lua 機 能 を 提 供 します TeXnician たちは これが SILE のコアではなく 外 部 のアドオンパッケージとして 実 装 さ れていることに 興 味 を 持 つかもしれません twoside Chapter 4 で 述 べたbook クラスは 左 右 の 対 となるページマスタ 5 を 設 定 します twoside パッケージは ヘッダやその 他 の 位 置 の れ 替 えなどを います これは 般 ユーザからは 利 されません masters ページマスタ 設 定 機 能 もそれ アドオンパッケージのひとつです それはクラス 中 で フ レームのセットを 定 義 し 時 的 あるいは 恒 久 的 にそれらの 間 を 切 り 替 えることを 可 能 にしま す これはコマンド\define-master-template(これは Chapter 8 で る\pagetemplate をまねたもの) \switch-master そして\switch-master-one-page を 定 義 します このパッケージについて より 詳 し くは tests/masters.sil を 参 照 してください 訳 注 : 原 (よく 意 味 が 分 かりません) The masters functionality is also itself an add-on package. It allows a class to define sets of frames and switch between them either temporarily or permanently. It defines the commands \define-mastertemplate (which is pattern on the \pagetemplate function we will meet in chapter 8), \switch-master and \switch-master-one-page. See tests/masters.sil for more about this package infonode このパッケージはクラスを 設 計 する にのみ 有 です 4. 訳 注 : 原 は Weʼll see how to do that in a later chapter, but this raises the obvious question: if theyʼre not part of the text flow, how do we get stuff into them? 5. 訳 注 : 適 切 な 訳 がわかりません 31

37 5.12 他 のパッケージにより 利 されるパッケージ 書 を 処 理 するとき SILE はまずパラグラフを に 分 割 します それから をページ 内 に 配 置 し 最 終 的 にページを 出 します すなわち SILE がパラグラフ 中 のテキストを 処 理 している 間 では そのテ キストがどのページに 現 れるかは 明 らかではないのです これはインデックスや 次 などを 成 する 際 に 困 難 をもたらします なぜならそれらは ある 特 定 のテキストなどの 要 素 が 現 れるページ 番 号 を 必 要 とするからです この 問 題 に 対 処 するため infonode は あなたが テキスト ストリーム 中 に 情 報 ノード を 挿 す ることを 可 能 にします ページが 出 されるとき これらのノードはあるリストに 集 約 され クラスの 出 ルーチンは どのノードが 特 定 のページに 出 現 するか 決 定 するために このリストを 調 べることが できます infonode は\info コマンドコマンドを 提 供 します これはテキスト ストリームに 情 報 ノー ドを 挿 するためのもので ふたつのパラメータを 取 ります category= とvalue= です カテゴリは 似 たような 種 類 のノードをグループ 化 するのに 使 されます 例 として 聖 書 を 考 えましょう どの 範 囲 の 節 がページに 含 まれるかヘッダに 出 たいとします こ のとき 新 たな 節 を 開 始 するコマンドで 情 報 ノードを 節 への 参 照 とともに 挿 します SILE.Commands["info"]( category = "references", value = ref, ) 各 ページの 最 後 に 呼 ばれるendPage メソッドで references 情 報 ノードのリストを 調 べます local refs = SILE.scratch.info.thispage.references local runninghead = SILE.shaper.shape(refs[1].. " - ".. refs[#refs]) SILE.typesetNaturally(rhFrame, runninghead); inputfilter inputfilter パッケージは クラスの 製 作 者 に SILE によって 処 理 される 前 の データに フィルタ をかける 法 を 提 供 します これは 書 を 表 す 抽 象 構 (abstract syntax tree)を 書 き 換 えることで 可 能 となります inputfilter を あなたのクラスでclass:loadPackage("inputfilter") によりロードすることで ふた つの 新 たな Lua 関 数 が 利 可 能 となります transformcontent とcreateCommand です transformcontent は 書 の 内 容 を 構 成 する 構 造 (content tree)に 対 し その 内 容 となるテキストに 変 換 関 数 を 適 しま す 簡 単 な 例 として examples/inputfilter.sil を より 完 全 なものとして packages/chordmode.sil を てください 32

38 SILE パッケージ 33

39 Chapter 6 SILEマクロとコマンド 我 々がコンピュータを 利 する 理 由 のひとつは それが 反 復 作 業 を 得 意 とすることでしょう おそらく コンピューターを 利 するなかで 最 も 重 要 な 技 術 は 特 にプログラミングにおいて 繰 り 返 しなされ る 部 分 を 極 め 間 の 代 わりにコンピュータにそれをやらせることです すなわち Donʻt Repeat Yourself SILE においてもこれは 同 じことです しばらく SILE を 使 っていれば にはパターンがあり 何 度 も 繰 り 返 しなされることがあるということに 気 づくでしょう 6.1 単 純 なマクロ 仮 に SILE のちょっとした でこぼこ 道 ロゴをデザインしたいとしましょう ( TEX の 熱 烈 なファン にはおなじみの) 我 々のロゴは SIL E です あまり 素 晴 らしいものとは えませんが この 節 ではこ のロゴを 例 題 として いましょう このロゴを 出 するには 我 々はSIL E に ʻSʼ を 少 し 下 げて(ちょうど ex の 半 分 )ʻIʼ を 続 けて ʻLʼ を ちょっと 戻 って 少 し さな ʻEʼ をやや 持 ちあげて 出 するように 指 します SIL E コードではこれは S\lower[height=0.5ex]{I}L\glue[width=-.2em]\raise[height=0.6ex]{\font[size=0.8em]{E}} (\glue コマンドについては 気 にしないでください 後 で 説 明 します) も う 既 に 4 回 も こ の 章 で は こ の ロ ゴ を し て い ま す 何 度 も こ の コー ド を 繰 り 返 し したくはないですね 我 々がすべきことは コンピュータに これはSIL E のロゴ \SILE を したら S\lower[height=0.5ex]{I}L\glue[width=-.2em]\raise[height=0.6ex]{\font[size=0.8em]{E}} と 解 釈 せよ と 指 することです つまり コマンドを 定 義 するのです SILE 1 では コマンドを 定 義 するふたつの 法 があります 最 も 単 純 なコマンドは 例 として 挙 げたよ うな\SILE コマンドで \x と 書 いたら かわりにX \Y Z で 置 き 換 える というものです これらは マ クロ と 呼 ばれ 置 き 換 えの 作 業 を マクロ 展 開 と 呼 びます あなたはこの 種 のマクロを SILE ファイルの 中 で 定 義 することができます ちょうどここでは \define[command=sile]{ S\lower[height=0.5ex]{I}L\glue[width=-.2em] \raise[height=0.6ex]{\font[size=0.8em]{e}} 1. ロゴを 使 うのはもう 辞 めましょう

40 SILE マクロとコマンド } としました ここでは ビルトインの SILE コマンド\define を 使 しています \define はオプションとし てcommand を 取 り その 値 は 定 義 するコマンドの 名 前 です \define コマンドの 内 容 は コマンドが 使 される 時 に 実 されるべき SILE インストラクションです ここで SILE コマンドで 利 可 能 な 名 前 について 知 っておくべきでしょう XML 書 式 の ファイルでは コマンド 名 は XML タグ 名 として 許 されるものでなければなり ません TeX 書 式 ではアルファベットとアラビア 数 字 ハイフンとコロンが 使 可 能 です これ に 加 えて 任 意 の 1 字 コマンド 名 が 利 可 能 です (つまり バックスラッシュを 書 くのに\\ が 使 えます) コマンドを 定 義 する 際 に XML 書 式 でそれを うと どんなコマンド 名 でも 可 能 です 例 え それが XML 書 式 の ファイルで 利 不 可 であっても!(XML 書 式 の SILE ファイルで 奇 妙 な 名 前 のコマンドを 定 義 し TeX 書 式 でそれをつかうことはできます)TeX 書 式 では それは パラメータ 値 として 有 効 なものでなければなりません パラメータ 値 はコンマ セミコロン ある いは 閉 じ 括 弧 まで 続 いてしまうかもしれません 6.2 内 容 を 伴 うマクロ それでは 次 の 段 階 に 進 みましょう コマンドを 定 義 していく 中 で 時 々 単 純 な 置 き 換 え 以 上 の 引 数 を 伴 うものが 必 要 となることがあります 例 として color パッケージを 考 えましょう 我 々はテキス トを このように で 描 画 したいとします 通 常 のやり では これは \color[color=red]{このように} のようになります しかしながら 我 々は 常 に このように という 語 をハイライトしたいわけではありません 別 のテ キストをハイライトしたい 場 合 もあります そこで 我 々は ある 与 えられたものを コマンド\color [color=red]{... } で 囲 む 必 要 が 出 てきます つまり 引 数 を 取 るコマンドを 定 義 したいのです これを SILE で うには \process コマンドを 使 います \process は\define 中 でのみ 有 効 です (そ の 他 の 場 所 で 使 おうとするとぐちゃぐちゃな 結 果 となるでしょう)これは このコマンドの 引 数 として 与 えられたものを 何 でも 実 せよ という 意 味 です すなわち でなにか 描 画 するコマンドを 定 義 す るには \define[command=red]{\color[color=red]{\process}} 35

