日本調理科学会誌日本調理科学会誌 Vol. 46,No. Vol. 4,292~298(2013) 46 No. 4(2013) 資料 奈良県大淀町日干番茶の浸出液の嗜好特性と抗酸化活性 Palatability and Antioxidative Activity of a Nikkan-banc

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1 日本調理科学会誌日本調理科学会誌 Vol. 46,No. Vol. 4,292~298(13) 46 No. 4(13) 資料 Pltility nd ntioxidtive ctivity of Nikkn-nch Te Infusion 金一玲 * 吉居尚美 *, ** 岩城啓子 * Ilryung Kim Nomi Yoshii Keiko Iwki The pltility nd ntioxidtive ctivity of Nikkn-nch infusion (Jpnese trditionl te in Oyodo-cho, Nr)ws evluted to compre with green te nd rosted green te. The rom of Nikkn-nch ws mesured y n electronic nose system to show greter similrity to, orgnic cid nd ldehyde, nd higher intensity of the rom index thn green te nd rosted green te (p<.1). sensory evlution showed tht the rom of Nikkn-nch ws gentl nd less forceful. lthough the tste sensor showed less ummi, nd stringency, nd more itterness, the sensory evlution showed higher more ummi nd sweetness, nd less stringency. It ws suggested tht the stringency wekened ummi nd sweetness, ut strengthened itterness in the sensory evlution of the te infusion. The ntioxidtive ctivity of Nikkn-nch ws mesured to e out hlf tht of green te. キーワード : 日干番茶 Nikkn-nch; 煎茶 green te; 嗜好特性 pltility; 抗酸化活性 ntioxidtive ctivity; におい認識装置 electronic nose system; 味覚 tste sensor system し, 特徴を明らかにした 1. 緒言 国内における茶葉の生産は摘採実面積, 荒茶生産量ともに年々減少傾向にあり, 平成 23 年産荒茶生産量 8 万 2, t のうち 65% が普通煎茶,22.8% が番茶であった 1) 煎茶には多くの種類があり, 製造工程条件と特性の違いについても研究されている 2-4) 一方, 番茶の日本農林規格による定義は 硬くなった茶葉や古葉, 茎, あるいは茶期の間に摘採した茶葉を製造に用いたもの とされ, 製造工程の異なるいろいろな種類のものが出回っているにもかかわらず, これらの特性についての研究報告はほとんどない 番茶の主な産地は生産量の高い順に静岡県, 鹿児島県, 三重県, 京都府, 奈良県となっており 1), 奈良県の生産量は比較的多いが知名度は低い そのため奈良県産番茶の特徴を明確にし, 地位向上を図ることは重要な課題となっている 大淀町日干番茶は奈良県大淀町近辺で作られている番茶で, 日干の名は, 生葉の蒸煮 (5~7 分間 ) 後に 1~2 日間天日で乾燥し, その後 で 3 秒間細かい砂とともに炒る製法の天日干しに由来する この独特な製法は, 製造元では天保の頃より伝承されている 日干番茶は天日乾燥のため, 茶葉が開いており香りが高いのが特徴であると言われ, ブランド品として全国展開を目指している そこで, 日干番茶の嗜好特性と抗酸化活性について煎茶とほうじ茶と比較 * 畿央大学 (Kio University) ** 立命館大学 (Ritsumeikn University) 連絡先畿央大学健康科学部 奈良県北葛城郡広陵町馬見中 TEL 745(54)161 FX 745(54)16 2. 