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1 法務省不動産登記法第 14 条第 1 項地図作成等基準点測量作業規程 新旧対照表

2 ( 傍線部分は改正部分 ) 新第 1 章総則第 1 章総則 旧 ( 趣旨 ) ( 趣旨 ) 第 1 条 不動産登記法 ( 平成 16 年法律第 123 号 ) 第 14 条第 1 項の規定 第 1 条 不動産登記法 ( 平成 16 年法律第 123 号 ) 第 14 条第 1 項の規定 による地図 ( 以下 地図 という ) の作成及び地図混乱地域等における基 による地図 ( 以下 地図 という ) の作成及び地図混乱地域等における基 準点設置に関する作業については, 法令及び不動産登記事務取扱手続準則 準点設置に関する作業については, 法令及び不動産登記事務取扱手続準則, ( 平成 17 年 2 月 25 日付け法務省民二第 456 号通達 ), その他別に定め その他別に定めるもののほか, この規程の定めるところによるものとする るもののほか, この規程の定めるところによるものとする ( 用語の定義 ) ( 用語の定義 ) 第 2 条この規程における用語及びその定義は, 次の各号に定めるところに第 2 条この規程において, 次の各号に掲げる用語の定義は当該各号に定めよるものとする るところによるものとする (1) 計画機関 (1) 計画機関 作業を企画する各法務局 地方法務局の長をいう 作業を計画する法務局, 又は地方法務局の長をいう (2) 作業機関 (2) 作業機関 計画機関の委託を受けて地図の作製作業を実施する者をい 計画機関の委託を受けて地図の作成作業を実施する者をいう う ( 削る ) (3) 基準点測量既知点に基づき, 基準点の位置を定める作業をいう ただし, 水準測量を除いた狭義の基準点測量に限る (3) 基準点 (4) 基準点測量の基準とするために設置された標識であって, 位置に関測量の基準とするために設置された標識であって, 位置に関する数値する数値的な成果を有するものをいう 的な成果を有するものをいう (4) 既知点 (5) 既知点既設の基準点 ( 以下 既設点 という ) であって, 基準点測既設の基準点 ( 以下 既設点 という ) であって, 基準点測量の実施量の実施に際して, その成果が与件として用いられるものをいう に際して, その成果が与件として用いられるものをいう (5) 改測点 (6) 改測点 基準点測量により改測される既設点であって, 既知点以外の 基準点測量により改測される既設点であって, 既知点以外のものをい ものをいう う (6) 新点 (7) 新点 基準点測量により新設される基準点及び改測点をいう - 1 -

3 基準点測量により新設される基準点及び改測点をいう (7) 基準点測量 ( 新設 ) 既知点に基づき, 地上測量により基準点の位置を定める作業をいう (8) 水準測量 ( 新設 ) 2 つ以上の点間の高さの差を求める作業をいう (9) 測標水準測量基準点の標高を水準点から水準測量により求める作業をいう (10) 実施地域 (8) 実施地域 既知点及び新点の存在する作業対象地域をいう 計画機関が指定する作業対象地域をいう (11) 成果品等 (9) 成果品等観測手簿, 観測記簿, 計算簿, 成果表, 点の記, 基準点網図, 観測手簿, 観測記簿, 計算簿, 成果表, 点の記, 基準点網図, 精度管精度管理表, 選点図及び平均図 ( 又は配点図 ), その他の資料をいう 理表, 選点図及び平均図 ( 又は配点図 ) その他の資料をいう (12) TS 等 (10)TS トータルステーション ( データコレクタを含む ) をいう トータルステーション ( データコレクタを含む 以下 TS という ), セオドライト, 測距儀等をいう ( 削る ) (11)TS 等 TS, トランシット, 光波測距儀等をいう (13) TS 観測 TS 等を用いて, 関係点間の水平角, 鉛直角, 距離等を観測する作業 ( 新設 ) をいう (14) GPS 観測 ( 新設 ) GPS 衛星等からの電波を受信し, 位相データ等を記録する作業をいう ( 削る ) (12) 公共作業規程国土交通省公共測量作業規程をいう ( 作業内容 ) ( 作業内容 ) 第 3 条 作業機関は, 計画機関の定めた計画に従い, 次の作業を行うものと 第 3 条 作業機関は, 計画機関の定めた計画に従い, 次の作業を行うものと する する (1) 基準点測量 (1) 基準点測量 - 2 -

4 (2) 前号に付帯する作業 (2) 前号に付帯する作業 2 作業機関は, 計画機関と協議の上, 作業の一部を委託することができる 2 作業機関は, 計画機関と協議のうえ, 作業の一部を委託することができ この場合の委託先は測量法 ( 昭和 24 年法律第 188 号 ) 第 10 条の3に る この場合の委託先は, 測量法 ( 昭和 24 年法律第 188 号 ) 第 10 条 規定する測量業者に限るものとする の3に規定する測量業者に限るものとする ( 計量単位 ) ( 計量単位 ) 第 4 条測量計算単位は, 計量法 ( 平成 4 年法律第 51 号 ) 第 2 条から第 5 第 4 条測量計量単位は, 計量法 ( 平成 4 年法律第 51 号 ) 第 2 条ないし第条までに規定する計量単位及び補助計量単位によるものとする 5 条に規定する計量単位並びに補助計量単位によるものとする ( 成果品等の保管 ) ( 成果品等の保管 ) 第 5 条 成果品その他の本作業に関連して作成された記録等は, すべて計画 第 5 条 成果品その他本作業に関連して作成された記録等は, すべて計画機 機関において保管するものとし, 作業機関は, 計画機関の承認を受けない 関において保管するものとし, 作業機関は, 計画機関の承認を受けないで, で, これを他に公表し, 貸与し, 又は使用してはならない これを他に公表し, 貸与し又は使用してはならない ( 協議 ) ( 協議 ) 第 6 条作業機関は, この規程に定めのない事項及び疑義については, 計画第 6 条作業機関は, この規程に定めのない事項及び疑義については, 計画機関と協議し, その指示に従うものとする 機関と協議し, その指示に従うものとする ( 趣旨の普及 ) ( 趣旨の普及 ) 第 7 条 計画機関及び作業機関は, 共同して地図作成の趣旨及び作業の内容 第 7 条 計画機関及び作業機関は, 共同して地図作製の趣旨及び作業の内容 を一般に周知し, その実施について土地の所有者, 関係行政機関その他の を一般に周知し, その実施について土地の所有者, 関係行政機関その他の 関係者の協力を得るよう努めるものとする 者の協力を得るよう努めるものとする 第 2 章計画, 管理第 2 章計画, 管理 ( 基本計画 ) ( 基本計画 ) 第 8 条 計画機関は, あらかじめ次の各号に掲げる事項について基本計画を 第 8 条 計画機関は, あらかじめ次の各号に掲げる事項について基本計画を 定め, 測量法に規定する必要な届出をするとともに, 作業機関に対して第 定め, 公共測量に必要な届け出をするとともに, 作業機関に対して第 3 条 3 条に規定する作業の方針を指示するものとする に規定する作業の方針を指示するものとする また, 計画機関は, 得ようとする測量成果の種類, 内容, 構造, 品質等 を示す仕様書 ( 以下 製品仕様書 という ) を定めなければならない (1) 測量の目的 (1) 測量の目的 (2) 実施地域 (2) 実施地域 (3) 作業量 (3) 作業量 (4) 作業期間 (4) 作業期間 (5) 測量の種別 (5) 測量の種別 (6) 測量の方式 (6) 測量の方式 ( 作業計画 ) ( 作業計画 ) 第 9 条作業機関は, 前条の基本計画に基づき, 作業計画を立て, 当該作業第 9 条作業機関は, 前条の基本計画に基づき, 作業計画を立て, 計画機関 - 3 -

5 計画について計画機関の承認を得なければならない 作業計画を変更する の承認を得なければならない 作業計画を変更する場合についても同様と 場合についても同様とする する 2 前項の作業計画を立てるに当たっては, 使用する主要な機器, 要員, 日 2 前項の作業計画を立てるに当たっては, 使用する主要な機器, 要員, 日 程等について適切な運用を図り, 他の地域における作業との関連を考慮す 程等について適切な運用を図り, 他の地域における作業との関連を考慮す るものとする るものとする 3 第 1 項の作業計画を立てるに当たっては, 総括責任者 ( 原則として土地 3 第 1 項の作業計画を立てるに当たっては, 総括責任者 ( 原則として土地 家屋調査士法 ( 昭和 25 年法律第 228 号 ) に定める土地家屋調査士であ 家屋調査士法 ( 昭和 25 年法律第 228 号 ) に定める土地家屋調査士であ り, かつ, 測量法第 49 条の規定に従い登録された測量士とする ) を定め, り, かつ, 測量法第 48 条の規定による測量士とする ) を定め, その氏名 その氏名及び技術経歴を明らかにしなければならない 及び技術経歴を明らかにしなければならい ( 測量の基礎 ) ( 測量の基礎 ) 第 10 条 測量は, 測量法第 4 条に規定する基本測量の成果のうち, 電子基 第 10 条 測量は, 測量法第 4 条の規定による基本測量の成果のうち, 四等 準点, 四等三角点以上の三角点, 二等多角点又は三等水準点以上の水準点 三角点以上の三角点, 二等多角点及び三等水準点以上の水準点を既知点と を既知点として行わなければならない して行わなければならない 2 実施地域の内部又は周辺に, 測量法第 5 条に規定する公共測量の成果の 2 実施地域の内部又は周辺に, 測量法第 5 条の規定による公共測量の成果 うち3 級以上の基準点, 都市再生街区基準点又は4 級水準点以上の水準点 のうち4 級基準点以上の基準点及び4 級水準点以上の水準点が存在すると が存在するときは, これを既知点として行うことができる きは, これを既知点として行うことができる ( 位置及び方向角の表示方法 ) ( 位置及び方向角の表示方法 ) 第 11 条 位置は, 特別な事情がある場合を除き, 平面直角座標系 ( 平成 1 第 11 条 新点の位置は, 国土調査法施行令 ( 昭和 27 年政令第 59 号 ) に 4 年国土交通省告示第 9 号 以下 座標系 という ) に規定する世界測 規定する平面直角座標系 ( 以下 座標系 という ) による平面直角座標値 地系に従う直角座標上の値 ( 以下 座標値 という ) 及び測量法施行令 ( 昭 ( 以下 座標値 という ) 及び測量法施行令 ( 昭和 24 年政令第 322 号 ) 和 24 年政令第 322 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する日本水準原点を基準と 第 2 条第 2 項に規定する日本水準原点を基準とする高さ ( 以下 標高 と する高さ ( 以下 標高 という ) で表示するものとする なお, 位置を表 いう ) で表示するものとする 示する測量成果等には, 世界測地系によることを表示する 2 方向角は, 当該地点が属する座標系のX 軸に平行な当該地点を通る軸の 2 方向角は, 当該地点が属する座標系のX 軸に平行な当該地点を通る軸の 正の方向を基準とし, 右回りに測定して表示するものとする 正の方向を基準とし, 右回りに測定して表示するものとする ( 測量の方式 ) ( 測量の方式 ) 第 12 条 基準点測量は, 原則として次の各号に掲げる順序に従って行うも 第 12 条 基準点測量は, 原則として次の各号に掲げる順序に従って行うも のとする のとする (1) 1 2 級基準点測量 (1) 1 2 級基準点測量 (2) 3 4 級基準点測量 (2) 3 4 級基準点測量 級基準点測量は, 原則として, 結合多角方式により行うものとし, 級基準点測量は, 原則として, 結合多角方式により行う ただし, 計画機関が特に指示した場合は, 閉合多角方式により行うものとする た 地形の状況等により真にやむを得ない場合は, 単路線方式により行うこと だし, 地形の状況等によりやむを得ない場合は, 単路線方式により行うこ ができる また, 計画機関が特に指示をした場合は, 閉合多角方式により とができる 行うものとする 級基準点測量は, 原則として, 結合多角方式又は単路線方式によ 級基準点測量は, 原則として, 結合多角方式又は単路線方式によ り行うものとする り行う - 4 -

