特集 : リハビリテーションの栄養管理 脳卒中後の嚥下リハビリテーションの栄養管理 * keywords: 脳卒中 嚥下障害 高次脳機能障害 三原千惠 Chie MIHARA, MD, PhD 海老名メディカルサポートセンター脳神経サポート室 Department of Neurosurgery,

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1 特集 : リハビリテーションの栄養管理 脳卒中後の嚥下リハビリテーションの栄養管理 * keywords: 脳卒中 嚥下障害 高次脳機能障害 三原千惠 Chie MIHARA, MD, PhD 海老名メディカルサポートセンター脳神経サポート室 Department of Neurosurgery, Brain-neuro Center, Japan Medical Alliance 脳卒中後の神経症状として嚥下障害は頻度が高く 栄養障害をきたす原因のひとつとして重要である また誤嚥による肺炎は予後を悪くする危険性が高い したがって 早期より適切な嚥下機能評価と栄養管理を開始することが必要である 脳卒中の症状は意識障害と片麻痺などの神経症状が中心であり 時間とともに変化する 安全かつ効果的に経口摂取を行うためには 摂食 嚥下障害の把握が必要であるが 嚥下障害のほかに食物の認識や食事の行動にかかわる高次脳機能障害 片麻痺 同名半盲などの症状を理解して適切に対処しなければならない ここではまず脳卒中の病態と栄養管理について説明し 脳卒中後の嚥下リハビリテーションの特徴について述べる また 経口摂取への円滑な移行のための 食べるための PEG の概念についても説明する はじめに 脳卒中は突然発症し さまざまな神経の後遺症を残す疾患である 急性期には 脳自体の治療と後遺症に対する治療 ( 予防 ) を同時に開始する必要性がある しかし 栄養管理についても同様に早期に開始する必要があることは 他の疾患と同様である しかも単なる栄養不良だけではなく 摂食 嚥下障害を合併することが多いために誤嚥を起こす危険がある この項では 脳卒中後にみられる嚥下障害に対するリハビリテーションを中心に 栄養管理について述べる 1. 脳卒中後の栄養管理のポイント 脳卒中は突然発症するので発症直前まで通常の栄養を摂取していることが多く 原疾患の治療が優先され栄養管理は遅れて開始されることが多い しかし 創傷治癒や感染予防のために早期から適切な栄養管理を行う べきである 栄養障害の概念からいえば 栄養管理がリハビリテーションに必要であることはいうまでもない とくに嚥下リハビリテーション ( 以下 嚥下リハビリ ) の場合は 経口摂取の遅れが栄養障害を引き起こして嚥下リハビリの効果を妨げ 嚥下リハビリのおくれがさらに栄養障害を悪化させるという負の循環になりかねない そのため 脳卒中後の嚥下リハビリはとくに注意が必要である 1.1 意識状態と神経症状の把握意識障害があるときは経口摂取がむずかしく 静脈または経腸栄養を行う また 意識が清明でも利き手の麻痺や嚥下障害がある場合は経口摂取が困難なので 意識状態と神経症状を正確に把握する必要がある 脳卒中患者の状態を表す指標として よく用いられているものがいくつかある 意識障害の表現として汎用されるのが JCS(Japan Coma Scale) ( 1) 表 1) と G O S (Glasgow Coma Scale) ( 2) 表 2) である どちらも刺激に対する反応から 意識レベルを把握するスコアである *Nutritional management for swallowing dysfunction (dysphagia)after stroke 静脈経腸栄養 Vol.26 No (1371)

