1 課税開始の時期等について Q1 なぜ藤沢市が事業所税の課税団体となるのですか A 事業所税の課税団体となるのは 都 ( 特別区の存する区域に限る ) 地方自治法第 252 条の19 第 1 項の市 ( 政令指定都市 ) 首都圏整備法第 2 条第 3 項に規定する既成市街地または近畿圏整備法第 2

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1 ( 制定 ) ( 改正 ) 藤沢市財務部税制課事業所税担当 事業所税 に係わる Q&A 集 藤沢市では 昭和 55 年に人口が30 万人を超えたことにより 同年政令の指定をうけ 昭和 56 年に事業所税の課税団体となりました この冊子は 事業所税 に係わる質疑を取りまとめたもので 実務提要を元に作成しております 目次 1 課税開始の時期について (Q1~Q6) 2 頁 2 事業所税とは (Q7~Q9) 4 頁 3 使途について (Q10) 6 頁 4 課税対象 (Q11~Q29) 6 頁 5 納税義務者等 (Q30~Q38) 10 頁 6-(1) 課税標準 ( 資産割 ) (Q39~Q56) 13 頁 6-(2) 課税標準 ( 従業者割 )(Q57~Q75) 23 頁 7 税率 (Q76) 28 頁 8 免税点 (Q77~Q100) 28 頁 9 非課税 (Q101~Q125) 37 頁 10 課税標準の特例 (Q126~Q136) 46 頁 11 減免 (Q137~Q139) 49 頁 12 申告納付 (Q140~Q145) 51 頁 13 共同事業および共同事業とみなされる事業 (Q146~Q148) 52 頁 14 消防用設備等及び防災施設等に関する事項 (Q149~Q161) 53 頁 15 その他 (Q162) 57 頁 追加納税義務者 (Q164) 58 頁 - 1 -

2 1 課税開始の時期等について Q1 なぜ藤沢市が事業所税の課税団体となるのですか A 事業所税の課税団体となるのは 都 ( 特別区の存する区域に限る ) 地方自治法第 252 条の19 第 1 項の市 ( 政令指定都市 ) 首都圏整備法第 2 条第 3 項に規定する既成市街地または近畿圏整備法第 2 条第 3 項に規定する既成都市区域を有する市 それ以外の市にあっては 人口 30 万人以上 ( 国勢調査の人口または 3 月 31 日現在の住民基本台帳人口 ( 外国人登録者は含まない )) により政令で指定されることが要件となっています 藤沢市の人口は昭和 55 年に30 万人以上となり 政令により事業所税の課税団体に指定され 昭和 56 年から事業所税を課税しました Q2 事業所税は藤沢市独自の税金ですか A 事業所税は 地方税法 ( 第 4 章第 5 節 ) に規定されている法定目的税のひとつで 事務所や事業所を持つ企業が集中する都市の財政需要に応えるために創設され 昭和 50 年 3 月 31 日の国会で法律案が可決成立 ( 同日公布 ) し 同年 10 月 1 日から施行されたものです この法律 ( 地方税法 ) の中で 人口 30 万人以上で政令において指定された都市 ( 指定都市等 ) は 都市環境の整備及び改善に関する事業に要する費用に充てるため 事業所税を課すものとする ( 法第 701 条の30) と規定されており 該当する都市の課税が義務づけられています 事業所床面積を課税標準とする資産割 従業者給与総額を課税標準とする従業者割から構成されており 平成 29 年 4 月 1 日現在 藤沢市を含め全国の76の団体が課税団体となっています (1) 東京都 ( 特別区の存する区域 ) (2) 政令指定都市 ( 地方自治法 252 条の19 第 1 項の都市 ) 20 市札幌市 仙台市 新潟市 千葉市 さいたま市 横浜市 川崎市 相模原市 静岡市 浜松市 名古屋市 京都市 大阪市 堺市 神戸市 岡山市 広島市 北九州市 福岡市 熊本市 (3) 首都圏整備法 2 条第 3 項に規定する既成都市区域を有する市 3 市川口市 武蔵野市 三鷹市 (4) 近畿圏整備法 2 条第 3 項に規定する既成都市区域を有する市 5 市守口市 東大阪市 尼崎市 西宮市 芦屋市 (5) 上記以外の市で人口 30 万以上のもののうち政令 ( 地方税法施行令 56 条の15) で指定するもので指定する都市 47 市 [ 北海道地方 ] 旭川市 [ 東北地方 ] 秋田市 郡山市 いわき市 - 2 -

3 [ 関東地方 ] 宇都宮市 前橋市 高崎市 川越市 所沢市 越谷市 市川市 船橋市 松戸市 柏市 八王子市 町田市 横須賀市 藤沢市 [ 中部地方 ] 富山市 金沢市 長野市 岐阜市 豊橋市 岡崎市 一宮市 春日井市 豊田市 四日市市 [ 近畿地方 ] 大津市 豊中市 吹田市 高槻市 枚方市 姫路市 奈良市 和歌山市 [ 中国地方 ] 倉敷市 福山市 [ 四国地方 ] 高松市 松山市 高知市 [ 九州地方 ] 久留米市 長崎市 大分市 宮崎市 鹿児島市 [ 沖縄地方 ] 那覇市 Q3 市内すべての事業所に課税されるのですか A 事業所税は 事業所等において法人または個人の行う事業を課税客体とし ( 法第 701 条の32 第 1 項 ) 事業所床面積 従業者給与総額といった事業規模の外形を課税標準として課税されます また 事業の範囲については 本来の事業に直接 間接に関連して付随的に行われる事業も含まれます ただし 同一の者が本市に所在する事業所等 ( 支店等市内に数か所の事業所がある場合はその合計 ) において行う事業が一定規模 ( 免税点 ) を超えない場合は 事業所税は課されません 免税点は資産割 従業者割の区分に応じており 内容は次のとおりです 資産割市内に所在する事業所床面積 ( 非課税に該当する部分を除く ) の合計が1,000m2以下 ( 法第 701 条の43 第 1 項 ) 従業者割市内に所在する事業所等における従業者 ( 非諌税に該当する者を除く ) の合計が100 人以下 ( 法第 701 条の43 第 1 項 ) * 外形標準課税とは 事業所の床面積や従業員数 資本金等及び付加価値など外観から客観的に判断できる基準を課税ベースとして税額を算定する課税方式のことです そもそも法人事業税は 法人の行う事業そのものに課される税であり 企業はその活動を行うにあたって地方自治体から各種の行政サービスの提供を受けています このためこれに必要な経費を分担すべきであるという考え方にもとづく税です 必要な経費の分担という意味において所得のみを基準とする従来の方式には問題があり 法人の事業の規模ないし活動量 - 3 -

4 を基準に課税するという外形標準課税が求められていました 地方自治体は警察 防災 産業 都市基盤整備 環境保全 教育 福祉など地域住民に密着した幅広いサービスを提供しています これらのサービスを安定的に供給するためには それに見合った地方自治体独自の自主財源を確保し 地方自治体の税収の安定性を確保する必要があるためです Q4 3 月末日決算の事業所ですが 申告納税はいつになりますか A 事業年度終了の日から2か月以内になりますので 平成 25 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月末日の事業分を平成 26 年 5 月末日までに申告納付していただくことになります Q5 個人で事業を行っていますが 申告納付はどうなりますか A 個人の方でも 事業を行っている家屋が1,000m2を超える場合 または 100 人を超える従業員に給与支払をしている場合は納税義務者となります 申告は平成 26 年 3 月 15 日までに平成 25 年分を申告納付していただくことになります Q6 事業所税は ある年度分について課税されれば 翌年度以降は課税されなくなるのでしょうか A 事業所税は毎年度課税されます したがって 事業所税はある年度分について課税されれば翌年度以降 課税されなくなるというものではありません ( 法人にあっては毎事業年度終了後 2か月以内に 個人においては毎年 3 月 15 日までに前年分を申告納付する事とされています 法人で延長の届出をしている場合は ) 2 事業所税とは Q7 事業所税とは どんな税金ですか A よく似た名前の税金で 事業税 というものがあり 都道府県や政令指定都市で課税されていますが 事業税とは 税法で定められた事業を営む者 個人 法人 に対して課税される 地方税 直接税 のことで 個人に課税される場合を 個人事業税 法人に課税される場合を 法人事業税 といい 別のものです 事業所税は 一定規模を超える事業を行っている事業主に対して課税される税金で 事業所等の床面積を対象とする資産割と従業者の給与総額を対象とする従業者割とに分かれます この税金は都市環境の整備及び改善に関する事業の財源にあてるための目 - 4 -

5 的税で 地方税法で定められた都市だけで課税される市町村税です 人口 30 万以上の都市は人口も多く 経済活動が活発であり 道路 公園 上下水道などの都市設備整備等に経費が多くかかっています 事業所税はこれらの行政サービスと事業活動の受益関係に着目し 人口の集中している都市の事務所 事業所に負担を求めるために昭和 50 年に創設されました 1 納める方 資産割藤沢市内で 使用する事業所等の床面積の合計が1,000m2 ( 免税点 ) を超える規模で事業を行う法人又は個人 従業者割藤沢市内の事業所等の従業者数の合計が100 人 ( 免税点 ) を超える規模で事業を行う法人又は個人 2 納める額 資産割事業所床面積 ( m2 ) 税率 600 円 従業者割従業者給与総額 税率 0.25% 3 納める時期と方法法人の場合は事業年度終了の日から2か月以内に 個人の場合は事業を行った年の翌年 3 月 15 日までに申告して納めます ( 申告期限の延長はありません ) 4 免税点の判定法人の場合は事業年度末日の現況により 個人の場合は12 月 31 日の現況により 資産割 従業者割ごとに判定をします なお 単独では免税点以下でも みなし共同事業に該当することにより免税点を超える場合がありますのでご注意ください 5 申告先藤沢市役所市民税課諸税証明担当 Q8 なぜ事業所税の課税客体を 事業 としているのですか A 事業所税は 事務所 事業所の集中によってもたらされる都市環境の整備に要する財政需要に充てるため 大都市に所在する事務所 事業所等において事業を行う者に対してその負担を求めようとするものです このように 事業所税は 大都市地域における都市機能の回復という特別な財政需要の原因者に対して それらの財政需要に応じるための財源を求めようとしているものです - 5 -

6 Q9 なぜ事業所税が必要なのですか A 大都市およびその周辺地区においては 人口および企業の集中 増加が著しく それに伴い財政需要が増加されると考えられています これにより 他の一般市町村に比べ 都市環境整備が必要になるとの考えから これらの都市に課税権が認められています 3 使途について Q10 事業所税はどのようなことに使われるのですか A 人口や企業が集中することに伴って必要となる道路 公園 上下水道 学校などの整備にあてるとともに 既存インフラ整備の維持 更新に要する費用の一部に使われます なお 具体的には地方税法第 701 条の73において 事業所税は次に掲げる事業に要する費用に充てなければならないとされております (1) 道路 都市高速鉄道, 駐車場その他の交通施設の整備事業 (2) 公園 緑地その他の公共空地の整備事業 (3) 水道 下水道, 廃棄物処理施設その他の供給施設又は処理施設の整備事業 (4) 河川その他の水路の整備事業 (5) 学校 図書館その他の教育文化施設の整備事業 (6) 病院 保育所その他の医療施設又は社会福祉施設の整備事業 (7) 公害防止に関する事業 (8) 防災に関する事業 (9) 以上のほか, 市街地開発事業その他の都市環境の整備及び改善に必要な事業で政令で定めるもの 4 課税対象 Q11 事務所等 とは どのような建物をいいますか A 事務所等とは それが自己の所有に属するものであると否とを問わず 事業の必要から設けられた人的および物的設備であって そこで継続して事業が行われる場所 ( 取扱通知第一章第一節 6(1)) をいいます したがって 事務所 店舗 工場などのほか これらに付属する倉庫 材料置場 作業場 ガレージなどの家屋も含まれます 無人の倉庫など人的設備を欠く施設もこれを管理する事務所などがある限り該当します なお 事業に関連する施設のうち 事業所等に該当しないものは次のとおりです 社宅 社員寮など 人の居住用のものは除きます - 6 -

7 設置期間が2 3か月の現場事務所 仮小屋など これらの場所で行われる事業に継続性がないため該当しません 建設業における現場事務所など臨時的かつ移動性を有する仮設建築物で設置期間が1 年未満のもの 最近の大型建設工事の実態を考慮して 設置期間が1 年未満のものも事業所等の範囲から除きます 地方からの出張者を宿泊させる施設 当該施設が 管理人等の外に別に事務員を配置せず 専ら宿泊監視等の内部的便宜的目的のみに供されるものについては 含まれないものである Q12 事務所等において行われる事業 とは何をいいますか A 事業とは 物の生産 流通 販売 サービスの提供などすべての経済活動をいいます したがって 本来の事業のほか これに関連して行われる付随的な事業であっても 社会通念上そこで事業が行われていると考えられるものについては事業に含まれます 事業所等において行われる事業とは 事業所等の建物やその敷地内で行われるものをいうほか その敷地の外で行われる外交員のセールス活動なども事業所等の管理下にある場合は 事業所等において行われる事業となります Q13 未登記の建物であっても課税対象となりますか A 事業所税の課税対象となる事業所用家屋となるかどうかは 不動産登記法上の建物に該当するかどうかにより判定されます したがって 未登記の建物であっても 不動産登記法上の建物として登記の対象となり得るものであれば 事業所税の課税対象となります なお 事業所税の課税床面積は事業所用家屋の延べ面積とされており この場合の 家屋 とは 固定資産税における家屋 を言います 事業所税における家屋の意義は固定資産税における家屋の意義と一致します その算定については 原則は実測となっていますが 同様に面積が算定される固定資産税の評価床面積によって算定されます Q14 倉庫などの従業者が常駐していない事業所等も申告する必要がありますか A 事業所等とは それが自己の所有に属するものであるか否かは問わず 事業の必要から設けられた人的 物的設備で継続して事業が行われる場所をいいます 具体的には 事務所 店舗 工場 倉庫等をいいます 従業者が常駐しない倉庫などであっても 通常それを管理する事業所等と一体となって事業の用に供されているため ( 事務所の所在地は 市内市外を - 7 -

