第 5 章大型有開口パネル実大構面水平加力実験 83
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1 第 5 章大型有開口パネル実大構面水平加力実験 83
2 5.1 実験の目的前章に示す L 形 T 形パネル水平加力実験に引き続き 有開口 CLT パネルによって構成される 1 層および 2 層の実大壁構面の水平加力実験を行う 本実験の背景は 4.1 と同様であるが 本実験では下記の項目を実験的に確認するとともに それらに対する FEM 解析の適合性を検討することを主目的とする 1) 今後採用されると考えられる開口パターンを有する実大壁構面の応力 変形分布 水平剛性および最大耐力 2) 床 CLT パネルが壁構面の水平耐力性能に及ぼす影響 5.2 試験体の仕様試験体の形状 開口パターンは 原則として 項の検討結果に基づいて今後採用されると考えられものとする 試験体形状を図 5.1.1~5.1.4 に示す 使用材料の規格は下記の通りである CLT パネル樹種 : すぎ 等級 :Mx6, B 種 ( 壁 :5 層 5 プライ 床 :7 層 7 プライ ) 接合部壁パネル上下端引張 1 階パネル下端引きボルト 24φ( 強度区分 1.9) ネジ部 M24 1 階パネル上端グルードインロッド D25 (SD345) 2 階パネル下端引きボルト D25 (SD345) ネジ部 M24 壁パネル上下端せん断鋼板ビス打ち床パネル相互合板スプライン接合合板 : 厚 28mm 幅 149mm ( 特類 2 級 ) 接合具 :Wood Screw HBS8-14 Rothblass 社 (Italy) 15mm 間隔 引きボルト グルードインロッド せん断接合金物の部品図を本節末尾に示す 84
3 図 試験体一覧 (1S4 シリーズ ) 85
4 図 試験体一覧 (1S6 シリーズ ) 図 試験体一覧 (2S4 シリーズ ) 86
5 図 試験体一覧 (2S6 シリーズ ) 87
6 図 試験体体一覧 (2S6 シリーズつづき ) 88
7 5.3 加力 計測方法 加力スケジュール 1 層試験体では 試験体頭部および脚部にそれぞれ水平に設置した変位計による変位制御とした 正負交番 3 回繰り返し加力とし 目標変形角は 1/45 1/3 1/2 1/15 1/1 1/75 1/5[rad] とした その後は 試験体の損傷状況により 引ききりまたは押しきりを実施した 2 層試験体では 試験体各層頭部に設置したアクチュエータのストローク変位による変位制御とした 各層の目標変形角は 1 層試験体と同様としたが 1 層と 2 層の比率は変位で制御し 1 層頭部に設置したアクチュエータ変位 :2 層頭部に設置したアクチュエータ変位 =1:2 とした さらに 1 層脚部に生じるすべり分を考慮し 各層の目標変位に表 に示した加算値を与えた 加算値は 1 層試験 (8 体 ) の結果を参考にした また 2S6-D においては 1 層頭部に設置したアクチュエータ変位 :2 層頭部に設置したアクチュエータ変位 =2.5:3.5 の変位比率とした 各層の仕様における 1 層試験実施時の剛性比 (:2F=1:2.5) から変位比率を算出した (a)1 層試験 図 試験体全景 (b)2 層試験 表 層試験体における目標変位の加算値 目標 [rad] 1/45 1/3 1/2 1/15 1/1 1/75 引 or 押 引 押 引 押 引 押 引 押 引 押 引 押 1S4-A 破壊 1S4-A 破壊 1S4-B 破壊 1S4-B 破壊 1S6-A 破壊 1S6-B 破壊 1S6-C 破壊 1S6-D 破壊 Ave 加算値 /75rad 以降の加算値は1.とする 89
8 変位 [mm] 変位 [mm] 変位 [mm] 変位 [mm] Act 変位層間変位 [step] (a)1s4-a Act 変位 -3 層間変位 [step] (c)1s4-b Act 変位 -3 層間変位 [step] (e)1s6-a 変位 [mm] 変位 [mm] 変位 [mm] Act 変位 -3 層間変位 [step] (b)1s4-a Act 変位 -3 層間変位 [step] (d)1s4-b Act 変位層間変位 [step] (f)1s6-b Act 変位 -2 Act 変位 -3 層間変位 -3 層間変位 [step] [step] (g)1s6-c (h)1s6-d 図 層試験 (8 体分 ) における脚部のすべり 変位 [mm] 9
9 5.3.2 計測方法表 に計測器リスト 図 5.3.2~ 図 に計測器の配置図を示す 表 変位計リスト CH 記号 内容 測定器 CH 記号 内容 測定器 1 P1 試験機荷重 () ロードセル 49 N1-1 ボルト軸ひずみ ( 左壁左脚部 ) FLA-5 2 D1 試験機変位 () 内部回路 5 N1-2 ボルト軸ひずみ ( 左壁右脚部 ) FLA-5 3 P2 試験機荷重 (2F) ロードセル 51 N1-3 ボルト軸ひずみ ( 右壁左脚部 ) FLA-5 4 D2 試験機変位 (2F) 内部回路 52 N1-4 ボルト軸ひずみ ( 右壁右脚部 ) FLA-5 5 S1-1 絶対水平変位 ( 壁頂部 ) DP-1E 53 N1-5 ボルト軸ひずみ ( 中壁左脚部 ) FLA-5 6 S1-2 絶対水平変位 ( 左壁脚部 ) CDP-1 54 N1-6 ボルト軸ひずみ ( 中壁右脚部 ) FLA-5 7 S1-3 絶対水平変位 ( 右壁脚部 ) CDP-1 55 N2-1 ボルト軸ひずみ (2F 左壁左脚部 ) FLA-5 8 S1-4 絶対水平変位 ( 中壁脚部 ) CDP-1 56 N2-2 ボルト軸ひずみ (2F 左壁右脚部 ) FLA-5 9 S2-1 絶対水平変位 (2F 壁頂部 ) DP-1E 57 N2-3 ボルト軸ひずみ (2F 右壁左脚部 ) FLA-5 1 S2-2 絶対水平変位 (2F 左壁脚部 ) CDP-1 58 N2-4 ボルト軸ひずみ (2F 右壁右脚部 ) FLA-5 11 S2-3 絶対水平変位 (2F 右壁脚部 ) CDP-1 59 N2-5 ボルト軸ひずみ (2F 中壁左脚部 ) FLA-5 12 S2-4 絶対水平変位 (2F 中壁脚部 ) CDP-1 6 N2-6 ボルト軸ひずみ (2F 中壁右脚部 ) FLA-5 13 S1-5 絶対上下変位 ( 左壁左脚部 ) SDP G1-1 CLT の縁ひずみ ( 左入隅下部表側 ) PFL-3 14 S1-6 絶対上下変位 ( 左壁右脚部 ) SDP G1-2 CLT の縁ひずみ ( 左入隅下部裏側 ) PFL-3 15 S1-7 相対水平変位 ( 左壁脚部 - 基礎 ) CDP-5 63 G1-3 CLT の縁ひずみ ( 右入隅下部表側 ) PFL-3 16 L1-1 引きボルト引抜力 ( 左壁左脚部 ) KCM 64 G1-4 CLT の縁ひずみ ( 右入隅下部裏側 ) PFL-3 17 L1-2 引きボルト引抜力 ( 左壁右脚部 ) KCM 65 G1-5 CLT の縁ひずみ ( 左入隅上部表側 ) PFL-3 18 S1-8 絶対上下変位 ( 右壁左脚部 ) SDP G1-6 CLT の縁ひずみ ( 左入隅上部裏側 ) PFL-3 19 S1-9 絶対上下変位 ( 右壁右脚部 ) SDP G1-7 CLT の縁ひずみ ( 右入隅上部表側 ) PFL-3 2 S1-1 相対水平変位 ( 右壁脚部 - 基礎 ) CDP-5 68 G1-8 CLT の縁ひずみ ( 右入隅上部裏側 ) PFL-3 21 L1-3 引きボルト引抜力 ( 右壁左脚部 ) KCM 69 S1-26 絶対水平変位 ( 鉄骨架台 ) CDP-5 22 L1-4 引きボルト引抜力 ( 右壁右脚部 ) KCM 7 S1-27 絶対水平変位 ( 偏心板 ) CDP-5 23 S1-11 絶対上下変位 ( 中壁左脚部 ) SDP S1-28 絶対水平変位 (まぐさ) DP-5E 24 S1-12 絶対上下変位 ( 中壁右脚部 ) SDP S1-29 絶対水平変位 ( 腰壁 ) DP-5E 25 S1-13 相対水平変位 ( 中壁脚部 - 基礎 ) CDP-5 73 S2-14 絶対水平変位 (2Fまぐさ) DP-5E 26 L1-5 引きボルト引抜力 ( 中壁左脚部 ) KCM 74 S2-15 絶対水平変位 (2F 腰壁 ) DP-5E 27 L1-6 引きボルト引抜力 ( 中壁右脚部 ) KCM 75 S2-16 絶対水平変位 (2F 床パネル右部 ) DP-5E 28 S1-14 相対上下変位 ( 左壁左頭部 -2F 床 ) SDP S2-17 絶対水平変位 (2F 床パネル中部 ) DP-5E 29 S1-15 相対上下変位 ( 左壁右頭部 -2F 床 ) SDP S2-18 絶対水平変位 (2F 右壁頭部 ) DP-5E 3 S1-16 相対水平変位 ( 左壁頭部 -2F 床 ) CDP-5 78 S2-19 絶対水平変位 (2F 中壁頭部 ) DP-5E 31 S1-17 相対上下変位 ( 右壁左頭部 -2F 床 ) SDP S1-3 絶対水平変位 ( 床パネル左部 ) DP-5E 32 S1-18 相対上下変位 ( 右壁右頭部 -2F 床 ) SDP -1 8 S1-31 絶対水平変位 ( 床パネル右部 ) DP-5E 33 S1-19 相対水平変位 ( 右壁頭部 -2F 床 ) CDP-5 81 S1-32 相対上下変位 ( 左壁左脚部 - 床 ) SDP-1 34 S1-2 相対上下変位 ( 中壁左頭部 -2F 床 ) SDP S1-33 相対上下変位 ( 左壁右脚部 - 床 ) SDP-1 35 S1-21 相対上下変位 ( 中壁右頭部 -2F 床 ) SDP S1-34 相対水平変位 ( 左壁脚部 - 床 ) CDP-5 36 S1-22 相対水平変位 ( 中壁頭部 -2F 床 ) CDP-5 84 S1-35 相対上下変位 ( 右壁左脚部 - 床 ) SDP S2-5 相対上下変位 (2F 左壁左脚部 -2F 床 ) SDP S1-36 相対上下変位 ( 右壁右脚部 - 床 ) SDP S2-6 相対上下変位 (2F 左壁右脚部 -2F 床 ) SDP S1-37 相対水平変位 ( 右壁脚部 - 床 ) CDP-5 39 S2-7 相対水平変位 (2F 左壁脚部 -2F 床 ) CDP-5 87 S1-38 絶対水平変位 ( 右壁頭部 ) DP-5E 4 S2-8 相対上下変位 (2F 右壁左脚部 -2F 床 ) SDP S2-9 相対上下変位 (2F 右壁右脚部 -2F 床 ) SDP S2-1 相対水平変位 (2F 右壁脚部 -2F 床 ) CDP-5 43 S2-11 相対上下変位 (2F 中壁左脚部 -2F 床 ) SDP S2-12 相対上下変位 (2F 中壁右脚部 -2F 床 ) SDP S2-13 相対水平変位 (2F 中壁脚部 -2F 床 ) CDP-5 46 S1-22 絶対上下変位 (1 層まぐさ左部 ) CDP-1 47 S1-23 絶対上下変位 (1 層まぐさ中部 ) CDP-1 48 S1-24 絶対上下変位 (1 層まぐさ右部 ) CDP-1 91
10 S1-1 S1-28 S1-5 S1-6 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 S1-1 N1-1 N1-2 S1-3 N1-3 N1-4 L1-1 L1-2 L1-3 L1-4 S1-2 図 計測器配置図 1S4-A4 S1-1 S1-28 S1-5 S1-6 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 S1-1 N1-1 S1-3 N1-4 L1-1 L1-4 S1-2 図 計測器配置図 1S4-A2 S1-1 S1-28 S1-29 S1-5 S1-6 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 S1-1 N1-1 N1-2 N1-3 N1-4 L1-1 L1-2 L1-3 L1-4 S1-2 図 計測器配置図 1S4-B4 92
11 S1-1 S1-28 S1-29 S1-5 S1-6 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 S1-1 N1-1 N1-4 L1-1 L1-4 S1-2 図 計測器配置図 1S4-B2 S1-1 S1-38 S1-28 S1-26 S1-27 S1-5 S1-6 S1-8 S1-9 S1-32 S1-33 S1-35 S1-36 S1-7 S1-1 N1-1 N1-2 S1-3 N1-3 N1-4 L1-1 L1-2 L1-3 L1-4 1S4-C 図 計測器配置図 1S4-C S1-2 S1-1 S1-5 S1-6 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 S1-1 S1-3 N1-1 N1-2 N1-3 N1-4 L1-1 L1-2 L1-3 L1-4 S1-2 図 計測器配置図 1S&-A 93
12 S1-1 G1-5(6) G1-7(8) S1-28 G1-1(2) G1-3(4) S1-29 S1-5 S1-6 S1-11 S1-12 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 N1-1 N1-2 L1-1 L1-2 S1-13 N1-5 N1-6 L1-5 L1-6 S1-4 S1-1 N1-3 N1-4 L1-3 L1-4 S1-2 図 計測器配置図 1S6-B S1-1 S1-28 S1-5 S1-6 S1-11 S1-12 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 S1-13 S1-1 S1-4 N1-1 N1-2 S1-2 N1-5 N1-6 N1-3 N1-4 S1-3 L1-1 L1-2 L1-5 L1-6 L1-3 L1-4 図 計測器配置図 1S6-C S1-1 S1-28 S1-29 S1-5 S1-6 S1-11 S1-12 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 S1-13 N1-1 N1-2 N1-5 N1-6 N1-3 N1-4 L1-1 L1-2 L1-5 L1-6 L1-3 L1-4 S1-1 S1-2 図 計測器配置図 1S6-D 94
13 S1-1 N2-1 N2-2 N2-3 N2-4 N2-5 N2-6 G1-5(6) G1-7(8) S1-16 S1-19 S1-28 S1-14 S1-15 S1-2 S1-21 S1-17 S1-18 G1-1(2) G1-3(4) S1-29 S1-5 S1-6 S1-11 S1-12 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 N1-1 N1-2 L1-1 L1-2 S1-13 N1-5 N1-6 L1-5 L1-6 S1-4 S1-1 N1-3 N1-4 L1-3 L1-4 S1-2 図 計測器配置図 1S6-BF S2-1 S2-18 S2-14 S2-3 S2-4 S2-5 S2-6 S2-2 S1-1 S2-7 S2-8 S2-16 N2-1 N2-2 N2-3 N2-4 S1-16 S1-13 S1-14 S1-19 S1-28 S1-7 S1-8 S1-9 S1-1 S1-3 S1-4 S1-5 S1-6 S1-26 S1-27 S1-11 S1-12 N1-1 N1-2 N1-3 N1-4 L1-1 L1-2 L1-3 L1-4 S1-2 図 計測器配置図 2S4-A 95
14 S2-1 S2-18 S2-14 S2-3 S2-4 S2-5 S2-6 S2-2 S1-1 S2-7 S2-8 S2-16 N2-1 N2-2 N2-3 N2-4 S1-16 S1-13 S1-14 S1-19 S1-28 S1-7 S1-8 S1-9 S1-1 S1-3 S1-4 S1-5 S1-6 S1-26 S1-27 S1-11 S1-12 N1-1 N1-2 N1-3 N1-4 L1-1 L1-2 L1-3 L1-4 S1-2 図 計測器配置図 2S4-B S2-1 S2-14 S2-5 S2-6 S2-8 S2-9 S2-2 S2-7 S2-3 S2-1 S1-1 N2-1 N2-2 N2-3 N2-4 S1-16 S1-19 S1-28 S1-14 S1-15 S1-17 S1-18 S1-5 S1-6 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 S1-1 S1-2 S1-3 N1-1 N1-2 N1-3 N1-4 L1-1 L1-2 L1-3 L1-4 図 計測器配置図 2S6-A 96
15 S2-1 S2-19 S2-18 S2-14 S2-14 S2-5 S2-6 S2-11 S2-12 S2-8 S2-9 S2-2 S1-1 S2-7 S2-13 S2-3 S2-1 S2-16 N2-1 N2-2 N2-1 N2-2 N2-3 N2-4 S1-16 S1-22 S1-19 S1-28 S1-14 S1-15 S1-2 S1-21 S1-17 S1-18 S1-16 S1-17 S1-18 S1-5 S1-6 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 S1-1 S1-2 S1-3 N1-1 N1-2 N1-3 N1-4 L1-1 L1-2 L1-3 L1-4 図 計測器配置図 2S6-B S2-1 S2-14 S2-5 S2-6 S2-11 S2-12 S2-8 S2-9 S2-2 S2-7 S2-4 S2-13 S2-3 S2-1 S1-1 N2-1 N2-2 N2-1 N2-2 N2-3 N2-4 S1-16 S1-22 S1-19 S1-28 S1-14 S1-15 S1-2 S1-21 S1-17 S1-18 S1-5 S1-6 S1-11 S1-12 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 S1-13 S1-1 S1-2 S1-4 N1-1 N1-2 N1-5 N1-6 N1-3 N1-4 L1-1 L1-2 L1-5 L1-6 L1-3 L1-4 S1-3 図 計測器配置図 2S6-C 97