2 2009 年に脳卒中治療ガイドライン 3) が改訂され 下記の表 1 Japan Coma Scale(JCS 339 方式 ) ものが参考として挙げてある 1)modified NIH Stroke Scale(NIHSS): アメリカで提唱され日本で改訂されたスケールで 意識レベル 眼症状 上下肢の運動 感覚 言語 無視の項目について点数をつける 4) 2) 日本版 modified Rankin Scale(mRS) 判定基準書 : 日常の生活動作が自立して行えるかどうかを 0 から 6 までの段階で示す ( 表 3) 3)Stroke Impairment Assessment Set ( S I A S ): 運動機能 筋緊張 感覚 関節表 2 Glasgow Coma Scale(GCS) 可動域 疼痛 体幹機能 高次脳機能 健側機能と細かく分けて評価する 5) 4)B r u n n s t r o m の運動検査による回復段階 : 上肢 手指 下肢の運動機能を示す 6) 5)B a r t h e l I n d e x およびその判定基準 : 食事 移乗 整容 トイレ 入浴 歩 ( 車椅子 ) 階段昇降 着替え 排便 排尿といった日常の生活動作について評価する 7) 6)Japan Stroke Scale (JSS) 調査票 : 意識状態 ( G C S J C S ) 言語 無視 視野欠損または半盲 眼球運動障害 瞳孔異 表 3 日本版 modified Rankin Scale(mRS) ( 脳卒中の治療ガイドライン より ) 36(1372) リハビリテーションの栄養管理

3 常 顔面麻痺 足底反射 感覚系 運動系について総合的に判断する 8) 7) その他 : 脳卒中のガイドラインには載っていないが 機能的自立度評価表 (functional independence m e a s u r e F I M ) など 脳卒中後の自立度 介護の必要度による評価方法があり リハビリテーションの場で広く用いられている 9) それぞれ目的に応じて利用するが どれも摂食 嚥下機能については具体的に触れていない したがって いずれのスケールを用いた場合でも 摂食 嚥下機能については別途評価を行う必要がある 1.2 病期と栄養管理脳卒中による脳のダメージに加えて微小循環障害から生じる脳浮腫が症状を決定する しかも神経症状は経過とともに変化するので それに合わせた栄養管理が必要である ( 10) 図 1) 先に述べた脳卒中治療ガイドライン 2009では 栄養の重要性 ( 表 4) と嚥下障害 ( 表 5) についてわずかであるが表記されている それによると 脳卒中の栄養管理は原疾患の治療が優先されるため 発症後 1 週間以上たってから開始されることが多かった しかし 経口摂取が困難である場合は 7 日目以内に経腸栄養を始める方が末梢静脈栄養よりも死亡率が少ないということから 11) 急性期の経腸栄養が推奨されている 時間経過と重症度に沿った栄養管理方法の選択について図 2に示す また この 2009 年版のガイドラインでは 初めてリハビリテーションについての項目が加わり 嚥下リハビリテーション ( 以下 嚥下リハビリ ) の必要性と重要性についても触れている ( 表 6) それらを踏まえたうえで 詳細について以下に説明する 図 1 病期と重症度による栄養管理方法の推移 表 4 1. 脳卒中一般の管理 Ⅰ. 脳卒中一般 1-1. 脳卒中超急性期の呼吸 循環 代謝管理 (3) 栄養 推奨 ❶ 高血糖または低血糖はただちに是正すべきである ( グレード B) ❷ 低栄養例では十分なカロリーや蛋白質などの補給が推奨される ( グレード B) 表 5 1. 脳卒中一般の管理 Ⅰ. 脳卒中一般 1-3. 対症療法 (2) 嚥下障害 推奨 ❶ 嚥下障害が疑われる患者では嚥下造影検査 (VF 検査 ) の施行が望ましいが ベッドサイドでの簡便なスクリーニング検査としては 水飲みテストが有用である ( グレード B) ❷ 検査の結果 誤嚥の危険が高いと判断されれば 適切な栄養摂取方法および予防を考慮することが推奨される ( グレード B) 図 2 脳卒中における栄養管理方法の実際 静脈経腸栄養 Vol.26 No (1373)