41 6.3 ネストしたマクロ Making things red is a \red{silly} way to emphasise text. \process コマンドはひとつのマクロ 中 で 何 度 も 呼 ぶことはできません このため \chapter コマンドは 単 純 なマクロとしては 実 装 できません コマンドを 定 義 する 別 の 法 は Lua プログラミング 語 を 使 ってそれを 書 くことです そしてそれは 実 際 に\chapter コ マンドの 定 義 で われています 後 の 章 でどのようにそれを うか るでしょう. \define コマンドは 本 当 に 単 純 なことをやるためだけのものです 6.3 ネストしたマクロ マクロの 中 でマクロを 呼 び 出 すことができます マクロは 単 に 現 在 処 理 中 のステップにおける 置 き 換 え でしかありません SILE がマクロコマンドを 読 み 込 むとき SILE はあたかもあなたがマクロの 定 義 内 容 を していたかのように 振 舞 います もちろん そのようなマクロ 定 義 は 他 のコマンドを 含 むかも しれません このため ごく 単 純 なマクロの 処 理 で 実 に 様 々な 動 化 を うことができます 例 えば この 書 ではたくさんのノートがあります そこではパラグラフは イタリック 体 2 左 マージン 付 きでふたつの 太 い 線 の 間 に 囲 まれて 表 されます これは\note コマンドによって 実 現 されています このコマンドはビルトイン コマンドではなく この 書 で 読 み 込 まれてい る documentation/macros.sil ファイル 中 で 定 義 されています その 定 義 は XML 書 式 で で <define command="line"> <par/><smallskip/><noindent/> <hrule width="450pt" height="0.3pt"/><par/> <novbreak/><smallskip/><novbreak/> </define> <define command="narrower"> <set parameter="document.lskip" value="24pt"/> <process> <set parameter="document.lskip" value="0pt"/> </end> <define command="notefont"><font style="italic" size="10pt"><process/></font></notefont> <define command="note"> <narrower> <line/> <notefont><process/></notefont> <line/> 2. 訳 注 : 和 訳 ではイタリックではありません 36

42 SILE マクロとコマンド </narrower> </define> ここで 初 めて 登 場 するコマンドは\set です これについてはすぐに 議 論 します 37

43 Chapter 7 SILEの 設 定 コマンドの 他 にも SILE はその 動 作 に 影 響 を 与 える 様 々な 仕 組 みを 提 供 します SILE のパラメータを 操 作 することで その 出 結 果 に 対 し 些 細 なものから 劇 的 なものまで 実 に 様 々な 変 化 を 与 えること ができます 外 部 パッケージはそれ の 設 定 を 宣 することができます(SILE に 同 梱 されているパッ ケージはそうではありませんが)が ここでは SILE 本 体 に 組 み 込 みの 設 定 のみ 解 説 することにしましょ う SILE の 設 定 は 名 前 空 間 を 持 ちます これは ⑴ その 設 定 がシステムのどのエリアに 影 響 するのか その 名 前 から 明 らかなようにする ⑵ 各 パッケージが 他 のパッケージや SILE 内 部 に 渉 する 配 な しに 設 定 を えるようにする ために 必 要 なことです それぞれの 設 定 パラメータはarea.name の 形 をと ります 例 えばtypesetter.orphanpenalty は タイプセッタがオーファン 1 に 対 するペナルティを 課 す 際 の 設 定 です SILE 書 中 から 設 定 を 変 更 するインターフェイスは \set コマンドです これはふたつのオプション を 取 ります どの 設 定 が 変 更 されるのかを 表 す パラメータ と それがどのように 変 更 されるのかを す 値 です 例 えば \set[parameter=typesetter.orphanpenalty, value=250] もし \set コマンドが 引 数 とともに 与 えられるならば それは 引 数 として 与 えられたブロックのみ の 局 所 的 な 変 更 であるとみなされます うならば \set[parameter=typesetter.orphanpenalty, value=250]{ \lorem } はオーファン ペナルティを 250 に 設 定 し \lorem コマンドで 与 えられる 50 語 からなるダミーのテキ ストを 組 み オーファン ペナルティを 元 の 値 に 戻 します それでは 各 ビルトインの 設 定 がどのようなものなのか てみましょう まずはより 明 瞭 なものから 始 め 次 第 に 理 解 が 難 しいものへ 移 ります 7.1 スペーシング 設 定 \note 環 境 のdocument.lskip パラメータを 例 にとりましょう これは グルー パラメータで 各 の 左 側 に 与 えられるスペースです この 値 を 正 の 値 に 設 定 することで 左 マージンを 実 効 的 に 増 加 させること 1. 訳 注 : パラグラフの 最 終 が ごく 少 数 の 語 句 のみから 構 成 されてしまい それが 最 終 に 取 り 残 され た ようになること または パラグラフの 先 頭 のみが 前 のページに 分 離 して 取 り 残 されることを 指 す

44 SILE の 設 定 ができます 同 様 に document.rskip は 各 の 右 側 にスペースを 与 えます グルー グルー パラメータは 通 常 の さとは 若 異 なります グルーは 基 本 的 には スペース で さとして 表 されますが ふたつの 付 加 的 な 構 成 要 素 を 持 ちます ストレッチ と スキッ プ 2 で <dimension> plus <dimension> minus <dimension> の 形 で 指 定 されます 最 初 の さ (dimension)は 基 本 となる さで ストレッチはそれに 加 えることができる 最 の さ シュリ ンクは 逆 に 差 し 引 くことができる さです 例 えば 12pt plus 6pt minus 3pt は 理 想 的 には 12 ポ イントだが 最 で 18 ポイント 最 で 9 ポイントまで 伸 び 縮 みが 許 容 されます ここで center 環 境 がどのように 実 装 されているか 考 えましょう まずは 我 々は 常 に 柔 軟 に 伸 びる グルーを 左 右 のマージンに 追 加 します \set[parameter=document.lskip,value=0pt plus pt] \set[parameter=document.rskip,value=0pt plus pt] これは 以 下 のような 結 果 を 出 します Here is some text which is almost centered. However, there are three problems: first, the normal paragraph indentation is applied, meaning the first line of text is indented. Second, the space between words is stretchable, meaning that the lines are stretched out so they almost seem justified. Finally, by default SILE adds very large glue at the end of each paragraph so that when the text is justified, the spacing of the last line is not stretched out of proportion. This makes the centering of the last line look a bit odd. We will deal with these three issues in the following paragraphs. 訳 この 章 はほぼ 中 央 寄 せとなっています しかしながら これには 3 つの 問 題 があります まず は 通 常 のパラグラフのように 最 初 の にはインデントが 付 加 されています 次 に 単 語 間 のス ペースが 伸 張 可 能 となっているため 各 はほぼ 端 揃 えされたように えてしまいます 最 後 に デフォルトでは SILE はパラグラフの 終 わりに 常 に きなグルーを 挿 します これはテ キストが 端 揃 えの 場 合 に 最 後 の が に 合 わせて 伸 張 されてしまうのを 避 けるためです こ のため 最 後 の は 中 央 寄 せとしてはやや 不 然 に えてしまいます この 3 つの 点 について 続 けてその 対 処 法 について てみましょう 各 パラグラフの 最 初 のインデント 量 は document.parindent で 制 御 されます これはグルーパラメータ で デフォルトでは 20 ポイントで 伸 び 縮 みしません 実 際 には パラグラフのはじめに 挿 される 空 2. 訳 注 : シュリンクの 間 違 いではないかと 思 われます 39

