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1 伊 那 市 住 生 活 基 本 計 画 平 成 20 年 度 ~30 年 度 伊 那 市 平 成 20 年 3 月

2 目 次 はじめに 5 1 計 画 策 定 の 主 旨 2 計 画 の 位 置 付 け 3 計 画 の 期 間 第 1 章 住 宅 をとりまく 現 状 と 課 題 6 1 人 口 世 帯 2 住 宅 ストック 3 住 宅 の 耐 震 化 4 住 宅 の 高 齢 者 対 応 5 公 営 住 宅 ( 低 所 得 者 向 け 市 営 住 宅 ) 6 その 他 の 市 営 住 宅 ( 中 所 得 者 向 け 市 営 住 宅 ) 7 市 街 地 の 空 洞 化 と 過 疎 地 域 の 高 齢 化 第 2 章 計 画 の 基 本 方 向 15 1 基 本 理 念 2 政 策 の 柱 Ⅰ 安 全 でやさしい 住 まいづくり Ⅱ ライフスタイルに 対 応 できる 住 まいづくり Ⅲ 環 境 に 配 慮 した 住 まいづくり Ⅳ 誰 もが 安 定 した 居 住 を 確 保 できる 体 制 づくり Ⅴ 地 域 の 実 情 に 調 和 した 魅 力 あるまちづくり 3 各 主 体 の 役 割 (1) 市 民 (2) 事 業 者 (3) 専 門 家 やNPO (4) 市 (5) 県 (6) 国 第 3 章 施 策 の 展 開 18 Ⅰ 安 全 でやさしい 住 まいづくり (1) 災 害 などから 生 活 を 守 る 安 全 な 住 まいづくり (2) 誰 もが 使 いやすく 健 康 に 配 慮 した 住 まいづくり (3) 住 宅 に 関 する 情 報 提 供 や 相 談 体 制 等 の 充 実 Ⅱ ライフスタイルに 対 応 できる 住 まいづくり (1)できるだけ 長 く 利 用 できる 住 まいづくり (2)ライフステージに 応 じて 住 み 替 えしやすい 環 境 づくり 2

3 Ⅲ 環 境 に 配 慮 した 住 まいづくり (1)エネルギーを 効 率 的 に 利 用 できる 住 まいづくり (2) 再 生 可 能 な 木 材 等 を 利 用 した 住 まいづくり (3) 廃 棄 物 の 発 生 抑 制 とリサイクルの 推 進 Ⅳ 誰 もが 安 定 した 居 住 を 確 保 できる 体 制 づくり (1) 対 象 目 的 ごとの 住 宅 宅 地 供 給 の 誘 導 (2) 住 宅 セーフティネットとしての 公 営 住 宅 の 運 営 (3) 高 齢 者 等 の 要 支 援 者 の 民 間 賃 貸 住 宅 への 入 居 支 援 (4) 被 災 者 の 速 やかな 住 宅 確 保 の 支 援 Ⅴ 地 域 の 実 情 に 調 和 した 魅 力 あるまちづくり (1) 街 なか 居 住 による 市 街 地 活 性 化 (2) 過 疎 地 域 の 活 性 化 による 地 域 コミュニティの 再 生 (3) 地 域 独 自 の 生 活 環 境 を 住 民 主 体 で 守 り 発 展 させる 活 動 の 支 援 第 4 章 成 果 指 標 25 Ⅰ 安 全 でやさしい 住 まいづくり 1 建 築 物 の 耐 震 化 2 高 齢 者 等 のための 設 備 がある 住 宅 ストック Ⅱ ライフスタイルに 対 応 できる 住 まいづくり 1 中 古 市 場 の 活 性 化 Ⅲ 環 境 に 配 慮 した 住 まいづくり 1 新 エネルギー 設 備 の 導 入 Ⅳ 誰 もが 安 定 した 居 住 を 確 保 できる 体 制 づくり 1 老 朽 化 した 公 営 住 宅 の 整 備 2 市 保 有 地 の 活 用 による 宅 地 供 給 の 促 進 3 高 齢 者 円 滑 入 居 賃 貸 住 宅 の 登 録 Ⅴ 地 域 の 実 情 に 調 和 した 魅 力 あるまちづくり 1 優 良 建 築 物 等 整 備 事 業 の 実 施 2 過 疎 対 策 としての 定 住 促 進 3 住 民 の 合 意 形 成 によるまちづくり 地 区 < 付 属 資 料 > 伊 那 市 の 住 宅 等 に 関 するアンケート 調 査 ( 市 民 向 け) 30 伊 那 市 の 住 宅 等 に 関 するアンケート 調 査 ( 業 者 向 け) 43 別 紙 1~5 69 用 語 解 説 76 3

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5 はじめに 1 計 画 策 定 の 趣 旨 生 活 の 基 盤 である 住 まいが 家 族 の 絆 を 育 み 人 々の 繋 がりを 感 じあえる 地 域 社 会 を 支 えていくためには 高 齢 者 をはじめ 誰 もが 安 心 して 暮 らせる 住 まいづくり 環 境 に 配 慮 し た 住 まいづくり 景 観 に 配 慮 した 美 しいまちづくり 等 様 々な 課 題 への 対 応 が 私 たちに 求 め られています この 計 画 は こうした 状 況 に 的 確 に 応 じ 安 全 安 心 かつ 豊 かさが 実 感 できる 住 生 活 を 実 現 するため 伊 那 市 が 目 指 すべき 基 本 的 な 方 向 や 取 り 組 むべき 施 策 を 明 らかにするもの です なおこの 計 画 は 民 間 識 者 等 で 組 織 する 伊 那 市 住 生 活 基 本 計 画 検 討 委 員 会 による 検 討 を 経 て 策 定 しました 2 計 画 の 位 置 付 け (1) 新 市 まちづくり 計 画 1 における 新 市 のまちづくりの 基 本 方 針 を 具 現 化 するため 伊 那 市 における 住 宅 政 策 の 総 合 的 な 基 本 計 画 として 策 定 するものです (2) 住 生 活 基 本 法 ( 平 成 18 年 6 月 8 日 法 律 第 61 号 )に 準 拠 した 計 画 として 策 定 するも のです (3) 市 民 の 豊 かな 住 生 活 の 実 現 に 向 け 市 民 や 民 間 事 業 者 等 関 係 者 の 理 解 と 協 力 が 得 ら れるよう 伊 那 市 が 目 指 す 住 まいや 住 環 境 のあり 方 を 示 すものです 3 計 画 の 期 間 平 成 20 年 度 (2008 年 度 )から 平 成 30 年 度 (2018 年 度 )までとします ただし 今 後 の 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 及 び 施 策 の 効 果 に 対 する 評 価 を 踏 まえ 必 要 に 応 じて 見 直 し 所 要 の 変 更 を 行 います 本 文 中 右 肩 に 1 などと 標 記 されている 用 語 には 巻 末 76ページ 以 降 にその 用 語 の 解 説 が 記 載 されています 5

6 第 1 章 住 宅 をとりまく 現 状 と 課 題 1 人 口 世 帯 (1) 総 人 口 は 引 続 き 減 少 伊 那 市 の 総 人 口 は 平 成 19 年 10 月 1 日 現 在 で 74,247 人 ( 住 民 基 本 台 帳 及 び 外 国 人 登 録 人 口 )で ここ 数 年 わずかながらも 増 加 の 傾 向 にあります しかし 全 国 的 な 少 子 化 の 影 響 から 将 来 における 人 口 減 は 避 けられず 現 在 策 定 中 の 伊 那 市 総 合 計 画 2 でも 平 成 30 年 (2018 年 )には 総 人 口 71,500 人 に 減 少 するものと 見 込 んで います (2) 世 帯 数 はしばらく 増 加 するも 最 終 的 には 減 少 の 見 込 み 伊 那 市 の 総 世 帯 数 は 平 成 19 年 10 月 1 日 現 在 で 27,238 世 帯 ( 住 民 基 本 台 帳 及 び 外 国 人 登 録 人 口 )で ここ 4 年 間 で 1,480 世 帯 増 加 しています この 世 帯 数 の 増 加 は 各 世 帯 の 核 家 族 化 の 影 響 と 思 われますが 人 口 自 体 が 減 少 するなかで 最 終 的 には 世 帯 数 も 減 少 する 傾 向 に 落 ち 着 くもの 予 測 されます 伊 那 市 の 人 口 の 推 移 ( 図 表 1) 80,000 70,000 60,000 2,667 8,862 2,560 8,529 2,523 8,089 2,340 7,686 2,250 7,337 2,135 7,010 50,000 40,000 30,000 57,636 59,798 61,805 63,795 64,207 65,102 旧 長 谷 旧 高 遠 旧 伊 那 20,000 10,000 0 S57 S62 H4 H9 H14 H19 69,165 70,887 72,417 73,821 73,794 74,247 6

7 伊 那 市 の 将 来 人 口 世 帯 数 の 推 計 ( 図 表 2) 80,000 70,000 60,000 74,247 人 72,600 人 71,500 人 50,000 40,000 人 口 世 帯 数 30,000 20,000 10, ,238 世 帯 27,300 世 帯 27,500 世 帯 2007 年 2013 年 2018 年 平 成 19 年 平 成 25 年 平 成 30 年 ただし 前 出 の 伊 那 市 総 合 計 画 では 新 たな 産 業 や 雇 用 の 創 出 に 向 けた 産 業 振 興 を 積 極 的 に 推 進 し 自 然 と 共 生 した 美 しいまちづくりを 進 めるとともに 子 育 て 支 援 の 充 実 を 図 り 推 計 を 上 回 る 定 住 人 口 の 確 保 を 目 指 す としています なお 外 国 人 登 録 人 口 は 経 済 雇 用 状 況 により 増 減 する 傾 向 がありますが ここ 数 年 では 伊 那 地 区 や 西 箕 輪 地 区 での 増 加 が 目 立 ちます 外 国 人 の 地 区 別 人 口 ( 図 表 3) ( 上 段 : 人 口 下 段 : 各 地 区 における 外 国 人 の 割 合 ) 伊 那 富 県 美 篶 手 良 東 春 近 西 箕 輪 西 春 近 高 遠 町 長 谷 合 計 平 成 1, ,132 9 年 4.5% 0.2% 4.2% 0.5% 1.1% 2.9% 1.2% 0.4% 0.1% 2.9% 平 成 1, , 年 5.4% 0.4% 2.2% 0.4% 2.6% 3.1% 1.9% 0.5% 0.1% 3.3% 平 成 2, , 年 6.6% 0.5% 3.5% 0.5% 1.3% 3.3% 2.5% 0.6% 0.2% 4.0% 各 年 とも 10 月 1 日 現 在 の 数 値 7

8 2 住 宅 ストック 現 状 住 宅 ストックはほぼ 充 足 し 空 家 が 増 加 平 成 15 年 度 の 伊 那 市 の 総 世 帯 数 は 25,758 世 帯 ( 住 民 基 本 台 帳 及 び 外 国 人 登 録 人 3 口 ) 総 住 宅 数 は 28,593 戸 ( 平 成 15 年 度 住 宅 土 地 統 計 調 査 等 から 類 推 ) 充 足 率 は 111.0%で 戸 数 面 では 充 足 されています 空 家 数 は 一 貫 して 増 加 を 続 け 住 宅 土 地 統 計 調 査 からの 類 推 によると 総 住 宅 数 に 対 する 割 合 ( 空 家 率 )は 平 成 10 年 に 12.0%(3,237 戸 )だったのが 平 成 15 年 に は 17.4%(4,962 戸 )と 5 年 間 で 5.4 %(1,725 戸 )も 増 加 しています ( 複 数 の 世 帯 が 同 じ 住 宅 に 同 居 している 場 合 があるので 総 住 宅 数 - 総 世 帯 数 = 空 家 数 ではない ) 伊 那 市 の 住 宅 充 足 率 と 空 家 率 ( 図 表 4) 35,000 30,000 住 宅 充 足 率 120.0% 100.0% 25,000 20,000 15,000 10, % 60.0% 40.0% 世 帯 数 ( 住 基 ) 総 住 宅 数 住 宅 充 足 率 空 家 率 5,000 空 家 率 20.0% 0 昭 和 63 年 平 成 5 年 平 成 10 年 平 成 15 年 0.0% 伊 那 市 の 住 宅 新 築 戸 数 の 推 移 ( 図 表 5) ( 単 位 : 戸 ) 平 成 13 年 度 (667 戸 ) 平 成 14 年 度 (537 戸 ) 平 成 15 年 度 (549 戸 ) 平 成 16 年 度 (526 戸 ) 持 家 貸 家 建 売 等 平 成 17 年 度 (539 戸 ) 平 成 18 年 度 (724 戸 )

9 長 野 県 住 宅 着 工 統 計 等 からの 推 計 によると 伊 那 市 の 住 宅 新 築 戸 数 は 平 成 18 年 度 に 入 って 増 加 しています 賃 貸 アパートなど 貸 家 住 宅 の 増 加 が 目 立 ちます 課 題 今 後 は 人 口 世 帯 数 が 減 少 し かつてない 超 高 齢 社 会 4 少 子 化 社 会 を 迎 え 一 方 で は 住 宅 ストックが 量 的 に 充 足 していく 状 況 を 踏 まえ 既 存 住 宅 ストックの 有 効 活 用 や 長 く 大 切 に 使 う 住 まいづくりをすすめていくことが 課 題 となっています 3 住 宅 の 耐 震 化 現 状 29%の 住 宅 で 耐 震 性 が 不 十 分 平 成 18 年 時 点 で 耐 震 性 が 不 十 分 と 考 えられる 住 宅 は 約 7,300 戸 で 全 体 の 29%と なっています ( 昭 和 56 年 改 正 の 建 築 基 準 法 施 行 令 に 基 づく 新 耐 震 基 準 による ) 耐 震 工 事 を 実 施 済 みの 住 宅 は 約 1,500 戸 耐 震 診 断 により 耐 震 性 があると 確 認 され た 住 宅 は 約 1,700 戸 となっています 課 題 住 宅 の 耐 震 性 は 住 宅 が 備 えるべき 基 本 的 な 性 能 であり また 市 民 の 生 命 財 産 にかかわる ことから 今 まで 以 上 に 耐 震 対 策 に 取 組 んでいく 必 要 があります 伊 那 市 の 住 宅 の 耐 震 化 ( 図 表 6) ( 伊 那 市 住 宅 建 築 物 耐 震 改 修 促 進 計 画 5 から) S55 以 前 建 設 10, 0,500 戸 42% 総 住 宅 数 25, 400 戸 ( 居 住 世 帯 のある 住 宅 ) 耐 震 性 不 十 分 7, 300 戸 29% S 56 以 降 建 設 14,900 戸 58% 耐 震 性 あり 1,700 戸 7% 耐 震 工 事 実 施 済 1, 500 戸 6% 昭 和 56 年 以 降 建 設 の 住 宅 ( 新 耐 震 基 準 適 合 )は 耐 震 性 ありとみなします 4 住 宅 の 高 齢 者 対 応 現 状 (1) 著 しい 高 齢 化 の 進 行 毎 月 人 口 異 動 調 査 によると 伊 那 市 の 高 齢 者 (65 歳 以 上 ) 人 口 は 平 成 19 年 10 月 1 日 現 在 で 18,022 人 で 高 齢 化 率 は 25.0%です 高 齢 化 率 は 年 々 増 加 しており 前 出 の 人 口 推 計 によると 平 成 30 年 には 29.8%に 達 するものと 見 込 まれています 9

