学校給食摂取基準の策定について(報告)
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- れんま わしあし
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1 学校給食摂取基準の策定について ( 報告 ) 学校給食摂取基準策定に関する調査研究協力者会議 ( 平成 30 年 3 月 )
2 はじめに 国民を取り巻く社会環境 生活環境の急激な変化は 子供たちの心身の健康にも大きな影響を与えており 偏った栄養摂取や不規則な食事など食生活の乱れ アレルギー疾患等の疾病への対応 肥満 やせ傾向など 様々な課題が顕在化している 特に食に関することは 人間が生きていく上での基本的な営みであり 生涯にわたって健康な生活を送るために子供たちに健全な食習慣を身に付けさせることが重要となっている 学校給食は 成長期にある児童生徒の心身の健全な発達のため 栄養バランスのとれた豊かな食事を提供することにより 健康の増進 体位の向上を図ることはもちろんのこと 食に関する指導を効果的に進めるための重要な教材として 給食の時間はもとより各教科等において活用することができる また 児童生徒が生涯にわたり健康な生活を送ることができるよう 栄養バランスのとれた食事のモデルとして 家庭における日常の食生活の指標や児童生徒の日常又は将来の食事作りの指標となるものである 日々の学校給食が望ましい1 食の食事のモデルとしての教材となるよう 献立作成において配慮することが求められる 平成 21 年 6 月に 学校給食法が改正され 学校給食の目標として 新たに 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること等を加えるとともに 文部科学大臣は 学校給食の適切な実施のために必要な事項について維持されることが望ましい基準である 学校給食実施基準 を定めるものとし 学校給食を実施する学校の設置者は 当該基準に照らして適切な学校給食の実施に努めることとされた 学校給食が児童生徒の心身の健全な発達に資するものであり かつ 児童生徒の食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で重要な役割を果たすものであることに鑑み 栄養教諭及び学校栄養職員においては 学校給食摂取基準に基づき 児童生徒の健全な成長及び生涯を通じた健康の保持増進のため 適切な栄養管理及び栄養指導を行うことを期待するものである
3 1 児童生徒の現状と課題成長期にある児童生徒にとって 健全な食生活は 健康な心身を育むために欠かせないものであると同時に 将来の食習慣の形成に大きな影響を及ぼすものであり 極めて重要である しかしながら 近年 食生活を取り巻く社会環境の変化などに伴い 児童生徒の偏った栄養摂取や不規則な食事など 食生活における課題が顕在化している 児童生徒の食事状況を調査したものとして 厚生労働科学研究費補助金 循環器疾患 糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業 食事摂取基準を用いた食生活改善に資するエビデンスの構築に関する研究 ( 研究代表者 : 佐々木敏 ) ( 以下 食事状況調査 という ) があり 論文 1) として報告されている 本調査の結果データから 児童生徒の食事状況の現状と課題を見てみる (1) 食事状況調査の概要食事状況調査は 平成 26 年 月に 児童生徒に対し 食事記録法による食事調査 食生活の状況に関する質問票調査 身体測定を実施することにより行われた 調査対象学級に所属していた児童生徒は 全国 12 県 ( 青森県 山形県 茨城県 栃木県 富山県 滋賀県 島根県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県及び鹿児島県 ) の 1190 人 ( 各県の小学 3 年生約 30 人 小学 5 年生約 30 人 中学 2 年生約 30 人を抽出 ) である 食事調査では 各児童生徒に連続しない3 日間 ( うち2 日間は学校給食のある日 1 日は週末の学校給食のない日 ) の食事記録を提出してもらい その内容を 各学校の栄養教諭等が確認している 調査対象の児童生徒 1190 人のうち食事記録を3 日間分すべて提出した児童生徒は 910 人で 回収率は 76.5% であった 調査対象児童生徒の身長 体重は表 1のとおりである 表 1 調査対象児童生徒の身長 体重 身長体重学年性別人数標準標準平均最小値最大値平均最小値最大値偏差偏差小学男子 年生女子 小学男子 年生女子 中学男子 年生女子
4 (2) 食事状況調査の結果 1 習慣的栄養摂取量から見た児童生徒の栄養摂取の状況食事状況調査においては これら3 日間の食事記録について 各児童生徒の性別 年齢に応じたエネルギー調整 ( 各対象者が 性別 年齢 ( 日齢 ) により推測される推定エネルギー必要量を摂取しているものと仮定して 各栄養素の摂取量を調整 ) を行い 各児童生徒が摂取したと推測される1 日あたりの栄養摂取量を算出した それを基に 児童生徒が習慣的に摂取していると考えられる栄養摂取量の分布 ( 以下 習慣的栄養摂取量 という ) を推定している この習慣的栄養摂取量について 厚生労働省が作成した 日本人の食事摂取基準 (2015 年版 ) ( 以下 食事摂取基準 という ) の目標量 (DG) 又は推定平均必要量 (EAR) と比較し 習慣的栄養摂取量が食事摂取基準の目標量又は推定平均必要量を達成していない割合 ( 以下 不適合率 という )( 図 1) を算出している 目標量 (DG): 生活習慣病の予防を目的として 特定の集団において その疾患のリスクやその代理指標となる生体指標の値が低くなると考えられる栄養状態が達成できる量として算定した 現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量 推定平均必要量 (EAR): ある対象集団において測定された必要量の分布に基づき 母集団における必要量の平均値の推定値を示すもの 当該集団に属する 50% の人が必要量を満たす ( 同時に 50% の人が必要量を満たさない ) と推定される摂取量 厚生労働省 日本人の食事摂取基準 (2015 年版 ) 策定検討会報告書より 男子の栄養摂取状況を見ると 小学 3 5 