4 表 6 2. 主な障害 問題点に対する Ⅶ. リハビリテーションリハビリテーション 2-7. 嚥下障害に対するリハビリテーション 推奨 ❶ 脳卒中患者においては 嚥下障害が多く認められる それに対し 嚥下機能のスクリーニング検査 さらには嚥下造影検査 内視鏡検査などを適切に行い その結果を元に 栄養摂取経路 ( 経管 経口 ) や食形態 姿勢 代償嚥下法の検討と指導を行うことが勧められる ( グレード B) ❷ 経口摂取が困難と判断された患者においては 急性期から ( 発症 7 日以内 ) 経管栄養を開始したほうが 末梢点滴のみ継続するよりも死亡率が少ない傾向があり勧められる ( グレード B) 発症 1 か月後以降も経口摂取困難な状況が継続しているときには胃ろうでの栄養管理が勧められる ( グレード B) ❸ 頸部前屈や回旋 咽頭冷却刺激 メンデルゾーン手技 s u p r a g l o t t i c s w a l l o w( 息こらえ嚥下 ) 頸部前屈体操 バルーン拡張法などの間接訓練は 検査所見や食事摂取量の改善などが認められ 実施が勧められる ( グレード B) 2. 摂食 嚥下障害 2.1 摂食 嚥下のメカニズム 食べるという行為は 食物を認識し ( 先行期または認知期 ) 口に取り込んで咀嚼し ( 準備期または咀嚼期 ) ノドに送り込み ( 口腔期 ) 飲み込み ( 咽頭期 ) 飲み下す ( 食道期 ) という一連の動きからなる ( 図 3) 先行期 準備期の障害を 摂食障害 口腔期 咽頭期 食道期の障害を 嚥下障害 と考え とくに咽頭期障害は誤嚥する危険性が高く 誤嚥性肺炎をおこしやすいので 注意が必要である 食物が咽頭部に接すると意識しなくても自然に飲み込む運動がおこり これを 嚥下反射 という 一方 誤嚥すると無意識に咳をして吐き出す 咳嗽反射 ( 咳反射 ) がおこる 咳嗽反射が弱いと 誤嚥してもムセない 不顕性誤嚥 となるので ムセないから大丈夫と思ってはいけない 2.2 摂食障害とその対策脳卒中では 失認 失語 失行などの高次脳機能障害を起こすことが多く それが摂食障害の原因となる たとえば失認では 物事の認識ができないので 食物の認識ができない 空間の認識ができないという障害のために 目の前に食物があっても食べる行動に移れない とくに非優位大脳半球の障害で起こる半側空間無視の状態では 視覚的に見えていても無視側の空間にある食物を認識できないので 食膳の半分にあるものだけを食べるという状態になる その場合には 食物の向こう側に鏡を置くと 無視側の空間にある食物が鏡の中に見えて認識することができ図 4 る 12) ( 図 4) 失語嚥下造影 (VF) では言葉による意思の疎通が難しいので 口を開けて などという呼びかけに対する反応が低下する その場合には 言葉だけではなく身ぶりや手ぶりを加えて 患者に認識させる必要がある 失行があると 開口して食物を取り込むという一連の動きがスムーズに行えない たとえばスプーンを持つことができても それを用いて食物をすくう行動がとれない また 高次脳機能障害だけでなく片麻痺の場合も 利き手側の片麻痺があると 箸やスプーンの取り扱いがむずかしく 片麻痺により姿勢の保持が不安定であれば 十分な開口や食物の取り込みが困難となる こうした摂食障害に対しては 作業療法士 ( O T ) が高次脳機能障害の種類や程度を判定して適切な介助や指導を行い 理学療法士 (P T) が姿勢の保持ができるような体位の指導を行い OT が顔面や頚部の筋緊張を取る運動を指導するなど リハビリのスタッフが他職種のスタッフに情報を提供して共有化する必要がある 具体的な方法は後に述べる 図 3 摂食 嚥下のメカニズム 2.3 嚥下障害とその対策嚥下障害をきたす病態としては 脳幹部の病変による球麻痺と両側大脳レベルの障害による仮性球麻痺があ 38(1374) リハビリテーションの栄養管理

5 る 嚥下機能の評価方法にはスクリーニング検査と画像検査がある スクリーニング検査ベッドサイドで行える検査で 嚥下やムセの様子を見て判断する 誤嚥が予測される場合は S a O 2 モニターで呼吸機能を見ておく必要がある 1) 反復唾液嚥下テスト法 (repetitive saliva swallowing test, RSST): 患者に空嚥下を反復してもらい 30 秒間に 2 回以下であれば嚥下障害を疑う 2) 改訂水飲みテスト (modified water swallow test, M WST):3mL の冷水を口腔内に入れて 嚥下反射誘発の有無 ムセ 呼吸の変化を評価する 3 ) フードテスト ( f o o d t e s t ): 少量 ( 3 ~ 4 g ) のプリンなどを使って同様の評価を行う クリーニング検査では不顕性誤嚥が分かりにくいので 