前払式支払手段の利用実態調査 2019 年結果報告書 2019 年 7 月 一般社団法人日本資金決済業協会

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1 前払式支払手段の利用実態調査 2019 年結果報告書 2019 年 7 月 一般社団法人日本資金決済業協会

2 目次 調査概要回答者プロフィール調査結果の要約付録 : 調査票 p2 p3 p4 p20 1

3 調査概要 調査目的 : 前払式支払手段を中心に 消費者の支払手段の実態 及び前払式支払手段に関する内容の浸透度等を把握する 調査対象 : マイティモニター ( インテージ インターネットモニター ) 18~69 歳の男女いずれかの前支払式手段を利用している もしくは利用したことがある方 前払式支払手段とは 紙型商品券 磁気型 IC 型プリペイド モバイル QR コード ( チャージして支払う場合のみ ) サーバ型のいずれかを指す 調査地域 : 全国 調査方法 : インターネットリサーチ 調査時期 : 事前調査 2019 年 4 月 19 日 ( 金 )~4 月 22 日 ( 月 ) 本調査 2019 年 4 月 24 日 ( 水 )~4 月 26 日 ( 金 ) 有効回答数 : 調査実施機関 : 報告書内の記述について 事前調査 10,000 サンプル 本調査 2,000 サンプル ( 割付は右記表参照 ) 株式会社インテージ 男性 女性 歳 200s 200s 歳 200s 200s 歳 200s 200s 歳 200s 200s 歳 200s 200s 30 未満は参考値として掲載 大分類での利用経験率 (P7,P24) は 小分類での利用経験率を元に補正をかけている そのため 最も利用する支払手段 (P7,P25) において一部不整合が生じている 2

4 回答者プロフィール 2,000 性別 年齢 歳 20.0% 歳 20.0% 女性 50.0% 男性 50.0% 歳 20.0% 歳 20.0% 歳 20.0% 居住地 職業 九州地方 11.2% 四国地方 2.8% 中国地方 5.5% 近畿地方 17.6% 北海道 4.0% 東北地方 6.7% 関東地方 36.2% その他 1.7% 無職 10.1% 専業主婦 専業主夫 19.7% 会社員 24.7% 会社役員 管理職 5.4% 中部地方 16.2% 学生 5.2% パート アルバイト 13.4% 公務員 団体職員 5.9% 自営業 5.6% 3 派遣 契約社員 5.5% 自由業 専門職 3.1%

5 調査結果の要約 4

6 提示画像 前払式支払手段 それ以外の支払手段 一覧表 支払手段一覧表 支払手段一覧 1 紙型の商品券 カテゴリー 1 百貨店 スーパー等が発行している商品券全国百貨店共通商品券等 各支払手段の具体的な例 2 クレジット会社等が発行しているギフト券 VISA ギフト JCB ギフト等 3 地域商店街等が発行する商品券商品券 前払式支払手段 2 磁気型 3 IC 型プリペイド 4 モバイル 5 QRコード ( チャージして支払う場合のみ ) 6 サーバ型 4 特定のサービスまたは物と交換できる商品券等旅行券 ビール券 お米券 おもちゃ券 お花券 たまご券 カタログギフト券等 5 利用できる店舗が多いプリペイドクオ等 6 特定のサービス等に利用できるプリペイドテレホン 図書 ガソリンスタンドやゴルフ場で利用できるプリペイド等 7 交通系の IC Suica PASMO TOICA manaca ICOCA SUGOCA nimoca Kitaca 等 8 流通系 IC 楽天 Edy nanaco WAON 等 9 スマートフォン等をかざして利用できる電子マネー QR コード決済を除く 10 QR コードをかざして利用できる電子マネー 11 インターネット上で利用できる電子マネー 12 店舗とインターネット上のどちらでも利用できる汎用性のある電子マネー モバイル Suica 楽天 Edy( おサイフケータイ ) モバイル WAON nanaco モバイル モバイルスターバックス等 LINE Pay PayPay QUO Pay りそなウォレット等 事前にチャージして決済に利用できるもの ( クレジットとの紐づけしたものを除く ) WebMoney BitCash ちょコム itunes Google Play ギフト Yahoo! マネー 楽天バーチャルプリペイド等 au WALLET LINE Pay おさいふ Ponta ココカラクラブ ソフトバンク等 13 スーパー等の特定の店舗で利用できる電子マネー スターバックス にこか CoGCa エフカ ユニコ majica ゆめか litta TOMACA コープ トライアル等のプリカ パチンコ等 14 主に贈答用に利用する型ギフトイオンギフト 百貨店ギフト トイザらスギフト等 15 主に贈答用に利用する で送れるギフト Amazon ギフト券 itunes Google Play ギフト等 16 インターネット上のゲームに利用できる電子マネーニンテンドープリペイド モンハンコイン等 以前外払の式支支払払手手段段 7 デビット 17 銀行口座から直接利用できる 8 非接触型クレジット ( モバイル ) QR コード決済のクレジット払いも含む 18 や携帯電話をかざして利用できるクレジット 5 楽天銀行デビット 三菱東京 UFJ-VISA デビット イオンデビット J-Debit( ジェイデビット ) 等 id QUICPay PiTaPa 等 9 クレジット 19 クレジット VISA JCB Master Card American Express 等 10 ポイント 20 支払いやキャンペーンで付与されるポイント ( ポイント自体を購入した場合を除く ) T ポイント Ponta ポイント 楽天スーパーポイント d ポイント等

