第二節
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- せいごろう えいさか
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1 研究題目 アザ -Broo k 転位を活用した α - イミノエステルの環化反応と 生理活性化合物 (+)-Duoca r myci n A の全合成への応用 平成 23 年度三重大学大学院工学研究科博士前期課程分子素材工学専攻 髙尾 侑希
2 2 序論 本論 目次 第一章 α - イミノエステルの N - アルキル化反応を活用した環化反 応による 2,2- 二置換インドリン オンの合成 第一節 従来の有機金属試薬を用いた α - イミノエステルの極性 転換反応 第二節 種々の有機金属試薬を用いる α - イミノエステルの環化 反応による 2,2- 二置換インドリン オンの合成 第二章 アザ - B r o o k 転位を活用した α - イミノエステルの環化反応 による 2,2- 二置換インドリン オンの合成研究 第一節 第二節 従来のアザ - B r o o k 転位を活用した反応 アザ - B r o o k 転位を活用した 2, 2 - 二置換インドリン オンの合成 第三章 アザ - B r o o k 転位を活用した α - イミノエステルの環化反応 による 2,2,3- 三置換テトラヒドロ キノロンの合成研究 第一節 第二節 従来のテトラヒドロ キノロンの合成 アザ - B r o o k 転位を活用した 2, 2, 3 - 三置換テトラヒドロ キノロンの合成研究 第四章 第一節 第二節 ( + ) - Duo c a r m y c i n A の全合成 従来の ( + ) - D u o c a r m y c i n A の全合成 ( + ) - D u o c a r m y c i n A の全合成 実験の部総括参考文献謝辞
3 3 序論 1 ) - 6) 19 世紀初頭 イギリスの化学者ドルトンは すべての物質は非常に小さな 分割不可能な粒子 ( A t o m 原子 ) で構成されている という原子説を説いた だが現代の化学においてはドルトンの説いた原子説は誤ったものであるとされている 原子は物質を構成する最小の粒ではなく 陽子 電子 中性子及びニュートリノで構成されている 化学とは分子あるいは原子の構造を学び それらを構成している電子の流れを支配している法則を追及する学問であり 最もミクロなものを扱う学問であると言ってよいだろう では有機化学とはどのような学問なのだろうか 簡単に述べると 炭素化合物の合成 性質について の研究を目的とする化学の分野 ということになる 100 を超える元 素の中で炭素の化合物だけが特に取り上げられる理由は 炭素が無限の多様性をもつ物質を作る材料になりうるからである 実際 現在知られている化合物のうち 炭素以外の元素のみからなるものは 炭素を含むものにはるかに及ばない また生体を構成するタンパク質や核酸 糖 脂質といった化合物もすべて炭素化合物である これは 炭素が C C, C O, C N といった連鎖を任意の数だけ繰り返して共有結合できる唯一の元素だからである 有機化学が誕生する以前から人類は様々な有機物を利用していた 食べ物については言うに及ばず 麝香や樟脳等の香料 石鹸やアルコール等がその好例である 石鹸は油脂を植物灰中の金属塩と反応させて作られていた 従って有機化学の始まりを定義するのは異論のあるところである 初期の有機化学は有機物が持つ性質を分析することであったと考えられる 何故ならば有機物は人工的には合成することができず 生命の神秘的な力によって生まれると考えられていたからで
4 4 ある ( 生気論 ) 二酸化炭素などは炭や木を燃やせば作ることができるため 生命力に依らない無機物であるとされた つまるところ 人によって作ることができず 生物によってのみ作ることができる物質が有機物であると考えられていたのである 生気論は 年に F r i e d r i c h W ö h l e r によって打ち破られた 彼はシアン酸アンモニウムの加熱によって有機物たる尿素が得られることを示したのである これ以降も様々な有機物が合成されるに至り生気論は崩壊した その後 様々な有機化合物の性質が調べられ数々の反応が発見された その中で特筆すべきものとして芳香族化合物の発見があげられる 最初に見つかった芳香族化合物はベンゼンである ベンゼンの構造は F r i e d r i c h A u g u s t K e k u l é v o n St r a d o n i t z によって示されたが 二重結合を有する物質の割に反応性が低いことや 置換誘導体の種類が少ないなど奇妙な性質を持っていることが分かった この奇妙な性質の原因が解明されるのは量子力学が導入されてからである さらに時が経ち 1934 年 Wa l l a c e H u m e C a r o t h e r s によって最初の合成高分子であるナイロンが作り出された やがて有機化学の発展と共にゴムや接着剤 樹脂などが合成されるようになり 衣服からスペースシャトルまで様々な分野に応用されている 現在では 有機化学は生化学や高分子化学の基礎として位置づけられている 有機化学の活躍の場は多岐にわたるが これまでに報告されている化学の研究の大半はヘテロ環化合物に関わるものである 多くの既知天然物もヘテロ環を含んでいる その中でも含窒素ヘテロ環化合物は多くの生理活性化合物に含まれている 薬用植物の主成分であるアルカロイドは含窒素ヘテロ環化合物であり摂取した動物の体内に諸影響を及ぼす よく知られているアルカロイドとしてカフェイン ドーパミン ニコチン キニンなどがある
5 5 これらの含窒素ヘテロ環化合物の中で 天然物や医薬品に見られる 重要な化合物に縮合ヘテロ五員環化合物がある インドリンは関連化 合物も多彩で その用途も天然物や医薬品のみならず 電子写真方式 の感光体や有機 EL 素子等に用いられる有機導電性材料として有用な 縮合インドリン環含有高分子化合物を提供するため 近年特に注目されており その関連化合物であるキノロン系合成化合物も高い臨床効果を示す化合物として評価されている このような含窒素化合物の合成は非常に重要であり その合成法に最も用いられるのはイミノ化合物である 本研究室においても以前よりα-イミノエステルの反応性に注目し研究を重ねてきている 本研究において この α - イミノエステルの特異な反応性を活用した環化反応によるインドリン-3-オン骨格合成反応について種々の検討を行ったので詳細に述べる
6 6 第一章 α - イミノエステルの N- アルキル化反応を活用した 環化反応による 2,2- 二置換インドリン -3- オンの合成 第一節 従来の有機金属試薬を用いた α - イミノエステルの極性転換反応 α - イミノエステルは電子求引性のエステル部位がイミノ炭素に隣接した構造をとっているために一般的なイミンとは異なった反応性を示すことが知られている エステル部位の影響から L U M O のエネルギーの低下やイミノ炭素の求電子性の増加が起こるため反応性の高いイミンとなっており α - アミノ酸前駆体として有機合成に用いられるなど 立体選択的な反応の研究対象となっている しかし このイミンの最大の特徴は求核付加反応における反応点が必ずしもイミノ炭素上で起こるわけではなく イミノ窒素への付加反応も進行するということにある ( S c h e m e ) S c h e m e α - イミノエステルの反応 一般的に求核試薬との付加反応において通常の α - イミノエステル の分極の仕方に従えば 求核付加はイミノ炭素に対して起こる ( p a t h A )
7 7 また イミン部位に比べエステル部位の求電子性は弱いもののエステル部位への付加も起こりうる ( p a t h B ) 一方 ごくまれではあるがイミノ窒素が求電子中心として振舞うような反応もこれまでに知られている ( p a t h C ) この p a t h C のような反応はイミンの極性を逆転させなければ起こりえない反応であり 極性転換 ( u m p o l u n g ) 反応と呼ばれる このα-イミノエステルの特異な反応性はイミノ窒素上やエステル部 位の置換基 L e w i s 酸 有機金属試薬の選択によって制御することが できる 本章ではイミンの直接的 N - アルキル化反応であるこの極性転換反 応を活用した環化反応による 2, 2 - 二置換インドリン オンの合成に ついて検討した 本節ではこれまでに知られている有機金属試薬を用 いた α - イミノエステルの極性転換反応について述べる 年 K a g a n らはグリオキシル酸メンチル由来の α - イミノエステ ル に対し G r i g n a r d 試薬の付加反応を行い G r i g n a r d 試薬の置換 基によりイミンへの求核攻撃の位置選択性が異なり N - アルキル化体 及び C - アルキル化体 が得られることを報告している ( Ta b l e ) 1) Ta b l e N - アルキル化反応 1
8 年 山本らによって有機アルミニウム試薬を用いた最初の N - アルキル化が行われた グリオキシル酸ブチル由来の α - イミノエステ ル に対し塩化ベンジルマグネシウムとトリエチルアルミニウム から系内調製された有機アルミニウム試薬を用いて N - アルキル化体 を収率 78% で得ている ( S c h e m e ) 2) S c h e m e N - アルキル化反応 年 宇根山らはトリフルオロメチル基を有する α - イミノエステル への求核付加反応の際に G r i g n a r d 試薬を用いると N - アルキル化体 を中程度で 一方ジエチル亜鉛を用いると高収率で N - アルキル化体 を得ている ( Ta b l e ) 3) Ta b l e N - アルキル化反応 3 この他にグリオキシル酸ブチル由来の α - イミノエステル に対し塩化ベンジルマグネシウムとヨウ化銅から系内調製されるクプラート 塩化チタニウムトリイソプロポキシドまたはトリメトキシボランを求核剤として用いて反応を行った例があり それぞれ中程度の収率
9 9 で N - ベンジル化体 を得ている ( Ta b l e ) 2) Ta b l e 種々の L e w i s 酸存在下での塩化ベンジルマグネシウムに よる N - ベンジル化反応 また 当研究室においても種々の G r i g n a r d 試薬を用いた N - アルキル化が見出されている 4-8 ) イミノフェニルグリオキシル酸エチル に対して求核剤として塩化ジエチルアルミニウムを 3 当量用いて D M E 溶媒中 から室温まで自然昇温させながら 24 時間反応を行うことで 何れの場合も中程度から良好な収率で N - エチル化体を得ている ( Ta b l e ) Ta b l e N - エチル化の窒素上の置換基検討
10 10 また 種々のアルミニウム試薬の検討として求核剤に塩化ジイソブ チルアルミニウム及び塩化ジオクチルアルミニウムを用いた N - アル キル化の検討もなされており N - アルキル化体 を中程度から良 好な収率で得ることに成功している ( Ta b l e ) Ta b l e アルミニウム試薬の検討 さらに より反応性の高いイミノマロン酸ジエチル に対する N - アルキル化についても検討を行っており エチル化剤として塩化ジエチルアルミニウムを用いた場合が最も収率がよく N - エチル化体 を収率 66% で得ている ( Ta b l e ) Ta b l e イミノマロン酸ジエチル の有機アルミニウム試薬 を用いた N - アルキル化 さらに当研究室では このような単純な N - アルキル化反応を活用し 様々な反応への応用についても成功している
11 11 グリオキシル酸エチル由来の p - アニシルイミン を出発物に用 いることで N - アルキル化の際に生じたアルミニウムエノラートとも う一分子のイミノエステルとの反応によるホモカップリング反応も見出している この反応は極性溶媒であるアセトニトリルを用いて有機アルミニウム試薬の会合状態を解くことで進行する また ここでは生成物の分解を防ぐために窒素上の保護基として塩化アセチルを用いている ( Ta b l e ) 何れの場合も a n t i 選択的に付加体 を得ている Ta b l e α - イミノエステルの N - アルキル化に続く二量化反応 また イミノエステルのエステル部位の置換基検討及び溶媒の純度を検討することでジアステレオ選択性の向上にも成功している ( Ta b l e ) イミノエステル へ置換基 R をイソプロピル基 シクロヘキシル基と嵩高くすることでジアステレオ選択性を向上させることができ ( E n t r i e s 3, 4 ) また脱気した溶媒を用いることで高 a n t i 選択的にカップリング体 を得ている ( E n t r y 2 )
12 12 Ta b l e 置換基効果による二量化反応の ジアステレオ選択性の変化 また p - アニシルイミン に対し N - エチル化反応を行った後に 酸化剤として過酸化ベンゾイルを作用させることでイミニウム塩を系内調製し 続いて二つ目の求核剤として G r i g n a r d 試薬を作用させることでイミノ窒素及びイミノ炭素の両方がアルキル化された二重求核付加体 が得られる反応も見出している ( Ta b l e )
13 13 Ta b l e α - イミノエステルの連続的 N - アルキル化 - C - アリル化反応 このように α - イミノエステルは用いる有機金属試薬によって求核攻撃の位置選択性が変化し 本研究室でも α - イミノエステルに対して有機アルミニウム試薬を作用させることでイミンの窒素原子上への求核付加が進行する反応を見出している 次章では本節で紹介した反応を活用した α - イミノエステル分子内環化反応を紹介する
14 14 第二節 種々の有機金属試薬を用いる α- イミノエステルの 環化反応による 2,2- 二置換インドリン オンの合成 前節では有機金属試薬の選択により α - イミノエステルの反応性を制御し 極性転換反応に成功した例を紹介した 本研究室においても α - イミノエステルの反応性に注目し 有機アルミニウム試薬を用いることでイミノ窒素上への求核付加が進行することを見出している 一 方で 当研究室では N - アルキル化反応を活用した α - イミノエステル の環化反応も見出している 含窒素ヘテロ環化合物は天然物や医薬品によく見られる極めて重要な化合物である その中でも縮合ヘテロ五員環化合物であるインドール骨格形成は最も重要な反応の一つであり これまでに数多くの研究がなされてきた その関連化合物にインドリンがあり この骨格も様々な生理活性化合物に見られる重要な骨格である その中でもインドリン オン誘導体には様々な合成法があり 特に近年盛んに研究がなされている ( F i g u re ) F i g u re インドリン及びインドリン オン 年 S m a l l e y らは o - アジドフェニルケトン の α 水素を水酸化カリウムで引き抜き その後熱分解によって窒素分子が脱離し分子内環化することにより 2,2- 二置換インドリン オン を得ることに成功している ( S c h e m e 1.2.1, Ta b l e ) 1)
15 15 S c h e m e インドリン オンの合成 1 Ta b l e o - アジドフェニルケトン の置換基検討 2009 年 S o r e n s e n らは系内調製したイミン に対しイソシアニドを作用させる U g i 反応とそれに続く H o u b e n - H o e s c h 反応と呼ばれる F r i e d e l - C r a f t s 型の反応で分子内環化することによりインドリン オン を得ている ( S c h e m e , Ta b l e ) 2)
16 16 S c h e m e インドリン オンの合成 2 Ta b l e イミン の置換基検討
17 17 また 2009 年 松本らはジカルボン酸 に対し酢酸ナトリウムを用いて脱炭酸することで分子内環化させインドール骨格を形成し 続いて亜硫酸ナトリウム水溶液で加水分解し窒素上をアセチル化することでインドリン オン誘導体 を得ている 著者らはさらに水素化ナトリウムとヨウ化メチルで処理することで 2, 2 - 二置換インドリン オン としているが 2 位に置換基がない場合は芳香族性を示すエノール型のインドキシル へと異性化することも見出している ( S c h e m e ) 3) S c h e m e インドリン オン合成 3 また 2006 年 西田らは に対するルテニウム触媒を用いた分子 内での閉環オレフィンメタセシスによってもインドリン骨格 を 得ている ( S c h e m e ) 4)
18 18 S c h e m e インドリン オンの合成 4 この生成物 をオゾン分解することでインドリン オン誘導体が得られる 2009 年 S h i らはパラジウム触媒を用いたジアリールシクロプロパン とトシルアミド のカップリング反応によってインドリン骨格 を得ている ( Ta b l e ) 5) Ta b l e インドリン オンの合成 5 この生成物もまたオゾン分解することでインドリン オン誘導体 へと変換できる
19 19 一方で 当研究室では有機アルミニウム試薬を用いた N - アルキル化反応を活用したインドリン オン誘導体合成を見出している イミノ窒素の α 位に求電子性の官能基であるシアノ基を導入することで N - アルキル化によって生じたエノラートが分子内求核付加することで環化反応が起こる また ここでは生成物のイミノ窒素上をアセチル基で保護することで安定な化合物 として単離している ( Ta b l e ) Ta b l e 有機アルミニウム試薬を用いた N - エチル化に続く環化反応 また アントラニル酸メチル由来の α - イミノエステル を出発物に用いた環化反応も検討し 反応が円滑に進行することも見出している ( S c h e m e ) 芳香環上がシアノ基の α - イミノエステル を用い合成できる環化体 と比べ イミノ基を加水分解する必要がないため より簡便にかつ直接的にインドリン オン誘導体を得ることができる
20 20 S c h e m e α - イミノエステル の N - エチル化に続く環化反応 この環化反応の反応機構は次のように考えられる ( S c h e m e ) S c h e m e N - エチル化に続く環化反応の反応機構 α - イミノエステルの N - エチル化の際に生じるアルミニウムエステ ルエノラート が芳香環上のメトキシカルボニル基を攻撃することで環化反応が進行し中間体 となり メトキシ基が脱離することによりインドリン誘導体 となる 次に インドリン オンの窒素原子上への官能基変換可能な置換基を導入するため N - ベンジル化の検討を行った ( Ta b l e ) しかし 何れの場合でもイミノ窒素上への付加は全く起こらず C - ベンジル化
21 21 体 のみを得る結果となった また ヨウ化銅を用いて系内で有 機クプラートを調製した場合や溶媒に極性溶媒であるプロピオニトリ ルを用いた場合も C - ベンジル化を加速させる結果となった ( E n t r i e s 5-8 ) Ta b l e アントラニル酸メチル由来の α - イミノエステル に 対する N - ベンジル化反応 窒素上への付加が全く起こらないことから よりイミノ窒素上に付加が進行しやすい基質としてイミノマロン酸ジエチル を調製し ( S c h e m e ) これを出発物に用いて N - ベンジル化を行った ( Ta b l e ) 様々な L e w i s 酸を検討したが何れの場合も窒素上への付加は起こらずイミノ炭素上への付加のみが進行した
22 22 S c h e m e アントラニル酸メチル由来のイミノマロン酸ジエチル の合成 Ta b l e アントラニル酸メチル由来のイミノマロン酸ジエチル に対する N - ベンジル化反応 次に同様の条件で N - アリル化の検討を行ったがここでも窒素上へ の付加は進行せず C - アリル化体 のみを得る結果となった ( Ta b l e )
23 23 Ta b l e アントラニル酸メチル由来の イミノマロン酸ジエチル に対する N - アリル化反応 このように本研究室では α - イミノエステルに対して有機アルミニ ウム試薬を作用させることで N - エチル化及び続く環化反応によりイ ンドリン オン骨格が得られる反応を見出している しかしながら 本節で紹介した反応では窒素原子上の官能基変換が可能なインドリン オンを得ることはできなかった 次章では本節で紹介した反応では得られなかった窒素原子上の官能基変換が可能なインドリン-3-オンの合成について述べる
24 24 第二章アザ -Broo k 転位を活用した α- イミノエステルの環 化反応による 2,2 - 二置換インドリン -3- オンの合成研 究 第一節 従来のアザ - B ro o k 転位を活用した反応 前節にて N - アルキル化を活用した方法での窒素原子上が官能基変換可能なインドリン オンの合成は困難であると述べた しかしながら アザ-Brook 転位を活用した見かけ上の N - T M S 化を行うことで 窒素原子上が官能基変換可能なインドリン-3-オンの合成が可能であると考えられる 本節では 従来のアザ - B r o o k 転位を活用した種々の反応について述べる まず初めに最も初期の B r o o k 転位について述べる 1958 年に B r o o k によって炭素原子上から酸素原子上へのシリル基の転位反応が報告された ( S c h e m e ) 1) S c h e m e 初期の B r o o k 転位 α - シラノール を種々の塩基で処理することで転位体 を
25 25 何れの場合も高収率で得ている さらに 1974 年に B r o o k らは α- シリルアミンを用いても同様の反 応が進行することを見出している ( Ta b l e ) 2) Ta b l e 初期のアザ - B r o o k 転位 種々の α - シリルアミン に対し触媒量のブチルリチウムを作用させることで転位体 を得ている この反応ではアミノ基上の置換基はアルキル基に限られている また 1985 年に富士らによってベンゾニトリルに対するシリルオキサチアンの付加に続くアザ - B r o o k 転位が見出されている ( S c h e m e ) 3) S c h e m e ベンゾニトリルに対する シリルオキサチアンの求核付加に続くアザ - B r o o k 転位 1,3 - シリルオキサチアン に対しブチルリチウムを作用させる ことで脱プロトン化が進行し ベンゾニトリルへの求核付加の後に
26 26 シリル基の転位が進行し 最後に酸性条件下で加水分解することにより 生成物 を高収率で得ている また 1988 年に P. C. B. P a g e らによっても 1, 3 - シリルジチアンを用いて先程と同様の反応が報告されている ( Ta b l e ) 4) Ta b l e シアン化物に対する 1, 3 - シリルジチアンの求核付加に続くアザ - B r o o k 転位 1,3 - シリルジチアン に対しブチルリチウムを作用させること で脱プロトン化し 種々のニトリル化合物へと求核付加させ 続いて シリル基の転位が進行することで転位体 を得ている 何れの場 合も中程度から良好な収率で転位体を得ているが 2 - シアノチオフェンを用いた場合は低収率となっている ( E n t r y 7 ) また 1992 年に R. F. C u n i c o らによってアザ - B r o o k 転位を活用したオキサゾールの合成が報告されている ( Ta b l e ) 5)
27 27 Ta b l e アザ - B r o o k 転位を活用したオキサゾールの合成 α - シアノシラノール に対し種々のアルキルリチウム試薬を用いてニトリル部位に求核付加させた後に 酸素原子及び炭素原子上からの二度のアザ - B r o o k 転位を経てリチウムエノラート を形成し 続いてアシル化剤と反応とさせることで中間体 とし 最後に熱分解することで三置換オキサゾール を何れの場合も高収率で得ている また 1996 年に本田らは α - シリルアリルアミンを用いてアザ - B r o o k 転位を行っている ( Ta b l e ) 6)
28 28 Ta b l e α - シリルアリルアミンのアザ - B r o o k 転位 α - シリルアリルアミン に対しブチルリチウムを作用させアミノ基の脱プロトン化を行うことでアザ - B r o o k 転位が進行し 続いて求電子剤を加えることで B r o o k 転位が進行した後に生じるカルボアニオンを捕捉し 最後に希塩酸で処理を行うことでアルデヒド生成物 を中程度から良好な収率で得ている また 2002 年に杉野目らはボリルシリルイミンからアザ - B r o o k 転位を活用してアミノボリルカルベンを得る反応を報告している ( S c h e m e ) 7)
29 29 S c h e m e ボリルシリルイミンのアザ - B r o o k 転位を活用した アミノボリルカルベンの形成 ボリルシリルイミン からアザ - B r o o k 転位が起こることでアミノボリルカルベン となり このカルベンがイソプロピル基のメチン部位に C - H 挿入することで 1,2-アザボラチジン を得ている また 2004 年に大嶌らはシリルジハロメチルリチウムと p - メトキシベンゾニトリルとの反応によりアザ - B r o o k 転位が進行することを報告している ( Ta b l e ) 8)
