Medical Tribune 2016年12月8日号より転載 提供 司会 阿古 潤哉 先生 北里大学医学部 循環器内科学 教授 新家 俊郎 先生 神戸大学大学院医学研究科 内科学講座 循環器内科学分野 准教授 横井 宏佳 バイエル薬品株式会社 Prof. Stavros V. Konstantin

Size: px
Start display at page:

Download "Medical Tribune 2016年12月8日号より転載 提供 司会 阿古 潤哉 先生 北里大学医学部 循環器内科学 教授 新家 俊郎 先生 神戸大学大学院医学研究科 内科学講座 循環器内科学分野 准教授 横井 宏佳 バイエル薬品株式会社 Prof. Stavros V. Konstantin"

Transcription

1 Medical Tribune 216年12月8日号より転載 提供 司会 阿古 潤哉 北里大学医学部 循環器内科学 教授 新家 俊郎 神戸大学大学院医学研究科 内科学講座 循環器内科学分野 准教授 横井 宏佳 バイエル薬品株式会社 Prof. Stavros V. Konstantinides Center for Thrombosis and Hemostasis, University Medical Center of the Johannes Gutenberg University, Germany Department of Cardiology, Democritus University of Thrace, Greece 田邉 康宏 聖マリアンナ医科大学 循環器内科 講師 医療法人社団高邦会 福岡山王病院 循環器センター センター長 肺血栓塞栓症/深部静脈血栓症治療におけるNOAC登場の影響 のエビデンスを中心に 初期治療から維持療法までを単剤で行うシングルドラッグアプローチ * の有用性が国内外の 臨床試験で確認された第 Xa 因子阻害剤 商品名 イグザレルト 錠 は 215 年 9 月に 深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症の治療及び再発抑制 の適応を取得し 現在 もさまざまな研究が進行中である 今回 肺血栓塞栓症 PE 治療の第一人者であるStavros V. Konstantinides 氏をドイツよりお招きし の臨床試験とリアルワールド 実 臨床 双方のエビデンスをご紹介いただくとともに PE/ 深部静脈血栓症 DVT 治療における 現在の課題やの位置づけ への今後の期待についてご討議 いただいた * 初期治療から維持療法まで単剤投与を可能とした治療コンセプト

2 基調講演 Prof. Stavros V. Konstantinides P E/DVT治療における抗凝固療法の進歩 Center for Thrombosis and Hemostasis, University Medical Center of the Johannes Gutenberg University, Germany Department of Cardiology, Democritus University of Thrace, Greece の知見を通じて リアルワールド 実臨床 エビデンスでも示されたの有用性 従来 PE/DVT の標準的な治療は ヘ パリンなどの注射剤とワルファリンを併 用し ワルファリンのコントロール安定後 にワルファリン単独投与に移行するとい うものでした この治療法は良好な治療効 果をもたらしますが 簡便性や出血リスク の面で課題を抱えていました こうした背 景のなか PE/DVTに対する抗凝固療法 の新たな選択肢として登場したのが非ビ タミンK拮抗経口抗凝固薬 NOAC です なかでもは ヘパリ ンなどの注射剤による初期治療を必要と せず 治療開始時から経口薬単剤による シングルドラッグアプローチが可能で あり その優れた有効性 安全性は海外 大規模第Ⅲ相臨床試験 EINSTEIN-PE1 EINSTEIN-DVT2 で検証されました 詳 細 EINSTEIN-PE/DVT 結果 特に 重大な出血事象の発現率は リバーロキ サバン群で 1. 従来療法群で 1.7 と 群で低値でした 3 大規模臨床試験で得られたこの優れ た有用性は リアルワールド 実臨床 エ ビデンスでも示されています 本領域と して初の NOAC を用いた国際共同前向 き観察研究 XALIA4 では 急性 DVT 患 者 PE 合併例を含む を対象とし リ バーロキサバンと従来療法の有効性お よび安全性が比較検討されました リ アルワールド 実臨床 で 5, 例以上 もの患者が登録された本研究の結果は EINSTEIN-DVT の試験成績と一貫して おり 大規模臨床試験で確認された有用 性がリアルワールド 実臨床 でも再確 認されました 表 シングルドラッグアプローチを活用す れば これまで入院治療が当然とされて きた PE 患者でも 病態によっては早期 退院 外来治療も期待できます この可 能性に より明確な指針をもたらすべく 現在実施されているのがHoT-PE5 です HoT-PE は右室拡大 右室機能不全およ び右房右室に浮遊血栓のない急性 PE 患 者を対象とし の初回 投与は入院中に行い 48 時間以内に退 院させて 3ヵ月間にわたり追跡する 目 標症例数 1,5 例の大規模前向き観察 研究です 6 ESC 急性 PE ガイドライン では外来治療が推奨されている低 Low リスクの患者から入院加療が推奨されて いる中 低 Intermediate-Low リスク の患者までをも含むこの新たなリアル ワールド 実臨床 データ 6 は 興味深い 結果をもたらすことが期待されます 当初 DVT のみの患者を対象としていたが PE に対する欧州連合 EU での認可後 PE を合併したDVT患者も組み入れ可能とした 表 の臨床試験とリアルワールド 実臨床 データ 臨床試験 リアルワールド 実臨床 幅広い 患者集団 限られた 患者集団 海外のエビデンス #1 初期治療 15mg 1日2回 維持療法 2mg 1日1回 海外承認用量 #3 国外第Ⅲ相臨床試験 9,479例 長期投与含む 日本のエビデンス 国際共同前向き観察研究5,142例 服用例 2,619例 PMS #4 #2 初期治療 15mg 1日2回 維持療法 15mg 1日1回 国内前向き登録観察研究 登録予定症例数1,25例 日本人/服用例 国内第Ⅲ相臨床試験 例 日本人 国内承認用量 #1 承認時評価資料 #2 承認時評価資料 #3 Ageno W, et al. Lancet Haematol 216; 3: e12-e21 COI バイエルから支援あり #4 イグザレルト特定使用成績調査 PE/DVT 実施要綱 長期投与における有効性 安全性を確認したEINSTEIN-Extension 性を検討する EINSTEIN-Extension2 EINSTEIN-CHOICE9 といった試験が実 施されています EINSTEIN-Extension 図1 は 6 14ヵ月間の抗凝固薬投与を受け た症候性 PE/DVT 患者を対象とし 6ま たは 12ヵ月間にわたりリバーロキサバ 有効性主要評価項目 症候性VTEの再発 EINSTEIN-Extension n=1,196 ハザード比.18 95%信頼区間 p.1 相対リスク減少率 82 累積事象発症率 それでは PE/DVT に対する抗凝固療 法はいつまで継続するべきでしょうか それは非常に難しい質問であり 議論が 続いています ACCPガイドラインでは 危険因子が一過性の場合や危険因子が特 定されない特発性の患者で出血リスクが 高い場合には 3ヵ月 特発性患者で出血 リスクが中 低の場合やがん患者では それ以上の継続が提案 推奨されていま す 7 また 6ヵ月間の抗凝固療法を受け た特発性 PE 患者を対象にワルファリン の延長治療を検討した無作為化プラセボ 対照比較試験 PADIS-PE では 無作為化 後 18ヵ月時点でワルファリンによる抗 凝固療法を中断した直後から VTE の再 発率が上昇し始めたことが報告されてい ます 8 これは 特発性 PE に対する抗凝 固療法は 2 年以上の継続が必要であるこ とを示唆しています NOAC の長期投与に関するデータは まだ少ないのですが リバーロキサバ ンでは 長期投与の有効性および安全 症例数 62 プラセボ 594 ITT解析対象集団 プラセボ 無作為割付からの日数 解析方法 Cox比例ハザードモデル p値 両側検定 承認時評価資料 The EINSTEIN Investigators. N Engl J Med 2; 363: COI バイエルから支援あり 国内外の臨床試験成績を用いた薬物動態シミュレーションの結果 日本人にイグザレルト 15mg1 日 1 回および外国人に 2mg1 日 1 回を投与した際の 曝露量は同程度であることが確認されています 承認された用法 用量は DI ページをご参照ください

3 ン 2mg 1 日 1 回 ( 海外用量 ) を投与した無作為化プラセボ対照試験です 約半数が EINSTEIN-PE/DVT からの参加症例であり 有効性主要評価項目である症候性 VTE の再発は群で 82% の有意なリスク低下を示しました ハザード比 (HR):.18 95% 信頼区間 (CI): p<.1 Cox 比例ハザードモデル ( 図 1) 安全性主要評価項目である重大な出血事象はリバーロ キサバン群で.7%(4 例 ) プラセボ群では認められませんでした なお 群で発現した重大な出血はいずれも臨床的に管理可能な出血でした EINSTEIN-CHOICE は 6 12 ヵ月間の抗凝固薬投与を受けた症候性 PE/DVT 患者を対象とし 1 年間にわたり mg 1 日 1 回 (PE/DVT の治療および再発抑制では未承認用量 ) 2mg 1 日 1 回 ( 海外用量 ) またはアスピ リンを投与する無作為化試験です 216 年 8 月時点で 3, 例以上が登録されており 現在も進行中です P E / D V T に対する抗凝固療法を最初の数ヵ月で中断した後 アスピリンに切り替えるという治療は今も行われていますが 本試験の結果が報告されれば アスピリンへの切り替えと NOAC の継続のどちらが有用性が高いかの指針となるデータが示されるのではないでしょうか ディスカッション NOAC 登場により変化し続ける抗凝固療法 シングルドラッグアプローチにより早期退院 外来治療が可能に 阿古現在実施中の HoT-PE EINSTEIN- CHOICEも含め の興味深い試験をご紹介いただきました 横井アスピリンによるVTE 再発予防効果については限定的なデータしかないのが実情だと思います そのため EINSTEIN-CHOICEの結果はとても楽しみですね 新家は日本でも海外と同様のプロトコールで国内第 Ⅲ 相試験 J-EINSTEIN PE/DVT ) が実施され シングルドラッグアプローチの有効性 安全性が日本人でも確認されていますね 本試験では画像検査による血栓消失率 ( 血栓消失が認められた患者の割合 ) が評価されており 初期強化療法後 ( 治験薬投与開始 22 日目 ) の血栓消失率は群で 31% と 従来療法群 16% の約 2 倍でした ( 図 2) 評価例数は少ないですが これは注目すべき結果だと思います 阿古シングルドラッグアプローチは従来療法に比べて管理も簡便であり 医師と患者双方にとって負担の少ない治療だと思いますが より重篤な病態である PEに対しては もう少し詳細な検討が必要ではないかと考えています 方は どのようにを投与していますか 横井われわれの施設では PE 患者には最初に未分画ヘパリンを短期間投与し その後の初期強化療法に切り替えています 血栓の画像評価やD-dimerの顕著な低下をみても の 15mg 1 日 2 回投与による初期強化療法は非常に効果的であるという実感をもっています 田邉当施設ではCTスキャンにより無症候性のPEを偶然発見することがよくあります 状態が安定していれば こうした患者は最初から外来治療によるシン グルドラッグアプローチを考慮します 比較的若い患者や 低リスク患者を中心にシングルドラッグアプローチを実施しており これまでのところ大きな問題はありません 新家シングルドラッグアプローチを適切に活用することにより PE 患者でも入院期間の短縮や外来治療が可能ということですね Konstantinides PE 患者の入院期間は国によって大きく異なりますね 新家日本では入院期間が長い傾向があります Konstantinides 欧州のなかでも スペインでは約 日間と長く ドイツでは約 4 日間 オランダでは 1 日間です PE 患者の入院治療をどれぐらいの期間続けるべきかという問題に対しては 各国の医師たちの間で考え方に大きな相違があるようです 個々の患者における適切な初期強化療法の期間はさらに検討が必要 阿古では臨床試験での投与法に基づき 初期強化療法が発症後の初期 3 週間とされていますが この継続期間についてはどうお考えですか 新家 NOAC を用いた抗凝固療法における初期治療は薬剤によって大きく異なり 初期強化療法の期間がもっと短い薬剤もあります 実臨床での個々の患者における適切な初期強化療法の期間については さらなる検討が必要ではないでしょうか われわれの施設では シングルドラッグアプローチを実施する際 初 期強化療法開始後 1~2 週間で血栓の画像評価を行っており その評価で血栓の消失が確認できれば 維持療法に切り替えています Konstantinides 規定されている用法 用量で治療を行うことはもちろん重要ですが 一方で 医師が熟慮のうえ 患者に適した治療を試みることに私は同意します 臨床試験での初期強化療法が 3 週間に設定されたのは 従来療法で初期 3 週間の VTE 再発率が特に高いことが報告されていたこと 11) や 第 Ⅱ 相試験において1 日 2 回の強化療法が3 週間後の画像評価で良好な血栓退縮効果を示した 12) からですが それより以前に血栓の消失が認められれば 出血リスクを考慮して維持療法に移行するのは実際的なアプローチだと思います 田邉日本では多くの医師が画像検査による血栓の確認を行っているため そうした医師たちは初期強化療法をより短い期間で実施することを好むかもしれません Konstantinides 心房細動患者における抗凝固療法に比べると 本領域のリア

