表 1 ARONJ の臨床症状とステージング ( 文献 1 から引用 ) 写真 4 下顎大臼歯部の舌側に骨露出を認める ( ステージ 2) 写真 5 下顎隆起部に生じた ARONJ( ステージ 1) 11
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- はな えいさか
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1 B. 医療関係者の皆様へ 1. 早期発見と早期対応のポイントビスホスホネート系薬とデノスマブ ( 以下 両者を 骨吸収抑制薬 と総称 ) による顎骨壊死 顎骨骨髄炎 (Antiresorptive agents-related osteonecrosis/osteomyelitis of the jaws: 以下 ARONJ と略 ) の早期発見と早期対応のポイントは 1 初期症状を見逃さないこと 2 顎骨壊死 顎骨骨髄炎を引き起こすリスク因子に注意することである 1 初期症状初期症状として 局所的には 深い歯周ポケットや歯肉腫脹 歯の動揺 膿瘍形成 下唇 オトガイ部の知覚鈍麻など ( ステージ 0) や 持続的な骨露出や骨壊死 またはプローブで骨を触知できる瘻孔などがある ( 表 1) 1,2) 発熱などの全身症状は 慢性の顎骨骨髄炎が急性化した時に生じることがある これらの症状は一般的な歯性感染症においても観察されることがあるが 本病態の場合には口腔内における骨露出が最も典型的である ( 写真 4) 一方 無症状で 歯科検診や患者が口腔内を観察した際に偶然に発見されたり 抜歯前から潜在していた骨壊死 ( ステージ 0) が抜歯後に顕在化する場合もある ( 症例 1 参照 ) ARONJ は 抜歯等の顎骨に対する侵襲的な歯科処置や局所感染に関連して生じるとの報告が多い また 義歯不適合などによる歯槽粘膜の外傷性潰瘍などにより 粘膜損傷 骨露出が生じた場合に発現することもある 口蓋隆起 下顎隆起などの骨隆起が存在する部分 ( 写真 5) や顎舌骨筋線部 ( 写真 6) の粘膜は菲薄であり 注意が必要である 一方 義歯不適合などによる外傷が明らかでない場合にも生じることがある 10
2 表 1 ARONJ の臨床症状とステージング ( 文献 1 から引用 ) 写真 4 下顎大臼歯部の舌側に骨露出を認める ( ステージ 2) 写真 5 下顎隆起部に生じた ARONJ( ステージ 1) 11
3 写真 6 顎舌骨筋線部に生じた ARONJ( ステージ 1) 1) 2リスク因子 ARONJ 発症のリスク因子としては 薬に関連する因子 局所的因子 全身的因子が挙げられている 1) 薬に関連する因子ビスホスホネート系薬と異なる作用機序で骨吸収抑制作用を示すデノスマブでも ビスホスホネート系薬と同様の ARONJ を生じる場合があり 悪性腫瘍の骨病変に対する使用では同程度のリスクとされている 3) 発症には累積投与量の影響が強いと考えられている 悪性腫瘍の骨病変には注射薬が用いられ 1 回投与量が多く かつ投与間隔も短い そのため早期に累積投与量が高用量となり 投与開始後比較的短期間で ARONJ を発症することがある 一方 骨粗鬆症に対しては 最近は経口薬だけなく注射薬の投与も増えている いずれの剤型でも 悪性腫瘍の骨病変に対する投与に比べて1 回投与量が少ない もしくは投与間隔が長いため 1 年あたりでは低用量であり 相対的にリスクは低い しかしながら 投与が長期に及ぶと累積投与量が増加するためリスクが上がると考えられている 2) 局所的因子 局所解剖上顎と比較し下顎に多いとされている 下顎隆起 口蓋隆起 顎舌骨筋線部は 被覆粘膜が薄く 骨露出を生じやすい ( 写真 5,6) 骨への侵襲的歯科治療歯科処置 治療の中では 根管治療を含めたう蝕治療や歯周基本治療 12
4 はリスク因子とはされていないが 抜歯に関連して ARONJ を生じる場合が圧倒的に多い 4) なお 上述のように抜歯前から潜在していた骨壊死 ( ステージ 0) が抜歯後に顕在化する場合もある ( 症例 1) 抜歯など骨への侵襲的な歯科治療前に骨吸収抑制薬の投与を中止することによる ARONJ の発生率の低下は 現時点では証明されていないが 骨粗鬆症患者においてビスホスホネート系薬投与を 4 年以上受けている場合などには 骨折リスクを含めた全身状態が許容すれば 2 か月前後のビスホスホネート系薬の休薬について処方医と協議 検討する 1, 2) 不適合義歯補綴処置に関して 不適合な義歯による歯槽粘膜の褥瘡性潰瘍により 粘膜欠損 骨露出を生じる可能性がある 口腔環境 : 口腔内の不衛生 歯性感染症最も多く認められる歯科疾患として 歯周疾患が挙げられている 口腔内には数百種類の細菌が存在し 口腔内の清掃状態が悪い場合 歯面に歯垢 ( デンタルプラーク ) が付着 バイオフィルムを形成し さらに歯石へと変化する 歯垢 歯石は歯肉に炎症を引き起こし 辺縁性歯周炎 ( いわゆる歯槽膿漏 ) となる 辺縁性歯周炎においては 歯肉 歯槽骨の炎症により歯槽骨の吸収が認められたり 歯の保存が不可能になり 抜歯の適応となることがある う蝕においても 放置することにより 歯髄炎 根尖性歯周炎 ( 歯根の先端部の炎症 ) へと病態が進み 顎骨の炎症が惹起される 特に 抜髄 ( 歯の神経を除去する処置 ) 後の歯は クラウンなどで歯科補綴的処置 ( 金属冠などで被覆する処置 ) をされることが多く 気づかない間に歯の根尖部に炎症を引き起こしていることがある また 抜髄後の歯は歯根破折を生じやすく これには過大な咬合力もリスク因子の 1 つになり得る なお 細菌感染を伴わなくても 無菌性の ARONJ を起こす ( ステージ 1) ことがある ( 写真 5,6) 3) 全身的因子 がんの化学療法 副腎皮質ステロイド薬 ( 全身 ) の投与骨吸収抑制薬と同時に全身がん化学療法を受けている患者に ARONJ を発症することがあり 投与された抗がん薬の種類 レジメン 13
5 に関係なく生じる可能性がある また 骨吸収抑制薬と同時期に副腎皮質ステロイド薬を全身投与されている患者にも生じることがある 血管新生阻害薬 ( ベバシズマブなど ) 免疫抑制薬などの併用もリスクと考えられている 2) 5) 糖尿病顎骨壊死を生じた患者の約 6 割が糖尿病に罹患していたとの報告があり 一般的な糖尿病の罹患率と比較し 高率であることが指摘されている その原因として 糖尿病患者においては 骨の微小血管系が虚血傾向にあること 血管内皮細胞の機能不全 骨のリモデリングの障害 骨細胞または骨芽細胞のアポトーシス誘導などが挙げられている 骨 骨代謝の異常関節リウマチ患者や 上記の糖尿病も含め 腎透析や副甲状腺機能低下症などの骨代謝異常を有する患者はハイリスクと考えられている その他( ライフスタイル ) アルコール摂取 喫煙 肥満など 2.ARONJ の好発時期悪性腫瘍に対する高用量投与で発生頻度が高い 高用量投与では 早期 (1 年未満 ) での発生も少なくない 骨粗鬆症に対するビスホスホネート系薬の低用量投与での発症率において 経口での投与期間が 2 年未満の場合はほぼ問題はなく 2~4 年はリスクが少し高まり 4 年を超えると高まる とした米国 FDA のデータがある 2) しかし 骨粗鬆症に対するビスホスホネート系薬の注射薬およびデノスマブによる ARONJ の発症に関してはデータが不足しているのが現状である 3.ARONJ の概要ビスホスホネート系薬と関連する顎骨壊死の報告は 2003 年よりみられる 6) 以後 2009 年までに MEDLINE 上で検索された報告を集めたところ 2408 例となったというレビュー論文がある 4) が その後の世界的な症例数は不明である 日本口腔外科学会と日本有病者歯科医療学会との合同調査 (2011 ~2013 年 ) では 4,797 例の BRONJ(Bisphosphonate-related 14
