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1 北陸農政局整備部防災課 1 写真 : 国営総合農地防災事業 香川地区

2 目次 Ⅰ 高まる被災リスク Ⅱ 農地防災事業の概要 Ⅲ 海岸事業の概要 Ⅳ 農地防災の展開 Ⅴ 事業効果と地域の取組 2

3 Ⅰ 高まる被災リスク 3

4 Ⅰ 高まる被災リスク 災害等が発生する背景 農用地や農業用施設が被る災害や農業用用排水の水質汚濁 農用地の土壌汚染 地盤沈下による農用地 農業用施設の機能低下には自然的 人為的さまざまな要因があります 台 風 地下水の汲み上げによる地盤沈下 地 震 都市化の影響による農業用水の水質汚濁 侵 食 農用地 農業用施設の被災等 企業活動による土壌汚染 地すべり 流域開発による洪水 豪 雨 老朽化によるため池の決壊 : 自然的背景 : 社会的背景 : 老朽化 4

5 近年 豪雨や地震などの甚大な自然災害が頻発 IPCC の第 4 次報告では 今後地球規模の気候変動 ( 温暖化 ) の影響で災害リスクの増大が予測されているところ 近年の主な災害による被害状況 ( 括弧内は農地 農業用施設等の被害額 ) H16 新潟 福島 福井豪雨 (244 億円 ) 台風 21 号 ( 兵庫県 三重県他 :276 億円 ) 台風 23 号 ( 全国 :895 億円 ) 新潟県中越地震 ( 新潟県他 :689 億円 ) H17 梅雨前線 ( 全国 :167 億円 ) 台風 14 号 ( 西日本 :316 億円 ) H18 梅雨前線 ( 全国 :524 億円 ) 台風 13 号 ( 西日本 :107 億円 ) H19 能登半島地震 ( 石川県他 :44 億円 ) 梅雨前線 ( 全国 :181 億円 ) 新潟県中越沖地震 ( 新潟県他 :36 億円 ) 台風 5 号 ( 西日本 :93 億円 ) H20 岩手 宮城内陸地震 ( 宮城県他 :301 億円 ) H21 中国 九州北部豪雨 (230 億円 ) H22 梅雨前線 ( 西日本 :300 億円 ) 鹿児島奄美大島大雨 ( 鹿児島県他 :26 億円 ) 新燃岳噴火 ( 宮崎県 鹿児島県他 ) 東日本大震災 ( 東北他 :8,414 億円 ) H23 新潟 福島豪雨 ( 新潟県 福島県他 :391 億円 ) 台風 12 号 ( 全国 :362 億円 ) 台風 15 号 ( 全国 :272 億円 ) H24 梅雨前線 ( 全国 :362 億円 ) 台風 9 号 ( 西日本他 :105 億円 ) 5

6 時間雨量 50mm 以上及び 100mm 以上の雨が観測された回数の推移 6 資料 : 平成 19 年版防災白書 ( 内閣府 )

7 確率論的地震動予測地図 東海 東南海 南海地震や日本海溝 千島海溝周辺海溝型地震といった大規模地震の発生が懸念されている 今後 30 年以内に震度 6 弱以上の揺れに見舞われる確率の分布図 ( 平成 22 年 1 月 ) 全国を概観した地震動予測地図 報告書 (H17.3 発表 H22.1 改訂 ) 地震調査研究推進本部地震調査委員会 7

8 気候変動の影響予測 平均気温上昇の予測約 1.1 ~6.4 現行の作物の栽培に支障発生のおそれ ( 反収の減少 従来になかった病虫害の発生等 ) 平均海面水位上昇の予測 18~59cm 海岸平野等低平地に位置する農地において湛水被害等の発生のおそれ ( 高潮 排水不良 塩害 地下水位の上昇に伴う湿害等 ) 気象現象の予測熱帯性低気圧の強度は強まる積雪面積や極域の海氷は縮小 ( 北極海の晩夏の海氷が 21 世紀後半までにほぼ完全に消滅との予測も ) 異常気象による農作物 農業施設等への被害多発のおそれ ( 異常渇水 異常出水 強風害等 ) 気候変動に関する政府間パネル (IPCC) 第 4 次評価報告書統合報告書 ( ) 8

9 東日本大震災 H24 梅雨前線豪雨による被害 東日本大震災による被害 項目被害箇所数被害額 農地 18,186 4,006 億円 農業用施設等 17,706 4,408 億円 計 36,092 8,414 億円 被害額の数値は平成 24 年 7 月 5 日時点 がれきの堆積した幹線排水路 ( 宮城県名取市 ) 破損した農道 ( 岩手県奥州市 ) H24 梅雨前線豪雨による被害 項 目 被害箇所数 被害額 農地 14, 億円 農業用施設等 7, 億円 計 22, 億円 被害額の数値は平成 24 年 9 月末時点 湛水被害状況 ( 熊本県阿蘇市 ) 送水管の破損 ( 熊本県菊池市 ) 9

