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1 鉄 道 マニアである 著 者 の 観 点 から 旅 にまつわる 話 題 までを 網 羅 する 本 スイス フランス 列 車 紀 行 文 小 田 島 輝 志 写 真 小 田 島 裕 一 e-bookland

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3 スイス フラン ス 列 車 紀 行

4 2 はじめに 今 回 は 以 前 から 行 ってみたい 国 スイス へ 行 く 時 間 が 得 られたので 妻 と 息 子 の 3 人 でフランス 行 きも 含 めて 決 行 する 事 にした 昨 年 は 3 月 下 旬 から 4 月 中 旬 頃 にイギリス ドイツ オーストリアの 国 々を 訪 れ 中 でもイギリスは 肌 寒 い 思 い 出 があった それらを 考 慮 し 山 岳 地 帯 にあるスイスへの 旅 は 過 ごしやすいであろ う 夏 と 以 前 から 決 めていた アルプスの 山 々の 絶 景 とその 麓 を 走 る 登 山 電 車 や 氷 河 急 行 等 に 期 待 を 寄 せなが ら 8 月 25 日 に 日 本 を 発 ち 9 月 10 日 に 帰 国 した 前 回 と 同 様 好 きな 日 程 で 気 ままな 鉄 道 の 旅 を 楽 しむため ツアーによる 旅 行 ではなく 個 人 旅 行 とした 今 回 の 旅 を 後 から 思 い 出 す 事 ができたらと 思 い 大 変 苦 手 ではあるが 思 い 切 って ペンを 取 って 書 く 事 にした 今 回 訪 れたスイス( 右 )と フランス( 下 )の 地 図

5 3 目 次 はじめに 2010 年 8 月 25 日 ( 水 曜 日 ) 成 田 空 港 発 チューリヒからルツェルンへ 年 8 月 26 日 ( 木 曜 日 )ルツェルン リギ クルム スイス 交 通 博 物 館 年 8 月 27 日 ( 金 曜 日 )ルツェルン ブリエンツ ロートホルン 鉄 道 年 8 月 28 日 ( 土 曜 日 )インターラーケン オスト ユングフラウヨッホ/トップ オブ ヨーロッパ 年 8 月 29 日 ( 日 曜 日 )ベルン 年 8 月 30 日 ( 月 曜 日 )インターラーケン ジュネーヴ 年 8 月 31 日 ( 火 曜 日 )ジュネーヴ パリ 年 9 月 1 日 ( 水 曜 日 )パリで 市 内 観 光 年 9 月 2 日 ( 木 曜 日 )パリ 三 越 前 ノルマンディ 世 界 遺 産 モンサンミッシェルへ 年 9 月 3 日 ( 金 曜 日 )ベルサイユ 宮 殿 シャンゼリゼ 大 通 り 年 9 月 4 日 ( 土 曜 日 )パリ ツェルマット 年 9 月 5 日 ( 日 曜 日 )マッターホルン 年 9 月 6 日 ( 月 曜 日 )ツェルマット サン モリッツ 年 9 月 7 日 ( 火 曜 日 )サン モリッツ ティラーノ 年 9 月 8 日 ( 水 曜 日 )サン モリッツ チューリヒ 年 9 月 9 日 ( 木 曜 日 )チューリヒ 国 際 空 港 成 田 空 港 77 スイスでの 鉄 道 の 魅 力 について 78 おわりに 81

6 4

7 ブルージオのループ 橋 5

8 成 田 空 港 発 チューリヒから ルツェルンへ 成 田 発 午 前 10 時 25 分 スイスインターナショナル 航 空 の 飛 行 機 にてチューリ ヒに 向 け 旅 立 つ この 飛 行 機 のフライトコースは 成 田 から 新 潟 県 上 空 日 本 海 上 空 ロシアのハバロフスク 上 空 から 西 に 旋 回 し シベリア 上 空 を 延 々と 飛 行 後 ウラル 山 脈 上 空 を 通 るコースである その 頃 には 機 内 の 飛 行 情 報 を 示 すモニターの 地 図 上 に モスクワ という 文 字 が 現 れ 始 め ヨーロッパに 近 づきつつあると 感 じられる その 後 フィンランド ヘルシンキ 上 空 ドイツ オーストリア 上 空 を 飛 行 後 スイ スのチューリヒ 国 際 空 港 に 到 着 する 2009 年 の 旅 行 でもほぼ 同 じルートでドイツ フランクフルト 国 際 空 港 に 降 りたが 正 直 言 って 約 12 時 間 のフライトによるヨー ロッパへの 旅 は 実 に 遠 いと 今 回 の 旅 でも 改 めて 思 った ちなみに 搭 乗 機 はエアバス 型 で 昨 年 乗 ったボーイング 型 に 比 べると 機 内 の 騒 音 は 静 かに 思 えた さてスイスは 山 岳 地 帯 にある 国 という 事 から チューリヒ 国 際 空 港 は 山 岳 に 近 い 場 所 にある 空 港 ではないのかと 想 像 していたが 実 際 のところ 山 岳 までの 距 離 は かなりあり 一 見 日 本 のどこかにありそうな 地 方 空 港 の 趣 を 持 つ 空 港 だった し かし 遠 くに 見 える 山 岳 の 光 景 は 日 本 で 見 るものとは 全 く 違 い やはりここはスイ スであると 実 感 した ここチューリヒ 国 際 空 港 は 街 の 郊 外 にあり 市 内 のチューリヒ 中 央 駅 とは 10 分 強 の 鉄 道 アクセスで 結 ばれ 後 にわかった 事 だがバスはもちろん 路 面 電 車 (トラム)

9 7 チューリヒ 空 港 駅 にて でも 45 分 ほどで 市 内 と 空 港 が 結 ばれ その 便 数 本 数 も 多 く いかに 交 通 機 関 が 発 達 している 都 市 である 事 が 伺 える 到 着 後 空 港 では スタンプを 押 すのみ の 簡 単 な 入 国 審 査 を 受 け 地 下 にある 空 港 駅 から 列 車 に 乗 り 込 んだ 鉄 道 好 きな 私 に とって 列 車 がチューリヒ 中 央 駅 に 近 づきつつある 中 気 持 ちが 高 鳴 ってきた そ れは 昨 年 の 旅 で 見 てきたイギリス ドイツ オーストリアの 鉄 道 と ここスイスの 鉄 道 はどんな 違 いがあるのか また どうやって 列 車 をビデオカメラに 捉 えればよ いのか そんな 事 をいろいろと 考 えているうちにチューリヒ 中 央 駅 に 到 着 した ここチューリヒはスイス 最 大 の 都 市 であり 世 界 的 にも 重 要 な 商 業 と 金 融 の 中 心 地 で また チューリヒ 中 央 駅 はこの 国 を 代 表 する 鉄 道 の 玄 関 口 でもあり 駅 舎 は ヨーロッパで 一 般 的 に 見 られるドーム 状 の 大 きな 屋 根 で 覆 われた 様 式 になってい る 列 車 は 行 き 止 まり 式 のチューリヒ 中 央 駅 に 5 分 ほど 停 車 し 進 行 方 向 を 変 え 私 たちのスイスでの 最 初 の 宿 泊 地 ルツェルンを 目 指 す この 乗 り 込 んだスイス 連 邦 鉄 道 (スイス 国 鉄 SBB)の 列 車 は 10 両 ほどの 編 成 であり 白 と 黒 を 基 調 として

10 8 彩 られて 近 代 化 された 2 階 建 ての 客 車 である それは 昨 年 乗 車 したオーストリア 国 鉄 (OBB)の 車 両 と 類 似 しており この 車 両 はその 色 違 いによる 2 階 建 て 車 両 で はないかと 直 感 した 後 にわかった 事 だがこの 客 車 は IC2000 型 で 牽 引 している 機 関 車 は Re460 型 機 関 車 の 両 サイドにはスイスの 国 旗 をイメージした 赤 色 に 白 い 十 字 を 組 み 入 れたデザインで この 国 の 幹 線 ではどこでも 見 る 事 のできる 新 型 の ロコ である この 機 関 車 が 牽 引 する 列 車 の 走 りはショックもなく 滑 らかであり 駅 構 内 のポイントを 通 過 しても 横 揺 れが 驚 くほど 少 ない これは 客 車 同 士 の 連 結 部 分 にある バッファー が 客 車 を 左 右 から 互 いに 支 えあい そのおかげでこのよう な 走 りができるのだろうと 考 えられる やがて 列 車 はチューリヒ 湖 を 左 手 に 見 ながら 湖 畔 沿 いを 軽 快 に 走 る スピードも 思 っていたより 速 く 直 線 では 時 速 150~180kmほどで 走 り 北 海 道 内 を 走 る 特 急 ス ーパー 北 斗 が 出 すスピードよりも 速 く 感 じた また 今 日 は 天 気 がよく 車 窓 から は 静 かな 湖 面 に 山 々と 家 々 そしてヨットも 快 適 に 風 を 捉 えて 浮 かび それらを 見 ながら 私 はまさに 世 界 の 車 窓 から を 体 験 している 感 じがした ルツェルン 中 央 駅 前

11 9 チューリヒ 中 央 駅 から 約 1 時 間 15 分 でルツェルン 中 央 駅 に 到 着 時 刻 は 夕 方 6 時 を 過 ぎていたとは 思 うが 夕 方 とは 思 えないほどの 強 い 日 射 しがあった 無 論 この 時 期 は 日 が 暮 れるのが 大 変 遅 く ヨーロッパ 諸 国 が 導 入 しているサマータイム の 関 係 もあって 午 後 9 時 頃 までは 外 が 明 るい 事 に 私 は 大 変 驚 いた ゼー 橋 を 渡 る 人 々 ルツェルン 湖 に 浮 かぶ 観 光 船 と 遠 くにリギ 山 を 望 む

12 10 ルツェルンはチューリヒとインターラーケンの 間 にある 街 で 美 しい 湖 に 面 し 近 くにはアルプスの 山 々を 見 渡 す 事 ができ 旧 市 街 の 建 物 も 歴 史 的 な 趣 がある 事 か ら その 光 景 を 以 前 訪 れたニュージーランドのクィーンズタウンに 重 ねて 思 い 出 し た また この 街 はどこか 清 潔 感 が 漂 い 観 光 客 も 非 常 に 多 く 躍 動 感 に 満 ちた 観 光 都 市 である 事 が 覗 える ここで 名 所 の 一 つ 川 に 屋 根 付 きの 橋 が 架 けられている カペル 橋 を 渡 ってみる この 橋 は 1993 年 に 不 審 火 により 消 失 したが 翌 年 に 再 建 された 橋 で 肌 の 色 がそ れぞれ 異 なる 観 光 客 が 盛 んにこの 橋 を 行 き 交 う これも 観 光 王 国 スイスの 姿 なのだ と 実 感 する またヨーロッパのレストランでは 一 般 的 に 店 の 前 にテーブルとイスが 並 べられそこで 食 事 を 楽 しむものだが この 街 でも 同 様 川 岸 沿 いのレストランの テラス 席 には 食 事 を 楽 しむ 人 々で 溢 れていた こうして 約 2 時 間 の 市 街 地 の 散 歩 で スイスの 1 日 目 は 過 ぎた ヨーロッパ 最 古 の 屋 根 付 き 木 橋 カペル 橋

13 ルツェルン~リギ クルム~スイス 交 通 博 物 館 ルツェルンの 2 日 目 は 通 称 : ルツェルン 湖 を 運 行 している 外 輪 蒸 気 船 に 乗 り リ ギ 登 山 鉄 道 の 駅 があるフィツナウで 下 船 ここからは 今 回 の 旅 で 念 願 の 登 山 鉄 道 に 初 めて 乗 車 する この 鉄 道 は 線 路 の 中 央 にラックが 敷 設 されている リッゲンバッ ハ 式 の 登 山 鉄 道 で 機 関 車 の 下 に 付 いている 歯 車 (ギア)をこのラックに 噛 ませ ながら 急 勾 配 を 登 る 構 造 になっている 日 本 においてこれに 似 た 方 式 を 採 用 してい る 路 線 は 静 岡 県 の 大 井 川 鉄 道 井 川 線 くらいである 駅 を 発 車 すると 間 もなく 2 両 の 電 車 は 急 勾 配 に 差 し 掛 かり 歯 車 を 噛 みながら ぐいぐいと 力 強 く 登 って 行 く ちなみに 私 は 車 でもこんな 急 勾 配 をめったに 運 転 し た 事 がなく そんな 急 勾 配 を 列 車 が 登 って 行 くのだから 驚 くばかりである やがて リギ 登 山 鉄 道 フィツナウ 駅 にて 列 車 の 窓 からみた 牛 と 家 急 勾 配 である 様 子 がわかる

14 12 リギ クルム 駅 にて( 眼 下 には 街 も 見 える) 中 腹 を 過 ぎたあたりから 森 林 限 界 となり 突 然 眼 下 に 視 界 が 広 がる 車 窓 から 見 る と 木 々や 家 々が 相 当 斜 めに 建 っていて かなりの 急 勾 配 を 登 っていると 実 感 できる よくぞこんな 場 所 に 鉄 道 を 敷 いたものだとつくづく 感 服 する 麓 の 駅 から 30 分 ほどで 山 頂 にあるリギ クルム 駅 に 到 着 晴 れているおかげで 眼 下 に 点 在 する 湖 そしてその 湖 畔 の 街 々や 周 辺 の 牧 場 農 家 が 鮮 明 に 見 渡 せる この 山 頂 は 標 高 こそ 1,750m とあまり 高 くはないが ここからは 広 く 開 けた 360 度 の 展 望 が 可 能 であり 更 に 本 日 はこの 上 ない 晴 天 だったので 遠 くのアルプスも 見 渡 す 事 ができ ここスイスでは 初 めてとなる 山 頂 からの 絶 景 を 満 喫 した 山 頂 駅 の すぐ 下 の 牧 場 (アルプ)では 牛 たちが 首 にぶら 下 げたカウベルをカランコロンと 鳴 らしながら 草 を 食 べており 近 くの 観 光 客 から Very nice! と 驚 嘆 の 声 が 聞 こえた 下 山 は 別 のルートを 走 る 登 山 電 車 で 下 り アルトゴルダウから S バーン と 呼 ばれる 都 市 近 郊 を 走 る 近 代 化 された 電 車 に 乗 った このルートは 湖 畔 に 沿 って 連 続 したカーブがあり 列 車 は 車 輪 を 軋 ませながら 走 り 抜 け また その 車 窓 から 見 え る 湖 の 眺 めも 大 変 よかった 事 から 大 いに 満 足 した 約 20 分 間 の 列 車 の 旅 を 終 え

