委員 ; 全国レベル中心 プロフィール 内閣府子どもの貧困対策検討委員会構成員 / 有識者会議委員 (2014 年 ~) 文部科学省中央教育審議会生涯学習分科会委員 (2013 年 3 月 ~) 文部科学省家庭教育支援の推進方策に関する検討委員会座長 (2016 年度 ) 家庭教育支援手法に関する検

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1 資料 1 学校 家庭 地域の教育力を機能させる仕組み作り ~ 学校プラットフォームの実現に向けて ~ 大阪府立大学スクールソーシャルワーク評価支援研究所所長地域保健学域教育福祉学類教授 山野則子 1

2 委員 ; 全国レベル中心 プロフィール 内閣府子どもの貧困対策検討委員会構成員 / 有識者会議委員 (2014 年 ~) 文部科学省中央教育審議会生涯学習分科会委員 (2013 年 3 月 ~) 文部科学省家庭教育支援の推進方策に関する検討委員会座長 (2016 年度 ) 家庭教育支援手法に関する検討会座長 (2015 年度 ) 家庭教育支援チームのあり方に関する検討委員会座長 (2013 年度 ) 文部科学省中教審初等中等教育分科会地域と共にある学校部会委員 (2015) 生涯学習分科会委員地域学校協働部会委員 (2015) 文部科学省教育相談等に関する調査研究会議委員 (2015 年 ~) 内閣府沖縄振興審議会専門委員 (2016 年 ~) 日本社会福祉養成校協会スクールソーシャルワーカー養成事業企画検討委員 厚生労働省委託研究児童心理司のあり方研究 (2008) 民生委員と学校の連携 ( 2009) 児童虐待予防と連携 ~ 貧困政策と教育のリンク (2011) ほか 大阪府子ども施策審議会会長 大阪府 大阪市 大阪府内子どもの貧困調査受託 大阪府まち ひと しごと創生推進審議会委員 堺市子ども若者支援地域協議会会長 複数 SSWSV 著書 すべての子どもたちを包括する支援システム (2016 年せせらぎ出版 ) エビデンスに基づく効果的なスクールソーシャルワーク 2 (2015 年明石書店 ) 2 子ども虐待を防ぐ市町村ネットワークとソーシャルワーク (2009 年 ) 他

3 本日のポイント 子どもをめぐる現状の課題 3つに集約 提案 1 学校プラットフォームの本格化 = 今まで配置した事業を機能させる仕組み作り 海外の例 日本の例 2 仕組み作りにつながる人材養成 マクロに働きかける人材 養成の工夫を 3

4 背景 : 子どもをとりまくさまざまな問題 児童虐待死亡例 ( 心中を除く ) のうち 0 歳児は半数 実母の抱える問題としては 望まない妊娠 だった との回答が約 2 割 ( いじめによる死亡例の増加 居所不明児童 少年事件などの問題 子どもの問題の深刻化背景をみると 母親の孤立 不安が全数の 34.8%( 原田 山野ほか 2004) があり 孤立や不安と児童虐待との関連 ( 山野 2005) が高い そして就学援助率は全国平均 % を占め 貧困と虐待との関連も報告されている ( 東京都福祉保健局 2005) 孤立も貧困も外から見えるものではない 決して一部ではない 2003 年兵庫 3 歳 歳半 ヶ月 ヶ月 年大阪 3 歳半 1 歳半 倍 11 ヶ月 4 ヶ月 近所で話す人の有無 数名 1~2 名 いない 不明 育児負担感と虐待の関連 課題 1: 貧困や孤立が見えないこと 早期発見 早期対応できない課題 2: 就学後 多様な機関で協働して検討する仕組みがない 課題 3: 福祉 学校 地域を結ぶ仕事が不明確 教職課程に入れる 4

5 課題 1: 見えない貧困や孤立 児童相談所の対応は義務教育年齢の全校児童数の約 1%( 山野ほか 1999) % ( 就学援助率 ) や 34.8% ( 虐待につながる孤立 ) に対応不可能就学後 30% をつかめるのはすべての子どもが通う学校である 学校に全数把握機関としての位置づけが必要すべての子どもたちへの支援とレッドゾーンの支援 二層必要 拠点として学校という 場 を活用 ( 教員の仕事が増えるということではなく 教員以外の専門人材が学校において活動 ) 5