10 新潟県中越沖地震における農地 農業用施設等の被害状況 発生日時 : 平成 19 年 7 月 16 日 10 時 13 分頃 震源 : 新潟県上中越沖 深さ : 約 17km 地震の規模 :M6.8( 推定値 ) 人的被害 ( 消防庁情報 ): 死者 11 人 負傷者 2,343 人 新潟県柏崎市 震度 6 強の揺れによって農地において地すべりが発生 10

11 台風や梅雨前線による農地 農業用施設の被害状況 新潟県長岡市 11 H16 年新潟 福島豪雨により河川が氾濫し農地が湛水

12 ため池等の被災状況 堤体が決壊 決壊したため池 (H16 兵庫県洲本市 ) 復旧工事状況 12

13 七五三掛地区地すべり災害の状況 ( 平成 21 年 6 月 ) 最大 10cm/ 日 (4mm/ 時間 ) の変位を観測 13

14 Ⅱ 農地防災事業の概要 14

15 Ⅱ 農地防災事業の概要 農地防災事業の目的 農地防災事業は わが国の自然及び社会経済的環境の変化に対処して 農用地 農業用施設の自然災害の発生を未然に防止し 又は農業用用排水の汚濁や農用地の土壌汚染を防止し 若しくは地盤沈下等により低下した農用地 農業用施設の機能回復を図ること等により 農業生産の維持及び農業経営の安定を図り 併せて国土及び環境の保全に資することを目的に実施する事業である 災害発生の抑制と災害に耐えうる条件の整備 農用地 農業用施設の災害の未然防止 農業用水の水質保全 土壌汚染の防止 農業用施設の機能回復等 農業生産の維持及び農業経営の安定 国土及び環境の保全 安全な生活の確保 15

16 農地防災事業の概要 農地防災事業は 農用地 農業用施設の被害の未然防止や被害の軽減 農業用水の水質保全 土壌汚染の防止等により 農業生産の維持及び農業経営の安定を図るとともに 国土の保全 地域住民の安全の確保に貢献している 農地防災事業のイメージ 土壌汚染の防止 除去水源転換客土 / 排土 / 客土 土壌汚染の防止 除去 農業用用排水の水質保全用水路と排水路の分離水質浄化施設の設置 農業用水の水質保全 農業用施設の機能回復ため池の改修ため池の改修 / 堰の改修堰の改修 農業用施設の機能回復 地盤沈下の解消地盤沈下への対応水路の改修水路の改修 / 水源転換水源転換 農業用施設の耐震化耐震性能調査 / 耐震補強 洪水の防止ため池のかさ上げため池のかさ上げ防災ダムの改修 土壌侵食の防止 排水路の整備 / 整地整地 湛水の解消ポンプ場の整備排水機場の整備排水路の整備 地すべりの防止擁壁の設置擁壁の設置 / 地下水の排除地下水の排除 情報収集 伝達体制の強化ハザードマップの作成自治体への情報伝達体制の構築 16

17 農地防災事業の事業体系 (H24 補正以降 ) 農地防災事業 農村地域防災減災事業 ( 新規 ) Ⅰ 調査計画事業 Ⅱ 整備事業 1 防災ダム事業 国営総合農地防災事業 農業競争力強化基盤整備事業 ( 国営附帯県営農地防災事業 ) 2 ため池整備事業 3 用排水施設整備事業 4 農地保全整備事業 5 特定農業用管水路等特別対策事業 震災対策農業水利施設整備事業 ( 拡充 ) 公害防除特別土地改良事業 地すべり対策事業 6 農業用河川工作物等応急対策事業 7 水質保全対策事業 8 農業用施設等危機管理対策事業 9 農村防災施設整備事業 特殊自然災害対策施設緊急整備事業 ( 新規 ) 農山漁村地域整備交付金 農山漁村地域整備交付金は 地域自主戦略交付金のメニューを移行

18 地すべりの防止 地すべり防止区域内において地すべりを防止し 農用地 農業用施設並びに周辺農家や公共施設等の被害を減らし 国土の保全と安全で快適な生活環境の実現に貢献 地すべり機構 地すべり対策 地すべり対策の工事は 動いている範囲や すべり面の深さ 地下水の水位と流れる方向などの資料をもとに 地すべりの活動を抑制及び抑止し 災害発生の未然防止を図るもの 工事の種類は地すべりの性質を十分に考慮して決定 18