年生及び中学 2 年生とも 食塩 脂質及び食物繊維について不適合率が高く 特に食塩については ほとんどの児童生徒が目標量を超える量を摂取しているという結果となっている また ビタミン ミネラルについては 中学 2 年生の不適合率が全般的に小学 3 5 年生と比べ高く 特にカルシウムと鉄では 不適合率が 50% を超えている 一方 小学 3 5 年生は カルシウムと鉄を除き 不適合率は高くない 女子についても 男子と同様に 小学 3 5 年生及び中学 2 年生とも 食塩 脂質及び食物繊維について不適合率が高い状況が見られる また ビタミン ミネラルでは カルシウムと鉄の不適合率が高く 特に小学 3 年生のカルシウム及び中学 2 年生の鉄については 不適合率が 50% を超えている 以上から 食塩と脂質の摂取過剰 食物繊維の摂取不足など 生活習慣病に関連する栄養素において不適合率が高く 日頃の食生活において 食塩や脂質の摂取をできる限り抑制したり 食物繊維の摂取に努めたりすることなどが必要である また ビタミン ミネラルの中では 特にカルシウムと鉄について不適合率が高く 摂取に心がけることが求められる これら以外については 摂取状況は概ね良好であるが 特に中学生の場合は 不足していないか留意が必要である 2
5 図 1 習慣的栄養摂取量の状況 (%) 10 目標量 (DG) が食事摂取基準に適合していない男子の割合 小 3 小 5 中 2 (%) 推定平均必要量 (EAR) が食事摂取基準に適合していない男子の割合 小 3 小 5 中 2 3
6 (%) 100 目標量 (DG) が食事摂取基準に適合していない女子の割合 小 3 小 5 中 2 (%) 10 9 推定平均必要量 (EAR) が食事摂取基準に適合していない女子の割合 小 3 小 5 中 2 4
7 2 学校給食の有無による栄養素摂取状況の違い次に 図 2のとおり 学校給食のある日 と 学校給食のない日 とで 児童生徒が摂取している栄養量について比較を行った その結果によれば 女子の食塩を除き 男女とも 学校給食のある日 の方が不適合率が低くなっており 学校給食が児童生徒の栄養改善に寄与していることを改めて裏付ける結果となっている ただし 食塩については 学校給食のある日 と 学校給食のない日 とも不適合率が高く 家庭における食塩の摂取過剰の現状を踏まえると 学校給食における対応のみでは限度があり 家庭においても食塩の摂取量をできる限り抑制する取組が必要である 図 2 学校給食の有無による栄養素摂取状況の違い (%) 目標量 (DG) が食事摂取基準に適合していない男子の割合 給食あり 給食なし 5
8 推定平均必要量 EAR が食事摂取基準に 適合していない男子の割合 給食あり 給食なし 目標量 DG が食事摂取基準に 適合していない女子の割合 給食あり 給食なし 6
9 (%) 推定平均必要量 (EAR) が食事摂取基準に適合していない女子の割合 給食あり 給食なし 3 栄養素摂取の適切性と食品摂取量次に 食品群の摂取量と習慣的栄養摂取量の関連を検討した 食事摂取基準において 目標量 (DG) が設定されている6 種類の栄養素 ( たんぱく質 脂質 炭水化物 食物繊維 食塩及びカリウム 以下 DG 栄養素 という ) と 推定平均必要量 (EAR) が設定されている 14 種類の栄養素 ( たんぱく質 ビタミン A ビタミンB1 ビタミンB2 ナイアシン ビタミンB6 ビタミン B12 葉酸 ビタミン C カルシウム マグネシウム 鉄 亜鉛及び銅 以下 EAR 栄養素 という ) について 摂取量が食事摂取基準を満たしている栄養素の数により 児童生徒を表 2のとおり4 群に分類した 表 2 食品群の摂取量と習慣的栄養摂取量の関連 摂取量が食事摂取基準を満たしている栄養素の数 DG 栄養素 EAR 栄養素人数 ( 合計 6 種類 ) ( 合計 14 種類 ) 適切群 4 種類以上 12 種類以上 386 過剰群 3 種類以下 12 種類以上 219 不足群 4 種類以上 11 種類以下 71 不適切群 3 種類以下 11 種類以下 234 適切群 : 栄養の摂取バランスが概ね適切な児童生徒 過剰群 : 主に生活習慣病に関連する栄養素の摂取バランスに問題がある児童生徒 不足群 : 主にビタミン ミネラルの摂取が不足している児童生徒 不適切群 : 栄養の摂取バランスが全般的に不適切である児童生徒 7
10 これら4 群毎に 食品群の摂取量について検討した ( 図 3 図 4) まず 野菜類 豆類 果実類 きのこ類及び藻類については いずれもほぼ 適切群 過剰群 不足群 不適切群の順で 摂取量が少なくなっている 特に 適切群と不適切群とを比較すると 不適切群の摂取量は 適切群の半分程度又はそれ以下に留まっているものも多い 一方 魚介類 肉類 卵類 乳類については 野菜類等に比べると各群による摂取量の違いは大きくないが 多くの食品について過剰群で最も摂取量が多い傾向が見られる 以上から 野菜類 豆類 果実類 きのこ類及び藻類について できる限り多くの摂取に心がけることが必要である また 魚介類 肉類 卵類及び乳類についても 十分な摂取が必要であるが 特定の食品のみを過剰摂取することがないよう留意する必要がある 図 3 各群の野菜類 豆類 果実類 きのこ類及び藻類の摂取状況 (g/1000kcal) 男子 適切群 過剰群 不足群 不適切群 野菜類豆類果実類きのこ類藻類 8
11 (g/1000kcal) 女子 適切群 過剰群 不足群 不適切群 野菜類豆類果実類きのこ類藻類 図 4 各群の魚介類 肉類 卵類及び乳類の摂取状況 (g/1000kcal) 男子 適切群 過剰群 不足群 不適切群 魚介類肉類卵類乳類 9
12 (g/1000kcal) 女子 適切群過剰群不足群不適切群 魚介類肉類卵類乳類 (3) 食事状況調査結果より算出された昼食必要摂取量学校給食に供する食物の栄養内容については 児童生徒の家庭における栄養摂取状況も踏まえて 学校給食摂取基準において定められている 具体的には 児童生徒の家庭における食事では 摂取量が不足していると推測される栄養素については 可能な範囲内で 学校給食において多く提供するなどの工夫を行っている 学校給食摂取基準の見直しを行うに当たって まず この学校給食での摂取が望まれる栄養量を算出した 具体的には 食事摂取基準により定められた栄養素の目標量または推奨量から 食事状況調査結果における昼食以外 ( 家庭における朝食 夕食及び間食 ) での栄養摂取量を差し引くことにより 小学 3 5 年生及び中学 2 年生について 昼食である学校給食において摂取が期待される栄養量を算出した その結果は 表 3のとおりである 10