4 予定投与期間終了時症例の割ルワールド ( 実臨床 ) エビデンスはまだ少ないのが現状ですが における現在実施中の数々の調査が こうした疑問に回答をもたらしてくれるのではないでしょうか 阿古欧州を中心としたリアルワールド ( 実臨床 ) エビデンスである XALIA の結果や J-EINSTEIN の血栓消失データは非常に示唆に富むものでした 日本のリアルワールド ( 実臨床 ) でも特定使用成 績調査 (PMS) が進行中のは 今後の PE/DVT 治療への大きな貢献が期待されます 本日はありがとうございました 2 合図 4 4 血栓退縮効果 (J-EINSTEIN PEおよびDVTの統合解析 ) 治験薬投与開始 22 日目 (%) (%) (n=52) * 従来療法 (n=19) (n=51) 従来療法 * (n=19) 悪化変化なし改善 ( 血栓消失除く ) 血栓消失 ITT 解析対象集団 / 予定投与期間 :3 6または12ヵ月 *: 未分画ヘパリン / ワルファリン圧迫超音波検査 (CUS) およびスパイラル CTスキャン (sct) 結果の統合評価 血栓消失 : 下肢および肺のいずれにも血栓を認めない 改善 : 下肢 肺いずれも改善 またはいずれかが改善し他方の悪化なし 変化なし : 下肢 肺いずれも変化なし 悪化 : 下肢 肺いずれかが悪化承認時評価資料 Yamada N, et al. Thromb J 215; 13: 2. より作図 C O I: バイエルから支援あり 目的 : 有効性における低分子量ヘパリン ( エノキサパリン )/ ビタミン K 拮抗薬 ( 従来療法 ) に対する非劣性の検証対象 :EINSTEIN-PE; 急性症候性 PE 患者 ( 症候性 DVT の有無を問わない )4,833 例 EINSTEIN-DVT; 急性症候性 DVT 患者 ( 症候性 PE を伴わない )3,449 例 方法 : 群 * は 初期 3 週間は 15mg を 1 日 2 回 その後は 2mg を 1 日 1 回食後経口投与とした 従来療法群は 少なくとも初期 5 日間はエノキサパリンナトリウム 1mg/kg を 1 日 2 回皮下投与し ビタミン K 拮抗薬経口投与との併用下でプロトロンビン時間国際標準比 (PT-INR) が 2 回連続で 2. 以上となった後 ビタミン K 拮抗薬単独投与 ( 目標 PT-INR:2.~3.) とした 結果 (EINSTEIN-PE および DVT の統合解析 ): 有効性 : 有効性主要評価項目 ( 症候性 VTE の再発 ) の発症率は 群 2.1% 従来療法群 2.3% であり 急性症候性 VTE( 症候性 DVT あるいは症候性 PE) 患者における有効性について の従来療法に対する非劣性が検証された ( ハザード比.89[95% 信頼区間 :.66~1.19] 非劣性マージン 1.75 p<.1 Cox 比例ハザードモデル ) 安全性 : 安全性主要評価項目 ( 重大な出血事象または重大ではないが臨床的に問題となる出血事象 ) の発現率は 群 9.4% 従来療法群.% で同程度であった ( ハザード比.93[95% 信頼区間 :.81~1.6] p=.27 Cox 比例ハザードモデル ) また 重大な出血事象の発現率は 群 1.% 従来療法群 1.7% であった 副作用 : 主な副作用は 鼻出血 (5.8%) 月経過多 (2.4%) 挫傷 (2.%) 等であった ( 詳細は DI ページをご参照ください ) 目的 : 症候性 PE または症候性 DVT 患者 (6~14 ヵ月の抗凝固薬投与歴がある ) を対象に を長期投与した際の有効性と安全性をプラセボと比較検討した 対象 : 症候性 PE または症候性 DVT 患者 (6~14 ヵ月の抗凝固薬投与歴がある )1,197 例方法 : 2mg あるいはプラセボ錠を 1 日 1 回投与した 予定投与期間は無作為割付時に医師の判断により 6 または 12 ヵ月間とされた 結果 : 有効性 : 有効性主要評価項目 ( 症候性 VTE の再発 ) の発症率は 群 1.3% プラセボ群 7.1% であり 症候性 VTE( 症候性 DVT または症候性 PE) の再発抑制に対する有効性について のプラセボに対する優越性が検証された ( ハザード比 :.18[95% 信頼区間 :.9-.39] p<.1 Cox 比例ハザードモデル ) 安全性 : 安全性主要評価項目 ( 重大な出血事象 ) の発現率は 群.7% プラセボ群.% であった 群で発現した重大な出血はいずれも臨床的に管理可能な出血であった 副作用 : が投与された 598 例中 98 例 (16.4%) に副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が認められた 主な副作用は 鼻出血 17 例 (2.8%) 血尿 例 (1.7%) 挫傷 例 (1.7%) 等であった 目的 : の有効性および安全性を未分画ヘパリン / ワルファリン ( 従来療法 ) と比較検討すること 対象 :J-EINSTEIN PE; 急性症候性 PE 患者 ( 症候性 DVT の有無を問わない )4 例 J-EINSTEIN DVT; 急性症候性 DVT 患者 ( 症候性 PE を伴わない )6 例 方法 : 群 * は 初期 3 週間は (J-EINSTEIN PE:15mg J-EINSTEIN DVT:** または15mg) を1 日 2 回 その後は 15mgを1 日 1 回食後経口投与とした 従来療法群は 少なくとも初期 5 日間は未分画ヘパリン 活性化部分トロンボプラスチン時間 (aptt) が正常対照の 1.5~2.5 倍で用量調節 を静脈内投与し ワルファリンカリウム経口投与との併用下でプロトロンビン時間国際標準比 (PT-INR) が2 回連続で 1.5 以上となった後 ワルファリンカリウム単独投与 ( 目標 PT-INR:1.5~2.5) とした 結果 (J-EINSTEIN PE および DVT の統合解析 )***: 有効性 : 有効性主要評価項目である症候性 VTE の再発は 群が 55 例中 1 例 従来療法群が 19 例中 例で同様であった 安全性 : 安全性主要評価項目である 重大な出血事象または重大ではないが臨床的に問題となる出血事象 は 群 5.5%(3/55 例 ) 従来療法群 5.3%(1/19 例 ) で同様であった また 重大な出血事象 に関しては 両群ともに認められなかった 副作用 : 主な副作用は皮下出血 (.4%) 鼻出血 (7.8%) 血便排泄(5.2%) 等であった ( 詳細は DI ページをご参照ください ) * 確定診断を待たずに治療開始が推奨されている PE/DVT の疾患特性から 無作為割付前 48 時間以内の非経口抗凝固薬による治療は可能とした **mg 1 日 2 回群は 15mg 1 日 2 回投与の安全性を確認する目的で設定された *** 群は承認用法 用量の初期治療 15mg 1 日 2 回投与群 文献 1)The EINSTEIN PE Investigators. N Engl J Med 212; 366: )The EINSTEIN Investigators. N Engl J Med 2; 363: )Prins MH, et al. Thromb J 213; 11: )Ageno W, et al. Lancet Haematol 216; 3: e12-e21. 5)EU Clinical Trials Register. EudraCT Number: )Barco S, et al. Thromb Haemost 216; 116: )Kearon C, et al. CHEST 216; 149: )Couturaud F, et al. JAMA 215; 314: )Weitz JI, et al. Thromb Haemost 215; 114: )Yamada N, et al. Thromb J 215; 13: 2. Doi:.1186/s )Breddin HK, et al. N Engl J Med 21; 344: )Agnelli G, et al. Circulation 27; 116: COI:1~6) 8~) 12) はバイエルからの支援あり

