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1 自転車施策の最近の取り組み 平成 28 年 1 月 22 日 国土交通省道路局 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

2 目 次 1. 自転車利用環境創出に向けて 2. 地域の取組事例

3 1. 自転車利用環境創出に向けて

4 自転車利用の増加 我が国の自転車の保有台数は 自動車と同程度 ( 約 7,200 万台 ) で増加中 自転車保有台数の推移 人口当たり自転車保有台数 ( 国際比較 ) ( 千台 ) 80,000 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 27,643 20,000 15,835 10, (S45) 自転車保有台数 1980 (S55) 自動車保有台数 1990 (H2) (2011)H 東日本大震災 2000 (H12) 76,090 71, (H22) (H25) 人口当たり自転車保有数 ( 台 / 人 ) オランダ (2008) 1.11 ドイツ (2008) デンマーク (2001) スウエーデン (1995) ノルウエー (1995) 日本 (2005) フィンランド (1995) イタリア (1996) フランス (2000) イギリス (2002) アメリカ (1998) 中国 (2006) 韓国 (1996) 0.14 ( ) は統計年次 自転車保有台数は標本調査による推計値 自動車保有台数は二輪車を除く 各年 3 月の登録台数 出典 : 自転車産業振興協会統計要覧 43 出典 : 自転車 (S45~H20)( 社 ) 自転車協会 自転車 (H21~H25)( 財 ) 自転車産業振興協会 自動車 ( 財 ) 自動車検査登録情報協会 3

5 自転車利用の増加 移動距離帯別にみると 自転車は 5km 未満の分担率が 20% 自転車分担率は 世界と比較しても高い水準 移動距離帯別代表交通手段分担率 ( 全国 平日 ) 自転車分担率の国別比較 交通手段分担率 20% 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% その他 不明鉄道バス自動車バイク徒歩自転車 オランダ デンマーク 日本 (2010) ドイツ オーストリア スイス ベルギー スウェーデン イタリア フランス イギリス アメリカ (2009) 自転車分担率 (%) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 2% 1% 5% 5% 10% 9% 9% 8% 7% 13% 19% 27% 5km 出典 : H22 全国都市交通特性調査 出典 : Cycling in the Netherlands( 欧州 )2009 平成 22 年全国 PT( 日本 ) 全米世帯トリップ調査 ( アメリカ )2009 より作成 4

6 自転車利用の多様化 年間販売台数の推移 (H15 を 1 とする指標 ) スポーツ車 電動アシスト車等の販売台数が急増 健康増進 環境保全等自転車を利用する理由が多様化 車種別販売台数の推移 自転車を日常的に利用する理由 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 ホーム車シティ車スポーツ車 マウンテンバイク電動アシスト車その他 スポーツ車約 3.5 倍 電動アシスト車約 1.8 倍 ( 子供車 幼児車 折りたたみ車 ) 所要時間が短いまたは一番早く目的地に行ける 運動不足解消になり健康によい 交通費 ガソリン代が節約できるから 移動中の立ち寄り等に便利 目的地が自転車で行きやすい 自転車に乗るのが好き クルマを持っていない 移動経路が自転車で走りやすい 気分転換 ストレス解消になる 災害等で公共交通が止まっても移動できる エコ活動に取り組みたいから 目的地から帰る際 天気が悪いとき代わりの交通手段が確保されている その他 71% 42% 41% 40% 39% 21% 20% 19% 17% 10% 9% 全国 27 都市居住者を対象に実施したWebアンケート調査 5% 回答者 :1,945 人 ( 複数回答可 ) 6% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 回答した割合 出典 : ( 財 ) 自転車産業振興協会自転車国内販売動向調査 出典 : 国土技術政策総合研究所平成 24 年 1 月実施の WEB アンケート結果より抽出 5

