2014年度臨床指標[1]

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1 2014 年度臨床指標 公益財団法人白浜医療福祉財団 白浜はまゆう病院 許可病床数 一般病床 :82 床地域包括ケア病床 :28 床医療療養病床 :50 床回復期リハビリ病床 :48 床介護療養病床 :50 床

2 DPC 評価分科会で 機能 評価係数 Ⅱ の評価項目として提唱されている指標 年齢階級別患者数の定義 医療保険病棟退院患者 ( 労災 自賠は含まない )

3 者数10 代未満 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 90 代以上患年齢階級別患者数 年齢 診療科別 DPC14 桁症例数トップ 3 の定義 DPC 病棟に入院歴のある医療保険病棟退院患者 ( 労災 自賠は含まない ) は DPC 病棟の在院日数 ( 他院 ) は DPCEVE に参加病院 445 病院の

4 内科 DPC コード 名称 症例数 ( 自院 ) ( 他院 ) x0 99x0xx xx 99000x xx 99x00x 肺炎 急性気管支炎 急性細気管支炎 (15 歳以上 ) 手術なし手術 処置等 2 なし 心不全手術なし手術 処置等 1 なし手術 処置等 2 なし定義副傷病なし 誤嚥性肺炎手術なし手術 処置等 2 なし定義副傷病なし 整形外科 DPC コード名称症例数 ( 自院 ) ( 他院 ) xx 01xxxx xx 01xxxx 膝関節症 ( 変形性を含む ) 人工関節再置換術 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術肩 股等 xxx 01xx0x 股関節骨頭壊死 股関節症 ( 変形性を含 む ) 人工関節再置換術等定義副傷病なし

5 神経内科 DPC コード名称症例数 ( 自院 ) ( 他院 ) x x 脳梗塞 (JCS10 未満 ) 手術なし手術 処置等 1 なし手術 処置等 2 なし定義副傷病なし xx 99x00x パーキンソン病手術なし手術 処置等 2 なし定義副傷病なし xx 99x00x 誤嚥性肺炎手術なし手術 処置等 2 なし定義副傷病なし 外科 DPC コード名称症例数 xx 01x0xx 胃の悪性腫瘍胃全摘術悪性腫瘍手術等手術 処置等 2 なし ( 自院 ) ( 他院 ) xx 02x0xx xx 99x60x 胃の悪性腫瘍腹腔鏡下胃切除術悪性腫瘍手術等手術 処置等 2 なし 直腸肛門 ( 直腸 S 状部から肛門 ) の悪性腫瘍手術なし手術 処置等 26 あり定義副傷病なし

6 リハビリテーション科 DPC コード名称症例数 x x ( 自院 ) ( 他院 ) 脳梗塞 (JCS10 未満 ) 手術なし手術 処置等 1なし手術 処置等 2なし定義副傷病なし x0 99x00x 非外傷性頭蓋内血腫 ( 非外傷性硬膜下血腫以外 )(JCS10 未満 ) 手術なし手術 処置等 2 なし定義副傷病なし xx 99x0xx コンパートメント症候群 手術なし手術 処置等 2なし 泌尿器科 DPC コード名称症例数 xx 0200xx 膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術経尿道的手術手術 処置等 1 なし手術 処置等 2 なし ( 自院 ) ( 他院 ) xxx 06xxxx xx 02xxxx xx 99xxxx 下部尿路疾患 膀胱結石 異物摘出術経尿道的手術等 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術 腎臓または尿路の感染症 術なし

7 5 大癌の病期分類別患者数の定義 最も医療資源を投入した病名が悪性腫瘍に該当するもの StageⅠ~Ⅳ は初発例初回入院 再発は実人数 Stage は UICCTNM 分類を使用 5 大癌の病期分類別患者数 StageⅠ StageⅡ StageⅢ StageⅣ 不明再発 胃癌 大腸癌 肺癌 乳癌 肝癌

8 成人市中肺炎の重症度別患者数の定義 入院契機と最も医療資源を投入した病名が J13~ J18 に限る J13: 肺炎レンサ球菌による肺炎 J14: インフルエンザ菌による肺炎 J15: 細菌性肺炎 他に分類されないもの J16: その他の感染原体による肺炎 他に分類されないもの J17: 他に分類される疾患における肺炎 J18: 肺炎 原病体不詳 市中肺炎の診療ガイドラインに基づく重症度分類 は DPC 病棟の在院日数 成人市中肺炎の重症度別患者数 症例数 軽症 中等症 重症 超重症 不明

9 脳梗塞の ICD-10 別症例数の定義 最も医療資源を投入した病名が G45$ G46$ I63$ I65$ I66$ I675 I679 に該当するもの G45: 一過性脳虚血発作および関連症候群 G46: 脳血管疾患における脳の血管症候群 I63$: 脳梗塞 I65$: 脳実質外動脈の閉塞および狭窄 脳梗塞に至らなかったもの I66$: 脳動脈の閉塞および狭窄 脳梗塞に至らなかったもの I675: もやもや病 < ウイリス動脈輪閉塞症 > I679: 脳血管疾患 詳細不明 は DPC 病棟以外も含む 脳梗塞の ICD-10 別症例数 ICD-10 最も医療資源を投入した傷病名発症日症例数 G45$ 一過性脳虚血発作および関連症候群 G46$ I63$ 脳梗塞 脳血管疾患における脳の血管 ( 性 ) 症候群 3 日以内 その他 日以内 その他 日以内 その他 I65$ I66$ 脳実質外動脈の閉塞および狭窄 脳梗塞に至らなかったもの 脳動脈の閉塞および狭窄 脳梗塞に至らなかったもの I675 もやもや病 < ウイリス動脈輪閉塞症 > I679 脳血管疾患 詳細不明