7 1 市場浸透度の把握 ( 事前調査 :18 歳 ~69 歳の男女 ) 現金を除く支払手段 ( 小分類 ) の認知 利用経験率 (SQ3) SQ1 の S はスクリーニング調査の意 以降同じ サーバ型 や デビット 非接触型クレジット を除いた支払手段で認知率が 8 割を超えている 利用経験率は ポイント クレジット が 8 割を超え 磁気型 や 紙型商品券 の 商品券 ギフト券 が 7 割を超える 一方 モバイル や QR コード で贈れるギフト を除いた サーバ型 では 3 割未満に留まっている モバイル QR コード は 知られてはいるもののまだ利用にはあまり繋がっていない様子 知っているもの 利用したことがあるもの [ 認知 ] 100.0% 80.0% 60.0% 40.0% 20.0% 0.0% 商品券 紙型商品券 ギフト券 地域商店街等の商品券 交換できる商品券 特定のサービ スまたは物と 磁気型 ペイド 利用できる店舗が多いプリ きる 特定のサービ ス等に利用で IC 型プリペイド交流通通系系の I I C C カード モバイル モバイル QR コード Q R コード サーバ型 マッも店利舗 子マネー特定 る ち き ト上で 用でッき とネ の店舗 ド型ギ 利 る ト で フ 用 電上 利 ト で 子の 用 カーき マ ど で 電子 らで る電 ト E - m a i l で贈れるギフ ネートゲーデ ム に ビッ利用できる電子マ 非接触型クレジット その他 クレジット ポイント あてはまるものはない 知っているもの 利用したことがあるもの (10,000) (10,000)

8 1 市場浸透度の把握 ( 事前調査 :18 歳 ~69 歳の男女 ) 現金を除く支払手段 ( 大分類 ) の利用経験率 (SQ1) SCRQ3 の回答を元に補正 大分類別でみると ポイント クレジット に加えて 磁気型 紙型の商品券 も 8 割を超える また 小分類ではサーバ型のうち で贈れるギフト は 4 割弱 その他のサーバ型は 2 割未満であったが いずれか 1 つでも利用経験があるものとして見るとサーバ型は 6 割近くになる 最も頻繁に利用するものは 半数以上が クレジット と回答 IC 型プリペイド と ポイント が 1 割強で続く 紙型の商品券 磁気型 は利用率は高いが 最も頻繁に利用するものとしては 2% 前後に留まる [ 利用 ] 100.0% 利用したことがあるもの 最も頻繁に利用するもの 80.0% 60.0% 40.0% 20.0% 0.0% 紙型の商品券 磁気型 I C 型プリペイド モバイル Q R コード サーバ型 デビット 非接触型クレジット クレジット ポイント その他 ない あてはまるものは 利用したことがあるもの 最も頻繁に利用するもの (10,000) (10,000)