方法 (1) 試料および試薬茶葉として日干番茶 (K 社製, 国産茶葉, g 入り 58 円 ), 日干番茶の比較試料として煎茶 (I 社製, 国産茶葉, 若芽若茎入り緑茶, g 入り 5 円 ), ほうじ茶 (N 社製, 宮崎県産茶葉, g 入り 4 円 ) を使用した 茶浸出液の調製には市販ミネラルウォーター ( サントリー天然水大奥山, 硬度約 mg/l) を用いた 試薬は, 味覚センサー用基準液 ( インテリジェントセンサーテクノロジー ) を, 1,1-ジフェニル-2-ピクリルヒドラジル (PPH),2,2 - アゾビス (2-アミジノプロパン) 二塩酸塩 (PH), ポリビニルポリピロリドン (PVPP), フェノール試薬は和光純薬製,6-Hydroxyl 2,5,7,8-tetrmethylchromn-2-croxylic cid (Trolox) は ldrich 製,fluorescein は Sigm 製, カテキン類はフナコシ製をそれぞれ使用した その他の試薬は, すべて特級または高速液体クロマトグラフィ用を用いた (2) 試料の調製茶浸出液の調製法は, それぞれ通常の飲み方として商品に記載されている使用方法に従った すなわち, 日干番茶は茶葉 5 g に沸騰水 25 ml を注ぎ 5 分間, 煎茶は茶葉 6 g に 95 の湯を注ぎ 3 秒間, ほうじ茶は茶葉 6 g に沸騰水 25 ml を注ぎ 3 秒間静置して浸出させた なお, 煎茶の一般的な抽出温度は 7~8 とされているが, 製品の記載に従い 95 の湯を用いた なお, 通常飲用する浸出液の抗酸化性および成分の測定のため, 茶葉の粉砕は行っていない 44 (292)

2 (1) 機器測定 3. 測定方法 1) におい識別装置茶浸出液のかおりをにおい識別装置 FF-2( 島津 ) により分析した サンプルガスの採取は, パラフィルムで密閉した 3 ml ビーカー内で茶浸出液を調製し, ヘッドスペースガスを速やかにフレックスポンプ ( 近江オドエアーサービス 1-N 型 ) を用いて 3 L サンプルバッグ ( 東京デオドラントポリエチレン製 ) に充填し室温にて測定し, 絶対値表現ソフト smell2( 島津 ) を用いて解析した 絶対値表現解析とは, サンプルガスを基準となるガス (9 種 ) との比較により, 匂いの質と強さを数値表現する手法である サンプルガスのベクトルと各基準ガスのベクトルとの角度差に応じて から (%) で表現したものを 類似度, サンプルガスを無臭ガスを用いて希釈して無臭になるまで要した希釈倍数 ( 臭気濃度 ) からにおいの強さを示す尺度として表す 臭気指数, 人間の感覚としてのにおいの強さを臭気指数から予測し表現した 臭気寄与 の分析ができる 臭気指数は, 臭気指数 = log ( 臭気濃度 ) の式で求められる 2) 味覚認識装置茶浸出液の甘味 (GL1) と旨味 (E), 苦味 (OO), 渋味 (E1) を味覚認識装置 S42( インテリジェントセンサーテクノロジー ) を用いて測定した 甘味の測定には, 茶浸出液の甘味測定の定法 5) を参考にして, 試料液に 8%(w/w) の PVPP を加え撹拌後, 遠心分離 (3, rpm, 分 ) して, 渋味成分であるタンニンなどのポリフェノール類を除去した上清を使用した 旨味の測定には, 試料液を 1/3 濃度の基準液 (3 mm 塩化カリウム,.3 mm 酒石酸,pH3.5) で 3 倍に希釈したものを用い, 苦味と渋味は試料原液を使用した (2) 官能評価畿央大学健康科学部倫理委員会の承認 ( 承認番号 H24-12) を得たのち, 本学女子学生 3 人を対象とし行った においの官能評価は, 茶浸出液のヘッドスペースガス約 5 ml をサンプルバックに充填し室温にしたものを各自に提示し, 下田ら 6) の食品のにおいに関する用語 ( 抽象的用語, 具体的用語 ) について強弱で評価させた なお, 試料の提示順はラテン方格に従い,1 試料ごとに数時間以上をあけて行った 味の官能評価は, 茶浸出液約 3 ml を色の影響を消すために有色のコップに分注して順次提示し, かおりと旨味, 甘味, 苦味, 渋味, 味の好み, かおりの好みについて 7 点評点法により評価させた なお, 茶浸出液の提示は, 浸出後 2 分以内に行った (3) 抗酸化活性および総ポリフェノール量の測定抗酸化活性は, 作用機序の異なる 2 つの測定方法, 7) 1,1-diphenyl-2-picrylhydrzyl (PPH) ラジカル捕捉能と Oxygen rdicl sornce cpcity (OR) 法 8) を用 いて測定し, 茶浸出液 ml 当たりの Trolox 相当量として算出した 総ポリフェノールの定量は,Folin ioclteu 法 9) により行い, 総ポリフェノール含有量は没食子酸相当量として算出した (4) カテキンおよびカフェイン量の測定茶浸出液を HPL L-( 島津 ) を用い, カテキン類およびカフェイン (ff) を定量した HPL の分析条件を Tle 1 に示す カテキン類は, カテキン, エピカテキン, エピガロカテキン, エピカテキンガレート, エピガロカテキンガレート (, E, EG, EG, EGG) を測定した これらのカテキンの総量を総カテキン量とした Tle 1. etermintion condition for ctechin nd cffeine y HPL olumn Mightysil RP-18 MS 4.6 mm i.d. 15mm Moile phse MeOH:.5% H 3PO 4 uffer(85:15) olumn temp. 4 Flow rte.8 ml/min etector UV 28 nm (5) 統計解析各測定データは平均値 ± 標準偏差で表した 統計解析ソフトは Excel 統計 ( 社会情報サービス ) を用いて, Tukey 法による多重比較検定を行った 4. 