13 < 表 3 昼食において摂取が期待される栄養量 > 栄養素 小 3(309 人 ) 小 5(320 人 ) 中 2(281 人 ) 平均値 SD 中央値四分位範囲平均値 SD 中央値四分位範囲平均値 SD 中央値四分位範囲 エネルギー (kcal) ナトリウム ( 食塩相当量 ) (g) 食物繊維 (g) カルシウム 鉄 ビタミン A (μgrae) ビタミン B1 ビタミン B2 ビタミン C マグネシウム 亜鉛 < 計算方法 > エネルギー推定エネルギー必要量から朝食 夕食 間食で摂取したエネルギー量を引き 昼食分として残った摂取量を算出した 目標量の定められている栄養素ナトリウム及び食物繊維については 目標量から朝食 夕食 間食での摂取量を引き 昼食分として残った摂取量を算出した 推奨量( ) の定められている栄養素カルシウム 鉄 ビタミン A ビタミン B1 ビタミン B2 ビタミン C マグネシウム及び亜鉛については 推奨量から朝食 夕食 間食での摂取量を引き 昼食分として残った摂取量を算出した その際 女子の鉄について 小学 3 5 年生については月経なしの推奨量を 中学 2 年生については月経ありの推奨量を使用し 算出した ( 推奨量 : ある対象集団において測定された必要量の分布に基づき 母集団に属するほとんどの人 (97~98%) が充足している量 ( 厚生労働省 日本人の食事摂取基準 (2015 年版 ) 策定検討会報告書より)) 11
14 2 学校給食摂取基準の考え方学校給食摂取基準 ( 以下 本基準 という ) の策定に当たっては 厚生労働省が定めた食事摂取基準を参考とし その考え方を踏まえるとともに 食事状況調査の調査結果を踏まえ 児童生徒の健康の増進及び食育の推進を図るために望ましい栄養量を算出することとした 本基準においては 現況の学校給食の栄養摂取状況を踏まえ エネルギーのほか たんぱく質 脂質 食物繊維 ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンC ナトリウム ( 食塩相当量 ) カルシウム マグネシウム及び鉄について基準値を示すとともに 亜鉛について基準値に準じて配慮すべき参考値を示すこととした その他の栄養素については 児童生徒の実態等に応じて確認するなど配慮が必要である (1) 学校給食摂取基準の基準値設定の基本的な考え方学校給食における各栄養素の基準値については 食事摂取基準が定めた目標量又は推奨量の3 分の1とすることを基本としつつ 不足又は摂取過剰が考えられる栄養素については 1(3) で算出した 小学 3 5 年生及び中学 2 年生が昼食において摂取が期待される栄養量 ( 以下 昼食必要摂取量 という ) の中央値程度を学校給食で摂取することとして 食事摂取基準の推奨量又は目標量に対する割合を定め 基準値を設定した ただし 献立作成の実情に鑑み 中央値程度を基準値とすることが困難な場合には 昼食必要摂取量の四分位範囲の中で基準値を設定した さらに 四分位範囲の中での基準値設定が困難な栄養素については 献立作成上支障を来さない範囲内で基準値を設定した なお 望ましい献立としての栄養バランスの観点から 食事摂取基準の目標量又は推奨量の3 分の1を下限値とした (2) 各栄養素等の基準値の設定 1 エネルギー文部科学省が毎年実施する学校保健統計調査の平均身長から求めた標準体重と身体活動レベルのレベルⅡ( ふつう ) を用いて 推定エネルギー必要量の3 分の1を算出 ( 表 4) したところ 昼食必要摂取量の中央値との差も少なく四分位範囲内であるため 学校保健統計調査により算出したエネルギーを基準値とした なお 性別 年齢 体重 身長 身体活動レベルなど 必要なエネルギーには個人差があることから 成長曲線に照らして成長の程度を考慮するなど 個々に応じて弾力的に運用することが求められる 12
15 < 表 4 学校給食のエネルギー算出 > 年齢 5 歳 6~7 歳 8~9 歳 10~11 歳 12~14 歳 15~17 歳 身体活動レベル 身長 ( 平均値 )(H28 学校保健統計調査 ) 4 月 1 日現在の満年齢 標準 基礎代 体重 謝量 推定エネルギー必要量 歳男子 ( 幼稚園 ) 女子 歳男子 ( 小 2) 女子 歳男子 ( 小 4) 女子 歳男子 ( 小 6) 女子 歳男子 ( 中 2) 女子 歳男子 ( 高 2) 女子 推定エネルギー必要量男女平均 学校給食のエネルギー ( 参考 ) 日本人の食事摂取基準(2015 年版 ) 策定検討会報告書より抜粋 身体活動レベル レベルⅠ( 低い ) レベルⅡ( ふつう ) レベルⅢ( 高い ) 3~5( 歳 ) ~7( 歳 ) ~9( 歳 ) ~11( 歳 ) ~14( 歳 ) ~17( 歳 ) たんぱく質 食事摂取基準の目標量を用いることとし 学校給食による摂取エネルギー全体の 13% ~20% エネルギーを学校給食の基準値とした 3 脂質 食事摂取基準の目標量を用いることとし 学校給食による摂取エネルギー全体の 20% ~30% エネルギーを学校給食の基準値とした 13
16 4 ミネラル ( ア ) ナトリウム ( 食塩相当量 ) 昼食必要摂取量で摂ることが許容される値の四分位範囲の最高値を用いても献立作成上味付けが困難となることから 食事摂取基準の目標量の3 分の1 未満を学校給食の基準値とした なお 食塩の摂取過剰は生活習慣病の発症に関連しうるものであり 家庭においても摂取量をできる限り抑制するよう 学校給食を活用しながら 望ましい摂取量について指導することが必要である ( イ ) カルシウム昼食必要摂取量の中央値は 食事摂取基準の推奨量の 50% を超えているが 献立作成の実情に鑑み 四分位範囲内で 食事摂取基準の推奨量の 50% を学校給食の基準値とした ( ウ ) マグネシウム昼食必要摂取量の中央値は 小学生は食事摂取基準の推奨量の3 分の1 以下であるが 中学生は約 40% である このため 小学生以下については 食事摂取基準の推奨量の3 分の1 程度を 中学生以上については 40% を 学校給食の基準値とした なお マグネシウムの基準値については 現行の学校給食摂取基準において 配慮すべき値として表の注に規定されているが 