19 地すべり対策事業 事業内容及び事業成立の要件 地すべり防止区域に指定を行う必要がある ( 地すべり防止法第 3 条に基づく ) 地すべり防止区域は主務大臣が指定する 地すべり防止区域を指定後 都道府県知事が地すべり防止工事基本計画を作成して事業を実施 事前調査に基づき適切な工法を選択し 最も経済的に効果を発揮するようにする 地すべり防止区域の取り方 地すべり地域の面積は 5ha 以上 ( 市街化区域では 2ha 以上 ) 多量の崩土が渓流や河川に流下し下流河川に被害を及ぼす恐れのあるもの 鉄道 都道府県道以上の道路又は迂回路のない市町村道 その他公共施設のうち重要なものに被害を及ぼす恐れのある道 官公署 学校又は病院等の公共建物のうち重要なものに被害を及ぼす恐れのあるもの 貯水量 30,000m3 以上のため池もしくは関係面積 100ha 以上の用排水施設もしくは農道又は利用区域面積 500ha 以上の林道に被害を及ぼす恐れのあるもの 人家 10 戸以上に被害を及ぼす恐れのあるもの 農地 10ha 以上に被害を及ぼす恐れのあるもの 前項の基準に該当しないが 家屋の移転を行う必要がある場合には指定することができる 19

20 20 農村地域防災減災事業 湛水防除や地盤沈下対策 水質保全対策 老朽化したため池の整備など総合的な防災 減災対策における調査 計画の策定から農地防災施設の整備等を総合的に推進することで農業生産の維持や農業経営の安定 環境保全を図る 農村地域の総合的な防災 減災対策の推進 調査計画総合計画策定安全度評価 防災ダム整備洪水調整 農業用施設等危機管理対策ハザードマップの作成情報伝達体制の構築 農地保全整備農用地浸食防止防風施設整備 農業生産の維持や農業経営の安定 環境保全を図る 農業用河川工作物応急対策河川工作物の補強 撤去 用排水施設整備湛水の解消地盤沈下対応 水質保全整備用水路と排水路の分離水質浄化施設の設置 農村防災施設整備避難路避難塔整備安全施設等の整備 ため池整備ため池の改修保全管理体制整備 災害に強い農村づくりを図り 国土強靱化 ( ナショナル レジリエンス ) を推進

21 防災ダム事業 洪水調節用のダムの改修を行うことにより 台風 豪雨等の洪水による農業被害や公共施設 家屋 人命等への被害を未然に防止し 農業生産の維持及び農業経営の安定を図り 併せて国土の保全に貢献 ダムの改修 事業内容 防災ダム工事 : 洪水調節用のダム ( 余水吐その他の付帯施設を含む ) の改修 受益地の取り方 受益地区は 被害の形態から次の 2 つに区分する直接受益 : 洪水によって農用地 農業用施設等が流出し 又はする恐れのある地域及び当該河川の洪水に起因し浸水 湛水被害を受け農作物被害 ( 降雨による地区内浸水 湛水を除く ) を受ける地域間接受益 : 洪水によって農業用施設 ( かんがい施設 : 頭首工 揚水機等 ) が被害を受け このため取水不能で被害を受け又は恐れのある地域 留意事項 河川計画に影響を及ぼさないよう あらかじめ河川管理者と十分協議する 21

22 ため池の数 全国のため池分布状況 47, 農業用ため池は 全国に約 21 万箇所 3,776 2, ,264 2, ,785 2,339 20,910 3, ,782 10, , ,212 5,925 11,308 3,145 2,545 5,822 1,187 3, ,395 1, ,758 1, , ,230 3,364 5,757 3,506 2,892 1,393 6,074 3,160 うち 受益面積が 2ha 以上のため池は全国に約 6 万 5 千箇所 西日本を中心に全国に分布 都道府県別ため池箇所数上位ランキング ため池の多い都道府県 ( 平成 9 年農村振興局調べ ) No. 都道府県名 箇所数 No. 都道府県名 箇所数 1 兵庫県 47,596 6 岡山県 10,304 2 広島県 20,910 7 宮城県 6,074 3 香川県 15,990 8 和歌山県 5,925 4 山口県 11,785 9 新潟県 22 5,822 5 大阪府 11, 島根県 5,782

23 ため池をめぐる課題 老朽化により漏水 浸食等の危険箇所が発生し 大雨や地震を契機に決壊等の災害が発生する危険性 過疎化 高齢化等によりため池の管理が粗放化 水質悪化 ヘドロの堆積 不法投棄 ブラックバス等移入種による生態系の破壊 老朽化による決壊等災害発生の危険性 過疎化 高齢化等による管理の粗放化 堤体の浸食が著しいため池 被災したため池 (H9 山口県 ) 堤体の野草の繁茂等による漏水 危険箇所の発見の遅れ 地域住民による堤体の草刈り活動 水質悪化 ヘドロの堆積 不法投棄 移入種による生態系の破壊 アオコの発生 ゴミの投棄 動植物の保護 清掃活動 23

24 ため池整備事業 老朽化し早急に整備が必要なため池及び用排水施設の整備や傾斜地等の土砂崩壊防止施設 湖岸堤防の改修等のハード整備を行うとともに ハザードマップ等のソフト対策を行うことにより 災害の未然防止又は被害の最小化を図り 地域の防災安全度の向上に貢献 改修前のため池 改修後のため池 整備されたため池の全景 24

