Microsoft Word - 【150304】4 第１章p3-19.doc

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1 逗 子 市 市 営 住 宅 管 理 計 画 平 成 27 年 3 月 逗 子 市

2 逗 子 市 市 営 住 宅 管 理 計 画 目 次 序 計 画 の 目 的 等... 1 (1) 計 画 の 目 的... 1 (2) 計 画 の 対 象... 1 (3) 計 画 の 期 間... 1 第 1 章 逗 子 市 の 住 宅 事 情 の 把 握... 3 (1)まちの 状 況 位 置 と 地 勢 沿 革... 4 (2) 人 世 帯 数 等 の 動 向 人 口 世 帯 数 の 推 移 人 口 動 態 高 齢 化 率 就 業 構 造 通 勤 通 学 の 状 況... 8 (3) 住 宅 ストックの 状 況 所 有 関 係 別 住 宅 ストックの 状 況 建 て 方 別 住 宅 ストックの 状 況 建 築 時 期 別 住 宅 ストックの 状 況 構 造 別 住 宅 ストックの 状 況 住 宅 の 居 住 水 準 の 状 況 (4) 住 宅 の 建 設 動 向 (5) 住 宅 の 所 有 関 係 別 年 間 収 入 (6) 上 位 関 連 計 画 における 市 営 住 宅 の 位 置 付 け 第 2 章 市 営 住 宅 等 のストックの 概 要 の 把 握 (1) 市 営 住 宅 のストック 市 営 住 宅 の 分 布 市 営 住 宅 の 供 給 動 向 市 営 住 宅 の 人 口 に 対 する 管 理 戸 数 (2) 立 地 特 性 用 途 地 域 の 指 定 状 況 高 さ 規 制 について 最 寄 り 駅 からの 距 離 公 共 施 設 生 活 利 便 施 設 の 状 況 周 辺 の 住 環 境... 32

3 (3) 建 物 特 性 建 築 時 期 別 の 状 況 公 営 住 宅 法 における 耐 用 年 限 の 状 況 構 造 別 の 状 況 規 模 の 状 況 高 齢 化 対 応 仕 様 の 整 備 状 況 設 備 の 状 況 (4) 敷 地 特 性 敷 地 規 模 敷 地 形 状 敷 地 の 権 利 関 係 接 道 条 件 (5) 入 居 者 特 性 性 別 年 齢 居 住 年 数 世 帯 人 員 家 族 構 成 家 賃 (6) 共 用 施 設 の 状 況 (7) 住 宅 別 の 課 題 の 整 理 (8) 市 営 住 宅 の 修 繕 履 歴 (9) 県 営 住 宅 の 現 況 第 3 章 地 域 における 公 営 住 宅 の 需 要 と 役 割 の 整 理 (1) 空 き 家 の 状 況 (2) 応 募 状 況 (3) 市 営 住 宅 の 需 要 推 計 市 営 住 宅 の 需 要 推 計 フロー 推 計 結 果 (4) 市 営 住 宅 を 取 り 巻 く 課 題 の 整 理 住 宅 性 能 等 から 見 た 課 題 居 住 環 境 面 から 見 た 課 題 入 居 者 の 管 理 面 から 見 た 課 題 建 替 に 伴 う 課 題 その 他 の 課 題... 61

4 (5) 公 営 住 宅 の 役 割 第 4 章 市 営 住 宅 の 整 備 方 針 (1) 基 本 目 標 (2) 目 標 管 理 戸 数 (3) 整 備 水 準 の 目 標 住 戸 の 規 模 に 係 る 水 準 その 他 の 整 備 水 準 第 5 章 各 団 地 の 活 用 手 法 の 検 討 (1) 活 用 手 法 の 種 類 (2) 団 地 別 活 用 手 法 の 選 定 基 準 次 判 定 次 判 定 手 法 選 定 フロー (3) 手 法 選 定 結 果 (4) 手 法 選 定 結 果 と 今 後 の 対 応 について 桜 山 住 宅 における 建 替 適 正 の 判 定 供 給 可 能 戸 数 の 検 討 今 後 の 対 応 第 6 章 計 画 の 実 現 に 向 けた 課 題 の 整 理... 77

5 序 計 画 の 目 的 等

6 序 計 画 の 目 的 等 (1) 計 画 の 目 的 逗 子 市 においては 平 成 21 年 3 月 に 市 営 住 宅 ストックの 建 替 等 の 具 体 的 な 整 備 プログラム 等 に ついて 検 討 し 市 営 住 宅 管 理 の 基 本 方 針 を 盛 り 込 んだ 逗 子 市 市 営 住 宅 管 理 計 画 を 策 定 し 市 営 住 宅 の 統 廃 合 を 進 めてきた 引 き 続 き 本 市 の 住 宅 事 情 や 市 営 住 宅 の 現 状 を 把 握 しつつ 市 営 住 宅 ストックの 具 体 的 な 整 備 プログラム 等 ( 建 替 改 善 維 持 保 全 )について 検 討 し 市 営 住 宅 管 理 の 基 本 方 針 を 策 定 することを 本 計 画 の 目 的 とする (2) 計 画 の 対 象 計 画 の 対 象 は 計 画 策 定 期 間 に 管 理 している 逗 子 市 の 全 ての 市 営 住 宅 とする (3) 計 画 の 期 間 平 成 26 年 度 から30 年 度 までの5 年 間 とする - 1 -

7 第 1 章 逗 子 市 の 住 宅 事 情 の 把 握

8 第 1 章 逗 子 市 の 住 宅 事 情 の 把 握 (1)まちの 状 況 1 位 置 と 地 勢 本 市 は 神 奈 川 県 南 東 の 三 浦 半 島 の 顎 部 にあたり 東 京 都 心 より 約 50kmに 位 置 している 北 には 横 浜 市 南 に 葉 山 町 東 に 横 須 賀 市 北 西 に 鎌 倉 市 と 接 し 西 に 相 模 湾 を 臨 み 他 の 三 方 を 丘 陵 に 囲 まれている このため 海 と 山 に 囲 まれた 地 形 的 に 閉 鎖 した 空 間 となっているが 同 時 に 自 然 が 豊 富 に 残 っ ている 都 市 でもある 周 囲 の 市 町 村 への 交 通 は 横 浜 横 須 賀 道 路 逗 葉 新 道 国 道 134 号 線 などの 主 要 幹 線 道 路 があり 鉄 道 では 横 須 賀 線 京 急 逗 子 線 がある 逗 子 市 の 位 置 相 模 原 市 川 崎 市 愛 川 町 清 川 村 座 間 市 大 和 市 山 北 町 南 足 柄 市 松 田 町 開 成 町 大 井 町 秦 野 市 中 井 町 二 宮 町 厚 木 市 伊 勢 原 市 平 塚 市 大 磯 町 海 老 名 市 寒 川 町 綾 瀬 市 茅 ヶ 崎 市 藤 沢 市 鎌 倉 市 横 浜 市 逗 子 市 小 田 原 市 葉 山 町 箱 根 町 横 須 賀 市 湯 河 原 町 真 鶴 町 三 浦 市 - 3 -

9 2 沿 革 本 市 では 県 内 最 大 規 模 の 前 方 後 円 墳 である 長 柄 桜 山 第 1 2 号 墳 が 平 成 11 年 に 発 見 され た 保 存 状 態 も 良 好 であり 長 柄 桜 山 古 墳 を 国 指 定 史 跡 として 適 正 に 保 存 管 理 し 公 開 活 用 す る 計 画 がある また 縄 文 弥 生 の 遺 跡 が それぞれ 披 露 山 桜 山 に 残 っており 奈 良 時 代 に 建 立 されたもの では 岩 殿 寺 神 武 寺 延 命 寺 が 残 っている 中 世 には 三 浦 氏 の 城 である 住 吉 城 も 築 城 され 鎌 倉 幕 府 の 時 代 には 武 将 たちの 憩 いの 場 で もあった その 後 北 条 氏 の 支 配 下 となり 政 権 が 移 行 後 は 徳 川 幕 府 の 直 轄 地 となった 明 治 に 入 り 市 町 村 制 施 行 後 田 越 村 として 現 在 の 市 域 が 決 定 された 明 治 22 年 (1889 年 ) 横 須 賀 線 が 開 通 し 逗 子 駅 が 設 置 され 東 京 横 浜 への 交 通 の 便 が 良 くな り その 頃 より 別 荘 地 として 注 目 されるようになった また 徳 富 蘆 花 の 不 如 帰 や 自 然 と 人 生 により 保 養 避 暑 地 の 名 所 であることがさらに 知 れわたり 多 くの 作 家 詩 人 芸 術 家 等 に 愛 された 大 正 2 年 に 逗 子 町 へと 変 わり 昭 和 18 年 に 横 須 賀 市 に 一 度 合 併 された しかし 住 民 の 総 意 で 昭 和 25 年 に 逗 子 町 として 再 び 始 動 し 始 め 昭 和 29 年 に 逗 子 市 となった 昭 和 40 年 代 の 高 度 経 済 成 長 期 には 首 都 圏 の 人 口 集 中 に 対 する 住 宅 供 給 都 市 として 転 入 人 口 が 急 速 に 増 加 し 自 然 環 境 や 社 会 環 境 に 変 化 をもたらした その 後 昭 和 50 年 代 に 入 り 人 口 流 入 は 鈍 化 し 平 成 26 年 の 人 口 は 57,868 人 となっている - 4 -

10 (2) 人 世 帯 数 等 の 動 向 1 人 口 世 帯 数 の 推 移 平 成 26 年 の 人 口 は 57,868 人 ( 平 成 26 年 1 月 1 日 総 務 課 調 べ)である 平 成 7 年 以 降 の 人 口 の 推 移 を 見 ると 次 図 に 示 すとおり 平 成 22 年 までは 漸 増 傾 向 であった が 平 成 26 年 は 減 少 している 平 成 26 年 /7 年 は 1.02 であり 約 2%の 増 加 となっている 世 帯 数 は 平 成 7 年 から 平 成 26 年 において 約 17%の 増 加 となっているが 小 家 族 化 が 進 行 し 平 成 7 年 の 世 帯 人 員 2.76 人 に 対 し 平 成 26 年 には 2.40 人 まで 減 少 している 人 口 世 帯 数 の 推 移 60,000 50,000 56,578 57,281 58,033 58,302 57,868 40,000 30,000 20,000 20,517 22,000 23,121 23,844 24,089 10,000 0 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 平 成 26 年 人 口 世 帯 数 世 帯 人 員 の 推 移 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 平 成 26 年 世 帯 当 たり 人 員 - 5 -

11 人 口 世 帯 数 世 帯 人 員 の 推 移 人 口 世 帯 数 世 帯 当 たり 人 員 平 成 7 年 56,578 20, 平 成 12 年 57,281 22, 平 成 17 年 58,033 23, 平 成 22 年 58,302 23, 平 成 26 年 57,868 24, 年 /7 年 資 料 : 国 勢 調 査 ( 各 年 10 月 1 日 現 在 ただし 平 成 26 年 のみ1 月 1 日 現 在 ) 2 人 口 動 態 平 成 16 年 から 25 年 までの 人 口 動 態 について 大 まかな 動 きを 見 ると 次 のように 整 理 できる - 全 体 的 に 平 均 して 自 然 減 で 推 移 している - 平 成 年 においては 社 会 減 であったが それ 以 外 の 年 は 社 会 増 となっている - 人 口 は 流 入 流 出 を 繰 り 返 してきた 自 然 社 会 動 態 の 推 移 ( 人 ) 16 年 17 年 18 年 19 年 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 自 然 増 減 数 社 会 増 減 数 増 減 数 単 位 : 人 出 生 死 亡 自 然 増 減 数 転 入 転 出 社 会 増 減 数 増 減 数 平 成 16 年 ,830 2, 平 成 17 年 ,302 3, 平 成 18 年 ,130 2, 平 成 19 年 ,144 2, 平 成 20 年 ,752 2, 平 成 21 年 ,887 2, 平 成 22 年 ,827 3, 平 成 23 年 ,751 2, 平 成 24 年 ,280 2, 平 成 25 年 ,326 2, 資 料 : 神 奈 川 県 統 計 書 - 6 -