6 4 測量の方式は, 別表第 1を標準とする ただし, 計画機関が特に指示し, 4 測量の方式は, 別表第 1を標準とする ただし, 計画機関が特に指示し, 又は承認した場合は, この限りではない 又は承認した場合は, この限りではない ( 工程別作業区分及び順序 ) ( 工程別作業区分及び順序 ) 第 13 条 作業の工程は, 次の各号に掲げる区分により, かつ, 各号の順序 第 13 条 工程別の作業区分及び順序は, 次のとおりとする ただし, 計画 に従って行うものとする ただし, 計画機関が指示し, 又は承認した場合 機関が指示し, 又は承認した場合は, 一部を省略することができる は, 一部を省略することができる (1) 作業計画 (1) 作業計画 (2) 選点 (2) 選点 (3) 測量標の設置 (3) 測量標の設置 (4) 観測 (4) 観測 (5) 計算 (5) 計算 (6) 品質評価 ( 新設 ) (7) 成果等の整理 (6) 成果等の整理 ( 機器 ) ( 器械及び器材 ) 第 14 条測量に用いる機器は, 別表第 2に掲げるもの又はこれらと同等以第 14 条測量に用いる器械及び器材は, 別表第 2に定める性能及び規格を上の性能を有するものを標準とする 有するもの又はこれと同等以上のものでなければならない ( 機器の点検等 ) ( 機器の点検等 ) 第 15 条 観測又は測定に用いる機器は, 観測又は測定の開始前及び必要に 第 15 条 観測又は測定に用いる器械は, 作業開始前及び必要に応じて点検 応じて点検し, その性能に応ずる観測又は測定をすることができるよう調 し, その性能に応ずる観測又は測定ができるように調整しておかなければ 整しておかなければならない ならない 2 GPS 測量機,TS 等, 鋼巻尺, レベル及び標尺は, 所定の検定を行わ 2 GPS 測量機,TS 等, 鋼巻尺, レベル, 標尺は, 所定の検定を行なわ なければならない なお, 検定有効期間は1 年とする ただし, 標尺につ なければならない なお, 検定有効期間は1 年とする ただし, 標尺につ いては3 年とする いては3 年とする 3 前項の検定は, 測量機器の検定に関する技術者を有する第三者機関によ ( 新設 ) るものでなければならない ( 工程管理 ) ( 工程管理 ) 第 16 条 作業機関は, 第 9 条第 1 項の作業計画に基づき, 適切な工程管理 第 16 条 作業機関は, 第 9 条第 1 項の作業計画に基づき, 適切な工程管理 を行わなければならない を行わなければならない 2 作業機関は, 作業の進ちょく状況を随時計画機関に報告しなければなら 2 作業機関は, 作業の進捗状況を随時計画機関に報告しなければならない ない ( 安全管理 ) ( 安全管理 ) 第 17 条作業機関は, 特に現地での作業において, 作業者の安全の確保に第 17 条作業機関は, 特に現地での作業において, 作業者の安全の確保について適切な措置を講じなければならない ついて適切な措置を講じなければならない ( 精度管理 ) ( 精度管理 ) - 5 -

7 第 18 条 作業機関は, 測量の正確さを確保するため, 適切な精度管理を行 第 18 条 作業機関は, 測量の正確さを確保するため, 適切な精度管理を行 い, この結果に基づいて品質評価表及び精度管理表を作成し, これを計画 い, この結果に基づいて精度管理表を作成し, これを計画機関に提出しな 機関に提出しなければならない ければならない 2 作業機関は, 作業内容について, 第 13 条に掲げる各工程の終了時, そ 2 作業機関は, 各工程別作業の終了時, その他適切な時期に所要の点検を の他適切な時期に所要の点検を行わなければならない 行わなければならない 3 計画機関が指定した事項については, 作業の終了後速やかに点検測量を 3 計画機関が指定した事項については, 作業の終了後速やかに点検測量を 行わなければならない 点検測量率は, 別表第 3を標準とする 行わなければならない 点検測量率は, 別表第 3を標準とする ( 記録等の様式 ) ( 記録等の様式 ) 第 19 条 測量における観測, 測定, 計算等の測量記録及び成果表等の様式 第 19 条 測量における観測, 測定, 計算等の測量記録及び成果表等の様式 は, 測量法第 34 条の規定により国土交通大臣が定める 作業規程の準則 は, 公共作業規程に定める基準点測量, 又は国土調査法 ( 昭和 26 年法律 で規定する基準点測量において認容する様式, 又は国土調査法 ( 昭和 26 第 180 号 ) 第 2 条第 1 項第 3 号の地籍調査に関する作業規程準則におい 年法律第 180 号 ) 第 2 条第 1 項第 3 号の地籍調査に関する 地籍調査作 て使用する様式に準ずるものとする 業規程準則 ( 昭和 32 年総理府令第 71 号 ) 第 4 章で定める地籍調査にお いて使用する様式に準ずるものとする ( 測量成果の検定 ) ( 測量成果の検定 ) 第 20 条作業機関は,3 級基準点測量以上の測量成果については, その提第 20 条作業機関は,3 級基準点測量以上の測量成果については, その提出前に検定に関する技術を有する第三者機関による検定を受けなければな出前に計画機関が指定する機関による検定を受けなければならない らない 第 3 章基準点測量第 3 章基準点測量 ( 選点 ) ( 選点 ) 第 21 条 新点の選定に当たっては, 実施地域における既知点の種類及び配 第 21 条 新点の選定に当たっては, 実施地域における既知点の種類及び配 置を考慮して, 地形図上で概略位置を決定し, これを記入して平均計画図 置を考慮して, 地形図上で概略位置を決定し, 平均計画図を作成するもの を作成するものとする 既知点の種類, 既知点間の距離及び新点間の距離 とする 既知点の種類, 既知点間の距離及び新点間の距離は別表第 4に定 は別表第 4に定めるところを標準とする めるところを標準とする 2 平均計画図は, 計画機関の承認を得なければならない 2 平均計画図は, 計画機関の承認を得なければならない 3 新点は, 平均計画図上の概略位置に基づき, 後続作業を行うのに便利で, 3 新点は, 平均計画図に基づき, 後続作業を行うのに便利で, 標識の保存 標識の保存が確実である位置に選定するものとする が確実である位置に選定するものとする 4 既知点については, その現況を調査し, 基準点現況調査報告書を作成す 4 既知点については, その現況を調査し, 基準点現況調査報告書を作成す るものとする るものとする ( 選点図及び平均図の作成 ) ( 選点図及び平均図の作成 ) 第 22 条 新点の位置を選定したときは, その位置及び視通線等を地形図に 第 22 条 新点の位置を選定したときは, その位置及び視通線等を地形図に 記入し, 選点図を作成するものとする 記入し, 選点図を作成するものとする 2 平均図は, 選点図に基づいて作成し, 選点図を添付して計画機関の承認 2 平均図は, 選点図に基づいて作成し, 選点図を添付して計画機関の承認 を得るものとする を得るものとする 級基準点選点図の縮尺は,25,000 分の1,10,000 分の1 又は5,000 分 級基準点選点図の縮尺は,25,000 分の1,10,000 分の1 又は5,000 分 - 6 -

8 の1とし,3 4 級基準点選点図の縮尺は,10,000 分の1,5,000 分の1 又は2, の1とし,3 4 級基準点選点図の縮尺は,10,000 分の1,5,000 分の1 又は 500 分の1とする 2,500 分の1とする ( 測量標の設置 ) ( 測量標の設置 ) 第 23 条 1 2 級基準点には, 別表第 5に定める規格の永久標識を設置す 第 23 条 1 2 級基準点には, 別表第 5に定める規格の永久標識を設置す るものとする るものとする 2 前項の標識については, 滅失, 破損等の防止及び探索を容易にするため 2 前項の標識については, 滅失, 破損等の防止及び探索を容易にするため に, 保護石, 表示板等を設置するように努めるものとする に, 保護石, 表示板等を設置するように努めるものとする 3 3 級基準点には永久標識を設置するものとし,4 級基準点には一時標識 3 3 級基準点には永久標識を設置するものとし,4 級基準点には一時標識 又は永久標識を設置するものとする この場合の永久標識の規格は別表第 又は永久標識を設置するものとする この場合の永久標識の規格は別表第 5によるものとする 5によるものとする 4 計画機関が所有権又は管理権を有する土地以外の土地に永久標識を設置 4 計画機関が所有権又は管理権を有する土地以外の土地に永久標識を埋設 しようとするときは, 当該土地の所有者又は管理者から承諾を得なければ しようとするときは, 当該土地の所有者又は管理者から建標承諾書を取得 ならない しなければならない 5 前項の承諾は, 別添様式の承諾書を作成して行わなければならない ( 新設 ) ( 点の記 ) ( 点の記 ) 第 24 条 永久標識を設置したときは, その位置を明らかにするために点の 第 24 条 永久標識を設置したときは, その位置を明らかにするために点の 記を作成するものとする 記を作成するものとする 2 点の記には, 次の各号に掲げる事項を記載するものとする 2 点の記には, 次の各号に掲げる事項を記載するものとする (1) 選点番号 (1) 選点番号 (2) 点名を付したときはその名称 (2) 点名を付したときはその名称 (3) 標識の種類及び埋設法 (3) 標識の種類及び埋設法 (4) 所在地及び地目 (4) 所在地及び地目 (5) 土地所有者又は管理者の住所及び氏名 (5) 土地所有者又は管理者の住所及び氏名 (6) 選点, 設置及び観測の年月日 (6) 選点, 埋標及び観測の年月日 (7) 作業者の氏名 (7) 作業者の氏名 (8) その点に至る順路及び略図 ( 略図には, 原則として付近の恒久的な地 (8) その点に至る順路及び略図 ( 略図には, 原則として付近の明瞭な地物 物 2 個以上から測定した距離を記入するものとする ) 2 個以上から測定した距離を記入するものとする ) 3 4 級基準点の点の記には, 前項第 1 号, 第 2 号及び第 8 号の事項を記載 3 4 級基準点の点の記には, 前項第 (1) 号, 第 (2) 号及び第 (8) 号の事項を記 すれば足りる 載すれば足りる ( 観測 ) ( 観測 ) 第 25 条 基準点測量における観測及び測定は, 平均図等に基づき, 別表第 第 25 条 基準点測量における観測及び測定は, 平均図等に基づき, 別表第 2に定める機器等を用いて, 次の各号に定めるとおり行うものとする 2に定める機器等を用いて, 次のとおり行うものとする (1) TS 等観測 TS 等を用いて, 関係点間の水平角, 鉛直角, 距離等を観測する作業をいう (2) GPS 観測 GPS 測量機を用いて,GPS 衛星からの電波を受信し, 位相データ等を記録する作業をいう - 7 -