7 自転車対歩行者事故の状況 交通事故死者数や交通事故件数が減少傾向にある中 自転車乗車中死者の占める割合は増加し 自転車対歩行者の事故件数は横ばい 全国約 120 万 km の道路のうち 自動車や歩行者から分離された自転車通行空間の延長はわずか約 3,500km 交通事故死者数に占める自転車乗車中死者数の推移 自転車対歩行者事故件数の増減 交通事故死者数 20,000 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 ( 人 ) ( 人 ) 16,765 5,000 (S45) 4,500 2,084 (S35) 1,940 (S45) 交通事故死者数 8,466 (S54) 1,005 (S54) 10,653 (H6) 1,138 (H6) 6 割減 5 割減 4,113 (H26) 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 自転車乗車用中死者数 1,200,000 1,000, , , , ,000 ( 件 ) 952, ,842 ( 件 ) 3,000 2,500 2,000 1,500 1, ,543 2,551 2,000 自転車乗車中事故における死者数 0 S30 S35 S40 S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H (H26) 0 平成 16 年平成 26 年全交通事故件数 0 平成 16 年平成 26 年自転車対歩行者事故件数 出典 :ITARDA 交通事故統計データ 出典 :ITARDA 交通事故統計データ 6

8 若年層の自転車関連事故の割合が高い 人口千人あたりの年齢層別事故件数は 7~19 歳 ( 小 中学生 高校生世代 ) の割合が高い 利用目的別死傷者数 ( 自転車乗用中 ) は 通勤通学の割合が高い ( 約 3 割 ) 人口千人あたりの年齢層別自転車関連事故件数 ( 平成 24 年 ) 利用目的別死傷者数 ( 自転車乗用中 )( 平成 24 年 ) ( 件 ) ( 件 ) ( 人 ) 50,000 40,000 N = 131,119 35,238 43, ,000 20,000 24,893 15, 歳以下 7~15 歳 16~19 歳 20 歳代 30 歳代 40 歳代 50 歳代 60~64 歳 65 歳以上 10, ,437 業務運転 通勤通学 買い物 訪問 4,061 2,370 1,665 1,531 散歩 観光娯楽 通院 飲食 その他 185 不明 出典 :ITARDA 交通事故統計データ 7

9 自転車施策 昭和 35 年道路交通法の公布 施行により 自転車は軽車両として車道左側の走行が原則となる 自動車交通が昭和 30 年代から急成長期に入り 昭和 49 年には乗用車台数が昭和 30 年の約 20 倍にまで増加 それに伴い交通事故発生件数 交通事故死者数が共に激増 ピークの昭和 45 年には交通事故死者数が 16,765 人に達し 交通戦争 と呼ばれる状態となった 昭和 45 年交通戦争を背景として 公安委員会が支障が無いと認めた場合に歩行者の通行を妨げないような速度と方法での自転車の歩道通行を可能とする交通規制を導入 それ以降 自転車歩行者道の整備等により自転車と自動車の分離を推進 平成 19 年 7 月普通自転車の歩道通行要件の見直しとともに 自転車の安全利用の促進について ( 自転車安全利用五則を添付 ) が交通安全対策本部決定 平成 23 年 10 月警察庁は 自転車は 車両 であることの徹底を基本的な考え方とし 自転車と歩行者の安全確保を目的とした総合的な対策を通達 平成 24 年 11 月各地域において 道路管理者や都道府県警察が自転車ネットワーク計画の作成やその整備 通行ルールの徹底等を進められるよう 国土交通省及び警察庁が共同で 安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン を策定 平成 27 年 6 月改正道交法の施行により 自転車運転者講習の対象となる危険行為が規定 8

10 自転車施策 ~ 自転車安全利用五則 ~ 1 自転車は 車道が原則 歩道は例外 例外 運転者が 13 歳未満の子ども 70 歳以上の高齢者 身体の不自由な方の場合 車道や交通の状況からみてもやむを得ない場合 道路標識や道路標示で指定された場合 2 車道は左側を通行 3 歩道は歩行者優先で 車道寄りを徐行 4 安全ルールを守る 飲酒運転 二人乗り 並進の禁止 夜間はライトを点灯 交差点での信号遵守と一時停止 安全確認 5 子どもはヘルメットを着用 9

