<4D F736F F D C58CA98BC982DF82E995578F C89A8B89BA955D89BF964082CC954B977690AB2E646F63>
|
|
|
- ゆりな そめや
- 7 years ago
- Views:
Transcription
1 ベットサイドで見極める標準的嚥下評価法 大石歯科医院 ( 千葉県 ) 大石善也 地域において摂食 嚥下リハビリテーションを実施するにあたり 誤嚥の有無を確定する画像診断を適時に利用できる要介護者は少ない さらに 透視 X 線装置の設置場所に搬送することが難しい場合や 嚥下内視鏡検査実施において 鼻腔に挿入した状態での嚥下機能評価の問題点や挿入できない方が多いことも事実である しかしながら このようなケースにおいても誤嚥リスクの評価や安全性の確認をしながら 食べるという機能を維持 回復させることは尊厳あるケアのなかで重要な要素であり医療者の使命でもある 現在 各職種内で詳細な評価表は確立されているが 今後は 職種間の役割も重複が大きく交換性が高いことより どの職種においても標準的に嚥下リスクや食形態を判定することが必要となる そのためには 簡便であり かつ根拠のある 1 枚の共通評価法と検査方法を実施し それぞれの立場から食塊の咽頭部通過環境 ( 誤嚥リスク ) を主治医に提出して 十分なリスク管理下のもとでチームアプローチを実践することが望まれる そこで どの職種も 1 度のセミナーにて 現在の食形態が安全であるか? 経口摂取が可能かどうか? を把握する標準的な評価表と頚部聴診検査の習得が必要となる 今回 嚥下造影所見の誤嚥に対するオッズ比や脳卒中ガイドラインを参考にし 最低限度必要な評価表を作成し 頚部聴診法を実施することで ベットサイドにて 10 分ほどで簡便に誤嚥リスクを評価し 各職種の専門的な考察欄 ( 意見 ) を挿入した標準的評価表を作成した Ⅰ. ビデオ嚥下造影所見における誤嚥に対するオッズ比 103 名脳卒中患者 口腔相 口唇閉鎖 : 口唇閉鎖不全 2,82 舌の突出 2,33 時間延長 残留 : 口腔内残渣 1,77 口腔通過時間の遅延 1,70 咀嚼 食形態 : 食塊形成不全 1.67 咀嚼機能の減弱 1,25 嚥下動作前の食塊の咽頭流入 1,20 咽頭相 誤嚥 : 喉頭挙上の低下と喉頭蓋閉鎖不全 4,22 鼻咽腔閉鎖不全 : 鼻腔への逆流 4,10 咽頭残留 : 梨状陥凹への食塊残留 3,20 嚥下後の咽頭壁への残留食塊の付着 2,93 喉頭蓋谷への食塊残留 2,75 嚥下反射遅延 : 嚥下反射惹起遅延 2,98 咽頭通過時間の遅延 1,18 複数回嚥下 : 嚥下の繰り返し 1,82 第 14 回日本摂食 嚥下リハビリテーション学会学術大会招聘講演 Tai Ryoon Han Seoul National University College of Medicine リハビリテーション科医師
2 Ⅱ. 嚥下のメカニズム Fig.1 認知期 ( 先行期 ): 食物の認識 認知期は何をどのくらい どのような方法でどれくらいのスピードで食べるか ( ペーシング ) という意思決定をする段階です 主に認知症患者が問題となり 食べている事を忘れたり 口に含んだまま飲み込まない等様々な問題が生じます この時期のポイントは 見た目 ( 視覚 ) におい ( 嗅覚 ) と記憶です Fig.2 捕食期 : 口への取り込み 脳卒中術後等にて 口唇に麻痺があると口唇で食物を取り込むことが困難となり こぼしたり また 無理に飲み込もうとしても口腔内圧を上昇することが出来ず 丸呑みになり誤嚥 窒息の危険があります 口唇部位は随意運動ですので 口唇のリハビリにて回復が望めます Fig.3 咀嚼期 ( 準備期 ): 咀嚼と食塊形成 食物は顎 舌 歯 頬の協調運動にて唾液と混ぜられ 咀嚼して飲み込みやすい形態となり 食塊 ( しょっかい ) が形成されます そして 舌の上のくぼみに食塊がのせられ 飲み込む準備が整います 唾液のような液体においても舌の上の中央に置いてから 嚥下が始まります Fig.4 口腔期 : 咽頭への送り込み 食塊は舌の運動にて 口の中 ~ 奥舌 ~ 咽頭に送り込まれます この時舌の先は上の前歯の後ろからスタートして その後舌を口蓋に押し付けることで 食塊が咽頭に送り込まれます 同時に鼻咽腔が閉鎖されることも重要です ALS パーキンソン病や 舌の運動制限がある場合は 舌を上に持ち上げることが出来ないため 送り込みが不十分となります 舌を下方に圧迫したり 舌を動かすリハビリが効果的です
3 Fig.5 咽頭期 : 咽頭通過 食道への送り込み 咽頭に送り込まれた食塊は 一連の嚥下反射として 一瞬のうちに食道に送りこまれます 水などの液体がむせやすいのは喉頭蓋のすきまを通過しやすいからです アイスマッサージや意識して唾液を飲み込むことや 液体はトロミ剤等を加えたり 食形態の判定が必要となります Fig.6 食道期 : 食塊の食道通過 食道に食物が送り込まれると逆流しないように 食道入り口部が瞬時に閉鎖して 蠕動運動にて胃に運ばれます 食道入口部の通過障害にはバルーンで拡張する方法があります 咽頭通過時の環境 ( 誤嚥リスク ) に影響を与える主な部位と要因 口腔 咽頭通過時間の遅延 口唇 鼻咽腔閉鎖不全 舌 頬 顎による送り込み 口内 咽頭部の食塊の残留
4 ベットサイドで見極める 標準的な嚥下評価 医療者用 患者名 : 男 女 No 年齢 歳 原疾患 : 複数あれば記入 病歴 : 発症日から入院既往歴や摂食に関する経過 肺炎の既往歴 : 過去 2-3 年間 ( ) 摂食状態 絶食 ( 年 月より ) ペースト ミキサー食 キザミ食 トロミ剤有り むせ 水分のむせ 咽頭残留 食べこぼし 咽頭違和感 ( ) かすれ声 時間 (45 分 ) 嚥下評価: 問題点をチャックし状態を記入記録日 : 年月日時 指示 : 開眼 開閉口 離握手の指示 ( 覚醒 認知 理解 ) 指示が入らない場合は 1mlトロミ冷水や飴なめにより判断する 麻痺 : 舌出し カーテン兆候 前額部 ( 運動 知覚 前額部 ) 口内と口蓋垂の偏位を観察する 前額部の麻痺側にしわを寄せることも確認 送り込み : 舌出し ( 可動域 前後 左右 ) 口唇から1cmくらい舌を突出できるか確認 口腔 咽頭通過時間の遅延 弁閉鎖 : 口唇閉鎖と姿勢 ( 座位 : 頚部安定 ) 口唇を閉鎖し えくぼをつくるくらいしっかり出来るか? 首のすわりが可能か? 弁閉鎖 : 頬ふくらまし ( 鼻咽腔閉鎖 嗽の可否 ) 頬をふくらまし 鼻から息がもれないかテッシュ等で 2 回確認する 呼吸 : 口腔ケア 呼吸 ( 口腔乾燥 Spo2 %) 平常時の呼吸 口腔ケア時の唾液嚥下で呼吸に乱れないか頚部聴診する 食形態 : 咀嚼様顎運動 食塊形成不全摂食時に丸呑みしていないか? 咀嚼 ( 顎をモグモグと横に動かしているか?) 構音 : 咽頭残留 ( アー ) パタカラ行の発音頚部聴診しながらアーと発音して咽頭残留を確認 パタカラ行を 1 語づつ確認 各職種の意見 : 担当者名 家族 介護者 看護師 ST PT OT 栄養士 歯科各職種が家族の意見を踏まえて 専門的な意見を記入する 例えば 看護師は肺雑音や全身状態 PT OT は姿勢や呼吸リハ 栄養士は食形態等の問題等 改訂水のみテスト : 頸部聴診による確認 ( 指示から嚥下までの時間 8 秒 ) 唾液嚥下 1mlトロミ冷水嚥下 現在の食事 ( ペースト食 ) 冷水 3ml フードテスト ( プリン ヨーグルト ゼラチン ) 結果 : 現在の食事と唾液嚥下を聴診する 呼吸の乱れとむせは必ず記入 リスク管理に対する意見とVF VEの必要性 : 上記の評価から リスク面の意見や VF VE の必要性について記入する
5 ベットサイドで見極める 飲み込み障害の様子 患者さん用 患者名 : 男 女 年齢 歳 原疾患 : 病歴 : 肺炎の既往歴 : 過去 2-3 年間 ( ) 現在の全身状態 : 食事の状態 絶食 ( 年 月より ) ペースト ミキサー食 キザミ食 トロミ剤有り むせ 水分のむせ ノト の残留 食べこぼし ノト の違和感 ( ) かすれ声 時間 ( 分 ) 食事の様子 : 飲み込み状態: 問題点をチャックし状態を記入 : 記録日 : 年 月 日 時 1 意識障害: 目覚めていますか? 刺激なしでも開眼している だいたい清明 時 人 場所が解らない 刺激で開眼する 刺激しても開眼しない 2 理解度: 指示は入りますか? 全く理解できない 理解してなんらかの返答ができる 理解出来るが返答のサインは無理 開眼できる 口を開閉が出来る 握手が出来る ( 健側 麻痺側 ) 様子 : 3 麻痺: 舌をまっすぐ出した状態は? まっすぐ出せる どちらかに偏位する ( 左 右側 ) 手足の麻痺状態 手 ( 左 右麻痺 ) 足 ( 左 右麻痺 ) 4 舌の運動機能 舌をまっすぐ出しても唇を越えて出せない 舌をまっすぐ出して唇から1cmぐらい出せる 舌で上 下の唇をグルリとなめることが出来る 5 身体を起こすことはできますか? 水平状態 30 位 45 位 60 位 90 起こせる 1 人で座ることができる 座ると首も安定している 6 唇の閉鎖機能 唇を閉じることが出来ない 唇を閉じることが出来る よだれが垂れることが多い よだれは垂れない 7 頬とノト の機能 頬を膨らますことが出来ない 嗽が出来ない 頬を膨らますことが出来る 嗽が出来る
6 8 呼吸の様子 呼吸はいつも安定している いつもゼロゼロしている 時々ノト がゴロゴロする 食事中に呼吸が乱れる 舌を上あごにつけて息を止められる 様子 : 9 口腔ケア いつもはしていない 毎日している 回数は? ( 回 ) 専門的な口腔ケア指導を受けたことは? ある ない 入れ歯を装着している している していない 10 食べている時の様子 : 丸呑み状態で食べている 舌でつぶして食べている 歯ぐきで食べている 顎をモグモグしている 様子 : 11 発音状態 発音できない アーと言った時 声がかすれている 食事中にごっくんした後に アーと言った時 声がかすれたりコ ロコ ロする はっきりと言えない音にチェックしてくださいパ行 : パ ピ プ ペ ポタ行 : タ チ ツ テ トカ行 : カ キ ク ケ コラ行 : ラ リ ル レ ロ様子 : 本人と家族の希望や意見 : 記入者と患者との関係 記入者の連絡先 : 住所 TEL&FAX その他の質問 ( 社 ) 柏歯科医師会附属歯科介護支援センター Tel&FAX 04 (7162) 6480