12 3 高 齢 化 率 平 成 25 年 における 高 齢 化 率 を 周 辺 都 市 と 比 較 すると 大 きな 差 は 見 られないものの 逗 子 市 が 29.3%で 2 番 目 に 高 くなっている 逗 子 市 を 含 む 周 辺 都 市 は 神 奈 川 県 の 高 齢 化 率 21.5%と 比 較 すると 各 都 市 ともかなり 高 い 値 となっている 高 齢 化 率 の 周 辺 他 都 市 との 比 較 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 神 奈 川 県 21.5% 逗 子 市 29.3% 横 須 賀 市 27.0% 鎌 倉 市 28.9% 三 浦 市 31.8% 葉 山 町 28.8% 総 人 口 65 歳 以 上 人 口 高 齢 化 率 神 奈 川 県 9,072,533 1,953, % 逗 子 市 57,915 16, % 横 須 賀 市 412, , % 鎌 倉 市 173,907 50, % 三 浦 市 46,944 14, % 葉 山 町 32,812 9, % 4 就 業 構 造 平 成 12 年 ~22 年 の 就 業 構 造 の 変 化 を 見 ると 次 図 に 示 すとおり 1 次 産 業 は 0.1ポイント 減 少 し 第 2 次 産 業 就 業 者 が 5.7 ポイント 減 少 し その 分 第 3 次 産 業 就 業 者 の 割 合 が 増 加 している 産 業 別 就 業 者 人 口 の 推 移 ( 常 住 地 ベース) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 第 1 次 産 業 第 2 次 産 業 第 3 次 産 業 - 7 -

13 産 業 別 ( 大 分 類 ) 就 業 者 数 の 推 移 ( 常 住 地 ベース) 第 1 産 業 第 2 産 業 第 3 産 業 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 実 数 構 成 比 (%) 実 数 構 成 比 (%) 実 数 構 成 比 (%) 総 数 26, , , 計 農 業 林 業 漁 業 計 5, , , 鉱 業 建 設 業 1, , , 製 造 業 3, , , 計 20, , , 電 気 ガス 熱 供 給 水 道 業 情 報 通 信 業 1, , , 運 輸 業 1, , 卸 売 小 売 業 6, , , 飲 食 店 1, , 宿 泊 業 - - 金 融 保 険 業 1, 不 動 産 業 学 術 研 究 専 門 技 術 サービス 業 , 生 活 関 連 サービス 業 娯 楽 業 教 育 学 習 支 援 業 - - 1, , 医 療 福 祉 業 - - 2, , 複 合 サービス 業 サービス 業 ( 他 に 分 類 されないもの) 9, , , 公 務 , , 分 類 不 能 の 産 業 , 資 料 : 平 成 22 年 国 勢 調 査 単 位 : 人 5 通 勤 通 学 の 状 況 1) 逗 子 市 に 居 住 する 就 業 者 通 学 者 (15 歳 以 上 )の 通 勤 通 学 先 逗 子 市 に 居 住 する 就 業 者 通 学 者 約 28,087 人 のうち 約 26%にあたる 約 7,300 人 が 逗 子 市 内 で 従 業 通 学 し 残 りの 約 73%にあたる 約 20,600 人 が 市 外 で 従 業 通 学 している そのうち 最 も 多 いのが 東 京 都 特 別 区 部 の 約 6,100 人 次 いで 横 浜 市 の 約 6,000 人 となってい る 逗 子 に 居 住 する 通 勤 通 学 者 の 通 勤 通 学 先 (15 歳 以 上 ) 常 住 地 従 業 通 学 市 区 町 村 総 数 実 数 構 成 比 (%) 就 業 者 通 学 者 逗 子 市 に 常 住 する 就 業 者 通 学 者 1 28, ,344 2,743 逗 子 市 で 従 業 通 学 7, , 自 宅 2, ,066 - 自 宅 外 5, , 逗 子 市 外 で 従 業 通 学 ( 流 出 人 口 ) 20, ,261 2,369 特 別 区 部 6, , 横 浜 市 6, , 横 須 賀 市 2, , 鎌 倉 市 2, , 藤 沢 市 その 他 3, , 注 ) 1は 不 詳 を 含 む 単 位 : 人 2) 逗 子 市 で 従 業 通 学 する 通 勤 通 学 者 の 居 住 地 (15 歳 以 上 ) 逗 子 市 で 従 業 通 学 する 約 16,700 人 のうち 約 43%にあたる 約 7,300 人 が 逗 子 市 内 居 住 者 であ り 約 49%にあたる 約 8,200 人 が 市 外 居 住 者 である - 8 -

14 市 外 居 住 者 約 8,200 人 のうち 最 も 多 いのが 横 浜 市 の 約 2,600 人 次 いで 横 須 賀 市 の 約 2,500 人 となっている 逗 子 で 従 業 通 学 する 通 勤 通 学 者 の 居 住 地 (15 歳 以 上 ) 従 業 地 通 学 地 常 住 市 区 町 村 総 数 実 数 構 成 比 (%) 就 業 者 通 学 者 逗 子 市 で 従 業 通 学 する 者 1 16, ,091 2,670 逗 子 市 に 常 住 7, , 自 宅 2, ,066 - 自 宅 外 5, , 逗 子 市 外 に 常 住 ( 流 入 人 口 ) 8, ,143 2,127 横 須 賀 市 2, , 横 浜 市 2, , 葉 山 町 1, , 鎌 倉 市 藤 沢 市 その 他 注 ) 1は 不 詳 を 含 む 資 料 : 平 成 22 年 国 勢 調 査 単 位 : 人 - 9 -

15 (3) 住 宅 ストックの 状 況 1 所 有 関 係 別 住 宅 ストックの 状 況 逗 子 市 の 所 有 関 係 別 住 宅 ストックを 見 ると 持 ち 家 の 割 合 が 約 79%で 最 も 高 く 次 いで 民 営 借 家 の 約 18%で 公 営 都 市 機 構 公 社 の 借 家 は 約 2%にとどまる 周 辺 の 市 町 と 比 較 すると 持 ち 家 の 割 合 は 三 浦 市 とほぼ 同 様 であり 5 市 町 の 中 では 葉 山 町 の 約 84%に 次 いで2 番 目 となっている 住 宅 の 所 有 関 係 別 住 宅 ストックの 周 辺 他 都 市 との 比 較 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1.8 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 葉 山 町 持 家 公 営 都 市 機 構 公 社 の 借 家 民 営 の 借 家 給 与 住 宅 実 数 主 世 帯 数 持 家 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 葉 山 町 23, ,937 70,072 17,474 12,213 18, ,214 51,511 13,709 10,223 借 家 4,947 43,723 18,561 3,765 1,990 公 営 都 市 機 構 公 社 の 借 家 429 9,295 1, 民 営 の 借 家 4,296 29,531 15,691 2,756 1,833 給 与 住 宅 222 4,897 1, 資 料 : 平 成 22 年 国 勢 調 査 単 位 : 世 帯 注 ) 主 世 帯 数 : 間 借 り 以 外 の 持 ち 家 公 営 の 借 家 UR 公 社 の 借 家 給 与 住 宅 に 居 住 する 世 帯 構 成 比 主 世 帯 数 持 家 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 葉 山 町 借 家 公 営 都 市 機 構 公 社 の 借 家 民 営 の 借 家 給 与 住 宅 単 位 :%

16 2 建 て 方 別 住 宅 ストックの 状 況 建 て 方 別 住 宅 のストック 現 況 を 見 ると 一 戸 建 て 住 宅 が 約 67%で 最 も 多 く 次 いで 共 同 住 宅 約 30%であり 長 屋 建 てはわずか 約 3%である 周 辺 市 町 と 比 較 すると 一 戸 建 ての 割 合 は 葉 山 町 が 約 83%で 最 も 高 く 逗 子 市 は 三 浦 市 に 次 いで3 番 目 となっている 建 て 方 別 住 宅 ストックの 周 辺 他 都 市 との 比 較 0% 20% 40% 60% 80% 100% 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 葉 山 町 一 戸 建 長 屋 建 共 同 住 宅 その 他 所 有 関 係 別 建 て 方 別 世 帯 数 の 周 辺 他 都 市 との 比 較 実 数 持 ち 家 借 家 計 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 葉 山 町 主 世 帯 数 18, ,214 51,506 13,709 10,223 一 戸 建 14,767 91,900 42,065 11,924 9,311 長 屋 建 193 1, 共 同 住 宅 3,411 25,070 9,003 1, その 他 主 世 帯 数 4,947 43,723 18,559 3,759 1,990 一 戸 建 847 4,473 2, 長 屋 建 596 2,049 1, 共 同 住 宅 3,491 37,104 14,402 2, その 他 主 世 帯 数 23, ,937 70,065 17,468 12,213 一 戸 建 15,614 96,373 44,590 12,628 10,096 長 屋 建 789 3,209 1, 共 同 住 宅 6,902 62,174 23,405 4,493 1,786 その 他 資 料 : 平 成 22 年 国 勢 調 査 単 位 : 世 帯 構 成 比 持 ち 家 借 家 計 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 葉 山 町 主 世 帯 数 一 戸 建 長 屋 建 共 同 住 宅 その 他 主 世 帯 数 一 戸 建 長 屋 建 共 同 住 宅 その 他 主 世 帯 数 一 戸 建 長 屋 建 共 同 住 宅 その 他

17 3 建 築 時 期 別 住 宅 ストックの 状 況 建 築 時 期 別 に 見 ると 平 成 3~12 年 に 建 築 された 住 宅 が 25.2%で 最 も 多 く 次 いで 昭 和 46~ 昭 和 55 年 の 19.9% 平 成 13 年 ~20 年 (9 月 )までの 19.8%となっており 周 辺 市 町 と 比 較 す ると 逗 子 市 は 新 しい 住 宅 ストックが 多 い 建 築 時 期 別 住 宅 ストックの 周 辺 他 都 市 との 比 較 0% 20% 40% 60% 80% 100% 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 ~S45 S46~55 S56~H2 H3~H12 H13~20(9 月 ) 実 数 建 築 時 期 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 計 21, ,030 62,780 15,590 ~S45 3,810 20,730 9,340 2,940 S46~55 4,280 35,090 13,540 2,910 S56~H2 3,740 27,050 11,720 4,200 H3~H12 5,430 36,500 14,370 3,810 H13~20(9 月 ) 4,270 24,660 13,810 1,730 資 料 : 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 単 位 : 世 帯 構 成 比 建 築 時 期 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 ~S S46~ S56~H H3~H H13~20(9 月 ) 計 単 位 :%

18 4 構 造 別 住 宅 ストックの 状 況 構 造 別 に 見 ると 防 火 木 造 が 約 47%で 最 も 多 く 次 いで 鉄 骨 鉄 筋 コンクリートの 約 25% 木 造 の 約 22%となっている 周 辺 市 町 と 比 較 すると 鉄 骨 鉄 筋 の 割 合 が 横 須 賀 市 に 次 いで 高 いことがあげられる 構 造 別 住 宅 ストックの 周 辺 他 都 市 との 比 較 0% 20% 40% 60% 80% 100% 5.8 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 葉 山 町 木 造 防 火 木 造 鉄 筋 鉄 骨 コンクリート 鉄 骨 造 その 他 実 数 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 葉 山 町 木 造 5,110 32,220 13,610 6,830 4,200 防 火 木 造 10,730 69,320 32,190 6,880 5,650 鉄 筋 鉄 骨 コンクリート 5,790 46,870 16,830 4, 鉄 骨 造 1,340 8,750 5, その 他 計 23, ,420 68,820 18,290 11,570 資 料 : 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 単 位 : 戸 構 成 比 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 葉 山 町 木 造 防 火 木 造 鉄 筋 鉄 骨 コンクリート 鉄 骨 造 その 他 計 単 位 :% 注 ) 防 火 木 造 : 柱 梁 などの 骨 組 みが 木 造 で 屋 根 や 外 壁 など 延 焼 のおそれのある 部 分 がモルタル トタンなどの 防 火 性 能 を 有 する 材 料 でできているもの