5 警 禁 日本標準商品分類番号販売名一般名和 洋 和洋 名 名 名名 告 忌 Rivaroxaban 錠細粒分包 処方箋医薬品 ( 注意ー医師等の処方箋により使用すること ) 薬価基準収載 イグザレルト 錠 mg/ イグザレルト 錠 15mg イグザレルト 細粒分包 mg/ イグザレルト 細粒分包 15mg Xarelto Tabletsmg/Xarelto Tablets15mg Xarelto Fine Granulesmg/Xarelto Fine Granules15mg [ 全効能共通 ] 本剤の投与により出血が発現し, 重篤な出血の場合には, 死亡に至るおそれがある. 本剤の使用にあたっては, 出血の危険性を考慮し, 本剤投与の適否を慎重に判断すること. 本剤による出血リスクを正確に評価できる指標は確立されておらず, 本剤の抗凝固作用を中和する薬剤はないため, 本剤投与中は, 血液凝固に関する検査値のみならず, 出血や貧血等の徴候を十分に観察すること. これらの徴候が認められた場合には, 直ちに適切な処置を行うこと. [ 禁忌, 用法 用量に関連する使用上の注意, 慎重投与, 重要な基本的注意, 過量投与 の項参照 ] (1) 深部静脈血栓症又は肺血栓塞栓症発症後の初期 3 週間の 15mg1 日 2 回投与時においては, 特に出血の危険性が高まる可能性を考慮するとともに, 患者の出血リスクに十分配慮し, 特に, 腎障害, 高齢又は低体重の患者では出血の危険性が増大するおそれがあること, また, 抗血小板剤を併用する患者では出血傾向が増大するおそれがあることから, これらの患者については治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合のみ本剤を投与すること. (2) 脊椎 硬膜外麻酔あるいは腰椎穿刺等との併用により, 穿刺部位に血腫が生じ, 神経の圧迫による麻痺があらわれるおそれがある. 深部静脈血栓症又は肺血栓塞栓症を発症した患者が, 硬膜外カテーテル留置中, もしくは脊椎 硬膜外麻酔又は腰椎穿刺後日の浅い場合は, 本剤の投与を控えること. ( 次の患者には投与しないこと ) [ 全効能共通 ] (1) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 (2) 出血している患者 ( 頭蓋内出血, 消化管出血等の臨床的に重大な出血 )[ 出血を助長するおそれがある.] (3) 凝固障害を伴う肝疾患の患者 [ 出血の危険性が増大するおそれがある.] (4) 中等度以上の肝障害 (Child-Pugh 分類 B 又は C に相当 ) のある患者 [ 出血の危険性が増大するおそれがある.] (5) 妊婦又は妊娠している可能性のある女性 [ 妊婦, 産婦, 授乳婦等への投与 の項参照 ] *#(6)HIV プロテアーゼ阻害剤 ( リトナビル, ロピナビル リトナビル, アタザナビル, インジナビル, サキナビル, ダルナビル, ホスアンプレナビル, ネルフィナビル ), オムビタスビル パリタプレビル リトナビルを投与中の患者 [ 相互作用, 薬物動態 の項参照 ] (7) コビシスタットを含有する製剤を投与中の患者 [ 相互作用 の項参照 ] (8) アゾール系抗真菌剤 ( イトラコナゾール, ボリコナゾール, ミコナゾール, ケトコナゾール ) の経口又は注射剤を投与中の患者 [ 相互作用, 薬物動態 の項参照 ] (9) 急性細菌性心内膜炎の患者 [ 血栓剝離に伴う血栓塞栓様症状を呈するおそれがある.] [ 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制 ] 腎不全 ( クレアチニンクリアランス 15mL/min 未満 ) の患者 [ 使用経験がない.] 重度の腎障害 ( クレアチニンクリアランス 3mL/min 未満 ) のある患者 [ 使用経験がない.] 承認年月日 承認番号 薬価収載 販売開始効能追加国際誕生製造販売元 貯法使用期限 効能 効果 用法 用量 組成 性状 錠 mg, 15mg : 212 年 1 月 18 日 錠 mg :224AMX42 錠 15mg :224AMX4 錠 mg, 15mg : 212 年 4 月 錠 mg, 15mg : 212 年 4 月 錠 mg, 15mg : 215 年 9 月 28 年 9 月 バイエル薬品株式会社 室温保存 外箱に表示の使用期限内に使用すること 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制 深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症の治療及び再発抑制効能 効果に関連する使用上の注意 (1) ショックや低血圧が遷延するような血行動態が不安定な肺血栓塞栓症患者, もしくは血栓溶解療法又は肺塞栓摘除術が必要な肺血栓塞栓症患者に対する本剤の安全性及び有効性は検討されていないので, これらの患者に対してヘパリンの代替療法として本剤を投与しないこと. (2) 下大静脈フィルターが留置された患者に対する本剤の安全性及び有効性は検討されていない. 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制通常, 成人にはとして 15mgを1 日 1 回食後に経口投与する. なお, 腎障害のある患者に対しては, 腎機能の程度に応じて mg1 日 1 回に減量する. 深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症の治療及び再発抑制通常, 成人には深部静脈血栓症又は肺血栓塞栓症発症後の初期 3 週間はとして 15mgを 1 日 2 回食後に経口投与し, その後は15mg を1 日 1 回食後に経口投与する. 用法 用量に関連する使用上の注意 [ 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制 ] (1) クレアチニンクリアランス 3~49mL/minの患者には,mg を1 日 1 回投与する.[ 慎重投与 及び 臨床成績 の項参照 ] (2) クレアチニンクリアランス 15~29mL/minの患者では, 本剤の血中濃度が上昇することが示唆されており, これらの患者における有効性及び安全性は確立していないので, 本剤投与の適否を慎重に検討した上で, 投与する場合は,mgを1 日 1 回投与する.[ 慎重投与 及び 薬物動態 の項参照] (1) 特に深部静脈血栓症又は肺血栓塞栓症発症後の初期 3 週間の15mg 1 日 2 回投与中は, 出血のリスクに十分注意すること. (2) 本剤の投与期間については, 症例ごとの深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症の再発リスク並びに出血リスクを考慮して決定し, 漫然と継続投与しないこと. 販売名 イグザレルト錠 mg イグザレルト錠 15mg 成分 含量 1 錠中, mg 含有 1 錠中, 15mg 含有 結晶セルロース, クロスカルメロースナトリウム, ヒプロメロース, 乳糖 添加物 水和物, ステアリン酸マグネシウム, ラウリル硫酸ナトリウム, 三二酸 化鉄, マクロゴール 4, 酸化チタン 色 剤形 淡赤色のフィルムコーティング錠 赤色のフィルムコーティング錠 外形 ( 識別コード ) 直径 (mm) 厚さ (mm) 重さ (mg) 細粒分包 mg, 15mg:215 年 9 月 28 日 細粒分包 mg:227amx28 細粒分包 15mg:227AMX27 細粒分包 mg, 15mg:215 年 11 月 細粒分包 mg, 15mg:215 年 12 月 細粒分包 mg, 15mg:215 年 12 月 販売名 イグザレルト細粒分包 mg イグザレルト細粒分包 15mg 成分 含量添加物色 剤形 1 包中, mg 含有 1 包中, 15mg 含有ヒプロメロース, 乳糖水和物, 軽質無水ケイ酸, ラウリル硫酸ナトリウム白色の細粒剤 重さ (mg) 5 75 使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) (1) 出血リスクが高い患者止血障害, 凝固障害, 先天性又は後天性の出血性疾患, コントロールできない重症の高血圧症, 血管性網膜症, 活動性悪性腫瘍の患者, 活動性の潰瘍性消化管障害の患者, 消化管潰瘍発症後日の浅い患者, 頭蓋内出血発症後日の浅い患者, 脊髄内又は脳内に血管異常のある患者, 脳脊髄や眼の手術後日の浅い患者, 気管支拡張症又は肺出血の既往のある患者等 [ 出血の危険性が増大する.] (2) 腎障害のある患者 ( クレアチニンクリアランス 49mL/min 以下 )[ 本剤の血中濃度が上昇することが示唆されており, 出血の危険性が増大することがあるので, 本剤投与の適否を慎重に検討すること.( 禁忌, 用法 用量に関連する使用上の注意 及び 薬物動態 の項参照 )] (3) 高齢者 [ 高齢者への投与 の項参照 ] (4) 低体重の患者 [ 低体重の患者では出血の危険性が増大することがある.] 2. 重要な基本的注意 (1) プロトロンビン時間国際標準比 (PT-INR) は本剤の抗凝固作用について標準化された指標でなく, 活性化部分トロンボプラスチン時間 ( a P T T ) 等の凝固能検査は, 本剤の抗凝固作用をモニタリングする指標として推奨されない. 投与にあたっては, 臨床症状を注意深く観察し, 出血等が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと. (2) 本剤と他の抗凝固剤との切り替えにおいては, 以下の点に留意すること. 1) 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制において, ワルファリンから本剤に切り替える必要がある場合は, ワルファリンの投与を中止した後, P T - I N R 等, 血液凝固能検査を実施し, 治療域の下限以下になったことを確認した後, 可及的速やかに本剤の投与を開始すること. 2) 深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症の治療及び再発抑制において, 発症後の初期 3 週間は, ワルファリンから本剤への切り替えを控えること. 初期 3 週間治療後は, ワルファリンから本剤への切り替え時に抗凝固作用が不十分となる可能性を考慮した上で切り替えの適否を慎重に判断し, 切り替える場合は, ワルファリンの投与を中止した後,P T - I N R 等, 血液凝固能検査を実施し, 治療域の下限以下になったことを確認した後, 可及的速やかに本剤の投与を開始すること. 3 ) 注射剤の抗凝固剤 ( ヘパリン等 ) から本剤に切り替える場合, 次回の静脈内又は皮下投与が予定された時間の ~2 時間前又は持続静注中止後より, 本剤の投与を開始すること. 4) 本剤からワルファリンへの切り替え時において抗凝固作用が不十分になる可能性が示唆されているので, 抗凝固作用が維持されるよう注意し,P T - I N R 等, 血液凝固能検査の値が治療 域の下限を超えるまでは, ワルファリンと本剤を併用すること. なお, 本剤の投与終了後 2 4 時間経過するまでは,PT-INR はワルファリンの抗凝固作用を正確に反映しない. 5) 本剤から注射剤の抗凝固剤に切り替える場合, 本剤の投与を中止し, 次回の本剤投与が予定された時間に抗凝固剤の静脈内投与又は皮下投与を開始すること. (3) 本剤の投与中に手術や侵襲的処置を行う場合, 臨床的に可能であれば本剤の投与後 24 時間以上経過した後に行うことが望ましい. 手術や侵襲的処置の開始を遅らせることができない場合は, 緊急性と出血リスクを評価すること. 本剤の投与は, 手術や侵襲的処置後, 患者の臨床状態に問題がなく出血がないことを確認してから, 可及的速やかに再開すること. (4) 出血等の副作用が生じることがあるので, 必要に応じて血算 ( ヘモグロビン値 ), 便潜血等の検査を実施し, 急激なヘモグロビン値や血圧の低下等の出血の徴候が認められた場合には, 適切な処置を行うこと. (5) 患者には, 鼻出血, 皮下出血, 歯肉出血, 血尿, 喀血, 吐血及び血便等, 異常な出血の徴候が認められた場合には, 医師に連絡するよう指導すること. (6) アスピリン, クロピドグレル硫酸塩等の抗血小板剤, 非ステロイド性解熱鎮痛消炎剤との併用により, 出血の危険性が増大するおそれがあるので, 注意すること. これらの薬剤と本剤の併用については, 治療上の有益性と危険性を考慮して慎重に判断すること. 抗血小板剤 2 剤との併用時には, 出血リスクが特に増大するおそれがあるため, 本剤との併用についてはさらに慎重に検討し, 治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合のみ, これらの薬剤と併用すること.[ 相互作用 の項参照 ] (7) 間質性肺疾患があらわれることがあるので, 咳嗽, 血痰, 呼吸困難, 発熱等の症状があらわれた場合には, 速やかに主治医に連絡するよう患者に指導すること.[ 重大な副作用 の項参照 ] (8) 潰瘍性消化管障害のおそれのある患者には, 潰瘍性消化管障害に対する適切な予防に配慮すること. (9) 服用を忘れた場合は直ちに本剤を服用し, 翌日から毎日 1 回の服用を行うよう患者に指導すること. 服用を忘れた場合でも, 一度に 2 回分を服用せず, 次の服用まで 1 2 時間以上空けるよう, 患者に指導すること. なお, 深部静脈血栓症又は肺血栓塞栓症発症後の本剤 15mg1 日 2 回 3 週間投与時に服用を忘れた場合は, 直ちに服用し, 同日の 1 日用量が 3 m g となるよう, 患者に指導すること. この場合,1 度に 2 回分を服用させてもよい. 翌日からは毎日 2 回の服用を行うよう患者に指導すること. 3. 相互作用本剤は主としてチトクローム P45 3A4 及び 2J2(CYP3A4 及び CYP2J2) により代謝される. また, 本剤は P- 糖蛋白及び乳癌耐性蛋白 (BCRP) の基質である.[ 薬物動態 の項参照 ]