1(2)1のとおり 中学生において不足している現状が見られることから 表中の基準値として規定することとする ( エ ) 鉄昼食必要摂取量の中央値は 食事摂取基準の推奨量の 40% を超えているが 献立作成の実情に鑑み 食事摂取基準の推奨量の 40% 程度とし 中学生のみ3 分の1 程度を学校給食の基準値とした なお 学校給食以外の食事で鉄不足が考えられるため 家庭での摂取についても配慮するよう 学校給食を活用しながら 望ましい摂取量について指導することが必要である ( オ ) 亜鉛昼食必要摂取量の中央値は 食事摂取基準の推奨量の3 分の1 以下であるが 望ましい献立としての栄養バランスの観点から 食事摂取基準の推奨量の3 分の1を学校給食において配慮すべき値とした 5 ビタミン ( ア ) ビタミンA 昼食必要摂取量の中央値は 食事摂取基準の推奨量の 40% を超えているが 献立作成の実情に鑑み 四分位範囲内で 食事摂取基準の推奨量の 40% を学校給食の基準値とした 14
17 ( イ ) ビタミンB1 昼食必要摂取量の中央値は 食事摂取基準の推奨量の約 40% であり 食事摂取基準の推奨量の 40% を学校給食の基準値とした ( ウ ) ビタミンB2 昼食必要摂取量の中央値は 食事摂取基準の推奨量の約 40% であり 食事摂取基準の推奨量の 40% を学校給食の基準値とした ( エ ) ビタミンC 昼食必要摂取量の中央値は 食事摂取基準の推奨量の3 分の1 以下であるが 望ましい献立としての栄養バランスの観点から 四分位範囲内で 食事摂取基準の推奨量の3 分の1を学校給食の基準値とした 6 食物繊維昼食必要摂取量の中央値は 小学 3 年生は食事摂取基準の目標量の約 40% 小学 5 年生は約 3 分の1であるが 中学 2 年生は 40% を超えている 献立作成の実情に鑑み 四分位範囲内で 食事摂取基準の目標量の 40% 以上を学校給食の基準値とした 以上のことから 学校給食において摂取すべき各栄養素の基準値等を表 5 のとおりと した 表 5 学校給食において摂取すべき各栄養素の基準値等 エネルギー たんぱく質 脂質 食物繊維 ビタミン A ビタミン B1 ビタミン B2 ビタミン C ナトリウム カルシウム マグネシウム 鉄 ( 食塩相当量 ) (kcal) (% エネルギー ) (% エネルギー ) (g) (μgrae) ( g ) 5 歳 ~20 20~30 4 以上 未満 ~7 歳 ~20 20~30 4 以上 未満 ~9 歳 ~20 20~30 5 以上 未満 ~11 歳 ~20 20~30 5 以上 未満 ~14 歳 ~20 20~ 以上 未満 ~17 歳 ~20 20~30 7 以上 未満 表に掲げるもののほか 亜鉛についても示した摂取について配慮すること 亜鉛 5 歳 :1mg 6~7 歳 :2mg 8~9 歳 :2mg 10~11 歳 :2mg 12~14 歳 :3mg 15~17 歳 :3mg 15
18 なお 本基準は児童生徒 1 人 1 回当たりの全国的な平均値を示すものであるから 適用に当たっては 個々の児童生徒の健康状態及び生活活動等の実態並びに地域の実情等に十分に配慮し 弾力的に適用することが必要である なお 本基準は 男女比 1:1で算定したため 各学校においては 実態に合わせてその比率に配慮することも必要である (3) 学校給食における多様な食品の活用 1(2)3のとおり 多様な食品を摂取することは 栄養素をバランス良く摂取するために重要である そのためには 児童生徒の嗜好の偏りをなくすとともに 児童生徒が様々な食に触れることができるよう 学校給食においては多様な食品を使用することが大切である その際 幅広い献立による食事を提供し これらを活用した食に関する指導を行うことが重要である このため 献立作成に当たっては 多様な食品を適切に組み合わせるよう配慮することが重要であることを本基準に規定すべきである (4) 学校給食を活用した食に関する指導及び家庭への情報発信学校給食は 栄養バランスのとれた豊かな食事を提供することにより 成長期にある児童生徒の健康の増進 体位の向上を図ることはもちろんのこと 食に関する指導を効果的に進めるための重要な教材となるものである また 学校給食は 栄養バランスのとれた望ましい食事として 家庭における日常の食生活の改善を図る上で参考となるものである このため 学級担任や教科担任等が 栄養教諭等と連携しつつ 各教科等において 学校給食を活用した食に関する指導を効果的に行えるよう 食事内容を検討する必要がある さらに 不足又は摂取過剰が考えられる栄養素については 本基準の基準値設定において必要な配慮を行ったが 食塩の摂取抑制など 学校給食における対応のみでは限界がある栄養素もある 望ましい栄養バランスについて 児童生徒への食に関する指導のみならず 家庭への情報発信を行うことにより 児童生徒の食生活全体の改善を促すことが必要である 1) 引用文献 Keiko Asakura and Satoshi Sasaki. School lunches in Japan: their contribution to healthier nutrient intake among elementary-school and junior high-school children. Public Health Nutrition 2017; 20(9):
2) エネルギー 栄養素の各食事からの摂取割合 (%) 学年 性別ごとに 平日 休日の各食事からのエネルギー 栄養素の摂取割合を記述した 休日は 平日よりも昼食からのエネルギー摂取割合が下がり (28~31% 程度 ) 朝食 夕食 間食からのエネルギー摂取割合が上昇した 特に間食からのエネルギー摂取
平成 26 年度日本の小中学生の食事状況調査結果概要 < 目的 > 日本の小中学生の食事摂取状況をできるだけ正確に記述する < 方法 > 2014 年 11~12 月に食事記録法と食事歴法質問票による食事調査 食生活に関する質問票調査 身体測定を実施 青森 山形 茨城 栃木 富山 滋賀 島根 愛媛 高知 福岡 佐賀 鹿児島の各県より 小学校 3 年生約 30 人 小学校 5 年生約 30 人 中学校
<4D F736F F D CB48D655F94928D95445F90488E9690DB8EE68AEE8F802E646F63>
