大規模木材需要に対応した原木市売市場の機能変化に関する先行研究はいくつかなされているが, いずれも大規模製材工場の影響を論じたものが多く ( 天野ら,1993, 遠藤,2005), 大規模集成材工場の影響に関する研究は少ない また, 先行研究では価格形成の場を市売りによる自由競争に限定する等, あく

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1 参考資料 2 九州における原木広域流通の展開過程 - 伊万里木材市場の経営展開 1 はじめに近年, 国内製材 集成材 合板工場の国産材利用, 大規模化が進み, 九州においても宮崎県都城市, 熊本県玉名郡 球磨郡, 大分県佐伯市 日田市等の大規模製材工場, 熊本県水俣市の合板工場等の大規模国産材需要拠点が多数点在している それに伴って, 木材流通拠点である原木市売市場の機能に変化や拡充が見られる これまでの原木市売市場の主な機能としては, 原木集散 選木 金融 価格形成 情報集約等が挙げられるが ( 堺,1984), 近年, 九州において, 製材 加工工場の大規模化とともに原木取扱量を増加させ, そのための原木確保策として選木機能や金融機能を強化し, 出荷者に対する求心力を高めている原木市売市場の存在が報告されている ( 前田ら,2008) 統計資料が不足している関係で近年の原木市売市場規模別の分布を示すことは難しいが,1990 年代以降, 原木市売市場の事業体数は減少を続けているにもかかわらず, 原木取扱量に大きな変化が見られないことからも, 一事業体あたりの取扱量は増加している ( 前田,2007) このような 原木市売取扱量の相対的維持は原木市売がむしろ発展的方向にあるといえ ( 川田,2005), 原木市売市場の原木集散機能の強化が示唆される しかし, そうした動きの中でも, 単価の安いB 材 ( 小曲材 ) を多く使うラミナ用丸太については, いわゆる 直送, つまり, 山から製材 加工までの原木流通を原木市売市場の仲介なしに行う方が手数料や選木量等の市場コストを削減でき, 効率的であるとして, 林野庁は木材流通の効率化を目的として 2006 年度から開始した 新生産システム において直送の取り組みを支援している 原木市売市場にとってはその存在意義自体を問われる時勢であるといえ, 原木市売市場を中心とした木材流通構造の変化が注目される 1

2 大規模木材需要に対応した原木市売市場の機能変化に関する先行研究はいくつかなされているが, いずれも大規模製材工場の影響を論じたものが多く ( 天野ら,1993, 遠藤,2005), 大規模集成材工場の影響に関する研究は少ない また, 先行研究では価格形成の場を市売りによる自由競争に限定する等, あくまでも原木市売市場を 市売市場 として把握するに留まっており ( 前田,2007, 前田ら,2008), 市売り以外の方法で流通の担い手となる可能性 ( 例えば, 直送に市場がどう関与するか等 ) について論じられた研究は少ない ( 遠藤,2005) そこで本稿では, 主に集成材工場を中心とした大規模木材需要に対する原木市売市場の対応を明らかにし, 原木集散機能を中心にその変化 拡充を明らかにする そして, その変化 拡充が価格形成機能を含めて原木市売市場の経営展開にどのように影響を与えたのか, あるいはその可能性があるのかについて考察する 調査対象は大規模集成材加工場 ( 中国木材の伊万里事業所 ) の隣接地への移転を機に, 原木取扱量の大幅な増加や集荷範囲の拡大といった大きな変化が見られる佐賀県伊万里市の伊万里木材市場本社と同市場大分営業所とし, 聞き取り調査を 2008 年,2009 年,2011 年に行った 調査項目は原木取扱量, 集荷地域別集荷量, 集荷事業体形態別集荷量, 原木販売先別販売量, 原木集荷 販売の取引形態, 市場の所有する立木在庫量, 森林整備事業 ( 事業実施面積 材積, 契約形態 ) 等である 2 伊万里木材市場の概要 (1) 組織の概要伊万里木材市場は,1960 年に佐賀県伊万里市で創業した原木市売市場である 最近まで主に佐賀, 長崎, 福岡県の原木を集荷し, 同地域の製材加工場へ市売りする一般的な原木市売市場であったが,2002 年に中国木材がスギ ベイマツ集成材工場の伊万里への進出を決定したのを 2

