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1 2015 年 2 月 4 日キックオフシンポジウム資料 脳情報の可視化と制御による 活力溢れる生活の実現 ~ 携帯型 BMI 領域 ~ 内閣府革新的研究開発推進プログラム (ImPACT) プログラム マネージャー山川義徳 1

2 目次 項目 携帯型 BMI 領域の全体概要 ( 統括技術責任者 ATR 川人光男所長 ) ページ P3~P12 機械学習脳情報推定グループの取り組み ( グループ責任者 ATR 今水寛所長 ) P13~P24 時空間脳情報解析グループの取り組み ( グループ責任者 ATR 須山敬之室長 ) P25~P37 高密度脳情報計測グループの取り組み ( グループ責任者 ATR 山下宙人室長 ) P38~P50 2

3 ImPACT キックオフシンポジウム 2015/2/4 脳情報の可視化と制御による 活力溢れる生活の実現 携帯型 BMI ATR 脳情報通信総合研究所 川人光男 3

4 BMI の社会的インパクト BMI オリンピックメンタルトレーニングをシンボルとして 様々な BMI 製品 サービスを実現し 社会の問題を解決する BMI * オリンヒ ックメンタルトレーニンク *Brain Machine Interface ( 脳情報の可視化と制御を可能とするコア技術 ) プレッシャーに負けそうな脳活動 最高のパフォーマンスができる脳活動 認知機能の低下を未然に予防 顔は出てくるのに名前が 山田さんこんにちは ストレスを抱えるビジネスマンのセルフコントロール すっきりとした頭にすることで受験生の勉強をサポート 4

5 BMI 神経リハビリテーションによる 随意筋活動の誘導 ( 慶應義塾大学 ) 頭皮脳波 運動関連脳波の検出 皮質下が障害された脳卒中片麻痺患者さんを対象 BMI がユーザーの運動関連脳波をモニタリング 健常パターンに類似した脳波変化が認められた場合にのみ電動装具が駆動し 麻痺手の伸展動作が他動的に介助される 検出状態のフィードバック トレーニング プロトコル 画面の指示にしたがい 5 秒ごとに 運動企図 安静 を反復 1 日 回 週 1 2 日を 4 7 週間 ( 計 20 日間 ) 入院患者に対する週 5 日 (2 週間 ) の集中トレーニングも実施 電動装具による介助 Shindo K, Kawashima K, Ushiba J, Ota N, Ito M. Ota T, Kimura A, Liu M: Journal of Rehabilitation Medicine, 5 43, (2011)

6 デコーディッドニューロフィードバック法 : 機械学習と強化学習法を組み合わせて 脳内に特定の情報パターンを生成する 視覚課題成績 知覚学習 視覚意識 ( トップダウン信号 ) なし視覚刺激なし 因果関係 訓練前 訓練後 低次視覚皮質における特定活動パターンの繰り返し Shibata K, Watanabe T, Sasaki Y, Kawato M: Perceptual learning incepted by decoded 6 fmri neurofeedback without stimulus presentation. Science, (2011)

7 精神疾患の信頼性の高いバイオマーカ 安静時脳機能結合パターンから診断 ATR 昭和大 東大の 3 施設で 疾患 ( 自閉症 ) 群および健常対照群 rs-fcmri 約 200 人のデータを収集 標準的前処理の施された各被験者の時系列データから 解剖学的に決めた計 140 個領域間の相関行列を算出 9,730 個の結合から 22 個が自動的に選択される 140 ATR 健常群 114 人 140 昭和大 患者群 74 人 各関心領域における平均波形の抽出 140 領域間の相関行列を算出 東大 200 人弱のデータ 7 ( 被験者ごとに ) 9,730 個の結合

8 精神疾患バイオマーカーとデコーディッド ニューロフィードバックを組み合わせて 革新的な治療法を開発 fmri データにリアルタイムで精神疾患バイオマーカーを適用し ある時点での脳内ネットワークの疾患ー健常状態を数値化し 被験者に呈示して 健常パターンを誘起してもらう助けにする 1EPI 撮像 6 フィードバック 08 2 画像再構成 ( リアルタイムで出力 ) 5 得点化 ( 健常者に近いほど高得点 ) 3 平均波形抽出 4 結合強度算出 8