6 (1) 併用禁忌 ( 併用しないこと ) 主なものは, 鼻出血 2 4 例 ( 5. 8 % ), 月経過多 1 1 例 ( 2. 4 % ), 挫傷 8 1 例 ( 2. % ), 歯肉出血 7 7 例 ( 1. 9 % ), 薬剤名等 臨床症状 措置方法 機序 危険因子 血尿 7 6 例 ( 1. 8 % ), 喀血 7 5 例 ( 1. 8 % ), 直腸出血 6 6 例 ( 1. 6 % ), 血腫 6 例 ( 1. 5 % ), 頭痛 5 6 例 ( 1. 4 % ), 腟出血 44 例 (1.1%) 等であった.( イグザレルト錠効能追加承認時 ) HIVプロテアーゼ阻害剤これら薬剤との併用により, 本剤の血 CYP3A4 及びP- 糖蛋白の ) 錠剤 1) リトナビル中濃度が上昇し, 抗凝固作用が増強強力な阻害によりクリアラ (1) 重大な副作用注ノービアされることにより, 出血の危険性が増ンスが減少する. 1) 出血 : 頭蓋内出血 (. 9 % ), 脳出血 (. 8 % ), 出血性卒中 (. 7 % ), 眼出血 (. 2 5 % ), 網膜出ロピナビル リトナビル大するおそれがある.[ 薬物動態 の血 (. 8 % ), 直腸出血 ( % ), 胃腸出血 (. 7 8 % ), メレナ (. 5 4 % ), 上部消化管出血カレトラ項参照 ] (. 3 8 % ), 下部消化管出血 (. 2 3 % ), 出血性胃潰瘍 (. 1 4 % ), 関節内出血 (. 1 7 % ), コンパーアタザナビルトメント症候群を伴う筋肉内出血 (.1%) 等の重篤な出血があらわれることがあり, 死亡にレイアタッツ至る例が報告されている. 本剤投与中は観察を十分に行い, 重篤な出血等の異常が認めらインジナビルれた場合は投与を中止し, 適切な処置を行うこと. クリキシバンなお, 出血に伴う合併症として, ショック, 腎不全, 呼吸困難, 浮腫, 頭痛, 浮動性めまい, 蒼サキナビル白, 脱力感があらわれることがある. また, 一部の例では貧血の結果として胸痛又は狭心症インビラーゼ様の心虚血症状があらわれている. ダルナビル 2) 肝機能障害 黄疸 :A L T( G P T ) 上昇,A S T( G O T ) 上昇を伴う肝機能障害 (. 1 ~ 1 % 未満 ), 黄プリジスタ, プリジスタナイーブ疸 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので, 観察を十分に行い, 異常が認められた場合は投ホスアンプレナビル与を中止し, 適切な処置を行うこと. レクシヴァ 3) 間質性肺疾患 ( 頻度不明 ): 間質性肺疾患があらわれることがあり, 血痰, 肺胞出血を伴う場ネルフィナビル合もあるので, 観察を十分に行い, 咳嗽, 血痰, 息切れ, 呼吸困難, 発熱, 肺音の異常等が認めビラセプトられた場合には, 速やかに胸部 X 線, 胸部 CT, 血清マーカー等の検査を実施すること. 間質性肺疾患が疑われた場合には投与を中止し, 副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を *# オムビタスビル パリタプレビル 行うこと.[ 重要な基本的注意 の項参照 ] リトナビル *#4 ) 血小板減少 ( 頻度不明 ): 血小板減少があらわれることがあるので, 観察を十分に行い, 異常ヴィキラックスが認められた場合には投与を中止し, 適切な処置を行うこと. コビシスタットを含有する製剤 コビシスタットを含有する製剤との併 CYP3A4の強力な阻害に 1) (2) その他の副作用注 スタリビルド 用により, 本剤の血中濃度が上昇し, よりクリアランスが減少する. 以下のような副作用があらわれた場合には, 必要に応じて投与を中止するなど適切な処置を行うこと. 抗凝固作用が増強されることにより, 出血の危険性が増大するおそれが 1~% 未満.1~1% 未満.1% 未満 2) 頻度不明注 ある. 精 神 頭痛, 浮動性めまい, 不眠 失神 以下のアゾール系抗真菌剤 ( 経口又は注射剤 ) イトラコナゾールイトリゾールボリコナゾールブイフェンドミコナゾールフロリードケトコナゾール ( 国内未発売 ) (2) 併用注意 ( 併用に注意すること ) これら薬剤との併用により, 本剤の血中濃度が上昇し, 抗凝固作用が増強されることにより, 出血の危険性が増大するおそれがある.[ 薬物動態 の項参照 ] CYP3A4 及び P- 糖蛋白の強力な阻害によりクリアランスが減少する. 薬剤名等臨床症状 措置方法機序 危険因子 抗凝固剤ヘパリン製剤低分子量ヘパリン製剤 ( エノキサパリンナトリウム等 ) フォンダパリヌクスナトリウムワルファリンカリウム等 血小板凝集抑制作用を有する薬剤クロピドグレル硫酸塩チクロピジン塩酸塩等サリチル酸誘導体アスピリン等非ステロイド性解熱鎮痛消炎剤ナプロキセンジクロフェナクナトリウム等 血栓溶解剤ウロキナーゼ t-pa 製剤 ( アルテプラーゼ等 ) フルコナゾールホスフルコナゾール クラリスロマイシンエリスロマイシン リファンピシン フェニトインカルバマゼピンフェノバルビタールセイヨウオトギリソウ (St. John s Wort, セント ジョーンズ ワート ) 含有食品 これら薬剤との併用により, 出血の危両剤の抗凝固作用が相加険性が増大するおそれがあるので, 的に増強される. 観察を十分に行い, 注意すること. 血小板凝集抑制作用を有する薬剤との併用により, 出血の危険性が増大するおそれがあるので, これらの薬剤と本剤の併用については, 治療上の有益性と危険性を考慮して慎重に判断すること. 投与中は観察を十分に行い, 注意すること. これら薬剤との併用により, 出血の危険性が増大するおそれがあるので, 観察を十分に行い, 注意すること. これら薬剤との併用により本剤の血中フルコナゾールがCYP3A4 濃度が上昇したとの報告がある. 深部を阻害することにより本剤静脈血栓症又は肺血栓塞栓症発症のクリアランスが減少する後の初期 3 週間は, 治療上やむを得なおそれがある. いと判断された場合を除き, これらの薬これらの薬剤がCYP3A4 剤との併用を避けること. 非弁膜症性及び P- 糖蛋白を阻害するこ心房細動患者における虚血性脳卒とにより本剤のクリアラン中及び全身性塞栓症の発症抑制, 並スが減少する. びに深部静脈血栓症又は肺血栓塞栓症患者における初期 3 週間治療後の再発抑制では, 本剤 mg1 日 1 回投与を考慮する, あるいは治療上の有益性と危険性を十分に考慮し, 本剤の投与が適切と判断される患者にのみ併用すること.[ 薬物動態 の項参照 ] リファンピシンとの併用により本剤のリファンピシンがCYP3A4 血中濃度が低下し, 抗凝固作用が減及び P- 糖蛋白を強力に誘弱したとの報告がある.[ 薬物動態 導することにより本剤のクの項参照 ] リアランスが増加する. 併用により本剤の血中濃度が低下するおそれがある. 本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される. 本剤の抗凝固作用とフィブリン溶解作用により相加的に出血傾向が増強される. これらの薬剤等が CYP3A4 を強力に誘導することにより本剤のクリアランスが増加する. 4. 副作用非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制国内データ : 国内第 Ⅲ 相試験において, 本剤 15mg( クレアチニンクリアランス 3~49mL/min の患者には mg) が 1 日 1 回投与された 639 例中 326 例 (51.%) に副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が認められた. 主な副作用は, 鼻出血 88 例 (13.8%), 皮下出血 5 例 (7.8%), 歯肉出血 4 例 (6.3%), 血尿 24 例 (3.8%), 結膜出血 23 例 (3.6%), 尿中血陽性 18 例 (2.8%), 貧血 17 例 (2.7%), 創傷出血 15 例 (2.3%), 喀血 14 例 (2.2%), 口腔内出血 12 例 (1.9%), 痔出血 11 例 (1.7%), 便潜血陽性 9 例 (1.4%), 網膜出血 7 例 (1.1%), メレナ 7 例 (1.1%), 便潜血 7 例 (1.1%), 出血 7 例 (1.1%) 等であった.( イグザレルト錠承認時 ) 外国データ : 国外第 Ⅲ 相試験において, 本剤 2mg( クレアチニンクリアランス 3~49mL/min の患者には 15mg) が 1 日 1 回投与された 7,111 例中 2,96 例 (29.5%) に副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が認められた. 主な副作用は, 鼻出血 例 ( 7. 6 % ), 歯肉出血 例 ( 2. 8 % ), 血尿 例 ( 2. 7 % ), 血腫 例 ( 1. 7 % ), 斑状出血 例 ( 1. 6 % ), 挫傷 9 4 例 ( 1. 3 % ), 貧血 9 2 例 ( 1. 3 % ), 直腸出血 8 9 例 (1.3%), 胃腸出血 81 例 (1.1%), 結膜出血 77 例 (1.1%) 等であった.( イグザレルト錠承認時 ) 深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症の治療及び再発抑制国内データ : 国内第 Ⅲ 相試験において, 本剤 mg 又は 15mg の 1 日 2 回 3 週間投与後に 15mg が 1 日 1 回投与された深部静脈血栓症 (DVT) 患者 22 例中 8 例 (36.4%) 及び 25 例中 7 例 (28.%), 並びに本剤 15mg の 1 日 2 回 3 週間投与後に 15mg が 1 日 1 回投与された肺塞栓症 (PE) 患者 3 例中 15 例 (5.%) に副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が認められた. 合計 77 例中 3 例 (39.%) に認められた副作用で主なものは皮下出血 8 例 (.4%), 鼻出血 6 例 (7.8%), 血便排泄 4 例 (5.2%) 等であった.( イグザレルト錠効能追加承認時 ) 外国データ : 国外第 Ⅲ 相試験において, 本剤 15mg の 1 日 2 回 3 週間投与後に 2mg が 1 日 1 回投与された DVT 患者 1,718 例及び PE 患者 2,412 例に副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) がそれぞれ 41 例 (23.3%) 及び 776 例 (32.2%) に認められた. 合計 4,13 例中 1,177 例 (28.5%) に認められた副作用で 神 経 系 感 覚 器 結膜出血 耳出血 歯肉出血 肛門出血, 下痢, 悪心, 痔核, 口腔内出血, 血便, 腹痛, 消 化 器 便潜血, 上腹部痛, 消化不良, 便秘, 嘔吐, 吐血, 口内乾燥, 胃食道逆流性疾患, 胃炎 腎 臓 生殖器筋 骨格系皮膚斑状出血 過敏症 その他 挫傷 注 3) 性器出血, 月経過多四肢痛, 関節痛皮下出血, 皮下血腫, 脱毛, 皮膚裂傷 創傷出血, 処置後出血, 無力症, 末梢性浮腫, 食欲減退, 疲労, 硬膜下血腫 アミラーゼ上昇, リパーゼ上昇 循環器血腫頻脈, 低血圧血管偽動脈瘤形成 呼 吸 器 鼻出血, 喀血 呼吸困難 *# 血 液 貧血 INR 増加, ヘモグロビン減少, 鉄欠乏性貧血 ALT(GPT) 上昇, 肝 臓 AST(GOT) 上昇, 血中ビリルビン上昇, Al-P 上昇 血尿 尿中血陽性 発疹, 痒, アレルギー性皮膚炎 血小板増加症 ( 血小板数増加等 ) γ-gtp 上昇, 直接ビリルビン上昇 尿路出血, 腎クレアチニン クリアランス減少, 血中クレアチニン上昇, 腎機能障害,B U N 上昇 筋肉内出血擦過傷 蕁麻疹 ( 全身性痒症等 ), アレルギー反応, 血管浮腫 限局性浮腫, 倦怠感, 創部分泌, 発熱 LDH 上昇 注 1) 頻度は非弁膜症性心房細動患者を対象とした国内外第 Ⅲ 相試験 2 試験, 及び DVT 又は PE 患者を対象とした国内外第 Ⅲ 相試験 4 試験の成績を合算している. 注 2 ) 主に, 非弁膜症性心房細動,D V T 又は P E 患者以外の患者 ( 下肢整形外科大手術施行後の患者等 ) を対象とした臨床試験における報告及び自発報告等に基づく副作用であるため頻度不明注 3)DVT 又は PE 患者を対象とした国外第 Ⅲ 相試験の 55 歳未満の女性における頻度は 12.4%( 例 /84 例 ) であった. 5. 高齢者への投与一般に高齢者では腎機能などの生理機能が低下しているため, 患者の状態を観察しながら慎重に投与すること. なお, 非弁膜症性心房細動患者を対象とした国内第 Ⅲ 相試験において 7 5 歳以上の患者では75 歳未満の患者と比較し, 重大な出血及び重大ではないが臨床的に問題となる出血の発現率が高かった. 6. 妊婦, 産婦, 授乳婦等への投与 (1) 妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので, 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと. [ 動物実験で胎盤通過性 ( ラット ), 子宮内出血, 母動物に毒性があらわれる用量で総奇形発生率の増加 ( ウサギ ), 死産の増加等の胚 胎児毒性, 出生児の生存率低下及び一般状態の悪化 ( ラット ) が報告されている.] (2) 授乳中の女性に投与することを避け, やむを得ず投与する場合は授乳を中止させること.[ 動物実験 ( ラット ) で乳汁中に移行することが報告されている.] 7. 小児等への投与小児等に対する安全性は確立していない.[ 使用経験がない.] 8. 過量投与徴候と症状 : 本剤を過量投与した場合, 出血性合併症が生じるおそれがある. 処置 : 本剤の抗凝固作用を中和する薬剤は知られていない. 吸収を抑えるために活性炭投与を考慮すること. 出血が認められる場合は, 以下の処置を行うこと. (1) 適宜, 次回の投与を延期するか, 投与を中止すること. 本剤の消失半減期は5~13 時間である. [ 薬物動態 の項参照 ] (2) 症例ごとの出血の重症度及び部位に応じた出血に対する処置を講じること. (3) 機械的圧迫 ( 高度の鼻出血等 ), 出血管理のための外科的止血, 補液及び血行動態の管理, 血液製剤 ( 合併する貧血又は凝固障害に応じて濃厚赤血球輸血, 新鮮凍結血漿輸注を行う ) 又は血小板輸血等の適切な対症療法の開始を考慮すること. 蛋白結合率が高いので, 血液透析は本剤の除去には有用でないと考えられる. 9. 適用上の注意薬剤交付時 :PTP 包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること.[P TPシートの誤飲により, 硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し, 更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている.]( イグザレルト錠 ) 承認条件医薬品リスク管理計画を策定の上, 適切に実施すること. 包装錠剤 mg:ptp 包装 錠 ( 錠 ),14 錠 (14 錠 ),5 錠 ( 錠 5), バラ包装 5 錠 15mg:PTP 包装 錠 ( 錠 ),14 錠 (14 錠 ),5 錠 ( 錠 5), バラ包装 5 錠細粒剤 mg 9 包 (3 包 3) 15mg 9 包 (3 包 3) 詳細は, 製品添付文書をご参照ください. 警告 禁忌を含む使用上の注意の改訂には十分ご留意ください. [ 錠剤 ]*216 年 4 月改訂 ( 第 6 版 ) [ 細粒 ]# 年 4 月改訂 ( 第 3 版 ) 217 年 1 月作成 (2171)XAR-.(MH/DI) L.JP.MKT.XA 資材記号 XAR166

Medical Tribune 2017 年 3 月 16 日号より一部改変 提供 司会小室一成先生 東京大学大学院医学系研究科循環器内科学教授 Prof. Alan John Camm Professor of Clinical Cardiology, St. George s Universit

Medical Tribune 2017 年 3 月 16 日号より一部改変 提供 司会小室一成先生 東京大学大学院医学系研究科循環器内科学教授 Prof. Alan John Camm Professor of Clinical Cardiology, St. George s Universit Medical Tribune 2017 年 3 月 16 日号より一部改変 提供 司会小室一成先生 東京大学大学院医学系研究科循環器内科学教授 Prof. Alan John Camm Professor of Clinical Cardiology, St. George s University of London and Imperial College, UK 萩原誠久先生 東京女子医科大学循環器内科学講座教授

More information

<4D F736F F D B A814089FC92F982CC82A8926D82E782B95F E31328C8E5F5F E646F63>

<4D F736F F D B A814089FC92F982CC82A8926D82E782B95F E31328C8E5F5F E646F63> - 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい - 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 等改訂のお知らせ 抗悪性腫瘍剤 ( ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤 ) ( 一般名 : イブルチニブ ) 2016 年 12 月 この度 抗悪性腫瘍剤 イムブルビカ カプセル 140 mg ( 以下標記製品 ) につきまして 再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫 の効能追加承認を取得したことに伴い

More information

禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) [ 全効能共通 ] (1) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 (2) 出血している患者 ( 頭蓋内出血, 消化管出血等の臨床的に重大な出血 )[ 出血を助長するおそれがある.] (3) 凝固障害を伴う肝疾患の患者 [ 出血の危険性が増大するおそれがあ

禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) [ 全効能共通 ] (1) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 (2) 出血している患者 ( 頭蓋内出血, 消化管出血等の臨床的に重大な出血 )[ 出血を助長するおそれがある.] (3) 凝固障害を伴う肝疾患の患者 [ 出血の危険性が増大するおそれがあ 2015 年 9 月作成 ---- 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 使用前に必ずお読み下さい ---- 新医薬品の 使用上の注意 の解説 Xarelto ( 一般名 : リバーロキサバン ) 注 ) 注意 - 医師等の処方箋により使用すること 警告 [ 全効能共通 ] 本剤の投与により出血が発現し, 重篤な出血の場合には, 死亡に至るおそれがある. 本剤の使用にあたっては, 出血の危険性を考慮し,

More information

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd L FO AT E VI TAMI NB12 医療関係者用 葉酸 とビタミンB ビタミンB12 アリムタ投与に際して 警告 1 本剤を含むがん化学療法に際しては 緊急時に十分対応できる医療施設において がん化学療 法に十分な知識 経験を持つ医師のもとで 本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投 与すること 適応患者の選択にあたっては 各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること また 治療開始に先立ち

More information

プラザキサ服用上の注意 1. プラザキサは 1 日 2 回内服を守る 自分の判断で服用を中止し ないこと 2. 飲み忘れた場合は 同日中に出来るだけ早く1 回量を服用する 次の服用までに 6 時間以上あけること 3. 服用し忘れた場合でも 2 回量を一度に服用しないこと 4. 鼻血 歯肉出血 皮下出

プラザキサ服用上の注意 1. プラザキサは 1 日 2 回内服を守る 自分の判断で服用を中止し ないこと 2. 飲み忘れた場合は 同日中に出来るだけ早く1 回量を服用する 次の服用までに 6 時間以上あけること 3. 服用し忘れた場合でも 2 回量を一度に服用しないこと 4. 鼻血 歯肉出血 皮下出 プラザキサ服用上の注意 1. プラザキサは 1 日 2 回内服を守る 自分の判断で服用を中止し ないこと 2. 飲み忘れた場合は 同日中に出来るだけ早く1 回量を服用する 次の服用までに 6 時間以上あけること 3. 服用し忘れた場合でも 2 回量を一度に服用しないこと 4. 鼻血 歯肉出血 皮下出血 血尿 血便などの異常出血が出現 した場合は直ちに病院に連絡して下さい ( 088-622-7788)