3 機に隣接地へ移転し,2004 年には, 中国木材や地元の6つの林業 林産事業体で西九州木材事業協同組合 ( 以下, 西木協 ) を設立し, 集成材用ラミナ工場を開設した 同工場への原木販売は伊万里木材市場が一手に引き受けている この過程で集荷, 販売ともに協定取引によるもののウェイトが高まってきた 例えば,2009 年 1~11 月のデータをみると, 集荷量の 56% は一般集荷によるものであったが,16% は自社立木在庫からの集荷,28% は協定取引による集荷であった また, 販売量の 48% は市売りによる販売であったが,52% は協定取引による販売であった 3

4 伊万里木材市場, 西木協集成材用ラミナ工場, 中国木材集成材工場の3 施設は隣接しており, 原木供給 ラミナ製材 集成材加工という大規模な木材コンビナートを形成している ちなみに, この伊万里木材コンビナートの各施設間は公道に出ることなく木材をフォークリフトで搬送することができるため, トラックへの上げ下ろし等のコストが省かれ, 低コストでの木材輸送が可能となっている また, 佐賀県伊万里市の本社以外に, 川崎営業所 ( 福岡県田川郡 ), 大分営業所 ( 大分県由布市, 南九州営業所 ( 鹿児島県曽於市 ) の3つの流通拠点を有しており, それぞれ独立した集荷販売を行うこともある 特に大分営業所は, 大分県が資源蓄積の多い地域であること等から, 重要な拠点として位置づけられている 事業拠点別の取扱量は (2009 年 1~11 月実績 ), 大分営業所が全体の 18%, 川崎 11%, 熊本 2% となっている また, 南九州営業所は, 都城や人吉地区の大型製材工場への原木供給におけるストックヤード的機能を果たすために 2011 年末に新たに開設されたものである (2) 原木取扱量の推移伊万里木材市場における 2010 年の年間原木取扱量は 26 万m3である ( ピークは 2008 年の 31 万m3 ) 伊万里木材コンビナートが完成した 2004 年と比較すると, 取扱量は約 5 倍に急増しており, 中でも主にスギ材取扱量の増加が目立つ また, 伊万里木材市場の原木取扱量の増加は, 佐賀県の木材流通にも影響を与えている 木材需給報告書によれば, 佐賀県が九州圏内から入荷している製材用材材積は 2004 年を境に増加しており, 九州各地の材が佐賀県に流入していることが読み取れる 地域別にみると大分, 宮崎からの入荷が急増している 特に大分からの入荷材は 2002 年にほとんどなかったものが 2006 年には 3.6 万m3と, 佐賀県産材に次いで第 2 位の材積となっている 4