19 5 住 宅 の 居 住 水 準 の 状 況 1) 最 低 居 住 面 積 水 準 未 満 世 帯 < 持 ち 家 > 逗 子 市 の 持 ち 家 借 家 別 の 最 低 居 住 面 積 水 準 未 満 世 帯 の 割 合 を 見 ると 持 ち 家 については 0.3%であり 神 奈 川 県 平 均 の 0.6%に 対 し 0.3 ポイント 低 くなっている 周 辺 市 町 と 比 較 して も 鎌 倉 市 の 0.3%と 同 ポイントで 最 も 低 い 値 となっている < 借 家 > 借 家 についても 逗 子 市 の 最 低 居 住 面 積 水 準 未 満 世 帯 の 割 合 は 神 奈 川 県 平 均 の 7.6%を 大 きく 下 回 っている また 周 辺 市 町 と 比 較 すると 横 須 賀 市 三 浦 市 は 上 回 るものの 鎌 倉 市 は 下 回 っている 最 低 居 住 面 積 水 準 未 満 世 帯 割 合 の 周 辺 他 都 市 との 比 較 % 神 奈 川 県 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 持 ち 家 借 家 居 住 水 準 未 満 世 帯 の 周 辺 他 都 市 との 比 較 区 分 主 世 帯 数 最 低 居 住 水 準 未 満 の 世 帯 誘 導 居 住 水 準 未 満 の 世 帯 持 ち 家 借 家 持 ち 家 借 家 神 奈 川 県 3,612, ,300 21, ,500 1,810, ,800 1,031,200 逗 子 市 23,050 1, ,010 4,750 3,260 横 須 賀 市 157,430 6, ,790 71,530 42,540 28,990 鎌 倉 市 68,820 4, ,840 24,300 10,090 14,210 三 浦 市 18, ,040 4,560 2,480 注 ) 計 に 不 詳 は 含 まない 資 料 : 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 単 位 : 世 帯 居 住 水 準 未 満 世 帯 の 周 辺 他 都 市 との 比 較 ( 構 成 比 ) 区 分 主 世 帯 数 最 低 居 住 水 準 未 満 の 世 帯 誘 導 居 住 水 準 未 満 の 世 帯 持 ち 家 借 家 持 ち 家 借 家 神 奈 川 県 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 単 位 :%

20 住 生 活 基 本 計 画 における 居 住 面 積 水 準 最 低 居 住 面 積 水 準 世 帯 人 数 に 応 じて 健 康 で 文 化 的 な 住 生 活 の 基 礎 として 必 要 不 可 欠 な 住 宅 の 面 積 に 関 する 水 準 (すべての 世 帯 の 達 成 を 目 指 す) 世 帯 人 数 別 の 面 積 単 位 :m2 単 身 2 人 3 人 4 人 誘 導 居 住 面 積 水 準 世 帯 人 数 に 応 じて 豊 か な 住 生 活 の 実 現 の 前 提 と して 多 様 なライフスタイ ルを 想 定 した 場 合 に 必 要 と 考 えられる 住 宅 の 面 積 に 関 する 水 準 < 都 市 居 住 型 > 都 心 とその 周 辺 で の 共 同 住 宅 居 住 を 想 定 < 一 般 型 > 郊 外 や 都 市 部 以 外 で 戸 建 住 宅 居 住 を 想 定 注 ) 世 帯 人 数 は 3 歳 未 満 の 者 は 0.25 人 3 歳 以 上 6 歳 未 満 のものは 0.5 人 6 歳 以 上 10 歳 未 満 の 者 は 0.75 人 として 算 定 する 2) 誘 導 居 住 面 積 水 準 未 満 世 帯 < 持 ち 家 > 逗 子 市 の 持 ち 家 の 誘 導 居 住 面 積 水 準 未 満 世 帯 の 割 合 は 20.6%であり 神 奈 川 県 平 均 の 21.6%よりも 下 回 っている 周 辺 市 町 と 比 較 すると 鎌 倉 市 の 14.7%は 上 回 るものの 三 浦 市 や 横 須 賀 市 を 大 きく 下 回 っ ている < 借 家 > 逗 子 市 の 借 家 の 誘 導 居 住 面 積 水 準 未 満 世 帯 の 割 合 は 14.1%であり 神 奈 川 県 平 均 の 28.5%を 大 きく 下 回 っている 周 辺 市 町 と 比 較 すると 鎌 倉 市 の 13.6%は 上 回 るものの 三 浦 市 や 横 須 賀 市 を 大 きく 下 回 っ ている 誘 導 居 住 面 積 水 準 未 満 世 帯 の 割 合 の 周 辺 他 都 市 との 比 較 % 神 奈 川 県 逗 子 市 横 須 賀 市 鎌 倉 市 三 浦 市 持 ち 家 借 家

21 (4) 住 宅 の 建 設 動 向 建 築 統 計 年 報 により 平 成 21~25 年 度 における 住 宅 の 新 設 着 工 件 数 を 見 ると 次 図 に 示 すとお り300~400 戸 台 / 年 度 で 推 移 している 利 用 関 係 別 で 見 ると 持 ち 家 が 190 戸 / 年 度 分 譲 住 宅 が 約 90 戸 / 年 度 借 家 が 約 110 戸 / 年 度 となっている 逗 子 市 利 用 関 係 別 新 設 住 宅 着 工 数 の 推 移 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 計 持 家 借 家 分 譲 住 宅 給 与 住 宅 21 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 計 年 平 均 計 , 持 家 借 家 分 譲 住 宅 給 与 住 宅 資 料 : 神 奈 川 県 建 築 着 工 統 計 単 位 : 戸

22 (5) 住 宅 の 所 有 関 係 別 年 間 収 入 逗 子 市 の 主 世 帯 の 年 間 収 入 を 見 ると 万 円 の 世 帯 が 約 18%で 最 も 多 く 次 いで 500 万 円 -700 万 円 の 世 帯 が 約 17%となっている また 年 収 が 1000 万 円 を 上 回 る 高 額 所 得 世 帯 の 割 合 も 約 15%と 高 い 所 有 関 係 別 に 見 ると 持 ち 家 は 万 円 の 世 帯 が 約 21% 公 営 の 借 家 は 200 万 円 未 満 の 世 帯 が 約 59% 民 営 借 家 は 200 万 円 未 満 の 世 帯 が 約 19% 給 与 住 宅 は 万 円 の 世 帯 が 42%で 多 くなっている 最 も 年 収 の 高 いのは 持 ち 家 居 住 者 で 次 いで 給 与 住 宅 居 住 者 となっている 住 宅 の 所 有 関 係 別 年 間 収 入 0% 20% 40% 60% 80% 100% 主 世 帯 持 家 借 家 公 営 の 借 家 民 営 の 借 家 給 与 住 宅 万 円 未 満 200~ ~ ~ ~ ~ ~ 万 円 以 上 実 数 構 成 比 主 世 帯 持 家 借 家 公 営 の 借 家 民 営 の 借 家 給 与 住 宅 総 数 1 23,050 17,920 4, , 万 円 未 満 2,480 1,390 1, ~300 2,800 2, ~400 3,190 2, ~500 2,280 1, ~700 3,890 3, ~1000 4,190 3, ~1500 2,280 2, 万 円 以 上 1,140 1, 資 料 : 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 単 位 : 世 帯 主 世 帯 持 家 借 家 公 営 の 借 家 民 営 の 借 家 給 与 住 宅 総 数 万 円 未 満 ~ ~ ~ ~ ~ ~ 万 円 以 上 注 ) 1は 不 詳 を 含 む 単 位 :%

23 (6) 上 位 関 連 計 画 における 市 営 住 宅 の 位 置 付 け ここでは 上 位 計 画 として 1 県 地 域 住 宅 計 画 ( 平 成 26 年 3 月 ) 2 逗 子 市 総 合 計 画 ( 案 ) を 取 り 上 げ 公 営 住 宅 等 に 関 する 住 宅 施 策 等 を 整 理 する なお 逗 子 市 において 住 宅 マスタープラン は 策 定 されていない 1 県 地 域 住 宅 計 画 ( 平 成 26 年 3 月 ) 以 下 に 県 地 域 住 宅 計 画 における 公 営 住 宅 に 関 する 施 策 等 を 抜 粋 整 理 する 課 題 項 目 計 画 の 目 標 目 標 を 達 成 するた めに 必 要 な 事 業 等 の 概 要 その 他 公 的 賃 貸 住 宅 等 管 理 等 に 関 す る 事 項 内 容 老 朽 化 した 住 宅 が 多 数 存 在 し 建 て 替 えや 機 能 改 善 必 要 とする 供 給 量 の 確 保 が 必 要 となっている 周 辺 地 域 に 比 べて 高 齢 化 が 進 んでいることから 高 齢 者 世 帯 への 対 応 や 子 育 て 世 帯 を 呼 び 寄 せるための 取 組 が 必 要 となっている セーフティネットの 構 築 と 少 子 高 齢 化 への 対 応 を 推 進 することにより 心 豊 かで 安 全 でゆとりある 住 まい まちづくりを 実 現 する 自 らが 住 む 地 域 へと 関 心 が 広 がる 中 地 域 づくりにつながるような 住 環 境 向 上 を 実 現 する 公 営 住 宅 等 地 域 におけるセーフティネットの 機 能 向 上 を 図 るため 公 営 住 宅 の 建 替 買 取 借 上 新 規 供 給 を 行 う( 用 地 取 得 も 含 む)とともに 既 存 公 営 住 宅 の 機 能 改 善 環 境 改 善 及 び 不 良 住 宅 の 除 却 を 行 う 公 営 住 宅 等 を 的 確 かつ 効 率 的 に 整 備 及 び 管 理 するために 関 連 調 査 の 実 施 や 住 宅 管 理 システムの 整 備 長 寿 命 化 を 推 進 するための 台 帳 整 備 を 行 う 公 的 賃 貸 住 宅 入 居 者 の 居 住 の 安 定 を 図 るため 収 入 に 応 じて 家 賃 負 担 を 軽 減 するとともに 経 営 の 安 定 化 を 図 るための 家 賃 助 成 を 行 う 安 全 安 心 公 営 住 宅 等 の 既 設 エレベーターに P 波 感 知 型 地 震 時 管 制 運 転 装 置 の 設 置 や 戸 開 走 行 保 護 装 置 の 設 置 を 促 進 し 安 全 性 の 向 上 を 行 う 地 域 福 祉 を 推 進 するため 公 営 住 宅 に 社 会 福 祉 施 設 を 併 設 する 公 営 住 宅 への 入 居 機 会 を 拡 大 するとともに 真 に 住 宅 に 困 窮 する 世 帯 を 支 援 するため 期 限 付 き 入 居 制 度 を 導 入 する

24 2 逗 子 市 総 合 計 画 以 下 に 平 成 27 年 度 を 期 首 とする 逗 子 市 総 合 計 画 の 第 4 節 安 全 で 安 心 な 快 適 な 暮 らしを 支 えるまち 4 都 市 機 能 の 整 った 快 適 なまち のうち 市 営 住 宅 の 整 備 に 関 することについての 記 述 を 抜 粋 整 理 する 目 的 対 象 手 段 項 目 内 容 健 康 で 文 化 的 な 生 活 を 営 むことのできる 住 宅 を 計 画 的 に 整 備 する 市 営 住 宅 の 利 用 者 及 びこれから 市 営 住 宅 を 必 要 とする 市 民 市 営 住 宅 管 理 計 画 に 基 づき 市 営 住 宅 の 計 画 的 な 整 備 配 置 を 実 施 する とともに 既 存 市 営 住 宅 のバリアフリー 化 を 推 進 する 2018 年 度 目 標 市 営 住 宅 管 理 計 画 に 位 置 付 けられた 目 標 管 理 戸 数 の 再 整 備 が 行 われ ている 現 状 値 : 平 成 25 年 度 末 現 在 8 箇 所 124 戸 2022 年 度 目 標 市 営 住 宅 のバリアフリー 化 率 が 100%になっている 現 状 値 : 平 成 25 年 度 末 現 在 59% 現 況 課 題 取 組 現 況 課 題 取 り 組 み 市 勢 ( 地 形 人 口 財 政 等 )に 見 合 っ た 市 営 住 宅 を 計 画 的 に 整 備 する 必 要 がある 市 営 住 宅 の 整 備 にあたっては 居 住 環 境 のバリアフリー 化 が 求 められて いる 桜 山 住 宅 の 整 備 を 含 むユニバー サルデザインの 視 点 を 取 り 入 れ た 住 宅 整 備 を 実 施 する 市 営 住 宅 管 理 計 画 の 見 直 しを 図 る 県 の 地 域 住 宅 計 画 との 整 合 を 図 りながら 市 営 住 宅 整 備 計 画 を 更 新 する 市 営 住 宅 の 長 寿 命 化 修 繕 計 画 を 策 定 し 市 営 住 宅 の 長 寿 命 化 を 図 る

