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1 アルテ監査法人セミナー IFRS 連続セミナー (5) 従業員給付 平成 23 年 9 月 21 日 代表社員公認会計士大原達朗

2 目次 退職給付会計の基礎の確認 IFRS 従業員給付の概要 (IAS19) 確定給付型制度 日本の退職給付会計基準の見直し Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 1

3 日本の年金制度の体系 年金制度の体系 厚生労働省年金局年金財政 HP より 退職給付会計の対象 Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 2

4 退職給付制度の概要 確定拠出型確定給付型退職一時金制度厚生年金基金制度適格退職年金制度退職給付企業年金制度 Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 年金制度へ払い込む掛金額を先に定め 給付額は積立金の運用実績に応じて定める制度 つまり拠出額 ( 掛金の額 ) が確定している制度であり 拠出以後企業は追加的な負担を負わないもの 掛金がそのまま企業の費用となる それ以後の企業の義務はないため 会計上も引当金を計上する必要はない 給与や勤務期間に応じて定まる給付額を基準に掛金を定め 当該給付額を従業員に支払う義務を負う制度 つまり給付額が確定している制度であり 年金資産の運用リスクは企業が負う 実質的に企業が長期的債務を負担することになり 会計上も引当金の計上が必要となる 退職給付債務に対して外部積立を行わず 内部積立のみをもって一時金を支払う制度 退職一時金は通常 就業規則等の退職金規定に基づき支払われる 企業が厚生年金基金を設立し国の厚生年金の一部を代行し さらに企業が独自の上乗せ給付 ( プラスアルファ部分 ) を行う制度 企業が負担する掛け金が全額損金算入でき 従業員が負担する掛け金は所得税の社会保険料控除の対象になる 税法に規定する適格要件をすべて満たし国税庁の承認を得た制度 企業が従業員に支払う退職給付を事前に信託銀行 生命保険会社等の外部へ積み立て 退職給付の支給の際には積立先が支払う 適格退職年金制度によると 企業が負担する掛け金は全額損金算入できる 平成 14 年 4 月 1 日以降 10 年間の経過措置後に廃止されることが決まっているため 新規発足はできない 平成 14 年から施行された確定給付企業年金法によって創設された 厚生年金基金とは異なり 国の厚生年金を代行しないで 上乗せの年金給付だけを行う制度 規約型企業年金と基金型企業年金の二つの種類がある 制度廃止が決まっている適格退職年金や 厚生年金基金の代行部分を国へ返上した残りの部分を確定給付企業年金に移行することができる 3

5 退職給付会計の概要 退職給付引当金のイメージ 貸借対照表資産負債 年金制度 退職給付 年金資産 退職給付 引当金 債務 資本 退職給付会計基準が導入される以前は 企業が直接給付する一時金部分については退職給与引当金による処理が行われる一方 企業年金制度については拠出金を支払時の費用として処理する実務が行われており 退職給付に関しての会計処理が統一されていなかった また その計算方法も 退職一時金部分について従業員が期末時点で退職した場合に支払われる退職金をもとに その一定割合もしくは 100% を退職給与引当金として計上していた 退職給付会計基準導入後は 年金制度に拘わらず積立不足については退職給付引当金として貸借対照表に計上することとなった また 退職給付債務は 実際に給付が発生するのが将来であることを踏まえ 将来退職する際にいくら給付するかを算定し 当期末までに発生した分を現在の価値に割り引いて求めることとなった Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 4

6 退職給付引当金の内容 退職給付引当金の内訳 年金資産 未認識過去勤務債務 未認識数理計算上の差異 会計基準変更時差異の未処理額 退職給付引当金 退職給付債務 退職給付債務年金資産会計基準変更時差異過去勤務債務数理計算上の差異 一定の期間にわたり労働を提供したこと等の事由に基づいて 退職以後に従業員に支給される給付のうち認識時点までに発生していると認められるものをいい 割引計算により測定される 企業年金制度に基づき退職給付に充てるため積み立てられている資産をいう 退職給付会計基準の適用初年度の期首における 退職給付会計基準による未積立退職給付債務 の金額と 従来の会計基準により計上された退職給与引当金等 の金額との差額である 過去勤務債務とは 退職給付水準の改訂等に起因して発生した退職給付債務の増加又は減少部分をいう なお このうち費用処理されていないものを未認識過去勤務債務という 数理計算上の差異とは 年金資産の期待運用収益と実際の運用成果との差異 退職給付債務の数理計算に用いた見積数値と実績との差異及び見積数値の変更等により発生した差異をいう なお このうち費用処理されていないものを未認識数理計算上の差異という 退職給付に係る会計基準及び同実務指針 より Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 5