5 3 原木の集荷構造 (1) 原木集荷先の事業体形態と集荷地域のリーマンショック前後の変化リーマンショック前までの取引先の事業体の形態別に集荷量をみると, 最も多いのは森林組合 県森林組合連合会 ( 以下, 県森連 ) で, 次いで素材生産業者, 国有林が多い また, 自社有林からの集荷割合が一貫して増加している 集荷地域別にみると, 福岡, 佐賀, 長崎, 大分の北部九州からは様々な形態の事業体から集荷が行われているのに対し, 南部九州, 九州外からの集荷は森林組合 県森連からの集荷が主である 沖縄を除く九州全県と中国地方から集荷しているが, 特に集荷量が多いのは大分県で,2008 年には年間 8.2 万m3を集荷している 2007 年から 2009 年にかけて佐賀, 福岡, 長崎からの集荷割合が増大する一方, 目立って割合を減らしたのは宮崎, 鹿児島, 九州外で, 特に宮崎は 2007 年から 16% から 2009 年には8% とシェアが半減している 2006 年以前の集荷量の詳しい数値が得られなかったので, 伊万里木材コンビナート設立時の 2004 年以前と以降の変化を示すことは難しいが, 聞き取り調査によると 2004 年以前は佐賀, 福岡, 長崎の3 県を中心に集荷を行っていた 伊万里木材市場では,2004 年から 2007 年にかけて佐賀, 福岡, 長崎以外にも集荷地域を拡大し, 集荷量を急増させたが,2008 年に入ってからは新規集荷地域からの集荷量増大を抑え, 従来の集荷地域からの集荷に力を入れていると言える つまり, 大規模木材需要への原木供給を可能にするため, 集荷範囲を九州全域, 中国地方にまで拡大したが,2008 年に発生したリーマンショックの影響で集成材工場が減産し, それに伴って伊万里原木市場も集荷量を調整せざるを得なくなったと考えられる リーマンショックの影響を詳しくみるため,2007~09 年の集荷量の経月変化を県別にみると 2つの傾向がみられた その代表として佐賀県と宮崎県を取り上げると,2007~09 年に集荷割合を伸ばした佐賀県では 2009 年においても集荷量の経月変化はほぼ横ばいであるのに対し, 割合の減少した宮崎県では 2009 年 3~4 月, つまり新年度に移る過程で集荷量が激減した 具体的には, 協定をいったん白紙に戻したという 宮崎を中心とした九州南部地域や九州外からの 5

6 集荷が減少しているのは, 伊万里までの原木輸送コストの問題が背景にあると考えられる 伊万里木材市場への聞き取り調査によると, 遠方からの集荷は優先度が低いとのことであった 先にみたように, 遠方からの集荷は主に県森連 森林組合との協定取引によるものであった つまり, 立地上の面から遠方からの集荷を大きく減らしたことが, 県森連 森林組合との協定取引を大きく減少させる結果になったと言える ただし, これらのことは西木協向け原木に当てはまることであり, 後述するように 2009 年末から新たに広がりを見せている, 原木産地に近い大型製材工場等への協定販売については, この限りではない 6

7 (2) 協定による集荷の増加出荷者からの自由出荷に基づく一般の集荷について, 素材出荷者上位 50 事業体 (2009 年 1 ~11 月時点 ) をみると, 出荷者の所在地は佐賀 19 事業体, 長崎 12 事業体, 大分 12 事業体, 福岡 5 事業体, 宮崎 1 事業体, 島根 1 事業体で, 九州北部の事業体が多い また, 出荷事業体の形態は, 素材生産業 森林所有者が最も多く, 次いで森林組合, 林業公社, 製材所, 県有林であったが, 集荷量ベースでみると森林組合からの出荷量が最も多く, 全体の 46% を占めている 7

