5.1chサラウンド番組の制作技術ガイドライン技術資料
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- さあしゃ なつ
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1 5.1chサラウンド 番 組 の 制 作 技 術 ガイドライン THE TECHNOLOGY GUIDELINE OF PRODUCTION FOR SURROUND BROADCAST PROGRAM 技 術 資 料 ARIB TECHNICAL REPORT ARIB TR-B 版 平 成 22 年 4 月 26 日 策 定 社 団 法 人 電 波 産 業 会 Association of Radio Industries and Businesses
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3 まえがき 社 団 法 人 電 波 産 業 会 は 無 線 通 信 機 器 製 造 者 放 送 機 器 製 造 者 電 気 通 信 事 業 者 放 送 事 業 者 及 び 利 用 者 の 参 加 を 得 て 各 種 の 電 波 利 用 システムに 関 する 無 線 設 備 の 標 準 的 な 仕 様 等 の 基 本 的 な 技 術 条 件 を 標 準 規 格 又 は 技 術 資 料 として 策 定 している 技 術 資 料 は 技 術 基 準 と 民 間 の 任 意 基 準 を 取 りまとめた 標 準 規 格 に 関 連 する 資 料 を 取 りまと めたものである 本 技 術 資 料 は 5.1ch サラウンドサウンド 番 組 制 作 についての 技 術 要 件 を 取 りまとめたものである 本 技 術 資 料 が 無 線 機 器 製 造 者 電 気 通 信 事 業 者 放 送 機 器 製 造 者 放 送 事 業 者 利 用 者 等 に 積 極 的 に 活 用 されることを 希 望 する
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5 はじめに 2000 年 の BS デジタル 放 送 開 始 以 来 5.1ch サラウンドサウンドを 用 いた 臨 場 感 の 高 い 放 送 が 可 能 となっている 地 上 デジタル 放 送 の 開 始 CS 放 送 の HD 映 像 化 など 高 精 細 度 高 臨 場 感 の 番 組 に 対 するニーズが 高 まるなか サラウンド 番 組 を 制 作 する 際 に 準 拠 すべきガイドラインの 策 定 が 望 まれていた 本 書 は サラウンドサウンドに 関 する 各 種 規 格 文 献 を 参 考 に デジタル 放 送 におけるサラウン ド 番 組 を 制 作 する 際 に 参 考 とすべき 事 柄 をまとめたものである 第 2 章 から 第 4 章 ではスピーカ 配 置 など 主 にハードウエアに 関 連 した 記 述 を 第 5 章 第 6 章 ではミキシングに 関 連 する 記 述 を 行 っ ている 本 ガイドラインに 則 りサラウンド 番 組 が 制 作 されることで 制 作 時 に 意 図 した 音 響 表 現 が 視 聴 者 の 再 生 環 境 で 可 能 なかぎり 再 現 できること 制 作 現 場 での 機 器 運 用 や 素 材 交 換 が 円 滑 に 進 め られることを 目 的 としている 本 ガイドラインがサラウンド 番 組 制 作 の 一 助 となれば 幸 いである
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7 目 次 まえがき はじめに 第 1 章 一 般 事 項 目 的 参 照 文 書 準 拠 文 書 関 連 文 書 用 語 の 説 明...2 第 2 章 再 生 環 境 スピーカ 配 置 ダイレクトサラウンド 方 式 ディフューズサラウンド 方 式 再 生 レベル メインチャンネルの 推 奨 再 生 レベル LFE(Low Frequency Effects)チャンネルの 再 生 レベル ベースマネージメント...12 第 3 章 録 音 録 音 時 の 処 理 基 準 信 号 と 基 準 レベル トラックアサイン...13 第 4 章 標 準 サラウンドテスト 音 源 サラウンドテスト 音 源 の 構 成 収 録 時 のレベル 調 整 用 基 準 信 号 モニター 調 整 用 信 号 位 相 チェック 用 信 号...15 第 5 章 ダウンミックス デジタル 放 送 のダウンミックス ch サラウンドからステレオ 2ch へのダウンミックスアルゴリズム i -