9 非連続なイノベーションのポイント 高価で大型装置を用いた医療 研究利用か 安価で簡易なおもちゃに限られていた従来技術を 簡便でありながらも脳深部の可視化と制御を可能にする携帯型 BMI デバイスへ革新させる 脳情報量 MRI 装置 NIRS/EEG 装置 携帯型 BMI デバイス 数億円 数トン脳深部まで 携帯型脳波 数千 ~ 数百万円 百 ~ 数キロ脳表面のみ 簡便さ 数万円 数百グラム一点計測 9

10 1 機械学習脳情報推定 : 認知能力 機械学習推定で 個人の認知 運動機能を左右する脳活動パターンや脳領域間の結合性を特定 fmriなど大型装置を使ったニューロフィードバックで 脳活動パターンや結合性を誘導 高齢者の認知 運動機能を回復 維持する原理を検証 脳波 光トポなど 携帯型 BMIに拡張 社会実証を目指す 現在の活動パターン DecNef 目標の活動パターン fmri など大規模装置で原理検証 現在の領域間結合目標の領域間結合結合ニューロフィードバック 原理を応用 脳波 光トポなど携帯 BMI 装置で社会実証 脳活動 解読 誘導 フィードバック 10 学習

11 2 時空間脳情報解析 : 情動 日常生活時の脳活動 環境センサデータの同時計測が可能に BMI ハウス ( 総務省委託研究 ) EEG-NIRS の空間パターンの時系列モデルにより自然な状態での脳活動のモード抽出 推定 ストレスレベル 共感度に相関する脳活動モードの発見 日常生活時の情動モードのモニタリング 利用者へのフィードバック 観測信号を空間パターン時系列に変換 携帯型脳計測装置 ( 島津製作所 慶應義塾大 ) ストレス推測に基づく車椅子安心制御 ( 総務省委託研究 ) 基底パターン モード推定 時間 基底パターンを用いた成分表現 共感平常ストレス 11 時間

12 3 高密度脳情報計測 : 創造力 NIRS で脳活動を精確に計測可能に 高密度 NIRS fmri NIRS で脳結合を精確に計測し脳状態の推定へ レスティング脳結合 計測改良アルゴリズム改良 T.Shimokawa et al. Optic Express, 2012 T.Shimokawa et al. Biomedical Optic Express, 2013 O.Yamashita et al. JACIII in press 脳状態変化 12

13 機械学習推定を用いた 認知機能の低下の防止と回復 今水寛 国際電気通信基礎技術研究所 (ATR) 13

14 いつまでも働ける脳を目指して 脳ビッグ 脳アンチエイジング BMI 機械学習脳情報推定 ATR 今水 ステージ Ⅰ 多面的な脳機能計測 MRI を用いた高齢者の作業記憶定量化 脳ロボ 運動対話活性化ロボット NICT 山本 ステージ Ⅱ 実フィールドでのアプリ実証 解析報告 運動イメージ判別 対話理解度の推定 脳ドック ニューロフィードバックによる作業記憶の改善 現状 ステージ Ⅲ 外骨格ロボットによる運動改善 テレノイドによる対話改善 実フィールドでのハード実証 高磁場 fmri 脳ドック 低磁場 fmri 簡易計測によるニューロフィードバック 望ましい状態 NIRS 推定 fmri 運動 対話脳活性化検証実験 健康サービス いつまでも働ける脳 14

15 背景 医療の進歩 身体機能の維持 認知機能の維持社会で働ける脳を維持する高齢化社会で労働人口を確保する 健康サービス いつまでも働ける脳 脳の機能 労働年齢 年齢 脳トレ? 効果の個人差が大きい個人の特性や, 低下の原因に合わせたトレーニングを選ぶことが困難 15

16 基盤技術 (1) 認知機能を特徴づける脳活動や結合パターン 作業記憶の上限をトレーニング前から予測 機械学習推定 Yamashita M, Kawato M, Imamizu H. (2015) Predicting learning plateau of working memory from whole-brain intrinsic network connectivity patterns. Scientific Report 5:

17 作業記憶 ( ワーキングメモリー ) 必要な情報を一時的に保存し, 操作する能力 電話をかけるまで番号を覚えておく 暗算 話し言葉の理解 3 つ前に現れた文字と同じならボタンを押す 17