6 課題 2: 就学後 関係機関が定例で検討する場がない 乳幼児 : 保健所の健診システムによって全数把握され リスクのある事例への予防的な取り組みが実施されている また保健所と福祉の定例検討会議等によって連携システムが存在している 就学後 : この連携して把握や実践ができる仕組みがなくなり 経過観察や把握が途切れる 福祉的観点での子どもの把握ができず 見えない貧困がなくなることはない 家庭のことだから となる * 赤枠が定例で連絡会議や検討会議が行われている 6

7 課題 3: 学校 家庭 地域を結ぶ仕事が不明確 校内 : チーム学校 の概念が始まった ケース会議による事例共有が必要 校外 : 地域と関係機関と学校の連絡会などが必要 = 事例レベルでは全員がすべてを知る必要はない 協働の意義 理解が必要 違う職種の価値観 文化 弱みを共有できることが必要 これらを結ぶ人が必要 SSWやコーディネイターが考えられるが 役割や配置の在り方など それらの職種の枠組みが不明確 文部科学省 家庭教育 学校教育 社会教育 縦割り SSW 限界の共有が不足 母子保健 要保護児童対策地域協議会 児童相談所 福祉事務所 厚生労働省 SSWの学校理解不足学校のSSW 理解不足 SSW SSW の働きかけ不十分 指導主事が 2 年ほどで異動し 理解不足 学校 教員 教員の多忙やストレス校内の情報伝達に課題 研修などの研鑽の機会の不十分 教育委員会 7

8 例 ) 効果的な SSW 事業プログラムとは ( 山野 2015) * プログラム理論 : プログラムが生み出すことが期待されている社会的便益や プログラムがそのゴールや目標を達成するために採用する戦略や戦術に関連する様式に関する一連の仮説群 プログラム理論のなかでは プログラム活動によってもたらされる社会状況変化の性質に関連したインパクト理論 (impact theory) と プログラムの組織計画とサービス利用計画を示すプロセス理論 (process theory) を区別することができる (Rossi et al. 2004=2005:63) < インパクト理論 = アウトカムの仮設群 > 8

9 資料 ) 子どもの現状 : 耳塚寛明氏の報告 (2014) 9

10 資料 ) 耳塚寛明氏の報告 (2014) 10

11 資料 ) 児童虐待の影響 全国児童自立支援施設入所児童の約 6 割が被虐待児 (1999 年における調査 : 対象者数 1405 人, 回収率 87.7%) 少年院全体の約 70% が身体的虐待あるいは性的虐待の被虐待経験 ( 法務総合研究所 2000) 粗暴傾向の少年相談事例に関する調査 では,5,6 人に 1 人の割合で被虐待経験 ( 科学警察研究所 2002) 11

12 資料 ) 学年別不登校児童生徒数 出所 : 文科省 平成 26 年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査 ( 人 ) 50,000 38,242 40,000 34,832 30,000 23,959 20,000 10, ,514 6,649 4,427 1,225 2,047 3,002 小学 1 年小学 2 年小学 3 年小学 4 年小学 5 年小学 6 年中学 1 年中学 2 年中学 3 年 ( 学年 ) 国公私立 小 6 から中 1: 段差約 3 倍 12

13 資料 ) ネグレクトとしての不登校 親の就労形態により 子どもの生活習慣への働きかけができないことで生じる不登校の存在 ネグレクトされている子ども小学生の約 29% 中学生の約 53% が不登校 ( 安部 2011) ネグレクトされている子どもの約 29% に発達の遅れあり 特に幼児段階で約 35% と高い ( 安部 2011) SSW 事例 : 朝起こしてもらえない 腐ったお弁当を持参する子どもたち 13

14 まとめると 孤立 貧困 子育て層全体の 3 分の 1 が孤立 貧困 ( スライド 5) 児童虐待 孤立 不安が虐待へ ( 影響の可能性大スライド 5) 貧困の 30% 以上が虐待へ ( 東京都保健福祉局 2005) 問題行動 学力低下 非行のうち 70% が虐待 ( スライド 10) ネグレクトの 50% 台 ( 中 ) から 30% 台 ( 小 ) が不登校 ( スライド 15) 貧困の社会的コスト : 職業訓練費と生活保護費 460 万で税収入 4500 万還元 ( 阿部 2014) 学校では問題行動で大変という認識だが 背景に貧困がある事例が多数埋もれている この認識と対応が必要 発見 つながる仕組みが必要 14

