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1 FCP 成果報告会 第 3セッション : グループディスカッションのテーマについて 平成 23 年 3 月 8 日 農林水産省フード コミュニケーション プロジェクトチーム

2 グループディスカッションの実施にあたって フード コミュニケーション プロジェクトではション プロジェクトでは 事業者の皆様に主体的にご参加頂き そのご意見を積み上げて 様々な企画を協働で推進しています FCPの重要課題である普及についても FCP 普及 戦略研究会 やFCPアドバイザリーボードの場などを通じて頂戴したご意見を踏まえて 事業者の皆様と協働で進めて参る考えです こうした 協働のための意見交換の一環として 先の中間報告会においては ため報告会にご参加頂いた皆様に直接参画して頂くグループディスカッションを試験的に開催しました その場で皆様から普及に関する多様なアイデアを頂戴するとともに ご参加の皆様の間のネットワーク構築の観点からもディスカッションを行う意義について評価を頂いたところです このため 今回の成果報告会においても 引き続きグループディスカッションを開催し 参加者の皆様の間での建設的なネットワーク構築を重視するとともに F CPの更なる普及に関する皆様のご意見を頂きたいと考えております 2

3 中間報告会におけるグループディスカッションの結果概要 平成 22 年度中間報告会の第 3セッションにおいては FCPの普及という観点から 社内 取引先 消費者 といった相手先毎に 1 どのような普及上の 課題 や 対応方策 が考えられるか 2 普及にあたっての キャッチフレーズ はどのようなものになるかについてグループ単位でディスカッションを行って頂きました その場において参加者から頂戴した主な意見は以下のとおりです ( 各グループ毎のディスカッションの結果概要は参考として添付 ) FCPの知名度をもっと上げる必要があるとの意見 分かり易いようFCPの説明の仕方を工夫する必要があるとの意見 事例として展開し 説得力を持つために地域ブランチが効果的との意見 社外から重要性を伝えるなど 外堀から埋めて行くような工夫もあるとの意見 取引先と勉強会を開いたり FCPのツールを使う体験をするなど 実績を出して行くことが効果的との意見 成功事例を集めて提示する 分からないことを聞ける窓口などサポート体制があると良いとの意見 FCPの取組を消費者目線で知らせていくことが必要との意見 この結果はその後の FCP の普及活動に可能な限り反映するとともに 2 月 22 日開催のこの結果は その後の FCP の普及活動に可能な限り反映するとともに 2 月 22 日開催のアドバイザリーボードに話題提供し 今後の普及戦略の意見交換の素材とさせて頂きました 3

4 グループディスカッションのテーマ 本日のグループディスカッションのテーマは 中間報告会のディスカッション結果と これを踏まえたアドバイザリーボードの有識者のご意見を受け ドの有識者のご意見を受け FCP 参加の動機付けをより具体的かつシンプルに行うためにどのような工夫が必要かということをポイントとして設定させて頂きます ( テーマ ) 具体的には 参加の動機付けを 参加のメリット 不参加のデメリット の両面から自由にご議論頂きます 1 FCPに参加することのメリット は何か FCPに参加しないことのデメリット は何か それぞれについて 可能であれば 現在の状況 と 将来の理想 の両面から意見交換して下さい 2また あわせて来年度以降の研究活動等の活性化のため ネットワーク参加者が集まれるような企画としてどのようなものが考えられるかについても意見交換をお願いします 4

5 グループディスカッションの進め方 ( 進め方 ) 1. まず最初に 事務局の誘導により 参加者の皆様には 7つのグループに分かれて頂きます 2. グループ毎にファシリテーターを配置しますのでを配置しますので その司会でディスカッションを開始して下さい 3. その際 まずグループ毎に簡単な自己紹介を行い 書記を決めて頂きます 4. ディスカッション時間は 60 分とし 結果を様式にとりまとめて下さい 5. 最後に 各グループ 4 分ずつ発表して頂きます 留意事項 :FCPの研究会等において常にお願いしている話し合いのルールを本日もお守り下さい 1 ステークホルダー間での WIN-WINの関係づくりを重視すること 2 建設的 効果的な意見交換に貢献すること 3 個別の組織や団体に対する 誹謗 中傷は行わないこと 5

6 グループディスカッションの結果発表様式 テーマ 1 FCPに参加するメリット FCPに参加しないデメリット 現在の状況 将来の理想 6

7 グループディスカッションの結果発表様式 テーマ 2 ネットワーク参加者向けの新たな企画 自分が参加してみたい企画 ( 新しい ) 参加者にお勧めしたい企画 7