8 5.3 ダウンミックス 係 数 k について ダウンミックス 音 声 のモニター ダウンミックス 音 声 のレベルバランス ダウンミックス 式 の 問 題 点 サラウンド 番 組 制 作 時 のレベルバランスについての 注 意 点 サラウンド 番 組 制 作 時 の 基 本 事 項...18 第 6 章 サラウンド 番 組 制 作 時 の 注 意 点 ベースマネージメントを 使 用 した 検 聴 ダウンミックス 再 生 を 考 慮 したミキシング 部 屋 の 大 きさによる 留 意 点 LFE チャンネルの 扱 い LFE チャンネルの 周 波 数 帯 域 ダイバージェンス 機 能 について...22 解 説 1 ベースマネージメント ベースマネージメント 機 器 の 構 成 例 クロスオーバーフィルタと 位 相 ベースマネージメントを 使 用 した 検 聴...24 解 説 2 モニタースピーカの 再 生 レベル 調 整 室 内 の 音 響 特 性 使 用 する 信 号 ピンクノイズによるレベル 調 整 調 整 前 の 確 認 バンドレベルと 騒 音 レベル[dBC]の 関 係 調 整 手 順 調 整 方 法 RTA による 測 定 騒 音 計 による 測 定...32 解 説 3 劇 場 用 サラウンドと 民 生 用 サラウンド サラウンドチャンネルの 再 生 レベルの 違 い 周 波 数 特 性 の 違 い ii -
9 参 考 資 料 1 5.1ch サラウンド 番 組 の 制 作 事 例 クラシック 音 楽 番 組 の 事 例 事 例 事 例 軽 音 楽 系 の 音 楽 番 組 の 事 例 事 例 事 例 スポーツ 番 組 の 事 例 事 例 事 例 ドキュメンタリー 番 組 の 事 例 お 笑 い 演 芸 等 番 組 の 事 例 ドラマの 事 例 iii -
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11 第 1 章 一 般 事 項 1.1 目 的 本 書 はデジタル 放 送 におけるサラウンド 番 組 を 制 作 する 際 のガイドラインとして 作 成 した 1.2 参 照 文 書 準 拠 文 書 1) ARIB STD-B21 デジタル 放 送 用 受 信 装 置 標 準 規 格 第 4.7 版 2) ITU-R BS.775 Multichannel stereophonic sound system with and without accompanying picture 3) ITU-R BS.1116 Methods for the subjective assessment of small impairments in audio systems including multichannel sound systems 4) ITU-R BR.1384 Parameters for international exchange of multi-channel sound recordings with or without accompanying picture 関 連 文 書 1) SMPTE 320M for Television Channel Assignments and Levels on Multichannel Audio Media 2) SMPTE 323M for Film Channel Assignments and Levels on Multichannel Audio Media 3) SMPTE 202M Dubbing Theatres, Review Rooms and Indoor Theaters - B-Chain 4) SMPTE RP 200 Relative and Absolute Sound Pressure Levels for Motion-Picture Multichannel Sound Systems Applicable for Analog Photographic Film Audio, Digital Photographic Film Audio and D-Cinema 5) EBU Tech 3276 s-1 Listening conditions for the assessment of sound programme material 6) EBU R Track allocations and recording levels for the exchange of multichannel audio signals 7) ISO/IEC Coding of Moving Pictures and Audio Electroacoustic Response 8) AES TD Multichannel surround sound systems and operations 9) NARAS Recommendations For Surround Sound Production,