10 診療科別主要手術の術前 術後日数症例数トップ 3 の定義 DPC 病棟に入院歴のある医療保険病棟退院患者 ( 労災 自賠は含まない ) 術前 術後は DPC 病棟以外も含む 内科 K コード名称症例数 平均術前日数 平均術後日数 K7211 内視鏡的結腸ポリープ 粘膜切除術 ( 直径 2cm 未満 ) K0004 創傷処理 ( 筋肉 臓器に達しない )( 直径 5cm 未満 ) K654 内視鏡的消化管止血術 K664 胃瘻造設術 ( 経皮的内視鏡下胃瘻造設術 腹腔鏡下胃瘻造設術を含む )

11 外科 K コード名称症例数 平均術前日数 平均術後日数 K6335 鼠径ヘルニア手術 K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 K7161 小腸切除術悪性腫瘍手術以外の切除術 整形外科 K コード名称症例数 平均術前日数 平均術後日数 K0821 人工関節置換術肩 股 膝 K0461 骨折観血的手術肩甲骨 上腕 大腿 K0811 人工骨頭挿入術肩 股

12 泌尿器科 K コード名称症例数 平均術前日数 平均術後日数 K8036 イ 膀胱悪性腫瘍手術 ( 経尿道的手術 )( 電解質液利用 ) K8411 経尿道的前立腺手術 ( 電解質液利用 ) K7981 膀胱結石 異物摘出術経尿道的手術 K773-2 腹腔鏡下腎 ( 尿管 ) 悪性腫瘍手術 日本病院会 QI プロジェクト における指標

13 死亡退院患者率 定義 分子 : 分母のうち 死亡退院患者数 分母 : 退院患者数 医療保険病棟退院患者が対象 結果 125 人 /1,327 人 =9.4% 救急車 ホットラインの応需率 定義 分子 : 救急車で来院した患者数分母 : 救急車受け入れ要請件数 ホットラインでの受け入れ要請患者数含む ( ホットライン : 消防本部からの救急車専用電話 ) 他院からの搬送( 転送 ) 人数除く 結果 909 人 /958 人 =94.88%

14 退院後 6 週間以内の予定外入院率 定義 分子 : 退院患者数分母 : 退院後 6 週間以内の救急入院 救急医療入院以外の予定外入院または救急医療入院に該当し かつ 入院日の42 日前以降に 前回退院年月日 が該当する症例数 医療保険病棟退院患者が対象 結果 81 人 /1262 人 =6.41% 退院後 6 週間以内の救急医療入院率 定義 分子 : 退院患者数分母 : 退院後 6 週間以内の救急入院 救急医療入院に該当し かつ 入院日の42 日前以降に 前回退院年月日 が該当する症例数 医療保険病棟退院患者が対象 結果 15 人 /1262 人 =1.18%

15 脳卒中患者のうち第 2 病日までに抗血栓療法を受けた患者の割合 定義 分子 : 分母のうち 第 2 病日までに抗血栓療法を受けた患者数 抗血栓療法を入院 2 日目までに施行された症例 ( 入院日を第 1 日目とする ) E/F ファイルに指定された薬価基準コードが含まれる症例分母 : 脳梗塞か TIA と診断された 18 歳以上の入院患者数 入院契機病名と医療資源病名に指定された ICD-10 コードが含まれる症例 発症日 3 日以内の症例 このうち t-pa 治療を受けた症例を除外する ( : アルテプラーゼ ) 医療保険病棟退院患者が対象 脳卒中患者のうち第 2 病日までに抗血栓療法を受けた患者の割合 補足 分子 : 抗血栓療法の条件となる薬剤 : アスピリン : アスピリン ダイアルシネート : アスピリン : アスピリン : アスピリン ダイアルシネート : オザグレルナトリウム : クロピドグレル硫酸塩 アスピリン : アスピリン ランソプラゾール : アルカトロバン水和物 分母 : 脳梗塞 TIA の条件となる ICD-10 I63$: 脳梗塞 G45$: 一過性脳虚血発作及び関連症候群 結果 10 人 /12 人 =83.33%

16 脳卒中患者のうち退院時抗血小板薬処方割合 定義 分子 : 分母のうち 退院時に抗血小板薬を処方された患者数 E/F ファイルに指定された薬価基準コードが含まれる症例分母 : 脳梗塞か TIA と診断された 18 歳以上の入院患者数 在院日数が 120 日以下の症例 入院契機病名と医療資源病名に指定された ICD-10 コードが含まれる症例 このうち退院時に抗凝固薬を処方された症例を除外する このうち退院時転帰が 死亡 の症例を除外する このうち退院先が 不明 転院 の症例は除外する 医療保険病棟退院患者が対象 脳卒中患者のうち退院時抗血小板薬 補足 処方割合 分子 : 抗血小板薬の条件となる薬剤 : アスピリン : アスピリン ダイアルシネート : アスピリン : アスピリン : クロピドグレル硫酸塩 アスピリン : クロピドグレル : アスピリン ランソプラゾール : チクロピジン : シロスタゾール分母 : 脳梗塞 TIA の条件となる ICD-10 と抗凝固剤の条件となる薬剤 I63$: 脳梗塞 G45$: 一過性脳虚血発作及び関連症候群 : ワルファリンカリウム : ダビガトランエテキシラート : エドキサバントシル酸 : リバーロキサバン : アピキサバン 結果 32 人 /36 人 =88.88%