9 (3) 測標水準測量標高の決定を, 公共作業規程に定める 4 級水準測量による場合をいう ただし, 地形, その他の状況により計画機関の承認を得て間接水準測量を併用することができる ( 削る ) 2 新点の水平位置及び標高は, 前項の観測及び測定の結果に基づいて求めるものとする ただし,3 4 級基準点測量において, 標高の決定に必要な観測は, 計画機関の承認を得て省略することができる (1) TS 等観測による場合 ( 新設 ) ア 観測の対回数等は, 別表第 6に定めるところによる ただし, 水平 ( 新設 ) 角観測において, 目盛変更が不可能な機器は,1 対回の繰り返し観測を行う イ 器械高, 反射鏡高及び目標高は, センチメートルの位まで測定する ( 新設 ) ものとする ウ TSを使用する場合は, 水平角観測, 鉛直角観測及び距離測定は, ( 新設 ) 1 視準で同時に行うことを原則とするものとする エ 水平角観測は,1 視準 1 読定を基本単位とし, 望遠鏡正及び反の1 ( 新設 ) 対の観測を1 組 ( 以下この1 組を 1 対回 という ) として観測する オ 鉛直角観測は,1 視準 1 読定を基本単位とし, 望遠鏡正及び反の1 ( 新設 ) 対回の観測をする カ 距離測定は,1 視準 2 読定を基準単位 ( 以下 セット という ) と ( 新設 ) する キ TS 等観測による距離測定に伴う気象 ( 気温及び気圧 ) 観測は, 次 3 距離測定に伴う気象 ( 気温及び気圧 ) 観測は, 次のとおり行うものとす のとおり行うものとする ただし,3 4 級基準点測量においては, る ただし,3 4 級基準点測量においては, 気圧の測定を省くことがで 気圧の測定を省略することができる きる ( ア ) TS 又は測距儀を整置した測点 ( 以下 観測点 という ) で行う (1) TS 又は光波測距儀を整置した測点 ( 以下 観測点 という ) で行う ( イ ) 気温, 気圧の測定は, 距離観測の開始直前又は終了直後に行う (2) 気温, 気圧の測定は, 距離観測の開始直前又は終了直後に行う ( ウ ) 観測点と反射鏡を設置した測点 ( 以下 反射点 という ) の標高 (3) 観測点と反射鏡を整置した測点 ( 以下 反射点 という ) の標高差が 差が400メートル以上のときは, 観測点及び反射点の気温及び気 400m 以上のときは, 観測点及び反射点の気温及び気圧を測定する 圧を測定する ただし, 反射点の気温及び気圧は, 計算により求め ただし, 反射点の気温及び気圧は, 計算により求めることができる ることができる ( 削る ) 4 観測の対回数等は, 別表第 6に定めるところによる ただし, 水平角観測において, 目盛変更が不可能な機器は,1 対回の繰り返し観測を行う ク 水平角観測において,1 組の観測方向数は,5 方向以下とする ( 新設 ) ケ 観測値の記録は, データコレクタを用いるものとする ただし, デ ( 新設 ) ータコレクタを用いない場合は, 観測手簿に記載するものとする コ TSを使用した場合で, 水平角観測の必要対回数に合わせ, 取得さ ( 新設 ) れた鉛直角観測値及び距離観測値は, すべて採用し, その平均値を用いることができる (2) GPS 観測による場合 ( 新設 ) ア GPS 観測は, 干渉測位方式で行い, 観測方法は別表第 6を標準と - 8 -

10 する イアンテナ高等は, ミリメートルの位まで測定するものとする ウ標高の取付け観測において, 距離が500メートル以下の場合は, 楕円体高の差を高低差として使用できる エ GPS 衛星の作動状態, 飛来情報などを考慮し,GPS 衛生の片寄った配置の使用は避けるものとする オ GPS 衛星の最低高度角は15 度を標準とする ただし, 上空視界の確保が困難な場合は, 最低高度角を30 度まで緩和することができる カスタティック法, 短縮スタティック法及びキネマティック法については, 次のとおり行うものとする ( ア ) スタティック法 とは, 複数の観測点において1 時間以上 4 個以上の衛星からの搬送波位相を受信し, 時間経過に伴う衛星の位置変化情報を用いて衛星と受信機間の波数 ( 整数値バイアス ) を決定し基線解析を行い, 新点の位置を決定する測量手法をいう ( イ ) 短縮スタティック法 とは, スタティック法の観測時間を軽減するため, できるだけ多数の衛星 ( 最低 5 個 ) から20 分以上受信した搬送波位相を用いて, 衛星 4 個ずつの組み合わせを多数作り, それぞれの組による基線解から整数値バイアスを決定して基線解析を行い, 新点の位置を決定する手法をいう ( ウ ) キネマティック法 とは, 整数値バイアスを決定するための観測を既知点に固定した受信機と, 移動する受信機間で最初に行い, その後, 移動用の受信機を次々と観測点を移動して観測し, 固定点と移動点の相対的位置を求める方法をいう ( エ ) 観測図には, 同時に複数のGPS 測量機を用いて行われる観測 ( 以下 セッション という ) 計画を記入する ( オ ) 電子基準点 ( 付属標を除く ) 以外の基準点を既知点として使用する観測は, 既知点及び新点を結合する多角路線が閉じた多角形を形成させ, 次のいずれかにより行う (ⅰ) 観測結果に基づき, 異なるセッションの組み合わせによる点検をすることができるよう多角形を形成して観測する方法 (ⅱ) 観測結果に基づき, 異なるセッションによる点検をすることができるよう1 辺以上の重複観測をする方法 ( カ ) 1つのセッションの観測は1 回行う キ GPS 衛星の数は, 同時に4 個以上とする ただし, 観測距離が1 0キロメートル以上の観測, 短縮スタティック法, キネマティック法, RTK-GPS 法及びネットワーク型 RTK-GPS 法を行う場合は 5 個以上とする ( ア ) RTK-GPS 法 とは, 固定点 と 移動点 に設置したG PS 測量機で同時にGPS 衛星からの信号を受信し, 固定点で取得 - 9 -

11 した信号を, 無線装置等を用いて移動点に転送し, 移動点側において即時に基線解析を行うことで位置を決定する測量手法をいう なお, 観測には, 直接観測法と間接観測法がある ⅰ 直接観測法は, 固定点と移動点でGPS 衛星からの信号を同時に観測し, 基線解析により得られた基線ベクトルを用いて, 多角網を構成する方法である 直接観測法による観測距離は,500 メートル以内を標準とする ⅱ 間接観測法は, 固定点と2 点の移動点でGPS 衛星からの信号を同時に観測し, 基線解析により得られた2つの基線ベクトルの差を取って観測点間 ( 移動点間 ) の基線ベクトルを求め, その基線ベクトルを用いて, 多角網を構成する方法である 間接観測法による観測距離は, 直接的に観測する放射状の基線では10キロメートル以内, 間接的に求める観測点間では500メートル以内を標準とする ( イ ) ネットワーク型 RTK-GPS 測量 とは, 移動局において, 配信事業者 ( 国土地理院の電子基準点網の観測データ配信を受けている者又は3 点以上の電子基準点を基に測量に利用できる形式でデータを配信している者をいう 以下同じ ) で算出された補正データ等又は面補正パラメータを通信装置により受信すると同時に,GP S 衛星から信号を受信し, 必要な解析処理を行った後, 他の移動局に移動して同様の観測を行い, これを順次繰り返す動的干渉測位方式により行う測量をいう なお, 観測には, 直接観測法と間接観測法がある ⅰ 直接観測法は, 配信事業者で算出された補正データ等と移動局の観測データによる基線解析で得られた基線ベクトルを用いて, 多角網を構成する方法である なお, 解析計算として補正データを配信事業者から受信し, 受信機内で計算を行う方式と, 観測データを解析処理事業者に送り, 解析処理事業者内で計算を行う方式がある ⅱ 間接観測法は,2 台同時観測方式又は1 台準同時観測方式のいずれかにより行うものとする (ⅰ) 2 台同時観測方式による間接観測法においては, 配信事業者で算出された補正データ等又は面補正パラメータと2 点の移動局で同時観測を行った観測データによる基線解析又は誤差バイアス量の補正処理で得られた2つの三次元直交座標差から移動局間の基線ベクトルを求める この基線ベクトルを用いて, 多角網を構成する方法である なお, 解析計算として補正データを配信事業者から受信し, 受信機内で計算を行う方式と, 観測データを解析処理事業者に送り, 解析処理事業者内で計算を行う方式がある