15 子どもや家族の実態 学力は社会の課題である 本がない家庭 1.4%( 阿部 2008) から 1.9%( 山野 2013) 苦しい家庭ほど子どもと向き合う余裕がない 就学援助率 15.42% 高い地域では 40% ( 孤立 :34.8% が地域で会話のない子育て 貧困 孤立 児童虐待 問題行動 ( 非行 不登校 ) 学力低下 貧困 孤立へ繰り返す 格差克服の仕掛けが必要! 現状では 30% に対応する機関はない 可能性はすべての子どもが通う学校に 15

16 次世代の学校 地域 創生プラン 平成28年1月25日 文部科学大臣決定 中教審3答申の実現に向けて 答申③ 教育再生実行会議第7次提言 答申② 教育再生実行会議第7次提言 答申① 教育再生実行会議第6次提言 教員改革 資質向上 学校の組織運営改革 チーム学校 地域からの学校改革 地域創生 地域と学校の連携 協働 養成 採用 研修を通じた 不断の資質向上 校長の リーダーシップの 下学校を運営 現職研修改革 ベテラン段階 管理職研修の充実 マネジメント力強化 中堅段階 1 数年目 採用段階 養成段階 校 長 要 法改正 地方教育行政法 地域学校協働本部 英語 ICT等の課題へ対応 養成段階の改革 インターンシップの導入 校長のリーダーシップを応援 地域のニーズに応える学校づくり 事務職 員 チーム研修等の実施 採用段階の改革 採用試験の共同作 成 特別免許状の活用 学校運営 協議会 予算の執行管理 情報管理等により 校長のマネジメントを支える 共同実施により学校の事務を効率化 教 員 ミドルリーダー育成 免許更新講習の充 実 コミュニティ スクール 学校運営の基本方針 学校運営や教育活動 等 授業等の学習指導 生活指導 保護者対応 等 子供へのカウンセリング等に 基づくアドバイス 校内研修の実施 等 子供 保護者 地域住民 企業 NPO等 保護者 地域の人々が学校と連携 協働し て 子供の成長を支え 地域を創生 子供への個別カウンセリング いじめ被害者の心のケア 等 困窮家庭への福祉機関の紹介 保護者の就労支援に係る助言 等 学校現場や教職を早期に体験 教職課程の質向上 教員を 教員育成指標 都道府県が策定 バックアップする 多様なスタッフ 育成指標策定指針 国が大綱的に提示 要 法改正 免許法 教員センター法 教特法 スクール スクール ソーシャル カウンセラー ワーカー 連携 協働 地域連携の 中核を担う 教職員 要 法改正 学校教育法 地方教育行政法 地域コーディネーター 地域学校協働活動 の推進 郷土学習 地域行事 学びによるまちづくり 放課後子供教室 家庭教育支援活動 等 要 法改正 社会教育法 次世代の学校 の創生に必要不可欠な教職員定数の戦略的充実 子供たちが自立して活躍する 一億総活躍社会 地方創生 の実現16

17 ① 生活相談 就労支援 虐待相談等 学校のプラットフォームの本格化 関係機関の支援ネットワーク 児童相談所 福祉事務所 発達障害者センター ハローワーク 病院 サポステ 等 生活困窮者自立相談支援機関 地域 困窮家庭 親 貧 困 背 景 予防 表 面 化 い じ め 学 力 不 振 非 行 不 登 校 虐 待 家庭教育 支援拠点 地域活動 の拠点 活用 SSW 調整 地域学校 協働本部 保育所 教育委員会 放課後 教室 学校 プ ラ ッ ト フ ォ Ⅰ ム 福祉や教育 サービス情報 ストック CD 子ども 幼稚園 NPO 食 学 事 習 支 支 援 援 仲介 協議 情報共有 連携 学校 問題発見 マネジメント SSW 事例対応 機関調整 資源活用 SC 専門家 学校運営 協議会 コミュニティスクール 教員 チーム 学校 17 山野則子 2016改変