7 退職給付費用の内容 退職給付費用の内訳 勤務費用 退職給付見込額のうち当期に発生したと認められる額を一定の割引率及び残存勤務期間に基づき割り引いて計算する 期待運用収益 利息費用 期首の年金資産の額について合理的に予測される収益率を乗じて計算する 期首の退職給付債務に割引率を乗じて計算する 会計基準変更時差異償却額 過去勤務債務及び数理計算上の差異の償却額 会計基準変更時差異は 15 年以内の一定の年数にわたり定額法により費用処理する 過去勤務債務及び数理計算上の差異は 原則として 各期の発生額について平均残存勤務期間以内の一定の年数で按分した額を毎期費用処理しなければならない 退職給付に係る会計基準及び同実務指針 より Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 6

8 計算例 前提条件 過去勤務債務 数理計算上の差異は 発生した期の翌期から従業員の平均残存勤務期間である 10 年で定額法により償却する また 会計基準変更時差異は 10 年で償却する 割引率 期待運用収益率は 3% とする X1 年及び X2 年までの状況 (X1 年 ) X1 年より新基準を適用しており会計基準変更時差異が 100 発生している X1 年に年金制度の改訂が行われた結果 過去勤務債務が 300 発生している X1 年末に数理計算上の差異が 103( 利得 ) が発生している (X2 年 ) X2 年末に数理計算上の差異が 215( 利得 ) が発生している X2 年末の実際年金資産は 2,800 実際の退職給付債務の実際は 3,300 であった X3 年の状況 期首の年金数理人のレポートにより X3 年の勤務費用は 1,400 と算定された 期末の年金数理人のレポートによれば 期末の退職給付債務の実績は 4,400 であった 期末時点の年金資産の時価は 3,790 であった 借方 ( 貸方 ) X3 年期首 退職給付費用 年金 / 掛金支払額 期末予測 数理計算上の差異 X3 年期末 退職給付債務 (3,300) A (1,400) S 120 P (4,679) 279 (4,400) (99) I (A+S+I+P) 年金資産 2,800 B 84 R (120) P 3,864 (74) 3,790 1,100 C (B+R+P+C) 未積立退職給付債務 (500) (1,415) 1,100 (815) 205 (610) 会計基準変更時差異 80 (10) 未認識数理計算上の差異 (308) 31 (277) (205) (482) 未認識過去勤務債務 270 (30) 退職給付引当金 (458) (1,424) 1,100 (782) 0 (782) 期首 1 2 3= 期首 =3 S: 勤務費用 I: 利息費用 R: 期待運用収益相当額 P: 年金または退職金支払額 C: 掛金拠出額 金額の根拠 前期年金レポート当期年金レポート計算結果支払実績 計算方法 利息費用 (I)= 期首退職給付債務 3,300 割引率 3% 期待運用収益相当額 (R)= 期首年金資産 3%( 期待運用収益率 ) 会計基準変更時差異償却額 = 当初発生額 年未認識数理計算上の差異 =X1 年発生 103 年 10+X2 年発生 年 未認識過去勤務債務償却額 =X1 年発生額 年数理計算上の差異発生額 =X4 年末実績 - 期末予想額 Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 7