11 ガイドラインにおける通行空間の整備形態 整備例 ) 整備例 ) 整備例 ) 縁石線等 自転車は 車両 であり 車道を通行することが大原則である という考えに基づき 車道通行を基本とした整備形態を提示 道路標示道路標示 現状では 車道通行を原則とした整備延長は わずか1,400km 整備形態 自転車道 歩道 縁石線等の工作物により構造的に分離された自転車専用の通行空間 自転車道車道通行 歩道 自転車専用通行帯 自転車専用通行帯 ( 自転車レーン ) 車道 交通規制により指定された 自転車が専用で通行する車両通行帯 自転車と自動車を視覚的に分離 自転車歩行者道 自転車通行位置の明示 車道 自動車 歩行者と分離 自転車歩行者道内の自転車通行位置の明示 車道 ( 自動車との混在 ) 自転車と自動車が車道で混在 自転車の通行位置を明示し 自動車に注意喚起するため 必要に応じて路肩のカラー化 帯状の路面表示やピクトグラム等を設置 ピクトグラムの例 自転車道 自転車専用通行帯 約 3,000km 帯状の路面表示の例 自転車歩行者道内の自転車通行位置の明示車道通行の 整備延長約 1,400km 自歩道の通行位置明示等を含めると約 3,500km 10

12 自転車ネットワーク計画策定自治体数の推移 自転車ネットワーク計画策定済みの自治体数はわずか 80 自転車ネットワーク計画策定都市数 ( 累計 ) ガイドラインの策定 (H24.11) H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H 自転車ネットワーク計画策定都市数 ( 年度別 ) 出典 国土交通省調べ ( 各年 4 月 1 日現在 ) 11

13 安全で快適な自転車利用環境創出の促進に関する検討委員会 道路特性や交通状況等を踏まえつつ 自転車通行空間を早期に確保する方策など 安全な自転車通行空間確保における技術的な課題について専門的知見から検討することを目的に 有識者で構成される検討委員会を設置 委員 屋井鉄雄東京工業大学大学院総合理工学研究科教授 大山憲司 北方真起 一般財団法人全日本交通安全協会常務理事 自転車安全利用コンサルタント 絹代サイクルライフナビゲータ - 久保田尚 栗田敬子 古倉宗治 小林成基 小林博 佐藤栄一 細川珠生 三国成子 埼玉大学大学院理工学研究科教授 NPO 法人エコ モビリティサッポロ代表理事 ( 株 ) 三井住友トラスト基礎研究所研究理事 NPO 法人自転車活用推進研究会理事長 公益財団法人日本サイクリング協会事務局長 栃木県宇都宮市市長 ジャーナリスト 地球の友 金沢 は委員長 委員長以外は五十音順敬称略 検討委員会の開催状況 (H26. 年 12 月 ) 12

14 ガイドライン見直しの概要 路面表示 ( 矢羽根 ピクトグラム ) の標準化 車道通行を基本とした暫定形態の整備促進 ( 自転車専用通行帯または車道混在 ) 整備形態の柔軟な対応 ( 本来の整備形態が自転車道の場合 ) 暫定形態 : 現行ガイドライン 既設の自転車歩行者道を活用 路面表示の標準化 ( 案 ) 本来の整備形態 自転車道 暫定形態 : 改正ガイドライン ( 案 ) 自転車専用通行帯 車道混在 矢羽根 自転車道として整備ができない場合 車道通行を基本とした暫定形態を検討 ピクトグラム 13

