1. まとめ 1 精神疾患の現状と課題 精神疾患は多様な疾患を対象としており 各疾患の特徴を踏まえた医療の提供が求められる 精神疾患の患者数は近年大幅に増加しており 2011 年における患者数は約 320 万人と 医療計画に記載される他の 4 疾病よりも多い また 依然として入院期間が長く 長期入院

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1 精神疾患 217

2 1. まとめ 1 精神疾患の現状と課題 精神疾患は多様な疾患を対象としており 各疾患の特徴を踏まえた医療の提供が求められる 精神疾患の患者数は近年大幅に増加しており 2011 年における患者数は約 320 万人と 医療計画に記載される他の 4 疾病よりも多い また 依然として入院期間が長く 長期入院患者 ( その多くが高齢化し地域への移行が困難な状況 ) が多数存在していることが問題となっている 疾病別では 統合失調症が減少傾向にある一方 認知症やうつ病が急増しているほか 不安障害 身体合併症 精神科救急 児童 思春期精神 発達障害 アルコールや薬物依存など 対応すべき領域の多様化 専門化が進んでいる 2 計画 予算など対策の現状と課題 医療計画に精神科医療について記述することが決まってから間もないこと 精神科医療の分野は多数の疾病を包含していること アウトカムとして把握可能なが限られること等により 地域の現状 課題に対する認識と取り組むべき施策 ( あるいは ) が一致していない計画が散見される 3 これまでの好事例候補 山梨県: 全国平均値と比較し自殺率が高い状況をふまえ 対策に注力 群馬県: 独自のプロセスに沿って課題を設定 ( 特に地域化に注力 ) 石川県: ストラクチャー プロセス アウトカムそれぞれにおいて目標を設定 4 都道府県アンケート結果 複数の精神疾患を対象としているため 計画を作成するのが複雑 実施 評価プロセスの設定が難しい データの収集 分析が困難 との意見が各 14 県と最も多かった 次いで 精神科の医療資源が少ない 偏在している という意見が 11 県あった 5 あるべき姿と推奨施策 分野アウトカム 精神疾患患者 家族の生活の質(QOL) が高く保たれている 中間アウトカム 地域 病院において質の高いケアが提供されている ケアのコーディネーション( 多職種 多機関連携 ) が充実している 推奨施策 (1) 統合失調症 中学校 高校における統合失調症対応力の向上 (2) 認知症 一般急性期病院における多職種 他診療科との連携の推進 (3) うつ病 地域 職場におけるうつ病に関する認識の向上 6 施策とのマップ ( ページに記載 ) 218

3 パート 1 現状編 2. 精神疾患の現状と課題 1 基本認識 精神疾患は多様な疾患を対象としており 各疾患の特徴を踏まえた医療の提供が求められる また 精神科単独での対応にとどまらず 身体合併症への対応等において精神科以外の一般診療科との連携が重要であるほか 地域での療養生活支援等の観点から診療所に求められる役割も大きい さらには 個人のライフステージに沿って福祉 介護との連携も必要となる 2 精神疾患の現状 疾患の特徴 精神疾患全般 精神疾患の領域は 統合失調症 認知症 うつ病 不安障害 児童 思春期精神 発達障害 アルコール 薬物依存等多様な疾患を対象としており 各疾患によってその特徴が異なる 一般的には 罹患期間が長く 症状の個人差や変動も大きいほか 社会機能面に影響を与えるために人間関係を含む日常生活や就労など様々な場面において障害を生じさせることが多い さらに 各疾患における客観的な評価尺度が少なく 固定化された治療法の設定が難しいと言われている 精神疾患全体の患者数はここ 15 年ほどで急激に増加しており 2011 年度時点で 320 万人と 医療計画に記載される他の 4 疾病よりも多い状況となっている 疾病別にその推移を見ると 統合失調症が減少傾向にある一方 急激な高齢化を背景として認知症が 社会経済環境の変化等を背景としてうつ病の罹患者数が増加しているほか 領域の多様化 専門化が進んでいる 統合失調症 多くの場合 中学 高校生などの思春期から 30 歳までと 比較的若年層の段階で発症する 幻覚や妄想等が代表的な症状であり 病態の急激な悪化による救急搬送( 精神科救急 ) のニーズも小さくない また 継続的な支援と患者 家族への教育的支援が重要であり 入院での治療を経て退院しても継続的な支援体制が不十分であると内服中断や負荷がかかったときに再燃し入院してしまう いわゆる 回転ドア症候群 が問題視されている 認知症 65 歳未満で発症する若年性認知症もあるものの 基本的には加齢に伴い発症しやすくなり 平均余命が伸びた現在では 85 歳以上の 4 人に 1 人が認知症になるとも言われている 基本的に完治は難しいことから 医学的には中核症状( 記憶障害 見当識障害 理解 判断力の低下等 ) および BPSD( 記憶障害などから生じる 暴力や徘徊などの周辺症状 ) の抑制や 進行速度の緩和を図ることにより 社会的側面からは環境調整ならびに孤立を防ぐこと 患者 家族への教育的 心理的支援を提供することにより 患者の療養生活を支援することが求められる うつ病 働き盛の壮年期 あるいは高齢期に多く発症する 患者によって症状の重さの幅が大きく 医療介入の必要性の小さい軽度の場合もあれば 難治性うつ 219