8 問わない ) 申告する必要があります Q15 次のような場合の倉庫は どのように取り扱われるのでしょうか (1)1 棟の倉庫を一定期間 倉庫業者より賃借し 専用する場合 (2)1 棟の倉庫の内特定の数室又は一室の特定部分を一定期間倉庫業者より賃借し専用する場合 (3) 製品 1 個又は1ケース毎に料金を定め 倉庫業者に預託する場合 A 設問の場合は 次のように取り扱うべきものと考えます (1) 及び (2) 倉庫業者が物品等の保管責任を有する場合を除き 当該倉庫又は当該倉庫の部分等を使用している者の事業所等として取り扱います (3) 倉庫業者の事業所等として取り扱います Q16 モデルハウスは事業所用家屋として課税の対象となるのでしょうか A モデルハウスは 住宅の商品見本としての性格が強いことから課税の対象としないことが適当です ただし モデルハウス内の一室を営業所や事務所として使っているような場合は その部分が課税の対象になります Q17 分譲ビジネスマンションは事業所税の課税対象となるのでしょうか A いわゆる分譲ビジネスマンションであって 居住用としての性格が強い実 態があるものは課税対象としないことが適当です Q18 個人や不動産賃貸業者等が所有するアパート マンションなどは事業所税の対象になりますか A アパート マンションなど人の居住の用に供される家屋は事業所等に該当しませんので 事業所税の対象になりません ただし アパート等の一室を営業所として使っているような場合は その部分が課税の対象になります Q19 ビルの管理業務の一部の委託を受けたビルメンテナンス会社が次の部分は ビルメンテナンス会社の事業所部分であると解してよいのでしょうか なお 当該部分の使用に関して特に賃貸借契約は締結されておらず ビルメンテナンス会社が無償で使用しています (1) 清掃作業人の詰所 (2) 清掃用具の保管室 (3) ガードマンの詰所 宿直室 (4) 守衛室 - 8 -

9 (5) 空調機械等の操作 監視作業人の詰所 事務所 A 設問 (1)~(5) に掲げる詰所等の部分は ビルメンテナンス会社の事 業所部分ではなく 当該ビルにおいて事業を行う者の事業所等です Q20 金融業等における宿直室のようなもの や ガードマンの詰所 宿直室 も業務用と解されていますが 職員が交替で行う夜間警備等 自営のための宿直室も業務用として課税対象となるのでしょうか A 課税の対象です Q21 駅ビル 地下街等に公共の用に供される通路等の部分がある場合 そ の部分は課税の対象となるのでしょうか A 課税の対象としないことが適当です Q22 貸ビルの空室部分は課税対象となるのでしょうか また 共用部分を按分する場合に当該空室部分を専用部分に含めてよいのですか A 貸ビルの空室部分は 課税対象とはならないものです また 共用部分を按分する場合には空室部分を専用部分に含めることが適当です Q23 使用者が決まっていない貸しビル内の場所指定の駐車場の取り扱いに ついては A 使用者が決まっていない部分は 空き室と同様に取り扱います Q24 社屋の立替や改修により 仮店舗 仮事務所等により事業を行っている場合 課税対象となるのでしょうか A 仮店舗等の事業所床面積については 仮 という名称が付されているとしても 現に事業がそこで継続して行われているものであるから 課税標準の算定期間の末日において事業所用家屋として把握される以上 課税標準に含まれます Q25 駅のプラットホームにある売店については 課税対象であるのでしょうか A 駅のプラットホームにある売店は 償却資産とされているので 事業所用家屋とは認められず資産割は課されない しかし 従業者割については 当該売店勤務者が所属する本社又は支店等の従業者給与総額に含まれることとなります - 9 -

10 Q26 法人市民税均等割が課税されている事業所で 固定資産税において家屋と認められないものについて 事業所税は課税されるのでしょうか A 資産割の課税標準は 事業所床面積であるから 設問の家屋に該当しない事業所においては 事業所床面積が存在せず 課税標準が無いことになるので資産割については課税されません 従業者割は対象となります Q27 使用予定のない倉庫の取り扱いについて 老朽化した工場 倉庫等を購入し 工場についてはこれを取り壊し 新しい事務所兼工場を建築したが 倉庫については取り壊し費用が高額となるため放置してあり 使用する予定もない この倉庫については課税対象となるのでしょうか A 本来 現に事業の用に供するものについて課税するものであるから 事例のように 使用もされず現に廃棄同然のものについては 課税対象外として差し支えありません Q28 屋根だけの設備の車庫の取扱いはどうなりますか A 課税対象となる事業所用家屋となるかどうかは 不動産登記法上の家屋 ( 固定資産税の対象となる家屋 ) に該当するかどうかにより 判定されることとなりますが 登記簿に登記されているのはもちろんのこと 未登記のものであっても不動産登記法上 家屋として登記の対象となり得るものであれば事業所税の課税対象となります 設問の車庫については 家屋には該当しないと思われるため 課税対象外です Q29 社宅 社員寮は 事業所等に該当しますか A 社宅 社員寮は 人の居住の用に供するものであることから 事業所等に該当しません 5 納税義務者等 Q30 建物を借りて事業を行っていますが 申告納付をしなければいけませんか A はい 事業所税の納税義務者は 実際に事業所等において 事業を行う方です ただし 免税点制度があります Q31 事業で貸しビル業を行っていますが 事業所税はかかりますか A 実際にその場を借りて事業を行っている法人や個人が対象となります 貸

11 室は 貸ビル業者が事業用に供しているものとは言えませんのでかかりません ただし ビルの管理室等 貸主が直接事業を行っている床面積が1,0 00m2を超える場合は資産割が その貸しビル業の従業者数が100 人を越える場合は従業者割が対象となります なお 事業所税の納税義務者に事業所用家屋を貸し付けている方は その貸し付けを行うこととなった日から2か月以内に 当該事業所用家屋の床面積その他必要事項を記載した 事業所用家屋の貸付申告書 を提出することとなります Q32 建物の貸し借りがある場合の事業所税はだれが納めるのでしょうか A 事業所税は 建物の所有者ではなく 実際にその事業所で事業を行ってい る人が納税義務を負うことになりますます Q33 当社は市内に工場を開設したが 他のA 社に経営を全面的に委託していて 当社の社員はその工場に一人も勤務していない 工場の所有権は当社にあるし 固定資産税も当社が支払っている 納税義務者はどちらになるのでしょうか A 事業に係る事業所税の納税義務者は 建物の所有に関係なく 実際にその事業所等で事業を行っている人が対象となりますので 当該工場において事業を行うA 社が納税義務者になります Q34 甲社は業務の一部を乙社に委託しており 委託料を乙社に支払っています 乙社は 乙社の工場および従業員を使用し受託した事業を行っています この場合の委託事業にかかる納税義務者は甲社 乙社どちらになりますか A 委託事業の実施が乙社の工場および従業員により行われている場合は 乙社が納税義務者となります なお 甲社の事業所等の一部で乙社の従業員がこの委託事業を行う場合は 事業所等の一部について賃貸借契約等により占有して使用できる状態で独立した乙社の事業所等と認められるものを除き 当該委託者である甲社が納税義務者となります Q35 製造業者 (A) が所有する製品保管庫 (2,000m2) において 運送業者 (B) が荷役業務を委託されている 次の1 2の場合 事業所税の納税義務者はそれぞれA Bいずれでしょうか 1Aの製造工場と製品保管庫が同一敷地内

12 2Aの製造工場と製品保管庫が離れてある場合 A 製品保管庫は製造業者 (A) が所有していますが 当該製品保管庫において荷役業務を運送業者 (B) に委託しています しかし Bの行う事業は 単なる製品の荷役業務であり当該保管庫を事業用家屋として使用している者はAとなると考えられる よって1 2ともA が納税義務を負います 一般に 委託事業にかかる納税義務者については 委託業務の実施の状態により 当該事業所用家屋の使用 管理等の状態を把握して現に事業を行っている者であるか否かにより納税義務者を判定することとなります Q36 デパート等の売場において いわゆるケース貸として他の事業者に営業させている場合 当該部分に係る資産割は誰に課税されるのでしょうか A デパート等におけるいわゆるケース貸に係る部分は 当該床面積の使用について賃貸借契約が締結され 貸借人が当該部分の使用権を有する場合を除き 当該部分については デパート等の経営者が資産割の納税義務者となるものである ( ケース貸し デパートまたはスーパーでのフロアーの一部に 商品ケース等を設けて営業をする ) Q37 貸ビル内の地下駐車場も申告する必要がありますか また 誰が納税義務者となるのでしょうか A 貸ビル内の地下駐車場も課税対象となります 納税義務者が誰であるかは 具体的には 1 駐車場の管理人は誰が配置しているか 2 駐車場の契約内容はどのようになっているか ( 貸室と同様か ) 3 駐車場所が特定しているか等 あくまでも管理責任等を総合的に勘案し 判定すべきものと考えられます 1. 一般的に 貸ビル内の駐車場が 貸ビル業者の管理責任の下で貸ビル業者により営業されている場合には 当該貸ビル業者が申告することになります 2. また 当該駐車場が貸ビル業者の営業に係るものではなく テナントの使用部分が特定され賃借料を徴収している部分については その特定部分について当該貸ビル内で事業を営む者 ( テナント等 ) が納税義務者になるものと考えられます 3. 各テナント等の自由駐車が認められている部分については その共用部分に係る各テナント等の専用部分に応じて 按分されることになる この

13 場合において 自由駐車が外来者のための無料開放である場合においては 各テナント等の共用部分とは考えられず 無料開放部分については当該貸しビル業者が管理責任を負う部分として 当該貸しビル業者が納税義務者となります Q38 事業を行う者と見られる者が単なる名義人の場合はどうなるのでしょうか A 事業所税において事業を行う者とは 当該事業の収支の結果を自己に帰属せしめている者をいうものであると考えるが 法律上事業所等において事業を行う者が単なる名義人であって 他の者が事実上当該事業を行っていると認められる場合には 当該事業に対して課する事業所税は当該他の者とされます 6-(1) 課税標準 ( 資産割 ) Q39 事業所床面積の算出方法について教えてください A 事業所床面積とは 事業所用家屋の延べ面積をいいます 事業所用家屋がテナントビルなどの場合で その家屋の一棟全てを使用している場合以外は 原則として階段やエレベーター等は共用部分になります 複数の入居者が共同で使用する部分がある場合は その共用部分の床面積を入居者各々の 専用床面積 に応じて按分し 各事業所ごとに割り振られた 共用床面積 を事業所床面積に含めることになっています 共用床面積 とは 階段 廊下 エレベーター トイレ 機械室 電気室など 複数の入居者が共同で使用する部分の床面積をいいます なお 当該ビルの管理要員室 管理用品倉庫等の管理のための施設は当該貸しビル業者に係る施設として取り扱います テナントビルの入居者の一つを法人 Aとすれば この場合の法人 Aの事業所床面積の算出方法は次のとおりです 法人 Aの事業所床面積 = 法人 Aの専用床面積 +ビル全体の共用床面積 法人 Aの専用床面積 ビル全体の専用床面積 Q40 按分されるべき共用部分の範囲について以下の事例で教えてください 5 階建てのビルの2 階の一部を借りている場合 このビル全体の階段とエレベーター部分 廊下等は全入居者の共用部分となるか A 当該貸しビルにおける階段 エレベーター室等は 原則として入居者全員に係る共用部分として取り扱います

14 Q41 屋根付の自転車置き場 工場内のトイレ 物置は 資産割の課税において事業所床面積に算入すべきですか A 工場内に附属する自転車置き場は それが事業所用家屋の一部である限りその面積は事業所床面積に算入すべきものです 事業所用家屋の一部であるかどうかは 具体的には固定資産税の取扱い上家屋として取扱われているかどうかによります トイレや物置も事業所用家屋の一部として事業の用に供されている場合には課税の対象になります Q42 床面積を算定するに当たって 塔屋 屋内屋 片側壁屋根の通路 作業場 屋根のない通路等はどうなりますか A 設例のような場合の床面積の算定は 不動産登記法上の取り扱いを参考とし 個々の具体的事例について判断することとなります 一般的な取り扱いについて (1) 塔屋 : 一室の面積の50% 以上が天井の高さ1.5m 未満のものは当該一室全体を床面積に算入しないが 一室の一部が天井の高さ1.5m 未満であっても その部分は当該一室の床面積に算入します (2) 屋内屋 : 天井の高さが1.5m 以上のものであるときはその部分は床面積に算入し 1.5m 未満のものであるときは原則として床面積に算入しません (3) 片側壁屋根の通路 : 一般的には側壁を有しないので 室 を構成しないこととなり 床面積に算入しません (4) 作業場 a: ガソリンスタンド等のキャノピーは家屋として取り扱わないのが適当とされています (5) 作業場 b: トラックターミナル等は上屋の占める部分を床面積に算入する 側壁 支柱がなくとも荷捌き場としての用途に供しえるものであります (6) 屋根のない通路 : 屋根のない通路部分は工作物として取り扱われ 床面積に算入しません Q43 駐車場施設は課税になりますか A 事業所税の資産割の課税対象は事業所用家屋です 駐車場として対象となるものは 家屋である駐車場です ( 例えば 立体駐車場や 屋内駐車場 通常言うような車庫等です ) カーポートや土地だけの駐車場施設 ( 屋外の平面駐車場 ) は対象となりません 課税になる駐車場施設は 事業として事業を行う者が自己の事業所等内に有する駐車場施設のほか 月極貸し 年貸し等の駐車場で特定の者が専

