町田市セミナー塩見.pptx

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1 第 43 回町田市分譲マンション管理セミナー (2017 年 2 月 12 日 ) エステ スクエア成瀬管理組合塩見一雄 ( 元理事長 現将来計画委員会委員 )

2 アドレス (URL) 次のファイルを自由にダウンロードできます 1. 震災対策マニュアル1( 保存版 ) 2. 震災対策マニュアル2( 保存版 ) 3. 簡易マニュアル ( 保存版 ) 4. 水害の知識 ( 保存版 ) 5. 火山噴火の知識 ( 保存版 ) ( 注 )1 3 は本日の配付資料の中に含まれています

3 壱番館 弐番館 所在地町田市成瀬 (JR 成瀬駅徒歩 10 分 ) 棟数 2 棟 ( 壱番館 弐番館 ) 階建壱番館 :13 階建 弐番館 :10 階建戸数 178 戸 ( 壱番館 :122 戸 弐番館 :56 戸 ) 竣工年月壱番館 :1991 年 10 月 弐番館 :1991 年 2 月築年数 年

4 管理組合 補助金 ( 区分所有者 ) 自治会 ( 任意加入 ) 安全対策会議 補助金 自主防災隊 ( 居住者全員 ) 将来計画委員会 ( 諮問委員会 ) 防火管理者 補助金

5 役員数 :12 人 理事長 理事 (10 人 ) 財務担当理事 (1 人 ) 総務担当理事 (2 人 ) 防災 防犯担当理事 (2 人 ) 施設 環境担当理事 (4 人 ) 監事 (2 人 ) 役員の選出方法 : 公募 + 緩やかな輪番制 役員の任期 : 2 年 ( 毎年半数改選 )

6 ! 防災名簿の作成 ( 毎年更新 ) 記入項目 : 世帯主などの氏名 性別 年齢 援護の要否 援護の必要な理由 非常時の親戚 知人の連絡先 鍵を預けているか否か 資格 ( 医療 看護 料理 建築など ) の有無 etc 回収率 : 約 95% 保管者 : 管理組合理事長 自治会長 自主防災隊長 防火管理者! 防災用品および備蓄品 ( 食料 水の 5 年循環備蓄 ) の購入 管理と保管場所の整備! 防災設備 ( 消火設備 自家発電装置など ) の現状把握と維持 管理! 防災設備に関する冊子の改定! 防災情報の収集! 自治会 自主防災隊 防火管理者との情報交換 貯水槽跡地を利用した備蓄品保管棚

7 年 会 費 3,000円 役 員 数 10人 役員任期 1年 活動内容 子供も大人も夢中になる クリスマスビンゴ大会 ハープとフルートの 演奏会 1 近隣地区町内会 自治会との情報交換 2 イベント 夏祭り クリスマス会 演奏会など の開催 3 自治会報 エステdeハロー の発行 年4回 管理組合 自主防災隊の情報も掲載

8 役員数 : 約 12 人 ( 定員なし ) 役員任期 : 特になし 活動内容 : 1) 防災訓練の企画 準備 2) 夜間巡回 ( 夏期 冬期 ) の企画 準備 3) 自治会主催イベントの手伝い ( テント設営など ) 4) 防災 防犯に関する講演会の開催 2016 年度 : すぐに役立つ防災セミナー ( 釜石徹氏 ) 参考 :1) 町田市 ( 市民部防災安全課 ) 届け出団体 ( 補助金 :16,000 円 +100 円 世帯数 / 年 ) 2) 地域防災活動への貢献に対して町田市から表彰 (2013 年 )

9 1991 年 2 10 月エステ スクエア成瀬竣工 1995 年 1 月阪神淡路大震災 1999 年 12 月 わが家の地震対策 作成 配布 2006 年 2 月 防災マニュアル 作成 配布 2011 年 3 月東日本大震災 ほとんど読まれていない 2013 年 11 月安全対策会議 : 震災対策マニュアル作成の発議 12 月 防災を考える会 メンバーの公募 ( 応募者なし ) 2014 年 3 月 防災を考える会 の発足 延べ12 人 ( 管理組合 6 人 自治会 1 人 自主防災 隊 4 人 防火管理者 1 人 )

10 2014 年 3 月 建物の特性の把握 ライフラインの把握 基本方針 ( 籠城 全世帯参加 ) の確認 2015 年 3 月 震災対策マニュアル( 試案 ) の作成 5 月 震災対策マニュアル( 試案 ) の説明( 総会 ) 8 月 意見交換会の開催 ( 毎月 1 回 計 6 回 ) 震災対策マニュアル( 簡易版 A4 1 枚 ) の作成 災害対策本部要員用マニュアル の作成 2016 年 1 月 意見交換会の質疑応答の取りまとめ 配布 3 月 震災対策マニュアル の完成 5 月 震災対策マニュアル の承認( 総会 )