15 自転車通行空間の形態選定にかかる柔軟な対応 自転車道が整備できない場合 暫定形態を検討する 完成形態 自転車道 縁石線等 暫定形態 自転車専用通行帯 自転車通行空間の幅員が1.5m( やむを得ない場合 1.0m ) 以上確保できる場合 車道混在 自転車専用通行帯に転用可能な外側線の外側に 1.5m ( やむを得ない場合 1.0m ) 以上確保できる場合 民地側民地側 民地側 民地側 ピクトグラム等を設置 歩道自転車専用通行帯歩道自転車専用通行帯自転車道車道車道車道 歩道歩道 自転車専用 自転車専用通行帯車道車道 歩道歩道 自転車専用通行帯車道 車道車道 道路空間再配分等による自転車専用通行帯の整備が当面困難であり かつ車道を通行する自転車の安全性を速やかに向上させなければならない場合 ピクトグラム等を設置 自転車専用 民地側 歩道歩道 バス専用レーン又はバス優先レーンとの共存 時間帯による運用等を検討 自転車専用通行帯車道 車道車道 やむを得ない場合 : 交差点部の右折車線設置箇所など 区間の一部において空間的制約から 1.5m を確保することが困難な場合 14

16 自転車通行空間の形態選定にかかる柔軟な対応 自転車専用通行帯が整備できない場合 暫定形態を検討する 完成形態 自転車専用通行帯 民地側 暫定形態 車道混在 自転車専用通行帯に転用可能な外側線の外側に 1.5m( やむを得ない場合 1.0m ) 以上確保できる場合 歩道歩道 自転車専用通行帯車道車道 民地側 ピクトグラム等を設置 自転車専用 歩道歩道 自転車専用通行帯車道 車道車道 道路空間再配分等による自転車専用通行帯の整備が当面困難であり かつ車道を通行する自転車の安全性を速やかに向上させなければならない場合 自転車専用 民地側 ピクトグラム等を設置 歩道歩道 バス専用レーン又はバス優先レーンとの共存 時間帯による運用等を検討 自転車専用通行帯車道車道車道 やむを得ない場合 : 交差点部の右折車線設置箇所など 区間の一部において空間的制約から 1.5m を確保することが困難な場合 15

17 矢羽根型路面表示の標準仕様 ( 案 ) 16 自転車ピクトグラムや矢羽根型の路面表示により自転車通行空間を確保 標準化された表示等により 自転車の車道左側通行を促進 矢羽根型路面表示 路面表示の標準化 形状 歩道あり 配置 歩道なし 自転車のピクトグラムの例 仕様 ( 案 ) < 標準形 > 幅 =0.75m 以上 角度 =1:1.6 長さ =1.50m 道路幅員が狭く 歩行者を優先させる道路 ( 生活道路など ) では 必要に応じて 以下を採用 幅 =0.75m 角度 =1:0.8 長さ =0.60m 設置間隔 =10m 2 設置間隔 =10m 2 備考 1.0m 以上 3 1.0m 以上 (0.75m 以上 4 ) : 自転車は 車道や自転車道の中央から左の部分を その左端に沿って通行することが原則である このため 幅は 標準仕様を用いない場合でも この原則を逸脱しない範囲で適切な形状を設定するとともに 自転車通行空間として必要な幅員を自転車と自動車の両方に認識させることが重要である 2: 交差点部 ( 細街路交差点を含む ) では 自転車の通行位置をより明確に示すため 設置間隔を密にする 3: 舗装部分の幅員は 側溝の部分を除いて確保することが望ましい 4: 現地の交通状況に応じて 0.75m 以上とすることもできる 75cm 夜間視認性の向上策の例 縁に 白線 ( 高輝度タイプが望ましい ) を設置

18 歩道走行の危険性に関する評価 歩道を走る自転車に対し 歩行者も危険を感じています 危険と感じる自転車の行為として 歩道での走行が挙げられています 歩行者 自転車の感じる危険 歩行中に自転車が危ない ( 怖い ) と思った経験 危険だと感じる自転車の行為 自転車走行中に交差点での接触の経験またはヒヤリとしたこと 平成 24 年 10 月調査 ( 豊田市内 ) 出典: 自転車通勤促進のための安全意識調査と啓発冊子の作成 ( 公社 ) 豊田都市交通研究所第 8 回日本モビリティマネジメント会議発表資料 出典 : 福岡市市政アンケート ( 平成 25 年度 ) 17