15 用使用するものについても その事業者の事業所床面積として算定します この場合 駐車場にかかる共用部分 ( 車路等 ) については 駐車場を専用使用する者の間で それぞれが専有している駐車場の面積の比によって按分することになりますが 一台あたりの駐車スペースが概ね同一である場合には 車路等の共用部分を含めた駐車場施設全体の面積を駐車台数で按分することとして差し支えありません なお 店舗等に付設された顧客専用駐車場や時間貸し駐車場については その店舗等 時間貸し駐車場の経営者の事業所床面積として算定します Q44 テナントビルにおいて 事務所と駐車場 ( 立体駐車場 タワーパーキング ) を借り事業を行なっていますが この場合 駐車場部分の面積はどのように算出しますか A 家屋の対象となる立体駐車場 ( タワーパーキング ) であれば 課税対象となります この場合の立体駐車場 ( タワーパーキング ) における床面積は 床面積を台数按分し 1 台当りの床面積を算出し算定することとなります その上で 事務所部分と駐車場部分の面積を合計していただき 床面積を算出していただくこととなります Q45 事業所等を設立 ( 設置 ) 解散 ( 閉鎖 ) した場合の資産割はどうなる のでしょうか? A 資産割については以下の事例のように 具体的に課税標準が計算されます 課税標準の算定期間の月数が 12 か月に満たない場合 ( 例えば 新規設立 解散等 ) 本社 事例 1.A 社 ( 本社は藤沢市 ) は 10 月 15 日に設立し 事業を開始しま した A 社決算 :3/31 本社床面積 :1,500 のm2場合 10/15 3/31 1,500 m2 1,500 m2 法人の算定期間 ( 事業年度 ) の末日現在 免税点 ( 1,000 m2 ) を超えてい るため A 社は課税対象となります 課税標準となる床面積は 1,500 m2 12 6=750 m2 (10 月 ~3 月 ) よって資産割額は 750 m2 600( 円 / m2 )=450,000 円となります なお 算定期間の月数は暦によって計算し 1 か月に満たない端数を 生じた時は これを切上げ 1 か月とします

16 事例 2.B 社 ( 本社は藤沢市 ) は 9 月 15 日に事業を廃止し 解散しました B 社決算 :3/31 本社床面積 :1,500 のm2場合 4/1 9/15 解散 法人の算定期間 ( 事業年度 ) の末日現在 免税点 (1,000 m2 ) を超えてい るため B 社は課税対象となります 課税標準となる床面積は 1,500 m2 12 6=750 m2 (4 月 ~9 月 ) よって資産割額は 750 m2 600( 円 / m2 )=450,000 円 なお 算定期間の月数は暦によって計算し 1 か月に満たない端数を 生じた時は これを切上げ 1 か月とします 課税標準の算定期間の中途で事業所等を新設又は廃止した場合 課税標準の算定期間の中途において設置した事業所等の月割は 開設の日の属する月の翌月から計算します 課税標準の算定期間の中途において閉鎖した事業所等の月割は 閉鎖の日の属する月まで計算します 事例 3.C 社 ( 本社は W 市 ) は事業年度中途の 10 月 15 日に藤沢市に倉庫 を設置し 藤沢市において事業を開始しました C 社決算 :3/31 倉庫床面積 :1,200 のm2場合 10/15 3/31 法人の算定期間 ( 事業年度 ) の末日現在 免税点 ( 1,000 m2 ) を超えてい るため C 社は課税対象となります 課税標準となる床面積は,200 m2 12 5=500 m2 (11 月 ~3 月 ) よって資産割額は 500 m2 600( 円 / m2 )=300,000 円となります 事例 4.D 社 ( 本社は藤沢市 ) は事業年度中途の 10 月 15 日に藤沢市に支 店を新設しました D 社決算 :3/31 本社床面積 1,000 m2支店床面積 :1,200 m2場合 10/15 3/31 法人の算定期間は ( 事業年度 ) の末日 現在 免税点 (1,000 m2 ) を超 えているため D 社は課税対象となります 課税標準となる床面積は 本社 1,000 m2 支店 1,200 m2 12 5=500 m2 (11 月 ~3 月 ) よって資産割額は (1,000 m m2 ) 600 ( 円 / m2 )=900,00 0 円とな ります

17 課税標準の算定期間の中途において設置した事業所等の月割は 開設の日の属する月の翌月から計算します 課税標準の算定期間の中途において閉鎖した事業所等の月割は 閉鎖の日の属する月まで計算します 事例 5.E 社 ( 本社は W 市 ) は藤沢市にあった倉庫を 2 月 5 日に廃止しま した E 社決算 :3/31 倉庫床面積 :1,200 m2の場合 4/1 2/5 3/31 倉庫 (11 か月 )1,200 m2 倉庫廃止 法人の算定期間 ( 事業年度 ) の末日現在 免税点 (1,000 m2 ) 以下のため E 社は課税対象外となります 事例 6.F 社 ( 本社は藤沢市 ) は藤沢市の別の場所にあった店舗を 2 月 5 日に廃止しました F 社決算 :3/31 本社床面積 1,500 m2店舗床面積 :1,200 m2の場合 4/1 2/5 3/31 店舗廃止 店舗 (11 か月 )1,200 m2 法人の算定期間 ( 事業年度 ) の末日現在 免税点 (1,000 m2 ) を超えてい るため F 社は課税対象となります 課税標準となる床面積は 本社 1,500 m2 支店 1,200 m =1,100 m2 (4 月 ~2 月 ) よって資産割額は (1,500 m2 +1,100 m2 ) 600 ( 円 / m2 )=1,560,000 円 となります 事例 7.G 社 ( 本社は藤沢市 ) は 5 月 20 日に藤沢市内の別の場所に支店を 設置しましたが 翌年 2 月 5 日に同支店を閉鎖しました G 社決算 :3/31 本社床面積 :1,500 m2支店床面積 :1,200 のm2場合 4/1 5/20 2/5 3/31 支店設置 支店廃止 支店 (9 か月 )1,200 m2 課税標準となる床面積は 本店 1,500 m2 支店 1,200 m2 12 9=900 m2 (6 月 ~2 月 ) よって 資産割額は ( )2,400 m2 600 円 ( 円 / m2 ) =

18 法人の算定期間 ( 事業年度 ) の末日現在 免税点 (1,000 m2 ) を超えているた め G 社は課税対象となります Q46 事業年度の中途で事業所を一部増築 ( 縮小 ) しました 事業所用床面積の算定はどうなりますか A 課税標準となる床面積は 算定期間の末日現在における事業所床面積ですから 算定期間の中途において営業所の建物を増築 ( 縮小 ) したり 同じ貸しビルの一室を追加で賃借したような場合でも 末日現在の状況により算定します また 同一敷地内で別棟を建築 ( 廃止 ) した場合も すべてを一つの事業所と見なして 算定期間の末日現在の状況により算定します 次のQ47との違いに注意してください Q47 事業年度の中途で新たな場所に一つの事業所 ( 支店等 ) を新設 もしくは 一つの場所にあった事業所 ( 支店等 ) を廃止しました 事業所用床面積の算定はどうなりますか A 算定期間の中途で新設 ( 廃止 ) された事業所等の課税標準となる床面積の算定は 月割計算により算定します ここでいう新設とは 新たな場所に事業所 ( 支店等 ) を設けることです 廃止とは ある場所でのすべての事業所を廃止することであり 同一敷地内での施設面積の増減は含みません また 新設の場合は 新設の日の属する月の翌月から課税標準の算定期間の末日の属する月までの月数で計算し 廃止の場合は 課税標準の算定期間の開始の日の属する月から 廃止の日の属する月までの月数で計算します 1. 事業年度の中途において新設された事業所等 (3の事業所を除く) 新設の日の属する月の翌月から課税標準の算定期間の末日の属する月までの月数 2. 事業年度の中途において廃止された事業所等 (3の事業所を除く) 課税標準の算定期間の開始の日の属する月から 廃止の日の属する月までの月数 3. 事業年度の中途において新設された事業所等で 事業年度の中途において廃止された事業所等新設の日の属する月の翌月から 廃止の日の属する月までの月数 前のQ46との違いに注意してください Q48 算定期間 ( 事業年度等 ) の中途で さらに同一ビル内の別フロアーに 事業所等を借り増しした場合は月割計算になりますか

19 A 同一ビル内で 借り増しした場合は 事業所等の新設ではないので 月割 計算は行わず 算定期間 ( 事業年度等 ) の末日の床面積が課税標準となりま す Q49 4 月半ばに店舗を借りて内装工事を行い 5 月 1 日にオープンしました 新設の日はいつになりますか A 新設の日は 営業開始の日 ( オープンの日 ) ではなく 当該業務の準備期間等を含む 原則として賃貸借期間の開始日となります なお 算定期間 ( 事業年度等 ) の中途での新設の場合 月割計算の月数については 新設の日の属する月の翌月から数えます この例では 4 月が新設の日の属する月なので 月数は5 月から数えます Q50 事業年度の途中で新設又は廃止された事業所に対する資産割はどのように算定することになりますか ( 支店 営業所等の新設 廃止について ) A 事業年度の途中において 支店や営業所等の事業所が前橋市内に新設され 又は廃止された場合 当該新設又は廃止された支店や営業所等の事業所床面積については 新設された場合は事業年度の末日現在 廃止された場合は廃止の日現在の該当事業所の床面積を月割して算定することになります ただし 廃止された場合の資産割に関しましては 事業年度の末日において市内にある他の事業所等の延床面積が免税点を越えていなければ 課税されません Q51 事業所が課税区域外に移転した場合や 火災等で滅失した場合の資産 割はどのように取り扱われますか A 事業所等の廃止が行われたものとして取り扱って差し支えありません Q52 いずれも事業年度が 4 月 1 日から 3 月 31 日である法人で 以下の事 例の場合 資産割の課税標準はどのように算定することになりますか (1)A 法人平成 22 年 6 月 10 日に事業所 (1,200 m2 ) を建築し 新しく事 業を始めた (2)B 法人平成 22 年 6 月 10 日に従来から事業を行っている事業所 (1,80 0 m2 ) とは別の場所に支店 (1,200 m2 ) を建築し 事業を行っている (3)C 法人平成 22 年 6 月 10 日に従来から事業を行っている工場 (2,500 m2 ) の敷地内に材料用倉庫 (1,200 m2 ) を建築した (4)D 法人平成 22 年 11 月 10 日に支店 (1,200 m2 ) を廃止 なお 本店 (1,500 m2 ) では事業を続けている

20 (5)E 法人平成 23 年 2 月 10 日に 平成 22 年 8 月 10 日に建築した支店 (1,20 0m2 ) を廃止した なお 本店 (2,000 m2 ) では事業を続けている A (1) 課税標準の算定期間が12か月に満たないため 法第 701 条の40 第 1 項かっこ書きを適用 1,200 m2 /12 10=1,000 m2が課税標準 (2) 課税標準の算定期間の中途に新設されているため 法第 701 条の40 第 2 項第 1 号を適用 1,200 m2 9/12+1,800 m2=2,700 m2が課税標準 (3) 倉庫は工場と同一敷地内にあり また 効用上も一体であると考えられ るので事業所等の拡張として取り扱うこととなります 2,500 m2+1,200 m2=3,700 m2が課税標準 (4) 課税標準の算定期間の中途に廃止されているため 法第 701 条の40 第 2 項第 2 号を適用 1,200 m2 8/12+1,500 m2=2,300 m2が課税標準 (5) 課税標準の算定期間の中途において新設された事業所が 当該算定期間 中に廃止しているため 法第 701 条の40 第 2 項第 3 号を適用 1,200 m2 6/12+2,000 m2=2,600 m2が課税標準 Q53 敷地の隅にある倉庫について 老朽化し現在は放置したままになっており 今後も使用する予定はない 資産割は課税されますか また 同敷地内にある工場で工場内の一部で機械等を停止し 操業を休止していますが この部分について資産割は課税されますか ( 廃止施設と休止施設について ) A 事業所税は 現に事業の用に供するものについて課税をしますから 使用もされず 将来的にも使用する予定のない廃棄同然のものについては 課税の対象とはなりません 廃止施設 なお 事業を休止している場合の休止している部分に係る床面積については 課税標準の算定期間の末日まで連続して6 月以上休止の状態にあることが認められれば 課税標準の床面積には算入しなくても良いことになっています ただし 免税点の判定 ( 事業所税が課税になるかならないか ) にあたっては 当該休止している部分の床面積も算入して判定することになります 休止施設 この休止施設には 明確に休止施設の部分の床面積が一定期間区画されていることが必要であり 現に事業を行っていない場合であっても これらの事業に供するための施設の維持補修が行われており いつでも使用ができる

21 状態にあるような遊休施設や断続的な休止 ( 季節的休止 ) は含まれません 遊休施設 季節的休止施設 なお 課税標準の算定期間の末日において休止施設とはならないが 相当期間休止しているものについては 減免の対象として差し支えありません Q54 次のような会社の合併の場合 事業に係る事業所税の課税はどうなるのでしょうか なお 合併した両社は共に免税点を超える事業所床面積及び従業者を有するものです (1)A 社がB 社に吸収合併された場合 (2)A 社とB 社が対等合併し C 社を設立した場合 A 設例の場合の事業に係る事業所税の課税は次のようになる 1. 異なる敷地の場合 (1) 免税点の判定においては 旧 A 社に係る事業所床面積及び従業者数を加算して判定すべきものであるが 課税標準の算定においては 資産割については課税標準の算定期間の中途において事業所等が新設されたものとして月割計算を行い 従業者割についてはB 社が直接支払った給与等のみを課税標準として取り扱うのが適当です (2)A 社 B 社及びC 社について それぞれ事業年度の末日における事業所床面積及び当該事業年度の期間中に支払われた従業者給与総額を課税標準として課税します 2. 同じ敷地の場合 (1)B 社については事業年度の末日における事業所床面積及び当該事業年度の期間中に支払われた従業者給与総額 ( 旧 A 社の社員についてはB 社において合併後に支払われた従業者給与総額が対象となる ) を課税標準として課税する A 社については当該事業の廃止の日における事業所床面積及び当該廃止の日までに係る期間中にA 社の社員に対して支払われた従業者給与総額を課税標準としてそれぞれ課税します なお 資産割にいては 旧 A 社の既に申告納付済の分まで改めて負担を求めることとなること また 対等合併の場合 との均衡からも合併前の旧 A 社の事業所部分に対応する資産割については減免することが適当です (2)A 社 B 社及びC 社について それぞれ事業年度の末日における事業所床面積及び当該事業年度の期間中に支払われた従業者給与総額を課税標準として課税します ( 異なる敷地の場合 に同じ )