25 第 2 章 市 営 住 宅 等 のストックの 概 要 の 把 握

26 第 2 章 市 営 住 宅 等 のストックの 概 要 の 把 握 (1) 市 営 住 宅 のストック 1 市 営 住 宅 の 分 布 逗 子 市 における 市 営 住 宅 の 分 布 状 況 は 次 ページの 図 ( 県 営 住 宅 も 含 む)に 示 すとおりである 地 区 別 に 見 ると 小 坪 地 区 池 子 地 区 桜 山 地 区 沼 間 地 区 に 各 1 団 地 となっている 以 下 に 市 営 住 宅 の 概 要 表 を 示 す なお 管 理 棟 数 管 理 戸 数 は 平 成 27 年 1 月 1 日 現 在 のもの である 市 営 住 宅 の 概 要 団 地 名 地 区 所 在 地 敷 地 面 積 棟 数 ( 棟 ) 戸 数 ( 戸 ) 建 設 年 度 池 子 住 宅 池 子 池 子 ,296.72m 中 層 耐 火 構 造 戸 あたり 床 面 積 37.8m2 56.5m2 66.8m2 階 数 用 途 地 域 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 小 坪 小 坪 m 中 層 耐 火 52.5m2 3F 一 住 居 桜 山 住 宅 桜 山 桜 山 ,964.00m 簡 易 耐 火 39.5m2 2F 一 低 層 沼 間 南 台 住 宅 沼 間 沼 間 1-24 及 び25 6,401.96m 中 層 耐 火 計 10,514.68m m2 62.6m2 3F 5F 一 低 層 一 中 高 資 料 : 逗 子 市 ( 管 理 棟 数 戸 数 は 平 成 27 年 1 月 1 日 現 在 )

27 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 凡 例 県 営 住 宅 市 営 住 宅 逗 子 市 県 営 及 び 市 営 住 宅 位 置 図 久 木 ハイツ 山 の 根 グリーンハイツ 桜 山 住 宅 逗 子 桜 山 団 地 池 子 住 宅 沼 間 アパート 沼 間 南 台 ハイツ 沼 間 南 台 住 宅 ハイツ 東 逗 子

28 市 営 住 宅 の 現 況 写 真 池 子 住 宅 -1 池 子 住 宅 -2 池 子 住 宅 -3 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 -1 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 -2 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 -3 桜 山 住 宅 -1 桜 山 住 宅 -2 桜 山 住 宅 -3 沼 間 南 台 住 宅 -1 沼 間 南 台 住 宅 -2 沼 間 南 台 住 宅

29 2 市 営 住 宅 の 供 給 動 向 最 も 古 い 住 宅 が 昭 和 26 年 に 供 給 された 沼 間 南 台 第 一 住 宅 (10 戸 )で その 後 昭 和 29 年 に 沼 間 南 台 第 二 住 宅 (10 戸 )と 山 の 根 住 宅 (11 戸 ) 昭 和 30 年 代 に 池 子 住 宅 (11 戸 ) 小 坪 滝 ヶ 谷 第 1 住 宅 (8 戸 ) 小 坪 滝 ヶ 谷 第 2 住 宅 (10 戸 ) 小 坪 乙 中 谷 住 宅 (10 戸 )の 計 39 戸 昭 和 40 年 代 に 桜 山 住 宅 (21 戸 ) 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 (15 戸 )の 計 36 戸 平 成 10 年 代 に 沼 間 南 台 住 宅 (50 戸 / 沼 間 南 台 第 1 住 宅 第 2 住 宅 を 建 替 えたもの) そして 平 成 25 年 に 池 子 住 宅 (24 戸 / 池 子 住 宅 を 建 替 えたもの)が 供 給 され 合 計 で 180 戸 の 住 宅 が 供 給 されてきた ただし 老 朽 化 に 伴 い 表 に 示 すように 70 戸 の 木 造 平 屋 住 宅 が 除 却 され それに 伴 い3 団 地 が 用 途 廃 止 とされていることから 現 市 営 住 宅 のストック 数 は 110 戸 となっている 市 営 住 宅 の 供 給 動 向 ( 累 積 供 給 戸 数 ) ~S35 ~S40 ~S45 ~S50 ~S55 ~S60 ~H2 ~H7 ~H12 ~H17 ~H22 H22~ ( 累 積 除 却 戸 数 )

30 市 営 住 宅 の 建 設 年 度 と 供 給 戸 数 及 び 除 却 年 度 と 除 却 戸 数 団 地 名 棟 数 ( 棟 ) 戸 数 ( 戸 ) 建 設 年 度 西 暦 年 号 除 却 戸 数 ( 戸 ) 除 却 年 度 ( 西 暦 ) 沼 間 南 台 第 1 住 宅 S 沼 間 南 台 第 2 住 宅 S 山 の 根 住 宅 S 池 子 住 宅 S 小 坪 滝 ケ 谷 第 1 住 宅 S 小 坪 滝 ケ 谷 第 2 住 宅 S 小 坪 乙 中 谷 住 宅 S 桜 山 住 宅 S42 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 S47 沼 間 南 台 住 宅 H15 池 子 住 宅 ( 建 替 え) H25 計 資 料 : 逗 子 市 ( 平 成 27 年 (2015)1 月 1 日 現 在 )

31 3 市 営 住 宅 の 人 口 に 対 する 管 理 戸 数 市 営 住 宅 の 人 口 千 人 あたりの 管 理 戸 数 は 次 表 のとおり 1.9 戸 であり 神 奈 川 県 平 均 ( 市 町 村 営 )7.3 戸 の 1/3 以 下 となっている 周 辺 の 市 町 と 比 較 すると 葉 山 町 の 1.1 戸 に 続 く 低 い 値 となっている ただし 県 営 住 宅 を 含 めた 人 口 千 人 あたりの 管 理 戸 数 は 神 奈 川 県 平 均 の 12.3 戸 に 近 い 水 準 (9.9 戸 )になっている 人 口 千 人 あたりの 公 営 住 宅 の 管 理 戸 数 市 町 1 公 営 住 宅 2 改 良 住 宅 1+2 人 口 市 町 営 県 営 市 町 営 県 営 市 町 営 県 営 市 町 営 県 営 人 口 千 人 あたり 管 理 戸 数 逗 子 市 , 横 須 賀 市 4,105 3, ,942 4, , 鎌 倉 市 , 三 浦 市 , 葉 山 町 , 神 奈 川 県 63,361 44,528 2,707 1,002 66,068 45,530 9,079, 資 料 : 平 成 25 年 度 版 神 奈 川 県 県 土 整 備 部 住 宅 整 備 課 かながわの 住 宅 単 位 : 戸 ただし 逗 子 市 については 平 成 27 年 1 月 現 在 人 口 は26 年 4 月 人 口 統 計 調 査

32 (2) 立 地 特 性 1 用 途 地 域 の 指 定 状 況 各 団 地 の 用 途 地 域 の 指 定 状 況 は 次 表 のとおりであり 4 団 地 のうち 池 子 住 宅 及 び 桜 山 住 宅 が 第 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 であり 沼 間 南 台 住 宅 が 第 一 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 が 第 一 種 住 居 地 域 となっている 各 団 地 の 周 辺 の 用 途 地 域 は 次 図 のとおりである 用 途 地 域 団 地 名 用 途 地 域 一 低 層 一 中 高 二 中 高 一 住 池 子 住 宅 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 桜 山 住 宅 沼 間 南 台 住 宅 用 途 地 域 図 一 低 層 一 住 居 一 中 高 一 低 層 一 住 居 近 商 池 子 住 宅 小 坪 滝 ヶ 谷 住 宅 第 3 住 宅 商 業 近 商 一 住 居 商 業 一 住 居 近 商 一 低 層 一 中 高 一 中 高 都 計 公 一 低 層 桜 山 住 宅 沼 間 南 台 住 宅

33 2 高 さ 規 制 について 逗 子 市 においては 良 好 な 住 環 境 の 形 成 景 観 形 成 の 観 点 から 用 途 地 域 別 の 高 さ 制 限 が 設 けられ 第 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 については 10m 第 一 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 及 び 第 一 種 住 居 地 域 についても 12mに 規 制 されている 3 最 寄 り 駅 からの 距 離 団 地 別 高 さ 規 制 の 状 況 団 地 名 用 途 地 域 高 さ 規 制 池 子 住 宅 一 低 層 10m 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 一 住 居 12m 桜 山 住 宅 一 低 層 10m 沼 間 南 台 住 宅 一 中 高 12m 最 寄 り 駅 から 最 も 近 い 位 置 にあるのが 沼 間 南 台 住 宅 及 び 池 子 住 宅 で 約 400m 次 に 近 い 位 置 にあるのが 桜 山 住 宅 で 約 800m であり これら3つの 団 地 が 駅 から 徒 歩 圏 内 に 位 置 す る 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 については 逗 子 駅 から2km 弱 となっている 最 寄 り 駅 からの 距 離 4 公 共 施 設 生 活 利 便 施 設 の 状 況 団 地 名 最 寄 り 駅 駅 からの 直 線 距 離 池 子 住 宅 神 武 寺 駅 約 400m 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 逗 子 駅 約 1,800m 桜 山 住 宅 東 逗 子 駅 約 800m 沼 間 南 台 住 宅 東 逗 子 駅 約 400m 資 料 :1/10000 都 市 計 画 図 により 計 測 各 市 営 住 宅 の 500m 圏 における 保 育 園 幼 稚 園 小 中 学 校 スーパー 最 寄 りの 商 店 街 病 院 診 療 所 及 び 高 齢 者 福 祉 施 設 (デイケアセンター 老 人 ホーム 老 人 福 祉 センター 等 ) の 立 地 状 況 を 整 理 する 500m 圏 における 生 活 利 便 施 設 の 立 地 状 況 団 地 名 教 育 施 設 等 商 業 施 設 生 活 利 便 施 設 池 子 住 宅 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 桜 山 住 宅 沼 間 南 台 住 宅 保 育 所 幼 稚 園 小 学 校 中 学 校 スーパーマーケット 商 店 街 コンビニエンスストア 医 療 施 設 ( 診 療 所 総 合 病 院 等 ) 高 齢 者 福 祉 施 設

34 団 地 別 500m 圏 における 生 活 利 便 施 設 の 立 地 状 況 池 子 住 宅 記 号 凡 例 保 育 所 幼 稚 園 小 学 校 中 学 校 スーパーマーケット 商 店 街 コンビニエンスストア 医 療 施 設 福 祉 施 設

35 小坪滝ヶ谷第３住宅 桜山住宅

36 沼 間 南 台 住 宅

37 5 周 辺 の 住 環 境 各 市 営 住 宅 の 周 辺 の 住 環 境 を 次 表 に 整 理 する 周 辺 の 住 環 境 団 地 名 周 辺 の 住 環 境 池 子 住 宅 - 敷 地 は 幅 員 約 8mの 幹 線 道 路 に 接 道 している - 周 辺 は 戸 建 ての 住 宅 地 であり 建 替 え 前 は 敷 地 に 隣 接 する 東 側 北 側 の 住 宅 は 接 道 条 件 がよくなかったが 建 替 え 時 に 周 辺 道 路 を 整 備 し 接 道 を 確 保 した 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 - 敷 地 は 東 側 において 幹 線 道 路 と 接 道 しているが 敷 地 の 西 側 から 時 計 回 りで 東 側 にかけて 緑 豊 かな 丘 陵 に 囲 まれている 桜 山 住 宅 - 谷 戸 に 位 置 し 緑 豊 かな 丘 陵 に 囲 まれ 環 境 は 良 い - 敷 地 は 逗 子 市 福 祉 会 館 と 隣 接 している 沼 間 南 台 住 宅 - 高 台 に 位 置 する 住 宅 で 周 辺 を 一 望 できる 環 境 にある - 敷 地 に 隣 接 する 東 側 と 西 側 は 傾 斜 地 になっている - 北 側 は 雛 壇 上 に 造 成 された 敷 地 に 建 っている 県 営 沼 間 南 台 団 地 と 隣 接 している

38 (3) 建 物 特 性 1 建 築 時 期 別 の 状 況 市 営 住 宅 の 建 設 時 期 別 ストックの 状 況 を 見 ると 総 管 理 戸 数 110 戸 の 63.5%が 平 成 13 年 以 降 に 建 てられた 住 宅 であるが その 他 の 住 宅 は 昭 和 40 年 代 に 建 設 された 住 宅 であり かなり 老 朽 化 している 建 設 時 期 別 住 宅 ストック % 20% 40% 60% 80% 100% ~S45 ~H12 ~H17 H22~ 供 給 戸 数 構 成 比 (%) ~S ~S ~S ~S ~H ~H ~H ~H ~H H22~ 資 料 : 逗 子 市 単 位 : 戸