12 1.3 用 語 の 説 明 Dolby Digital VU メータ オクターブバンド 1/3 オク ターブバンド オクターブバンド 分 析 器 (RTA) Dolby Lab が 1992 年 に 映 画 用 として 発 表 したサラウンドサウン ドフォーマット 5.1ch ディスクリート 方 式 である 業 務 用 ( 映 画 ) と 民 生 用 があるが 基 本 的 には 同 じ 技 術 を 使 用 している AC3 圧 縮 技 術 で 音 響 信 号 を 符 号 化 圧 縮 し ビットストリームとしてメディアに 記 録 する 6.1ch に 拡 張 したものが Dolby Digital Surround EX で ある 米 国 のデジタル TV 放 送 では AC3 を 採 用 している VU メータは 音 声 プログラムの 音 量 を 測 定 する 計 器 で 単 位 は Volume-unit を 使 用 する 時 定 数 を 持 っているため ピーク 信 号 に 対 し 正 確 に 応 答 しない などの 問 題 もあるが 人 間 の 音 量 感 に 近 い 応 答 を 得 られることから 長 年 使 用 されている 0VU レベルは 機 器 や システムの 基 準 レベルとしても 定 着 している 現 在 の 一 般 的 な VU メータは 1kHz/+4dBu の 正 弦 波 に 対 し 0VU を 指 示 し 入 力 信 号 に 対 する 応 答 は 0.3 秒 以 内 に 99%の 指 示 値 になるように 規 定 され ている 当 初 の VU メータの 規 格 は 600Ω 負 荷 に 1mW の 電 力 供 給 をした 時 (すなわち 0dBm このときの 電 圧 は 0.775Vrms)0VU であったが その 後 使 い 勝 手 の 問 題 などもあり 0VU=+4dBm 更 に 0VU=+4dBu( 民 生 では-10dBV)として 使 用 されてきた 経 緯 が ある VU メータは 正 弦 波 信 号 に 対 しては 比 較 的 正 確 な 値 を 指 示 する が 方 形 波 三 角 波 ノイズ 信 号 (ピンクノイズ ホワイトノイズ) などに 対 しては 測 定 誤 差 を 生 じるため 正 しい 値 を 示 さない ピン クノイズのレベル 調 整 を VU メータで 行 う 場 合 は 注 意 を 要 する 1オクターブとは 音 階 のドから 次 のドまでを 言 う 1 オクターブ の 下 限 周 波 数 と 上 限 周 波 数 の 範 囲 をオクターブバンドと 言 い その 中 心 周 波 数 がオクターブバンド 中 心 周 波 数 となる オクターブバン ドを 1/3 分 割 したものが 1/3 オクターブバンドである オクターブバンド 実 時 間 分 析 器 のことで リアルタイムに 音 響 信 号 を 分 析 表 示 する 測 定 器 である 略 して RTA(リアルタイムアナ ライザ)と 呼 ぶことが 多 い 入 力 信 号 を 1/1 又 は 1/3 オクターブバ ンドフィルタで 分 割 し バンドごとのレベルをリアルタイムに 測 定 できる 同 時 にオールパス 値 オーバーオール 値 の 測 定 も 可 能 であ - 2 -
13 る 再 生 レベルの 精 密 調 整 には 欠 かせない 測 定 器 のひとつである オーバーオール 値 オールパス 値 サブウーファ (Subwoofer:SW) サラウンド サラウンドチャンネル スクリーンバックスピーカ ダイレクトサラウンド ダウンミックス マイクロフォンの 入 力 信 号 をリアルタイムに 1/1 又 は 1/3 オクタ ーブ 分 析 し そのバンド 値 の 総 和 をとった 合 成 レベルである マイクロフォンからの 全 入 力 信 号 を 検 波 積 分 した 値 である 騒 音 計 の 測 定 値 はオールパス 値 である 低 域 再 生 専 用 のスピーカのこと LFE チャンネル 用 として 単 独 で 使 用 する 場 合 と ベースマネージメントシステムによりメインチャ ンネルの 低 域 成 分 も 含 めて 再 生 する 場 合 がある 以 前 は LFE チャ ンネルと 同 じ 意 味 で 使 用 することもあったが 現 在 では 区 別 するの が 一 般 的 である 視 聴 者 が 音 に 取 り 囲 まれた 自 然 な 音 場 感 をサラウンドと 言 う メ ディアを 通 じて 再 現 