45 7.2 タイプセッタ 設 定 の 量 はcurrent.parindent です 各 パラグラフの 出 後 に current.parident は document.parindent の 値 でリセットされます \noindent コマンドはcurrent.parindent をゼロに 設 定 することで 実 現 されま す さ て こ の よ う に ぶ ら 下 げ イ ン デ ン ト に す る の は ど う す れ ば よ い で しょ う こ こ で は document.lskip を 20 ポイントに current.parindent を マイナス20 ポイントに 設 定 していま す (つまり \set[parameter=document.lskip,value=20pt] と\set[parameter=current.parindent, value=-20pt] を 実 します) パラグラフ 間 のスペースはグルーパラメータdocument.parskip で 設 定 されます これは 通 常 は 1 ポ イントのストレッチを 持 つ 5 ポイントのグルーとして 設 定 されます グリッド 上 の 組 版 の 節 で 述 べたように パラグラフ 内 の 間 のスペースはふたつのルールにより 決 定 されます ここでは それを 設 定 パラメータを いて 再 び 説 明 してみましょう SILE はふたつの 連 続 した の 間 の 距 離 が ちょうどdocument.baselineskip となるように 試 みます もし 最 初 のルールを 適 した 結 果 として パラグラフの 最 後 の と 次 のパラグラフの 最 初 の の 間 の 距 離 が document.lineskip 以 下 となるようであれば それがdocument.lineskip だけ 確 保 されるように 調 整 します 最 後 のスペーシング 設 定 は document.spaceskip です 通 常 単 語 間 のスペースは 現 在 のフォント の 空 字 の 幅 より 決 定 されますが 端 揃 えを 実 現 するために このスペースは 伸 縮 可 能 となりま す 具 体 的 には もし 仮 に 現 在 のフォントでのスペース 幅 が <space> だとすると document.spaceskip のデフォルト 値 は 1.2 <space> plus 0.5 <space> minus <space> と 設 定 されます 3 これを 陽 に 設 定 したければ document.spaceskip により 設 定 を います もしもデフォルト 値 に 戻 し たければ(つまりフォントの 空 字 の 幅 を 計 り 直 す) 設 定 を クリア する 必 要 があます これを う には \set コマンドをvalue パラメータなしで 呼 び 出 します \set[parameter=document.spaceskip] の ようにです 7.2 タイプセッタ 設 定 SILE のスペーシングを 制 御 する 設 定 は 成 される 書 に 対 して 明 な 影 響 を 与 えます タイプセッタ にも 操 作 するスイッチがあります typesetter.widowpenalty とtypesetter.orphanpenalty 4 は SILE がどの 程 度 ページの 始 まりや 終 わ りにはぐれた があるのを 抑 するかを 決 定 します ウィドウ は 改 ページの 際 に 1 だけ 前 のページ の 終 わりに 取 り 残 されることを オーフォン はパラグラフの 最 後 の だけが 次 のページに 引 き 離 されて しまうことを 指 します デフォルトでは これらに 対 し 150 ポイントのpenalty が 与 えられています この 値 は10000 までの 値 を 取 り 最 値 は ウィドウとオーファンの 禁 を 意 味 します SILE は 常 に よ く 伸 張 す る グ ルー を 各 パ ラ グ ラ フ の 末 尾 に 動 的 に 挿 し ま す こ れ な く し て は 端 揃 え の ア ル ゴ リ ズ ム が 最 終 を 含 む パ ラ グ ラ フ 全 体 に 渡 っ て 適 さ れ パ ラ グ ラ フ の す べ て の が 両 端 揃 え と なっ て し ま い ま す ( 通 常 我 々 は 最 後 の は 左 揃 え に し ま す) こ の グ ルー の 量 はtypesetter.parfillskip に よ り 設 定 さ れ て い ま す デ フォ ル ト 値 は0pt plus 10000pt で す が こ の パ ラ グ ラ フ で は ゼ ロ に し て あ り ま す 3. この 幾 分 適 当 な 値 の 設 定 はバグとも えるでしょう 4. TeX ユーザはリネームされていることに 注 意 40

46 SILE の 設 定 それでは ようやく 中 央 寄 せの 実 装 を 完 結 させましょう \set[parameter=document.lskip,value=0pt plus pt] \set[parameter=document.rskip,value=0pt plus pt] \set[parameter=document.spaceskip,value=0.5en] \set[parameter=current.parindent,value=0pt] \set[parameter=document.parindent,value=0pt] \set[parameter=typesetter.parfillskip,value=0pt] And this is (more or less) how the center environment is defined in the plain class: we make the margins able to expand but the spaces not able to expand; we turn off indenting at the started of the paragraph, and we turn off the filling glue at the end of the paragraph. 訳 そしてこれがほぼ plain クラスで 定 義 されているcenter 環 境 そのものです マージンは 伸 張 可 能 ですが スペースは 伸 張 せず パラグラフの 最 初 のインデントやパラグラフの 最 後 のグルーは 無 効 化 されています 最 後 に タイプセッタは におけるパラグラフ 分 割 法 を 知 る 必 要 があります これは 通 常 ふた つの 連 続 した 改 字 です しかしながら XML を 扱 う 際 には この 仮 定 は 適 切 ではありません このような 場 合 は typesetter.parseppattern を Lua パターンを 使 って 指 定 することができます これ はデフォルトでは\n\n+ です これに 加 えて における 複 数 のスペースがひとつのスペースに 変 換 されるやり を 定 義 するのが shaper.spacepattern の 設 定 です これは%s+ をデフォルト 値 として 持 ちま す ( 任 意 の 数 のスペースがひとつのスペースとみなされる)もしあなたが スペースの 数 をそのまま 保 ちたいならば スペースパターンを%s に 設 定 するとよいでしょう 7.3 ラインブレーキング 設 定 SILE のラインブレーキング( 分 割 )アルゴリズムは TeX からの 借 り 物 であり そして 同 等 の 準 のカ スタマイズ 性 を 備 えます とにかくラインブレーキング アルゴリズムに 適 可 能 な 設 定 を 列 挙 してみ ましょう あなたはこれらについてよく 知 っているものとします linebreak.tolerance: アルゴリズムによって 分 割 点 が 却 下 されるまでの 限 界 値 です (デフォルト :500) linebreak.pretolerance: これよりも 良 い 分 割 点 がければ ハイフネーションが 検 討 されます(デフォ ルト :100) 41

47 7.4 Lua からの 設 定 linebreak.adjdemerits: ふたつの 引 き 続 く が 視 覚 的 に 不 整 合 であった 場 合 に パラグラフ 構 築 中 に 累 積 される 付 加 的 なデメリット 値 の 量 です このケースでは ジャスティフィケーションのためによる スペーシングの 不 均 のために 起 こります 5 (デフォルト :10000) linebreak.looseness: 現 在 のパラグラフの 数 が 通 常 よりどのくらい 多 くなるべきか 設 定 します (デフォルト :0) linebreak.prevgraf: 現 在 のパラグラフにおいて 垂 直 リストに 追 加 された 数 linebreak.emergencystretch: パラグラフの 各 に 追 加 されるかもしれないストレッチの 量 linebreak.linepenalty: 各 ラインブレークに 付 随 したペナルティの 値 (デフォルト :10) linebreak.hyphenpenalty: ハイフネーションに 伴 うペナルティの 値 (デフォルト :50) linebreak.doublehyphendemerits: 連 続 した がともにハイフンで 分 割 される 場 合 のペナルティ (デ フォルト :10000) 7.4 Lua からの 設 定 これらの 設 定 を SILE レイヤで 操 作 することはまずないでしょう 複 雑 なレイアウトコマンドは Lua ス クリプトで 実 装 されることが 想 定 されています 以 下 の SILE 関 数 が Lua からアクセス 可 能 です SILE.settings.set(<parameter>, value): パラメータの 設 定 を います SILE レイヤでは \set コマンドは 字 列 による 表 現 を 可 能 な 限 り 適 切 な Lua 型 に 変 換 してくれ ますが SILE.settings.set はそれを いません Lua ではパラメータは 適 切 な 型 で 与 えられるこ とが 想 定 されています 例 えば さはSILE.Length オブジェクトでグルーはSILE.Glue でなければ なりません SILE.settings.get(<parameter>): 現 在 のパラメータの 設 定 を 取 得 します SILE.settings.temporarily(function): すべての 設 定 を 旦 保 存 し 関 数 を 実 した 後 それを 回 復 します SILE.settings.declare(<specification>): 新 たな 設 定 パラメータを 宣 します 使 い については 例 としてsettings.lua における 基 本 的 な 設 定 を 参 照 してください クラスパッケージは 名 前 空 間 を い <package>.<setting> とすべきです 5. 訳 注 : よく 分 かりません 原 :Additional demerits which are accumulated in the course of paragraph building when two consecutive lines are visually incompatible. In these cases, one line is built with much space for justification, and the other one with little space. 42

48 SILE の 設 定 43

49 Chapter 8 SILEの 内 部 我 々の SILE に 関 する 探 索 は そろそろ 最 深 部 にたどり 着 きました ここからは SILE のすべての 基 礎 となる 基 本 的 構 成 要 素 についてみていきましょう ここでは あなたはクラスの 設 計 者 であるとしましょう あなたは SILE がこれから 説 明 するコマ ンドや 機 能 をどう 実 装 しているかについての 細 部 を きちんと 理 解 できるようになるものとしま しょう 我 々はまた Lua レベルでこのコンポーネントにどうアクセスするのか るでしょう 8.1 ボックスとグルー ペナルティ SILE の 仕 事 は 雑 把 に うと さなボックスをページに 配 置 するだけのことです これらのボック スのうちいくつかは その 内 部 に 字 を 持 ち そしてそれらの 字 はある 幅 や さを 持 ち またボック スはスペースを 占 有 するだけで 空 っぽであったりします ボックスの ひとつの 平 な 集 まりが 出 来 上 がる(つまりラインブレークが 起 こる)と それは 別 のボックスの 中 に 押 し 込 まれ それらが 集 まって できるボックスの 垂 直 なリストは ページを 構 成 するよう 配 置 されます 概 念 的 に SILE はいくつかの 基 本 的 なコンポーネントを 知 っています 平 ボックス( 字 など) 平 グルー( 伸 縮 可 能 な 単 語 間 のスペース) 垂 直 ボックス(テキストから 構 成 される ) 垂 直 グルー ( 間 やパラグラフ 間 のスペース) そしてペナルティ(いかなるときに やページを 分 割 するかの 情 報 )です 1 とにかく 使 い 勝 がいいのは 平 および 垂 直 グルーです SILE の ストリームに 直 接 これらのグ ルーを 挿 するには \glue と\skip コマンドを 使 います 平 垂 直 グルーはそれぞれ width とheight パラメータを 取 ります このパラメータはグルー ディメンジョン( 法 )です 例 えば \smallskip コマンドは \skip[height=3pt plus 1pt minus 1pt] で \thinspace は\glue[width= em] と 定 義 されています 同 様 に \penalty コ マ ン ド が ペ ナ ル ティ ノー ド を 挿 す る の に 使 え ま す \break は\penalty[penalty=-10000] と \nobreak は\penalty[penalty=10000] と 定 義 されています 平 あるいは 垂 直 ボックスを 成 することもできます これを うひとつの 明 な 動 機 は 改 ページ や 改 によって 分 割 されて 欲 しくないものがあることでしょう 別 の 理 由 としては 度 ボックスとし て 構 築 されると それがどのくらいの きさを 占 めるのかが 明 らかになることです \hbox と\vbox コマ ンドはその 内 容 をボックスに 配 置 し Lua から 呼 び 出 されるときは 新 たなボックスを 返 し(return し) ます 1. これらに 加 えて あと 3 つのボックスの 種 類 があります N- ノード アンシェイプド ノード そしてディ スクレショナリー( 任 意 の)ノードです