25 ため池整備事業 事業内容 1 防災ため池工事 : 洪水調節機能の賦与 増進のための農業用ため池の改修 2 地震対策ため池防災工事 : 耐震性の向上のための農業用ため池の改修又は地震からの安全を確保するために必要な管理施設の新設若しくは改修 3 ため池整備工事 : 築造後における自然的 社会的状況の変化等に対応したため池の新設 廃止又は変更 4 農作物生育阻害等防止工事 : ため池の水質汚濁等に起因する農作物の生育阻害等を防止するための整備であって 3 と併せ行うもの 5 ため池特別対策整備工事 : ため池の廃止と併せ行う耕作放棄地を利用した代替えため池の整備等 6 ため池水質改善工事 : 水質悪化が著しいため池の水質を改善する工事 7 ため池保全体制整備事業 : ため池の防災 減災 生態系 景観 環境等の保全に資するために必要な構想の策定 体制の整備及び活動の実施 25

26 ため池整備事業 受益地の取り方 1 防災ため池工事 防災受益 豪雨等によるため池決壊等に伴う洪水被害が解消される地域 直接受益 : 洪水によって農用地 農業用施設等が流出し 又はする恐れのある地域及び当該河川の洪水に起因し浸水 湛水被害を受け農作物被害 ( 降雨による地区内浸水 湛水を除く ) を受ける地域 間接受益 : 洪水によって農業用施設 ( かんがい施設 : 頭首工 揚水機等 ) が被害を受け このため取水不能で被害を受け又は恐れのある地域 2 地震対策ため池防災工事 防災受益 地震によるため池決壊等に伴う洪水被害が解消される地域 直接受益 : ため池の決壊等に伴う洪水によって農用地 農業用施設等が流出し 又はする恐れのある地域 間接受益 : ため池の決壊用に伴う洪水によって農業用施設 ( かんがい施設 : 頭首工 揚水機等 ) が被害を受け このため取水不能で被害を受け 又は恐れのある地域 3 ため池整備工事 農作物生育阻害等防止工事 ため池特別対策整備工事及びため池水質改善工事 当該ため池を水源としてかんがいされている面積 ( 小規模では 当該ため池を含む数カ所のため池 ( 以下ため池群 ) を受益地とみなす ) 26

27 ため池整備事業 留意事項 1 整備の留意点貯水量 取水量増加のための整備は実施しない また 洪水調整機能を付加する場合 受益減等で空き容量が生じた場合とし 嵩上げは行わない 2 用水慣行との調整用水慣行を把握し 統廃合できるかを検討 ( 取水位置については 歴史的経過があり 簡単に統合できない場合があるため 慣行を尊重しつつ極力合理化するよう検討 ) 3 下流水路との調整洪水吐はため池の安全を確保するため 原則として下流水路の改修は行わない ただし 下流水路の崩壊や通水能力の不足によって その安全性が確保出来ないことが明らかな場合は ため池の安全性を確保する範囲で工事を行うことが可能 4 文化財関係と調整埋蔵文化財 歴史的風土保全区域 ( 歴史上 学術上価値の高いもの ) 等について関係機関と調整 5 地すべり防止区域との調整地すべり防止区域内のため池を改修する場合は制限行為があるので管理者と工法等について調整 6 下流住民との調整耐震対策や緊急時の対応について下流住民との調整 また 警戒ため池についてはハザードマップ作成 公表に向けて調整 7 その他広域的治水 利水 環境保全 漁業権者 湖面利用者等との調整広域的治水 利水 周辺環境 漁業権諸権利等との一体的な調整を図り 事業費等についても調整 27

28 用排水施設等整備事業 ( 湛水防除事業 ) 湛水防除事業は 流域の開発 地盤沈下等の立地条件の変化 河川改修等による流況の変化により排水条件の悪化した地域を対象に 排水施設の整備を行い 湛水被害の未然を防止し 農業生産の維持及び農業経営の安定を図り 併せて国土の保全に貢献 排水施設整備対策工事 湛水被害を防止するために行う排水機 排水樋門 遊水池等貯留施設 排水路等の排水施設の新設又は改修を実施 クリーク防災機能保全対策工事 溢水した排水路 湛水防除事業により整備した排水路 クリーク ( 農業用の水路網 ) 地域の溢水被害及び水路機能障害を防止するために都道府県が定める クリーク地域防災機能保全対策基本計画 に基づき行う排水施設の改修 農業用道路の改修 暗渠排水及び整地を実施 28 クリーク : 河川下流域の底平な農業用の水路網

29 用排水施設等整備事業 ( 地盤沈下対策事業 ) 地下水 ( 水溶性天然ガスを含む ) の採取に起因して発生した地盤沈下地域において 水源の転換 農業用用排水施設等の機能回復工事を行うことにより 農用地の地盤沈下による湛水被害等を解消し 洪水 高潮等による災害の未然防止に貢献 地盤沈下により溢水している用水路 地盤沈下対策事業により改修された用水路 地盤沈下対策事業により改修された排水機場 29