18 文部科学省 事業を並べるだけでは不十分 機能する仕組みが必要 家庭教育支援チーム 訪問型家庭教育支援 学習が遅れそうな中学生を対象とした学習支援 困難を抱える家庭への図書館を活用した読書活動支援 青少年教育施設での自然体験活動支援 厚生労働省 生活困窮者自立支援法 ; 社会的孤立 経済的困窮への支援をより地域で展開 生活保護家庭の自立支援プログラム 内閣府 子ども若者育成支援推進法 ; サポートステーション 病院 保健所の PSW 発達障害者支援センター など 18 子ども 子育て支援新制度 18

19 すべての子ども 保護者教師チーム学校 SSW SC スクリーニング会議ケース会議学校運営協議会全戸訪問講座親支援プログラムコミュニティスクール連絡会学習支援 食支援自立支援機関少年サポートセンター児童相談所家庭裁判所児童福祉適応指導教室生活支援プログラム地域学校協働本部 CD 居場所学校 家庭 地域をつなぐ仕組み作りとその制度化 ( 例 : 各会議の定例化 ) つながる仕組みありすべての子ども 保護者教師チーム学校 SSW SC 学校運営協議会全戸訪問講座親支援プログラムコミュニティスクール学習支援 食支援自立支援機関少年サポートセンター児童相談所家庭裁判所生活支援プログラム地域学校協働本部 CD 居場所つながる仕組みなし全戸訪問全戸訪問支援人材を置くだけでは機能しないバラバラ家庭教育支援家庭教育支援教育相談 CD 教育相談 CD 教育と福祉 教育委員会内の学校 家庭 地域をつなぐ機能児童福祉適応指導教室

20 文科省 ( ) チーム学校作業部会資料 20

21 アメリカのスクリーニング ) すべての子どもの行動と介入レベル (Kelly2014) 審査と評価 科学的根拠に基づいた支援と介入 日本では不十分 第 3 のデータ : ~5% の問題を抱えている生徒 問題を抱えている生徒のデータ 成績, 出席に関する機能的支援の観察 教師のモニタリング 生徒のセルフモニタリングデータ 目標達成割合 第 2 のデータ : ~15% の問題を抱えはじめている子ども 問題を抱えはじめている生徒 進行中の観察データ成績, 出席率, 機能的支援の観察, 教師のモニタリング, 生徒のセルフモニタリングデータ 第 1 のデータ : すべての生徒 行動障害のための系統的なスクリーニンク 社会的なスキルの改善システム 子ども行動評価システム 小学校の成功例 第 3 の介入 : ~5% の生徒 1 次的予防策の利用 機能的な支援 行動の取り決め 生徒のセルフモニタリング STARS 教師のモニタリング BEP 小グループ指導 Coping Power 見守り 第 2 の支援 : ~15% の生徒 1 次的支援サービスの利用方策 機能的な支援 行動の取り決め 生徒のセルフモニタリング STARS 教師のモニタリング --BEP 小グループ指導 Coping Power 第 1 の支援 : 100% の生徒 児相 :My Tree など虐待対応や行動変容などのプログラム 適切な行動ゲーム 素晴らしい数年 社会性と情動の学習生徒指導 社会性と情動の学習カリキュラム (PaTHS, Strong Kids) 市町村でのプログラム SSW の SST プログラムや地域の赤ちゃんとふれあいプログラム等 21 21

22 イギリスの例 ) 郵便番号で区割りされた地域の貧困マップ ロンドン市ある区における剥奪指標に基づくスコア 色が濃いほど貧困状況にあることを示している 剥奪指標 : 物的 人的 社会的な資源 資本の貧困 ( 剥奪状況 ) を測る指標 区内の学校 保育所をはじめ各地域の機関が皆この資料を持っていて目標を共有している 支援が必要な地域が明確 重点的支援 22

23 イギリスの Extended Services 早期教育の導入 格差是正 TA の徹底 学校のなかでの朝食サービス 学校という場で あるいはチャイルドケアセンターと共同して 母親への就労支援 : 母親自身への教育と その子どもへの教育のため ナーサリースクールが校内に存在 学童保育の充実 例 : 訪問した小学校の場合 72 人の職員のうち 教員は 22 人 ( 残りは教員以外の専門スタッフ (TA メンター 司書など ) イギリスがこのような支援を実施できる背景には 充実した教育への投資がある 23