30 30 Ta b l e シリルジハロメチルリチウムと 二トリル化合物との反応によるアザ - B r o o k 転位 シリルジクロロメチルリチウム を p - メトキシベンゾニトリルに求核付加させることで中間体 となり さらにアザ - B r o o k 転位が進行することで となる これらが共存している系内に求電子剤を加えることでイミン生成物 及び をそれぞれ中程度から良好な収率で得ている ここまでで述べてきたように ニトリルを用いたアザ - B r o o k 転位についてはいくつか報告例があるが イミンを用いたアザ - B r o o k 転位はこれまでに例がない 2005 年に K. A. S h e i d t らはイミンに対しシリルアニオンを直接反応させることで α - シリルアミンが得られることを
31 31 報告している ( Ta b l e ) 9 ) Ta b l e イミンに対する直接的シリル化 ジフェニルホスホリル基によって活性化されたアルジミン に 対し求核剤としてフェニルジメチルシリルリチウムを 3.0 当量 T H F 溶媒中 - 78 で 20 分間反応させその後の酸処理により α - シリルア ミン を中程度から良好な収率で得ている この反応においてはアザ-Brook 転位は全く起こっていない 以上紹介したように アザ - B r o o k 転位を活用した様々な反応が知られている 次節では α - イミノエステルに対しアザ - B r o o k 転位を活用したインドリン オン誘導体の合成法について述べる
32 32 第二節 アザ - B r o o k 転位を活用した 2, 2 - 二置換インドリン オンの合成 前節では従来のアザ - B r o o k 転位を活用した反応を紹介した アザ - B r o o k 転位について述べられている報文は我々の知る限り前節で述べたものが全てであり 未だに十分な研究がなされている分野とは言えない 特に単純なイミンに対する求核付加に続くアザ - B r o o k 転位は意外にもこれまでに報告例がなかった ( S c h e m e ) S c h e m e イミンに対する求核付加に続く B r o o k 転位 本節では当研究室において見出された 有機アルミニウム試薬を用いた C - シリル化に続くアザ-Brook 転位を活用した環化反応による窒素原子上が官能基変換可能なインドリン-3-オンの合成について述べる 第一章第二節にて 窒素原子上が官能基変換可能なインドリン-3- オンの合成は困難であると述べてきたが 新たな有機アルミニウム試薬として塩化ビス ( トリメチルシリル ) アルミニウムを用いて N - T M S 化を行ったところ 低収率ではあるが目的物である窒素原子上に置換基
33 33 を持たないインドリン オンを得ることに成功した ( S c h e m e ) S c h e m e 塩化ビス ( トリメチルシリル ) アルミニウムを用いた インドリン オンの合成 ここで用いた塩化ビス ( トリメチルシリル ) アルミニウム 1, 2) はトリ ス ( トリメチルシリル ) アルミニウムエーテラートと塩化アルミニウムとの不均化反応によって別途調製した 塩化ビス ( トリメチルシリル ) アルミニウムを 2. 0 当量用いてプロピオニトリル溶媒中室温で 2 時間反応させ その後飽和フッ化カリウムメタノール溶液で処理し環化体の窒素原子上に付加しているシリル基を除去することで窒素上がフリーなインドリン オン誘導体 を収率 18% で得た この反応の反応機構はこれまでに我々が提唱してきた N - アルキル 化によるものではなく C - シリル化に続くアザ - B r o o k 転位による見かけ上の N - T M S 化によるものであると考えられる 本節ではこの反応の反応条件 基質検討 反応機構等について詳しく述べる まず初めに溶媒検討を行った ( Ta b l e )
34 34 Ta b l e ,2- 二置換インドリン オン合成の溶媒検討 極性溶媒であるアセトニトリル及びプロピオニトリルを用いた場合 それぞれ環化体の合計収率は 19% 及び 37% となった ( E n t r i e s 1, 2 ) 非極性溶媒であるトルエン及びジクロロメタンを用いた場合 それぞれ環化体の合計収率は 29% 及び 32% となった ( E n t r i e s 3, 4 ) エーテル系溶媒である T H F 及びジエチルエーテルを用いた場合 それぞれ環化体の合計収率は 26% 及び 25% となった ( E n t r i e s 5, 6 ) 以上の結果から プロピオニトリルを用いた場合に最も収率よく環化体が得られることが分かった ( E n t r y 2 ) 次に反応条件の検討を行った ( Ta b l e )
35 35 Ta b l e , 2 - 二置換インドリン オン合成の反応条件検討 脱シリル化剤の検討として 飽和フッ化カリウム水溶液の代わりにメタノール溶液を用いて脱シリル化を行ったが生成物は全く得られなかった ( E n t r y 2 ) また 反応温度の検討として - 20 から室温まで自然昇温させながら反応を行った場合 環化体の合計収率は 54% と大幅に向上した ( E n t r y 3 ) 求核剤の当量検討として 塩化ビス ( トリメチルシリル ) アルミニウムを 1.5 当量に減らして検討を行ったところ 収率は 46% とやや低下する結果となった ( E n t r y 4 ) また 反応を行う際の濃度を M から M へと希釈して行ったところ 環化体の収率は 65% へと向上した ( E n t r y 5 ) 得られた最適条件を用いて基質検討を行った ( Ta b l e )
36 36 Ta b l e , 2 - 二置換インドリン オン合成の基質検討 エステル部位の置換基をメトキシ基 フェノキシ基 エチルチオ基 トリルチオ基と 4 種類検討を行った結果 メトキシ基を有する基質が最も収率よく環化体を与えた ( E n t r y 1 ) イミノ炭素上の置換基としてヘテロ環であるチエニル基を有する基質 ( E n t r y 5 ) や電子求引性基である 4 - クロロフェニル基を有する基質 ( E n t r y 6 ) を用いた場合も良好な収率で環化体が得られたが 電子供与性基である 4 - メトキシフェニル基を有する基質を用いた場合は 1 8 % と大幅に収率が低下した ( E n t r y 7 ) また イミノマロン酸ジエチルを基質として用いた場合 ( E n t r y 8 ) は 31% と中程度の収率で目的物を得ることができた この生成物はリパーゼを用いた非対称化を行うなどすることで 不斉炭素を導入することができ 天然物合成へと応用できるため有用である また アルキニルイミンやアルケニルイミンを用いた場合もそれぞれ 66% 及び 49% と良好な収率で環化体が得られた ( E n t r i e s 9, 1 0 ) また イミノ炭素の α 位に水素原子を有する基質でも別途検討を行
37 37 った ( Ta b l e ) Ta b l e イミノ炭素の α 位に水素原子を有する基質での検討 イミノ炭素上の置換基としてシクロヘキシル基及び 1,3-ジチアニル基を有する基質で検討を行ったが 何れの場合も反応は全く進行せず 原料を回収するのみとなった これは基質であるイミンがエナミンへと異性化することが原因であると考えられる 続いて イミノマロン酸ジエチルを基質に用いて 添加剤の検討を行った ( Ta b l e ) Ta b l e , 2 - 二置換インドリン オン合成の添加剤検討
38 38 当研究室でこれまでに行われてきた N - アルキル化反応における L e w i s 酸の検討から N - アルキル化を促進することが知られている二 塩化エチルアルミニウム ( E n t r y 2 ) 及びトリメチルシリルクロライド ( E n t r y 3 ) を用いて検討を行った結果 何れの場合も収率が大幅に減少した これらの結果からもこの反応の反応機構が直接的な N - シリル化によるものではないと考えられる また 添加剤としてモレキュラーシーブス 4 A ( M S 4 A ) を用いた場合 収率が 61% へと大幅に向上した ( E n t r y 4 ) 系内に僅かに存在する水分子 及び環化の際に脱離するメトキシドアニオンの捕捉に効果があるものと考えられる 以上の結果から考えられる反応機構を以下に示す ( S c h e m e ) S c h e m e 反応機構
39 39 前述した通り N - シリル化が進行しているとは考えにくく C - シリル化を経由して進行していると思われる 即ち 初めにシリル化がイミノ炭素上で進行し 中間体としてアルミニウムアミド が得られる このアルミニウムアミドからトリメチルシリル基が三員環遷移状態 を経由して窒素原子上に転位しアルミニウムエノラート を与え 分子内のメトキシカルボニル基へと求核攻撃することで環化反応が進行し 最後に飽和フッ化カリウム水溶液で脱シリル化することで目的物 が得られるものと考えられる この反応により得られたインドリン-3-オン骨格は生理活性を有する天然物である D u o c a r m yc i n に見られる骨格であり 原料に用いた α - イミノエステルに手掛かりとなる置換基を導入することで 今回の反応をこの化合物の全合成に利用できるものと考えらる ( S c h e m e )
40 40 S c h e m e 種々の D u o c a r m y c i n 族 次章ではこの反応の更なる応用として 2,2,3- 三置換テトラヒドロ キノロンの合成について述べる
41 41 第三章アザ -Broo k 転位を活用した α- イミノエステルの環 化反応による 2,2,3 - 三置換テトラヒドロ -4- キノロン の合成研究 第一節 従来のテトラヒドロ キノロンの合成 前章ではアザ - B r o o k 転位を活用した α - イミノエステルの環化反応 による 2,2- 二置換インドリン-3-オンの合成について述べた その関連化合物にテトラヒドロ キノロンがあり この骨格も様々な生理活性化合物に見られる重要な骨格である 1) 前章で述べたアザ-Brook 転位を活用した α - イミノエステルの環化反応を応用することでテトラヒドロ-4-キノロン骨格についても同様に合成できるのではないかと考え 検討を行った 本節ではこれまでに知られているテトラヒドロ キノロン誘導体の様々な合成法について述べる ( F i g u re 3.1.1) F i g u re テトラヒドロ キノロン 年 J o h n s o n らは F r i e d e l - C r a f s アシル化を活用したテトラヒド ロ キノロンの合成を初めて報告している ( Ta b l e ) 2)
42 42 Ta b l e F r i e d e l - C r a f t s アシル化を活用した テトラヒドロ キノロンの合成 β - アミノプロピオン酸 に対し 五塩化リンを加えベンゼン溶媒中 30 分加熱還流したのち 四塩化スズを加え分子内 F r i e d e l - C r a f t s アシル化を行い テトラヒドロ キノロン を何れの場合も高収率で得ている このような F r i e d e l - C r a f t s 反応を活用した合成法が 今日に至るまでテトラヒドロ キノロン骨格合成において最も一般的な手法となっている 同様に 2002 年に K. W. A n d e r s o n らが F r i e d e l - C r a f t s アシル化を活用した 6 位に置換基を有するテトラヒドロ キノロンの合成法について報告している ( Ta b l e )
43 43 Ta b l e F r i e d e l - C r a f t s 反応を活用した テトラヒドロ キノロンの合成法 窒素原子上に芳香環が置換した β - ラクタム に対し トリフルオロメタンスルホン酸存在下 ジクロロメタン溶媒中 0 から室温まで昇温させながら 15 分間反応させ 対応するテトラヒドロ キノロン を高収率で得ているが 6 位にニトロ基が置換した基質の場合のみ生成物が得られていない ( E n t r y 5 ) また 2002 年に G. B e a t o n らはケテンジチオアセタールと N - アリールイミンとのアザ - D i e l s - A l d e r 反応によりテトラヒドロ キノロンを得ている ( Ta b l e )
44 44 Ta b l e アザ - D i e l s - A l d e r 反応を活用した テトラヒドロ キノロンの合成 ケテンジチオアセタール と N - アリールイミン に対し スカンジウムトリフラートを 1.2 当量 アセトニトリル溶媒中 64 で 3 時間反応させ アザ - D i e l s - A l d e r 反応によりテトラヒドロキノリン とし これに対し酸化水銀及び四フッ化ホウ素酸をエタノール 酢酸エチル混合溶媒中 室温で 分間反応させることでテトラヒドロ キノロン を得ている また 年に梁田らによって 2 - アルキニルベンズアミドからテトラヒドロ キノロンへのワンポット合成が報告されている ( Ta b l e )
45 45 Ta b l e アルキニルベンズアミドを基質に用いた テトラヒドロ キノロンへのワンポット合成 アルキニルベンズアミド に対しヨードソベンゼンジアセテート及び種々のアルコールを作用させることで H o f m a n n 型の転位が起こり 続いて三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体存在下 種々のアルデヒドと反応させることで [ ] - 付加環化反応が起こり α, β - 不飽和
46 46 ケトン中間体となり 最後に分子内 1,4- 付加反応によりテトラヒドロ キノロン を良好な収率で得ている また 2010 年に Y. L u らによってチオウレア触媒を用いても行われている ( Ta b l e ) Ta b l e チオウレア触媒を用いたテトラヒドロ キノロンの合成 先程述べた梁田らによるテトラヒドロ-4-キノロンの合成において中間体として用いられた α, β - 不飽和ケトンを基質として用い チオウレア触媒 を 1 0 m o l % トルエン溶媒中 0 で 5 時間反応を行うことで高収率 高エナンチオ選択的に反応が進行し その後パラトルエンスルホン酸を用いて 3 位の B o c 基を除去することでテトラヒドロ-4-キノロン を高収率及び高エナンチオ選択的に得ている
47 47 遷移金属触媒を用いたカップリング反応による合成例も知られてい る 2007 年に S. L. B u c h w a l d らによって銅触媒によるカップリング反 応を用いた 2 - アリール キノロンの合成が報告されている ( Ta b l e ) Ta b l e 銅触媒を用いたカップリング反応を用いた 2 - アリール キノロンの合成 α - ハロフェノン とアミド に対し ヨウ化銅を 1 0 m o l % 炭酸カリウムを 2. 0 当量 リガンドとして N, N - ジメチルエチレンジア ミンを 2 0 m o l % モレキュラーシーブス 5 A ( M S 5 A ) 存在下 トルエン 溶媒中 11 0 で 24 時間反応させることで中間体 として単離 し 更にその後 水酸化ナトリウム存在下 1,4- ジオキサン溶媒中 11 0 で 1 ~ 2 時間反応させることで環化反応及び脱水反応が進行し
48 アリール キノロン を二段階で得ている 更にこの 2 - アリー ル キノロン に対し水素添加を行うことでテトラヒドロ キ ノロンへと変換できるものと考えられる また 1999 年に磯部らは 3 位にメトキシカルボニル基 もしくはカ ルボキシ基が置換した 4 - キノロンの合成を報告している ( Ta b l e ) テトラヒドロ キノロン及び 4 - キノロンの合成法は未だに多くの制 限があり その一つに官能基変換可能な置換基の導入が困難であるこ とが挙げられる Ta b l e 位にエステル及びカルボキシル基が置換 した 4 - キノロンの合成 アニリン誘導体 とアルキニルエステルとの反応により中間体
49 とし 更に塩化オキサリルを 2.0 当量加え T H F 及びジエチルエーテルの混合溶媒中室温で 1 時間反応させることで中間体 とし 最後にジフェニルエーテル溶媒中 230 で 30 分間反応させ一酸化炭素を除去することで 2,3 位にメトキシカルボニル基を有する 4 - キノロン を得ている 更にこの 2,3-ジメトキシカルボニル キノロン に対し水素添加を行うことでテトラヒドロ キノロンへと変換できるものと考えられる このように テトラヒドロ キノロン誘導体には様々な合成法があり 特に近年盛んに研究がなされている このことからも有機合成におけるテトラヒドロ キノロン骨格形成の重要性がうかがえる 次節ではアザ-Brook 転位を活用した α - イミノエステルの環化反応による 2, 2, 3 - 三置換テトラヒドロ キノロンの合成法について述べる
50 50 第二節 アザ - B r o o k 転位を活用した 2, 2, 3 - 三置換テトラヒドロ キノロンの合成研究 前節では従来のテトラヒドロ キノロンの合成法を紹介した この化合物の骨格形成は天然物などの生理活性化合物合成において大変重要であるが その合成法には未だに多くの制限があり 十分な研究がなされているとは言えない分野である その一つに官能基変換可能な 置換基の導入が困難であることが挙げられる 2,3 位への官能基変換 可能な置換基の導入が困難とされており 特に 2, 3 - 二置換 及び 2, 2, 3 - 三置換テトラヒドロ-4-キノロンの簡便な合成法はこれまでに例がなかった 本節では第二章第二節で述べたアザ - B r o o k 転位を活用した α - イミノエステルの環化反応を更に応用した初の 2, 2, 3 - 三置換テトラヒドロ-4-キノロンの合成について述べる 第二章第二節で述べたインドリン オン合成が 5 員環の構築であったのに対し 本節で述べるテトラヒドロ キノロン合成は 6 員環の構築が必要となるため 求核剤としてシリルアニオンでは無くシリルメチルアニオン種を用い 一炭素伸長しなければならない ( S c h e m e ) S c h e m e
51 51 そこでまず初めに ベンゾイルギ酸エチル由来の o - メトキシカルボニルイミンに対し 求核剤として α - トリメチルシリル酢酸エチルとリチウムジイソプロピルアミドから調製したリチウムエノラートを用いて反応を行った ( S c h e m e ) S c h e m e , 2, 3 - 三置換テトラヒドロ キノロンの合成 ベンゾイルギ酸エチル由来の o - メトキシカルボニルイミン に対し 求核剤として α - トリメチルシリル酢酸エチルとリチウムジイソプロピルアミドから調製したリチウムエノラート を用いて反応を行った 第二章第二節で述べたインドリン オン合成と同様に 窒素原子上にトリメチルシリル基が置換したままでは T L C 上でテーリングしてしまい単離が困難であることから 飽和フッ化カリウム水溶液を用いて反応を停止するとともに脱シリル化した その結果 9% と少量ではあるが 目的物であるテトラヒドロ キノロン を得ることに成功した 環化体及び付加体の合計収率が 34% と低かったため 求核剤が十分に調製できていないのではないかと考え 用いる塩基の検討を行った ( Ta b l e )
52 52 Ta b l e テトラヒドロ キノロン合成における塩基の検討 その結果 L D A を用いた場合に最も収率よく環化体が得られ ( E n t r y 1 ) カリウム塩基やナトリウム塩基を用いた場合は T L C 精製の際に全体的にテーリングしており 単離できるスポットさえなかった 依然として反応の最初の段階である求核付加自体がうまく進行していなかったので 次により求電子性の高い基質であるイミノマロン酸ジエチル を基質に用いて 反応条件の最適化を行った ( Ta b l e )
53 53 Ta b l e テトラヒドロ キノロンの合成における 反応条件の最適化 イミノマロン酸ジエチル に対し Ta b l e の最適条件を用いて反応を行ったところ 目的物であるテトラヒドロ キノロン 及びインドリン オン が合計収率 20% で得られた ( E n t r y 1 ) そこで次に 前章のインドリン オン合成において効果的な溶媒であったプロピオニトリルを共溶媒として用いたところ収率が 3 0 % に向上した ( E n t r y 2 ) 次に求核剤の当量を 1.1 当量に減らし 塩基の当量を 1.5 当量に減らして検討を行ったところ 収率は 26% とやや低下する結果となったが 最も選択的にインドリン生成物 が得られた ( E n t r y 3 ) 次に 生成物のカルボニル基の α 位のプロトンの引き抜 きが起こることを考慮して 塩基を 2.0 当量用い 求核剤は大過剰に は必要ないものと考え 1.5 当量用いて反応の濃度の検討を行った ( E n t r i e s 4 ~ 6 ) その結果 濃度が M の場合に 40% と最も収率よく環化体が得られ 最も選択的にテトラヒドロ キノロン が得られた ( E n t r y 5 )
54 54 反応条件の最適化が完了したので 次に溶媒検討を行った ( Ta b l e ) Ta b l e テトラヒドロ キノロンの合成における溶媒検討 その結果 D M E とプロピオニトリルを 1 対 3 の比で用い 濃度を M とした場合に収率 77% 生成物の選択性も最も良くテトラヒ ドロ キノロン が得られることを見出した ( E n t r y 11 )
55 55 この反応の反応機構は次のように考えられる ( S c h e m e 3.2.2) S c h e m e テトラヒドロ キノロンの反応機構 まず初めに イミン に対するリチウムエノラートの求核付加反応がイミノ炭素上で進行し 中間体としてリチウムアミド が得られる このリチウムアミドからトリメチルシリル基が四員環遷移状態 を経由して窒素原子上に転位しリチウムエノラート を与え 分子内のメトキシカルボニル基へと求核攻撃することで環化反応が進行し 最後に飽和フッ化カリウム水溶液で脱シリル化することでテトラヒドロ キノロン が得られる また リチウムエノ
56 56 ラート からケトン分解機構によるエトキシカルボニル基の転位が起こることで異なるリチウムエノラート となり 分子内のメトキシカルボニル基へと求核攻撃することで環化反応が進行し 最後に飽和フッ化カリウム水溶液で脱シリル化することでインドリン-3- オン が得られるものと考えられる このように α - イミノエステルから簡便に含窒素ヘテロ環化合物であるテトラヒドロ-4-キノロン誘導体を良好な収率で合成できることを見出した この手法は 2, 2, 3 - 三置換テトラヒドロ キノロンの合成を可能にするものであり 同時に官能基変換可能な置換基の導入にも成功していることから 今後の更なる研究により天然物を含む生理活性化合物等の合成へと応用できるものと考えられる
57 57 第四章 第一節 (+)-Duocarmy ci n A の全合成 従来の ( + ) - D u o c a r m y c i n A の全合成 ( + ) - D u o c a r m y c i n A ( F i g u r e ) 1) は 年に富士山の麓に生息する S t r e p t o m y c e s DO-88 と呼ばれる菌類から 協和発酵工業により単離された化合物であり 強力な抗腫瘍活性を有することで知られているため 簡便な合成法の確立が望まれるとともに その複雑な構造から全 合成の目的物としても魅力的である この節では従来の D u o c a r m yc i n A の全合成について述べる F i g u re 最初の全合成は 1990 年に寺島らによって行われた 2) 基質由来の B 環部位に対し A 環及び C 環を後から導入する手法をとっており 右側のフラグメントであるトリメトキシインドール部位は最後に導入さている また 左側のフラグメントである C P I 骨格の合成は Wi e r e n g a らと同様の手法で行われており C P I 骨格をラセミ体で得ている ( S c h e m e )
58 58 S c h e m e 寺島らによる全合成 H 2 J 宅 ~ BnO~N ~ ~ = ヨ ~OMe HC~CH30H2 ~
59 年 B o g e r らによって初のエナンチオ選択的な全合成が達成された この報文では目的物である ( + ) - D u o c a r m y c i n A だけでなく e p i - ( + ) - D u o c a r m y c i n A もエナンチオ選択的に合成できることが報告されている ( S c h e m e ) 3) S c h e m e B o g e r らによる全合成
60 60 同じく 1996 年 福山らによってもエナンチオ選択的な全合成が達成された この報文で著者らは ( + ) - D u o c a r m yc i n A だけでなく ( + ) - D u o c a r m y c i n SAの合成も行っている 銅触媒を用いた芳香族アミノ化反応が有効に用いられている ( S c h e m e ) 4) S c h e m e 福山らによる全合成