16 S2-1 S2-19 S2-18 S2-14 S2-15 S2-5 S2-6 S2-11 S2-12 S2-8 S2-9 S2-2 S2-7 S2-13 S2-1 S1-1 N2-1 N2-2 S2-17 S2-16 N2-1 N2-2 N2-3 N2-4 S1-16 S1-22 S1-19 S1-28 S1-14 S1-15 S1-2 S1-21 S1-17 S1-18 S1-5 S1-6 S1-11 S1-12 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 S1-13 S1-1 S1-2 S1-4 N1-1 N1-2 N1-5 N1-6 N1-3 N1-4 L1-1 L1-2 L1-5 L1-6 L1-3 L1-4 S1-3 S2-1 図 計測器配置図 2S6-D S2-19 S2-18 S2-14 S2-15 S2-5 S2-6 S2-11 S2-12 S2-8 S2-9 S2-2 S2-7 S2-13 S2-1 S1-1 N2-1 N2-2 S2-17 N2-1 N2-2 S2-16 N2-3 N2-4 S1-16 S1-22 S1-19 S1-28 S1-14 S1-15 S1-2 S1-21 S1-17 S1-18 S1-29 S1-5 S1-6 S1-11 S1-12 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 S1-13 N1-1 N1-2 N1-5 N1-6 N1-3 N1-4 L1-1 L1-2 L1-5 L1-6 L1-3 L1-4 S1-1 S1-3 図 計測器配置図 2S6-E 98
17 S2-1 S2-11 S2-8 S2-9 S2-4 S2-1 S1-1 N2-1 N2-2 S2-17 N2-1 S2-16 N2-4 S1-16 S1-22 S1-19 S1-28 S1-14 S1-15 S1-2 S1-17 S1-18 S1-16 S1-17 S1-18 S1-5 S1-6 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 S1-1 S1-2 S1-3 N1-1 N1-2 N1-3 N1-4 L1-1 L1-2 L1-3 L1-4 図 計測器配置図 2S6-F S2-1 S2-11 S2-8 S2-9 S2-4 S2-1 S1-1 N2-1 N2-2 S2-17 N2-1 S2-16 N2-4 S1-16 S1-22 S1-19 S1-28 S1-14 S1-15 S1-2 S1-17 S1-18 S1-16 S1-17 S1-18 S1-5 S1-6 S1-8 S1-9 S1-26 S1-27 S1-7 S1-1 S1-2 S1-3 N1-1 N1-2 N1-3 N1-4 L1-1 L1-2 L1-3 L1-4 図 計測器配置図 2S6-FF 99
18 5.4 実験結果 結果の整理方法実験結果として 各試験体の実験経過 破壊性状 荷重 - 変位関係 脚部軸力 - 浮き上がり関係を示す 各応力の算出方法は以下の通りとした 層せん断力 Q Q 2F [kn] 各層上部に取り付けたアクチュエータに内蔵されたロードセルによって計測した値から下式により算出した Q =P +P 2F Q 2F =P ここで P :1 層上部に取り付けたアクチュエータ内蔵ロードセルによって計測した値 P 2F :2 層上部に取り付けたアクチュエータ内蔵ロードセルによって計測した値とする 層間変形角 θ θ 2F [mm] 各層上部 下部にそれぞれ水平に取り付けた変位計によって計測した値から下式によって算出した 下部の水平変位はそれぞれの脚部の水平変位からなる平均値とした θ=(δ 頭部 -Δ 脚部 ) h ここで Δ 頭部 : 各層上部に水平に取り付けた変位計によって計測した値 Δ 脚部 : 各層下部に水平に取り付けた変位計によって計測した値の平均値 h: 各層上部 下部にそれぞれ水平に取り付けた変位計の距離とする 脚部軸力 N N 2F [kn] 1 層脚部はロードセルによって計測した値とし 2 層脚部 (1 層頭部 ) はボルトに接着したひずみゲージによって計測した値から下式によって算出した N 2F =ε E A ここで ε: ボルトに接着したひずみゲージにより算出した値 E: ボルトのヤング係数 (25[kN/mm2]) As: ボルトの有効断面積 (M24:A=12 2 π[mm 2 ] D25:56.7[mm2]) とする 脚部浮き上がり Δ 浮き Δ 2F 浮き [mm] 1 層脚部は各脚部に垂直に設置した変位計によって計測した値とし 2 層脚部 (1 層頭部 ) は 2 層脚部に垂直に設置した変位計によって計測した値と 1 層頭部に垂直に設置した変位計によって計測した値から以下の式によって算出した Δ 2F 浮き =Δ 頭部 +Δ 2F 脚部ここで Δ 頭部 :1 層頭部に垂直に設置した変位計によって算出した値 Δ 2F 脚部 :2 層脚部に垂直に設置した変位計によって算出した値とする Δ 2F 脚部 + Δ 2F 脚部 図 計測方法 1
19 5.4.2 実験の経緯 層せん断力 - 層間変形角関係 各部の挙動 以下 試験体ごとに実験の経緯 破壊性状 層せん断力 - 層間変形角 各部の挙動について整 理して示す (1)1S4-A4 Qmaxは引き側で 15kN 程度であった 目標変形角 1/15rad 引き時に脚部接合部および垂れ壁に亀裂が生じ 目標変形角 1/1rad 引き時に垂れ壁の曲げによる破壊によって終局を迎えた 4[mm] 実験経緯 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 1/15 引 押 1/1 引 試験経過脚部接合部の亀裂 ( 図中 1 写真 A) 垂壁の曲げによる亀裂 ( 図中 2 写真 B) 脚部接合部の亀裂 ( 図中 3) 垂壁の曲げによる亀裂 ( 図中 4 写真 C) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 2 写真 DE) 試験終了 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 脚部接合部の亀裂 (1/15rad 引 ) B 垂壁の曲げによる亀裂 (1/15rad 引 ) C 垂壁の曲げによる亀裂 (1/15rad 押 ) D 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) E 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) 11
20 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] 層間変形角 [rad] 各部の挙動 _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) 12
21 (2)1S4-A2 Qmaxは引き側で 15kN 程度であった 目標変形角 1/15rad 引き時に垂れ壁に亀裂が生じ 目標変形角 1/75rad 押し時に垂れ壁の曲げによる破壊によって終局を迎えた 4[mm] 実験経緯 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 1/15 引押 1/1 引 押 1/75 引押 試験経過 垂壁の曲げによる亀裂 ( 図中 1 写真 A) 脚部接合部の亀裂 ( 図中 2 写真 B) 垂壁の曲げによる亀裂 ( 図中 3 写真 C) 脚部接合部の亀裂 ( 図中 4) 亀裂の進展 ( 図中 1) 亀裂の進展 ( 図中 2) 亀裂の進展 ( 図中 4) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 3 写真 DE) 試験終了 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 垂壁の曲げによる亀裂 (1/15rad 引 ) B 脚部接合部の亀裂 (1/15rad 押 ) C 垂壁の曲げによる亀裂 (1/15rad 押 ) D 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) E 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) 13
22 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] 層間変形角 [rad] 各部の挙動 _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) 14
23 (3)1S4-B4 Qmaxは引き側で 2kN 程度であった 目標変形角 1/15rad 引き時に垂れ壁および腰壁に曲げによる破壊が生じ 目標変形角 1/1rad 引き時に終局を迎えた 実験経緯 4[mm] 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 試験経過 1/15 引 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 1 写真 A) 腰壁の曲げによる亀裂 ( 図中 4 写真 A) 押 垂壁 腰壁の曲げによる亀裂 ( 図中 23 写真 C) 脚部接合部の亀裂 1/1 引 垂壁 腰壁の曲げによる破壊 ( 図中 14 写真 DE) 終了 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 垂壁の曲げによる破壊 (1/15rad 引 ) B 垂壁の曲げによる亀裂 (1/15rad 引 ) C 垂壁の曲げによる亀裂 (1/15rad 押 ) D 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) フィンガー部を経由して亀裂進展 E 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) 15