9 1 市場浸透度の把握 ( 事前調査 :18 歳 ~69 歳の男女 ) 現金を除く支払手段 ( 小分類 ) の認知 ~ 性年代別 ~(SQ3) 性年代別で認知率の差が大きいのは サーバ型 で 全般的に 30 代以下の男女や 40 代男性で高く 60 代男女で低い また モバイル QR コード もやや差が見られ 40 代の男女で高く 女性 60 代で認知率が低い [ 認知 年代別 ] 100.0% 80.0% 60.0% 40.0% 以上の場合 [ 比率の差 ] 性年代別 +10 ポイント +5 ポイント -5 ポイント -10 ポイント ( 知っているもの ) 20.0% 0.0% 商品券 紙型商品券磁気型 IC 型プリペイド ギフト券 地域商店街等の商品券 と交換できる商品券 特定のサービ スまたは物 リ利ペ用イでドきカーる店ド舗が多いプ で特き定るのカーサードビス等に利用 交通系の I C 流通系 I C モバイル モバイル QR コード Q R コード 子ッネ で店 マネート も舗利と 上で 用ネッで 利 き ト 用で る上電の きる電 子マ どちら ネー電特子マ サーバ型その他あクポてレイはジッンまトるトものカーはドない カー定のドネー店舗で利用できる 型ギフト フト E - m a i l で贈れるギ マゲーデビッム に利用 ト できる電子 ド (10,000) 男性 歳 (917) 男性 30 代 (918) 男性 40 代 (1,143) 男性 50 代 (1,043) 男性 60 代 (1,026) 女性 歳 (904) 女性 30 代 (864) 女性 40 代 (1,119) 女性 50 代 (1,028) 女性 60 代 (1,038) スコアは 知っていて 利用している 利用したことがある ~ 知っているが 利用も所有もしていない の合計 非接触型クレジット 2.2 8

10 1 市場浸透度の把握 ( 事前調査 :18 歳 ~69 歳の男女 ) 現金を除く支払手段 ( 小分類 ) の利用経験率 ~ 性年代別 ~(SQ3) 性年代別 利用経験率は性年代での差が大きい 紙型商品券 や 磁気型 流通系 IC は女性の 40 代以上で高い 一方 モバイル や QR コード サーバ型 の ネット上で利用できる電子マネー で贈れるギフト ゲームで利用できる電子マネー は男性の 40 代以下で高い [ 利用 年代別 ] 30 以上の場合 [ 比率の差 ] +10 ポイント +5 ポイント -5 ポイント -10 ポイント ( 利用したことがあるもの ) 100.0% 80.0% 60.0% 40.0% 20.0% 0.0% 商品券 ギフト券 41.7 地域商店街等の商品券 64.6 と交換できる商品券 特定のサービ スまたは物 75.8 リ利ペ用イでドきカーる店ド舗が多いプ 79.9 で特き定るのカーサードビス等に利用 紙型商品券磁気型 IC 型プリペイド 交通系の I C 流通系 I C 23.1 モバイル モバイル QR コード Q R コード 子ッネ で店 マネート も舗利と 上で 用ネッで 利 き ト 用で る上電の きる電 子マ どちら ネー電特カー子定マのドネーサーバ型その他あクポてレイはジッンまトるトものカーはドない 店舗で利用できる 型ギフト フト E - m a i l で贈れるギ マゲーデビッム に利用 ト できる電子 ド (10,000) 男性 歳 (917) 男性 30 代 (918) 男性 40 代 (1,143) 男性 50 代 (1,043) 男性 60 代 (1,026) 女性 歳 (904) 女性 30 代 (864) 女性 40 代 (1,119) 女性 50 代 (1,028) 女性 60 代 (1,038) 非接触型クレジット スコアは 知っていて 利用している 利用したことがある の割合 9

11 1 市場浸透度の把握 ( 事前調査 :18 歳 ~69 歳の男女 ) 現金を除く支払手段 ( 小分類 ) の利用頻度 (SQ4) 紙型商品券 や 磁気型 の利用頻度は低く 約半数もしくは半数以上が年に 1 回も利用していない 一方 IC 型プリペイド や モバイル QR コード は利用頻度が高く 利用経験者の半数前後が 月に数回 以上利用している また サーバ型 でも 店舗とネット上のどちらでも利用できる電子マネー 特定の店舗で利用できる電子マネー の利用頻度がやや高い (3 割以上が 月に数回 以上利用 ) 紙型商品券 磁気型 IC 型プリペイド 各利用経験者ベース 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0.5 商品券 (7,433) ギフト券 (7,411) 地域商店街等の商品券 (4,173) 特定のサービスまたは物と交換できる商品券 (6,460) 利用できる店舗が多いプリペイド (7,583) 特定のサービス等に利用できる (7,989) 交通系の IC (6,298) 流通系 IC (5,970) モバイルモバイル (2,314) QR コード QR コード (1,587) ネット上で利用できる電子マネー (1,776) 店舗とネット上のどちらでも利用できる電子マネー (1,625) 特定の店舗で利用できる電子マネー (1,880) サーバ型 0.8 型ギフト (1,685) で贈れるギフト (3,672) ゲームに利用できる電子マネー (763) デビット (1,472) 概ね毎日週に数回程度月に数回程度 3 ヶ月に 1 回程度半年に 1 回程度年に 1 回程度それ以下 その他 非接触型クレジット (1,594) クレジット (8,048) ポイント (8,824)