19 歩道走行の危険性に関する評価 自転車事故の約 7 割は 交差点内 で発生しており 特に 出会い頭 の事故が多くなっています 交差点における自転車事故の発生件数と 事故の発生割合をみると 車道を逆走する自転車 や 歩道を走行する自転車 の事故割合が高くなっています 単路 交差点別の自転車関連事故件数の構成割合 (H24) その他 2% N=132,048 件 交差点における自転車の視認性 左折時 2% 右折時 2% 出会い頭 10% その他 4% その他 15% 30% 左折時 10% 単路 右折時 11% 交差点内 68% 68% 出会い頭 44% 出典 :ITARDA 交通事故統計データ 交差点における自転車事故の発生件数 出典 : 京都市新 自転車計画 ( 平成 27 年 3 月 ) 出典 : 金子 松本 簑島 : 自転車事故発生状況の分析土木技術資料

20 計画策定と空間整備の効果 ( 金沢市の例 ) 自転車事故件数 ( 件 / 年 ) 19 金沢市では関係機関 利用者が連携 協働し ネットワーク計画を H23.3 に策定し 整備を促進 金沢市における自転車事故件数は H20(646 件 ) から H25(331 件 ) にかけておよそ半減 ネットワーク計画 (H23.3 策定 ) 自転車事故件数 700 計 646 件 H23.3 ネットワーク計画策定 H25 末整備済延長 10.5km およそ半減 自転車専用通行帯 件 計 331 件 件 車道混在 ( 走行指導帯 ) 件 H20 事故件数その他金沢市 53 件 H25 事故件数まちなか地区 自転車事故件数 :( 自転車対自動車の事故件数 ) 出典 : 小島 三国 山中地区内街路における自転車走行指導帯の事故低減効果の分析第 52 回土木計画学研究発表会講演集

21 道路空間再配分等による自転車通行空間確保 既存の道路等で整備するにあたり 道路空間の再配分等を検討 整備困難な場合 当面の整備形態 代替路を検討 空間再配分の事例 周辺の道路整備により 交通が転換された道路で車線数を減らし 自転車道を整備 3.25m m m 3.25m m m ( 整備前 ) 車線内に自転車の通行位置を示す路面表示を設置 ( 整備前 ) 22.0m 22.0m ( 整備後 ) m 1.5m 3.25m 3.25m 1.5m 2.45m 停車帯 停車帯 2.75m m 1.5m 3.25m 3.25m 1.5m 2.45m 停車帯 停車帯 2.75m 防護柵 縁石で車道と分離します 縁石等で車道と分離 ( 整備後 ) 防護柵 縁石で車道と分離します 出典 : 高松市資料 出典 : 金沢市資料 20

22 道路空間再配分等による自転車通行空間確保 用地 幅員等の空間制約に対して 路肩活用等による道路空間再配分を推進し空間を確保 路上駐車により空間機能が低下 生活道路等で荷捌きスペースを確保する取組を推進 道路空間再配分の事例 路上駐車対策による自転車通行空間の確保 整備前 整備後 自転車専用通行帯 自転車専用通行帯 ( 福岡県福岡市 ) ポールの設置により交差点付近での駐停車を物理的に抑制 路肩を活用した通行空間 平坦かつ幅が狭い街渠を導入し安全な通行空間を確保 ( 東京都足立区 ) 交差する道路等を活用し 荷捌きスペースを確保 複数の道路管理者と調整を図り 警察と連携して 駐車する空間確保を推進 ( 東京都江戸川区 ) ( 静岡県静岡市 ) 交差する生活道路等に荷捌きスペースを確保 21