6 osteonecrosis of the jaw) 患者が報告された 7) 日本口腔外科学会によるその前の全国調査 (2006~2008 年 ) では 263 例であり 8) 調査方法や ARONJ の診断基準の変更など条件の違いを考慮しても 大幅に増加していると考えて良いだろう わが国においては ARONJ 患者の約半数は骨粗鬆症に対する低用量投与で発症している 7) 1) 自覚症状最も典型的な症状は骨露出である 抜歯後に発生することが多い とされてきたが 抜歯や義歯による褥瘡性潰瘍などのトリガーなく生じる場合もある ( 写真 5, 6) その他 歯の動揺や自然脱落 歯原性では説明できない痛み 下唇 オトガイ部の知覚異常などが見られる ( 表 1) 罹患部位の疼痛 腫脹を伴うことがあるが 全く無症状の場合もある 2) 身体所見上顎骨ならびに ( または ) 下顎骨の骨露出や骨を触知する瘻孔を形成していることもある 二次的に膿瘍や排膿など 骨髄炎と同様の症状が認められることが多い 下顎臼歯部に生じた場合には下唇 オトガイ部皮膚の知覚異常が認められることがある ( 症例 1) 進展例では 皮膚瘻孔 ( 写真 7) や病的骨折 ( 写真 8) を生じることもある ( 表 1 のステージ 3) 発熱などの全身症状は 慢性の顎骨骨髄炎が急性化した場合に生じることがある 写真 7 ARONJ による皮膚瘻孔 ( ステージ 3) 15
7 写真 8 ARONJ による病的骨折 ( ステージ 3) 3) 画像検査所見 X 線 CT パノラマ X 線写真が有用である 一般的な骨髄炎でみられる像が認められる すなわち 骨融解像 骨硬化像 虫食い像などが 単一あるいは複合して認められ 腐骨が確認される場合もある 99m Tc シンチグラムにおいて 壊死部分またはその周囲に集積像がみられる ( 症例 1) 骨壊死の兆候がない患者でも 日常診療で用いる口内法 X 線写真は高解像度であり 感染源の情報を得ることができる また 歯槽硬線の肥厚や抜歯窩の残存などの評価にも有用である ARONJ が臨床的に疑われる患者の場合 CT や歯科用 CT が顎骨の皮質骨や海綿骨の初期変化を捉える助けとなる 腐骨 瘻孔形成 上顎洞炎 骨膜反応や関連歯の状態も評価できる ただし歯科用 CT はあくまで限局的 補助的である CT はパノラマ X 線写真 口内法 X 線写真との組み合わせで行う 悪性腫瘍との鑑別が非常に重要な症例の場合は歯科用 CT ではなく CT MRI を用いる MRI は骨髄変化を評価できるため ARONJ の診断に有用であるかもしれない 1) 近年 hybrid SPECT/CT が ARONJ の外科的処置に有用であることが提唱されている 18F-FDG を用いた PET 単独あるいは PET/CT も骨壊死の評価に有用かもしれない 1) 4) 発生機序文献的には主に以下のようなメカニズムがあげられているが おそらくこれらの要因が複合的に絡み合い それらに加えてなんらかの未知のメカニズムが ARONJ 発生のきっかけになっていると想像される 1) 1) 骨吸収抑制薬による骨リモデリングの抑制と 過度の破骨細胞活 16
8 性の抑制 2) ビスホスホネート系薬投与による口腔細菌の易感染性増加 3) ビスホスホネート系薬投与による口腔粘膜上皮のリモデリングおよび細胞の遊走抑制 4) 骨吸収抑制薬投与による免疫監視機構の変化 5) ビスホスホネート系薬の血管新生抑制作用 (1) 医薬品ごとの骨吸収抑制作用の差経口ビスホスホネート系薬においては 消化管からの吸収は 1% 以下とされている 消化管から吸収された経口ビスホスホネート系薬は 静注ビスホスホネート系薬と同様に 50% 以上が骨基質に取り込まれるとされている デノスマブは ビスホスホネート系薬のように骨には沈着せず 破骨細胞のアポトーシスを誘導しないが 破骨細胞の活性化を抑制することによって骨吸収抑制作用を示し 血中半減期は約 1 か月とされている 窒素含有のビスホスホネート系薬の中でも 構造によって骨吸収抑制作用の差異を認めるが ARONJ の発生頻度の差は明らかではない ( 例 : アレンドロン酸とリセドロン酸 ) (2)ARONJ の発生頻度発生頻度は わが国における発生頻度は 2010 年のポジションペーパーにおいて 悪性腫瘍症例に対して使用された静注ビスホスホネート系薬において 1~2% 経口ビスホスホネート系薬において 0.01~ 0.02% であると推定されている 9) 2006~2008 年と 2011~ 2013 年の 2 度の全国調査の結果から ARONJ の患者は 10 倍以上に増加しており 経口ビスホスホネート系薬においては 0.1% 程度かもしれない 10) ビスホスホネート系薬とデノスマブとの差は少ないと考えられている 3) 投与期間が長期化すると 累積投与量も増加し 発生頻度が高くなる傾向がある また 本疾患に対する認識の向上により発見される頻度が上昇することも考えられる オーストラリアにおける報告では 悪性腫瘍症例に対して使用された静注用ビスホスホネート薬において 0.88~1.15% 抜歯された症例においては 6.67~9.1% 経口ビスホスホネート薬において 0.01~0.04% 17
9 経口薬投与中に抜歯された場合には 0.09~0.34% の発生頻度であるとされている 11) 1) 4.ARONJ の診断基準 2016 年に改訂されたわが国のポジションペーパーの診断基準を以下に示す 1) ビスホスホネート系薬またはデノスマブによる治療歴がある 2) 顎骨への放射線照射歴がない また骨病変が顎骨へのがん転移ではないことが確認できる 3) 医療従事者が指摘してから8 週間以上持続して 口腔 顎 顔面領域に骨露出 ( プローベ ) を認める または口腔内 あるいは口腔外の瘻孔から触知できる骨を8 週間以上認める ただしステージ0に対してはこの基準は適用されない 5. 判別が必要な疾患と判別方法 1 原疾患の顎骨への転移 歯肉がん 顎骨中心性がん多発性骨髄腫 乳がんなどの悪性腫瘍に対して骨吸収抑制薬の投与を受けている患者では 顎骨への転移の可能性を否定する必要がある 口腔を原発とする歯肉がん 顎骨中心性がん 転移性がんの場合もあるので 必要に応じて診断を確定するために組織診を行う 2 放射線性顎骨壊死頭頸部 ( 特に下顎付近 ) に対して放射線照射の既往がある場合には 晩期障害として放射線性顎骨壊死を発症することがある 放射線性骨壊死も極めて難治性の疾患であるが 高圧酸素療法 下顎骨の区域切除などの適応となる 一方 骨吸収抑制薬による顎骨壊死に対する高圧酸素療法の有用性は評価が分かれる 6. 予防方法ならびに治療方法予防には 骨吸収抑制薬を処方する医師と 歯科医師が綿密に協力する必要がある 1) 骨吸収抑制薬投与前の予防骨吸収抑制薬の投与前には 歯科医師による綿密な口腔内の診査を行い 保存不可能な歯の抜歯を含め 侵襲的な歯科治療は全て終わらせておく ( 治療開始の 2 週間前までに終えておくことが望ましい ) 18