50 SILE の 内 部 Lua インターフェイス SILE の Lua インターフェイスには ボックスとグルーを 扱 うためのnodefactory があります この 話 題 に 移 る 前 に 次 のことを 理 解 しておいてください グルー 量 は 常 にSILE.length オブジェクトで 指 定 さ れます これは 基 本 とストレッチ シュリンクの 3 要 素 からなるという 意 味 での 3 次 元 量 で す SILE.length を 構 築 するには local l = SILE.length.new({ length = x, stretch = y, shrink = z}) のようにします 平 グルーや 垂 直 グルーを 作 るには local glue = SILE.nodefactory.newGlue ({ width = l}) local vglue = SILE.nodefactory.newVglue({ height = l}) SILE の 組 版 エンジンはSILE.typesetter オブジェクトにより 構 成 されます これはふたつのキューを 管 理 します ノードキュー(SILE.typesetter.state.nodes)は すぐに に 分 割 されることになる 新 たな 平 ボックスと 平 グルーの 集 まりです 出 キュー(SILE.typesetter.state.outputQueue)は ページに 分 割 されることになる 垂 直 要 素 ( )から 構 成 されます ラインブレーキングやページブ レーキングはタイプセッタが 平 モードと 垂 直 モードの 間 を 遷 移 する 際 に 起 こります あなたはこれ をSILE.typesetter:leaveHmode() で 強 制 することができます SILE レベルでは パラグラフの 終 了 を 強 制 するコマンドは\par です あなたが 垂 直 なスペースを 加 えたいとしましょう この 場 合 まずはSILE.typesetter:leaveHmode() によって 現 在 のパラグラフの 処 理 対 象 が 適 切 にボックス 化 され 出 キューに 送 られることを 確 実 に します その 後 あなたは 望 みのグルーを 出 キューに 加 えることができます ボックスとグルーをキューに 送 るということは よくあるオペレーションで そのための 特 別 なメ ソッドが 存 在 します SILE.typesetter:leaveHmode() SILE.typesetter:pushVglue({ height = l }) ボックスをキューに 追 加 することはやや 複 雑 です なぜならボックスは 何 らかのやり でページに 描 画 される 必 要 があるからです これを 容 易 にするために ボックスは 通 常 value とoutputYourself メ ンバ 関 数 を 備 えます 例 えば image パッケージはこれを 常 に 単 純 なやり で 実 現 します 画 像 の 幅 と さ 画 像 のソース 画 像 を 表 するための 出 エンジンへの 指 を 記 した 平 ボックスをノード キューに 送 ります 45

51 8.2 フレーム SILE.typesetter:pushHbox({ width=, height=, depth= 0, value= options.src, outputyourself= function (this, typesetter, line) SILE.outputter.drawImage(this.value, typesetter.frame.state.cursorx, typesetter.frame.state.cursory-this.height, this.width,this.height ); typesetter.frame:advancewritingdirection(this.width) end}); 平 垂 直 ペ ナ ル ティ を キュー に 送 る に は 単 にSILE.typesetter:pushPenalty({penalty = x}) とSILE.typesetter:pushVpenalty({penalty = y}) メソッドを 使 します 8.2 フレーム 既 に 述 べたように SILE は 章 をページ 上 のフレームに 配 置 します 通 常 これらのフレームは 書 ク ラスで 定 義 されています しかしながら あなたはフレームをページごとに 作 ることができます これ を うには \pagetemplate と\frame コマンドを 使 います このようなことを いたい 状 況 というもの は ごく 限 られているでしょう しかしながら これについて 理 解 することは 書 クラスを らの で 作 成 するのに 役 つでしょう 例 と し て 段 組 み レ イ ア ウ ト を 実 現 し た い と し ま しょ う SILE は フ レー ム を 宣 す る の に constraint solver 2 システムを 利 しています あなたがフレームが 互 いにどのように 関 係 しているか を SILE に 教 えると SILE はページ 上 にそれがどのように 配 置 されるべきか 計 算 して 教 えてくれます 具 体 的 な 順 を てみましょう まずは 改 ページから 始 まります なぜなら SILE は ページにテキス トを 配 置 し 始 めた 後 にページレイアウトを 変 えることを 許 可 しないからです 3 どのようにして 新 しい ページを 始 めることができたでしょう?\eject( 垂 直 モード 中 の\break の 別 名 )が 出 キューにペナル ティを 加 えるのみであることを 思 い 出 してください そして 改 ページは 平 モードを 去 るときに 引 き 起 こされます それを うには\par です つまり \eject\par をした 後 に \pagetemplate を 開 始 でき ます \pagetemplate の 中 では 我 々は SILE にどのフレームを いるのか 指 する 必 要 があります \eject\par \begin[first-content-frame=leftcol]{pagetemplate} 2. 制 約 (constraint)を 解 決 する(solve) 3. もちろんあなたはframetricks パッケージを 使 ってこの 制 限 を 回 避 することができます 現 在 のフレームを 分 割 し frametricks がこしらえた 新 たなフレームを 操 るのです 46

52 SILE の 内 部 それでは 段 を 宣 しましょう その 前 にまず 段 間 を 宣 します なぜならそれは 既 知 のものとして 定 義 可 能 だからです ここではそれを ページ 幅 の 3% としましょう \frame[id=gutter,width=3%] フレームのサイズは 通 常 の<dimension> で 記 述 されます 加 えて 以 下 の 3 つも 可 能 です 他 のフレームのプロパティをtop() bottom() left() right() height() width() 関 数 で 参 照 することができます この 関 数 はフレーム ID を 引 数 にとります SILE ではフレームpage が 定 義 済 みとなっており これによりページ 全 体 のサイズにアクセスできます 算 術 関 数 が 利 可 能 です plus minus divide multiply そして 括 弧 は 数 式 でのそれと 同 じ 意 味 を 持 ちます フレームb がフレームa の 半 分 の さに 5 ミリ 加 えたものであると 宣 するに は height=5mm + (height(b) / 2) とします しかしながら 後 に るように SILE にこのよう な 計 算 を 任 せるようにしたほうがよいでしょう 版 のデザインはしばしばページに 対 する 割 合 で 指 定 されるため ショートカットとし て width=5% をwidth=0.05 * width(page) の 代 わりに height=50% をheight=0.5 * height(page) の 代 わりに 使 うことができます SILE はあなたが 垂 直 平 どちらの 割 合 指 定 をおこなうつもり なのか 判 断 できます 次 に 左 右 の 段 のためのフレームを 準 備 しましょう book クラスは 既 にいくつかのフレームを 定 義 して います ひとつはcontent で 本 にちょうど 良 いサイズと 位 置 に 配 置 されています 我 々は この フレームの 境 界 を 段 の 宣 に 使 います 左 段 の 左 マージンはこのフレームの 左 マージンで 右 段 の 右 マージンはこれの 右 マージンです また 我 々の 的 には 追 加 のパラメータが 必 要 となります なぜな ら 以 下 の 要 件 段 間 の 余 はふたつの 段 の 間 に 配 置 される ふたつの 段 は 同 じ 幅 を 持 つ (この 幅 は 明 らかではないが SILE がうまくやってくれる) 左 段 がいっぱいになったら 右 段 に 移 動 して 章 を 続 ける を 満 たす 必 要 があるからです \frame[id=leftcol, left=left(r), right=left(gutter), top=top(r), bottom=bottom(r), next=rightcol] \frame[id=rightcol, left=right(gutter), right=right(r), top=top(r), bottom=bottom(r), width=width(leftcol)] そして ようやくpagetemplate を 完 了 させます 47