結果 (1) 茶浸出液の嗜好特性 1) 機器測定結果茶浸出液のかおりのにおい識別装置による測定結果を Fig. 1 に示す 本装置は, 個々のにおい成分と酸化物半導体センサーとの反応を,9 種の基準カテゴリーガスの反応と比較し相互の類似性からにおいの質と強度を表現するものである 捕集管モードを用いて測定すると, サンプルガスを捕集管で濃縮し追い出し温度を変えることによってトップノート (4 ~8 加熱 ) とミドルノート (8 ~ 1 加熱 ), ラストノート (1 ~2 加熱 ) の条件測定ができる 本試料ではミドルノートはほとんど検出できなかったので, ラストノートとトップノートのみを示した 図 1() の類似度分析では 3 試料ともに比較的よく似たパターンを示し, なかでもほうじ茶と煎茶のラストノートはよく似ていた 日干番茶は硫化水素とアルデヒド, 有機酸系が他よりやや高く, 臭気指数 ( においの強さ ) も他より有意に高かった (p<.1)(fig. 1 ()) Fig. 1 (c) のヒトの感度を考慮した補正を行った臭気寄与を比較すると,3 試料ともに炭化水素, 芳香族, エステル, アンモニア系はほとんどゼロであった 硫黄とアミン, アルデヒド系は日干番茶のみがわずかにあり, 硫化水素と有機酸系は煎茶が有意に低く (p<.1), ほうじ茶, 日干番茶の順に高く (293) 45

3 日本調理科学会誌 Vol. 46 No. 4(13) ( ) 25 rom strength index 15 5 c c Top note score Lst note score Nikkn-nch Rosted green te Green te ( ) Top-note score Lst-note score cron hydrte cron hydrte romtic mmoni romtic mmoni E mine mine ldehyde orgnic cid ldehyde orgnic cid ( c ) Top-note score Lst-note score cron hydrte cron hydrte romtic mmoni romtic mmoni mine mine ldehyde orgnic cid ldehyde orgnic cid Nikkn-nch Rosted green te Green te Fig. 1. Flvor nlysis scores of te infusion y n electronic nose system Vlues re men±s (n=3). Top-note score ws mesured t low temperture (4~8 ). Lst-note score ws mesured t high temperture (1~2 ).()Smell strength index.()similrity; the mesured vlue.(c)ontriution; clculted vlue for odour sensiility. ifferent smll letters show significnt difference (p<.1). pitl letters show significnt difference in somewhere. : significnce is etween 3 te, : significnce is etween N nd R/G, : significnce is etween N/R nd G, : significnce is only etween N nd G, E: significnce is etween N/G nd R (p<.5). N, R nd G indicte Nikkn-nch, Rosted green te nd Green te, respectively. 46 (294)