7 評価からの嚥下リハビリプラン 脳卒中 認知症 中等度神経筋疾患の場合 指示 : 開眼 開閉口 離握手の指示 ( 覚醒 認知 理解 ) 指示が入るかどうかで以下の評価やリハが訓練か介助のいずれかとなる 麻痺 : 舌出し カーテン兆候 前額部 ( 運動 知覚 ) 指示が入らない場合は 舌だし 口唇の非対称 流涎 鼻唇溝の消失 口角下垂や顔面上部の前額部にしわから判断する 送り込み : 舌出し ( 可動域 前後 左右 ) 口腔ケア後に少量の蜂蜜や飴を舌から口唇の各部に塗布することで 舌の可動域判定やリハビリを実施 また1mlトロミ冷水の嚥下が可能かどうか? 口腔残留等で評価する 舌のストレッチ: 舌を意識して出し可動域を広げる 舌を前方に突き出す舌を上あごにつける舌を左右に出す舌先で口唇をなめる スプーンなどを舌に乗せる 下向きに力を入れて押し それに抵抗して舌を持ち上げてもらう 押す 休む を 2~3 秒ずつ繰り返す 弁閉鎖 : 口唇閉鎖と姿勢 ( 座位 : 頚部安定 ) 1 口唇の運動 : イー と ウー の口の形を繰り返す イー 首に張りを感じるまで口角を広げる 2 できるだけ大きく口を開ける アー 次に閉じる ンー ウー 口唇をすぼめる 口唇を閉じし えくぼをつくるくらいしっかり閉鎖すると 舌の先がうわあごに付き 嚥下のスタート状態となる 腹式呼吸肩甲骨を上げる肩甲骨を下げる首の回旋運動首の回旋運動 身体のリハビリと並行して ギャッチアップ と段階的に起こしていき 端座位 がとれた場合は 首のすわりを確認する
8 弁閉鎖 : 頬ふくらまし ( 鼻咽腔閉鎖 嗽の可否 ) 頬をふくらまし 鼻から息がもれないかテッシュ等で 2 回確認することで 口唇と鼻咽腔閉鎖を確認する 頬をしっかりふくらます 息を吸うように口をすぼめる 鼻咽腔閉鎖不全の方は 食形態にトロミを付けたほうが良い 上を向いたガラガラ嗽は避けるようにする 水を入れたコップをストローで吹いたり 口をすぼめて複式呼吸するリハビリを促す 口唇閉鎖にも効果 呼吸 : 口腔ケア 呼吸 ( 口腔乾燥 Spo2 %) 経口摂取開始の基準には Spo2 が 90% 以上必要である 実際の摂食現場では 95% 以上の方が対象となり 摂食中に 5% の低下を認めた場合は中止する 口腔乾燥が重度の場合は 誤嚥 肺炎リスクが高くなる 腹式呼吸は 最初に息を吐きながらお腹をへこますと 続いて吸気で自然にお腹が膨らみ 横隔膜が上方に押し上げられる このことで 酸素濃度と肺血流が増加します 窒息の予防や咽頭残留物の喀出にも効果がある この呼吸をしながら 口をすぼめることで口唇の筋力が増強するとともに 気道に予備圧力が働き 気道を広くして 息切れが楽になり 鼻咽腔閉鎖不全のブローイング練習にもなる 口をすぼめて息をゆっくりと吐きます お腹からしぼりだす感じで吐きます その後鼻からゆっくり息を吸うと自然にお腹が膨らみます 口をすぼめて息を吐く時は 30cm前のローソクの火を消す感じで実施します 呼吸運動だけはバイタルサインの中で唯一 随意的に制御できる 食形態 : 咀嚼様顎運動 食塊形成不全 先行期 : 食物の見た目 においや声かけに注意して介助する ペーシングを確認し 手づがみ ( おに ぎり ポテトフライ ) で食べさせてみる 咽頭残留の確認 ( アーと声をだしてもらう ) をする 捕食期 : 口唇閉鎖が不十分な場合は 介助しながらスプーンを水平に入れて 水平に抜く 食べこぼしが多い場合は ペーストよりもムース状のほうが良い リハで回復が可能 口腔 準備期 : 咀嚼機能の低下 ( 歯 義歯があるか 食べている時にもぐもぐと顎を横に動かしているか?) を観察し 食塊形成不全があればソフト食にする キザミ食 ( 極刻み等 ) は 咽頭でバラバラとなり 嚥下障害者には不適な食材である 施設等では軟刻みトロミ食とし 刻んだ食材が舌やスプーンでつぶせるかどうか確認して食べさせる必要がある 口腔内食塊保持不全や舌での食塊移送不良は 時々口内を観察して口腔残留 ( 頬と歯の間 ) と咽頭残留 ( アーと声を出してもらう )
9 咽頭期 : 水分摂取方法で利用するトロミ剤は 攪拌後 3-5 分にスプーンですくって落とした時に糸を引く程度が適切であり ボタッと塊で落ちるほど濃度が高いと 咽頭粘膜に付着しやすく咽頭残留が多くなる ( 薄い濃度から評価して最低限度の濃度とする ) また 鼻咽腔閉鎖不全がある場合は 水分にはトロミが必要であり 食物にトロミをつけるかどうかは 頚部聴診で判断する 咽頭期に問題がある嚥下障害者は 複数回嚥下 ( 咽頭残留を繰り返し嚥下することで除去 ) や交互嚥下 ( 異なる物性の食品 例えば食物とゼラチン等を交互に嚥下することで残留を除去する 嚥下食 ( 補助栄養が必要 ) 嚥下開始食 :1,4-6% ゼラチンゼリー ( ブロッカゼリー アイソカルジェリー ) 1mlトロミ冷水ティースプーン1 匙嚥下食 Ⅰ :1,6% ゼラチンゼリー ( ジュース スープ 重湯 お茶 ) ねぎとろネギなし 全卵蒸し 絹ごし豆腐野菜ジュースゼリー プリン アイスクリーム1 匙嚥下食 Ⅱ : 重湯ゼリー サーモンムース カレー にこごり 温泉卵 麻婆豆腐 かぼちゃ ヨーグルト嚥下食 Ⅲ : ピューレ状の食形態 とろみ茶 バナナ ( 皮の上から押しつぶす ) 重湯 全粥 葛湯 ゼラチンライスの寿司 スクランブルエッグ 野菜ピュレ 水羊羹 アイスクリーム 移行食 : 水分を多く含むもの 柔らかく煮たもの 細かすぎず パサパサしたものは避ける ブレンダー食 ピーチコンポート パン そうめん うどん 煮魚 ひきわり納豆 厚揚げやわらか煮 舌で押しつぶして食べる方の見極め方 ( ペースト ミキサー ソフト ブレンダー食 ) 口角が左右対称に水平に動き 上下の口唇が食べている時扁平になる 舌の先端をうわあご ( 口蓋 ) に押しつけて食べるようになります 口唇が左右対称に水平に動く 舌をうわあごに押し付けて食べていいる 歯 義歯 歯ぐきでつぶして食べる方見極め方 ( 軟食 刻み食 軟刻みトロミ食 ) 頬と口唇の協調運動が初めて見られます 口角の引き 顎が横に偏位する表情が見られるようになります 頬をふくらましたりしてカミカミします コラム 食べ物による窒息死亡事故は年間 4407 件 高齢者の場合は桃など表面がつるんとした果物 トロミ剤を入れすぎた液体 パンなどが意外に危険です 出所 : 平成 20 年 5 月 8 日更新 内閣府食品安全委員会 食べ物による窒息事故を防ぐために の参考欄の表 不慮の事故の種類別に見た年齢別死亡事故数 の その他の不慮の窒息 の 気道閉塞を生じた食物の誤えん より
10 構音 : 咽頭残留 ( アー ) パタカラ行の発音アーと声を出して 咽頭残留を確認する 食事中にも実施すると良い 喉がゴロゴロする場合は 咳払いをしてから食事を再開する パ行 : 口唇閉鎖タ行 : 舌の先の強化タカ : 奥舌への送り込みカ行 : 奥舌の強化と 咽頭残留物の喀出にも効果があるので 強く カッカッ と実施する ラ行 : 舌先挙上と舌背の保持に効果がある ララリリルルレレロロ等の複雑な発音は 食物を上手に舌の上にのせる練習 嚥下パターンリハビリ : 水分だけがむせるという比較的経度な嚥下障害者に有効飲み込む時は呼吸が止まり 食物がノドを通過後に呼気が生じます その嚥下と呼吸のパターンを学習することで誤嚥を防止します 呼吸と嚥下の協調運動コントロールを体験する 嚥下後の呼気運動による咽頭残留物の排出を促す 1 まず大きく息を吸って息を止める 2 次に空嚥下もしくは食物を飲み込む 3 ゴックン ができたら直後に ハー と息を吐くか 咳き払いをする 唾液腺マッサージ : 食前に習慣化すると 覚醒し一口目が潤い食事が美味しく食べられる 耳下腺顎下腺舌下腺 耳下腺 : 上の奥歯の辺りを後から前へむかって 10 回ほどまわす 顎下腺 : 親指を顎の骨の内側のやわらかい部分にあて耳の下から顎の下まで 5 カ所くらいを順番に各 5 回押す 舌下腺 : 両手の親指をそろえ 顎の下から上にグーット押す 主な市販食品の問い合わせ 口腔ケア用品 三共製薬工業 : ブロッカゼリー アイソトニックゼリー オーラルケア : 吸引ブラシ 吸引 ICUブラシ キッセイ薬品工業 : ソフトかっぷ ソフトエット カワモト : フレッシュメイト ( 舌ブラシ ) ノバルティスファーマ : アイソカルジェリー アイソカルプディング キッセイ薬品 : ウエットケア ホリカフーズ : オクノスデザート オクノス白粥 ティーアンドケイ : オーラルバランス フードケア : アクアジュレ 和光堂 : 口中清掃ティシュ 亀田製菓 : ふっくらおかゆ