9 退職給付債務の計算と基礎率の内容 退職給付債務の計算イメージ 退職給付の計算に関連する基礎率 ( 仮定 ) 退職一時金制度を利用 22 歳で入社し 60 歳で退職し 380 の退職金が発生する 60 歳で 100% 退職する 10 35= 350 割引率 割引率は 安全性の高い長期の債券の利回りを基礎として決定しなければならない 割引率の基礎とする安全性の高い長期の債券の利回りとは 期末における長期の国債 政府機関債及び優良社債の利回りを言う C 退職金総額 割引計算 380 (C)10 期待運用収益率 各事業年度において 期首の年金資産額について合理的に期待される収益額の当該年金資産額に対する比率をいう 期待運用収益率は 保有している年金資産のポートフォリオ 過去の運用実績 運用方針及び市場の動向等を考慮して算定する B B (B)10 1 年間の勤務で A A A 発生する退職金 (A) 年 =10 22 歳 23 歳 24 歳 25 歳 60 歳 35 年 まず 60 歳の給与を推計し それに支給倍率を乗じることで退職金を算定する 給与を推計するために昇給率が必要となる 次に退職確率を乗じるが 退職する確率は残存年数の 35 通り生じることになるため ここでは 60 歳で 100% 退職することと仮定している 退職金支給額が 380 の場合 これを 38 年の勤務の対価として給付することとなるが 各期の勤務により均等に給付を獲得すると考えれば ( 期間定額基準 ) 380/38=10 を毎期発生することとなる また 380 は 35 年後に支給される額であるので 35 年間での割引計算を行い現在の価値に置き換える必要がある Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 昇給率 個別企業における給与規程 平均給与の実態分布及び過去の昇給実績等に基づいて確実に見込まれるものを合理的に推定して 算定する 退職確率在籍する従業員が自己都合や定年等により生存退職する年齢ごとの発生率のことであり 在籍する従業員が今後どのような割合で退職していくかを推計する際に使用する基礎率である 死亡確率従業員の在職中及び退職後における年齢ごとの死亡発生率のことである 退職給付に係る会計基準及び同実務指針 より 8

10 IFRS 従業員給付の概要 (IAS19) IAS19 従業員給付 IAS19 従業員給付 は IFRS2 株式報酬 が適用されるものを除き 従業員に対して勤務の対価として事業主が支払義務を負っているもの全般 について会計処理を次のように分類して 規定している 短期従業員給付 長期従業員給付 解雇給付 IASB は 2011 年 6 月 16 日に IAS19 従業員給付 の改訂 ( 新 IAS19) を公表 新 IAS19 は 2013 年 1 月 1 日以降に開始する事業年度から適用される予定 Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 9

11 IFRS 従業員給付の概要 (IAS19) 短期従業員給付 短期従業員給付とは 従業員が関連する勤務を提供した報告期間の末日後 12 カ月以内に かつ雇用関係が終了する前に 清算の期限が到来すると企業が予想する従業員給付 ( 解雇給付を除く ) をいう 賃金 給料 社会保障のための拠出 年次有給休暇 有給疾病休暇 利益分配及び賞与 現在の従業員に対する非貨幣性給付 ( 医療給付 住宅 自動車及び無償や補助金つきの財 サービスなど ) などが該当する 短期従業員給付は 通常支払時に費用処理される 有給休暇引当金の計上が求められる点が日本基準と相違 Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 10

12 IFRS 従業員給付の概要 (IAS19) 長期従業員給付 長期従業員給付とは 従業員給付 ( 解雇給付を除く ) のうち 次のいずれかの時期に清算の期限が到来すると企業が予想しているものをいう 関連する勤務を提供した報告期間の末日後 12 カ月よりも後 雇用関係の終了後 退職給付 退職後生命保険 退職後医療保険など退職後給付の他 長期勤続休暇 研究休暇 記念日またはその他の長期勤続給付 報告期間の末日後 12 カ月以内に全額の清算の期限が到来すると予想されない場合の長期障害給付 利益分配 賞与及び繰延報奨などが該当する Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 11

13 IFRS 従業員給付の概要 (IAS19) 解雇給付 解雇給付とは 次のいずれかの結果として支払うべき従業員給付をいう 通常の退職日前に従業員の雇用を終了するという企業の決定 当該給付を見返りに自発的退職を受け入れるとする従業員の決定 新 IAS19 では 解雇給付は 企業が給付の申し出を取り下げることができなくなった時点と IAS37 引当金 偶発債務及び偶発資産 の適用範囲のリストラに関する費用を認識した時点とのいずれか早い方の時点で認識する Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 12

14 IFRS 従業員給付の概要 (IAS19) IAS19 の基本原則 従業員給付の対価となるサービスが提供された時点で従業員給付を認識する 退職後給付は 確定拠出型制度または確定給付型制度に分類される 確定拠出制度 拠出金をその期の費用に計上する 確定給付制度 確定給付制度債務と制度資産を評価する Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 13