39 2 公 営 住 宅 法 における 耐 用 年 限 の 状 況 市 営 住 宅 について 老 朽 化 の 状 況 をみると 現 時 点 (2014 年 )で 公 営 住 宅 法 の 耐 用 年 限 を 経 過 している 住 宅 は 桜 山 住 宅 1 団 地 である 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 についても 建 替 えの 対 象 となる 耐 用 年 限 の 1/2 を 既 に 経 過 している 法 定 耐 用 年 限 の 経 過 状 況 団 地 名 棟 数 ( 棟 ) 戸 数 ( 戸 ) 建 設 年 度 2014 年 時 点 経 過 年 数 2018 年 時 点 法 定 耐 用 年 限 経 過 2014 年 時 点 法 定 耐 用 年 限 1/2 経 過 法 定 耐 用 年 限 経 過 2018 年 時 点 法 定 耐 用 年 限 1/2 経 過 池 子 住 宅 年 5 年 中 層 耐 火 70 年 0 戸 0 戸 0 戸 0 戸 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 年 46 年 中 層 耐 火 70 年 0 戸 15 戸 0 戸 15 戸 桜 山 住 宅 年 51 年 簡 易 耐 火 45 年 21 戸 21 戸 21 戸 21 戸 沼 間 南 台 住 宅 年 15 年 中 層 耐 火 70 年 0 戸 0 戸 0 戸 0 戸 計 戸 36 戸 21 戸 36 戸 3 構 造 別 の 状 況 構 造 法 定 耐 用 年 限 資 料 : 逗 子 市 構 造 別 棟 数 を 見 ると 57.1%が 中 層 耐 火 であるが 42.9%(1 団 地 )が 簡 易 耐 火 となっている 構 造 別 戸 数 では 中 層 耐 火 が 80.9%で 最 も 多 く 次 いで 簡 易 耐 火 19.1%となっている 構 造 別 住 宅 棟 数 構 成 比 % 20% 40% 60% 80% 100% 簡 易 耐 火 中 層 耐 火 構 造 別 住 宅 戸 数 構 成 比 % 20% 40% 60% 80% 100% 簡 易 耐 火 中 層 耐 火 構 造 別 住 宅 棟 数 戸 数 棟 数 ( 棟 ) 戸 数 ( 戸 ) 実 数 構 成 比 (%) 実 数 構 成 比 (%) 簡 易 耐 火 中 層 耐 火 計 資 料 : 逗 子 市

40 4 規 模 の 状 況 規 模 別 の 戸 数 を 見 ると 30 m2 台 のストックが 36 戸 ( 全 体 の 30%)で 最 も 多 いが 残 りは 全 て 50 m2 以 上 のストックとなり 統 廃 合 に 伴 い 住 宅 規 模 の 大 きな 住 宅 が 多 くなった 最 低 居 住 水 準 未 満 世 帯 数 は 110 世 帯 のうち 2 世 帯 であり 全 体 の 1.8%となっており 統 廃 合 に 伴 い 以 前 (10 世 帯 ( 平 成 20 年 度 ))よりも 減 少 している 住 戸 規 模 別 割 合 団 地 別 住 戸 規 模 別 住 宅 戸 数 % 20% 40% 60% 80% 100% ~40m2 ~60m2 ~70m2 70m2~ ~25m2 ~30m2 ~40m2 ~50m2 ~60m2 ~70m2 70m2~ 住 戸 規 模 37.8m2 池 子 住 宅 15 戸 6 戸 3 戸 56.5m2 66.8m2 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 15 戸 52.5m2 桜 山 住 宅 21 戸 39.5m2 沼 間 南 台 住 宅 30 戸 20 戸 62.6m2 72.9m2 計 36 戸 21 戸 33 戸 20 戸 構 成 比 (%) 資 料 : 逗 子 市 団 地 別 最 低 居 住 水 準 未 満 世 帯 数 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 以 上 計 最 低 居 住 面 積 25m2 30m2 40m2 50m2 - - 住 戸 規 模 池 子 住 宅 m2 56.5m2 66.8m2 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 m2 桜 山 住 宅 m2 沼 間 南 台 住 宅 m2 72.9m2 計 2 資 料 : 逗 子 市 ( 平 成 27 年 1 月 1 日 現 在 ) 単 位 : 世 帯

41 住 生 活 基 本 計 画 における 居 住 面 積 水 準 ( 再 掲 ) 最 低 居 住 面 積 水 準 世 帯 人 数 に 応 じて 健 康 で 文 化 的 な 住 生 活 の 基 礎 として 必 要 不 可 欠 な 住 宅 の 面 積 に 関 する 水 準 (すべての 世 帯 の 達 成 を 目 指 す) 世 帯 人 数 別 の 面 積 単 位 :m2 単 身 2 人 3 人 4 人 誘 導 居 住 面 積 水 準 世 帯 人 数 に 応 じて 豊 か な 住 生 活 の 実 現 の 前 提 と して 多 様 なライフスタイ ルを 想 定 した 場 合 に 必 要 と 考 えられる 住 宅 の 面 積 に 関 する 水 準 < 都 市 居 住 型 > 都 心 とその 周 辺 で の 共 同 住 宅 居 住 を 想 定 < 一 般 型 > 郊 外 や 都 市 部 以 外 で 戸 建 住 宅 居 住 を 想 定 注 ) 世 帯 人 数 は 3 歳 未 満 の 者 は 0.25 人 3 歳 以 上 6 歳 未 満 のものは 0.5 人 6 歳 以 上 10 歳 未 満 の 者 は 0.75 人 として 算 定 する 5 高 齢 化 対 応 仕 様 の 整 備 状 況 逗 子 市 の 市 営 住 宅 でバリアフリー 対 応 住 宅 は 沼 間 南 台 住 宅 及 び 池 子 住 宅 である 各 棟 にエレベーターが 設 置 され 各 戸 においてバリアフリー 化 されている 沼 間 南 台 住 宅 障 害 者 向 け 高 齢 者 向 け 一 般 向 け 池 子 住 宅 一 般 向 け 2DK/4 戸 /トイレ 浴 室 台 所 居 室 等 車 椅 子 対 応 2DK/12 戸 /トイレ 浴 室 台 所 居 室 等 に 手 摺 りを 設 置 3DK/4 戸 /トイレ 浴 室 台 所 居 室 等 に 手 摺 りを 設 置 2~3DK/30 戸 / 玄 関 各 室 等 バリアフリー 化 1~3DK/24 戸 / 玄 関 各 室 等 バリアフリー 化 6 設 備 の 状 況 浴 室 火 災 警 報 機 公 共 下 水 の 接 続 状 況 給 水 ガス 等 の 状 況 は 次 表 のとおりである 団 地 別 設 備 の 概 要 住 宅 設 備 整 備 状 況 都 市 基 盤 整 備 状 況 浴 室 火 災 警 報 機 公 共 下 水 道 ガス 池 子 住 宅 あり 平 成 25 年 取 付 接 続 済 都 市 ガス 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 あり ( 平 成 7 年 改 修 ) 平 成 18 年 取 付 接 続 済 都 市 ガス 桜 山 住 宅 あり ( 平 成 2 年 改 修 ) 平 成 18 年 取 付 接 続 済 プロパン 沼 間 南 台 住 宅 あり 平 成 15 年 取 付 接 続 済 都 市 ガス 資 料 : 逗 子 市

42 (4) 敷 地 特 性 1 敷 地 規 模 各 団 地 の 敷 地 規 模 は 1,000 m2 未 満 が1 団 地 1,000 m2 台 が 2 団 地 そして 6,000 m2 台 が1 団 地 となっている したがって 全 体 的 に 敷 地 規 模 が 小 さな 団 地 が 多 い 団 地 別 敷 地 規 模 団 地 名 敷 地 規 模 による 区 分 (m2) ~1,000 ~2,000 ~3,000 ~4,000 ~5,000 ~10,000 敷 地 規 模 池 子 住 宅 1,296.72m2 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 m2 桜 山 住 宅 1,964.00m2 沼 間 南 台 住 宅 6,401.96m2 計 敷 地 形 状 団 地 別 の 敷 地 形 状 の 特 徴 を 次 表 に 整 理 する 団 地 別 敷 地 形 状 池 子 住 宅 団 地 名 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 桜 山 住 宅 沼 間 南 台 住 宅 3 敷 地 の 権 利 関 係 敷 地 形 状 幹 線 道 路 に 面 し 敷 地 形 状 も 比 較 的 よい 幹 線 道 路 に 面 した 整 形 な 敷 地 である 整 形 である 整 形 であるが 敷 地 西 側 が 傾 斜 地 であり 緑 地 的 空 間 として 利 用 され ている p39 以 降 の 図 参 照 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 桜 山 住 宅 沼 間 南 台 住 宅 が 市 有 地 である また 池 子 住 宅 は 1, m2のうちの 63.5%にあたる m2が 借 地 で 残 りの m2が 市 有 地 となっている 団 地 別 敷 地 の 権 利 関 係 敷 地 面 積 敷 地 の 権 利 関 係 団 地 名 備 考 (m2) 市 有 地 公 社 所 有 地 借 地 m2が 市 有 地 池 子 住 宅 1, m2が 借 地 ( 民 有 地 ) 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 桜 山 住 宅 1, 沼 間 南 台 住 宅 6, 資 料 : 逗 子 市 ( 平 成 27 年 1 月 1 日 現 在 )

43 4 接 道 条 件 団 地 別 の 接 道 条 件 を 次 表 に 整 理 する 次 頁 以 降 の 図 参 照 団 地 名 池 子 住 宅 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 桜 山 住 宅 沼 間 南 台 住 宅 接 道 条 件 幅 員 8.1mの 幹 線 道 路 に 接 道 している 幅 員 11.2m の 幹 線 道 路 に 接 道 している 幅 員 4.0~4.4mの 道 路 に 接 道 している 幹 線 道 路 からのアプローチ 道 路 の 幅 員 は 5.9m である 幅 員 8.0mの 道 路 に 接 道 している

44 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 m 2 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 の 位 置 と 接 道 状 況 12.5m m 池 子 住 宅 1,296.72m

45 沼 間 南 台 住 宅 の 位 置 と 接 道 状 況 沼 間 南 台 住 宅 6,401.96m 2 9m m

46 (5) 入 居 者 特 性 ここで 用 いている 入 居 者 データは 平 成 27 年 1 月 31 日 現 在 の 数 値 である 1 性 別 居 住 者 の 男 女 比 は 女 性 が 約 6 割 男 性 が 約 4 割 となっている 居 住 者 の 男 女 別 構 成 比 % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 男 女 団 地 別 居 住 者 の 男 女 別 構 成 比 男 女 計 池 子 住 宅 11 人 21 人 32 人 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 14 人 18 人 32 人 桜 山 住 宅 10 人 18 人 28 人 沼 間 南 台 住 宅 39 人 60 人 99 人 計 74 人 117 人 191 人 構 成 比 (%) 年 齢 居 住 者 の 年 齢 構 成 比 を 見 ると 60 歳 以 上 の 居 住 者 が 全 体 の5 割 を 上 回 っている 65 歳 以 上 の 高 齢 者 人 口 の 割 合 ( 高 齢 化 率 )は 49.2%であり 逗 子 市 の 25 年 1 月 現 在 の 高 齢 化 率 29.3%を 大 きく 上 回 っている 75 歳 以 上 の 後 期 高 齢 者 の 割 合 は 25.1%であり 逗 子 市 の 14.8%を 10.3 ポイント 上 回 ってい る 年 齢 別 構 成 比 % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 10 才 未 満 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 才 以 上

47 高 齢 化 率 75 才 以 上 25.1% 49.2% 65 才 以 上 年 齢 別 構 成 比 団 地 名 年 齢 10 才 未 満 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 才 以 上 計 65 才 以 上 75 才 以 上 池 子 住 宅 小 坪 滝 ケ 谷 沼 間 南 台 構 成 比 桜 山 住 宅 計 第 3 住 宅 住 宅 (%) 単 位 : 人 3 居 住 年 数 居 住 年 数 は 30 年 以 上 が 34.9%で 最 も 多 く 次 いで 年 の 34.0% 10 年 未 満 の 22.6% となっている 居 住 年 数 別 構 成 比 % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 10 年 未 満 年 年 30 年 以 上