15 13 ルツェルン 中 央 駅 の 一 つ 手 前 の 駅 で 下 車 ここにある スイス 交 通 博 物 館 を 訪 れた 鉄 道 好 きな 私 にとって ここもぜひ 訪 れてみたい 場 所 の 一 つであり 昨 年 の 旅 行 でも 念 願 だったイギリス ヨーク 市 にある 国 立 鉄 道 博 物 館 に 行 った 過 去 がある そこには 世 界 を 代 表 する 車 両 が 展 示 され 特 にアメリカや 中 国 の 蒸 気 機 関 車 及 び 日 本 の 新 幹 線 (0 系 )も 展 示 され その 会 場 規 模 と 英 国 の 蒸 気 機 関 車 の 形 式 の 多 さ に 私 は 圧 倒 されつつ 大 変 満 足 のいくものであった 今 回 も 歴 史 ある 山 岳 鉄 道 を 多 数 有 するスイスにおいて 鉄 道 車 両 の 展 示 内 容 を 大 いに 期 待 していたが さすがこ こはスイス 山 岳 勾 配 用 蒸 気 機 関 車 はラック 式 の E タイプ そして 電 気 機 関 車 と 言 えばアプト 式 が 有 名 で 特 にこの 国 の 電 気 機 関 車 の 代 表 は 通 称 クロコダイル で あろう これらを 見 ていると 技 術 や 努 力 でスイス 国 内 の 大 部 分 を 占 める 山 岳 に 鉄 道 を 敷 設 してきたこの 国 に 敬 服 せざるを 得 ない 一 方 ここは 交 通 博 物 館 という 事 で 鉄 道 以 外 にも 自 動 車 航 空 機 ケーブルカー 等 が 幅 広 く 展 示 されており 私 と 山 頂 からの 景 色 S バーン( 近 郊 電 車 )

16 14 しては鉄道に関する展示規模が思ったよ りも小さかったので ちょっと物足りな さが残る結果となった 続いて市内にある ライオン記念碑 を訪ねた ここはスイス傭兵の死を悼む 瀕死のライオン 像が砂岩に彫られた 慰霊碑であり 当時作られたモニュメン トの圧倒的なスケールに感動した スイス交通博物館 瀕死のライオン像

17 ルツェルン~ブリエンツ ロートホルン 鉄 道 今 日 はスイスの 鉄 道 の 中 でも 憧 れの 路 線 だった ゴールデンパス ライン に 乗 車 し その 車 窓 からの 景 色 を 大 いに 期 待 していたが 残 念 な 事 にあいにくの 雨 模 様 途 中 のブリエンツで ロートホルン 鉄 道 に 乗 り 換 えて 山 頂 に 登 るつもりだが そ の 山 頂 からの 景 色 も 恐 らくよくはないであろうと 思 いつつ 当 初 の 予 定 に 従 う 事 に した ゴールデンパス ライン は 電 気 機 関 車 と 客 車 の 10 両 編 成 で その 軌 間 は 1,000mm 日 本 の 在 来 線 1067mm とほぼ 同 じ 狭 軌 である この 路 線 の 一 部 区 間 にある 急 勾 配 は ラック 式 で 運 転 されており 平 坦 地 ではかなりのスピード ゴールデンパス ライン/ 右 側 : 車 内 の 様 子

18 16 ( 最 高 速 度 は 100kmはあろう)で 運 転 されるが 急 勾 配 の 手 前 に 差 し 掛 かるとスピ ードを 10km 程 度 まで 落 とし 機 関 車 の 歯 車 がラックに 噛 み 始 めるとスピードを 徐 々 に 30km 程 度 まで 上 げて 急 勾 配 を 登 る なるほど これなら 長 大 編 成 でも ラック 式 により 山 岳 の 急 勾 配 を 克 服 でき その 結 果 スイスの 鉄 道 網 が 5,000km にも 及 んだ 事 が 頷 ける もしも 晴 れていたのなら もっとすばらしい 景 色 を 堪 能 できたろうにと 思 いつつ 雨 が 降 りしきる 中 列 車 の 進 行 にビデオカメラを 向 けた 列 車 はどんどん 高 度 を 上 げマイリンゲンに 着 くと ここで 進 行 方 向 が 変 わり(スイッチバック) 機 関 車 が 交 代 となる その 後 この 地 点 を 境 に 高 度 を 下 げ 約 1 時 間 半 で 湖 畔 のブリエンツ 駅 に 到 着 いよいよここでもスイスのハイライトの 一 つが 始 まるので 胸 が 高 鳴 る 駅 を 降 り 前 方 に 目 をやると テレビで 見 た 事 のある 前 をした 小 さな 緑 色 の 蒸 気 機 関 車 ( 燃 料 は 石 炭 ではなく オイルと 水 )と 2 両 の 赤 い 客 車 が 目 の 前 に 停 車 して いる その 機 関 車 と 客 車 はきれいに 磨 かれており 機 関 車 の 緑 色 と 蒸 気 の 白 色 が 湖 畔 の 情 景 と 大 変 マッチしている 軌 間 は 800mm の 狭 軌 で 中 央 にラックがあり 列 車 の 大 きさから 言 えばまるで 遊 園 地 にあるようなものである 本 当 にこれで 山 を 登 って 行 くの? と 疑 いたくなるほど 小 さい 列 車 に 乗 車 すると 間 もなく 出 発 したが ブリエンツ ロートホルン 鉄 道

19 17 ふと 見 渡 すと 周 りはほとんど 日 本 人 乗 客 まるで 日 本 人 専 用 の 貸 し 切 り 列 車 である 発 車 後 直 ちにラックを 噛 み 小 刻 みにドラフトを 周 りの 家 々や 木 々に 響 かせながら 懸 命 に 急 勾 配 を 登 る リギ 登 山 列 車 でも 思 ったが 何 でこんな 所 に 鉄 道 を 敷 かなけ ればならなかったのかと この 蒸 気 機 関 車 は 2 両 の 客 車 を 後 ろから 押 して 山 頂 を 目 指 す 無 論 原 則 として 登 山 電 車 は 安 全 上 の 理 由 から 機 関 車 が 麓 側 から 山 頂 側 の 客 車 を 押 し 上 げて 登 り 下 る 場 合 には 客 車 が 暴 走 しないよう 麓 側 に 機 関 車 を 付 けて 踏 ん 張 りながら 下 る 事 が 一 般 的 である また 噛 んでいる 歯 車 は 後 ろに 下 がる 事 がないような 仕 組 みにもなっ 山 頂 からの 景 色 山 頂 駅 にて

20 18 ているので 急 勾 配 でも 安 心 して 登 る 事 ができる この 鉄 道 では 途 中 にある 待 避 線 のポイント 切 り 替 え 作 業 を 列 車 に 乗 る 乗 務 員 がわざわざ 列 車 から 降 りて 行 っている ちなみに 昨 日 乗 車 したリギ 登 山 鉄 道 は 電 車 で 自 動 ポイント 切 り 替 え どちらかというと デジタル 的 な 要 素 を 感 じるが こ ちらは 蒸 気 機 関 車 で 手 動 ポイント どちらかと 言 えば アナログ 的 な 要 素 を 感 じ このようにそれぞれの 登 山 鉄 道 を 比 較 する 事 もまた 楽 しみの 一 つである 列 車 が 6 合 目 あたりを 過 ぎた 頃 になると 雨 が 止 みだして 山 頂 が 晴 れているか もしれないと 少 し 期 待 が 持 てた そして 8 合 目 あたりからは 霧 の 合 間 に 眼 下 の 湖 や 遠 くの 山 々が 眼 に 入 ってきた 窓 の 外 はかなり 寒 くなってきたが 天 気 が 少 しず つ 回 復 してきた 事 に 安 心 した やがて 崖 に 張 り 付 いたような 終 点 の 山 頂 駅 に 到 着 さすがに 標 高 2,298m の 山 頂 まで 来 ると 外 は 大 変 寒 く 絶 景 も 霧 の 合 間 から 少 々 見 える 程 度 だったで 山 頂 の 滞 在 時 間 は 昼 食 を 含 んでも 1 時 間 程 度 で 十 分 と 思 い その 後 山 を 降 りた 下 りの 列 車 は 上 りと 比 べると 幾 分 スピードが 速 いように 感 じた 途 中 単 線 のため 登 ってくる 列 車 との 交 換 があり その 列 車 を 遠 くから 見 ている と 黒 い 煙 を 吐 き ドラフトを 響 かせながらゆっくりと 近 づいてくる それに 比 べ 私 たちの 下 り 列 車 は 白 い 煙 を 吐 き 快 いドラフトのリズムを 響 かせている その 後 2 回 ほどの 列 車 交 換 を 繰 り 返 し 小 雨 の 中 片 道 7.6km のロートホルン 鉄 道 の 旅 を 終 え 湖 畔 のブリエンツ 駅 に 到 着 後 でわかった 事 だが この 登 山 鉄 道 の 最 大 勾 配 は 1000 分 の 250 パーミルというから 大 変 驚 いた ブリエンツからは 湖 畔 沿 いを 走 る 列 車 でインターラーケンに 向 かう この 区 間 は 5 年 ほど 前 まではスイス 国 鉄 (SBB) 所 有 の 区 間 で スイス 国 鉄 所 有 の 路 線 はほと んどが 標 準 軌 (1,435mm)であるが この ブリューニック 線 だけは 唯 一 の 狭 軌 (1,000mm) 区 間 であり 今 はツェントラル 鉄 道 (ZB) 所 有 の 路 線 となっている それにしても 相 変 わらず 雨 がしとしと 降 っており 列 車 の 窓 を 水 滴 が 覆 い この 区 間 は 思 ったようにビデオ 撮 影 ができずに 約 20 分 でインターラーケン オスト 駅

21 19 に 到 着 ここインターラーケンはブリエンツ 湖 とトゥーン 湖 の 間 に 広 がる 湖 の 間 とい う 意 味 の 街 で ベルナー オーバーランドへの 玄 関 口 である こぢんまりとした 静 かな 街 ではあるが 世 界 中 からの 観 光 客 が 多 く 中 でもインド タイ 等 の 東 南 アジ ア 系 の 観 光 客 が 多 く 目 に 付 いた 雨 の 中 駅 から 15 分 ほどでホテルに 到 着 ホテ ルはおみやげ 屋 が 並 ぶ 通 り 沿 いの 大 きな 公 園 の 端 にあり 静 かで 環 境 的 にもなかな かよい 場 所 だった この 街 には ヴェスト と オスト の 2 つの 駅 があり この 両 駅 の 間 の 約 1.5km のメインストリートには 土 産 物 店 レストラン ホテル そしてスイスと 言 えば 時 計 が 有 名 であり ロレックス や オメガ 等 のショップが 立 ち 並 んで いる 街 を 歩 く 人 々のウィンドウを 眺 める 様 子 や 各 国 から 来 た 観 光 客 の 服 装 や 様 子 を 見 ながら 街 の 散 策 をするのもまた 大 変 楽 しいものである いよいよ 明 日 はユングフラウヨッホへ 向 かう 登 山 列 車 に 乗 車 する やはり 毎 回 の 事 ではあるが 天 気 が 大 変 気 になる 何 と 言 っても 今 回 の 旅 のハイライト 中 のハ イライトでもあるのだから ツェントラル 鉄 道

22 インターラーケン オスト~ユングフラ ウヨッホ/トップ オブ ヨーロッパ スイスの 絶 景 と 言 えば 第 一 に 上 げられるのが ユングフラウヨッホ であろう 朝 からの 小 雨 が 未 だに 止 まないが 予 定 通 りにインターラーケン オスト 駅 からベ ルナー オーバーランド 鉄 道 に 乗 り 次 の 乗 換 駅 グリンデルワルトへ 向 かう この 電 車 は 10 両 ほどの 編 成 で 山 へと 向 かう 電 車 の 割 には 想 像 以 上 に 長 大 編 成 である 観 光 最 盛 期 には 満 員 になると 思 われ 相 当 な 数 の 観 光 客 がこの 列 車 を 利 用 すると 推 測 できる やはり ここも 世 界 トップクラスの 観 光 地 である 事 が 覗 える 列 車 は 勾 配 とカーブをものともせず 氷 河 が 溶 けて 白 濁 に 濁 った 激 流 の 川 に 沿 っ て 渓 谷 を 力 強 く 登 る 途 中 多 くの 石 橋 や 鉄 橋 の 掛 かる 深 い 峡 谷 を 渡 り 最 初 の 乗 換 駅 グリンデルワルトに 到 着 ベルナー オーバーランド 鉄 道

23 21 ヴェンゲル アルプ 鉄 道 ユングフラウ 鉄 道 ここはアイガーの 麓 に 広 がる 村 で 晴 れていれば 近 くに 氷 河 を 見 る 事 ができ 絵 に 描 いたような 緑 の 斜 面 に 家 々が 点 在 するアルプスの 風 景 がある とガイドブック には 書 いてあるが 今 日 は 雨 のためにあまりよく 見 えなかった また 登 山 列 車 の 乗 客 は 少 なく 静 かであったが 晴 天 の 場 合 この 駅 は 乗 り 換 えの 乗 客 で 大 混 雑 する のだろうと 思 われる ここからヴェンゲル アルプ 鉄 道 の 電 車 に 乗 り 換 え 終 点 のクライネ シャイデ ックで 更 にユングフラウ 鉄 道 の 電 車 に 乗 り 換 える ユングフラウ 鉄 道 の 始 発 駅 ク ライネ シャイデックを 出 発 して 間 もなく 山 に 掘 り 抜 かれた 長 いトンネルに 入 り 地 下 鉄 のような 雰 囲 気 を 味 わっていると やがてアイガー ヴァント 駅 に 到 着 する この 駅 はアイガー 北 壁 の 内 側 に 作 られた 駅 で その 北 壁 には 窓 も 造 られ そこから 外 の 景 色 を 望 む 事 もできるのだが 今 日 はあいにくの 雨 なので 霧 でほとんど 見 えな い ここは 仕 方 なくテレビで 見 た 事 のある 晴 れている 状 態 の 風 景 を 思 い 出 す 約 5 分 の 停 車 後 ゆっくりと 列 車 が 動 きだし 次 の 駅 アイス メーアにも 約 5 分 停 車 そして いよいよ 終 点 ユングフラウヨッホ 駅 に 到 着 更 に 高 速 エレベータ

24 22 ーで 展 望 台 へ 登 る ここ 標 高 3,573m にある 展 望 台 の 天 気 は 真 冬 に 近 い 麓 の 雨 はここでは 雪 になり 風 も 非 常 に 強 く(この 時 は 風 速 の 表 示 盤 は 30m 以 上 を 示 していた) まさに 吹 雪 そのもの 8 月 だというのに このような 真 冬 の 経 験 は 生 まれて 初 めてである 本 来 晴 れていればユングフラウ メンヒ アレッチ 氷 河 の 絶 景 が 見 渡 せたのにと 思 い つつ ここでもテレビで 見 た 事 のある 晴 れている 状 態 のすばらしい 風 景 を 思 い 出 すのみである 山 岳 の 旅 において 山 頂 の 雨 や 雪 は 私 にとって 何 の 価 値 もない 事 を 思 い 知 らされ た しかし 帰 りのルートの 途 中 で 見 た ラウターブルンネンの 滝 (シュタウプバ ッハの 滝 ) を 見 る 事 ができたので この 度 ( 旅 )の 面 目 は 潰 れずに 済 んだと 思 いつつ 夕 方 インターラーケン オスト 駅 に 戻 った 山 の 中 に 掘 られている ユングフラウ ヨッホ 駅 構 内 展 望 台 は 一 面 の 銀 世 界 だった 頭 上 のケーブルは 避 雷 ケーブルである ラウターブルンネンの 滝