誤嚥が疑われる場合には客観的な画像検査を行うことがのぞましい きるような姿勢の保持が必要であることなどである 体動が激しい 意思疎通ができない 座位が取れないといった患者では VF 検査は困難である 2) 嚥下内視鏡検査 (video endoscopy, VE) は 細い内視鏡を鼻腔から咽頭部に挿入して食物を嚥下してもらい どのように通過するか どのくらい残留するかを観察する ( 図 5) 長所は内視鏡を運べばベッドサイドでも検査が可能であること 喉頭蓋や声門の状態や食物の残留状態が直接観察できること 嚥下前に誤嚥する場合は気道に食物が入る瞬間が見えることなどがある 短所には口腔期の観察ができないこと 嚥下する瞬間はカメラが咽頭壁に密着するため観察できないこと ( ホワイトアウト ) 誤嚥が嚥下中に起こる場合は誤嚥の判定ができないことなどがある どちらも画像データを残すことができるので 検査後も画像を見ながら嚥下機能について栄養サポートチーム (nutrition support team, NST) のスタッフや患者 家族で検討することができる 画像検査画像診断機器を用いる検査法で 設備や機器が必要であり費用も手間もかかるが 客観的なデータを残すことができるので嚥下機能評価の信頼性が高い 1) 嚥下造影検査 (video fluoroscopy, VF): レントゲンの透視機器を用いる 検査食に造影剤を加えて飲み込んでもらい 透視画像で嚥下の状態を観察する 長所は舌から喉頭にかけての動きがよくわかることで 口腔期から食道期まで連続して詳細な観察ができる 咽頭から喉頭にかけて食物の残留状態や誤嚥の有無もよくわかる ( 図 4) 短所は透視検査室への移動が必要であること 透視範囲に頭部が固定で 図 5 嚥下内視鏡 (VE) 2.4 摂食 嚥下リハビリテーション摂食 嚥下機能評価を行い 障害に応じたリハビリテーション ( 以下リハビリ ) を開始する わが国には摂食 嚥下障害認定看護師の制度があり 病棟では看護師が中心となって摂食機能療法を行い 嚥下訓練は言語聴覚士 (speech therapist, ST) が中心になる 姿勢や高次脳機能の把握には PT OTの協力が 口腔内の機能保持には歯科衛生士の協力が必要であり N S T の特性を活かして 多職種の連携で機能回復をはかることがのぞましい 12) 嚥下リハビリの環境整備嚥下訓練には食物を使わない間接嚥下訓練 ( 基礎訓練 ) と 食物を使う直接嚥下訓練 ( 摂食訓練 ) がある いずれの訓練も 訓練を行う前に前述した嚥下機能検査を行い 訓練の内容と進め方を検討する 開始にあたっては 下記にあげる摂食 嚥下の環境を整える必要がある 13) 1 ) 頭頚部と体幹の姿勢保持咀嚼 嚥下は 口から顎 頸部 体幹まで広い範囲の協調された運動の連鎖からなる 頭頚部や体幹の姿勢保持のアプローチを行い これらの筋組織に緊張を与えて協調性を改善する 静脈経腸栄養 Vol.26 No (1375)

6 2) 摂食姿勢の調整体を起こして座位にすると 骨格筋は緊張を高め姿勢を保持しようとする しかし脳卒中患者では座位の保持がむずかしいことが多いので 上体を約 30 度挙上し頭頸部はやや前屈させる 片麻痺がある場合には 麻痺側へ頭を向けて非麻痺側の咽頭部を通過させるようにする 3 ) 体の柔軟性姿勢が不安定になると体の柔軟性が失われ疲労や不安感を招く 食事をするベッドや車椅子などで姿勢が安定させて 体が高くならないように工夫をする 垂直座位が可能な場合は 両足底を接地させたり 座面にボリュームをもたせて左右方向の傾きを少なくしたりすると安定性を上げることができる また あらかじめ頸部や体幹のストレッチを行うと効果的である 4 ) 呼吸と嚥下の協調運動呼吸と嚥下の関係は重要で 間接訓練では呼吸訓練が基礎となっている 腹式呼吸法や口すぼめ呼吸をさせて 呼吸と嚥下の協調を図る 5 )P N F( 固有受容器神経筋促通法 ) PNF(proprioceptive neuromuscular facilitaition) とは 1940 年代後半に医師である Kabat 博士が提唱し 理学療法士である KnottとVossが開発と普及に努めた運動療法で 主に固有受容器を刺激することによって 神経筋機構の反応を促通する方法 と定義される 