48 団 地 別 居 住 者 の 居 住 年 数 10 年 未 満 年 年 30 年 以 上 計 池 子 住 宅 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 桜 山 住 宅 沼 間 南 台 住 宅 計 構 成 比 (%) 単 位 : 世 帯 4 世 帯 人 員 世 帯 人 員 は 1 人 が 50.0%で 最 も 多 く 次 いで 2 人 の 29.2%であり 両 者 で 約 8 割 を 占 めてい る 3 人 以 上 の 割 合 が 多 いのは 住 戸 規 模 の 大 きい 沼 間 台 南 住 宅 である 世 帯 人 員 別 構 成 比 % 20% 40% 60% 80% 100% 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 以 上 団 地 別 世 帯 人 員 世 帯 人 員 団 地 名 池 子 住 宅 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 桜 山 住 宅 沼 間 南 台 住 宅 計 構 成 比 (%) 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 以 上 単 位 : 世 帯 計

49 5 家 族 構 成 家 族 構 成 は 65 歳 以 上 の 単 身 世 帯 が 40.6%で 最 も 多 く 次 いで 親 子 ( 片 親 と 子 供 ) の 17.9% 両 者 またはいずれかが 65 歳 以 上 の 夫 婦 の 13.2% 親 子 ( 夫 婦 と 子 供 ) の 10.4%とな っている 3 世 代 同 居 はわずか 3.8%である 家 族 構 成 の 割 合 % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 単 身 世 帯 1 単 身 世 帯 2 夫 婦 のみ1 夫 婦 のみ2 親 子 ( 夫 婦 と 子 供 ) 親 子 ( 片 親 と 子 供 ) 三 世 代 同 居 その 他 注 ) 単 身 世 帯 1(65 歳 未 満 ) 単 身 世 帯 2(65 歳 以 上 ) 夫 婦 のみ1( 両 方 が 65 歳 未 満 ) 夫 婦 のみ2( 両 者 またはいずれかが 65 歳 以 上 の 夫 婦 ) 団 地 別 家 族 構 成 団 地 名 小 坪 滝 ケ 谷 沼 間 南 台 構 成 比 池 子 住 宅 桜 山 住 宅 計 家 族 構 成 第 3 住 宅 住 宅 (%) 単 身 世 帯 165 歳 未 満 % 265 歳 以 上 % 夫 婦 のみ 1 両 方 65 歳 未 満 % 2 上 記 以 外 % 親 子 ( 夫 婦 と 子 供 ) % 親 子 ( 片 親 と 子 供 ) % 三 世 代 同 居 % その 他 ( 上 記 以 外 の 世 帯 ) % 計 % 単 位 : 世 帯 6 家 賃 1) 家 賃 の 状 況 市 営 住 宅 全 体 の 家 賃 は 1 万 円 台 及 び 3 万 円 台 が 36.8%で 最 も 多 く 次 いで 5 千 円 -1 万 円 の 12.3% 4 万 円 台 の 3.8%となっている 法 定 建 替 えによる 移 転 入 居 者 は 家 賃 の 緩 和 措 置 により 最 安 値 となっているため 全 体 的 に 家 賃 が 低 くなっている また 1 万 円 台 が 多 いのが 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 と 桜 山 住 宅 で 3 万 円 台 以 上 は ほとんどが 沼 間 南 台 住 宅 となっている 家 賃 の 実 態 % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 5 千 円 未 満 万 円 1 万 円 台 2 万 円 台 3 万 円 台 4 万 円 台 5 万 円 ~

50 団 地 別 家 賃 の 実 態 団 地 名 家 賃 5 千 円 未 満 5 千 円 -1 万 円 1 万 円 -2 万 円 2 万 円 -3 万 円 3 万 円 -4 万 円 4 万 円 -5 万 円 5 万 円 -6 万 円 6 万 円 -7 万 円 7 万 円 -8 万 円 8 万 円 以 上 計 池 子 住 宅 小 坪 滝 ケ 谷 沼 間 南 台 桜 山 住 宅 第 3 住 宅 住 宅 計 構 成 比 (%) 単 位 : 世 帯 市 営 住 宅 の 家 賃 団 地 名 池 子 住 宅 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 桜 山 住 宅 沼 間 南 台 住 宅 家 賃 ( 円 ) 上 段 : 最 低 下 段 : 最 高 4,800 35,300 6,400 33,500 10,900 10,900 9,000 90,

51 2) 収 入 超 過 者 の 実 態 収 入 超 過 者 とは 公 営 住 宅 に 引 き 続 き3 年 以 上 入 居 していて かつ 政 令 で 定 める 基 準 を 超 え る 収 入 を 有 する 者 をいい 収 入 超 過 者 は 公 営 住 宅 を 明 け 渡 すよう 努 力 する 義 務 がある 収 入 超 過 者 に 対 しては 法 の 趣 旨 を 十 分 周 知 するとともに 明 け 渡 し 努 力 義 務 を 喚 起 し 公 営 住 宅 に 入 居 できないでいる 低 額 所 得 者 が 一 人 でも 多 く 入 居 できるようにすることが 求 められる ただし 収 入 超 過 者 については 収 入 の 超 過 度 合 いに 応 じた 割 増 家 賃 を 支 払 うことで 継 続 居 住 できる 者 と 市 側 が 明 け 渡 し 請 求 できる 高 額 所 得 者 ( 政 令 で 定 める 収 入 を 超 える 者 )に 分 けら れる 現 在 高 額 所 得 者 に 該 当 する 入 居 者 は 1 名 だが 割 増 家 賃 の 対 象 となる 収 入 超 過 者 は 9 世 帯 存 在 し 収 入 超 過 者 が 最 も 多 いのが 沼 間 南 台 住 宅 の 6 世 帯 で そのほかは 次 表 のとおり である 収 入 超 過 者 の 状 況 団 地 名 世 帯 数 池 子 住 宅 0 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 3 桜 山 住 宅 0 沼 間 南 台 住 宅 6 計

52 (6) 共 用 施 設 の 状 況 沼 間 南 台 住 宅 及 び 池 子 住 宅 は 共 用 設 備 を 整 備 しているが 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 及 び 桜 山 住 宅 昭 和 年 代 に 建 設 された 古 い 団 地 であり 共 用 施 設 はほとんど 整 備 されていない ただ 公 園 緑 地 については 沼 間 南 台 住 宅 を 除 いて 整 備 されていないが 桜 山 住 宅 については 広 場 的 空 間 が 見 られる 共 用 施 設 の 整 備 状 況 公 園 緑 地 集 会 施 設 駐 車 場 駐 輪 場 その 他 の 施 設 池 子 住 宅 公 園 無 し - ゴミ 置 き 場 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 桜 山 住 宅 ( 広 場 的 空 間 ) 沼 間 南 台 住 宅 - ゴミ 置 き 場 (7) 住 宅 別 の 課 題 の 整 理 各 市 営 住 宅 の 立 地 環 境 課 題 等 を 次 表 に 整 理 する 市 営 住 宅 の 立 地 環 境 課 題 等 団 地 名 立 地 環 境 課 題 等 の 整 理 池 子 住 宅 - 敷 地 は 幅 員 約 8mの 幹 線 道 路 に 接 道 している - 周 辺 は 戸 建 ての 住 宅 地 である - 敷 地 の 約 6 割 が 借 地 となっている - 以 前 は 木 造 平 屋 建 てであったが 平 成 25 年 に 建 替 えを 行 い 現 在 は 中 層 耐 火 の 共 同 住 宅 である 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 - 幹 線 道 路 に 面 し 敷 地 は 整 形 であるが 敷 地 規 模 が 852 m2と 小 さ い - 建 物 は 中 層 耐 火 であるが 昭 和 47 年 に 建 設 された 住 宅 であり 既 に 法 定 耐 用 年 限 の 1/2 を 経 過 している 地 盤 調 査 を 含 めた 耐 震 診 断 はまだ 実 施 されていない 桜 山 住 宅 - 谷 戸 に 位 置 し 緑 豊 かな 丘 陵 地 に 囲 まれ 環 境 は 良 い - 当 地 区 へのアプローチ 道 路 は 約 6mである - 敷 地 は 逗 子 市 福 祉 会 館 と 隣 接 している - 敷 地 は 整 形 である - 建 物 は 連 棟 型 の 簡 易 耐 火 2 階 建 てで 既 に 耐 用 年 限 を 超 え 住 戸 規 模 も 約 40 m2と 小 さい したがって 安 全 性 や 居 住 水 準 の 面 から 建 替 えが 必 要 であり 現 在 は 政 策 空 き 家 を 進 めている 沼 間 南 台 住 宅 - 高 台 に 位 置 する 住 宅 で 周 辺 を 一 望 できる 環 境 にある - 敷 地 に 隣 接 する 東 側 と 西 側 は 傾 斜 地 になっている - 北 側 は 雛 壇 上 に 造 成 された 敷 地 に 建 っている 県 営 沼 間 南 台 団 地 と 隣 接 している * 政 策 空 き 家 : 老 巧 化 した 公 営 住 宅 の 建 替 事 業 を 行 うため または 住 戸 の 改 善 事 業 を 行 うため 既 存 住 宅 での 新 たな 入 居 募 集 を 停 止 している 結 果 生 じた 空 き 家 のこと

53 (8) 市 営 住 宅 の 修 繕 履 歴 各 市 営 住 宅 の 修 繕 履 歴 を 次 表 に 整 理 する 修 繕 履 歴 一 覧 団 地 名 年 度 内 容 備 考 平 成 21 住 宅 2 戸 解 体 平 成 22 建 替 工 事 敷 地 測 量 地 質 調 査 業 務 委 託 池 子 住 宅 ( 建 替 前 ) 平 成 22 住 宅 1 戸 解 体 平 成 23 住 宅 2 戸 解 体 平 成 24 住 宅 4 戸 解 体 平 成 元 サッシ 取 替 工 事 各 居 室 のサッシ 取 替 平 成 2 電 気 設 備 改 修 工 事 平 成 3 入 浴 槽 取 替 工 事 床 をFRPで 塗 布 防 水 平 成 5 手 摺 取 替 え 他 工 事 平 成 7 ガス 管 改 修 工 事 老 朽 化 のため 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 平 成 7 浴 室 改 修 工 事 内 部 塗 装 等 平 成 12 給 水 管 改 修 工 事 老 朽 化 のため 平 成 18 火 災 警 報 器 取 付 ( 台 所 寝 室 ) 全 ての 住 宅 平 成 22 外 部 アスファルト 舗 装 平 成 23 階 段 手 摺 設 置 工 事 平 成 25 ケーブルテレビ 設 備 改 修 工 事 平 成 元 床 貼 替 流 し 台 取 替 平 成 2 風 呂 場 の 改 修 床 防 水 内 部 塗 装 等 平 成 13 入 口 ドア 取 替 工 事 玄 関 ドア 取 替 え 桜 山 住 宅 平 成 14~16 屋 上 防 水 ( 塗 布 防 水 ) 平 成 18 火 災 警 報 器 取 付 ( 台 所 寝 室 ) 全 ての 住 宅 平 成 19 外 壁 改 修 ( 樹 脂 塗 装 ) 3 棟 平 成 24 屋 上 防 水 ( 塗 布 防 水 ) 平 成 建 替 建 築 工 事 平 成 18 火 災 警 報 器 取 付 ( 台 所 寝 室 ) 全 ての 住 宅 平 成 24 1 号 棟 給 水 ポンプ 修 繕 沼 間 南 台 住 宅 平 成 25 2 号 棟 給 水 ポンプ 修 繕 平 成 25 鉄 扉 塗 替 平 成 26 消 防 設 備 修 繕 ( 消 火 器 非 常 警 報 連 動 制 御 盤 内 蓄 電 池 交 換 ) 平 成 26 高 木 剪 定 池 子 住 宅 ( 建 替 後 ) 平 成 建 替 建 築 工 事 資 料 : 逗 子 市