4 なった 3 試料の茶浸出液のにおいに共通するのは硫化水素と有機酸系であることがわかった 茶浸出液の味覚認識装置による味特性の測定結果を Fig. 2 に示す ほうじ茶と煎茶を比較すると旨味と甘味, 苦味 stringency c Nikkn-nch Green te Sweetness itterness Ummi Rosted green te Fig. 2. Tste fetures of te infusion y tste sensor system n=3, ifferent letters show significnt difference (p<.5). には差はなかったが, 渋味はほうじ茶のほうが有意に低かった (p<.5) 日干番茶は甘味以外は大きく異なり, 旨味と渋味が有意に低く, 苦味は煎茶よりも有意に高かった (p<.1) 2) 官能評価による嗜好特性茶浸出液のにおいの官能評価結果を Fig. 3 に示す 抽象的評価と具体的評価ともに茶浸出液 3 種の評価はよく似たパターンを示し, 広がりのある, 深みのある, 芳香性のある, 特徴的な の項目でややあるのに対し, 冷たい, ツンツンした, むかっとくるような の項目はないと評価され, 具体的評価では 青臭い と 木のにおい, 焦げたにおい があると評価された 従って, これらの項目は茶浸出液のかおりに共通のものと考えられる 試料間で有意差のみられたのは おだやかな と パンチのある の項目で, 日干番茶は煎茶よりも有意に おだやかでパンチがない と評価された (p<.5) 具体的用語による特徴づけには有意差はなかったが, 煎茶が 青臭い, ほうじ茶が 木のにおい, 日干番茶が 焦げたにおい の項目がやや高い傾向がみられた 茶浸出液の味の官能評価では (Fig. 4), 日干番茶はほうじ茶とは有意差はなかったが, 煎茶よりも旨味と甘味が有 conceptul score Quite Firly Not Firly Quite chrcteristic odor score Not Firly Very 1 2 diffusile gently deeply rotten uttery milky lmond cool forceful forcile stimultive foul frgrncy hevy chrcteristic drk full of life fresh dmp grssy-smelling citrus lchol wooden vnill urned sweet hot spring fermented sour cheesy florl fruity sunny chemicl Nikkn-nch Rosted green te Green te Fig. 3. Sensory evlution of te infusion rom n=3, ifferent letters show significnt difference (p<.5) (295) 47

5 日本調理科学会誌 Vol. 46 No. 4(13) week strong Flvor Ummi Sweetness itterness stringency OR 値 (739.2±95.5 μmol TE/ ml) はともに有意に低く (p<.1), ほうじ茶と煎茶の PPH ラジカル捕捉能 (748.9±17.9,56.9±23. μmol TE/ ml) は日干番茶のそれぞれ約 1.7 倍と2.5 倍であり,OR 値 (1228.5±33.3,1729.3±3.5 μmol TE/ ml) は約 1.7 倍と 2.3 倍であった すなわち,PPH ラジカル捕捉能と OR 値はほぼ同比であった (3) 茶浸出液の総ポリフェノールおよびカテキン量総ポリフェノール量および総カテキン量を Fig. 6 に示す 日干番茶の総ポリフェノール量は 39.2±6.3 mg/ ml と他より有意に少なく, ほうじ茶と煎茶 (72.1±7.9,79.5± 2.1 mg/ ml) は日干番茶のそれぞれ 1.8 倍と 2.1 倍であり抗酸化活性の比率ともよく似ていた Pltility of tste Pltility of flvor Nikkn-nch Green te Rosted green te Fig. 4. Sensory evlution of te infusion tste n=3, ifferent letters show significnt difference (p<.5). 意に強く, 渋味が有意に弱く, 味の好みは有意に高かった (p<.5) 味の好みと, 甘味と旨味の強さの間には正の 相関関係 (r=.488,.72, n=9), 味の好みと渋味と苦味の強さとの間には負の相関関係 (r=-.494, -.5, n=9) がみられた (2) 茶浸出液の抗酸化活性茶浸出液の抗酸化活性を Fig. 5 に示す 日干番茶の PPH ラジカル捕捉能 (426.4±18.1 μmol TE/ ml) と The mounts of ctechin (mg / ml) ' Nikkn-nch totl ctechin ' Rosted green te ' Green te totl polyphenol The mounts of totl polyphenol (mg glic cid / ml) Fig. 6. The mounts of totl polyphenol nd totl ctechin of te infusion Vlues re men±s (n=3). ifferent letters show significnt difference in ech item (p<.1). 