4 病と呼ばれる重度の場合も存在する 治療にあたっては 正確な診断と 薬物療法と環境調整 心理的支援を組み合わせることが重要であ る 近年では職場との連携の重要性が増している 格差など 高齢化率の高い地方では認知症患者が多く 逆に生産年齢人口の多い都市部ではうつ病が多い等 地域の人口構造によって疾病構造が異なる ただし 地方によっては 既に高齢化が一定程度進み 高齢者数は今後徐々に減少していく地域もある一方 大都市 ( 特に首都圏 ) では これから高齢者数が爆発的に増加するという地域もあり 医療提供体制を検討する上では 将来の人口推計を考慮する必要がある 医療資源が精神疾患の構造変化に対応できていない現状がある 現在は 精神科病院が中心となっており 総合病院精神科や精神科の在宅医療を担う精神科訪問看護は極めて限られている 精神科救急も都市部でさえ機能していない地域がある 3 精神疾患の課題 重要課題 1 多様な疾患の特徴を踏まえた医療提供体制の構築 精神疾患は多様な疾患を包含していることから それぞれの疾患の特徴をふまえた適切な医療提供体制を構築することが最も重要である 重要課題 2 平均在院日数の短縮及び精神病床数の適正化 ( 地域移行の推進 ) 日本においては 統合失調症を中心に入院中心の医療の歴史をたどってきた 近年は短縮の傾向にあるものの 精神病床における平均在院日数はようやく 300 日を切ったところであり (OECD( 経済協力開発機構 ) 各国の平均は 60 日程度 ) 依然として長期入院患者( その多くが高齢化し地域への移行が困難な状況 ) が多数存在していることが患者の療養生活の質の観点から問題となっている また 諸外国と比較し精神病床の数自体が非常に多く 患者 家族や支援団体等を中心に その削減を求める声が大きい 地域移行の推進に関しては 2004 年 9 月に厚生労働省が策定した 精神保健医療福祉の改革ビジョン に基づき 入院医療中心から地域生活中心へ を推進するために 障害者総合支援法の制定 精神保健福祉法の改正 診療報酬改定による誘導など様々な施策が実施されてきたが 長期入院患者は微減にとどまっている その背景には 精神科病院における退院支援体制が弱いこと 地域における精神障害者の受け入れ体制 ( 精神科対応が可能な訪問看護やデイケア 相談支援窓口などの福祉対応 ) がリンクして整備されていないこと 地域のスティグマ ( 偏見 ) などがあり 送り出す側と受け入れる側双方の資源の充実 強化が求められる 重要課題 3 一般診療科との連携の促進 総合病院における精神疾患の対応能力強化 精神疾患の患者は 生活習慣上の問題や薬の副作用等により 糖尿病や心臓疾患等の身体合併症を発症するリスクが高いほか せん妄 ( 意識混濁 意識障害 ) 等により他の一般診療科では身体的な症状の発見が困難な場合もある したがって 精神疾患と身体合併症の両方の治療を行う上で精神科と他の一般診療科との連携が非常に重要であるが 同じ総合病院内においても両者の連携が十分にできている例は多くない また 患者が認知症であることを理由に病院が救急患者を受け入れないケースも 220