8 近年, 計画的に原木を確保するために協定によって数量や価格をあらかじめ取り決めたうえで原木を買い付けるという相対取引を行う原木市場が多くみられる 伊万里木材市場も 2005 年ごろから協定取引先を増やし,2005 年の 10 事業体から 2008 年には 36 事業体へと増加している また, 伊万里木材市場の協定による集荷は 素材供給基本協定書 に則って行われている 協定の一例を示すと下表の通りである 協定集荷先の事業形態は九州内の国有林森林管理署や九州, 中国地方の県森連 森林組合が主で, 他には宮崎の製材所 2 社, 大分の森林所有者 2 者とも協定を結んでいる また, 長崎においては林業公社との協定も結んでおり,2008 年には8 千m3を超える材積を公社から集荷している しかし, リーマンショックの影響は 2009 年の協定取引先の縮小としても表れており, 特に県森連との取引は全面的に中止, 森林組合も2 森林組合に縮小する等, 県森連 森林組合からの集荷を大幅に減少させていることが分かった これと前項での集荷地域の分析を加味すると,2008 年に発生したリーマンショックの影響は, 中国木材集成材工場における生産調整 ( 在庫調整 ) 西木協における大幅な減産 伊万里木材市場における集荷量の調整とそのための各協定取引の白紙撤回という形で現れた 具体的には, 伊万里木材市場は主に県森連 森林組合との協定による集荷を削減 ( 協定取引の白紙撤回 ) することで対応し, そのため, 地域的に言えば県森連 森林組合からの集荷が主だった南部九州や九州外の地域からの集荷が減少する結果になったと推察できる (3) 市場有立木在庫からの集荷の意義の変化伊万里木材市場は, 自社有林を含む自社有立木在庫からの集荷も増加させている 伊万里木材コンビナート設立以前は約 4,000 m3程度であったが,2010 年には 3.5 万m3超を集荷しており, 約 9 倍に増加している 総取扱量に占める割合は 2008 年 11%,2009 年 13% である また, これら自社有立木在庫の意義もコンビナート設立以前と以後で変化してきている コンビナート設立以前は, 高価値な良質材を確保する目的で立木段階での購入を行うことがほとんどだったが, 設立以降は西木協という大規模木材需要への安定供給という目的に変わった 結果的に他の事業体との協定による集荷が順調であったため, 自社有立木在庫はラミナ用材の供給用とし 8

9 ては特に必要がなくなったが, それに代わって, 合板工場からC 材 ( 大曲材 ) を供給してほしいという要求が高まったため, 自社有立木在庫で対応することとした 従来の集荷は製材工場向けのA 材 ( 直材 ) とラミナ向けのB 材の2 本柱であり, 出荷事業体もそれを見越してA 材と B 材 ( 小曲材 ) を中心に出荷してくるので, 合板工場の要求に応えられるほどC 材が集まる体制ではなかった 新たにC 材を集荷するとコストが嵩むため, 自社有林からC 材を供給することとし, これによってABC 全ての需要に応えられる体制を目指している 自社有立木在庫からの集荷を地域別にみると, 大分からの集荷が多い 自社有立木在庫の地域的分布をみても, 大分における在庫量が突出して多い これら8 万m3 (2011 年 9 月時点 ) の自社有立木在庫の伐採作業は伊万里木材市場と関係の深い素材生産業者へ委託され, 近年整備されつつある伊万里木材市場の直営班による伐採も行われている (4) 素材生産業者の組織化伊万里木材市場では, 川崎, 大分の両営業所において森林組合を通じた集荷を行うほか, 素材生産業者の専属化, 直営班化によっても集荷量を確保している もともと, 同市場は, 西木協設立時に西木協向け原木の供給体制を整備するため, 伊万里市や唐津市内の中小素材生産業者を組織化して事業協同組合を設立し ( 構成員は7 業者 ), 自社有立木在庫 ( 自社有林を含む ) の伐出を担当する専属班とすることを目指していた しかし, 業者が公共事業 ( 高速道路の伐開など ) や電力会社の下請けなどの請負単価の高い事業に傾注していったため, 結果的には同組合は機能するに至っていない その反省から, 伊万里木材市場では既存の協力業者の組織化ではなく, 業者の専属化または直営作業班化を指向するようになり, 現在は, 九州各地にある自社有立木在庫の伐出については, 特定の素材生産業者 15 社 ( 大分 6 事業体, 熊本 1 事業体, 宮崎県 2 事業体, 佐賀 3 事業体, 福岡 2 事業体, 長崎 1 事業体 ) との提携により行うことが多い (2011 年 11 月時点 ) このうち, 大分県の D 事業体や宮崎県の F 事業体については, その事業体にいた班長クラスの人材数人を同市場が雇用し, 同市場の直営班としてその事業体に出向させるという形をとっている D 事業体は大分県玖珠郡の素材生産業者であり, 同市場大分営業所で集荷する市場自社有立 9