日本人の食事摂取基準 ( 概要 )( 抜粋 ) 1 策定の目的食事摂取基準は 健康な個人または集団を対象として 国民の健康の維持 増進 エネルギー 栄養素欠乏症の予防 生活習慣病の予防 過剰摂取による健康障害の予防を目的とし エネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示すものである 2 策定方針 設定指標 食事摂取基準 (Dietary Reference Intakes) として エネルギーについては
スライド 1
(2,922) (2,731) (243) (215) (45) (385) (469) (395) (52) (451) (635) (648) (65) (637) (3,622) (3,363) (292) (252) (495) (465) (545) (487) (66) (564) (775) (762) (99) (833) (2,922) (2,731) (243) (215) (45)
2. 栄養管理計画のすすめ方 給食施設における栄養管理計画は, 提供する食事を中心とした計画と, 対象者を中心とした計画があります 計画を進める際は, それぞれの施設の種類や目的に応じて,PDCA サイクルに基づき行うことが重要です 1. 食事を提供する対象者の特性の把握 ( 個人のアセスメントと栄
2. 栄養管理計画のすすめ方 2. 栄養管理計画のすすめ方 給食施設における栄養管理計画は, 提供する食事を中心とした計画と, 対象者を中心とした計画があります 計画を進める際は, それぞれの施設の種類や目的に応じて,PDCA サイクルに基づき行うことが重要です 1. 食事を提供する対象者の特性の把握 ( 個人のアセスメントと栄養管理計画 ) 食事を提供する対象者の性 年齢階級 身体特性 ( 身長と体重,
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日本人の食事摂取基準と運動指針 日本人の食事摂取基準 (2010 年版 ) とは? (Dietary reference intakes; DRIs) 平成 22 年度 ~ 平成 26 年度の 5 年間 国民の健康の維持 増進 生活習慣病の予防を目的とし エネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示すもの 対象者 : 健康な個人または集団 ただし 何らかの軽度な疾患 ( 例えば 高血圧 高脂血症 高血糖
学校給食摂取基準の活用 学校給食摂取基準は全国平均を示したものであるから その考え方を踏まえた上で 各学校の実態に応じた摂取基準 ( 給与栄養目標量 ) 作成する必要がある EER 算出シートに数字を打ち込めば EER( 推定エネルギー必要量 ) は算出できるが 専門職 ( 管理栄養士 栄養士 )
EER 算出表活用にあたって ( 公社 ) 日本栄養士会学校健康教育事業部では 各地域 学校の実態に応じた学校給食摂取基準を算出し 児童生徒にとってより良い栄養管理が実現できるよう EER 算出表 を HP からダウンロードできるようにしました この計算表に児童生徒の生年月日 身長 体重を入力することによって その集団におけるエネルギーの摂取基準は一つの値が求められます また その数値を用いて その集団における摂取基準を算出することも可能です
hyoushi
2 栄養バランスに配慮した食生活にはどんないいことがあるの? 栄養バランスに配慮した食生活を送ることは 私たちの健康とどのように関係しているのでしょうか 日本人を対象とした研究から分かったことをご紹介します 主食 主菜 副菜を組み合わせた食事は 栄養バランスのとれた食生活と関係しています 病気のリスク低下に関係している食事パターンがあります バランスのよい食事は長寿と関係しています 主食 主菜 副菜のそろった食事ってどんな食事?
学校給食実施基準 の一部改正に至る背景と趣旨および内容のポイント 長島 日本の学校給食は 栄養バランスの取れた食事の提供により 食に関する指導 を行う上で重要な教材としての役割を担っています また 家庭での食生活や 児童生徒の将来の食事作りの指標となる 望ましい 1 食の食事のモデルとしての役割も求
もくじ 学校給食実施基準 の一部改正の要旨 ~ 改正に即した実践運用を進めていくために ~ 1~14 資料編 本文と照合しながらご覧ください ( A ) 新しい学校給食摂取基準 (18 年 8 月より改正 ) ( B ) 日本の小中学生の食事状況調査 概要 情報便 22 第号 Japan Association For Improving School Lunch 公益財団法人学校給食研究改善協会
栄養成分等の分析方法等及び「誤差の許容範囲」の考え方について
食品表示部会第 3 回栄養表示に関する調査会 栄養成分等の分析方法等及び 誤差の許容範囲 の考え方について 平成 26 年 3 月 12 日 消費者庁食品表示企画課 1 目 次 栄養成分等の分析方法及び表示単位等について 3 Ⅰ 分析方法について 4 Ⅱ 表示単位について 5 Ⅲ 最小表示の位について 6 誤差の許容範囲 について 9 Ⅰ 合理的な推定に基づく表示値の設定等について 10 Ⅱ 誤差の許容範囲の基準とする値について
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第 3 回佐賀糖尿病療養指導士認定研修会 糖尿病の食事療法指導と支援聴き取りの方法 佐賀大学医学部附属病院古賀茜 2016.6.5 佐賀大学 糖尿病の食事療法とは 糖尿病の食事療法糖尿病治療に従事する医療スタッフとして 糖尿病治療の基本であり 出発点 第 1 2 の目的 そして意義 糖尿病患者が 健常者と同様の日常生活を営むのに必要な栄養素を摂取し 糖尿病の代謝異常を是正 合併症予防の発症や進展を抑制すること
1 栄養成分表示を活用してみませんか? 媒体の内容 1 ページ 導入 ねらい : 栄養成分表示 とは 食品に含まれているエネルギー及びたんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量などを表示したものであることを理解する 栄養成分表示を見たことがありますか? と問いかけ 普段から栄養成分表示を見ているか 見て