18 予測精度 決定係数 =0.73 予測した上限と実際にトレーニングしたときの上限がほぼ等しい ひとつの丸がひとりの参加者に対応 18

19 予測に重要な繋がり 19

20 認知機能の回復と低下防止 作業記憶は加齢で顕著に低下 低下の原因となっている脳の繋がりを特定 ニューロフィードバックで, 通常に近づける 低下 通常 ニューロフィードバック 20

21 基盤技術 (2) ニューロフィードバックとは バイオフィードバック生理指標 ( 心拍, 発汗など ) を, 光や音などの感覚刺激に変換, ヒトが知覚できるようにしてフィードバック ニューロフィードバック脳活動 ( 脳波,fMRI, 脳磁図など ) を感覚刺激に変換してフィードバック 21

22 ATR のニューロフィードバック技術デコーディッド ニューロフィードバック Shibata K, Watanabe T, Sasaki Y, Kawato M. (2011) Perceptual learning incepted by decoded fmri neurofeedback without stimulus presentation. Science. 334(6061):

23 結合ニューロフィードバック 脳領域間の結合性を変化 2 箇所の活動の時間相関を数値でフィードバック 時間 相関を増加させるトレーニング score 20 Task positive Network Default mode Network 脳活動の相関高低 ニューロフィードバックトレーニング Task positive Network Default mode Network Megumi F, Yamashita A, Kawato M and Imamizu H (in revision) Functional MRI neurofeedback training on connectivity 23 between two regions induces long-lasting changes in intrinsic functional network, Frontiers in Human Neuroscience

24 機械学習推定を用いた認知機能の低下の防止と回復 携帯型 BMI による作業記憶低下防止システムのプロトタイプ開発と社会実装 ステージ 1 ステージ 2 ステージ 3 携帯型 BMI への技術移植 大型装置におけるニューロフィードバック技術開発 個人の作業記憶を左右する脳活動や結合パターンの特定 4 千円以上の支払い意向の達成 作業記憶課題 3 つ前に示された文字と同じならボタンを押す 脳活動の推定 DecNef 結合 NF 脳機能の推定 推定脳機能 フィードバック 活動パターン 機械学習推定技術 ニューロフィードバック技術 ATR 今水 ATR 今水所長 運動対話活性化ロボットとの連携 結合パターン 脳アンチエイジングとの連携 24

25 ImPACT 携帯型 BMI 時空間脳情報解析 2015 年 2 月 4 日 ATR 認知機構研究所須山敬之 25

26 暗黙知の学習を目指して ステージⅢ 暗黙知の集積とフィールド実証 ステージⅡ おもてなしのプロトタイプ検証 教育サービス 暗黙知の学習支援 脳ビッグ 脳エデュケーション京大原 ステージ Ⅰ BMI 時空間脳情報解析 ATR 須山 おもてなしの脳科学研究 BMI による情動の見える化 BMI による共感等の見える化 共感力強化ロボット 実環境 BMI によるフィールド検証 共感力強化環境 脳ロボ 情動制御ロボティクス ATR 住岡 共感力のホルモン検査 26

27 背景 ( 情動 ) ヒトの適応にとって重要な心理生理学的な機能 生体にとってよいこと / 悪いことが起きたときに生じ 環境に適応するための行動を促進 情動の種類によって 他者や環境へのアプローチが変化 恐怖 逃走 怒り 攻撃 退屈 気分転換 喜び 感謝 楽しみ 継続 情動を解読することで 環境に対するヒトの行動や態度を予測できれば それに基づく産業や日常場面でのフィードバックが可能 など 27

28 環境の変化に対する行動の選択肢は多数 情動状態を考慮することで行動の予測精度が向上 情動状態を考慮したフィードバック 環境制御 ( 空調 照明など ) が可能 環境 環境? 情動 行動行動行動行動 行動予測の例 : 難しい課題を与えられた時 興味がある 楽しい 課題を積極的にこなす 興味がない つまらない 課題に対して消極的 サボる 28

29 ブレイン マシン インターフェイス (BMI) を実験室から一般の生活環境へ 実験室での BMI 一般の生活環境での BMI 日常生活中の簡単な動作 方向 感情を脳情報を読み取ることで機器に伝え いつでも どこでも だれでも 利用可能な BMI へ これまでに住宅内の移動支援機器 ( 電動車いすの地点間移動 ) 生活機器 ( 家電 ) の制御 情動の提示に成功 29

