3 招集通知(事業概要)

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1 減災対策推進特別委員会行政視察概要 1 視察月日平成 2 8 年 10 月 19 日 ( 水 ) ~ 10 月 20 日 ( 木 ) 2 視察都市及び視察事項 (1) 熊本県熊本地震による熊本県内の土砂災害について (2) 熊本県 ( 南阿蘇村訪問 ) 県内の大規模被災地の現状について 3 視察委員委員豊田有希 - 1 -

2 視察概要 1 視察先熊本県 2 視察月日 10 月 19 日 ( 水 ) 3 対応者土木部河川港湾局砂防課課長補佐 ( 受け入れ挨拶 説明 ) 4 視察内容 (1) 熊本地震による熊本県内の土砂災害についてア被害の概況熊本地震は平成 28 年 4 月 14 日 21 時 26 分 熊本県益城町で最大震度 7を観測する前震が発生 さらに4 月 16 日 1 時 25 分には 益城町 西原村で最大震度 7を観測する本震が発生するなど 観測史上初めて28 時間以内に震度 7を2 回観測する未曽有の災害となり 特に2 度目となる本震は多くの家屋倒壊 土砂災害を引き起こした また余震の発生も半年足らずの間に4 千回を超える上 地震後の大雨により土砂災害や浸水害等が拡大した さらに6 月 19 日から25 日にかけては本州付近に梅雨前線が停滞し その前線上を次々と低気圧が通過したことにより 前震本震における地すべり等の被害が大きかった阿蘇地域でアメダス総降水量が600ミリを超えたことにより二次的な崩落や土石流等が引き起こされるなど 局所的に壊滅的な被害を生じさせた イ発災時における県の対応状況熊本県は前震発生時に災害対策本部を設置 被害の把握 救援要請 避難対策などに追われていたが その後の本震発生は想定外であった上に深夜であったため その被害状況を未明までつかめずにいた 夜明けとともにヘリコプター等からの映像によりその被害の甚大さが明らかになり 前震の発生時点で熊本に入っている対策部隊等に加えた緊急救命活動が展開された 道路等が崩壊 寸断されたため現地の情報収集では ヘリコプター等の航空機が活用された ウ今度の土砂災害対策 - 2 -

3 地震に伴う土砂災害発生件数は延べ190 件を超え 死者も15 名を数えた 現在 土砂災害に対して国の各種緊急事業が実施されており 二次被害の防止に全力をあげている また宅地や人工擁壁等における被害も多く生じていることから これまで5メートル以上の自然斜面を対象としていた災害関連緊急急傾斜地崩壊対策事業 災害関連地域防災がけ崩れ対策事業の採択要件を特例措置として3 メートル以上 人工斜面も対象とするように緩和している また地盤沈下等への対策も急務となっている エ質疑概要 Q 基礎自治体との連携はどうだったか A 本震が深夜であったこともあり 当初は被害情報がほとんど把握しきれなかった上 連携というより自衛隊などによる救命活動が優先された また支援の受け入れ等についても被災地自治体は人員も少ないことから できるだけ早い時点で県や他自治体から職員を派遣していくことで対応した Q 航空機の効果は大きかったのか A こうした大規模災害では陸上からの情報収集は期待できず 多くをヘリ等の空からの情報に頼った また復旧作業の前提となる測量においても道路インフラが寸断されて難航することが予想されたが 幸い航空測量事業者の協力により 航空機により精密な測量を迅速に行うことができた その後の計画作成においてもほぼ航空測量によるデータを使用している また崩壊部の壁面調査等にはドローン等も活用している Q 特に支援を必要としていることは何か A 土木関連の技術者 人員が極めて不足している 補助金や国土交通省や他自治体からの派遣も多くいただいているものの 思うように復旧作業が進められないというのが現実である 一人でも多くの土木職の方に来ていただきたいと思っている Q 平野部での土砂災害被害は大きかったか A 平野部では地割れや地盤沈下といったことが多く発生した 河川堤防などは地震以前と比べて土手が数メートル沈降した場所もあり大雨の際に溢水したこともある 木山川などでは数キロに渡り両岸に土のうを積み上げて応急処置をしているが 土手の復旧には地権者との交渉も必要であり時間がかかる ( 2 ) 委員所見 - 3 -