53 8.2 フレーム \end{pagetemplate} 実 際 に 試 してみましょう 48

54 SILE の 内 部 ĆẲẴÈkĊĆ このページは 2 段 組 みになっています 次 の 章 では フレームの 宣 に 関 する 知 識 を 独 の 書 クラスを 作 成 するために 役 ててみま しょう とりあえず 段 組 みがきちんとできてい ることを すために ダミーの 章 を 流 しておき ましょう lorem ipsum dolor sit amet consetetur sadipscing elitr sed diam nonumy eirmod tempor invidunt ut labore et dolore magna aliquyam erat sed diam voluptua at vero eos et accusam et justo duo dolores et ea rebum stet clita kasd gubergren no sea takimata sanctus est lorem ipsum dolor sit amet lorem ipsum dolor sit amet consetetur sadipscing elitr sed diam nonumy eirmod tempor invidunt ut labore et dolore magna aliquyam erat sed diam voluptua at vero eos et accusam et justo duo dolores et ea rebum stet clita kasd gubergren no sea takimata sanctus est lorem ipsum dolor sit amet lorem ipsum dolor sit amet consetetur sadipscing elitr sed diam nonumy eirmod tempor invidunt ut labore et dolore magna aliquyam erat sed diam voluptua at vero eos et accusam et justo duo dolores et ea rebum stet clita kasd gubergren no sea takimata sanctus est lorem ipsum dolor sit amet duis autem vel eum iriure dolor in hendrerit in vulputate velit esse molestie consequat vel illum dolore eu feugiat nulla facilisis at vero eros et accumsan et iusto odio dignissim qui blandit praesent luptatum zzril delenit augue duis dolore te feugait nulla facilisi lorem ipsum dolor sit amet consectetuer adipiscing elit sed diam nonummy nibh euismod tincidunt ut laoreet dolore magna aliquam erat volutpat ut wisi enim ad minim veniam quis nostrud exerci tation ullamcorper suscipit lobortis nisl ut aliquip ex ea commodo consequat duis autem vel eum iriure dolor in hendrerit in vulputate velit esse molestie consequat vel illum dolore eu feugiat nulla facilisis at vero eros et accumsan et iusto odio dignissim qui blandit praesent luptatum zzril delenit augue duis dolore te feugait nulla facilisi ḎÆẶĄÈkĊĆ nam liber tempor cum soluta nobis eleifend option congue nihil imperdiet doming id quod mazim placerat facer possim assum lorem ipsum dolor sit amet consectetuer adipiscing elit sed diam nonummy nibh euismod tincidunt ut laoreet dolore magna aliquam erat volutpat ut wisi enim ad minim veniam quis nostrud exerci tation ullamcorper suscipit lobortis nisl ut aliquip ex ea commodo consequat duis autem vel eum iriure dolor in hendrerit in vulputate velit esse molestie consequat vel illum dolore eu feugiat nulla facilisis at vero eos et accusam et justo duo dolores et ea rebum stet clita kasd gubergren no sea takimata sanctus est lorem ipsum dolor sit amet lorem ipsum dolor sit amet consetetur sadipscing elitr sed diam nonumy eirmod tempor invidunt ut labore et dolore magna aliquyam erat sed diam voluptua at vero eos et accusam et justo duo dolores et ea rebum stet clita kasd gubergren no sea takimata sanctus est lorem ipsum dolor sit amet lorem ipsum dolor sit amet consetetur sadipscing elitr at accusam aliquyam diam diam dolore dolores duo eirmod eos erat et nonumy sed tempor et et invidunt justo labore stet clita ea et gubergren kasd magna no rebum sanctus sea sed takimata ut vero voluptua est lorem ipsum dolor sit amet lorem ipsum dolor sit amet consetetur sadipscing elitr sed diam nonumy eirmod tempor invidunt ut labore 49

55 Chapter 9 書 クラスの 設 計 ひとつのページ 上 でフレームレイアウトを 定 義 する 法 を 学 んだところで 書 全 体 でそれを 定 義 する 法 へと 進 みましょう 書 クラスは Lua ファイルで それはカレントディレクトリ あるいは SILE 検 索 パス( 典 型 的 には/usr/local/share/sile)のclasses/ サブディレクトリに 置 きます それでは マージンと 本 領 域 1 のサイズを 変 えるだけの 単 純 なクラスを 作 成 してみましょう 我 々はこれをbringhurst.lua と 名 付 けます なぜならばこれは Hartley & Marks 版 Robert Bringhurst による The Elements of Typographical Style のレイアウトを 模 倣 するからです 我 々が 設 計 するのは 書 籍 のクラスです このため SILE のbook クラス classes/book.lua を 継 承 するとよいでしょう ざっとbook.lua の 内 容 を 覗 いてみましょう 最 初 のクラス 定 義 の 後 masters パッケージを 読 み 込 ん でいます そしてマスタを 以 下 のフレームとして 定 義 します ( 可 読 性 のために 適 宜 改 を れていま す) book:definemaster({ id = "right", firstcontentframe = "content", frames = { } }) content = { left = "8.3%", right = "86 }, top = "11.6%", bottom = "top(footnotes)" folio = { left = "left(content)", right = "right(content)", top = "bottom(footnotes)+3%",bottom = "bottom(footnotes)+5%" }, runninghead = { left = "left(content)", right = "right(content)", top = "top(content) - 8%", bottom = "top(content)-3%" }, footnotes = { left ="left(content)", right = "right(content)", height = "0", bottom="83.3%" } 1. 訳 注 : 版 原 は typeblock です

56 書 クラスの 設 計 4 つのフレームが 宣 されていることが 分 かります 最 初 のは 本 のフレームで SILE では 約 束 事 としてcontent と 呼 びます content フレームの 下 部 に 隣 接 するのは footnotes フレームです 本 領 域 の 上 辺 と 注 釈 フレームの 下 辺 は 固 定 された 位 置 に 来 ます しかしながら 本 領 域 と 注 釈 の 間 の 境 界 は 可 変 です 初 期 値 として 注 釈 フレームの さはゼロです (そして 本 領 域 がページの 全 領 域 を 占 めます) 注 釈 が 挿 されると それらの さは 調 整 されます フォリオフレーム ( ページ 番 号 の 部 分 ) 2 は 注 釈 の 下 に 来 ます そしてヘッダはcontent フレームの 上 に 来 ます 次 に 我 々は twoside パッケージで 右 ページと 左 ページが 対 になるようにします book:loadpackage("twoside", { oddpagemaster = "right", evenpagemaster = "left" }); book:mirrormaster("left", "right") book クラスはまた セクショニングのコマンドを 提 供 し ページの 始 めと 終 わりになされるべき 様 々 なことを 宣 します 我 々は book クラスから 継 承 しているので これらはすでに 利 可 能 です 我 々が すべきことは 我 々の 新 たなクラスをセットアップし book クラスとは 異 なる 部 分 を 定 義 するのみで す book クラスを 継 承 するやり は local book = SILE.require("classes/book") local bringhurst = book { id = "bringhurst" }... return bringhurst それではフレームマスタの 定 義 に 移 りましょう LaTeX の memoir クラスにおける A Few Notes On Book Design によると Bringhurst の 本 では ノドアキ 3 はページ 幅 の 13 分 の 1 で 天 地 部 分 ではそれぞれ ノドアキの 8 分 の 5 16 分 の 5 16 分 の 5 です SILE ではこれを 次 のように 設 定 します bringhurst:definemaster({ id = "right", firstcontentframe = "content", frames = { content = { left = "width(page)/13", top = "left(content) * 8 / 5", right = "100 bottom = "top(footnotes)" }, folio = {... as before... }, 2. 訳 注 : ノンブル 3. 原 は spine margin で 本 を 開 きにした 時 の 綴 じ 部 付 近 のマージン 51

57 9.1 コマンドを 定 義 する footnotes = {... as before... }, runninghead = {... as before... }, }, } }) bringhurst:mirrormaster("right", "left") これで 完 成 です! 実 際 にこれを 使 ってみると ヘッダの 位 置 が 過 ぎることに 気 付 くでしょう なぜなら 本 領 域 が 通 常 のクラスよりも い 位 置 に 配 置 してあるにも 関 わらず ヘッダの 位 置 がそこから 相 対 的 に 決 定 され ているからです それではヘッダの 位 置 を 調 整 し 少 し 下 げてみましょう runninghead = { left = "left(content)", right = "right(content)", top = "top(content) - 4%", bottom = "top(content)-2%" }, ともかく ページの 全 体 的 なレイアウトを 変 えてみたいだけであれば これで 全 てです 9.1 コマンドを 定 義 する 書 クラスを 作 成 するときは 通 常 ページの た を 変 える 以 上 のことを いたくなるでしょう 新 たなコマンドを 定 義 したり 出 ルーチンの 動 作 を 変 更 したり なんらかの 状 態 に 関 する 情 報 を 保 存 し たり 調 べたり などです 次 の 章 では 実 例 を 挙 げて ていきます Lua レベルであなた のコマンドを 定 義 するには SILE.registerCommand 関 数 を 使 います これは 3 つのパラメータを 取 ります コマンド 名 コマンドの 実 装 内 容 である 関 数 そしてコマンドの 説 明 です 関 数 のシグネチャ( 呼 出 し 情 報 )は 固 定 されています それはふたつのパラメータをとり options とcontent (もちろんパラメータ 名 は 由 に 選 ぶことができます)です これらのパラメータは どちらも Lua テーブルです options パラメータはコマンドのパラメータか キーと 値 のテーブルとし て 与 えられる XML 属 性 値 です content は 現 在 処 理 中 の からなる 抽 象 構 です つまり \mycommand[size=12pt]{hello \break world} の 場 合 最 初 のパラメータはテーブル{size = "12pt"} で 2 番 のパラメータは 以 下 のようなテーブルとなります { "Hello ", { attr = {}, id = "command", 52