10 木在庫の伐採作業は主にD 事業体に請負わせている D 事業体にいた班長クラスの2 名を同市場が雇用している この2 名を中心に作業班 2 班 ( 作業員はその班長 2 名を含め8 人 ) が組織され,D 事業体に出向させて,D 事業体に委託した同市場自社有立木在庫などの伐出作業を行わせている 今後,D 事業体と同市場大分営業所が共同して認定林業事業体になることを目指している ( 認定を受けるのは同市場大分営業所 ) F 事業体は, もともと宮崎県の国有林関係の素材生産業者であったが, 現在は同市場の自社有立木在庫を中心に, 宮崎, 佐賀, 長崎などで伐出作業を行っている D 事業体と同様に,F 事業体から班長クラスの2 名が同市場に雇用され, この2 名を中心に2 班を組織し,F 事業体に出向させている 班の構成員は, 班長クラスの2 名以外は F 事業体から同市場に出向させ, 賃金は同市場が支払っている 伐採作業に使用する高性能林業機械も F 事業体所有のものであり, 同市場にリースするという形をとっている また, この事業体は, 佐賀県内や長崎県内の事業体と比較すると高い生産力を有しており ( 労賃水準や高性能機械化など ), 佐賀や長崎県内の自社有立木在庫の伐出にも従事させている また, 熊本県の素材生産業者であるE 事業体についても,D 事業体やF 事業体のように, いずれ直営班化したいとのことである この業者は熊本県人吉市の素材生産業者で,2007 年に世代交代している もともと国有林の請負が中心だったが, 次第に民間の素材生産請負や立木購入による素材生産を行うようになった 2008 年の年間素材生産量は 13,100 m3で, うち立木購入によるものが 8,600 m3, 素材生産請負が 4,500 m3で, 請負のうち伊万里木材市場との取引は 2,200 m3である 上記 D,E,F 事業体は, いずれも高性能機械による伐出を行う素材生産業者であり, 近年立木購入による素材生産は木材価格の下落などのリスクが大きいため優先順位が低く, 請負中心にシフトしており, 伊万里木材市場との取引もその一環である また, 伊万里木材市場にとっても, 先述のように既存の独立した素材生産行者の組織化がうまくいかなかったという反省と, 人材育成コストの削減や後述する森林整備事業の担い手の育成の観点からも, 業者の専属化または直営班化を指向するようになった このように, 伊万里木材市場は素材生産業者の組織化を積極的に行い, 市場自身による素材生産体制を強化している 10

11 (5) 集荷における新たな取り組み- 森林整備事業への進出 - 伊万里木材市場では, 原木確保競争に勝つため,2008 年から新たな原木確保策として私有林からの立木購入時に協定を結び, 植林,5 年間の下刈り, 森林国営保険の加入を森林所有者の負担なしで行った後, 造林地を森林所有者に返還するという, 森林整備事業 ( 正式名称 トゥモローグリーンプロジェクト ) を開始している 事業は同市場大分営業所を拠点として行われており, 事業利益も大分営業所の利益として扱われている 事業実績は 2008 年度 10ha,2009 年度 19ha,2010 年度 31ha,2011 年度 55ha と年々増加しており, 事業地域は大分を中心とした北部九州である 契約の流れは, まず市場社員が現地調査を行って材積と作業経費を見積もり, 立木価格を決定する ここで所有者側の合意が得られた場合は契約成立となり, 立木代もその後すぐに支払われる 伐採作業は基本的に, 契約年度末までに植え付けが完了できるように進められる 森林所有者との協定事項は事業地及び面積, 事業の種類 ( 再造林, 補植, 保育 ), 植栽樹種および本数, 造林作業道, 森林国営保険, 再造林地の解約, 協定期間等である 事業は造林補助金を使用しているが, 立木代を若干安くしても補助残を支払った時点で利益は残らない 伊万里木材市場では自社所有の原木を自社で販売 ( 例 : 大分営業所の原木を本社に販売 ) する際にも販売手数料を自社に支払うことになっており, その販売手数料部分が森林整備事業の利益と観念されているのが現状である 伐採 造林作業は前出の C 社を含めた素材生産業者や林家に請負に出している 伐採地は経済林としてスギ ヒノキを植林している また, 事業地の森林施業計画の変更や, 造林補助金の申請は森林組合に委託している いずれは, これらも自社で行った方がよいと考えており, 前述のように大分営業所をいずれ認定事業体とし, 伐出, 森林整備に係るすべての業務を自社で行うようにしたいとの意向であった 4 原木販売における協定取引の拡大伊万里木材市場の原木販売方法は, 大きく分けて市売りと協定販売の2つがある 伊万里木 11