22 Q55 共用部分の按分の計算例 (1) A (1) 総面積 7,800 m2 ( うち共用部 800 m2 ) 計算例 1F 店舗 1700 m2 店舗 21,00 m2 200 m2 2F 事務所 1350 m2 事務所 21,350 m2 3F~5F 住宅 事務所等 13,600 m2 玄関 廊下 階段 エレヘ ーター等共用部面積 150 m2 450 m2 事務所 1 の事業所床面積 = 事務所 1 の専用床面積 + ビル全体の共用床面 積 事務所 1 の専用床面積 ビル全体の専用床面積 m2 =350 m m2 350 m2 7,000 m2 店舗 1 事業所床面積 = 店舗 1 の専用床面積 + ビル全体の共用床面積 店舗 1 の専用床面積 ビル全体の専用床面積 m2 =700 m m2 700 m2 7,000 m2 Q56 共用部分の按分の計算例 (2) A (2) 事 務 所 A 500 m2 店舗 B 200 m2 空室 C 400 m2 事務所 E 500 m2 廊下 a (300 m2 ) 廊下 b (200 m2 ) 店舗 D 500 m2 店舗 F 500 m2 出入り口 出入口壁 この場合 A,B,C,Dの所在する区画と E,Fの所在する区画とは 壁によって区切られており 行き来が出来ない構造となっている そのため 共用部分については それぞれの区画で計算することとなる A,B,C,Dの共用部 廊下 a E,Fの共用部 廊下 b 計算例 事務所 Aの事業所床面積 = 事務所 Aの専用床面積 +A~Dの区画の共用床面積 ( 廊下 a) 事務所 Aの専用床面積 A~Dの専用床面積 m2=500m2+300m2 500m2 1,600m2 店舗 Fの事業所床面積 = 店舗 Fの専用床面積 +E,Fの区画の共用床面積 ( 廊下 b) 店舗 Fの専用床面積 E,Fの専用床面積 m2=500m2+200m2 500m2 1,000m2-22 -

23 6-⑵ 課税標準 ( 従業者割 ) Q57 従業者給与総額には何が含まれますか A 従業者に対して支払われる俸給 給料 賃金および賞与ならびにこれらの性質を有する給与 ( 以下 給与等 といいます ) の総額で 所得税法上給与等に該当しないものは含まれません この場合の従業者給与総額には 給与等の実際の支払い日にかかわらず 既に支払い義務が発生し 会計上未払い金として計上されたものも含まれます Q58 経理上未払金として処理されている給与等は 課税標準となる従業者給与総額に算入されますか A 既に支払いの義務が発生し 未払金として損金経理されている給与等は 当該課税標準の算定期間中における従業者給与総額に算入すべきものです Q59 デパートやスーパーに問屋などから派遣されている従業員の給与等の取り扱いはどうなりますか A その従業員の給与等が問屋などから支払われている限り 派遣元の問屋などの従業者給与等として取り扱い 派遣先の従業者給与総額には含めません Q60 役員賞与は従業者給与総額に含まれますか A 役員賞与は従業者給与総額に含まれます 事業所税の従業者給与総額の対象となる給与等は 原則として所得税法上給与所得となる給与額であり 会計上費用計上された給与等の額です 法人税の損金に合わせるとの考え方はありません 会社法 企業会計上の取扱いが変わり 役員賞与が費用計上されるのであれば その役員賞与は従業者給与総額に含めることとなります なお 会社法施行後においても利益処分により役員賞与が支給された場合は 会計上費用計上されないので 従業者給与総額の対象外となります Q61 役員に対する利益処分の賞与は 従業者給与総額に算入されますか A 役員に対する利益処分としての賞与は 従業者給与総額に算入しないこと が適当です Q62 退職者に対して支払われるベースアップの差額は 課税標準となる従 業者給与総額に含まれると解してよいでしょうか A 従業者給与総額に含まれます

24 Q63 賞与等の引当金は課税標準となる従業者給与総額に含まれるのでしょ うか A 従業者給与総額に含まれません Q64 所得税が非課税となる通勤手当は 従業者給与総額に含めないこととされていますが 所得税が非課税となる宿日直手当 食事代についても同様と解してよいのでしょうか A 従業者給与総額に含まれません Q65 地方税法及び同法施行に関する取扱いについての依命通達においては 事業所税の課税標準となる従業者給与総額について 勤務すべき施設が事業所等に該当しない場合の当該施設の従業者 ( 例えば常時船舶の乗組員である者 ) に対して支払われる給与については含まれない とされているが 次の場合はどうでしょうか (1) 課税区域外の島巡りの定期客船の乗組員 (2) 列車内の食堂や売店の従業員 (3) 名目上本社等に所属するが勤務の実態において設置期間が1 年未満の建築現場事務所に常時勤務する従業員 A 設問についでは 次のように取り扱うのが適当です (1) 及び (2) 主たる給与等を支払う事業所等の従業者給与総額として取り扱います (3) 設問の場合の建築現場事務所は 課税の対象となる事務所等に該当せず また 設問の場合の従業員は 建築現場事務所の従業員と解されますので 当該従業者に係る従業者給与総額は課税の対象となりません Q66 次のような出向社員の給与等の取扱いについてはどうするのか (1)A 社の社員がB 社に出向し 当該社員に係る給与等はA 社が支払い B 社はA 社に対して当該給与相当分を経営指導料として支払っている場合 (2)A 社の社員がB 社に出向し 当該社員に係る給与等は A 社及びB 社が一部ずつ支払っている場合 A (1) 一般的には 出向元の社の従業者給与として取り扱われるものであるが 当該経営指導料等が法人税の取扱い上 ( 法人税基本通達 ) 給与として取り扱われる場合は 当該出向先のB 社の従業者給与として取扱う なお この場合 当該経営指導料等の額を出向元のA 社の従業者給与総額

25 から控除するものである (2)A 社及び B 社が支払っている給与等をそれぞれ A 社及び B 社の従業者 給与総額に算入する Q67 従業者給与総額の算定について 外国又は課税区域外に長期間出張し 又は派遣されている職員の給与等の取扱いはどうでしょうか A 外国又は課税区域外に派遣されている職員の給与等のうち 当該派遣期間に係る給与等は従業者給与総額に算入しないことが適当です なお 出張に係る職員の給与等については 当該出張が派遣と同様と認められる場合を除き 従業者給与総額に算入すべきものです Q68 従業者給与総額の算定について 外国又は課税区域外に長期間出張し 又は派遣されている職員の給与等の取扱いについては 従業者給与総額に算入しないこととされているのだが 単なる出張であるのか又は長期出張であるのか あるいは出張であるのか派遣であるのかについて具体的な認定基準を示して欲しいのですが A 出張であるのか派遣であるのかについては 個々の企業の人事管理の形態によっても異なるので 身分関係 職務関係等を総合的に勘案するより他に方法がないものと考えられます また 単なる出張であるのか長期出張であるのかの判断についても 一律的な基準の設定は困難であり 個々の具体的ケース毎に判断することとなります ただ 長期出張であるか否かによる取り扱いの違いは 指定都市等の行政サービス等との受益関係に着目した結果であると考えられるので 事業年度中において 当該指定都市等内の事業所等で職務に従事した事実があるかないかによって判断するのも一つの方法であると考えられます Q69 65 歳以上の使用人兼務役員は 役員 と解してよいのでしょうか また 使用人として支払われた給与等の扱いはどうするのでしょうか A 設問の場合は 役員と解します また 使用人として支払われた給与等についても従業者給与総額に含まれるものです Q70 従業者割の非課税対象年齢の引き上げにより 控除の対象はどうなりますか A 従業者の給与の計算の基礎となる期間 ( 月給 週給等の期間 ) の末日において 年齢 65 歳以上の者に該当することとなる従業者については その従業者に係る給与等のうち 当該期間以降に係る給与等の額を控除します

26 なお 平成 19 年 4 月 1 日以後開始する法人の事業年度の場合は63 歳以上 平成 22 年 4 月 1 日以後開始する法人の事業年度の場合は64 歳以上 平成 25 年 4 月 1 日以後開始する法人の事業年度の場合は65 歳以上 ( 平成 17 年度税制改正により非課税対象となる年齢が 平成 25 年度までに 60 歳から65 歳に段階的に引き上げられています ) Q71 次に掲げる手当等は従業者給与総額に算入されるのでしょうか (1) 通勤手当 (2) 住居手当 (3) レクリエーションの費用 (4) 観劇等の入場券の交付 (5) 永年勤続者の表彰記念品 (6) 食事代 ( 食券交付 ) A ( ア ) 通勤手当及び住居手当は従業者給与総額に含まれるものであるが 所得税の取扱い上非課税とされる通勤手当については従業者給与総額に含めないことが適当である ( イ ) 設問 (3)~(6) については従業者給与総額に含めないことが適当である なお (6) の食事代を現金支給している場合の当該金額は従業者給与総額に含まれる Q72 アルバイトやパートタイマー等の給与は 従業者割の課税標準である 従業者給与総額に含まれますか また これらの人員が期末時において減 少した場合 年間給与も減額計算できますか A 従業者割の課税標準である従業者給与総額とは 事業所等の従業者に対し て支払われる俸給 給料 賃金及び賞与並びにこれらの性質を有する給与を いうものとされています ( 法 701 の31 条第 1 項第 5 号 ) 事業所等の従業者 であるかどうかは その者が当該事業所等において 労働法上のいわゆる支配従属関係にある者として勤務しているものであるか どうかにより判定されることとなるものですが アルバイト パートタイマ ー等は いずれも これらの関係にある者と認められるものであり これら の者に対して支払われた給与の額は 従業者給与総額に含まれるものです 次に 従業者割の課税標準は 課税標準の算定期間中に支払った従業者給 与総額とされていて ( 法 701 の40 条第 1 項 ) 免税点の判定のように一定時 点 ( 課税標準の算定期間の末日 ) において把握しないで フローの概念とし てとらえられているものです したがって 給与を支払われた従業者が課税

27 標準の算定期間の末日においてもなお当該事業所等であるか否かを問わず およそ 課税標準の算定期間中において支払われた従業者給与総額である限りは その対象となるものです 免税点判定日 ( 期末日 ) に藤沢市内の従業者を数え 100 人を超えた場合には 算定期間 ( 事業年度等 ) 中においてアルバイト パートタイマー等を含む全ての従業者に支払った給与等が従業者給与総額になります Q73 従業者割において 事業年度の中途に退職した者はどのように算定することになりますか A 免税点の判定の基礎となる従業者数には含まれませんが それでも免税点 ( 事業所の合計従業者数が100 人以下 ) を超える場合は 該当者の退職時までに支払われた給与等は従業者給与総額に含めて算定することになります Q73 藤沢市内以外にも支店を持っており 年度の途中で職員が異動しています 免税点と従業者割の算出方法を教えてください A 従業者割の人数については 原則 算定期間の末日 ( 決算日 ) 現在の人数で免税点を判断します 従業者給与総額については 1 年間にその事業所が支払った給与等が全て入りますので 例えば 藤沢市の事業所で半年勤め 決算日現在は藤沢市以外で勤務されている方の場合は 免税点の判定には含めませんが 従業者割の算出にあたっては その方の半年分の給与を含めて給与総額を計算することになります ( 法 701 の31 43) Q74 建築現場事務所を設置することなく建築工事が行われている事例 ( 小規模な建築工事 改装工事 補修工事等 従業者は 通常工事現場へ直接出勤 ) においては 現場作業に従事する従業者は 本社 ( 又は管理する事務所 ) に属する従業者として その者に支払われる給与等は課税標準に含めることになりますか A 勤務の便宜上工事現場へ直行する場合が多いとしても 本社又は管理する事務所に属する従業者として取り扱うことが適当です Q75 A 社は各県に一名ずつ常駐者がいるが これらの者は現地採用で本社には年に一回か二回程度出社するだけで これらの者の勤務すべき事務所はありません これらの者の給与は 毎月本社より送金し 本社で経理しているが これらの者の給与は 本社の従業者給与総額へ含まれるのでしょうか A 当該事業所等の従業者であるためには 必ずしも当該事業所等に現実に勤

