0. 新しい地理空間情報活用推進基本計画の概要 2

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1 国土地理院における最近の取組 [ 資料 2] 0. 新しい地理空間情報活用推進基本計画が決定 1. 新しいデザインの Web 地図サービス ( 電子国土 web.next) の試験公開について 2. 標高がわかる Web 地図の試験公開について 3. 道内における高精度な数値標高データの公開状況について 4. 国土の基本的な地理空間情報 数値地図 ( 国土基本情報 ) の刊行について 5. 最新の 2 万 5 千分の 1 地形図のインターネットでの刊行を開始 ~ 送電線の表記 地図の範囲の指定が可能に ~ 6. 電子国土賞の紹介 7. 電子基準点での準天頂衛星やグロナス衛星のデータ提供開始について 8. 平成 25 年度概算要求 ( 国土地理院関連分について ) 平成 24 年 11 月 20 日国土地理院北海道地方測量部

2 0. 新しい地理空間情報活用推進基本計画の概要 2

3 1. 新しいデザインのWeb 地図サービス ( 電子国土 web.next) の試験公開について 国土地理院は より使いやすい Web 地図サービス 電子国土 Web. NEXT の開発を進めています 今回 Web 地図の試作版として 彩色地図 モノトーン地図 及び 白地図 の三種類を追加しました 電子国土 Web. NEXT について 皆様からのご意見をお聞かせください 背景地図は 札幌駅周辺を標準地図の縮尺 1/25000 で表示 選択した表示種別で地図か写真が表示されます 表示する地図の種類を選択 表示する写真の撮影年代を選択 試験公開中の地図は データ整備中の地域があるため 日本全域をカバーしていない場合や ある特定の縮尺のみ提供している場合があります < 提供範囲 > 彩色地図 モノトーン地図 白地図 北海道札幌市付近のみ 全国 提供なし 全国 電子国土 Web.NEXT は 以下の URL で試験公開しています 3

4 電子国土 Web. NEXT へのアクセスは 国土地理院 HP のトップページ より電子国土ポータルのバナーを選択 電子国土ポータルのページ に移動中段にある新しい電子国土 web システムの各地図を選択すると各地図表現の電子国土ポータル画面に移動 電子国土 web.nextで彩色地図を選択選択してして表示表示したした例 4

5 2. 標高がわかる Web 地図の試験公開について 国土地理院のホームページで 任意の地点の標高値を簡単に知ることができる Web システムを試験公開しています 津波や水害対策のための基礎情報として活用いただけます 結果表示 緯度経度は十進法で表示 ( 経度 緯度 度 ) 標高値はメートル単位 (15.8m) 標高値の計測に使用する元データの種別を表示 ( 写真測量による 5m メッシュの標高データ ) 標高を知りたいりたい場所場所で マウスをマウスを右クリックするだけでクリックするだけで そのその場所場所の標高がわかりますがわかります ( 結果は画面右側画面右側とポップアップとポップアップ表示表示の 2 箇所 ) 標高がわかる web 地図は以下の URL で試験公開しています 5

6 3. 道内における高精度な数値標高データの公開状況について ~ 各地の津波被害予測等津波被害予測等の高度化高度化に期待 ~ 基盤地図情報 5m 10m メッシュ標高の整備範囲 国土交通省は平成 17 年から平成 21 年にかけて 1 級河川沿いを中心に航空レーザ測量を実施し高精度な数値標高データを整備 国土地理院は 開発局等と連携してこの公共測量のデータを基盤地図情報 ( 数値標高モデル )5m メッシュとして提供を開始 基盤地図情報 5mメッシュ標高の整備範囲平成 24 年 3 月 28 日現在 基盤地図情報 5m メッシュ標高の整備予定範囲平成 25 年 3 月下旬整備予定 東日本大震災の津波被害を教訓に 千島海溝沿いの地震 東海 東南海 南海地震 等の災害が懸念される地域において概ね海岸線から 5km までの範囲を対象に高精度な標高データを整備 ( 平成 23 年度 3 次補正予算 ) 6