消費者の特性に応じた栄養成分表示活用のためのリーフレットの 消費者一人ひとりの健康課題の解決や適切な食品選択につながるよう そして 消費者の特性に応じて 栄養成分表示の活用が進むよう 消費者向けリーフレットを作成 1 栄養成分表示を活用してみませんか?[ 基本媒体 ] 1 2 栄養成分表示を活用して バランスのよい食事を心がけましょう![ 若年女性向け ] 7 3 栄養成分表示を活用して メタボ予防に役立てましょう![
5 7つの生活習慣 主要な生活習慣病の発症予防と重症化予防を推進するため 7つの生活習慣の改善に取り組みます 1 栄養 食生活 7つの生活習慣 栄養は 不足しても過剰になっても人体に影響を与え 疾患が生じる原因になります 栄養 食生活に関する正しい知識を身につけ 質 量ともにバランスのとれた食事を摂ることが必要です 課 題 男性の4人に1人が肥満です 特に若い男性に増えています 若い女性のやせが増えています
厚生労働科学研究費補助金(循環器疾患等生活習慣病対策総合研究事業)
厚生労働科学研究費補助金 ( 循環器疾患 糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業 ) 分担研究報告書 健康寿命の全国推移の算定 評価に関する研究 評価方法の作成と適用の試み 研究分担者橋本修二藤田保健衛生大学医学部衛生学講座 教授 研究要旨健康寿命の推移について 平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加 ( 健康日本 21( 第二次 ) の目標 ) の達成状況の評価方法を開発 提案することを目的とした 本年度は
活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが
第 3 学年組保健体育科学習指導案 指導者 T1 T2 1 単元名健康な生活と病気の予防 ( ア健康の成り立ちと疾病の発生原因, イ生活行動 生活習慣と健康 ) 2 単元の目標 健康な生活と病気の予防について, 資料を見たり, 自たちの生活を振り返ったりするなどの学習活動に意欲的に取り組むことができるようにする ( 関心 意欲 態度 ) 健康な生活や病気の予防について, 課題の解決を目指して, 知識を活用した学習活動などにより,
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基本的事項 脂 質 脂質 (lipids) 水に不溶で 有機溶媒に溶解する化合物栄養学的に重要な脂質脂肪酸 中性脂肪 リン脂質 糖脂質 ステロール類 機能エネルギー産生の主要な基質脂溶性ビタミンの吸収ステロイドホルモン ビタミン D の前駆体 消化 吸収 代謝 トリアシルグリセロール 膵リパーゼ 消化 吸収リン脂質 膵ホスホリパーゼA2 消化 吸収コレステロールエステル コレステロールエステラーゼ
学校給食摂取基準の策定について(報告)
学校給食摂取基準の策定について ( 報告 ) 学校給食における児童生徒の食事摂取基準策定に関する 調査研究協力者会議 ( 平成 23 年 3 月 ) < 総論 > 文部科学省においては 平成 20 年 6 月に 学校給食法を改正し 学校給食の目標と して 新たに 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること等を加えるとともに 文部科学大臣は 学校給食の適切な実施のために必要な事項について維持されることが
2214kcal 410g 9.7g 1 Point Advice
健康長寿なふくいの ~ 福井県版食事バランスガイド ~ では ウ ー ン とラ 体 で 身体活動量を やすことを しています は コシ カリ の しそ の りの 厚生労働省 農林水産省が決定した食事バランスガイドを参考に作成 食事バランスガイドとは 1 日に 何を どれだけ 食べたらよいかがわかる食事の目安です ふだん食べる料理を 主食 副菜 主菜 牛乳 乳製品 果物 に分けて 一日に必要な食事の量をわかりやすく表したものです
保健機能食品制度 特定保健用食品 には その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をすることができる 栄養機能食品 には 栄養成分の機能の表示をすることができる 食品 医薬品 健康食品 栄養機能食品 栄養成分の機能の表示ができる ( 例 ) カルシウムは骨や歯の形成に 特別用途食品 特定保健用
資料 1 食品の機能性表示に関する制度 平成 25 年 4 月 4 日 消費者庁 保健機能食品制度 特定保健用食品 には その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をすることができる 栄養機能食品 には 栄養成分の機能の表示をすることができる 食品 医薬品 健康食品 栄養機能食品 栄養成分の機能の表示ができる ( 例 ) カルシウムは骨や歯の形成に 特別用途食品 特定保健用食品 保健の機能の表示ができる
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食事摂取基準 (2020 年版 ) の 策定方針について 策定に当たっての基本原則 ( 案 ) 原則として 2015 年版の策定方法を踏襲した上で 各栄養素及び栄養に関連した代謝性疾患の栄養評価に関する最新の知見に基づき 現行の基準の改定や内容の見直しの必要性を検討し 最新のレビュー結果を反映した策定とする 2015 年版において整理した 今後の課題 については 最新のレビュー結果を反映した策定とする
平成19年度学校保健統計調査結果
平成 30 年度学校保健統計調査結果 ( 速報 ) 和歌山県の概要 学校保健統計調査についてこの調査は 学校保健安全法により毎年定期的に行われている健康診断の結果に基づき 学校における児童 生徒及び幼児の発育及び健康の状態を明らかにし 学校保健行政上の基礎資料を得ることを目的に 統計法に基づく基幹統計調査として文部科学省が毎年実施しています 調査の範囲は 小学校 ( 義務教育学校の第 1 学年 ~6
H22栄養調査
平成 28 年度島根県県民健康栄養調査結果報告書 栄養調査 平成 30 年 3 月 島根県健康福祉部健康推進課 島根県保健環境科学研究所 目 次 Ⅰ. 調査の概要 1 1. 調査の目的 2. 調査対象 3. 調査時期 4. 調査項目 5. 調査方法 6. 実施世帯数及び集計対象者数 7. 集計方法 8. 本書利用上の注意 Ⅱ. 調査結果の概要 6 Ⅲ. 結果 8 1. 身体状況等に関する状況 2.