12 1 市場浸透度の把握 ( 本調査 :18 歳 ~69 歳の男女 ) 1 回あたりの利用金額 (Q8) 前払式支払手段の中で 1 回あたりの平均利用金額が高いのは 紙型商品券 の 商品券 ギフト券 で約 4,000 円 次いで 特定のサービスまたは物と交換できる商品券 で約 3,000 円 一方 低いのは 磁気型 ポイント で 1,000 円程度 それ以外の前払式支払手段では 概ね 2,000 円程度 各 前払式支払手段 の利用経験者 500 円未満 500~1,000 円未満 1,000~5,000 円未満 5,000~1 万円未満 1 万 ~5 万円未満 5 万円以上 商品券 (1,616) ,825 紙型 ギフト券 (1,595) ,988 商品券 地域商店街等の商品券 (892) ,381 特定のサービスまたは物と交換できる商品券 (1,376) ,057 磁気型 利用できる店舗が多いプリペイド (1,683) ,007 特定のサービス等に利用できる (1,744) , IC 型交通系のIC (1,381) ,054 プリペイド 0.4 流通系 IC (1,265) , モバイルモバイル (464) ,806 QRコード QRコード (308) ,064 ネット上で利用できる電子マネー (399) ,397 店舗とネット上のどちらでも利用できる電子マネー (316) ,099 特定の店舗で利用できる電子マネー (376) ,576 サーバ型型ギフト (346) ,902 その他 0% 20% 40% 60% 80% 100% で贈れるギフト (827) ,195 ゲームに利用できる電子マネー (146) ,949 デビット (333) ,331 非接触型クレジット (334) ,833 クレジット (1,732) , ポイント (1,898) , 平均 ( 円 )

13 1 市場浸透度の把握 ( 本調査 :18 歳 ~69 歳の男女 ) 支払手段の直近 1 年間での利用機会の増減 (Q6) 直近 1 年間での利用機会が増えた主なものは ポイント や クレジット で それぞれ 3~5 割程度が利用機会が増えたと感じている また IC 型プリペイド も 2 割弱が増加 モバイル や QR コード は 利用経験者が少ない事から 1 割弱程度の増加に留まっている 一方で利用機会が減った主なものは 紙型商品券 や 磁気型 で 1~2 割程度が利用機会が減ったと感じている 全員 60.0% 40.0% 利用が増えたもの 利用が減ったもの 20.0% 利用が増えたもの 利用が減ったもの 0.0% 商品券 紙型商品券 ギフト券 地域商店街等の商品券 換できる商品券 特定のサービ スまたは物と交 磁気型 イド 利用できる店舗が多いプリペ る 特定のサービス等に利用でき コーカーカーIC 型モバイル QR プリペイドコード 交 流 モ Q 通 通 バ R 系 系 イ の I ル I C ド C ド ド ネーネ特カーネーカーネーッ利店 マ き ど で 用舗 定 ト上で できッる とネ の店舗 ド型ギ 利用 電ト子上 で利 フト で マ の 用 る電子マ ちらでも きる電子 ド E - m a i l で贈れるギフト ネートカーゲーデ ム に ビッ利用できる電子マ ド (2,000) (2,000) サーバ型 非接触型クレジット その他 クレジット ポイント この中にはない 12