61 61 以上紹介したように ( + ) - D u o c a r m y c i n A の合成法はこれまでに 3 報しか報告例がなく未だに十分とは言えず その生理活性の有用性からも ( + ) - D u o c a r m y c i n A の更なる合成法の研究の重要性がうかがえる 次節では第二章で紹介したアザ - B r o o k 転位を活用した α - イミノエステルの環化反応を用いた ( + ) - D u o c a r m yc i n A の全合成について述べる
62 62 第二節 ( + ) - D u o c a r m y c i n A の全合成 前節では従来の ( + ) - D u o c a r m y c i n A の全合成について紹介した この化合物の骨格形成は天然物などの生理活性化合物合成において大変重要であるため 未だに幅広く研究されている分野である 本節では第二章で紹介した アザ - B r o o k 転位を活用した α - イミノエステルの環化 反応による 2, 2 - 二置換インドリン オン合成を用いた ( + ) - D u o c a r m y c i n A の全合成について述べる 第二章第二節及び第三章第二節で述べたように α - イミノエステルに対し有機アルミニウム試薬を用いることでアザ - B r o o k 転位に続く環化反応が良好に進行することを見出した そこで 出発物である α - イミノエステルに適切な置換基を導入しておくことで ( + ) - D u o c a r m y c i n A の全合成へと発展できるのではないかと考え研究を行った まず初めに 逆合成解析について述べる ( S c h e m e ) S c h e m e 逆合成解析
63 63 目的物である ( + ) - D u o c a r m yc i n A は従来の手法でもよく用いられて いるように化合物 及び の縮合により得られると考え 化合 物 は化合物 のヒドロキシ基からの電子の押し込みによる分 子内シクロプロパン化 1-4 ) と Ts 基及び B o c 基の脱保護により得られる と考えた 化合物 は化合物 に対する遷移金属を用いた芳香 環のヒドロキシ化 5-9 ) により得られると考え 化合物 は化合物 のエポキシ部位と芳香環上に隣接するアミノ基とを塩基性条件 下で環化 10) させることにより得られると考え 化合物 は化合物 に対する遷移金属を用いたアミノ化 ) により得られると考え
64 64 た 続いて化合物 は化合物 に対する S h i 不斉エポキシ化 1 5, 16) により得られると考えられ 化合物 は化合物 に対し K n o c h e l らにより開発された嵩高いマグネシウムアミドを塩基に用い ることでケトンの α 位に選択的にアリル基を導入 1 7 ) できると考えた さらに化合物 は B a r t o n - M c C o m b i e 脱酸素化反応 18) により化合物 から得られると考え 化合物 は化合物 の酵素を用 いた不斉加水分解 1 9, 2 0 ) と続く還元反応により得られると考え 化合 物 は化合物 のアミン部位を B o c 保護することで得られると考えた 化合物 は α - イミノエステル のアザ-Brook 転位に続く環化反応により類似の化合物が得られることを第二章第二節で既に述べており この化合物についても同様の手法により得られるものと考えられる 化合物 はケトマロン酸ジエチル とアジド とのアザ - Wi t t i g 反応により得られると考え アジド は商業的に入手可能なアニリン誘導体 のアジド化により得られると考えた まず初めに モデル基質を用いて 1 つ目の不斉点であるインドリン環の 2 位の不斉導入の検討をモデル基質で行った モデル基質の合成は以下に示す ( S c h e m e ) S c h e m e モデル基質 の合成 このモデル基質 に対し種々の加水分解酵素を用いてエステル 部位選択的に不斉加水分解を行った ( Ta b l e ) 反応は基質である
65 65 ジエステル部位を有するインドリン オン 1. 0 m m o l に対し酵素を 1. 0 g 用い リン酸緩衝溶液中で ph を 7.0 に保ちながら酵素及び温度の検 討を行い 反応時間は基質が消失するまでに要した時間となっている Ta b l e 酵素を用いたジエステルの不斉加水分解 通常のリパーゼは反応時間が長く ( E n t r i e s 1~3) セラミック等にリパーゼを担持させたものを用いた方が反応時間は短くなった ( E n t r i e s 4, 5 ) また N O V O Z Y M を用いたところ反応時間が大幅に短くなったが ( E n t r y 6 ) T L C で UV 吸収を示すスポットが全く無くなってしまった 何れの場合も T L C で原点付近にテーリングしたスポットがあることからカルボン酸が生成している可能性があると考え T L C 精製を行ったが 単離することはできなかった このことから 粗生成物の段階で得られていた可能性のあるカルボン酸 が精製中に分解したのではないかと考えたが その結果得られるであろうインドリン オン も単離には至っていない ( E n t r i e s 1 ~ 5, S c h e m e )
66 66 S c h e m e 脱炭酸によるカルボン酸の分解 そこで次に 基質 を用いてチエニル基のオゾン分解を行うこ とでラセミ体ではあるがカルボン酸 へと変換できるのではない かと考え 検討を行った ( Ta b l e ) 2 1 ) Ta b l e チエニル基のオゾン分解 反応は種々の溶媒中 一定で系内が完全に青紫色に変色するまでオゾンをバブリングし続けて行い ジメチルスルフィドで処理を行った 何れの場合も原料は消失しており 酵素による不斉加水分解と同様に T L C で原点付近にテーリングしたスポットがあることからカルボン酸が生成している可能性があった また これらの粗生成物は T L C チェックだけでなく 1 H - N M R からもカルボン酸が生成している可能性があった そこで次に カルボン酸を単離せず これらの反応の粗生成物に対しボランを作用させることでアルコールまで還元し
67 67 た形で化合物を得られるのではないかと考え検討を行った ( S c h e m e ) S c h e m e カルボン酸 の還元によるアルコールの合成 Ta b l e の E n t r y 4 の粗生成物に対し T H F 溶媒中 ボラン - ジメチルスルフィド錯体を 1.1 当量用い 加熱還流を 13 時間行ったが目的物は得られず T L C チェックからもスポットに変化は見られなかった このことから カルボン酸 自体ができていない可能性もある そこで次に C o r e y - B a k s h i - S h i b a t a 還元を用いた不斉還元によるアルコール の合成の検討を行った ( Ta b l e ) 22) Ta b l e C o r e y - B a k s h i - S h i b a t a 還元によるアルコール の合成
68 68 ジエステル部位を有するインドリン オン に対し オキサザボロリジン触媒を 2 5 m o l % 還元剤としてボラン - ジメチルスルフィド錯体を 1.0 当量作用させて行った 何れの場合も原料回収のみとなり それ以外に回収できるものは無かった そこで次に他の不斉還元の検討として B I N A L を用いた不斉還元によるアルコール の合成の検討を行った ( S c h e m e ) 2 3 ) S c h e m e B I N A L を用いた不斉還元による アルコール の合成 先程と同様の基質 に対し B I N A L を 3 当量 T H F 溶媒中 - 78 で 6 時間反応を行った この場合も原料回収のみとなり それ以外に回収できるものは無かった これらの結果はケトン部位に対するヒドリドの付加による反応の複雑化や基質の分解が原因であると考え 次にケトン部位の保護の検討を行った まず初めにケトン部位のオレフィン化の検討を行った ( S c h e m e )
69 69 S c h e m e Wi t t i g 反応を用いたオレフィン化による ケトン部位の保護 ジエステル部位を有するインドリン オン に対し メチルト リフェニルホスホニウムブロミドとブチルリチウムをそれぞれ 1. 1 当 量ずつ THF 溶媒中 - 78 から 0 まで自然昇温させながら 6 時間 反応させた しかしながら 望みの生成物 は得られなかった そこで次に Te b b e 試薬 2 5 ) や P e t a s i s 試薬 26) 等で知られているチタ ニウムカルベノイドを用いたオレフィン化によるケトン部位の保護を 行った ( S c h e m e S c h e m e ) S c h e m e Te b b e 試薬を用いたオレフィン化による ケトン部位の保護 ジエステル部位を有するインドリン オン に対し Te b b e 試薬を 1.5 当量 T H F 溶媒中 ピリジン触媒存在下 - 60 から室温まで自然昇温させながら 21 時間反応させた しかしながら この場合も望みの生成物 は得られなかった
70 70 S c h e m e P e t a s i s 試薬を用いたオレフィン化による ケトン部位の保護 また同様に ジエステル部位を有するインドリン オン に対し P e t a s i s 試薬を 1.5 当量 T H F 溶媒中 加熱還流を 27 時間行った しかしながら この場合も望みの生成物 は得られなかった 次に オレフィン化以外でのケトンの保護としてアセタール化を行った ( S c h e m e ) 2 7 ) S c h e m e アセタール化によるケトン部位の保護 エチレンジオキシビス ( トリメチルシラン ) を 2. 0 当量 トリメチルシリルトリフラートを 1. 0 m o l % ジクロロメタン溶媒中 - 78 から室温まで自然昇温させながら 10 時間反応を行ったが 目的物は得られなかった またこの場合は B o c が酸性条件下では脱保護されてしまうためベンジル保護に掛け替えて反応を行った 今後 水素化トリブチルリチウムアルミニウムを用いたケトン部位
71 71 の還元 ( S c h e m e ) 及びスチリル基を有するインドリン オンに 対するオゾン分解によると続く還元反応によるモデル基質 の合 成 ( S c h e m e ) について検討する予定である S c h e m e 水素化トリブチルリチウムアルミニウムを用いた ケトン部位の還元 S c h e m e スチリル基のオゾン分解を活用した 基質 の合成
72 72 実験の部 N M R スペクトルは日本電子製 E C X - 400P を使用し 内部標準にはテ トラメチルシラン ( T M S ) を使用し測定した 赤外吸収スペクトルは日 本分光製 F T / I R P l us を使用した M a s s スペクトルは日本電子製 J M S D を用いて測定を行った 反応に用いた溶媒は テトラヒド ロフラン ( T H F ) 及びジエチルエーテルはナトリウムベンゾフェノンケ チルから使用の直前に蒸留したものを使用し 塩化メチレンは五酸化 二リンを用いて乾燥させたものを水素化カルシウムとともに蒸留しモ レキュラーシーブス 4 A を乾燥剤として用いたものを使用した トル エン及びキシレンは水素化カルシウムを用いて乾燥させたものを蒸留しモレキュラーシーブス 4 A を乾燥剤として用いたものを使用した プロピオニトリル及びアセトニトリルは水素化カルシウムを用いて乾燥させたものを五酸化二リンとともに蒸留し さらにその後水素化カ ルシウムとともに蒸留しモレキュラーシーブス 4 A を乾燥剤として用 いたものを使用した D M E は水素化カルシウムを用いて乾燥させたものを蒸留し その後塩化銅を加え更に蒸留し モレキュラーシーブス 4 A を乾燥剤として用いたものを使用した 試薬類は市販品を蒸留し精製したものを用いるか 又は参考文献に従って調製して使用した カラムクロマトグラフィーを用いた精製には充填剤に関東化学 ( 株 ) シリカゲル 6 0 N ( 球状 中性 ) を使用し 薄層クロマトグラフィーを用いた精製には M e r c k K i s e l G e l G F を担持したものを使用した 全ての反応は特別な場合を除き アルゴン気流下で行い反応容器はセプタムで栓をした また 実験で用いたガラス器具及びシリンジは全て高減圧ポンプによって前乾燥したものを使用した
73 73 第一章 α - イミノエステルの N- アルキル化反応を活用した 環化反応による 2,2 - 二置換インドリン -3- オンの合成 第二節 種々の有機金属試薬を用いる α - イミノエステルの環化反応 による 2,2- 二置換インドリン オンの合成 Ta b l e アントラニル酸メチル由来の α - イミノエステル に 対する N - ベンジル化反応 E n t r y 1 ( YT-54) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し ジエチルエーテル ( m L ) を加えて撹拌を開始した - 78 に冷却して臭化ベンジルマグネシウム ( m m o l, M ) を滴下し 2 時間撹拌した後 室温でさらに 4 時間撹拌した後 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 ( 1 0 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 5 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1) で行ったが目的のエチル 1 - ベンジル-3-オキソ フェニルインドリン カルボキシレート を得ることはできず C - ベンジル化体であるメチル 2 - (1-( エトキシカルボニル ) - 1,2-ジフェニルエチルアミノ ) ベンゾエート を得た メチル 2 - ( 1 - エトキシカルボニル ) - 1, 2 - ジフェニルエチルアミノ ) ベンゾエート ( )
74 74 収量 m g 収率 63% 形状 : 白色油状 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 3 H z, 3 H ), ( m, 5 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 2 H ), ( m, 4 H ), ( m, 3 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ), ( s, 1 H ). 13 C N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , , , , , , 148.0, , I R ( n e a t ) , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , 9 0 9, 7 3 0, c m - 1. E n t r y 2 ( YT-57) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し ジエチルエーテル ( m L ) とチタニウムテトライソプロポキシド ( m m o l, m L ) を加えて撹拌を開始した - 78 に冷却して臭化ベンジルマグネシウム ( m m o l, M ) を滴下し 30 分間撹拌した後 室温でさらに 30 分間した後 飽和炭酸水素ナトリウム水溶
75 75 液 ( 1 0 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 5 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行ったが目的のエチル 1 - ベンジル オキ ソ フェニルインドリン カルボキシレート を得ることはで きなかった E n t r y 3 ( YT-60) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し テトラヒドロフラン ( m L ) とチタニウムテトライソプロポキシド ( m m o l, m L ) を加えて撹拌を開始した - 78 に冷却して臭化ベンジルマグネシウム ( m m o l, M ) を滴下し 15 時間撹拌した後 室温でさらに 15 時間した後 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 ( 1 0 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 5 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行ったが目的のエチル 1 - ベンジル オ キソ フェニルインドリン カルボキシレート を得ることは できず C - ベンジル化体であるメチル 2 - (1-( エトキシカルボニル ) - 1, 2 - ジフェニルエチルアミノ ) ベンゾエート を得た 収量 32.0 mg 収率 39% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 )
76 76 I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT- 54 と同じ E n t r y 4 ( YT-59) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し ジエチルエーテル ( m L ) と塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を加えて撹拌を開始した - 78 に冷却して臭化ベンジルマグネシウム ( m m o l, M ) を滴下し 6 時間撹拌した後 室温でさらに 2 時間した後 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 ( 1 0 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 5 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1) で行ったが目的のエチル 1 - ベンジル オキソ フェニルインドリン-2-カルボキシレート を得ることはできず C - ベンジル化体であるメチル 2 - (1-( エトキシカルボニル ) - 1,2-ジフェニルエチルアミノ ) ベンゾエート を得た 収量 m g 収率 42% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-54 と同じ E n t r y 5 ( YT-66) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し ジエチルエーテル ( m L ) とヨウ化銅 ( m m o l, m g )
77 77 を加えて撹拌を開始した - 78 に冷却して臭化ベンジルマグネシウム ( m m o l, M ) を滴下し 1 時間撹拌した後 室温でさらに 5 時間した後 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 ( 1 0 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 5 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行ったが目的のエチル 1 - ベンジル オキソ-2-フェニルインドリン カルボキシレート を得ることはできず C - ベンジル化体であるメチル 2 - (1-( エトキシカルボニル ) - 1,2-ジフェニルエチルアミノ ) ベンゾエート を得た 収量 m g 収率 100% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-54 と同じ E n t r y 6 ( YT-67) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し ジエチルエーテル ( m L ) ヨウ化銅 ( m m o l, m g ) 及び塩化トリメチルシラン ( m m o l, m L ) を加えて撹拌を開始した - 78 に冷却して臭化ベンジルマグネシウム ( m m o l, M ) を滴下し 1 時間撹拌した後 室温でさらに 5 時間した後 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 ( 1 0 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 5 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後
78 78 エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行ったが目的のエチル 1 - ベンジル-3-オキソ-2-フェニルインドリン-2-カルボキシレート を得ることはできず C - ベンジル化体であるメチル 2 - (1-( エトキシカルボニル ) - 1, 2 - ジフェニルエチルアミノ ) ベンゾエート を得た 収量 m g 収率 100% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-54 と同じ E n t r y 7 ( YT-64) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( m L ) を加えて撹拌を開始した - 78 に冷却してトリベンジルアルミニウムエーテラート ( m m o l, M) を滴下し室温まで自然昇温させながら 6 時間撹拌した後 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 ( 1 0 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 5 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行ったが目的のエチル 1 - ベンジル オキソ フェニルインドリン カルボキシレート を得ることはできず C - ベンジル化体であるメチル 2 - (1-( エトキシカルボニル ) - 1,2-ジフェニルエチルアミノ ) ベンゾエート を得た
79 79 収量 m g 収率 42% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t) H R M S ( E I ) は YT-54 と同じ E n t r y 8 ( YT-65) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( m L ) と塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を加えて撹拌を開始した - 78 に冷却してトリベンジルアルミニウムエーテラート ( m m o l, M ) を滴下し室温まで自然昇温させながら 6 時間撹拌した後 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 ( 1 0 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 5 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行ったが目的のエチル 1 - ベンジル-3-オキソ-2- フェニルインドリン カルボキシレート を得ることはできず C - ベンジル化体であるメチル 2 - (1-( エトキシカルボニル ) - 1,2-ジフェニルエチルアミノ ) ベンゾエート を得た 収量 m g 収率 100% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-54 と同じ S c h e m e アントラニル酸メチル由来のイミノマロン酸ジエチル
80 の合成 ( YT-321 ) m L 二口ナスフラスコにメチル 2 - アジドベンゾエート ( m m o l, g ) を秤量した後アルゴン置換し トリフェニルホスフィン ( m m o l, g ) をキシレン 3 0 m L に溶かして 0 で加え 室温まで自然昇温させながら 1 時間撹拌した その後 ケトマロン酸ジエチル ( m m o l, 3. 5 m L ) を滴下し 13 時間加熱還流した後 室温に戻しエバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製はカラムクロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 15: 1, 1 % トリエチルアミン ) で行い 目的のイミノマロン酸ジエチル を得た メチル 2 - ( ジ ( エトキシカルボニル ) メチレンアミノ ) ベンゾエート ( ) 収量 5.23 g 収率 90% 形状 : 黄色油状 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 3 H z, 3 H ), ( t, J = 7. 3 H z, 3 H ), ( s, 3 H ), ( q, J = 7. 3 H z, 2 H ), ( q, J = 7. 3 H z, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , 161.0, I R ( n e a t ) , , , , , , , 7 5 9, cm - 1.