58 書 クラスの 設 計 } pos = 8, tag = "break" }, " world" ほ と ん ど の コ マ ン ド は 結 局 な ん ら か の 形 でoptions を 処 理 し あ る い は 場 合 に よっ て は SILE.process(content) により 再 帰 的 に 与 えられたコマンド 引 数 を 処 理 することになります ごく 簡 単 な 例 を 挙 げてみましょう XML <link> タグは XLink 属 性 xl:href 4 を 取 ります 我 々は <link xl:href=" を Hello ( と 表 したいとしましょう つまり まず 内 容 となるテキストを 描 画 し 属 性 値 に 対 して 何 らかの 処 理 を います SILE.registerCommand("link", function(options, content) SILE.process(content) if (options["xl:href"]) then SILE.typesetter:typeset(" (") SILE.call("code", {}, {options["xl:href"]}) SILE.typesetter:typeset(")") end end) ここでは SILE.typesetter:typeset とSILE.call 関 数 を 使 って テキストの 出 と 他 のコマンドの 呼 出 しを っています ディ メ ン ジョ ン ( 法 ) を 扱 う 必 要 が あ る 場 合 に は SILE.toPoints で さ を 表 す 量 を SILE.parseComplexFrameDimension でフレーム 法 をパースし 値 をポイントに 変 換 します 9.2 出 ルーチン フレームやパッケージを 定 義 する 以 外 にも クラスでは SILE の 出 を うやり を 変 更 することがで きます ページの 始 めや 終 わりで 何 かを ったり 例 えば マスタフレームを れ 替 えたり ページ 番 号 を 表 したり 出 ルーチン を 定 義 する 基 本 的 なメソッドは newpar とendPar はパラグラフの 始 めと 終 わりで 呼 び 出 される newpage とendPage はページの 始 めと 終 わりで 呼 び 出 される init とfinish は 書 の 始 めと 終 わりで 呼 び 出 される 4. もちろん 書 の 著 者 は 別 の XML 名 前 空 間 を 選 ぶ 可 能 性 があります ここでは 物 事 を 単 純 化 しましょう 53

59 9.2 出 ルーチン これはオブジェクト 指 向 的 なやり で われます 派 クラスはそのスーパークラスのメソッドを 必 要 であれば 書 き 換 えます 出 ルーチンに 影 響 するパッケージをロードするとき それらパッケージからクラスが 構 成 されるや り は 完 全 には 動 化 されません 5 い 換 えると パッケージのロードそれ 体 は 動 的 に 出 ルーチンをアレンジし 置 き 換 えるわけではありません あなたは 明 的 に これらのパッケージによ り 提 供 される 機 能 を 出 ルーチンに 組 み 込 んでいく 必 要 があります 例 えば footnote やinsertions パッケージは outputinsertions メソッドを 提 供 します これは 各 ペー ジの 末 尾 に 呼 び 出 される 必 要 があります もしもplain クラスから 継 承 を い かつ 脚 注 機 能 を 使 いた い 場 合 endpage メソッドを 以 下 のように 定 義 する 必 要 があるでしょう myclass.endpage = function(self) myclass:outputinsertions() plain.endpage(self) end tableofcontents パッケージを 例 にとり それがどのように 機 能 するか ざっと てみましょう 我 々 は infonodes パッケージを 使 って どのページがに 次 に 記 載 されるべきアイテムが 現 れるのかを 調 べ ます まずは セクショニング コマンドから 呼 び 出 されるあるコマンドを 作 ります この 中 で 情 報 ノード を 設 定 します 具 体 的 には \chapter や\section などのコマンドは その 章 節 の 開 始 位 置 を 含 むペー ジへの 参 照 を 記 録 するため \tocentry を 呼 び 出 すことにします SILE.registerCommand("tocentry", function (options, content) SILE.call("info", { category = "toc", value = { label = content, level = (options.level or 1) } }) end) 情 報 ノードのスコープはページ 単 位 6 であるため 書 全 体 に 対 して 有 効 となる 情 報 を 保 持 するために は それらを 各 ページの 終 わりで 何 らかのグローバルな 他 のテーブルへ 移 してあげなければなりませ ん ここでページ 番 号 を 記 録 するのを 忘 れないようにする 必 要 があります 5. イベントの 順 序 が 重 要 だからです 6. 訳 注 :per-page basis 54

60 書 クラスの 設 計 SILE はSILE.scratch 変 数 を グローバルな 情 報 を 保 持 する 的 のために 提 供 します あなたは のクラスやパッケージ に その 部 を 名 前 空 間 によって 区 分 化 して 使 います 次 ノードを 移 設 するために ページ 末 尾 で 呼 び 出 すルーチンは 以 下 のようなものです SILE.scratch.tableofcontents = { } -- Gather the tocentries into a big document-wide TOC local movenodes = function(self) local n = SILE.scratch.info.thispage.toc for i=1,#n do n[i].pageno = SILE.formatCounter(SILE.scratch.counters.folio) table.insert(sile.scratch.tableofcontents, n[i]) end end これらのアイテムを 保 持 するために LaTeX のように 外 部 ファイルを 使 いましょう 次 を 出 する 際 には このファイルを 読 み 込 みます このためには 書 の 終 わりでSILE.scratch.tableofcontents をファイルに 書 き 出 します 以 下 のようなfinish 出 ルーチンを 使 いましょう local writetoc = function (self) local t = std.string.pickle(sile.scratch.tableofcontents) savefile(t, SILE.masterFilename.. '.toc') end そして \tableofcontents コマンドは そのファイルが 存 在 すればそれを 読 み 込 み 次 ノードを 適 切 な 形 で 整 形 し 出 します SILE.registerCommand("tableofcontents", function (options, content) local toc = loadfile(sile.masterfilename.. '.toc') if not toc then SILE.call("tableofcontents:notocmessage") return end SILE.call("tableofcontents:header") for i = 1,#toc do local item = toc[i] SILE.call("tableofcontents:item", {level = item.level, pageno = item.pageno}, item.label) end 55

61 9.3 エクスポート end) これでほぼ 完 了 です tableofcontents パッケージはふたつの 関 数 movenodes とwriteToc を 持 ち これらは このパッケージを 使 するクラスの 出 ルーチンの 様 々な 場 所 で 呼 び 出 される 必 要 がありま す それではどのようにそれを うのでしょうか? 9.3 エクスポート 他 のクラスやパッケージに 機 能 を 提 供 するパッケージは その 機 能 を それを 必 要 とするクラスやパッ ケージに 提 供 する 法 を 必 要 とします これは エクスポート 機 構 と 呼 ばれます コマンドを 定 義 するのと 同 様 に それぞれのパッケージはふたつのエントリ init とexports からな る Lua テーブルを 返 すことができます init は 初 期 化 の 動 作 を 定 義 し それはクラスのロード 時 に( 必 須 ではない)オプションを 取 ることが できます パッケージがclass:loadPackage(package, args) でロードされると イニシャライザはふた つの 引 数 と 共 に 呼 び 出 されます class とargs です 例 えば twoside パッケージは 左 右 のマスタフ レームの ID に 関 する 情 報 を 受 け 取 ります これはページが 変 わる 際 に マスタを 切 り 替 えるコードを 実 装 するのに 必 要 です 今 の 我 々の 状 況 では 呼 び 出 し 側 でinfonode パッケージがロードされるのを 確 実 にする 必 要 があります return { init = function (caller) caller:loadpackage("infonode") end, パッケージが 返 すもうひとつのエントリはexports で 呼 び 出 し 側 の 名 前 空 間 にインポートされる 関 数 とその 名 前 の 対 からなります つまり } exports = {writetoc = writetoc, movetocnodes = movenodes} と なっ て い る 場 合 に は tableofcontents パッ ケー ジ を ロー ド す る ク ラ ス はself:writeToc() とself:moveTocNodes() を 呼 び 出 すことができます (エクスポートしたときにリネームされていること に 注 意 )これらのメソッドを 出 ルーチンの 適 切 な 場 で 呼 び 出 すのは そのクラスの 責 任 です 56