28 務する者であることは必要とせず 労働法上にいういわゆる支配従属関係にあり 給与等が支払われていること等のみをもって足りることとなります ところが 他に一定の施設がある場合において 当該施設に勤務する者の給与等の額は 当該施設が事業所等とはいえないものである場合には 当該者が所属する事業所等の従業者給与総額には含めないこととされており ( 取扱通知第 9 章 3(6) イ ( ウ )) 設問の場合も 本社の従業者給与総額に含めないこととなるものです 7 税率 Q76 事業所税の税率は 各課税団体 ( 指定都市等 ) によって独自に決めることができるのですか A 事業所税は 大都市に共通の都市環境整備のための財政需要に充てることを目的とする目的税であり 課税団体も限られています 事業所税の税率は 地方税法第 701 条の42に規定されており 市たばこ税などと同様に一定税率 に分類されることから 課税団体 ( 指定都市等 ) が独自に税率を決めることはできません 一定税率とは 地方団体が課税する場合に これ以外の税率を許されないものとして法定されている税率のことです 8 免税点 Q77 免税点は 基礎控除と考えてよいのでしょうか 事業所税は 免税点を超えた部分に課税されるのですか A 事業所税における免税点の制度は 小規模な事業者の負担をなくするため設けられているものであり 基礎控除の制度ではありません 例えば 課税標準の算定期間の末日における事業所床面積が1,500m2の場合は 免税点を超えることになりますが この場合 その超えた部分のみでなく 全体の1,500m2が課税対象となるものです 免税点の制度 とは 税の負担配分に対する公平性等の観点から 一定の課税標準以下について納税義務を免除するものです 基礎控除の制度 とは 申告者全員に適用される基礎的な控除のことで 所得税であれば 一律 38 万円が所得から控除されることになります Q78 事業所税の床面積には月割りによる申告がありますが 免税点の判定の場合も月割りがありますか A 免税点の判定は課税標準の算定期間の末日の現況により行います ですから免税点判定の際には床面積の月割りは行いません

29 Q79 免税点の判定にあたって 非課税 又は 課税標準の特例 の適用がある場合はどのように判定をすればいいですか A 免税点の判定にあたっては 非課税規定 がもともと法の適用除外を定めたものであるため 非課税規定 の適用を受けた床面積又は従業者数をそれぞれ控除した後の延床面積又は従業者数によって免税点の判定を行います また 課税標準の特例 の対象となるものについては 課税標準の特例規定 がもともと負担の軽減を図る趣旨であることから 課税標準の特例規定 の適用前の延床面積又は従業者数により 免税点の判定を行います Q80 事業所税の免税点は事業所ひとつひとつで判定するのですか A 事業所税の資産割 従業者割の免税点の判定は それぞれ同一課税区域内 ( 藤沢市内 ) の全ての事業所床面積の合計 又は従業者数の合計によって行う事になりますので 事業所ひとつひとつで免税点の判定をするものではありません 事業所税は 事業所等が大都市に存在して諸般の財政需要を惹起するとともに 大都市の行政サービスと企業活動との間の受益関係に着目して課税する税です したがって これらの受益関係をとらえる場合 個々の事業所ごとにとらえるよりも 当該企業の企業活動をより広範囲でとらえることがより合理的であるため 市単位等で名寄せすることとしたものです Q81 私は市内に600m2の事業所を所有し 市内の別の場所に500m2の店舗を借りて事業を営んでいます その店舗は賃借なので 課税の対象となる事業所床面積は 所有している事業所の600m2のみと考えてよいでしょうか A 事業所床面積は 市内で事業を営んでいる全ての事業所の合計床面積になりますので 借りている店舗も含めます したがって 事業所税の対象となる床面積の合計は1,100m2となります Q82 複数の事業所で事業を営んでいる場合の事業所税はどうなるのでしょうか < 例 > 市内に1,000m2の工場を所有し また500m2の店舗を借りて事業を営んでいる場合 店舗は借りているものなので 事業所床面積は工場の1,000m2のみとなり 免税点以下なので課税にならないのでしょうか?

30 A 事業所床面積は 市内で事業を営んでいるすべての事業所の合計床面積になります 例のように借りている店舗であっても 実際に事業を行っている人が事業所税の納税義務者となりますので 店舗分の床面積も合計床面積に含まれることになります よって この事業所の床面積の合計は1,500m2となり免税点を超えますので事業所税がかかります Q83 当社は 藤沢市内で床面積 800m2の本店と 床面積 400m2の支店の2か所で事業を行っています それぞれの床面積は1,000m2以下ですが 資産割は課税されるのでしょうか A 事業にかかる事業所税については 事業所床面積の合計が1,000m2以下であるかどうかまたは従業者数の合計が100 人以下であるかどうかは 課税標準の算定期間の末日に市内にある事業所等の床面積または従業者数を合計して判定します したがって 設問の場合は 800m m2 = 1,200m2で免税点の判定を行いますので 資産割が課税されることとなります Q84 当社の事業所床面積は1,200m2です 資産割の免税点は1,000 m2以下ということですが この場合の資産割の税額は 基礎控除と同様に 1,200m2から1,000m2を差し引いた200m2が課税対象の面積となるのでしょうか A 事業所税の免税点制度は 中小事業者の負担を除くために設けられたものであり 基礎控除の制度ではありません 免税点を超えればその超えた部分に限らず全体が課税の対象となります Q85 事業年度の中途に一部の事業所等が廃止され 事業年度の末日に 1,000m2以下となった場合 資産割は課税されるのでしょうか A 資産割の免税点の判定は 事業年度の末日の現況によって行われるものである 当該市内すべての事業所等の合計延べ床面積が たとえ事業年度の中途に1,000m2を越えていても 事業年度末日の面積が 1,000m2以下の場合は課税されません なお 事業年度末日における課税区域内にある他の事業所等の合計延べ床面積が免税点を超える場合は 廃止された事業所等について 月割りによって資産割が課税されることとなります Q86 未使用資産については免税点の判定及び課税標準は どのようになる

31 のでしょうか A 事業所用家屋の全部又は一部において現に事業所等の用に供するものに対して課されるものであるが 例えば 工場に機械設備を設置したものの当該機械設備はいまだ稼動してないような場合であっても 当該家屋は工場の用に供していると解されるものである 現に事業所等の用に供していると認められない場合とは 新築の建物等で なんらの施設も設置せず放置している場合等をいうものと解します したがって 休止施設の実態にもよるが 以下のとおり取り扱うことが適当であると考えます 未使用資産分も合算し 免税点判定をして 課税対象と判定されれば それ相当額について減免することとなります Q87 従業者割の免税点の判定を行う場合 休職中の従業者は従業者数に含めて判定することになりますか A 休職中の従業者については 該当者に対して給与等が支払われている場合は従業者数に含まれることになります なお 休職中の従業者で課税標準の算定期間中に全く給与等の支払いを受けていない場合は 免税点の判定上 従業者に含めなくても差し支えはありません Q88 免税点の判定において 次のような従業者の取り扱いはどうなりますか (1) 出向社員ア A 社の社員がB 社に出向し 給与等はA 社が支払い B 社はA 社に対してその給与等の相当分を指導料として支払っている場合イ A 社の社員がB 社に出向しており 給与等はA 社とB 社がそれぞれ一部ずつ支払っている場合 (2) 数社の役員を兼務する兼務役員 (3) 無給の役員 (4) パートタイマー (5) 日々雇用等の臨時の従業者 (6) 課税市外の建築現場事務所等へ派遣されている従業者 (7) 保険外交員のように給与所得と事業所得とを有する者 (8) 休職中の従業者 A 設問の従業者は それぞれ次のように取り扱います (1) の場合ア B 社 ( 出向先 ) がA 社 ( 出向元 ) へ支払っている指導料が法人税法上の給与として取り扱われるときは B 社 ( 出向先 ) の

32 従業者に含めることになります イ 主たる給与等を支払う会社の従業者に含めることになります (2) の場合 (3) に該当する場合を除き それぞれの会社の従業者に含めることになります (3) および (4) の場合 従業員に含めません (5) の場合 従業者に含めます (6) の場合 従業者に含めません (7) の場合 従業者に含めます (8) の場合 給与等が支払われているときは 従業者に含めます 労働関係における支配従属 指揮命令 給与の支払等を総合的に勘案して判定します Q89 免税点の判定において 次のような従業者の取扱についてはどうなりますか 出向社員 (1)A 社の社員がB 社に出向し 給与等はA 社が支払っている場合 (2)A 社の社員がB 社に出向し 給与等はA 社が支払い B 社はA 社に対して当該給与相当分を指導料として支払っている場合 (3)A 社の社員がB 社に出向しており 給与等はA 社及びB 社がそれぞれ一部ずつ支払っている場合 A 設問の場合における従業者等は それぞれ次のように取り扱うことになります (1) については出向元の会社の従業者に含まれます (2) については出向先の会社が出向元の会社に対して当該者の給与相当分を指導料として支払っている場合で法人税法上 当該指導料等が給与として取り扱われる場合は出向先の会社の従業者に含まれることになります なお これ以外の場合は 出向元の会社の従業者に含まれることになります (3) については 主たる給与等を支払う会社の従業者に含まれることになります この場合 いずれが 主たる給与等 の支払う会社であるかどうかは 支払い給与等の額の多寡 給与等の性格等を勘案して判定することが必要となります Q90 従業者割とはどのようなものでしょうか

33 A 一般の従業者 役員 ( 使用人兼務役員 ) 臨時従業員等が従業者にあたります 従業者に対する免税点の判定における従業者の範囲と課税標準における従業者給与総額の範囲は次のとおりです 無給の役員免税点の判定における従業者の範囲 : 従業者に含めない 数社の役員を兼務する役員免税点の判定における従業者の範囲 : それぞれの会社の従業者に含める 課税標準における従業者給与総額の範囲 : それぞれの会社の報酬を当該会社の従業者給与総額に含める 非常勤の役員免税点の判定における従業者の範囲 : 従業者に含める 課税標準における従業者給与総額の範囲 : 従業者給与総額に含める パートタイマー[ 短時間勤務 ( 労働時間が正規従業員の4 分の3 以下 ) のもの ] 免税点の判定における従業者の範囲 : 従業者に含めない 課税標準における従業者給与総額の範囲 : 従業者給与総額に含める 日々雇用等の臨時の従業員免税点の判定における従業者の範囲 : 従業者に含める 課税標準における従業者給与総額の範囲 : 従業者給与総額に含める 休職中の従業員免税点の判定における従業者の範囲 : 給与等が支払われている場合は従業者に含める 課税標準における従業者給与総額の範囲 : 従業者給与総額に含める 中途退職者免税点の判定における従業者の範囲 : 従業者に含めない 課税標準における従業者給与総額の範囲 : 退職時までの給与等は従業者給与総額に含める 出向元が給与を支払う出向社員免税点の判定における従業者の範囲 : 出向元の従業者に含める 課税標準における従業者給与総額の範囲 : 出向元の従業者給与総額に含める 出向先の会社が出向元の会社に対して給与相当分を支払う出向社員免税点の判定における従業者の範囲 : 出向先の従業者に含める 課税標準における従業者給与総額の範囲 : 出向先の従業者給与総額に含める

34 出向元と出向先が一部負担する出向社員免税点の判定における従業者の範囲主たる給与等を支払う会社の従業者に含める 課税標準における従業者給与総額の範囲それぞれの会社が支払う給与等を当該会社の従業者総額に含める 免税点の判定の場合と 課税標準の求め方の違いにご注意ください Q91 アルバイトやパートタイマー等の給与は 従業者割の課税標準である従業者給与総額に含まれるか また これらは従業者の人数に含まれますか A 相当短時間の勤務をすることとして雇用されているものについては 免税点の判定においては含めません 相当短時間の勤務をすることとして雇用されているもの とは アルバイトやパートタイマーなどの形式的な呼称ではなく 勤務の状態によって判定されるものであり 休暇 社会保険 賞与等から見ても明らかに正規の従業員とは区別されるもので 就業規則等で定められた1 日の所定労働時間が正規従業者と比較して4 分の3 未満であるものをいいます なお 就業規則等に勤務時間の規定がなく 日々変動する場合には 免税点判定日 ( 期末日 ) における実勤務時間で比較します この場合の免税点の判定においては 課税標準の算定期間中を通じて従業者数に著しい変動がある事業所等に該当しないかどうかもご確認ください このようにして免税点判定日 ( 期末日 ) に藤沢市内の従業者を数え 10 0 人を超えた場合には 算定期間 ( 事業年度等 ) 中においてアルバイト パートタイマー等を含む全ての従業者に支払った給与等が従業者給与総額になります Q92 従業者割の免税点の判定においてパートタイマーの取扱いはどうなりますか A 短時間労働者であるパートタイマーは免税点の判定時の人数に含めません パートタイマーが従業者かどうかは 形式的な呼称でなく勤務の実態によって判定されるものです 一般的には雇用期間の長短ではなく 勤務すべき事務所等の通常の勤務時間により相当短時間の勤務をすることとして雇用されており 休暇 社会保障 賞与等から見ても明らかに正規の従業者とは区別されるものをいいます なお 免税点を超えた場合は パートタイマーの給与も従業者割の給与総額に含めます

35 Q93 課税標準の算定期間の末日のみ 臨時従業員を雇用しない あるいは 極端に少なくする等の事業所の取り扱いはどうするのですか A 年間を通じて雇用している臨時従業員等について課税標準の算定期間の末日のみ雇用しないとすることは 租税の回避が行われたと考えられるが このような場合は 法第 701 条の43 第 4 項及び令第 56 条の73の規定によって 従業者の数に著しい変動がある事業所等 に該当する場合が多いと考えられます その場合には 課税標準の算定期間に属する各月の末日現在における従業者の数を合計した数を当該課税標準の算定期間に属する月の月数で除して得た数をもって免税点の判定の場合における課税標準の算定期間の末日現在の従業者とみなすことが出来ます Q94 従業者数に著しい変動がある業種の事業を営んでいますが 従業者数 の免税点判定どうなりますか A 課税標準の算定期間を通じて従業者数に著しい変動がある事業所等につい ては 次の算式により算出された数を算定期間の末日現在の従業者数とみな します ( 法 701 の434) なお 従業者数に著しい変動がある事業所等とは 課税標準の算定期間の 各月の末日現在における従業者のうち 最大の従業者数が最小の従業者数の 2 倍を超える事業所等です ( 令 56 の 731) 算定期間に属する各月末日現在における従業者数を合計した数 従業者数 = 課税標準の算定期間の月数 Q95 A 法人 (12 月決算 ) の従業者は 本店に80 人のほか 8 月に新設したB 支店の各月末の人数が次のとおりとなっています 申告は必要ですか 月 従業者数 A B 支店の各月末の人数について 最大の従業者数 (9 月末 50 人 ) が最小の従業者数 (12 月末 10 人 ) の2 倍を超えているので 課税標準の算定期間中 ( 注 ) を通じて従業者数に著しい変動がある場合に該当します この場合 B 支店の従業者数は 算定期間の末日の現況による10 人ではなく 以下の式により求めます 算定期間に属する各月の末日現在における従業者の数を合計した数 従業者数 = 算定期間の月数