5 散見されており 総合病院における精神疾患の受け入れ能力の強化が必要となっている 重要課題 4 診療所の対応能力の充実 強化 現状 医療計画ではほとんどの場合病院を中心とした医療提供体制を前提としているが 認知症やうつ病については 早期発見 早期介入 あるいは地域における療養生活の支援という観点から 診療所 ( 精神科に限らずかかりつけ医 またうつ病の場合は産業医も ) の役割が非常に大きく 精神疾患に対応できる診療所 医師の充実や 病診連携の推進が求められる 重要課題 5 福祉資源の充実 強化 上述のように 精神疾患の領域では 患者の療養生活の質の観点から 入院ではなく地域での療養が重視 ( あるべき姿として推奨 ) されているが それを実現するためには医療だけでなく保健や福祉の面からの支援が不可欠である この点 健康増進計画や障害福祉計画等関連する計画との整合を図り 一体的に推進することが求められる ただ実際には 同じ都道府県の中でも医療計画を所管する部署と保健 福祉政策を所管する部署が異なるため 組織的な面からも連携を図っていくことが必要である 重要課題 6 地域住民への啓発 精神障害者の地域での療養生活に関して 地域住民の偏見を無くしその理解を広げるため また 早期発見 早期介入を促進するため 精神疾患に関する地域住民への啓発や情報提供が求められる 重要課題 7 地域課題の構造的把握 上記の課題は全ての地域において共通して見られるものの 課題を構造化してとらえるための適切な客観的定量的が少ない 特に 現在のは精神科病院の入院に限られており うつ病や認知症 身体合併症などの外来 総合病院で対応する問題を検討する上では ほとんど活用できない 3. 計画 予算など対策の現状と課題 1 医政局長通知 指導課長通知 精神疾患患者数の急激な増加等をふまえ 2012 年の医療法改正により 福祉も含めた精神科医療の充実 強化を図るべく これまでの 4 疾病 5 事業に加え新たに精神疾患が医療計画の対象となった 厚生労働省医政局指導課長通知(2012 年 3 月 ) において 計画作成の技術的助言が行われている 現状把握のためのは 患者調査など他疾患と共通するものと併せて精神科独自の 精神保健福祉資料 などから得られるものが提示されている しかし 重要な関わりを持つと考えられる障害福祉計画などとの関連や位置づけなどを示した通知は無い 2 都道府県の現行の地域医療計画 おおむね 2013 年度からの計画において 精神科医療に係る課題解決に向けた各種施策が推進されているところである ただし 医療計画に精神科医療について記述することが決まってから間もないこと 上述のように精神科医療の分野は多数の疾病を包含していること アウトカムとして把握可能なが限られること ( その背景として 所管事業ごとの縦割りの行政組織も影響 ) 等により 以下のような課題が散見さ 221

6 れた 優先順位が不明確 精神疾患の医療計画は (1) 地域移行支援 (2) 疾病構造の変化への対応 (3) その他課題 の 3 課題に同時に対応しなくてはならないが 現状把握についても固定化されたがないために 相対的な現状把握が難しく 地域特性まで踏まえた構造的な現状把握がなされている医療計画は少なかった 課題 施策 目標が一貫していない 地域の現状 課題に対する認識と取り組むべき施策( あるいは ) が一致していない また 地域化は先行する政策によって定量的な目標設定が行われている都道府県は多かったものの それ以外は定性的かつ概念的な目標設定が多く 施策の具体性も不十分なものが目立った 3 都道府県の予算 精神科医療に対する予算については 障害者福祉政策 自殺対策などと一体的に編成されている場合が多い 4. これまでの好事例候補 1 好事例 ( 候補 ) の現状 医療計画において求められることは地域における課題を把握し 目標設定を行い 施策を設定することである しかし上述のように 現行の医療計画においては地域課題の把握が構造的ではなく羅列されたもの 目標設定も地域課題と関連がないものが少なくない 本項では地域課題の把握および目標設定における好事例候補を抽出した 2 好事例 ( 候補 ) の例 例 1 山梨県 香川県 施策等の名称: 厚生労働省の示した重点課題の中で課題を整理 好事例( 候補 ) である理由 : 精神疾患が医療計画の対象となってまだ間もないことから 多くの計画では厚生労働省の示す観点に沿って課題を整理している そうした計画では網羅的な課題の整理に終始している傾向にあるが 地域の特徴に基づきどの課題に注力すべきか優先順位を付けている 山梨県 : 全国平均値と比較し自殺率が高い状況をふまえ 自殺に対策に注力 香川県 : 地域における身体合併症患者の受入体制の確保に注力 例 2 群馬県など 施策等の名称: 独自のプロセスに沿った課題設定 好事例( 候補 ) である理由 : 精神障害者の地域化に伝統的に取り組んできた歴史のある都道府県については 地域化政策に特化して詳細な計画が立てられているものが多かった また 認知症や自殺対策が独立した章として存在している計画も存在した 例 3 石川県など 施策等の名称ストラクチャー プロセス アウトカムそれぞれでを設定 好事例( 候補 ) である理由 : 精神疾患の計画において 目指すべき精神科医療提供体制について明確 222