11 Ⅲ. 経口摂取開始の基準 1) 原疾患とバイタルサインが安定している 2) 基礎訓練 ( 口腔ケアやアイスマッサージ等の間接訓練 ) が開始されている 3) ギャッチアップの許可 ( 最低 30~45 度 ) が医師より出ている 4) アイスマッサージで嚥下反射があり 唾液の嚥下が可能である 5) 意識明瞭 (JCSⅠ 桁 ) であり 呼吸状態が安定している (SpO2 90 ) 6) 簡単な指示 ( 開口 閉口 舌出し 離握手 ) に従える Ⅳ. 頚部聴診喉頭下輪状軟骨の側面に聴診器をあて 呼吸音と嚥下音を聴診する 頚部聴診は簡便であり ベットサイドで誤嚥を予測する上で有効な手技であるため 是非一般看護師や多職種も含めて マスターして欲しい 聴診器は普及型のもので十分だが NST では Littmann infant( 新生児用 ) や Cardiology Ⅲ 等が高い音域を拾い 喉頭挙上の嚥下運動を妨げないため便利である 姿勢 まず 患者さんに咳嗽や吸引にて貯留物を喀出させる その後 呼吸音を拾い 続いて嚥下音と嚥下前後の呼吸音を聞き取る 嚥下は 1ml トロミ冷水 少量の水 ( 改訂水飲みテスト ) 唾液 氷片やゼリー プリン ( フードテスト ) で左右を確認する 聴診時に呼吸音に乱れがなく しっかりとした嚥下音が聞き取れ 口内残留と咽頭残留音がなければ ベットサイドにおける誤嚥リスクは少ないと考えられる すなわち 誤嚥の判定のみならず その前段階である咽頭残留 呼吸と嚥下の協調運動や嚥下直後の澄んだ呼吸音等を評価することで 誤嚥するかもしれないというリスクを判定している 1 嚥下時及び嚥下後の呼気時における泡立ち音 ( ブルブル音 : バブル音 ) 2 むせに伴う喀出音や呼吸切迫 3 嚥下直後の呼気音が 濁った音 ( 湿性音 ) 嗽音 喘鳴あるいは気管内の液体の振動音 このような音は 梨状窩等の咽頭貯留や誤嚥が疑われる 嚥下障害の有無は 未経験者でも 80% 正診率で判定され いつでも簡単に実施出来ることができることより利用価値が高い また 呼吸音と嚥下音を聞くことで 誤嚥のリスク判定 ( 咽頭通過時の環境の把握 ) が可能となる 難しく考えずに まずは自分の身体や日常の嚥下障害患者で練習すると 誰でも嚥下前後の咽頭残留と呼吸の乱れは判断できるため 多職種に普及して情報を共有したり 家族にも聞いてもらうことで 無理な摂食希望を抑制し 安全に食べられるレベルを理解することで 現状説明にも利用できる コラム 自発呼吸: 人工呼吸器の 呼気 吸気時間比 として伝統的に 1:2 がよく用いられるが 実際の安静時の自発呼吸には 吸息 吸気のポーズ 呼息 休止期の 4 つの時相があり 例えば呼吸数 15 だと 1 回 4 秒の内訳は 1,0 0,2 1,0 1,8 秒となる 健常者は摂食中に呼吸が乱れることは無い しかし嚥下障害者は嚥下時間の延長や咽頭残留があるため 誤嚥しなくても摂食中に呼吸が乱れることが多い その場合は 食形態を下げ リハを実施することで誤嚥リスクが低くなる
12 Ⅴ. 経口摂取開始時期の流れ口腔ケアにて口内を清潔にした後で フードテスト 改訂水飲みテストあるいは1ml のトロミ冷水を 舌において嚥下を促す 急性期においては 意識障害を原因とする口や舌の随意運動の低下を認めるため 口唇の閉鎖等を介助する また 認知症や舌の送り込みが不十分な患者さんには ゼリー等を奥舌におくと良い 急性期の場合は咽頭機能が比較的よく保たれているため 心配しないで数回実施してみよう 1) しっかりとした嚥下があるかどうか咽頭部を観察する むせがなく嚥下が出来たら 口を開けてみて口内残留がないか確かめる 口内に残留がある場合はもう一度嚥下をする その後 アーと声を出してもらいサ声やガラガラ声がないか確認する この過程において呼吸の変化も無く むせがなくて嚥下が可能でサ声が無ければ 摂食訓練可能と判断する 2) 次に 同じ過程を頚部聴診下にて咽頭残留の有無を確認する 以上に問題が無ければ 1ml トロミ冷水あるいはゼラチンゼリー等から直接訓練を開始する ゼラチンは 18 にて溶解し 万一誤嚥した場合でも液体となり吸収されやすい形状となる そのためお茶ゼリー等は最良の嚥下開始食といえる しかし 溶けやすい欠点があるため 送り込みに時間がかかる方等は咽頭部位で液体に変化してむせる場合があるため 冷蔵庫から取り出してすみやかに使用するか 1ml トロミ冷水や販売嚥下食等を利用してもよい 3) 食事内容 量 食事回数 ギャッチアップなどの条件を 1 度に2つ以上変えず 1 度変えたら3-7 日以上は様子を見ながら段階的に進めることがコツ 軟菜 60 全粥 45 ミキサー食 とろみをつけた汁物 ジュース 30 ゼリー食事の回数 1 日 1 食 1 日 2 食 1 日 3 食 少量のゼリーを 1 日 1~2 回から開始して 3 日以上摂食 誤嚥の徴候 ( 痰の増加や発熱 ) がなければ ゼリーカップ 1 個が誤嚥の徴候なく摂取できるようになれば次に進む 1 日 1 食から食事を開始 確実に食後の観察が可能で 急変に対応しやすい朝食か昼食が良い 1 食について約 8 割程度を誤嚥の徴候なく1 時間以内に摂食可能となれば次へ進む 誤嚥や肺炎の徴候が3-7 日以上見られなければ 1 日 2 食 3 食と経口摂取の回数を増やす 在宅では慎重にゆっくりと実施する また むせたりSpO₂の低下や呼吸切迫がある場合は 少し休憩したのち 頸部前屈位で嚥下に意識を集中させて 口の中に溜めて息を止めて飲むことを指示する 問題がある場合は あせらず無理せず基礎訓練から再スタートするか VF VE 検査にて どの部位の障害に起因しているか精査する コラム 地域( 在宅 施設 ) にて嚥下障害患者に対して食事を再開する際には かなり慎重な摂食プログラムを立てることが勧められる 経口摂取開始基準を厳守し 改訂水のみテストを 2 週間から 1 ヶ月繰り返し 安全性を確認してから実施する 必要なら画像診断が望ましい 重度の方でも 唾液嚥下の誤嚥防止や口腔細菌の減少のために口腔ケアは必要である
13 Ⅵ. 口腔ケアの手順 嗽が出来ない方や嚥下障害の方の場合 口腔ケアは 痛がらせないことと 口腔乾燥を解除してからケアを行うこと そして 1 日に 1 回はある程度十分な時間をかけて汚染ケアを行い それ以外は保湿と簡単な維持ケアを心がける 1) 物品の用意 : 歯ブラシ スポンジブラシ 洗口剤 コップ ガーゼ 保湿剤 2) 体位 : 口腔ケア時は 30 以上仰臥位が望ましい 3) 義歯は外して別洗いをする そして流水下にて歯ブラシ等で清掃する 4) 口腔乾燥や食物残渣があれば 軽く水洗いか保湿してから口腔ケアを実施する 5) ガーゼを磨かない側の奥歯のさらに後ろに当てて 水分を吸い取りながら歯と歯間に歯ブラシの毛先を入れて 小刻みに動かしながら細かく磨く 6) 口蓋や咽頭部に乾燥痰がある場合は 保湿剤 ( オーラルウエット等 ) かネブライザー等を噴霧して 10 分間くらいして ふやかしてからゆっくりはがす 7) 舌ブラシやスポンジブラシで舌を軽く清拭する 8) うがいができない場合は 上記のみで良い 嚥下障害がなく 少し嗽が可能な方は 首を下か横に向けて吸いのみで水を含ませて 膿盆に流す 9) ケア後は 保湿剤 ( オーラルバランス ウエットケア ) を口唇 口腔粘膜 義歯内面に塗布 嗽が出来ない方や嚥下障害者には 歯磨き剤は必要ない コップに水を入れ2つ用意する ハブラシに液体歯磨きや外科用消毒剤等 ( ネオステリン アズノール お茶 ) を付け ブラッシングをする この時 反対側の奥歯にガーゼかティシュをおくと 汚染された唾液の誤嚥が防止できる 磨いたらコップ歯ブラシをよく濯ぎ もうひとつのコップでさらに濯ぎ ( この濯ぎを十分することが 嗽の役割を担う ) 水を切ってから再度磨く スポンジブラシや舌ブラシを併用する 嚥下障害者には下記のようなケア用品があると便利である また 歯磨き後の口内の保湿は 口腔細菌の増殖を予防し 唾液嚥下を妨げないためにも重要 金銭 的負担がある場合には 頻回な水による保湿やオリーブオイル等にて対処する
14 Ⅶ. 在宅医療を受ける患者の基礎疾患の特性 1 認知症後天的な脳の器質的障害により いったん正常に発達した知能が低下した状態をいう 医学的には 知能 の他に 記憶 見当識 : 現在の年月や時刻 自分がどこにいるかなど基本的な状況把握のこと の障害や人格障害を伴った症候群として定義される 単に老化に伴って物覚えが悪くなるといった現象や統合失調症などによる判断力の低下は含まれない 逆に頭部の外傷により知能が低下した場合などは認知症と呼ばれる 認知症の程度をスコアすることよりも 問題行動や身体的疾患 ( 脱水 ) の原因を探り 落ち着いた生活づくりをつくることが必要である 嚥下機能は比較的保たれている 症状 中核症状: 記憶障害と認知機能障害 ( 失語 失認 失行 実行機能障害 ) から成り 患者全員に見られる 病気の進行とともに徐々に増悪する 周辺症状: 幻覚 妄想 徘徊 異常な食行動 睡眠障害 抑うつ 不安 焦燥 暴言 暴力など 神経細胞の脱落に伴った残存細胞の異常反応であり 一部の患者に見られる 分類 変性認知症 ( アルツハイマー型認知症血管性認知症パーキンソン病 ピック病 ) 経過 短期記憶の消失 問題行動 歩行不全 食事介助 寝たきり 誤嚥性肺炎 胃瘻 死現実との葛藤 過去の自分に戻る 現実遊離アルツ型の場合 3 年おきにレベルダウンし 年間で同じような経過をたどる 口腔ケアと摂食 口腔ケアを拒否する方が多く 治療も困難であることから専門的な歯科衛生士に依頼することが望ましい 嚥下機能は比較的良好であるが 食物の認識や食べ方に問題がある 集団では 嚥下体操が有効である コラム 臥位( がい ): 寝ている状態の体位のこと 仰臥位 ( あお向け ) 側臥位 ( 横向き ) 腹臥位 ( うつ伏せ ) がある 口腔ケア時は 30 以上 摂食時は頚部前屈で 45 以上が望ましい