24 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] 層間変形角 [rad] 各部の挙動 _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) 16
25 (4)1S4-B2 Qmaxは引き側で 2kN 程度であった 目標変形角 1/2rad 引き時に垂れ壁および腰壁に亀裂が生じ 目標変形角 1/1rad 引き時に垂れ壁の破壊によって終局を迎えた 実験経緯 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 1/2 引 1/15 引押 1/1 引 4[mm] 試験経過垂壁 腰壁の曲げによる亀裂 ( 図中 32 写真 AB) 垂壁 腰壁の曲げによる亀裂 ( 図中 14 写真 CD) 亀裂の進展 ( 図中 32) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 1 写真 E) 試験終了 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 垂壁の曲げによる亀裂 (1/2rad 引 ) B 腰壁の曲げによる亀裂 (1/2rad 引 ) C 垂壁の曲げによる亀裂 (1/15rad 引 ) D 腰壁の曲げによる亀裂 (1/15rad 引 ) E 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) 17
26 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] 層間変形角 [rad] 各部の挙動 _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) 18
27 (5)1S4-C Qmaxは引き側で 15kN 程度であった 目標変形角 1/75rad 引き時に垂れ壁の破壊によって終局を迎えた 実験経緯 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 1/15 引 押 1/1 引押 1/75 引 4[mm] 試験経過垂壁の曲げによる亀裂 ( 図中 1) 脚部の亀裂 ( 図中 35) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 1 写真 A) 3サイクル目垂壁の曲げによる亀裂 ( 図中 2) 垂壁上部から曲げによる亀裂 ( 図中 2 写真 B) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 2 写真 C) 脚部の亀裂 ( 図中 4) 脚部の亀裂 ( 図中 5 写真 D) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 1 写真 E) 試験終了 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 垂壁の曲げによる破壊 (1/15 引 ) B 垂壁上部からの曲げによる亀裂 (1/15 押 ) C 脚部接合部の破壊 (1/75 引 ) D 床パネルの破壊 ( 試験終了時 ) E 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) 19
28 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] 層間変形角 [rad] 各部の挙動 _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) 11
29 (6)1S6-A Qmaxは引き側で 18kN 程度であった 目標変形角 1/1rad 引き時に垂れ壁に亀裂が生じ 目標変形角 1/75rad 引き時に垂れ壁の破壊によって終局を迎えた 実験経緯 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 1/15 引 1/1 引押 1/75 6[mm] 引 試験経過 脚部接合部のナットのゆるみ垂壁の曲げによる亀裂 ( 図中 1 写真 A) 垂壁の曲げによる亀裂 ( 図中 2 写真 B) 脚部接合部の亀裂 ( 図中 3 写真 C) 脚部接合部の亀裂 ( 図中 4 写真 D) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 1 写真 E) 試験終了 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 垂壁の曲げによる亀裂 (1/1rad 引 ) B 垂壁の曲げによる亀裂 (1/1rad 押 ) C 脚部接合部の亀裂 (1/1rad 押 ) 3 サイクル目 D 脚部接合部の亀裂 (1/75rad 引 ) E 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) 111
30 層せん断力 - 層間変位関係 層せん断力 [kn] 層間変形角 [rad] 各部の挙動 _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) 112
31 (7)1S6-B Qmaxは引き側で 25kN 程度であった 目標変形角 1/2rad 時に垂れ壁の曲げ破壊によって急激な荷重低下を示し終局に至った 実験経緯 6[mm] 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 1/2 引 試験経過垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 1 写真 AB) 1 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) B 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) 113
32 層せん断力 - 層間変形角関係 3 2 層せん断力 [kn] 層間変形角 [rad] 各部の挙動 _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) _ 歪ゲージ 5_ ロードセル _ 中壁 _ 左脚部 _ 歪ゲージ 6_ ロードセル _ 中壁 _ 右脚部 114
33 (8)1S6-C Qmaxは引き側で 2kN 程度であった 目標変形角 1/1rad 引き時に脚部接合部および垂れ壁に亀裂が生じ 目標変形角 1/75rad 引き時に垂れ壁の破壊によって終局を迎えた 実験経緯 6[mm] 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 1/1 引押 1/75 引 試験経過脚部接合部の亀裂 ( 図中 12 写真 A) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 34 写真 BC) 脚部接合部の亀裂 ( 図中 56) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 7)( 図中 8 写真 D) 脚部接合部の亀裂 ( 図中 9) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 4 写真 E) 試験終了 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 脚部接合部の亀裂 (1/1rad 引 ) B 垂壁の曲げによる破壊 (1/1rad 引 ) C 垂壁の曲げによる破壊 (1/1rad 引 ) D 垂壁の曲げによる破壊 (1/1rad 押 ) E 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) 115
34 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] 層間変形角 [rad] 各部の挙動 _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) _ 歪ゲージ 5_ ロードセル _ 中壁 _ 左脚部 _ 歪ゲージ 6_ ロードセル _ 中壁 _ 右脚部 116
35 (9)1S6-D Qmaxは引き側で 3kN 程度であった 目標変形角 1/2rad 引き時に垂れ壁および腰壁に亀裂が生じ 目標変形角 1/1rad 引き時に垂れ壁の破壊によって終局を迎えた 実験経緯 6[mm] 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 1/2 引押 1/15 引 押 1/1 引 試験経過垂壁 腰壁の曲げによる亀裂 ( 図中 1368) 垂壁 腰壁の曲げによる亀裂 ( 図中 45) 垂壁 腰壁の曲げによる亀裂 ( 図中 1368 写真 AB) コの字金物端部の亀裂 ( 図中 9 写真 C) 垂壁 腰壁の曲げによる亀裂 ( 図中 2457) 垂壁 腰壁の曲げによる破壊 ( 図中 38 写真 DE) 終了 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 垂壁の曲げによる亀裂 (1/15rad 引 ) B 垂壁の曲げによる亀裂 (1/15rad 引 ) C コの字金物端部の亀裂 (1/15rad 引 ) D 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) E 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) 117