4 観測史上初となる短期間で2 度の激震に見舞われた被災地では 家屋の倒壊だけでなく 地形を大きく変えてしまうほどの甚大な土砂災害被害が生じたことが見てとれる 土砂災害等については その後の余震 大雨等による二次 三次被害といった連鎖が生じやすいこともあり 自治体や所管ごとでの連携した対策が求められるが 現制度上容易なことではなく 緊急措置等の整備の必要性を感じた 県庁への訪問後 被害の大きかった益城町や西原村などを視察したが 本震から約半年が経過したにもかかわらず大部分の倒壊家屋等は撤去されずに残されていた 撤去作業は視察時点で2 割程度しか進んでいないと言われており その理由の一つに宅地の地盤被害に関する補助制度が十分でないということがあげられていた 建物の崩壊等には補助や保険等が適用されても土地は別とされる中 擁壁等の崩壊防止対策等について特例的に民有地であっても補助する制度の導入は撤去や建てかえを促進するためには効果的と考えられる 大規模な土砂災害の発生時には陸上の交通インフラの崩壊を伴うため現地に入れないことがほとんどであり その際には航空機が威力を発揮する 熊本地震では官民含めた多くの航空機が連携して情報提供を行ったことで 早朝からの被害状況の把握及び続く指示は迅速に行えたという 本市においても警察 消防等といった官公庁のみならず ヘリコプター等を有する民間企業や団体との災害時情報提供の連携を進めるべきである また航空測量の活用は特筆すべき成果を発揮しており 熊本県においても従前の活用事例はほとんどなかったということだが 以後はその迅速さと精度の高さから本格的に導入 活用されているという 沿岸部や丘陵部を多く有し 起伏に富む本市でも活用が検討されてよい 地形が大きく変わった地区では震災以前の状態への完全な復旧は見込めず 対策事業はさらなる崩壊を防ぐことが主眼となるが それでも途方もない作業量が想定される しかし一方で東日本大震災の復興事業や頻発する災害からの復旧 東京五輪等に関連する大規模公共事業等 土木事業の急速な需要拡大により 作業に携わる土木技術者および人員不足はより一層深刻な状況となっており 政府および各自治体において早急な政策的対応が求められる - 4 -

5 沈降した河川堤防 ( 木山川 ) 撤去されず残された倒壊家屋 ( 益城町 ) 整備された仮設住宅 ( 益城町 ) 熊本県庁舎 - 5 -

6 視察概要 1 視察先熊本県 ( 南阿蘇村訪問 ) 2 視察月日 10 月 20 日 ( 木 ) 3 対応者南阿蘇村総務課課長 ( 受け入れ挨拶 説明 ) 南阿蘇村総務課復興推進室主査 ( 説明 ) 4 視察内容 (1) 県内の大規模被災地の現状についてア南阿蘇村における土砂災害の概況阿蘇地域では前震の時点での被害は限定されていたが 本震において特に大規模な崩落等が生じたとされている 南阿蘇村に入ると周囲に広がる阿蘇山カルデラの山々の至るところにひっかき傷のような崩壊痕が見られ 土砂災害発生地区では視界一面に倒木や地肌が露出しており 橋は崩れ落ち 道路は寸断されていた 復旧作業の重機やトラック等も散見されるが 崩壊規模の余りの大きさに小さなアリのように見える 露出した山肌は崩落の勢いと地震後の雨等により大規模な土石流の発生を引き起こし 流出した土砂が宅地のみならず河川自体をも埋めてしまっていた 地震の揺れで崖が崩れたという箇所ばかりではなく その後の大雨によるものも含めて崩壊のメカニズムが異なるさまざまな種の災害が連鎖的に発生したことで 国内でもかつてない複合的大規模土砂災害の様相を呈している イ視察地区別の状況 ( 立野地区 ) カルデラ壁の大規模崩壊により国道及び阿蘇大橋が崩落し東海大学の学生寮が巻き込まれた地区 上部に多量の不安定土砂が残る ( 山王谷川地区 ) 同地区では降雨がないにもかかわらず斜面崩壊が土石流に移行し 堆積土砂が下流域に流出 閉塞した河道や住宅地を掘削していた ( 高野台地区 ) - 6 -

7 避難地域となっていなかった緩勾配の斜面にもかかわらず視界一面にわたる巨大な地すべりが発生 今後の研究が求められる ( 火の鳥温泉地区 ) 急傾斜地に面し 宿泊施設や人家を巻き込む大規模地すべりが発生 不安定な土砂や倒木 宿泊施設 人家の残骸が生々しく残る ウ復旧作業の進捗幹線道路や居住地区についての補修や応急対策は一定程度進んでいるものの 大規模な崩落発生箇所の多くでは当面の間 二次被害対策が主となり本格的な復旧作業にはまだ取り組まれていないように見受けられた 一方 国及び県は約 200 億円規模の災害 砂防関連緊急事業を決めている他 道路や橋等のインフラ復旧も計画されているが 膨大な作業量に比して人員 資材は決して十分とは言えず 各自治体等からの土木職員派遣等が強く期待されている エ質疑概要 Q 阿蘇山噴火の影響は出ているか A 注意しているが 広大な阿蘇山系の中で噴火場所が少し離れていることと現状小康状態ということもあり 物理的には特段の被害は出ていない 観光への被害はかなりあると思われる Q 復旧作業が余り進んでいないように見受けるがどうか A 人手がとにかく足りない もともと村役場に土木職員は4 名しかおらず自分も県から派遣されている 人命優先の対策がまずは求められてきたが 今後本格的な作業に移る計画を立てるにも技術支援をする要員はいくらでも来てほしい 民間事業者もまずは都市部が先になるであろうし インフラの復旧にも 今後国道を切り開き トンネルを掘り 橋をかけるなど 相当の時間がかかると思われる Q 今後求められる対策は何か A 決まっている緊急対策事業を行うだけでも とても1 年や2 年で終わるようなものばかりではないので継続的な技術者や人員を支援する体制が必要だと思われる Q 村は平静を取り戻せているか A 当時は役場もほとんど休めなかったが半年たって少しは落ち着いて来た 商店なども営業が再開され仮設住宅などもできているので災害という意味では住民も落ち着いてきたと思うのだが 復興に向けた方針や地権者との相談などはまだまだこれからであり - 7 -