More information

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 使用上の注意 改訂のお知らせ 2006 年 1 月日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社 注 ) 処方せん医薬品 ( ジピリダモール製剤 ) = 登録商標注 ) 注意 - 医師等の処方せんにより使用すること 謹啓時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます 平素は弊社製品につきましてご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます さて, この度, 自主改訂によりペルサンチン

More information

イグザレルト錠10/15mg

イグザレルト錠10/15mg ** 2017 年 10 月改訂 ( 第 7 版 ) *2016 年 4 月改訂 貯法 : 室温保存使用期限 : 外箱に表示 処方箋医薬品注 ) 選択的直接作用型第 Ⅹa 因子阻害剤 ( リバーロキサバン錠 ) 日本標準商品分類番号 873339 承番 薬収 認号 価載 販売開始 効能追加 国誕 際生 2008 年 9 月 22400AMX00042 22400AMX00041 2012 年 4 月

More information

イグザレルト細粒分包10/15mg

イグザレルト細粒分包10/15mg ** 2017 年 10 月改訂 ( 第 4 版 ) *2016 年 4 月改訂 貯法 : 室温保存使用期限 : 外箱に表示 処方箋医薬品注 ) 選択的直接作用型第 Ⅹa 因子阻害剤 ( リバーロキサバン細粒 ) 日本標準商品分類番号 873339 承認番号 薬価収載 販売開始 効能追加 国際誕生 10mg 15mg 10mg 15mg 22700AMX01028 22700AMX01027 2015

More information

患者向医薬品ガイド

患者向医薬品ガイド エリキュース錠 2.5mg エリキュース錠 5mg 患者向医薬品ガイド 2016 年 7 月更新 この薬は? 販売名一般名含有量 (1 錠中 ) Eliquis tablets 2.5mg Eliquis tablets 5mg アピキサバン Apixaban 2.5mg 5mg 患者向医薬品ガイドについて 患者向医薬品ガイドは 患者の皆様や家族の方などに 医療用医薬品の正しい理解と 重大な副作用の早期発見などに役立てていただくために作成したものです

More information

Microsoft Word - オーソ_201302_Final.docx

Microsoft Word - オーソ_201302_Final.docx 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください H24-11 平成 25 年 2 月 / ( ノルエチステロン エチニルエストラジオール錠 ) 使用上の注意改訂のご案内 製造販売元ヤンセンファーマ株式会社 / 発売元持田製薬株式会社 この度 オーソ 777-21 錠 / オーソ M-21 錠の 使用上の注意 を改訂致しましたので ご案内申し上げます 今後のご使用に際しましては 下記内容にご留意くださいますようお願い致します

More information

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され 添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示されます 検索条件設定時の注意 検索はテキスト文章 (SGML 又は XML) が対象となっており 画像及び

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 地域に根差す薬剤師 ~ 処方箋監査と最新の薬物治療に向き合う ~ 第 1 回 : 疾患別シリーズ DOAC の適正使用 2017.4.22 千葉大学医学部附属病院薬剤部山口洪樹 第 102 回薬剤師国家試験 問 324( 実務 ) 処方 2 に含まれるダビガトランエトキシラートによる重篤な副作用である出血の回避や投与量調節のために考慮すべき検査項目は何か? 1. 血清クレアチニン 2.AST 3.

More information

第1回肝炎診療ガイドライン作成委員会議事要旨(案)

第1回肝炎診療ガイドライン作成委員会議事要旨(案) 資料 1 C 型慢性肝疾患 ( ゲノタイプ 1 型 2 型 ) に対する治療フローチャート ダクラタスビル + アスナプレビル併用療法 ソホスブビル + リバビリン併用療法 ソホスブビル / レジパスビル併用療法 オムビタスビル / パリタプレビル / リトナビル併用療法 (± リバビリン ) エルバスビル + グラゾプレビル併用療法 ダクラタスビル / アスナプレビル / ベクラブビル 3 剤併用療法による抗ウイルス治療に当たっては

More information

減量・コース投与期間短縮の基準

減量・コース投与期間短縮の基準 用法 用量 通常 成人には初回投与量 (1 回量 ) を体表面積に合せて次の基準量とし 朝食後および夕食後の 1 日 2 回 28 日間連日経口投与し その後 14 日間休薬する これを 1 クールとして投与を繰り返す ただし 本剤の投与によると判断される臨床検査値異常 ( 血液検査 肝 腎機能検査 ) および消化器症状が発現せず 安全性に問題がない場合には休薬を短縮できるが その場合でも少なくとも

More information

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています くすりのしおり内服剤 2014 年 6 月作成薬には効果 ( ベネフィット ) だけでなく副作用 ( リスク ) があります 副作用をなるべく抑え 効果を最大限に引き出すことが大切です そのために この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です 商品名 : バルサルタン錠 20mg AA 主成分 : バルサルタン (Valsartan) 剤形 : 淡黄色の錠剤 直径約 7.2mm 厚さ約 3.1mm

More information

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd 34 ビタミン主薬製剤 1 ビタミン A 主薬製剤 使用上の注意と記載条件 1. 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談することあ医師の治療を受けている人 い妊娠 3 ヵ月以内の妊婦, 妊娠していると思われる人又は妊娠を希望する人 ( 妊娠 3 ヵ月前から妊娠 3 ヵ月までの間にビタミン A を 1 日 10,000 国際単位以上摂取した妊婦から生まれた児に先天異常の割合が上昇したとの報告がある )

More information

NOAC 時代の非弁膜症性心房細動 (NVAF) 患者に対する抗凝固療法 RWE で臨床試験結果を検証 上野欧州心臓学会 (ESC) 会期中に 4 人の先生方にお集ま りいただきました 先日の Late breaking clinical trials session では Connolly 先生が

NOAC 時代の非弁膜症性心房細動 (NVAF) 患者に対する抗凝固療法 RWE で臨床試験結果を検証 上野欧州心臓学会 (ESC) 会期中に 4 人の先生方にお集ま りいただきました 先日の Late breaking clinical trials session では Connolly 先生が Medical Tribune 2017年12月28日号より転載 提供 バイエル薬品株式会社 NOAC時代の非弁膜症性心房細動 NVAF 患者に対する抗凝固療法 リアルワールドエビデンスを読み解く 司会 上野 高史 森野 禎浩 久留米大学病院 副院長 久留米大学循環器病センター 内科 教授 岩手医科大学 内科学循環器内科 教授 Stuart J. Connolly Professer Emeritus,

More information

新しい経口抗凝固薬 薬剤部 鮎川英明

新しい経口抗凝固薬 薬剤部 鮎川英明 新しい経口抗凝固薬 2013.8.20 薬剤部 鮎川英明 経口抗凝固薬の現状 経口抗凝固薬として使用されるのは ワルファリンのみであった ワルファリンは 至適用量域の狭さ 定期的モニタリング 食事制限 他の薬物との相互作用があり出血性副作用のリスクも問題視されている 新規経口抗凝固薬は 抗凝固活性のモニタリングによる用量調整を不要とし より簡便な投与方法にてワルファリンと同等の効果を有する 非弁膜症性心房細動患者以外のデータがまだないなど

More information

スライド 1

スライド 1 薬生審査発 0328 第 1 号薬生安発 0328 第 2 号平成 28 年 3 月 28 日 都道府県各保健所設置市衛生主管部 ( 局 ) 長殿特別区 厚生労働省医薬 生活衛生局審査管理課長 ( 公印省略 ) 厚生労働省医薬 生活衛生局安全対策課長 ( 公印省略 ) ビガバトリン製剤の使用に当たっての留意事項について ビガバトリン製剤 ( 販売名 : サブリル散分包 500mg 以下 本剤 という

More information

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F A A E5F89968FF E372E646F63>

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F A A E5F89968FF E372E646F63> 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 使用上の注意改訂のお知らせ 2011 年 7 月 東和薬品株式会社 このたび 標記製品の 使用上の注意 を改訂いたしましたのでお知らせ申し上げます なお 改訂添付文書を封入した製品がお手元に届くまでには日数を要する場合がございますので 今後のご使用に際しましては 下記内容にご留意くださいますようお願い申し上げます 1. 改訂内容 改訂後 ( 下線部改訂

More information

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d 2015 5 7 201410 28 TNF 阻害薬 TNFFab シムジア 皮下注 200mg シリンジ Cimzia 200mg Syringe for S.C. Injection セルトリズマブペゴル ( 遺伝子組換え ) 製剤 873999 22400AMX01488000 20132 20133 20155 20079 警告 1. 2. 1 2 X - CT 3. TNF 4. 1 禁忌

More information

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた 適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 使用上の注意 改訂のお知らせ 注 1) 処方箋医薬品 ATORVASTATIN TABLETS AMALUET COMBINATION TABLETS 注 1) 処方箋医薬品 PRAVASTATIN SODIUM TABLETS 注 1) 注意 - 医師等の処方箋により使用すること PITAVASTATIN CALCIUM TABLETS 2016

More information

クラリチンドライシロップ 1% クラリチン錠 10mg クラリチンレディタブ錠 10mg 第 1 部申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 (7) 同種同効品一覧 シェリング プラウ株式会社

クラリチンドライシロップ 1% クラリチン錠 10mg クラリチンレディタブ錠 10mg 第 1 部申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 (7) 同種同効品一覧 シェリング プラウ株式会社 クラリチンドライシロップ 1% クラリチン錠 10mg クラリチンレディタブ錠 10mg 第 1 部申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 (7) 同種同効品一覧 シェリング プラウ株式会社 Loratadine Section 1.7 Listing of Similar drugs 表 1.7-1 同種同効品一覧 ( ロラタジン, 塩酸オロパタジン )(1 of 5) ロラタジン塩酸オロパタジンクラリチン

More information

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132>

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132> 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 改訂のお知らせ 2013 年 12 月 東和薬品株式会社 このたび 平成 25 年 8 月に承認事項一部変更承認申請をしていました弊社上記製品の 効能 効果 用法 用量 追加が平成 25 年 11 月 29 日付にて 下記の内容で承認されました また 使用上の注意 を改訂致しましたので 併せてお知らせ申し上げます

More information

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能 医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 1 2 3 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能 ) ( 医薬品の名称のみで検索する場合 34 の項目は未選択 未入力で可 ) 検索結果で表示したい文書を選択

More information

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全 モビコール配合内用剤 に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任はEAファーマ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません EA ファーマ株式会社 モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム

More information

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として 第 2 部 CTD の概要 一般名 : エソメプラゾールマグネシウム水和物 版番号 : 2.2 緒言 ネキシウム カプセル ネキシウム 懸濁用顆粒分包 本資料に記載された情報に係る権利はアストラゼネカ株式会社に帰属します 弊社の事前の承諾なく本資料の内容を他に開示することは禁じられています D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体

More information

「ガスメット錠10mg・20mg」「ガスメットD錠10mg・20mg」使用上の注意改訂のお知らせ

「ガスメット錠10mg・20mg」「ガスメットD錠10mg・20mg」使用上の注意改訂のお知らせ 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 使用上の注意改訂のお知らせ H2 受容体拮抗剤 このたび H2 受容体拮抗剤ガスメット錠 10mg ガスメット錠 20mg 及びガスメット D 錠 10mg ガスメット D 錠 20mg につきまして 自主改訂に基づき 使用上の注意を下記のとおり改訂致しましたので お知らせ申し上げます 平成 25 年 8 月 記 ガスメット錠 10mg ガスメット錠

More information

前回処方薬のワーファリン錠からリクシアナ錠に切り替えることについて 処方医から患者に休薬期間の指示はなかった また 患者に PT-INR について確認したが分からないという返答であった PT-INR 等が治療域下限以下になった上での切り替えであるか不明であるため疑義照会を行った 疑義照会の会話例 患

前回処方薬のワーファリン錠からリクシアナ錠に切り替えることについて 処方医から患者に休薬期間の指示はなかった また 患者に PT-INR について確認したが分からないという返答であった PT-INR 等が治療域下限以下になった上での切り替えであるか不明であるため疑義照会を行った 疑義照会の会話例 患 分類 重複相互作用 禁忌 慎重投与 ワーファリン錠からリクシアナ錠への 切り替え 休薬期間は? 医薬品名 :( 左 ) ワーファリン錠 1 mg ( 右 ) リクシアナ錠 30 mg 2016 年 5 月 27 日 75 歳女性循環器科処方内容 ( 疑義照会前 ) ネキシウムカプセル 20 mg 1 C 1 日 1 回 朝食後 28 日分 リクシアナ錠 30 mg 1 錠 1 日 1 回 朝食後 28

More information

エリキュース錠

エリキュース錠 2017 年 4 月改訂 ( 第 8 版 ) 2016 年 7 月改訂 貯法 : 室温保存使用期限 : 3 年 ( 使用期限の年月は外箱に記載されています ) 処方箋医薬品注意 - 医師等の処方箋により使用すること 経口 FXa 阻害剤 日本標準商品分類番号 873339 2.5mg 5 mg 承認番号 22400AMX01496000 22400AMX01497000 薬価収載 2013 年 2

More information

スライド 1

スライド 1 1/5 PMDA からの医薬品適正使用のお願い ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構 No.6 2012 年 1 月 ラミクタール錠 ( ラモトリギン ) の重篤皮膚障害と用法 用量遵守 早期発見について ラミクタール錠は 用法 用量 を遵守せず投与した場合に皮膚障害の発現率が高くなることが示されている ( 表 1 参照 ) ため 用法 用量 を遵守することが平成 20 年 10 月の承認時より注意喚起されています