81 81 H R M S ( E I ) Ta b l e アントラニル酸メチル由来のイミノマロン酸ジエチル に対する N - ベンジル化反応 E n t r y 1 ( YT-69) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し ジエチルエーテル ( 1. 0 m l ) と塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を加えて撹拌を開始した - 78 に冷却して臭化ベンジルマグネシウム ( m m o l, M ) を滴下し 3 時間撹拌した後 室温でさらに 2 時間した後 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 ( 1 0 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 5 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行ったが目的のジエチル 1 - ベンジル オキソインドリン - 2,2-カルボキシレート を得ることはできず C - ベンジル化体であるメチル 2 - ( 1, 1 - ジ ( エトキシカルボニル ) - 1, 2 - ジフェニルエチルアミノ ) ベンゾエート を得た メチル 2 - ( 1, 1 - ジ ( エトキシカルボニル ) - 1,2-ジフェニルエチルアミノ ) ベンゾエート ( ) 収量 m g
82 82 収率 19% 形状 : 白色油状 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( m, 6 H ), ( s, 2 H ), ( s, 3 H ), ( m, 4 H ), ( m, 2 H ), ( m, 2 H ), ( m, 3 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( s, 1 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : 1 4.0, , , , , 6 2.5, , , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , , , , , , , , 7 5 1, 7 0 1, c m - 1. H R M S ( E I ) E n t r y 2 ( YT-70) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し ジエチルエーテル ( 1. 0 m l ) と塩化トリメチルシラン ( m m o l, m L ) を加えて撹拌を開始した - 78 に冷却して臭化ベンジルマグネシウム ( m m o l, M ) を滴下し 室温まで自然昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 ( 1 0 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 5 m L 3 ) で抽出し飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行ったが目的のジエチル 1 - ベンジル オキソインドリン - 2, 2 - カルボキシレート を得ることはできず C - ベンジル化体である
83 83 メチル 2 - ( 1, 1 - ジ ( エトキシカルボニル ) - 1,2-ジフェニルエチルアミノ ) ベンゾエート を得た 収量 m g 収率 38% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-69 と同じ E n t r y 3 ( YT-71) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し ジエチルエーテル ( 1. 0 m l ) とヨウ化銅 ( m m o l, m g ) を加えて撹拌を開始した に冷却して臭化ベンジルマグネシウム ( m m o l, M ) を滴下し 室温まで自然昇温させながら 4 時間撹拌した後 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 ( 1 0 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 5 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行ったが目的のジエチル 1 - ベンジル-3-オキソインドリン - 2,2-カルボキシレート を得ることはできず C - ベンジル化体であるメチル 2 - ( 1, 1 - ジ ( エトキシカルボニル ) - 1,2-ジフェニルエチルアミノ ) ベンゾエート を得た 収量 m g 収率 53% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-69 と同じ
84 84 Ta b l e アントラニル酸メチル由来のイミノマロン酸ジエチル に対する N - アリル化反応 E n t r y 1 ( YT-76) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し ジエチルエーテル ( 1. 0 m l ) と塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を加えて撹拌を開始した - 78 に冷却して臭化アリルマグネシウム ( m m o l, M ) を滴下し 室温まで自然昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 ( 1 0 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 5 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行ったが目的のジエチル 1 - ベンジル-3-オキソインドリン-2,2-カルボキシレート を得ることはできず C - ベンジル化体であるメチル 2 - ( 1, 1 - ジ ( エトキシカルボニル ) アミノブテニル ) ベンゾエート を得た メチル 2 - ( 1, 1 - ジ ( エトキシカルボニル ) アミノブテニル ) ベンゾエート ( ) 収量 1. 6 m g 収率 5%
85 85 白色油状 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( m, 6 H ), ( d, J = 1. 8, 2 H ), ( s, 3 H ), ( m, 4 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( s, 1 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , , c m - 1. H R M S ( E I ) E n t r y 2 ( YT-75) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し ジエチルエーテル ( 1. 0 m l ) とヨウ化銅 ( m m o l, m g ) を加えて撹拌を開始した - 78 に冷却して臭化アリルマグネシウム ( m m o l, M ) を滴下し 室温まで自然昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 ( 1 0 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 5 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行ったが目的のジエチル 1 - ベンジル-3-オキソインドリン-2,2-カルボキシレート を得ることはできず C - ベンジル化体であるメチル 2 - ( 1, 1 - ジ ( エトキシカルボニル ) アミノブテニル ) ベンゾエート を得た 収量 m g
86 86 収率 29% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT- 75 と同じ
87 87 第二章 アザ - B r o o k 転位を活用した α - イミノエステルの環化反応に よる 2,2- 二置換インドリン オンの合成研究 第二節 アザ - B r o o k 転位を活用した 2, 2 - 二置換インドリン オンの合成 S c h e m e 塩化ビス ( トリメチルシリル ) アルミニウムを用いた インドリン オンの合成 ( YT-89) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル 2.2.1( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, 8. 7 m g ) を秤量した後アルゴン置換し 室温でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, 1. 0 N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ-2-フェニルインドリン カルボキシラート を得た エチル 3 - オキソ フェニルインドリン カルボキシラート ( 2.2.2)
88 88 収量 8. 3 m g 収率 18% 黄色結晶 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1 ) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( m, 2 H ), ( s, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 3 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 2 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , c m - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) , f o u n d. Ta b l e ,2- 二置換インドリン オン合成の溶媒検討 E n t r y 1 ( YT-101) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル 2.2.1( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し アセトニトリル ( m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 ml 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し 室温でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, 1. 0 N ) を滴化し アセトニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル
89 89 = 4: 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ フェニルインドリン カルボキシラート を得た 収量 2. 5 m g 収率 6% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - NMR ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-89 と同じ E n t r y 2 前述の S c h e m e ( YT- 89) と同じ E n t r y 3 ( YT-109) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル 2.2.1( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し トルエン ( m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し 室温でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, 1. 0 N ) を滴化し トルエン ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4:1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ フェニルインドリン カルボキシラート を得た 収量 7. 2 m g
90 90 収率 17% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT- 89 と同じ E n t r y 4 ( YT-103) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル 2.2.1( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し 塩化メチレン ( m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し 室温でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, 1. 0 N ) を滴化し 塩化メチレン ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ-2-フェニルインドリン カルボキシラート を得た 収量 m g 収率 32% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-89 と同じ E n t r y 5 ( YT- 104) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミ
91 91 ノ ] フェニル酢酸エチル 2.2.1( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し T H F ( m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し 室温でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, 1. 0 N ) を滴化し T H F ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ-2-フェニルインドリン カルボキシラート を得た 収量 m g 収率 26% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-89 と同じ E n t r y 6 ( YT-110 ) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル 2.2.1( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し ジエチルーテル ( m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 ml 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し 室温でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, 1. 0 N ) を滴化し ジエチルエーテル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコ
92 92 に滴下した 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3 ) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ-2-フェニルインドリン カルボキシラート を得た 収量 m g 収率 25% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-89 と同じ Ta b l e , 2 - 二置換インドリン オン合成の反応条件検討 E n t r y 1 前述の S c h e m e ( YT- 89) と同じ E n t r y 2 ( YT-99) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル 2.2.1( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し 室温でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, 1. 0 N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラス コに滴下した 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウムメタノール溶 液 ( 3 m L ) で反応を停止させた エバポレーターでメタノールを留去し
93 93 た後に 酢酸エチル ( 5. 0 m L ) と飽和食塩水 ( 1 0 m L ) を加え 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行ったが 目的のエチル 3 - オキソ-2-フェニルインドリン-2-カルボキシラート は得られなかった E n t r y 3 ( YT-105) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル 2.2.1( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し - 20 でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, 1. 0 N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ-2-フェニルインドリン カルボキシラート を得た 収量 m g 収率 46% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 )
94 94 I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT- 89 と同じ E n t r y 4 ( YT-238) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル 2.2.1( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, 1. 0 N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ フェニルインドリン カルボキシラート を得た 収量 m g 収率 46% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-89 と同じ E n t r y 5 ( YT-239) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル 2.2.1( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 別の
95 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し - 20 でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, 1. 0 N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ フェニルインドリン カルボキシラート を得た 収量 m g 収率 65% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-89 と同じ Ta b l e , 2 - 二置換インドリン オン合成の基質検討 原料合成 E n t r y 2 の基質 : [ N - ( o - フェノキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル の合成 ( YT-250 ) 5 0 m L 二口ナスフラスコにフェニル 2 - アジドベンゾエート ( 3. 7 m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し トリフェニルホスフィン ( 5. 6 m m o l, g ) をキシレン 3 6 m L に溶かして 0 で加え 室温まで自然昇温させながら 1 時間撹拌した その後 ベンゾイルギ酸エチル ( m m o l, m L ) を滴下し 17 時間加熱還流した後 室温に戻しエバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製はカラムクロマ
96 96 トグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 18: 1, 1 % トリエチルアミン ) で行い 目的の [ N - ( o - フェノキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル を得た [ N - ( o - フェノキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( ) 収量 1.1 g 収率 80% 形状 : 黄色結晶 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( q, J = 7. 1 H z, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 0 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , c m - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) +, f o u n d E n t r y 3 の基質 : [ N - ( o - エチルチオカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル の合成 ( YT-249) 5 0 m L 二口ナスフラスコにフェニル 2 - アジドベンゾエート ( 4. 2 m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し トリフェニルホスフィン
97 97 ( 6. 3 m m o l, g ) をキシレン 4 0 m L に溶かして 0 で加え 室温まで自然昇温させながら 1 時間撹拌した その後 ベンゾイルギ酸エチル ( m m o l, m L ) を滴下し 17 時間加熱還流した後 室温に戻しエバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製はカラムクロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 9 : 1, 1 % トリエチルアミン ) で行い 目的の [ N - ( o - エチルチオカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル を得た [ N - ( o - エチルチオカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( ) 収量 m g 収率 61% 形状 : 黄色油状 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , , 9 1 3, 7 6 6, cm - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) +, f o u n d
98 98 E n t r y 4 の基質 : [ N - ( o - トリルチオカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル の合成 ( YT-259 ) 5 0 m L 二口ナスフラスコにフェニル 2 - アジドベンゾエート ( 5. 8 m m o l, g ) を秤量した後アルゴン置換し トリフェニルホスフィン ( 8. 7 m m o l, g ) をキシレン 3 6 m L に溶かして 0 で加え 室温まで自然昇温させながら 1 時間撹拌した その後 ベンゾイルギ酸エチル ( 8. 7 m m o l, m L ) を滴下し 17 時間加熱還流した後 室温に戻しエバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製はカラムクロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 9 : 1, 1 % トリエチルアミン ) で行い 目的の [ N - ( o - トリルチオカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル を得た [ N - ( o - トリルチオカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( ) 収量 1.61 g 収率 75% 形状 : 黄色油状 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( s, 3 H ), ( q, J = 7. 1 H z, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 9 H ), ( m, 3 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : I R ( n e a t ) , , , , , , , , 9 0 2, cm - 1.
99 99 H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) +, f o u n d E n t r y 5 の基質 : [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] 2 - チエニル酢酸エチル の合成 ( YT-241) 5 0 m L 二口ナスフラスコにフェニル 2 - アジドベンゾエート ( 6. 1 m m o l, g ) を秤量した後アルゴン置換し トリフェニルホスフィン ( 6. 1 m m o l, 1. 1 g ) をキシレン 2 0 m L に溶かして 0 で加え 室温まで自然昇温させながら 1 時間撹拌した その後 2 - チエニルグリオキシル酸エチル ( m m o l, m L ) を滴下し 34 時間加熱還流した後 室温に戻しエバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製はカラムクロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 8: 1, 1 % トリエチルアミン ) で行い 目的の [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] 2 - チエニル酢酸エチル を得た [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] 2 - チエニル酢酸エチル ( ) 収量 1.70 g 収率 88% 形状 : 黄色油状 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( s, 3 H ), ( q, J = 7. 1 H z, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ).
100 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , 6 1.6, , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , cm - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) +, f o u n d E n t r y 6 の基質 : [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] 4 - クロロフェニル酢酸エチル の合成 ( YT-214) m L 二口ナスフラスコに 4 - クロロフェニルグリオキシル酸エチル ( 3 5 m m o l, 7. 4 g ) アントラニル酸メチル ( 3 5 m m o l, m L ) 及び p - トルエンスルホン酸一水和物 ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し キシレン 7 0 m L を加え 24 時間加熱還流した後 室温に戻しエバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製はカラムクロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 15: 1, 1 % トリエチルアミン ) で行い 目的の [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] 4 - クロロフェニル酢酸エチル を得た [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] 4 - クロロフェニル酢酸エチル ( ) 収量 m g 収率 5% 形状 : 黄色油状 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( s,
101 101 3 H ), ( q, J = 7. 1 H z, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 3 H ), ( m, 3 H ). 1 3 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , , 8 3 8, 7 6 1, cm - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) +, f o u n d E n t r y 7 の基質 : [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] 4 - メトキシフェニル酢酸エチル の合成 ( YT-217) m L 二口ナスフラスコに 4 - メトキシフェニルグリオキシル酸エチル ( m m o l, 4. 1 g ) アントラニル酸メチル ( m m o l, 2. 5 m L ) 及び p - トルエンスルホン酸一水和物 ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し キシレン 4 0 m L を加え 24 時間加熱還流した後 室温に戻しエバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製はカラムクロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1, 1 % トリエチルアミン ) で行い 目的の [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] 4 - メトキシフェニル酢酸エチル を得た [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] 4 - メトキシフェニル酢酸エチル ( ) 収量 1.76 g 収率 26%
102 102 形状 : 赤色油状 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( s, 3 H ), ( s, 3 H ), ( q, J = 7. 1 H z, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , , , , 8 3 6, cm - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) , f o u n d. E n t r y 9 の基質 : [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニルプロピニル酢酸エチル の合成 ( YT-296) 3 0 m L 二口ナスフラスコにフェニル 2 - アジドベンゾエート ( 2. 0 m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し トリフェニルホスフィン ( 3. 0 m m o l, m g ) をキシレン 11 m L に溶かして 0 で加え 室温まで自然昇温させながら 1 時間撹拌した その後 フェニルプロピニルグリオキシル酸エチル (2. 1 m m o l, m g ) を滴下し 13 時間加熱還流した後 室温に戻しエバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製はカラムクロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 15: 1, 1 % トリエチルアミン ) で行い 目的の [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニルプロピニル酢酸エチル を得た [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニルプロピニル酢酸エチル ( )
103 103 収量 m g 収率 37% 形状 : 黄色油状 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : I R ( n e a t ) , , , , , , , , 7 5 7, cm - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) , f o u n d. E n t r y 1 0 の基質 : [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニルアリル酢酸エチル の合成 ( YT-301) 5 0 m L 二口ナスフラスコにフェニル 2 - アジドベンゾエート ( 5. 6 m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し トリブチルホスフィン ( 5. 6 m m o l, m L ) をキシレン 1 0 m L に溶かして 0 で加え 室温まで自然昇温させながら 1 時間撹拌した その後 フェニルアリルグリオキシル酸エチル ( 2. 1 m m o l, m g ) を滴下し室温で 18 時間撹拌した後 エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製はカラムクロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 15: 1, 1 % トリエチルアミン ) で行い 目的の [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニルアリル酢酸エチル を得た [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニルアリル酢酸エチル ( )
104 104 収量 m g 収率 44% 形状 : 黄色結晶 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : I R ( n e a t ) c m - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) +, f o u n d E n t r y 1 前述の Ta b l e の E n t r y 5 ( YT- 239) と同じ E n t r y 2 ( YT-260) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - フェノキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, 1. 0 N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3)
105 105 で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ フェニルインドリン カルボキシラート を得た 収量 m g 収率 62% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-89 と同じ E n t r y 3 ( YT-260) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - エチルチオカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ-2-フェニルインドリン カルボキシラート を得た 収量 m g
106 106 収率 62% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT- 89 と同じ E n t r y 4 ( YT-284) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - トリルチオカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ-2-フェニルインドリン カルボキシラート を得た 収量 m g 収率 42% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-89 と同じ E n t r y 5 ( YT- 264) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミ
107 107 ノ ] 2 - チエニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, 1. 0 N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ ( チオフェン イル ) インドリン カルボキシラート を得た 収量 m g 収率 67% 赤色結晶 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( m, 2 H ), ( s, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , ,
108 , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , , , 8 5 0, 7 4 8, 7 1 0, c m - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) +, f o u n d E n t r y 6 ( YT-262) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] 4 - クロロフェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し - 20 でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, 1. 0 N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ (4- クロロフェニル ) インドリン カルボキシラート を得た 収量 m g
109 109 収率 59% 黄色油状 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( m, 3 H ), ( m, 2 H ), ( s, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 2 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , , , 9 0 0, cm - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) +, f o u n d E n t r y 7 ( YT-263) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] 4 - メトキシフェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し - 20 でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, 1. 0 N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のエチ
110 110 ル 3 - オキソ (4- メトキシフェニル ) インドリン カルボキシラート を得た 収量 8. 6 m g 収率 18% 赤色結晶 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( s, 3 H ), ( m, 2 H ), ( s, 1 H ), ( m, 3 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), (m, 2 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , , , 9 0 3, cm - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 N O 3 ( M ) +, f o u n d E n t r y 8 ( YT-338) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( 3. 0 m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( 7 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( 2. 0 m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, N ) を滴化し プロピオニトリ
111 111 ル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 2 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 2 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のジエチル 3 - オキソインドリン - 2,2-ジカルボキシラート を得た 収量 m g 収率 31% 黄色結晶 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( m, 6 H ), ( m, 4 H ), ( s, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , , , 9 0 9, 8 5 9, c m - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) + xxxxxxxx, found.