30 用排水施設等整備事業 ( 用排水施設整備事業 ) 事業内容 1 用排水施設整備工事 築造後における自然的 社会的状況の変化等により整備を要する頭首工用排水路等の整備 他動的要因に起因する溢水被害等の発生を防止するための農業用用排水施設の整備 土砂崩壊の危険の生じた箇所において農用地及び農業用施設の災害を防止する施設の整備 2 土砂崩壊防止工事風水害等によって土砂崩壊の危険の生じた箇所において農用地及び農業用施設の災害を防止するために行う土留石垣 擁壁 土砂溜堰堤 水路等の整備 3 湖岸堤防工事災害の発生のおそれのある湖沼に隣接する農用地の保全のための堤防等の整備 6 ため池等農地災害危機管理対策事業防災情報管理システムの整備 施設の適正な防災管理に必要な観測機器等の設置等 留意事項 湛水防除事業においては 農地の保全上必要な排水対策であるため 整備水準は原則として従来の排水計画の整備水準まで回復する また 地域の排水改良の将来計画等に十分配慮する 30

31 用排水施設整備事業 受益地の取り方 1 湛水防除事業 排水施設整備対策工事 受益地区に市街化区域を包含する際 以下 2つの要件をいずれも満たす場合のみ国庫補助の対象となる経済効果要件 : 農業以外の事業効果が全体の事業効果の50% 未満面積要件 : 受益地内の農業振興地域内現況農地面積が20ha 以上 排水管理施設整備工事 同一の排水河川に係わる地域で 各排水施設の運転操作が相互に影響を及ぼし合う場合など 主として防災上の観点から 排水施設群の総合調整が必要な地域が対象となる 受益面積は 対象の排水施設の維持管理計画における受益面積の重複部分を除いて合計した部分となる クリーク防災機能保全対策工事 排水施設整備対策工事 排水管理施設整備工事による 2 地盤沈下対策事業地下水の採取が法律等 ( 地方公共団体の条例を含む ) により規制されている地域 3 用排水施設整備事業 用排水施設整備工事 : 用水施設ではかんがい対象地 排水施設では排水受益地を受益面積とする 土砂崩壊防止工事 : 対象施設が保全している面積を受益面積とする 湖岸堤防工事 : 対象施設が保全している面積を受益面積とする 留意事項 湛水防除事業においては 農地の保全上必要な排水対策であるため 整備水準は原則として従来の排水計 31 画の整備水準まで回復する また 地域の排水改良の将来計画等に十分配慮する

32 農地保全整備事業 急傾斜地帯や侵食を受けやすい性状の特殊土壌地帯 又は風害等を受けやすい地域において 排水施設や防風施設等の整備を行うことにより 農用地の保全と災害の未然防止を図るとともに 優良農地を確保し農作物の生産性の向上に貢献 農地保全整備事業により整備された排水路 集中豪雨による特殊土壌地帯の災害 農地保全整備事業により整備された水兼農道 32

33 農地保全整備事業 急傾斜地帯や侵食を受けやすい性状の特殊土壌地帯 又は風害等を受けやすい地域において 排水施設や防風施設等の整備を行うことにより 農用地の保全と災害の未然防止を図るとともに 優良農地を確保し農作物の生産性の向上に貢献 事業内容 1 農地侵食防止工事 急傾斜地帯や侵食を受けやすい土壌地帯における排水路等の整備又は風食 風害等を受けやすい地域における防風施設の整備 農耕に支障のある特殊土壌又はさんご 石れき等の排除工事 2 特殊農地保全整備工事南九州畑作振興地域及び沖縄県の特殊土壌地帯において 農用地の保全対策と営農基盤の整備を総合的に実施するため 農地侵食防止工事に併せ行うほ場整備 畑地かんがい 農地開発等 3 農地機能保全対策工事地盤の相当部分が泥炭土であることに起因する地盤沈下又は火山性土壌等に起因する土壌侵食等により 農作物の生育が阻害され 農作業の能率が低下することを防止するための整地 暗渠排水 農道等の整備 4 特殊自然災害対策工事特殊な自然災害に起因し 農地のかい廃又は農作物の生育阻害を防止するために必要な土壌改良又は栽培管理施設若しくは農地被覆施設の整備 33

34 農業用河川工作物等応急対策事業 河川内にある農業用河川工作物の構造が不適当又は不十分であるもの 又は耐震補強対策の必要がある土地改良施設について整備 補強等を実施することにより 洪水 高潮及び地震等による災害発生を未然に防止し 国土の保全と民生の安定に貢献 頭首工の整備 補強 事業内容 1 農業用河川工作物応急対策事業治水機能が劣っている農業用河川工作物 ( 頭首工 水門 樋管及び橋梁等 ) の補強整備 撤去及び撤去に伴う整備 2 農業用道路横断工作物緊急耐震対策事業農業用道路横断工作物 ( 道路を横断する水管橋や農道橋等 ) の耐震補強整備 3 土地改良施設耐震対策事業土地改良施設の耐震対策 ( 点検 計画策定 改修 ) 34