12 (ⅱ) 1 台準同時観測方式による間接観測法においては, 配信事業者で算出された補正データ等又は面補正パラメータと移動局の観測データによる基線解析又は誤差バイアス量の補正処理を行う その後, 速やかに他方の移動局に移動して同様な観測を行い, 基線解析又は誤差バイアス量の補正処理により得られた2 つの三次元直交座標差から移動局間の基線ベクトルを求める この基線ベクトルを用いて, 多角網を構成する方法である なお,1 台準同時観測方式を行う場合は, 速やかに行うとともに, 必ず復観測 ( 同方向も可 ) を行い, 重複による点検を実施する 解析計算として補正データを配信事業者から受信し, 受信機内で計算を行う方式と, 観測データを解析処理事業者に送り, 解析処理事業者内で計算を行う方式がある (3) 測標水準測量は, 直接水準測量又は同接水準測量のいずれかにより行 ( 新設 ) うものとする ア直接水準測量は, 次のとおり行うものとする ( ア ) 観測に使用する機器は,3 級レベル及び2 級標尺又はこれらと同等以上のものを標準として, 既知点に基づき, 新点の標高を求める ( イ ) 観測に所有する機器は, 適宜, 点検及び調整を行うものとする なお, 観測による視準線誤差の点検調整における読定単位は1ミリメートル, 許容範囲は3ミリメートルを標準とする ( ウ ) 点検調整は, 観測着手前に次の項目について行い, 水準測量作業用電卓又は観測手簿に記録する ⅰ 気泡管レベルは, 円形水準器及び主水準器軸と視準線との並行性の点検調整を行うものとする ⅱ 自動レベル, 電子レベルは, 円形水準器及び視準線の点検調整並びにコンベンセータの点検を行うものとする ⅲ 標尺付属水準器の点検を行うものとする ( エ ) 観測は, 標尺目盛及びレベルと後視又は前視標尺との距離を70 メートル以下としてメートル単位で読定し, 標尺目盛の読定単位は 1ミリメートルとする ( オ ) 観測は, 往復観測とし, 水準点間の測点数が多い場合は, 適宜固定点を設け, 往路及び復路の観測に共通して使用するものとする ( カ ) 平均計算は, 距離の逆数を重量とし, 観測方程式又は条件方程式を用いて行うものとする ( キ ) 平均計算による許容範囲は 20ミリメートルを標準とする ( ク ) 平均計算に使用するプログラムは, 計算結果が正しいものと確認されたものを使用するものとする ( ケ ) 平均計算の結果は, 精度管理表にとりまとめるものとする イ間接水準測量は, 次のとおり行うものとする ( ア ) 器械高, 反射鏡高及び目標高は, ミリメートルの位まで測定する

13 ものとする ( イ ) 間接水準測量区間の一端に 2 つの固定点を設け, 鉛直角観測及び距離測定を行うものとする ( ウ ) 間接水準測量における環の閉合差の許容範囲は,3 センチメートルに観測距離 ( キロメートル単位とする ) を乗じたものとする ただし, 観測距離が 1 キロメートル未満における許容範囲は 3 センチメートルとする ( エ ) 鉛直角観測及び距離測定は, 距離が 500 メートル以上のときは 1 級基準点測量, 距離が 500 メートル未満のときは 2 級基準点測量に準じて行うものとする ただし, 鉛直角観測は 3 対回行い, できるだけ正方向及び反方向の同時観測を行うものとする ( オ ) 間接水準測量区間の距離は,2 キロメートル以下とする ( 観測値の点検及び再測 ) ( 観測及び測定の方法 ) 第 26 条 観測値について点検を行い, 許容範囲を超えた場合は, 再測する 第 26 条 基準点測量における観測及び測定の方法並びに許容範囲は, 別表 ものとする 第 6に定めるところによる (1) TS 等による観測及び測定の方法並びに許容範囲は, 別表第 6を標準とする (2) GPS 観測による基線解析の結果はFIX 解とする ( 削る ) 2 許容範囲を超えた場合は, 再測するものとする ( 偏心要素の測定 ) ( 偏心要素の測定 ) 第 27 条 前条の観測及び測定において, 基準点で直接に観測ができない場 第 27 条 前条の観測及び測定において, 基準点で直接に観測ができない場 合は偏心点を設け, 別表第 7に定めるところにより, 偏心要素を測定する 合は偏心点を設け, 別表第 7に定めるところにより, 偏心要素を測定する ものとする ものとする 2 許容範囲を超えた場合は, 再測するものとする 2 前項の測定値については点検を行い, 許容範囲を超えた場合は再測するものとする ( 計算 ) ( 計算 ) 第 28 条 所定の計算式により諸要素の計算を行い, 新点の水平位置及び標 第 28 条 所定の計算式により諸要素の計算を行い, 新点の水平位置及び標 高を求め, 成果表を作成するものとする 高を求め, 成果表を作成するものとする ただし,3 4 級基準点測量に おいて標高の決定に必要な計算は, 計画機関の承認を得て省略することができる 2 計算は, 別表第 8に定めるけたまで算出する 2 計算は, 別表第 8に定める桁まで算出する 3 ジオイド高は, 次のいずれかの方法により求めた値とする ( 新設 ) (1) 国土地理院が提供するジオイドモデルから求める方法 (2) 前号のジオイドモデルが構築されていない地域においては,GPS 測量と水準測量等で求めた局所ジオイドモデルから求める方法 級基準点測量は, 基準面上の距離の計算においては楕円体高に代 級基準点測量は, 経緯度計算を省略することができる えて標高により計算することができる また, 経緯度計算を省略すること

14 ができる 5 TS 等による基準面上の距離の計算は, 楕円体高を用いる なお, 楕円 ( 新設 ) 体高は, 標高とジオイド高から求めるものとする 6 GPS 測量による基線解析は, 次により実施する ( 新設 ) (1) 計算結果の表示単位等は別表第 8のとおりとする (2) GPS 衛星の軌道情報は, 放送暦とする (3) 基線解析の固定点の経度と緯度は, 固定点とする既知点の経度と緯度, 楕円体高は, その点の標高とジオイド高から求め入力する 以後の基線解析は, これによって求められた値を順次入力する (4) 基線解析に使用する高度角は, 観測時にGPS 測量機に設定した受信高度角とする (5) 気象要素の補正は, 基線解析ソフトウェアで採用している標準大気による (6) スタティック法による基線解析では, 基線長 10キロメートル未満は 1 周波で行い,10キロメートル以上は2 周波で行う (7) スタティック法及び短縮スタティック法による基線解析では, 原則としてPCV(Phase Center Variation) 補正を行うものとする ( 点検計算及び再測 ) ( 点検計算 ) 第 29 条 点検計算は観測終了後に行い, 許容範囲を超えた場合は, 再測を 第 29 条 点検計算は観測終了後に行い, 許容範囲を超えた場合は, 再測を 行う等計画機関の指示により適切な措置を講ずるものとする 行うか又は計画機関の指示により適切な措置を講ずるものとする (1) TS 等観測 ( 新設 ) ア すべての単位多角形及び次の条件により選定されたすべての点検路 線について, 水平位置及び標高の閉合差を計算し, 観測値の良否を判 定するものとする ( ア ) 点検路線は, 既知点と既知点を結合させるものとする ( イ ) 点検路線は, なるべく短いものとする ( ウ ) すべての既知点は,1つ以上の点検路線で結合させるものとする ( エ ) すべての単位多角形は, 路線の1つ以上を点検路線と重複させるも のとする イ TS 等による点検計算の許容範囲は, 別表第 8を標準とする (2) GPS 観測 ( 新設 ) ア 観測値の点検は, 次のいずれかの方法により行うものとする ( ア ) 点検路線は, 異なるセッションの組み合わせによる最少辺数の多 角形を選定し, 基線ベクトルの各成分 ( N, E, U) の環閉 合差を計算する方法 ( イ ) 重複する基線ベクトルの各成分の較差を比較点検する方法 ( ウ ) 既知点が電子基準点のみの場合は,2 点の電子基準点を結合する路 線で, 基線ベクトル成分の結合計算を行い点検する方法 イ 点検計算の許容範囲は, 別表第 8を標準とする

15 ( ア ) 環閉合差及び各成分の較差の許容範囲 ( イ ) 電子基準点のみの場合の許容範囲 (3) 点検計算の結果は, 精度管理表にとりまとめるものとする 2 点検計算の許容範囲は, 別表第 8に定めるところによるものとする ( 平均計算 ) ( 平均計算 ) 第 30 条 平均計算は, 次に定めるところにより行うものとする 第 30 条 新点の水平位置及び標高は, 厳密水平網平均計算及び厳密高低網 平均計算又は簡易水平網平均計算及び簡易高低網平均計算を行って求めるものとする なお,GPS 観測による水平位置及び標高は, 既知点 1 点を固定する三次元網平均計算 ( 以下 仮定三次元網平均計算 という ) 及び既知点 2 点以上を固定する三次元網平均計算を行って求めるものとする 2 既知点 1 点を固定するGPS 測量機による場合の三次元網平均計算は, ( 新設 ) 次のとおり行うものとする (1) 仮定三次元網平均計算の重量 (P) は, 次のいずれかの分散 共分散行列の逆行列を用いるものとする ア 水平及び高さの分散を固定値として求めた値 ただし, 分散の固定 値は,dN = (0.004m) 2 de = (0.004m) 2 du = (0.007m) 2 とする イ 基線解析により求められた値 ただし, すべての基線の解析手法, 解析時間が同じ場合に限る (2) 仮定三次元網平均計算による許容範囲は, 別表第 9を標準とする 3 既知点 2 点以上を固定する厳密水平網平均計算, 厳密高低網平均計算及 ( 新設 ) び簡易水平網平均計算, 簡易高低網平均計算並びに三次元網平均計算は, 次のとおり行うものとする (1) TS 等観測 ア 厳密水平網平均計算の重量 (P) には, 次の数値を用いるものとする ( ア ) ms =10mm ( イ ) γ = ( ウ ) mt( 別表 10による ) イ 厳密水平網平均計算の重量 (P) はアを用い, 簡易水平網平均計算及び 簡易高低網平均計算を行う場合, 方向角については各路線の観測点数の逆数を, 水平位置及び標高については各路線の距離の総和 (0.01 キロメートル位までとする ) の逆数を重量 (P) とする ウ 厳密網平均計算, 厳密高低網平均計算, 簡易水平網平均計算及び簡 ( 新設 ) 易高低網平均計算による各項目の許容範囲は, 別表第 11を標準とする (2) GPS 観測 ア 新点の標高決定は, 次の方法によって求めた値により決定するもの とする ( ア ) 国土地理院が提供するジオイドモデルによりジオイド高を補正す る方法 ( イ ) ( ア ) のジオイドモデルが構築されていない地区においては,GPS