15 IFRS 従業員給付の概要 (IAS19) 確定拠出型制度と確定給付型制度 確定拠出制度とは 長期従業員給付のうち 企業が一定の掛金を別個の事業体 ( 基金 ) に支払い たとえ基金が従業員の当期及び過去の期間の勤務に関連するすべての従業員給付を支払うために十分な資産を保有しない場合でも 企業がさらに掛金を支払うべき法的債務又は推定的債務を有しないものをいう 確定給付制度とは 確定拠出制度以外の長期従業員給付制度をいう Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 14

16 IFRS 従業員給付の概要 (IAS19) 複数事業主制度 複数事業主制度とは 次のような確定拠出制度 ( 公的制度を除く ) 又は確定給付制度 ( 公的制度を除く ) をいう (a) 共通支配下にない種々の企業による拠出資産をプールし かつ (b) 当該資産を複数の企業の従業員に給付するために使用し 掛金及び給付水準が 当該従業員を雇用する企業を識別することなく決定されるもの 確定給付制度である場合は 他の確定給付制度と同様に 確定給付制度債務 制度資産及び費用に対する企業の比例持分を会計処理する 確定給付制度であるが十分な情報を入手することができない場合は 確定拠出制度であるかのように会計処理を行い 所定の開示を行う Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 15

17 IFRS 従業員給付の概要 (IAS19) IAS19 の特徴 現行の IAS19 は 我が国の退職給付会計基準の元となった基準であり 考え方に重要な相違はない ただし いくつかの点で相違点も存在する 日本基準と IAS19 の主な相違点 項目日本基準 ( 旧 )IAS19 数理計算上の差異 遅延認識 ( 回廊アプローチなし ) 遅延認識 ( 回廊アプローチ ) と貸借対照表での即時認識の選択制 開示内容 退職給付費用の内訳など限定的 退職給付債務の内訳 制度資産の構成 なども含めてかなり充実 退職給付の期間配分方法期間定額基準が原則給付算定式基準が原則 割引計算の方法 予定昇給の見込み 小規模企業における簡便法 退職給付の見込み時点までの平均期間 ( 平均残存勤務期間も可 ) 単一の割引率を使用 確実に見込まれる昇給のみ ( ベアは見込まない ) 小規模企業を対象とした特別な処理を明定 給付支払の時期の見込みを反映 給付発生時期ごとに割引 ( 給付発生時期を勘案した単一の割引率も想定 ) 予想される昇給を見込む ( ベアを見込む ) 特別な定めなし ( 原則通りに処理 ) 出典 ひとめでわかるIFRSの退職給付会計 Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 16

18 IFRS 従業員給付の概要 (IAS19) IAS19 改訂の背景 IAS19 は 次のような問題点が指摘されていた 貸借対照表に実際の積立状態が反映されていない 数理計算上の差異の費用処理方法に複数の選択肢があり企業間比較が困難である 新 IAS19 のポイント 遅延認識が廃止される 退職給付債務 年金資産の変動は即時認識が求められる 確定給付制度から生じる資産及び負債の変動の表示が簡素化される 確定給付制度に関する開示要求を拡充し 確定給付制度の特徴及び企業が当該制度への参加により晒されているリスクに関するより適切な情報を提供する Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 17

19 IFRS 従業員給付の概要 (IAS19) 新 IAS19 の適用日及び移行措置 新 IAS19 は 2013 年 1 月 1 日以降開始する会計年度から適用される 早期適用も認められる 新 IAS19 は 次の 2 つの例外を除き 原則として IAS8 会計方針 会計上の見積りの変更及び誤謬 に従って遡及適用される 新 IAS19 の当初の適用日前に IAS19 の適用範囲外の資産の帳簿価額に含まれていた退職給付費用については その帳簿価額を調整する必要はない 2014 年 1 月 1 日以前開始事業年度の財務諸表上 確定給付制度債務の感応度分析に関する比較情報を開示する必要はない Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 18

20 確定給付制度 計算のステップ 1 退職給付債務を測定する 2 制度資産を公正価値で評価する 3 過去勤務費用があるときは その金額を考慮する 4 数理計算上の差異があるときは その金額を考慮する Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 19