3 ntioxidtive ctivity (μmol TE / ml) 2,5 2, 1,5 1, 5 ** ** PPH rdicl scvenging ctivity ** OR The mounts of ctechin nd cffeine (mg / ml) EG EGG E EG ff Nikkn-nch Rosted green te Green te Fig. 5. ntioxidtive ctivity of te infusion Vlues re men±s (n=3). sterisks show significnt difference(**: p<.1). Nikkn-nch Rosted green te Green te Fig. 7. The mounts of ctechin nd cffeine of te infusion Vlues re men±s (n=3). ifferent letters show significnt difference (p<.1). 48 (296)

6 日干番茶の総カテキン量は, ほうじ茶とは有意差がなかったが煎茶に比べ有意に少なく (p<.1), 特に渋味の主成分であると言われている EGG は, 日干番茶は 1.±.2 mg/ ml であり, 煎茶の 17.4±3.8 mg/ ml と大きく異なっていた カフェイン量は, ほうじ茶や煎茶とほぼ同量含まれていた (Fig. 7) 5. 考察日干番茶の特徴を, 市販品で最も代表的な煎茶と近隣の代表的なほうじ茶と比較したところ, 茶浸出液のにおいの機器測定では, トップノートやミドルノートよりもラストノートが強く, 日干番茶は硫化水素と有機酸系が高く, 臭気指数 ( においの強さ ) も有意に高い特徴がみられた 官能評価では煎茶より有意に おだやか で パンチがない と評価された 機器測定結果と官能評価の相関は今後の研究を待たねばならないが, 日干番茶が他より 焦げたにおい が高かったことから, 硫化水素と有機酸系項目と関与していることが示唆される 日干番茶のかおりは煎茶とは大きく異なり, ほうじ茶とも異なっていることが示された 日干番茶浸出液の味は, 機器測定では旨味と渋味が有意に低く苦味が有意に高かったが, 官能評価では旨味と甘味が有意に強く渋味が有意に弱いと評価された すなわち, 官能評価では日干番茶と煎茶, ほうじ茶の旨味の強さは機器測定結果と逆転し, 機器測定では差のなかった甘味も, 日干番茶の方が強いと評価された 苦味は機器測定では日干番茶が有意に高かったが官能評価では日干番茶のほうがやや低いとされた この理由は, 茶浸出液の官能評価では渋味の強さが大きく影響し, 渋味の強いものでは苦味も強いと評価してしまう一方で, 旨味や甘味は弱いと評価するのではないかと推察された ) これは機器測定による渋味が日干番茶と煎茶の中間であったほうじ茶の官能評価における甘味と苦味, 渋味の強さが 2 試料の中間であることからも支持される つまり, 茶浸出液の官能評価では渋味の強さが他の味に強く影響し, 甘味と旨味を弱め苦味を強める傾向があると考えられる 日干番茶は, 煎茶よりも渋味が弱く嗜好性が高いことが示された これまでに抗酸化活性と総ポリフェノール量は相関するという報告があるが 14), 日干番茶とほうじ茶浸出液の抗酸化活性を煎茶と比較すると,4%( 日干番茶 ) と 7%( ほうじ茶 ) であり, 総ポリフェノール量を煎茶と比較すると 5%( 日干番茶 ) と 9%( ほうじ茶 ) であったことから, 抗酸化活性と総ポリフェノール量の相関関係が強く示唆された また, 総ポリフェノールに含まれるカテキン類は, が煎茶の同量 ( 日干番茶 ), あるいは 1.8 倍 ( ほうじ茶 ) であった E, EG, EG, EGG の合計は煎茶のそれぞれ %( 日干番茶 ) と %( ほうじ茶 ) であった これにより, 抗酸化活性にはカテキン以外のポリフェノールが強く関与していることが考えられた 日干番茶とほうじ茶のカ テキン量が低いのは, 原料の茶葉の影響も完全には否定できないが, これらの製茶過程で共通する ほうじる という高熱処理の影響が強いことが示唆された 11) 総ポリフェノールに含まれるカテキン類は茶の渋味の主成分とされるが, 日干番茶とほうじ茶は約 mg/ ml に対し, 煎茶は約 5 mg/ ml と 5 倍以上の濃度であった 特に強い渋味を呈する EGG は煎茶に有意に多く, この結果は味の結果ともよく一致していた 煎茶に関する多くの研究では, 苦味や渋味の主体をなす重要呈味成分であるカテキン類の心疾患 12), 神経疾患 13), 抗酸化作用 14), 抗菌作用 15), 血圧上昇抑制作用 16), コレステロール上昇抑制作用 17), 血糖上昇抑制作用 18) などの疾病予防機能が報告され, 脂肪を消費しやすくしたり, 糖の吸収を穏やかにするなどの健康志向の茶飲料の特定保健用食品が出回っている しかしながら, これらの茶飲料に含まれるカテキン, 特に EGG は渋味が強く 19), 多く飲む飲料は日常的には飲みにくいという課題がある 日干番茶は抗酸化活性や総ポリフェノール量は煎茶の 1/2 程度と少なかったが, 渋味が弱いことから嗜好性が高く, 食事とともに多量に飲用しても飲み易く飲み飽きない特徴をもっており, おだやかなかおりが特徴であることがわかった 6. 