16 観測と水準測量等により, 局所ジオイドモデルを求めジオイド高を 補正する方法 イ 三次元網平均計算の重量 (P) は, 前項第一号の規定を準用する ウ 三次元網平均計算による各項目の許容範囲は, 別表 12を標準とす る ( 削る ) 2 平均計算に用いる重量は, 別表第 9に定める数値による また, 平均計算による誤差の許容範囲は別表第 10に定めるところによるものとする 4 平均計算に使用するプログラムは, 計算結果が正しいものと確認されたも 3 平均計算に使用するプログラムは, 所定の検定を受けたものとする のを使用するものとする 5 平均計算の結果は, 精度管理表に取りまとめるものとする ( 新設 ) 第 4 章品質評価 ( 新設 ) ( 品質評価 ) ( 新設 ) 第 31 条 品質評価 とは, 基準点測量成果について, 製品仕様書が規定 ( 新設 ) するデータ品質を満足しているか評価する作業をいう 2 評価の結果, 品質要求を満足していない項目が発見された場合は, 必要な調整を行うものとする 3 作業機関は, 品質評価手順に基づき品質評価を実施するものとする 第 5 章成果品の整理 ( 新設 ) ( メタデータの作成 ) ( 新設 ) 第 32 条基準点成果のメタデータは, 製品仕様書に従いファイルの管理及び利用において必要となる事項について, 作成するものとする ( 成果等の整理 ) ( 成果等の整理 ) 第 33 条 基準点測量の結果は, 成果表及び基準点網図に取りまとめるもの 第 31 条 基準点測量の結果は, 成果表及び基準点網図に取りまとめるもの とする とする 2 成果表には, 次の各号に掲げる事項を記載するものとする 2 成果表には, 次の各号に掲げる事項を記載するものとする ただし,3 4 級基準点測量の成果表には, 路線番号, 基準点の種類及び番号のほか, 第 (3) 号 ~ 第 (5) 号, 第 (8) 号及び第 (9) 号に掲げる事項をもって足りる (1) 選点番号 (1) 選点番号 (2) 点名を付したときはその名称 (2) 点名を付したときはその名称 (3) 標識番号 (3) 標識番号 (4) 座標系番号又は記号 (4) 座標系番号又は記号 (5) 座標値 (5) 座標値 (6) 標高 (6) 標 高 (7) 視準点の種類, 番号及び名称 (7) 視準点の種類, 番号及び名称 (8) 平均方向角 (8) 平均方向角

17 (9) 平均距離 (9) 平均距離 (10) 経度及び緯度 (10) 経度及び緯度 (11) 縮尺係数 (11) 縮尺係数 (12) 真北方向角 (12) 真北方向角 級基準点網図は,25,000 分の1,10,000 分の1 又は5,000 分の1の縮 級基準点網図は,25,000 分の1,10,000 分の1 又は5,000 分の1の縮 尺により1 2 級基準点等及び多角路線を図示し, また,3 4 級基準点 尺により1 2 級基準点等及び多角路線を図示し, また,3 4 級基準点 網図は10,000 分の1,5,000 分の1 又は2,500 分の1の縮尺により, 基準点 網図は,10,000 分の1,5,000 分の1 又は2,500 分の1の縮尺により, 基準点 及び多角路線を図示して作成するものとする 及び多角路線を図示して作製するものとする 4 成果表に併せて成果数値データを提出するときは, 測量法第 34 条に定 4 成果表に併せて成果数値データを提出するときは, 公共作業規程様式に める作業規程の準則で規定する標準様式に準じて整理する 別の記録様式 基づき整理する 別の記録様式による場合は, その説明書及び出力用紙の による場合は, その説明書及び出力用紙の一部を提出するものとする 一部を提出するものとする 5 計画機関が指示し, 又は承認した場合は, 次の電子記憶媒体を提出する 5 計画機関が指示し, 又は承認した場合は, 次の電子記憶媒体を提出する ものとする ものとする (1) 観測データファイル (1) 観測データファイル (2) 解析結果ファイル (2) 解析結果ファイル (3) 平均計算データファイル (3) 平均計算データファイル (4 級基準点測量の成果に関する取扱い ) (4 級基準点測量の成果に関する取扱い ) 第 34 条 前条の規定にかかわらず,4 級基準点測量の成果を取りまとめる 第 32 条 前条の規定にかかわらず,4 級基準点測量の成果を取りまとめる 場合において, 成果表の代わりに簡易水平網平均計算簿を, 基準点網図の 場合において, 成果表の代わりに簡易水平網平均計算簿を, 基準点網図の 代わりに配点図を提出すること 代わりに配点図を提出すること ができる ができる 2 前条第 3 項の規定は,4 級基準点配点図を作成する場合に準用する 2 前条第 3 項の規定は,4 級基準点配点図を作成する場合に準用する ( 成果等 ) 第 35 条成果等は, 次の各号のとおりとする ただし, 作業方法によって ( 新設 ) は, この限りでない (1) 観測手簿 (2) 観測記簿 (3) 計算簿 (4) 平均図 (5) 成果表 (6) 点の記 (7) 建標承諾書 (8) 測量標設置位置通知書 (9) 基準点網図 (10) 品質評価表 (11) 測量標の地上写真 (12) 基準点現況調査報告書 (13) 成果数値データ

18 (14) 点検測量簿 (15) メタデータ (16) その他の資料 ( 削る ) 第 4 章その他 ( 成果品等の提出 ) ( 成果品等の提出 ) 第 36 条作業機関は, 作業が終了したときは, 遅滞なく, 成果品等その他第 33 条作業機関は, 作業が終了したときは, 遅滞なく, 成果品等その他必要な資料を整理して計画機関に提出しなければならない 必要な資料を整理して計画機関に提出しなければならない ( 成果品の検査 ) ( 成果品等の検査 ) 第 37 条計画機関は, 前条の規定により成果品等の提出を受けたときは, 第 34 条計画機関は, 前条の規定により成果品等の提出を受けたときは, 速やかにこれを検査するものとする 速やかにこれを検査するものとする ( 成果の提出等 ) ( 成果の提出等 ) 第 38 条計画機関は, 作業が終了したときは公共測量の成果の提出並びに第 35 条計画機関は, 作業が終了したときは公共測量の成果の提出並びに作業の終了の手続をするものとする 作業の終了の手続きをするものとする 第 6 章その他 ( 新設 ) ( 機器等に関する特例 ) ( 機器等に関する特例 ) 第 39 条 この規程に定めるものと異なる機器又は作業方法は, 計画機関が 第 36 条 この規程に定めるものと異なる機器又は作業方法は, 計画機関が 必要な精度の確保及び作業能率の維持に支障がないと認めて指示又は承認 必要な精度の確保及び作業能率の維持に支障がないと認めて指示又は承認 した場合に限り, 作業の一部に用いることができる した場合に限り, 作業の一部に用いることができる 2 計画機関は, この規程に定めのない新しい測量技術を使用する場合には, ( 新設 ) 使用する資料, 機器, 測量方法などにより精度が確保できることを作業機関等からの検証結果等に基づき確認するとともに, 確認に当たっては, あらかじめ国土地理院の長の意見を求めるものとする 3 国土地理院が新しい測量技術による測量方法に関するマニュアルを定め ( 新設 ) た場合は, 当該マニュアルを前項の確認のための資料として使用すること ができる

19 別 表 別表第 1 測量の方式 ( 第 12 条 ) 別表第 1 測量の方式 ( 第 12 条 ) 区分 1 級 2 級 3 級 4 級区分 1 級 2 級 3 級 4 級項目基準点測量基準点測量基準点測量基準点測量項目基準点測量基準点測量基準点測量基準点測量 (1) 新点数 (1) 新点数 1 個の多角網 2+ 以上 1 個の多角網 2+ 以上 結 における 5 3 点以上 結 における 5 3 点以上 既知点数 既知点数 ( 端数切上げ ) ( 端数切上げ ) 合 合 (2) (2) 単位多角形 10 辺以下 12 辺以下 単位多角形 10 辺以下 12 辺以下 多 の 辺 数 多 の 辺 数 5 辺以下 6 辺以下 5 辺以下 6 辺以下 角 角 (3) 伐採樹木及び地形の状況 7 辺以下 10 辺以下 (3) 伐採樹木及び地形の状況 7 辺以下 10 辺以下 路線の辺数 等によっては, 計画機関 路線の辺数 等によっては, 計画機関 方 の承認を得て辺数を増や 方 の承認を得て辺数を増や すことができる すことができる 式 (4) 式 (4) 節点間の距離 250m 以上 150m 以上 70m 以上 20m 以上 節点間の距離 250m 以上 150m 以上 70m 以上 20m 以上 3km 以下 2km 以下 3km 以下 2km 以下 閉 閉 (5) GPS 測量機を使用する 1km 以下 500m 以下 路 線 長 GPS 測量機を使用する 1km 以下 500m 以下 (5) 場合は5km 以下とする 場合は5km 以下とする 合 路 線 長 合 ただし, 電 ( 新設 ) 子基準点等 多 のみを既知 多 点とする場合はこの限 角 りではな 角 い

20 方 ( 6 ) 方 (6) 偏心距離 S/e 6 S: 測点間距離 偏心距離 S/e 6 S: 測点間距離 の 制 限 e: 偏心距離 の 制 限 e: 偏心距離 式 式 多角網の外周路線に属す 多角網の外周路線に属す る新点は, 外周路線に属 る新点は, 外周路線に属 する隣接既知点を結ぶ直 同 左 する隣接既知点を結ぶ直 同 左 線から外側 40 以下の地 50 以下 線から外側 40 以下の地 50 以下 域内に選点することを原 域内に選点することを原 (7) 則とする 路線の中のき 同 左 (7) 則とする 路線の中の夾 同 左 路線図形 ょう角は,60 以上を原 60 以上 路線図形 角は,60 以上を原則と 60 以下 則とする ただし, 地形 する ただし, 地形の状 の状況によりやむを得な 況によりやむを得ないと いときは, この限りでな きは, この限りでない い (8) 簡易水平網平均計算を行 (8) 簡易水平網平均計算を行 平均次数 う場合は平均次数を2 次 平均次数 う場合は平均次数を2 次 までとする までとする (1) 既知点の1 点以上において方向角の取付けを行う (1) 既知点の1 点以上において方向角の取付を行う た 方向角の ただし,GPS 測量機を使用する場合は, 方向角の 方向角の だし,GPS 測量機を使用する場合は, 方向角の取 取 付 け 取付けは省略する 取 付 け 付は省略する 単 単 (2) (2) 路線の辺数 7 辺以下 8 辺以下 10 辺以下 15 辺以下 路 路線の辺数 7 辺以下 8 辺以下 10 辺以下 15 辺以下 路 (3) 線 (3) 線 新点の数 2 点以下 3 点以下 新点の数 2 点以下 3 点以下 方 方 (4) 1.5km 700m 以 (4) 1.5km 700m 以 路 線 長 5km 以下 3km 以下 以下 下 式 路 線 長 5km 以下 3km 以下 以下 下 式 (5) 新点は, 両既知点を結ぶ 同 左 (5) 新点は, 両既知点を結ぶ 同 左 路線図形 直線から両側 40 以下の 50 以下 路線図形 直線から両側 40 以下の 50 以下 地域内に選点することを 地域内に選点することを 原則とする 路線の中の 同 左 原則とする 路線の中の 同 左 きょう角は,60 以上を 60 以上 夾角は,60 以上を原則 60 以下 原則とする ただし, 地 とする ただし, 地形の