7 なコンセンサス ( 合意 ) もエビデンス ( 科学的根拠 ) も存在しないことから 適切な目標設定は容易ではない そのため アウトカムの目標が存在せず プロセス面での目標のみを示している計画が見られた また 医療機関数 ( ストラクチャー ) の充足のみを目標としている計画も存在した また 目標設定が全て定性的であったり 根拠が示されていなかったりする計画も多数存在した そうした中 一部の計画では ストラクチャー プロセスとアウトカムそれぞれにおいて目標を設定しているものや 目標設定を定量的に示しており その論拠も示されているものもあった 5. 都道府県アンケート結果 1 PDCA サイクルを通じた医療計画の実効性の向上のための研究会 ( 厚労省 ) 資料から 医療計画に設定した目標値 1 年未満入院者の平均退院率 (33 県 ) 自殺死亡率 自殺死亡者数 (26 県 ) 認知症疾患医療センター設置数 (22 県 ) 在院期間 5 年以上かつ 65 歳以上の退院患者数 (17 県 ) 等のを設定している都道府県が多かった 有用な / 活用できない やはり入院期間の短縮化にかかるを有用とする意見が多かった一方 児童思春期精神科入院医療管理加算届出医療機関数 (8 県 ) の他 抗精神病薬の単剤県 ( 7 件 ) 等薬剤の処方状況に関するについて 活用できないとする意見が少なからず見られた 2 H-PAC/RH-PAC の都道府県アンケート回答 計画策定にあたり困っていることについて ( 回答のあった全 29 都道府県中 ) 複数の精神疾患を対象としているため 計画を作成するのが複雑 という意見 さらには それゆえに 実施 評価プロセスの設定が難しい データの収集 分析が困難 と PDCA サイクル ( 計画 実行 評価 改善のサイクル ) の困難さに関する意見も同程度あった ( いずれも 14 県 ) 次いで 増大する精神科医療ニーズに対応するための医療提供体制構築の必要性から 精神科の医療資源が少ない / 偏在している という意見も 11 県と多かった 更に 医療資源の少なさや うつ病等では病院よりも診療所での対策が必要であることが背景となり 対策の立案 策定に 相談できる関係者が少ない 協力を得られにくい も多かった(5 県 ) また 全般的に 精神疾患対策をどのように進めてよいのかがわかりにくい とする意見も少なくなかった 好事例候補について 把握していない/ 特になし とする意見が大半であったが いくつかの地域で 認知症とそれ以外の疾患を分けて書いている とする意見があった 3 考察と導き出される必要施策 考察 多くの都道府県において 増大する精神科医療ニーズに対応するための医療提供体制を現行の医療資源でどのように構築するか さらに複数の疾患が混在して取り扱われるがゆえの複雑さに課題意識を 223

8 持っていることが読み取れる 必要な施策候補 すべての精神科医療ニーズを同時に満たすことは非常に困難なことから 地域ごとに課題の特性( 特に対応すべき疾患は何か等 ) を見極め 優先順位をつけながら それぞれの目的に応じた施策を構築していくことが求められると考えられる パート 2 提案編 6. あるべき姿と推奨施策 1 趣旨 パート 1 で述べたことをふまえ 次の観点から提案を行う 疾患ごとのロジックモデルの整理 精神疾患と一口に言っても その実態 目指すべき姿 講ずべき施策は疾患の種類ごとに異なり それぞれで一貫したロジックモデルを構築しなければ PDCA サイクルを適切に回すことができない したがって本ガイドラインでは 統合失調症 認知症 うつ病 ごとに あるべき姿と推奨施策を整理する 医療の提供主体ごとの役割の整理 精神疾患に関する医療提供体制については 疾患ごとだけでなく 地域( ここでは 保健 福祉資源だけでなく 診療所 訪問看護事業所等も含む ) 一般病院( 精神科単科ではない急性期の総合病院 ) 精神科病院のそれぞれで果たすべき役割が異なる そのため それぞれの医療の提供主体ごとに講じるべき施策やを整理する QOL の重視 精神疾患は罹患期間が長く完治が難しい場合があることから 最終アウトカムとして 患者 家族の QOL( 生活の質 ) が適切に保たれていることを設定する 2 あるべき姿と推奨施策 統合失調症 最終アウトカム 統合失調症患者 家族の QOL が高く保たれている 患者の病態( 統合失調症 ) を踏まえた適切な医療が提供されることにより 統合失調症の症状が安定化され 短期間に退院と計画しない再入院とを繰り返すことなく また家族の過度な負担なく 地域で生活することができている 統合失調症による高齢かつ長期の入院患者が 退院し 適切な医療を受けながら地域での生活を営んでいる 224