24 24

25 日本では 学校プラットフォーム図中の各事業コンテンツのグッドプラクティスは存在するが すべてそろったものがない トータルモデルはイギリスの例 具体例 25

26 訪問型家庭教育支援の関係者のための手引き ( ポイント ) 家庭教育支援手法等に関する検討委員会 監修 ( 平成 28 年 3 月 ) 事 相川良子 NPO 法人ピアサポートネットしぶや理事長岩金俊充やまぐち総合教育支援センタースクールソーシャルワーカーエリアスーパーバイザー川口厚之湯浅町教育委員会副次長 指導主事小寺康裕東京都教育庁指導部主任指導主事西郷泰之大正大学人間学部人間環境学科教授廣末ゆか中芸広域連合保健福祉課長松田恵示東京学芸大学芸術 スポーツ科学系教授 学長補佐水野達朗一般社団法人家庭教育支援センターペアレンツキャンプ代表理 森田知世子橋本市家庭教育支援チームヘスティア代表八並光俊東京理科大学大学院科学教育研究科教授 ( 座長 ) 山野則子大阪府立大学人間社会学部 人間社会学研究科教授渡辺顕一郎日本福祉大学子ども発達学部教授 ( お問合せ先 ) 文部科学省生涯学習政策局男女共同参画学習課家庭教育支援室 TEL: ( 内線 3467) Eメール : danjokat@mext.go.jp URL: 文部科学省 26

27 27 教育と福祉で全戸訪問湯浅町作成

28 平成 28 年度の新たな取組み ( 泉大津市 ) 泉大津市教育支援センター家庭教育支援チーム 泉大津市親学習講座 複合型家庭教育支援プロジェクト ( 訪問型アウトリーチ支援 + 親学習拡充 ) 保護者の関心が高まるような働きかけ 家庭教育に関心のある保護者 家庭教育に関心が低い保護者 専門的対応が 必要な家庭 ( 親学習講座実施 ) 学びの場の提供 親学習チーム ( 新設 ) 生涯学習課 家庭と地域のつな がりの場の提供 訪問型アウトリーチ 訪問型チーム ( 現行チー ム ) 教育支援センター 専門機関による対応 こども未来課等福祉部局 ( 平成 28 年度 ~) 親学習講座実施 ( 公民館講座からスタート ) 親学習チーム支援人材募集 養成 多くの保護者が集まる機会での親学習の実施 本部 ( 指導課 生涯学習課 コーディネータ 泉大津市家庭 教育支援チーム 28 家庭の状況に応じた家庭教育支援の実施泉大津市作成

29 地域の人材による学校支援と家庭教育支援の連携した取組事例 小平市立小平第二中学校区 ( 東京都 ) の取組概要 出典 ) 中教審学校地域協働部会資料から加筆 小平地域教育サポート ネット事業 として 学校支援ボランティア体制を導入し 学習支援 部活動支援 家庭教育支援 生活安全支援 等の支援を実施 家庭教育支援では 先輩保護者の体験談を聞いたり 悩みを共有することで保護者の不安軽減に寄与するとともに 子供の進路等の情報共有を可能とする場の提供を実施 小平二中学校支援ボランティア体制 学習支援 小平二中コーディネーター部会 部活動支援 家庭教育支援 生活安全支援 連携 PTA ボランティア 成果 学校支援地域本部事業の取組として 家庭教育支援の活動をすることで 保護者の不安軽減のみならず 学校 家庭 地域間の相互の情報共有の充実による相互理解の進展につながった 湖南市立菩提寺小学校 ( 滋賀県 ) の取組概要 ここで SSW と組織化しているところもある 菩っこを育てる会 ( 学校支援地域本部事業 ) の取組の一つとして 家庭教育支援の取組を実施 家庭教育支援チーム ほっとルーム では 不登校傾向の児童の個別対応と保護者支援 保護者が悩みを共有できる場 ほっとサロン の開設 保護者を対象とした勉強会や講演会の開催といった取組を実施 ほっとサロン の様子 成果 家庭教育支援チームが 学校での子供の様子を保護者に伝えるとともに 保護者の悩みを共有し 学校側に橋渡しする取組を行うことで 地域による学校支援及び家庭教育支援の充実につながった 学校家庭地域 保護者への対応の充実子育ての悩みや不安の解消地域人材の活用 地域の結束 それぞれにとってメリット 地域力の結集 人的ネットワークの構築により地域社会全体が活性化 29