30 ネットワーク型ブレイン マシン インターフェース 1. 携帯型脳活動計測装置 小型軽量化 取り外しの容易化により日常的 継続的な利用を可能に 2. ネットワークエージェント基盤技術 利用者の利用形態 状況に応じてクラウドアクセスを可能とするネットワークプラットフォーム 3. 実環境実験設備 (BMI ハウス ) 日常生活時の BMI 支援の実証のため センサ アクチュエータを配備した住環境設備を構築 4. 脳情報解析技術 データベースに基づき 自然な脳活動からの行動意図 情動状態の認識を可能に 5. 移動支援機器の安全制御技術 環境センサとの連携による安全 安心な移動ロボティクス技術 人間行動認識のための分散センサ クラウド 脳情報解読器 制御コマンド 携帯型脳活動計測装置 大規模脳活動データベース 脳活動データセンサ情報ラベル情報 家電や車イスなどの機器 30

31 BMI ハウス 日常生活中の脳活動と環境情報 ( センサ情報 ) を同時に計測 家電 カーテンなどをコントロール 玄関 ( 段差解消機 ) 照明 浴室とトイレ 電動ドア 洗面台 寝室 ( 照明, 空調, BGM) キッチン 電動サッシ 水平トランスファー ( 寝室 浴室 ) 31

32 上肢運動時の脳活動に基づく生活支援 上肢がある程度動かせる方が対象 NIRS による脳活動計測の解析より 3 種類の行動を識別 環境状態をコントロールし 充実した生活を支援 TV の操作 脳活動信号 (NIRS) 脳情報解読器 ( 行動判別 ) コントロール エアコンの操作 読書 タグ付き脳活動データベース ( 計 13.2TB) 日常生活時脳活動長時間計測 (26.5 時間 ) 手動タグ付け 大規模データベース解析の成果を BMI システムに利用 BMI の利用可能性の拡張 32

33 脳波 (EEG) からの情動状態の検出 EEGからの自然な脳情報の解析により利用者の不快感などの情動状態を検知情動状態を介助者に伝えるなど情動コミュニケーションに基づく生活支援データベース化により利用可能性の拡張を継続実施中 脳波計 (EEG) 脳活動信号 (EEG) 脳情報解読器 ( 不快感 ) モニタリング 可視化 UI( ランプ色 数値 ) 機器管理エージェント クラウド 処理エージェント 情動伝達エージェント リビング エアコン 寝室 別宅 テレビ カーテン 脳活動計測器 情動状態を文字などで伝達 同居家族 情動状態に応じて色を変える照明 車いす BMI による自律制御 別居家族 33

34 FC4 FC2 FCz Cz C2 C4 C6 T8 TP 情動状態解読 概要 : 実環境で取得した携帯型脳計測装置 (EEG) のデータからユーザーの不快感を解読し, 視聴覚情報でオンラインで他者に知らせるインターフェースを開発 EEG 特徴量計算 解読 1000 携帯型脳計測装置 ランプの色 不快 テレビ画面 + 警告音 Pi! リラックス 34

35 コア感情 覚醒 不安 興奮 恐怖 喜び 不快 苛立ち 悲しみ 楽しみ 満足 快 憂鬱 退屈 安静 リラックス 鎮静 コア感情は, 覚醒 - 鎮静と不快 - 快の二つの次元から構成される Russell (1980) コア感情は脳の神経ネットワークで表現されている Lindquist et al. (2012); Wyczesany & Ligeza (2014) 35

36 感情の生起過程 コア感情 苛立ち 環境からの入力 快 - 不快覚醒 - 鎮静 不安 視覚聴覚体性感覚記憶 脳 身体 文脈との統合評価意味づけ 楽しみ 喜び 満足 環境への働きかけ 36

37 時空間脳情報解析 G の研究開発全体イメージ 実空間での脳情報解析によるフィードバック 環境制御を通じた新たな人材育成サービス支援の実現 ステージ 1 ステージ 2 ステージ 3 産学連携のサービス展開 公募を通じた産学連携共同研究による社会実装トライアル 1 名の情動 ( ストレス等 ) の見える化とフィードバック BMI から定量化された情動をフィードバック 社会実装トライアル 複数名の情動 ( 共感等 ) の見える化とフィードバック 時空間脳情報解析技術と簡易実空間フィードバック技術の研究開発 ATR 須山 BMI から定量化された共感に基づき空間を制御 BMI ハウス 37