10 また 投与前 投与中 投与後の継続的な口腔管理が重要である 可能であれば 骨吸収抑制薬の投与開始は抜歯窩が上皮化するまで (2 ~3 週間 ) または骨性治癒 ( 約 2 か月 ) がみられるまで延期するのがよい 歯周疾患に対する治療も重要であり ブラッシング指導などを徹底することが必要である 義歯を装着している場合には 粘膜に外傷 ( 義歯性潰瘍 ) がないかを注意深く観察し 適切な義歯調整を行う 2) 骨吸収抑制薬投与中 投与後の予防投与中ならびに投与後においても 投与前と同様に歯科医師による口腔内の定期的な診査ならびに歯石の除去処置などの歯周疾患に対する処置を行う 診査においては 骨露出の有無 X 線写真による骨の状態の把握を行う ARONJ が認められた場合 ( 疑われる場合 ) には 処方医に連絡し 骨吸収抑制薬の継続に関して検討する必要がある 軽度の動揺歯は固定 というような保存 抜歯の判断は 局所炎症の持続も ARONJ 発症のリスクであるため慎重に行う 高度の動揺歯は抜歯する必要があるが その際には 処方医に相談し 顎骨の状態 原疾患の状態を併せ考え 薬の一時中止または継続下に抜歯するかを慎重に決定する ビスホスホネート系薬を低用量で 4 年以上投与されている場合やリスク因子を有する場合には 骨折のリスクを含めた全身状態が許容すれば侵襲的な歯科処置の 2 か月前から 処置後 3 か月後まで ( 再開を早める必要がある場合には 術創部の上皮化がほぼ終了する 2 週間を待って術部に感染がないことを確認したうえで再開 ) の休薬を 処方医と協議 検討すべきである との報告がある ただし 休薬によって顎骨壊死の発症率を下げることが可能であるとの報告は現時点では得られていない 1) デノスマブを低用量で使用している患者への休薬は すべきでないと思われる なお 口腔内の状態をチェックするため 定期的に歯科受診をすることが望ましい 3)ARONJ の治療顎骨の露出自体が疼痛などの症状を惹起するのではなく 二次的感染により症状が認められるようになる したがって 抗菌薬の投与 19
11 局所の洗浄ならびに含嗽を行い 感染のコントロールを積極的に行う 具体的には わが国におけるポジションペーパー 2016 における病期別の治療法を示す ( 表 2) ARONJ に対して 十分なエビデンスが得られている治療法はないが 従来からの保存的なアプローチに加えて ステージ 2 以上には外科的治療が有効との報告も増えてきている しかし 病変の範囲や全身状態によっては 難治性である場合もある 保存的なアプローチの原則は 1) 抗菌薬投与 2) ビスホスホネート系薬の休薬の可能性を協議である ステージ 2 以上では感染を伴うため 外科的治療に先行して保存的なアプローチを先行することが望ましいと思われる 高圧酸素療法の有効性については 現時点では不明である したがって ARONJ に対する予防が重要である 表 2 ARONJ の治療 ( 文献 1 から引用 ) 4) 骨吸収抑制薬の休薬骨吸収抑制薬投与の中止に関しては さまざまな問題がある 特に 悪性腫瘍の治療のために骨吸収抑制薬の投与を受けているのは 乳がんや前立腺がんなどの骨転移または悪性腫瘍による高カルシウム血症の患者であり 骨痛などの SRE(skeletal related event; 骨関連事象 ) に対する除痛ならびに病的骨折の予防が必要で 投与の有益性は極めて大きい したがって 骨吸収抑制薬を中止するか否かは 当該腫瘍に対する処方医と その利益 不利益について十分に相談した上で決定する必要がある 20
12 また 骨粗鬆症に対して処方されている経口ビスホスホネート系薬についても 顎骨壊死の徴候が認められた場合には 代替薬による治療を検討し もし全身的に可能であれば 経口ビスホスホネート系薬の投与を中止する これにより 腐骨分離を促進し デブリートマン後の治癒が良好となることを期待できる 7. 典型症例ビスホスホネート系薬とデノスマブの投与と関連性があると考えられた顎骨壊死の症例を提示し 解説を加える 症例 1 60 歳代 女性乳癌の手術 放射線治療が終了し 約 8 年経過後 骨を含めた多発転移が判明した DTX/GEM/CBDCA/S-1 を 6 コース施行後 ビスホスホネート系薬であるゾレドロン酸 4mg の点滴静注を 4 週毎に約 5 年間継続した その後 デノスマブ 120 mg の皮下注を 4 週毎に切り替えられた 6 か月経過した頃 右側下顎第一大臼歯の根尖性歯周炎のため 抜歯が必要と診断された S-1/LET による維持療法は継続したまま デノスマブを 2 か月休薬した後に かかりつけ歯科で右側下顎第一大臼歯を抜歯した 2 か月以上抜歯窩が治癒せず 抗菌薬を処方されるも断続的に排膿し さらに右側顎下部前方に腫脹を来したため 大学病院の歯科口腔外科を紹介された 抜歯直前から 右側下唇 おとがい部皮膚の知覚鈍麻を認めた 口腔衛生状態は不良で 歯周病を認めた 右側下顎第一大臼歯相当部に骨露出を直視できなかったが プローブで骨を触知し 排膿を認めた ( 写真 9) 右側顎下部前方に 発赤を伴う腫脹を認めた ( 写真 10) パノラマ X 線写真で 右側下顎第二大臼歯から右側下顎第二小臼歯相当部に 下顎管にいたる深さまで 腐骨と思われる不透過像を認めたが 分離は不完全であった 腐骨と思われる不透過像の周囲には骨硬化像を認めた ( 写真 11) CT では 右側下顎第二大臼歯から右側下顎第二小臼歯相当の舌側皮質骨の吸収を認めた ( 写真 12) 99m Tc( 骨 ) シンチグラムにおいては 右側下顎に高度の集積を認めた ( 写真 13) ( 解説 ) 本症例は乳癌の多発骨転移に対し ゾレドロン酸を約 5 年間継続した後 デノスマブを 6 か月間投与されていた 抜歯後の治癒不全で ARONJ が判明したが 抜歯直前から下唇 おとがい部皮膚の知覚鈍麻 21
13 (Vincent 症状 ; 表 1 参照 ) を認め 抜歯前から潜在していた ARONJ が抜歯後に顕在化した症例である 抜歯窩が 2 か月以上治癒せず プローブで骨を触知し 排膿を伴うことから ARONJ( ステージ 2) と診断した 写真 9 右側下顎第一大臼歯部にプローブで骨を触知 写真 10 右側顎下部前方に発赤を伴う腫脹を認める 写真 11 右側下顎第二大臼歯から右側下顎第二小臼歯相当部に 下顎管に達する深さまで 腐骨様不透過像を認める 22
14 写真 12 右側下顎第二大臼歯から右側下顎第二小臼歯相当の舌側皮質骨の吸収を認める 写真 13 右側下顎に高度の集積を認める 23
15 症例 2 70 歳代 女性骨粗鬆症に対し ビスホスホネート系薬であるアレンドロン酸 (35mg/ 週 ) を約 5 年間内服していた 両側上顎臼歯部の疼痛を自覚し 近医歯科を受診したが自己の都合により通院を中断していた 約 6 か月後に疼痛が増強したため近医歯科を再度受診し 上顎の右側第一小臼歯 左側第一小臼歯と第一大臼歯の根尖性歯周炎の診断で抜歯された 抜歯前からの疼痛が 3 か月以上も改善せず持続したため 上顎骨骨髄炎の疑いで大学病院の歯科口腔外科を紹介された 口腔衛生状態は不良で多数のう蝕および歯周病を認め 義歯は使用していなかった 抜歯された上顎の右側第一小臼歯 左側第一小臼歯と第一大臼歯の歯槽頂部は上皮化していたが 複数の瘻孔を認め プローブで骨を触知し 排膿を認めた ( 写真 14) パノラマ X 線写真では 抜歯窩の残存と 不均一な骨吸収を疑わせる像を認めた 左側上顎洞底線の消失と 両側上顎洞の透過性の低下を認めた ( 写真 15) CT では 上顎の両側ともに腐骨形成を認めたが 分離は一部で不完全であった 両側とも上顎洞底の骨破壊を認め 右側では梨状口の下縁の吸収を認めた ( 写真 16) 24
16 ( 解説 ) 本症例は骨粗鬆症に対し アレンドロン酸を 5 年 6 か月以上投与された時点で抜歯術を受けた 抜歯によって ARONJ を発症した可能性も否定できないが 抜歯前からの疼痛が抜歯後も持続していたことから 抜歯前から ARONJ が潜在していたと考えられる ビスホスホネート系薬剤の長期低用量投与症例で 糖尿病や副腎皮質ステロイド薬の全身投与などのリスク因子の合併はなかったが 上顎洞への進展性骨溶解を伴っており ARONJ( ステージ 3) と診断した 写真 14 上顎の右側第一小臼歯 犬歯 左側第二小臼歯相当の頬側歯槽部に複数の瘻孔を認 め 圧迫によって排膿する 写真 15 両側の上顎洞に透過性の低下を認める 写真 16 上顎の両側とも腐骨形成を認める 25
17 26
<目次>
ビスフォスフォネート関連顎骨壊死に対するポジションペーパー ビスフォスフォネート関連顎骨壊死検討委員会 : 1, 米田俊之 a 1, 萩野浩 b 1, 杉本利嗣 c 2, 太田博明 d 1, 高橋俊二 e 宗圓聰 3, 田口明 g 2, 豊澤悟 h 4, 永田俊彦 i 5, j 浦出雅裕 2, f ( 執筆順 ) 1 日本骨代謝学会 2 日本骨粗鬆症学会 3 日本歯科放射線学会 4 日本歯周病学会