36 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] 層間変形角 [rad] 各部の挙動 _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) _ 歪ゲージ 5_ ロードセル _ 中壁 _ 左脚部 _ 歪ゲージ 6_ ロードセル _ 中壁 _ 右脚部 118
37 (1)1S6-BF Qmaxは引き側で 4kN 程度であった 層間変位 135mm まで引ききりを実施し 床のパネルの破壊によって層せん断力が 3kN 程度まで落ち試験終了とした 実験経緯 6[mm] 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 1/15 引 押 1/1 引 押 1/75 引押 1/5 引引ききり引 試験経過垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 3 写真 A) 腰壁の曲げによる亀裂 ( 図中 6) 脚部の亀裂 ( 図中 11) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 4 写真 B) 垂壁の曲げによる亀裂 ( 図中 2) 脚部の亀裂 ( 図中 11) 垂壁 腰壁の曲げによる破壊 ( 図中 16) 垂壁上部から曲げによる破壊 ( 図中 2) 脚部の亀裂 ( 図中 1) 脚部の破壊 ( 図中 79 写真 C) 垂壁 腰壁の曲げによる破壊 ( 図中 25) 脚部の破壊 ( 図中 11) 床パネルの破壊 ( 図中 13 D) L 型金物のビス抜け ( 図中 1415 E) 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 垂壁の曲げによる破壊 (1/15 引 ) B 垂壁の曲げによる破壊 (1/15 押 ) C 脚部接合部の破壊 (1/75 引 ) D 床パネルの破壊 ( 試験終了時 ) E L 型金物のビス抜け ( 試験終了時 ) 119
38 層せん断力 - 層間変形角関係 6 4 層せん断力 [kn] 層間変形角 [rad] 各部の挙動 _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 11) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 12) _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ F_ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 7) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 8) 2F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 9) 2F_ 中壁 _ 右脚部 ( 図中 1) _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) _ 歪ゲージ 5_ ロードセル _ 歪ゲージ 6_ ロードセル _ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 5) _ 中壁 _ 右脚部 ( 図中 6) 12
39 (11)2S4-A 4[mm] Qmaxは 2kN 程度 Q2Fmaxは 5kN 程度であった 変位比率は :2F=1:1 とし 目標変形角 1/5rad の後は引ききりを実施した 床のパネルの破壊によって終局を迎えた 目標変形角 1/1rad 引き時 1/75rad 押し時には 2F 垂壁上部からの曲げによる破壊がみられた 実験経緯 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 1/15 引押 1/1 引押 1/75 押 1/5 引 引ききり 押 引 試験経過垂壁の曲げによる亀裂 ( 図中 13) 垂壁の曲げによる亀裂 ( 図中 24) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 123 写真 A) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 24) 脚部の破壊 ( 図中 6) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 1) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 1 写真 B) 荷重低下 脚部の破壊 ( 図中 7) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 2) 荷重低下 脚部の破壊 ( 図中 5) 脚部の破壊 ( 図中 56 写真 C) 床パネルの破壊 ( 図中 78 写真 DE) 試験終了 試験体全景 ( 試験終了時 ) A2F 垂壁上部からの曲げによる破壊 (1/1 引 ) B2F 垂壁入隅部からの曲げによる破壊 (1/5 引 ) C 脚部接合部の破壊 ( 試験終了時 ) D 床パネル間の破壊 ( 試験終了時 ) E 床パネルの破壊 ( 試験終了時 ) 121
40 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] 各部の挙動 F 層間変形角 [rad] 層間変形角 [rad] 2F _ 歪ゲージ 8_ 歪ゲージ 9_ 歪ゲージ 層せん断力 [kn] _ 歪ゲージ F_ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 7) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 8) 2F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 9) 2F_ 中壁 _ 右脚部 ( 図中 1) _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) 122
41 (12)2S4-B Qmaxは 2kN 程度 Q2Fmaxは 15kN 程度であった 変位比率は :2F=1:1 とし 目標変形角 1/5rad の後は引ききりを実施した 床のパネルの破壊によって終局を迎えた 実験経緯 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 1/15 引 1/1 引押 1/75 押 1/5 引 押 引ききり 引 4[mm] 試験経過 垂壁 腰壁の曲げによる亀裂 ( 図中 145) 2F 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 1 写真 A) 荷重低下 2F 垂壁 腰壁の曲げによる破壊 ( 図中 236) 脚部の亀裂 ( 図中 8) 脚部の破壊 ( 図中 8) 脚部の破壊 ( 図中 7) 2F 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 2 写真 B) 荷重低下 脚部の破壊 ( 図中 78 写真 C) 床パネル間の開き ( 図中 91 写真 D) 床パネルの破壊 ( 図中 11 写真 E) 試験終了 試験体全景 ( 試験終了時 ) A2F 垂壁の曲げによる破壊 (1/1 引 ) B2F 垂壁の曲げによる破壊 (1/5 引 ) C 脚部接合部の破壊 ( 試験終了時 ) D 床パネル間の開き ( 試験終了時 ) E 床パネルの曲げによる? 破壊 ( 試験終了時 ) 123
42 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] 層間変形角 [rad] 各部の挙動 層せん断力 [kn] F 層間変形角 [rad] 2F _ 歪ゲージ 8_ 歪ゲージ 9_ 歪ゲージ 1_ 歪ゲージ F_ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 7) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 8) 2F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 9) 2F_ 中壁 _ 右脚部 ( 図中 1) _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) 124