62 書 クラスの 設 計 57

63 Chapter 10 度 なクラスファイル1: XMLプロセッサとし てのSILE 今 や 我 々は 任 意 の XML 形 式 のファイルを PDF へと 変 換 する 実 例 を 解 説 する 段 階 に 来 ました SILE に 同 梱 されている DocBook プロセッサを 例 にとって ていきましょう DocBook は 技 術 書 を 作 成 する ための XML 書 形 式 です DocBook は それが いるタグがどのように 表 されるべきかについ ては 定 めていません よって 我 々は で 書 の 体 裁 を 定 めなければなりません まずあなたに 理 解 しておいて 欲 しいことは 2 種 類 のファイルを 扱 うことが 物 事 をずっと 容 易 にす るということです ひとつは TeX 書 式 の SILE ファイルで もうひとつは Lua コードです これによ り 簡 単 な 仕 事 はそれに 都 合 の 良 いフォーマットで 処 理 し 困 難 な 仕 事 は Lua で 扱 うことを 可 能 としま す SILE のコマンドライン オプションで-I classname を 使 うと SILE はまずclassname.sil という ファイルを 探 し そしてそれを 処 理 すべきファイルへのラッパーとして います そうして \begin[papersize=a4,class=classname]{document} で 書 を 始 めれば SILE はまた いつものように classes/classname.lua をロードします それでは XML 要 素 を 描 画 する SILE コマンドの 定 義 を 始 めましょう この 作 業 の 部 分 は 単 純 明 快 なもので あまりくどくど 述 べるのはやめましょう 例 えば DocBook は<code> <filename> <guimenu> などのタグを 定 義 し これらは 等 幅 フォントで 描 画 されるべきものです クラスのカスタマイ ズを 容 易 にするために まずはフォントの 切 り 替 えをひとつのコマンドで 置 き 換 えましょう \define[command=docbook-ttfont]{\font[family=inconsolata,size=2ex]{\process}} そして <code> などのタグを 定 義 します \define[command=code]{\docbook-ttfont{\process}} \define[command=filename]{\docbook-ttfont{\process}} \define[command=guimenu]{\docbook-ttfont{\process}} \define[command=guilabel]{\docbook-ttfont{\process}} \define[command=guibutton]{\docbook-ttfont{\process}} \define[command=computeroutput]{\docbook-ttfont{\process}} もしもユーザが 異 なるフォントでの 表 を 望 むなら docbook-ttfont を 再 定 義 するだけで 済 みます

64 度 なクラスファイル 1: XML プロセッサとしての SILE 10.1 表 題 を 扱 う 単 純 なタグのことはこれくらいにして より 興 味 深 い 状 況 に 移 りましょう 複 雑 な DocBook マークアッ プが SILE マクロの 単 純 なフォーマットにすんなりと 変 換 できない 場 合 です 我 々は 既 に <link> タグにおいて XML 属 性 を 処 理 する 必 要 に 出 くわしました ここではそれを 繰 り 返 さず 他 の 複 雑 な 場 を 考 えましょう 単 純 だと 思 える<title> タグです このタグの 処 理 で 複 雑 なところは それが 異 なる 脈 で 時 としてひとつの 脈 で 度 以 上 出 現 し 得 るところです 例 えば <article><title>... は<section><title>... とは 異 なる 表 になるでしょうし <example> タグ 中 では 番 号 を 振 りたいでしょう <bibliomixed> バイオグラフィ エントリの 表 題 では 新 たなブロック としてではなく 連 のテキストとして などなど このような 状 況 を 扱 うために ここでは<title> の 定 義 を 単 純 なものにとどめ <title> を 含 む 要 素 (すなわち <article> や<example>)の 内 容 を 処 理 する 際 にそれぞれ 独 に 表 題 を 処 理 することにしま す それでは<example> の 例 を てみましょう 連 番 を 振 るという 部 分 がやや 複 雑 です SILE.registerCommand("example", function(options,content) SILE.call("increment-counter", {id="example"}) SILE.call("bigskip") SILE.call("docbook-line") SILE.call("docbook-titling", {}, function() SILE.typesetter:typeset("Example".." ".. SILE.formatCounter(SILE.scratch.counters.Example])) \docbook-line はdocbook.sil で 定 義 さ れ た 例 題 部 分 を 分 離 す る た め の 罫 線 を 引 く マ ク ロ で す \docbook-titling もdocbook.sil で 定 義 されたマクロで 表 題 とヘッダ にフォントを 設 定 するもの です もしもユーザが た を 変 えたければ それを 上 書 きして 定 義 するようにするだけです ここまでは 順 調 です しかし どうやって<title> タグをcontent 抽 象 構 から 取 り 出 すのでしょう か?SILE は DOM ツリーからその 内 容 を 探 索 する XPath あるいは CSS スタイルセレクタを 実 装 してい ません 1 その 代 わりにSILE.findInTree というコマンドで 現 在 のツリーの 直 下 の 要 素 に 含 まれる 特 定 のタグを 探 し 出 すことができます local t = SILE.findInTree(content, "title") if t then SILE.typesetter:typeset(": ") SILE.process(t) ここまでの 処 理 によって Example 123 を 出 し それから: Title を 描 画 することができました 我 々 は <title> タグが <example> の 内 容 を 処 理 する 際 に 再 度 処 理 されないようにする 必 要 があります docbook.wipe(t) docbook.wipe は 与 えられた Lua テーブルのすべての 要 素 を nil にするための 補 助 的 な 関 数 です 1. もちろんパッチは 歓 迎 です 59

65 10.2 セクショニング function docbook.wipe(tbl) while((#tbl) > 0) do tbl[#tbl] = nil end end それでは タイトルと 内 容 の 間 に 余 を 挿 し 内 容 を 処 理 し ページに 罫 線 を 引 くことで<example> の 例 を 完 了 させましょう end end) SILE.call("smallskip") SILE.process(content) SILE.call("docbook-line") SILE.call("bigskip") <example> <table> および<figure> タグはその 構 造 がよく 似 ています 連 番 付 の 表 題 を 持 ち その 内 容 が 後 に 続 くことです このため 実 際 には 我 々は 汎 のcountedThing メソッドを 定 義 し それを 使 ってこれらのタグを 定 義 することになります 10.2 セクショニング DocBook のセクショニングは SILE のbook クラスとは 幾 分 異 なります <section> タグは れ になるこ とができます 副 節 を 開 始 するには 別 の<section> タグを 現 在 の<section> の 中 に 挿 するのです こ のため 今 現 在 どのレベルにいるのか 判 断 するために それを 追 跡 するスタックが 必 要 となります ま た 各 レベルにおける 現 在 の 節 番 号 を 記 憶 しておく 必 要 もあります 例 えば <section><title>a</title> : 1. A <section><title>b</title>: 1.1 B </section> <section><title>c</title>: 1.2 C <section><title>d</title>: D </section> </section> <section><title>e</title>: 1.3 E </section> <section><title>f</title>: 2. F このため 我 々は 2 種 類 の 変 数 現 在 のレベルとこれまで 現 れたすべてのレベル のカウンタ を 保 持 します 新 たなsection に るごとに 現 在 のレベルを 表 すカウンタを 増 加 させます SILE.registerCommand("section", function (options, content) SILE.scratch.docbook.seclevel = SILE.scratch.docbook.seclevel + 1 現 レベルにおけるカウンタも 増 加 させます それと 同 時 に 現 レベルより 下 位 のレベルのカウンタを すべて 取 り 消 します (さもなくば 上 の 例 題 におけるE は1.3.1 となってしまうでしょう) 60

66 度 なクラスファイル 1: XML プロセッサとしての SILE SILE.scratch.docbook.seccount[SILE.scratch.docbook.seclevel] = (SILE.scratch.docbook.seccount[SILE.scratch.docbook.seclevel] or 0) + 1 while #(SILE.scratch.docbook.seccount) > SILE.scratch.docbook.seclevel do SILE.scratch.docbook.seccount[#(SILE.scratch.docbook.seccount)] = nil end そして 表 題 を 探 し 出 し すべてのseccount を 結 合 した 番 号 を それに 前 置 して 出 します local title = SILE.findInTree(content, "title") local number = table.concat(sile.scratch.docbook.seccount, '.') if title then SILE.call("docbook-section-"..SILE.scratch.docbook.seclevel.."- title",{},function() SILE.typesetter:typeset(number.." ") SILE.process(title) end) docbook.wipe(title) end 最 後 に タグの 内 容 を 処 理 し </section> タグを 出 ると 共 に 現 在 のレベルを 抜 け 出 します SILE.process(content) SILE.scratch.docbook.seclevel = SILE.scratch.docbook.seclevel - 1 end) 10.3 その 他 の 機 能 SILE の DocBook の 実 装 は 継 続 中 で まだできることがあります リストの 基 礎 的 な 実 装 では 同 様 に れ となる 要 素 を 扱 う 必 要 があります そこでは リストの 種 類 とリストのカウンタを 各 レベルで 追 跡 する 別 のスタックを 実 装 することになります では<xref> のように 書 の 別 の 場 所 を 相 互 参 照 するものはどうでしょうか? 例 えば <xref linkend="ch02"/> はChapter 2, The Second Chapter となるべきです これはinfonode パッケージを 使 っ て 章 の 番 号 や 表 題 に 関 する 情 報 を 収 集 することで 実 現 可 能 です 61