54 (9) 県 営 住 宅 の 現 況 市 内 には 次 表 に 示 すとおり 5つの 県 営 住 宅 が 立 地 し 460 戸 が 供 給 されている このうち 逗 子 桜 山 団 地 については 建 替 えが 計 画 されている( 平 成 26 年 度 着 工 予 定 ) 県 営 住 宅 管 理 棟 数 管 理 戸 数 一 覧 団 地 名 所 在 地 敷 地 面 積 棟 数 ( 棟 ) 戸 数 ( 戸 ) 建 設 年 度 山 の 根 グリーンハイツ 山 の 根 ,162.23m 中 層 耐 火 沼 間 南 台 団 地 沼 間 1-20 外 14,230.03m 中 層 耐 火 ハイツ 東 逗 子 沼 間 ,098.28m 中 層 耐 火 逗 子 桜 山 団 地 桜 山 5-12 外 12,060.34m 中 層 耐 火 久 木 ハイツ 久 木 2-9 3,171.29m 中 層 耐 火 構 造 計 35,722.17m 資 料 : 逗 子 市

55 第 3 章 地 域 における 公 営 住 宅 の 需 要 と 役 割 の 整 理

56 第 3 章 地 域 における 公 営 住 宅 の 需 要 と 役 割 の 整 理 (1) 空 き 家 の 状 況 市 営 住 宅 の 空 き 家 は 平 成 27 年 1 月 31 日 現 在 桜 山 住 宅 の2 戸 のみであるが 老 朽 化 に 伴 う 政 策 空 き 家 である 市 営 住 宅 の 空 き 家 の 状 況 (2) 応 募 状 況 空 き 家 戸 数 池 子 住 宅 0 小 坪 滝 ケ 谷 第 3 住 宅 0 桜 山 住 宅 2 沼 間 南 台 住 宅 0 計 2 注 ) 平 成 27 年 1 月 31 日 現 在 平 成 21 年 度 以 降 の 空 き 家 募 集 の 状 況 は 次 表 のとおりであり 最 近 の 募 集 状 況 を 見 ると 平 成 26 年 度 の 池 子 住 宅 (1DK)4.5 倍 池 子 住 宅 (3DK)19 倍 沼 間 南 台 住 宅 (3DK)20.5 倍 沼 間 南 台 住 宅 (3DK)15.5 倍 沼 間 南 台 住 宅 (2DK)21 倍 という 高 倍 率 であり 応 募 状 況 から 見 る 限 り 公 営 住 宅 に 対 する 需 要 があるといえる なお 平 成 23 年 度 以 降 桜 山 住 宅 については 募 集 を 行 っていない 26 年 度 の 応 募 状 況 から 単 純 に 判 断 すると 15 戸 の 募 集 に 167 戸 の 応 募 であったことから その 時 点 で 抽 選 にはずれた 約 150 世 帯 の 需 要 があるということになる 市 営 住 宅 の 応 募 状 況 年 度 住 宅 名 募 集 戸 数 申 込 人 数 ( 人 ) 倍 率 桜 山 住 宅 1 戸 平 成 20 年 度 沼 間 南 台 住 宅 1 戸 年 度 合 計 2 戸 小 坪 滝 ヶ 谷 第 2 住 宅 1 戸 平 成 21 年 度 沼 間 南 台 住 宅 2 戸 年 度 合 計 3 戸 桜 山 住 宅 1 戸 沼 間 南 台 住 宅 1 戸 平 成 22 年 度 沼 間 南 台 住 宅 1 戸 桜 山 住 宅 1 戸 年 度 合 計 4 戸 平 成 23 年 度 募 集 なし - - 平 成 24 年 度 募 集 なし - - 沼 間 南 台 住 宅 1 戸 平 成 25 年 度 沼 間 南 台 住 宅 1 戸 年 度 合 計 2 戸 池 子 住 宅 (1DK) 8 戸 池 子 住 宅 (3DK) 2 戸 平 成 26 年 度 沼 間 南 台 住 宅 (3DK) 2 戸 ( 平 成 27 年 1 月 まで) 沼 間 南 台 住 宅 (3DK) 2 戸 沼 間 南 台 住 宅 (2DK) 1 戸 年 度 合 計 15 戸 注 ) 平 成 27 年 1 月 31 日 現 在

57 (3) 市 営 住 宅 の 需 要 推 計 1 市 営 住 宅 の 需 要 推 計 フロー 市 営 住 宅 の 需 要 推 計 フローは 次 に 示 すとおりです 市 営 住 宅 の 需 要 推 計 フロー 総 世 帯 数 一 般 世 帯 率 一 般 世 帯 数 一 般 世 帯 数 : 寮 寄 宿 舎 等 の 施 設 の 世 帯 を 除 いたも 借 家 率 借 家 世 帯 数 公 営 借 家 率 公 営 住 宅 の 顕 在 需 要 量 ( 公 営 住 宅 世 帯 数 ) + 公 営 住 宅 の 潜 在 需 要 量 ( 要 援 助 世 帯 数 ) = 現 状 の 公 営 住 宅 世 帯 率 をベースに 推 計 した 値 公 営 住 宅 需 要 量

58 2 推 計 結 果 1) 総 世 帯 数 総 世 帯 数 の 推 計 総 世 帯 数 平 成 22 年 23,844 平 成 25 年 24,082 平 成 27 年 24,711 平 成 30 年 24,941 平 成 32 年 25,095 平 成 34 年 25,161 平 成 35 年 25,194 平 成 37 年 25,260 注 1) 平 成 22 年 は 国 勢 調 査 25 年 は10 月 1 日 現 在 住 民 基 本 台 帳 平 成 年 値 は 逗 子 市 総 合 計 画 実 施 計 画 の 想 定 値 年 値 は 人 口 推 計 結 果 報 告 書 (2012 年 3 月 / 逗 子 市 ) 注 2) 平 成 年 総 世 帯 数 は 直 線 補 間 により 算 出 2) 一 般 世 帯 数 a. 一 般 世 帯 数 等 の 推 移 一 般 世 帯 数 借 家 世 帯 数 公 営 住 宅 世 帯 数 の 推 移 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 総 世 帯 数 20,517 22,000 23,121 23,844 一 般 世 帯 数 20,493 21,936 22,930 23,830 借 家 世 帯 数 5,784 5,212 4,910 4,947 公 営 住 宅 世 帯 数 一 般 世 帯 数 借 家 世 帯 数 公 営 住 宅 世 帯 数 の 割 合 の 推 移 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 総 世 帯 数 一 般 世 帯 率 借 家 世 帯 率 公 営 住 宅 世 帯 率 資 料 : 国 勢 調 査 注 1)1= 一 般 世 帯 数 / 総 世 帯 数 2= 借 家 世 帯 数 / 一 般 世 帯 数 3= 公 営 住 宅 世 帯 数 / 借 家 世 帯 数 注 2) 公 営 住 宅 世 帯 数 : 国 勢 調 査 においては 公 営 都 市 機 構 公 社 の 借 家 でカウントされ 公 営 住 宅 借 家 世 帯 はデータとして 掲 載 されていない しかし 逗 子 市 の 場 合 都 市 機 構 及 び 公 社 の 住 宅 は 立 地 してい いことから この 値 を 公 営 住 宅 世 帯 数 とした 注 3) 一 般 世 帯 数 とは 施 設 等 の 世 帯 を 除 いたもの 施 設 等 の 世 帯 とは 寮 寄 宿 舎 の 学 生 生 徒 病 院 療 養 所 等 の 入 院 者 社 会 施 設 の 入 所 者 自 衛 隊 営 舎 内 居 住 者 矯 正 施 設 入 所 者 等 の 世 帯 である 注 4) 借 家 には 給 与 住 宅 も 含 まれる b. 将 来 の 一 般 世 帯 率 の 考 え 方 と 一 般 世 帯 数 の 推 計 全 世 帯 数 に 占 める 寮 寄 宿 舎 等 の 施 設 に 居 住 する 世 帯 の 割 合 (= 一 般 世 帯 率 )は 特 に 趨 勢 がないことから 平 成 22 年 値 を 採 用 するものとした

59 将 来 の 一 般 世 帯 率 の 考 え 方 平 成 30 年 平 成 35 年 平 成 22 年 値 を 採 用 99.94% 将 来 の 一 般 世 帯 数 の 推 計 平 成 30 年 平 成 35 年 総 世 帯 数 24,941 25,194 一 般 世 帯 率 99.94% 一 般 世 帯 数 24,930 25,180 3) 将 来 の 借 家 世 帯 率 の 考 え 方 と 借 家 世 帯 数 の 推 計 将 来 の 借 家 世 帯 率 については 次 の2つのケースを 想 定 した ケース1 : 平 成 22 年 値 を 採 用 ( 今 後 持 ち 家 率 が 高 まらないと 想 定 ) ケース2 : 今 後 も 持 ち 家 率 が 高 まるとして 過 去 の 趨 勢 を 基 に 推 計 した 値 を 採 用 将 来 の 借 家 世 帯 率 の 考 え 方 平 成 30 年 平 成 35 年 平 成 22 年 値 を 採 用 トレンド 推 計 値 20.76% 18.08% 17.04% 注 1)トレンド 推 計 値 は 逗 子 市 の 国 勢 調 査 の 年 値 を 基 に 推 計 した 値 推 計 式 ( 対 数 回 帰 を 採 用 ) Y= lnX Y: 借 家 世 帯 率 x: 平 成 x 年 決 定 係 数 : 将 来 の 借 家 世 帯 数 の 推 計 平 成 30 年 平 成 35 年 一 般 世 帯 数 24,930 25,180 借 家 世 帯 率 ケース % ケース % 17.04% 借 家 世 帯 数 ケース1 5,180 5,230 ケース2 4,510 4,290 4) 将 来 の 公 営 住 宅 率 の 考 え 方 と 公 営 住 宅 世 帯 数 の 推 計 a. 将 来 の 公 営 住 宅 率 の 考 え 方 ここでは 平 成 22 年 の 公 営 住 宅 世 帯 率 (= 公 営 住 宅 世 帯 数 / 借 家 世 帯 数 )8.67%を 採 用 する 将 来 の 公 営 住 宅 世 帯 率 の 考 え 方 平 成 30 年 平 成 35 年 平 成 22 年 値 を 採 用 8.67% b. 将 来 の 公 営 住 宅 世 帯 数 の 推 計 現 況 の 公 営 住 宅 世 帯 率 8.67%を 用 いて 将 来 の 公 営 住 宅 需 要 量 を 推 計 した 場 合 平 成 26 年 度 の 空 き 家 募 集 で 応 募 し 落 選 した 世 帯 ( 以 下 潜 在 的 公 営 住 宅 需 要 世 帯 ( 要 援 助 世 帯 数 ) )への 対 応 ができない そこで 借 家 世 帯 数 公 営 住 宅 世 帯 率 によって 求 めた 公 営 住 宅 の 顕 在 需 要 量 を1 とし これに 潜 在 的 公 営 住 宅 需 要 世 帯 2 を 加 えたものを 将 来 の 公 営 住 宅 の 需 要 量 とす る

60 将 来 の 公 営 住 宅 の 顕 在 需 要 量 1の 推 計 平 成 30 年 平 成 35 年 借 家 世 帯 数 公 営 住 宅 世 帯 率 8.67% ケース1 5,180 5,230 ケース2 4,510 4,290 公 営 住 宅 の ケース 顕 在 需 要 量 ケース 以 下 に 公 営 住 宅 の 潜 在 需 要 量 2 の 推 計 フローを 示 す 考 え 方 は 民 間 借 家 世 帯 のうち 最 低 居 住 水 準 未 満 の 借 家 に 住 み かつ 公 営 住 宅 の 収 入 基 準 内 世 帯 を 抽 出 するものであ る 公 営 住 宅 の 潜 在 需 要 量 の 推 計 フロー 世 帯 人 員 別 民 営 借 家 世 帯 数 最 低 居 住 水 準 未 満 世 帯 数 最 低 居 住 水 準 未 満 世 帯 比 率 公 営 住 宅 収 入 =基 準 内 世 帯 数 公 営 住 宅 収 入 基 準 内 世 帯 比 率 公 営 住 宅 の 潜 在 需 要 量 2 b-1) 民 営 借 家 世 帯 数 の 推 移 民 営 借 家 世 帯 数 の 推 移 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 総 世 帯 数 20,517 22,000 23,121 23,844 一 般 世 帯 数 20,493 21,936 22,930 23,830 借 家 世 帯 数 5,784 5,212 4,910 4,947 民 営 借 家 世 帯 数 4,833 4,440 4,197 4,296 民 営 借 家 世 帯 数 の 割 合 の 推 移 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 総 世 帯 数 一 般 世 帯 率 借 家 世 帯 率 民 営 借 家 世 帯 率 資 料 : 国 勢 調 査 注 1)1= 一 般 世 帯 数 / 総 世 帯 数 2= 借 家 世 帯 数 / 一 般 世 帯 数 3= 民 営 借 家 世 帯 数 / 借 家 世 帯 数 注 2) 一 般 世 帯 数 とは 施 設 等 の 世 帯 を 除 いたもの 施 設 等 の 世 帯 とは 寮 寄 宿 舎 の 学 生 生 徒 病 院 療 養 所 等 の 入 院 者 社 会 施 設 の 入 所 者 自 衛 隊 営 舎 内 居 住 者 矯 正 施 設 入 所 者 等