36 ( ) 人 32 人 = 5 月 ( 注 ) 算定期間の中途で新設された事業所等においては 新設の日の属する月から課税標準の算定期間の末日までの期間をさします Q96 免税点の判定に際し 年齢 65 歳以上の者に該当するかどうかの判定はどの時点において行うのでしょうか また 課税標準の算定において控除される給与等の具体的算定についてはどうでしょうか A 免税点の判定に際し 従業者が年齢 65 歳以上の者に該当するかどうかの判定は 課税標準の算定期間の末日において行います また 課税標準の算定においては 従業者の給与の計算の基礎となる期間 ( 月給 週給等の期間 ) の末日において 年齢 65 歳以上の者に該当することとなる従業者について その従業者に係る給与等のうち 当該期間以降に係る給与等の額を控除するものです 年齢については経過措置があります Q97 事業所税の資産割と従業者割はどちらか一方でも課税となりますか A 事業所税の資産割 従業者割はそれぞれに免税点が定められています 資産割 従業者割のどちらかが免税点を超えている場合 その超えている方についてのみ課税となり 資産割 従業者割の両方が免税点を越えている場合は その両方が課税となります Q98 課税標準の算定期間 ( 事業年度等 ) の末日に 事業所の新設 廃止等 の変動があった場合は それぞれ免税点判定に含まれますか A 課税標準の算定期間 ( 事業年度等 ) の末日に以下のような変動があった場 合の免税点の判定は 次のとおりになります 資産割 従業者割 1 末日に廃止された事業所 含める 含める 2 末日に新設された事業所 含める 含める 3 末日に退職した従業者 - 含める 4 末日に採用された従業者 - 含める 5 末日に非課税となった施設 含めない含めない 6 末日に非課税でなくなった施設 含める 含める 7 末日に高齢者 ( 注 ) に該当することになった者 - 含めない 8 末日に課税団体外へ配置された従業者 - 含めない

37 9 末日に課税団体内へ配置された従業者 - 含める ( 注 ) 高齢者の具体的な年齢については 経過措置があります Q99 当初課税の対象とされない事業所等であったものが 事業年度の中途において事業所用家屋の用途が変更されたこと等により 課税標準の算定期間の末日においては課税の対象となる事業所等となった場合 免税点の判定 事業所床面積及び従業者給与総額の算定はどのようになりますか A (1) 資産割については 当該課税標準の算定期間の末日の事業所床面積により免税点の判定を行うとともに 当該面積を課税標準とします なお この場合において 当該期間中のほとんどの期間にわたり非課税事業所等であった事業所等については 適宜 減免の措置を講ずることが適当となります (2) 従業者割については 当該課税標準の算定期間の末日の従業者数により免税点の判定を行い 課税標準の算定期間のうち課税の対象となる事業所等に係る期間に支払われた従業者給与総額をもって課税標準とします Q100 企業組合又は協業組合にかかる免税点判定の特例について教えてください A ( 法第 701 条の43 第 2 項 ) 中小企業団体の組織に関する法律第 3 条第 1 項第 6 号に規定する企業組合または同項第 7 号に規定する協業組合 ( 以下 協業組合等 ) が 当該市の区域内において行う事業に係る各事業所等のうち その事業所用家屋が その企業組合等の組合員が組合員となった際に その者の事業の用に供されていたものであり かつ その者がその後引き続きその事業所等において行われる事業の主宰者としてその企業組合等の事業に従事しているもの その他これに準ずるものとして政令 ( 令 56 条の72) で定める事業所等に該当するものについては 事業所床面積が1,000m2以下である者にあっては資産割を 従業者の数が100 人以下である者にあっては従業者割を課すことが出来ない ( 非課税の適用を受けるものを除く ) 9 非課税 Q101 福利厚生施設の範囲に次の施設は含まれますか 体育館 売店 食堂 娯楽室 診療室 理髪室 更衣室 浴場 休憩室 仮眠室 喫煙室 宿泊室 研修所 社員寮 社宅 A (1) 体育館 売店 食堂 娯楽室 診療室および理髪室は 一般的には事業活動を遂行するために設けられる施設とは考えられず 福利厚生施設として取扱って差し支えありません

38 (2) 更衣室 浴場 休憩室 仮眠室 喫煙室および宿泊室については 事業活動上必要な施設と考えられる場合と 専ら従業者の福利厚生のために設けられる場合が考えられますので 本来の事業の性質 施設の利用の実態等を勘案して判定すべきものであり したがって 当該施設が当該事業所等の業務用施設と認められるもの以外のものは福利厚生施設として取扱って差し支えありません (3) 研修所は 一般的に事業活動の必要上設けられる施設と考えられますので 福利厚生施設に該当しません (4) 社員寮および社宅は人の住居の用に供するものであるので課税の対象とはなりません Q102 研修所と保養所を兼ねて 研修保養所 の名称を使用している場合 福利厚生施設として非課税になりますか A 名称にかかわらず 当該施設が従業員の保養を主目的とする従業員の福利厚生施設であると認められる場合を除き 業務用施設として課税対象となります なお 保養所として宿泊施設を有するが 昼間において宿泊施設を会議室等として使用して研修が行われる施設は 福利厚生施設であるとは認められません 福利厚生と業務用を兼用する施設は非課税にはなりません Q103 福利厚生施設のうち 更衣室 浴場等については 業務用施設か否かの判断基準はどこに置くのでしょうか A あくまでも当該施設の使用形態の実態等によって判断されなければなりません 一般的にデパートや銀行等において就業規則等でユニホームの着用が義務付けられている者に係る更衣室 ( 逆に言えば ユニホームを着用していても 就業規則で義務付けられていなければ 福利厚生施設として取り扱って差し支えない ) や 鉱工業等における現業部門に限定して設けられている浴場等は業務にかかる施設として取り扱うべきであると考えます Q104 次のものは福利厚生施設に該当するといえるのでしょうか (1) 自動販売機及びウォータークーラー (2) ホームヘルパー ( 家事手伝い人 ) (3) 通勤自転車置き場 (4) 工場の敷地内にある神社 A いずれも福利厚生施設には該当しません なお 神社については建物と認

39 められているものであっても 宗教的なシンボルとしての性格が強いので 事業所用家屋に該当するとは考えられません Q105 A 社は事務室の一部を移動用ロッカーで区切って 更衣室としている また メーカーから貸与されている清涼飲料用の自動販売機を廊下の一角に設置しています これらの専有する床面積を福利厚生施設の床面積として 非課税の適用をして差し支えないのでしょうか A 設問の場合の更衣室は 単に事務室の一部を移動用ロッカーで区切ったに過ぎないものであり 他の場所へ移動することも考えられます また 自動販売機についても 一般的には お尋ねのようにメーカーから貸与されているものであり 廊下あるいはホールの一角に設置されているような場合は 他の場所へ移動することも考えられるものです このように 一定の場所に固定しない更衣室及び自動販売機の占有する床面積を福利厚生施設に係る非課税部分として事業所用家屋の床面積から控除することは適当でないと考えられます Q106 A 社は事業所内に 理容室と売店を持っている 非課税該当部分の 床面積はどのように算定するのでしょうか また 非課税施設を課税標準 の特例施設 (1/2) に置き換えた場合はどうでしょうか 理容室 作業室 事務 廊 下 出入口 室 コンピューター室 売店 A 設問の場合の非課税施設面積は 当該施設の面積のみ ( 理容室 + 売店 ) で 廊下等の共用部分は按分されません また 課税標準の特例の適用を受ける施設とした場合も同様です Q107 B 社は一棟の建物内の大半を 福利厚生施設として使用している 非課税該当部分及び課税部分の床面積はどのように算定するのでしょうか 理容室 娯楽室 運動室 会議 廊 下 出入口 室 休憩室 湯沸室 売店 A 設問の場合の一棟の大半を福利厚生施設として使用している そのような

40 場合においては 一般的に業務用部分 ( 例で言えば会議室のみ ) を除き 非 課税施設として取り扱うことが適当となります ( 課税部分は会議室部分の み 共用部分は按分しない ) Q108 鉄道事業等の事業用施設の非課税の範囲において 地方税法施行令第 56 条の36に規定する 事務所 の範囲はどうか また 事務所 の範囲には 地方鉄道業者の施設で駅内に付設された事務所も含まれるのですか A 地方税法施行令第 56 条の36 等に規定する 事務所 の範囲は 地方税法第 348 条第 5 項 ( 現行第 4 項 ) の規定によって固定資産税を非課税とされる 事務所 の範囲について ( 昭 自乙発第 130 号 各都道府県知事あて自治庁次官通達 ) に示された 事務所 の範囲と同様です また 地方鉄道業者の駅内の施設で 駅としての業務を取り扱う事務所に係る部分は 地方税法施行令第 56 条の36に規定する 事務所 の範囲に含まれません Q109 オフィスビルの一部に飲食店等が入っている場合は 当該ビル全体の消防設備等が非課税対象となるのでしょうか A いわゆるオフィスビルの中に飲食店等の防火対象物で 多数の者が出入する事業所等がある場合において 当該オフィスビルである事業所用家屋が 令別表第 1に掲げる防火対象物の取り扱いについて 昭 消防予第 41 号消防安第 41 号各都道府県消防主管部長あて消防庁防災課長安全救急課長通知 ) により 消防法施行令別表第 1(16) 項イに掲げる複合用途防火対象物に該当する場合は 当該家屋全体に係る消防設備等が非課税対象となるものです Q110 中小企業構造の高度化に寄与する事業として資金の貸付けを受けて事業を行っていたことにより 法第 701 条の34 第 3 項第 22 号に該当するものとして非課税とされていたA 社が中途で倒産し B 社がその施設を買い取り 同種の事業を継続して行い 貸付金の返済債務を承継した場合 B 社は非課税となるのでしょうか A B 社が中小企業振興事業団法第 2 条に規定する中小企業者に該当する場合は 非課税扱いとすることが適当です Q111 農協や法人である労働組合等が経営する会館内の食堂 宴会場 売 店 宿泊室 結婚式場 ロビー等は非課税とされる福利厚生施設の中に含

41 まれるのでしょうか A 設問の施設については これらの施設が専ら農業協同組合等の構成員の福利又は厚生のための施設として利用に供されていると認められる限り 非課税とされる福利厚生施設に含まれるものです Q112 ( 公益法人等 ) 法第 701 条の34 第 2 項の収益事業とは何をいうのでしょうか A 法人税法施行令第 5 条に規定する事業で 継続して事業場を設けて行われるものとします ただし 学校法人が 学生又は生徒のために行う事業は含まないものとします ( 令第 56 条の22) Q113 ( 農業用施設 ) 法第 701 条の34 第 3 項第 11 号の農業生産用施設について 次のものは対象となるのでしょうか 1 種苗の販売を業とする種苗会社において 採取した種子を保管する低温保管施設 2 飼料改良のための鶏舎豚舎牛舎等を有し 家畜を飼育し 飼料を改良するための種々のデーターを収集する業を行い 生産された卵 食用豚 牛乳等は農協を通じて出荷している この場合の鶏舎等 A 1 販売用の商品である種子の発芽を防止するための低温保管倉庫は非課税とはなりません 2 農業の生産活動を行っているものと考えられるので これに係る畜舎については 直接その生産の用に供する施設として非課税となります Q114 ( 農業協同組合 ) 法第 701 条の34 第 3 項第 12 号 組合事業として 醤油の製造及びプロパンガスの供給を行っているが これらの施設は非課税の対象となるのでしょうか A 本項の非課税となる施設は 組合員である農林水産業者の共同利用に供する施設に限るものであり 設問の施設については 該当しません Q115 ( 卸売市場 ) 法第 701 条の34 第 3 項第 14 号の施設について 次のものは対象となるのでしょうか 1 卸売市場の中にある事務所 2 倉庫業者 Aが卸売業者 Bより寄託を受けて保管している生鮮食料品について Bの申し出により卸売市場の開設者が卸売市場法第 39 条第 1 項の規定による場外保管場所として指定した場合の保管庫 A 1 本項において 卸売市場法に規定する卸売市場は 事務所も含めて全面