67 Chapter 11 より 進 んだ 話 題 それでは SILE についての 我 々の 探 索 を もっとプログラミングが 必 要 となるような 幾 分 ひねりのき いた 状 況 を 考 えることで 終 わりにしましょう 訳 注 この 章 ではやや 難 解 な 部 分 が 多 いため 適 宜 原 を 脚 注 に 載 せることにします 11.1 並 列 テキスト ファイルexamples/parallel.sil は マタイによる 福 書 の 第 1 章 からの 英 語 とギリシャ 語 の 対 訳 から なります これは ふたつの 章 を 並 列 して 進 めるために diglot クラスを います diglot クラス では \left と\right コマンドにより 左 段 と 右 段 それぞれの 章 を 開 始 することができます そし て\sync コマンドが ふたつの 並 列 した 章 を 互 いに 同 期 させるために 利 できます これは SILE クラ スで 何 ができるのかを すちょうどよい 例 となっているため それがどのように 実 装 されているのか 詳 しく てみましょう 鍵 となる 事 実 は SILE タイプセッタがオブジェクトであるということです (オブジェクト 指 向 プロ グラミングの 意 味 で) 通 常 これはシングルトンです すなわち ひとつのタイプセッタが 書 全 体 を 組 み 上 げるのに いられます しかしながら それはひとつだけでなければならないという 理 由 はありま せん 事 実 並 列 テキスト 処 理 を 実 装 するための 最 も 単 純 な 法 は それぞれの 段 でそれぞれのタイプ セッタを 持 つことです これらは 処 理 の 様 々な 段 階 でやりとりを います それではいつものように diglot.lua をフレーム 定 義 とクラスのセットアップから 始 めましょう local plain = SILE.require("classes/plain"); local diglot = std.tree.clone(plain); SILE.require("packages/counters"); SILE.scratch.counters.folio = { value = 1, display = "arabic" }; SILE.scratch.diglot = {} diglot:declareframe("a", {left = "8.3%", right = "48%", top = "11.6%", bottom = "80%" }); diglot:declareframe("b", {left = "52%", right = "100% - left(a)", top = "top(a)", bottom = "bottom(a)" }); diglot:declareframe("folio",{left = "left(a)", right = "right(b)", top = "bottom(a)+3%",bottom = "bottom(a)+8%" }); そしてそれぞれの 段 に ふたつの 新 たなタイプセッタを 作 成 し やりとりするために 互 いを つけ る 法 を 与 えましょう

68 より 進 んだ 話 題 diglot.lefttypesetter = SILE.defaultTypesetter {} diglot.righttypesetter = SILE.defaultTypesetter {} diglot.righttypesetter.other = diglot.lefttypesetter diglot.lefttypesetter.other = diglot.righttypesetter それぞれの 段 は 異 なるフォントを います このため 我 々はその 情 報 を 保 持 するコマンドを 意 し ます \leftfont と\rightfont マクロは \left と\right が 実 される 際 に \font コマンドに 渡 される べき 情 報 をオプションとして 受 け 取 り それを 保 持 します (フォントはタイプセッタ 固 有 の 設 定 として ではなく グローバル 設 定 として 制 御 されるからです) SILE.registerCommand("leftfont", function(options, content) SILE.scratch.diglot.leftfont = options end, "Set the font for the left side") SILE.registerCommand("rightfont", function(options, content) SILE.scratch.diglot.rightfont = options end, "Set the font for the right side") 次 にテキストを 適 切 なタイプセッタに 送 るためのコマンドを 意 します 現 在 稼 働 中 のタイプセッタ は 変 数 SILE.typesetter に 保 持 されます 多 くのコマンドとパッケージがこの 変 数 のメソッドを 呼 び 出 し ます このため 我 々は この 変 数 が 我 々が 使 したいタイプセッタに 設 定 されていることを 確 実 にす る 必 要 があります また \sync コマンドを いてパラグラフを 動 で 扱 うようにするため パラグラ フの 動 検 出 を 無 効 にする 必 要 もあります SILE.registerCommand("left", function(options, content) SILE.settings.set("typesetter.parseppattern", -1) SILE.typesetter = diglot.lefttypesetter; SILE.Commands["font"](SILE.scratch.diglot.leftfont, {}) end, "Begin entering text on the left side") SILE.registerCommand("right", function(options, content) SILE.settings.set("typesetter.parseppattern", -1) SILE.typesetter = diglot.righttypesetter; SILE.Commands["font"](SILE.scratch.diglot.rightfont, {}) end, "Begin entering text on the right side") diglot パッケージの 要 点 はsync コマンドにあります このコマンドはふたつのタイプセッタが 並 んで 進 むことを 保 証 します sync が 呼 ばれる 度 に 我 々はそれらがページ 上 の 並 した 位 置 にいることを 保 証 する 必 要 があります 具 体 的 に うと もしも 左 段 のタイプセッタが 右 段 のそれよりもより 下 に 進 んでいるならば 右 段 のタイプセッタはいくらかの 余 をそのキューに 挿 し 同 期 し 直 します その 逆 も 然 りです SILE のページビルダはSILE.pagebuilder.collateVboxes と 呼 ばれるメソッドを 持 ち 複 数 の 垂 直 ボッ クスをひとつにまとめ 上 げることができます 我 々はこれを それぞれのタイプセッタの 出 キューに ある 垂 直 ボックスをまとめて その さを 計 るために いましょう ( 出 キューにあるボックスの さをひとつづつ しあげて さを 計 算 することもできますが ここで 採 する 法 ではより 簡 潔 に 同 じことを 成 し 遂 げます) 63

69 SILE.registerCommand("sync", function() local lvbox = SILE.pagebuilder.collateVboxes(diglot.leftTypesetter.state.outputQueue) local rvbox = SILE.pagebuilder.collateVboxes(diglot.rightTypesetter.state.outputQueue) if (rvbox.height > lvbox.height) then diglot.lefttypesetter:pushvglue({ height = rvbox.height - lvbox.height }) elseif (rvbox.height < lvbox.height) then diglot.righttypesetter:pushvglue({ height = lvbox.height - rvbox.height }) end そして 次 にそれぞれのパラグラフを 終 了 させ(parskips が 邪 魔 にならないように グルーを 付 加 した 後 にこれを います) パラグラフ 処 理 を 通 常 のものに 戻 します diglot.righttypesetter:leavehmode(); diglot.lefttypesetter:leavehmode(); SILE.settings.set("typesetter.parseppattern", "\n\n+") end) これで 出 ルーチン 以 外 はすべて 完 了 です 出 ルーチンでは 書 の 開 始 やページの 開 始 で それ ぞれのタイプセッタが 適 切 なフレームに 充 てられていることを 保 証 する 必 要 があります diglot.init = function(self) diglot.lefttypesetter:init(sile.getframe("a")) diglot.righttypesetter:init(sile.getframe("b")) return SILE.baseClass.init(self) end (SILE.getFrame は 宣 されたフレームのオブジェクトを 取 得 します ) デフォルトのnewPage ルーチンは のタイプセッタに 対 しては 新 たなページの 開 始 でこれを っ てくれますが もう に 対 してはどうしたらよいのか 知 りません このため 我 々は どちらのタイプ セッタが 改 ページのイベントを 発 しようとも もう のタイプセッタが 適 切 に 初 期 化 されるようにす る 必 要 があります diglot.newpage = function(self) plain.newpage(self) if SILE.typesetter == diglot.lefttypesetter then SILE.typesetter.other:initFrame(SILE.getFrame("b")) return SILE.getFrame("a") else SILE.typesetter.other:initFrame(SILE.getFrame("a")) return SILE.getFrame("b") end end 最 後 に のタイプセッタがページ 終 了 のイベントを 発 した 時 に もう のタイプセッタに キューを 処 理 する 機 会 を 与 えてあげなければなりません 64

70 より 進 んだ 話 題 diglot.endpage = function(self) SILE.typesetter.other:leaveHmode(1) plain.endpage(self) end 書 の 終 わりでも 同 様 の 処 理 を います ただし この 場 合 はleaveHmode ではなく 緊 急 のchuck メ ソッドを います leavehmode は ページビルダーを 呼 び 出 し ページを 構 築 するのに 分 なものが あるか る のに 対 し chuck は ここですべてのキューを 処 理 して 完 了 させる という 意 味 となりま す 我 々は 無 限 の さをもつ 垂 直 グルーをもう のタイプセッタのキューに 与 えることでこの 過 程 を 補 助 します 1 diglot.finish = function(self) table.insert(sile.typesetter.other.state.outputqueue, SILE.nodefactory.vfillGlue) SILE.typesetter.other:chuck() plain.finish(self) end これで 並 列 テキストを ふたつのタイプセッタでうまく 処 理 するクラスが 完 成 しました 11.2 傍 注 ある SILE プロジェクトはふたつの 異 なる 種 類 の 傍 注 (サイドノート)を 必 要 としました マージン ノートとガターノートです 2 傍 注 は 並 テキストの 単 純 な 形 態 とみなすことができます 完 全 に 並 な 場 合 は 左 右 どちらのタ イプセッタも 固 有 の 役 割 を 持 ちません どちらの 側 もページを 満 タンにして もう に 追 いつい てくるように 指 することができます 傍 注 の 場 合 は はっきりとした 主 となる 章 の 流 れがあり 注 の 部 分 は 本 領 域 でのページ 付 けに 対 処 しなければなりません 1. 訳 注 : 原 は Similarly for the end of the document, but in this case we will use the emergency chuck method; whereas leavehmode means call the page builder and see thereʼs enough material to build a page, chuck means you must get rid of everything on your queue now. We add some infinitely tall glue to the other typesetterʼs queue to help the process along: 2. 訳 注 : 側 ととじしろ 側 の 注 の 意 か 65

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