7 4. 国土の基本的な地理空間情報 数値地図 ( 国土基本情報 ) の刊行について 国土の基本的な情報として 行政区画 道路 鉄道 建物等の地図情報 居住地名等の地名情報 標高等を一つにまとめた 数値地図 ( 国土基本情報 ) の刊行を 北海道地域分北海道地域分から開始しました この情報は 情報の更新に応じて日々内容が新しくなる 新たな形態で刊行するものです また GIS( 地理情報システム ) などを用いて 必要な情報を中から選択したり 他の情報と重ね合わせて利用することが可能なものです 価格オンライン提供 (GML 形式もしくはシェープファイル形式 )1 図葉 170 円 ( 消費税込 ) DVD 版 (GML 形式もしくはシェープファイル形式 )1 枚 7,500 円 ( 消費税込 ) 国土地理院では 測量法第 27 条第 3 項 ( 測量成果の公開 ) の規定に基づいて 測量成果の閲覧を行っています 数値地図 ( 国土基本情報 ) についても 国土地理院の本院 ( 情報サービス館 ) 及び各地方測量部において ディスプレイで閲覧することができます 7

8 5. 最新の 2 万 5 千分の 1 地形図のインターネットでののインターネットでの刊行刊行を開始 ~ 送電線の表記表記 地図地図の範囲範囲の指定指定が可能可能に ~ A3 判横 ( 大雪山周辺 ) A3 判縦 ( 大雪山周辺 ) インターネットを経由経由してして最新最新の地形図 ( 画像データ ) を購入購入することができるサービスとして 電子地形図 の刊行刊行を 8 月 30 日に 北海道地域北海道地域の地図からから新たにたに開始開始していますしています (10/30に四国四国 沖縄地域刊行 ) 最新の電子国土基本図 ( 地図情報 ) データが利用利用されているのでされているので 常に新鮮な地図画像地図画像を入手入手することがすることが可能可能ですです 入手したデータはしたデータは コンピュータでコンピュータで見るほかるほか 紙に出力出力 印刷印刷してして利用利用できます 以下の項目項目についてについて 利用者利用者が希望希望に応じてじて選択選択し 地図画像地図画像を作成作成できます 入手入手したいしたい地図地図の中心位置 画像画像ファイルのファイルの形式 (JPG TIFF PDF) 画像画像のサイズ (A1 A0 A2 A3 A4 判 ) と向き 道路道路 鉄道鉄道の表現方法 付属情報 ( 送電線 記念碑等 ) の表示表示の有無 値段は当たり170 円で ( 財 ) 日本地図センターから購入できます ただし A1 版 340 円 A0 680 円となります 8

9 6. 電子国土賞の紹介 電子国土賞 は 電子国土基本図等のデータを活用した GIS ソフトウェアなど 品質の高いアプリケーション等の開発 普及を促進するため国土地理院が創設し 4 月から対象作品の募集を行っていました 募集の結果 独創性 有用性 発展性 操作性等に優れた多くの作品を推薦応募いただき 第一次審査を通過したモバイル部門 7 点と PC 部門 29 点のソフトウェア及び GIS コンテンツ部門 31 点について 電子国土賞選考委員会による最終選考を行い 電子国土賞 10 点 ( モバイル部門 :2 点 PC 部門 :4 点 コンテンツ部門 :4 点 ) 及び 電子国土功績賞 5 点の計 14 点の受賞作品を 6 月 20 日に決定しました 電子国土賞の詳細は 以下の URL でご覧いただけます 9