61 b-2) 将 来 の 民 営 借 家 世 帯 率 の 考 え 方 と 民 営 借 家 世 帯 数 の 推 計 今 後 も 引 き 続 き 民 間 借 家 率 が 高 まるとして 過 去 の 趨 勢 を 基 に 推 計 した 値 を 採 用 する 将 来 の 民 間 借 家 世 帯 率 の 考 え 方 平 成 30 年 平 成 35 年 トレンド 推 計 値 を 採 用 87.44% 87.86% 注 )トレンド 推 計 値 は 逗 子 市 の 国 勢 調 査 の 年 値 を 基 に 推 計 した 値 推 計 式 Y= X Y: 民 間 借 家 世 帯 率 x: 平 成 x 年 決 定 係 数 : 将 来 の 民 営 借 家 住 宅 世 帯 数 の 推 計 平 成 30 年 平 成 35 年 借 家 世 帯 数 ケース1 5,180 5,230 ケース2 4,510 4,290 民 営 借 家 世 帯 率 87.44% 87.86% 民 営 借 家 ケース1 4,530 4,600 世 帯 数 ケース2 3,940 3,770 b-3) 将 来 の 最 低 居 住 水 準 未 満 世 帯 数 の 推 計 平 成 30 年 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 以 上 民 営 借 家 世 帯 数 ケース1 4,530 ケース2 3,940 世 帯 人 員 別 比 率 (H20 年 借 家 世 帯 人 員 別 比 率 ) 世 帯 人 員 別 世 帯 数 ケース1 2,040 1, ケース2 1,530 1, 最 低 居 住 水 準 未 満 世 帯 比 率 計 最 低 居 住 水 準 未 満 ケース 世 帯 数 ケース 平 成 35 年 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 以 上 民 営 借 家 世 帯 数 ケース1 4,600 ケース2 3,770 世 帯 人 員 別 比 率 世 帯 人 員 別 世 帯 数 ケース1 2,070 1, ケース2 1,700 1, 最 低 居 住 水 準 未 満 世 帯 比 率 計 最 低 居 住 水 準 未 満 ケース 世 帯 数 ケース 注 1) 世 帯 人 員 比 率 : 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 における 逗 子 市 借 家 の 世 帯 人 員 別 比 率 を 基 に 設 定 注 2) 最 低 居 住 水 準 未 満 世 帯 比 率 : 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 における 逗 子 市 世 帯 人 員 別 最 低 居 住 水 準 未 満 世 帯 比 率

62 b-4) 将 来 の 公 営 住 宅 の 収 入 基 準 未 満 世 帯 数 (= 潜 在 需 要 量 )の 推 計 公 営 住 宅 収 入 基 準 未 満 世 帯 数 の 推 計 平 成 30 年 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 以 上 計 最 低 居 住 水 準 未 満 ケース 世 帯 数 ケース 公 営 住 宅 収 入 基 準 内 世 帯 比 率 公 営 住 宅 収 入 基 準 内 ケース 世 帯 数 ケース 平 成 35 年 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 以 上 計 最 低 居 住 水 準 未 満 ケース 世 帯 数 ケース 公 営 住 宅 収 入 基 準 内 世 帯 比 率 公 営 住 宅 収 入 基 準 内 ケース 世 帯 数 ケース 注 1) 公 営 住 宅 収 入 基 準 内 世 帯 比 率 : 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 における 逗 子 市 の 借 家 の 世 帯 人 員 別 年 間 収 入 を 基 に 設 定 注 2) 公 営 住 宅 収 入 基 準 は 平 成 21 年 4 月 1 日 施 行 の 数 値 b-5) 将 来 の 公 営 住 宅 需 要 量 の 推 計 ケース1 は 本 市 の 現 状 の 借 家 率 を 採 用 したケースで ケース2 は 過 去 の 趨 勢 から 借 家 率 が 下 がるものとしてトレンド 推 計 した 値 を 採 用 したケースである しかし 趨 勢 から 捉 えると 借 家 率 は 減 少 傾 向 にあり 将 来 的 には 現 状 の 借 家 率 よりも 下 が るものと 推 測 される 一 方 景 気 の 回 復 が 見 えない 中 で これまでのような 伸 び 率 で 借 家 率 が 下 がるとも 考 えにくいことから 本 計 画 では ケース1 と ケース2 の 中 間 程 度 を 公 営 住 宅 の 需 要 量 として 見 込 むことが 適 当 であると 考 える この 結 果 平 成 年 の 市 営 住 宅 需 要 量 は それぞれ 116 戸 110 戸 となった これに 対 し ストック 活 用 可 能 な 住 戸 が 89 戸 あることから 建 替 等 によって 供 給 が 必 要 な 戸 数 は 約 25 戸 (21~27 戸 )となる 次 頁 の 将 来 の 公 営 住 宅 需 要 量 の 推 計 結 果 参 照

63 将 来 の 公 営 住 宅 需 要 量 の 推 計 結 果 1 公 営 住 宅 の 顕 在 需 要 量 ( 公 営 住 宅 世 帯 率 による 推 計 値 ) 平 成 30 年 平 成 35 年 ケース ケース 公 営 住 宅 の 潜 在 需 要 量 ケース ケース ケース ケース 公 営 住 宅 の 需 要 量 (1+2) 公 営 住 宅 需 要 量 (ケース1とケース2の 中 間 値 を 採 用 ) 県 営 住 宅 戸 数 * 市 営 住 宅 需 要 量 ストック 活 用 が 可 能 な 市 営 住 宅 戸 数 * 建 替 において 求 められ る 供 給 戸 数 *1: 県 営 住 宅 戸 数 は 桜 山 住 宅 を 建 替 え 完 了 時 の 計 画 戸 数 138 戸 とした 計 である *2: 沼 間 南 台 住 宅 50 戸 + 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 15 戸 + 池 子 住 宅 24 戸 =89 戸

64 (4) 市 営 住 宅 を 取 り 巻 く 課 題 の 整 理 これまでの 調 査 結 果 等 から 市 営 住 宅 の 課 題 を 以 下 に 整 理 する 1 住 宅 性 能 等 から 見 た 課 題 老 朽 化 への 対 応 平 成 25 年 度 に 池 子 住 宅 (24 戸 )の 建 替 えが 完 了 し 老 朽 化 した 4 団 地 については 用 途 廃 止 を 行 い 統 廃 合 を 進 めているところである しかし 平 成 26 年 度 時 点 で 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 (15 戸 )については 建 替 対 象 である 法 定 耐 用 年 限 の 1/2 を 経 過 し 桜 山 住 宅 (21 戸 )については 法 定 耐 用 年 限 を 経 過 しているという 状 況 であり 早 急 に 対 応 が 求 められている このため 今 後 は 計 画 的 な 整 備 プログラムを 策 定 し 建 替 改 修 等 に 着 手 することが 求 められ る 居 住 水 準 の 向 上 市 営 住 宅 108 世 帯 のうち 最 低 居 住 水 準 未 満 世 帯 は 2 世 帯 であり 全 体 のわずか 2% 弱 となっ ている しかし 桜 山 住 宅 のみでみると 19 世 帯 のうち 2 世 帯 が 最 低 居 住 水 準 未 満 世 帯 であり 約 1 割 程 度 まで 割 合 があがる このため 桜 山 住 宅 に 関 しては 世 帯 人 員 別 の 住 宅 需 要 を 的 確 に 捉 え 建 替 等 により 最 低 居 住 水 準 未 満 世 帯 の 解 消 誘 導 居 住 水 準 への 誘 導 を 図 っていくことが 求 められる 既 存 ストックの 改 善 市 営 住 宅 においては 65 歳 以 上 の 居 住 者 が 約 49.2%を 占 め 非 常 に 高 齢 化 率 が 高 い しかし バリアフリー 対 応 住 宅 は 沼 間 南 台 住 宅 及 び 池 子 住 宅 という 状 況 であり 今 後 は 桜 山 住 宅 及 び 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 においても 建 替 や 改 修 等 において バリアフリー 化 を 積 極 的 に 進 めていく ことが 望 まれる 特 に 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 においては エレベーターが 未 設 置 という 状 況 から 改 善 の 必 要 がある 沼 間 南 台 住 宅 においては 建 設 から 10 年 経 過 しており 設 備 については 毎 年 点 検 を 行 ってい るところであるが 躯 体 についても 早 急 に 点 検 を 行 い 劣 化 部 分 に 対 する 処 置 を 行 っていくこと が 求 められる また エレベーターについても 平 成 20 年 の 安 全 に 係 る 技 術 基 準 の 見 直 しによる 戸 開 走 行 保 護 装 置 や 地 震 時 管 制 運 転 装 置 等 の 設 置 義 務 付 けに 対 応 していないため 改 善 が 必 要 である 当 面 建 替 の 予 定 がない 小 坪 滝 ヶ 谷 第 3 住 宅 については 地 盤 調 査 を 含 め 耐 震 診 断 が 実 施 されていない 状 況 であり 早 急 に 点 検 診 断 を 行 い 劣 化 部 分 に 対 する 処 置 を 行 っていくことが 求 められる

65 2 居 住 環 境 面 から 見 た 課 題 居 住 者 の 意 識 の 改 善 以 前 は 建 物 の 老 朽 化 とともに 住 棟 の 周 辺 に 粗 大 ゴミが 放 置 されているなどの 住 宅 も 見 られて いたが 各 団 地 での 自 治 会 内 での 話 し 合 いや 市 から 居 住 者 に 注 意 を 促 すなどの 対 策 の 効 果 で 改 善 はされてきている しかしまだ 改 善 されない 住 宅 も 見 られることから 今 後 も 引 き 続 き 居 住 者 の 意 識 改 革 に 努 めていくことが 求 められる 緑 豊 かな 環 境 の 整 備 保 全 市 営 住 宅 の 多 くが 緑 豊 かな 環 境 にあるため 今 後 も 緑 の 整 備 保 全 に 努 めることが 望 まれ 建 替 や 用 途 廃 止 をした 場 所 においても これらの 緑 を 可 能 な 限 り 保 全 していくような 方 向 で 土 地 活 用 を 検 討 することが 望 まれる 3 入 居 者 の 管 理 面 から 見 た 課 題 収 入 超 過 者 への 対 応 市 営 住 宅 入 居 者 世 帯 106 世 帯 のうち その 約 1 割 にあたる9 世 帯 が 収 入 超 過 世 帯 となっている これに 対 し 公 営 住 宅 は 民 間 の 賃 貸 住 宅 の 家 賃 を 支 払 えない 所 得 者 層 の 生 活 を 安 定 させる 役 割 を 担 っており 景 気 の 低 迷 が 続 く 社 会 情 勢 の 中 でますますセーフティネットとしての 役 割 が 求 められている このため 今 後 も 引 き 続 き 収 入 調 査 を 定 期 的 に 実 施 し 収 入 超 過 者 高 額 所 得 者 等 の 実 態 を 把 握 し 他 の 公 的 住 宅 への 斡 旋 や 明 け 渡 し 請 求 等 を 計 画 的 に 行 うことが 求 められる 入 居 世 帯 構 成 と 住 戸 規 模 のミスマッチの 解 消 防 止 沼 間 南 台 住 宅 の 住 戸 規 模 は 約 62.6 m2と 72.9 m2の2タイプのみであるが 入 居 者 の 世 帯 人 員 を 見 ると 1 人 20 世 帯 2 人 14 世 帯 であり 全 体 の 約 71%を 占 めている これに 対 し 住 生 活 基 本 計 画 における 誘 導 居 住 水 準 は 単 身 が 40 m2 2 人 が 55 m2であり 入 居 世 帯 構 成 と 住 戸 規 模 のミスマッチが 生 じており 今 後 の 建 替 においては ニーズを 的 確 に 反 映 した 型 別 供 給 等 を 実 施 することにより ミスマッチの 解 消 防 止 に 努 めることが 求 められる