14) 固有受容器とは 位置 動き 力の感覚受容器 のことで 関節包 靭帯 筋紡錘 腱紡錘などの位置 動き 力の感覚受容器をさす 神経筋機構に障害があると 筋力の低下 協調不全などを生じるので 筋の伸張や運動抵抗などを介して固有受容器を刺激することによって正常な反応を獲得させる療法である 嚥下障害においては 嚥下に関連する筋群に PN F を実施することで反応を促通する 6 ) 栄養療法と運動運動は 栄養療法によって摂取した栄養素を体力へ還元させるという観点から大切な役割をもつ 近年 骨格筋減少症 ( s a r c o p e n i a ) と呼ばれる病態が注目されており 加齢や臥床による骨格筋量の減少が 筋 神経失調 低栄養 蛋白プールの減少 とい う悪循環をきたすと考えられている 15) 骨格筋つまりエネルギー源の欠乏とタンパク質合成の低下は 易感染性や創傷治癒の遅延につながり患者の予後を不良にする S a r c o p e n i a の予防には 栄養療法と運動を並行して行うことが大切である 7 ) 口腔ケアと唾液の分泌口の運動障害があると唾液の分泌が少なくなり 病原菌が増殖しやすくなる そこで顎関節周囲を徒手的にほぐし 口輪筋や口唇へ直接タッピングを行うと口唇閉鎖機能と鼻呼吸が促され 唾液の潤滑作用が再開される 感染予防と口腔機能の保持に口腔ケアが必要であることはいうまでもなく 詳細については別項を参照されたい 高次脳機能障害に対する介入左半側視空間失認のある場合 左側にある食物の認識ができない そこで図 4のようにスタンド型 ( 卓上 ) の鏡を食器の前方右側に置くと食器やお盆の中身の全体像を確認することができる 16) ( 図 6) 失行の場合 箸やスプーンなど扱いが困難になるので 手を添えてスプーンなどで口に運んでみる 食べ物を口へ持っていっても開口しない場合でも 何度か繰り返すと開口できることもあるので根気よく訓練を続けるとよい 注意障害の場合 注意が散漫な場合 ( 転導性の亢進 ) と 食事に移れない場合に分かれる 前者では食事環境の整備が大切で 転導する対象が視覚性刺激なのか聴覚性刺激なのかを判断し それに応じた対応を行う 後者は行為に移れない あるいは食物や食事場面の意味がつかめないという場合があるので 判別には十分な観察が必要である 図 6 半側空間無視における鏡の利用スタンド型の鏡を食器の前方右側に置く 角度を調節することにより食器の全体像を確認できる ( 文献 11) より引用 ) 40(1376) リハビリテーションの栄養管理

7 2.4.3 認知症への対応脳卒中患者は高齢者が多く 認知症を呈する症例が多い 残存する機能を十分に刺激しつつ支える 食べるということは 単に栄養素を取り込むという行為ではなく 食物の名前 形 色 におい 食感などの要素から想起される記憶との連携である したがって 食べ物にまつわる話をしながら記憶を刺激することも大切である ただし 自発性が著しく低下している場合は摂食の可能性の限界があり 経腸栄養の適応となる 栄養状態が悪くなる前に 経腸栄養と併用して 誤嚥に十分注意したうえでできるだけ経口摂取を温存する 日常生活動作訓練からみたかかわり 手が口へ向かうと口が呼応して食物を迎える という動作は 高度な高次脳機能を必要とする つまり 身体が一つの目的物に対して各部を協応させて動作を行うことを意味する 他人の介助よりも自分の手が運ぶスプーンであれば 協応して口が開きやすいので 利き手が麻痺している場合は利き手交換を提案 咽頭期の観察と訓練誤嚥が起こるのは主に咽頭期である 喉頭蓋が気管をふさぐことができない またはふさぐ前に食物が気管内に入ることで誤嚥する あるいは 一度嚥下した後に 梨状窩や喉頭蓋谷などに残留した食物が 気管内に流入する こうした動きは外からではわかりにくいので VFや VEといった画像診断で確認するとよい 嚥下で誤嚥する場合も 残留したものが流入する場合も 喉頭蓋の動きが不十分なために起こるので 頭部を前屈させて相対的に喉頭が拳上して喉頭蓋の動きがよくなるくように促す また 誤嚥を防ぐには息を止めて嚥下する方法 嚥下を繰り返す複数回嚥下 トロミ水やゼリーなどで流し込む交互嚥下などの方法がある 17) 3. 