9 中間アウトカム (1) 地域において質の高い統合失調症ケアが提供されている 統合失調症を早期発見 早期介入する体制が整っており 不必要な入院をすることなく 統合失調症患者が 適正な医療 介護サービスを受けながら地域生活を営むことができる (2) 病院において質の高い統合失調症ケアが提供されている 統合失調症患者に 病態を踏まえた適切な( 悪化 再発を防ぐための ) 医療が提供されている ( 特に身体合併症が発症しても 一般診療科と精神科が連携することにより ) 統合失調症による高齢かつ長期の入院患者の退院促進が図られている (3) 精神科救急において質の高い医療が提供されている 24 時間 365 日 精神科救急に対応できる体制が整備されている 推奨施策 (1) 地域 中学校 高校における統合失調症対応力の向上 中学 高校の教職員や保護者 生徒を対象とした統合失調症に関する講習の実施 中学 高校の教職員( 特にスクールカウンセラー ) と地域の精神科クリニックの医師等との連携促進 (2) 地域 一般開業医の統合失調症に関する知識 理解の向上 一般開業医( 精神科以外 ) に対する統合失調症に関する研修の実施 一般開業医( 精神科以外 ) から精神科 ( クリニック 病院 ) への患者紹介の促進 (3) 地域 地域における精神障がい者のケアの体制整備 訪問看護ステーション等を対象とした統合失調症等の精神障がい者のケアに関する研修の実施 多職種の顔の見える関係づくり ( 精神障がい者アウトリーチ推進事業 等) ACT(Assertive Community Treatment 包括型地域生活支援プログラム) の展開 (4) 一般/ 精神科病院 医療従事者における統合失調症に関する知識 理解の向上 一般診療科医師 看護職を対象とした統合失調症のケアに関する研修の実施 精神科医師を対象とした抗精神病薬の処方等に関する研修の実施 (5) 一般病院 多職種 他診療科との連携の推進 精神科医師による他診療科へのコンサルテーションの促進( 特に身体合併症を想定した ) 精神科リエゾンチーム( 精神科医 専門看護師 臨床心理士等により構成されるケアの体制 ) の構築促進 その他総合病院における精神疾患へ対応可能な体制の構築 (6) 精神科病院 長期入院者の退院支援の促進 精神障害者地域移行 地域定着支援事業の展開 (7) 精神科病院 退院支援に関わるスタッフの配置促進 地域医療連携室の配置職員の増員 PSW( 精神保健福祉士 ) の増員 (8) 一般病院 救命救急センターにおける統合失調症対応力の向上 救命医等救急医療従事者を対象とした統合失調症に関する研修会の実施 (9) 一般/ 精神科病院 精神科救急体制の確立 精神科救急輪番の体制構築( 指定の促進 ) 225