43 (13)2S6-A 6[mm] 実験経緯 試験体全景 ( 試験前 ) Qmaxは 2kN 程度 Q2Fmaxは 6kN 程度であった 破壊性状としてまぐさの曲げ破壊 床パネルの破壊 脚部の破壊を確認した 加力は 1/5rad 後に引ききりを実施し 層間変位 97mm 到達時に および 2F で同時にまぐさの曲げ破壊が起き 終局に至った 2F 脚部ボルトにおける軸力負担はほとんどみられなかった 目標変形角 [rad] 1/1 1/75 押 1/5 引 引ききり 引試験経過押引 垂れ壁の曲げ破壊による入隅の亀裂 ( 図中 3 写真 A) 脚部接合部の亀裂 ( 図中 7) 脚部接合部のナットのゆるみ確認 ( 図中 6) 押 2F 垂れ壁の曲げ破壊 ( 図中 24 写真 B) 脚部接合部のナットのゆるみ確認 ( 図中 57) 引 2F 垂れ壁の曲げ破壊 ( 図中 4 写真 C) 2F 垂れ壁の曲げ破壊進展 ( 図中 123) 脚部接合部の破壊 ( 図中 7) 脚部接合部表層剥れ ( 図中 5 写真 D) 脚部接合部の破壊 ( 図中 2 写真 E) 床パネルの破壊 ( 図中 9 写真 F) 2F 垂れ壁の曲げ破壊 ( 図中 13 写真 G) 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 垂壁の曲げ破壊による亀裂 (1/1 引 ) B 垂壁の曲げ破壊 (1/1 押 ) C 垂壁の曲げ破壊 (1/75 押 ) D 脚部接合部表層剥れ ( 試験終了時 ) E 脚部接合部の破壊 ( 試験終了時 ) 125
44 F 床パネルの破壊 ( 試験終了時 ) G 垂壁の曲げ破壊 ( 試験終了時 ) 126
45 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] 層間変形角 [rad] 各部の挙動 層せん断力 [kn] F 層間変形角 [rad] 2F _ 歪ゲージ 8_ 歪ゲージ 9_ 歪ゲージ 1_ 歪ゲージ F_ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 7) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 8) 2F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 9) 2F_ 中壁 _ 右脚部 ( 図中 1) _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) 127
46 (14)2S6-B 6[mm] 実験経緯 試験体全景 ( 試験前 ) Qmaxは引き側で 2kN 程度 Q2Fmaxは 1kN 程度であった 変位比率は :2F=1:1 とし 目標変形角 1/5rad の後は押しきりを実施した 床の曲げによる? 破壊によって終局を迎えた 新たな破壊性状として 垂壁中央部からの曲げによる破壊 垂壁側面からの亀裂 ( 頭部ボルトの影響?) が確認された 目標 [rad] 試験経過 変位比率を:2F=5.1:1として 1/3radまで加力したが 2 層 ACTの荷重 が上がらなかったため :2F=1:1として 1/45radから再加力した 1/15 引押 2F 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 3) 荷重低下 脚部の亀裂 ( 図中 9) 2F 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 48) 荷重低下 1/1 引 2F 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 3 写真 A) 荷重低下 1/75 押 脚部の亀裂 ( 図中 9) 1/5 引押 垂壁中央部からの曲げによる亀裂 ( 図中 11 写真 B) 2F 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 48) 荷重低下 垂壁側面からの亀裂 ( 図中 11 写真 C) 押しきり 押 1/5rad3サイクル終了後に押しきり床パネル間の開き ( 図中 12) 垂壁中央部からの曲げによる破壊 ( 図中 11 写真 D) 床パネルの曲げによる? 破壊 ( 図中 13 写真 E) 試験体全景 ( 試験終了時 ) A2F 垂壁の曲げによる破壊 (1/1 引 ) B 垂壁の曲げによる亀裂 (1/5 引 ) C 垂壁側面からの亀裂 (1/5 押 ) 頭部ボルトの影響? D 垂壁の曲げによる亀裂 ( 試験終了時 ) E 床パネルの曲げによる? 破壊 ( 試験終了時 ) 128
47 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] 層せん断力 [kn] F 層間変形角 [rad] 層間変形角 [rad] 2F 各部の挙動 _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 11) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 12) _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ F_ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 7) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 8) 2F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 9) 2F_ 中壁 _ 右脚部 ( 図中 1) _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) 129
48 (15)2S6-C 6[mm] 実験経緯 試験体全景 ( 試験前 ) Qmaxは引き側で 2kN 程度 Q2Fmaxは 1kN 程度であった 目標変形角 1/75rad の 2 サイクル目押し時に 2F 垂れ壁の曲げによる破壊によって左壁が独立した状態となったため その後は押しきりを実施した 脚部接合部の破壊 ( 曲げ?) によって終局を迎えた 目標 [rad] 試験経過 1/15 引押 2F 垂れ壁の曲げによる亀裂 ( 図中 1357 写真 A) 2F 脚部接合部のナットのゆるみ確認 2F 垂れ壁の曲げによる亀裂 ( 図中 468) 2F 脚部接合部のナットのゆるみ確認 ( 図中 1357) 1/1 引押 2F 垂れ壁の曲げによる破壊 ( 図中 468 写真 B) 床パネルの開き確認 ( 図中 9 写真 C) 2F 垂れ壁の曲げによる破壊 ( 図中 2468) 1/75 引押 2F 垂れ壁上部からの曲げ破壊 ( 図中 2 写真 D) 2F 垂れ壁上部からの曲げ破壊 ( 図中 13) 2サイクル目押し時に 垂れ壁の曲げ破壊によって左壁が独立したため その後は押しきりとした ( 写真 E) 押しきり 押 床パネルの破壊 ( 図中 9 写真 F) 脚部フィンガーの亀裂 ( 図中 1 写真 H) 脚部接合部の破壊 ( 図中 111 写真 G) 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 垂壁の曲げによる亀裂 (1/15 引 ) B 垂壁の曲げ破壊 (1/1 引 ) C 床パネル間の開き (1/1 引 ) D 垂壁上部の曲げ破壊 (1/75 引 ) E 左壁が独立状態に この後は押しきり F 床パネルの破壊 ( 試験終了時 ) G 脚部フィンガー部の亀裂 ( 試験終了時 ) H 脚部の破壊 曲げ?( 試験終了時 ) 13
49 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] 層せん断力 [kn] F 層間変形角 [rad] 層間変形角 [rad] 2F 各部の挙動 _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 11) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 12) _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ F_ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 7) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 8) 2F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 9) 2F_ 中壁 _ 右脚部 ( 図中 1) _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) _ 歪ゲージ 5_ ロードセル _ 歪ゲージ 6_ ロードセル _ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 5) _ 中壁 _ 右脚部 ( 図中 6) 131