平成19年度学校保健統計調査結果
平成 29 年度学校保健統計調査結果 和歌山県の概要 学校保健統計調査についてこの調査は 学校保健安全法により毎年定期的に行われている健康診断の結果に基づき 学校における児童 生徒及び幼児の発育及び健康の状態を明らかにし 学校保健行政上の基礎資料を得ることを目的に 統計法に基づく基幹統計調査として文部科学省が毎年実施しています 調査の範囲は 小学校 中学校 高等学校 幼稚園 ( 幼保連携型認定こども園を含む
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5 栄養機能食品 栄養機能食品とは 特定の栄養成分の補給のために利用される食品で 栄養成分の機能を表示するものをいいます 栄養機能食品として栄養成分の機能の表示を行うには 1 日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量が 国が定めた下限値 上限値の基準に適合していることが必要です 定められた栄養成分の機能の表示のほか 摂取する上での注意事項や消費者庁長官の個別の審査を受けたものではない旨等 表示しなければならない事項が定められていますが
Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%
Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60% 60% 備考 ( 現状値把握調査 ) H22 年度 食育 に関するアンケート ( 大阪府 ) 7~14
平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)
平成 1 年度全国体力 運動能力 運動習慣等調査結果 全国体力 運動能力 運動習慣等調査を平成 1 年 4 月から 7 月末にかけて実施しましたので その 結果をお知らせします 平成 年 1 月豊能町教育委員会 1. 調査の目的 (1) 子どもの体力が低下している状況にかんがみ 国が全国的な子どもの体力の状況を把握 分析することにより 子どもの体力の向上に係る施策の成果と課題を検証し その改善を図る
3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値
平成 30 年度 大分県学力定着状況調査 全国学力 学習状況調査 別府市の結果 別府市教育委員会 1 調査結果公表の目的平成 30 年度 大分県学力定着状況調査 及び 全国学力 学習状況調査 の調査結果 及び別府市全体の課題と課題解決の方策を公表することにより 別府市児童生徒の学力向上に向けて 学校 家庭 地域がそれぞれの果たすべき役割を認識し 一体となって取組を推進する機運を高めることを目的としています
4 身体活動量カロリズム内に記憶されているデータを表計算ソフトに入力し, 身体活動量の分析を行った 身体活動量の測定結果から, 連続した 7 日間の平均, 学校に通っている平日平均, 学校が休みである土日平均について, 総エネルギー消費量, 活動エネルギー量, 歩数, エクササイズ量から分析を行った
ダウン症児童生徒の肥満予防に関する基礎的検討 ~ 身体活動量の測定をとおして ~ 学校教育専攻学校教育専修修教 09-003 伊藤由紀子 Ⅰ 研究の目的近年, 生活習慣の変化に伴い小児肥満も増加傾向を示し, 小児肥満の 70~80% は成人期に移行するとされ, 肥満は生活習慣病を引き起こす要因のひとつであるとされている したがって, 早期からの肥満予防支援の必要性が強く求められており, 現在では幼児期からの取り組みが有効であると認識されてきている
札幌鉄道病院 地域医療連携室だより (1)
1 2 リハビリ室 主任理学療法士 夏目 健文 筋力評価は スポーツ外傷や障害の予防 メディカルトレーニングの進歩 状況を把握し スポーツ活動への復帰を判断する上で欠かせません 当院で行っている膝関節の筋力測定評価方法について紹介いたします リハビリテーション室では 整形外科疾患の術前術後の患者さ ん 外来受診の患者さんに対して筋力測定器による筋力評価を行 っています 筋力測定器は CybexNORM(サイベックスノルム)
実践内容 (1) 視点 1 教育活動全体で推進できるよう 指導体制を整備し 食に関する指導の充実 を図る 1 食育全体計画の整備既存の食育全体計画を見直し 教科 学級活動における食に関する指導の時間を確保するとともに 栄養教諭とのティーム ティーティング ( 以下 TT) についても明記した また
児童生徒への教科 特別活動等における教育指導事例 4 単独校 健康課題を見据えた食育の推進 福島市立清水小学校栄養教諭亀田明美 児童生徒の実態 (1) 平成 20 年度健康診断の結果よりむし歯や視力の状況は 全国平均とほぼ同じであった 肥満傾向児の出現率は 肥満度 20% 以上が11% で 全国平均と比べると高い状況であった ローレル指数 160 以上の児童の割合の推移もここ数年ほぼ横ばいの状態であった
日本スポーツ栄養研究誌 vol 目次 総説 原著 11 短報 19 実践報告 資料 45 抄録
日本スポーツ栄養研究誌 vol. 8 2015 目次 総説 2015 2 原著 11 短報 19 実践報告 30 37 資料 45 抄録 50 2 1 日本スポーツ栄養研究誌 vol. 8 2015 総説髙田和子 総 説 日本人の食事摂取基準 (2015 年版 ) とスポーツ栄養 2014 3 282015 2014 3 28 2015 1 302 2015 5 2015 2015 1 1 2010
シェイクイット! ダイエットプロテインシェイク ( シリアルフレーバー ) [ID 201-JP] 15,000 ( 税込 ) 植物性タンパク質を主原料に グルコマンナン 穀物 ビタミン ミネラル 乳酸菌などを含む 栄養の偏りがちな現代人におすすめの栄養補助食品です ダイエットのために 1 食分の置
シェイクイット! ダイエットプロテインシェイク ( シリアルフレーバー ) [ID 201-JP] 15,000 ( 税込 ) 植物性タンパク質を主原料に グルコマンナン 穀物 ビタミン ミネラル 乳酸菌などを含む 栄養の偏りがちな現代人におすすめの栄養補助食品です ダイエットのために 1 食分の置き換え食としてもお召し上がりいただけます 内容量 1,170g(39g 30 袋 ) 栄養機能食品 (
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神戸市立中学校の昼食のあり方検討会 第 1 回 ( 平成 24 年 2 月 21 日 ) 資料 7 * アンケートの主な項目項目をまとめたものですをまとめたものです 詳しくはしくは冊子冊子を参照参照してくださいしてください 1. 調査期間平成 23 年 7 月 4 日 ( 月 )~8 日 ( 金 ) 2. 対象全生徒 全保護者 全教職員 一般市民 (1 万人アンケート ) で実施 3. 回収率生徒
平成13-15年度厚生労働科学研究費補助金
厚生労働科学研究費補助金 ( 循環器疾患 糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業 ) 分担研究報告書 健康寿命の全国推移の算定 評価に関する研究 全国との推移 研究分担者橋本修二藤田保健衛生大学医学部衛生学講座 教授 研究要旨健康寿命の推移について 平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加 ( 健康日本 21( 第二次 ) の目標 ) の達成状況の評価方法を開発 提案するとともに 2010~2016 年の達成状況を評価することを目的とした