38 ImPACT 脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現キックオフシンポジウム 高密度光脳計測による ひらめき脳状態の可視化 38

39 脳機能の拡張を目指して ステージ Ⅲ 脳ビッグ 脳サーチエンジン ATR 神谷 ステージ Ⅰ 心的情報の脳 DB BMI 高密度脳情報計測 ATR 山下 脳ロボ アンドロイドニューロフィードバック ATR 西尾 ステージ Ⅱ ニューロマーケティング事業化 脳状態 NIRS 計測原理 fmri アンドロイドによる脳活動制御 脳状態の簡易計測 高密度 NIRS 言葉にできないイメージの共有 BMI による身体機能拡張 ひらめきアプリのプロトタイピング マルチタスク能力の拡張 情報サービス 脳機能の拡張 39

40 研究開発概要高密度光脳計測による ひらめき 脳状態の可視化 課題 2: 高密度 NIRS による精確な脳結合計測法 課題 1: 脳状態推定法の開発 洞察的状態 注意散漫状態 40

41 課題 2: 高密度 NIRS による精確な脳結合計測法 課題 1: 脳状態推定法の開発 洞察的状態 注意散漫状態 41

42 洞察的問題解決 (insight problem solving) 筆先を上げないで 全てのドットを通るように 4 本の直線を引いてください 42

43 洞察的問題解決 (insight problem solving) 3 4 行き詰まる 問題の見方を変える 1 2 突然 答えがわかる なぜ答えがわかったか説明できない アハ体験を伴う 筆先を上げないで 全てのドットを通るように 4 本の直線を引いてください 43

44 課題内容 : 洞察的問題解決の方法を 応用した脳状態のラベル付 ー network A ー network B 洞察的状態 注意散漫状態 44

45 研究課題 2 高密度 NIRS による精確な脳結合計測法の開発 課題 2: 高密度 NIRS による精確な脳結合計測法 課題 1: 脳状態推定法の開発 ー network A ー network B 洞察的状態 注意散漫状態 45

46 拡散光トモグラフィ法 = 高密度光脳計測による 3 次元画像再成 近赤外分光計測 (NIRS) トポグラフィ 拡散光トモグラフィ 1. 高密度計測 Shimadzu corp. 2. 光伝搬シミュレーション 3. 画像再構成 空間分解能向上 脳解剖上の活動定位 頭皮血流に頑健 定量性向上 46

47 課題内容 : 拡散光トモグラフィ法に よる精確な脳結合の計測 2010 年 ~ 現在研究成果 NIRS で脳活動を精確に計測可能に 高密度 NIRS fmri 課題 NIRS で脳結合を精確に計測可能 計測方法の確立 - 複数領野の計測 アルゴリズムの改良 - 連続データの画像再構成 Shimokawa et al. Optic express, 2012 Shimokawa et al. Biomedical optic express, 2013 Yamashita et al. JACIII,

48 サービスイメージ いまはクリエイティブな仕事に良い脳状態です 48

49 研究計画 マイルストーン 光脳計測による高精度ひらめき脳状態モニタリング技術を利用した新サービスのプロトタイプ提案 ステージ 3 アプリケーション提案 高密度 NIRS ステージ 1 ステージ 2 ひらめき度や注意散漫度などの脳状態推定 : 応用可能性検証 脳波 /NIRS fmri ひらめき度や注意散漫度などの脳状態推定原理検証 課題 1: 脳状態推定法の開発 計測方法確立解析方法確立 アルゴリズム改良 課題 2: 高密度 NIRS による精確な脳結合計測法 49

50 ATR 脳情報解析研究所の近赤外分光計測 (NIRS) 研究実績 2006 年 ~ NIRS を使ったブレイン マシン インタフェース (BMI) 研究 2009 年 Honda-ATR- 島津製作所 EEG-NIRS を計測による BMI ロボット制御 機械学習法 オンライン解析技術 2010 年 ~ 高密度 NIRS を使ったトモグラフィ画像再構成 計測シミュレーション技術 右指運動課題時の脳活動 50

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