More information

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容の責任はヤンセンファーマ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません ヤンセンファーマ株式会社 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠

More information

相互作用DB

相互作用DB データベース データベースの概要 医療用医薬品の添付文書に記載されている全てのの情報に関する データベースです 医療用医薬品 22 チェックの結果として 添付文書の該当箇所の 併用薬剤名 や 併用飲食物 発現事象 理由 を表示することが可能です 医療用医薬品 また 内服薬 外用薬 注射薬を問わず 右図の組み合わせにおけるのチェックを行うことが可能です OTC 医薬品同士の組み合わせについても のチェックを行うことが可能です

More information

p 13

p 13 p 12 p 13 p 14 p 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 10. 安全性 (1) 副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) 総症例 1030 例中 副作用が報告されたのは 519 例 (50.4%) でした 主な症状は鼓腸 197 例 (19.1%) 下痢 188 例 (18.3%) 腹部膨満

More information

Microsoft Word - sa_niflec_ doc

Microsoft Word - sa_niflec_ doc 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 効能又は効果 用法及び用量 使用上の注意改訂のお知らせ 経口腸管洗浄剤 発売 2009 年 4 月 製造販売 この度 経口腸管洗浄剤ニフレック 内用において 効能又は効果 用法及び用量 の追加承認を取得したことに伴い 添付文書を以下のとおり改訂致しましたのでご案内申し上げます 今後のご使用につきましては 下記内容をご参照下さいますようお願い申し上げます

More information

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL CSL19-158 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 効能又は効果 用法及び用量 使用上の注意改訂のお知らせ 2019 年 3 月血漿分画製剤 ( 皮下注用人免疫グロブリン製剤 ) この度 標記製品の製造販売承認事項の一部変更が承認されました それに伴い 効能又は効果 用法及び用量 及び 使用上の注意 等を改訂いたしましたので お知らせいたします 改訂添付文書を封入した製品がお手元に届くまでには若干の日時を要しますので

More information

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり くすりのしおり内服剤 2013 年 11 月作成薬には効果 ( ベネフィット ) だけでなく副作用 ( リスク ) があります 副作用をなるべく抑え 効果を最大限に引き出すことが大切です そのために この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です 商品名 : グラクティブ錠 12.5mg 主成分 : シタグリプチンリン酸塩水和物 (Sitagliptin phosphate hydrate) 剤形

More information

1. 重篤な不正出血の発現状況 ( 患者背景 ) (1) 患者背景 ( 子宮腺筋症 子宮筋腫合併例の割合 ) 重篤な不正出血発現例の多くは子宮腺筋症を合併する症例でした 重篤な不正出血を発現した 54 例中 48 例 (88.9%) は 子宮腺筋症を合併する症例でした また 子宮腺筋症 子宮筋腫のい

1. 重篤な不正出血の発現状況 ( 患者背景 ) (1) 患者背景 ( 子宮腺筋症 子宮筋腫合併例の割合 ) 重篤な不正出血発現例の多くは子宮腺筋症を合併する症例でした 重篤な不正出血を発現した 54 例中 48 例 (88.9%) は 子宮腺筋症を合併する症例でした また 子宮腺筋症 子宮筋腫のい - 適正使用のお願い - をより安全にお使い頂くために ( 重篤な不正出血について ) 2013 年 5 月 持田製薬株式会社 < ディナゲスト錠 1mg をより安全にお使い頂くためのお願い > ディナゲスト錠 1mg は 2008 年 1 月に子宮内膜症治療剤として販売開始以降 重篤な不正出血発現例が 54 例報告されております (2013 年 4 月 1 日時点 ) このうち 患者背景として 48

More information

2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂

2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂 2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂 2017 年 8 月 ) 新たなエビデンスの報告や運用上困難な場合は適宜変更を加える 1. 造影剤アレルギーの既往を有する患者への対応

More information

リクシアナ錠15・30・60mg

リクシアナ錠15・30・60mg ** 2018 年 1 月改訂 ( 第 6 版 ) * 2016 年 4 月改訂 貯法室温保存使用期限包装に表示の使用期限内に使用すること 経口 FXa 阻害剤 09 日本標準商品分類番号 873339 錠 15mg 錠 30mg 錠 60mg 承認番号 22300AMX00547 22300AMX00548 22600AMX01308 薬価収載 2011 年 7 月 2011 年 7 月 2014

More information

Microsoft Word - 茬çfl�宛玺0618第1å‘·_æŠ¥èŒ¬é•£å®łã†¦é•ıç�¥ï¼‹ã…¡ã…‹ã…łã…«ã…�ㅳ;.doc

Microsoft Word - 茬çfl�宛玺0618第1å‘·_æŠ¥èŒ¬é•£å®łã†¦é•ıç�¥ï¼‹ã…¡ã…‹ã…łã…«ã…�ㅳ;.doc 薬生安発 0 6 1 8 第 1 号 令和元年 6 月 1 8 日 日本製薬団体連合会 安全性委員会委員長殿 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課長 使用上の注意 の改訂について 令和元年度第 3 回薬事 食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会 ( 令和元年 5 月 31 日開催 ) における審議結果等を踏まえ 医薬品の 使用上の注意 の改訂が必要と考えますので 下記のとおり必要な措置を講ずるよう関係業者に対し周知徹底方お願い申し上げます

More information

試験デザイン :n=152 試験開始前に第 VIII 因子製剤による出血時止血療法を受けていた患者群を 以下のい ずれかの群に 2:2:1 でランダム化 A 群 (n=36) (n=35) C 群 (n=18) ヘムライブラ 3 mg/kg を週 1 回 4 週間定期投与し その後 1.5 mg/k

試験デザイン :n=152 試験開始前に第 VIII 因子製剤による出血時止血療法を受けていた患者群を 以下のい ずれかの群に 2:2:1 でランダム化 A 群 (n=36) (n=35) C 群 (n=18) ヘムライブラ 3 mg/kg を週 1 回 4 週間定期投与し その後 1.5 mg/k 各位 2018 年 5 月 21 日 ヘムライブラ の 2 本の第 III 相国際共同治験の成績を世界血友病連盟 (WFH)2018 世界大会で発表 中外製薬株式会社 ( 本社 : 東京 代表取締役社長 CEO: 小坂達朗 ) は 血友病 A 治療薬ヘムライブラ [ 一般名 : エミシズマブ ( 遺伝子組換え )] について 第 III 相国際共同治験である HAVEN 3 試験 (NCT02847637)

More information

ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 特定使用成績調査

ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 特定使用成績調査 ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 ( サイビスクディスポ 関節注 2mL) 特定使用成績調査 (J-STEP/EL) 謹啓時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます 平素より格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます さて ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 ( サイビスクディスポ 関節注 2mL) は 保存的非薬物治療及び経口薬物治療が十分奏功しない疼痛を有する変形性膝関節症の患者を対象に 本剤の製造販売後の使用実態下における複数回使用を含めた安全性及び有効性について確認することを目的として

More information

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを 薬生薬審発 0525 第 3 号薬生安発 0525 第 1 号平成 30 年 5 月 25 日 都道府県各保健所設置市衛生主管部 ( 局 ) 長殿特別区 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬品審査管理課長 ( 公印省略 ) 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課長 ( 公印省略 ) トファシチニブクエン酸塩製剤の使用に当たっての留意事項について トファシチニブクエン酸塩製剤 ( 販売名 : ゼルヤンツ錠

More information

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副 目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 3 1.1 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 5 1.2 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副作用発現状況 6 胃腸障害に関連する重篤な副作用発現症例 6 1.3 消化性潰瘍, 炎症性腸疾患等の胃腸疾患のある患者さんにおける安全性について

More information

本扉.indd

本扉.indd 第 1 章 抗血栓治療の種類とその実際 A 抗血栓薬の種類と使用の実際の概説 : 欧米との比較における本邦の特徴 日本人の死因の第 1 位は悪性腫瘍である 1). 悪性腫瘍を免れた集団の多くは心筋梗塞, 脳梗塞などの血栓性疾患により死に至る. 死因の 1 位が血栓性疾患である心臓病である米国に比較して, 本邦の血栓性疾患のインパクトが低い理由の 1 つである. 昨今, 抗血栓薬に関する情報が急速に本邦にも伝達されるようになった.

More information

改訂後 ( 下線 : 追加記載 ) 改訂前 ( 下線 : 削除 ) 使用上の注意 1) 腎障害のある患者 [ 高い血中濃度が持続するおそれがある ]( 用法 用量に関連する使用上の注意 の項参照 ) 2)~ 4) 現行のとおり テオフィリン リトナビル 中枢神経抑制剤アルコール ( 飲酒 ) ピルシ

改訂後 ( 下線 : 追加記載 ) 改訂前 ( 下線 : 削除 ) 使用上の注意 1) 腎障害のある患者 [ 高い血中濃度が持続するおそれがある ]( 用法 用量に関連する使用上の注意 の項参照 ) 2)~ 4) 現行のとおり テオフィリン リトナビル 中枢神経抑制剤アルコール ( 飲酒 ) ピルシ 適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 使用上の注意 改訂のお知らせ 持続性選択 H 1 受容体拮抗 アレルギー性疾患治療剤 注 ) 処方せん医薬品 CETIRIZINE HYDROCHLORIDE TABLETS 2011 年 7 月 注 ) 注意 医師等の処方せんにより使用すること このたび 当社の持続性選択 H 1 受容体拮抗 アレルギー性疾患治療剤 セチリジン塩酸塩錠 5mg NP

More information

た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている

た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている ( 別添 1) 平成 22 年 6 月 3 日薬事 食品衛生審議会医薬品第一部会資料 ( 抜粋 ) ストラテラカプセル 5mg 他の小児期 AD/HD 患者の成人期への 継続使用について 平成 22 年 6 月 3 日 医薬食品局審査管理課 1. 背景ストラテラカプセル 5mg 同 10mg 同 25mg( 以下 本剤 という ) は 小児期における注意欠陥 / 多動性障害 (AD/HD) の効能

More information

医薬品の使用上の注意の改訂について ( 平成 14 年 6 月 5 日 ) ( 医薬安発第 0605002 号 ) ( 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長あて厚生労働省医薬局安全対策課長通知 ) 医薬品の安全対策については 日頃よりご尽力いただいているところでありますが 今般 別添のとおり日本製薬団体連合会安全性委員会委員長あて通知及び連絡したので ご承知願います 医薬品の使用上の注意の改訂について

More information

今後の改訂予定について 編集の独立性について 利益相反と普遍性の確保について ガイドライン作成委員会 委員会 中間報告会など開催記録 評価委員会総括 評価委員会 開催記録 外部評価委員会 利益相反情報について 利益相反情報についての開示 1) 腎性貧血とは, 腎臓においてヘモグロビンの低下に見合った十分量のエリスロポエチン (EPO) が産 生されないことによってひき起こされる貧血であり,

More information

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び - 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい - 使用上の注意改訂のお知らせ 2010 年 8 月 製造販売元 選択的セロトニン再取り込み阻害剤 ( 一般名 : パロキセチン塩酸塩水和物 ) 謹啓時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は 弊社医薬品につきまして格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます さて この度 の 使用上の注意 を改訂致しましたのでお知らせ申し上げます なお

More information

薬物動態開発の経緯 特性製品概要臨床成績副作用 mgを空腹時に単回経口投与副作用また 日本人及び白人健康成人男性において アピキサバン 薬物動態薬物動態非臨床試験に関する事項非臨床試験に関する事項1. 血中濃度 (1) 単回投与 (CV185013) 11) 日本人健康成人男性

薬物動態開発の経緯 特性製品概要臨床成績副作用 mgを空腹時に単回経口投与副作用また 日本人及び白人健康成人男性において アピキサバン 薬物動態薬物動態非臨床試験に関する事項非臨床試験に関する事項1. 血中濃度 (1) 単回投与 (CV185013) 11) 日本人健康成人男性 薬物動態開発の経緯 特性製品概要臨床成績副作用2.5 1 25 5mgを空腹時に単回経口投与副作用また 日本人及び白人健康成人男性において アピキサバン 薬物動態薬物動態非臨床試験に関する事項非臨床試験に関する事項1. 血中濃度 (1) 単回投与 (CV18513) 11) 日本人健康成人男性 12 例に アピキサバン 2.5 1mg を空腹時に単回経口投与 したとき 投与後 3 3.5 時間で最高血漿中濃度に達し

More information

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問 フェキソフェナジン塩酸塩錠 6mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにフェキソフェナジン塩酸塩は 第二世代抗ヒスタミン薬の一つであり 抗原抗体反応に伴って起こる肥満細胞からのヒスタミンなどのケミカルメディエーターの遊離を抑制すると共に ヒスタミンの H1 作用に拮抗することにより アレルギー症状を緩和する 今回 フェキソフェナジン塩酸塩錠 6mg

More information

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg C EculizumabGenetical Recombination AMX 警告 1 2 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) 1 2 組成 性状 ml mg mg mg mg mg ph ph mgml 効能 効果 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 < 効能 効果に関連する使用上の注意 > 共通 1C5 C5b-9 b 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 1 2 3 4

More information

リバーロキサバンの場合では? (2012年承認、国際共同治験では無い)