8 ( 参考 ) 中間報告会グループディスカッションの結果概要 (1 グループ ) ファシリテーター : 青森中央学院大学塩谷先生 普及の相手課題 対応キャッチフレーズ 取引先 スピード 勢い (FCP が消えないように ) FCP の HP への誘導 農水省も積極的に PR を ( 参加企業名もよりオープンにする ) FCP の落としどころ 目標 メリットをわかり易く ( 説明のためのツールも必要 ) 成功事例の蓄積とアピール ( イベント等活用して ) 地域からも積極的に取組 成功事例等を発信 各都道府県 市町村等の会議 セミナー等も活用 参加企業間のコミュニケーション 語る 場づくり ( 方向性をそろえる 考え方の共有のため ) 統一されたフォーマットを作ることだけが目的ではない 情報の規格化 共通フォーマットによる 見える化 お取引先全てに FCP を周知することは困難 ( 強制力がないため ) FCP に取り組むことによる有効性の検証と実証 ( 時間をかけてでも じっくりと ) ( 取引先への普及とはいえ ) 消費者の食への問題の問題意識の強化 FCP の普及も大切 やってやろう FCP!! 30,000 社参加してます FCP!! FCP:For Customer Prote ction ( 食の安全への取組について ) をやっています!! とシンプルに 8

9 ( 参考 ) 中間報告会グループディスカッションの結果概要 (2 グループ ) ファシリテーター : 鶏卵肉情報センター杉浦様 普及の相手課題 対応キャッチフレーズ 社内 FCPの認知不足自社にとってのメリット ( ビジネスに反映 ) 輸出 GFSI 対応成果物の価値新たな業務負担のイメージがある行政は担当部署の住み分け ( 農林水産部 商工 衛生 ) 取引先 ( 小売 FC) の情報提供組織の立ち上げ ( 食品安全委員会 プロジェクトなど ) 簡単に使えるツールツールの事例 HOW to 理想像の明示 ( サプライマネジメント 工場監査 日本のビジョン 一次 二次 三次 ) 見える つながる 気づく 伝わる - 取引の機会 - 取引の効率化 - 取引の共通言語 取引先 取引先へのメリット 必要性が伝えにくい商談シートから入るのが良い ビジネス拡大のメリット業界のコミット リーダシップ企業が率先地域ブランチはアドバイザーを通しての情報 事例の共有が必要協働の着眼点という原点に常に戻るのが大事トラブル前に抜け 漏れを見直す 9

10 ( 参考 ) 中間報告会グループディスカッションの結果概要 (3 グループ ) ファシリテーター : 4CYCLE 田井中様 普及の相手社内取引先消費者 課題 対応 導入の必要性の説明 社内情報の整備( 社員一人一人の理解のために直接対話方式の説明会の設定 ) 参加メリットがどこまであるかの理解を進める( トップの理解が必要 ) 分かり易いメリットや利用方法の説明が必要(FCPを直感的に理解するための説明) 予算の捻出 ベストプラクティスの共有化 FCPの活動に沿った社内方針の設定 食品に携わる事業者全体の協力体制が必要 業界内外に発言力のある企業グループの構築 企業と行政の協働が必要 行政と地域量販店タイアップによる啓発セミナーの開催 ( 行政とのタイアップで地域量販企業の信頼度が高まる ) 国のサポートが必要 消費者庁も協働に組み込み 多くの消費者団体にFCPの活動を理解してもらうセミナーを全国で定期開催表彰事業等を通じて啓発 消費者ニーズの捉え方に問題はないか 潜在的な消費者ニーズへの対応策が必要お客様モニターを活用した説明と そこからのフィードバックが必要限定的な情報しか持っていない消費者に対し 先進的な取組についてのメディアセミナーを実施 FCP に取り組んでいることの伝え方に問題があるのではないか (FCPに取り組んでいることをHPや宣伝物で知らせてもFCPの内容が上手く伝わらない状況にある) 自社 HPとFCPのHPとのリンク設定自社 HPに FCPに参加している 旨を表示する企業としてFCPに取り組むことで食の安全 安心につながっていることをアピールしていく FCPに取り組んでいる企業の商品を購入するメリットが不明瞭ではないか 自社にとってFCPとは何かのコンセプト設定が必要 FCPのメリットを伝える事業の必要性モデル的な取組をしている企業を上手くPRする 10

11 ( 参考 ) 中間報告会グループディスカッションの結果概要 (4 グループ ) ファシリテーター : 東京農業大学山村再生支援センター中山様 普及の相手 課題 対応 B16 は書けない 経営者が変わらないといけない 中小企業が入りやすくする ( プログラムを作る マニュアル化 ) 大手(FCP 参加企業 ) がビジネスシーンで使い始めること 取引先 認証などごほうび 個別ツールの使い方の統合 みんなでテンポアップの方法は? ワーっと使う (FCP デファクトスタンダード ) FCP がブランドになる FCP の知名度 (B to B) 運動ーわかりやすい行動モデルが必要 いやいやでは出来ない 11