25 ベルン 今 日 はベルンへ 向 かう 予 定 だが まだ 時 間 に 余 裕 があったのでその 前 に 街 からも 近 い ハルダー クルム(1,322m) へケーブルカーで 登 る 事 とする 願 わくは 昨 日 雨 で 見 る 事 ができなかったアイガー メンヒ ユングフラウをその 展 望 台 から 見 渡 せればと 思 った しかし この 展 望 台 からは 雲 がかかり それらの 秀 峰 を 見 渡 す 事 ができなかった 皮 肉 にも 反 対 側 の 方 向 には 雲 がなく すばらしい 景 色 が 見 え ていたので 余 計 にがっかりした 山 の 天 気 はこんなものだと 割 り 切 って 早 急 にハ ルダー クルムを 降 り インターラーケン オスト 駅 からベルン 行 きの 列 車 に 乗 っ た 今 日 は 昨 日 までの 天 気 とは 全 く 違 い 快 晴 で また 日 曜 日 という 事 もあってか 湖 には 多 くのヨットが 浮 かび 対 岸 の 牧 場 や 家 々 そしてアルプスの 山 々も 見 渡 ハルダー クルムへのケーブルカーのりば 遠 くに 牧 歌 的 な 風 景 が 望 める

26 24 Re4/4 形 式 電 気 機 関 車 せ まさに 世 界 の 車 窓 から の 気 分 を 味 わう そう 言 えば この 光 景 は 以 前 にチ ューリヒからルツェルンへ 向 かう 途 中 に 見 た 光 景 とそっくりである ここで This is Switzerland と 思 わず 呟 いた ベルンまでの 途 中 トゥーン 湖 に 沿 って 列 車 は 車 輪 を 軋 ませながら 時 速 60kmほ どで 走 る やがてトゥーンを 過 ぎた 頃 から 平 野 が 現 れ 始 め ここまで 来 ると 直 線 区 間 も 多 く スピードを 上 げて 本 領 を 発 揮 してきた 客 車 を 牽 引 する 茶 色 の 電 気 機 関 車 は 年 代 ものの Re4/4 形 式 ではあったが 思 ったよりも 性 能 がよく 時 速 も 120kmは 越 えていると 感 じた 車 窓 に 大 きな 家 並 や 歴 史 的 な 建 物 が 見 え 始 めてくると ベルンが 近 い 事 がわかる ここベルンはスイスの 首 都 で テレビの 旅 番 組 等 ではよく 紹 介 されてはいるが 私 には 歴 史 的 な 街 というイメージしかなく 印 象 が 薄 かった だが 実 際 にベルン 中 央 ベルン 市 内 の 様 子

27 25 駅 に 着 いてみると 首 都 に 相 応 しい 長 距 離 列 車 近 距 離 列 車 そして 国 際 列 車 であ るフランスの 高 速 列 車 TGV, ドイツの 高 速 列 車 ICE がずらりとホームに 停 車 し 駅 前 は 清 潔 感 漂 う 近 代 的 な 建 物 も 多 く この 街 に 対 して 以 前 から 持 っていたイメージ とはまるで 違 っていた やはり 百 聞 は 一 見 に 如 かず なのである まずは 名 所 の 時 計 塔 に 足 を 進 める この 時 計 塔 では 毎 時 4 分 前 に 鐘 が 鳴 り か らくり 人 形 が 動 き 出 すという 午 後 1 時 前 に 着 いたので 1 時 の 時 報 として 鐘 が 鳴 り からくり 人 形 が 動 き 出 すであろうと その 時 を 待 った やがてその 時 間 になり からくり 人 形 は 少 々 動 いたようだが 鐘 はたったの 一 回 だけ 鳴 った 考 えてみれば 1 時 なのだから 鐘 は 当 然 一 回 しか 鳴 らない 訳 である つくづく 12 時 前 に 来 ればよかったと 思 っ た ベルンには 全 長 6kmにも 及 ぶア ーケード 街 があり 実 は 私 は ス イスにおける 鉄 道 模 型 の 現 状 と 課 題 という 題 名 を 勝 手 に 付 け ここベルンにて 視 察 ( 実 は 鉄 道 模 型 の 買 い 物 )をしたいと 考 え ていた しかし ここで 大 きな 誤 算 をした 事 に 気 がついた そ う 今 日 は 日 曜 日 なので 各 ショ ップは 休 みであり 鉄 道 模 型 店 での 視 察 (と いう 名 の 買 い 物 ) の 夢 は ここベルンでは 見 事 に 消 えてしまったのである 仕 方 なく ここでは 羨 ましそうに 店 のウィンドウに 展 示 されている 800 年 近 く 時 を 刻 み 続 ける 時 計 塔

28 26 鉄 道 模 型 を 数 点 眺 めただけであった しかもここの 店 構 えは 結 構 大 きく 何 かレア なものがあったかも 知 れないと 思 うと 逃 がした 魚 は 大 きい という 心 境 であった 鉄 道 模 型 は 次 の 機 会 と 諦 め 次 に スイス アルプス 博 物 館 を 訪 れた ここは スイス アルプスの 山 岳 の 様 子 を 伝 える 博 物 館 で 展 示 内 容 は 各 種 の 動 物 や かつ ての 山 岳 での 人 々の 生 活 の 様 子 も 展 示 されており この 分 野 に 興 味 のある 人 にはた まらない 展 示 となっている またアルプスの 岩 石 類 も 展 示 され 岩 石 には 褶 曲 した 模 様 がはっきりと 表 れており 遠 く 数 千 万 年 以 上 前 のアルプスの 造 山 運 動 の 激 しさ を 物 語 っていた 約 1 時 間 の 見 学 後 にそこを 出 て 暖 かな 日 ざしの 下 市 内 を 散 策 しながら 大 きな 広 場 にやって 来 ると そこでは 何 かのイベントが 開 催 されていた その 大 きな 広 場 には 多 くの 屋 台 が 出 店 し その 周 りにたくさんのテーブルやイス が 並 び そこは 人 々で 埋 まっていた 多 くの 家 族 連 れやカップル そして 私 たちを 含 めた 外 国 の 観 光 客 らしき 人 がちらほら 見 え そこでワインやビールを 飲 みながら 大 いに 余 暇 を 楽 しんでいる 様 子 であった 耳 を 傾 けると 懐 かしい 映 画 音 楽 がオーケ ストラによって 演 奏 され そこでは 老 人 たちがその 音 楽 に 合 わせてダンスを 楽 しん でいた こんな 街 の 中 心 で 堂 々と 大 勢 の 老 人 が 楽 しそうにダンスをする 光 景 から この 国 の 老 後 の 豊 かさの 一 場 面 を 見 たような 気 がした また その 演 奏 があまりに も 心 地 よいものだったので もう 少 しゆっくりとこの 場 所 で 過 ごしたかったが ま たインターラーケンまで 戻 らなければならなかったので ベルン 中 央 駅 へと 急 いだ 再 び 列 車 に 乗 り 車 窓 から 見 える 平 野 や 湖 畔 の 光 景 を 眺 めながら 夕 方 5 時 頃 に インターラーケン ヴェスト 駅 に 到 着 その 足 でハイムヴェーフルという 所 へ 向 か った ここはファミリー 層 に 人 気 のスポットで 子 供 向 けの 遊 具 施 設 があるのみの 場 所 ではあるのだが 実 はここには 鉄 道 模 型 のレイアウトも 展 示 され その 運 転 の 様 子 を 見 学 する 事 ができ それがここの 目 玉 の 一 つにもなっているのである 今 まで 数 々 の 鉄 道 模 型 (N ケージや HO ゲージなど)の 運 転 を 見 てきたが ここでは O ゲージ による 鉄 道 模 型 という 事 もあって 大 変 珍 しいものである レイアウトには 実 際 に

29 27 Oゲージによる 鉄 道 模 型 架 線 も 引 いてあり(ここからパンタグラフにより 集 電 しているとは 思 えない) パ ンタグラフが 架 線 に 触 れながら 走 る 姿 は 大 変 興 味 深 い ここにある 車 種 は 全 てスイ ス 型 の 列 車 で 機 関 車 は 全 てが 電 気 機 関 車 であった 無 論 O ゲージは HO ゲージ と 比 べると 走 行 音 などでは 迫 力 に 勝 るものだが その 模 型 サイズが 大 きいがために 実 編 成 にはほど 遠 い 3~4 両 編 成 と 短 いものばかりが 目 に 付 いた この 点 では HO ゲージにおいての 実 編 成 に 近 い 運 転 の 方 がよりリアルに 感 じるものである また 特 に 電 気 機 関 車 の 台 車 が 簡 素 であり 中 には 車 輪 ばかりが 目 につくものもあり こ の 点 でも 一 層 リアルさに 欠 けた 感 があった しかし レイアウトの 後 ろに 描 かれて いるスイス アルプスのシーナリーは 実 に 大 きく 丁 寧 に 仕 上 げられており この 点 では 感 心 せざるを 得 なかった ハイムヴェーフルへの ケーブルカーのりば

30 インターラーケン~ジュネーヴ 今 日 はインターラーケン オスト 駅 9:08 発 の 列 車 ゴールデンパス ライン に 乗 り 途 中 のツヴァイジンメンで 乗 り 換 えた 後 ジュネーブまでの 列 車 の 旅 で ある さて 私 たちはこの 旅 行 の 計 画 を 立 て た 時 点 で この 列 車 の 2 等 車 の 指 定 席 を 約 1 ヶ 月 以 上 も 前 に 予 約 していたのだ ゴールデンパス ライン が その 予 約 していた 座 席 に 着 くと まもなく 女 性 の 車 掌 がやってきて 座 席 を 替 わってもらいたい との 事 息 子 が 言 うには ここの 2 等 車 から 1 等 車 へ 移 動 を してもらいたい と 言 っていると 言 う 無 論 1 等 車 へ 変 更 する 追 加 料 金 は 要 らな いとの 事 で 私 は 何 かの 手 違 いで 指 定 席 券 を 二 重 にでも 発 券 していたかとその 時 点 では 疑 った 何 はともわれ 妻 は ラッキー! と 嬉 しそうに 叫 んだので 女 性 の 車 掌 はにっこりと 笑 って 対 応 した そして 早 急 に 2 両 目 先 の 1 等 車 に 荷 物 も 持 っ て 移 動 した さすがに 1 等 車 は 横 4 列 シートの 2 等 車 とは 違 い 横 3 列 シートと なっており 通 路 を 挟 んで 片 側 の 座 席 は 1 つのみで 先 ほどの 2 等 車 に 比 べると スペースに 余 裕 が 感 じられる これら 一 連 の 出 来 事 の 理 由 は 帰 宅 してからわかった 事 ではあるが 当 日 やその 前

31 29 スイスらしい 風 景 の 中 を 走 る に 大 人 数 の 団 体 客 の 予 約 が 入 った 場 合 1 両 の 客 車 の 定 員 数 (2 等 車 の 場 合 は 56 人 程 度 )を 多 少 割 ったとしても その 団 体 客 専 用 の 貸 し 切 り 車 両 とし 予 め 予 約 し てあった 団 体 客 以 外 の 乗 客 には 当 日 に 他 の 車 両 に 移 ってもらうなどして 同 じ 団 体 の 仲 間 同 士 が 一 車 両 内 で 他 の 乗 客 に 気 兼 ねなく ワインやビールを 飲 みながらワイ ワイ ガヤガヤできるように 配 慮 し またその 団 体 客 とは 関 係 のない 乗 客 もそれら の 迷 惑 を 被 る 事 なく 列 車 からの 絶 景 と 自 慢 の 料 理 を 満 喫 できるようにするという スイスなりのサービスなのである これを スイス 的 なもてなし の 一 つと 考 える べきであろうか 確 かに 大 きな 荷 物 を 持 って 車 両 間 を 移 動 するというリスクは 若 干 伴 うが このように 当 日 に 実 際 乗 ってからの 無 料 アップグレードという うれしい サプライズも 起 こりうるのである 実 際 スイスの 人 口 約 700 万 人 の 割 に そこを 走 る 列 車 の 編 成 数 がやたらと 長 いと 感 じるが それは 海 外 からの 団 体 客 が 数 多 く 鉄 道 を 利 用 して 上 記 のようなサ ービスをする 事 も 考 慮 した 結 果 必 然 的 に 列 車 の 編 成 を 長 くして 余 裕 を 持 たせる 必 要 があるからなのだろう

32 30 列 車 はシュピーツで 湖 畔 と 別 れ 今 度 はかつての 氷 河 跡 の U 字 谷 沿 いを 走 る 蛇 のように 曲 線 を 描 きながらアップダウンを 数 回 繰 り 返 し 徐 々に 高 度 を 上 げて 行 く 端 的 に 言 えば 速 度 や 乗 り 心 地 こそ 違 うものの 大 きなジェットコースターに 乗 っているような 感 じである ちなみにこの 列 車 の 編 成 は 6 両 のみで 今 まで 乗 車 した 列 車 の 編 成 に 比 べるとずいぶんと 短 いが アップダウンする 路 線 を 歯 車 なしで 走 行 する 事 を 考 慮 すると 無 理 のない 列 車 編 成 であろう またカーブも 多 く きつ いためか この 路 線 用 の 一 両 あたりの 客 車 の 長 さは 標 準 型 の 客 車 に 比 べやや 短 い 客 車 である 私 たちは 前 から 3 両 目 に 乗 車 したが カーブでは 牽 引 する 機 関 車 がよ く 見 え いかにきついカーブであるかが 覗 える やがて 列 車 はのどかな 牧 場 風 景 の 中 を 通 り 山 肌 を 縫 うようなカーブでは 時 速 30kmほどで 走 り またも これがスイス と 声 が 出 るような 絶 景 が 次 から 次 へと 車 窓 に 展 開 する 牧 草 地 はまるでゴルフ 場 の 芝 生 のように 整 然 と 管 理 され 家 の 周 りには 雑 草 があまり 見 あたらない このルートの 車 窓 からの 風 景 は 煌 めく 湖 雄 大 なアルプス そしてのどかで 牧 歌 的 な 風 景 を 見 る 事 ができ まさにスイスを 代 表 す る 黄 金 のルート である 途 中 のツヴァイジンメンでは 軌 間 が 標 準 軌 から 狭 軌 に 変 わり 更 に 鉄 道 会 社 も 変 わる 事 から 接 続 している 停 車 中 の 列 車 に 乗 り 継 ぐ 事 になる また このあたりか らはスイスの 中 の フランス 語 圏 に 入 るため 初 めに 聞 こえていたドイツ 語 の 車 内 アナウンスもフランス 語 が 初 めに 聞 こえるようになり 乗 り 込 んでくる 地 元 の 乗 客 もフランス 語 を 話 すようになってくる このようにスイスという 国 は 隣 国 の 影 響 も 大 きく 受 けている 部 分 もあり とても 国 際 的 な 国 家 なのである このゴールデンパス ラインはそれぞれ 異 なる 鉄 道 会 社 が 運 行 しているのも 一 つ の 特 徴 で インターラーケン オスト 駅 からツヴァイジンメンまでは 標 準 軌 のレッ チベルク 鉄 道 (BLS) そしてツヴァイジンメンからモントルーまでは 狭 軌 のモン トルー オーベルランベルノワ 鉄 道 (MOB)が 担 当 している また MOB ではその 運 転 方 法 もユニークであり 客 車 編 成 の 真 ん 中 に 電 気 機 関 車 が 組 み 込 まれ プッ