10 伊 那 市 の 年 齢 別 (3 区 分 ) 人 口 比 率 の 推 移 ( 図 表 7) 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 11,153 44,002 16, % 11,041 43,577 16,770 10,950 43,577 17,055 10,874 43,640 17,174 10,867 43,468 17,449 10,785 43,424 17, % 23.8% 24.0% 24.3% 24.6% 10,678 43,381 18,022 9,800 42,800 20, % 27.5% 9,000 41,200 21, % H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H25 H30 ( 推 計 ) ( 推 計 ) 年 少 人 口 (0~14 歳 ) 生 産 人 口 (15~64 歳 ) 老 年 人 口 (65 歳 ~) 超 高 齢 社 会 を 迎 え 高 齢 者 にも 積 極 的 な 社 会 参 加 が 求 められます 介 護 保 険 におけ る 介 護 認 定 を 受 けていない 高 齢 者 は 平 成 19 年 10 月 1 日 現 在 で 15,586 人 で 全 高 齢 者 の 約 86%です 伊 那 市 の 住 宅 における 高 齢 者 向 け 設 備 が 有 る 住 宅 の 割 合 ( 図 表 8) 70% 60% 50% 40% 57.4% 60.3% 45.3% 持 家 全 住 宅 48.6% 30% 20% 10% 8.8% 借 家 15.1% 0% H10 H15 (2) 高 齢 者 のための 設 備 がある 住 宅 は5 割 弱 平 成 15 年 における 高 齢 者 のための 設 備 がある 住 宅 は 11,251 戸 ( 住 宅 全 体 の 48.6%)で 平 成 10 年 と 比 べて 3.3% 増 加 していますが まだ 十 分 に 普 及 している 状 態 とは 言 えません このうち 持 家 は 2.9% 増 の 9,848 戸 ( 持 家 全 体 の 60.3%) 借 10

11 家 は 6.3% 増 の 843 戸 ( 借 家 全 体 の 15.1%)という 状 況 にあります 手 すりがある またぎやすい 高 さの 浴 槽 廊 下 などが 車 いすで 通 行 可 能 段 差 のない 室 内 道 路 から 玄 関 まで 車 いすで 通 行 可 能 のいずれか を 満 たす 住 宅 5 公 営 住 宅 ( 低 所 得 者 向 け 市 営 住 宅 ) 現 状 (1) 老 朽 化 が 進 む 公 営 住 宅 公 営 住 宅 の 管 理 戸 数 は 平 成 19 年 4 月 1 日 現 在 で 648 戸 であり うち 耐 用 年 数 を 経 過 した 住 宅 は 404 戸 と 管 理 戸 数 の 62.3%を 占 めており 老 朽 化 が 進 んでいます なお 伊 那 市 内 の 県 営 住 宅 は 322 戸 であり 合 計 すると 970 戸 です (2) 公 営 住 宅 入 居 者 の17%は 高 齢 者 公 営 住 宅 の 入 居 者 は 平 成 19 年 11 月 1 日 現 在 で 1,294 人 そのうち 65 歳 以 上 の 高 齢 者 は 223 人 (17%)です 世 帯 数 は 570 世 帯 で うち 高 齢 者 のみの 世 帯 は 146 世 帯 (26%) 身 体 障 がい 者 のいる 世 帯 は 39 世 帯 寡 婦 世 帯 は 63 世 帯 外 国 人 のい る 世 帯 は 76 世 帯 です 課 題 ストックが 老 朽 化 していることから 公 営 住 宅 を 建 て 替 える 必 要 性 が 高 まっていますが 人 口 世 帯 数 の 減 少 により 公 営 住 宅 の 必 要 戸 数 の 減 少 が 見 込 まれること また 建 て 替 えは 市 の 財 政 状 況 に 大 きな 負 担 を 与 えることから 建 て 替 え 戸 数 についてはある 程 度 限 定 され ることが 考 えられます 限 られた 戸 数 のなかで 高 齢 者 障 がい 者 子 育 て 世 帯 ひとり 親 家 庭 など 住 宅 に 係 る 要 支 援 者 の 多 様 化 を 踏 まえ 県 とも 協 力 し 福 祉 施 策 とも 連 携 して 公 営 住 宅 を 管 理 運 営 していくことが 課 題 となっています 伊 那 市 内 の 公 営 住 宅 の 状 況 ( 図 表 9) 県 営 住 宅 (322 戸 ) 市 営 住 宅 (648 戸 ) % 49.7% % 37.7% 耐 用 年 数 経 過 戸 数 耐 用 年 数 未 経 過 戸 数

12 伊 那 市 の 公 営 住 宅 (648 戸 ) 居 住 者 の 年 齢 構 成 ( 図 表 10) 65 歳 以 上 % 公 営 住 宅 居 住 者 14 歳 以 下 % 45~64 歳 % 合 計 1,294 名 (H ) 15~24 歳 % 25~44 歳 % 6 その 他 の 市 営 住 宅 ( 中 所 得 者 向 け 市 営 住 宅 ) 現 状 過 疎 対 策 として 高 遠 町 長 谷 地 区 で 建 設 中 所 得 者 層 の 若 年 世 帯 を 対 象 とした 特 定 公 共 賃 貸 住 宅 その 他 の 市 営 住 宅 が 平 成 19 年 4 月 1 日 現 在 で24 団 地 165 戸 あります これらの 住 宅 はすべて 高 遠 町 長 谷 地 区 にあり 主 に 過 疎 対 策 としての 定 住 促 進 のために 整 備 されてきました 比 較 的 新 しい 住 宅 が 多 く 耐 用 年 数 を 経 過 した 住 宅 は10 戸 です 1 団 地 あたりの 規 模 が 小 さく 点 在 している 傾 向 があります 課 題 合 併 前 の 旧 高 遠 町 旧 長 谷 村 では 民 間 業 者 による 賃 貸 住 宅 供 給 がほぼ 皆 無 の 状 態 であ ったため 行 政 による 賃 貸 住 宅 の 整 備 がされてきましたが 合 併 後 も 過 疎 対 策 として 住 宅 を 建 設 することが 財 政 的 な 効 率 性 や 市 民 全 体 への 公 平 性 の 見 地 から 適 当 であるのか 整 理 する 必 要 があります 地 区 別 種 類 別 市 営 住 宅 数 ( 図 表 11) (H 現 在 単 位 : 戸 ) 公 営 住 宅 その 他 の 市 営 住 宅 地 区 計 ( 低 所 得 者 向 け) ( 中 所 得 者 向 け) 伊 那 地 区 高 遠 町 地 区 長 谷 地 区 合 計

13 7 市 街 地 の 空 洞 化 と 過 疎 地 域 の 高 齢 化 現 状 (1) 減 少 が 進 む 市 街 地 の 人 口 伊 那 市 の 行 政 区 ごとの 人 口 推 移 ( 図 表 12~14)をみると 中 心 市 街 地 である 伊 那 竜 西 地 区 の 坂 下 区 山 寺 区 荒 井 区 伊 那 竜 東 地 区 の 中 央 区 で 人 口 が 大 きく 減 少 し ているのがわかります (2) 限 界 集 落 の 増 加 周 辺 地 域 の 区 においても 人 口 が 減 少 しており 過 疎 地 域 において 少 子 化 により 学 校 が 維 持 できなくなったり 高 齢 化 により 社 会 的 な 共 同 活 動 が 困 難 になる いわゆ る 限 界 集 落 化 が 進 んでいると 考 えられます 10 年 前 と 比 較 した 地 区 別 人 口 ( 図 表 12) ( 単 位 : 人 ) 注 ) 高 齢 化 率 H H 増 減 数 増 減 率 H H 増 減 竜 西 ( 伊 那 ) 15,706 15, % 竜 東 ( 伊 那 部 ) 16,699 18,383 +1, % 17.7% 22.6% +4.9% 富 県 3,710 3, % 26.4% 30.9% +4.5% 美 篶 7,250 7, % 22.1% 27.1% +5.0% 手 良 2,437 2,437 ±0 ±0.0% 25.5% 31.0% +5.5% 東 春 近 5,537 5, % 20.4% 23.8% +3.4% 西 箕 輪 6,052 6, % 16.8% 20.5% +3.7% 西 春 近 6,404 6, % 20.3% 25.2% +4.9% 高 遠 町 7,686 7, % 30.6% 35.6% +5.0% 長 谷 2,340 2, % 36.1% 40.3% +4.2% 合 計 73,821 74, % 21.1% 25.6% +4.5% 注 ) 高 齢 化 率 = 全 人 口 における 65 歳 以 上 人 口 の 割 合 H の 数 値 は 合 併 前 の 市 勢 要 覧 町 勢 要 覧 村 勢 要 覧 所 載 の 数 値 H の 数 値 は 伊 那 市 行 政 区 別 年 齢 別 人 口 統 計 表 の 数 値 課 題 市 街 地 では 居 住 人 口 を 増 やし 過 疎 地 域 ではバランスの 取 れた 人 口 構 成 とすることによ って 経 済 福 祉 医 療 などの 社 会 システムを 地 域 中 心 に 変 えていくため 魅 力 ある 住 環 境 づくりが 課 題 となっています 13

14 10 年 前 と 比 較 した 行 政 区 等 (96 区 域 ) 人 口 の 増 減 率 別 順 位 ( 図 表 13) ( 単 位 : 人 ) 順 位 行 政 区 等 名 地 区 名 H H 増 減 数 増 減 率 1 中 の 原 竜 西 % 2 原 新 田 区 東 春 近 % 3 美 原 北 町 竜 東 % 4 前 原 区 竜 東 % 5 上 の 原 区 竜 東 1,227 1, % 92 黒 河 内 区 長 谷 % 93 坂 下 区 竜 西 % 94 浦 長 谷 % 95 市 野 瀬 区 長 谷 % 96 杉 島 区 長 谷 % 10 年 前 と 比 較 した 行 政 区 等 (96 区 域 ) 人 口 の 増 減 数 別 順 位 ( 図 表 14) ( 単 位 : 人 ) 順 位 行 政 区 等 名 地 区 名 H H 増 減 数 増 減 率 1 上 の 原 区 竜 東 1,227 1, % 2 狐 島 区 竜 東 1,501 1, % 3 小 出 島 区 西 春 近 1,218 1, % 4 上 新 田 区 竜 東 845 1, % 5 大 萱 区 西 箕 輪 2,650 2, % 92 坂 下 区 竜 西 % 93 山 寺 区 竜 西 3,479 3, % 94 中 央 区 竜 東 2,870 2, % 95 藤 沢 区 高 遠 町 1,339 1, % 96 荒 井 区 竜 西 4,021 3, % 14

15 第 2 章 計 画 の 基 本 方 向 1 基 本 理 念 家 族 地 域 社 会 の 温 もりを 育 む 住 まいづくりをめざし 少 子 高 齢 化 社 会 を 迎 えて 人 口 が 減 少 していく 社 会 において 私 たちは 今 ある 住 まいを 長 く 大 切 に 使 う ことにより 住 宅 を 家 族 や 世 代 を 超 えたみんなの 資 産 として 活 用 していく 必 要 があります さらに ずっと 住 みつづけたくなる 地 域 とするためには 豊 かな 自 然 環 境 や 景 観 を 活 か し 個 性 豊 かなまちづくりをすすめていくことが 重 要 です 伊 那 市 が 実 施 した 市 民 向 けアン ケートによると 自 分 の 住 まい 周 辺 の 将 来 像 として 豊 かな 自 然 環 境 と 親 しみながら 生 活 できる 地 域 をイメージしている 人 が 60%を 超 えていることがわかりました ( 問 1 P30 参 照 ) このため 多 くの 市 民 に 住 まいや 住 環 境 づくりに 参 画 いただき 誰 もがやすらぎを 感 じあ える 住 まい 人 々の 繋 がりを 感 じあえる 地 域 そんな 地 域 の 集 まりである 社 会 を 目 指 し 住 まいや 住 環 境 のあり 方 を 計 画 していきます 2 政 策 の 柱 Ⅰ 安 全 でやさしい 住 まいづくり 住 まいは 誰 もが 安 心 して 心 地 よく 生 活 を 送 ることができるよう 安 全 でやさしい 良 質 な 住 まいづくりをすすめていく 必 要 があります このため 住 宅 耐 震 化 の 促 進 やアスベスト 6 シックハウス 7 対 策 の 周 知 超 高 齢 社 会 を 見 据 えたユニバーサルデザイン 8 の 普 及 など 安 全 や 健 康 に 配 慮 した 住 まいづくりをす すめます Ⅱ ライフスタイル 9 に 対 応 できる 住 まいづくり 少 子 高 齢 化 や 居 住 ニーズの 多 様 化 高 度 化 に 対 応 するため 子 育 て 期 高 齢 期 といった ライフステージ 10 や 個 人 の 多 様 な 価 値 観 に 応 じた 質 の 高 い 住 まいを 確 保 維 持 できるよう 支 援 していく 必 要 があります このため ライフスタイルに 対 応 できる 長 寿 命 住 宅 の 普 及 など できるだけ 長 く 利 用 で きる 住 まいづくりをすすめるとともに ライフステージに 応 じて 住 替 えしやすい 環 境 づく りをすすめます Ⅲ 環 境 に 配 慮 した 住 まいづくり 地 球 規 模 で 取 り 組 むべき 環 境 問 題 に 対 応 するため 伊 那 市 地 域 新 エネルギービジョン 11 に 沿 って 豊 かな 自 然 資 源 を 新 エネルギーに 替 えて 地 域 で 生 かす 住 まいづくり まちづく りを 目 指 します また 廃 棄 物 の 発 生 の 抑 制 につとめ リサイクルの 推 進 を 図 ります 15