15 2 脳血管障害 経過 弛緩 ( ブラブラ ) 痙性 ( 何かの拍子で動く ) 共同運動 ( 筋肉がつられて動く ) 少し分離した動きが可能 分離した運動が可能 ブルンストロームのステージ 下肢の麻痺 : 歩行不能でも立つ事が可能かどうかで介護度は変わる 健側の脚のひざを立てて 麻痺した脚のひざを伸ばしたまま上げられれば歩行可能な場合がある 足先を手前に動かすことができる 障害の程度を把握 上肢の麻痺 : 両側の手を握る 認知 体力 麻痺 信頼が把握できる グー パーが出来る 手を握ることができる チョキが出来る ボタンかけや細かな歯ブラシができる バンザイをする 健康側が顔まで挙がれば歯ブラシができる 口腔内評価の手順 開口 閉口の指示 舌出し 可動域 頬ふくらまし 鼻咽腔閉鎖 ( テッシュを鼻にあてる ) 口唇閉鎖を確認 麻痺側の確認 ( 舌出し カーテン兆候 鼻唇溝 ) 再度頬ふくらまし パタカラ 唾液嚥下 1ml 冷水嚥下の頸部聴診 口腔ケア 顔面の麻痺 顔面下部 : 口唇の非対称 流涎 鼻唇溝の消失 口角下垂顔面上部 : 前額部にしわを寄せることを指示すると麻痺側にしわをつくれない 咀嚼や嚥下に直接大きな影響を与えないが 中枢性の障害の場合 舌咽 迷走神経支配の運動麻痺が合併していることもあるので要注意とする 構音障害 鼻咽腔閉鎖不全 ( 軟口蓋の挙上不全 ) による開鼻音の場合 PLP( 歯科依頼 ) が有効バビブベボやパピプペポ マ ( ファ ) ミムメモ ダデド ナネノとなり このような患者さんには 頚部前屈姿勢で嗽をすることを指示する ( 失語症の方でも知能は賢い方は多いので理解ができるかどうかを判断しておく ) 知識 1 ウェルニッケ失語: 側頭葉の損傷にて感情や言葉を聞いて理解する力 ( 感覚性 ) が衰える 2 ブローカー失語 : 前頭葉を損傷すると運動性言語中枢が障害を受け 頭では言葉を理解できているのに 話そうとすると言葉にならない 3 全失語 : 言葉を理解することも話すこともできない 4 健忘性失語 : 言葉を理解できても 簡単な単語を忘れてしまう 5 左半側空間失認 : 左側半分の空間が認識できなくなる コラム 拘縮( こうしゅく ): 長い間 寝たきりなどによって体を動かさずにいたために 筋肉や関節が固まってしまって動かなくなること 座位で重力を利用すると良い 右麻痺場合 失語症を伴うことがあり 左麻痺では失行 失認 性格変容するケースがある
16 3 神経筋疾患 パーキンソン病 (PD) 脳内のドーパミンが減少する進行性の病気 3 大徴候 : 固縮 ( 筋肉が固くなる ) 動作緩慢 振戦( しんせん ) 1 口 舌 喉の筋肉が固まり 食べる動作が遅くなったり うまく飲み込めなくなったり 構音障害が起こる 2 身体を動かすときの最初の動作がなかなか出来ない 身体を動かすのに大変な意志と努力が必要で 小声や仮面様顔貌となる 3 片方の手から出始めて足や顎もふるえてくるが軽い場合は 日常生活は可能 食事 口腔ケア 食事やケアで症状が強い場合は 薬の時間を調節する 長期投薬者は薬が効いている時 ( 服用 1 時間後 ) ときれる時の運動機能は別人のように違う パーキンソン病の薬は 1 日量さえ変わらなければ 服用時刻は調節して良いものがほとんどである 唇や舌に少し味の強い食物を一口目に与えると その後の摂食がスムースになる また 汁物 ご飯 お粥 主菜 副菜の順番で飲み込みやすくするのも良い 重度の嚥下障害者は夜間 10~15 程度のギャッチアップ ( 少しずつ ) での就寝で早朝の痰のからみが解消する場合がある 自立神経症状 動作が少なく遅くなる 体温調節ができなくなる 汗が出る 流涎あるいは口渇 心拍数が低くなる 暗いところで目が見にくくなる 疾患への誤解と対応 表情にとぼしい 依存心 ( 甘えている そばにいると介助を要求する ) サボっている 誰もいないと動ける 日内変動が大きい等 誤解される病気である この疾患は要求に全て答えて 快く介助してあげるほうが良い 脊髄小脳変性症(SCD) 協調運動障害 ( 運動が正確に効率よく行うことができなくなる ) を症状とする神経変性疾患 いくつかの疾患に分類され 10 年以上の長い経過を辿る進行性疾患 経過ともに 固縮や無動などパーキンソン症候も加わるが 呼吸機能は比較的維持される 起立性低血圧の方には ギャッチアップを 10 位したら 5 分程度間隔をおき ゆっくりと起こす
17 小脳の働きと嚥下機能 小脳は歩行に関する機能や頭を動かしたりする機能 また手足の協調運動を司る 同じように 嚥下機能も協調運動が障害される すなわち嚥下の 5 期の 1 つ 1 つは機能が残存していても 協調運動能力が低下するため 窒息や誤嚥が生じる リハビリでは 疲労度合が大きく消極的になりやすい 出来るところを出来る範囲で間接訓練をする 咀嚼力も低下するため 食物の粉砕や咽頭への送り込みも困難になる このような送り込みとその協調運動の低下により 急に誤嚥 窒息する方が一部に存在しるため 一口量に注意して トロミをつけたり食事のペーシングに注意する 構音面では鼻咽腔閉鎖不全がみられるため 頚部前屈姿勢での含嗽が望ましい 筋萎縮性側索硬化症(ALS) 球麻痺 ( 球とは延髄のこと ) とは延髄の障害により起こる麻痺で 主に下位脳神経麻痺 ( 嚥下障害や構音障害など ) を指すことが多い 一方 仮性球麻痺とは 症状的には延髄機能障害を示唆するが 皮質球路とくに両側内包部の障害により下位脳神経麻痺 ( 嚥下障害や構音障害 顔面筋麻痺など ) を来した状態を言う ( すなわち 延髄がやられていないのに同様の症状を呈するため 仮性 球麻痺と言う ) ALS では 球麻痺症状として 舌の萎縮 嚥下障害 構音障害が出現する 末期には経口摂取は不可能となり人工呼吸管理下となる しかし 感覚障害や知能低下は現れにくく 眼球運動障害や失禁も見られにくく 瞬目やまぶたの動きでコミュニケーションをとる場合が多い 口腔症状と対処法 筋の萎縮 ( 筋肉が痩せること ) は遠位から近位へおよび 舌筋 咬筋やオトガイ筋に及ぶ 当初は 嚥下機能は保たれている場合も多く 摂食 嚥下障害は 準備期と口腔期が中心となる場合が多い すなわち 舌の可動域 ( 特に上に持ち上げる筋力 ) が低下することで 咀嚼障害や咽頭へ送り込み障害が中心となる 対処法としては 食品の選択 ( 口内に残留しにくく 送り込みのしやすい べたつかない まとまりの良い食品 ) を検討する また PAP( 舌接触補助床 ) や PLP( 軟口蓋挙上装置 ) が有効であるが 口内の違和感が強いことより 器具の練習期間が必要 しかし 現実的には運動障害が顕著になるとその効果は乏しい 4 間接リュウマチ中年以降の女性に多く 骨 軟骨 関節 周囲組織に左右対称に疼痛や炎症を伴う疾患 朝の病気 と言うほど午前と午後では体調が異なる 食事介助に気をつける 5 廃用症候群口腔ケアに口腔機能向上の体操 ( 嚥下体操 ) を付加する
18 参考資料 : 排痰介助適切な加湿と有効な体位変換を優先する また 咳嗽機能があれば利用する 上 下葉区 後肺底区 : 足の位置を確認して数 10 分ほど下記の体位をとる スクイージングは英国では未使用である 胸郭を呼気時に恥骨方向に圧迫し呼気流速を早め呼気圧を高めることで抹消気道から中枢気道へ痰を移動する方法であるが 呼吸に合わせる技術が必要である 簡単な方法は 下記体位で上側の肩甲骨をグルリと回すだけでも効果がある 足の重なりが上図であれば前傾 60 になる : 必ず家族の見守りが必要! 咳をするとき枕を抱きしめる 慣れてきたら枕なし 鼻で咳きをする方法も試してみる手が不自由な場合は術者が介助するが 強く圧迫はしない NG チューブが咽頭蓋を交差する場合がある チューブは 麻痺側の鼻から挿入し 入れる鼻と反対側に首を旋回させる
19 エビデンス脳卒中治療ガイドライン ベッドサイドで嚥下障害の評価を行った上で 摂食プランを立てると 肺炎の発症率が有意に減少する1) 反復唾液嚥下テストは 嚥下造影上の誤嚥を感度 0.98で検出可能である2) 水のみテストで嚥下障害を推定し 摂食プログラムを開始した場合には スクリーニングを行わなかった場合と比較して 肺炎の発生が減少する3) 嚥下造影や内視鏡的嚥下機能評価をもとに摂食プログラムを行うことにより 肺炎の発症率が減少する1) 常勤の言語療法士がチームの一員として嚥下障害に取り組んだほうが 嚥下障害をよりよく指摘でき 栄養 脱水の状態もよく把握でき 肺理学療法が減る傾向が認められた4) 一方 嚥下造影を行った上で 家族ならびに患者に嚥下障害についての教育を行うだけでも 呼吸器合併症の発生を言語療法士が重点的に介入した場合と同様に軽減することが可能であった5) PEGは経鼻経管栄養よりも死亡率や治療中止率が低く また 栄養 上腕周径 アルブミン値が良好に保たれた6)( 現在も大規模な研究が継続中 ) 間歇的口腔カテーテル栄養は 経鼻経管栄養よりも嚥下機能を改善させた 7) 引用文献 1)Doggett DL, Tappe KA, Mitchell MD, Chapell R, Coates V, Turkelson CM. Prevention of pneumonia in elderly stroke patients by systematic diagnosis and treatment ofdysphagia:an evidence-based comprehensive analysis of the literature. Dysphagia 2001;16: ) 小口和代, 才藤栄一, 馬場尊, 他. 機能的嚥下障害スクリーニングテスト 反復唾液嚥下テスト (the repetitive saliva swallowing test:rsst) の検討 (2) 妥当性の検討. リハビリテーション医学 2000;37: )Gottlieb D, Kipnis M, Sister E, Vardi Y, Brill S. Validation of the 50 ml3 drinking test for evaluation of post-stroke dysphagia. Disabil Rehabil 1996;18: )Lucas C, Rodgers H. Variation in the management of dysphagia after stroke:does SLT make a difference? Int J Lang Commun Disord 1998;33(Suppl): )DePippo KL, Holas MA, Reding MJ, Mandel FS, Lesser ML. Dysphagia therapy following stroke:a controlled trial. Neurology 1994; 44: )Bath PMW, Bath FJ, Smithard DG. Interventions for dysphagia in acute stroke. The Cochrane Database Syst Rev ) 木佐俊郎, 井後雅之, 稲川哲二, 他. 脳卒中患者の摂食嚥下障害に対する間欠的口腔カテーテル栄養法. リハビリテーション医学 1997;34:
<4D F736F F F696E74202D2091BD968088DD82EB82A4836C F815B834E2892F18F6F A90CE8E528EF58E71>
多摩胃ろうネットワーク 2012.3.3 八王子労政会館 摂食 嚥下リハビリテーションの 4 つのアプローチ 摂食 嚥下のリハビリテーション 医療法人社団永生会南多摩病院言語聴覚士石山寿子 ( 日本摂食 嚥下リハビリテーション学会認定士 ) 治療的アプローチ 間接的訓練 代償的アプローチ 環境改善的アプローチ 間接的訓練直接的 l 訓練 代償的嚥下方法食事形態の変更経管栄養 中心静脈栄養などの利用
PowerPoint プレゼンテーション
第 25 回日本意識障害学会 2016.7.23 教育実践セミナー 2 摂食 嚥下 口腔ケア 口から食べるためのリハビリテーション 香川大学医学部附属病院 リハビリテーション部 黒川 清博 本日の内容うどん食べた? 1. 摂食 嚥下に関する基本的知識 2. リハビリの視点に立った口腔ケア 在宅でできる! 3. 嚥下の評価とリハビリのポイント * 写真や動画の使用については患者 ご家族の同意を得ています
口腔ケア アセスメント解析データベース 平成 23 年度に作成した, 口腔ケア アセスメント票 の結果を効率的に管理, 分析できるソフトです 平成 24 年度, 仙台保健福祉事務所が介護老人保健施設ももせ塩竈において実施した, 口腔ケアの取組強化を目的としたモデル事業において, 仙台保健福祉事務所と
口腔ケア アセスメント結果を 入力, 管理, 分析するソフト! 宮城県リハビリテーション支援センター 口腔ケア アセスメント解析データベース 平成 23 年度に作成した, 口腔ケア アセスメント票 の結果を効率的に管理, 分析できるソフトです 平成 24 年度, 仙台保健福祉事務所が介護老人保健施設ももせ塩竈において実施した, 口腔ケアの取組強化を目的としたモデル事業において, 仙台保健福祉事務所と共同で開発しました
学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 庄司仁孝 論文審査担当者 主査深山治久副査倉林亨, 鈴木哲也 論文題目 The prognosis of dysphagia patients over 100 years old ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 日本人の平均寿命は世界で最も高い水準であり
学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 庄司仁孝 論文審査担当者 主査深山治久副査倉林亨, 鈴木哲也 論文題目 The prognosis of dysphagia patients over 100 years old ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 日本人の平均寿命は世界で最も高い水準であり, 高齢者の人口は全人口の約 25% を占め, 介護の問題なども含め, 高齢化は深刻な問題である. 平均寿命の延伸とともに,100
‘¬“û”qFinal
3 6 12 20 26 32 38 44 50 56 66 72 80 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
特別支援学校における介護職員等によるたんの吸引等(特定の者対象)研修テキスト
たんの吸引等に関する演習 喀痰吸引等に関する演習 - 喀痰吸引 ( 口腔内 ) これから たんの吸引等に関する演習を行います 265 目次 1. たんの吸引 ( 口腔内 ) 2. たんの吸引 ( 鼻腔内 ) 3. たんの吸引 ( 気管カニューレ内部 ) 4. 経管栄養 ( 胃ろう ( 滴下型の液体栄養剤の場合 )) 5. 経管栄養 ( 胃ろう ( 半固形栄養剤の場合 )) 6. 経管栄養 ( 経鼻胃管
話す、食べるリハビリ ~言語聴覚士の立場から~
話す 食べるリハビリ ~ 言語聴覚士の立場から ~ 山陰労災病院 中央リハビリテーション部 言語聴覚士 (ST) 高橋順子 言語聴覚士って何をするの? 当院の中央リハビリテーション部の言語聴覚室では脳血管障害などによって起こる言語障害の方に対して治療 ( 練習 リハビリ ) 支援 指導を行っています 言葉を話す 聞くといったコミュニケーションに困難を抱える患者様を支援します 食べ物を食べたり 飲んだりすることに問題がある
リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ
リハビリテーションに関わる 医療 福祉の仕組み NTT 東日本関東病院 総合相談室 ソーシャルワーカー井手宏人 リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように
「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」
2017 年 2 月 1 日 作成者 : 山田さおり 慢性心不全看護エキスパートナース育成コース 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院している心不全患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師が慢性心不全看護分野の知識や技術を習得することを目的とする 2. 対象レベルⅡ 以上で各分野の知識と技術習得を希望する者 ( 今年度は院内スタッフを対象にしています ) 期間中 80% 以上参加できる者
JSEPTIC CE教材シリーズ 対象:レベル1 ICUで働く新人CE(1~3年目程度)
JSEPTIC CE 教材シリーズ対象 : レベル 1 ICU で働く新人 CE(1~3 年目程度 ) ハイフローセラピー ( ネーザルハイフロー ) Ver.2 20160418 もくじ 第 1 章序論第 2 章原理 2-1 ハイフローセラピーのポイント 2-2 鼻カニューラ 2-3 高流量 2-4 加温 加湿 第 3 章効果 3-1 ハイフローセラピーの効果 3-2 解剖学的死腔の洗い流し 3-3
リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家
人員基準減算 定員超過減算 点検項目 407 介護予防通所リハビリテーション費 点検事項 点検結果 同一建物減算事業所と同一建物 ( 構造上 外形上一体的な建物をいう ) に居住又は同一建物から通所 若年性認知症利用者受入加算 若年性認知症利用者ごとに個別に担当者定める 利用者に応じた適切なサービス提供 運動器機能向上加算専ら職務に従事する理学療法士等を 1 人以上配置 配置 理学療法士 介護職員等が共同して
untitled
Japan Community Health care Organization 神経内科について 神経内科 鈴 木 秀一郎 神経内科が主に診療している病気は れば後遺症なく完治できる病気も少なか 脳 脊髄 末梢神経 筋肉の病気になり らずあります 精神的な問題ではなく手 ますが 近年人口の高齢化と共に患者数 足に力が入らない 思うように動かすこ が増えています 具体的な病気としては とができないなど体が不自由になった場
2 片脚での体重支持 ( 立脚中期, 立脚終期 ) 60 3 下肢の振り出し ( 前遊脚期, 遊脚初期, 遊脚中期, 遊脚終期 ) 64 第 3 章ケーススタディ ❶ 変形性股関節症ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PT OT ビジュアルテキスト 姿勢 動作 歩行分析 contents 序ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー畠中泰彦 3 本書の使い方ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
通常の市中肺炎の原因菌である肺炎球菌やインフルエンザ菌に加えて 誤嚥を考慮して口腔内連鎖球菌 嫌気性菌や腸管内のグラム陰性桿菌を考慮する必要があります また 緑膿菌や MRSA などの耐性菌も高齢者肺炎の患者ではしばしば検出されるため これらの菌をカバーするために広域の抗菌薬による治療が選択されるこ
2014 年 12 月 3 日放送 高齢者肺炎の診療マネジメント 大分大学呼吸器 感染症内科教授門田淳一はじめに今回は高齢者肺炎の診療マネジメントについて考えてみたいと思います およそ 4 人に 1 人が 65 歳以上である超高齢社会の我が国において 高齢者肺炎は日常診療において最も頻繁に遭遇する疾患の一つです 我が国の死因の第 3 位は肺炎ですが そのうち約 96% は65 歳以上の高齢者が占めています
頭頚部がん1部[ ].indd
1 1 がん化学療法を始める前に がん化学療法を行うときは, その目的を伝え なぜ, 化学療法を行うか について患者の理解と同意を得ること ( インフォームド コンセント ) が必要である. 病理組織, 病期が決定したら治療計画を立てるが, がん化学療法を治療計画に含める場合は以下の場合である. 切除可能であるが, 何らかの理由で手術を行わない場合. これには, 導入として行う場合と放射線療法との併用で化学療法を施行する場合がある.