33 31 シュプル 運 転 を 行 っているのも 鉄 道 ファンにとって 大 変 興 味 深 いものであ る やがて 車 窓 からの 景 色 が 素 晴 らしいモ ンボボンを 過 ぎ しばらく 森 の 中 を 走 っ ているとレマン 湖 が 進 行 方 向 の 左 側 に 見 え モントルーの 街 並 が 湖 畔 に 見 えてく るあたりから 列 車 は 一 気 に 下 り 始 める 眼 下 にレマン 湖 を 見 つつ 何 度 もカーブを 繰 り 返 し 山 裾 に 沿 って 車 輪 を 軋 ませな がら 速 度 を 落 としてゆっくりと 下 って 行 く 車 窓 にはスイスで 今 まで 見 た 事 がな かった ぶどう 畑 が 一 気 に 見 え 始 め モントルー 駅 にて 家 々とぶどう 畑 が 急 な 山 裾 に 張 り 付 いて いる 中 を 列 車 はレマン 湖 に 向 かってどん どん 下 る やがてレマン 湖 が 目 の 前 に 近 づき 湖 畔 沿 いの 街 の 中 を 走 ると 列 車 は モントルー 駅 に 滑 り 込 む ここモントルーは 温 暖 な 気 候 からスイ スのリビエラと 称 されるリゾート 地 で 対 岸 の 景 色 と 花 を 見 ながらの 湖 畔 の 散 歩 が 有 名 とガイドブックには 書 いてあっ たが 天 気 がよい 割 には 湖 畔 を 吹 く 風 が 肌 寒 く 感 じたので 湖 畔 の 散 歩 を 諦 める 事 にした また この 街 で 毎 年 夏 に 開 催 されるモントルー ジャズ フェスティ スイス 国 鉄 のRe460 形 電 気 機 関 車

34 32 バルはジャズファンの 間 では 有 名 だとか そしてこの 街 は 完 全 にスイスの 中 にある フランス 語 圏 であり 今 までのドイツ 語 圏 とは 雰 囲 気 が 全 く 違 うという 印 象 が 強 か った この 街 での 滞 在 時 間 は 昼 食 を 含 めても 僅 か 1 時 間 半 程 度 で 早 急 に 切 り 上 げて 再 び 列 車 でジュネーヴに 向 かった ここから 列 車 は 湖 畔 に 沿 って 走 り 右 手 には 急 な 山 裾 に 張 り 付 いた 家 々とぶどう 畑 が 転 々と 見 える おそらく ぶどう 畑 の 中 にあ る 家 々はワイン 農 家 なのだろう ふと 今 年 のぶどうの 出 来 具 合 はどうなのかと 気 になる 列 車 はスイスの 代 表 的 な 保 養 都 市 ローザンヌを 通 り モントルーから 40 分 ほどでジュネーブ 駅 に 到 着 ジュネーヴはレマン 湖 畔 にあり なんと 言 っても 有 名 なのは ジェッドー と 呼 ばれる 大 噴 水 である 勢 いよく 吹 き 上 がる 噴 水 の 高 さが 140m を 越 えるというか ら 驚 きであり 実 際 それを 目 にすると 迫 力 満 点 である またこの 街 には 国 連 のヨ ーロッパ 本 部 があるためか 肌 の 色 が 異 なるネクタイ 姿 の 人 々がすれ 違 う まさに 人 類 の 坩 堝 のような 街 である 街 はローヌ 川 をはさんで 旧 市 街 地 と 新 市 街 地 に 分 かれており 旧 市 街 地 は 歴 史 歴 な 様 式 の 建 物 が 多 く ショッピング 街 は 大 勢 の 人 々 で 賑 わっていた ガイドブックによれば この 街 も 見 るべきものが 多 いようだが 私 たちは 列 車 に よる 長 旅 の 疲 れから 今 日 の 街 歩 きは 早 急 に 切 り 上 げた 明 日 はいよいよ 憧 れであ ったフランスの 超 高 速 列 車 TGV に 初 めて 乗 車 し パリへ 向 かう 大 噴 水 ジェッドー

35 ジュネーヴ パリ ジュネーヴ 駅 のホームにフランス 国 鉄 (SNCF)の TGV が 入 線 してくる 灰 色 系 色 の 10 両 編 成 であり その 顔 を 見 ると 初 期 型 の 形 式 のようで 色 をオレンジに 置 き 換 えるとテレビや 雑 誌 でよく 見 た 初 期 型 とそっくりである この 列 車 は 日 本 の 新 幹 線 で 言 えば 100 系 あたりの 時 代 のものではないのだろうか 実 際 に 乗 車 してみ ると 思 ったよりも 車 幅 が 狭 く 天 井 も 低 い これは 在 来 線 に 乗 り 入 れるためにこの ような 車 幅 になったのか それともスピードを 優 先 したためなのかはわからない だが 座 席 のピッチは 日 本 の 新 幹 線 よりも 広 く 感 じられる ジュネーブ 駅 にてフランス 国 鉄 (SNCF)の 超 高 速 列 車 TGV

36 34 ジュネーヴを 発 車 してからのしばらくは 在 来 線 区 間 であり 渓 谷 沿 いに 山 の 中 を 走 るためにカーブも 多 く 速 度 も 日 本 の 在 来 線 の 特 急 と 変 わらない 時 速 70~80km ほどで 走 り 振 動 もやや 大 きく 感 じる このように TGV のような 高 速 列 車 でも 速 度 こそ 出 せないものの 標 準 軌 の 幹 線 であれば 在 来 線 区 間 にも 乗 り 入 れ 可 能 で 日 本 の 在 来 線 と 新 幹 線 のようにレール 幅 や 車 両 のサイズが 異 なる 事 なく 運 用 の 利 便 性 が 非 常 に 高 い やがて 列 車 は 国 境 を 越 え フランス 国 内 にある 専 用 軌 道 に 入 り ここでやっと 自 慢 のスピードを 発 揮 してきた この 列 車 が 通 るパリ ~ リヨン 間 の 南 東 線 は 最 初 に 開 業 し(1981 年 ) フランス の 中 では 一 番 歴 史 のある 路 線 である 車 窓 からは 小 麦 の 収 穫 が 終 わり 畑 には 収 穫 後 に 残 る 茎 の 黄 色 が 目 立 つ ほとんど 勾 配 がない 畑 作 地 帯 を TGV は 突 っ 走 り 最 高 速 度 と 思 われる 場 所 では 日 本 の 新 幹 線 よりも 速 いとの 印 象 を 得 た しかし 最 初 のスイス 国 内 で 在 来 線 を 走 った 時 の 振 動 ( 進 行 方 向 及 び 横 揺 れ)は フランス 国 内 の 専 用 軌 道 を 走 ってもなくなる 事 はなかった このような 振 動 は 日 本 の 新 幹 線 では ほとんど 感 じた 事 がなく 日 本 の 新 幹 線 が 動 力 分 散 方 式 ( 車 両 の 床 下 に 動 力 があ る 方 式 ) なのに 対 し TGV は 動 力 専 用 車 が 先 頭 車 と 最 後 部 からなる 動 力 集 中 方 式 のため このような 振 動 が 伝 わってくるのではないかと 考 えた 走 行 中 途 中 の 少 々 大 きな 通 過 駅 に 差 し 掛 かると 列 車 は 速 度 を 落 としながら 通 過 し 車 窓 からは 併 走 する 在 来 線 の 列 車 や 操 車 場 の 様 子 が 身 近 に 見 られ 私 のような 鉄 道 ファンにとってはとてもありがたい 事 である また 乗 車 中 に 最 も 驚 いた 事 は このような 幹 線 で 昼 間 に 堂 々と 長 距 離 区 間 (20 km 程 度 )の 保 線 工 事 を 行 い そこを 走 る 列 車 は 当 然 の 如 く 徐 行 運 転 (それでも 時 速 60km 程 度 )となった 事 である もしも 日 本 であれば このような 大 規 模 保 線 工 事 は 列 車 の 運 行 に 差 し 支 えのない 深 夜 などに 行 うものであるが ここフランスでは それが 当 てはまらないのである そして この TGV の 停 車 駅 は 驚 いたほど 少 なく ジュネーヴからパリまでの 約 4 時 間 の 間 で 僅 か 2 回 ほどの 停 車 だった 記 憶 がある やがて 大 きな 操 車 場 が 見 え 家 々が 立 ち 並 び 列 車 のスピードが 落 ちて 来 るとパリ

37 35 が 近 い 事 がわかる やがてパリ リヨン 駅 に 到 着 ここは 主 にフランス 南 東 部 にあるリヨン 駅 へ 行 き 来 する 列 車 が 発 着 する 駅 で ヨーロッパでは 一 般 的 な 行 き 止 まり 式 のホームが 最 低 でも 15 番 以 上 あったと 記 憶 する そのホームには 新 旧 の TGV が 並 び 近 郊 列 車 ( 在 来 線 )を 牽 引 する 電 気 機 関 車 ( 通 称 : げんこつ)もその 中 に 混 じっていた このよ うに 高 速 車 両 (TGV)と 在 来 線 車 両 が 同 じホームに 並 んでいる 姿 はヨーロッパの 一 般 的 な 鉄 道 駅 で 見 られる 特 徴 でもあり また そのホームをすっぽり 覆 うドーム 型 の 駅 舎 はいつどこで 見 ても 壮 大 である そしてヨーロッパの 主 要 駅 同 様 乗 客 は 発 車 間 際 までは 自 分 の 乗 る 列 車 の 出 発 ホームがわからず 番 線 案 内 が 表 示 される 電 光 掲 示 板 を 見 続 けている これは 行 き 止 まり 式 の 駅 では 到 着 する 列 車 の 全 てが 折 り 返 し 運 転 となり 列 車 に 遅 れがある 場 合 や 編 成 等 によってどの 番 線 にどの 列 車 を 入 れ るか その 都 度 コントロールしながら 順 次 に 決 められるためで それにより 直 前 に ならなければ 番 線 が 決 まらないのである この 点 ヨーロッパとはいえ スイスの 主 要 駅 では 日 本 の 主 要 駅 同 様 予 め 発 車 番 線 がほぼ 決 定 されており 日 本 人 旅 行 者 にとってはこの 方 がより 親 しみやすいであ ろうと 思 われる それは 同 時 にスイスが 日 本 同 様 ほぼダイヤ 通 りの 運 行 がなされ ている 証 でもある パリ リヨン 駅 構 内 にて パリ リヨン 駅

38 パリで 市 内 観 光 今 回 の 旅 行 では 初 めてとなる パリ 市 内 を 日 本 語 によるガイドが 付 くツアーに 参 加 する 初 めから 大 した 人 数 はいないだろうとは 思 っていたが 案 の 定 その 通 り であった 全 部 で 7 名 のバス(バン)によるツアーで バスの 中 は 人 数 が 少 なく ゆったりとしていてよかったが 私 たち 以 外 の 参 加 者 は 日 本 人 ではなく アメリカ 人 2 名 とオーストラリア 人 2 人 だった これを 見 て 運 転 手 兼 ガイドを 務 める 女 性 は 日 本 語 を 話 さないのでは? と 思 ったが 案 の 定 英 語 によるガイドのみで 申 し 込 んだ 条 件 と 違 うとは 思 ったが もう 後 の 祭 である バスからのパリ 市 内 の 観 光 案 内 は 全 て 英 語 で 行 われ 観 光 名 所 はわかっていても 私 たち 家 族 にはガイドが 説 明 するその 内 容 をあまり 理 解 する 事 ができなかった ちなみに 他 の 参 加 者 たちは 英 語 が 母 国 語 である 事 から ガイドの 内 容 の 理 解 には 全 く 問 題 がなかったと 思 われる だがアメリカのシアトルから 来 た 女 性 が 言 った ガイドの 彼 女 はイタリアなま りの 早 口 英 語 であるから 私 たちにも 聞 き 取 りづらい 所 がある 英 語 に 慣 れていな いあなたたちにとっては 大 変 でしょう と 私 たちにしてみればどっちにしても 聞 き 取 りにくく 英 語 がなまってようと 早 口 であろうとどっちでもよい 話 ではあった やがてバスはパリ 見 学 のハイライトとも 言 える エッフェル 塔 が 目 の 前 にそびえ る 広 場 に 到 着 エッフェル 塔 は 1889 年 の 完 成 というから もう 既 に 120 年 以 上 前 の 建 物 であ る 完 成 から 120 周 年 を 迎 えたこの 塔 は 白 亜 の 凱 旋 門 そして 荘 厳 なノートルダ

39 37 ム 大 聖 堂 と 共 に パリで 訪 れたい 3 大 建 築 スポットと 言 われているが やはり 私 たちにとって 一 番 先 に 訪 れて 見 てみたい 名 所 はエッフェル 塔 であった ちなみに 東 京 タワーは 1964 年 の 完 成 で 既 に 46 年 が 経 過 しているが エッフェル 塔 に 比 べる とまだ 歴 史 が 浅 いタワーである 無 論 このエッフェル 塔 は 完 成 から 120 年 以 上 も 経 過 しているのでメンテナンスは 大 変 だと 思 うが 見 た 目 はそんなに 年 数 が 経 過 している 建 築 物 とは 思 えない ガイドによるとお 色 直 しは 常 に 行 われているとの 事 で 色 はシックな 茶 系 で 鉄 骨 の 組 み 方 も 東 京 タワーと 比 べると 緻 密 な 曲 線 を 描 いて おり 元 々 芸 術 的 な 建 築 物 に 見 えるからではないだろうか タワー 前 の 広 場 ではテ ロ 対 策 にも 厳 重 な 対 策 が 取 られており 迷 彩 服 とベレー 帽 の 身 なりに 機 関 銃 を 装 備 した 数 人 の 軍 人 が 警 戒 し なんとも 物 々しい 光 景 であった このような 警 戒 を 日 本 においては 軍 隊 ( 自 衛 隊 )ではなく 警 察 が 行 うものであろう シャイヨー 宮 から 見 るエッフェル 塔