42 的に非課税です なお 卸売市場の外に設置されている事務所は 非課税とはなりません 2 卸売市場に対する非課税措置は 用途に着目して非課税とされているものであり 所有者あるいは事業主が誰であるかは問いません したがって 当該保管場所が 卸売市場法第 39 条ただし書に規定するいわゆる指定場外保管場所に該当する限り 非課税となります Q116 ( 一般自動車運送業 ) 法第 701 条の34 第 3 項第 21 号の施設について 運送業の場合 事務所以外は非課税と解してよいのですか さらには その施設に従事している従業員も非課税になるのでしょうか A 設問の運送業が第 21 号に規定する運送事業であれば 事務所以外の施設はすべて非課税となり 具体的には 例えば 営業所 車庫 保管所 荷扱所 上屋 労務員詰所 修理工場等です これらの施設に係る従業員も非課税となります ただし この場合 修理工場については直営に限られているので 委託等による修理工場は該当しません Q117 ( 一般自動車運送業 ) 法第 701 条の34 第 3 項第 21 号について A 社は一般貨物自動車運送事業 第二種貨物利用運送事業及び倉庫業を営んでいる このA 社のZ 事業所においては B 社の委託を受けて B 社の工場からB 社の全国各特約販売店等への物流の中継業務を行っている その際 A 社は B 社製品の保管庫としてC 社 ( 倉庫業の免許はなし ) 所有の倉庫を使用し B 社から保管料を坪当たりの単価契約で受領している また B 社はこの倉庫の一部を事務所としてA 社から借り配送業務の指示を行っています この様な場合 保管庫の事業に係る事業所税はいずれが納税義務者となり 取り扱いはどうなるのですか A 当該保管庫について あくまでも保管責任を有するものが納税義務者です 保管責任の有無の判断に当たっては B 社に支払われる対価の名目だけにとらわれることなく 従業員の駐留の状態 貨物の出し入れの指示は誰が行うか等実態を勘案して判断すべきものと思われます 事例の場合 これらの実態が明らかではないが B 社が当該保管庫の一部に事務所を置き配送業務の指示を出していることから 保管料が賃借料としての性格を有し B 社がこの事務所で保管庫の管理を行っているとみるのが妥当と考えます よって B 社が納税義務者となり 非課税等の適用はありません

43 Q118 路外に設置された公共の用に供する駐車場について 次に掲げる営業形態の場合には 法第 701 条の34 第 3 項第 27 号に規定する路外駐車場に該当するのですか (1) 時間貸と月極貸とを行っている場合 (2) 昼間は時間貸 夜間は月極貸を行っている場合 A (1) 時間貸と月極貸とを行っている場合であっても 当該月極貸の契約内容が単なる料金支払の変形であっで その利用状態が時間貸と同様の場合は当該駐車場全体を路外駐車場として取り扱って差し支えありません なお 駐車場の一部について駐車部分が特定している場合又は駐車場全部が月極貸の場合は当該一部又は全部については路外駐車場に該当しないものです (2) 夜間において月極貸を行っている場合であっても当該駐車部分について 昼間は時間貸を行っている場合は 当該車場部分を路外駐車場として取り扱って差し支えありません Q119 スーパー Aの店舗の地下に併設された駐車場は無料駐車施設として駐車場管理人を配置せず したがって 買い物客以外の駐車が拒まれることはない しかしながら 当該駐車場の看板には Aお客様駐車場 として料金を定めた事項 ( 料金は通常の時間貸し駐車場と比して妥当な金額 買い上げ金額による料金免除規定あり ) が記載されています かかる事例の路外駐車場認定について教えてください 1 現実に買い物客以外の駐車を拒んでいない以上 一般公共の用に供するとして非課税に該当します 2 買い物客以外の駐車はあくまでも無断駐車であり お客さま用の駐車場用として 非課税に該当しません A 1のとおり なお 路外駐車場とは 道路の路面外に設置される自動車の駐車のための施設であって一般公共の用に供されるものをいい ( 駐車場法第 2 条第二項 ) この場合 料金の差については問題にする必要はありません Q120 農協の非課税施設常勤の数人の職員が朝夕出勤退所時に座る机が事務室内に一つの係として配列されているが 特に区切られていない 従業者給与は全額非課税ではあるが この部分の資産割床面積は非課税ですか 課税 ( 特例はあり ) ですか ( 非課税者の机の占める割合は8 割以下 ) A 農協については 非課税の規定 ( 農林水産業者の共同利用に供する施設で一定のもの 法第 701 条の34 第 3 項第 12 号 ) また 課税標準の特例 ( 協同組合等が本来の事業の用に供する施設 法第 701 条の41 第 1 項表

44 1) があります 事例の場合は非課税該当施設には該当しないものと考えられますので 資 産割は課税 ( 特例あり ) となります Q121 ビル内のゴンドラ式駐車場の非課税部分の認定はどのように行えばよいのですか なお この駐車場の利用形態は 時間貸および長期優先利用が混合しています 駐店舗部分車 場 部 分 A 駐車場部分の1 階の床面積 (Am2) に 時間貸部分 (Xm2) と長期優先利用部分 (Ym2) を加えた面積に対する 時間貸部分の床面積の割合を乗じて求めた床面積を非課税部分と認定することが出来ます なお 一台あたりの駐車スペースが概ね同一であれば 駐車台数により按分することも差し支えありません X 非課税部分 = A X+Y Q122 市立遊園地 市民会館等の公共施設内に設けられた売店 食堂等 ( いずれも営利業者が経営 ) は非課税でしょうか それとも 課税の対象となるのですか A 公共施設内にある売店は 市民サービス 施設の利用上の利便を考慮して設置されたものであっても それらの売店等を経営する業者の事業の用に供する事業所用家屋であると考えられるので 事業所税が課税される対象です Q123 A 食堂は数社から昼食弁当の仕出しを委託されているが この場合 A 食堂は各企業の福利厚生施設として 非課税となるのでしょうか A 勤労者の利用に供する福利厚生施設のうち 事業を行う者からの委託を受けて行う事業にかかる施設 ( 則 24の 71Ⅲ) とは 事業主 企業グループ 健康保険組合又は職員共済会等 ( 民法 34 条の法人 ) が設置した福利厚生施設であって その管理運営を他のものに委託しているものをいうのであって 設問の場合においては A 食堂は事業主等が職員社員のために設置した食堂には当たりません

45 Q124 A 社は B 社構内に事業所等を設け 従業員総数 300 名で事業を行っているが このうち200 名は B 社から経営委託を受けた社員食堂に勤務し 残り100 名はB 社との賃貸借契約により借り受けた売店及びA 社の事務所に勤務しています この場合 A 社の事業に係る事業所税のうち 従業者割の算定はどうなるのでしょうか A B 社の社員食堂自体は A 社が事業を行うもの (B 社 ) から経営の委託を受けて行う事業に係る施設で 専ら勤労者の利用に供する福利厚生のための施設であるので 非課税となります 一方 A 社がB 社より借り受けた売店は 委託事業と異なり B 社の福利厚生施設とはならず A 社の独自の事業となるものです したがって A 社の従業者のうち 経営委託を受けた社員食堂に従事する従業者を除いた従業者数により判定することになります 本事例においては 非課税施設部分を除いた従業者数が 100 人であり 免税点以下であるため 従業者割についての納税義務はありません Q125 機械製造業の A 社の敷地内に A 社が従業員の福利厚生施設として設 置した従業員食堂について 次の場合 課税関係はどうなりますか (1)A 社が当該食堂の管理 運営を A 社自ら行った場合 ( 直営方式 ) (2)A 社が当該食堂の管理 運営を食堂経営会社 (B 社 ) に委託した場合 ( 委 託方式 ) (3) A 社が 当該食堂をB 社に賃借し B 社がA 社の社員のための食堂を 経営する場合 ( 賃借方式 ) (4) A 社が当該食堂の管理 運営をB 社に委託し さらにB 社が別の食堂 経営会社 C 社に委託した場合 ( 再委託方式 ) A (1)A 社に係る資産割のうち 当該食堂部分に係る事業所床面積は非課税 となります また 当該食堂を管理運営する従業者割額についても 非課税 となります (2) 事業主等から経営の委託を受けて行う福利厚生事業についても 事 業主等が直営している場合との均衡を図るため 非課税措置がとられていま す (3) 福利厚生施設の非課税の適用については 賃借人の事業は賃貸人の従 業者のための福利厚生施設というよりも 賃借人自らの事業となり 非課税 の適用はありません 従って B 社に対して資産割が課税されます また 当該食堂の賃借人である B 社の従業者給与総額は 非課税とならずに B 社 の従業者給与総額に算入します

46 (4) 当該食堂に係る事業所床面積は非課税面積とならず A 社に対して資 産割が課税されます また 再委託を受けた C 社の従業者の給与総額は非課 税とならず C 社の従業者給与総額に算入します なお B 社は課税対象と なりません 10 課税標準の特例 Q126 免税点の判定にあたって 非課税または課税標準の特例の適用があるものはどのように取り扱われますか A 免税点の判定にあたっては 非課税規定がもともと法の適用除外を定めたものであることから これら非課税規定の適用を受けた床面積または従業者数をそれぞれ差し引いた後の床面積または従業者数によって判定します また 課税標準の特例の対象となるものについては 当該特例規定がもともと負担の軽減を図る趣旨であることから 特例規定の適用後の床面積または従業者数により 免税点の判定を行うものではありません Q127( 公害防止施設等 ) 法第 701 条の41 第 1 項の表第 3 号の施設について 工場内に設置されている公害防止施設に係る事業所床面積は特例の対象となるのですか A 企業が生産活動等に伴って生ずる廃棄物等を自ら処理するために設置する公害防止施設については 専ら当該公害防止施設の用に供する事業用家屋内に設置されているものに限り課税標準の特例の適用があるものです したがって 工場内に設置されている公害防止施設は 一般的に特例の対象とはならないと解します なお この場合において 専ら当該施設の用に供する事業所用家屋 とは おおむね八割以上が令第 56 条の53 第 1 号から第 7 号までに掲げる施設の用に供されているものがこれに該当するとして取り扱うことが適当となります Q128 法第 701 条の41 第 1 項の表第 7 号の施設について みそ 醤油 食用酢 酒類の製造用施設のうち どのような施設が対象となるのですか A みそ 醤油 食用酢 酒類の製造用施設で 直接これらの製造の用に供する施設として 包装 瓶詰 樽詰 その他これらに類する作業のための施設以外の施設が特例の対象となります 具体的には 原料処理 仕込み 発酵熟成 火入 調整及び加熱殺菌の各工程に係る施設をいうものとされています しかし 原料倉庫及び包装 瓶

47 詰 樽詰の各工程は含まれません Q129 ( 木材市場等 ) 法第 701 条の41 第 1 項の表の第 8 号に規定する市場には卸売場 駐車場 休憩所等の附帯施設が含まれると解してよいのですか A お見込みのとおりです Q130 ( 木材市場等 ) 法第 701 条の41 第 1 項の表の第 8 号に規定する 木材の販売若しくは製材を業とする者の事業の用に供する木材の保管施設については 原木はもちろん 合板 ( いわゆるベニヤ ) も木材に含めて差し支えないのですか また 家具製造業者が 原木を自家で製材している場合においては 当該原木の保管庫は 課税標準の特例が適用されるのでしょうか A 木材には合板も含まれます また 木材の保管施設に係る課税標準の特例は 木材の販売もしくは製材を業とする者がその事業の用に供する保管施設に適用されるものであり 設問の家具製造業者の原木保管庫はこれに該当しないので 適用はされません Q131 ( 木材市場等 ) 法第 701 条の41 第 1 項の表の第 8 号に規定する 木材の保管施設とはどのようなものですか 例えば 堅固な倉庫 ( 鉄骨造 ) のような保管施設でも 扉がなければ 特例の対象となるのですか A 堅固な倉庫であっても 扉を有しないものについては 対象となります 本項の適用を受ける木材の保管施設とは 令第 56 条の57 第 3 項において 構造が簡易なもの と規定されるとおり その構造が簡易であるか否かによって判定されるものであり その施設が 例えば 鉄骨造 コンクリート造等であるか否か判定されるものではありません 参考 : 規則第 24 条の14 第 2 項政令第 56 条の57 第 3 項に規定する総務省令で定める施設は 専ら木材の保管の用に供される施設のうち 扉を有しないもの又は通風により木材の品質の低下を防止する簡易な構造の扉を有するものとする Q132 ( ホテル 旅館等 ) 地方税法施行令第 56 条の60 及び第 56 条の 61に規定する 食堂 は 専ら宿泊客の利用に供される施設とされているが 主食堂は 専ら宿泊客の利用に供する施設 と解してよいのですか A お見込みのとおりです

48 なお ホテル営業及び旅館営業の用に供する施設で一定の施設は特例措置が講じられているが 具体的には次に掲げる施設が対象とされています ( それ以外は対象外となります ) 1 客室 2 食堂 ( 専ら宿泊客の利用する施設に限る ) 食堂が専ら宿泊客の利用に供する施設に該当するかどうかは その食堂に対する宿泊客の利用がおおむね八割程度以上あるかどうかによることとされています なお ホテルの主食堂 ( メイン食堂 ) は特例に該当するものと解されるものです グリル等の食堂については 専ら に該当しない限り特例の対象とはなりません 3 広間 ( 主として宿泊客以外の者の利用する施設は除く ) 主として宿泊客以外の者の利用に供する施設とは 旅館の広間の利用形態が五割以上宿泊客以外の者 ( 外部の者 ) によって利用されている場合の広間をいうものです この場合の広間については特例の対象外です 4ロビー 浴室 厨房 機械室 ( 消防用防災用等の非課税該当は除く ) 5 以上の他 これらに類する施設として 玄関 玄関帳場 フロント クローク 配膳室 サービスステーション 便所 階段 エレベーター リネン室及びランドリー室が特例の対象となるものである Q133 ( 倉庫業法に規定する倉庫 ) 法第 701 条の41 第 1 項の表第 14 号について A 倉庫業者が所有する倉庫に限らず 借り上げている倉庫も対象となります また 実際に物品を保管の用に供する部分のみをいうものではなく 実際に物品の保管の用に供する家屋自体をいうものと解されています Q134 ( タクシー事業 ) 法第 701 条の41 第 1 項の表第 15 号について どのような施設が対象となるのでしょうか A タクシー事業の用に供する施設で対象となるものは 事務所以外の施設とされており 営業所 車庫 点検施設 給油施設 洗車施設等が特例の対象となります Q135 ( タクシー事業 ) 法第 701 条の41 第 1 項の表第 15 号について 同一営業所内においてタクシー事業とハイヤー事業を兼業する場合 資産割の面積はどのように算定するのですか A ハイヤー事業については 本項の特例措置の適用はないものであるから