21 形の状況によりやむを得ないときは, この限りでない 状況によりやむを得ないときは, この限りでない (6) 節点間の距離, 偏心距離の制限, 平均次数, 路線の (6) 節点間の距離, 偏心距離の制限, 平均次数, 路線の 準用規定 辺数制限緩和及びGPS 測量機を使用する場合の路 準用規定 辺数制限緩和及びGPS 測量機を使用する場合の路 線図形は, 結合多角方式の各々の項目の規定を準用 線図形は, 結合多角方式の各々の項目の規定を準用 する する ( 注 )1 路線とは, 既知点から他の既知点まで, 既知点から交点まで, 又 ( 注 )1 路線とは, 既知点から他の既知点まで, 既知点から交点まで, 又は交点から他の交点までをいう は交点から他の交点までをいう 2 単位多角形とは, 路線によって多角形が形成され, その内部に路線 2 単位多角形とは, 路線において多角形が形成され, その内部に路をもたない多角形をいう 線をもたない多角形をいう 級基準点測量において, 条件式による簡易水平網平均計算 級基準点測量において, 条件式による簡易水平網平均計算を行う場合は, 方向角の取付けを行う を行う場合は, 方向角の取付を行う 別表第 2 測量に用いる機器の区分及び性能 ( 第 14 条 25 条 ) 別表第 2 測量に用いる機器の区分及び性能 ( 第 14 条 25 条 ) 区 分 性 能 摘 要 区 分 性 能 摘 要 1 級トータルステーション ( 測量機器級別 1 2 級基準点測量 1 級トータルステーション ( 測量機器級別 1 2 級基準点測量 性能分類表によ 性能分類表によ 2 級トータルステーション る ) 2 3 級基準点測量 2 級トータルステーション る ) 2 3 級基準点測量 3 級トータルステーション 4 級基準点測量 3 級トータルステーション 4 級基準点測量 2 級 GPS 測量機 1~4 級基準点測量 2 級 GPS 測量機 1~4 級基準点測量 1 級セオドライト 1 2 級基準点測量 1 級セオドライト 1 2 級基準点測量 2 級セオドライト 2 3 級基準点測量 2 級セオドライト 2 3 級基準点測量 3 級セオドライト 4 級基準点測量 3 級セオドライト 4 級基準点測量 測距儀 1~4 級基準点測量 光波測距儀 1~4 級基準点測量 鋼巻尺 JIS1 級 鋼巻尺 JIS1 級

22 3 級レベル ( 測量機器級別 測標水準測量 3 級レベル ( 測量機器級別 測標水準測量 性能分類表によ 性能分類表によ 2 級標尺 る ) 同 上 2 級標尺 る ) 同 上 別表第 3 点検測量率 ( 第 18 条 ) 別表第 3 点検測量率 ( 第 18 条 ) 測 量 種 別 率 (%) 測 量 種 別 率 (%) 1 2 級基準点測量 級基準点測量 級基準点測量 級基準点測量 5 測標水準測量 5 測標水準測量 5 別表第 4 既知点の種類 既知点間の距離及び新点間の距離 ( 第 21 条 ) 別表第 4 既知点の種類 既知点間の距離及び新点間の距離 ( 第 21 条 ) 区 分 既知点の種類 既知点間の距離 新点間距離 (m) 区 分 既知点の種類 既知点間の距離 新点間距離 (m) (m) (m) 電子基準点 電子基準点 1 級基準点測量 一 ~ 四等三角点 4,000 1,000 1 級基準点測量 一 ~ 四等三角点 4,000 1,000 1 級基準点 1 級基準点 電子基準点 電子基準点 2 級基準点測量 一 ~ 四等三角点 2, 級基準点測量 一 ~ 四等三角点 2, 級基準点 1 2 級基準点 電子基準点 電子基準点 3 級基準点測量 一 ~ 四等三角点 1, 級基準点測量 一 ~ 四等三角点 1, 級基準点 1 2 級基準点 電子基準点 電子基準点 4 級基準点測量 一 ~ 四等三角点 級基準点測量 一 ~ 四等三角点 ~3 級基準点 1~3 級基準点 ( 注 )1 1 級基準点測量においては, 既知点を電子基準点 ( 付属標を除く ) ( 注 )1 1 級基準点測量においては, 既知点を電子基準点 ( 付属標を除く )

23 のみとすることもできる ただし, 既知点とする電子基準点は, 作 のみとすることもできる ただし, 既知点とする電子基準点は, 作 業地域に最も近い2 点以上を使用する 業地域に最も近い2 点以上を使用する 級基準点測量においては, 厳密水平網 厳密高低網平均計 級基準点測量においては, 厳密水平網 厳密高低網平均計 算又は三次元網平均計算により設置された同級の基準点を既知点と 算又は三次元網平均計算により設置された同級の基準点を既知点と することができる ただし, 使用する既知点数の1/2 以下とする することができる ただし, 使用する既知点数の1/2 以下とする 別表第 5 永久標識の規格 ( 第 23 条 ) 別表第 5 永久標識の規格 ( 第 23 条 ) (1)1 2 級基準点の永久標識の規格 (1)1 2 級基準点の永久標識の規格 標識の規格等標識の規格等区分区分規格中心標示の寸法規格中心標示の寸法 直径 16.5cm 12cm 12cm コンクリート 寸法及び形状 ビニール管厚 5.1mm 直径 3mm 以内 標 石 寸法及び形状 長さ66cm 直径 3mm 以内 標 長さ66cm 材 質 硬質塩化ビニール管にコ 材 質 鉄線入りのコンクリート ンクリート (1:3:6) 柱 を流したもの ( 鉄筋入り ) 又は炭素繊維補強コンクリート製のもの 寸法及び形状 直径 8cmの丸型 寸法及び形状 直径 8cmの丸型 直径 1mm 以内 標 識 厚さ1cm ( 金属柄付き ) 直径 1mm 以内 金 属 標 ( 地上埋設標 ) 材 質 真ちゅう又はこれと同等 材 質 真鍮又はこれと同等以上 以上の合金 の合金 (2)3 4 級基準点の永久標識の規格 (2)3 4 級基準点の永久標識の規格 標識の規格等標識の規格等区分区分規格中心標示の寸法規格中心標示の寸法 直径 11.4cm 7cm 7cm コンクリート 寸法及び形状 ビニール管厚 4.1mm 直径 5mm 以内 コンクリート 寸法及び形状 長さ66cm 直径 5mm 以内 標 長さ66cm 標 材質硬質塩化ビニール管にコ材質鉄線入りのコンクリート

24 ンクリート (1:3:6) を流したもの ( 鉄筋入り ) 又は炭素繊維補強コンクリート製のもの 柱 寸法及び形状 直径 5cmの丸型 寸法及び形状 直径 5cmの丸型 金 属 標 直径 2mm 以内 金 属 標 直径 2mm 以内 材 質 真ちゅう又はこれと同等 材 質 真鍮又はこれと同等以上 以上の合金 の合金 別表第 6 基準点測量における測量方法等 ( 第 25 条 26 条 ) 別表第 6 基準点測量における測量方法等 ( 第 25 条 26 条 ) (1)TS 等観測方法 (1)TS 等観測方法 区 分 1 級基準 2 級基準点測量 3 級基準 4 級基準 区 分 1 級基準 2 級基準点測量 3 級基準 4 級基準 点測量 点測量 点測量 点測量 点測量 点測量 (TS セオドライト) (TS セオドライト) 項 目 1 級 2 級 項 目 1 級 2 級 水平角 読定単位 水平角 読定単位 観測 観測 対回数 対回数 水平目盛 0, 0, 0, 0, 0, 水平目盛 0, 0, 0, 0, 0, り位置 , り位置 , 鉛直角 読定単位 鉛直角 読定単位 観測 観測 対回数 対回数 距離の 読定単位 1mm 1mm 1mm 1mm 1mm 距離の 読定単位 1mm 1mm 1mm 1mm 1mm 測定 測定 セット数 セット数 (2)TS 等観測における許容範囲 (2)TS 等観測における許容範囲 区 分 1 級基準 2 級基準点測量 3 級基準 4 級基準 区 分 1 級基準 2 級基準点測量 3 級基準 4 級基準 点測量 点測量 点測量 点測量 点測量 点測量

25 (TS セオドライト ) (TS セオドライト ) 項目 1 級 2 級項目 1 級 2 級 水平角 倍角差 水平角 倍角差 観測 観測 観測差 観測差 鉛直角 高度定数 鉛直角 高度定数 観測 の格差 観測 の格差 距離の 1セット 2cm 2cm 2cm 2cm 2cm 距離の 1セット 2cm 2cm 2cm 2cm 2cm 測定 内の測定 測定 内の測定 値の較差 値の較差 各セット 2cm 2cm 2cm 2cm 2cm 各セット 2cm 2cm 2cm 2cm 2cm の平均値 の平均値 の較差 の較差 測標水 往復観測 20mm S 20mm S 20mm S 20mm S 20mm S ( 新設 ) 準 値の較差 ( 注 )Sは観測距離( 片道,km 単位 ) とする ( 新設 ) (3)GPS 観測方法 (3)GPS 観測方法 観測方法観測時間データ取得間隔摘要観測方法観測時間データ取得間隔適用 スタティック法 60 分以上 30 秒以下 1 級基準点測量 スタティック法 60 分以上 30 秒以下 1 級基準点測量 (10km 未満 ) (10km 未満 ) 2~4 級基準点測量 2~4 級基準点測量 短縮スタティック法 20 分以上 15 秒以下 3~4 級基準点測量短縮スタティック法 20 分以上 15 秒以下 3~4 級基準点測量 キネマティック法 1 分以上 5 秒以上 4 級基準点測量キネマティック法 1 分以上 5 秒以上 4 級基準点測量 RTK-GPS 法 10 秒以上 1 秒 3~4 級基準点測量 ( 新設 ) ネットワーク型 10 秒以上 1 秒 3~4 級基準点測量 ( 新設 ) RTK-GPS 法 ( 注 ) ただし, 観測距離が 10km を超える場合は, 節点を設けるか,1 級 ( 注 ) ただし, 観測距離が 10km を超える場合は, 節点を設けるか,1 級