要約 日干番茶の嗜好特性と抗酸化能について, 機器測定 ( におい識別装置および味覚認識装置 ) と官能評価および 2 つの抗酸化活性測定法を用いて評価した 日干番茶のかおりは, におい識別装置 FF-2( 島津 ) では硫化水素, 有機酸とアルデヒド系項目が他より高く, 臭気指数 ( においの強さ ) も有意に高かった 官能評価では煎茶よりも有意に おだやか で パンチがない と評価された 日干番茶浸出液の味は, 味覚認識装置 S42( インテリジェントセンサーテクノロジー ) では旨味と渋味が低く苦味が高かったが, 官能評価では煎茶よりも旨味と甘味が強く, 渋味が弱いと評価された 旨味の機器測定値と官能評価値とは逆転し, 茶浸出液の官能評価では渋味の強さが他の味に強く影響し, 甘味と旨味を弱め苦味を強める傾向があることが示唆された 日干番茶の抗酸化活性とポリフェノール量は煎茶のおよそ 1/2 であり, 渋味の主成分であるカテキン類はおよそ 1/5, 苦味の主成分であるカフェインは同量であった 天日干し製法で作られる日干番茶は, 抗酸化活性は高くはないものの, 特徴的なかおりを持ち渋味が少なく好まれる味であることがわかった 文献 1) 平成 23 年度農林水産統計農林水産省 go.jp/sg1/estt/estttopportl.do 2) Mendel, F., rol E. L., Suk-Hyun,., Seung-Un, L. nd (297) 49

7 日本調理科学会誌 Vol. 46 No. 4(13) Nouyuki, K. (9), hnges in the composition of rw te leves from the Koren yukid plnt during high-temperture processing to pn-fried kmiri-ch green te, J. Food Sci., 74, ) 根角厚史, 武田善行 (1997), 製茶工程が茶葉中のカテキン含有量に及ぼす影響, 日本作物学会,63, ) 松尾啓史, 林宣之, 氏原ともみ, 藤田進, 龍野利宏, 御手洗正文, 槐島芳徳, 豊満幸雄, 木下統, 谷口知博 (12), 釜炒り茶と煎茶の渋味の解析, 日本食品科学工学会誌,59, ) Nouki, H., Roggng,., Hidekzu, I. nd Tomomi, U. (8), Evlution of the ummi tste intensity of green te y tste sensor, J. gric. Food hem., 56, ) 下田満哉 (1989), 食品の匂い評価と匂い用語のキャラクタリゼ - ション, 日本食品工業学会誌,36, ) Lim, K., Hu,. nd Kitts,.. (1), ntioxidnt ctivity of Rhus verniciflu Stokes ethnol extrct, Food hem. Toxicology, 39, ) Ou,., Hmpsh-Woodill, M. nd Prior, R. (1), evelopment nd vlidtion of n improved oxygen rdicl sornce cpcity ssy using fluorescein s the fluorescent proe, J. gric. Food hem., 49, ) Furut, S., Sud, I., Nishi, Y. nd Ymkw, O. (1998), High with tert-utylperoxyl rdicl purple flesh scvenging ctivities of sweet potto cultivrs, Food Sci. Technol., 4, ) 米田康子, 加藤佐千子 (1994), 各種製茶の煎出条件とカフェイン タンニン溶出量及び味との関係, 日調科学,27, ) 金一玲, 吉居尚美, 岩城啓子 (12), 日干番茶の製茶工程における抗酸化性成分および嗜好性の変化, 日調科会平成 24 年度東海 北陸支部, 近畿支部会要旨集,p. 3 12) ndersen, L. F., Jcos Jr.,. R., rlsen, M. H. nd lomhoff, R. (6), onsumption of coffee is ssocited with reduced risk of deth ttriuted to inflmmtory nd crdiovsculr diseses in the low Women s Helth Study, m. J. lin. Nutr., 83, ) Hye-Kyung, K., Mij, K., Sunki, K., Mujo, K. nd Joo-Ho,. (4), Effects