16 Ⅳ 誰 もが 安 定 した 居 住 を 確 保 できる 体 制 づくり 住 宅 は 自 らが 確 保 することが 基 本 ですが 企 業 誘 致 等 により 新 たに 伊 那 市 に 来 た 方 経 済 的 又 は 社 会 的 理 由 により 住 宅 確 保 が 難 しい 方 地 震 等 により 被 災 した 方 等 の 住 宅 の 確 保 などを 行 う 必 要 があります このため 民 間 を 含 めた 住 宅 需 要 の 検 証 を 行 い 民 間 主 導 による 住 宅 供 給 の 誘 導 適 時 適 切 な 公 営 住 宅 の 整 備 など 地 域 的 社 会 的 なニーズに 応 じた 住 宅 施 策 を 講 じる 必 要 があ ります また 災 害 後 における 被 災 者 の 速 やかな 住 宅 確 保 を 支 援 します Ⅴ 地 域 の 実 情 に 調 和 した 魅 力 あるまちづくり 中 心 市 街 地 の 空 洞 化 や 農 山 村 地 域 の 過 疎 化 に 歯 止 めをかけ これらの 地 域 社 会 を 活 力 あるものとしていくためには 地 域 の 特 性 を 活 かした 個 性 豊 かなまちづくりをすすめる 必 要 があります このため 適 正 な 土 地 利 用 を 前 提 に 街 なか 居 住 12 や 若 者 等 の 定 住 促 進 による 地 域 活 性 化 を それらの 地 域 の 住 民 の 方 々との 協 働 により 実 現 していきます また 良 好 な 街 並 みや 景 観 の 維 持 形 成 を 図 る 住 宅 地 の 検 討 を 行 います 3 各 主 体 の 役 割 (1) 市 民 市 民 は 住 宅 が 個 人 の 資 産 であるとともに 都 市 や 街 並 みを 構 成 する 重 要 な 要 素 である ことや 自 らの 努 力 と 責 任 において 住 宅 や 住 環 境 を 選 択 していくものであることを 理 解 し たうえで それぞれが 住 生 活 の 向 上 や 安 定 に 努 めるとともに 自 分 の 住 むまちの 自 然 環 境 や 歴 史 的 な 価 値 を 大 切 にし いつまでも 誇 れる 地 域 となるよう 積 極 的 に 行 動 する 役 割 が 期 待 されます (2) 事 業 者 事 業 者 は 自 らがつくる 住 宅 や 開 発 する 行 為 が 市 民 の 豊 かな 住 生 活 の 実 現 を 大 きく 左 右 し 将 来 にわたって 地 域 の 住 環 境 に 影 響 を 与 えるものであることを 認 識 したうえで 安 心 で 住 みよい 環 境 を 提 供 していく 役 割 が 期 待 されます そのため 適 切 な 情 報 や 良 質 なサービスを 提 供 するとともに 法 令 遵 守 はもとより 公 正 な 取 引 などによる 健 全 な 市 場 の 形 成 を 図 る 役 割 が 期 待 されます (3) 専 門 家 やNPO NPO 13 建 築 医 療 福 祉 まちづくりなどの 各 分 野 の 専 門 家 や 市 民 が 主 体 となって 地 域 づくり に 取 り 組 むNPOなどの 組 織 は それぞれがもっている 知 識 や 技 能 を 活 かし 市 民 による 良 好 な 住 まいづくりや 自 律 的 なまちづくりを 継 続 的 にサポートする 役 割 が 期 待 されます (4) 市 市 は 市 民 および 地 域 に 最 も 身 近 な 自 治 体 であり 地 域 に 適 した 住 宅 政 策 の 主 体 として きめ 細 やかな 住 環 境 の 整 備 公 営 住 宅 等 の 供 給 や 管 理 を 通 じた 市 民 の 居 住 の 安 定 確 保 を 行 うとともに 地 域 のコミュニティ 14 や 歴 史 文 化 さらにはいつまでも 残 したい 風 景 など 16

17 有 形 無 形 の 財 産 を 守 る 重 要 な 役 割 を 担 っています (5) 県 県 は 広 域 的 な 自 治 体 として 市 民 事 業 者 NPO 市 のみでは 解 決 できない 課 題 に 対 し それぞれの 主 体 と 協 働 して 問 題 の 解 決 にあたります また それぞれの 主 体 の 取 り 組 みが 促 進 されるよう 制 度 的 な 枠 組 みを 整 えるなどの 支 援 や 補 完 を 行 うとともに 総 合 的 な 住 宅 政 策 のビジョンを 示 す 役 割 を 担 っています (6) 国 国 は 住 宅 政 策 の 推 進 にあたり 地 方 公 共 団 体 では 解 決 できない 税 制 金 融 市 場 のル ールづくりなど 住 宅 市 場 が 健 全 に 機 能 するよう 監 理 誘 導 していく 役 割 を 担 っています また 全 国 一 律 一 元 的 に 行 われてきた 施 策 を 転 換 し 地 域 の 創 意 工 夫 があふれた 独 自 の 取 り 組 みへの 支 援 を 進 める 役 割 を 担 っています 各 主 体 の 役 割 (イメージ) 住 生 活 の 安 定 向 上 サービス 情 報 提 供 参 加 市 場 ニーズ 市 民 サポー ト 事 業 者 情 報 提 供 専 門 家 NPO 支 援 参 画 法 令 遵 守 情 報 提 供 支 援 情 報 提 供 施 策 展 開 監 理 誘 導 国 市 補 完 支 援 補 完 県 施 策 提 案 17

18 第 3 章 施 策 の 展 開 Ⅰ 安 全 でやさしい 住 まいづくり 市 民 向 けアンケートによると 市 民 の 多 く 方 々が 住 環 境 に 一 番 必 要 なもの を 火 災 地 震 水 害 などに 対 する 安 全 性 である( 問 5 P35 参 照 )と 考 えていることがわか りました 同 じく 住 まいの 耐 震 性 が 気 になる と 答 えた 方 が 全 体 の 87.1%にのぼる( 問 10 P40 参 照 )など 安 全 なすまいづくりに 対 する 関 心 の 高 さがうかがえます 東 海 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 に 指 定 されている 伊 那 市 では 地 震 はもちろんその 他 の 災 害 にも 強 く また 誰 もが 安 心 して 生 活 できる 住 まいづくりに 取 り 組 んでいきます また 高 齢 者 障 がい 者 に 対 する 住 宅 政 策 としては 市 民 向 けアンケートで 確 認 できた 市 民 ニーズ( 在 宅 介 護 の 充 実 や 自 宅 のバリアフリー 化 等 が 必 要 とするもの 問 8 P38 参 照 )に 応 えて 自 宅 による 居 住 を 実 現 するため ユニバーサルデザイン 化 等 に 対 する 補 助 誘 導 助 言 を 行 います (1) 災 害 などから 生 活 を 守 る 安 全 な 住 まいづくり 1 地 震 による 建 築 物 の 倒 壊 から 市 民 の 生 命 財 産 を 保 護 するため 住 宅 や 避 難 施 設 とな る 建 築 物 の 耐 震 診 断 や 耐 震 補 強 15 を 支 援 します 耐 震 改 修 促 進 計 画 16 の 策 定 無 料 耐 震 診 断 耐 震 補 強 等 への 補 助 耐 震 化 の 必 要 性 の 啓 発 耐 震 補 強 工 法 の 事 例 集 事 業 者 情 報 等 の 情 報 提 供 2 風 水 害 やがけ 地 の 崩 壊 土 石 流 など 災 害 発 生 の 危 険 の 高 い 区 域 内 に 住 む 市 民 に 対 し 住 宅 の 安 全 性 に 対 する 啓 発 と 移 転 の 支 援 を 行 います 土 砂 災 害 ( 急 傾 斜 地 の 崩 壊 土 石 流 地 すべり) 等 の 危 険 性 と その 対 策 の 必 要 性 についての 啓 発 災 害 危 険 住 宅 の 除 却 及 び 代 替 住 宅 建 設 への 補 助 各 法 令 等 に 基 づく 開 発 行 為 の 調 整 や 制 限 3 アスベストによる 健 康 被 害 を 防 止 するため 建 築 物 の 解 体 時 等 における 飛 散 防 止 対 策 の 徹 底 を 図 ります 公 共 建 築 物 除 却 時 のアスベスト 飛 散 防 止 対 策 の 徹 底 アスベスト 除 去 に 対 する 相 談 助 言 情 報 発 信 4 住 宅 への 侵 入 等 犯 罪 への 対 応 及 び 火 災 時 の 安 全 性 の 確 保 のため 防 犯 及 び 防 火 性 能 の 高 い 住 宅 の 普 及 に 努 めます 防 犯 性 能 の 高 い 建 物 部 品 に 関 する 情 報 提 供 消 防 法 に 基 づく 住 宅 用 火 災 警 報 器 等 の 設 置 促 進 (2) 誰 もが 使 いやすく 健 康 に 配 慮 した 住 まいづくり 1 高 齢 者 障 がい 者 をはじめ 誰 もが 安 心 して 生 活 できるようにするため 住 宅 のユニ 18

19 バーサルデザイン 化 を 図 ります 民 間 住 宅 のユニバーサルデザイン 化 改 修 に 対 する 補 助 助 言 民 間 住 宅 におけるユニバーサルデザイン 化 への 誘 導 保 健 医 療 福 祉 と 連 携 した 相 談 助 言 市 営 住 宅 のユニバーサルデザインによる 整 備 2 誰 もが 安 心 して 生 活 できるまちづくりを 進 めるため ユニバーサルデザイン 化 され た 建 築 物 や 道 路 等 の 整 備 を 支 援 します 人 にやさしい 建 築 物 整 備 促 進 事 業 への 補 助 建 築 物 の 改 修 への 補 助 3 健 康 で 快 適 な 住 まいづくりを 進 めるため 良 好 な 室 内 環 境 の 確 保 に 努 めます 室 内 環 境 に 関 する 相 談 助 言 情 報 提 供 木 材 など 自 然 素 材 を 活 用 した 住 宅 の 啓 発 (3) 住 宅 に 関 する 情 報 提 供 や 相 談 体 制 等 の 充 実 1 良 質 な 住 宅 を 取 得 できる 環 境 を 整 えるため 住 宅 の 性 能 品 質 住 宅 ローン 税 制 など 多 岐 にわたる 情 報 提 供 の 充 実 を 図 ります 各 種 広 報 媒 体 の 活 用 住 宅 関 連 事 業 者 による 情 報 提 供 の 促 進 2 住 宅 の 取 得 や 維 持 管 理 に 対 する 不 安 を 解 消 するため 住 宅 の 性 能 品 質 リフォ ーム シックハウスなど 様 々な 問 題 に 関 する 相 談 体 制 の 充 実 を 図 ります 関 係 機 関 との 連 携 による 相 談 窓 口 の 一 本 化 住 宅 相 談 を 実 施 する 民 間 団 体 への 研 修 相 談 会 の 開 催 協 力 等 住 宅 性 能 表 示 制 度 17 の 普 及 Ⅱ ライフスタイルに 対 応 できる 住 まいづくり 少 子 高 齢 化 に 伴 う 家 族 構 成 の 変 化 等 に 対 応 できる 長 寿 命 住 宅 の 普 及 や 適 切 な 住 まいが 選 択 できる 環 境 づくりに 取 り 組 んでいきます (1)できるだけ 長 く 利 用 できる 住 まいづくり 1 既 存 住 宅 の 質 の 向 上 を 図 るため 民 間 住 宅 のリフォームを 支 援 します 耐 震 補 強 や 下 水 道 接 続 などのリフォームに 対 する 補 助 融 資 2 既 存 公 営 住 宅 の 質 の 向 上 や 長 寿 命 化 を 図 るため 計 画 的 なリフォームをすすめます 公 営 住 宅 の 計 画 的 なリフォーム 3 中 古 住 宅 の 流 通 を 促 進 するため 建 物 の 性 能 や 価 格 を 適 正 に 評 価 する 手 法 の 普 及 に 努 めます 住 宅 性 能 表 示 制 度 の 利 用 促 進 19

20 (2)ライフステージ ライフステージに 応 じて 住 み 替 えしやすい 環 境 づくり 1 高 齢 社 会 に 対 応 した 賃 貸 住 宅 ストック 18 の 形 成 のため 民 間 活 力 を 利 用 した 良 質 で 低 廉 な 賃 貸 住 宅 の 整 備 を 支 援 します 高 齢 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 制 度 の 活 用 2 世 代 間 の 居 住 ニーズと 住 宅 ストックのミスマッチ 19 の 解 消 や U Iターンを 円 滑 にするため 住 替 えを 容 易 にする 仕 組 み 等 について 研 究 します 市 による 空 家 情 報 の 提 供 Ⅲ 環 境 に 配 慮 した 住 まいづくり 環 境 問 題 の 本 質 的 課 題 である 地 球 温 暖 化 問 題 の 解 決 のため 環 境 負 荷 の 軽 減 に 考 慮 した 住 まいづくりに 取 組 み 持 続 可 能 な 社 会 の 構 築 を 目 指 します 設 計 施 工 業 者 向 けアンケートによると 12.6%の 業 者 が 住 宅 の 省 エネルギー 化 を 設 計 の 段 階 で 重 視 しており 30.8%の 業 者 が 地 球 温 暖 化 防 止 のために 住 宅 の 省 エネルギー 化 に 対 する 配 慮 をしていることがわかりました( 問 1~2 P44~45 参 照 ) また 同 じく 設 計 施 工 業 者 向 けアンケートの 結 果 ( 問 4 P46 参 照 )を 受 けて 地 域 住 宅 産 業 の 発 展 のためにも 再 生 可 能 な 地 域 産 木 材 を 利 用 したすまいづくりを 推 進 します (1)エネルギー エネルギーを 効 率 的 に 利 用 できる 住 まいづくり 1 エネルギーの 使 用 効 率 を 改 善 するため 住 宅 における 省 エネルギー 化 を 推 進 します 既 存 住 宅 の 省 エネ 改 修 促 進 省 エネ 性 能 の 評 価 表 示 システムの 普 及 促 進 2 伊 那 市 の 自 然 環 境 にふさわしい バイオマス 資 源 太 陽 光 発 電 等 の 新 エネルギーを 活 用 した 住 宅 の 普 及 に 努 めます また 新 エネルギーの 効 率 的 な 利 用 について 市 民 事 業 者 の 方 々への 啓 発 を 進 めます 木 質 ペレットボイラ ストーブ 薪 ボイラ ストーブ 導 入 の 支 援 太 陽 光 発 電 導 入 の 支 援 の 検 討 3 公 共 施 設 への 新 エネルギー 導 入 を 率 先 して 進 めます 公 共 施 設 への 木 質 ペレットボイラ ストーブの 積 極 的 な 導 入 公 共 施 設 への 太 陽 光 発 電 の 積 極 的 な 導 入 公 共 施 設 への 中 小 水 力 発 電 の 積 極 的 な 導 入 公 共 施 設 へのESCO 事 業 の 導 入 ESCO 事 業 : 工 場 やビルにおいて 省 エネルギーの 検 討 を 行 うとともに 省 エネルギー 対 策 を 実 施 することにより 水 道 光 熱 費 を 削 減 する 事 業 20