112 112 E n t r y 9 ( YT-303) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニルプロピニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し - 20 でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ フェニルプロピニルインドリン カルボキシラート を得た 収量 m g 収率 66% 赤褐色油状 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ :
113 113 I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) E n t r y 1 0 ( YT-304) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニルアリル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のエチル 3 - オキソ-2-フェニルアリルインドリン-2-カルボキシラート を得た 収量 m g 収率 49% 黄色結晶
114 114 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( q, J = 7. 1 H z, 2 H ), ( s, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 2 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) +, f o u n d Ta b l e イミノ炭素の α 位に水素原子を有する基質での検討 原料合成 E n t r y 1 の基質 : 2 - シクロヘキシリデン ( o - メトキシカルボニルフェニルアミノ ) アセテート の合成 ( YT-211 ) m L 二口ナスフラスコにシクロヘキシルグリオキシル酸エチル ( m m o l, g ) アントラニル酸メチル ( m m o l, m L ) 及び p - トルエンスルホン酸一水和物 ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し キシレン 3 0 m L を加え 24 時間加熱還流した後 室温に戻しエバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製はカラムクロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 15: 1, 1 % トリエチルアミン ) で行い 目的の 2 - シクロヘキシリデン ( o - メトキシカルボニルフェニルアミノ ) アセテート を得た 2 - シクロヘキシリデン ( o - メトキシカルボニルフェニルアミノ ) アセテート ( )
115 115 収量 2.52 g 収率 59% 形状 : 白色結晶 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( m, 4 H ), ( m, 2 H ), ( s, 2 H ), ( m, 2 H ), ( s, 3 H ), ( q, J = 7. 1 H z, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( s, 1 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , , , , 7 5 4, cm - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) +, f o u n d E n t r y 2 の基質 : エチル 2 - ( 1, 3 - ジチアン イリデン ) ( o - メトキシカルボニルフェニルアミノ ) アセテート の合成 ( YT-242) 5 0 m L 二口ナスフラスコにフェニル 2 - アジドベンゾエート ( 3. 1 m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し トリフェニルホスフィン ( 3. 1 m m o l, m g ) をキシレン 1 0 m L に溶かして 0 で加え 室温ま で自然昇温させながら 1 時間撹拌した その後 1,3- ジチアニルグリ オキシル酸エチル ( 3. 1 m m o l, m g ) を滴下し室温で 34 時間撹拌した 後 エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製はカラム
116 116 クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 7: 1, 1 % トリエチルアミン ) で行い 目的のエチル 2 - ( 1, 3 - ジチアン-2-イリデン ) ( o - メトキシカルボニルフェニルアミノ ) アセテート を得た エチル 2 - ( 1, 3 - ジチアン-2-イリデン ) ( o - メトキシカルボニルフェニルアミノ ) アセテート ( ) 収量 m g 収率 65% 形状 : 黄色結晶 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( t d, J = 7. 1, 6. 9 H z, 2 H ), ( m, 4 H ), ( s, 3 H ), ( q, J = 7. 1 H z, 2 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( s, 1 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , cm - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 15 H 17 NO 3 ( M ) + xxxxxxxx, found E n t r y 1 ( YT-265) 3 0 m L 二口ナスフラスコにエチル 2 - シクロヘキシリデン ( o - メトキシカルボニルフェニルアミノ ) アセテート ( m m o l, m g) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加えて
117 117 撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, N) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 ml 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹 拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 15: 1) で行ったが目的物は得られなかった E n t r y 2 ( YT-261) 3 0 m L 二口ナスフラスコにエチル 2 - ( 1, 3 - ジチアン イリデン ) ( o - メトキシカルボニルフェニルアミノ ) アセテート ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し - 20 でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 (3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 15: 1)
118 118 で行ったが目的物は得られなかった Ta b l e , 2 - 二置換インドリン オン合成の添加剤検討 E n t r y 1 前述の Ta b l e の E n t r y 8 と同じ ( YT- 338) E n t r y 2 ( YT- 360) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミ ノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴ ン置換し プロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加えて撹拌を開始し 二塩化エチルアルミニウム ( m m o l, M i n H e x ) を で加え 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し - 20 でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行い 目的のジエチル 3 - オキソインドリン - 2, 2 - ジカルボキシラート を得た 収量 5. 0 m g 収率 12% 形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 )
119 119 I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT- 338 と同じ E n t r y 3 ( YT- 361) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミ ノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴ ン置換し プロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加えて撹拌を開始し トリメチルシリルクロライド ( m m o l, m L ) を で加え 別の 3 0 ml 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し - 20 でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯体 ( m m o l, N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行ったが 目的物は得られなかった E n t r y 4 ( YT-350) 3 0 m L 二口ナスフラスコに [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) 及びモレキュラーシーブス 4 A ( M S 4 A, 3. 4 g ) を秤量した後アルゴン置換し プロピオニトリル ( 5 0 m L ) を加えて撹拌を開始し 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに塩化アルミニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し でトリス ( トリメチルシリル ) アルミニウムジエチルエーテル錯
120 120 体 ( m m o l, N ) を滴化し プロピオニトリル ( m L ) で洗いながら先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 2 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 5 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1) で行い 目的のジエチル 3 - オキソインドリン - 2,2-ジカルボキシラート を得た 収量 m g 収率 61% 形状 R f 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は YT-338 と同じ
121 121 第三章 アザ - B r o o k 転位を活用した α - イミノエステルの環化反応に よる 2,2,3- 三置換テトラヒドロ キノロンの合成研究 第二節 アザ - B r o o k 転位を活用した 2, 2, 3 - 三置換テトラヒドロ キノロンの合成研究 S c h e m e , 2, 3 - 三置換テトラヒドロ キノロンの合成 ( HK- 49) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後 - 78 に冷却し バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に - 78 で別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を T H F ( m L ) で洗いながら滴下した から室温まで自然昇温させ 4 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4:1) で行い 目的の 2,3-ジ ( エチルアセト ) フェニルテトラヒドロ キノロン を得た
122 122 収量 6. 4 m g 収率 9% 黄色結晶 Rf 値 0.22 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 Hz, 3 H ), ( t, J = 7. 1 Hz, 3 H ), ( m, 4 H ), ( d, J = 1. 6, 1 H ), ( s, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 4 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , , , , 7 6 1, c m - 1. H R M S ( E I ) Ta b l e テトラヒドロ キノロン合成における塩基の検討 E n t r y 1 前述の S c h e m e ( HK- 49) と同じ E n t r y 2 ( HK- 50) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたの
123 123 ち - 78 で K H M D S ( m m o l, M ) を加え その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に - 78 で別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を THF ( m L ) で洗いながら滴下した - 78 から室温まで自然昇温させ 4 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) で行ったが 目的物は得られなかった E n t r y 3 ( HK-54 ) 30 ml 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち - 78 で N a H M D S ( m m o l, 1. 0 M ) を加え その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に - 78 で別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を T H F ( m L ) で洗いながら滴下した - 78 から室温まで自然昇温させ 7 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル
124 124 = 4 : 1) で行ったが 目的物は得られなかった E n t r y 4 ( HK-51 ) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち - 78 で L i H M D S ( m m o l, 1. 0 M ) を加え その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に - 78 で別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] フェニル酢酸エチル ( m m o l, m g ) を T H F ( m L ) で洗いながら滴下した - 78 から室温まで自然昇温させ 7 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1) で行い 目的の 2,3-ジ ( エチルアセト ) フェニルテトラヒドロ キノロン を得た 収量 3. 0 m g 収率 4% 黄色結晶形状 Rf 値 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) H R M S ( E I ) は HK-49 と同じ
125 125 Ta b l e テトラヒドロ キノロンの合成における 反応条件の最適化 E n t r y 1 ( HK-73) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に - 78 で別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) を T H F ( m L ) で洗いながら滴下した から室温まで自然昇温させ 3 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1, 2 回上げ ) で行い 目的の 2,2,3-トリ ( エ チルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインド リン との混合物で得た 収量 m g ( / = 2 3 / 7 7 ) 収率 20%
126 126 2, 2, 3 - トリエトキシカルボニルテトラヒドロ キノロン ( ) 白色結晶 Rf 値 0.30 ( ヘキサン : ジエチルエーテル = 1 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( m, 4 H ), ( m, 2 H ), ( d, J = 1. 9 H z, 1 H ), ( s, 1 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ), ( s, 1 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , , , , , 8 5 7, c m - 1. H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 18 H 21 NO 7 ( M ) f o u n d エチル 2 - ( 2, 2 ジエトキシカルボニルエチル ) オキソインドリン-2- カルボキシレート ( ) 形状黄色結晶 Rf 値 ( ヘキサン : ジエチルエーテル = 1 : 1) 1 H N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( t, J = 7. 1 H z, 3 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 4 H ), ( s, 1 H ), ( s, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ), ( m, 1 H ). 13 C N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : , , , , , , , , , , , , , I R ( n e a t ) , , , , , , , , , , , , 9 0 0, 8 6 1, H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 18 H 21 NO 7 ( M ) f o u n d
127 127 E n t r y 2 ( HK-77) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に - 78 で別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) をプロピオニトリル ( m L ) で洗いながら滴下した - 78 から室温まで自然昇温させ 3 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマト グラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1, 3 回上げ ) で行い 目的の 2, 2, 3 - トリ ( エチルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインドリン との混合物で得た 収量 m g ( / = 1 7 / 8 3 ) 収率 30% 形状 Rf 値 は HK-73 と同じ E n t r y 3 ( HK-80) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l,
128 128 m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に - 78 で別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) をプロピオニトリル ( m L ) で洗いながら滴下した - 78 から室温まで自然昇温させ 3 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマト グラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1, 3 回上げ ) で行い 目的の 2, 2, 3 - トリ ( エチルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインドリン との混合物で得た 収量 m g ( / = 2 9 / 7 1 ) 収率 26% 形状 Rf 値 は HK-73 と同じ E n t r y 4 ( HK-84) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に - 78 で別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) をプロピオニトリル ( m L ) で洗いながら
129 129 滴下した - 78 から室温まで自然昇温させ 3 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマト グラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1, 3 回上げ ) で行い 目的の 2, 2, 3 - トリ ( エチルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインドリン との混合物で得た 収量 m g ( / = 3 2 / 6 8 ) 収率 29% 形状 Rf 値 は HK-73 と同じ E n t r y 5 ( HK-85) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に T H F ( 1. 0 m L ) とプロピオニトリル ( 2. 0 m L ) を加え で別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) をプロピオニトリル ( m L ) で洗いながら滴下した - 78 から室温まで自然昇温させ 3 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を
130 130 留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1, 3 回上げ ) で行い 目的の 2,2,3-トリ ( エチルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインドリン との混合物で得た 収量 m g ( / = 5 0 / 5 0 ) 収率 40% 形状 Rf 値 は HK-73 と同じ E n t r y 6 ( HK-88) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に T H F ( 4. 0 m L ) とプロピオニトリル ( 6. 0 m L ) を加え で別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) をプロピオニトリル ( m L ) で洗いながら滴下した - 78 から室温まで自然昇温させ 3 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1, 3 回上げ ) で行い 目的の 2,2,3-トリ ( エチルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインドリン との混合物で得た
131 131 収量 m g ( / = 4 3 / 5 7 ) 収率 33% 形状 Rf 値 は HK- 73 と同じ Ta b l e テトラヒドロ キノロンの合成における溶媒検討 E n t r y 1 ( HK-99) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に T H F ( 4. 0 m L ) を加え - 78 で別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) を T H F ( m L ) で洗いながら滴下した から室温まで自然昇温させ 3 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1, 3 回上げ ) で行い 目的の 2,2,3-トリ ( エチルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインドリン との混合物で得た 収量 m g ( / = 3 7 / 6 3 ) 収率 24% 形状 Rf 値 は HK-73 と同じ
132 132 E n t r y 2 ( HK-102) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し THF ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に T H F ( 2. 0 m L ) とジエチルエーテル ( 2. 0 m L ) を加え で別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) をジエチルエーテル ( m L ) で洗いながら滴下した - 78 から室温まで自然昇温させ 4 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1, 3 回上げ ) で行い 目的の 2,2,3-トリ ( エチルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインドリン との混合物で得た 収量 m g ( / = 2 8 / 7 2 ) 収率 25% 形状 Rf 値 は HK-73 と同じ E n t r y 3 ( HK-101) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後
133 133 バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に T H F ( 2. 0 m L ) とトルエン ( 2. 0 m L ) を加え - 78 で別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) をトルエン ( m L ) で洗いながら滴下した - 78 から室温まで自然昇温させ 3 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1, 3 回上げ ) で行い 目的の 2,2,3-トリ ( エチルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインドリン との混合物で得た 収量 m g ( / = 3 0 / 7 0 ) 収率 24% 形状 Rf 値 は HK-73 と同じ E n t r y 4 ( HK-91) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に T H F ( 2. 0 m L ) と塩化メチレン ( 2. 0 m L ) を加え - 78 で別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) を塩化メチ
134 134 レン ( m L ) で洗いながら滴下した から室温まで自然昇温させ 3 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1, 3 回上げ ) で行い 目的の 2,2,3-トリ ( エチルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインドリン との混合物で得た 収量 m g ( / = 3 0 / 7 0 ) 収率 37% 形状 Rf 値 は HK-73 と同じ E n t r y 5 ( HK-105) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に-45 まで昇温させて T H F ( 2. 0 m L ) とアセトニトリル ( 2. 0 m L ) を加え 別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) をアセトニトリル ( m L ) で洗いながら滴下した から室温まで自然昇温させ 10 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウム
135 135 で乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレータ ーで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1, 3 回上げ ) で行い 目的の 2,2,3- トリ ( エ チルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインド リン との混合物で得た 収量 m g ( / = 4 1 / 5 9 ) 収率 29% 形状 Rf 値 は HK-73 と同じ E n t r y 6 ( HK-92) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次に - 45 まで昇温させてアセトニトリル ( 4. 0 m L ) を加え 別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) をアセトニトリル ( m L ) で洗いながら滴下した から室温まで自然昇温させ 4 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1, 3 回上げ ) で行い 目的の 2, 2, 3 - トリ ( エチルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインドリン との混合物で
136 136 得た 収量 m g ( / = 3 3 / 6 7 ) 収率 32% 形状 Rf 値 は HK-73 と同じ E n t r y 7 ( HK- 105) 前述の Ta b l e の E n t r y 5 ( HK- 85) と同じ E n t r y 8 ( HK-93) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次にプロピオニトリル ( 6. 0 m L ) を加え 別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) をプロピオニトリル ( m L ) で洗いながら滴下した から室温まで自然昇温させ 6 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1, 3 回上げ ) で行い 目的の 2,2,3-トリ ( エチルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインドリン との混合物で得た 収量 m g ( / = 4 9 / 5 1 )
137 137 収率 41% 形状 Rf 値 は HK- 73 と同じ E n t r y 9 ( HK-107) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えたのち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 78 で 20 分間撹拌した 次にプロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加え 別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) をプロピオニトリル ( m L ) で洗いながら滴下した から室温まで自然昇温させ 7 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1, 3 回上げ ) で行い 目的の 2,2,3-トリ ( エチルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインドリン との混合物で得た 収量 m g ( / = 6 2 / 3 8 ) 収率 52% 形状 Rf 値 は HK-73 と同じ E n t r y 10 ( HK ) 3 0 m L 二口ナスフラスコをアルゴン置換し D M E ( 1. 0 m L ) を加えた
138 138 のち ジイソプロピルアミン ( m m o l, m L ) を加え - 40 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を滴下し 15 分間撹拌した その後バイアルに秤量したトリメチルシリル酢酸エチル ( m m o l, m L ) を D M E ( m L ) で洗いながら 20 分かけて滴下し その後 - 60 で 20 分間撹拌した 次にプロピオニトリル ( 4. 0 m L ) を加え 別のバイアルに秤量した [ N - ( o - メトキシカルボニルフェニル ) イミノ ] マロン酸ジエチル ( m m o l, m g ) をプロピオニトリル ( m L ) で洗いながら滴下した - 60 から室温まで自然昇温させ 7 時間撹拌した後 飽和フッ化カリウム水溶液で反応を停止させた 酢酸エチル ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1, 3 回上げ ) で行い 目的の 2,2,3-トリ ( エチルアセト ) テトラヒドロ キノロン を副生成物であるインドリン との混合物で得た 収量 m g ( / = 8 3 / 1 7) 収率 77% 形状 Rf 値 は HK-73 と同じ