10 7. 電子基準点より準天頂衛星やグロナス衛星のデータ提供を開始 ~GNSS 時代へのへの対応対応によるによる震災復興支援 ~ 平成 24 年 7 月 13 日より 東北地方などの電子基準点 (187 点 /1240 点 ) で取得した準天頂衛星 ( 日本 ) やグロナス衛星 ( ロシア ) の観測データを提供します 従来の GPS( 米国 ) に加え これらの衛星が利用できると 上空視界の制約のため GPS だけでは測量できなかった地域でも測量が可能になり 震災復興事業等の効率化に役立ちます 電子基準点より GPS 以外のデータを提供するのは今回が初めてで 本格的な GNSS( 衛星測位システム ) 時代の幕開けとなります ( 3 対 1 方 8 8 ) 様々な衛星測位システムを利用することにより 従来は難しかった上空視界に制約のある地域でも 効率的なGNSS 測量が可能となり 震災復興事業等の効率化を支援残り約 1,000 点の電子基準点からの準天頂衛星やグロナスのデータファイルの提供は 受信機更新が完了し 中央局システムが概成する平成 25 年度の予定です このグロナスデータは GPS との併用により公共測量での利用が可能です 準天頂衛星は実証段階にあり 測量用の解析ソフトウェアが市販される状況には至っていませんが 研究開発用のデータとしてご利用いただけます 10