35 国営総合農地防災事業の概要 国営総合農地防災事業は 自然的 社会的状況の変化等に起因した農用地 農業用施設の機能低下及びこれによる災害のおそれに対処し 施設の機能回復を図るとともに 災害を未然に防止することを目的としている 大規模地震対策型 地盤沈下型 湛水防除型 水質障害型 被災による影響が極めて大きいと想定される農業用用排水施設を対象として耐震化対策を実施することにより 施設の機能を回復し 安定取水を確保 地盤沈下による用排水路の流下能力の低下に対処し 水路や排水機場等を整備することにより 施設の機能を回復し 安定取水を確保 沈下により機能低下が生じた水路 流域開発等による洪水時の流量の増加等に対処し 排水路や遊水池を整備することにより 湛水被害を未然に防止 用水路への生活雑排水の流入による農業用水汚濁を解消するため 用 排水路の分離等を行うことにより 良質の農業用水を確保 橋脚部に鉄筋を追加し部材厚を増す 湛水被害状況 遊水池への洪水流入 生活雑排水の混入 パイプライン側上部に特殊なネットを敷き 砕石で埋戻 ( 佐賀中部地区 ) 用排水路や排水機場を改修 ( 渡良瀬川中央地区 ) 整備した遊水池への洪水貯留状況 箱型暗渠 ( 吉野川下流域地区 ) 用水と排水の分離 ため池群型 自然災害対応型 農業用河川工作物型 農地機能保全型 老朽化したため池の補強 改修や土砂の浚渫等を実施し ため池決壊による災害を未然に防止 地震等を契機に機能低下した排水機場等の改修を実施することにより 湛水被害等を未然に防止 現在想定される洪水に対応できない頭首工等の河川工作物を改築し 災害を未然に防止するとともに 安定取水を確保 泥炭土に起因した地盤沈下による農地の排水不良等を 排水路や暗渠等の整備により解消 北部排水機場の改修 老朽化が著しく 能力不足の洪水吐 ( 大和平野地区 ) 新たな洪水吐により排水能力を確保 防潮水門の改修 ( 男鹿東部地区 ) 南部排水機場の改修 ( 野洲川沿岸地区 ) ゴム引布製起伏堰による全面可動堰 凹凸及び排水不良による長時間の湛水 ( 富士見地区 ) 暗渠排水施工 凹凸の整地 35 地盤沈下ほ場への置土

36 農業競争力強化基盤整備事業 ( 国営附帯県営農地防災事業 ) 国営総合農地防災事業の受益に係る地域において 当該国営事業と一体となって効果を発現させるのに必要な防災対策を実施することにより 地域の総合的な防災安全度の向上に貢献 農用地の湛水状況 整備された排水機場 ( 排水路 ) 水質汚濁が著しい用排兼用水路 管水路化した用水路 36

37 Ⅲ 農地防災の展開 37

38 防災対策 防災情報に関する政府方針等 1. 新たな 食料 農業 農村基本計画 食料 農業 農村基本計画 ( 平成 22 年 3 月閣議決定 ) 3. 農村の振興に関する施策 (4) 集落機能の維持と地域資源 環境の保全 5 快適で安全 安心な農村の暮らしの実現 ( 抜粋 ) 豪雨 地震 地すべりなど自然災害が増大する状況等を踏まえ 快適で安全 安心な農村生活を実現するため 地域の創意工夫を生かしながら 集落基盤の計画的な整備や ハード ソフト施策一体となった災害に強い農村づくりを 関係府省が連携して推進する 2. 東日本大震災からの復興の基本方針 東日本大震災からの復興の基本方針 ( 平成 23 年 7 月 29 日東日本大震災復興対策本部 ) 5. 復興施策 (4) 大震災の教訓を踏まえた国づくり 5 今後の災害への備え ( 抜粋 ) (ⅳ) 国土の防災性を高める観点から 逃げる という視点も含め ハード ソフトの対策を組み合わせ 災害への対応力を高めた国土基盤の整備を行うなど災害に強い国土構造への再構築を図るとともに そのための広域的な国土政策の検討 見直しを行う 38