リバーロキサバンの場合では? (2012年承認、国際共同治験では無い) 臨床薬理領域の申請電子データ の提出範囲について事例検討 - リバーロキサバン - 谷河賞彦 クリニカルサイエンスジャパン バイエル薬品 1 リバーロキサバン ( イグザレルト ) は 国内では 2011 年に 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制 を適応とし申請し 2012 年に承認されています 母集団解析を含む 臨床薬理試験が 40 試験以上 当時 電子データ申請していたらとの想定です

More information

Microsoft Word - LIA RMP_概要ver2.docx

Microsoft Word - LIA RMP_概要ver2.docx リアルダ錠 1200mg に係る 医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任は持田製薬株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません 持田製薬株式会社 リアルダ錠 1200mg に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名リアルダ錠 1200mg 有効成分メサラジン 製造販売業者持田製薬株式会社薬効分類 872399 提出年月

More information

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習 ABC-123 臨床試験進行または再発胃癌患者に対するプラセボを対照薬とした無作為化二重盲検比較試験症例報告書 治験実施計画書番号 P123-31-V01 被験者識別コード 割付番号 治験実施医療機関名 ご自分の医療機関 お名前を記載して下さい 症例報告書記載者名 症例報告書記載者名 治験責任医師 ( 署名又は記名 押印 ) 治験責任医師記載内容確認完了日 印 2 0 年 月 日 1 症例報告書の記入における注意点

More information

リクシアナOD錠15mg・30mg・60mg

リクシアナOD錠15mg・30mg・60mg ** 2018 年 1 月改訂 ( 第 3 版 ) * 2017 年 11 月改訂 貯法室温保存湿気を避けて保存すること 使用期限包装に表示の使用期限内に使用すること 経口 FXa 阻害剤 03 日本標準商品分類番号 873339 OD 錠 15mg OD 錠 30mg OD 錠 60mg 承認番号 22900AMX00946 22900AMX00947 22900AMX00948 * 薬価収載 2017

More information

日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません

日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません 医薬品副作用データベース (JADER) を用いた市販後の副作用発現状況の検討 加藤祐太 1)2) 岸達生 3) 高松昭司 2) 白石正 4) 1) 山形大学医学部医薬品医療機器評価学講座 2) 医薬品医療機器総合機構安全第二部 3) 医薬品医療機器総合機構信頼性保証部 4) 山形大学医学部附属病院薬剤部 日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI

More information

デベルザ錠20mg 適正使用のお願い

デベルザ錠20mg 適正使用のお願い 2014 年 3 月作成薬価基準未収載 - 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 使用前に必ずお読みください - 適正使用のお願い 処方せん医薬品 : 注意 - 医師等の処方せんにより使用すること 製造販売元 販売元 適応となる患者さんとデベルザ錠の使い方 本剤を投与する前に 以下のことを確認してください 2 型糖尿病の患者さんですか 本剤の効能 効果は 2 型糖尿病 です 1 型糖尿病の患者さんは

More information

<4D F736F F D2089BB8A7797C C B B835888E790AC8C7689E6>

<4D F736F F D2089BB8A7797C C B B835888E790AC8C7689E6> 2012 年 4 月更新作成者 : 宇根底亜希子 化学療法看護エキスパートナース育成計画 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院しているがん患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師が化学療法分野の知識や技術を習得することを目的とする 2. 対象者 1 ) レベル Ⅱ 以上で各分野の知識と技術習得を希望する者 2 ) 期間中 80% 以上参加できる者 3. 教育期間 時間間 1 年間の継続教育とする

More information

タフィンラーカプセル50mg/75mg、メキニスト錠0.5mg/2mg 添付文書改訂のお知らせ

タフィンラーカプセル50mg/75mg、メキニスト錠0.5mg/2mg 添付文書改訂のお知らせ 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 添付文書改訂のお知らせ 製造販売 2018 年 7 月 このたび 標記製品の効能又は効果の一部変更承認に伴い 添付文書の記載内容を改訂いたしましたのでお知らせいたします 今後のご使用に際しましてご参照下さいますようお願い申し上げます 効能又は効果 ( タフィンラーカプセル メキニスト錠共通 ) 改訂後 (2018 年 7 月改訂 ) 効能又は効果

More information

DRAFT#9 2011

DRAFT#9 2011 報道関係各位 2019 年 1 月 8 日 ユーシービージャパン株式会社 抗てんかん剤 ビムパット ドライシロップ 10% 及び ビムパット 点滴静注 200mg 製造販売承認のお知らせ ユーシービージャパン株式会社 ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役社長 : 菊池加奈子 以下 ユーシービージャパン また ユーシービーグループを総称して以下 ユーシービー ) は本日 抗てんかん剤 ビムパット ドライシロップ

More information

<4D F736F F D D8ACC8D6495CF82CC96E596AC8C8C90F08FC782CC8EA197C32E646F6378>

<4D F736F F D D8ACC8D6495CF82CC96E596AC8C8C90F08FC782CC8EA197C32E646F6378> 肝硬変の門脈血栓症の治療 Management of portal vein thrombosis in liver cirrhosis Nat Rev Gastroenterol Hepatol. 2014 ;11:435 46 要旨 門脈血栓症は, 肝硬変によく認められる合併症である. 門脈が血栓によって閉塞すると, 肝硬変患者の予後が悪化する危険性があり, 重大である. 門脈血栓症のない肝硬変患者に抗凝固療法を行うと,

More information

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品 薬食機参発 0918 第 4 号薬食安発 0918 第 1 号 ( 別記 ) 殿 テムセル HS 注については 本日 造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病 を効能 効果又は性能として承認したところですが 本品については 治験症例が限られていること 重篤な不具合が発現するリスクがあることから その 使用に当たっての留意事項について 御了知いただくとともに 貴会会員への周知方よろしくお願いします なお

More information

Microsoft PowerPoint - 薬物療法専門薬剤師制度_症例サマリー例_HP掲載用.pptx

Microsoft PowerPoint - 薬物療法専門薬剤師制度_症例サマリー例_HP掲載用.pptx 薬物療法専門薬剤師の申請 及び症例サマリーに関する Q&A 注意 : 本 Q&A の番号は独立したものであり 医療薬学会 HP にある 薬物療法専門薬剤師制度の Q&A の番号と関連性はありません 薬物療法専門薬剤師認定制度の目的 幅広い領域の薬物療法 高い水準の知識 技術及び臨床能力を駆使 他の医療従事者と協働して薬物療法を実践 患者に最大限の利益をもたらす 国民の保健 医療 福祉に貢献することを目的

More information

一般名 : オファツムマブ ( 遺伝子組換え ) 製剤 はじめに ( 適正使用に関するお願い )4 治療スケジュール6 投与に際しての注意事項 7 7 8 8 9 1 1 11 12 13 14 15 重大な副作用とその対策 18 18 28 32 34 36 4 42 44 45 参考資料 5 付録 55 55 55 64 3 1 はじめに4 はじめ 5 に1 2 治療スケジュール6 対象患者の選択インフォームドコンセント投与準備

More information

ベージニオ(アベマシクリブ)患者向医薬品ガイド

ベージニオ(アベマシクリブ)患者向医薬品ガイド 患者向医薬品ガイド この薬は? 販売名 一般名 含有量 (1 錠中 ) 1 Verzenio Tablets Verzenio Tablets Abemaciclib 2019 年 5 月更新 1 Verzenio Tablets 1 1 患者向医薬品ガイドについて 患者向医薬品ガイドは 患者の皆様や家族の方などに 医療用医薬品の正しい理解と 重大な副作用の早期発見などに役立てていただくために作成したものです

More information

医薬品の適正使用に欠かせない情報です

医薬品の適正使用に欠かせない情報です 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 使用上の注意 改訂のお知らせ 劇薬 処方せん医薬品 ( 注意 - 医師等の処方せんにより使用すること ) 高血圧症 狭心症治療剤持続性 Ca 拮抗剤日本薬局方アムロジピンベシル酸塩錠アムロジピン錠 2.5mg フソー アムロジピン錠 5mg フソー アムロジピン錠 10mg フソー 日本薬局方アムロジピンベシル酸塩口腔内崩壊錠アムロジピン OD

More information

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社 オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社 Page 2 2.1 CTD の目次 ( 第 2 部から第 5 部 ) 第 2 部 :CTD の概要 ( サマリー ) 2.1 CTD の目次 ( 第 2 部から第 5 部 ) 2.2 諸言 2.3 品質に関する概括資料 2.3.I 諸言 2.3.S 原薬 ( オクスカルバゼピン,

More information

(2) 健康成人の血漿中濃度 ( 反復経口投与 ) 9) 健康成人男子にスイニー 200mgを1 日 2 回 ( 朝夕食直前 ) 7 日間反復経口投与したとき 血漿中アナグリプチン濃度は投与 2 日目には定常状態に達した 投与 7 日目における C max 及びAUC 0-72hの累積係数はそれぞれ

(2) 健康成人の血漿中濃度 ( 反復経口投与 ) 9) 健康成人男子にスイニー 200mgを1 日 2 回 ( 朝夕食直前 ) 7 日間反復経口投与したとき 血漿中アナグリプチン濃度は投与 2 日目には定常状態に達した 投与 7 日目における C max 及びAUC 0-72hの累積係数はそれぞれ 1. 血漿中濃度 (1) 健康成人の血漿中濃度 ( 単回経口投与 ) 8) 健康成人男子にスイニー 100mg 又は200mgを空腹時に単回経口投与したときの血漿中アナグリプチン濃度は 投与後約 1~ 2 時間で C maxに達した後 二相性の消失を示し t 1/2αは約 2 時間 t 1/2βは約 6 時間であった C max 及びAUC0- は投与量の増加に伴って増加した 血漿中アナグリプチン濃度推移

More information

改訂前 用法 用量 多発性骨髄腫デキサメタゾンとの併用において 通常 成人にはレナリドミドとして 1 日 1 回 25 mg を 21 日間連日経口投与した後 7 日間休薬する これを 1 サイクルとして投与を繰り返す なお 患者の状態により適宜減量する 5 番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群

改訂前 用法 用量 多発性骨髄腫デキサメタゾンとの併用において 通常 成人にはレナリドミドとして 1 日 1 回 25 mg を 21 日間連日経口投与した後 7 日間休薬する これを 1 サイクルとして投与を繰り返す なお 患者の状態により適宜減量する 5 番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群 レブラミド カプセル 2.5mg 5mg 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 平成 29 年 3 月 効能 効果 及び 用法 用量 の一部変更 使用上の注意改訂のお知らせ 製造販売元 : セルジーン株式会社 この度 標記製品について 効能 効果 を 再発又は難治性の成人 T 細胞白血病リンパ腫 とする承認事項一部変更が承認されたことに伴い 効能 効果 及び 用法 用量 を追加し

More information

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2 ロスバスタチン錠 mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロスバスタチンは HMG-CoA 還元酵素を競合的に阻害することにより HMG-CoA のメバロン酸への変更を減少させ コレステロール生合成における早期の律速段階を抑制する高コレステロール血症治療剤である 今回 ロスバスタチン錠 mg TCK とクレストール 錠 mg の生物学的同等性を検討するため

More information

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号 資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号 ;II-231) 1 医療上の必要性の基準に該当しないと考えられた品目 本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル

More information

AC 療法について ( アドリアシン + エンドキサン ) おと治療のスケジュール ( 副作用の状況を考慮して 抗がん剤の影響が強く残っていると考えられる場合は 次回の治療開始を延期することがあります ) 作用めやすの時間 イメンドカプセル アロキシ注 1 日目は 抗がん剤の投与開始 60~90 分

AC 療法について ( アドリアシン + エンドキサン ) おと治療のスケジュール ( 副作用の状況を考慮して 抗がん剤の影響が強く残っていると考えられる場合は 次回の治療開始を延期することがあります ) 作用めやすの時間 イメンドカプセル アロキシ注 1 日目は 抗がん剤の投与開始 60~90 分 TC( 乳腺 ) 療法について ( ドセタキセル + エンドキサン ) おと治療のスケジュール ( 副作用の状況を考慮して 抗がん剤の影響が強く残っていると考えられる場合は 次回の治療開始を延期することがあります ) 作用めやすの時間 グラニセトロン注 ワンタキソテール注 1 時間 エンドキサン注 出血性膀胱炎 ( 血尿 排尿痛 ) 手足のしびれ 色素沈着 血小板減少 排尿時の不快感 尿に血が混ざるなどの症状があるときはお知らせください

More information

「             」  説明および同意書

「             」  説明および同意書 EDP( エトポシド + ドキソルビシン + シスプラチン ) 療法 説明および同意書 四国がんセンター泌尿器科 患者氏名 ( ) さん 御本人さんのみへの説明でよろしいですか? ( 同席者の氏名をすべて記載 ) ( ( はい ) ) < 病名 > 副腎がん 転移部位 ( ) < 治療 > EDP 療法 (E: エトポシド D: ドキソルビシン P: シスプラチン ) < 治療開始予定日 > 平成

More information

医師主導治験 急性脊髄損傷患者に対する顆粒球コロニー刺激因子を用いたランダム化 プラセボ対照 二重盲検並行群間比較試験第 III 相試験 千葉大学大学院医学研究院整形外科 千葉大学医学部附属病院臨床試験部 1