14 2 各前払式支払手段の評価 前払式支払手段の評価 各 前払式支払手段 の利用経験者 利用経験者の満足度と利用意向が共に高いのは IC 型プリペイド と モバイル QR コード は 満足度は 6 割弱程度だが 利用意向は 7 割弱と高い 満足点として多く挙がっているのが 使えるお店がたくさんある 等であり 逆に不満点としても 使えるお店が限定されている が多い 上記以外の満足点としては IC 型プリペイド モバイル QR コード サーバ型 などで ポイントがつく が挙げられている 一方 モバイル QR コード サーバ型 では不満点として システムのトラブルが心配 が多い 紙型商品券 磁気型 IC 型プリペイド モバイル QR コード (1,782) (1,836) (1,681) (464) (308) サーバ型 (1,224) Q2 満足度 (TOP2) Q4 満足点 (10% 以上 ) Q5 不満点 (10% 以上 ) 1 位 2 位 3 位 1 位 2 位 3 位 Q3 利用意向 (TOP2) 51% 55% 66% 65% 58% 40% 使えるお店がたくさんある (33%) 利用期限がない (32%) よく利用するお店で使える (20%) お釣りが出ない (42%) 使えるお店が限定されている (35%) 持ち歩くのが面倒 (23%) 使えるお店がたくさんある (29%) 利用期限がない (28%) 券やが持ち歩きやすい (28%) 残高が分かりにくい (33%) 使えるお店が限定されている (25%) 使えるお店がたくさんある (31%) 券やが持ち歩きやすい (31%) ポイントがつく (27%) 残高が分かりにくい (24%) 使えるお店が限定されている (14%) - - ポイントがつく (36%) 使えるお店がたくさんある (32%) 使えるお店が近くにある (23%) システムのトラブルが心配 (22%) 個人情報が漏れることが心配 (15%) 不正利用されるのが心配 (14%) ポイントがつく (35%) キャンペーンを頻繁にやっている (21%) 使えるお店がたくさんある (16%) システムのトラブルが心配 (22%) 使えるお店が限定されている (19%) 不正利用されるのが心配 (16%) ネット上でやり取りができて 持ち歩く必要がない (21%) ポイントがつく (10%) システムのトラブルが心配 (18%) 使えるお店が限定されている (15%) 不正利用されるのが心配 (14%) 48% 54% 72% 70% 68% 46% - 13

15 3 今後の利用 購入意向 自分で購入して利用したいもの (Q9) 自分用として利用意向が高い前払式支払手段は IC 型プリペイド で 5 割前後 磁気型 の 利用できる店舗が多いプリペイド が 4 割弱で続く 年代別でみると 歳の利用意向が全般的に高く 特に QR コード や サーバ型 で他の年代に比べて高い 一方で 60 代は全般的に低く 特に QR コード や 紙型商品券 の 商品券 ギフト券 サーバ型 の で贈れるギフト で他の年代に比べて低い 80.0% 60.0% % 20.0% 以上の場合 [ 比率の差 ] 年代別 +10 ポイント +5 ポイント -5 ポイント -10 ポイント 0.0% 商品券 紙型商品券 ギフト券 券地域商店街等の商品 品は券物と交換できる商 特定のサービ スまた いプリペイド 磁気型 利用できる店舗が多 利用できる 特定のサービ ス等に IC 型プリペイド 交通系の I C 14 流通系 I C モバイル モバイル QR コード Q R コード ネ店特カーE ドネーネネーカーネーるッ電 ち き る で 利 マ 舗 ギ i マ 上 もッ子店 型 ト a で き の 用 贈 電 子 ら 舗 る 定 ギ - 子ト マ で と 電の フ m 利 用ト で フ l 用 で 上 利 ト ド で き る ど で れ (2,000) あ て 電ゲーは 子マネームに利用できる まるものはない 歳 (400) 代 (400) 代 (400) 代 (400) 代 (400) サーバ型 スコアは TOP2( 利用したい + やや利用したい )