下痢 消化管粘膜が損傷をうけるために起こります 好中球 白血球 減少による感 染が原因の場合もあります セルフケアのポイント 症状を和らげる 下痢になると 体の水分と電解質 ミネラル が失われるので ミネラルバ ランスのとれたスポーツドリンクなどで十分補うようにしましょう 冷えすぎた飲み物は 下痢を悪化させることがあるので控えましょう おなかが冷えないよう腹部の保温を心がけましょう 下痢のひどいときは
< 嚥下運動とは > 嚥下運動は, 嚥下第 1 期 ( 口腔期 第 2 期 ( 咽頭期 第 3 期 ( 食道期 の 3 期に分けられます. しかし摂食行為を考えた場合, 嚥下運動に先立ち何をどのように食べるかを判断し口腔まで食物を運ぶ先行期 ( 認知期, 食物を捕食し咀嚼し飲み込みやすい食塊 (bo
Ver.5 実習で学ぶ摂食嚥下のメカニズム ( 嚥下機能の理解のための摂食実習ノート チャート式 講師用 この実習では摂食 嚥下機能の理解のために実際の食べ物を用いて体験学習をしてみます. 摂食行為 ( 嚥下運動も含む にかかわる器官 ( 口唇, 舌, 頬部, 下顎, 喉頭 が, 安静時にはどのような状態になっているか, 運動の際にはそれぞれの器官がどのように協調した動きをとるかなどの健常なひとの摂食行為を確認しながら障害の発生した場合における問題点を考えるためのステップとしてください.
感染予防の為の 口腔ケアー
感染予防の為の 口腔ケア 平成 21 年 6 月 13 日 歯科衛生士八木ひとみ 本日の講義のポイント 口腔ケアの効果 123 ブラッシングのコツ 口腔ケアの現状と実際 効率のよい清掃器具の選択と紹介 注文方法 口腔内は細菌の巣窟! 人には700 種にも及ぶ微生物が生息している なかでも口腔内には400 種以上もの細菌が存在する 口腔内微生物 口腔内には粘膜 舌 歯牙 歯肉及び唾液など環境因子の異なる部位等が存在しており
摂食嚥下訓練 排泄訓練等を開始します SCU で行うリハビリテーションの様子 ROM 訓練 ( 左 ) と端坐位訓練 ( 右 ) 急性期リハビリテーションプログラムの実際病棟訓練では 病棟において坐位 起立訓練を行い 坐位耐久性が30 分以上となればリハ訓練室へ移行します 訓練室訓練では訓練室におい
急性期リハビリテーションとは 一昔前までは 脳血管障害で片麻痺などの障害を発症した患者さんは まず一般病院に入院し 安静 加療の後リハビリテーション専門病院に転院してから ゆっくりとリハビリテーションをして行くという考え方が一般的でした 最近では 急性期から無理のない範囲で可能な限り体を動かすことがその後の機能回復に大変良いことが医学的に証明され 脳血管障害のリハビリテーションは急性期より開始することが重要であることが認識されるようになりました
<4D F736F F F696E74202D2092F990B CFB8D6F8B40945C82CC955D89BF82C982C282A282C4>
受診票 口腔機能評価項目 後期高齢者歯科口腔健診における口腔機能の評価について 3. 咀嚼能力評価 4. 舌機能評価 5. 嚥下機能評価 愛媛県歯科医師会地域保健担当理事久保奈知子 2 3. 咀嚼能力の評価 ( 咬筋触診法 ) 咬筋の触診 ( 咬合力 ) 1) 対象者にはこれから咬むための筋肉の強さを調べますと説明する 2) 左右の耳の付け根の下 ( 顎角部のやや内側 ) に人差し指 中指 薬指の先の腹の部分で軽く触れ
介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ
介護職員初任者研修 ほほえみ介護塾 シラバス 研修事業者名 使用教材 一般財団法人宇治市福祉サービス公社 介護職員初任者研修テキスト 公益財団法人介護労働安定センター 科目名 職務の理解 6 時間 研修に先立ち これからの介護が目指すべき その人の生活を支える 在宅におけるケ ア 等の実践について 介護職がどのような環境で どのような形で どのような仕事を 行うのか 具体的イメージを持って実感し 以降の研修に実践的に取り組めるようにす
P-2 3 自分で降りられないように ベットを柵 ( サイドレール ) で囲む 実施の有無 1 他に介護の方法がないため 2 同室者 他の利用者からの依頼 4 不穏や不安など本人の混乱を防止 5 暴力行為など他人への迷惑行為を防止の為 6 夜間以外の徘徊を防止 7 夜間の徘徊を防止 8 不随運動があ
別紙 -3 身体拘束実施のチェックシート P-1 利用者氏名 調査日任者 平成年月日 調査責任者 身体拘束の禁止となる具体的な行為 (11 項目 ) 1 徘徊しないように 車椅子や椅子 ベットに体幹や四肢を紐等で縛る 実施の有無 1 他に介護の方法がないため 2 同室者 他の利用者からの依頼 4 夜間以外の徘徊を防止 5 夜間の徘徊を防止 6 施設外への徘徊を防止の為 7 職員の見守りが出来ない時間帯のみ
介護の食の課題 1 栄養 ある調査では 65 歳以上の在宅療養患者のうち 7 割以上が 低栄養 低栄養のおそれあり 低栄養低栄養のおそれあり栄養状態良好 37.4% 35.2% 72.7% 27.3% 資料 : 国立長寿医療研究センター 平成 24 年度老人保健健康増進等事業栄養状態の把握に関する調
食料産業局食品製造課 スマイルケア食の取組について 平成 30 年 4 月 介護の食の課題 1 栄養 ある調査では 65 歳以上の在宅療養患者のうち 7 割以上が 低栄養 低栄養のおそれあり 低栄養低栄養のおそれあり栄養状態良好 37.4% 35.2% 72.7% 27.3% 資料 : 国立長寿医療研究センター 平成 24 年度老人保健健康増進等事業栄養状態の把握に関する調査研究報告書 在宅療養患者の摂取状況
高齢者におけるサルコペニアの実態について みやぐち医院 宮口信吾 我が国では 高齢化社会が進行し 脳血管疾患 悪性腫瘍の増加ばかりでなく 骨 筋肉を中心とした運動器疾患と加齢との関係が注目されている 要介護になる疾患の原因として 第 1 位は脳卒中 第 2 位は認知症 第 3 位が老衰 第 4 位に
高齢者におけるサルコペニアの実態について みやぐち医院 宮口信吾 我が国では 高齢化社会が進行し 脳血管疾患 悪性腫瘍の増加ばかりでなく 骨 筋肉を中心とした運動器疾患と加齢との関係が注目されている 要介護になる疾患の原因として 第 1 位は脳卒中 第 2 位は認知症 第 3 位が老衰 第 4 位に関節疾患 5 位が骨折 転倒であり 4,5 位はいずれも運動器が関係している 骨粗しょう症のメカニズムの解明
PowerPoint プレゼンテーション
NASVA プレスリリース 平成 29 年 3 月 3 日 独立行政法人自動車事故対策機構被害者援護部坂本 中庄司電話 3(568)7638 NASVA 療護施設入院患者の改善状況について NASVAでは 全国 8か所で療護施設を運営しています 療護施設とは 自動車や原動機付自転車が関係する交通事故により脳が損傷され 重度の後遺障害 ( 遷延性意識障害 ) を負った方のための公的専門病院です 急性期治療を終えた方を対象として
問題 A 問 1. 老化に伴う口腔機能の変化で適切なものを選びなさい 1. 刺激唾液の増加 2. 咀嚼時間の短縮 3. 味覚閾値の低下 4. 最大咬合力の低下 5. 喉頭侵入頻度の減少 問 2. 間違っているものを選びなさい 1. ロコモ は 骨 + 関節 + 筋肉 の連動としての運動能力の低下を指