11 8. 平成 25 年度概算要求 ( 国土地理院関連分について ) 地理空間情報の提供を通じた災害に強く持続可能な社会づくりへの貢献 国土地理院国土地理院国土地理院国土地理院の要求額要求額要求額要求額は 通常枠通常枠通常枠通常枠としてとしてとしてとして約 97 億円億円億円億円復旧復旧復旧復旧 復興枠復興枠復興枠復興枠としてとしてとしてとして 2.9 億円億円億円億円自然災害自然災害自然災害自然災害を受けがちなけがちなけがちなけがちな脆弱脆弱脆弱脆弱な国土国土国土国土のありさまをのありさまをのありさまをのありさまを明らかにしらかにしらかにしらかにし またまたまたまた人口減少人口減少人口減少人口減少 高齢化高齢化高齢化高齢化 エネルギーエネルギーエネルギーエネルギー制約制約制約制約等の社会的社会的社会的社会的な課題課題課題課題に対応対応対応対応したしたしたした持続可能持続可能持続可能持続可能な社会社会社会社会の実現実現実現実現に向けたけたけたけた 価値価値価値価値あるあるあるある利用利用利用利用しやすいしやすいしやすいしやすい地理空間情報地理空間情報地理空間情報地理空間情報を提供提供提供提供するためのするためのするためのするための施策施策施策施策を着実着実着実着実に展開展開展開展開するするするする経費経費経費経費を要求要求要求要求 電子国土基本図及電子国土基本図及電子国土基本図及電子国土基本図及び基盤地図情報基盤地図情報基盤地図情報基盤地図情報の着実着実着実着実な更新更新更新更新 要求額要求額要求額要求額 1,639 百万円百万円百万円百万円 国土国土国土国土の管理管理管理管理や領土領土領土領土の明示明示明示明示のためにのためにのためにのために 電子地図上電子地図上電子地図上電子地図上の位置位置位置位置の基準基準基準基準となるとなるとなるとなる基盤地図情報基盤地図情報基盤地図情報基盤地図情報と国土国土国土国土のありさまをのありさまをのありさまをのありさまを示す電子電子電子電子国土基本図国土基本図国土基本図国土基本図を適切適切適切適切に更新更新更新更新し 国土管理国土管理国土管理国土管理 保全保全保全保全 社会資本社会資本社会資本社会資本の維持管理維持管理維持管理維持管理 防災施策防災施策防災施策防災施策の推進等推進等推進等推進等に貢献貢献貢献貢献するするするする 電子基準点測量電子基準点測量電子基準点測量電子基準点測量の高度化高度化高度化高度化の推進推進推進推進 要求額要求額要求額要求額 701 百万円百万円百万円百万円 準天頂衛星準天頂衛星準天頂衛星準天頂衛星ほかほかほかほか多様多様多様多様な衛星測位衛星測位衛星測位衛星測位システムにシステムにシステムにシステムに対応対応対応対応したしたしたした GNSS 対応型電子基準点対応型電子基準点対応型電子基準点対応型電子基準点のデータをのデータをのデータをのデータを測量分野測量分野測量分野測量分野や津波津波津波津波の予測支援等測支援等測支援等測支援等で活用活用活用活用するためするためするためするため 本院内本院内本院内本院内のつくばのつくばのつくばのつくば中央局中央局中央局中央局に配置配置配置配置されたデータされたデータされたデータされたデータ収集収集収集収集 配信配信配信配信システムシステムシステムシステム及び解析解析解析解析システムのシステムのシステムのシステムの改良整備良整備良整備良整備を行う 南海南海南海南海トラフトラフトラフトラフ巨大地震等巨大地震等巨大地震等巨大地震等へのへのへのへの備え 要求額要求額要求額要求額 311 百万円百万円百万円百万円 南海南海南海南海トラフトラフトラフトラフ巨大地震巨大地震巨大地震巨大地震の想定震源域想定震源域想定震源域想定震源域においてにおいてにおいてにおいて 水準測量水準測量水準測量水準測量によるによるによるによる地殻地殻地殻地殻の上下変動観測上下変動観測上下変動観測上下変動観測を強化強化強化強化するするするする またまたまたまた 人口人口人口人口が集中集中集中集中したしたしたした都市域周辺都市域周辺都市域周辺都市域周辺で活動活動活動活動の緊迫性緊迫性緊迫性緊迫性が高いといといといと見込見込見込見込まれるまれるまれるまれる活断層帯活断層帯活断層帯活断層帯を対象対象対象対象に 位置等位置等位置等位置等の調査調査調査調査を行う 復興事業復興事業復興事業復興事業の円滑円滑円滑円滑な推進推進推進推進に貢献貢献貢献貢献 要求額要求額要求額要求額 290 百万円百万円百万円百万円 東日本大震災東日本大震災東日本大震災東日本大震災によるによるによるによる東北地方太平洋沿岸東北地方太平洋沿岸東北地方太平洋沿岸東北地方太平洋沿岸の津波被災地域津波被災地域津波被災地域津波被災地域のうちのうちのうちのうち 復興事業等復興事業等復興事業等復興事業等によるによるによるによる国土国土国土国土の変化変化変化変化の著しいしいしいしい地域地域地域地域を対象対象対象対象に災害復興計画基図災害復興計画基図災害復興計画基図災害復興計画基図を更新更新更新更新 提供提供提供提供し 復興事業復興事業復興事業復興事業の円滑円滑円滑円滑な推進推進推進推進に貢献貢献貢献貢献するするするする 地理空間情報地理空間情報地理空間情報地理空間情報ライブラリーをライブラリーをライブラリーをライブラリーを通じたじたじたじた地理空間情報地理空間情報地理空間情報地理空間情報の提供提供提供提供 要求額要求額要求額要求額 269 百万円百万円百万円百万円 国土地理院国土地理院国土地理院国土地理院が整備整備整備整備 保有保有保有保有するするするする過去過去過去過去からからからから最新最新最新最新に至る地図地図地図地図や空中写真空中写真空中写真空中写真のほかのほかのほかのほか 国や地方公共団体地方公共団体地方公共団体地方公共団体が整備整備整備整備したしたしたした地理空地理空地理空地理空間情報間情報間情報間情報の一部一部一部一部についてもについてもについてもについても インターネットをインターネットをインターネットをインターネットを通じたじたじたじた使いやすいインターフェースでいやすいインターフェースでいやすいインターフェースでいやすいインターフェースで提供提供提供提供し 利用環境利用環境利用環境利用環境を充実充実充実充実させるさせるさせるさせる 11

12 関東地区 神奈川県産学官連携協議会としてモデル事業の実施産 : 地元企業による技術支援の実施 寒川町都市計画情報提供サービス を公開 九州地区 産学官協議会で立ち上がったプロジェクト シンポジウム その他の取組事例 熊本地域産学官連携協議会 ( 第 1 回 7/27) 福岡産学官 GISDAY(11/1) 鹿児島県勉強会 (11 月下旬 ) 電子国土基本図を用いた地域防災計画の見える化の実施 ( 大分県防災システム )