39 防災対策 防災情報に関する政府方針等 3. 我が国の食と農林漁業の再生のための基本方針 行動計画 我が国の食と農林漁業の再生のための基本方針 行動計画 ( 平成 23 年 10 月決定 ) 戦略 6 震災に強い農林水産インフラを構築する (1) 地震 津波などを想定した農林漁業 関連産業等の見直し 1 防災 減災の観点から全国的なインフラ整備を見直す 特に 地震によって損壊のおそれのある農業水利施設の改修 整備等を重点的に推進する また 津波に対する減災機能も考慮し人工盛土も活用した海岸防災林の復旧 再生を図る 4. 土地改良長期計画東日本大震災からの復興の基本方針 土地改良長期計画 ( 平成 24 年 3 月閣議決定 ) における事業の実施の目標と事業量 政策目標事業の実施の目標 ( 目指す主な成果 ) 事業量 国土を 守る ハード ソフト一体となった総合的な災害対策の推進による災害に強い農村社会の形成 約 10 万 ha 以上の農地において 老朽化したため池の整備や排水機場の改修等により湛水被害等のおそれを解消 ハザードマップの整備等のため池の減災対策により 災害リスクが軽減される農業集落戸数約 15 万戸 ( 平成 22 年度 ) 約 29 万戸 ( 平成 28 年度 ) 各種防災事業を約 2,600 地区で総合的に推進 ハードマップの作成等の減災対策を実施するため池数約 2,300 箇所 39

40 防災対策 防災情報に関する政府方針等 5. 日本再興戦略 安全 便利で経済的な次世代インフラの構築 実現を目指す社会像 安全で強靱なインフラが低コストで実現されている社会 6. 国土強靭化推進のための検討 国土強靱化 ( ナショナル レジリエンス ( 防災 減災 )) の推進に向けたプログラムの対応方針と重点化について ( 平成 25 年 8 月とりまとめ ) 重点化すべきプログラム 大規模な火山噴火 土砂災害 ( 深層崩壊 ) 等による多数の死傷者の発生のみならず 後年度にわたり国土の脆弱性が高まる事態 火山 台風 集中豪雨等に対する防災情報の強化 ハザードマップの統合化 防災アセスメント 3 次元地理空間情報の活用等のソフト対策を充実させる ため池 農業水利施設等の総点検とそれを踏まえた対策や管理体制の強化を実施するとともに 地域コミュニティの防災 減災力の向上に取り組む 食料等の安定供給の停滞 農林水産業に係る生産基盤等の災害対応力の強化に向けて 生産基盤施設等の耐震照査 耐震対策 施設管理者の業務継続体制の確立 治山対策 農村の防災対策等を推進する 地域コミュニティと連携した施設の保全 管理 防災 減災力向上や施設管理者の体制整備等のソフト対策を組合せた対策を推進する

41 これからの防災対策これまでの個別箇所毎のハード整備による農用地 農業用施設の災害発生の未然防止に加え 広域的 総合的視点を重視したハード整備の効率的な展開 ソフト施策の推進 地域とのつながりを重視した対策が重要 ハード整備の効率的な展開広域的 総合的視点の重視 ため池 B( 改修済 ) ため池 A( 今回改修 ) ため池 D( 未改修 ) これから 土留工整備 防火水槽整備 ため池の整備 水質改善対策 ため池 C( 未改修 ) ため池改修 環境保全施設整備 保全体制整備 ハザードマップ作成 危機管理向上施設整備 ため池 E( 今回廃止 ) 避難施設の耐震化 集落安全設備整備 用水路整備 ハザードマップ作成 ため池廃止 安全施設設置 用地整備地域の複数のため池の総合的な防災 減災対策の推進 これまで これから 排水路整備 大規模災害から農村住民の生命 財産等を未然に守るための総合的な防災 減災対策の推進 ハード整備 ため池改修排水機場の整備地すべり防止対策等 ソフト施策の推進 ソフト対策 農地災害の予測や情報連絡のシステム整備 ハザードマップの整備 ワークショップ等 ハザードマップの整備 ワークショップの開催 防災情報管理システム 地域とのつながりの重視 地域住民の管理活動への参画 地域に住む技術者のボランティア参画 これから 地域住民参加によるため池の保全活動 農村災害ボランティアによる被災状況の調査 41

42 ハード ソフトによる総合的なため池対策の推進 全ため池 (21 万箇所 ) 安全点検 補修 データベースの更新 (0.5ha 以上又は 1,000m3 以上を対象 ) 対応事業 県単事業 農地 水保全管理支払交付金 (3 万箇所のため池で実施 ) 農業基盤整備促進事業 農村地域防災減災事業 受益面積 2ha 以上のため池 (6.5 万箇所 ) 老朽化ため池の補強 改修 安全点検 補修 対応事業 ため池等整備事業 ( 農村地域防災減災事業 ) 農地 水保全管理支払交付金 県単事業 平成 24 年度補正予算においては 一斉点検を約 4 万箇所実施予定 警戒ため池 (1.4 万箇所 ) < 下流への影響が大きいため池 > 耐震点検 耐震化補強 改修 ハザードマップの作成 公表 情報伝達体制の整備 対応事業 震災対策農業水利施設整備事業 ため池等整備事業 ( 農村地域防災減災事業 ) 土地改良長計 (H24~H28)3300 箇所を整備 整備済みを含め H28 末までに 7500 箇所