26 GPS 測量機により 120 分以上の観測を行う GPS 測量機により 120 分以上の観測を行う 別表第 7 偏心要素の測定等 ( 第 27 条 ) 別表第 7 偏心要素の測定等 ( 第 27 条 ) (1) 偏心角の測定 (1) 偏心角の測定 偏心距離機器及び測定方法測定単位点検項目 許容範囲偏心距離機器及び測定方法測定単位点検項目 許容範囲 30cm 未満 偏心測定紙にアリダード等 1 30cm 未満 偏心測定紙にアリダード等 1 を用いて方向線を引き, 分 を用いて方向線を引き, 分 度器によって偏心角を測定 度器によって偏心角を測定 する する 30cm 以上 偏心測定紙にアリダード等 10 30cm 以上 偏心測定紙にアリダード等 10 2m 未満 を用いて方向線を引き, 計 2m 未満 を用いて方向線を引き, 計 算により偏心角を測定する 算により偏心角を測定する 2m 以上 TS 又はセオドライトを用 1 倍角差 120 2m 以上 TS 又はセオドライトを用 1 倍角差 m 未満 いて第 25 条に準じて測定 観測差 90 10m 未満 いて第 2 条, 第 26 条に準 観測差 90 する じて測定する 10m 以上 10 倍角差 60 10m 以上 10 倍角差 60 50m 未満 観測差 40 50m 未満 観測差 40 50m 以上 1 倍角差 30 50m 以上 1 倍角差 m 未満 観測差 m 未満 観測差 m 以上 倍角差 m 以上 倍角差 m 未満 観測差 m 未満 観測差 10 (2) 偏心距離の測定 (2) 偏心距離の測定 偏心距離機器及び測定方法測定単位点検項目 許容範囲偏心距離機器及び測定方法測定単位点検項目 許容範囲 30cm 未満 物差により測定する mm 30cm 未満 物差 (mm 尺 ) により測定 mm する 30cm 以上 鋼巻尺により2 読定,1 往 mm 往復の較差 5mm 30cm 以上 鋼巻尺により2 読定 1 往復 mm 第 26 条を準用す 2m 未満 復で測定する 2m 未満 で測定する る ただし, 鋼巻尺を使用する場合は, 2m 以上 2m 以上 mm 10m 未満にあっては

27 50m 未満 TS 又は測距儀を用いて, mm 第 26 条を準用す 50m 未満 TS 又は光波測距儀により 往復の較差を5mm, 第 25 条を準用する る 測定する 10m 以上では1/ 50m 以上 50m 以上 mm 5,000 以下とする ( 注 )1 偏心距離が5mm 未満で, かつ, 辺長が1kmを超す場合は, 偏心 ( 注 )1 偏心距離が5mm 未満で, かつ, 辺長が1kmを越す場合は偏心補 補正を省略できる 正を省略できる 2 偏心距離が10m 以下の場合は, 傾斜補正以外の補正を省略できる 2 偏心距離が10m 以下の場合は, 傾斜補正以外の補正は省略できる (3) 本点と偏心点間の高低差の測定 (3) 本点と偏心点間の高低差の測定 偏心距離機器及び測定方法測定単位点検項目 許容範囲偏心距離機器及び測定方法測定単位点検項目 許容範囲 30cm 未満 独立水準器を用いて, 偏心点 30cm 未満 独立水準器を用いて, 偏心点 を本点と同標高に設置する を本点と同標高に設置する 30cm 以上 4 級水準測量に準じて測定す 30cm 以上 4 級水準測量に準じて測定す 100m 未満 る ただし, 後視及び前視に 100m 未満 る ただし後視及び前視に同 同一標尺を用いて, 片道観測 mm 往復の較差 20mm S 一標尺を用いて, 片道観測の mm 往復の較差 20mm S の測点数を1 点とすることが 測点数を1 点とすることがで できる きる 4 級基準点測量の鉛直角観測 4 級基準点測量の鉛直角観測 に準じて測定する ただし, に準じて測定する ただし, 正, 反方向の鉛直角観測に代 20 高度定数の較差 60 正, 反方向の鉛直角観測に代 20 高度定数の較差 60 えて, 器械高の異なる片方向 高低差の正反較差 10 えて, 器械高の異なる片方向 高低差の正反較差 10 による2 対回の鉛直角観測と cm による2 対回の鉛直角観測と cm することができる することができる 100m 以上 4 級水準測量に準じて測定す mm 往復の較差 20mm S 100m 以上 4 級水準測量に準じて測定す mm 往復の較差 20mm S 250m 未満 る 250m 未満 る 2 3 級基準点測量の鉛直角 20 高度定数の較差 級基準点測量の鉛直角 20 高度定数の較差 30 観測に準じて測定する 高低差の正反較差 15 観測に準じて測定する 高低差の正反較差 15 cm cm ( 注 )Sは測定距離(km 単位 ) ( 注 )Sは観測距離(km 単位 ) (4)GPS 観測 (4)GPS 観測 ア GPS 観測において, 偏心要素のための零方向の視通が確保できない場 ア GPS 観測において, 偏心要素のための零方向の視通が確保できない場 合は, 方位点を設置することができる 合は, 方位点を設置することができる イ GPS 観測による方向点の設置距離は 200m 以上, かつ, 偏心距離の4 イ GPS 観測による方向点の設置距離は 200m 以上, かつ, 偏心距離の4-26 -

28 倍以上を標準とする 観測は第 25 条第 2 号の規定を準用する 倍以上を標準とする 観測は第 36 条運用基準に準ずる 別表第 8 計算の算出けた数及び点検計算の許容範囲 ( 第 28 条, 第 29 条 ) 別表第 8 計算の算出桁数及び点検計算の許容範囲 ( 第 28 条, 第 29 条 ) (1) 計算の算出けた数 (1) 計算の算出桁数 平面直角座標経緯度標高ジオイド高角度辺長基線ベクトル成分平面直角座標経緯度標高角度辺長基線ベクトル成分 m 秒 m m 秒 m m m 秒 m 秒 m m (2) 点検計算の許容範囲 (TS 等観測 ) (2) 点検計算の許容範囲 (TS 等観測 ) 区分 1 級 2 級 3 級 4 級区分 1 級 2 級 3 級 4 級点検項目基準点測量基準点測量基準点測量基準点測量点検項目基準点測量基準点測量基準点測量基準点測量 結 水平位置の 10cm+2cm 10cm+3cm 15cm+5cm 15cm+10cm 結 水平位置の 10cm+2cm 0cm+3cm 15cm+5cm 15cm+10cm 合単 閉合差 N ΣS N ΣS N ΣS N ΣS 合単 閉合差 N ΣS N ΣS N ΣS N ΣS 多路 多路 角線 標高の閉合 20cm+5cmΣ 20cm+10cm 20cm+15cm 20cm+30cm 角線 標高の閉合 20cm+5cmΣ 20cm+10cm 20cm+15cm 20cm+30cm 差 S/ N ΣS/ N ΣS/ N ΣS/ N 差 S/ N ΣS/ N ΣS/ N ΣS/ N 閉 水平位置の 1cm N ΣS 1.5cm N 2.5cm N 5cm N ΣS 閉 水平位置の 1cm N ΣS 1.5cm N 2.5cm N 5cm N ΣS 合 閉合差 ΣS ΣS 合 閉合差 ΣS ΣS 多 多 角 標高の閉合 5cmΣS/ N 10cmΣS 15cmΣS 30cm ΣS 角 標高の閉合 5cmΣS/ N 10cmΣS 15cmΣS 30cm ΣS 差 / N / N / N 差 / N / N / N 標高差の正反較差 30cm 20cm 15cm 10cm 標高差の正反較差 30cm 20cm 15cm 10cm N : 辺数 N : 辺数 ΣS: 路線長 (km) ΣS: 路線長 (km) (3) 点検計算の許容範囲 (GPS 観測 ) (3) 点検計算の許容範囲 (GPS 観測 ) ア環閉合差及び各成分の較差の許容範囲ア環閉合差及び各成分の較差の許容範囲 区分許容範囲備考区分許容範囲備考 基線ベクトルの環閉水平 ( N, E) 20mm N N: 辺数基線ベクトルの環閉水平 ( N, E) 20mm N N: 辺数

29 合差 N: 水平面の南北 合差 N: 水平面の南北 高さ ( U) 30mm N 方向の閉合差 高さ ( U) 30mm N 方向の閉合差 E: 水平面の東西 E: 水平面の東西 重複する基線ベクト水平 ( N, E) 20mm 方向の閉合差 重複する基線ベクト 水平 ( N, E) 20mm 方向の閉合差 ルの較差 U: 高さ方向の閉 ルの較差 U: 高さ方向の閉 高さ ( U) 30mm 合差 高さ ( U) 30mm 合差 イ電子基準点のみの場合の許容範囲イ電子基準点のみ場合の許容範囲 区分許容範囲備考区分許容範囲備考 結合多角又は単路線水平 ( N, E) 60mm+ N: 辺数 結合多角又は単路線 水平 ( N, E) 60mm+ N: 辺数 20mm N N: 水平面の南北 20mm N N: 水平面の南北 方向の閉合差 方向の閉合差 E: 水平面の東西 E: 水平面の東西 高さ ( U) 150mm+ 方向の閉合差 高さ ( U) 150mm+ 方向の閉合差 30mm N U: 高さ方向の閉 30mm N U: 高さ方向の閉 合差 合差 ( 削除 ) 別表第 9 平均計算に用いる重量 ( 第 30 条 ) (1)TS 等観測ア厳密水平網平均計算 ( ア ) ms=10mm ( イ ) γ = ( ウ ) mt( 次表による ) 1 級基準点測量 2 級基準点測量 3 級基準点測量 4 級基準点測量 イ簡易水平網及び簡易高低網平均計算を行う場合は, 方向角については各路線の観測点数の逆数, 水平位置及び標高については, 各路線の総和 ( 単位はkmとし,0.01 位までとする ) の逆数を重量とするものとする (2)GPS 観測ア仮定三次元網平均計算の重量 (P) は, 次のいずれかの分散 共分散行列の逆行列を用いる ( ア ) 基線解析で求められた値