21 (2) 再 生 可 能 な 木 材 等 を 利 用 した 住 まいづくり 1 循 環 型 社 会 20 の 形 成 を 図 るため 木 造 住 宅 の 建 設 を 支 援 します 良 質 な 木 造 住 宅 の 建 設 に 対 する 情 報 提 供 協 力 2 住 宅 産 業 における 地 産 地 消 21 を 進 めるため 地 元 の 木 材 を 利 用 した 住 宅 の 建 設 を 支 援 します 地 元 の 木 材 を 活 用 した 住 宅 の 建 設 に 対 する 情 報 提 供 協 力 地 元 の 木 材 を 活 用 した 優 良 な 住 宅 の 紹 介 3 地 域 に 密 着 した 住 宅 産 業 を 育 成 支 援 するため 地 元 の 大 工 中 小 工 務 店 等 の 地 域 住 宅 産 業 の 経 営 基 盤 整 備 に 協 力 します 講 習 会 や 現 場 見 学 会 開 催 への 協 力 4 地 元 の 木 材 を 利 用 した 高 品 質 な 公 共 の 建 物 づくりを 推 進 します 構 造 材 内 外 装 材 などへの 地 元 の 木 材 利 用 の 促 進 (3) 廃 棄 物 の 発 生 抑 制 とリサイクル リサイクルの 推 進 1 住 宅 の 循 環 型 市 場 を 形 成 し 住 宅 建 設 における 廃 棄 物 の 発 生 を 抑 制 するため 住 宅 の 長 寿 命 化 リフォームの 活 用 及 び 既 存 住 宅 の 流 通 促 進 を 図 ります 中 古 住 宅 の 流 通 の 普 及 促 進 情 報 提 供 2 建 築 工 事 における 環 境 への 負 荷 を 軽 減 するため 建 設 廃 棄 物 の 減 量 化 と 分 別 リサ イクルをすすめます 公 共 工 事 における 建 設 廃 棄 物 の 分 別 減 量 化 とリサイクル 製 品 の 活 用 リサイクル 製 品 等 に 関 する 情 報 提 供 3 各 個 人 の 住 宅 でもできる 環 境 対 策 を 啓 発 推 進 します 生 ごみの 家 庭 内 処 理 設 備 雨 水 等 の 貯 水 設 備 等 の 設 置 の 勧 奨 Ⅳ 誰 もが 安 定 した 居 住 を 確 保 できる 体 制 づくり 合 併 による 市 域 の 拡 大 や 産 業 立 地 による 企 業 進 出 権 兵 衛 トンネル 開 通 による 木 曽 地 域 との 近 接 化 全 国 的 な 少 子 高 齢 化 等 に 対 応 した 住 宅 政 策 を 推 進 します そのために 設 計 施 工 業 者 向 けアンケート( 問 7 P49 参 照 )や 宅 建 業 者 向 けアンケート( 問 18 P65 参 照 ) の 回 答 をもとに 宅 地 購 入 や 売 却 住 宅 建 設 に 対 する 支 援 の 検 討 を 行 います また 過 疎 対 策 としては 市 民 向 けアンケート( 問 7 P37 参 照 )や 設 計 施 工 業 者 向 けア ンケート( 問 6 P48 参 照 ) 宅 建 業 者 向 けアンケート( 問 19 P66)の 結 果 を 参 考 に 雇 用 の 創 出 や 交 通 網 等 のインフラ 整 備 を 前 提 とした 住 宅 施 策 を 展 開 していきます さらに 市 民 向 けアンケートで 今 後 市 が 優 先 すべき 住 宅 政 策 として 高 齢 者 障 がい 者 が 安 心 して 居 住 できるようにすること と 考 えている 方 が 一 番 多 い( 約 40%)のがわか りました( 問 6 P36 参 照 ) 宅 建 業 者 向 けアンケートの 結 果 ( 問 2~4 P52~54)も 参 考 に 年 齢 や 障 がいの 有 無 にかかわらず 社 会 的 弱 者 が 地 域 で 自 立 した 生 活 を 送 ることが 21

22 できるよう 多 様 なニーズに 応 じた 住 宅 セーフティネット 22 の 充 実 に 取 り 組 んでいきます (1) 対 象 目 的 ごとの 住 宅 宅 地 供 給 の 誘 導 1 企 業 誘 致 により 新 たに 創 出 された 雇 用 への 対 応 また 木 曽 地 域 から 伊 那 に 移 住 する 方 のため 住 宅 需 要 を 把 握 するなかで 民 間 活 力 を 主 体 とした 住 宅 整 備 の 誘 導 を 行 います 宅 地 購 入 や 売 却 住 宅 建 設 に 対 する 支 援 の 検 討 適 正 な 農 業 振 興 地 域 の 見 直 し 周 辺 のインフラ 整 備 民 間 事 業 者 との 協 力 連 携 体 制 の 構 築 2 過 疎 対 策 として UIターン 者 に 対 応 する 民 間 活 力 を 主 体 とした 住 宅 整 備 の 誘 導 を 行 います 宅 地 購 入 や 売 却 住 宅 建 設 に 対 する 支 援 の 検 討 適 正 な 農 業 振 興 地 域 の 見 直 し 周 辺 のインフラ 整 備 民 間 事 業 者 との 協 力 連 携 体 制 の 構 築 HP 等 による 情 報 発 信 宣 伝 地 元 の 受 け 入 れ 態 勢 の 整 備 (2) 住 宅 セーフティネットとしての 公 営 住 宅 の 運 営 1 真 に 住 宅 に 困 窮 している 方 の 安 定 した 居 住 を 確 保 するため 公 営 住 宅 への 公 平 的 確 な 入 居 を 進 めます 適 正 な 居 住 管 理 の 徹 底 住 宅 規 模 と 居 住 人 数 のミスマッチの 解 消 2 地 域 や 社 会 の 居 住 ニーズに 対 応 するため 公 営 住 宅 の 計 画 的 な 活 用 を 図 ります 老 朽 化 した 公 営 住 宅 の 改 善 除 却 建 替 え 新 規 公 営 住 宅 団 地 の 建 設 小 規 模 団 地 の 統 廃 合 PFI 23 的 手 法 による 建 替 えの 検 討 3 公 営 住 宅 への 入 居 希 望 者 の 利 便 に 資 するため 公 的 賃 貸 住 宅 の 空 き 家 情 報 の 一 元 的 な 提 供 をすすめます 県 営 住 宅 市 町 村 営 住 宅 等 の 空 家 情 報 の 一 元 管 理 体 制 の 整 備 4 公 営 住 宅 に 入 居 を 希 望 する 高 齢 者 障 がい 者 の 安 定 居 住 を 図 ります 公 営 住 宅 を 新 設 する 場 合 は 3 割 程 度 の 戸 数 を 高 齢 者 障 がい 者 用 住 宅 として 整 備 24 5 障 がい 者 やDV 被 害 者 等 の 自 立 を 支 援 し 居 住 の 安 定 確 保 を 図 るため 市 営 住 宅 の 活 用 を 図 ります 福 祉 目 的 空 家 25 の 確 保 (3) 高 齢 者 等 の 要 支 援 者 の 民 間 賃 貸 住 宅 への 入 居 支 援 1 住 宅 に 困 窮 している 高 齢 者 の 方 々 等 に 安 定 した 居 住 を 確 保 するため 民 間 賃 貸 住 22

23 宅 に 入 居 しやすい 環 境 づくりを 図 ります 高 齢 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 制 度 26 の 活 用 高 齢 者 円 滑 入 居 賃 貸 住 宅 登 録 制 度 27 の 活 用 高 齢 者 家 賃 債 務 保 証 制 度 28 の 活 用 (4) 被 災 者 の 速 やかな 住 宅 確 保 の 支 援 1 災 害 発 生 時 の 行 政 による 初 動 体 制 の 整 備 に 努 めます 被 災 住 宅 の 応 急 危 険 判 定 体 制 の 充 実 2 被 災 者 生 活 再 建 支 援 法 にのっとり 被 災 住 宅 の 再 建 支 援 制 度 の 充 実 に 努 めます 被 災 住 宅 再 建 支 援 制 度 29 の 検 討 3 災 害 発 生 時 や 復 興 期 における 住 宅 供 給 に 対 応 するため 民 間 の 空 家 等 の 活 用 体 制 づ くりを 進 めます 関 係 団 体 との 連 携 による 災 害 時 空 家 活 用 体 制 の 整 備 Ⅴ 地 域 の 実 情 に 調 和 した 魅 力 あるまちづくり 少 子 高 齢 化 や 世 帯 の 核 家 族 化 に 伴 い 市 民 の 住 生 活 は 大 きな 変 容 をみせています その なかで 中 心 市 街 地 や 農 山 村 地 域 の 人 口 減 に 歯 止 めをかけ 伊 那 市 全 体 としてバランスのと れたまちづくりをすすめるため 地 域 の 活 性 化 を 地 域 の 住 民 の 方 々との 協 働 により 実 現 し ていきます 30 また 伊 那 市 は 景 観 育 成 住 民 協 定 数 が 12 地 区 と 全 国 一 の 地 区 数 を 誇 る 長 野 県 (154 地 区 :H 現 在 )にあっても 特 に 地 域 の 自 律 的 な 活 動 が 盛 んです 今 後 も 恵 まれた 自 然 環 境 や 歴 史 文 化 を 活 かし 住 民 が 主 体 となった 活 力 あるまちづくりに 取 り 組 んでいき ます (1) 街 なか 居 住 による 市 街 地 活 性 化 1 公 共 交 通 網 を 再 構 築 し 理 想 としては 徒 歩 圏 内 で 支 障 なく 生 活 できるコンパクトな まちづくり 31 をすることによってまちなか 居 住 を 促 進 し 市 街 地 の 活 性 化 を 図 り ます 伊 那 地 域 における 新 たな 交 通 ネットワークシステムの 構 築 優 良 建 築 物 等 整 備 事 業 32 などへの 体 制 整 備 補 助 協 力 助 言 (2) 過 疎 地 域 の 活 性 化 による 地 域 コミュニティの 再 生 1 過 疎 地 域 等 において 若 年 層 子 育 て 世 帯 団 塊 の 世 代 等 の 定 住 促 進 を 図 ります 地 域 の 住 民 との 協 働 による 空 家 紹 介 あっせん 事 業 33 などソフト 事 業 の 整 備 山 里 の 特 性 を 生 かした 雇 用 創 出 事 業 の 展 開 医 療 施 設 教 育 施 設 道 路 等 の 適 切 なインフラ 整 備 23

24 (3) 地 域 独 自 の 生 活 環 境 を 住 民 主 体 で 守 り 発 展 させる 活 動 の 支 援 1 住 民 主 体 による 歴 史 文 化 自 然 環 境 と 調 和 した 快 適 なまちづくりを 進 めるため 地 域 の 自 律 的 な 活 動 を 支 援 します 建 築 協 定 制 度 34 の 支 援 活 用 35 景 観 育 成 住 民 協 定 景 観 育 成 特 定 地 区 等 の 支 援 活 用 まちづくりに 関 する 住 民 の 意 識 啓 発 2 安 全 性 や 快 適 性 を 備 えた 良 好 な 住 環 境 を 確 保 するため 住 宅 地 に 関 連 する 公 共 施 設 等 の 整 備 を 図 るとともに 基 盤 整 備 と 一 体 となった 官 民 協 働 によるまちづくりを 図 ります 都 市 計 画 用 途 地 域 に 沿 った 適 切 な 土 地 利 用 の 誘 導 道 路 公 園 緑 地 下 水 道 等 の 整 備 管 理 建 物 敷 地 内 緑 化 の 啓 発 住 宅 地 の 防 犯 性 の 向 上 に 関 する 意 識 啓 発 24

25 第 4 章 成 果 指 標 本 市 の 住 宅 政 策 において 今 後 取 組 む 施 策 の 効 果 を 示 す 指 標 として 以 下 の10 項 目 の 成 果 指 標 を 設 定 します なお 住 宅 の 品 質 又 は 性 能 に 関 し 別 紙 1の 住 宅 性 能 水 準 や 別 紙 2 3の 居 住 面 積 水 準 に 基 づき その 維 持 及 び 向 上 を 図 るとともに 現 在 及 び 将 来 の 市 民 の 住 生 活 の 基 盤 とな る 良 質 な 住 宅 のストックの 形 成 を 誘 導 します また 地 域 における 居 住 環 境 に 関 し 別 紙 4の 居 住 環 境 水 準 に 基 づき その 維 持 及 び 向 上 を 図 り 地 域 の 自 然 歴 史 文 化 その 他 の 特 性 に 応 じて 市 民 が 誇 りと 愛 着 を 持 つこと のできる 居 住 環 境 の 形 成 を 誘 導 します Ⅰ 安 全 でやさしい 住 まいづくり 1 建 築 物 の 耐 震 化 地 震 による 既 存 建 築 物 等 の 倒 壊 から 市 民 の 生 命 と 財 産 を 保 護 するため 建 築 物 の 耐 震 化 率 について 次 のとおり 目 指 します ( 国 の 計 画 及 び 伊 那 市 住 宅 建 築 物 耐 震 改 修 促 進 計 画 による) 住 宅 現 状 ( 平 成 18 年 度 ) 71% P9 図 表 6 参 照 耐 震 性 不 十 分 29% 以 外 の 住 宅 指 標 ( 平 成 27 年 度 ) 90% 2 高 齢 者 等 のための 設 備 がある 住 宅 ストック 高 齢 者 障 がい 者 をはじめ 誰 もが 安 心 して 生 活 できるようにするため ユニバーサルデ ザイン 化 が 施 された 住 宅 ストックの 割 合 について 次 のとおり 目 指 します 高 齢 者 等 のための 設 備 がある 住 宅 の 全 住 宅 ストックに 占 める 割 合 現 状 ( 平 成 15 年 度 ) 49%(23,129 戸 中 11,251 戸 ) ~H15 住 宅 土 地 統 計 から 類 推 指 標 ( 平 成 30 年 度 ) 80% 高 齢 者 等 のための 設 備 がある 住 宅 とは 手 すり が 有 ること またぎやす い 高 さの 浴 槽 車 椅 子 で 通 行 可 能 な 幅 の 廊 下 段 差 のない 屋 内 道 路 から 玄 関 ま で 車 椅 子 で 通 行 可 能 であること の5つの 条 件 のうち いずれか1つを 満 たして いる 住 宅 を 指 す 25