11 建物の強さの確認 ( 設計事務所社長の説明 ) 新耐震基準 (1981 年 ) に合格 3 スパン構造 震度 6 7 では倒壊しない非常階段は躯体にボルトで固定 躯体と一緒に揺れるので非常階段だけ外れて崩れることはない (= 建物が倒壊しなければ非常階段は使用できる ) 建物の構造上の特性と問題点 1 階は内廊下 2 階以上には内廊下も外廊下もない無事ですフラッグ 安否確認等はエレベータ ( 壱番館 5 基 弐番館 3 基 ) 単位の縦方向のみ ( 以前から 防災訓練はエレベータ単位で行動 )

12 電気 水道 通信 医療 最大 6 日間の停電を想定 布担架エレベータの停止 背負子 移動手段は非常階段のみ 自力で歩けない人にどう対応するか? 最大 30 日間の断水を想定 ( 簡易トイレの備えは 30 日分 ) 排水管 ( 公共下水道を含む ) の損傷の可能性あり 水道 トイレを含む排水は指示があるまで一切禁止 携帯電話の予備バッテリーの用意家族との安否確認方法 ( 災害用伝言ダイヤル 171 等 ) 階段避難車 医師 : 自院での救護活動 医師会対策本部の医療救護班頼りは災害拠点連携病院と救護連絡所 ( マニュアル P24)

13 1) 居住性およびプライバシー : 自宅 避難所 2) 避難所に関する町田市の回答 ( 非公式 ) 避難所は自宅にとどまれない方が対象ですので 在宅避難 ( 籠城 ) のためには平時の備えが重要 ( マニュアル P6) 家具の転倒防止 食料と水の蓄え :7 日分 簡易トイレの備え :30 日分 在宅避難 ( 籠城 ) 防災グッズ ( 懐中電灯 カセットコンロなど ) の準備 etc

14 全世帯参加を反映した災害対策体制 ( マニュアル P8) 災害対策本部 災害対策本部スタッフ 壱番館 1 号 ELV ブロック 活動班ブロック長 1 情報班 2 保安 救護班 3 物資班 4 設備 施設班 支援 できる範囲内での参加 ( 一人住まいの高齢者や歩行困難な方 ) 1 食料や水を備蓄する 2 無事ですフラッグを掲示する 3 防災名簿の要援護欄へ記入する etc 全世帯参加には日頃のコミュニティ活動が重要

15 マニュアルを作って配布しても読んでもらえない! 実施 :2015 年 8 月 2016 年 1 月 ( 毎月 1 回 合計 6 回 ) 出席率 :33%(58 戸 /174 戸 ) 内容 : 防災を考える会 メンバーによるマニュアルの説明 (20 30 分 ) 自由討論 (80 90 分 ) 関心の高かったテーマ : トイレと排水 : 水や食料よりもトイレが心配 籠城か避難所か : 籠城のメリット デメリット 階段避難 : エレベータ停止時の階段による昇り降りの心配

16 自助活動 共助活動 平時の備え ヒント : 第 37 回町田市分譲マンション管理セミナー (2015 年 2 月 22 日 ) マンション震災対策チェックリストについて ( 廣田信子氏 )

17 震度 5 強以上 地震発生 ( 0 分 ) 自助活動 ( 0 15 分 ) 共助活動 災害対策本部の立ち上げ (15 20 分 ) 災害対策本部長のアナウンス (20 30 分 ) ブロック長と班メンバーの選出 (30 45 分 ) 情報班による安否確認 (45 75 分 ) 設備 施設班による危険箇所の確認 (45 75 分 ) 各班の活動 (75 分 ) 注 :( ) 内の時間は地震発生後の経過時間

18 * 対策本部の迅速な立ち上げ ( 本部長などの候補者順位の設定 ) 役職 選出組織 候補者順位 本部長管理組合理事長副理事長 1 副理事長 2 * 本部長から居住者への迅速な指示 ( アナウンス例の準備 ) エステ スクエア成瀬の居住者の皆様 つい先ほど非常に大きな地震がありました 災害対策本部長です 無事でよかった 災害対策本部もできて一安心ね

19 2016年の例 館内放送 無事ですフラッグの掲示 中庭集合 ブロック長選出 安否確認 その他の訓練 階段避難車体験 起震車体験 備蓄 品の運搬 被災時クッキングなど 年 訓練参加戸数 割合 無事ですフラッグ掲示戸数 割合 戸/174戸 戸/174戸 戸/172戸 41% 140戸/172戸 81

20 ! マニュアルの実践 : 防災訓練でマニュアルを実践し マ ニュアルを実のあるものにする 無事ですフラッグ の出ていない住戸の安否確認を プライバシーとの兼ね合いでどのようにして訓練に取り入れるか?! マニュアルの改定 : 管理組合理事会 自治会 自主防 災隊で連携を取りながら 必要な改定を行う! 平時の備え : どのようにして徹底するか?