12 材コンビナート設立以前は, 販売方法としては市売りが 100% で, 販売先は北部九州の製材工場が主であった しかし, コンビナート設立以降で販売方法が変化し, 協定販売が急増している 2006 年には協定販売割合が市売りの割合を超え,2007 年には 64% に達した この時期の協定販売先は西木協 1 社のみであった その後も協定販売の割合は過半を超えているが,2009 年以降は協定取引先が多様化し, 安定的取引先としての西木協の位置づけが下がってきている この協定取引先の多様化については後述するとし, まず市売りの内容からみていく 伊万里木材市場の市は月 2 回行われ, 毎月 11 日の市は一般入札とFAX 入札の2つの入札方法が採られており, いずれの入札方法を選択しても同じ条件でセリに参加できる FAX 入札の場合は, 事前にホームページ上に掲載された写真と材の条件を見て値を決め,FAXで入札するという手順になっている 21 日の市は一般入札のみが行われており, 特にヒノキは良材を集めるなど, 特選市として開催している 市売りによる販売先は, コンビナート設立以前と比較して販売先の地域に大きな変化はなく, 主に北部九州の製材工場が入札し, 材を購入している ただし, 以前大きな取引先であった製材工場が倒産し, 代わりに他の大規製材工場の購入量が増加する等, 販売先の事業体自体は入れ替わっている 協定販売によって毎月一定量を購入していく大規模製材工場が, 市売りに参加して補完的に材を確保している例もある 協定による販売先は同コンビナート内の西木協 ( ラミナ工場 ) が主で,2008 年は約 18 万m3を販売している 西木協への販売量の総取扱量に対する割合は 2005 年から 2008 年まで6~8 割で推移していたが,2009 年 (11 月まで ) には 37% に大きく減少している 前述したように, 2008 年後半に起きたリーマンショックの影響で中国木材集成材工場が減産を行ったことが大きく影響している なお, 西木協との協定内容はスギを月 8,000 m3販売するというものであるが,2009 年末時点では実際にはその3 分の2 程度とのことである 12

13 スギの協定販売に関して,2009 年半ばまでの販売先は西木協と島根県の合板工場の2 社であった しかし,2009 年末から新たに熊本, 大分, 宮崎にある大規模製材工場や合板工場等への協定販売を開始した ヒノキの販売量を含めると, 月 17,300 m3を協定販売している計算になる ただし西木協への実際の販売量が協定量に満たないこと等を考慮すると, 実際の販売量は 14,000~15,000 m3 / 月程度である これらの協定販売先の拡大に伴って, 原木の流通経路にも変化が生じている 2009 年までは, どの産地で生産された原木でも基本的に伊万里木材市場本社や各拠点の土場を通していたが, 2009 年末からは原木生産現場から協定販売先へ直接原木を直送している そして,2011 年末には鹿児島県曽於市にストックヤードを開設し, 南九州営業所として九州南部に購入した立木資源を九州南部の大型製材工場等へ安定的に供給する体制を整備しようとしている これにより, 伊万里本社までの距離がネックとなって 2008 年から集荷量を減少させていた南部九州における集荷も再び強化することが可能になった 実際に, リーマンショック後, 北部 13