139 139 第四章 ( + ) - Duo c a r m y c i n A の全合成 第二節 ( + ) - D u o c a r m y c i n A の全合成 S c h e m e モデル基質 の合成 ( YT ) 5 0 m L 二口ナスフラスコに二炭酸 - t - ブチル ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し ジエチル 3 - オキソインドリン - 2,2-ジカルボキシラート ( m m o l, m g ) をアセトニトリル ( 1 0 m L ) に溶かして加え 撹拌を開始した 次に D M F ( 1 0 m L ) ピリジン ( m m o l, m L ) D M A P ( 1 0 m o l %, m g ) を加え 室温で 30 分間撹拌した後 飽和塩化アンモニウム水溶液 ( 5 m L ) で反応を停止させた 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグ ラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 9 : 1) で行い 目的の N - t - ブトキシ カルボニルジエチル 3 - オキソインドリン - 2,2-ジカルボキシラート を得た メチル 2 - ( 1 - エトキシカルボニル ) - 1, 2 - ジフェニルエチルアミノ ) ベンゾエート ( ) 収量 m g 収率 86%
140 140 白色結晶 Rf 値 ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1) 1 H - N M R ( M H z, C D C l 3 ) δ : ( t, J = 7. 1 H z, 6 H ), ( s, 9 H ), ( q, J = 7. 1 H z, 4 H ), ( m, 1 H ), ( m, 2 H ), ( m, 1 H ). 13 C - N M R ( M H z, C D C l 3 ) I R ( n e a t ) , , , , , , , , , H R M S ( E I ) C a l u c u l a t e d f o r C 18 H 21 NO 7 ( M ) f o u n d Ta b l e 酵素を用いたジエステルの不斉加水分解 E n t r y 1 ( YT-325) 5 c c バイアルに N - t - ブトキシカルボニルジエチル 3 - オキソインドリン-2,2-ジカルボキシラート ( m m o l, m g ) D M F ( m L ) リン酸緩衝溶液 ( p H = 7. 0, 1. 0 m L ) L i p a s e C C L ( m g ) を加え 室温で 33 時間撹拌した後 35 で 8 日間反応させた その後 飽和塩化アンモニウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた セライトろ過を行った後に 塩化メチレン ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 2 : 1) で行ったが 目的の加水分解体は得られなかった E n t r y 2 ( YT- 326) 5 c c バイアルに N - t - ブトキシカルボニルジエチル 3 - オキソインド リン - 2,2- ジカルボキシラート ( m m o l, m g ) D M F (
141 141 m L ) リン酸緩衝溶液 ( p H = 7. 0, 1. 0 m L ) L i p a s e A K ( m g ) を加え 室温で 33 時間撹拌した後 35 で 8 日間反応させた その後 飽和塩化アンモニウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた セライトろ過を行った後に 塩化メチレン ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 2 : 1) で行ったが 目的の加水分解体は得られなかった E n t r y 3 ( YT-332) 5 c c バイアルに N - t - ブトキシカルボニルジエチル 3 - オキソインドリン-2,2-ジカルボキシラート ( m m o l, m g ) D M F ( m L ) リン酸緩衝溶液 ( p H = 7. 0, 1. 0 m L ) L i p a s e P L E - A ( m g ) を加え 3 5 で 10 日間反応させた その後 飽和塩化アンモニウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた セライトろ過を行った後に 塩化メチレン ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 2 : 1) で行ったが 目的の加水分解体は得られなかった E n t r y 4 ( YT-329) 5 c c バイアルに N - t - ブトキシカルボニルジエチル 3 - オキソインドリン-2,2-ジカルボキシラート ( m m o l, m g ) D M F ( m L ) リン酸緩衝溶液 ( p H = 7. 0, 1. 0 m L ) L i p a s e P S - C A M A N O Ⅱ ( m g ) を加え 35 で 44 時間反応させた その後 飽和塩化アンモニ
142 142 ウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた セライトろ過を行った後に 塩化メチレン ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 2 : 1) で行ったが 目的の加水分解体は得られなかった E n t r y 5 ( YT-330) 5 c c バイアルに N - t - ブトキシカルボニルジエチル 3 - オキソインドリン-2,2-ジカルボキシラート ( m m o l, m g ) D M F ( m L ) リン酸緩衝溶液 ( p H = 7. 0, 1. 0 m L ) L i p a s e P S o n To y o n i t e ( m g ) を加え 35 で 44 時間反応させた その後 飽和塩化アンモニウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止させた セライトろ過を行った後に 塩化メチレン ( 5. 0 m L 3) で抽出し 飽和食塩水 ( 5 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 2 : 1) で行ったが 目的の加水分解体は得られなかった E n t r y 6 ( YT-331) 5 c c バイアルに N - t - ブトキシカルボニルジエチル 3 - オキソインドリン-2,2-ジカルボキシラート ( m m o l, m g ) D M F ( m L ) リン酸緩衝溶液 ( p H = 7. 0, 1. 0 m L ) N O V O Z Y M ( m g ) を加え 35 で 4 時間反応させたところ T L C で UV 吸収を示すスポットが全く無くなってしまい 目的の加水分解体は得られなかった
143 143 Ta b l e チエニル基のオゾン分解 E n t r y 1 ( YT-286) 3 0 m L 二口ナスフラスコにエチル 3 - オキソ-2- ( チオフェン-2-イル ) インドリン カルボキシラート ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し メタノール ( 5. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 条件下 オゾン気流で 2 時間バブリングを行った その後アルゴン置換を行い ジメチルスルフィド ( m m o l, m L ) を加え で 1 時間撹拌し 塩化メチレン ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 3 : 1, 2 度上げ ) で行ったが 目的のカルボン酸は得られなかった E n t r y 2 ( YT-287) 3 0 m L 二口ナスフラスコにエチル 3 - オキソ-2- ( チオフェン-2-イル ) インドリン カルボキシラート ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し 塩化メチレン ( 5. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 条件下 オゾン気流で 6 時間バブリングを行った その後アルゴン置換を行い ジメチルスルフィド ( m m o l, m L ) を加え で 1 時間撹拌し 塩化メチレン ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒
144 144 を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサ ン : 酢酸エチル = 4 : 1, 2 度上げ ) で行ったが 目的のカルボン酸は得 られなかった E n t r y 3 ( YT-285) 3 0 m L 二口ナスフラスコにエチル 3 - オキソ-2- ( チオフェン-2-イル ) インドリン カルボキシラート ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し 二塩化エタン ( 5. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 条件下 オゾン気流で 3 時間バブリングを行った その後アルゴン置換を行い ジメチルスルフィド ( m m o l, m L ) を加え で 1 時間撹拌し 塩化メチレン ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1, 2 度上げ ) で行ったが 目的のカルボン酸は得られなかった E n t r y 4 ( YT-319) 3 0 m L 二口ナスフラスコにエチル 3 - オキソ-2- ( チオフェン-2-イル ) インドリン カルボキシラート ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し メタノール ( 2. 0 m L ) と塩化メチレン ( 1. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した - 78 条件下 オゾン気流で 3 時間バブリングを行った その後アルゴン置換を行い ジメチルスルフィド ( m m o l, m L ) を加え で 1 時間撹拌し 塩化メチレン ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポ
145 145 レーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラ フィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4 : 1, 2 度上げ ) で行ったが 目的のカ ルボン酸は得られなかった S c h e m e カルボン酸 の還元によるアルコールの合成 3 0 m L 二口ナスフラスコに Ta b l e の E n t r y 4 の粗生成物 ( 8. 6 m g ) を秤量した後アルゴン置換し T H F ( m L ) を加えた 0 でボラン - ジメチルスルフィド錯体 ( 0. 1 m m o l, 1 0 N ) を加えて撹拌を開始し 加熱還流下 2 時間撹拌した その後 飽和塩化アンモニウム水溶液 ( 3 m L ) で反応を停止し 塩化メチレン ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : ジエチルエーテル = 1 : 1) で行ったが 目的のアルコールは得られなかった Ta b l e C o r e y - B a k s h i - S h i b a t a 還元によるアルコール の合成 E n t r y 1 ( HK-366) 3 0 m L 二口ナスフラスコに N - t - ブトキシカルボニルジエチル 3 - オキソインドリン - 2, 2 - ジカルボキシラート ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し 塩化メチレン ( 1 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに ( S ) - 5,5-ジフェニル メチル - 3, 4 - プロパノ - 1,3,2-オキサザボロリジン ( 2 5 m o l %, m g ) を秤量した後アルゴン置換し 塩化メチレン ( 1 0 m L ) を加えて撹拌を開始し 0 でボラン - ジメチルスルフィド錯体 ( m m o l, 1 0 N ) を加え
146 に冷却した後に先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温まで昇温させながら 3 時間撹拌した後 メタノール ( m L ) を加えた 次に飽和塩化アンモニウム水溶液 ( 5 m L ) で反応を停止させ 塩化メチレン ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 9 : 1) で行ったが 目的の還元体は得られなかった E n t r y 2 ( HK-368) 3 0 m L 二口ナスフラスコに N - t - ブトキシカルボニルジエチル 3 - オキソインドリン - 2, 2 - ジカルボキシラート ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し T H F ( m L ) を加えて撹拌を開始した 別の 3 0 m L 二口ナスフラスコに ( S ) - 5, 5 - ジフェニル メチル - 3,4-プロパノ-1,3,2-オキサザボロリジン ( 2 5 m o l %, 6. 1 m g ) を秤量した後アルゴン置換し T H F ( m L ) を加えて撹拌を開始し 0 でボラン - T H F 錯体 ( m m o l, N ) を加え 室温下で先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した 室温から 50 まで昇温させながら 12 時間撹拌した後 メタノール ( m L ) を加えた 次に飽和塩化アンモニウム水溶液 ( 5 m L ) で反応を停止させ 塩化メチレン ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 9 : 1) で行ったが 目的の還元体は得られなかった
147 147 S c h e m e B I N A L を用いた不斉還元による アルコール の合成 ( YT- 374) 3 0 m L 二口ナスフラスコに L A H ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し T H F ( 2. 5 m L ) を加えて撹拌を開始し 0 でエタノール ( m m o l, m L ) を T H F ( m L ) とともに加え 室温で 20 分間撹拌した後に ( R ) - 1, 1 ' - ビ ナフトール ( m m o l, m g ) を T H F ( 1. 5 m L ) とともに加え 室温で 2 時間撹拌した 別の 3 0 m L 二口ナスフラ スコに N - t - ブトキシカルボニルジエチル 3 - オキソインドリン - 2,2- ジ カルボキシラート ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し T H F ( 3. 0 m L ) を加えて撹拌を開始し - 78 で先程の 3 0 m L 二口ナスフラスコに滴下した - 78 で 6 時間撹拌した 次に飽和塩化アンモニウム水溶液 ( 5 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 6 : 1) で行ったが 目的の還元体は得られなかった S c h e m e Wi t t i g 反応を用いたオレフィン化による ケトン部位の保護 ( YT ) 3 0 m L 二口ナスフラスコに臭化メチルホスホニウム ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し T H F ( 1. 0 m L ) を加えて撹拌を 開始し - 78 で n - ブチルリチウム ( m m o l, N ) を加え 0 で 1 時間撹拌した その後 N - t - ブトキシカルボニルジエチル 3 - オ
148 148 キソインドリン - 2, 2 - ジカルボキシラート ( m m o l, m g ) を T H F ( 2. 0 m L ) とともに - 78 で加え - 78 から室温まで昇温させながら 5 時間撹拌した 次に飽和塩化アンモニウム水溶液 ( 5 m L ) で反応を停止させ ジエチルエーテル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 10:1) で行ったが 目的のオレフィン化体は得られなかった S c h e m e Te b b e 試薬を用いたオレフィン化による ケトン部位の保護 ( YT ) 3 0 m L 二口ナスフラスコに N - t - ブトキシカルボニルジエチル 3 - オキソインドリン - 2, 2 - ジカルボキシラート ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し T H F ( 6. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した で Te b b e 試薬 ( m m o l, 1. 0 N ) とピリジン (3 滴 ) を加え - 60 から室温まで昇温させながら 21 時間撹拌した 次に蒸留水 ( 5 m L ) で反応を停止させ 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 10: 1) で行ったが 目的のオレフィン化体は得られなかった S c h e m e P e t a s i s 試薬を用いたオレフィン化による ケトン部位の保護 ( YT )
149 m L 二口ナスフラスコに N - t - ブトキシカルボニルジエチル 3 - オキソインドリン - 2, 2 - ジカルボキシラート ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し T H F ( 7. 0 m L ) を加えて撹拌を開始した 室温下で P e t a s i s 試薬 ( m m o l, N ) を加え 27 時間加熱還流を行った 次に室温まで冷却した後 ジエチルエーテル ( 5 m L ) で希釈し セライトろ過を行い 濃縮することで粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 10: 1) で行ったが 目的のオレフィン化体は得られなかった S c h e m e アセタール化によるケトン部位の保護 ( YT- 358) 3 0 m L 二口ナスフラスコに N - t - ブトキシカルボニルジエチル 3 - オキソインドリン - 2, 2 - ジカルボキシラート ( m m o l, m g ) を秤量した後アルゴン置換し 塩化メチレン ( 1 9 m L ) を加えて撹拌を開始した - 78 で 1, 2 - ビス ( トリメチルシロキシ ) エタン ( m m o l, m L ) を加え - 78 で 30 分間撹拌した 次に - 78 でトリメチルシリルトリフラート ( 1. 0 m o l %, m L ) 加え - 78 から室温まで昇温させながら 10 時間撹拌した その後 ピリジン ( m L ) 及び蒸留水 ( 1 0 m L ) を加えて反応を停止し 酢酸エチル ( 1 0 m L 3) で抽出し飽和食塩水 ( 1 0 m L 2) で洗浄した 有機層を分離し硫酸ナトリウムで乾燥し綿栓ろ過により硫酸ナトリウムをろ過した後エバポレーターで溶媒を留去し 粗生成物を得た 精製は薄層クロマトグラフィー ( ヘキサン : 酢酸エチル = 4: 1) で行ったが 目的のアセタール化体は得られなかった
150 150 総括 本修士論文は アザ-Brook 転位を活用した α - イミノエステルの環化反応と生理活性化合物 ( + ) - D u o c a r m yc i n A の全合成への応用 と題し α - イミノエステルに対してケイ素アルミニウム試薬を作用させることで進行する 1,2-アザ-Brook 転位を活用した環化反応による 2,2- 二置換インドリン オンの合成 α - イミノエステルに対して α - シリルエノラートを作用させることで進行する 1,3-アザ-Brook 転位を活用した環化反応による 2, 2, 3 - 三置換テトラヒドロ キノロンの合成 及び生理活性化合物 ( + ) - D u o c a r m yc i n A の全合成への応用 に関して述べており全四章八節から構成される 第一章は α - イミノエステルの N - アルキル化反応を活用した環化 反応による 2,2- 二置換インドリン オンの合成 と題しており 第一節では以前に本研究室で見出された有機アルミニウム試薬を用いる α - イミノエステルのイミノ窒素への位置選択的な求核付加反応を含む従来の有機金属試薬を用いた α - イミノエステルの極性転換反応の例を紹介した 第二節では種々の有機金属試薬を用いる α - イミノエステ ルの極性転換反応を活用した環化反応による 2,2- 二置換インドリン オンの合成について紹介した 第二章は アザ - B r o o k 転位を活用した α - イミノエステルの環化反 応による 2,2- 二置換インドリン オンの合成研究 と題しており 第一節では従来のアザ - B r o o k 転位を活用した反応例を紹介した 第二節では 1,2-アザ-Brook 転位を活用した 2, 2 - 二置換インドリン オンの合成について述べた ケイ素アルミニウム試薬の求核付加と続く 1, 2 - ア ザ - B r o o k 転位を経て系内調製されるアルミニウムエノラートが環化 することで五員環を巻きインドリン誘導体を与えることを見出した
151 151 ( S c h e m e 1 ) S c h e m e 1 反応機構 また 種々の溶媒を検討した結果 プロピオニトリルが最も効果的 であることが分かった ( S c h e m e 2 ) S c h e m e 2 溶媒検討 また 様々な反応条件を検討した結果 温度及び濃度に大きく影響 されることが分かった ( S c h e m e 3 ) S c h e m e 3 条件検討
152 152 また 様々な基質で検討を行った結果 ヘテロ環 電子求引及び供 与性基 sp 3 及び sp 2 炭素など様々な置換形式の基質において環化体が 得られた ( Ta b l e 1 ) Ta b l e 1 基質検討 また 添加剤の検討を行った結果 モレキュラーシーブス 4 A ( M S 4 A ) が効果的であると分かった ( S c h e m e 4 )
153 153 S c h e m e 4 添加剤検討 第三章は アザ-Brook 転位を活用した α - イミノエステルの環化反応による 2,2,3- 三置換テトラヒドロ キノロンの合成研究 と題しており 第一節では従来のテトラヒドロ キノロンの合成例を紹介した 第二節では 1,3-アザ-Brook 転位を活用した 2,2,3- 三置換テトラヒドロ キノロンの合成研究について述べた α-シリルリチウムエノラートの求核付加と続く 1,3-アザ-Brook 転位を経て系内調製されるリチウムエノラートが環化することで六員環を巻きテトラヒドロキノロン誘導体を与えることを明らかにした ( S c h e m e 5 ) S c h e m e 5 また 反応に用いる塩基のカウンターカチオンが重要であり カリ ウムやナトリウムでは望みの反応は進行せず リチウム塩基のみが効
154 154 果的であると分かった ( S c h e m e 6 ) S c h e m e 6 塩基検討 また 様々な溶媒の効果に付いて検討した結果 D M E とプロピオニ トリルの混合溶媒が最も効果的であると分かった ( S c h e m e 7 ) S c h e m e 7 溶媒検討 第四章は ( + ) - Duocarmycin A の全合成 と題しており 第一節では従来の ( + ) - D u o c a r m yc i n A の全合成例を紹介した 第二節では第二章第二節で述べた 1,2-アザ-Brook 転位を活用したインドリン オンの合成を活用した ( + ) - D u o c a r m y c i n A の全合成研究について述べた ( + ) - D u o c a r m y c i n A の全合成において鍵となる不斉中心の導入法について様々な検討を行った ( S c h e m e 3 ) S c h e m e 3 不斉中心の導入
155 155 また インドリン環を不安定なものとしているケトン部位の保護に ついても種々検討を行った ( S c h e m e 4 ) S c h e m e 4 ケトン部位の保護 以上のように 本論文はケイ素求核剤を用いた α - イミノエステルへの求核付加反応に続くアザ - B r o o k 転位を活用した環化反応による 2, 2 - 二置換インドリン オンの合成とそれを活用した ( + ) - D u o c a r m y c i n A の全合成への応用 及び 2, 2, 3 - 三置換テトラヒドロ キノロンの合成の成果を述べたものである また 現在当研究室において 第三章にて述べたテトラヒドロ-4- キノロンの基質 添加剤 及び求核剤の検討を行っており 第四章に て述べた ( + ) - D u o c a r m y c i n A の全合成研究についても更なる検討が進 行中である 今回見出したアザ - B r o o k 転位を活用した α - イミノエステルの環化 反応を用いることで 従来は合成法が限られていた 3 位にカルボニル 基を有するインドリン誘導体である 2,2- 二置換インドリン オンを 容易に合成することができ また これまで合成が困難であった 2,2,3- 三置換テトラヒドロ キノロンの合成が可能である どちらの反応か らも官能基変換可能な置換基を有する基質を用いることができ 生理
156 156 活性化合物等への応用が可能であり 今後の更なる研究により全合成 研究への応用が期待される
157 157 参考文献 序論 1 ) ジョーンズ有機化学 ( 上 ) 化学同人 ( 2000). 2 ) ジョーンズ有機化学 ( 下 ) 化学同人 ( 2000). 3 ) ハート基礎有機化学三訂版培風館 ( ). 4 ) C l a y d e n, G r e e v e s, Wa r r e n a n d Wo t h e r s O R G A N I C C H E M I S T RY OXFORD ( ). 5 ) ヘテロ環の化学 医薬品の基礎 - 化学同人 ( ). 6 ) L. A. M i t s h e r, C h e m.. R e v., 2005, 1 0 5, 本論第一章第一節 1 ) J. - C. F i a u d, H. B. K a g a n, Te t r a h e d ro n L e t t , 12, ) Y. Ya m a m o t o, W. I t o, Te t r a h e d ro n 1988, 44, ) K. U n e y a m a, F. Ya n, S. H i r a m a, T. K a t a g i r i, Te t r a h e d ro n L e t t. 1996, 37, ) M. S h i m i z u, Y. N i w a, Te t r a h e d ro n L e t t. 2001, 42, ) Y. N i w a, K. Ta k a y a m a, M. S h i m i z u, B u l l. C h e m. Soc. J p n. 2002, 75, ) Y. N i w a, M. S h i m i z u, J. Am. C h e m. Soc , 1 2 5, ) M. S h i m i z u, H. I t o u, M. M i u r a, J. Am. C h e m. S o c , 127, ) M. S h i m i z u, P u re A p p l. C h e m , 78, 第一章第二節 1 ) M. A. - A r d a k a n i, M. A. A l k h a d e r, J. H. L i p p i a t t, D. I. P a t e l, R. K.
158 158 S m a l l e y, S. H i g s o n, J. C h e m. Soc., P e r k i n Tr a n s. I 1986, ) J. S. S c h n e e k l o t h, J. J. K i m, E. J. S o r e n s e n., Te t r a h e d ro n 2009, 65, ) S. M a t s u m o t o, D. S a m a t a, M. A k a z o m e, K. O g u r a., Te t r a h e d ro n L e t t , 50, ) K. H a s e g a w a, N. K i m u r a, S. A r a i, A. N i s h i d a, J. O rg. C h e m , 73, ) W. L i, M. S h i, E u r. J. O rg. C h e m. 2009, 第二章第一節 1 ) A. G. B r o o k, J. A m. C h e m. S o c , 8 0, ) A. G. B r o o k, J. M. D u f f, J. Am. C h e m. Soc , 96, ) K. F u j i, M. U e d a, K. S u m i, E. F u j i t a, J. O rg. C h e m , 50, ) P. C. B. P a g e, M. B. V. N i e l, D. We s t w o o d, J. C h e m. S o c. P e r k i n. Tr a n s , ) R. F. C u n i c o, C. P. K u a n, J. O rg. C h e m , 5 7, ) T. H o n d a, M. M o r i, J. O rg. C h e m , 61, ) M. S u g i n o m e, T. F u k u d a, Y. I t o, J. O rg. M e t. C h e m , 643, ) K. Ya g i, T. Ts u r i t a n i, K, Ta k a m i, H. S h i n o k u b o, K. O s h i m a, J. Am. C h e m. Soc , 1 2 6, ) D. M. B a l l w e g, R. C. M i l l e r, D. L. G r a y, K. A. S c h e i d t, O rg. L e t t , 7, 第二章第二節 1 ) R o s c h, L. ; A l t n a u, G. A n g e w. C h e m., I n t. Ed. E n g l , 20, ) A v e r y, M. A. ; C h o n g, W. K. M. ; J e n n i n g s - W h i t e, C. J. Am. C h e m.
159 159 Soc , 1 1 4, 第三章第一節 1 ) V. S r i d h a r a n, P. A. S u r y a v a n s h i, J. C. M e n é n d e z, C h e m. R e v , 111, ) W. S. J o h n s o n, E. L. Wo r o c h, B. G. B u e l l, J. Am. C h e m. Soc , 7 1, ) K. W. A n d e r s o n, J. J. Te p e, Te t r a h e d ro n , 5 8, ) D. C h e n g, J, Z h o u, E. S a i a h, G. B e a t o n, O rg. L e t t , 4, ) N. O k a m o t o, K. Ta k e d a, M. I s h i k a w a, R. Ya n a d a, J. O rg. C h e m , 7 6, ) X. L i u, Y. L u, O rg. L e t t. 2010, 1 2, ) C. P. J o n e s, K. W. A n d e r s o n, S. L. B u c h w a l d, J. O rg. C h e m , 7 2, ) K. M o h r i, A. K a n i e, Y. H o r i g u c h i, K. I s o b e, H e t e ro c y c l e s. 1999, 5 1, 第四章第一節 1 ) I. T a k a h a s h i, K. T a k a h a s h i, M. I c h i m u r a, M. M o r i m o t o, K. A s a n o, I. K a w a m o t o, F. T o m i t a, H. N a k a n o, J. A n t i b i o t , 41, ) Y. F u k u d a, K. N i s h i d a, Y. I t o, S. Te r a s h i m a, Te t r a h e d ro n L e t t. 1990, 46, ) D. L. B o g e r, J. A. M c K i e, T. N i s h i, T. O g i k u, J. Am. C h e m. S o c. 1996, 11 8, ) K. Ya m a d a, T. K u r o k a w a, H. To k u ya m a, T. F u k u y a m a, J. Am. C h e m.