NPO 食支援ネットワーク 長崎嚥下リハビリテーション研究会 第 9 回 摂食嚥下コーディネーター 資格認定試験問題 平成 29 年 (2017) 3 月 12 日 ( 日 ) 試験時間 10:00~12:00 会場 : 共済病院 8F 講堂 問題 A 問 1. 老化に伴う口腔機能の変化で適切なものを選びなさい 1. 刺激唾液の増加 2. 咀嚼時間の短縮 3. 味覚閾値の低下 4. 最大咬合力の低下
リハビリテーション歩行訓練 片麻痺で歩行困難となった場合 麻痺側の足にしっかりと体重をかけて 適切な刺激を外から与えることで麻痺の回復を促進させていく必要があります 麻痺が重度の場合は体重をかけようとしても膝折れしてしまうため そのままでは適切な荷重訓練ができませんが 膝と足首を固定する長下肢装具を
歩行訓練 片麻痺で歩行困難となった場合 麻痺側の足にしっかりと体重をかけて 適切な刺激を外から与えることで麻痺の回復を促進させていく必要があります 麻痺が重度の場合は体重をかけようとしても膝折れしてしまうため そのままでは適切な荷重訓練ができませんが 膝と足首を固定する長下肢装具を使用することで適切な荷重訓練を行うことができます ( 図 13) 図 14は重度の右片麻痺を患った患者さんの荷重訓練をしている時の麻痺側下肢の筋活動
摂食嚥下障害の評価 簡易版 2015 改訂日本摂食嚥下リハビリテーション学会医療検討委員会藤島一郎, 高橋浩二, 二藤隆春 勝又明敏, 弘中祥司 小山珠美, 松木るりこ 山本弘子, 兼岡麻子委員長 : 武原格 嚥下障害患者の評価は, 場面 ( 外来, 入院 施設入所なのか ), 病状 ( 急性期,
摂食嚥下障害の評価 簡易版 2015 日本摂食嚥下リハビリテーション学会医療検討委員会 日本摂食嚥下リハビリテーション学会医療検討委員会では 2011 年に摂食嚥下障害の評価簡易版 ( 案 ) を作成し これまでに多くの会員の方々に利用して頂いてきた. しかし この評価表 ( 案 ) だけでは十分に患者の状態を記載しきれないこともあり より詳細に嚥下障害の状態を評価できるように改訂を行った. 当初は詳細版を作成しようという考えもあったが
2 在宅医療の手技マニュアル
在宅経鼻エアウェイの管理 本来 呼吸は意識することなく楽に行うことができます しかし なんらかの理由で空気の通り道が狭くなっている場合 楽に呼吸を行うことができません そこで 姿勢の工夫をしても呼吸が改善しない場合 呼吸を少しでも楽にするため 鼻腔から咽頭までの舌根を越えるところまでチューブを入れて 空気の通り道を確保します これを経鼻エアウェイといいます [ 対象疾患 ] 閉塞性呼吸障害舌根沈下
Microsoft Word 栄マネ加算.doc
別紙 7 栄養マネジメント加算及び経口移行加算等に関する事務処理手順例及び様式例の提示について ( 平成 17 年 9 月 7 日老老発第 0907002 号厚生労働省老健局老人保健課長通知 ) 改正前改正後 1 栄養ケア マネジメントの実務等について (1) 栄養ケア マネジメントの体制ア ( 略 ) イ施設長は 医師 管理栄養士 看護師及び介護支援専門員その他の職種が共同して栄養ケア マネジメントを行う体制を整備する
函館市認知症ケアパス
2. 認知症を理解しよう (1) 認知症とは? 認知症とは, 脳の細胞が壊れることにより, 日常生活に支障をきたす 身近な病気です いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまい, 神経のネットワークが壊れてしまうことによって脳の働きが悪くなり, 記憶障害や理解 判断力 の低下など様々な症状が現れます 認知症を正しく理解することにより, 早期発見 早期診断につながり, 早期から適切な治療や介護サービスを受けることで,
脳卒中に関する留意事項 以下は 脳卒中等の脳血管疾患に罹患した労働者に対して治療と職業生活の両立支援を行うにあ たって ガイドラインの内容に加えて 特に留意すべき事項をまとめたものである 1. 脳卒中に関する基礎情報 (1) 脳卒中の発症状況と回復状況脳卒中とは脳の血管に障害がおきることで生じる疾患
事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン参考資料 脳卒中に関する留意事項 脳卒中に関する留意事項 以下は 脳卒中等の脳血管疾患に罹患した労働者に対して治療と職業生活の両立支援を行うにあ たって ガイドラインの内容に加えて 特に留意すべき事項をまとめたものである 1. 脳卒中に関する基礎情報 (1) 脳卒中の発症状況と回復状況脳卒中とは脳の血管に障害がおきることで生じる疾患の総称であり
為化比較試験の結果が出ています ただ この Disease management というのは その国の医療事情にかなり依存したプログラム構成をしなくてはいけないということから わが国でも独自の Disease management プログラムの開発が必要ではないかということで 今回開発を試みました
平成 19 年度国内共同研究 慢性心不全患者の予後 QOL の向上を目指した疾病管理プログラムの構築 北海道大学大学院医学研究科 眞茅みゆき この度はこのような助成の機会をいただきまして誠に有り難うございます スライド -1 慢性心不全患者の予後 QOL の向上を目的とした疾病管理プログラムの介入研究を 実施しております スライド -2 慢性心不全患者の医学的 社会的特徴をこちらにまとめています 1.
基本料金明細 金額 基本利用料 ( 利用者負担金 ) 訪問看護基本療養費 (Ⅰ) 週 3 日まで (1 日 1 回につき ) 週 4 日目以降緩和 褥瘡ケアの専門看護師 ( 同一日に共同の訪問看護 ) 1 割負担 2 割負担 3 割負担 5, ,110 1,665 6,
訪問看護料金表 ( 医療保険 ) 健康保険 国民健康保険 後期高齢者医療保険等の加入保険の負担金割合 (1~3 割 ) により算定します 介護保険から医療保険への適用保険変更介護保険の要支援 要介護認定を受けた方でも 次の場合は 自動的に適用保険が介護保険から医療保険へ変更になります 1 厚生労働大臣が定める疾病等の場合 1 多発性硬化症 2 重症筋無力症 3スモン 4 筋萎縮性側索硬化症 5 脊髄小脳変性症
摂食・嚥下障害 まず最初に何を見ますか?
摂食 嚥下障害まず最初に何を見ますか? とりあえず押さえておきたい評価 訓練のポイント 2012.11.22 東京医科大学八王子医療センターリハビリテーション部言語聴覚士新美拓穂 今回の講習の学習目標 頭頸部の解剖と運動のおおまかな理解 PT OT が介入する ( してほしい ) ポイント 嚥下評価のとりあえず押さえておきたいポイント 誤嚥の危険があるサインを知る 目次 Ⅰ 頭頸部の解剖と運動 Ⅱ
9(1) 介護の基本的な考え方 9() 介護に関するこころのしくみの基礎的理解 9() 介護に関するからだのしくみの基礎的理解 9(4) 生活と家事 5 9(5) 快適な居住環境整備と介護 9(6) 整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 4 4 理論と法的根拠に基づき介護を行うこと
介護職員初任者研修研修カリキュラム ( 科目別シラバス 科目別特徴等 ) 事業者名 : 公益財団法人東京しごと財団 平成 9 年 1 月 5 日現在 担当科目時間 ( 項目 科目番号 科目名 ) 数 科目別特徴 指導体制 1(1) 多様なサービスの理解 国の介護施策とその動向 介護サービスの全体像をとらえる 1() 介護職の仕事内容や働く現場の理解 (1) 人権と尊厳を支える介護 5 () 自立に向けた介護
嚥下障害ってなあ〜に?