14 九州における集荷量は維持していたのに対して南九州における集荷量は大きく減少したのであるが, 上記のような南九州における集荷力が再び強化されたことによって,2009 年から 2010 年にかけて南九州における集荷量が増加している 5 総括 (1) 伊万里木材市場を中心とした原木流通構造の変化以上のことから, 伊万里木材市場を中心とした原木流通構造は次のようになると考えられる 伊万里木材コンビナート設立以前は九州北部の森林組合, 森林所有者, 素材生産業者等からの出荷によって原木を集め, 良質材の確保等の補完的な位置付けとして自社有立木在庫からの集荷を行っていた また, 集荷した原木は 100% 市売りにかけ, 北部九州の製材工場等がセリに参加し購入していた しかし, コンビナート設立以降は集荷 原木販売ともに協定取引を開始し, 原木取扱量を飛躍的に増加させた 集荷に関しては, 協定取引による集荷の増加に加え, 集荷地域の拡大, 自社有立木在庫からの集荷の増加, 素材生産業者の組織化 直営班化, 森林整備事業による立木確保等の取り組み等によって集荷力を強化した 原木販売に関しては, 同コンビナート内の西木協 ( ラミナ工場 ) への協定販売を柱とし, 従来からの市売りと協定販売の2 本柱で販売量を増加させてきたが,2009 年には, リーマンショックの影響で西木協への販売量が減少した 2009 年末から新たに協定販売先を増やすことで, 一時減少させた取扱量を再び増加させている 14

15 (2) 原木市売市場の機能変化原木市売市場の機能という視点で伊万里木材市場をみた場合, 特に変化がみられた機能としては原木集散機能が挙げられる 大規模な木材需要である中国木材集成材加工場との連携 ( 伊万里木材コンビナートの設立 ) を機に伊万里原木市場の原木取扱量が急増していることから, 原木集散機能は大幅に強化されていると言える また, そのために素材生産業者の組織化 直営班化を行って原木市売市場自らが素材生産を行うことを拡大していることから, 原木市売市場の素材供給源化 ( 主に, 原木市場が立木または森林を購入して, 市場自身が荷主となって, 素材生産は市場直営または素材生産業者へ委託して自社市場に出荷することを指す 前田ら,2008) も進んでいると考えられる また, 森林整備事業による立木確保が伊万里木材市場独自の新たな取り組みとして注目される 森林整備事業によって伐採跡地を再造林することは, 林業経営において最も担い手不足が危惧されている植林, 下刈りという育林過程を原木市売市場が担うということである 原木市売市場にとっては将来の資源確保という目的であるにせよ, 原木市売市場が森林管理の担い手 15

16 として一定程度機能していると評価することも可能と思われる ところで, 近年の原木市売市場においては, 入札数の減少からほぼ入札者の言い値によって価格が決定する例もあり ( 前田,2007), 価格形成機能の低下が指摘されている しかし, 伊万里原木市場においては, 西木協への原木供給体制の整備 ( 市売り主体から協定販売への転換 ) と, 協定販売先の多様化 ( 西木協への過度の依存からの脱却 ) という2つの過程を通じて, それが持つ価格形成機能も変化していると考えられる すなわち, セリを行うことによって市場が果たしていた価格形成機能は, 市売りに代わって西木協への協定販売が増加することによって弱まり, 寡占的な協定販売先に価格形成の主導権がいったん移った しかし, リーマンショック後の対応として, 協定販売先を多様化させることによって, 販売先間の原木調達競争が今後いっそう激化し, 価格形成の主導権が再び市場のもとに移る可能性が考えられる このように, 市場が持つ価格形成機能は, 多様な協定販売先同士の競争の下で強化される可能性があると考えられる 原木市売市場の発展の契機は 原木の集積大量化, 樹種構成の均質化, 取引価格の適正化 ( 堺,1984) という製材工場等の要求に応えることであったが, 伊万里木材市場はこれら川下側の要求に応えるだけでなく, 自ら大規模木材需要に働きかけ, 積極的に流通における地位を向上させているということができる このために, 同市場は従来の原木市売市場のイメージを超えた総合木材商社のような事業体に変化, つまり 商社機能 が拡大していると考えられる ( 堺,2009) 既存の研究では製材工場の規模拡大が進み, ある原木消費量に達すると 原木市売市場からの原木確保がきわめて不安定なものに変化する, 具体的には 販売金額が1 億円までは製材工場の市売市場依存度は高くなるが,1 億円以上になると逆に依存度を低下させていく との報告 ( 遠藤ら,1999) がなされているが, 伊万里木材市場関連の事業体においてはその限りではないように思われる そもそも, 現段階においては, 伊万里木材市場を 原木市売市場 としてみることに無理がある 今後は, このような変化が他の地域の原木市売市場にも起こりうることか検討する必要がある 伊万里木材市場のようなドラスティックな変化をみせている例は稀であろうが, 原木市売市場の存在意義が問われる情勢の中, 直送への取り組みのような経営努力を行う原木市売市場 16