16 3 今後の利用 購入意向 贈答用として購入したいもの (Q10)/ 購入最重視点 (Q11) 贈答用として購入意向がある人 依然として 紙型商品券 の 商品券 や ギフト券 の贈答用としての購入意向が高い 年代別でみても 各年代で購入意向が高い 購入時に最も重視する点としては 利用できる店舗数やサービスの多様性 が高く 5 割を超える 30 以上の場合 [ 比率の差 ] +10 ポイント +5 ポイント -5 ポイント -10 ポイント 60.0% 40.0% 20.0% 0.0% 39.6 商品券 % 発行元の知名度 6.4% イメージ 購入方法や購 入場所 7.5% やパッケー 有効期限の有無 8.7% ジのデザイン 3.8% 金額設定が選べ る 13.8% 紙型商品券磁気型 IC 型プリペイドモバイル QRコードサーバ型 ギフト券 6.1 券地域商店街等の商品 17.9 品は券物と交換できる商 特定のサービ スまた 23.8 いプリペイド 利用できる店舗が多 15.3 利用できる 特定のサービ ス等に 交通系の I C 流通系 I C モバイル Q R コード 問い合わせ先の 記載有無 0.3% その他 0.3% 11.1 ネ店特カーE ドネーネネーカーネーるッ電 ち き る で 利 マ 舗 ギ i マ 上 もッ子店 型 ト a で き の 用 贈 電 子 ら 舗 る 定 ギ - 子ト マ で と 電の フ m 利 用ト で フ l 用 で 上 利 ト ド で き る ど で れ 利用できる店舗 数やサービスの多 様性 54.6% あ電てゲー子はマムまにるネー利も用のではきなるい (2,000) 年代別 歳 (400) 代 (400) 代 (400) 代 (400) 代 (400)

17 3 今後の利用 購入意向 前払式手段を利用できたら便利だと思うサービス (Q12) 利用できたら便利だと思うサービスとして 半数以上が 公共料金の支払い を 4 割以上が 医療費の支払い 納税 を回答 どの年代でも半数以上が 公共料金の支払い を回答 その他 各年代の特徴として 歳で 給料の受取り ゲームセンター が 30 代で 公共料金の支払い ローン返済 が 40 代で 納税 が 60 代で 医療費の支払い が それぞれ他の年代に比べて高い 全員 60.0% 40.0% 20.0% 以上の場合 [ 比率の差 ] 年代別 +10 ポイント +5 ポイント -5 ポイント -10 ポイント 0.0% い 公共料金の支払 医療費の支払い 納税 保険料の支払い ローン返済 布寄施付 募 金 お 給料の受取り ゲーター両 外貨 ムセン からの 替 (2,000) 歳 (400) 代 (400) 代 (400) 代 (400) 代 (400) 場 公営ギャン ブル その他 スコアで降順ソート 16

18 4 前払式支払手段に関する認知状況 前払式支払手段の情報提供義務に関する認知は 4 割を占めるが 内容をよく理解している人は 4% 程度に留まる 利用規約 の最重視点は 紛失 盗難 不正利用時の扱い が半数近くを占め 手数料がかかるかどうか が 3 割弱を占める 払戻し 義務については 3 割弱が認知しているが 内容をよく理解している人は 3% 程度に留まる 払戻し に関する公告 ポスター掲示等の接触状況は 9 割弱が 見た事がない と回答 優先払戻し ( 還付 ) については 知っている が 2% 弱 なんとなく知っている が 16% で 認知率は 2 割に満たない 情報提供義務に関する認知 (Q15) 払戻し 義務に関する認知 (Q17) 提供される情報の内容をよく理解している提供される情報の概要を理解している程度提供される情報の内容は知らない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 認知計 義務を知っていて 払戻し の内容もよく理解している義務を知っているが 払戻し の概要を理解している程度義務を知っているが 払戻し の内容は知らない義務があることを知らない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 認知計 (2,000) (2,000) 認知計 ( 提供される情報の内容をよく理解している + 提供される情報の概要を理解している程度 ) 利用規約の最重視点 (Q16) 認知計 ( 義務を知っていて 払戻し の内容もよく理解している ~ 義務を知っているが 払戻し の内容は知らない ) 払戻し に関する公告 ポスター掲示等の接触状況 (Q18) 紛失 盗難 不正利用時の扱い アカウントに関する内容 ( 開設 ロック 閉鎖等 ) チャージに関する内容 払戻に関する内容 手数料がかかるかどうか ( 再発行手数料など ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 100.0% 80.0% 60.0% (2000) 88.5 (2,000) % 優先払戻し ( 還付 ) 認知 (Q19) 知っているなんとなく知っている知らない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 認知計 20.0% 0.0% 公式ホームページ アプリ ( 電子公告 ) 利用店舗のポスター 0.2 新聞公告その他見た事がない スコアで降順ソート (2,000) 認知計 ( 知っている + なんとなく知っている ) 17