23 2. 地域の取組事例

24 自転車に関する取組事例 ( 宇都宮市の総合的な取組 ) 運営主体 宇都宮市 ( 平成 22 年 12 月 自転車のまち推進計画 を策定し 計画に基づきながら様々な施策事業を実施 ) 取組概要 レンタサイクル 施設整備等 利用状況等 2 広告媒体等 自転車通行空間整備 サイクルイベント 通学路対策等の総合的な取り組みの実施 平成 22 年に休憩 自転車修繕 シャワー施設等を備えたサイクルステーションオープン 市内 7 か所の駐輪場でのレンタサイクル実施 ( どの駐輪場でも乗り捨て可 ) サイクルステーションでのレンタサイクル利用者は平成 23 年の 883 人から 平成 26 年には 1,173 人へ増加 自転車のまち宇都宮 ロゴを活用してくれる企業 団体を募集し展開 積極的な自転車通行空間整備の展開 3 サイクルイベントの開催 3 通学路対策 3 自転車専用通行帯 停止線の前出し 交差点内へのピクト 二段階右折スペースの設置 サイクルステーション 3 スポーツとしての自転車施策の展開 日本初の地域密着型プロロードレースチーム 宇都宮ブリッツェン との連携した活動 県警や高校生 地域住民と連携した街頭指導 市内の小学 4 年生を対象とした 自転車運転免許事業 休憩 自転車修繕 シャワー施設 スポーツバイクのレンタル等を行う モビリティセンター を設置 資料 宇都宮市ホームページ 2 自転車のまち推進協議会資料 ( 宇都宮市 ) 23 3 安全で快適な自転車利用環境創出の促進に関する検討委員会資料 ( 国土交通省 )

25 自転車に関する取組事例 ( しまなみ海道サイクリングロード ) 運営主体 取組概要 レンタサイクル 施設整備等 2 利用状況等 3 4 広告媒体等 瀬戸内しまなみ海道 国際サイクリング大会実行委員会 ( 会長 : 広島県知事 愛媛県知事 委員 : 尾道市長 今治市長 上島町長 経済団体関係者等 25 名で構成 設立 ) 瀬戸内しまなみ海道を舞台にした国際サイクリング大会 サイクリングしまなみ の実施 ( プレ開催 2014 本格開催 ) しまなみ海道の各種自転車利用環境整備と連携 ( ブルーライン 案内 距離表示 休憩 駐輪施設 多言語マップ レンタサイクル パンク修理 自転車組み立て場の設置 サイクルホテル サイクルバス等 ) レンタサイクルポート : 尾道市 今治市が運営する 15 箇所のターミナルで貸出 乗捨が可能 しまなみサイクルオアシス ( 休憩 駐輪施設 ) を尾道市に 75 箇所 今治市に 46 箇所設置 サイクリングしまなみ 2014 では 国内外から 7,281 名が参加 経済効果約 15 億円 しまなみ海道レンタサイクル利用者数が 2009~2014 年で 52,179 人 / 年から 116,304 人 / 年に増加 ( 約 2 倍 ) 専用ホームページで情報提供 観光案内所等での多言語マップの無料配布 民間団体によるサイクルマップの販売( しまなみ島走マップ :NPOシクロツーリズムしまなみ) 国際サイクリング大会 サイクリングしまなみ しまなみ海道の自転車利用環境整備 大会期間中は一部高速道路区間の通行止めを実施 案内 距離表示 レンタサイクルポート 高齢者のスポーツサイクル体験会 ( 愛媛県主催 開催 講習会 実走行をセットで実施 ) 5 サイクルオアシス 資料 広島県 愛媛県資料 2 サイクルオアシス 尾道市ホームページ 3 えひめ愛顔のサイクリング観光 ( 愛媛県観光物産課 ひめぎん情報 秋 ) 4 瀬戸内海しまなみ海道振興協議会資料 5 愛媛県ホームページ 24