17 が増加する可能性は高い また, 大規模木材需要への対応としての原木市売市場の機能変化が素材生産に及ぼす影響については, 本稿では市場による地域の素材生産業者の組織化 直営生産化といった局面を限定的にしか把握できなかったので, この点も今後の課題として挙げられる つまり, 生産組織の動向だけでなく, 伊万里木材市場が集成材ラミナ向けに B 材を大量に集荷しているため A 材と B 材の価格差が縮小していることが報告されているが ( 遠藤,2010), このような価格の変化が素材生産の作業工程にどのような変化をもたらしているか ( 生産単位や採材のあり方など ), さらに調査することが必要である 付記本稿は, 小池芙美 興梠克久 (2011) 原木市売市場の機能に関する一考察 林業経済 Vol.63(10),2~16 ページに, 今年度の補足調査結果を加え, 大幅に加筆 修正したものである 引用文献堺正紘 (1984) スギ材産地の進路, 日本林業技術協会,99~106 頁前田大輝 興梠克久 佐藤宣子 (2008) 原木の大規模化に伴う原木市売市場の機能変化- 大分県日田地域と宮崎県都城地域を事例に- 林業経済研究 Vol.54(3),29~36 頁前田大輝 (2007) 大規模需要発生に伴う原木市売市場の機能変化, 九州大学修士論文,21 頁川田勲 (2005) 原木市売市場の構造変化と再編過程 林業経済 Vol.58(8),13 頁天野智将 遠藤日雄 野田英志 鶴助治 (1993) 大規模国産材製材工場の存立基盤(1) - 大規模国産材製材工場の原木集荷構造 - 日本林学会論文集 No.104,160 頁遠藤日雄 (2005) 木づかい新時代, 日本林業調査会,290pp. 堺正紘 (2009) 大分方式乾燥材用材の協定取引 平成 20 年度大分圏域新生産システムモデル推進対策事業 木材安定供給システムモデル事業報告書, 森林誌研究所,83~86 頁遠藤日雄 石崎涼子 土屋俊幸 (1999) 流域林材業システム化と原木市売市場の役割- 岩手県気仙川流域の大型量産工場への原木供給の事例を通して- 林業経済研究 Vol.45(1), 17

18 79 頁 遠藤日雄 (2010) グローバル市場と国産材 平成 21 年度新生産システム推進対策事業 ( 大 分モデル圏域 ) 木材安定供給システム事業報告書, 森林誌研究所,20~23 頁 ( 興梠克久 小池芙美 ) 18

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Ⅲ 林業 Ⅲ 林業 Ⅲ 林 業 1. 愛媛県の森林 林業の特徴本県の森林は 県土の 71% に当たる約 40 万 1 千 ha で 先人達の積極的な造林活動により緑豊かな森林 が造成されており 林産物の供給はもとより 水源の涵養や土砂災害の防止 快適な環境の提供 文化の 維持 継承 生物多様性の保全など 多面的な機能の発揮によって 私たちの生活に多くの恩恵をあたえ てくれる県民共有の貴重な財産となっている

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H28秋_24地方税財源

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