26 Ⅱ ライフスタイルに 対 応 できる 住 まいづくり 1 中 古 住 宅 市 場 の 活 性 化 住 まいの 選 択 肢 の 多 様 化 への 対 応 や 優 良 ストックの 活 用 空 き 家 の 解 消 等 を 図 るため 持 家 総 数 に 対 する 中 古 住 宅 の 購 入 による 持 家 住 宅 の 割 合 について 次 のとおり 目 指 します 現 状 ( 平 成 15 年 度 ) 5%(17,275 戸 中 834 戸 ) ~H15 住 宅 土 地 統 計 から 類 推 指 標 ( 平 成 30 年 度 ) 10% Ⅲ 環 境 に 配 慮 した 住 まいづくり 1 新 エネルギー 設 備 の 導 入 住 宅 における 自 然 エネルギーの 有 効 活 用 をすすめ 環 境 への 負 荷 の 軽 減 を 図 るため 市 の 支 援 による 民 間 住 宅 への 新 エネルギー 設 備 の 導 入 を 次 のとおり 目 指 します 木 質 ペレットボイラ ストーブ 薪 ボイラ ストーブ 指 標 ( 平 成 30 年 度 ) 200 台 太 陽 光 発 電 指 標 ( 平 成 30 年 度 ) 300 箇 所 Ⅳ 誰 もが 安 定 した 居 住 を 確 保 できる 体 制 づくり 1 老 朽 化 した 公 営 住 宅 の 整 備 住 宅 の 質 の 向 上 と 住 宅 弱 者 の 安 定 した 居 住 の 確 保 のため 老 朽 化 した 公 営 住 宅 の 除 却 建 替 え 新 たな 住 宅 の 建 設 について 次 のとおり 目 指 します 管 理 戸 数 648 戸 現 状 ( 平 成 19 年 度 ) 一 戸 あたり 床 面 積 47m2 管 理 戸 数 583 戸 (10% 減 ) 指 標 ( 平 成 30 年 度 ) 一 戸 あたり 床 面 積 50m2 2 市 保 有 地 の 活 用 による 宅 地 供 給 の 促 進 新 たな 宅 地 開 発 は 周 辺 のまちづくりの 活 性 化 が 図 れるとともに 地 域 経 済 に 活 力 を 与 え 固 定 資 産 税 等 の 増 収 も 期 待 できるため 市 保 有 地 を 民 間 に 売 却 し 民 間 活 力 を 活 かし た 宅 地 供 給 を 目 指 します 指 標 ( 平 成 30 年 度 ) 新 たな 宅 地 50 区 画 の 供 給 3 高 齢 者 円 滑 入 居 賃 貸 住 宅 の 登 録 誰 もが 安 定 した 居 住 を 確 保 するため 高 齢 者 であること 等 を 理 由 に 入 居 を 拒 否 しない 賃 貸 住 宅 の 登 録 数 について 次 のとおり 目 指 します 26

27 現 状 ( 平 成 19 年 度 ) 56 戸 (3 物 件 ) 指 標 ( 平 成 30 年 度 ) 200 戸 Ⅴ 地 域 の 実 情 に 調 和 した 魅 力 あるまちづくり 1 優 良 建 築 物 等 整 備 事 業 の 実 施 街 なか 居 住 実 現 のため 地 域 住 民 を 事 業 主 体 とした 優 良 建 築 物 等 整 備 事 業 ( 別 紙 5 参 照 ) の 実 施 を 次 のとおり 目 指 します 現 状 ( 平 成 19 年 度 まで) 2 事 業 指 標 ( 平 成 30 年 度 まで) 4 事 業 2 過 疎 対 策 としての 定 住 促 進 主 に 過 疎 地 域 の 定 住 人 口 増 加 のために 空 家 あっせん 事 業 を 推 進 します 現 状 ( 平 成 19 年 度 まで) 成 立 件 数 27 件 指 標 ( 平 成 30 年 度 まで) 成 立 件 数 50 件 3 住 民 の 合 意 形 成 によるまちづくり 地 区 自 然 環 境 や 景 観 に 配 慮 し 住 民 が 主 体 となったまちづくりを 進 めるため 景 観 育 成 住 民 協 定 について 次 のとおり 目 指 します 景 観 育 成 住 民 協 定 は 市 町 村 の 推 薦 を 受 け 長 野 県 景 観 条 例 に 基 づいて 県 知 事 が 認 定 するものです 現 状 ( 平 成 19 年 度 まで) 12 地 区 指 標 ( 平 成 30 年 度 まで) 18 地 区 ( 参 考 ) 伊 那 市 の 景 観 育 成 住 民 協 定 の 一 覧 協 定 名 協 定 内 容 ( 抜 粋 ) 認 定 年 月 1 城 下 町 高 遠 まちづくり 協 定 外 観 は 和 風 軒 を 揃 える 階 数 3 他 平 成 6 年 12 月 2 美 しいまち 暁 野 区 景 観 形 成 住 民 協 定 3 青 島 区 田 園 地 帯 景 観 形 成 住 民 協 定 4 未 来 通 り 住 民 協 定 5 美 しい 勝 間 景 観 協 定 戸 建 住 宅 とする 色 彩 は 調 和 させる 他 商 工 業 目 的 の 建 物 集 合 住 宅 は 禁 止 他 植 栽 管 理 街 路 樹 はシャ ラ 敷 地 内 緑 化 他 集 落 の 佇 まい 史 跡 用 水 田 園 景 観 の 保 全 他 平 成 8 年 3 月 平 成 9 年 6 月 平 成 10 年 12 月 平 成 11 年 7 月 27

28 6 中 条 ふるさとづくり 協 定 7 上 山 田 地 区 金 井 河 原 田 園 地 帯 景 観 協 定 8 美 原 区 景 観 形 成 住 民 協 定 9 下 山 田 河 原 地 区 田 園 地 帯 景 観 協 定 10 小 原 景 観 協 定 11 西 箕 輪 ふるさと 景 観 住 民 協 定 大 型 建 築 物 不 可 建 ぺい 率 高 さ 他 農 業 目 的 以 外 の 使 用 は 使 用 内 容 を 協 議 他 戸 建 住 宅 併 用 住 宅 共 同 住 宅 に 限 る 他 農 業 目 的 以 外 の 使 用 は 使 用 内 容 を 協 議 他 生 垣 植 込 屋 敷 囲 い 用 水 等 の 環 境 保 全 他 高 さ 13m 周 囲 の 景 観 への 調 和 彩 度 他 平 成 11 年 12 月 平 成 13 年 3 月 平 成 13 年 3 月 平 成 15 年 1 月 平 成 15 年 1 月 平 成 17 年 5 月 12 御 園 区 内 原 地 区 景 観 形 成 住 民 協 定 高 さ 13m 隣 地 後 退 距 離 屋 根 の 形 状 他 平 成 18 年 10 月 協 定 内 容 は 一 部 を 抜 粋 したもの 詳 細 については 伊 那 市 公 式 ホームページを 参 照 のこと 28

29 < 付 属 資 料 > 29

30 伊 那 市 の 住 宅 等 に 関 するアンケート 調 査 ( 市 民 向 け) Ⅰ 調 査 の 概 要 1) 調 査 の 目 的 住 生 活 基 本 計 画 の 策 定 にあたり 住 みよい 市 をつくるために 市 民 が 日 ごろどのよ うな 考 えを 持 っているかを 知 り 計 画 策 定 に 役 立 てることを 目 的 としたものです 実 際 の 調 査 は 他 の 計 画 にも 役 立 てられるよう 土 地 利 用 等 の 設 問 も 設 けました 以 下 に は 住 生 活 に 直 接 係 わると 思 われる 設 問 を 抜 粋 して 掲 載 しています 2) 調 査 の 方 法 1 調 査 地 域 : 伊 那 市 全 域 2 調 査 対 象 : 市 内 に 住 む 18 才 以 上 の 住 民 3 抽 出 方 法 : 住 民 基 本 台 帳 から 居 住 地 のバランスを 考 慮 し 無 作 為 に 抽 出 4 アンケート 発 送 数 : 1,000 通 5 調 査 方 法 : 郵 送 による 送 付 郵 送 回 収 6 調 査 期 間 : 発 送 日 平 成 19 年 7 月 23 日 返 送 期 限 平 成 19 年 8 月 10 日 3) 回 答 結 果 1 回 答 数 : 489 票 2 回 答 率 : 48.9% Ⅱ 調 査 の 結 果 問 1 あなたがお 住 まいの 地 域 周 辺 の 将 来 像 として どのような どのようなイメージ イメージを 期 待 されますか 回 答 者 数 (489 人 ) 1. 豊 かな 自 然 環 境 と 親 しみながら 生 活 できる 地 域 299 (61.1%) 2. 優 良 農 地 が 集 積 した 良 好 な 田 園 地 域 47 ( 9.6%) 3. 戸 建 て 住 宅 などを 中 心 とした 安 全 で 快 適 な 住 居 地 域 78 (16.0%) 4. 住 宅 と 商 業 施 設 が 調 和 した 賑 わいのある 商 業 地 域 29 ( 5.9%) 5. 最 先 端 の 技 術 を 有 する 企 業 などが 集 積 した 産 業 地 域 6 ( 1.2%) 6. 観 光 地 として 整 備 され 観 光 客 が 多 く 訪 れる 観 光 地 域 15 ( 3.1%) 7. その 他 6 ( 1.2%) 無 回 答 9 ( 1.8%) 30

31 居 住 地 区 の 将 来 像 については 豊 かな 自 然 環 境 と 親 しみながら 生 活 できる 地 域 と 答 えた 人 が 61.1% と 最 も 多 い 続 いて 戸 建 て 住 宅 などを 中 心 とした 安 全 で 快 適 な 住 居 地 域 優 良 農 地 が 集 積 した 良 好 な 田 園 地 域 となっている 豊 かな 自 然 環 境 と 良 好 な 田 園 地 域 をあわせると7 割 以 上 になり 豊 かな 農 地 や 自 然 資 源 を 守 りたいと 考 えて いる 人 が 多 い その 他 の 回 答 自 然 環 境 も 残 しつつ 優 良 農 地 と 宅 地 が 共 存 した 地 域 (40 歳 代 女 性 美 篶 地 区 ) 弱 者 が 安 心 して 生 活 できる 街 が 理 想 (50 歳 代 女 性 竜 西 地 区 ) 子 供 がいないので 40 年 後 には 空 き 家 が 大 半 となり 将 来 には 期 待 できない (50 歳 代 男 性 富 県 地 区 ) 問 2 あなたがお 住 まいの 地 域 で これからのまちづくりの 方 法 としては どのような 方 法 が 良 いと 思 いますか 回 答 者 数 (489 人 ) 1. 道 路 公 園 宅 地 等 を 同 時 に 整 備 して 全 体 的 に 街 並 みを 整 える 81 (16.6%) 2. 道 路 や 公 園 を 必 要 に 応 じて 段 階 的 に 整 備 をしていく 176 (36.0%) 3. 土 地 利 用 や 建 物 用 途 について 規 制 を 行 い 住 みやすい 環 境 に 導 く 127 (26.0%) 4. 何 もしないほうがよい 67 (13.7%) 5.その 他 21 ( 4.3%) 無 回 答 17 ( 3.5%) 31

32 これからのまちづくりの 方 法 については 道 路 や 公 園 を 必 要 に 応 じて 段 階 的 に 整 備 を していく と 答 えた 人 が 36.0% と 最 も 多 い 続 いて 土 地 利 用 や 建 物 用 途 について 規 制 を 行 い 住 みやすい 環 境 に 導 く 道 路 公 園 宅 地 等 を 同 時 に 整 備 して 全 体 的 に 街 並 みを 整 える となっている その 他 の 回 答 ソーシャルサポートネットワークの 具 体 化 (20 歳 代 女 性 美 篶 地 区 ) 農 地 を 耕 作 する 担 い 手 を 市 として 真 剣 に 育 てていって 欲 しい (30 歳 代 女 性 東 春 近 地 区 ) 住 民 が 企 画 したものなどを 取 り 上 げて 地 域 づくりを 進 める(30 歳 代 女 性 長 谷 地 区 ) パチンコ 店 工 場 や 事 業 所 はいらない 日 常 生 活 に 役 立 つスーパーなどがほしい 道 路 などの 整 備 より 交 通 機 関 の 充 実 を 願 う (40 歳 代 女 性 竜 東 福 島 地 区 ) 現 状 のままで 災 害 が 起 こらないように (40 歳 代 男 性 西 春 近 地 区 ) 今 のままでよいが 農 地 を 大 切 に (50 歳 代 男 性 富 県 地 区 ) 西 春 近 は 商 業 も 病 院 も 少 なく 不 便 (50 歳 代 女 性 西 春 近 地 区 ) 高 齢 化 を 考 え 住 みやすく 利 便 性 を 考 えたまちづくり (50 歳 代 男 性 高 遠 町 地 区 ) 荒 廃 農 地 を 整 備 する (50 歳 代 女 性 高 遠 町 地 区 ) 空 き 家 を 減 らす 対 策 が 必 要 (50 歳 代 男 性 長 谷 地 区 ) 廃 業 している 店 舗 が 多 い 集 まりなどを 開 いて いろいろなアイデアを 募 り 多 くの 人 に 来 てもらえるような 店 作 りを 考 えると 良 いと 思 う (60 歳 代 女 性 ) 豊 かな 自 然 を 生 かして 高 齢 者 が 安 心 して 住 めるような 老 人 施 設 が 必 要 (60 歳 代 女 性 竜 西 地 区 ) 若 者 の 住 む 住 宅 がほしい (60 歳 代 女 性 富 県 地 区 ) 人 が 集 まる 公 共 施 設 がほしい 手 良 には 何 もない (60 歳 代 男 性 手 良 地 区 ) 橋 を 造 って 交 通 の 便 を 向 上 させてほしい (70 歳 以 上 女 性 東 春 近 地 区 ) 農 地 の 宅 地 化 (70 歳 以 上 男 性 西 春 近 地 区 ) 32