50 (16)2S6-D 6[mm] Qmaxは 3kN 程度 Q2Fmaxは 2kN 程度であった 各 1 層試験体時の剛性から 変位比率を :2F=2.5:1 とした 加力は引ききりまで実施し 床パネルの曲げ破壊によって終局を迎えた 新たな破壊性状として 1 層頭部側面からの破壊 1 層中央壁パネルの曲げ破壊を確認した 実験経緯 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 試験経過 前日に1/2radまで実施 目立った損傷は無し 1/1 引 垂れ壁の曲げによる亀裂 ( 図中 911) 脚部接合部の亀裂 ( 図中 13) 押 脚部接合部のナットのゆるみ確認 垂れ壁の曲げによる亀裂 ( 図中 112) 1/75 引 脚部接合部の亀裂 ( 図中 18) 脚部接合部のナットのゆるみ確認 垂れ壁の曲げによる破壊 荷重低下確認 ( 図中 911) 中壁の曲げによる破壊 ( 図中 11 写真 A) 押 垂れ壁の曲げによる破壊 ( 図中 112) 1/5 引押 脚部側面の亀裂 ( 図中 14) 脚部の破壊 2サイクル目( 図中 13 写真 B) 脚部破壊 2サイクル目( 図中 1415) 頭部 GIR 接合部での破壊 2サイクル目( 図中 16 写真 C) 引ききり 引 中壁の曲げによる破壊 ( 図中 11 写真 D) 頭部 GIR 接合部での破壊 ( 図中 17) 床パネルの破壊 ( 図中 16 写真 E) 試験終了 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 中壁の曲げによる破壊 (1/75 引 ) B 脚部の破壊 (1/5 引 ) C 頭部 GIR 接合部での破壊 (1/5 押 ) D 中壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) E 床パネルの破壊 ( 試験終了時 ) 132
51 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] F 層間変形角 [rad] 層間変形角 [rad] 2F _ 歪ゲージ 12_ 歪ゲージ 各部の挙動 層せん断力 [kn] 2F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 11) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 12) _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ F_ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 7) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 8) 2F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 9) 2F_ 中壁 _ 右脚部 ( 図中 1) _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) _ 歪ゲージ 5_ ロードセル _ 歪ゲージ 6_ ロードセル _ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 5) _ 中壁 _ 右脚部 ( 図中 6) 133
52 (17)2S6-E 実験経緯 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 1/15 引押 1/1 引 押 1/75 引 6[mm] 押 Qmax は引き側で 35kN 程度 Q2Fmax は引き側で 2kN 程 度であった 引き押し共に目標変形角 1/75rad 時に 2F 垂壁およ び腰壁の曲げによる破壊によって大きく荷重低下した 他破壊 性状として 中央壁パネルまたは脚部接合部での曲げによる 破壊がみられた 試験経過垂壁 腰壁の曲げによる亀裂 ( 図中 1914) 垂壁 腰壁の曲げによる亀裂 ( 図中 21) 垂壁 腰壁の曲げによる破壊 ( 図中 写真 A) 脚部の亀裂 ( 図中 1719 写真 B) 垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 ) 脚部の亀裂 ( 図中 1819 写真 C) 垂壁 腰壁の曲げによる破壊 ( 図中 3811 写真 DE) 脚部の亀裂 ( 図中 1718) 中壁? 脚部? の曲げによる破壊 ( 図中 15or18 写真 F) 垂壁 腰壁の曲げによる破壊 ( 図中 4712 写真 GH) 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 垂壁の曲げによる破壊 (1/1 引 ) B 脚部の亀裂 (1/1 引 ) C 脚部の亀裂 (1/1 引 ) D 腰壁の曲げによる破壊 (1/75 引 ) E 垂壁の曲げによる破壊 (1/75 引 ) 中壁? 脚部接合部? の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) G 腰壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) H 垂壁の曲げによる破壊 ( 試験終了時 ) 134
53 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] F 層間変形角 [rad] 層間変形角 [rad] 2F _ 歪ゲージ 12_ 歪ゲージ 各部の挙動 層せん断力 [kn] 2F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 11) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 12) _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ F_ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 7) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 8) 2F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 9) 2F_ 中壁 _ 右脚部 ( 図中 1) _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) _ 歪ゲージ 5_ ロードセル _ 歪ゲージ 6_ ロードセル _ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 5) _ 中壁 _ 右脚部 ( 図中 6) 135
54 (18)2S6-F 6[mm] Qmaxは引き側で 15kN 程度 Q2Fmaxは引き側で 4kN 程度であった 床のパネルの破壊によって終局を迎えた 目標変形角 1/75rad 引き時に 垂れ壁中央上部から曲げによって破壊を示し 1/75rad 押し時に 垂れ壁中央下部から曲げによって破壊を示した 実験経緯 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 試験経過 1/2 引 垂壁の曲げによる亀裂 ( 図中 1) 1/15 引 脚部の亀裂 ( 図中 5) 垂壁の曲げによる亀裂 ( 図中 1) 2サイクル目 脚部の亀裂 ( 図中 36) 2サイクル目 押 脚部の亀裂 ( 図中 46) 1/1 引押 垂壁中央上部からの曲げによる亀裂 ( 図中 7) 1サイクル目に裏面のみ 2サイクル目に表面も垂壁中央下部からの曲げによる亀裂 ( 図中 7) 1/75 引押 垂壁中央上部からの曲げによる破壊 ( 図中 7 写真 A) 脚部の破壊 ( 図中 5) 垂壁中央下部からの曲げによる破壊 ( 図中 7 写真 B) 1/5 引押 脚部の破壊 ( 図中 6) 床パネル下部からの曲げによる破壊 ( 図中 11 写真 C) 床パネルの曲げによる破壊 ( 図中 8 写真 D) 1サイクル目に確認 2サイクル目に進展 床パネル上部からの曲げによる破壊 ( 図中 11 写真 E) 2サイクル目 脚部の破壊 ( 図中 4) 2サイクル目 1/5rad2サイクル目押し後の除荷中に床パネルの破断で試験終了 ( 図中 11) 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 垂壁上部からの曲げによる破壊 (1/75 引 ) B 垂壁下部からの曲げによる破壊 (1/75 押 ) C 床パネル下部からの曲げによる破壊 (1/5 引 ) D 床パネル下部からの曲げによる破壊 (1/5 押 ) E 床パネルの破壊 (1/5 押 ) 136
55 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] F 層間変形角 [rad] 層間変形角 [rad] 2F _ 歪ゲージ 各部の挙動 _ 歪ゲージ 層せん断力 [kn] 2F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 11) _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ F_ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 7) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 8) 2F_ 中壁 _ 右脚部 ( 図中 1) _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) 137