21 確定給付制度 確定給付制度債務 1 従業員がその時点で獲得している受給権の大きさを評価する 1 退職時の給付見込額を推計する 数理計算により推計する 数理上の仮定を考慮する 2 退職給付見込額のうち評価時点までの勤務期間に対応する部分を推計する 原則として 給付算定式基準により 帰属させる ある一定の年齢 勤続年数以上で給付額が著しく増加する場合は ( 補正 ) 定額基準により帰属させる 2 給付を支払う時点と債務を評価する時点の相違を割引率で調整する Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 20

22 確定給付制度 確定給付制度債務 ( 数理上の仮定 ) IAS19 で次のような数理上の仮定が示されている 人口統計的な仮定 死亡率 ( 在職中 退職後 ) 退職率 ( 中途退職 疾病 障害等 ) 扶養率 医療給付の請求率 その他 経済的な仮定 割引率 昇給率等 ( 定昇 ベア インフレスライド等 ) 医療費の上昇率 その他 出典 ひとめでわかる IFRS の退職給付会計 Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 21

23 確定給付制度 確定給付制度債務 ( 期間帰属の方法 ) 支給倍率 期間定額基準 現行の日本基準 退職給付見込額を全勤務期間で除した額を各期の発生額とする方法 IFRS 原則 改正日本基準 ( 案 ) では選択適用可能に! 給付算定式基準 給付算定式に基づいて勤務期間に給付額を帰属させる方法 勤続年数 ( 年 ) Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 22

24 確定給付制度 確定給付制度債務 ( 割引率 ) 原則として 決算日現在の優良社債の市場利回りを用いる 優良社債の市場の厚みが十分でない国については 国債の市場利回りを用いる 期待収益率を割引率とした場合は 企業間の比較が困難になるため 基準で採用されなかった Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 23

25 確定給付制度 制度資産 次の要件を満たす積み立てられた資産のことをいう 退職給付支払を目的として積み立てられている資産であって事業主から法的に分離されていること 事業主が破たんした場合でも退職給付制度の対象者の給付のためにのみ用いられること 制度資産は長期の従業員給付基金が保有している資産と適格な保険証券からなる 制度資産は 公正価値 で測定する ( 公正価値とは 独立第三者間取引において 取引の知識がある自発的な当事者の間で 資産が交換され得る又は負債が清算され得る価額をいう ) Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 24

26 確定給付制度 数理計算上の差異 数理計算上の差異とは 事前の数理計算上の仮定と実際の結果との差異の影響または数理計算上の仮定の変化の影響から生じる確定給付制度債務の変動をいう 現行の IAS19 では 次の 3 つの方法から選択する 1 回廊モデル : 期末日の数理計算上の差異が一定の範囲 ( 回廊 ) 内であれば損益を認識せず 超過した場合に超過額を規則的に償却し損益として認識する 2 期間償却モデル : 従業員の予想平均残存期間内で規則的に償却し損益として認識する 3 一括償却モデル : 発生時に金額をその他包括利益として認識する 新 IAS19 において債務の変動を遅れて認識 ( 遅延認識 ) する 1 2 の方法は廃止 即時認識する 3 の方法のみとなる Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 25

27 確定給付制度 数理計算上の差異 ( 遅延認識か即時認識か ) 現行 IAS19 には次のような問題点が指摘されていた 遅延認識か即時認識かを選択することができるため 企業間の比較可能性が損なわれる 遅延認識によった場合の貸借対照表は 企業の退職給付に関する実態を示していない 新 IAS19 より遅延認識が廃止され 即時認識が求められる 負債に計上 未認識 退職給付に関する負債 数理計算上の差異 過去勤務費用 退職給付債務 負債に計上 退職給付に関する負債 退職給付債務 制度資産 遅延認識を廃止 制度資産 遅延認識 即時認識 Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 26

28 確定給付制度 数理計算上の差異 ( 即時認識の論点 ) 包括利益計算書においてどの区分に計上すべきか? 再測定 として その他の包括利益に計上する 割引率の変化に伴う退職給付債務の変動や制度資産の時価変動は 市場環境等の退職給付制度をとりまく経済環境の変化に起因するものであるためその他の包括利益に計上すべき リサイクル ( 発生年度にその他の包括利益として認識したものを その後の当期純利益へ組替調整すること ) するかどうか? リサイクルはできない Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 27