食べるための PEG 3.1 経鼻チューブからの離脱経腸栄養が長期にわたる場合は 経鼻チューブから経皮内視鏡的胃瘻造設術 (percutaneous endoscopic gastrostomy, PEG) を行って胃瘻から栄養投与することがガイドラインで推奨されている 18) これは 必要なエネルギーの確保のために経腸栄養を継続する場合 経鼻チューブでは鼻咽腔の刺激による粘膜損傷 チューブの自己 ( 事故 ) 抜去 胃食道逆流による誤嚥 さらに誤嚥性肺炎がおこりやすいというデメリットを回避するためである 19) 一方 経鼻チューブによる経腸栄養の段階で嚥下リハビリテーションが開始されると チューブによる咽頭の刺激がリハビリの妨げになり 効果が得にくい場合がある また 経口摂取が増えても必要なエネルギーや水分量を十分摂取できない場合は経腸栄養の併用が必要となる こうした経腸栄養と経口摂取の併用の時期には 経鼻チューブからの離脱がのぞましい 球麻痺の患者などで意思の疎通がよく不穏がない場合は 間欠的口腔カテーテル栄養法 (intermittent oral catheterization, IOC) によって必要な時だけ経口的に胃管を使用することができる 20) しかし 高次脳機能障害のある患者では意思の疎通が難しく 必要量の経腸栄養剤を入れる間安静が保たれないことがあるので PEG 胃瘻を造設して経口訓練を行うと効果的である こうした PEGは鼻咽腔のチューブ刺激がなく 嚥下リハビリをスムーズに進める強い味方となる 著者は経口摂取に先駆けた P E G を 食べるための P E G と考え 単なる経腸栄養の投与方法としてではなく 食べる楽しみを安全かつできるだけ早く獲得するための手段として推奨している 21) 3.2 水 電解質異常について脳卒中患者は 嚥下機能が低下して水を飲みにくい トイレに行くのが億劫 という理由で飲水量が少なくなりがちである とくに高齢の患者では口渇の感度が低く ノドの渇きを感じにくいという理由から 経口摂取できる場合でも水分摂取が不足しがちである 脱水になると痰が粘調になって肺炎になりやすく また血液も濃縮して脳梗塞や深部静脈血栓症などの誘因になるので注意が必要である 22) 経口摂取開始前後に PEGを行い全量経口摂取ができるようになると P E G の管理の煩雑さから 患者 家族 あるいは介護スタッフから 早く胃瘻カテーテルを抜去してほしい と希望されることが多い しかし 胃瘻抜去後に体調不良や下痢などで水分の経口摂取が不足すると 静脈経腸栄養 Vol.26 No (1377)

8 輸液投与が必要となる 全量食事を経口摂取できるようになっても 水分摂取量 水分出納をきちんと把握し 不足分を胃瘻から容易に補充することができる PEG を使用しなくなって半年位は抜去せずに観察することがのぞましい 4.NST の役割について 栄養管理は 他の医療サービス同様 多職種の協力の下に疾患の治療と平行して行われなければならない N S T は 医師 歯科医師 看護師 管理栄養士 薬剤師 臨床検査技師 リハビリスタッフ 歯科衛生士 医療事務職員など 多くの職種で構成されている そして栄養評価 栄養管理計画 栄養管理の実施 その見直しという一連の流れの中で それぞれの役割を担うのが NST 活動である 23) 嚥下リハビリテーションにおいても スタッフのひとりひとりが各自の専門的な知識と技術を提供し 嚥下機能評価 嚥下訓練の計画 訓練の実施 再評価という流れにのって 患者 家族が食べる楽しみを取り戻すことを目標に協力することが大切である そうして 患者 家族の喜びがスタッフの喜びとなるようつとめたい 参考文献 1) 太田富雄. 意識レベルの評価法. 総合臨床 29: ) Teasdale GM, Jennett B:Assessment of coma and impaired consciousness: A practical scale. Lancet 2: 81-84, ) 脳卒中合同ガイドライン委員会. 脳卒中治療ガイドライン 2009( 4) Lyden PD, Lu M, Levine SR, Brott TG, Broderick J:NINDS rtpa Stroke Study Group. A modified National Institutes of Health Stroke Scale for use in stroke clinical trials: preliminary reliability and validity. Stroke 32: , ) 里宇明元 園田茂 道免和久. 