8 課題がまだまだ多く残っている (2) 委員所見単身レンタカーを運転し 土砂災害現場の視察に向かう道中 熊本市内から南阿蘇村に至る道路には通行どめが多く 山道を大きく南に迂回しなければならなかった 聞けば地震前に比べて倍以上時間がかかるようになったというが 通行止道路の開通時期にはまだめどが立っていないという 通行できる道路では路上の地割れや陥没などについては補修されていたが路面の湾曲等はまだ多く 道路脇にも不安定な土砂や倒木等が所々残っていた 幹線を外れ災害発生地区に向かう際には復旧作業が済んでいない箇所もあり 終始ヘルメットをかぶっての視察行程となった 現地の状況は都市部で想像するがけ崩れと異なり まさに山が崩れたという印象の巨大な規模の自然災害であり 相対的に復旧作業に当たる重機や業者などの数も非常に少なく感じたが 一方で人工擁壁や護岸等が比較的新しいものも含めて総合的に損傷している状況が見られるなど 本市でも熊本地震の経験を生かした自然 人工の両方に対応した傾斜地対策が求められる 阿蘇地域においては他にもメカニズムが異なるさまざまなタイプの土砂災害が連鎖的に生じたということであるが 一般に地震のような衝撃による崩落と 豪雨や地下水の流出などにより空洞が生じたことによる崩落では 同じ斜面でも対策や危険部分は異なる上 本地震のように大地震の後に豪雨が降るなど悪条件が重なった場合の被害は極めて予測が難しい また 土砂災害警戒地区となっていなかった緩勾配の斜面において大きな人的被害を伴う地すべりが発生した高野台地区の事例は これまでの土砂災害の想定を覆すものであり 類似した緩傾斜で柔らかい地盤の盛土造成地などでの危険性が示唆される 改めて災害時の被害を完全に想定できることは決してなく 本市でも災害時における安全基準等を過信または過信させることは慎まなければならないと考える なお 本地域においても復旧作業のための人材不足は非常に深刻な状況であったと言える 予算化されても実行するだけの人的物的資源が足りないという現下の状況は本被災地のみならず全国的な問題となっている 災害からの復旧には長い時間がかかることを念頭に置き 昼食をとった食堂で 中央 ( 首都圏 ) の方じゃオリンピックとかの話ばかりで もう熊本のことなんてあんまり話題になっていないでしょ と話されていた店主の声は重く受け止めるべきである - 8 -

9 崩壊の痕が多く見られる山々 一面の山肌が崩落 ( 立野地区 ) 閉鎖された東海大学生寮 ( 立野地区 ) 緩勾配斜面での地すべり ( 高野台地区 ) - 9 -

10 宿泊施設の残骸 ( 火の鳥温泉地区 ) 崩壊した河川護岸 ( 山王谷川地区 ) 南阿蘇村長陽庁舎 南阿蘇村久木野庁舎

溶結凝灰岩を含む火砕流堆積物からなっている 特にカルデラ内壁の西側では 地震による強い震動により 大規模な斜面崩壊 ( 阿蘇大橋地区 ) や中 ~ 小規模の斜面崩壊 ( 南阿蘇村立野地区 阿蘇市三久保地区など ) が多数発生している これらの崩壊土砂は崩壊地内および下部に堆積しており 一部は地震時に

溶結凝灰岩を含む火砕流堆積物からなっている 特にカルデラ内壁の西側では 地震による強い震動により 大規模な斜面崩壊 ( 阿蘇大橋地区 ) や中 ~ 小規模の斜面崩壊 ( 南阿蘇村立野地区 阿蘇市三久保地区など ) が多数発生している これらの崩壊土砂は崩壊地内および下部に堆積しており 一部は地震時に 平成 28 年熊本地震による土砂災害に関する緊急調査に基づく提言 熊本県熊本地方を震源として平成 28 年 4 月 14 日に M=6.5 の前震に続き 4 月 16 日に M=7.3 の本震が発生し いずれも最大震度 7を記録した 特に熊本県の阿蘇地域およびその周辺ではこの地震により多数の斜面崩壊 地すべり 土石流等が発生し人命 家屋 道路 鉄道等に大きな被害が発生した 8 月 26 日現在 土砂災害による死者は

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