30 ( イ ) 水平及び高さの分散を固定値として求めた値 ただし, 分散の固定値は,dN=(0.004m) 2,dE=(0.004m) 2,dU= (0.007m) 2 とする イ三次元網平均計算の重量 (P) は, 上記アを準用する ただし, 既知点が電子基準点のみの場合は, 基線解析で求める分散 共分散の値を用いる 別表第 9 仮定三次元網平均計算の許容範囲 ( 第 30 条 ) 別表第 10 平均計算による誤差の許容範囲 ( 第 30 条 ) (1) 基線ベクトルの各成分による許容範囲 (1) 仮定三次元網平均計算の許容範囲 (GPS 観測 ) ア基線ベクトルの各成分による許容範囲 区分 1 級基準点 2 級基準点 3 級基準点 4 級基準点区分 1 級基準点 2 級基準点 3 級基準点 4 級基準点項目測量測量測量測量項目測量測量測量測量 基線ベクトルの 20mm 基線ベクトルの 20mm 各成分の残差 各成分の偏差 水平位置の閉合 s=10cm+4cm N 水平位置の閉合 s=10cm+4cm N 差 s: 既知点の成果値と仮定三次元網平均計算結果から 差 s: 既知点の成果値と仮定三次元網平均計算結果から 求めた距離 求めた距離 N: 既知点までの最短辺数 N: 既知点までの最短辺数 標高の閉合差 25cm+4.5cm N を標準とする N: 辺数標高の閉合差 25cm+4.5cm N を標準とする N: 辺数 (2) 方位角, 斜距離, 楕円体比高による場合の許容範囲イ方位角, 斜距離, 楕円体比高による場合の許容範囲 区分 1 級基準点 2 級基準点 3 級基準点 4 級基準点区分 1 級基準点 2 級基準点 3 級基準点 4 級基準点項目測量測量測量測量項目測量測量測量測量 方位角の残差 5 秒 10 秒 20 秒 80 秒方位角の偏差 5 秒 10 秒 20 秒 80 秒 斜距離の残差 20mm+4ppm D D: 測定距離 (km) 斜距離の偏差 20mm+4ppm D D: 測定距離 (km) 楕円体比高の残 30mm+4ppm D D: 測定距離 (km) 楕円体比高の 30mm+4ppm D D: 測定距離 (km) 差 水平位置の閉合 s=10cm+4cm N 水平位置の閉合 s=10cm+4cm N 差 s: 既知点の成果値と仮定三次元網平均計算結果から 差 s: 既知点の成果値と仮定三次元網平均計算結果から 求めた距離 求めた距離

31 N: 既知点までの最短辺数 N: 既知点までの最短辺数 標高の閉合差 25cm+4.5cm N を標準とする N: 辺数標高の閉合差 25cm+4.5cm N を標準とする N: 辺数 別表第 10 角の一方向の標準偏差 ( 第 30 条 ) ( 新設 ) 1 級基準点測量 2 級基準点測量 3 級基準点測量 4 級基準点測量 別表第 11 厳密網平均計算等の許容範囲 ( 第 30 条 ) ( 新設 ) (1) 厳密水平網平均計算及び厳密高低網平均計算の許容範囲 (2) 厳密水平網平均計算の許容範囲 (TS 等観測 ) 区分 1 級基準点 2 級基準点 3 級基準点 4 級基準点区分 1 級基準点 2 級基準点 3 級基準点 4 級基準点項目測量測量測量測量項目測量測量測量測量 一方向の残差 一方向の偏差 距離の残差 8cm 10cm 距離の偏差 8cm 10cm 単位重量の標準 単位重量の標準 偏差 偏差 新点位置の標準 10cm 10cm 10cm 10cm 新点位置の標準 10cm 10cm 10cm 10cm 偏差 偏差 高低角の残差 (3) 厳密高低網平均計算の許容範囲 (TS 等観測 ) 高低角の標準偏 区分 1 級基準点 2 級基準点 3 級基準点 4 級基準点差項目測量測量測量測量 新点標高の標準 20cm 20cm 20cm 20cm 高低角の偏差 偏差 高低角の標準偏 差

32 新点標高の標準 20cm 20cm 20cm 20cm 偏差 (2) 簡易水平網平均計算及び簡易高低網平均計算の許容範囲 (4) 簡易水平網平均計算及び簡易高低網平均計算の許容範囲 (TS 等観測 ) 区分 3 級基準点測量 4 級基準点測量区分 3 級基準点測量 4 級基準点測量項目項目 路線方向角の残差 路線方向角の偏差 路線座標差の残差 30cm 30cm 路線座標差の偏差 30cm 30cm 路線高低差の残差 30cm 30cm 路線高低差の偏差 30cm 30cm 別表第 12 三次元網平均計算の許容範囲 ( 第 30 条 ) (5) 三次元網平均計算の許容範囲 (GPS 観測 ) 区分 1 級基準点 2 級基準点 3 級基準点 4 級基準点区分 1 級基準点 2 級基準点 3 級基準点 4 級基準点項目測量測量測量測量項目測量測量測量測量 斜距離の残差 8cm 10cm 斜距離の偏差 8cm 10cm 新点水平位置の 10cm 新点水平位置の 10cm 標準偏差 標準偏差 新点標高の標準 20cm 新点標高の標準 20cm 偏差 偏差 測量機器級別性能分類表 ( 新設 ) 1. セオドライトの級別性能分類 級別 望遠鏡 目 盛 盤 水平気泡管 高度気泡管 最短視準 最小目盛値 読取方法 公称感度 公称感度 距離 (m) 水平 鉛直 ( 秒 / 目盛 ) ( 秒 / 目盛 ) ( 秒 ) ( 秒 ) 特 精密光学測

33 以下 以下 以下 微計又は電 以下 以下 子的読取装置 同 上 以下 以下 以下 以下 以下 同 上 以下 以下 以下 以下 以下 同 上 以下 以下 以下 以下 以下 ただし, 高度角自動補正装置が内蔵されている場合は, 高度気泡管の公称感度は 除く 2. 測距儀の級別性能分類 級別型区分 公称測定 公称測定精度 最小読定値 (mm) 可能距離 (km) 特 長距離 30 以上 5mm D 以下 1 短距離 0.2mm D 以下 長距離 10 以上 5mm D 以下 1 中距離 6 以上 5mm D 以下 1 2 中距離 2 以上 5mm D 以下 1 短距離 1 以上 5mm D 以下 1 ただし,Dは測定距離(km) とする 3. トータルステーションの級別性能分類トータルステーションの構成は, 測角部, 測距部の本体及びデータ記憶装置をいう 級別型区分測角部の性能測距部の性能データ記憶装置 1 1 級セオドライト 2 級中距離型測距儀に準ずるデータコレクタ, に準ずるメモリカード 2 A 2 級セオドライト 2 級中距離型測距儀に準ずる又はこれに準ず B に準ずる 2 級短距離型測距儀に準ずるるもの 3 3 級セオドライト 2 級短距離型測距儀に準ずるに準ずる 4. レベルの級別性能分類 レベルは, 必要に応じて水準測量作業用電卓を接続する 1) 気泡管レベル 級別 最短視準 最小 読取方法 主気泡管 円形気泡管 摘 要 距離 (m) 目盛値 公称感度 公称感度 (mm) ( 秒 / 目盛 ) ( 分 / 目盛 )

34 精密読取機 10 以下 5 以下 気泡合致 以下 構等を有す 方式であ ること り, 視準 同 上 20 以下 10 以下 線微調整 以下 機構を有すること 以下 10 以下 以下 2) 自動レベル 級別 最短視準 最小 読取方法 自動補正装 円形気泡管 摘 要 距離 (m) 目盛値 置公称設定 公称感度 (mm) 精度 ( 秒 ) ( 分 / 目盛 ) 精密読取機 0.4 以下 8 以下 視準線微 以下 構等を有す 調整機構 ること を有すること 同 上 0.8 以下 10 以下 同 上 以下 以下 10 以下 以下 3) 電子レベル 級別 最短視準 最小 読取方法 自動補正装 円形気泡管 摘 要 距離 (m) 目盛値 置公称設定 公称感度 (mm) 精度 ( 秒 ) ( 分 / 目盛 ) 電子画像処 0.4 以下 8 以下 視準線微 以下 理方式によ 調整機構 る自動読取 を有する 機構を有す こと ること 同 上 0.8 以下 10 以下 同 上 以下 5. 水準標尺の級別性能分類 級型 目 盛 全長 附属気泡 形状 区 材 質 目 盛 目盛精度 管の感度 分 ( 分 / 目盛 ) 1 A インバール 10mm 又は 5mm 間隔 50μm/m 3m 15 ~ 25 直 両側目盛又は 以下 以下

35 バーコード目盛 B インバール 10mm 又は 5mm 間隔 51μm/m 3m 15 ~ 25 直 両側目盛又は ~ 以下 バーコード目盛 100μm/m 2 インバール 10mm 又は5mm 間隔 200μm/m 4m 15 ~ 25 直 等 又はバーコード 以下 以下 又は 目盛 つなぎ 6.GPS 測量機の級別性能分類 級別 受信帯域数 標準測位方式 1 2 周波 スタティック (L1,L2) 短縮スタティックキネマティックリアルタイムキネマティック 2 1 周波 スタティック (L1) 短縮スタティックキネマティックリアルタイムキネマティック 上記測位方式の公称測定精度, 公称測定距離及び最小解析値は, 下表のとおりと する 測位方式 公称測定精度 公称測定 最小解析値 可能距離 2 周波スタティック 5mm D 以下 10km 以上 1mm 1 周波スタティック 10mm D 以下 10km 以下 1mm 2 周波短縮スタティッ 10mm D 以下 5km 以下 1mm ク 1 周波短縮スタティッ 10mm D 以下 5km 以下 1mm クキネマティック 20mm D 以下 1mm リアルタイムキネマティ 20mm D 以下 1mm ック ただし,Dは測定距離( km ) とする

36 別添様式 ( 第 23 条 ) ( 新設 ) 承諾書 平成年月日 殿 所有者 住所 管理者氏名印 等級名称標識番号 基準点 級 所在地 都道 市郡 町村 大字 字 番地 俗称 地目 府県 上記地内に級点の標識を 設置することを承諾する 用紙

37 注 1. この標識は で設置したもので各種測量の基準となる重要な標識でありますから, 動かしたり, 破損したり, しないようご注意願います 2. 不要の文字は抹消すること の大きさは A 4 版とする