12 ( 参考 ) 中間報告会グループディスカッションの結果概要 (5 グループ ) ファシリテーター : RPI 長澤様 普及の相手課題 対応キャッチフレーズ 取引先 1. 最初の一歩の工夫 A. ともに 1 歩踏み出しても失敗しない工夫 あなたと私のFCP 導入に対する負担 メリットのアピール ともに築こう食の信頼 2. 知らせる 常識化 B. 出かける前に ロゴマークの活用 ( 名刺 封筒等 ) 取引前にFCP 参加企業が非参加企業 ( 新規取引先等 ) を誘う 信頼確保で売上増 業界紙等を使った FCP 発信 3. 勉強会 検定 メリット参加のメリットをアンケートして発表第三者を入れた勉強会等取引先との研修会 情報発信 導入取引先には社内検査回数を軽減商品検査とのセット等 導入時の+α 作業軽減意欲の高い取引先に個別説明 普及 4. 実績を外から評価 FCP 検定を作る 私達はFCP に実直に取り組んでいます FCPが作る新たなビジネス C. 消費者とともに語り合えば見えてくる! 食への信頼 FCP 食の安全をFCPで! FCP で食の安全を守ろう食の信頼の共通言語 FCP みなさんの取組を 見せて 下さい F( フードを )C( ちゃんとやる!)P( プロジェクト ) 消費者がFCPをチェックする 消費者 1. 認知させる統一キャンペーンの実施 店頭での展示 TV 新聞等 マスメディアで取り上げるロゴの露出を増やす 商品にロゴをつけるイメージがつくまでしつこく周知商品のどこがFCPかワンポイント情報的に提供お客様向けの言語 ( テクニカルでない口語 ) 2. イベント多くの消費者が集まるイベントに出展 講演生産工程 農場の見学の機会を増やす 3. 団体連携消費者団体等と連携 ( 消費者説明会等 ) 消費者団体 HPとのリンク全国組織の消費者団体を会員にする 食べる前のFCP FCPを食卓に FCPは食の安全の合言葉安心って美味しいね FCP FCPが日本の食を変える! あなたも食の信頼を作る側食の安全 安心はFCPから 見て下さい 知って下さい 私達のやってることを FCPで食が見える FCPは皆さんの安全を確保します食の信頼 FCP FCP って何?-FCPは食の信頼のマークです 12

13 ( 参考 ) 中間報告会グループディスカッションの結果概要 (6 グループ ) ファシリテーター : RPI 大島様 普及の相手課題 対応キャッチフレーズ 取引先 課題 1 知名度が低い対応 農林水産大臣のプロジェクトにする モデル事業を構築する 地域ブランチの活性化させて広げる 各種団体によびかけを行う 課題 2 メリット不明確 対応 インセンティブを与える 取引基準に 着眼点 を組み入れる マスコミリリースを行う 表彰制度を設けて普及する 課題 3 進め方対応 成功事例の共有ベストプラクティス サポート体制 情報共有の仕組みを作る 皆でつくる食の信頼 食の信頼をつなぐ架け橋 FCP 食生活のお手伝 日々の業務にすぐ活かせるFCP 食の信頼のためのWIN WIN FCPやれば見えるお客様! 13

14 ( 参考 ) 中間報告会グループディスカッションの結果概要 (7 グループ ) ファシリテーター : スコラコンサルト元吉様 普及の相手課題 対応キャッチフレーズ Web Web に商品情報を掲載しても活かされていない HP で原産地表示を行っているが 問い合わせは少ない 質 量 バラエティ メーカーの 安全への取組 が消費者の 安心して購入する 行動につながらない カテゴリー 品目が多岐に渡っており 対応方法が多すぎる ( 表示 POPの徹底が課題 ) FCPとかベーシックとか消費者にはわかりにくい 端的に訴える消費行動に対してのキーワードがない 消費者 安全は当たり前 大半の消費者は関心がない 一部の消費者が問題だと思っていることが多いので困る ( 情報源はマスコミ ) 専門性 一部の熱心な人 HPで全製品のアレルギー情報を掲載した アレルギーの専門知識に関する理解の差が大きい 間違った情報や 理解も多い 現場に行く 少人数で工場見学& 意見交換で理解が深まる 食品企業の取組は現場で説明 ( パンフレット HPでは本当の意図は伝わらない 共通言語がないかも ) フードチェーンの食品管理システムをお客様( 消費者 親子 ) が見学し ホームページを通じてレポートする 消費者目線 私も消費者 まじめに取組む人 企業を評価する社会づくり FCP は基本価値 + 付加価値 食育はお客様と社員に Our Pride 食の安全を優先します その他 MiO club( 消費者口コミファンクラブ ) での商品開発モニター時においての FCP の紹介 14