33 グランドデザインが 必 要 (70 歳 以 上 男 性 高 遠 町 地 区 ) 過 疎 対 策 として 市 営 住 宅 空 き 家 等 を 整 備 し 特 に 農 業 に 関 心 のあるIターンを 積 極 的 に 受 け 入 れる (70 歳 以 上 男 性 高 遠 町 地 区 ) 問 3 これからの 住 宅 地 のあり 方 について どのように 思 いますか 回 答 者 数 (489 人 ) 1. 既 成 の 市 街 地 集 落 地 を 拡 大 する 36 ( 7.4%) 2. 既 成 の 市 街 地 集 落 地 は 拡 大 せず 未 利 用 地 の 活 用 や 建 て 替 えなどを 進 める 118 (24.1%) 3. 適 地 を 定 め 大 規 模 な 住 宅 団 地 などを 開 発 する 27 ( 5.5%) 4. 適 切 な 区 域 に 分 散 して 小 規 模 な 住 宅 地 開 発 を 計 画 的 に 進 める 155 (31.7%) 5. 住 宅 地 開 発 はできるだけ 抑 制 したほうが 良 い 61 (12.5%) 6.わからない 72 (14.7%) 7.その 他. 2 ( 0.4%) 無 回 答 18 ( 3.7%) 住 宅 地 のあり 方 については 適 切 な 区 域 に 分 散 して 小 規 模 な 住 宅 地 開 発 を 計 画 的 に 進 める が 31.7% と 最 も 多 い 続 いて 既 成 の 市 街 地 集 落 地 は 拡 大 せず 未 利 用 地 の 活 用 や 建 て 替 えなどを 進 める となっている 住 宅 地 開 発 はできるだけ 抑 制 したほうが 良 い は 1 割 程 度 である 33

34 その 他 の 回 答 既 成 の 市 街 地 の 高 層 化 を 図 る (70 歳 以 上 男 性 美 篶 地 区 ) 行 政 主 導 の 対 策 が 必 要 (70 歳 以 上 男 性 高 遠 町 地 区 ) 問 4 まちづくりを 進 めていく 上 で 住 民 と 行 政 がどのように 関 われば 良 いと 思 いますか 回 答 者 数 (489 人 ) 1. 住 民 の 集 まりで 意 見 をまとめ これにしたがって 行 政 がまちづくりを 支 援 するべきである 59 (12.1%) 2. 住 民 と 行 政 の 話 し 合 いなどを 積 極 的 に 行 い 住 民 と 行 政 が 一 緒 になって 進 めるべきである 259 (53.0%) 3. 住 民 の 意 見 を 取 り 入 れつつ 行 政 が 主 体 となって 進 めるべきである 146 (29.9%) 4.まちづくりは もともと 行 政 が 行 うべきことで 住 民 側 が 考 えることではない 5 ( 1.0%) 5.その 他 3 ( 0.6%) 無 回 答 17 ( 3.5%) 住 民 と 行 政 との 関 わりについては 住 民 と 行 政 の 話 し 合 いなどを 積 極 的 に 行 い 住 民 と 行 政 が 一 緒 になって 進 めるべきである と 答 えた 人 が 53.0% と 最 も 多 く 半 数 以 上 を 占 めている 続 いて 住 民 の 意 見 を 取 り 入 れつつ 行 政 が 主 体 となって 進 めるべきである となっており 住 民 と 行 政 との 協 力 が 欠 かせないと 考 えている 人 が 多 いことがわかる 34

35 その 他 の 回 答 特 定 の 人 物 の 意 見 だけを 尊 重 しない (30 歳 代 男 性 東 春 近 地 区 ) 市 民 グループ 等 の 無 責 任 な 反 対 意 見 をいちいち 聞 く 必 要 はない 行 政 である 程 度 線 を 引 かないと 事 業 は 進 まない (40 歳 代 男 性 東 春 近 地 区 ) 行 政 の 側 だけのまちづくりではなく 市 民 全 体 で 考 えていけるような 進 め 方 が 望 まし い (40 歳 代 女 性 西 春 近 地 区 ) 全 国 レベルの 傾 向 やニーズを 的 確 に 把 握 したまちづくりや 観 光 開 発 を 計 画 すべき (70 歳 以 上 男 性 高 遠 町 地 区 ) 問 5 住 宅 の 周 りの 環 境 に 何 が 必 要 だと 思 いますか(3 つまで 選 択 可 能 ) 回 答 数 (1,243) 1. 火 災 地 震 水 害 などに 対 する 安 全 性 310 (24.9%) 2. 日 常 の 買 い 物 医 療 福 祉 施 設 などの 日 常 生 活 の 利 便 性 242 (19.5%) 3. 通 勤 通 学 などの 利 便 性 99 ( 8.0%) 4. 子 供 の 遊 び 場 公 園 など 97 ( 7.8%) 5. 治 安 の 維 持 犯 罪 発 生 の 防 止 180 (14.5%) 6. 騒 音 大 気 汚 染 などの 防 止 68 ( 5.5%) 7. 近 隣 の 人 たちや 地 域 とのつながり 104 ( 8.4%) 8. 緑 水 辺 など 自 然 とのふれあい 93 ( 7.5%) 9.まちの 景 観 の 整 備 31 ( 2.5%) 10.その 他 7 ( 0.6%) 無 回 答 12 ( 1.0%) 住 宅 の 周 りの 環 境 については 火 災 地 震 水 害 などに 対 する 安 全 性 が 24.9% と 最 も 多 い 続 いて 日 常 の 買 い 物 医 療 福 祉 施 設 などの 日 常 生 活 の 利 便 性 治 安 の 35

36 維 持 犯 罪 発 生 の 防 止 となっている その 他 の 回 答 公 共 交 通 機 関 の 充 実 (20 歳 代 男 性 竜 西 地 区 ) 最 近 暴 走 するバイクが 多 く 治 安 が 悪 くなっているように 感 じる 取 り 締 まりして ほしい (40 歳 代 女 性 西 春 近 地 区 ) 利 便 性 の 高 い 公 民 館 施 設 (50 歳 代 女 性 竜 西 地 区 ) いろいろと 必 要 と 思 うことがあっても どの 程 度 の 利 用 があるかわからない 車 を 利 用 しなくても 生 活 できる 環 境 がほしい (60 歳 代 男 性 東 春 近 地 区 ) 道 路 が 狭 く 車 がスピードを 出 して 走 行 するので 子 供 の 歩 行 に 危 ない (60 歳 代 女 性 西 春 近 地 区 ) 問 6 伊 那 市 の 行 う 住 宅 政 策 として 何 を 優 先 させるべきだと 思 いますか (2 つまで 選 択 可 能 ) 回 答 数 (804) 1. 住 宅 に 困 っている 低 所 得 者 に 市 営 住 宅 を 提 供 すること 137 (17.0%) 2. 高 齢 者 障 がい 者 が 安 心 して 居 住 できるようにすること 314 (39.1%) 3. 過 疎 対 策 のために 地 域 外 の 人 たちの 定 住 を 促 進 すること 120 (14.9%) 4. 個 人 で 住 宅 を 建 てたい 人 に 宅 地 を 提 供 すること 57 ( 7.1%) 5. 住 宅 の 建 設 に 関 わる 補 助 などの 支 援 制 度 を 行 うこと 138 (17.2%) 6.その 他 5 ( 0.6%) 無 回 答 33 ( 4.1%) 住 宅 政 策 については 高 齢 者 障 がい 者 が 安 心 して 居 住 できるようにすること が 39.1% と 最 も 多 い 続 いて 住 宅 の 建 設 に 関 わる 補 助 などの 支 援 制 度 を 行 うこと 住 宅 に 困 っている 低 所 得 者 に 市 営 住 宅 を 提 供 すること となっている 36

37 その 他 の 回 答 高 齢 者 障 がい 者 用 の 市 営 住 宅 を 増 やす (30 歳 代 男 性 手 良 地 区 ) 障 がいをもった 子 の 親 は 将 来 に 不 安 を 感 じている 共 同 住 宅 の 設 置 などを 望 む (60 歳 代 女 性 竜 西 地 区 ) 問 7 過 疎 対 策 としてどのような 住 宅 関 連 施 策 が 必 要 だと 思 いますか (3 つまで 選 択 可 能 ) 回 答 数 (1,073) 1. 雇 用 の 創 出 道 路 上 下 水 道 などの 整 備 交 通 利 便 性 の 向 上 269 (25.1%) 2. 市 営 住 宅 の 整 備 96 ( 8.9%) 3. 空 き 家 のあっせん 紹 介 186 (17.3%) 4. 分 譲 宅 地 の 提 供 91 ( 8.5%) 5. 住 宅 建 設 に 関 連 した 補 助 制 度 などの 支 援 164 (15.3%) 6. 病 院 文 教 商 業 施 設 等 の 充 実 207 (19.3%) 7. 必 要 性 を 感 じない 15 ( 1.4%) 8.その 他 6 ( 0.6%) 無 回 答 39 ( 3.6%) 過 疎 対 策 については 雇 用 の 創 出 道 路 上 下 水 道 などの 整 備 交 通 利 便 性 の 向 上 が25.1% と 最 も 多 い 続 いて 病 院 文 教 商 業 施 設 等 の 充 実 空 き 家 のあっせん 紹 介 となっている その 他 の 回 答 児 童 手 当 など 若 者 の 子 育 てに 優 しい 場 所 を 作 る(30 歳 代 女 性 長 谷 地 区 ) 37

38 Iターンをもっと 積 極 的 に 進 めるのはどうか (40 歳 代 女 性 西 春 近 地 区 ) 過 疎 でも 手 を 加 えず 今 の 子 供 たちに 任 せてみる (60 歳 代 女 性 ) 古 い 空 き 家 の 解 体 を 進 める (60 歳 代 女 性 竜 東 福 島 地 区 ) 問 8 高 齢 者 障 がい 者 に 必 要 な 住 宅 関 連 施 策 は 何 だと 思 いますか (3 つまで 選 択 可 能 ) 回 答 数 (1,112) 1. 自 宅 居 住 を 可 能 にするために 在 宅 介 護 を 充 実 する 267 (24.0%) 2. 自 宅 のバリアフリー 化 緊 急 通 報 装 置 設 置 費 用 の 補 助 を 行 う 248 (22.3%) 3. 高 齢 者 障 がい 者 向 けの 住 宅 を 整 備 する 156 (14.0%) 4.グループホームの 行 政 による 整 備 または 民 間 による 整 備 誘 導 を 行 う 131 (11.8%) 5. 老 人 ホーム( 公 営 )を 整 備 充 実 する 231 (20.8%) 6. 民 間 有 料 老 人 ホームの 整 備 誘 導 を 行 う 43 ( 3.9%) 7. 必 要 性 を 感 じない 4 ( 0.4%) 8.その 他 4 ( 0.4%) 無 回 答 28 ( 2.5%) 高 齢 者 障 がい 者 に 必 要 な 施 策 については 自 宅 居 住 を 可 能 にするために 在 宅 介 護 を 充 実 する が 24.0% と 最 も 多 く 続 いて 自 宅 のバリアフリー 化 緊 急 通 報 装 置 設 置 費 用 の 補 助 を 行 う となっている これらの2 つの 意 見 で 半 数 近 くの 割 合 を 占 めており 自 宅 での 介 護 を 支 援 する 施 策 を 求 めている 人 が 多 い 老 人 ホーム( 公 営 )を 整 備 充 実 38

39 する は 20.8%となっている その 他 の 回 答 ハード 面 と 住 人 とのバランスを 考 慮 する (60 歳 代 女 性 竜 東 福 島 地 区 ) 自 宅 で 生 活 できるような 支 援 を (60 歳 代 女 性 西 春 近 地 区 ) ( 参 考 ) 年 齢 別 回 答 状 況 年 齢 別 に 見 ると 20 歳 代 および50 歳 代 では 自 宅 のバリアフリー 化 緊 急 通 報 装 置 設 置 費 用 の 補 助 を 行 う 40 歳 代 では 老 人 ホーム( 公 営 )を 整 備 充 実 する そ れ 以 外 の 年 代 では 自 宅 居 住 を 可 能 にするために 在 宅 介 護 を 充 実 する がそれぞれ 最 も 多 くなっている 自 宅 居 住 を 可 能 にするために 在 宅 介 護 を 充 実 する および 自 宅 のバリアフリー 化 緊 急 通 報 装 置 設 置 費 用 の 補 助 を 行 う については どの 年 代 でも 比 較 的 高 い 割 合 を 占 めている 問 9 もし 住 宅 を 建 築 リフォーム リフォームするとしたら するとしたら どのようなことに 気 をつけますか (3 つまで 選 択 可 能 ) 回 答 数 (1,298) 1. 地 震 台 風 などに 対 する 強 さ 376 (29.0%) 2. 高 齢 者 など 誰 もが 使 いやすい 構 造 や 設 備 284 (21.9%) 3. 住 宅 の 断 熱 性 や 気 密 性 などの 省 エネルギーへの 配 慮 221 (17.0%) 4. 耐 用 年 数 の 長 さ 58 ( 4.5%) 5. 日 照 採 光 のしやすさ 111 ( 8.6%) 6. 内 装 材 などからの 有 害 物 質 への 配 慮 60 ( 4.6%) 7. 火 災 時 の 避 難 のしやすさや 建 物 の 燃 えにくさ 55 ( 4.2%) 8. 給 配 水 管 やガス 管 の 修 理 や 修 繕 のしやすさ 30 ( 2.3%) 39

40 9. 住 宅 の 防 犯 性 64 ( 4.9%) 10. 防 音 性 12 ( 0.9%) 11.その 他 2 ( 0.2%) 無 回 答 25 ( 1.9%) 住 宅 を 建 築 リフォームするときの 注 意 点 については 地 震 台 風 などに 対 する 強 さ が 29.0% と 最 も 多 い 続 いて 高 齢 者 など 誰 もが 使 いやすい 構 造 や 設 備 住 宅 の 断 熱 性 や 気 密 性 などの 省 エネルギーへの 配 慮 となっており いずれも2 割 前 後 を 占 めてい る その 他 の 回 答 次 世 代 と 一 緒 に 暮 らせるようにする (50 歳 代 女 性 富 県 地 区 ) なるべくお 金 をかけないで 良 いアイデアを 持 っている 職 人 たちと 話 し 合 う (60 歳 代 女 性 ) 問 10 お 住 まいの 住 宅 の 地 震 に 対 する 安 全 性 ( 耐 震 性 能 )についてどう 思 いますか 回 答 者 数 (489 人 ) 1. 地 震 に 対 する 安 全 性 が 備 わっているかどうか 気 になることが 多 い 227 (46.4%) 2.ほかの 地 域 で 地 震 が 起 きたときに 気 になる 199 (40.7%) 3. 地 震 に 対 してあまり 気 にならない 28 ( 5.7%) 4. 地 震 について 考 えたことがない 7 ( 1.4%) 無 回 答 28 ( 5.7%) 40