19 5 前払式支払手段によるトラブル経験 前払式支払手段によるトラブル経験は IC 型プリペイド モバイル でやや多く 3~4% 次いで 磁気型 QR コード が 2% サーバ型プリペイドによる詐欺について 聞いたことがある が 53% そのうち 10% 弱が詐欺被害 ( 未遂含む ) が自身または周辺であったと回答 被害の内容は SNS 関連の事象が多く挙げられている 前払式支払手段によるトラブル経験 (Q22) 各 前払式支払手段 の利用経験者 10.0% 5.0% 0.0% 1.6 紙型の商品券 2.0 磁気型 IC 型プリペイド モバイル QR コードサーバ型 n 数 (1,782) (1,836) (1,681) (464) (308) (1,224) サーバ型プリペイドによる詐欺被害認知 / 有無 (Q23/Q24) 詐欺被害認知 詐欺の話を聞いたことはない / 知らない 分からない / 答えたくない 0% 20% 40% 60% 80% 100% (2,000) 詐欺について聞いたことがある 1.3 サーバ型プリペイドによるトラブルを未然に防げた事例 (Q25) 自身または自身の周辺で被害があった方 または自身または自身の周辺で詐欺未遂があった方 友人の SNS アカウントが乗っ取られて その友人達にコンビニでプリペードを買って欲しいとの要求があった しかし全員が疑い 別の連絡方法で乗っ取られている事を話しアカウント廃止する事で被害は出なかった ( 男性 40 代 _ 東京都 ) 友達が SNS で で送れるギフトを買って番号を写真で撮って送る様に言われたが 事前に気付いて未遂で終わった ( 男性 40 代 _ 埼玉県 ) SNS のアカウントを乗っ取られて友達にプリペイドを買ってきてという内容を送られたことがある 友達が皆な詐欺に気づいたので何事も起こらなかった ( 女性 30 代 _ 兵庫県 ) 何年か前に しばらく連絡がなかった人から連絡がきて プリペイドの購入をお願いされたが 変に思い やりとりを途中でやめてブロックした ( 女性 30 代 _ 東京都 ) 詐欺被害有無 詐欺被害認知者 自身または自身の周辺での具体的な被害事例の記載はなし 自身または自身の周辺で被害はない 自身または自身の周辺で被害があった 自身または自身の周辺で詐欺未遂があった 分からない / 答えたくない 0% 20% 40% 60% 80% 100% (1,065)

20 総括 前払式支払手段の利用実態からみる普及への課題 直近 1 年での利用実態では ポイントやクレジットの利用機会の増加が大きく それらに比べると前払式支払手段の利用はそれ程増加していない その中で 個々の前払式支払手段の利用実態から普及の課題を整理したものが以下の通り 前払式支払手段利用実態普及への課題 モバイル QR コード サーバ型 IC 型プリペイド 紙型商品券磁気型 利用経験者は多くはないものの 30~50 代男性を中心に利用が進んでいる様子 利用経験者の満足度や利用意向は高い 利用経験者は少ないものの 40 代以下の男性を中心に利用が見られる 利用経験者の利用意向は高いものの 現状への満足度は高いとは言えない 多種に渡る支払方法がありそれぞれで普及のための課題は異なる 既に浸透しており 利用経験者も多く利用頻度も高い 他の前払式支払手段に押され やや利用の減少が感じられているものの 贈答用としては依然として購入意向が高い ( 磁気型 では自分用としての利用意向も高い ) 19 多くのお店で利用ができ システムトラブルや個人情報の漏えい 不正利用などの 不安 が払拭されれば 更に加速度的に普及が進む可能性もうかがえる 先ずは 多くのお店で利用できることが普及には不可欠 加えて システムトラブルや不正利用等の 不安 を払拭する為の安全性の強化も課題 その中で共通と思われる課題は 利用可能店の増加やシステムトラブルや不正利用等への不安の払拭 また 持ち歩く必要性のない利便性 のメリットを有効活用することも必要と考えられる 更なる利用可能店の増加や 公共料金 医療費 納税 などの支払いへの対応追加により更なる普及がうかがえる ギフト 需要での更なる浸透と共に 使えるお店が限定されている や磁気型では 残高がわかりにくい などの不満の軽減 解消も課題

21 付録 : 調査票 20

22 本調査画面 21

23 本調査画面 22

24 本調査画面 23

25 本調査画面 24

26 本調査画面 25

27 本調査画面 26

28 SCR 調査画面 27