10 精神科スーパー救急 ( 高規格の精神科専門病棟 ) の病床の確保 認知症 最終アウトカム 認知症患者 家族の生活の質 (QOL) が高く保たれている 患者の病態( 認知症 ) を踏まえた適切な医療が提供されることにより 患者の意向が尊重され 患者の希望に沿った療養生活が実現される 患者の BPSD( 記憶障害 見当識障害 理解の低下などから 2 次的に起こる症状 ) の発症が適正に抑制され 家族の過度な負担なく地域で生活することができている 中間アウトカム (1) 地域において質の高い認知症ケアが提供されている 認知症を早期発見 早期介入する体制が整っており 不必要な入院をすることなく 認知症の方が 適正な医療 介護サービスを受けながら地域生活を営むことができる 患者中心のケアが提供される (2) 認知症ケアのコーディネーション ( 連携調整 ) が充実している 認知症患者でも拒否されることなく一般の急性期病院に入院することができ 認知症患者の病態( 認知症 ) を踏まえた適切な (BPSD を悪化させない ) 医療が提供されている (3) 病院において質の高い認知症ケアが提供されている 認知症患者が入院しても 抗精神病薬が適切に処方され 必要な治療が済み次第早期に退院することができる 推奨施策 (1) 地域での施策 住民の認知症に関する知識 理解の向上 住民を対象としたセミナー等の認知症についての普及 啓発 認知症サポーターの養成 (2) 地域 認知症サポート医養成 かかりつけ医認知症対応力の向上 認知症サポート医養成研修及びかかりつけ医認知症対応力向上研修の実施 (3) 地域 看護職 介護職の認知症対応力の向上 認知症認定看護師の認定促進 看護職( 特に訪問看護師 ) 介護職を対象とした認知症の人のケアに関する研修の実施 (4) 地域 多職種 多機関連携の推進 かかりつけ医 看護職 介護職等多職種による認知症チームケアのための研修実施( 顔の見える関係づくり ) 多職種によるケアカンファレンスの促進 (5) 一般/ 精神科病院 医療従事者における認知症に関する知識 理解の向上 病院における認知症認定看護師の認定促進 一般診療科医師 看護職を対象とした認知症の人のケアに関する研修の実施 精神科医師を対象とした抗精神病薬の処方に関する研修の実施 226

11 (6) 一般/ 精神科病院 多職種 他診療科との連携の推進 精神科医師による他診療科へのコンサルテーションの促進( 特に身体合併症を想定した ) 精神科リエゾンチーム( 精神科医 専門看護師 臨床心理士等により構成されるケアの体制 ) の構築促進 (7) 精神科病院 退院支援に関わるスタッフの配置促進 地域医療連携室の配置職員の増員 PSW( 精神保健福祉士 ) の増員 うつ病 最終アウトカム うつ病患者 家族の生活の質 (QOL) が高く保たれている 患者の病態を踏まえた適切な医療が提供されることにより 離職することなく就労を継続できている等 社会生活が保たれている 中間アウトカム (1) 地域において質の高いうつ病ケアが提供されている うつ病を早期発見 早期介入する体制が整っており 適正な医療 介護サービスを受けながら社会生活を営むことができる (2) 病院において質の高いうつ病ケアが提供されている ( 一般診療科と精神科が連携することにより ) 身体疾患治療中の方に 精神心理的なアセスメント ( 病態等の評価 ) が行われ 適切なうつ病治療が提供されている 施設内自殺の予防がなされている (3) 救急において質の高い医療が提供されている ( 再自殺の予防 ) 自殺を図った患者に対して 精神科的評価が行われ 再び自殺を試みないよう予防するための治療 ケアが提供されている 推奨施策 (1) 地域 地域 職場におけるうつ病に関する認識の向上 地域住民を対象としたうつ病に関する講習の実施 職場でのうつ病に関する研修の実施 職場の労働衛生担当と精神科クリニックの医師等との連携促進 (2) 地域 一般開業医 産業医のうつ病に関する知識 理解の向上 一般開業医( 精神科以外 ) に対するうつ病に関する研修の実施 産業医に対するうつ病に関する研修の実施 一般開業医( 精神科以外 ) から精神科 ( クリニック 病院 ) への患者紹介の促進 (3) 地域 地域における精神障がい者のケアの体制整備 訪問看護ステーション等を対象としたうつ病のケアに関する研修の実施 多職種の顔の見える関係づくり ( 精神障がい者アウトリーチ推進事業) 等 ) (4) 一般病院 医療従事者におけるうつ病に関する知識 理解の向上 227

12 一般診療科医師 看護職を対象としたうつ病のケアに関する研修の実施 (5) 一般病院 多職種 他診療科との連携の推進 精神科医師による他診療科へのコンサルテーションの促進( 特に身体合併症を想定した ) 精神科リエゾンチーム( 精神科医 専門看護師 臨床心理士等により構成されるケアの体制 ) の構築促進 その他総合病院における精神疾患へ対応可能な体制の構築 (6) 一般病院 救命救急センターにおけるうつ病対応力の向上 救命医等救急医療従事者を対象としたうつ病に関する研修会の実施 自殺企図患者に対する精神科医によるアセスメントの実施の徹底 自殺企図患者に対する再企図防止を目的とした社会的支援の提供 228