41 住 宅 の 地 震 に 対 する 安 全 性 については 地 震 に 対 する 安 全 性 が 備 わっているかどうか 気 になることが 多 い と 答 えた 人 が 46.4% と 最 も 多 い 続 いて ほかの 地 域 で 地 震 が 起 きたときに 気 になる となっており 8 割 以 上 の 人 が 気 にしていることがわかる 地 震 に 対 してあまり 気 にならない や 考 えたことがない は 両 者 を 合 わせても1 割 未 満 である 問 11 問 10 で1ある あるいは いは2とお 答 えの 方 にお 伺 いします お 住 まいの 住 宅 の 地 震 に 対 する 対 応 を 行 うとするとしたら どの 程 度 としたいですか 回 答 者 数 (426 人 ) 1. 大 地 震 が 発 生 しても 全 く 壊 れないような 補 強 をしたい 82 (19.2%) 2. 大 地 震 が 発 生 しても 家 が 倒 れずに 残 る 程 度 の 補 強 をしたい 131 (30.8%) 3. 耐 震 改 修 はしないが 日 曜 大 工 程 度 の 簡 単 な 補 強 をしたい 22 ( 5.2%) 4. 家 具 等 の 転 倒 防 止 くらいはしたい 121 (28.4%) 5. 地 震 に 強 い 住 宅 への 改 築 やよそへ 移 転 をしたい 21 ( 4.9%) 6. 特 に 対 策 をとるつもりはない 21 ( 4.9%) 7.わからない 12 ( 2.8%) 8.その 他 10 ( 2.3%) 無 回 答 6 ( 1.4%) 41

42 住 宅 の 地 震 に 対 する 対 応 については 大 地 震 が 発 生 しても 家 が 倒 れずに 残 る 程 度 の 補 強 をしたい が 30.8% と 最 も 多 い 続 いて 家 具 等 の 転 倒 防 止 くらいはしたい 大 地 震 が 発 生 しても 全 く 壊 れないような 補 強 をしたい となっている その 他 の 回 答 水 など 避 難 時 の 用 意 ( 女 性 西 箕 輪 地 区 ) 耐 震 工 事 は 済 んでいるが 100%の 安 全 性 を 保 障 されたわけではないので 地 震 に 対 する 不 安 はある (40 歳 代 女 性 富 県 地 区 ) 地 震 に 強 いとされる 家 を 新 築 したが 地 震 に 対 する 不 安 がないわけではない (50 歳 代 女 性 美 篶 地 区 ) 古 い 家 なので 対 応 補 強 はできないが 自 分 でできることを 考 えたい (60 歳 代 女 性 ) 行 政 による 耐 震 補 強 調 査 を 希 望 者 に 行 うこと (60 歳 代 男 性 東 春 近 地 区 ) 42

43 伊 那 市 の 住 宅 等 に 関 するアンケート 調 査 ( 業 者 向 け) Ⅰ 調 査 の 概 要 1) 調 査 の 目 的 住 生 活 基 本 計 画 の 策 定 にあたり 住 宅 に 関 連 する 業 務 を 行 う 市 内 の 民 間 事 業 者 が 日 ごろどのような 考 えを 持 っているかを 知 ることによって 計 画 策 定 に 役 立 てること を 目 的 としたものです なお 調 査 対 象 業 者 については 設 計 施 工 業 者 と 宅 地 建 物 取 引 業 者 とに 分 けて それぞれ 異 なる 質 問 内 容 のアンケートを 実 施 しました 2) 調 査 の 方 法 (1) 設 計 施 工 業 者 向 けアンケート 1 調 査 対 象 : 市 内 の 長 野 県 建 築 士 会 会 員 市 内 の 長 野 県 建 築 士 事 務 所 協 会 会 員 市 内 に 本 店 支 店 を 有 し 市 の 入 札 参 加 資 格 のある 建 築 業 者 2 発 送 数 : 199 通 3 調 査 方 法 : 建 築 士 会 事 務 局 建 築 士 事 務 所 協 会 事 務 局 の 協 力 による 送 付 回 収 及 び 郵 送 FAXによる 回 収 4 調 査 期 間 : 発 送 平 成 19 年 11 月 28 日 ~12 月 3 日 回 収 期 限 平 成 19 年 12 月 21 日 (2) 宅 地 建 物 取 引 業 者 向 けアンケート 1 調 査 対 象 : 市 内 の 長 野 県 宅 地 建 物 取 引 業 協 会 会 員 のうち 賃 貸 業 務 を 主 業 務 とする 業 者 2 発 送 数 : 30 通 3 調 査 方 法 : 宅 地 建 物 取 引 業 協 会 事 務 局 の 協 力 による 送 付 回 収 4 調 査 期 間 : 発 送 平 成 19 年 11 月 28 日 回 収 期 限 平 成 19 年 12 月 21 日 3) 回 答 結 果 (1) 設 計 施 工 業 者 向 けアンケート 1 回 答 数 : 51 通 2 回 答 率 : 25.6% (2) 宅 地 建 物 取 引 業 者 向 けアンケート 1 回 答 数 : 8 通 2 回 答 率 : 26.7% 43

44 Ⅱ 調 査 の 結 果 (1) 設 計 施 工 業 者 向 けアンケート 問 1 住 宅 の 設 計 にあたって 重 視 している 性 能 は 何 ですか?(?(3つまで 選 択 ) 回 答 数 (151) 1. 自 然 環 境 ( 日 照 採 光 通 風 ) 45 (29.8%) 2. 耐 震 性 能 32 (21.2%) 3.バリアフリー ユニバーサルデザイン 16 (10.6%) 4. 省 エネルギーへの 配 慮 19 (12.6%) 5. 長 寿 命 化 ( 耐 用 年 数 の 長 さ 修 繕 のしやすさ) 15 ( 9.9%) 6. 内 装 材 などからの 有 害 物 質 への 配 慮 18 (11.9%) 7. 防 犯 性 能 3 ( 2.0%) 8.その 他 3 ( 2.0%) その 他 2.0% 防 犯 性 能 2.0% 有 害 物 質 への 配 慮 11.9% 自 然 環 境 29.8% 長 寿 命 化 9.9% 省 エネルギーへの 配 慮 12.6% バリアフリー ユニ バーサルデザイン 10.6% 耐 震 性 能 21.2% 住 宅 の 設 計 にあたって 重 視 している 性 能 については 自 然 環 境 ( 日 照 採 光 通 風 ) と 答 えた 人 が 29.8% と 最 も 多 い 続 いて 耐 震 性 能 省 エネルギーへの 配 慮 となっている その 他 の 回 答 CO 2 消 滅 に 向 けた 高 気 密 高 断 熱 化 経 済 性 コスト 44

45 問 2 地 球 温 暖 化 防 止 にどんな 配 慮 をしていますか?( 該 当 あればいくつ 選 択 しても 可 ) 回 答 数 (120) 1. 太 陽 光 発 電 や 太 陽 熱 など 自 然 エネルギーの 利 用 24 (20.0%) 2. 耐 熱 性 や 気 密 性 の 高 い 省 エネルギーの 住 宅 37 (30.8%) 3. 長 寿 命 住 宅 23 (19.2%) 4. 住 宅 のリサイクル 再 利 用 の 促 進 6 ( 5.0%) 5. 地 域 材 など 地 域 の 森 林 資 源 を 活 用 した 住 宅 21 (17.5%) 6. 取 り 壊 したときに 環 境 負 荷 にならない 材 料 の 選 択 9 ( 7.5%) 7.その 他 0 ( 0.0%) 地 域 の 森 林 資 源 を 活 用 した 住 宅 17.5% 取 り 壊 し 時 に 環 境 負 荷 にならない 材 料 の 選 択 7.5% 自 然 エネルギーの 利 用 20.0% 住 宅 のリサイクル 再 利 用 の 促 進 5.0% 長 寿 命 住 宅 19.2% 省 エネルギーの 住 宅 30.8% 地 球 温 暖 化 防 止 への 配 慮 については 耐 熱 性 や 気 密 性 の 高 い 省 エネルギーの 住 宅 と 答 えた 人 が 30.8% と 最 も 多 い 続 いて 太 陽 光 発 電 や 太 陽 熱 など 自 然 エネルギー の 利 用 長 寿 命 住 宅 がほぼ 同 じの 割 合 となっている 問 3 住 宅 の 設 計 にあたって 子 供 や 高 齢 者 に 対 して 配 慮 していることは 何 ですか? (2つまで 選 択 ) 回 答 数 (103) 1.プライバシーの 確 保 4 ( 3.9%) 2.バリアフリー 設 備 33 (32.0%) 3. 住 宅 の 広 さ 間 取 り 29 (28.2%) 4. 安 全 性 31 (30.1%) 5. 防 犯 性 4 ( 3.9%) 6.その 他 2 ( 1.9%) 45

46 その 他 1.9% 防 犯 性 3.9% プライバシーの 確 保 3.9% 安 全 性 30.1% バリアフリー 設 備 32.0% 住 宅 の 広 さ 間 取 り 28.2% 住 宅 の 設 計 にあたって 子 供 や 高 齢 者 に 対 して 配 慮 していることについては バリア フリー 設 備 と 答 えた 人 が 32.0% と 最 も 多 いが 安 全 性 住 宅 の 広 さ 間 取 り と 答 えた 人 も ほぼ 同 率 と 言 えるほど 多 くなっている その 他 の 回 答 設 備 の 取 り 扱 い 易 さ 生 活 スタイル 問 4 地 域 住 宅 産 業 発 展 のために 必 要 なものは 何 だと 思 いますか?(?(2つまで 選 択 ) 回 答 数 ( 96) 1. 大 工 などの 技 術 技 能 を 持 った 人 材 の 育 成 30 (31.2%) 2. 新 技 術 の 開 発 等 による 競 争 力 の 向 上 11 (11.5%) 3. 木 造 住 宅 の 良 さのアピール 26 (27.1%) 4. 広 告 宣 伝 などの 営 業 力 の 強 化 7 ( 7.3%) 5. 林 業 と 住 宅 産 業 とのネットワークづくり 18 (18.7%) 6.その 他 4 ( 4.2%) 46

47 林 業 と 住 宅 産 業 と のネットワークづくり 18.7% その 他 4.2% 技 術 技 能 を 持 った 人 材 の 育 成 31.2% 営 業 力 の 強 化 7.3% 木 造 住 宅 の 良 さの アピール 27.1% 新 技 術 の 開 発 等 に よる 競 争 力 の 向 上 11.5% 地 域 住 宅 産 業 発 展 のために 必 要 なものについては 大 工 などの 技 術 技 能 を 持 った 人 材 の 育 成 と 答 えた 人 が 31.2% と 最 も 多 く 木 造 住 宅 の 良 さのアピール 林 業 と 住 宅 産 業 とのネットワークづくり がこれに 続 いている その 他 の 回 答 地 域 の 会 社 が 伸 びる 事 適 正 な 価 格 ( 各 専 門 業 種 にまでの) 上 伊 那 の 工 業 高 校 に 建 築 土 木 科 を 設 立 する 景 観 に 配 慮 した 住 宅 を 増 やす 問 5 居 住 者 が 重 視 している 場 所 や 環 境 は どんなところだと 思 いますか?(?(1つ 選 択 ) 回 答 数 ( 51) 1. 日 常 生 活 の 利 便 性 を 重 視 した 中 心 市 街 地 5 ( 9.8%) 2. 住 宅 の 居 住 性 を 重 視 した 市 街 地 外 縁 部 32 (62.7%) 3. 生 活 の 多 様 性 を 重 視 した 郊 外 9 (17.6%) 4. 豊 かな 自 然 環 境 を 重 視 した 農 山 村 部 1 ( 2.0%) 5.プライバシーの 確 保 を 重 視 した 隔 絶 地 0 ( 0.0%) 6.その 他 3 ( 5.9%) 無 回 答 1 ( 2.0%) 47

48 豊 かな 自 然 環 境 を 重 視 した 農 山 村 部 2.0% 無 回 答 2.0% その 他 5.9% 日 常 生 活 の 利 便 性 を 重 視 した 中 心 市 街 地 9.8% 生 活 の 多 様 性 を 重 視 した 郊 外 17.6% 住 宅 の 居 住 性 を 重 視 した 市 街 地 外 縁 部 62.7% 居 住 者 が 重 視 している 場 所 や 環 境 については 住 宅 の 居 住 性 を 重 視 した 市 街 地 外 縁 部 と 答 えた 人 が 62.7% と 最 も 多 く 他 の 回 答 を 圧 倒 している 生 活 の 多 様 性 を 重 視 した 郊 外 も 合 わせると80.3%に 達 し 中 心 市 街 地 や 農 山 村 部 と 答 えた 人 との 差 は 歴 然 としている その 他 の 回 答 ライフスタイルにより 異 なる 自 分 の 価 値 観 を 見 出 せる 場 所 子 供 の 通 学 区 問 6 過 疎 地 域 に 賃 貸 住 宅 や 分 譲 住 宅 の 開 発 をすすめるには 何 が 必 要 だと 思 います か?(?(3つまで 選 択 ) 回 答 数 (131) 1. 交 通 網 の 整 理 34 (26.0%) 2. 学 校 等 文 教 設 備 の 整 備 26 (19.8%) 3.スーパー 等 商 業 施 設 の 整 備 21 (16.0%) 4. 病 院 等 医 療 施 設 の 整 備 26 (19.8%) 5. 過 疎 地 域 での 雇 用 の 創 出 15 (11.5%) 6. 公 営 住 宅 の 整 備 2 ( 1.5%) 7.その 他 6 ( 4.6%) 無 回 答 1 ( 0.8%) 48

49 無 回 答 0.8% その 他 4.6% 公 営 住 宅 の 整 備 1.5% 過 疎 地 域 での 雇 用 の 創 出 11.5% 交 通 網 の 整 理 26.0% 病 院 等 医 療 施 設 の 整 備 19.8% 学 校 等 文 教 設 備 の 整 備 19.8% スーパー 等 商 業 施 設 の 整 備 16.0% 過 疎 地 域 に 賃 貸 住 宅 や 分 譲 住 宅 の 開 発 をすすめるには 何 が 必 要 か という 問 について は 交 通 網 の 整 理 と 答 えた 人 が 26.0% と 最 も 多 く 学 校 等 文 教 設 備 の 整 備 病 院 等 医 療 施 設 の 整 備 が 同 率 の19.8%で 続 いている その 他 の 回 答 大 部 分 は 都 市 部 に 居 住 する 都 市 部 と 同 じ 環 境 にしなければならないが 難 しい 光 ケーブルによる SOHOビジネスの 街 のモデル 過 疎 地 域 の 宅 地 造 成 開 発 の 補 助 減 免 規 制 緩 和 0~3 才 の 託 児 所 とコミュニティ 公 園 を 分 譲 地 とセットで 整 備 する 環 境 の 良 さを 大 都 市 部 ( 東 京 名 古 屋 )へ 宣 伝 アピールする 魅 力 ある(デザイン) 街 づくりとコストバランス 問 7 行 政 による 支 援 制 度 を 新 設 するとしたら どのような 支 援 が 効 果 的 だと 思 います か?(?(1つ 選 択 ) 回 答 数 ( 53) 1. 市 が 定 める 地 域 における 宅 地 取 得 に 対 する 補 助 利 子 補 給 5 ( 9.4%) 2. 市 が 定 める 地 域 における 住 宅 建 設 に 対 する 補 助 利 子 補 給 21 (39.6%) 3. 老 朽 化 した 空 家 住 宅 の リフォーム 費 用 に 対 する 補 助 利 子 補 給 9 (17.0%) 4. 老 朽 化 した 空 家 住 宅 の 除 却 費 用 に 対 する 補 助 利 子 補 給 12 (22.6%) 5.その 他 3 ( 5.7%) 無 回 答 3 ( 5.7%) 49