56 (19)2S6-FF Qmaxは引き側で 2kN 程度 Q2Fmaxは引き側で 15kN 程度であった 床のパネルの破壊によって終局を迎えた 目標変形角 1/5rad 引き時に 垂れ壁中央において 2F 脚部ボルトの引き抜けを確認した 6[mm] 実験経緯 試験体全景 ( 試験前 ) 目標 [rad] 1/2 引 1/1 押 1/75 押 1/5 引 引ききり 押 引 試験経過垂壁の曲げによる破壊 ( 図中 1) 脚部の亀裂 ( 図中 3) 垂壁中央下部からの曲げによる破壊 ( 図中 7 写真 A) 脚部の亀裂 ( 図中 6) 垂壁の曲げによる亀裂 ( 図中 2) 脚部の亀裂 ( 図中 4) 床パネル上部から曲げによる破壊 ( 図中 7 写真 B) 2F 脚部ボルトの引き抜け ( 図中 7 写真 C) 床パネルの破壊 ( 図中 8 写真 D) 脚部の破壊 ( 図中 35) 3は2サイクル目垂壁上部からの曲げによる破壊 ( 図中 1) 脚部の破壊 ( 図中 6) 床パネルの破壊 ( 図中 8 写真 E) 試験体全景 ( 試験終了時 ) A 垂壁下部からの曲げによる破壊 (1/1 押 ) B 垂壁上部からの曲げによる破壊 (1/5 引 ) C 2F 脚部ボルトの引き抜け (1/5 引 ) D 床パネルの破壊 (1/5 引 ) E 床パネルの破壊 ( 試験終了時 ) 138
57 層せん断力 - 層間変形角関係 層せん断力 [kn] F 層間変形角 [rad] 層間変形角 [rad] 2F _ 歪ゲージ 各部の挙動 _ 歪ゲージ 層せん断力 [kn] 2F_ 中壁 _ 左脚部 ( 図中 11) _ 歪ゲージ _ 歪ゲージ F_ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 7) 2F_ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 8) 2F_ 中壁 _ 右脚部 ( 図中 1) _ 歪ゲージ 1_ ロードセル _ 歪ゲージ 2_ ロードセル _ 歪ゲージ 3_ ロードセル _ 歪ゲージ 4_ ロードセル _ 左壁 _ 左脚部 ( 図中 1) _ 左壁 _ 右脚部 ( 図中 2) _ 右壁 _ 左脚部 ( 図中 3) _ 右壁 _ 右脚部 ( 図中 4) 139
58 5.5 まとめ表 には各試験体の 1 層における構造特性値として 最大層せん断耐力およびその時の層間変形角 壁パネル部幅あたりの最大せん断耐力 初期剛性それぞれを示す まず 1 層試験体と 2 層試験体で同様の形状の試験体を比較すると 初期剛性は どの仕様においても概ね一致した値となった 最大層せん断力は どの仕様においても 2 層試験体の方が大きな値を示し その時の層間変形角も 2 層試験体の方が大きな値を示した これらは床パネルの拘束による影響と考えられる つぎに 同じ層数の試験体において 腰壁のない試験体 (1S6-C 2S6-C) と腰壁を設けた試験体 (1S6-D 2S6-E) を比較する 1 層試験体では 最大層せん断力および初期剛性共に 腰壁を設けた試験体の方が大きな値を示し 腰壁のない試験体の 1.4 倍 2.5 倍程度の値を示した 2 層試験体でも同様に 腰壁を設けた試験体の方が大きな値を示し その倍率も同程度であった さらに 壁パネル部を 2 箇所に設けた 1 層試験体 (1S4-A4 1S6-A) では 他試験体と比較して 若干のスリップ挙動がみられた これは パネル全体での回転による影響と考えられる 最後に 各試験体の各部に生じた軸力と浮き上がりについて考察をする 比較箇所を図 に示す 軸力と浮き上がりを図 に示す 1 2 層試験体ともに 脚部 A の浮き上がりが脚部 B に比べ大きい こればパネルが一体に近いかたちで回転していることによる 特に腰壁のある試験体の脚部 B では 作用応力が小さい つまり この程度でも腰壁がついている大型パネル構面では一体として挙動するため 脚部は両端に配置することが効率的といえる 今後 実験結果を詳細に分析し 特性把握に努める予定である 表 構造特性値 Pmax Pmax/ΣB θpmax K [kn] [kn/m] [rad] [kn/rad] 1S4-A S6-A S6-C S6-D S4-A S6-A S6-C S6-E Pmax: 最大層せん断力 θpmax: 最大層せん断力到達時の層間変形角 B: 壁パネル部の幅 K: 初期剛性 14
59 脚部 A 脚部 B 脚部 A 脚部 B (a)1 層試験 図 脚部の挙動を示す箇所 (b)2 層試験 S4-1 A4 1S6-1 A 1S6-2 C 1S6-3 D S4-1 A 2S4-1 6-A 2S6-2 C 2S6-3 E (a) 脚部 A S6-2 C 1S6-3 D S6-2 C 2S6-3 E (b) 脚部 B 図 軸力 - 浮き上がり関係 ( 左 :1 層 右 :2 層 ) 141
60 142
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接合部性能試験報告書 目次 1. 一般事項 2 ヘ ーシ 2. 試験体の仕様 2 ヘ ーシ 3. 試験方法 4 ヘ ーシ 4. 評価方法 5 ヘ ーシ 5. 試験結果 7 ヘ ーシ 6. 評価結果 12 ヘ ーシ 平成 23 年 5 月 金物工法推進協議会 1 1. 一般事項 1) 接合金物 名称 : PS-24 用途 : 金物工法建築物における軸組材相互の接合 補強 2) 試験依頼者 名称 : 金物工法推進協議会
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第 章高耐力 CLT 耐力壁の構造性能評価 に関する解析的検討 . 検討概要本章では 章で提案した高耐力接合部を用いた CLT 耐力壁について数値解析的に評価を行う方法として 以下の検討を行う. 節では 文献 を参考にドリフトピン及びボルトを 本毎に単軸ばね又は線材 ( マルチせん断バネモデル ) で精緻にモデル化を行った 詳細モデル と実務設計に用いることを想定して単軸ばね及び回転ばねで構成される
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6.1 目的 6.RC 梁の曲げ及びせん断試験 RC 梁の基本特性を 梁の曲げ せん断実験を通じて学ぶ RC 梁の断面解析を行い 実験で用いる梁の曲げ及びせん断耐力 荷重変形関係を予想する 梁のモデル試験体を用いた実験を通じて 荷重と変形の関係 ひび割れの進展状況 最終破壊性状等を観察する 解析の予想と実験結果とを比較し 解析手法の精度について考察する 梁の様々な耐力 変形能力 エネルギー吸収能力について考察し
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付録 1. 吹付枠工の設計例 グラウンドアンカー工と併用する場合の吹付枠工の設計例を紹介する 付録図 1.1 アンカー配置 開始 現地条件の設定現況安全率の設定計画安全率の設定必要抑止力の算定アンカー体の配置計画アンカー設計荷重の設定作用荷重および枠構造の決定設計断面力の算定安全性の照査 土質定数 (C φ γ) 等を設定 例 ) ここでは Fs0.95~1.05 を設定 例 ) ここでは Fsp1.20~1.50
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静的載荷実験に基づく杭頭部の損傷度評価法の検討 柏尚稔 ) 坂下雅信 ) 向井智久 ) 平出務 4) ) 正会員国土交通省国土技術政策総合研究所 主任研究員博士 ( 工学 ) e-mail : Kashiwa-h9ta@nilim.go.jp ) 正会員国立研究開発法人建築研究所 主任研究員博士 ( 工学 ) e-mail : m-saka@kenken.go.jp ) 正会員国立研究開発法人建築研究所
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資料 9 液化石油ガス法施行規則関係技術基準 (KHK0739) 地上設置式バルク貯槽に係るあと施工アンカーの構造等 ( 案 ) 地盤面上に設置するバルク貯槽を基礎と固定する方法として あと施工アンカーにより行う 場合の構造 設計 施工等は次の基準によるものとする 1. あと施工アンカーの構造及び種類あと施工アンカーとは アンカー本体又はアンカー筋の一端をコンクリート製の基礎に埋め込み バルク貯槽の支柱やサドル等に定着することで
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4. ブレース接合部 本章では, ブレース接合部について,4 つの部位のディテールを紹介し, それぞれ問題となる点や改善策等を示す. (1) ブレースねらい点とガセットプレートの形状 (H 形柱, 弱軸方向 ) 対象部位の概要 H 形柱弱軸方向にガセットプレートタイプでブレースが取り付く場合, ブレースの傾きやねらい点に応じてガセットプレートの形状等を適切に設計する. 検討対象とする接合部ディテール
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22 報告継手部を有する連続繊維補強材により下面増厚補強した RC はりの疲労性状 小田切芳春 *1 辻幸和 *2 岡村雄樹 *3 小林朗 *4 要旨 : 性能が低下した道路橋 RC 床版の補修 補強対策は, 非常に重要な課題である この補強工法としては, 吹付け下面増厚補強工法がある 本研究では, 補強材に炭素繊維の連続繊維補強材 ( 以下 CFRP) を使用し, 継手部を有する CFRP と継手部が無い
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