70 頭頸部放射線療法 放射線化学療法
頭頸部放射線療法 放射線化学療法の患者への歯科治療 口腔ケア (1) 総論 1) 頭頸部の放射線 化学放射線療法の特徴 2) 頭頸部がん放射線療法による口腔への影響 3) 頭頸部放射線療法における歯科の役割 (2) 放射線治療による口腔合併症 ( 有害事象 ) と対処 1) 局所療法と急性 晩期障害 2) 口腔粘膜炎 3) 口腔乾燥症 4) 歯性感染症 カンジダ性口内炎 5) 味覚異常 6) 放射線性骨髄炎
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1 1 がん化学療法を始める前に がん化学療法を行うときは, その目的を伝え なぜ, 化学療法を行うか について患者の理解と同意を得ること ( インフォームド コンセント ) が必要である. 病理組織, 病期が決定したら治療計画を立てるが, がん化学療法を治療計画に含める場合は以下の場合である. 切除可能であるが, 何らかの理由で手術を行わない場合. これには, 導入として行う場合と放射線療法との併用で化学療法を施行する場合がある.
がん登録実務について
平成 28 年度東京都がん登録説明会資料 2-1 がん登録届出実務について (1) 1. 届出対象 2. 届出候補見つけ出し 3. 診断日 4. 届出票の作成例示 東京都地域がん登録室 1 1. 届出対象 1 原発部位で届出 2 入院 外来を問わず 当該腫瘍に対して 自施設を初診し 診断あるいは治療の対象 ( 経過観察を含む ) となった腫瘍を届出 3 届出対象となった腫瘍を 1 腫瘍 1 届出の形で届出
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55 56 57 58 59 臨床核医学 問題14 甲状腺癌の131I 治療において誤ってい るのはどれか 1つ選べ a 1回の投与量は3,700 7,400 MBq が一般的 である b 前処置として甲状腺ホルモン薬 FT3 の投 与は4週間以上前より中止し FT4は2週 間前までに中止する c 放射性ヨード投与時には 血清 TSH 値が30 μiu/ml 以上であることが望ましい d 131 I
Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本
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10001 P1-089 ポスタービューイング 1 関節リウマチの治療 :DMARDs NSAIDs 4 月 26 日 ( 木 ) 13:20-14:40 - ポスター 展示会場ホール E B2 階 ホール E 10002 P2-041 ポスタービューイング 2 関節リウマチの治療評価と予測 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:40-14:00 - ポスター 展示会場ホール E B2 階 ホール
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NO. 95 平成 21 年 7 月 1 日発行 No.95 日本リウマチ財団ニュース 表 1 ACR-EULAR 関節リウマチ診断基準 分類基準 試案 eular 2009, 岡田正人 訳 上を診断とするかはこれから決 score 0 22 34 定され また この項目と点数 0 6 印象も受けるが 時代とともに PIP,MCP,MTP, 手関節 4箇所以上非対称性 4箇所以上対称性 10
18F-FDGPETによる骨髄炎と癌の顎骨浸潤との鑑別
18 F-FDG PET による骨髄炎と癌の顎骨浸潤との鑑別 原康文 1 寺崎一典 2 小豆島正典 3 杉山芳樹 1 1 岩手医科大学歯学部口腔顎顔面再建学講座口腔外科学分野 020-8505 岩手県盛岡市中央通 1-3-27 2 岩手医科大学サイクロトロンセンター 020-0603 岩手県滝沢市留が森 348-58 3 岩手医科大学歯学部口腔顎顔面再建学講座歯科放射線学分野 020-8505 岩手県盛岡市中央通
1)表紙14年v0
NHO µ 医師が治療により回復が期待できないと判断する 終末期 であると医療チームおよび本人 家族が判断する 患者の意志表明は明確であるか? いいえ はい 意思は文書化されているか? はい 患者には判断能力があるか? 医療チームと患者家族で治療方針を相談する 患者の意思を推量できる場合には それを尊重する はい はい 患者の意思を再確認する はい 合意が得られたか? はい いいえ 倫理委員会などで議論する
ン (LVFX) 耐性で シタフロキサシン (STFX) 耐性は1% 以下です また セフカペン (CFPN) およびセフジニル (CFDN) 耐性は 約 6% と耐性率は低い結果でした K. pneumoniae については 全ての薬剤に耐性はほとんどありませんが 腸球菌に対して 第 3 世代セフ
2012 年 12 月 5 日放送 尿路感染症 産業医科大学泌尿器科学教授松本哲朗はじめに感染症の分野では 抗菌薬に対する耐性菌の話題が大きな問題点であり 耐性菌を増やさないための感染制御と適正な抗菌薬の使用が必要です 抗菌薬は 使用すれば必ず耐性菌が出現し 増加していきます 新規抗菌薬の開発と耐性菌の増加は 永遠に続く いたちごっこ でしょう しかし 近年 抗菌薬の開発は世界的に鈍化していますので
資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号
資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号 ;II-231) 1 医療上の必要性の基準に該当しないと考えられた品目 本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル
2012 年 1 月 25 日放送 歯性感染症における経口抗菌薬療法 東海大学外科学系口腔外科教授金子明寛 今回は歯性感染症における経口抗菌薬療法と題し歯性感染症からの分離菌および薬 剤感受性を元に歯性感染症の第一選択薬についてお話し致します 抗菌化学療法のポイント歯性感染症原因菌は嫌気性菌および好
2012 年 1 月 25 日放送 歯性感染症における経口抗菌薬療法 東海大学外科学系口腔外科教授金子明寛 今回は歯性感染症における経口抗菌薬療法と題し歯性感染症からの分離菌および薬 剤感受性を元に歯性感染症の第一選択薬についてお話し致します 抗菌化学療法のポイント歯性感染症原因菌は嫌気性菌および好気性菌の複数菌感染症です 嫌気性菌の占める割合が 高くおよそ 2:1 の頻度で検出されます 嫌気性菌では
「 」 説明および同意書
EDP( エトポシド + ドキソルビシン + シスプラチン ) 療法 説明および同意書 四国がんセンター泌尿器科 患者氏名 ( ) さん 御本人さんのみへの説明でよろしいですか? ( 同席者の氏名をすべて記載 ) ( ( はい ) ) < 病名 > 副腎がん 転移部位 ( ) < 治療 > EDP 療法 (E: エトポシド D: ドキソルビシン P: シスプラチン ) < 治療開始予定日 > 平成
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口腔がんについて 熊本県の現状と当科の取り組みについて 熊本大学大学院生命科学研究部歯科口腔外科学分野 熊本大学医学部附属病院歯科口腔外科 中山秀樹 講演の内容 1. 口腔がんの特徴 2. 熊本大学における口腔がんの現状 3. 口腔がんの早期発見へ向けた取り組み 口腔粘膜疾患鑑別システムの紹介 4. 進行口腔がんに対する当科での治療 手術 抗がん剤併用の放射線治療など 講演の内容 1. 口腔がんの特徴