40 38 またエッフェル 塔 の 高 さは 東 京 タワーよりも 若 干 低 いが パリ 市 内 の 遠 くからで も 見 る 事 ができる 凱 旋 門 もそうであるが これはパリに 立 つ 建 物 の 高 さを 規 制 し ているためであろうと 思 われる 日 本 において 東 京 タワー 周 辺 には 高 いビルが 建 ち タワーの 全 容 を 遠 くから 見 るには 大 変 困 難 である この 辺 りの 考 え 方 もフランスと 日 本 との 大 きな 違 いではないだろうか 展 望 台 に 到 着 後 ツアーコースに 含 まれているフランス 料 理 を 昼 食 として 食 べ る フランス 料 理 は 私 にとってほとんど 馴 染 みのない 料 理 なのではあるが 味 はど うかと 言 えば まあまあ と 答 えるのみである 昼 食 後 エッフェル 塔 の 第 一 展 望 台 からの 眺 めを 楽 しんだが 周 りに 高 い 建 物 がないために 実 に 見 晴 らしがよい や や 遠 くにパリの 歴 史 的 なビル 街 や 凱 旋 門 が 見 渡 せ 眼 下 のシャン ドゥマルス 公 園 には 多 くの 人 々の 往 来 が 見 渡 せる また 別 な 方 向 の 眼 下 にはセーヌ 川 が 流 れ 多 くの 乗 客 を 乗 せたクルーズ 船 がひっきりなしに 往 来 しているが 見 える 恐 らくセー ヌ 川 は 観 光 的 な 面 から 見 ると 世 界 一 多 くの 人 々が 往 来 している 川 ではないだろう か これも 今 日 の 晴 天 のおかげでこのような 絶 景 が 目 の 前 に 広 がっており This is Paris. まさにこれがパリなのである さて いよいよセーヌ 川 クルーズである 発 着 場 はエッフェル 塔 から 大 変 近 く 交 通 の 便 利 な 所 にある パリに 来 たらこのクルーズは 絶 対 見 逃 さないと 決 めていた エッフェル 塔 から 見 た 眼 下 のシャン ドゥマルス 公 園

41 39 ので 船 からの 眺 めがとても 楽 しみなのである クルーズ 船 は 定 員 が 150 名 ほど で 幅 が 広 く 多 くの 橋 を 通 過 するために 高 さの 低 い 形 平 底 型 をしている また こ の 船 のヘッドフォンガイドは 世 界 中 の 主 要 な 言 語 に 対 応 しており さすがパリは 有 名 な 観 光 地 の 一 つ である 事 を 伺 える 私 たちも 日 本 語 のガイドにチャンネルを 合 わせる このような 日 本 語 ガイドによるクルーズのおかげで ここでは 実 にリラッ クスできた このセーヌ 川 の 船 上 から 見 るエッフェル 塔 は 実 に 芸 術 的 で また 優 雅 な 姿 をしており 歴 史 的 建 造 物 が 立 ち 並 ぶこの 川 沿 いを 陸 路 では 短 時 間 で 見 て 廻 る 事 はできないが このセーヌ 川 クルーズでは 約 1 時 間 でそれらを 見 る 事 ができる 大 変 便 利 なクルーズである この 日 のパリは 晴 天 で 風 もなく 温 度 が 最 高 28 度 く らいはあったと 思 われるが クルーズ 船 上 に 吹 くセーヌ 川 を 渡 る 風 は 大 変 心 地 よい ものであった また このクルーズ 船 には 名 所 ガイドの 合 間 に シャンソン が 流 れ やはりここはパリなのだと 改 めて 実 感 できた このツアーは 午 後 3 時 頃 には 終 了 したが まだホテルに 戻 るには 早 いので 今 度 は ルーブル 博 物 館 へと 向 かった 特 別 私 たち 家 族 にとって 絵 画 や 彫 刻 関 係 の 美 術 品 に 興 味 がある 訳 ではなかったが ミロのビーナス と モナリザの 微 笑 み くらいを 見 なければ 芸 術 都 市 のパリに 来 たとは 言 えないと 思 い これらの 作 品 のみ に 限 定 して 見 学 する 事 とした ルーブル 美 術 館 ルーブル 美 術 館 内 にて

42 40 世 界 一 の 芸 術 の 殿 堂 であるこのルーブル 美 術 館 はオルセー 美 術 館 と 共 にパリの 2 大 美 術 館 と 言 われ ここはかつての 王 宮 を 改 装 して 1793 年 に 開 館 した 建 物 内 部 は 大 変 広 く また 超 豪 華 であり 絵 画 や 彫 刻 類 の 展 示 数 は 途 方 もないほどある 絵 画 様 式 にはルネサンス バロック ロココ 印 象 派 等 があるそうで 絵 画 や 彫 刻 に 興 味 ある 人 にとってはたまらなく 魅 力 的 な 場 所 であり まさにここはその 道 の 通 な 人 々にとって 一 生 に 一 度 は 訪 れたい 場 所 であろう 見 物 客 が 相 当 多 いにも 関 わらず 建 物 内 部 が 大 変 広 いおかげで 混 雑 している 様 子 はほとんど 見 られない だが 私 たち 同 様 一 般 的 に 見 物 客 が 見 てみたい 作 品 は 限 られているようで 前 に 述 べた 二 つの 展 示 品 に 集 中 しているようである 無 論 これらの 場 所 には 見 物 客 がデジカメ 片 手 にごった 返 しており その 中 には 自 慢 の 最 高 級 クラスのカメラを 構 え 撮 影 チャン スを 待 っている 人 もいた そう ここの 美 術 館 は 撮 影 可 能 な 美 術 館 なのである 入 場 時 に 中 から 出 て 来 た 観 光 客 を 見 ると 手 や 首 にはデジカメを 携 えていた 人 もいた ので 私 は カメラは OK か? と 入 場 係 の 人 に 訪 ねたら No, problem と 笑 顔 で 言 葉 が 返 ってきた 一 般 的 に 日 本 の 美 術 館 において 作 品 を 撮 影 できる 所 はほとんど ないであろう 世 界 を 代 表 するルーブル 美 術 館 内 で しかもあの 有 名 な モナリザ の 微 笑 み と 並 んで 写 真 を 撮 られるとは 思 ってもみない 事 だった そろそろ 日 本 食 が 恋 しくなったので 夕 食 はホテルを 出 て この 地 区 の 周 辺 にある 日 本 料 理 レストランに 向 かう パリにきて 日 本 食 とは? と 思 うかも 知 れないが や はりお 米 のある 日 本 食 が 恋 しくなり 増 してこの 地 区 には 幸 い 日 本 食 レストランが 数 多 く 集 中 しているので 利 用 しない 手 はないと 思 い 日 本 食 レストランに 行 ってみ る 事 にした 目 当 ての 和 食 レストランに 辿 り 着 くと 店 には 長 い 行 列 ができていて 驚 いた しかし その 行 列 に 並 ぶのも 何 なので そのレストランを 諦 め 今 度 は 寿 司 屋 に 向 かうが そこには 更 に 長 い 行 列 ができていた 確 かに 日 本 人 もその 行 列 の 中 には 若 干 居 たようだが どうも 現 地 のパリっ 子 が 大 部 分 を 占 めていたようで 会 社 帰 りと 思 われる 背 広 姿 の 人 たちも 大 勢 いる 健 康 上 の 理 由 や 物 珍 しさで 日 本 食 ブ ームなのか よく 見 るとこの 人 達 は はし を 使 って 上 手 に 食 べていて 日 常 的 に

43 41 日 本 食 を 食 べているようであった この 日 はご 飯 類 を 諦 め 仕 方 なく 日 本 食 のラーメン 店 に 入 った 結 果 はスープが 温 く 麺 も 伸 び 気 味 で 味 は 到 底 満 足 できるものではなかった そう 欧 米 系 の 人 々 は 風 呂 の 温 度 もそうではあるが どうも 熱 いのが 苦 手 らしく ここでのラーメ ンスープも 同 様 に 温 めで 出 てきたのである 無 論 ここはパリなのでしょうがない と 一 口 食 べて 思 った そう 海 外 でラーメンを 食 べる 時 にはこの 点 を 十 分 考 慮 した 方 がよさそうである また ラーメン 店 の 店 員 はたぶん 韓 国 系 の 人 々と 思 われ ほ とんど 日 本 語 が 話 せず こちらの 好 みも 聞 かないし こちらもフランス 語 や 英 語 で 詳 細 に 話 す 事 ができない もしもこちらの 辿 々しいフランス 語 や 英 語 が 相 手 に 通 じ たとしても 返 事 が 機 関 銃 の 如 く 早 口 で 返 ってくると 思 われるので 当 然 聞 き 取 れ ないはずである それにしても 言 葉 が 通 じないのは 何 とも 辛 く ここでも 英 会 話 の 必 要 性 をつくづく 感 じた クルーズ 船 から 見 るエッフェル 塔

44 パリ 三 越 前 ノルマンディ 世 界 遺 産 モンサンミッシェルへ 今 日 は モンサンミッシェル(ここがどんな 場 所 なのかは 後 述 している) に 日 本 語 ガイド 付 きツアーで 一 日 出 かける パリ 市 内 にある 三 越 前 に 7 時 30 分 の 集 合 との 事 で 私 たちにとって 朝 早 いツアーであった 昨 年 行 ったロンドンでのツア ーもそうであったが やはりここでも 集 合 場 所 は 三 越 前 である このようにヨーロ ッパの 一 部 では 三 越 前 や 現 地 のデパート 前 などのわかりやすい 場 所 が 日 本 人 ツア ー 発 着 の 拠 点 となっている 場 合 がある 昨 日 のパリ 市 内 観 光 ツアーでは 主 に 英 語 によるガイドだったので 今 日 のツアー が 不 安 に 思 えた もしも 今 日 がそうなら 一 大 事 である 今 日 はツアー 時 間 が 約 12 時 間 にも 及 ぶロングツアーであり 英 語 によるガイドだった 場 合 には 紹 介 先 へ 早 急 にクレームをしなければと バスを 待 ちながら 家 族 で 話 していた 予 定 時 間 よりも 少 し 前 にバスが 到 着 し ガイドのフランス 人 女 性 が 降 りて 来 た 瞬 間 昨 日 の 英 語 によるガイドの 一 件 が 頭 を 過 ぎったが 今 日 のガイドは 日 本 語 が 大 変 上 手 であり また 天 気 も 快 晴 である 事 から 大 いにこのツアーに 期 待 が 持 てそうな 予 感 がした 流 暢 な 日 本 語 を 話 すそのガイドの 接 客 の 様 子 を 見 ると 明 らかに 日 本 に 留 学 経 験 のあるガイドだと 想 像 でき また 一 般 的 に 大 柄 なイギリスやドイツの 女 性 とは 違 い 小 柄 でいかにもラテン 系 のフランス 人 らしい 女 性 である 年 齢 は 概 ね? 歳 くらいであろうか やがてバスはパリ 市 内 を 抜 け モンサンミッシェルのあるフランス 北 西 部 のノル

45 43 マンディ 地 方 に 向 かって 郊 外 の 高 速 道 路 を 快 適 に 走 った 車 内 ではガイドの 女 性 が 私 たち 日 本 人 の 乗 客 にとって 最 高 のもてなしをしてくれた それは 目 的 地 までの 途 中 パリの 名 所 や 歴 史 について その 時 代 背 景 と 日 本 の 時 代 背 景 をうまく 平 行 し て 説 明 し 例 えて 言 えば この 建 物 は~ 年 の~ 王 政 の 時 代 に 作 られ それは 日 本 の ~ 時 代 の~ 将 軍 の 時 代 というように 日 本 の 時 代 背 景 も 付 け 加 えながらガイドを してくれた 事 である 私 にとって 西 洋 史 はあまり 興 味 がなかったが 日 本 の 時 代 背 景 も 話 されるとその 時 代 との 比 較 ができ 興 味 を 持 つ 事 ができた このガイドはや がて 日 本 の 歴 史 を 淡 々と 話 し その 知 識 たるは 半 端 じゃないという 事 がその 説 明 に より 一 層 わかってきた 普 通 の 日 本 人 でもあまり 知 らない 日 本 史 をかなり 知 ってい るようで 挙 げ 句 の 果 てには 日 本 の 縄 文 時 代 の 事 まで 話 し 出 したのには 大 変 驚 いた このように 流 暢 な 日 本 語 による 詳 細 な 日 本 の 歴 史 をフランスにて フランス 人 のガ イドから 聞 くとは 全 く 思 ってもみなかった バスは 青 空 の 下 高 速 道 路 をかなりのスピードを 上 げ 西 に 向 かって 軽 快 に 走 る 更 にこのバスを 自 動 車 が 次 々と 追 い 越 す 片 道 3 車 線 の 高 速 道 路 は 日 本 のそれよ りもちろん 広 く その 道 路 脇 も 高 速 道 路 の 幅 と 同 じくらいの 緩 衝 地 帯 が 設 けられ カーブも 少 なく 前 方 が 開 けている それはこの 国 が 日 本 の 国 土 面 積 の 1.4 倍 もあり その 上 この 辺 りはほとんど 山 がなく なだらかな 丘 陵 地 帯 のためだろうと 推 測 でき る パリ 郊 外 からノルマンディ 地 方 に 至 る 車 窓 にはフランスの 豊 かな 農 業 地 帯 が 展 開 する 秋 撒 き 小 麦 の 収 穫 後 の 様 子 や 未 だ 収 穫 をしていないデントコーンなども 見 られ その 他 牧 草 ビートと 共 に 丘 陵 地 帯 には 乳 牛 も 見 られる この 辺 りは 畑 作 地 帯 と 酪 農 の 一 大 混 合 地 帯 を 形 成 しており 中 でも 面 積 の 割 合 が 圧 倒 的 に 多 いよう に 思 われる 農 業 機 械 も 近 代 的 なものを 使 用 している 様 で フランスが 鉄 道 王 国 の みではなく 先 進 的 な 農 業 国 である 事 が 改 めて 実 感 できる やがてバスは 遠 くにモ ンサンミッシェルが 見 え 隠 れする 所 までやってきた また この 辺 りは 冬 に 大 西 洋 から 厳 しい 北 西 風 が 吹 くのであろうと 想 像 できる