26 自転車に関する取組事例 ( ぐるっとびわ湖サイクルライン ) 運営主体 2 滋賀県 (2001 年に琵琶湖を一周できるサイクリングコース ぐるっとびわ湖サイクルライン (193km) を選定 ) 滋賀プラス サイクル推進協議会 ( 滋賀県 県内市町 自転車関連団体 学識等 設立 ) 取組概要 2 レンタサイクル 施設整備等 2 利用状況等 広告媒体等 2 自転車通行環境の状況 3 ( 琵琶湖大橋 能登川町大中 ) サイクリングコース ぐるっとびわ湖サイクルライン (193km) の選定 (2001) コース上の案内標識 距離標の整備 サイクリングマップ ( ルート ) 寄り道マップ ( 観光地等 ) の作成 配布 レンタサイクル 配送 湖上輸送 サイクルサポートステーションの設置 ( ~12 トイレ ポンプ貸出 休憩所等 ) レンタサイクル : 県内 7 地域 83 か所 (2015 年 11 月時点 ) 一部 スポーツ車 電動アシスト車あり 一部乗り捨て可能 びわ湖一周サイクリングの利用者数が 2010 年 5 月に月 140 人以上 専用ホームページで情報提供 サイクリングマップ ( おすすめルート 寄り道ルート等 ) の公開 コース上の案内標識 距離標 サイクルステーションの設置 2 資料 滋賀県ホームページ 2 滋賀プラス サイクルホームページ 3 国土交通省道路局 25

27 自転車に関する取組事例 ( 南房総くるくる車ららん ) 運営主体 南房総市 (2008 年にレンタサイクルの実証実験し その後普及促進を継続 ) 取組概要 レンタサイクル 施設整備等 利用状況等 広告媒体等 2 南房総地域のレンタサイクル貸出拠点をネットワーク化し サイクル & バスライドで 自家用車に頼らない回遊を促進 南房総市 館山市の道の駅を中心に貸出拠点を整備 レンタサイクル : 道の駅 12 か所 72 台 (2015 年 2 月時点 ) 1 日 500 円 電動アシスト付き 1 日 1,000 円 貸出 返却が異なる場合は別途 1,000 円 レンタサイクルの貸出件数が 2005~2010 年で 451 から 671 件に増加 ホームページで情報提供 マップ ( 自転車 観光等 ) の作成 配布 バス & レンタサイクルネットワークのロゴ レンタサイクルの貸出状況 案内板 サイクルステーションの紹介 2 資料 南房総市資料 2 館山市ホームページ 26

28 コミュニティサイクルの取組動向 全国の取組動向 現在 コミュニティサイクルの本格導入が 72 都市 (73 事業者 ) で進められている ( 平成 26 年 11 月 1 日時点集計結果 ) コミュニティサイクル実施状況 30 都市 24% 18 都市 15% 3 都市 2% 72 都市 (73 事業者 ) 59% N=123 平成 26 年度にコミュニティサイクルを本格導入している (H 時点で実施 ) 平成 26 年度にコミュニティサイクルの本格導入を予定 (H 以降に導入または導入を予定 ) 平成 26 年度にコミュニティサイクルの社会実験を実施した ( または実施中 ) 平成 27 年度以降にコミュニティサイクルの本格導入や社会実験を検討 H26 年 11 月 1 日時点 平成 26 年度にコミュニティサイクルを本アンケート回答自治体のうち 本格格導入している導入を図示 (H 時点で実施 ) 民設民営の取組については 回答平成 26 年度にコミュニティサイクルの本があった自治体名称を記載格導入を予定 (H 以降に導入または導入を予定 ) 平成 26 年度にコミュニティサイクル社会実験を実施した ( または実施中 ) 平成 27 年度以降にコミュニティサイクルの本格導入や社会実験を検討 与謝野町京都市南丹市八幡市篠山市堺市岡山市 尾道市 北九州市福津市宇佐市玖珠町水俣市宮崎市 出典 : 国土交通省都市局 ( 第 5 回全国コミュニティサイクル担当者会議 ) 富山市射水市氷見市砺波市金沢市坂井市鯖江市米原市長浜市彦根市 観音寺市高松市 四万十市今治市 青森市弘前市能代市 酒田市山形市新潟市見附市 田原市安城市岐阜市熊野市明日香村奈良市串本町紀の川市和歌山市 札幌市 江別市 軽井沢町山梨市三島市伊豆の国市 高崎市桐生市板倉町宇都宮市東海村笠間市水戸市川越市伊奈町 江戸川区横浜市世田谷区小金井市 十和田市 八戸市 白石市 仙台市 檜枝岐村 銚子市さいたま市 佐倉市鴨川市 27