汎発性膿疱性乾癬のうちインターロイキン 36 受容体拮抗因子欠損症の病態の解明と治療法の開発について ポイント 厚生労働省の難治性疾患克服事業における臨床調査研究対象疾患 指定難病の 1 つである汎発性膿疱性乾癬のうち 尋常性乾癬を併発しないものはインターロイキン 36 1 受容体拮抗因子欠損症 (
平成 29 年 3 月 1 日 汎発性膿疱性乾癬のうちインターロイキン 36 受容体拮抗因子欠損症の病態の解明と治療法の開発について 名古屋大学大学院医学系研究科 ( 研究科長 髙橋雅英 ) 皮膚科学の秋山真志 ( あきやままさし ) 教授 柴田章貴 ( しばたあきたか ) 客員研究者 ( 岐阜県立多治見病院皮膚科医長 ) 藤田保健衛生大学病院皮膚科の杉浦一充 ( すぎうらかずみつ 前名古屋大学大学院医学系研究科准教授
382 緒言 材料および方法 1. 調査方法
381 抄録 キーワード 382 緒言 材料および方法 1. 調査方法 383 2. 統計解析 結果 1. 患者年齢 Fig. 1 2. 歯種別垂直歯根破折歯数 384 Table 1 Fig. 2 3. 歯根破折歯の臨床症状およびエックス線所見 Table 2 Table 3 2015 年 10 月 垂直歯根破折の早期診断と予防 385 較すると 金属支台を含まないレジン セメント支台歯 が有意に増加することが示された
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北海道大学病院市民公開講座前立腺癌について知ろう! 前立腺がんの薬物治療 北海道大学大学院医学研究院腎泌尿器外科学分野 大澤崇宏 前立腺癌の治療 限局性がん局所進行がん転移がん 前立腺癌の治療 限局性がん局所進行がん転移がん PSA
<4D F736F F D2089BB8A7797C C B B835888E790AC8C7689E6>
2012 年 4 月更新作成者 : 宇根底亜希子 化学療法看護エキスパートナース育成計画 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院しているがん患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師が化学療法分野の知識や技術を習得することを目的とする 2. 対象者 1 ) レベル Ⅱ 以上で各分野の知識と技術習得を希望する者 2 ) 期間中 80% 以上参加できる者 3. 教育期間 時間間 1 年間の継続教育とする
染症であり ついで淋菌感染症となります 病状としては外尿道口からの排膿や排尿時痛を呈する尿道炎が最も多く 病名としてはクラミジア性尿道炎 淋菌性尿道炎となります また 淋菌もクラミジアも検出されない尿道炎 ( 非クラミジア性非淋菌性尿道炎とよびます ) が その次に頻度の高い疾患ということになります
2015 年 3 月 4 日放送 淋菌 クラミジア感染症の現状と問題点 産業医科大学泌尿器科講師濵砂良一主な性感染症淋菌感染症およびクラミジア感染症は 性感染症の一つであり 性感染症のなかで最も頻度の高い疾患です 性感染症とは 主に性的な行為によって病原体が感染する疾患であり この淋菌 クラミジア感染症の他に 梅毒 性器ヘルペス 尖圭コンジローマ HIV 感染症など数多くの疾患が含まれます これらの疾患の一部は
実地医家のための 甲状腺エコー検査マスター講座
このコンテンツは 頸動脈エコーを実施する際に描出される甲状腺エコー像について 甲状腺の疾患を見逃さないためのコツと観察ポイントを解説しています 1 甲状腺エコー検査の進め方の目次です 2 超音波画像の表示方法は 日本超音波学会によって決められたルールがあります 縦断像では画面の左側が被検者の頭側に 右が尾側になるように表示します 横断像は 被検者の尾側から見上げた形で 画面の左側が被検者の右側になるように表示します
平成26年患者調査 新旧対照表(案)
平成 26 年患者調査新旧対照表 ( 案 ) 病院入院( 奇数 ) 票 病院外来( 奇数 ) 票 病院( 偶数 ) 票 一般診療所票 歯科診療所票 病院退院票 一般診療所退院票 厚生労働省 病院入院 ( 奇数 ) 票 新 平成 26 年 ( 案 ) 旧 平成 23 年変更理由等 平成 26 年 10 月 21 日 ~23 日 ( 指定された 1 日 ) 平成 23 年 10 月 18 日 ~20 日
1 1 2 3 1 1 2 4 5 6 6 7 8 8 9 10 11 12 13 13 14 15 16 17 18 19
1 1 2 3 1 1 2 4 5 6 6 7 8 8 9 10 11 12 13 13 14 15 16 17 18 19 2 3 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 ランマークのQ & 骨転移の治療法 骨転移のお薬 骨吸収抑制剤 は 破骨細胞による過剰な骨の破壊を抑え て がん細胞の骨での働きを抑制します ここからは 骨吸収抑制剤のランマークについて解説します ランマークは注射剤です
2018 年 10 月 4 日放送 第 47 回日本皮膚アレルギー 接触皮膚炎学会 / 第 41 回皮膚脈管 膠原病研究会シンポジウム2-6 蕁麻疹の病態と新規治療法 ~ 抗 IgE 抗体療法 ~ 島根大学皮膚科 講師 千貫祐子 はじめに蕁麻疹は膨疹 つまり紅斑を伴う一過性 限局性の浮腫が病的に出没
2018 年 10 月 4 日放送 第 47 回日本皮膚アレルギー 接触皮膚炎学会 / 第 41 回皮膚脈管 膠原病研究会シンポジウム2-6 蕁麻疹の病態と新規治療法 ~ 抗 IgE 抗体療法 ~ 島根大学皮膚科 講師 千貫祐子 はじめに蕁麻疹は膨疹 つまり紅斑を伴う一過性 限局性の浮腫が病的に出没する疾患であり 多くは痒みを伴います 日本皮膚科学会の 2011 年版の蕁麻疹診療ガイドラインでは 蕁麻疹及び血管性浮腫を
診療科 血液内科 ( 専門医取得コース ) 到達目標 血液悪性腫瘍 出血性疾患 凝固異常症の診断から治療管理を含めた血液疾患一般臨床を豊富に経験し 血液専門医取得を目指す 研修日数 週 4 日 6 ヶ月 ~12 ヶ月 期間定員対象評価実技診療知識 1 年若干名専門医取得前の医師業務内容やサマリの確認
血液内科 ( 専門医取得コース ) 血液悪性腫瘍 出血性疾患 凝固異常症の診断から治療管理を含めた血液疾患一般臨床を豊富に経験し 血液専門医取得を目指す 週 4 日 6 ヶ月 ~12 ヶ月 1 年若干名専門医取得前の医師業務内容やサマリの確認骨髄穿刺 腰椎穿刺など外来 講義 研究会発表 症例検討 教授回診骨髄採取手術 外来 17:00~ 17:30~ 移植カンファレンス カンファレンス 抄読会 骨髄スメア検鏡会
外来在宅化学療法の実際
平成20年度第1回高知医療センター 地域がん診療連携拠点病院 公開講座 食道がんの放射線 化学療法について 高知医療センター 腫瘍内科 辻 晃仁 がん薬物療法専門医 がん治療認定医 2008.7.19. 高知市 ウエルサンピア高知 レインボーホール 食道の構造 食道がんの進行 食道の内面の粘膜から発生したがんは 大きくなると粘膜下層に広がり さらにその下の筋層に入り込みます もっと大きくなると食道の壁を貫いて食道の外まで広がっていきます
Microsoft PowerPoint - 薬物療法専門薬剤師制度_症例サマリー例_HP掲載用.pptx
薬物療法専門薬剤師の申請 及び症例サマリーに関する Q&A 注意 : 本 Q&A の番号は独立したものであり 医療薬学会 HP にある 薬物療法専門薬剤師制度の Q&A の番号と関連性はありません 薬物療法専門薬剤師認定制度の目的 幅広い領域の薬物療法 高い水準の知識 技術及び臨床能力を駆使 他の医療従事者と協働して薬物療法を実践 患者に最大限の利益をもたらす 国民の保健 医療 福祉に貢献することを目的
葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd
L FO AT E VI TAMI NB12 医療関係者用 葉酸 とビタミンB ビタミンB12 アリムタ投与に際して 警告 1 本剤を含むがん化学療法に際しては 緊急時に十分対応できる医療施設において がん化学療 法に十分な知識 経験を持つ医師のもとで 本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投 与すること 適応患者の選択にあたっては 各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること また 治療開始に先立ち
<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132>
医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 改訂のお知らせ 2013 年 12 月 東和薬品株式会社 このたび 平成 25 年 8 月に承認事項一部変更承認申請をしていました弊社上記製品の 効能 効果 用法 用量 追加が平成 25 年 11 月 29 日付にて 下記の内容で承認されました また 使用上の注意 を改訂致しましたので 併せてお知らせ申し上げます
10,000 L 30,000 50,000 L 30,000 50,000 L 図 1 白血球増加の主な初期対応 表 1 好中球増加 ( 好中球 >8,000/μL) の疾患 1 CML 2 / G CSF 太字は頻度の高い疾患 32
白血球増加の初期対応 白血球増加が 30,000~50,000/μL 以上と著明であれば, 白血病の可能性が高い すぐに専門施設 ( ) に紹介しよう ( 図 1) 白血球増加があれば, まず発熱など感染症を疑う症状 所見に注目しよう ( 図 1) 白血球増加があれば, 白血球分画を必ずチェックしよう 成熟好中球 ( 分葉核球や桿状核球 ) 主体の増加なら, 反応性好中球増加として対応しよう ( 図
症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習
ABC-123 臨床試験進行または再発胃癌患者に対するプラセボを対照薬とした無作為化二重盲検比較試験症例報告書 治験実施計画書番号 P123-31-V01 被験者識別コード 割付番号 治験実施医療機関名 ご自分の医療機関 お名前を記載して下さい 症例報告書記載者名 症例報告書記載者名 治験責任医師 ( 署名又は記名 押印 ) 治験責任医師記載内容確認完了日 印 2 0 年 月 日 1 症例報告書の記入における注意点
減量・コース投与期間短縮の基準
用法 用量 通常 成人には初回投与量 (1 回量 ) を体表面積に合せて次の基準量とし 朝食後および夕食後の 1 日 2 回 28 日間連日経口投与し その後 14 日間休薬する これを 1 クールとして投与を繰り返す ただし 本剤の投与によると判断される臨床検査値異常 ( 血液検査 肝 腎機能検査 ) および消化器症状が発現せず 安全性に問題がない場合には休薬を短縮できるが その場合でも少なくとも
当科における 周術期口腔機能管理について
当科における 周術期口腔機能管理について 高松赤十字病院 歯科口腔外科植松彩 2015 年 11 月 19 日モーニングセミナー 今日のおはなし 周術期口腔機能管理とは? その意義は? 周術期口腔機能管理の実際 1 手術療法 2 化学療法 放射線療法 当科の診療実績 周術期口腔機能管理とは? その意義は? これから手術です 経口挿管します こんなお口の中 どう思いますか? 歯垢 1g 中細菌数 100
心房細動1章[ ].indd
1 心房細動は, 循環器医のみならず一般臨床医も遭遇することの多い不整脈で, 明らかな基礎疾患を持たない例にも発症し, その有病率は加齢とともに増加する. 動悸などにより QOL が低下するのみならず, しばしば心機能低下, 血栓塞栓症を引き起こす原因となり, 日常診療上最も重要な不整脈のひとつである. 1 [A] 米国の一般人口における心房細動の有病率については,4 つの疫学調査をまとめた Feinberg
院内がん登録における発見経緯 来院経路 発見経緯がん発見のきっかけとなったもの 例 ) ; を受けた ; 職場の健康診断または人間ドックを受けた 他疾患で経過観察中 ; 別の病気で受診中に偶然 がん を発見した ; 解剖により がん が見つかった 来院経路 がん と診断された時に その受診をするきっ
15 年 12 月時点 院内がん登録統計 (13 年 ) 登録対象 当院で診断された または治療された がん 当院で がん と判明した場合や他施設から がん の治療のためにされた場合に登録 診断された時点で登録を行うため 治療実績 手術件数などとは件数が異なります 例 )A さんは X 医院で胃がんと診断され 治療のために当院に来院された 胃がん を登録 1 腫瘍 1 登録 1 人が複数の部位に がん
(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件
保医発 0331 第 9 号 平成 29 年 3 月 31 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 抗 PCSK9 抗体製剤に係る最適使用推進ガイドラインの策定に伴う留意事項の 一部改正について 抗 PCSK9
は減少しています 膠原病による肺病変のなかで 関節リウマチに合併する気道病変としての細気管支炎も DPB と類似した病像を呈するため 鑑別疾患として加えておく必要があります また稀ではありますが 造血幹細胞移植後などに併発する移植後閉塞性細気管支炎も重要な疾患として知っておくといいかと思います 慢性
2012 年 9 月 5 放送 慢性気道感染症の管理 マクロライドを中心に 大分大学総合内科学第二教授門田淳一今回は 慢性気道感染症の管理について マクロライド系抗菌薬の有用性を中心にお話しいたします 慢性気道感染症の病態最初に慢性気道感染症の病態についてお話ししたいと思います 気道は上気道と下気道に分けられます 上気道とは解剖学的に鼻前庭に始まり 鼻腔 咽頭 喉頭を経て気管までの空気の通り道を指し
消化性潰瘍(扉ページ)
患者さんと家族のための 消化性潰瘍 ガイドブック 編集 日本消化器病学会 Copyright C THE JAPANESE SOCIETY OF GASTROENTEROLOGY. d 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 1 消化性潰瘍の理解のために 2 消化性潰瘍の原因は 日本での消化性潰瘍の原因は
スライド 1
1/5 PMDA からの医薬品適正使用のお願い ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構 No.6 2012 年 1 月 ラミクタール錠 ( ラモトリギン ) の重篤皮膚障害と用法 用量遵守 早期発見について ラミクタール錠は 用法 用量 を遵守せず投与した場合に皮膚障害の発現率が高くなることが示されている ( 表 1 参照 ) ため 用法 用量 を遵守することが平成 20 年 10 月の承認時より注意喚起されています
を優先する場合もあります レントゲン検査や細胞診は 麻酔をかけずに実施でき 検査結果も当日わかりますので 初診時に実施しますが 組織生検は麻酔が必要なことと 検査結果が出るまで数日を要すること 骨腫瘍の場合には正確性に欠けることなどから 治療方針の決定に必要がない場合には省略されることも多い検査です
動物の腫瘍インフォメーション シート 5 犬の骨肉腫 骨肉腫 とは 犬の骨から発生する悪性腫瘍の一種です 犬の骨にみられる腫瘍には 骨肉腫の他にもいくつかの種類がありますが ここでは 最もよくみられる骨肉腫について 診断方法や治療の選択肢をご説明します ご希望にあった治療法を選択していただく際に参考にしていただければ幸いです 1. 骨のがんかもしれないと診断されました どのような病気が考えられますか?