30 なぜ 学校プラットフォームなのか 学習支援の拠点や子ども食堂などの 1 つ 1 つのサービスが市に 1 か所や 2 か所では すべての子どもや家庭に届かない 30% の必要な子どもに行き届かない 子どもにとって自力で行ける場の重要性 30% の層を把握している機関は 就学後は学校しかない すべての子どもを把握している機関でないと必要な子どもや家庭を発見できないし 発見後 支援のために必要なサービスにつなぐことができない サービスを知らない 拒否している人が課題を抱えている可能性は高い 全戸訪問の意義 行きやすい場 = 学校で調整 相談機関やサービス提供場所を増やすだけではいつまでも届かない人が生じる 30

31 学校プラットフォームが機能するための仕組み作りとその制度化 地域と学校と関係機関の連絡会の策定 学校内で発見するためのスクリーニング会議 ( 気になる事案の洗い出し = 保健所の検診仕組み ) ケース会議の定例化 関係機関と学校のケース会議の定例化 教育コーディネイターに内容の価値づけとポストを作り 誇りを持って担う = 英 :Designated Safeguarding Lead の例 学校 地域 家庭をつなぐ 学校を拠点として動ける人材の役割の明確化とその配置 これらができる 力量のある地域だけの子どもが救われる現状 その格差はなくすべき 教員が抱え込まず 福祉を適切に活用するため 教員養成課程に福祉科目を入れる!+ 福祉 教育 心理を協働で学ぶ学習の導入を ( Inter Professional Education)! 31

32 全数把握可能な学校に支援システムを 学校において 教員以外に支援調整 支援実施ができる人材と体制を作る 学校に1キャッチできる 2 情報を担保し 様々な資源を活用できるよう見える化 情報提供できる仕組みを作る 3 教員の認識を作る =SSWの可能性 検診 フォロー スクリーニング会議からケース会議 支援を手配 展開 = 中心に担う人の配置 ( 米 :SSW) 子どもの居場所 誰も起きる孤立を防ぐ親の居場所 学校 = 教員 という認識と実態を変えないと仕組みはできない 支援システム作りを行う専門人材の位置づけ 32

33 2 人材の課題 : ミクロ メゾ マクロ実践する SSW( 山野,2006) ミクロ 個別事例へのアプローチ 子ども 家族への面談 訪問 教師への支援 資源活用 教師 子ども 友人 家族 地域資源 メゾ 校内体制作りへのアプローチ 校内ケース会議の開催 研修会の開催 生指 外部支援者 担任管理職 バックアップ 養教 外部支援者 マクロ 市子ども家庭相談体制作りへのアプローチ 連携ケース会議の開催 市ネットワーク会議へ参加 市相談体制作りへの関与 福祉 その他 学校 児相 幼稚園 病院 バックアップ

34 B. 教育委員会へのアプローチ A. 学校組織へのアプローチ C. 関係機関 地域などへのアプローチ D. 子ども 保護者へのアプローチ B-1: SSWer 活用に関する目標設定 発見を生む A-1: 学校アセスメント ( さまざまな資源を活用して学校の状況 を把握する ) A-2: 地域アセスメント ( さまざまな資源を活用して地域の状況 を把握する ) A-3: 学校や地域に潜在するニーズの発見 C-1: 関係機関との関係性構築 ( マクロアプローチ ) C-2: 関係機関 地域などへの基本的 な活動 A6-A15 B2-B4 C2 C3で実施していることは すべて子ども 保護者へのアプローチと関連している また 子ども 保護者との関係性構築といった項目はSWの基本であると捉えられている そのため それらの項目は実践していることを前提としている 政策への反映 A-4: 学校組織に働きかけるための戦略を立てる A-5: 教員のニーズに沿う 連携をもたらす B-2: SSW 活動の定期的な報告 連絡 相談 学校との調整 A-6: 相談活動の推進 A-7: 子ども 保護者の共同アセスメント D-1: 子ども 保護者のアセスメント B-3: 困難事例などに向けた協働 A-8: 関係機関と学校の仲介 C-3: 連携ケース会議実施前の活動 A-9: ケース会議実施前の活動 A-10: ケース会議の実施 ( インテーク 情報収集 整理 ) B-4: プランの実行 ( マクロアプローチ ) A-11: ケース会議の実施 ( アセスメント プランニング モニタリング ) A-12: ケース会議実施後の活動 C-4: 連携ケース会議実施中および実施後の活動 SSW 実践の明確化 A-13: さまざまなケース会議の実施 B-5: 教育委員会担当者とのモニタリング ( マクロアプローチ ) B-6: SSW の手法を浸透させるための働きかけ ( マクロアプローチ ) B-7: SSW 事業化への働きかけ ( マクロアプローチ ) A-14: プランの実行 D-2: プランの実行 A-15: モニタリング D-3: モニタリング < プロセス理論 ( サービス利用計画 )=SSWer の実践 > 34