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4 栄養強調表示 食品表示基準では その欠乏や過剰な摂取が国民の健康の保持増進に影響を与えている栄養成分等について 補給ができる旨や適切な摂取ができる旨の表示をする際の基準を定めています ( 一般用加工食品及び一般用生鮮食品のみ該当 ) 栄養強調表示は下記のように分類されます このような表示をする場合は 定められた条件を満たす必要があります < 栄養強調表示の分類 > 栄養強調表示 補給ができる旨の表示
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統計資料 17 No.25 平成 17 年度. 学校保健統計調査結果報告書 ( 島根県分 ) 平成 18 年 3 月 島根県政策企画局統計調査課 利用上の注意 1 この報告書は 文部科学省が平成 17 年 4 月 ~6 月に調査を実施し 平成 18 年 3 月に公表した学校保健統計調査結果に基づき 本県分をまとめた物です ( 数値については 文部科学省が公表した確定数です ) 2 統計表の符号の用法は
(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)
小学校第 6 学年家庭科学習指導案 1 題材名 楽しい食事をくふうしよう 日時 : 平成年月日 ( ) 限指導者 : T1 教諭 T2 栄養教諭 ( 学校栄養職員 ) 場所 : 2 題材の目標 毎日の食事に関心を持ち 食事を作るときの視点に気づき 家族と楽しい食事をしようとす 関心 意欲 態度 栄養的なバランスを考えて 1 食分の食事を工夫し 調理計画を立てることができ 創意 工夫 調理計画に基づいて手順よく食事を整えることができ
Taro-07_学校体育・健康教育(学
Q7: 学校保健安全法 ( 平成 2 1 年 4 月 1 日施行 ) についてその概要を教えて ほしい A: 今回の学校保健法の一部改正は 学校保健と学校安全の一層の充実を図るために行われ 学校保健法 から 学校保健安全法 に改称された 学校保健に関する内容では 学校環境衛生基準の法制化や保健室と養護教諭の役割が明確にされ 学校安全に関する内容では 災害や不審者の侵入事件等への対処要領の策定及び適確な対応の確保
小林真琴 小林良清 おり 3) 保健衛生指標のみならず食生活にも特徴があることがうかがえる 国民健康 栄養調査は全国を対象に実施している調査で国民全体の状況把握が目的のため 各都道府県別の状況を把握できる調査設計にはなっていない そのため 平成 24 年国民健康 栄養調査結果の概要において都道府県別
信州公衆衛生雑誌,8 ⑵:89~95,2014 健康 栄養調査結果からみた長野県の食生活の特徴 小林真琴 1) 2) 小林良清 1) 長野県立総合リハビリテーションセンター 2) 長野県健康福祉部健康長寿課 Dietry hbit of the people of Ngno prefecture bsed on nutrition surveys Mkoto Kobyshi 1), Yoshikiyo
gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第
gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第 5 学年及び第 6 学年, B 日常の食事と調理の基礎 の指導事項 (2) ア体に必要な栄養素の種類と働きについて知ること
第3章「疾病の発症予防及び重症化予防 1がん」
第 3 章健康づくりの目標設定 1 目標の設定 第 3 章健康づくりの目標設定 1 目標の設定 健康日本 21 あいち新計画 では 県民全体の健康水準を高めるよう 県民や社会全体が 2022 年 ( 平成 34 年 ) までに取組むべき具体的な目標を 以下の概念図に合わせて設定しま す 具体的な目標値を設定するにあたっては まず 改善が必要とされる個別の健康問題について 改善の可能性を評価します その上で
エネルギーの食事摂取基準 : 推定エネルギー必要量 (kcal/ 日 ) 男性 女性 年齢 身体活動レベル 身体活動レベル Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅱ Ⅲ 15~17 2,450 2,750 3,100 2,000 2,250 2,500 18~29 2,250 2,650 3,000 1,700 1,95
スポーツと栄養 第 4 回エネルギー (2) ~ 自分のエネルギー必要量 基礎代謝 ~ 自分のエネルギー必要量を 計算してみよう 計算の手順 (1) 1 自分の身体活動レベルにあった必要量を表から読み取る 2 表から読み取った必要量を基準体重でわり 自分の体重をかける エネルギーの食事摂取基準 : 推定エネルギー必要量 (kcal/ 日 ) 男性 女性 年齢 身体活動レベル 身体活動レベル Ⅰ Ⅱ
歯科中間報告(案)概要
平成 30 年 9 月 20 日 第 41 回地域保健健康増進栄養部会 資料 4 歯科口腔保健の推進に関する基本的事項 中間評価 ( 案 ) の概要 医政局歯科保健課歯科口腔保健推進室 歯科口腔保健の推進に関する法律と基本的事項について 目的 ( 第 1 条関係 ) 口腔の健康は 国民が健康で質の高い生活を営む上で基礎的かつ重要な役割 国民の日常生活における歯科疾患の予防に向けた取組が口腔の健康の保持に極めて有効国民保健の向上に寄与するため
Microsoft Word 栄マネ加算.doc
別紙 7 栄養マネジメント加算及び経口移行加算等に関する事務処理手順例及び様式例の提示について ( 平成 17 年 9 月 7 日老老発第 0907002 号厚生労働省老健局老人保健課長通知 ) 改正前改正後 1 栄養ケア マネジメントの実務等について (1) 栄養ケア マネジメントの体制ア ( 略 ) イ施設長は 医師 管理栄養士 看護師及び介護支援専門員その他の職種が共同して栄養ケア マネジメントを行う体制を整備する
Taro-自立活動とは
e-learning: 特別支援教育自立活動とは障害のある児童生徒が自立し社会参加するためには 知識や技能を習得していく各 教科等の指導の他に 学習上又は生活上の困難さに対応する力を獲得することができ るようにする自立活動の指導が必要です ここでは 自立活動とは何か どうして自立活動が必要なのか 自立活動をどのよ うに教育課程に位置づければよいのかについて解説します 1 はじめに特別支援教育対象者の増加
(1) 体育・保健体育の授業を改善するために
3 30/ /31 3 3 体の動かし方やコツがわかる授業 体育の授業で体の動かし方やうまくなるためのコツが わかった と回答した小学生は 男子46.0 女子38.0 であり 保健体育の授業で わかった と回答した中学生は男子 30.5 女子20.7 と 中学生に比べ小学生が 体の動かし方やコツに関する理解を得てい ることが分かった 一方で 体の動かし方やコツを理解できていない児童生徒も存在して いた
H27地 08 子どもの食と栄養
a 0 7 0 8 0 0 0 0 a 平成 27 年国家戦略特別区域限定保育士試験問題 子どもの食と栄養 ( 選択式 20 問 ) 指示があるまで開かないこと 解答用紙記入上の注意事項 1 解答用紙と受験票の受験番号が同じであるか カナ氏名 科目名を確認し 誤りがある場合は手を挙げて監督員に申し出ること 2 漢字氏名を必ず記入すること 3 解答用紙は 折り曲げたりメモやチェック等の書き込みをしないこと
1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/
キャリアアップ研修 内容及び実施予定 1 社会人 組織の一員としての基礎分野ねらい内容具体的な内容協会民間 社会人としてのモラ社会人 組織の一 1 社会人としてのマナー 倫理観 コミュニケ ション力 5/16 ル ルール マナーを社会人としての基礎員としての基礎知り 組織の一員とし 2 意欲 情熱 主体性 責任感 協調性 自制心 やりきる力 5/16 2 人権 自らの人権感覚を高 1 子どもの最善の利益の尊重