49 ハイヤー事業の用に供する部分は除外するべきである なお タクシー事業の本来の事業の用に供する部分が不明である場合には それぞれの台数により事業所床面積を按分する等 合理的な方法で算定することもやむを得ないものと考えます Q136 免税点の判定は 非課税に該当する事業所税床面積もしくは従業者の数を除いて判定しますが 課税標準の特例は控除前で判定するのはどうしてですか A 非課税は課税が禁止されることであり 非課税に該当する施設等については 事業所税を課することの可能性が排除されています これに対して 課税標準の特例は 事業所税を課すべき課税客体は存在するが その施設等の性格から 一律に他の課税客体と同様の取り扱いをすることが適切ではないと判断されたものについて 法律により負担の軽減を定めたものです この結果 事業所税が採用する一定税率は課税標準の特例の適用により 結果的には軽減税率を採用した場合と同様の効果を持つことになります 11 減免 Q137 減免を受けるためにはどうすればよいですか A 減免申請は 申請書とその事由を証する書類を添えて納期限の7 日前までに申請することになります ( 今後 修正の予定 ) 減免については 条例の定めるところによります Q138 事業所税の減免について 具体的な基準がありますか A 減免については 当該市の条例の定めるところにより行うことができるとされています なお その具体的な運用に当たっては 事業所税の減免について ( 昭和 50 年 8 月 26 日自治市第 72 号 ) によるべきこととされています 取扱通知第 9 章 3(8) イ 税務局長通達においては 地方税法上非課税とされ または 課税標準の特例を受けている施設との均衡を考慮し (1) 学術文化の振興等に特に寄与するものと認められる施設 (2) 中小企業対策等の産業振興上特に配慮の必要があると認められる施設 (3) 国の経済施策等にかかる施設 等について 必要に応じ 減免することが適当とされています

50 Q139 具体例 A 減免対象施設として予定されているもの ( 抜粋 ) 減免される割合を記載 道路交通法第 99 条第 1 項に規定により指定を受けた指定自動車教習所 道路運送法第 9 条第 1 項に規定する一般自動車運送事業者 税額の 2 分の 1 相当額 税額の 2 分の 1 相当額 酒税法第 9 条に規定する酒類の販売業のうち卸売業に係る酒類の保管のた めの倉庫 資産割額の 2 分の 1 相当額 法第 701 条の 41 第 1 項の表第 16 号に掲げる施設 ( 市内に有するタク シーの台数が 250 台以下である者に係る施設に限る ) 税額の全部 中小企業振興事業団法法第 701 条の 34 第 3 項第 20 号に規定する事 業を行なうもの 税額の全部 農業協同組合 水産業協同組合若しくは森林組合又はこれらの組合の連合 会が農林水産業者の共同利用に供する施設 ( 法第 701 条の 34 第 3 項第 1 2 号に掲げる施設並びに購買施設 結婚式場 理容又は美容のための施設及 びこれに類する施設を除く ) 税額の全部 家具の製造又は販売の事業を専ら行う者が製品又は商品の保管のために要 する施設 資産割額の 2 分の 1 相当額 ビルの室内清掃 設備管理等の事業を行う者がその本来の事業の用に供す る施設 従業者割額の全部 野菜又は果実 ( 梅に限る ) の漬物の製造業者が 当該漬物の製造の用に供 する施設のうち 包装 瓶詰 たる詰その他これらに類する作業のための施 設以外の施設に係るもの 古紙の回収の事業を行う者が当該事業の用に供する施設 資産割額の 4 分の 3 相当額 資産割額の 2 分の 1 相当額 倉庫業法第 7 条第 1 項に規定する倉庫業者がその本来の事業の用に供する 倉庫 ( 市内に有する当該倉庫に係る事業所床面積の合計面積が30,000 平方メ ートル未満であるものに限る ) 市長が特に必要と認める施設 税額の全部 市長が定める額

51 12 申告納付 Q140 3 月決算の事業所ですが 申告納税はいつになりますか A 事業年度終了の日から2か月以内になりますので 平成 22 年 6 月に藤沢市が課税開始となりますと 平成 22 年 4 月から平成 23 年 3 月事業分を平成 23 年 5 月末までに申告納付していただくことになります Q141 個人で事業を行っていますが 申告納付はどうなります A 個人の方でも 事業を行っている家屋が1,000m2を超える場合または 100 人を超える従業員に給与支払をしている場合は納税義務者となります 申告は平成 23 年 3 月 15 日までに平成 22 年分を申告納付していただくことになります Q142 分割納付は可能ですか A 一括納付になります Q143 事業所税の申告について知りたいのですが? 事業所税の申告にはどのような種類のものがありますか A 通常の申告のほか 下記のような申告を予定しています 事業所税の免税点以下の申告藤沢市の事業所等床面積の合計面積が800m2を超え 1,000m2以下の場合藤沢市の事業所等の従業者の数の合計数が80 人を超え 100 人以下の場合 事業所等の新設 廃止申告藤沢市の事業所等床面積の合計が800m2を超える方が 当市において事業所等を新設または廃止をした場合は 新設または廃止の日から1か月以内に申告が必要です 事業所用家屋の貸付申告事業所用家屋を納税義務者に又は同一の法人および個人に800m2を超えて貸し付けたりした場合は 貸し付けている方が申告義務者となり 貸付を行った日から2か月以内までに申告が必要です Q144 申告納付ですが もしも申告しなかったらどうなりますか A 事業所税は 申告納付という事業者の自主的な申告に基づいて納付をしていただく制度を採用していますが 申告期限までに申告書の提出がない場合には 市が調査した結果によって 申告すべき課税標準額及び税額を決定す

52 ることがあります ただし 申告期限後であってもこの決定の通知があるまでは 申告納付することができます なお 申告書の提出期限までに申告がない場合には 不申告加算金が また 申告した税額が過少であった場合には過少申告加算金が課されることがあります Q145 申告には図面の添付は必要ですか A 初回の申告の際には 必ず 添付していただくようお願いします さらに 非課税や課税標準の特例及び減免等がある場合には その部分を明確にするためにも 必ず毎年 その部分を明示した図面の添付が必要となります また 非課税や課税標準の特例及び減免等の適用を受ける施設であることを証明する書類等の添付も必要となります 13 共同事業および共同事業とみなされる事業 Q146 A 社 B 社 C 社は 甲社が 100% 出資する同族会社です A 社 B 社および甲社は 同一の家屋に事業所があり C 社は別の家屋に事業所 があります 床面積 および従業者数は それぞれ次のとおりです 4 社の免税点判定および 課税標準はどうなりますか 甲社 :650 m2 36 人 A 社 :400 m2 58 人 B 社 :350 m2 49 人 C 社 :200 m2 14 人 甲社 A 社 B 社 A 特殊関係者を有する場合 特殊関係者が同一の家屋で事業を行っていると きは共同事業とみなされ 特殊関係者を有する者は 特殊関係者の事業所床 面積 ( 従業者数 ) を合計して免税点判定を行うこととなります A 社 B 社 および C 社は 甲社の特殊関係者であり また A 社 B 社 C 社は互いに 特殊関係者となります 甲社 A 社 B 社は同一の家屋で事業を行い C 社 は別の家屋で事業を行っていますので 免税点判定は次のとおりです また 免税点を超える場合 課税標準は 特殊関係者を有する者が単独で行ってい る事業所床面積 ( 従業者給与総額 ) のみとなります C 社 甲社 : =1,400 m2 ( 免税点超 ) =143 人 ( 免税点超 ) A 社 : =750 m2 ( 免税点以下 ) =107 人 ( 免税点超 ) B 社 : =750 m2 ( 免税点以下 ) =107 人 ( 免税点超 )

53 C 社 :200 m2 ( 免税点以下 ) 14 人 ( 免税点以下 ) Q147 A 法人 (12 月決算 ) は 事業所 500m2を廃止して 兄弟会社 ( 注 ) であるB 法人 (1,200m2) が入居する家屋に300m2の事業所を新設した場合 申告は必要ですか? A A 法人については みなし共同事業 に該当し 資産割の免税点を超えるため 納付申告が必要になります この場合 廃止した事業所についても月割で課税標準に含まれます 同一家屋 ( 藤沢市内 ) 別家屋 ( 藤沢市内 ) A 法人 300 m2 (6 月新築 ) B 法人 1,200 m2 A 法人 500 m2 (6 月廃止 ) A 法人の免税点の判定 300 m2+(1,200 m2 )= 1,500 m2 > 1,000 課税標準の算定 (300 m2 6/12 )+(500 m2 6/12 )= 400 m2 ( 注 )A 法人 B 法人それぞれの発行済株式の 50% 超を C 法人が保有して おり 同族会社に該当するものとします Q148 事業を行う法人又は個人 ( 事業主 ) に特殊関係者が存在し 事業主と同一家屋で事業を営んでいる場合は その特殊関係者との事業は みなし共同事業 とされ 免税点の判定を行うこととなるようだが もし みなし共同事業 に該当する場合であっても 特殊関係者との間に賃貸借契約があれば 適用しなくてすむのですか A みなし共同事業 については 事業主と特殊関係者との関係による判断となるため 賃貸借契約の有無でその関係が解除されるものではありません したがって 賃貸借契約書があったとしても事業主 ( 特殊関係者を有する者 ) の免税点判定は 事業主が単独でおこなっている事業の事業所床面積又は従業者数と共同事業とみなされた事業の事業所床面積又は従業者数との合計で判定することとなります ( 令 56 の752) 14 消防用設備等及び防災施設等に関する事項 ( 非課税規定 ) Q149 次の設備等のように 消防用途の機能と一般用途の機能を兼用しているものに係る事業所床面積は非課税として取り扱ってよいのですか (1) 消防用設備等の水源としての技術上の基準に適合している水槽で 一

54 般給水用の水源をも兼用している場合の当該水槽 (2) 消防用設備等の非常電源と他の電源との共用の受電設備 変電設備その他の機器及び配線が外箱に収納されている非常電源専用受電設備 (3) 消防用設備等の監視 操作等と空調 保温等の監視 操作等を併せ行う総合操作盤 (4) 消防用の排煙と暖房用等の排煙を併せ行う排煙設備の風道等 (5) パイプスペース又は配線シャフトとして区画された部分で 消防用設備等の配管又は配線と一般設備の配管又は配線と併せて格納するもの A 設問 (1)~(5) の設備等について お見込みのとおり取り扱って差し支えありません Q150 消防用設備等のポンプと一般給水用のポンプとが併設されているポンプ室について 消防用設備等に係る事業所床面積は どのように算定したらよいか また 消防用設備等に係る非常電源設備と一般照明用等の電源設備とが併設されている電源室 消防用設備等の機器 ( 排煙設備の排煙機等 ) と一般業務用の機器とが併設されている機械室等についてはどうですか A 設問のポンプ室 電源室 機械室等のように 消防用設備等と一般業務用の設備とがその設置場所を共用している場合には それぞれの設備の規模 ( 占用床面積等 ) に応じ 当該設置場所に係る事業所床面積を按分することが適当です Q151 消防用設備等の水源と一般給水用の水源を兼用する水槽を地下に埋設し その蓋に当たる床面に消防用設備等のポンプと一般給水用のポンプとが設置されているポンプ室の消防用設備等に係る事業所床面積はどのように算定したらよいのでしょうか A 設問のポンプ室に係る事業所床面積は 専らポンプ室の用に供されていると考えられるので それぞれのポンプの規模に応じ 当該ポンプ室に係る事業所床面積を按分することが適当です Q152 壁等に埋め込まれ 又は取り付けられている消防用設備等の機器 ( 消火栓箱 操作機器の格納箱 避難器具等 ) に係る床面積及びこれらの機器の操作面積については 事業所税の課税上どのように取り扱えばよいのですか また 消火器等移動性消火用具に係る床面積についてはどうか A 壁 天井等に埋め込まれ 又は取り付けられている消防用設備等の機器に

55 係る床面積はなく したがって非課税の対象となる事業所床面積もないものです なお これらの機器の操作面積については 消防署長等の命令により 当該機器に係る操作面積の確保及びその最小限必要な範囲が明確にされ かつ 当該部分が有効に確保されていると認められる場合に限り 当該操作面積 ( 最小限必要とされる部分に限る ) は 地方税法施行規則第 24 条の9 第 2 号に該当するものです また 移動性消火用具については その設置箇所に消防法施行規則第 9 条第 3 号に基づく標識が設けられ かつ 当該設置箇所に常置されている場合に限り その占用床面積は非課税とされるものです Q153 一定の既存防火対象物については 消防法施行令第 31 条の規定 ( 消防用設備等の基準の特例 ) の適用に関する特例基準につき 消防庁安全救急課長からの通達 ( 昭和 50 年 7 月 10 日消防安第 77 号 既存防火対象物に対する消防用設備等の技術上の特例基準の適用について ) がなされているが 当該通達の技術上の特例基準に適合する消防用設備等についても非課税措置が適用されると解してよいのですか A 設問の既存防火対象物に係る消防用設備等のみならず 消防法施行令第 3 1 条の規定の適用がある消防用設備等については 全て非課税措置が適用されます Q154 特別避難階段又は避難階段に附室が設けられている場合 当該附室の部分も非課税の範囲に含まれるのですか A 特別避難階段にあっては 附室の措置がその構造上の要件であるので ( 建築基準法施行令第 123 条第 3 項第 1 号 ) 当該附室も非課税の範囲に含まれます また 避難階段の附室については 特別避難階段を設置すべき建築物に準ずる建築物につき 特定行政庁が避難階段に附室の措置を命じたような場合にあっては 地方税法施行規則第 24 条の9 第 2 号に該当するものとして その2 分の1の面積に対応する部分を非課税とすることが適当です Q155 建築基準法施行令第 123 条第 1 項又は第 3 項に定める構造を有する傾斜路は 地方税法施行令第 56 条の43 第 3 項第 1 号イに規定する避難階段等に該当すると解してよいのですか A お見込みのとおりです

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