46 44 それは 海 岸 に 近 いこの 地 帯 の 畑 は 牧 草 遠 くからでも 見 えてくるモンサンミッシェル のみの 作 付 けであり 村 の 家 々は 石 づく りでがっちりしており なによりも 海 か らの 風 を 遮 るものが 何 もない 事 である つい 先 ほどまで 車 窓 から 見 えていた 農 業 光 景 とはかなり 違 って 見 え このよう な 平 坦 な 風 景 が 続 くのでモンサンミッ シェルはかなり 遠 くからでも 地 平 線 に 見 え 隠 れする そしてバスが 進 むごとに 少 しずつその 建 物 が 大 きく 見 えるようにな る ツアー 客 にとってパリから 4 時 間 半 余 りの 長 旅 で この 辺 りまでやって 来 て このような 光 景 を 目 にすると やれやれもう 少 しで 到 着 だ と 安 堵 する 事 であろう また モンサンミッシェルの 建 物 がずいぶん 前 から 見 えているのになかなか 到 着 しない 所 も バスツアー 客 にとってより 一 層 の 期 待 感 を 与 えているのかも 知 れない やがてバスは 広 大 な 砂 浜 の 駐 車 場 へ 到 着 する 私 にとってのモンサンミッシェルの 予 備 知 識 と 言 えば フランス 西 海 岸 に 浮 かぶ 小 島 にある 修 道 院 で また 世 界 遺 産 に 登 録 され 食 べ 物 はオムレツが 有 名 という 事 くらいである このバスが 止 まる 駐 車 場 は 一 般 車 両 の 駐 車 場 よりも 入 り 口 に 近 く 世 界 中 からやってくるツアー 客 にとっ ては 大 変 便 利 である 事 が 覗 える 駐 車 場 から 見 る 修 道 院 修 道 院 内 の 様 子 修 道 院 までの 細 い 道 に お 土 産 屋 などがひしめく

47 45 ガイドの 説 明 を 聞 きながら 場 内 に 入 ると 今 までわからなかった 事 がだんだんわ かってきた このモンサンミッシェルの 歴 史 は 708 年 までさかのぼり 11 ~ 13 世 紀 の 改 築 増 築 で 現 在 の 姿 になったという かつては 満 潮 時 島 全 体 が 海 に 囲 ま れたが 今 現 在 では 水 没 しない 道 が 造 られたために 場 内 への 往 来 が 可 能 になった という 王 の 門 から 修 道 院 の 入 り 口 まで 続 くメインストリートは 大 変 狭 く 細 い 曲 がりくねった 坂 道 が 続 き そこには 土 産 物 店 等 がひしめき 世 界 中 からの 観 光 客 で 賑 わっている この 光 景 はまさに 日 本 の 金 比 羅 さん の 門 前 町 のお 土 産 店 が 立 ち 並 ぶ 様 に 類 似 しており ここにおいてはフランス 版 の 門 前 町 というべきだろうか レストランに 着 いて 直 ちに 名 物 の オムレツ 料 理 を 食 べる 正 直 言 って 名 物 にうまい 物 なし の 印 象 が 残 った 昼 食 後 に 本 格 的 な 修 道 院 内 の 見 学 が 始 まる 例 により あの 日 本 語 ガイドによる 説 明 なので 大 変 解 りやすいが 私 にとってこのよ うな 建 物 は 世 界 遺 産 であってもほとんど 興 味 が 沸 かず ただの 古 い 石 造 りの 建 物 で あるとの 印 象 が 強 かった だがこのような 場 所 によくもこのような 巨 大 な 建 物 を 造 ったかと 思 うと ここにやって 来 た 価 値 があったと 思 う また 海 を 見 渡 せる 所 から 見 た 遠 浅 の 干 潟 は 大 変 興 味 深 く 見 事 な 引 き 潮 であっ た フランス 北 西 部 に 位 置 する 大 西 洋 のこの 辺 りは 相 当 な 干 満 の 差 があるらしい 遠 浅 の 干 潟 が 望 める

48 46 そう 言 えばテレビ 番 組 ではこのノルマンディの 対 岸 にあたるイングランド 西 海 岸 地 方 の 干 潮 の 様 子 を 見 た 事 があったが 干 潮 時 にはすごく 潮 が 引 いて 漁 船 が 港 で 横 た わっている 様 子 を 思 い 出 した 一 方 モンサンミッシェルへの 交 通 手 段 としてテレビ 番 組 ではパリから TGV に 乗 車 し レンヌからバスに 乗 り 換 える 方 法 を 放 映 していた TGV には 約 2 時 間 乗 車 し 更 にバスに 乗 り 換 えて 約 1 時 間 半 の 行 程 で パリからの 所 用 時 間 は 今 回 のよ うに 全 てバスを 使 った 場 合 と 比 べてもあまり 変 わらない 午 後 3 時 半 頃 に 見 学 を 終 え 私 たち 一 行 はモンサンミッシェルを 後 にした バ スへの 乗 車 前 私 はガイドに 第 二 次 世 界 大 戦 の 中 で 史 上 最 大 の 作 戦 と 言 われた 連 合 軍 の ノルマンディ 上 陸 作 戦 の 場 所 を 尋 ねた ガイドは 後 から 説 明 します と 言 い やがてバスが 出 発 約 30 分 後 にその 事 を 話 してくれた するとさっきまで の 眠 気 がだんだんと 覚 め 私 はガイドの 話 に 聞 き 入 った ガイドによるとその 作 戦 の 上 陸 地 点 はここからは 遠 く 北 西 に 約 170km 離 れた 地 点 であると 説 明 を 受 け そこから 連 合 軍 がどのようなルートを 辿 り 徐 々にドイツ 軍 を 包 囲 し 反 撃 しながら パリの 解 放 まで 至 ったかを ガイドの 彼 女 は 真 実 に 基 づき 淡 々と 説 明 してくれた よくもこのような 内 容 まで 知 っていると 改 めて 感 心 せざるを 得 なかった 今 となってはドイツもフランスも 同 じ EU に 加 盟 する 国 であり 政 治 経 済 文 化 の 点 でも 結 びつきが 強 く またヨーロッパを 代 表 する 国 でもあり 特 に 私 にとっ て 興 味 のある 鉄 道 技 術 に 関 して 言 えば かつての 蒸 気 機 関 車 黄 金 時 代 には 互 いにス ピードを 競 い 合 い 最 近 の 高 速 列 車 においても TGV と ICE は 互 いにそのスピード や 技 術 を 競 い 合 うというライバル 国 同 士 なのである やがてガイドによる 説 明 も 終 わり 再 びバスの 中 で 睡 魔 が 私 を 襲 う うとうとしかけるが バスの 中 という 事 も あり 熟 睡 できるはずがない さて このツアーはとても 快 適 なツアーではあったが この 行 程 の 中 で 問 題 点 が 一 つだけあった それはトイレタイムを 往 路 とも 途 中 1カ 所 しかとらない 事 である すなわち 1 時 間 半 ~ 2 時 間 程 度 はトイレタイムがない 事 を 意 味 している 日 本 に

49 47 おいてのバスツアーの 場 合 一 般 的 に 長 くとも 1 時 間 または 40 分 程 度 に 一 度 は トイレタイムがあるだろう しかしここはフランス トイレタイムの 間 隔 も 長 く またトイレタイムに 立 ち 寄 ったドライブインはトイレの 数 が 非 常 に 少 ない 男 性 用 でも 便 器 が 10 個 ほどしかなく 通 常 ならばこの 数 で 十 分 なのかもしれないが 問 題 はこのモンサンミッシェルへのバスツアーはパリから 数 社 が 運 行 し 同 じような 時 間 帯 と 行 程 で 一 斉 に 出 発 し やはり 同 じように 同 じ 場 所 で 続 々とトイレタイムを 取 るので 数 分 の 時 間 差 はあったとしてもトイレは 毎 回 ラッシュアワーになるので ある 男 性 ならまだいいが 女 性 用 はトイレ 数 が 少 なく 大 変 な 様 子 で 妻 もここは 戦 場 だと 言 っていた このツアーにおいてトイレが 近 い 人 はくれぐれも 水 の 取 りす ぎ 等 に 注 意 すべきである おそらく 日 本 でこのような 状 況 が 起 きれば もっとトイ レの 数 を 増 やし さもなければ 高 速 バスのようにトイレ 付 バスを 運 行 するなどのサ ービスを 行 う 事 だろう やはりここはフランス 日 本 とは 違 う 事 を 肝 に 銘 じたい バスは 夕 方 街 灯 りが 点 き 始 めたパリ 市 内 に 入 る 高 速 道 路 を 降 りると 市 民 の 帰 宅 時 間 なのか 一 般 道 は 車 で 混 雑 している バスの 車 窓 からはエッフェル 塔 が 夕 暮 れのパリの 薄 暗 い 空 にぼんやりと 浮 かんでいた やがてバスは 出 発 地 点 の 三 越 前 に 戻 ってきた 約 12 時 間 近 くの 長 旅 が 無 事 に 終 わり 途 中 交 代 でハンドルを 握 って くれたドライバー 2 名 と 大 変 日 本 語 が 流 暢 だったガイドにお 礼 を 言 ってバスを 後 にし ホテルへ 向 かった

50 ベルサイユ 宮 殿 ~シャンゼリゼ 大 通 り この 日 はまず 日 本 語 による ベルサイユ 宮 殿 半 日 ツアー である 先 に 述 べた ように 昨 日 の 日 本 語 ツアーガイドの 印 象 が 大 変 よかったので 今 日 の 日 本 語 ツアー ガイドも 同 様 期 待 をする 今 回 やってきたガイドは 典 型 的 なさばさばした 感 じのフランス 人 女 性 で 日 本 語 も 結 構 上 手 であった バスは 昨 日 と 同 じ 三 越 前 から 午 前 8 時 30 分 の 出 発 で 昨 日 の 出 発 に 比 べると 1 時 間 ほど 遅 く 時 間 にゆとりがあった ベルサイユ 宮 殿 はパリの 南 西 約 18kmの 所 にあり かつての 国 王 :ルイ 14 世 が 権 力 の 象 徴 として 造 らせたヨーロッパ 最 大 級 の 宮 殿 と 広 大 な 庭 園 が 有 名 であ り 年 間 600 万 人 以 上 の 観 光 客 が 訪 れる 豪 華 絢 爛 な 宮 殿 である 17 世 紀 のフラ ンスで 絶 対 的 な 権 力 を 誇 った 国 王 :ルイ 14 世 が 父 親 の 建 てた 小 さな 館 を 改 築 し 1661 年 から 約 50 年 かけて 建 設 されたものだと 説 明 された 確 かに 豪 華 ではあっ たが 私 たち 家 族 はあまり 感 動 を 得 る 事 ができなかった それは 昨 年 の 3 月 にオ ーストリア ウィーンにて シェーンブルン 宮 殿 を 訪 れ その 時 既 にこのような 豪 華 絢 爛 な 装 飾 を 見 ていたので ここでは 大 きな 感 動 がなかったのが 正 直 な 感 想 で ある やはり 初 めて 見 た 豪 華 絢 爛 な 宮 殿 の 印 象 の 方 が 強 かったのである しかし 歴 史 的 にはベルサイユ 宮 殿 の 方 が 古 く その 建 物 の 規 模 豪 華 絢 爛 さにおいてもベル サイユ 宮 殿 の 方 がシェーンブルン 宮 殿 に 勝 っている 事 と 思 いがちだが 私 たち 家 族 にとっては 同 じマリー アントワネットが 過 ごしたハプスブルク 家 のシェーンブ

51 49 ルン 宮 殿 の 方 により 大 きなインパクトを 持 っていたのである 無 論 どちらも 当 時 の 王 の 絶 対 的 な 権 力 をもとに 豪 華 絢 爛 でありったけの 贅 沢 を 尽 くした 当 時 の 王 の 生 活 を 物 語 るものであり このような 時 代 背 景 に 対 して 今 の 市 民 感 覚 からすると 誰 もが 考 えられないほどの 大 きなズレを 感 じる 事 であろう ちなみにここのベルサイユ 宮 殿 では 内 部 の 撮 影 が 可 能 であったのに 対 して シェ ーンブルン 宮 殿 では 内 部 の 撮 影 が 不 可 だったので ルーブル 美 術 館 同 様 観 光 客 に 対 するフランスの 寛 大 さには 大 変 驚 かざるを 得 ない 午 前 中 にベルサイユ 宮 殿 ツアーが 終 了 したので 午 後 からはシャンゼリゼ 大 通 り を 歩 く 事 とした 凱 旋 門 とコンコルド 広 場 を 結 ぶ 2kmほどのシャンゼリゼ 大 通 りは パリの 目 抜 き 通 り シャンゼリゼの 名 は 小 さい 頃 から おぉ シャンゼリゼ~ や マ ロニエの 散 歩 道 のような 曲 で 知 ってはいたが 今 自 分 がそこに 立 っている 事 に 対 して 何 か 妙 な 感 じがした この 通 りは 車 幅 と 歩 道 が 十 分 に 広 いが 何 と 言 って も 両 側 のマロニエの 並 木 道 が 車 幅 と 同 じくらいに 広 く ガイドブックによると 世 界 で 最 も 美 しい 通 りの 一 つ と 言 われているそうだ この 通 りには 世 界 的 なブラン ドのルイ ヴィトンの 本 店 をはじめ 人 気 ショップやカフェが 並 んでいる ブラン ド 好 きな 人 たちにとってここはまさにパラダイスなのであろうが 私 にとってはま さに 猫 に 小 判 なのである さて この 通 りを 歩 いて 気 がついた 事 は 公 共 のトイレがどこにも 見 あたらない 事 である さてどうする? 買 いもしないのにブランドショップに 気 軽 に 入 ってトイ レを 拝 借 する 訳 にもいかない やがてこの 通 りにある 自 動 車 メーカー Renault / ルノー の 店 構 えが 見 えたので 車 を 見 てみるついでに いや トイレを 借 りるつ いでに 車 を 見 てみようと 店 内 に 入 った 中 には 一 人 用 の 電 気 自 動 車 が 真 ん 中 に 鎮 座 し 別 な 場 所 には NISSAN ブランドの 自 動 車 もある そう ここはカルロス ゴー ン 社 長 で 有 名 な NISSAN Renault の 展 示 会 場 なのだ 様 子 を 見 ると 現 地 のパリッ 子 も 気 楽 にトイレに 立 ち 寄 り むしろ 社 交 場 的 な 面 も 有 していて 日 本 人 の 遠 慮 が ちなトイレの 間 借 りとはずいぶん 違 うと 感 じた 逆 に 言 えば 近 くに 公 共 のトイレ