160 160 Soc , 1 2 5, 第四章第二節 1 ) w. w i e r e n g a, J. Am. C h e m. Soc , 1 0 3, ) P. M a g n u s, T. G a l l a g h e r, J. S c h u l t z, Y. S. O r, T. P. A n a n t h a n a r a y a n, J. Am. C h e m. Soc. 1987, 1 0 9, ) D. L. B o g e r, R. S. C o l e m a n n, J. Am. C h e m. Soc , 11 0, ) G. A. K r a u s, S. Y. J. S y, J. O rg. C h e m. 1985, 5 0, ) K. W. A n d e r s o n, T. I k a w a, S. L. B u c h w a l d, J. Am. C h e m. S o c. 2006, 1 2 8, ) J. N i u, P. G u o, J. X u, S. H u, J. O rg. C h e m , 7 4, ) Q. S h e l b y, N. K a t a o k a, G. M a n n, J. H a r t w i g, J. A m. C h e m. S o c , 1 2 2, ) A. V. V o r o g u s h i n, X. H u a n g, S. L. B u c h w a l d, J. A m. C h e m. S o c. 2005, 1 2 7, ) R. A. A l t m a n, A. S h a f i r, A. C h o i, P. A. L i c h t o r, S. L. B u c h w a l d, J. O r g. C h e m., , 73, ) Y. M o r i m o t o, K. O d a, H. S h i r a h a m a, T. M a t s u m o t o, S. O m u r a, C h e m. L e t t , ) N. X i a, M. T a i l l e f e r, A n g e w. C h e m. I n t. E d. 2009, 4 8, ) S. B h a g w a n t h, K. R. H o r n b u r g e r, T e t r a h e d r o n L e t t , 5 0, ) H. J. X u, F. Y. Z h e n g, Y. F. L i a n g, Y. S. F e n g, D. Q. C h e, T e t r a h e d r o n L e t t. 2010, 5 1, ) Q. S h e n, T. O g a t a, J. F. H a r t w i g, J. A m. C h e m. S oc. 2008, 130, ) H. T i a n, X. S h e, J. X u, Y. S h i, O r g. L e t t , 3, ) B. W a n g, O. A. W o n g, M. X. Z h a o, Y. S h i, J. O r g. C h e m , 73,
161 ) M. J e g a n m o h a n, P. L n o c h e l, A n g e w. C h e m. I n t. E d , 4 9, ) D. H. R. B a r t o n, S. W. M c C o m b i e, J C S. P e r k i n. Tr a n s , ) G. F u l l i n g, C. J. S i h, J. A m. C h e m. S oc , 109, ) H. H a m m e r l e, H. J. G a i s, T e t r a h e d r o n L e t t , 2 8, ) P. S. B a i l e y, C h e m. R e v , 58, ) E. J. C o r e y, R. K. B a k s h i, S. S h i b a t a, J. A m. C h e m. S o c , 109, ) R. N o y o r i, I. T o m i n o, Y. T a n i m o t o, M. N i s h i z a w a, J. A m. C h e m. S o c , 106, ) M. S u z u k i, H. K o y a n o, Y. M o r i t a, R. N o y o r i, S y n l e t t , ) F. N. Te b b e, G. W. P a r s h a l l, G. S. R e d d y, J. A m. C h e m. S o c , 1 0 0, ) N. A. P e t a s i s, E. I. B z o w e j, J. A m. C h e m. S o c , 11 2, ) R. N o y o r i, S. M u r a t a, M. S u z u k i, Te t r a h e d ro n , 37,
162 162 謝辞 本修士研究をここまでまとめることができたのは 常日頃からの皆さまのご協力とご指導があったからこそと深く感謝します 本学教授であられる清水先生には日々厳しくも優しく指導していただき 何も分かっていなかった私をここまで育てていただいた事に感謝しております 清水先生のおられる研究室で学ぶことができて本当によかったと心から思います また 本学準教授であられる八谷先生にも多くのことを教えていただきました 慎重に慎重を重ね 得られたデータを精査していく八谷先生に感化され いい加減な私もいくらかは研究者として成長できたと思います 講座旅行で車の内装を破壊されたことは一生忘れません 事務官の森川さんには日用品の発注などでお世話になりました 感謝しております また ポスドクの溝田さんは上司として 至らないところも多い私でしたが 見捨てることなく楽しくも丁寧に指導していただきありがとうございました またそのうち一緒にシルクに行きましょう ドクターの波多さんには いろいろな機器の使用法を教えていただきました 波多さんと交わす化学の世間話は本当に楽しかったです また 先に卒業されていった稲垣 ( 敬 ) さん 大倉さん 近藤さん 松田さん 山田さん 英賀谷さん 稲垣 ( 達 ) さん 川西さん 栗田さん 福田さん 前川さん 松永さん 同期の新井 内田 張 松田 村上 真面目な化学の話や下らない世間話 実験のテクニック 研究室で生きる術など色々とお世話になりました M1の有賀は毎日一緒に昼ご飯を食べた また今度一緒に昼ご飯を食べよう M1 伊藤は M1の中で一番使える奴だ また皆でステーキ以外を焼こう 上田はいつもどうでもいい話に長々と付き合ってもらった また今度どうでもいい話を聞かせようと思う 佐野は面倒な
163 163 仕込みに臆せず果敢に立ち向かったと思う また一年後には同じ職場で顔合わせすることになるだろう 立石は M1の中では一番しっかりしていて 雑誌の趣味も私とよく似ていたと陰ながら思う これからも皆を支えてやってほしい 武鹿はいつものんびりした雰囲気で 話しかけるとのんびりできて良かった 野田はもっと頑張れ また 卒研生の葛山 栢木 釘崎 佐藤 田中 谷口 前田 矢頭 山本はそれぞれ個性があるだけでなく 前評判の通り皆素晴らしい奴らだった 大して力にはなれなかったが 私のことは反面教師として覚えていてほしいと思う 特に葛山は共同研究者として頑張ってくれたが 至らない点も多く 何度も歯がゆい思いをさせたことだろう あまり力にはなれなかったかもしれないが 立派な研究者になれることを願っています 最後に同期の四人に一言ずつ謝辞を述べたい 伊藤信吾は歯に衣着せぬ物言いでいつも色々なことを指摘してくれた 社会に出てからも豪快に頑張ってほしい 小山君は駄目な私たちを言葉少なに引っ張って行ってくれたが 実験の話となると面白おかしく多くを語ってくれた 君のひたむきさを見習いたい 上村はよく気が合い 一番話す機会も多かった 上村がいたからうまくやってこれたと思う 松本は少し足りないところもあったが 文句を言いながらも頼みを聞いてくれるいい奴だった たぶん君が頼みを断ったことは一度も無かっただろう 今後はそれぞれに違う環境に身を置くことになるが 君達と過ごした濃密な 3 年間を心の支えとして 今後も頑張っていきたい 最後になりましたが 本研究室のさらなる飛躍を祈りつつ謝辞と代えさせていただきます 平成 24 年 3 月吉日
練習問題
生物有機化学 練習問題 ( はじめに ) 1 以下の各問題中で 反応機構を書け ということは 電子の流れを曲がった矢印を用いて説明せよ ということである 単純に生成物を書くだけでは正答とはならない 2 で表される結合は 立体異性体の混合物であることを表す 3 反応式を表す矢印 ( ) に書かれている試薬に番号が付いている場合 1. の試薬 を十分に反応させた後に 2. の試薬を加えることを表す 例えば
官能基の酸化レベルと官能基相互変換 還元 酸化 炭化水素 アルコール アルデヒド, ケトン カルボン酸 炭酸 H R R' H H R' R OH H R' R OR'' H R' R Br H R' R NH 2 H R' R SR' R" O R R' RO OR R R' アセタール RS S
官能基の酸化レベルと官能基相互変換 還元 酸化 炭化水素 アルコール アルデヒド, ケトン カルボン酸 炭酸 ' ' ' '' ' ' 2 ' ' " ' ' アセタール ' チオアセタール -'' ' イミン '' '' 2 C Cl C 二酸化炭素 2 2 尿素 脱水 加水分解 ' 薬品合成化学 小問題 1 1) Al 4 は次のような構造であり, ( ハイドライドイオン ) の求核剤攻撃で還元をおこなう
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有機化学反応の基礎 () 芳香族化合物 ) 芳香族化合物の性質 ベンゼンに代表される芳香族化合物は 環構造を構成する原子すべてが p 軌道をもち 隣同士の原子間で p 軌道が重なり合うことができるので 電子が非局在化 ( 共鳴安定化 ) している 芳香族性をもつため 求電子付加反応ではなく求電子置換反応を起こしやすい 全ての炭素が sp ² 混成 π 結合 p 軌道 π 電子がドーナツ状に分布し 極めて安定
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有機化学反応の基礎 (4) 脱離反応 (1) 脱離反応 (E1 と E2 反応 )--- ハロゲン化アルキルの例脱離生成物と安定性原子上のプロトン () と電気陰性度の大きな原子を含む脱離基が脱離し π 結合を形成する 脱離基 Xの結合している炭素 (α 位 ) とその隣の炭素 (β 位 ) からXが脱離するので β 脱離とも呼ばれる ザイツェフ則 ( セイチェフ則 ): 多置換アルケン ( 安定性が高い
酢酸エチルの合成
化学実験レポート 酢酸エチルの合成 2008 年度前期 木曜 学部 学科 担当 : 先生 先生実験日 :200Y 年 M 月 DD 日天候 : 雨 室温 23 湿度 67% レポート提出 :200Y 年 M 月 DD 日共同実験者 : アルコールとカルボン酸を脱水縮合すると エステルが得られる エステルは分子を構成するアルキル基に依存した特有の芳香を持つ 本実験ではフィッシャー法によりエタノールと酢酸から酢酸エチルを合成した
2014 年度大学入試センター試験解説 化学 Ⅰ 第 1 問物質の構成 1 問 1 a 1 g に含まれる分子 ( 分子量 M) の数は, アボガドロ定数を N A /mol とすると M N A 個 と表すことができる よって, 分子量 M が最も小さい分子の分子数が最も多い 分 子量は, 1 H
01 年度大学入試センター試験解説 化学 Ⅰ 第 1 問物質の構成 1 問 1 a 1 g に含まれる分子 ( 分子量 M) の数は, アボガドロ定数を N A /mol とすると M N A 個 と表すことができる よって, 分子量 M が最も小さい分子の分子数が最も多い 分 子量は, 1 = 18 N = 8 3 6 = 30 Ne = 0 5 = 3 6 l = 71 となり,1 が解答 (
<4D F736F F D2093C58C8088C38B4C A F94708AFC96405F2E646F63>
廃棄法暗記プリント 希釈法 : 多量の水で希釈して処理する 希釈法 : 多量の水で希釈して処理する 中和法 : 水を加えて希薄な水溶液とし 酸 ( 希塩酸 希硫酸など ) で中和させた後 多量の水で希釈して処理する 中和法 : 水を加えて希薄な水溶液とし 酸 ( 希塩酸 希硫酸など ) で中和させた後 多量の水で希釈して処理する 中和法 : 水で希薄な水溶液とし 酸 ( 希塩酸 希硫酸など ) で中和させた後
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第 15 章例題 1 以下に示す化合物に正しい IUPAC 名を付けなさい 3) 4) C 3 N C3 2 5) 3 C m- ブロモクロロベンゼン p- ブロモアニリン 3)2,6- ジブロモフェノール 4)1,2,3,5- テトラメチルベンゼン 5)3- メチルブチルベンゼン 例題 2 次の名前に相当する構造を書きなさい (a) 3-メチル 1,2-ベンゼンジアミン (b) 1,3,5-ベンゼントリオール
木村の有機化学小ネタ セルロース系再生繊維 再生繊維セルロースなど天然高分子物質を化学的処理により溶解後, 細孔から押し出し ( 紡糸 という), 再凝固させて繊維としたもの セルロース系の再生繊維には, ビスコースレーヨン, 銅アンモニア
セルロース系再生繊維 再生繊維セルロースなど天然高分子物質を化学的処理により溶解後, 細孔から押し出し ( 紡糸 という), 再凝固させて繊維としたもの セルロース系の再生繊維には, ビスコースレーヨン, 銅アンモニアレーヨンがあり, タンパク質系では, カゼイン, 大豆タンパク質, 絹の糸くず, くず繭などからの再生繊維がある これに対し, セルロースなど天然の高分子物質の誘導体を紡糸して繊維としたものを半合成繊維と呼び,
すとき, モサプリドのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. * 表示量 溶出規格 規定時間 溶出率 10mg/g 45 分 70% 以上 * モサプリドクエン酸塩無水物として モサプリドクエン酸塩標準品 C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 :
モサプリドクエン酸塩散 Mosapride Citrate Powder 溶出性 6.10 本品の表示量に従いモサプリドクエン酸塩無水物 (C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 ) 約 2.5mgに対応する量を精密に量り, 試験液に溶出試験第 2 液 900mLを用い, パドル法により, 毎分 50 回転で試験を行う. 溶出試験を開始し, 規定時間後, 溶出液 20mL
有機化合物の反応9(2018)講義用.ppt
有機化合物の反応 ( 第 9 回 ) 創薬分子薬学講座薬化学部門 金光卓也 ハロゲン化アルキルの反応性 l S N 1 と S N 2 の特徴の復習 l S N 1=Unimolecular Nucleophilic Substitution 単分子求核置換反応 l S N 2=Bimolecular Nucleophilic Substitution 二分子求核置換反応 1 反応速度 l S N
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糖の構造 単糖類の鎖状構造と環状構造.D と L について D-グルコースとか L-アラニンの D,L の意味について説明する 9 年右旋性 ( 偏光面を右に曲げる ) をもつグリセルアルデヒドの立体配置が X 線回折実験により決定され, 次の約束に従い, 構造式が示された 最も酸化された基を上端にする 上下の原子または原子団は中心原子より紙面奥に位置する 左右の原子または原子団は中心原子より紙面手前に位置する
PowerPoint プレゼンテーション
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New Color Chemosensors for Monosaccharides Based on Azo Dyes
New olor hemoenor for Monocchride ed on zo Dye 著者 : Nicol Diere nd Joeph R. Lkowicz 雑誌 : rg.lett. 1, 3 (4), 3891-3893 紹介者 : 堀田隼 1 年 1 月 7 日 ボロン酸の性質 1 ci-ジオールと環状エステルを形成する 環状エステルを形成すると ボロン酸の酸性度が高まる btrct
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004 年度センター化学 ⅠB p 第 問問 a 水素結合 X HLY X,Y= F,O,N ( ) この形をもつ分子は 5 NH である 5 b 昇華性の物質 ドライアイス CO, ヨウ素 I, ナフタレン c 総電子数 = ( 原子番号 ) d CH 4 :6+ 4 = 0個 6+ 8= 4個 7+ 8= 5個 + 7= 8個 4 + 8= 0個 5 8= 6個 4 構造式からアプローチして電子式を書くと次のようになる
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219 年度大学入試センター試験解説 化学 第 1 問問 1 a 塩化カリウムは, カリウムイオン K + と塩化物イオン Cl - のイオン結合のみを含む物質であり, 共有結合を含まない ( 答 ) 1 1 b 黒鉛の結晶中では, 各炭素原子の 4 つの価電子のうち 3 つが隣り合う他の原子との共有結合に使われ, 残りの 1 つは結晶を構成する層上を自由に移動している そのため, 黒鉛は固体の状態で電気をよく通す
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化学 1( 応用生物 生命健康科 現代教育学部 ) ( 解答番号 1 ~ 29 ) Ⅰ 化学結合に関する ⑴~⑶ の文章を読み, 下の問い ( 問 1~5) に答えよ ⑴ 塩化ナトリウム中では, ナトリウムイオン Na + と塩化物イオン Cl - が静電気的な引力で結び ついている このような陽イ
化学 1( 応用生物 生命健康科 現代教育学部 ) ( 解答番号 1 ~ 29 ) Ⅰ 化学結合に関する ⑴~⑶ の文章を読み, 下の問い ( 問 1~5) に答えよ ⑴ 塩化ナトリウム中では, ナトリウムイオン Na + と塩化物イオン Cl - が静電気的な引力で結び ついている このような陽イオンと陰イオンの静電気的な引力による結合を 1 1 という ⑵ 2 個の水素原子は, それぞれ1 個の価電子を出し合い,
Microsoft PowerPoint - 有機元素化学特論11回配布用.pptx
フッ素化合物の沸点比較 80 80.5 323 フッ素の異常性 ハロゲン - リチウム交換 n-buli R 3 C X R 3 C Li X =, Br, I n-buli R 3 C R 3 C Li フッ素化学入門日本学術振興会フッ素化学第 155 委員会三共出版 2010 ISB 4782706286 フッ素の異常性の原因となる性質 含フッ素生理活性物質 創薬科学入門久能祐子監修佐藤健太郎著オーム社
Microsoft PowerPoint - 薬学会2009新技術2シラノール基.ppt
シラノール基は塩基性化合物のテーリングの原因 いや違う! クロマニックテクノロジーズ長江徳和 日本薬学会 9 年会 緒言緒言 逆相型固定相中の残存シラノール基は, 吸着やピークテーリング等の原因であるとされている 残存シラノール基に基づく主な相互作用は, 吸着, イオン交換, 水素結合である これらの二次効果相互作用を積極的に利用することで, 極性化合物に対して特異的な保持を示す新規な逆相固定相の創出が可能であると思われる
第3類危険物の物質別詳細 練習問題
第 3 類危険物の物質別詳細練習問題 問題 1 第 3 類危険物の一般的な消火方法として 誤っているものは次のうちいくつあるか A. 噴霧注水は冷却効果と窒息効果があるので 有効である B. 乾燥砂は有効である C. 分子内に酸素を含むので 窒息消火法は効果がない D. 危険物自体は不燃性なので 周囲の可燃物を除去すればよい E. 自然発火性危険物の消火には 炭酸水素塩類を用いた消火剤は効果がある
化学変化をにおいの変化で実感する実験 ( バラのにおいからレモンのにおいへの変化 ) 化学変化におけるにおいは 好ましくないものも多い このため 生徒は 化学反応 =イヤな臭い というイメージを持ってしまう そこで 化学変化をよいにおいの変化としてとらえさせる実験を考えた クスノキの精油成分の一つで
化学変化をにおいの変化で実感する実験 ( バラのにおいからレモンのにおいへの変化 ) 化学変化におけるにおいは 好ましくないものも多い このため 生徒は 化学反応 =イヤな臭い というイメージを持ってしまう そこで 化学変化をよいにおいの変化としてとらえさせる実験を考えた クスノキの精油成分の一つであるリナロールの誘導体には バラのにおいの成分であるゲラニオールやレモンのにおいの成分であるシトラールがある
品目 1 四アルキル鉛及びこれを含有する製剤 (1) 酸化隔離法多量の次亜塩素酸塩水溶液を加えて分解させたのち 消石灰 ソーダ灰等を加えて処理し 沈殿濾過し更にセメントを加えて固化し 溶出試験を行い 溶出量が判定基準以下であることを確認して埋立処分する (2) 燃焼隔離法アフターバーナー及びスクラバ
品目 1 四アルキル鉛及びこれを含有する製剤 (1) 酸化隔離法多量の次亜塩素酸塩水溶液を加えて分解させたのち 消石灰 ソーダ灰等を加えて処理し 沈殿濾過し更にセメントを加えて固化し 溶出試験を行い 溶出量が判定基準以下であることを確認して埋立処分する (2) 燃焼隔離法アフターバーナー及びスクラバー ( 洗浄液にアルカリ液 ) を具備した焼却炉の火室へ噴霧し焼却する 洗浄液に消石灰ソーダ灰等の水溶液を加えて処理し
Chap. 1 NMR
β α β α ν γ π ν γ ν 23,500 47,000 ν = 100 Mz ν = 200 Mz ν δ δ 10 8 6 4 2 0 δ ppm) Br C C Br C C Cl Br C C Cl Br C C Br C 2 2 C C3 3 C 2 C C3 C C C C C δ δ 10 8 6 4 δ ppm) 2 0 ν 10 8 6 4 δ ppm) 2 0 (4)
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酸と 酸と 酸 acid 亜硫酸 pka =.6 pka =.9 酸 acid ( : 酸, すっぱいもの a : 酸の, すっぱい ) 酸性 p( ) 以下 酸っぱい味 ( 酸味 ) を持つ リトマス ( ) BTB( ) 金属と反応して ( ) を発生 ( 例 )Z l Zl リン酸 P pka =.5 pka =. pka =.8 P P P P P P P 酸性のもと 水素イオン 塩化水素
キレート滴定
4. キレート滴定 4.1 0.01MEDTA 標準溶液の調製 キレート滴定において標準溶液として用いられる EDTA は 普通 EDTA の2ナトリウム塩 H 2 Na 2 Y 2H 2 O で ETA と表示されている この試薬は結晶水以外に多少の水分を含んでいるので 通常は約 80 で数時間乾燥して使用するが 本実験では精密な分析を行うために 調製した EDTA 溶液をZnの一次標準溶液で標定して
1. 構造式ファイルの作成について 平成 31 年度からの少量新規化学物質の申出には電子データ ( ML ファイル形式 ) の提出が必要となります 本講演資料における 構造式ファイル は ML ファイルのことを指しています 経済産業省推奨構造式描画ソフトウェア以下のソフトウェアを用いて ML ファイ
少量新規化学物質の申出における 構造式ファイルの作成について 平成 30 年秋 独立行政法人製品評価技術基盤機構 (NITE) 1 1 1. 構造式ファイルの作成について 平成 31 年度からの少量新規化学物質の申出には電子データ ( ML ファイル形式 ) の提出が必要となります 本講演資料における 構造式ファイル は ML ファイルのことを指しています 経済産業省推奨構造式描画ソフトウェア以下のソフトウェアを用いて
(Microsoft Word - \230a\225\266IChO46-Preparatory_Q36_\211\374\202Q_.doc)
問題 36. 鉄 (Ⅲ) イオンとサリチルサリチル酸の錯形成 (20140304 修正 : ピンク色の部分 ) 1. 序論この簡単な実験では 水溶液中での鉄 (Ⅲ) イオンとサリチル酸の錯形成を検討する その錯体の実験式が求められ その安定度定数を見積もることができる 鉄 (Ⅲ) イオンとサリチル酸 H 2 Sal からなる安定な錯体はいくつか知られている それらの構造と組成はpHにより異なる 酸性溶液では紫色の錯体が生成する
学位論文要旨 北里大学大学院薬学研究科薬科学専攻生命薬化学研究室 氏名木浦和哉印 題目 ナルトレキソンからメセンブランへの変換および中間体の誘導体を用いたメセンブラン アナログのオピオイド受容体に対する親和性の検討 1. 背景 目的 Gタンパク質共役受容体に属するオピオイド受容体には (MOR) (
学位論文要旨 北里大学大学院薬学研究科薬科学専攻生命薬化学研究室 氏名木浦和哉印 題目 ナルトレキソンからメセンブランへの変換および中間体の誘導体を用いたメセンブラン アナログのオピオイド受容体に対する親和性の検討 1. 背景 目的 Gタンパク質共役受容体に属するオピオイド受容体には (MOR) (KOR) (DOR) の3つのタイプが存在し タイプ選択的リガンドに関する数多くの研究が為されてきた
31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長
31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長時間発光した 次にルミノール溶液の液温に着目し 0 ~60 にて実験を行ったところ 温度が低いほど強く発光した
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2004 March 3 C O N T E N T S Petroleum Energy Center News 1 13 1 2 3 3 4 3 5 6 3 7 8 3 9 ロ 芳香環の水素化 通常の縮合多環芳香族の水素化には 図17 芳香環の水素化 水素化活性の強化 NiMo系あるいはNiW系触媒が有効であり これらの水素化活性を高めることでメチル 基による反応阻害を緩和し 4,6DMDBT等
フォルハルト法 NH SCN の標準液または KSCN の標準液を用い,Ag または Hg を直接沈殿滴定する方法 および Cl, Br, I, CN, 試料溶液に Fe SCN, S 2 を指示薬として加える 例 : Cl の逆滴定による定量 などを逆滴定する方法をいう Fe を加えた試料液に硝酸
沈殿滴定とモール法 沈殿滴定沈殿とは溶液に試薬を加えたり加熱や冷却をしたとき, 溶液から不溶性固体が分離する現象, またはその不溶性固体を沈殿という 不溶性固体は, 液底に沈んでいいても微粒子 ( コロイド ) として液中を浮遊していても沈殿と呼ばれる 沈殿滴定とは沈殿が生成あるいは消失する反応を利用した滴定のことをいう 沈殿が生成し始めた点, 沈殿の生成が完了した点, または沈殿が消失した点が滴定の終点となる
有機合成化学
21 章アミンおよびその誘導体 アミン類 ( 医薬品 ) ( 抗うつ剤 ) ダイエットピル N Cl ドリエル ( エスエス製薬 ) 抗ヒスタミン剤の眠気を利用 p1166 リン酸オセルタミビル ( タミフル ) 抗インフルエンザウイルス剤 タミフル (tamiflu: リン酸オセルタミビル ) はスイスロシュ社によって製造されている抗インフルエンザウイルス剤 作用機序は ノイラミニダーゼ (Neuraminidase)
Site-Selective Radical C-H/C-C Conversion via Decatungstate Photocatalysis
称号及び氏名 博士 ( 理学 ) 岡田めぐみ 学位授与の日付 平成 27 年 3 月 31 日 論 文 名 Site-Selective Radical C-H/C-C Conversion via Decatungstate Photocatalysis ( デカタングステートを光触媒に用いた位置選択的ラジカル C H/C C 変換反応 ) 論文審査委員 主査柳日馨副査松坂裕之副査豊田真弘副査神川憲副査福山高英
記 者 発 表(予 定)
平成 28 年 4 月 19 日 高効率で二酸化炭素を還元する鉄触媒を発見 ~2 つの近接した鉄原子が高活性の鍵 ~ 中部大学 Tel:0568-51-4852( 研究支援課 ) ポイント 従来の二酸化炭素還元触媒の多くは希少性の高い貴金属元素を使用し 触媒活性も高くなかった 安価で一般的な金属である鉄を用いて 一酸化炭素のみを生成する高い活性を持つ触媒の開発に成功した 太陽光など再生可能エネルギーを用いて
Untitled
上原記念生命科学財団研究報告集, 25 (2011) 20. 第一級アルデヒドとアミン類の化学選択的酸化的アミド化反応の開発 山田健一 Key words: アミド合成, カルベン触媒,NHC, 化学選択的反応, 官能基選択的反応 京都大学大学院薬学研究科薬品合成化学分野 緒言アミド結合はタンパク質, 抗生物質, 機能性高分子など様々な化合物に含まれる基本結合であり, 最重要かつ最も基本的な化学構造の1つといえる
ドリル No.6 Class No. Name 6.1 タンパク質と核酸を構成するおもな元素について述べ, 比較しなさい 6.2 糖質と脂質を構成するおもな元素について, 比較しなさい 6.3 リン (P) の生体内での役割について述べなさい 6.4 生物には, 表 1 に記した微量元素の他に, ど
1 微視的生物学 生化学 1.1 生物を構成する元素 (element) 生物を構成する主要元素の種類と, おもな微量元素とその役割の概略について説明できる 地球上には 100 種類以上の元素があり, そのうち生体を構成する元素の種類は限られていて, 約 20 種類である 主要元素としては水素 (H), 炭素 (C), 窒素 (N), 酸素 (O) の 4 元素で, これらで, 生体を構成するタンパク質や核酸,
CERT化学2013前期_問題
[1] から [6] のうち 5 問を選んで解答用紙に解答せよ. いずれも 20 点の配点である.5 問を超えて解答した場合, 正答していれば成績評価に加算する. 有効数字を適切に処理せよ. 断りのない限り大気圧は 1013 hpa とする. 0 C = 273 K,1 cal = 4.184 J,1 atm = 1013 hpa = 760 mmhg, 重力加速度は 9.806 m s 2, 気体
高 1 化学冬期課題試験 1 月 11 日 ( 水 ) 実施 [1] 以下の問題に答えよ 1)200g 溶液中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 整数 ) 2)200g 溶媒中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 有効数字 2 桁 ) 3) 同じ
高 1 化学冬期課題試験 1 月 11 日 ( 水 ) 実施 [1] 以下の問題に答えよ 1)200g 溶液中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 整数 ) 2)200g 溶媒中に溶質が20g 溶けている この溶液の質量 % はいくらか ( 有効数字 2 桁 ) 3) 同じ溶質の20% 溶液 100gと30% 溶液 200gを混ぜると質量 % はいくらになるか ( 有効数字
Taro-bussitu_T1
P 気体の性質 ~ 気体の発生 次の表の ~4 にあてはまる言葉を後のア ~ シから選び, それぞれ記号で答えなさい 酸素二酸化炭素水素アンモニア窒素 空気より 4 少し軽い 水に 5 6 7 8 9 その他 0 4 ~4の選択肢 ア. もっとも軽いイ. 軽いウ. 少し重いエ. 重い 5~9の選択肢 オ. 溶けにくいカ. 少し溶けるキ. 溶けやすい 0~4の選択肢 ク. 他の物が燃えるのを助けるケ.