ALS 粘膜の手入れ 白い偽膜の有無 舌苔の色や性状 口角部の亀裂の有無などを確認しながら行います 粘膜ブラシ またはスポンジブラシを湿らせて 水分をよく切っておきます 口唇の剥 がれかけている粘膜は無理に取ろうとせず 濡らしたハブラシで湿らしておいて ふやけ たところで取り去ります 左頬側奥から中央へ 右頬側奥から中央へ歯肉を刷くようにし ます
Microsoft Word - 1 糖尿病とは.doc
2 糖尿病の症状がは っきりしている人 尿糖が出ると多尿となり 身体から水分が失われ 口渇 多飲などが現れます ブドウ糖が利用されないため 自分自身の身体(筋肉や脂肪)を少しずつ使い始めるので 疲れ やすくなり 食べているのにやせてきます 3 昏睡状態で緊急入院 する人 著しい高血糖を伴う脱水症や血液が酸性になること(ケトアシドーシス)により 頭痛 吐き気 腹痛などが出現し すみやかに治療しなければ数日のうちに昏睡状態に陥ります
72 豊橋創造大学紀要第 21 号 Ⅱ. 研究目的 Ⅲ. 研究方法 1. 対象 A B
Bulletin of Toyohashi Sozo University 2017, No. 21, 71 80 71 保育園における食物アレルギー児への対応と保育士の認識 中島怜子柴田真由子 抄録 A B 143 858 603 8 197 7 キーワード Ⅰ. はじめに 2016 2013 4.5 6 1.7 2013 3 3435 17.1 1999 2009 2015 72 豊橋創造大学紀要第
PowerPoint プレゼンテーション
ALS 筋萎縮性側索硬化症 三小田一成 村山皓紀 森將一郎 ALS(Amyotrophic lateral sclerosis) とは ALS とは運動ニューロンが変性し 重篤な筋肉の萎縮と筋力の低下を示す疾患 厚生労働省の定める難病に指定されている 発病率は人口 10 万人あたり 1~2 人 男性が 1.2~1.5 倍多く 国内に約 1 万人の患者がいる アイスバケツチャレンジ wikipedia
摂食・嚥下と食事介助のポイント
2015.3.19 大村市在宅ケアセミナー 嚥下の仕組みと 食事支援のポイント 西諫早病院訪問リハビリ言語聴覚士山田慧 どうやって食べる? 第 Ⅰ 期 : 認知期 食物を取り込む前の過程 眼 ( 視覚 ) 手 ( 触覚 ) 香り ( 嗅覚 ) 等で食物を認知し どのように食べるのかを判断する 第 Ⅱ 期 : 準備期 食物を口へ取り込み 咀嚼し 唾液と混合して嚥下しやすい形態に整える過程 第 Ⅲ 期
Microsoft Word - シラバス.doc
1 多様なサービスと理解 (1) 職務の理解 これからの介護が目指すべき その人の生活を支える 在宅におけるケア 等の実践について 介護職がどのような環境で どのような形で どのような仕事を行うのか 具体的なイメージを持って実感し 以降の研修に実践的に取り組めるようにさせる 2. 2. 多様なサービスの理解 2 介護職の仕事内容や働く現場の理解 3. 3. 介護職の仕事内容や働く現場の理解 3 (
rihabili_1213.pdf
Ⅰ 総 論 A モデル システム開発の研究検証結果より 九州労災病院 勤労者予防医療センター 豊永 敏宏 1 再就労とリハビリテーション 発症前に就業していた障害者の最大の QOL 生活の質 の獲得は再就労である そして それを支援するのが 障害者の QOL 向上を目的とするリハビリテーション医学である 図 1 リハビリテーション医学とは 日本リハビリテーション医学会作成 解説 脳卒中で緊急入院し
標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会
第 3 章保健指導対象者の選定と階層化 (1) 保健指導対象者の選定と階層化の基準 1) 基本的考え方生活習慣病の予防を期待できる内臓脂肪症候群 ( メタボリックシンドローム ) の選定及び階層化や 生活習慣病の有病者 予備群を適切に減少させることができたかを的確に評価するために 保健指導対象者の選定及び階層化の標準的な数値基準が必要となる 2) 具体的な選定 階層化の基準 1 内臓脂肪型肥満を伴う場合の選定内臓脂肪蓄積の程度を判定するため
saisyuu2-1
母斑の例 早期発見対象疾患 専門機関への 紹介ポイント る 1歳頃の始語 ママ マンマ等のことばの出始め を経て 有意味語が増えているか 早い児であれ ば 二語文 パパ カイシャ等 が出てくる 簡単ないいつけ ことばでの指示 に従えるか 平成16年度に 1歳6か月児健診から二次精査を経て三次精査機関に紹介された38例のうち 両 側に中等度以上の難聴は3例 7.9 滲出性中耳炎も3例 7.9 聴力正常22例
平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2
平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅱ)(1 単位 ) 200 点 3. 脳血管疾患等リハビリテーション料
2) 各質問項目における留意点 導入質問 留意点 A B もの忘れが多いと感じますか 1 年前と比べてもの忘れが増えたと感じますか 導入の質問家族や介護者から見て, 対象者の もの忘れ が現在多いと感じるかどうか ( 目立つかどうか ), その程度を確認する. 対象者本人の回答で評価する. 導入の質
[ DASC ー 8 使用マニュアル ] 1. 認知 生活機能質問票 (DASC-8) とは 地域包括ケアシステムにおける認知症アセスメントシート (DASC - 21) をもとに作成されたアセスメントシート. 認知機能とADLを総合的に評価できる. 質問 Aと質問 B は導入のための質問で採点にはいれない. 認知機能を評価する 2 項目, 手段的 ADLを評価する 3 項目, 基本的 ADL を評価する
Koga care manager
古河地区ケアマネだより第 65 号 茨城県ケアマネジャー協会古河地区会事務局 : 古河市社会福祉協議会 平成 30 年 4 月発行 TEL:0280-47-0150 FAX:0280-48-0265 HP URL:http://www.koganet.ne.jp/~care/ 平成 29 年度茨城県ケアマネジャー協会古河地区会 ~ 第 3 回研修会 ~ 平成 30 年 2 月 10 日 ( 土 )
Ⅰ. 口腔内環境整備 項目 1. ブラッシング 就寝前は特にしっかり磨くよう指示 歯磨剤の選択 使用量 為害作用について説明し 改善指導 歯ブラシの選択と適正な使用方法について説明 歯ブラシの乱用による障害について説明 歯磨き習慣がないため 歯ブラシを口腔内に入れる練習 日頃のブラッシング方法を観察
訪問歯科衛生指導 コメント事例集 日本訪問歯科協会 Ⅰ. 口腔内環境整備 項目 1. ブラッシング 就寝前は特にしっかり磨くよう指示 歯磨剤の選択 使用量 為害作用について説明し 改善指導 歯ブラシの選択と適正な使用方法について説明 歯ブラシの乱用による障害について説明 歯磨き習慣がないため 歯ブラシを口腔内に入れる練習 日頃のブラッシング方法を観察し 改善指導 前回指導したブラッシング方法を再度指導
病院における 包括的口腔ケアマニュアル (国診協版)
病院における包括的口腔ケアマニュアル ( 国診協版 ) 社団法人全国国民健康保険診療施設協議会 病院における包括的口腔ケアの作成にあたって社団法人全国国民健康保険診療施設協議会会長冨永芳徳 病院に入院されている患者さんに対し 口腔ケアを行う必要性は さまざまな研究で証明されて参りましたが 実際にはどこの病院でも十分な口腔ケアが実施されているとはいい難い状況です そのような中で国保直診の病院では積極的に地域包括医療
医療法人高幡会大西病院 日本慢性期医療協会統計 2016 年度
医療法人高幡会大西病院 日本慢性期医療協会統計 2016 年度 職員のインフルエンザワクチンの接種率 ワクチン接種率 =C( 自院内にてインフルエンザワクチンを接種した職員数 ) /B( ワクチン接種最終日の職員数 ) 100 年度 ワクチン接種最終日の職員数 ( 人 ) 自院内にてインフルエンザワクチンを接種した職員数 ( 人 ) 職員のインフルエンザワクチンの接種率 (%) 平成 26 年度 151
000-はじめに.indd
2 リハビリテーション看護 (1) 概要 ア 看護部の理念 方針 理念 患者様とともにリハビリテーションのゴール 目標 を目指し できるかぎりの自立を支援 し 安全で質の高い看護を提供します 方針 1 人間の生命 人間としての尊厳および権利を尊重した看護サービスを提供します 2 リハビリテーション看護の専門性を発揮し 患者様の日常生活行動の獲得に向けて 見守る 待つ ともに考える 姿勢を持ってかかわり
障害児に対する口腔ケアの意義 感染予防 = 器質的アプローチ 1 口腔疾患 ( う蝕 歯周疾患 感染性口腔粘膜疾患 ) の予防 2 呼吸器感染症 ( 誤嚥性肺炎やインフルエンザなど ) の予防 3 口腔内細菌による二次感染 ( 細菌性心内膜炎など ) の予防 口腔機能の維持 ( 廃用予防 ) 向上
小児の口腔ケア基本的な考え方 神奈川県立こども医療センター歯科 講義佐々木 (25 分 ) 1) 口腔ケアの概論 2) 口腔ケアの姿勢 3) 口腔ケアの材料 4) 口腔ケアの方法 5) 口腔の観察ポイント 5) 口腔ケアに際してのリスクと安全 演習岡野 後町 (30 分 ) 1) 基本的な口腔ケアの手技の理解 2) 各症例による口腔ケアの手技の理解 1 障害児に対する口腔ケアの意義 感染予防 = 器質的アプローチ
下唇口峡図 1-1 口腔の各部 摂食嚥下器官の解剖 One1 1Chapter 1 口腔の構造 口腔は呼吸器の最末端と最初の消化器を担う重要な器官であり, 摂食嚥下, 唾液による消化, 呼吸や発声などの多くの役割を果たしている. 前方を口唇 ( 上唇, 下唇 ), 側方を頬, 上方を口蓋 ( 硬口蓋
下唇口峡図 1-1 口腔の各部 摂食嚥下器官の解剖 One1 1Chapter 1 口腔の構造 口腔は呼吸器の最末端と最初の消化器を担う重要な器官であり, 摂食嚥下, 唾液による消化, 呼吸や発声などの多くの役割を果たしている. 前方を口唇 ( 上唇, 下唇 ), 側方を頬, 上方を口蓋 ( 硬口蓋, 軟口蓋 ), 下方を口腔底, 後方を口峡で囲まれており, 歯列弓外側の空間である口腔前庭と, 歯列弓内側の空間である固有口腔とに分けられる
<4D F736F F D20926A8F9782CC88D38EAF82CD82B182F182C882C988E182A F C98CA982E782EA82E9926A8F9782CC8DB72E646F63>
男女の意識はこんなに違う!? ダイエットに見られる男女の差ダイエットの経験 意識に関する調査 2010 年 12 月 1 日ロンザジャパン株式会社ニュートリション事業部 ロンザジャパン株式会社は 2010 年 7 月 一般消費者男女 1,000 名を対象にインターネットによる ダイエットの経験 意識に関する調査 を実施しました 今回の調査で これまでにいわゆる ダイエット の経験がある人は全体の約