29 自転車に関する取組事例 ( 金沢レンタサイクルまちのり ) 運営主体 取組概要 2 レンタサイクル 施設整備等 利用状況等 2 広告媒体等 新しくデザインされたコミュニティサイクル ( 月導入 ) 2 金沢市 (2011 年に策定した 金沢市まちなか自転車利用環境向上計画 に公共交通としての自転車利用の一環としてコミュニティサイクルを推進 ) 金沢市内にコミュニティサイクルを設置 (2010 年 8~10 月に社会実験 2012 年 3 月に供用開始 ) 鉄道駅や主要観光施設 公共施設に概ね 300m 間隔で配置 コミュニティサイクル設置に併せて 自転車走行指導帯の整備 関連団体 地域と連携したルール遵守 マナー向上策の実施 金沢市における自転車の安全な利用の促進に関する条例 の制定 ( 施行 ) 等 レンタサイクルのポート : 市内 20 か所に設置 (2015 年 11 月時点 ) コミュニティサイクル利用者数が 2012~2014 年で 81,017 人 / 年から 110,282 人 / 年に増加 専用ホームページで情報提供 サイクリングガイド ( おすすめルート 安全 安心マップ 施設情報 ) の公開 キャッチコピー & ロゴマークの作成 H25 まちづくり功労者国土交通大臣表彰 第 35 回金沢都市美文化賞 実行委員会特別賞 自転車走行指導帯の整備状況 2 既存公共交通との連携 2 資料 金沢レンタサイクルまちのりホームページ 2 第 5 回全国コミュニティサイクル担当者会議資料 ( 国土交通省 ) 28

30 自転車に関する取組事例 ( 横浜 baybike) 運営主体 取組概要 レンタサイクル 施設整備等 2 利用状況等 広告媒体等 2 実施主体 : 横浜市都市整備局運営主体 : 株式会社 NTT ドコモ コミュニティサイクル社会実験の実施 ( ~ ) 本格実施 ( ~ ) 観光 買物 業務 通勤等をターゲットに都心部活性化 観光振興および低炭素化に寄与する目的 自転車台数 400 台 ポート数 38 箇所 ( 時点 ) 会員登録制 (IC カードまたはパスコードによる貸出 1 回利用 150 円 / 回 月額会員 2,000 円 / 月 ) 周遊 観光用途を想定した現金プランとして 会員登録不要の 30 分くりかえし使えるパス (30 くりパス ) をコンビニエンスストアと連携して販売 (1,389 円 / 日 ) より新システムに切り替え ( 電動アシスト付自転車に入れ替え ) 登録者数 26,932 名 ( 時点 ) 延べ利用者数 132,831 回 1 日平均利用回数 434 回 / 日 回転率 1.45 回 / 台 日 ( ~ ) 利用者アンケートでは 観光 買物等の利用が多く 来訪者の回遊性向上に寄与 専用ホームページで情報提供 ロゴマークの作成 Facebook ページの公開 baybike 3 社会実験での利用目的 利用イメージ 3 利用目的 ( アンケート調査 ) 資料 横浜市資料 2 公式ホームページ 3 横浜市ホームページ 29

1 基本的な整備内容 道路標識 専用通行帯 (327 の 4) の設置 ( 架空標識の場合の例 ) 自 転 車 ピクトグラム ( 自転車マーク等 ) の設置 始点部および中間部 道路標示 専用通行帯 (109 の 6) の設置 ( 過度な表示は行わない ) 専 用 道路標示 車両通行帯 (109)

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