Problem P5
問題 P5 メンシュトキン反応 三級アミンとハロゲン化アルキルの間の求核置換反応はメンシュトキン反応として知られている この実験では DABCO(1,4 ジアザビシクロ [2.2.2] オクタン というアミンと臭化ベンジルの間の反応速度式を調べる N N Ph Br N N Br DABCO Ph DABCO 分子に含まれるもう片方の窒素も さらに他の臭化ベンジルと反応する可能性がある しかし この実験では
酸化的付加 (oxidative addition)
酸化的付加 酸化的付加 oxidative addition 有機反応との類似点 Grignard 試薬の生成カルベン挿入反応 二核錯体上での酸化的付加 金属の酸化数 :+1 d 電子数 :-1 酸化的配位 求電子剤の配位により形式的に金属が酸化される ( 結合の切断が進行しない点で 酸化的付加と区別 ) 傾向 1. 電子豊富な金属中心の方が有利 2. 立体的に空いている金属中心の方が有利 3. 非極性結合の酸化的付加では
Taro-化学3 酸塩基 最新版
11 酸 塩基の反応 P oint.29 酸 塩基 ブレンステッドの酸 塩基 酸 水素イオンを 物質 塩基 水素イオンを 物質 NH3 + H2O NH4 + + OH - 酸 塩基の性質 1 リトマス紙 2 フェノールフタレイン溶液 3BTB 液 4 メチルオレンジ 5 金属と反応 6 味 7 水溶液中に存在するイオン 酸 塩基 酸 塩基の分類 1 価数による分類 1 価 2 価 3 価 酸 塩基
< イオン 電離練習問題 > No. 1 次のイオンの名称を書きなさい (1) H + ( ) (2) Na + ( ) (3) K + ( ) (4) Mg 2+ ( ) (5) Cu 2+ ( ) (6) Zn 2+ ( ) (7) NH4 + ( ) (8) Cl - ( ) (9) OH -
< イオン 電離練習問題 > No. 1 次のイオンの名称を書きなさい (1) + (2) Na + (3) K + (4) Mg 2+ (5) Cu 2+ (6) Zn 2+ (7) N4 + (8) Cl - (9) - (10) SO4 2- (11) NO3 - (12) CO3 2- 次の文中の ( ) に当てはまる語句を 下の選択肢から選んで書きなさい 物質の原子は (1 ) を失ったり
Microsoft Word - 酸塩基
化学基礎実験 : 酸 塩基と (1) 酸と塩基 の基本を学び の実験を通してこれらの事柄に関する認識を深めます さらに 緩衝液の性質に ついて学び 緩衝液の 変化に対する緩衝力を実験で確かめます 化学基礎実験 : 酸 塩基と 酸と塩基 水の解離 HCl H Cl - 塩酸 塩素イオン 酸 強酸 ヒドロニウムイオン H 3 O H O H OH - OH ー [H ] = [OH - ]= 1-7 M
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サンプル条件および固定化分子の選択 Biacoreの実験ではセンサーチップに固定化する分子をリガンド それに対して結合を測定する分子をアナライトと呼びます いずれの分子をリガンドとし アナライトとするかは 実験系を構築する上で重要です 以下にサンプルに適したリガンド アナライトの設計方法やサンプルの必要条件などをご紹介します アナライト リガンド センサーチップ (1) タンパク質リガンドとしてもアナライトとしても用いることができます
電子配置と価電子 P H 2He 第 4 回化学概論 3Li 4Be 5B 6C 7N 8O 9F 10Ne 周期表と元素イオン 11Na 12Mg 13Al 14Si 15P 16S 17Cl 18Ar 価電子数 陽
電子配置と価電子 P11 1 2 13 14 15 16 17 18 1H 2He 第 4 回化学概論 3Li 4Be 5B 6C 7N 8O 9F 10Ne 周期表と元素イオン 11Na 12Mg 13Al 14Si 15P 16S 17Cl 18Ar 1 2 3 4 5 6 7 0 陽性元素陰性元素安定電子を失いやすい電子を受け取りやすい 原子番号と価電子の数 P16 元素の周期表 P17 最外殻の電子配置と周期表
カールフィッシャー法と濃度計算問題
酸化還元滴定の応用例 カールフィッシャー法 (Karl Fischer s method) 微量の水分を滴定で求める方法 試料を無水メタノールなどと振って水を抽出し これをカールフィッシャー試薬で滴定する カールフィッシャー試薬は ヨウ素 二酸化イオウ ピリジンを 1:3:10( モル比 ) の割合にメタノールに溶かしたもの 水の存在によってヨウ素が二酸化イオウによって定量的に還元され この両者がピリジンと化合して明るい黄色に変わる
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I. 有機化合物の反応 (3) 1. 芳香族化合物 2. 芳香環における求電子置換反応 3. 置換基効果と配向性 4. 種々の化合物の合成反応 5. 置換基と酸 塩基の強さ I. 有機化合物の反応 (3) 1. 芳香族化合物 1. 芳香族化合物 ベンゼン,C 6 H 6 3 つの sp 2 混成軌道 結合を形成 すべての原子は同一平面上にある 正六角形, C ー C ー C = 120 残りの p
DNA/RNA調製法 実験ガイド
DNA/RNA 調製法実験ガイド PCR の鋳型となる DNA を調製するにはいくつかの方法があり 検体の種類や実験目的に応じて適切な方法を選択します この文書では これらの方法について実際の操作方法を具体的に解説します また RNA 調製の際の注意事項や RNA 調製用のキット等をご紹介します - 目次 - 1 実験に必要なもの 2 コロニーからの DNA 調製 3 増菌培養液からの DNA 調製
木村の理論化学小ネタ 液体と液体の混合物 ( 二成分系 ) の気液平衡 はじめに 純物質 A( 液体 ) と純物質 B( 液体 ) が存在し, 分子 A の間に働く力 分子 B の間に働く力 分子 A と分子 B の間に働く力 のとき, A
との混合物 ( 二成分系 ) の気液平衡 はじめに 純物質 ( ) と純物質 ( ) が存在し, 分子 の間に働く力 分子 の間に働く力 分子 と分子 の間に働く力 のとき, と の混合物は任意の組成 ( モル分率 ) においてラウールの法則が成り立つ ラウールの法則 ある温度で純物質 が気液平衡状態にあるときの の蒸気圧 ( 飽和蒸気圧 ) を, 同温の を含む溶液が気液平衡状態にあるときの溶液中の
スライド 1
ハロゲン化アルキル (alkyl halide) ハロゲン化アルキルの命名法 ハロゲン化アルキルの合成 アルコールからの合成 ハロゲン化アルキルの反応 Grignard( グリニャール ) 試薬求核置換反応 (SN2 反応,SN1 反応 ) 脱離反応 (E2 反応,E1 反応 ) ハロゲン化アルキルの命名法 (1) 段階 1: 最も長い炭素鎖を見つけて, 母体を決める. 多重結合がある場合には, 母体の炭素鎖はそれを含むものでなければならない.
平成 29 年度大学院博士前期課程入学試験問題 生物工学 I 基礎生物化学 生物化学工学から 1 科目選択ただし 内部受験生は生物化学工学を必ず選択すること 解答には 問題ごとに1 枚の解答用紙を使用しなさい 余った解答用紙にも受験番号を記載しなさい 試験終了時に回収します 受験番号
平成 29 年度大学院博士前期課程入学試験問題 生物工学 I から 1 科目選択ただし 内部受験生はを必ず選択すること 解答には 問題ごとに1 枚の解答用紙を使用しなさい 余った解答用紙にも受験番号を記載しなさい 試験終了時に回収します 受験番号 問題 1. ( 配点率 33/100) 生体エネルギーと熱力学に関する以下の問に答えなさい (1) 細胞内の反応における ATP 加水分解時の実際の自由エネルギー変化
木村の理論化学小ネタ 熱化学方程式と反応熱の分類発熱反応と吸熱反応化学反応は, 反応の前後の物質のエネルギーが異なるため, エネルギーの出入りを伴い, それが, 熱 光 電気などのエネルギーの形で現れる とくに, 化学変化と熱エネルギーの関
熱化学方程式と反応熱の分類発熱反応と吸熱反応化学反応は, 反応の前後の物質のエネルギーが異なるため, エネルギーの出入りを伴い, それが, 熱 光 電気などのエネルギーの形で現れる とくに, 化学変化と熱エネルギーの関係を扱う化学の一部門を熱化学という 発熱反応反応前の物質のエネルギー 大ネルギ熱エネルギーー小エ反応後の物質のエネルギー 吸熱反応 反応後の物質のエネルギー 大ネルギー熱エネルギー小エ反応前の物質のエネルギー
▲ 電離平衡
電離平衡演習その 1 [04 金沢 ] 電離平衡 1 1 酢酸の濃度 C mol/l の水溶液がある 酢酸の電離度を とすると, 平衡状態で溶液中に存在する酢酸イオンの濃度は Ⅰ mol/l, 電離していない酢酸の濃度は Ⅱ mol/l, 水素イオンの濃度は Ⅲ mol/l と表される ここで, 電離度が 1より非常に小さく,1 1と近似すると, 電離定数は Ⅳ mol/l と表される いま,3.0
<4D F736F F F696E74202D A E90B6979D89C8816B91E63195AA96EC816C82DC82C682DF8D758DC03189BB8A7795CF89BB82C68CB48E AA8E E9197BF2E >
中学 2 年理科まとめ講座 第 1 分野 1. 化学変化と原子 分子 物質の成り立ち 化学変化 化学変化と物質の質量 基本の解説と問題 講師 : 仲谷のぼる 1 物質の成り立ち 物質のつくり 物質をつくる それ以上分けることができない粒を原子という いくつかの原子が結びついてできたものを分子という いろいろな物質のうち 1 種類の原子からできている物質を単体 2 種類以上の原子からできている物質を化合物という
フェロセンは酸化還元メディエータとして広く知られている物質であり ビニルフェロセン (VFc) はビニル基を持ち付加重合によりポリマーを得られるフェロセン誘導体である 共重合体としてハイドロゲルかつ水不溶性ポリマーを形成する2-ヒドロキシエチルメタクリレート (HEMA) を用いた 序論で述べたよう
Synthesis of high Performance Polymeric Mediators and Evaluation of Biosensors based on them ( 高機能ポリマーメディエータを基盤としたバイオセンサー ) 氏名氷室蓉子 1. 緒言酵素は基質の酸化還元 脱水素反応などを触媒するが これらの反応は同時に電子授受反応でもある 酵素固定化型アンペロメトリックバイオセンサーは
jhs-science1_05-02ans
気体の発生と性質 (1 1 次の文章の ( に当てはまる言葉を書くか 〇でかこみなさい (1 気体には 水にとけやすいものと ものがある また 空気より (1 密度 が大きい ( 重い ものと 小さい ( 軽い ものがある (2 水に ( とけやすい 気体は水上で集められる 空気より 1 が ( 大きい 小さい 気体は下方 ( 大きい 小さい 気体は上方で それぞれ集められる (3 酸素の中に火のついた線香を入れると
はじめに 液体クロマトグラフィーには 表面多孔質粒子の LC カラムが広く使用されています これらのカラムは全多孔質粒子カラムの同等製品と比べて 低圧で高効率です これは主に 物質移動距離がより短く カラムに充填されている粒子のサイズ分布がきわめて狭いためです カラムの効率が高いほど 分析を高速化で
アプリケーションノート食品 / 飲料品検査 発酵モニタリング 農薬 バイオ燃料 代替エネルギー Agilent InfinityLab Poroshell 120 HILIC-Z カラムによる糖の分析 著者 Anne Mack and Ta-Chen Wei Agilent Technologies, Inc. 概要 Agilent InfinityLab Poroshell 120 HILIC-Z
細胞の構造
大阪電気通信大学 5/8/18 本日の講義の内容 酵素 教科書 第 4 章 触媒反応とエネルギーの利用 酵素の性質 酵素反応の調節 酵素の種類 触媒の種類 無機物からなる無機触媒と有機物からなる有機触媒がある 触媒反応とエネルギーの利用 1 無機触媒の例 過酸化水素水に二酸化マンガンを入れると過酸化水素水が分解して水と酸素になる 2 有機触媒の例 細胞内に含まれるカタラーゼという酵素を過酸化水素水に加えると
イオン化傾向 イオン化傾向 1 金属の単体はいずれも酸化されて陽イオンになりうる 金属のイオンのなりやすさを表したものをイオン化傾向という イオン化傾向 K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb (H) Cu Hg Ag Pt Au e- を出してイオンになりやすい酸化されやすい イ
イオン化傾向 イオン化傾向 金属の単体はいずれも酸化されて陽イオンになりうる 金属のイオンのなりやすさを表したものをイオン化傾向という イオン化傾向 K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb (H) Cu Hg Ag Pt Au e- を出してイオンになりやすい酸化されやすい イオンになりにくい酸化されにくい イオン化傾向の覚え方 K かそう Ca か Na な Mg ま Al あ
木村の理論化学小ネタ 緩衝液 緩衝液とは, 酸や塩基を加えても,pH が変化しにくい性質をもつ溶液のことである A. 共役酸と共役塩基 弱酸 HA の水溶液中での電離平衡と共役酸 共役塩基 弱酸 HA の電離平衡 HA + H 3 A にお
緩衝液 緩衝液とは, 酸や塩基を加えても,pH が変化しにくい性質をもつ溶液のことである A. 酸と塩基 弱酸 HA の水溶液中での電離平衡と酸 塩基 弱酸 HA の電離平衡 HA H 3 A において, O H O ( HA H A ) HA H O H 3O A の反応に注目すれば, HA が放出した H を H O が受け取るから,HA は酸,H O は塩基である HA H O H 3O A
Microsoft PowerPoint - プレゼンテーション1
本日のメニュー シラバス 学習教材 創薬化学 Ⅰ 第 1 回 化学と仲良くなるためにあなたならどうする? シラバスと教材 シラバス 10. カルボン酸 12. アミン 11.α 位の反応全 15 回 講義と演習 ひょっとするとSGD? 中間テストなし期末テスト95% 演習や課題など5% 自己学習教材 http://www1.jiu.ac.jp/~naka/s1 2011/shakyo.pdf 1 2
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平成 25 年度広域科学教科教育学研究経費報告書 研究課題 過酸化水素分解反応を利用した物理化学的考察に関する基礎検討 研究代表者 : 國仙久雄 研究メンバー : 生尾光 1. 緒言本申請で扱う鉄イオンを触媒とした過酸化水素分解反応速度に関する内容は高等学校 化学 で 発展 に含まれ 必ずしも全ての教科書で取り上げられない内容である しかしながら この化学反応を利用した実験を行うことで 化学を学習する際に重要な化学反応に関する物理化学的実験と思考法の獲得に関するプログラムの開発が可能となる