13 7. 施策とのマップ 図表 1 精神疾患分野 統合失調症 の施策とのマップ 番号 C 個別施策 番号 B 中間アウトカム 番号 A 分野アウトカム 地域 中学校 高校における統合失調症対応力の向 上 ( 精神科 CLとの連携含む ) 指教職員や保護者への研修実施標回数 受講者数 地域 一般開業医の統合失調症に関する知識 理解の向上 一般開業医から精神科への紹介件数 地域 地域における精神障がい者のケアの体制整備 ACT 実施件数 ( 利用者数 ) 一般/ 精神科病院 医療従事者における統合失調症に関する知識 理解の向上指統合失調症関連研修の受講標者数 一般病院 多職種 他診療科との連携の推進 1 2 地域において質の高い統合失調症ケアが提供されている 1 年未満入院患者の平均退院率 病院において質の高い統合失調症ケアが提供されている 1 統合失調症患者 家族の QOL が高く保たれている 6 総合病院精神科の数 精神科病院 長期入院者の退院支援の促進 抗精神病薬処方量 ( クロルプロマジン換算 ) 抗精神病薬の単剤 2 剤処方率 3 か月以内における再入院率 在院期間 5 年以上かつ 65 歳以上の退院患者数 精神障害者地域移行 地域定着支援事業件数 7 精神科病院 退院支援に関わるスタッフの配置促進 8 9 PSW 配置数 一般病院 救命救急センターにおける統合失調症対応力の向上 統合失調症に関する研修会の実施回数 受講者数 一般 / 精神科病院 精神科救急体制の確立 3 精神科救急において質の高い医療が提供されている 精神科救急指定病院における在院日数 精神科スーパー救急の病床数 229

14 図表 2 精神疾患分野 認知症 の施策とのマップ 番号 C 個別施策 番号 B 中間アウトカム 番号 A 分野アウトカム 1 地域 住民の認知症に関する知識 理解の向上 2 3 指住民向け認知症セミナー等標の実施回数 受講者数 地域 認知症サポート医養成 かかりつけ医認知症対応力の向上登録医 研修受講者数 地域 看護職 介護職の認知症対応力の向上 1 地域において質の高い認知症ケアが提供されている 認知症ケアに関する多職種連携に関する質 4 認知症認定看護師数 認知症関連研修の受講者数 地域 多職種 多機関連携の推進 2 認知症ケアのコーディネーション ( 連携調整 ) が充実している 1 認知症患者 家族の生活の質 (QOL) が高く保たれている 5 6 実施回数 受講者数 一般/ 精神科病院 医療従事者における認知症に関する知識 理解の向上 多職種 多機関連携研修の 認知症認定看護師数 認知症関連研修の受講者数 一般病院 多職種 他診療科との連携の推進 3 緩和ケアチーム 精神科リエゾンチーム加算算定施設数 病院において質の高い認知症ケアが提供されている 患者の望む場所で療養生活を送れている比率 7 多職種連携研修やカンファレンス実施回数 参加者数 精神科病院 退院支援に関わるスタッフの配置促進 精神科病床の平均在院日数 抗精神病薬の処方量 ( クロルプロマジン換算 ) PSW 配置数 230

15 図表 3 精神疾患分野 うつ病 の施策とのマップ 番号 C 個別施策 番号 B 中間アウトカム 番号 A 分野アウトカム 1 地域 地域でのうつ病に関する知識の向上 2 地域住民や開業医に対するうつ病研修の実施回数 地域 職場 産業医のうつ病に対する技術向上 1 地域において質の高いうつ病ケアが提供されている 3 産業医や産業保健師に対するうつ病研修の実施回数 地域 多職種の顔の見える関係の構築 うつ病患者の失職回避率 復職率 一般病院 総合病院医師 看護師のうつ病に対する知識の向上 一般病院 総合病院での精神科へのアクセスの向上 一般病院 救命センターでの精神科へのアクセスの向 上 多職種 多機関連携研修の実施回数 受講者数 総合病院医師 看護師に対する研修会の実施回数 総合病院精神科の設置率 精神科リエゾンチームの設置数 救命センターへの精神科の設置数 一般病院 救命センターでの専門スタッフの配置 2 3 病院において質の高いうつ病ケアが提供されている 総合病院精神科のコンサルテーション件数 総合病院入院患者の抑うつを呈する割合 救急において質の高い医療が提供されている ( 再自殺の予防 ) 1 うつ病患者 家族の生活の質 (QOL) が高く保たれている うつ病患者の失職回避率 復職率 8 救命センターへの医療ソーシャルワーカーの配置数 一般病院 救命センターのうつ病 自殺対応力の向上 自殺企図患者の精神科医による診療比率 再自殺予防教育の実施件数 うつ病 自殺に関する研修会の実施回数 受講者数 231