52 50 ベルサイユ宮殿 ベルサイユ宮殿内にある 鏡の回廊

53 51 凱 旋 門 コンコルド 広 場 から 見 る シャンゼリゼ 大 通 りと 凱 旋 門

54 52 がないのでここで 一 般 市 民 に 利 用 してもらい その 後 ゆったりとした 気 持 ちで 最 新 型 の 車 を 見 てもらおうとする 会 社 側 の 戦 略 とも 取 れる またトイレは 大 変 豪 華 であ り シャンゼリゼ 大 通 りに 相 応 しく 清 潔 感 が 漂 っていた この 散 歩 道 は 往 復 約 4kmあり 散 歩 するにはちょうどよい 疲 れた 時 には 通 り 沿 いのカフェで 休 憩 し 妻 はコーヒ 好 きという 事 もあってか 味 的 にも 雰 囲 気 的 にもよ かったらしいが 私 は 紅 茶 を 飲 んだ 味 の 方 はあまり 覚 えていないが 悪 くはなかっ たと 思 う またこのカフェに 出 入 りする 客 の 中 にはブランドの 品 々を 身 につけて 入 ってくる 人 が 多 いと 妻 は 言 う しかし 私 には 何 がブランド 品 なのかそうではない のかがわからない どうも 今 までの 職 業 柄 田 や 畑 を 長 靴 で 歩 いた 経 験 が 多 く ブ ランド 品 には 従 来 から 無 縁 であり このような 通 りを 歩 くのは 自 分 にとって 場 違 い な 事 であった せっかくこの 通 りに 来 たのだから 凱 旋 門 まで 行 き その 下 にある 地 下 道 を 通 り 抜 け 間 近 に 仰 いでみる 事 とする この 凱 旋 門 は 1806 年 にナポレオンが 戦 いの 勝 利 を 記 念 し 建 設 したもので 大 変 大 きな 建 物 であり 屋 上 の 展 望 台 まで 登 る 事 もできる 無 論 天 気 もよく 眺 めもよいだろうと 思 い 展 望 台 まで 登 りたい 気 持 ちは 多 少 あっ たが 身 障 者 以 外 はエレベーターを 使 う 事 ができず 階 段 を 登 らなければならない という 事 と ここまで 街 歩 きをして 来 て 疲 れていたという 事 もあり 展 望 台 へ 登 る のをやめる 事 とした さて 当 初 今 回 の 旅 ではフランスへ 来 る 予 定 がなく スイスのみの 旅 行 と 考 えて いたのだが スイスからフランスへは 鉄 道 で 気 軽 に 入 れるにも 関 わらずに 花 の 都 パ リへ 行 かない 手 はなく 増 しては 世 界 遺 産 のモンサンミッシェルが 何 度 もテレビ 番 組 で 紹 介 されていたのもあって この 際 ついでに 訪 れてみようと 思 い 息 子 にフラ ンスの 旅 を 含 めての 予 定 をもう 一 度 見 直 してもらう 事 にした フランスでの 滞 在 は 僅 か 4 泊 5 日 のショートな 旅 ではあったが 全 て 快 晴 に 恵 まれ パリの 素 顔 や 世 界 遺 産 の 一 面 を 見 る 事 ができ 結 果 的 に 満 足 のいける 旅 であった 明 日 はいよいよ フランスを 離 れ 再 びスイスに 入 り また 鉄 道 の 旅 が 続 く

55 パリ~ツェルマット 今 日 はパリ 東 駅 を TGV で 発 ち 途 中 で ICE IR( 急 行 )などに 乗 り 換 え スイス ツェルマットまでの 約 8 時 間 にわたる 列 車 の 旅 である 今 日 もたっぷり フラン スとスイスの 景 色 が 車 窓 から 満 喫 できると 思 われるので 大 いに 期 待 する なぜな ら 天 気 がよく 車 窓 からの 景 色 を 楽 しむには 最 も 条 件 のよい 状 態 だからである 5 日 前 スイスからパリへ 来 た 時 にはジュネーヴからフランスの 南 側 を 通 って 来 たが 今 度 はパリ 東 駅 から 出 発 して 一 度 東 へ 向 かい スイスには 北 側 から 入 る 事 と なる 駅 には 出 発 時 間 よりも 早 めに 到 着 し 私 は 駅 構 内 で TGV が 止 まっているホ ームの 様 子 などをビデオカメラで 撮 影 した TGV が 初 めて 走 り 始 めてから 既 に 30 年 以 上 は 経 過 しているであろうか その 形 式 も 日 本 の 新 幹 線 がそうであるように 変 化 に 富 んできている 2 階 建 て 車 両 の 出 現 や 車 両 の 色 も 当 初 のオレンジ 色 から 灰 色 系 や 白 色 そしてブルー 系 が 混 じるなどカラフルなものになってきている それにしても 私 たちの 乗 る 列 車 の 発 車 番 線 が 未 だに 決 まらな い 相 変 わらず 電 光 掲 示 板 と 睨 めっこ 発 車 20 分 ほど 前 にやっ と 発 車 番 線 が 決 まった これは 左 が 初 期 型 右 が 後 期 型 のTGV パリ 東 駅 にて

56 54 まさにスイス 以 外 の 西 ヨーロッパ 諸 国 の 主 要 駅 での 当 たり 前 な 光 景 である 早 速 指 定 席 のある 客 車 へ 向 かう ホームを 歩 きながら 見 てみると なんとこの TGV は 10 両 編 成 2 すなわち 20 両 の 長 大 編 成 である 日 本 の 新 幹 線 では 16 ~ 17 両 編 成 が 最 大 であり それでも 長 いとは 思 っていたが それよりも 有 に 長 い 編 成 である このような 長 大 編 成 が 時 速 300kmほどでフランス 東 部 の 平 野 を 突 っ 走 るのかと 思 うと 本 当 に 信 じられない 気 持 ちになった ここで 私 たちは 指 定 席 を 探 せず 迷 った 確 かに 客 車 番 号 は 合 っているのに 指 定 席 の 番 号 が 見 当 たらない 日 本 では 指 定 席 は 入 り 口 からきちんと 番 号 順 に 並 んでいる のが 当 たり 前 だが ここでは 100 番 代 の 席 がいきなり 入 り 口 の 次 に 表 示 されてい たり その 次 は 30 番 台 だったりと 席 順 が 全 くランダムなのである このような 事 情 により 私 たちの 番 号 の 13 番 代 をなかなか 探 す 事 ができなかったのである やはりここはフランスなのである 座 席 に 着 くと 5 分 ほどで 発 車 のベルも 案 内 もな く TGV は 静 かに 動 き 出 し しばらくはパリ 市 郊 外 を 東 へ 向 かってのんびりと 走 る まだここは 在 来 線 区 間 なのである 私 たちは 先 頭 車 から 5 両 目 の 車 両 に 乗 ったため カーブになると 先 頭 車 から 続 く 車 両 も 見 え 更 に 後 ろには 15 両 ほどの 車 両 が 見 渡 せる パリ 東 駅 を 出 てしばらく は 100kmほどのスピードで 郊 外 の 住 宅 地 帯 を 走 る 珍 しい 光 景 と 言 えば 高 速 列 車 の TGV と 在 来 線 の 貨 物 列 車 が 上 下 線 で 当 たり 前 のようにすれ 違 うというのは 日 本 にはない 事 である さて 今 回 の 列 車 の 乗 り 心 地 はどうであろうか 無 論 車 両 の 新 旧 の 違 いや 線 路 の 状 態 で 乗 り 心 地 が 変 わってくるものである やがて 列 車 が 走 り 始 めてから 1 時 間 ほどが 過 ぎ 農 村 地 帯 に 差 し 掛 かると 在 来 線 を 離 れ 持 ち 前 のスピードを 出 す 事 の できる 新 線 に 入 る さすが 世 界 トップクラスのスピードだと 感 じる スピードメー ターが 客 車 内 に 表 示 されていないので 感 覚 的 なものだが 300km 以 上 は 有 に 出 てい ると 感 じた この TGV は 5 日 前 にパリへ 来 た 時 に 乗 車 した 形 式 よりも 明 らかに 新 しい 形 式 で

57 55 あったので それと 比 べ 乗 り 心 地 が 大 いに 気 になった 確 かに 新 線 区 間 では 気 にな るほどの 揺 れもなく シートピッチも 同 様 に 新 幹 線 よりは 広 く 非 常 に 快 適 な 乗 り 心 地 ではあったが 強 いて 言 わせてもらえば 前 述 の TGV でもそう 感 じたが どう も 進 行 方 向 に 対 する 前 後 の 微 動 が 気 になる やはり 動 力 分 散 方 式 の 関 係 なのか と 疑 わざるを 得 ない 列 車 は 広 大 な 農 業 地 帯 を 東 へ 進 む カーブも 少 なく 日 本 の 新 幹 線 のような 大 き なカント(カーブ 区 間 での 傾 き)もあまり 感 じられず 線 路 条 件 がよいとの 印 象 を 受 けた 車 窓 から 見 る 東 フランスの 農 業 地 帯 の 光 景 は 北 フランスの 様 子 とあまり 変 わりがなく 平 野 となだらかな 丘 陵 からなる 一 大 畑 作 地 帯 を 成 しており この 辺 りでも 特 に 目 立 つのは 小 麦 の 収 穫 が 既 に 終 わっている 光 景 である しかしここでは 牧 草 がほとんど 見 られず 畑 作 専 用 地 帯 の 傾 向 がより 強 い 印 象 を 受 けた 列 車 がスイスに 近 づくと 山 岳 地 帯 に 入 り 渓 谷 沿 いに 列 車 は 走 る 在 来 線 区 間 を 走 るためカーブも 多 く スピードは 極 端 に 落 ち 時 速 は 80kmほどであろうか TGV がこのように 渓 谷 沿 いをゆっくりくねくねと 走 る 姿 もまた よいものだと 思 う 車 窓 からは 緑 豊 かな 広 葉 樹 が 目 に 多 く 入 り すばらしい 渓 谷 沿 いを 列 車 がカーブを 描 いて 走 る 姿 から 紅 葉 の 時 期 はすばらしい 鉄 道 写 真 が 撮 れるだろうと 思 った やがて 列 車 はフランスからスイスへ 入 り バーゼルに 到 着 する ここで TGV と は 別 れ 今 度 はスイスにも 乗 り 入 れているドイツが 誇 る 高 速 列 車 ICE に 乗 り 換 える ICE は 昨 年 の 旅 行 の 際 にドイツ 国 内 で 乗 車 した 事 があったので 少 々 懐 かしく 思 え た 特 別 個 性 がある 訳 ではないが 私 はこの 列 車 の 顔 も 好 きである 乗 り 込 んだ ICE は 3 世 代 のもので 動 力 は 電 車 方 式 の 動 力 分 散 方 式 であり TGV のような 高 速 走 行 時 の 進 行 方 向 に 対 する 微 動 がほとんど 感 じられなかった 今 回 乗 った 座 席 はコンパートメント 方 式 の 座 席 で 一 般 的 な 4 人 用 座 席 の 雰 囲 気 では なく 寝 台 列 車 使 用 後 の 座 席 にいるような 感 じがする 座 席 だった 座 席 スペースは 4 人 が 向 かい 合 い 計 8 人 が 座 っても 十 分 余 裕 が 感 じられた また 大 きな 荷 物 を 収 納 できる 棚 もあり やはり 在 来 線 の 座 席 に 比 べると 座 り 心 地 や 利 便 性 が 格 段 に 違 う

58 56 ものである 家 族 や 団 体 で 乗 るにはこれもまたよいし このような 座 席 で 高 速 気 分 を 味 わうのも 同 様 によいものである すっかりリラックスしながら ICE の 旅 をベルンで 終 え 今 度 は 2 階 建 ての 近 代 型 客 車 IC2000 型 に 乗 り 換 えた その 後 列 車 はシュピーツ 駅 を 出 ると 大 きなループ を 描 きながら 徐 々に 高 度 を 上 げて 行 き やがて 14.6km のレッチベルク トンネル に 入 る トンネルを 出 ると 今 度 は 一 気 に 下 り 始 め 車 窓 からはアルプスの 山 々が 見 え ここでもスイスの 鉄 道 の 醍 醐 味 を 実 感 できた フィスプで 2 階 建 て 客 車 を 降 り ここ からは 狭 軌 軌 間 のマッターホルン ゴッ タルド 鉄 道 (MGB)に 乗 り 換 える やは り 今 までの 標 準 軌 間 の 客 車 に 比 べると 若 干 狭 く 一 両 あたりの 客 車 の 長 さも 短 い しかし 電 気 機 関 車 は 何 ともカラフルな 赤 色 で 客 車 の 赤 と 共 に 緑 の 山 肌 に 映 えそ うな 色 であり パワフルな 顔 つきをして マッターホルン ゴッタルド 鉄 道 いる ちなみにこの 列 車 は 更 に 一 つ 奥 のブリー クが 始 発 で ここフィスプに 停 車 後 南 のツェルマットを 目 指 す フィスプから 南 下 するとやがて 氷 河 の 雪 解 け 水 によって 削 られた 断 崖 絶 壁 に 沿 ってゆっくり 蛇 行 を 繰 り 返 す 特 に 急 勾 配 区 間 におけるラックを 噛 みながら 車 輪 を 軋 ませ 登 る 様 子 は 圧 巻 である スピードは 僅 かに 20km 程 度 であろうか 更 に 渓 谷 が 深 くなり 列 車 は 数 多 くの 目 も 眩 むような 高 さの 鉄 橋 を 通 過 して 行 く スイス 人 はよくもこのような 場 所 に 鉄 道 を 敷 く 事 を 考 えたものだと つくづく 感 心 せざるを 得 ない 逆 に 言 えばスイスの 鉄 道 技 術 は 急 勾 配 を 克 服 するために 歯 車 を ラックに 噛 ませる 方 式 を 用 いて 大 量 輸 送 を 可 能 とし すばらしい 山 岳 風 景 を 数 々の 観 光 客 が 手 軽 に 見 られるようにした 訳 で その 鉄 道 技 術 のすばらしさは 敬 服 に 値 す

59 57 ツェルマット 駅 にて るものである やがて 先 ほどまで 見 えた 深 い 渓 谷 は 車 窓 から 消 え 列 車 は 平 坦 地 を 走 り 街 並 が 見 え 始 めた 頃 にツェルマットのひとつ 手 前 のテッシュ 駅 に 到 着 した ここには 大 き な 駐 車 場 があり これはここから 先 のツェルマットへの 排 気 ガスを 出 す 自 動 車 の 乗 り 入 れ 禁 止 に 対 応 するための 駐 車 場 なのである 自 動 車 ( 自 家 用 車 及 び バ ス)で 来 た 人 々はまず この 大 きな 駐 車 場 に 車 を 停 めて 駅 からシャトル 電 車 に 乗 り 換 えてツェルマットへ 行 く 事 になっている つまりツェルマットは 徹 底 して 自 然 環 境 保 護 に 努 めている 街 なのである 終 点 ツェルマット 駅 に 着 いたのは 午 後 6 時 頃 重 い 手 荷 物 を 持 っていたので まずはホテルに 直 行 する 偶 然 にもそのホテルの 最 上 階 の 部 屋 からは 7 合 目 以 上 のマッターホルンを 見 る 事 ができ ホテルの 部 屋 に 居 ながらにして 絶 景 を 眺 められ たので よくぞこのような 部 屋 を 予 約 したものだと 妻 と 共 に 息 子 に 礼 を 言 った まだ 外 は 明 るく 時 間 もあったので 私 たちはホテルに 荷 物 を 置 いた 後 夕 食 を 兼 ねてホテルを 出 て この 街 の 一 角 から マッターホルンを 最 もよく 見 渡 せるという 場 所 へ 向 かった 道 の 途 中 には 黒 いカラマツ 材 で 造 られた 高 床 式 の 穀 物 倉 庫 があ り その 倉 庫 にはネズミが 登 れないよう 細 工 された ネズミ 返 し( 円 盤 状 の 石 ) を 挟 んだ 珍 しい 造 りになっている 倉 庫 があった さて この 街 からマッターホルン が 一 番 よく 見 渡 せるという 場 所 から 見 たその 姿 は 壮 大 で まさに 山 頂 が 天 に 向 かっ て 突 き 刺 さっているようであった ここで 一 言 This is Switzerland