35 詳細は是非こちらで 35

36 2 仕組み作りにつながる人材養成 : 大阪府立大学の例 実践できる人材の必要性から 1 教育カリキュラム向け ( 添付資料 ) コラボレーションの取り組みを導入教師も児童虐待も生活保護も知らずに教員になって対応できない挫折感 対応できる力 協働できる力を学生の間につける 積み上げ方式 : 1 年子ども家庭福祉論 2 年 SSW 論を学びながら学校フィールドヘインターンシップ 海外インターンシップ 3 年社会福祉士実習 4 年教員実習 スクールソーシャルワーク実習 コラボ演習 ( 心理 教師 社会福祉士と他の専門職養成の学生と現場にともに出る )=IPE(Inter Professional Education) 2 現場向け 社会福祉士を取得した方に科目履修で本教育課程を開いている 教員免許更新講習, 公開講座で学校コラボレーション講座実施 学生も参加 36

37 37 37

38 < 文献 > 阿部彩 (2008) 子どもの貧困 岩波書店 安部計彦 (2011) 要保護児童対策地域協議会のネグレクト家庭への支援を中心とした機能強化に関する研究 こども未来財団 原田正文 山野則子ほか (2004) 児童虐待発生要因の構造分析と地域における効果的予防法の開発 平成 15 年度厚生労働科学研究 ( 子ども家庭総合研究所保護事業 ) 報告書. 法務総合研究所 (2001) 児童虐待に関する研究会 のまとめ ( 第 1 報告 ) 法務総合研究所研究部報告 科学警察研究所 (2002) 粗暴傾向の少年相談事例に関する調査 耳塚寛明 (2014) 内閣府第 2 回子どもの貧困対策に関する検討会資料 = 以下による資料 平成 25 年度学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究平成 25 年度全国学力 学習状況調査 ( きめ細かい調査 ) の結果を活用した学力に影響を与える要因分析に関する調査研究 国立大学法人お茶の水女子大学. 文部科学省 (2015) チームとしての学校 教職員の在り方に関する作業部会資料 6 チーム学校関連資料 文部科学省 (2014) 平成 26 年度 児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査 文部科学省 (2013) 平成 25 年度就学援助実施状況等調査 内閣府 (2014) 子どもの貧困対策に関する検討会について Rossi, P.H., Lipsey, M.W. and Freeman, H.E. (2004) Evaluation : A Systematic Approach, 7th Ed, Sage Publications. (=2005, 大島巌 平岡公一 森俊夫ほか プログラム評価の理論と方法 - システマティックな対人サービス 政策評価の実践ガイド 日本評論社.) 東京都福祉保健局 (2005) 児童虐待の実態 Ⅱ- 輝かせよう子どもの未来 育てよう地域のネットワーク- 山野則子 山縣文治 (1999) 子どもの相談援助システム構築の必要性と課題 大阪市立大学生活科学部紀要第 47 巻. 山野則子 (2005) 育児負担感と不適切な養育の関連に関する構造分析 原田正文 平成 16 年度厚生労働科学研究 ( 子ども家庭総合研究事業 ) 報告書 山野則子 (2006) 子ども家庭相談体制におけるスクールソーシャルワークの構築 ~ 教育行政とのコラボレーション ~ ソーシャルワーク研究第 32 巻 2 号 pp 山野則子編著 (2015) エビデンスに基づく効果的なスクールソーシャルワーク~ 現場で使える教育行政との協働プログラム 山野則子 三沢徳枝 (2015) 学習支援等プログラム参加者の状況を視野に入れた支援の可能性 : アセスメントシートの分析から 大阪府立大学 38 社会問題研究. 64, p.47-57

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