千野直一編著. 脳卒中患者の機能評価 -SIAS と FIM の実際. Springer ) Brunnstrom S. Moter testing procedures in hemiplegia:based on sequential recovery stages. Phys Ther 1966;46: ) Mahoney FI, Barthel DW. Functional evaluation: the Barthel Index. Md St Med J 1965;14: ) 日本脳卒中学会 Stroke Scale 委員会. 脳卒中運動障害重症度スケール (JSS-M) の発表にあたって. 脳卒中 21: ) Granger CV, Cotter AC, Hamilton BB, et al: Functional assessment scales: a study of persons after stroke. Arch Phys Med Rehabil 74(2): , ) 三原千惠 山根冠児 石之神小織ほか. 脳卒中患者の栄養管理と QOL. 脳卒中の外科 33: )Dennis MS, Lewis SC, Warlow C. Effect of timing and method of enteral tube feeding for dysphagic stroke patients (FOOD):a multicentre randomized controlled trial. Lancet 365: , ) 東名厚木病院摂食 嚥下チーム : 小山珠美監修. 早期経口摂取実現と QOL のための摂食 嚥下リハビリテーション. メディカルレビュー社 大阪 ) 助金淳.PT OT の立場から. 三原千惠編. 嚥下障害と PEG. フジメディカル出版 大阪 2008 P )Voss DE, Knott M: Patterns of motion for proprioceptive neuromuscular facilitation. Br J Phys Med 17(9): , ) 若林秀隆.PT OT ST のためのリハビリテーション栄養 栄養ケアがリハを変える. 医歯薬出版 東京 : ) 藤島一郎. 口から食べる 嚥下障害 Q&A. 中央法規出版 東京 2000 p ) 藤島一郎 植田耕一郎 岡田澄子ほか. 訓練法のまとめ. 日本摂食 嚥下リハビリテーション学会誌 13(1): )ASPEN Board of Directors and The Clinical Guidelines Task Force:Guidelines for the use of parenteral and enteral nutrition in adult and pediatric patients. JPEN 26 (Suppl 1), )Park RHR, Allison MC, Lang J, et al: Randamized comparison of percutaneous endoscopic gastrostomy and nasogastric tube feeding in patients with persisting neurological dysphagia. BMJ 304: , ) 木佐俊郎 井後雅之 川哲二ほか. 脳卒中患者の摂食嚥下障害に対する間欠的口腔カテーテル栄養法 (IOC). リハビリテーション医学 34: ) 大谷順. 食べるための PEG. 三原千惠編. 嚥下障害と PEG. フジメディカル出版 大阪 2008 P ) 山田研一 吉田尚. 老年者の水 電解質代謝の特徴. 日本老年医学会雑誌 26: ) 東口髙志.NST(Nutrition Support Team) の役割. 日外会誌 105(2): (1378) リハビリテーションの栄養管理

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