16 8. リスト ( 定義と説明 ) 1 趣旨 下記は 前述の 6. あるべき姿と推奨施策 7. 施策とのマップ におけるの説明である 図表 4 精神疾患 統合失調症 リスト 名の説明備考 A1 3 カ月再入院率計画しない再入院の割合 (O)* 精神保健福祉資料 在院期間 5 年以上かつ 65 歳以上の退院患者数 長期入院者で高齢化している患者の地域移行の状況 (O)* 精神保健福祉資料 B1 1 年未満入院患者の平均退院率 (O)* 精神保健福祉資料 B2 精神科病床の平均在院日数 (O)* 精神保健福祉資料 B3 精神科救急指定病院における在院日数 (O) 要開発 C1 教職員や保護者への研修実施回数 受講者数 C2 一般開業医から精神科への統合失調症患者の紹介件数 C3 ACT 実施件数 ( 利用者数 ) 厚生労働省の補助事業 ACT の実施件数 C4 統合失調症関連研修の受講者数 C5 総合病院における精神科の数 (S)* 医療施設調査 C6 精神障がい者地域移行 地域定着支援事業件数 厚生労働省の補助事業の実施件数 C7 PSW( 精神保健福祉士 ) 配置数 病院において 認知症患者の退院調整 支援を行っている専門職の数 (S) 要開発 C8 統合失調症に関する研修会の実施回数 受講者数 C9 精神科スーパー救急の病床数 (S) 要開発 (S): ストラクチャー (P): プロセス (O): アウトカム *: 既存 232

17 図表 5 精神疾患 認知症 リスト 名の説明備考 A1 BPSD を原因とした入院のべ日数 (O) 要開発 B1 認知症新規入院患者の 2 ヶ月以内退院率 (O)* 精神保健福祉資料 B2 緩和ケアチーム 精神科リエゾンチーム加算算定施設数 加算を算定している病院の数 (P)* 医療機能情報提供システム B3 抗精神病薬の処方量 C1 C2 住民向け認知症セミナー等の実施回数 受講者数 認知症サポート登録医 かかりつけ医認知症対応力向上研修受講者数 C3 認知症認定看護師数 当該地域で 患者 1 人あたりにどの程度の抗精神病薬を処方しているか 日本看護協会における認知症の認定看護師数 (P)* 精神保健福祉資料 (S) 要開発 (S) 要開発 C4 多職種 多機関連携研修の実施回数 受講者数 C5 認知症関連研修の受講者数 C6 多職種連携研修やカンファレンス実施回数 参加者数 C7 PSW( 精神保健福祉士 ) 配置数 病院において 認知症患者の退院調整 支援を行っている専門職の数 (S) 要開発 (S): ストラクチャー (P): プロセス (O): アウトカム *: 既存 233

18 図表 6 精神疾患 うつ病 リスト 名の説明備考 A1 うつ病患者の失職回避率 復職率 B2 B3 C1 C2 総合病院精神科のコンサルテーション件数 自殺企図患者の再自殺予防教育の実施件数 地域住民や開業医に対するうつ病研修の実施回数 産業医や産業保健師に対するうつ病研修の実施回数 総合病院において 身体の病気を発症している患者がうつ病にならないよう 精神科医等が他の診療科にコンサルテーションを実施する件数自殺企図者が 治療後に再自殺を図らないようにするための研修の実施件数 (O) 要開発 (S) 要開発 C3 多職種 多機関連携研修の実施回数 受講者数 C4 総合病院医師 看護師に対する研修会の実施回数 C5 総合病院精神科の設置率 精神科リエゾンチームの設置数 (S) 要開発 C6 救命センターへの精神科の設置数 (S) 要開発 C7 救命センターへの医療ソーシャルワーカーの配置数 病院において うつ病患者の退院調整 支援を行っている専門職の数 (S) 要開発 C8 うつ病 自殺に関する研修会の実施回数 受講者数 (S): ストラクチャー (P): プロセス (O): アウトカム *: 既存 234

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