of green te polyphenol on cognitive nd cetylcholinse ctivities, iosci. iotechnol. iochem., 68, ) Tkko, Y., Eun Ju,., Yukihiko, H. nd Kenichi, K. (), ntioxidtive ctivity of green te polyphenol in cholol-fed rts, J. gric. Food hem., 48, ) Nihl, T. Y., Sedt, V., Ferd, S. nd Gokce, P. (7), Effect of extrction conditions on mesured totl polyphenol contents nd ntioxidnt nd nticteril ctivities of lck te, Molecules, 12, ) Mri,. P., Flor, L. M., Mriel, T., Edy, T., Giuseppe,., ntonio, F., Jeong-, K., Michel, J. Q. nd Monic, M. (7), EGG, green te polyphenol, improves endothelil function nd insulin sensitivity, reduces lood pressure, nd protects ginst myocrdil I/R injury in SHR, m. J. Physiol. Endocrinol. Met., 292, ) Murmtsu, K., Fukuyo, M. nd Yukihiko, H. (1986), Effect of green te ctechins on plsm cholol level in cholol-fed rts, J. Nutr. Sci. Vitminol., 32, ) Kihru, I., Keisuke, H., Orie, Y., Fumino, N. nd Yukihiko, H. (7), Effects of dietry ctechins on glucose tolernce, lood pressure nd oxidtive sttus in Goto-Kkizki rts, J. Nutr. Sci. Vitminol, 53, ) Nouyuki, H., Tomomi, U. nd Ktsunori, K. (5), Reduction of ctechin stringency y the complextion of gllte-type ctechin with pectin, iosci. iotechnol. iochem., 69, ( 平成 24 年 12 月 17 日受付, 平成 25 年 6 月 14 日受理 ) 奈良県大淀町で独特な製法で作られてきた日干番茶の嗜好特性と抗酸化活性について, 官能評価および機器測定を行い, 煎茶とほうじ茶と比べた 日干番茶のかおりは, 機器測定では硫化水素, 有機酸とアルデヒド系との類似性が高く, 臭気指数も煎茶とほうじ茶に比べて有意に高かった (p<.1) 官能評価では, おだやかでパンチがないと評価された 日干番茶の味は, 機器測定では旨味と渋味は低く, 苦味は高かったが, 官能評価では旨味と甘味が強く, 渋味が弱いと評価された 茶浸出液の官能評価では渋味の強さが, 甘味と旨味を弱め苦味を強めることが示唆された 日干番茶の抗酸化活性は, 煎茶のおよそ 1/2 であった 5 (298)

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豚丹毒 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 23 年 2 月 8 日 ( 告示第 358 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した豚丹毒菌の培養菌液を不活化し アルミニウムゲルアジュバントを添加したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 名称豚丹 豚丹毒 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 23 年 2 月 8 日 ( 告示第 358 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した豚丹毒菌の培養菌液を不活化し アルミニウムゲルアジュバントを添加したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 2.1.1 名称豚丹毒菌多摩 96 株 ( 血清型 2 型 ) 又はこれと同等と認められた株 2.1.2 性状感受性豚に接種すると

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