29 確定給付制度 過去勤務費用 過去勤務費用とは 前期以前における従業員の勤務に関して 当期中における確定給付制度の導入または変更により生じた確定給付制度債務の現在価値の変更額をいう 現行 IAS19 給付の権利が確定していないもの 給付の権利が確定するまでの平均期間にわたって定額法により費用認識 新 IAS19 給付の権利が確定しているかどうかにかかわらず 制度改訂時に費用 ( 純損益 ) 処理する 給付の権利が確定している部分 直ちに費用として認識する Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 28

30 確定給付型制度 退職給付に関する費用の表示 ( 新 IAS19) 新 IAS19 では費用の性質に応じて 勤務費用 純利息費用 再測定の 3 つに区分して表示する 勤務費用 純利息費用 費用の性質 従業員の勤務の対価として増加するもの 退職給付債務から年金資産を控除した額に割引率を乗じて計算する 表示 人件費 ( 営業費用 ) として当期純損益に表示 財務費用として当期純損益に計上 再測定 退職給付債務と制度資産の変動 その他の包括利益に表示し 直ちに利益剰余金に振り替える リサイクルなし 実際の年金資産の運用収益は 期待運用収益と数理計算上の差異に分けて把握しない ( 期待運用収益率は経営者が操作可能 企業の意思決定に有用ではない ) Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 29

31 確定給付型制度 退職給付に関する費用の表示方法の比較 現行 IAS19 新 IAS19 当期勤務費用勤務費用 ( 純損益 ) 過去勤務費用清算 縮小に係る利得 ( 損失 ) 利息費用利息の純額 ( 純損益 ) 期待収益再測定 ( その他の包括利益 ) 数理計算上の差異アセット シーリングの影響 出典 : あずさ監査法人 AZ Inshight Volume47 Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 30

32 確定給付制度 簡便法の適用 日本基準では 従業員数が 300 人未満の小規模企業等については 簡便法の適用が認められているが IAS19 ではこのような規定はない 簡便法を適用している場合は 原則法への変更や重要性の検討が必要となる Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 31

33 確定給付制度 新 IAS19 による開示の充実 従来の開示対象であった 退職給付制度の概要 や 期首から期末までの数値の推移 に加えて 将来の企業のキャッシュフローの変動に及ぼす影響 ( 退職給付制度の運営リスク ) に関する開示の充実が図られる 次の 3 つの項目に分類し 開示する 1. 退職給付制度とその運営リスクに関する説明 2. 財務諸表の数値の変動に関する説明 3. 退職給付制度が将来キャッシュフローに影響を与える可能性に関する説明 制度が提供する給付の性質及び規制のフレームワークの影響についての説明 制度資産 確定給付制度債務の現在価値及びアセット リーシングの影響を区分した確定給付制度債務 ( 資産 ) の純額の期首残高と期末残高の調整表 数理計算に用いた重要な仮定の変更が確定給付制度債務 ( 資産 ) の純額に与える影響を示す感応度分析及びリスク管理のために用いている資産 負債のマッチング戦略 Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 32

34 日本の退職給付会計基準の見直し ステップ 1 ステップ 1 では主に次の事項が検討されている 未認識数理計算上の差異 未認識過去勤務費用の貸借対照表における即時認識 退職給付見込額の期間帰属方法も見直し 期間定額基準と給付算定式基準の選択適用を認める 割引率の見直し ( 割引期間の考え方 ) 平均残存勤務期間に対応する債券金利を用いた割引 から 給付の発生時期に対応した債券金利による割引 に変更 開示の拡充 2010 年 3 月 18 日に公開草案公表済み 2012 年 3 月期から ( 一部規程は 2013 年 3 月期から ) の適用に向けて 2010 年中に基準化することを目指していたが 遅れている Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 33

35 日本の退職給付会計基準の見直し ステップ 2 ステップ 2 では主に次の事項が検討されている 遅延認識廃止に伴う損益の表示 ( 包括利益計算上の取扱い ) 重要性基準の見直し ( コリドー ルール ( 回廊アプローチ ) の扱いを含む ) 2012 年内の基準化を目指し 2011 年中に公開草案が公表される予定となっていたが Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 34

36 ご清聴ありがとうございました アルテ監査法人 artepartners.com Copyright(C) ARTE Audit Corporation. 35

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