50 その 他 5.7% 無 回 答 5.7% 宅 地 取 得 に 対 する 補 助 等 9.4% 老 朽 化 空 家 除 却 に 対 する 補 助 等 22.6% 住 宅 建 設 に 対 する 補 助 等 39.6% 老 朽 化 空 家 リ フォームに 対 する 補 助 等 17.0% 行 政 による 支 援 制 度 としてどのような 支 援 が 効 果 的 と 思 うか という 問 いに 対 しては 市 が 定 める 地 域 における 住 宅 建 設 に 対 する 補 助 利 子 補 給 と 答 えた 人 が 39.6% と 最 も 多 く 老 朽 化 した 空 家 住 宅 の 除 却 費 用 に 対 する 補 助 利 子 補 給 老 朽 化 し た 空 家 住 宅 の リフォーム 費 用 に 対 する 補 助 利 子 補 給 がこれに 続 いている その 他 の 回 答 地 元 工 務 店 の 住 宅 建 設 に 対 する 補 助 環 境 配 慮 型 の 設 備 ( 省 エネ 住 宅 設 備 薪 ストーブ 節 水 機 器 )の 導 入 補 助 在 来 工 法 建 築 に 補 助 ( 地 域 材 も 含 め) 問 8 今 後 の 行 政 に 望 む 住 宅 施 策 は 何 ですか?( 自 由 回 答 ) 回 答 数 ( 20) 郊 外 型 住 宅 団 地 それに 付 随 した 中 心 地 とのアクセス 道 路 その 道 路 近 隣 の 用 途 地 域 についても できる 限 り 制 約 の 少 ない 指 定 をお 願 いしたい 他 市 町 村 にない 施 策 地 元 材 の 乾 燥 施 設 充 実 の 為 の 補 助 地 元 材 の 運 搬 山 出 しの 補 助 住 宅 建 設 を 通 じて 地 域 の 経 済 を 活 性 化 するのは ハウスメーカーよりも 地 元 の 工 務 店 で 建 設 するのが 必 要 です まずは 市 役 所 職 員 の 皆 様 のハウスメーカー 離 れ を 期 待 します 理 想 と 現 実 は 違 う 古 くても 良 い 住 宅 をできるだけ 残 していき あまりスクラップアンドビルド 的 な 住 宅 づくりはやめてほしい 高 齢 化 社 会 に 対 応 した 市 街 地 や 医 療 施 設 に 近 い 場 での 公 営 住 宅 の 整 備 を 行 う 優 良 宅 地 の 整 備 出 来 たら 公 営 住 宅 は 市 街 地 に ( 都 市 部 は 土 地 代 が 高 い 為 取 得 できないので ) 過 疎 地 域 は 土 地 が 安 いので 個 人 で 買 い 入 れできる しかし 農 山 村 部 ならではのよ さをアピールしなければ( 過 疎 地 に 住 んでいただきたいなら) 人 は 知 るすべがな 50

51 い 広 告 アピールをした 方 が 良 い 高 遠 長 谷 の 空 家 をリフォームし 貸 す 又 は 売 る ( 市 のHPで 案 内 など) 伊 那 市 内 でも 空 家 が 特 に 農 山 村 部 では 増 えている 現 状 と 思 います 種 々 問 題 はあると 思 いますが なんとか 再 利 用 出 来 る 施 策 を 検 討 する 必 要 を 感 じ ます 都 会 から 伊 那 へ 住 居 を と 考 えている 方 々が 案 外 多 いですよ ( 特 に 市 外 農 山 村 部 へ) 地 域 の 工 務 店 利 用 を 推 進 する 対 策 地 域 材 の 利 用 アピールと 育 林 に 対 する 教 育 活 動 景 観 に 配 慮 した 住 宅 街 づくり 例 を 紹 介 し 啓 蒙 する 活 動 既 存 住 宅 のリフォーム 増 改 築 をする 場 合 基 本 法 どおりにすると 既 存 部 分 に 必 要 以 上 のコストがかかり 結 局 あきらめるか 違 法 工 事 をする 業 者 への 依 頼 を することとなる 為 緩 和 した 方 が 良 い 本 当 に 貧 しい 人 の 住 宅 へのリフォーム 補 助 住 宅 建 設 に 合 わせ 景 観 向 上 に 対 する 条 件 を 付 け( 補 助 金 を 付 け)て 建 物 と 周 囲 の 環 境 に 配 慮 した 住 宅 施 策 を 考 える 規 制 緩 和 51

52 (2) 宅 地 建 物 取 引 業 者 向 けアンケー アンケート A 賃 貸 住 宅 について 問 1 現 在 の 賃 貸 住 宅 の 問 題 点 は 何 だと 思 いますか?(?(3つまで 選 択 ) 回 答 数 ( 20) 1. 人 口 減 少 による 入 居 者 の 減 少 0 ( 0.0%) 2. 新 築 アパートの 増 加 による 既 存 住 宅 への 入 居 者 の 減 少 8 (40.0%) 3. 住 宅 供 給 過 多 による 低 額 家 賃 の 価 格 競 争 2 (10.0%) 4. 老 朽 住 宅 の 修 繕 改 善 工 事 費 用 の 増 加 2 (10.0%) 5. 入 居 者 のモラル 不 足 5 (25.0%) 6. 家 賃 の 未 納 延 滞 の 増 加 1 ( 5.0%) 7. 経 費 の 増 大 による 経 営 状 況 の 悪 化 2 (10.0%) 8.その 他 0 ( 0.0%) 家 賃 の 未 納 延 滞 の 増 加 5.0% 入 居 者 のモラル 不 足 25.0% 経 費 の 増 大 による 経 営 状 況 の 悪 化 10.0% 新 築 アパートの 増 加 による 既 存 住 宅 への 入 居 者 の 減 少 40.0% 老 朽 住 宅 の 修 繕 改 善 工 事 費 用 の 増 加 10.0% 住 宅 供 給 過 多 によ る 低 額 家 賃 の 価 格 競 争 10.0% 現 在 の 賃 貸 住 宅 の 問 題 点 については 新 築 アパートの 増 加 による 既 存 住 宅 への 入 居 者 の 減 少 と 答 えた 人 が 40.0% と 最 も 多 く 続 いて 入 居 者 のモラル 不 足 と 答 え ている 人 が 多 い 問 2 高 齢 者 の 入 居 が 制 限 される 場 合 がありますが その 理 由 は 何 だと 思 いますか? ( 該 当 あればいくつ 選 択 しても 可 ) (あなたが 実 際 に 制 限 しているかどうかではなく 一 般 論 としてどういう 理 由 が 考 え られるかをお 答 えください ) 52

53 回 答 数 ( 11) 1. 収 入 が 限 定 されるため 家 賃 が 未 納 になりやすいから 4 (36.4%) 2. 入 居 者 の 健 康 状 態 に 気 を 配 り 場 合 によっては 手 助 けをする 必 要 があるから 6 (54.5%) 3. 住 宅 の 建 替 リフォームを 実 施 する 時 に 協 力 を 得 にくいから 1 ( 9.1%) 4. 入 居 者 が 住 宅 改 造 を 行 い 退 去 時 に 現 状 回 復 をしない 心 配 があるから 0 ( 0.0%) 5.その 他 0 ( 0.0%) 住 宅 の 建 替 リ フォームの 協 力 を 得 にくいから 9.1% 収 入 が 限 定 され 家 賃 が 未 納 になり やすいから 36.4% 入 居 者 への 手 助 け が 必 要 な 場 合 があ るから 54.5% 高 齢 者 の 入 居 が 制 限 される 理 由 については 入 居 者 の 健 康 状 態 に 気 を 配 り 場 合 に よっては 手 助 けをする 必 要 があるから という 回 答 が 集 中 し 過 半 数 を 占 めた これに 収 入 が 限 定 されるため 家 賃 が 未 納 になりやすいから という 理 由 が 続 くが 入 居 者 が 住 宅 改 造 を 行 い 退 去 時 に 現 状 回 復 をしない 心 配 があるから と 答 えた 人 はいなかった 問 3 高 齢 者 円 滑 入 居 賃 貸 住 宅 登 録 制 度 家 賃 債 務 保 証 制 度 を 知 っていますか? (1つだけ 選 択 ) 回 答 数 ( 8) 1. 知 っている 登 録 している 0 ( 0.0%) 2. 知 っているが 登 録 していない 5 (62.5%) 3. 知 らない 2 (25.0%) 無 回 答 1 (12.5%) 53

54 無 回 答 12.5% 知 らない 25.0% 知 っているが 登 録 していない 62.5% 高 齢 者 円 滑 入 居 賃 貸 住 宅 登 録 制 度 家 賃 債 務 保 証 制 度 については 知 っている 登 録 している と 答 えた 人 は 無 く 知 っているが 登 録 していない と 答 えた 人 が 62.5% であった これにより 制 度 自 体 はほぼ 周 知 されているものの 実 際 にはあまり 利 用 さ れていないことがわかった 問 4 高 齢 者 が 好 む 賃 貸 住 宅 の 傾 向 を 教 えてください ( ( ( (3つまで 選 択 ) 回 答 数 ( 20) 1. 家 賃 の 低 廉 さ 5 (25.0%) 2. 知 人 が 近 所 にいること 1 ( 5.0%) 3. 住 宅 の 広 さ 間 取 り 0 ( 0.0%) 4. 住 宅 内 のバリアフリー 2 (10.0%) 5.まわりの 道 路 の 歩 行 時 の 安 全 性 0 ( 0.0%) 6. 防 災 性 や 防 犯 性 など 住 宅 の 居 住 性 能 0 ( 0.0%) 7.バス 路 線 等 交 通 の 利 便 2 (10.0%) 8. 食 料 品 店 等 商 業 施 設 の 利 便 4 (20.0%) 9. 医 療 機 関 の 利 便 4 (20.0%) 10. 託 老 所 デイサービスセンター 等 福 祉 施 設 の 利 便 0 ( 0.0%) 11.その 他 0 ( 0.0%) 無 回 答 2 (10.0%) 54

55 無 回 答 10.0% 家 賃 の 低 廉 さ 25.0% 医 療 機 関 の 利 便 20.0% 知 人 が 近 所 にいる こと 5.0% 商 業 施 設 の 利 便 20.0% 交 通 の 利 便 10.0% 住 宅 内 のバリアフ リー 10.0% 高 齢 者 が 好 む 賃 貸 住 宅 の 傾 向 については 家 賃 の 低 廉 さ 食 料 品 店 等 商 業 施 設 の 利 便 医 療 機 関 の 利 便 と 答 えた 人 が 多 かったが いずれも 突 出 して 多 いわけではな く 高 齢 者 であることを 理 由 とした 特 別 な 居 住 条 件 は 無 いものと 考 えられる 問 5 外 国 人 の 入 居 が 制 限 される 場 合 がありますが その 理 由 は 何 だと 思 いますか? ( 該 当 あればいくつ 選 択 しても 可 ) (あなたが 実 際 に 制 限 しているかどうかではなく 一 般 論 としてどういう 理 由 が 考 え られるかをお 答 えください ) 回 答 数 ( 41) 1. 信 用 できる 保 証 人 がいないから 5 (12.2%) 2. 騒 音 など 他 の 入 居 者 とのトラブルがあり 苦 情 を 聞 くのが 大 変 だから 4 ( 9.8%) 3. 日 本 語 がわからず 注 意 してもわかってくれないから 6 (14.6%) 4. 収 入 が 不 安 定 で 家 賃 が 未 納 になる 可 能 性 があるから 4 ( 9.8%) 5.ゴミの 出 し 方 等 のルールを 守 らないから 7 (17.1%) 6. 他 の 入 居 者 が 外 国 人 を 嫌 って 退 去 してしまうから 5 (12.2%) 7. 契 約 者 以 外 の 者 が 入 居 してしまうから 3 ( 7.3%) 8. 部 屋 をきれいに 使 わないから 2 ( 4.9%) 9. 手 続 きなく 急 に 無 断 で 本 国 へ 帰 国 してしまうから 3 ( 7.3%) 10.その 他 1 ( 2.4%) 無 回 答 1 ( 2.4%) 55

56 無 回 答 2.4% その 他 2.4% 急 に 無 断 で 本 国 へ 帰 国 してしまうから 7.3% 部 屋 をきれいに 使 わないから 4.9% 契 約 者 以 外 の 者 が 入 居 してしまうから 7.3% 他 の 入 居 者 が 退 去 してしまうから 12.2% ゴミの 出 し 方 等 の ルールを 守 らない から 17.1% 信 用 できる 保 証 人 がいないから 12.2% 他 の 入 居 者 とのトラ ブルがあるから 9.8% 日 本 語 がわから ず 注 意 してもわ かってくれないから 14.6% 収 入 が 不 安 定 で 家 賃 が 未 納 になる 可 能 性 があるから 9.8% 外 国 人 の 入 居 が 制 限 される 理 由 については ゴミの 出 し 方 等 のルールを 守 らないか ら 日 本 語 がわからず 注 意 してもわかってくれないから などが 多 いが いずれも 突 出 して 多 いわけではなく 外 国 人 の 入 居 後 の 対 応 について それぞれ 様 々な 苦 労 をし ていることが 見 て 取 れる その 他 の 回 答 理 解 できない 文 化 の 違 いが 双 方 に 有 ると 思 われる 問 6 現 在 の 賃 貸 住 宅 の 需 要 と 供 給 のバランス バランスはどうだと 思 いますか? (1つだけ 選 択 ) < 賃 貸 一 戸 建 て 住 宅 > 回 答 数 ( 8) 1. 明 らかに 需 要 > 供 給 0 ( 0.0%) 2.どちらかといえば 需 要 > 供 給 1 (12.5%) 3.ほぼ 需 要 = 供 給 2 (25.0%) 4.どちらかといえば 需 要 < 供 給 3 (37.5%) 5. 明 らかに 需 要 < 供 給 1 (12.5%) 6. 取 り 扱 いがないため わからない 0 ( 0.0%) 無 回 答 1 (12.5%) 56