ヒト慢性根尖性歯周炎のbasic fibroblast growth factor とそのreceptor
α μ μ μ μ 慢性化膿性根尖性歯周炎の病態像 Ⅰ型 A D Ⅱ型 E H Ⅰ型では 線維芽細胞と新生毛細血管が豊富で線維成分 に乏しく マクロファージ リンパ球や形質細胞を主とす る炎症性細胞の多数浸潤を認める Ⅱ型では Ⅰ型よりも線維成分が多く 肉芽組織中の炎 症性細胞浸潤や新生毛細管血管の減少や Ⅰ型よりも太い 膠原線維束の形成を認める A C E G B D F H A B E F HE
2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂
2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂 2017 年 8 月 ) 新たなエビデンスの報告や運用上困難な場合は適宜変更を加える 1. 造影剤アレルギーの既往を有する患者への対応
<4D F736F F D B A814089FC92F982CC82A8926D82E782B95F E31328C8E5F5F E646F63>
- 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい - 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 等改訂のお知らせ 抗悪性腫瘍剤 ( ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤 ) ( 一般名 : イブルチニブ ) 2016 年 12 月 この度 抗悪性腫瘍剤 イムブルビカ カプセル 140 mg ( 以下標記製品 ) につきまして 再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫 の効能追加承認を取得したことに伴い
口腔内細菌コントロールによる感染予防
口腔内細菌コントロールによる感染予防 学習内容 1. 口腔内細菌の特徴 2. 口腔内細菌と関係する全身疾患 3. 実際の口腔衛生管理法 口腔内細菌の特徴 (1) 1. 口腔内細菌の密度は極めて高い 歯垢 ( デンタルプラーク ) には便と同等の密度の菌数が存在する 口腔内細菌の特徴 (2) 2. 口腔内細菌は細菌バイオフィルムを形成する 1) 口腔内細菌は歯表面に凝集し, 多糖体を産生しながら細菌バイオフィルムを形成して増殖する
2017 年 3 月臨時増刊号 [No.165] 平成 28 年のトピックス 1 新たに報告された HIV 感染者 AIDS 患者を合わせた数は 464 件で 前年から 29 件増加した HIV 感染者は前年から 3 件 AIDS 患者は前年から 26 件増加した ( 図 -1) 2 HIV 感染者
217 年 3 月臨時増刊号 [No.165] 平成 28 年のトピックス 1 新たに報告された HIV 感染者 AIDS 患者を合わせた数は 464 で 前年から 29 増加した HIV 感染者は前年から 3 AIDS 患者は前年から 26 増加した 図 -1 2 HIV 感染者 AIDS 患者を合わせた報告数の概要として 主に以下のことが挙げられる 図 -2 3 4 外国籍男性は前年から 11
健康な生活を送るために(高校生用)第2章 喫煙、飲酒と健康 その2
11 1 長期にわたる大量飲酒が 引き起こす影響 脳への影響 アルコールは 脳の神経細胞に影響を及ぼし その結果 脳が縮んでいきます 脳に対 するアルコールの影響は 未成年者で特に強いことが知られています 写真B 写真A 正常な脳のCT 写真C 写真D アルコール 依 存 症 患者の脳の 正常な脳のCT Aに比べてやや CT Aとほぼ同じ高さの位置の 低い位置の断面 断面 脳の外側に溝ができ 中央
X 線透過像か X 線不透過像か X 線透過透過像 : X 線写真上でより 黒く 見える像 空気 水 脂肪 軟組織 [ 陰性造影剤 ( ガス )] 硬組織中の欠損 脱灰 空洞 ( 例 : 歯髄腔 ) 正常像と比較して黒く見える ( 例 : 嚢胞 骨折 ) X 線不透過不透過像 :X 線写真上でより
到達目標 歯と歯髄と歯周組織の エックス線検査 う蝕 歯髄 根尖性歯周組織疾患 歯周疾患の診断に必要な画像検査法を列挙し 特徴的な画像所見を説明する CONTENTS 本題に入る前にもう一度 本題に入る前にもう一度の巻 X 線透過像か X 線不透過像か? 歯周組織ってなんだったっけ? 正常歯周組織は X 線写真でどう観える? う蝕の X 線検査と画像所見 歯髄 根尖性歯周組織疾患の X 線撮影法と画像診断
CQ1: 急性痛風性関節炎の発作 ( 痛風発作 ) に対して第一番目に使用されるお薬 ( 第一選択薬と言います ) としてコルヒチン ステロイド NSAIDs( 消炎鎮痛剤 ) があります しかし どれが最適かについては明らかではないので 検討することが必要と考えられます そこで 急性痛風性関節炎の
[web 版資料 1 患者意見 1] この度 高尿酸血症 痛風の治療ガイドライン の第 3 回の改訂を行うことになり 鋭意取り組んでおります 診療ガイドライン作成に患者 市民の立場からの参加 ( 関与 ) が重要であることが認識され 診療ガイドライン作成では 患者の価値観 希望の一般的傾向 患者間の多様性を反映させる必要があり 何らかの方法で患者 市民の参加 ( 関与 ) に努めるようになってきております
094 小細胞肺がんとはどのような肺がんですか んの 1 つです 小細胞肺がんは, 肺がんの約 15% を占めていて, 肺がんの組 織型のなかでは 3 番目に多いものです たばことの関係が強いが 小細胞肺がんは, ほかの組織型と比べて進行が速く転移しやすいため, 手術 可能な時期に発見されることは少
執筆者倉田宝保 松井薫 094 小細胞肺がんとはどのような肺がんですか んの 1 つです 小細胞肺がんは, 肺がんの約 15% を占めていて, 肺がんの組 織型のなかでは 3 番目に多いものです たばことの関係が強いが 小細胞肺がんは, ほかの組織型と比べて進行が速く転移しやすいため, 手術 可能な時期に発見されることは少なく, 手術が行われることはまれです 手術療 法は通常,Ⅰ 期 ( ほかの臓器にはもちろん,
抗ヒスタミン薬の比較では 抗ヒスタミン薬は どれが優れているのでしょう? あるいはどの薬が良く効くのでしょうか? 我が国で市販されている主たる第二世代の抗ヒスタミン薬の臨床治験成績に基づき 慢性蕁麻疹に対する投与 2 週間後の効果を比較検討すると いずれの薬剤も高い効果を示し 中でもエピナスチンなら
2011 年 3 月 3 日放送第 26 回日本臨床皮膚科医会総会 3 主催セミナー 5より 皮膚科診療における抗ヒスタミン薬の限界と可能性 広島大学大学院皮膚科教授秀道弘はじめに皮膚科診療において 痒みを伴う疾患の数は多く 本邦における皮膚科患者数の上位 20 疾患のうち 9 疾患が痒みを伴い それらの疾患患者数は全体の 56.6% に該当します 中でも蕁麻疹 アトピー性皮膚炎は患者数が多く その病態ではヒスタミンが重要な役割を果たします
種の評価基準により分類示の包括侵襲性指行為の看護師が行う医行為の範囲に関する基本的な考え方 ( たたき台 ) 指示のレベル : 指示の包括性 (1) 実施する医行為の内容 実施時期について多少の判断は伴うが 指示内容と医行為が1 対 1で対応するもの 指示内容 実施時期ともに個別具体的であるもの 例
行為の侵襲性(行為の難易度)特定行為について ( 基本的な考え方 ) のイメージ 資料 3-2 特定行為 については 医行為の侵襲性や難易度が高いもの (B1) 医行為を実施するにあたり 詳細な身体所見の把握 実施すべき医行為及びその適時性の判断などが必要であり 実施者に高度な判断能力が求められる ( 判断の難易度が高い ) もの (B2) が想定されるのではないか B1: 特定の医行為 ( 特定行為