医師主導治験 急性脊髄損傷患者に対する顆粒球コロニー刺激因子を用いたランダム化 プラセボ対照 二重盲検並行群間比較試験第 III 相試験 千葉大学大学院医学研究院整形外科 千葉大学医学部附属病院臨床試験部 1 医師主導治験 急性脊髄損傷患者に対する顆粒球コロニー刺激因子を用いたランダム化 プラセボ対照 二重盲検並行群間比較試験第 III 相試験 千葉大学大学院医学研究院整形外科 千葉大学医学部附属病院臨床試験部 1 顆粒球コロニー刺激因子 (Granulocyte Colony-Stimulating Factor: G-CSF) 一般名 : フィルグラスチム 調達法 国内企業より無償提供 製造元または供給元の名称協和発酵キリン

More information

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特 レクタブル 2mg 注腸フォーム 14 回 に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任はEAファーマ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません EA ファーマ株式会社 レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14

More information

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件 保医発 0331 第 9 号 平成 29 年 3 月 31 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 抗 PCSK9 抗体製剤に係る最適使用推進ガイドラインの策定に伴う留意事項の 一部改正について 抗 PCSK9

More information

販売名 ベージニオ 錠に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 ベージニオ錠 50mg ベージニオ錠 100mg ベージニオ錠 150mg 有効成分 アベマシクリブ 製造販売業者 日本イーライリリー株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 9 月 ( 別紙様式 ) 1.1

販売名 ベージニオ 錠に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 ベージニオ錠 50mg ベージニオ錠 100mg ベージニオ錠 150mg 有効成分 アベマシクリブ 製造販売業者 日本イーライリリー株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 9 月 ( 別紙様式 ) 1.1 ベージニオ錠 50mg ベージニオ錠 100mg ベージニオ錠 150mg に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任は日本イーライリリー株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません 日本イーライリリー株式会社 販売名 ベージニオ 錠に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 ベージニオ錠 50mg ベージニオ錠 100mg

More information

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F C D815B838B43505F4F E31302E646F63>

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F C D815B838B43505F4F E31302E646F63> 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 効能 効果 用法 用量 追加に伴う 使用上の注意 改訂のお知らせ 2010 年 11 月 東和薬品株式会社 このたび 平成 22 年 6 月に承認事項一部変更承認申請をしていました弊社製品のランソプラゾールカプセル15mg/30mg トーワ ランソプラゾールOD 錠 15mg/30mg トーワ の 効能 効果 用法 用量 追加が平成 22 年

More information

110607セチリジン5-1.indd

110607セチリジン5-1.indd 使用上の注意改訂のお知らせ 2011 年 7 月田辺製薬販売株式会社 製造販売元田辺三菱製薬株式会社 このたび, 標記製品につきまして, 使用上の注意 を改訂しましたのでお知らせ致します 今後のご使用に際しましてご留意下さいますようお願い致します 今後とも弊社製品のご使用にあたって副作用 感染症等をご経験の際には, 弊社 MR までできるだけ速やかにご連絡下さいますようお願い申し上げます なお, このたびの改訂添付文書を封入した製品をお届けするには若干の日時を要しますので,

More information

ポプスカイン0.75% 注シリンジ 75mg /10 院 Popscaine 75mg /10 院 / 筒 丸石 薬価 円 / 筒 効 硬膜外麻酔 用 ( 注 )1 回 150mg ( 本剤として20 院 ) までを硬膜外腔に投与 禁 大量出血やショック状態, 注射部位またはその周辺に

ポプスカイン0.75% 注シリンジ 75mg /10 院 Popscaine 75mg /10 院 / 筒 丸石 薬価 円 / 筒 効 硬膜外麻酔 用 ( 注 )1 回 150mg ( 本剤として20 院 ) までを硬膜外腔に投与 禁 大量出血やショック状態, 注射部位またはその周辺に 神経系に作用する薬剤 局所麻酔薬 ( エステル型 ) ( プロカイン塩酸塩 ) プロカニン注 0.5% Procanine 25mg /5 院 / 管 光 薬価 92.00 円 /A 効 浸潤麻酔 用 ( 注 )1 回 1000mgの範囲内で使用 ( 基準最高用量 :1 回 1000mg ). 必要に応じアドレナリン ( 濃度 1:10 万 ~ 20 万 ) を添加 禁 メトヘモグロビン血症, 本剤の成分又は安息香酸エステル

More information

プラザキサカプセル75mg・プラザキサカプセル110mg

プラザキサカプセル75mg・プラザキサカプセル110mg **2017 年 9 月改訂 ( 第 10 版 *2016 年 11 月改訂 貯 法室温保存 使用期限外箱に使用期限を表示 直接トロンビン阻害剤 処方箋医薬品注 承認番号 カプセル 75mg 日本標準商品分類番号 873339 カプセル 110mg 22300AMX00433000 22300AMX00434000 薬価収載 2011 年 3 月 2011 年 3 月 販売開始 2011 年 3 月

More information

患者向医薬品ガイド

患者向医薬品ガイド この薬は? プラノバール配合錠 患者向医薬品ガイド 2016 年 4 月更新 販売名 : プラノバール配合錠 (PLANOVAR TABLETS) 一般名 : ノルゲストレル エチニルエストラジオール (Norgestrel Ethinylestradiol) 含有量 :1 錠中日局ノルゲストレル 0.5mg 日局エチニルエストラジオール 0.05mg 患者向医薬品ガイドについて 患者向医薬品ガイドは

More information

第1 総 括 的 事 項

第1 総 括 的 事 項 障害程度等級表級別じん臓機能障害 1 級じん臓の機能の障害により自己の身辺の日常生活活動が極度に制限されるもの 2 級 3 級じん臓の機能の障害により家庭内での日常生活活動が著しく制限されるもの 4 級じん臓の機能の障害により社会での日常生活活動が著しく制限されるもの 5 級 6 級 一身体障害認定基準 1 等級表 1 級に該当する障害は じん臓機能検査において 内因性クレアチニンクリアランス値が10ml/

More information

エムプリシティ点滴静注用 300 mg エムプリシティ点滴静注用 400 mg に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任はブリストル マイヤーズスクイブ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません ブリストル マイヤーズスクイブ株式会社 医薬品リスク管理計画書 平成 29 年 10 月 16 日 独立行政法人医薬品医療機器総合機構理事長殿

More information

薬物動態開発の経緯 特性製品情報(3) 薬物動態に対する食事の影響 ( 外国人データ )(B66119)12) 品情報臨床成績臨床成績薬物動態薬物動態薬効薬理薬効薬理一般薬理 毒性一般薬理 毒性(2) 反復投与 (CV18546) 11) 日本人健康成人男性 6 例に アピキサバン 1 回 2.5

薬物動態開発の経緯 特性製品情報(3) 薬物動態に対する食事の影響 ( 外国人データ )(B66119)12) 品情報臨床成績臨床成績薬物動態薬物動態薬効薬理薬効薬理一般薬理 毒性一般薬理 毒性(2) 反復投与 (CV18546) 11) 日本人健康成人男性 6 例に アピキサバン 1 回 2.5 薬物動態開発の経緯 特性製品情報2.5 1 25 5mgを空腹時に単回経口投与品情報また 日本人及び白人健康成人男性において アピキサバン 臨床成績臨床成績薬物動態薬物動態薬効薬理薬効薬理一般薬理 毒性一般薬理 毒性1. 血中濃度 (1) 単回投与 (CV18513) 1) 日本人健康成人男性 12 例に アピキサバン2.5 1mgを空腹時に単回経口投与 したとき 投与後 3 3.5 時間で最高血漿中濃度に達し

More information

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に 適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 使用上の注意 改訂のお知らせ ETIZOLAM TABLETS 注 1) 注意 - 医師等の処方箋により使用すること 注 1) 注意 - 習慣性あり注 2) 注意 - 医師等の処方箋により使用すること 向精神薬 習慣性医薬品注 1) 注 2) 処方箋医薬品 注 1) 注意 - 習慣性あり注 2) 注意 - 医師等の処方箋により使用すること 2017

More information

Microsoft Word エリンダシン使注意.doc

Microsoft Word エリンダシン使注意.doc 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 使用上の注意改訂のお知らせ エルカトニン製剤 劇薬 指定医薬品 処方せん医薬品 ( 注意 - 医師等の処方せんにより使用すること ) エリンダシン注 10 単位 エリンダシン注 20 単位 エリンダシン注 このたび エルカトニン製剤エリンダシン注 10 単位 エリンダシン注 20 単位及びエリンダシン注 [ 東菱薬品工業 製造販売 ] につきまして

More information

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について ( 別添様式 1-1) 未承認薬の要望 要望者 日本てんかん学会 優先順位 2 位 ( 全 12 要望中 ) 医薬品名 成分名 ルフィナマイド 販売名 Inovelon( 欧州 ) Banzel( 米国 ) 会社名 エーザイ 承認国 欧州 29 カ国 ( 英国 独国 仏国を含む ) 米国 効能 効果 レノックス ガストー症候群 (4 歳以上 ) に伴う発作に対する併用 療法 用法 用量 欧州 小児患者

More information

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル 1mg は 1 カプセル中ロペラミド塩酸塩 1 mg を含有し消化管から吸収されて作用を発現する このことから

More information

改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな

改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな - 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい - 警告 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 等改訂のお知らせ ヒト型抗ヒト TNFα モノクローナル抗体製剤 ( 一般名 : ゴリムマブ ( 遺伝子組換え )) 2017 年 4 月 製造販売元ヤンセンファーマ株式会社発売元田辺三菱製薬株式会社 この度 標記製品 ( 以下 本剤 ) シンポニー 皮下注 50mg シリンジ ( 一般名 :

More information

第76回日本皮膚科学会東京支部学術大会 ランチョンセミナー4 213年2月16日 土 京王プラザホテル 東京 座 長 日本大学医学部皮膚科学教室 教授 照井 正 先生 講 演1 アトピー性皮膚炎の多様な病態 角層バリア障害 フィラグリン遺伝子変異 から内因性アトピーまで 名古屋大学大学院医学系研究科皮膚病態学分野 教授 秋山 真志 先生 講演2 アトピー性皮膚炎に対する外用療法 ステロイド外用薬による

More information

untitled

untitled この薬は? 販売名 一般名 含有量 (1 錠中 ) アダラート CR 錠 10mg アダラート CR 錠 20mg アダラート CR 錠 40mg アダラート CR 錠 10mg Adalat-CR 10 アダラート CR 錠 20mg Adalat-CR 20 ニフェジピン Nifedipine 患者向医薬品ガイド 2015 年 12 月更新 アダラート CR 錠 40mg Adalat-CR 40

More information

糖尿病経口薬 QOL 研究会研究 1 症例報告書 新規 2 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬クラス別の治療効果と QOL の相関についての臨床試験 施設名医師氏名割付群記入年月日 症例登録番号 / 被験者識別コード / 1/12

糖尿病経口薬 QOL 研究会研究 1 症例報告書 新規 2 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬クラス別の治療効果と QOL の相関についての臨床試験 施設名医師氏名割付群記入年月日 症例登録番号 / 被験者識別コード / 1/12 症例報告書 新規 2 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬クラス別の治療効果と QOL の相関についての臨床試験 施設名医師氏名割付群記入年月日 症例登録番号 / 被験者識別コード / 1/12 患者背景同意取得時から試験開始までの状況について記入 性別 男 女 年齢生年月日 歳 西暦年月日 身長. cm 体重. kg 腹囲. cm 糖尿病罹病期間 西暦年月 ~ 現在 喫煙 合併症 あり なし飲酒 あり

More information

がんの治療

がんの治療 資料 1-1 がんの治療 1 がんとは 正常な細胞は 増殖や分裂が制御され 増えすぎないようになっている がんは 制御が外れ 制限なく増殖するようになった細胞のこと がん細胞は 体の異なる場所に 転移 したり 臓器の境を越えて 浸潤 する がんが進行すると 死亡に至る 日本人の死因のトップである ( 昭和 56 年から ) 高齢者に多い 国立がん研究センターがん対策情報センターホームページより抜粋

More information

ダラツムマブってどんな薬? 初発の患者さん ( 初めて治療を受ける患者さん ) の治験募集についてー 米国で承認された ダラツムマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 名古屋市立大学病院血液 腫瘍内科診療部長飯田真介先生です Q1 ダラツムマブという薬が米国で承認され

ダラツムマブってどんな薬? 初発の患者さん ( 初めて治療を受ける患者さん ) の治験募集についてー 米国で承認された ダラツムマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 名古屋市立大学病院血液 腫瘍内科診療部長飯田真介先生です Q1 ダラツムマブという薬が米国で承認され ダラツムマブってどんな薬? 初発の患者さん ( 初めて治療を受ける患者さん ) の治験募集についてー 米国で承認された ダラツムマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 名古屋市立大学病院血液 腫瘍内科診療部長飯田真介先生です Q1 ダラツムマブという薬が米国で承認されたと聞きました どのような薬ですか? ダラツズマブはどのような薬? 私たちの体は 病原菌などの異物 (

More information

エフィエント錠2.5mg・3.75mg・5mg・20mg

エフィエント錠2.5mg・3.75mg・5mg・20mg ** 2016 年 5 月改訂 ( 第 7 版 ) * 2016 年 1 月改訂 貯法室温保存使用期限包装に表示の使用期限内に使用すること 10 日本標準商品分類番号 873399 錠 2.5mg 錠 3.75mg 承認番号 22700AMX00996 22600AMX00554 薬価収載 2015 年 11 月 2014 年 5 月販売開始 2015 年 11 月 2014 年 5 月国際誕生 2009

More information