43 農村地域防災減災事業の創設 事業のポイント 調査計画から農地防災事業と防災施設整備事業を総合的に推進することで農村地域の防災力向上を図る 調査計画農地防災対策防災施設整備 マスタープランを作成し 総合的に推進 事業実施主体 都道府県 市町村 改良区等の団体 調査計画事定額 整備事業小規模事業 :50% 大規模事業 :55% ( 中山間地域においては55%) 実施要件 補助率 農村地域防災減災マスタープランへの位置づけ 各々の整備要件に掲げる規模以上であること ( ため池整備 2ha 以上等 ) 各種整備を一体地区として推進し 総合的に防災 減災対策を実施 農業用施設の機能回復ため池の改修 / 堰の改修 洪水の防止ため池のかさ上げ 防災ダムの改修 農村地域の防災力向上 農業用水の水質保全用水路と排水路の分離水質浄化施設の設置 地盤沈下の解消水路の改修 / 水源転換 避難施設の耐震化 防火水槽整備 土砂崩壊の防止 土留工整備 集落安全施設整備 湛水の解消排水路の整備ポンプ場の整備

44 震災対策農業水利施設整備事業の拡充 < 現行 ~H24 当初まで ~> 農業水利施設の耐震化整備を実施するため 震災対策農業水利施設整備事業 を H23 年度 3 次補正で創設 耐震性点検 計画策定及び耐震化整備を 補助率 50% ( 大規模 55%) で実施 < 拡充 ~H24 補正以降 ~> 国土強靭化の防災 減災対策の推進のため事業内容を拡充 耐震性点検 計画策定 ハザードマップ作成を定額で実施 (H27 年度まで ) 小規模ため池の採択要件を緩和 ( 想定被害 4 千万円以上 ) ( 現行 ) 受益面積 2ha 以上 + 防災受益面積 7ha 以上 ( 改正後 ) 受益面積 2ha 以上 + 防災受益面積 7ha 以上又は想定被害 4 千万円以上 1. 施設の現況把握 ( 一斉点検 ) [ 定額 ] 施設諸元 漏水 クラック及び変形 改修履歴 周辺状況等の点検 被災時に周辺地域の施設 ( 人家 公共施設 ) 等に影響が大きい土地改良施設 ( 農業水利施設 農道 干拓堤防 ) 耐震性点検 堤体の土質調査 堤体の断面調査 ハード整備 耐震整備 堤体補強 ( 盛土 ) 堤体 2. 耐震性点検調査 [ 定額 ] ボーリング等による土質調査等 安定計算等による耐震性の検討計画策定 ソフト整備 3. ソフト整備 + ハード整備 ソフト整備 ハザードマップの作成 [ 定額 ] 防災情報連絡体制の整備 減災対策に必要な施設の設置 整備 ( 警報設備 防災カメラの設置等 [ 50, 55% ] ハード整備 [50, 55%] 必要な耐震性を有さない施設 緊急放流施設等の整備 凡 ため池洪水 被害想定範囲 例 被害想定範囲 1 次避難所 2 次避難所 2 次避難所 ハザードマップの事例 洪水 ため池 1 次避難所 2 次避難所被害想定範囲洪水ため池

45 Ⅳ 事業効果と地域の取組 45

46 さがちゅうぶ 国営総合農地防災事業の効果 ( 佐賀中部地区における事業効果 ) 佐賀県佐賀中部地区では 市街地を含む農用地を対象に 排水路や排水機場の整備を実施 平成 2 年の豪雨では 447ha が湛水 その後 城西排水機場が完成し 平成 9 年の豪雨では湛水の発生はなかった 整備前 整備後 湛水区域 湛水面積 447ha 湛水区域 湛水面積なし 佐賀県佐賀中部 排水機場 ( 農水省調べ ) 46 平成 2 年の湛水状況 城西排水機場

47 地域と連携した活動事例 事業で整備した施設を活用し 地域と連携した様々な取組を実施 ( 新濃尾地区 ) 事業を契機として排水路のクリーン作戦が毎年 約 800 人の規模で実施されるようになった 水辺環境の改善にもつながっており フナ等の生物が排水路に戻ってきている ( 新濃尾地区 ) 環境学習の一環として 事業所が主体となって排水を浄化する施設の見学会を実施 汚水の排出の抑制に繋がり 用水路のみならず河川も含めた地域の水環境への関心の高まることが 今後期待される ( 渡良瀬川中央地区 ) 地域のスポーツ少年団が遊水池を野球場として活用しており 除草作業等の管理も行っている 47

48 地域と連携した活動事例 事業実施を契機として 地域の方々と連携しつつ 様々な取組を推進 地域住民に大学生や事業所職員も参加したワークショップにより地区の お宝マップ を作成 事業を契機としてため池の環境や維持管理に対する地域の方々の関心が高まっている ( 高瀬地区 ) 地域の有志と大学生により 地域の食文化を活かした料理を試作 ( 香川地区 ) ため池環境や管理についてワークショップを開催 ( 高瀬地区 ) ( 高瀬地区 ) 棚田の急峻な地形を利用したキャンドルナイト ( 香川地区 ) 地域の方々の案を取り 48 入れ改修されたため池

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