60 58 この 街 はマッターホルンの 麓 にあり 標 高 が 北 海 道 の 羊 蹄 山 よりもやや 低 い 1,620m の 位 置 にある 事 には 驚 きであり また 前 述 通 り 排 気 ガスを 出 す 自 動 車 の 乗 り 入 れを 禁 止 しており 乗 り 物 と 言 えば 電 気 自 動 車 か 馬 車 または 自 転 車 などが 立 派 な 交 通 手 段 である したがって 街 のメインストリートは 車 のエンジン 音 もなく 静 かで 歩 行 者 天 国 のような 光 景 である また 道 路 幅 もやや 広 く 谷 に 沿 って 若 干 坂 道 になっているメインストリートの 両 側 にはショーウィンドウが 立 ち 並 び 時 計 やナイフといったスイスならではのショップも 多 く 他 にはスイス 料 理 のレストラ ンやホテル 等 も 並 び 片 道 30 分 ほどあれば 十 分 に 散 策 が 楽 しめる 事 から 私 にと ってうってつけな 規 模 の 街 である ここでの 夕 食 はマッターホルンの 絶 景 を 初 めて 見 たその 祝 いに スイス 名 物 のチ ーズ 料 理 を 食 べた 私 はその 料 理 が 特 別 口 に 合 った 訳 ではないが レストランの 中 は 観 光 客 がいっぱいで ワイングラスを 傾 けながらわいわいがやがやしており ま た そのレストラン 内 部 も 山 小 屋 風 の 雰 囲 気 を 醸 し 出 していて それらの 雰 囲 気 で まずまずの 満 足 感 を 味 わえた 明 日 はいよいよスイスにおけるハイライト 中 のハイライトでもある マッターホ ルンを 眺 める 事 ができる 登 山 鉄 道 に 乗 る 予 定 である 無 論 天 気 が 快 晴 であって 欲 しいが テレビの 天 気 予 報 では 今 のところ 大 丈 夫 のようだ 街 から 見 上 げる マッターホルン ツェルマットの 街 の 様 子

61 マッターホルン この 日 は 朝 4 時 過 ぎに 目 が 覚 めた まだ 真 っ 暗 な 部 屋 からはマッターホルンの 姿 が 全 く 見 えない やがて 空 が 少 し 明 けてくると 徐 々に 空 に 突 き 出 したマッター ホルンの 姿 が 見 えてきた 雲 一 つない 快 晴 だ この 調 子 ならこの 山 の 絶 景 を 見 る 事 ができると 確 信 し 始 発 の 登 山 電 車 に 乗 る 事 にした それは 時 間 が 経 つと 風 や 雲 が 出 てくるだろうと 想 定 したからである 早 速 にホテルでの 朝 食 を 済 ませ 始 発 電 車 に 乗 るために 駅 へと 向 かう この 登 山 電 車 は 1898 年 に 開 通 したゴルナーグラード モンテローザ 鉄 道 (GGB) の 2 両 編 成 2 の 4 両 編 成 の 電 車 で 昨 日 のツェルマット 駅 の 向 かい 側 にある 建 物 から 出 発 する 電 車 は 出 発 するとすぐに 急 勾 配 に 差 し 掛 かり ラックを 噛 みなが ら 登 り 始 める やがてツェルマットの 街 並 みが 眼 下 に 遠 ざかって 見 えてくる 前 方 の 視 界 が 開 けると 青 空 の 中 に 周 辺 のアルプスの 山 々が 見 え まるでジェット 機 が 離 陸 するような 雰 囲 気 を 感 じた 再 びなぜこんな 所 に 鉄 道 を 敷 設 したのかと 考 えさせ られる 間 もなく 正 面 の 空 に 標 高 4,478m のマッターホルンが 飛 び 込 んでくると その 訳 がわかる この 登 山 鉄 道 のおかげで 登 山 経 験 が 全 くない 私 たちでもこのような 絶 景 が 手 軽 に 見 られるのだ このすばらしい 自 然 の 絶 景 を 世 界 中 の 観 光 客 が 簡 単 に 見 ら れる 手 段 として この 国 では 登 山 鉄 道 を 既 に 100 年 以 上 も 前 に 考 えて 実 用 化 して いるのだから この 現 実 に 脱 帽 せざるを 得 ない

62 60 朝 日 に 染 まるマッターホルン ゴルナーグラード モンテローザ 鉄 道 さて 今 のところ 雲 がマッターホルンに 全 く 掛 かってないので 目 的 の 場 所 から すばらしい 写 真 が 撮 れるものだと 願 う その 目 的 の 場 所 とはマッターホルンを 湖 越 しに 見 る 事 ができ 風 がなければその 湖 に 逆 さホルンが 映 る 場 所 である それは 毎 日 私 のパソコンを 開 くとデスクトップの 画 面 に 最 初 に 現 れる 風 景 なのである 従 って 何 が 何 でもこの 場 所 を 訪 れたいと 思 い できれば 小 波 さえも 全 くない 青 空 に 浮 かぶ 逆 さマッターホルンの 姿 を 期 待 していた 山 頂 駅 で 記 念 の 写 真 を 撮 り 終 え 天 気 のよいうちに 次 の 電 車 で 一 つ 下 の 駅 (2,815m)まで 下 山 し 駅 から 20 分 ほど 歩 いて 山 裾 を 降 り その 目 的 の 湖 ( 実 は リッフェル 湖 という 立 派 な 名 である)に 向 かう その 湖 を 見 てみると 幸 いまだ 時 間 が 早 いおかげで 一 人 のカメラマンらしき 人 が 居 ただけだった これはチャンスと 思 い すぐにその 場 所 に 向 かった それは さもなければ 後 からやって 来 た 日 本 人 のおばちゃんたち 御 一 行 と 八 合 いになり 撮 影 するにも 自 由 ではなくなると 思 い 急 いで 斜 面 を 降 りた 雲 一 つない 快 晴 な 空 に 壮 大 なマッターホルン そしてその 周 辺 の 山 々が 目 の 前 に 鎮 座 し 願 っていたように 全 く 無 風 だった 事 もあり 湖 に 逆 さ マッターホルンが 鮮 明 に 写 っていた 私 が 毎 日 見 ていたパソコンのデスクトップの 画 面 でも 快 晴 時 のすばらしいマッタ ーホルンが 写 っていたが 今 私 たちの 目 の 前 に 映 るこの 光 景 は 本 物 の 光 景 であり また 水 面 に 波 が 一 つもなく 逆 さマッターホルンが 鮮 明 に 現 れている これはまさ

63 61 リッフェル 湖 から 見 たマッターホルン に 千 載 一 遇 である やはり 始 発 電 車 に 乗 ったのが 大 正 解 であった ちなみに 以 前 ニュージーランドで 湖 越 しに 鮮 やかな 逆 さマウントクックを 撮 影 した 時 にも 全 くの 無 風 で その 時 の 思 い 出 をここで 重 ねた 大 満 足 の 撮 影 も 無 事 に 終 え 日 本 人 のおばちゃんたち 御 一 行 とも 八 合 いにならず に 再 び 登 山 鉄 道 に 乗 り 麓 のツェルマット 駅 まで 戻 った 後 昼 食 は 街 の 中 にある 日 本 食 レストラン 妙 高 で 食 べ ホテルで 一 息 した 後 午 後 からの 絶 景 撮 影 を 続 けた 午 後 からはマッターホルンのもう 一 つの 絶 景 ポイント スネガ パラダイスへ 今 度 はケーブルカーで 向 かう ケーブルカーは 山 の 中 をトンネルでくり 貫 いている ので 麓 の 駅 から 頂 上 の 駅 までは 景 色 が 全 く 見 えない 出 発 して 約 3 分 で 2,288m の 山 頂 駅 へ 到 着 駅 から 外 に 出 ると 目 の 前 の 視 界 が 突 然 開 け マッターホルンが 堂 々とした 姿 で 青 空 に 映 えている ただ 午 前 中 に 見 たあの 場 所 よりはマッターホルンからの 距 離 が 少 々 離 れており しかも 標 高 が 1,400m 程 度 低 く 見 る 角 度 はほぼ 同 じであって

64 62 スネガ パラダイス 駅 壮 大 な 風 景 の 中 の 登 山 列 車 ( 右 側 中 央 ) も 若 干 マッターホルンが 小 さく 見 える しかし 何 と 言 ってもここからは 午 前 中 乗 車 した 橙 色 の 4 両 編 成 の 登 山 電 車 が 遠 く 急 勾 配 を 緑 一 色 の 山 肌 に 沿 ってゆっく り 登 って 行 く 姿 が 見 え その 右 手 にはマッターホルンが 青 空 に 向 かって 天 を 突 く 姿 も 見 え それらは 間 違 いなくスイスを 代 表 する 光 景 であり 旅 番 組 でも 常 に 紹 介 さ れる 登 山 鉄 道 撮 影 の 絶 景 ポイントでもあるのだ 午 後 になりマッターホルンの 山 頂 には 若 干 雲 が 掛 かり それはそれで 絵 にはなる が 若 干 の 風 も 出 て 来 た 恐 らく 午 前 中 に 湖 から 見 た あの 逆 さマッターホルン の 完 璧 な 姿 はもう 望 めないであろう 山 頂 駅 周 辺 でマッターホルンを 仰 ぎながら 2 時 間 ほどの 散 策 を 終 え 夕 方 ケーブルカーで 山 頂 を 降 りた 一 度 ホテルで 休 んでから 夕 食 を 食 べに 出 て あるレストランに 入 ってみたが 屋 内 の 席 は 満 席 だという そこの 支 配 人 にテラスでの 食 事 を 勧 められたが 馬 車 や 人 々 が 行 き 交 う 道 路 横 での 飲 食 にはどうも 抵 抗 感 があり また 夜 になって 肌 寒 くなって きたので あまり 気 が 進 まなかった だがこの 街 の 滞 在 は 今 日 が 最 後 という 事 もあ り 勧 められるがままテラスで 夕 食 を 摂 る 事 にした 席 に 着 くとびっくり 斜 め 頭 上 にはヒーターがあり やんわりと 暖 かさが 伝 わってきた なるほど このような 設 備 がある 場 所 なら 衛 生 的 な 点 は 別 としても コートを 着 ながら 冬 でも 食 事 ができ る 訳 だと 認 識 を 新 たにした ツェルマットの 最 後 の 夜 はスイス 料 理 を 楽 しむ 事 とし ホテルに 戻 った 後 明 日 の 旅 に 備 え 就 寝 した

65 ツェルマット~サン モリッツ 今 日 も 天 気 がよい この 晴 天 が 今 日 の 列 車 の 旅 を 祝 福 しているようだ なぜなら 今 日 はツェルマットからサン モリッツまで 西 から 東 へ 約 8 時 間 かけて 横 断 す る 氷 河 急 行 による 列 車 の 旅 だからである 鉄 道 好 きにとって この 氷 河 急 行 の 旅 は 憧 れに 違 いない 鉄 道 関 係 の 雑 誌 によると この 列 車 は 世 界 の 乗 ってみたい 列 車 ランキング の 中 でも 常 に 上 位 ランクに 入 っている 列 車 なのである ここで 氷 河 急 行 について 少 し 述 べてみたい スイスでの 列 車 の 旅 の 人 気 4 大 急 行 は 氷 河 急 行 ベルニナ 急 行 ゴールデンパス ライン そして ウイリアム テル 急 行 であり 今 回 の 旅 ではウイリアム テル 急 行 を 除 く3 急 行 に 乗 車 する この 氷 河 急 行 は4 大 急 行 の 中 でも 最 も 長 距 離 を 走 る 列 車 であり スイス 南 部 を 東 西 に 走 るその 列 車 の 車 窓 からの 絶 景 と 車 内 の 食 事 も 定 評 のある 列 車 である 列 車 は 発 車 の 少 し 前 にツェルマット 駅 に 入 線 するので 私 は 例 の 如 くその 様 子 を 撮 影 した ちなみに 氷 河 急 行 は 赤 を 基 調 としたカラフルな 客 車 が 多 く 牽 引 する 電 気 機 関 車 も 赤 色 に 塗 られた 斬 新 なデザインをしており そのスタイルもまさに 世 界 を 代 表 する 列 車 に 相 応 しいものである ツェルマット 駅 を 出 発 する 氷 河 急 行 車 内 の 様 子 (2 等 車 )

66 64 朝 10 時 過 ぎの 氷 河 急 行 でツェルマットを 後 にした この 列 車 が 走 る 高 低 差 を 見 ると 1,620m のツェルマットから 671m のブリークまでは 約 1,000m も 下 り そ のブリークから 1,433m のアンデルマットまではまた 登 り そこから 更 にオーバー アルプパスヘーエの 最 高 地 点 2,033m まで 一 気 に 登 り その 後 604m のライヒェ ナウまで 下 り 更 に 1,775m にあるサン モリッツまで 登 って 行 くという この 距 離 を 短 縮 すれば まるでジェットコースターのように 登 り 下 りを 繰 り 返 す 路 線 なの である 途 中 のブリークまでは 数 日 前 に 一 度 通 っている 路 線 なので 撮 影 はほとんど 行 わず のんびりと 車 窓 を 楽 しんだ この 旅 の 圧 巻 はブリークを 過 ぎてからである 比 較 的 大 きなU 字 谷 沿 いに 列 車 は 走 り 車 窓 からは 緑 一 色 の 中 に 小 さな 村 々 遠 くには 牧 場 が 見 え 家 々が 散 在 し 晴 天 の 中 スイスの 牧 歌 的 な 雰 囲 気 の 中 を 列 車 はゆっくりと 走 る そう 急 行 とは 名 ばかりで この 辺 りの 速 度 は 平 均 30kmほどであり 車 輪 を 軋 ませながら 山 肌 を 縫 うようにゆっくりと 走 るため ここでは TGV や ICE のような 高 速 列 車 とは 全 く 違 う 世 界 だと 実 感 する また 急 行 扱 い の 列 車 なので 各 駅 に 停 車 せず 例 え 小 さ な 駅 での 停 車 があったとしても それは 列 車 交 換 のためである また 2 等 車 とは 言 っても 空 まで 見 える 大 きな 窓 を 有 する パノラマ 車 両 から の 眺 めは 抜 群 で そこから 見 える 一 級 の 景 色 はまさにスイスでの 列 車 の 旅 には 相 応 しいものである やがて 列 車 は 全 長 約 10kmの 新 フルカトンネルを 抜 け アンデルマットに 到 着 す る ここアンデルマットはアルプスの 十 字 路 であり なんとこの 地 下 約 300m に は ウイリアム テル 急 行 の 走 るゴッ タルド トンネルが 貫 いているというか ら 驚 きだ さて アンデルマットからこの 線 のハ ランドヴァッサー 高 架 橋 ( 窓 越 しに 撮 影 ) イライトの 一 つが 始 まる それはこの 駅

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