10 年相対生存率 全患者 相対生存率 (%) (Period 法 ) Key Point 1 10 年相対生存率に明らかな男女差は見られない わずかではあ
(ICD10: C91 C95 ICD O M: 9740 9749, 9800 9999) 全体のデータにおける 治癒モデルの結果が不安定であるため 治癒モデルの結果を示していない 219 10 年相対生存率 全患者 相対生存率 (%) 52 52 53 31 29 31 26 23 25 1993 1997 1998 01 02 06 02 06 (Period 法 ) 21 17 55 54
( 7 5) 虫垂粘液嚢胞腺癌の 1切除例 F g 5 H s t l g lf d g sshwdm s y s t d r m ( H E s t ) 考 型度粘液腫蕩で再発リスクが低い ) C I低異型度を示 察 す粘液産生腫蕩で 腫蕩成分を含む粘液が虫垂以外に 原発性虫垂癌は全大腸癌手術件数の 8 3 %で 大 存在する群(低異型度粘液腫蕩で再発リスクが高い ) 腸癌取扱い規約 却によると
説明書
説明書 研究課題 2 型糖尿病患者の歯周治療による血糖改善効果 にご協力ください 2 型糖尿病とは 1 インスリンの出る量が少なくなって起こる病気 2 肝臓や筋肉などの細胞がインスリン作用をあまり感じなくなる ( インスリンの働きが悪い ) ために ブドウ糖がうまく取り入れられなくなって起こる病気 インスリンとはからだの中で唯一血糖を下げるホルモンで 食後に血糖が上がらないように 調節するはたらきがあります
60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 21 日 独立行政法人理化学研究所 敗血症の本質にせまる 新規治療法開発 大きく前進 - 制御性樹状細胞を用い 敗血症の治療に世界で初めて成功 - 敗血症 は 細菌などの微生物による感染が全身に広がって 発熱や機能障害などの急激な炎症反応が引き起
60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 21 日 独立行政法人理化学研究所 敗血症の本質にせまる 新規治療法開発 大きく前進 - 制御性樹状細胞を用い 敗血症の治療に世界で初めて成功 - 敗血症 は 細菌などの微生物による感染が全身に広がって 発熱や機能障害などの急激な炎症反応が引き起こされる病態です 免疫力が低下している場合に 急性腎盂腎炎や肺炎 急性白血病 肝硬変 悪性腫瘍などさまざまな疾患によって誘発され
10 年相対生存率 全患者 相対生存率 (%) (Period 法 ) Key Point 1
(ICD10: C81 85, C96 ICD O M: 9590 9729, 9750 9759) 治癒モデルの推定結果が不安定であったため 治癒モデルの結果を示していない 203 10 年相対生存率 全患者 相対生存率 (%) 71 68 50 53 52 45 47 1993 1997 1998 2001 2002 2006 2002 2006 (Period 法 ) 43 38 41 76
- 1 - - 2 - - 3 - - 4 - - 5 - - 6 - - 7 - - 8 - - 9 - - 10 - - 11 - - 12 - - 13 - - 14 - - 15 - - 16 - - 17 - - 18 - - 19 - - 20 - - 21 - - 22 - - 23 - - 24 - - 25 - - 26 - - 27 - - 28 - - 29 - - 30 -
抗菌薬の殺菌作用抗菌薬の殺菌作用には濃度依存性と時間依存性の 2 種類があり 抗菌薬の効果および用法 用量の設定に大きな影響を与えます 濃度依存性タイプでは 濃度を高めると濃度依存的に殺菌作用を示します 濃度依存性タイプの抗菌薬としては キノロン系薬やアミノ配糖体系薬が挙げられます 一方 時間依存性
2012 年 1 月 4 日放送 抗菌薬の PK-PD 愛知医科大学大学院感染制御学教授三鴨廣繁抗菌薬の PK-PD とは薬物動態を解析することにより抗菌薬の有効性と安全性を評価する考え方は アミノ配糖体系薬などの副作用を回避するための薬物血中濃度モニタリング (TDM) の分野で発達してきました 近年では 耐性菌の増加 コンプロマイズド ホストの増加 新規抗菌薬の開発の停滞などもあり 現存の抗菌薬をいかに科学的に使用するかが重要な課題となっており
スライド 1
薬生審査発 0328 第 1 号薬生安発 0328 第 2 号平成 28 年 3 月 28 日 都道府県各保健所設置市衛生主管部 ( 局 ) 長殿特別区 厚生労働省医薬 生活衛生局審査管理課長 ( 公印省略 ) 厚生労働省医薬 生活衛生局安全対策課長 ( 公印省略 ) ビガバトリン製剤の使用に当たっての留意事項について ビガバトリン製剤 ( 販売名 : サブリル散分包 500mg 以下 本剤 という
標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会
第 3 章保健指導対象者の選定と階層化 (1) 保健指導対象者の選定と階層化の基準 1) 基本的考え方生活習慣病の予防を期待できる内臓脂肪症候群 ( メタボリックシンドローム ) の選定及び階層化や 生活習慣病の有病者 予備群を適切に減少させることができたかを的確に評価するために 保健指導対象者の選定及び階層化の標準的な数値基準が必要となる 2) 具体的な選定 階層化の基準 1 内臓脂肪型肥満を伴う場合の選定内臓脂肪蓄積の程度を判定するため
70% の患者は 20 歳未満で 30 歳以上の患者はまれです 症状は 病巣部位の間欠的な痛みや腫れが特徴です 間欠的な痛みの場合や 骨盤などに発症し かなり大きくならないと触れにくい場合は 診断が遅れることがあります 時に発熱を伴うこともあります 胸部に発症するとがん性胸水を伴う胸膜浸潤を合併する
ユーイング肉腫 はじめにユーイング肉腫は 主として小児や若年者の骨 ( まれに軟部組織 ) に発生する細胞肉腫です 骨 軟骨 筋や神経などの非上皮組織に発生する悪性腫瘍を 肉腫 と呼びますので 肉腫とはがんと同じものと考えてよいと思います ユーイング肉腫は 小児に発生する骨腫瘍では骨肉腫についで 2 番目に多いものです 最近の染色体分析や分子生物学の進歩によって 骨や骨以外のユーイング肉腫 Primitiveneuroectodermaltumor(PNET
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その他 B 型肝炎 15% C 型肝炎 68% 41 706 168 66 19 12 肝 には の か 脂肪肝 の で る () という も りま の く い 肝 の肝細胞のなかに 脂肪の く がこ なにたまっ いま 類洞 正常な肝臓 腸管からの栄養や不要物が流れていく 肝細胞 正常な肝臓 脂肪肝の始まり 類洞 腸管からの栄養や不要物が流れていく 類洞 過剰な脂質 糖質の流入 肝細胞 肝細胞のなかに中性脂肪がたまり始める
糖尿病診療における早期からの厳格な血糖コントロールの重要性
2019 年 5 月 1 日放送 Clostridioides (Clostridium) difficile 感染症診療カ イト ラインのホ イント 愛知医科大学大学院臨床感染症学教授三鴨廣繁はじめに Clostridioides difficile は医療関連感染としての原因菌として最も多くみられる嫌気性菌であり 下痢症や偽膜性腸炎などの多様な C. difficile infection(cdi)