されるサラウンドはサラウンドサウンドと 言 う 現 在 のサラウンドサウンドを 大 別 するとマトリクスサラウンド とディスクリートサラウンドがあり それぞれに 複 数 のフォーマッ トが 存 在 している サラウンドサウンドの 後 方 チャンネルのこと 5.1ch では LS, RS チャンネルを 指 す スクリーンの 後 方 に 設 置 されているスピーカのこと 映 画 館 のよ うに 大 型 スクリーンではフロントチャンネル 全 体 が 該 当 するが 小 型 スクリーンの 場 合 はセンターチャンネルのみの 場 合 もある サラウンドチャンネルスピーカの 設 置 方 法 のひとつで 各 チャン ネルに 1 本 のスピーカを 用 い 音 響 軸 をリスニングポイントに 向 け て 配 置 する スピーカはダイレクトラジエータ 型 を 使 用 する 音 像 定 位 は 明 確 になるがリスニングポイントは 狭 い ITU-R BS はこの 方 式 である 3チャンネル 以 上 の 音 響 信 号 を 2( 又 は 1)チャンネルに 再 構 成 す ることを 言 うが 一 般 には 5.1ch サラウンドサウンドを 2 チャンネ ル(ステレオ)に 変 換 する 場 合 に 使 用 している ARIB STD B-21 ではステレオ 用 にダウンミックスした 2 つのチ ャンネルを Lt/Rt と 呼 ぶが Dolby Lab が 古 くから 使 用 しているマ トリクスサラウンド 用 の Lt/Rt とは 意 味 が 異 なる ドルビーではス テレオ 2ch 用 のダウンミックスは Lo/Ro と 呼 び 区 別 している マト リクスサラウンド 用 ダウンミックスでは LS, RS の 位 相 制 御 が 行 わ れるので ステレオ 用 と 全 く 同 じではない - 3 -
14 ダビング ディスクリートサラウンド (ディスクリート 方 式 ) ディフューズサラウンド バンドレベル ピンクノイズ フロントチャンネル (スクリーンチャンネル) ベースマネージメント 映 画 の 製 作 現 場 で 使 用 している ミキシングと 同 義 語 であるが ダビングステージで 行 うファイナルミックスのことを 言 う 信 号 をそれぞれ 独 立 したチャンネルとして 記 録 する 方 式 で 劇 場 映 画 DVD Video 地 上 波 デジタル 放 送 などの 5.1ch サラウンドは この 方 式 である 5.1ch サラウンドは 独 立 した 6 つのチャンネルか ら 構 成 され 帯 域 制 限 のない 5 つのチャンネルと LFE と 呼 ばれる 帯 域 制 限 (20Hz~120Hz 又 は 20Hz~80Hz)のある1つのチャン ネルを 持 つ 帯 域 制 限 された LFE チャンネルを.1 と 呼 ぶことか ら 6ch とは 言 わず 5.1ch と 呼 んでいる 現 在 のディスクリートサラウンドはデジタル 放 送 など 多 くのメ ディアで 音 声 圧 縮 技 術 を 用 いて 帯 域 圧 縮 を 行 っているが その 方 式 により 各 種 のフォーマットが 存 在 する 5.1ch には Dolby Digital, DTS, MPEG-2 BC, MPEG-2 AAC などがあり 6.1ch には Dolby Digital Surround EX, DTS-ES が 7.1ch には SDDS がある サラウンドチャンネルスピーカの 設 置 方 法 のひとつで 各 チャン ネルを 複 数 本 のスピーカで 構 成 するのが 一 般 的 である 音 響 拡 散 構 造 (di-pole や tri-pole 型 )のスピーカを 使 用 する 方 式 と 映 画 館 の ようにダイレクトラジエータ 型 のスピーカを 複 数 本 使 用 して 音 響 拡 散 を 行 う 方 式 がある 音 響 を 拡 散 させるため 明 確 な 音 像 定 位 は 得 にくいが 比 較 的 広 いリスニングポイント(サラウンドエリア)が 得 られる また サラウンドのパンニング 処 理 ではダイレクト 方 式 より 音 のつながりが 良 いと 言 われている ダイレクトラジエータ 型 スピーカを 複 数 本 使 用 し ITU-R BS 方 式 で 配 置 すると ファ ントム 音 像 によるダイレクトサラウンドが 構 築 され 本 来 のディフ ューズ 効 果 が 得 られない 場 合 もある 1/1 又 は 1/3 オクターブのバンドパスフィルタを 通 して 測 定 した レベルのこと 調 整 に 使 用 する 広 帯 域 ノイズ 信 号 オクターブバンド 毎 のエネル ギーが 同 一 になるように 作 られている サラウンドサウンドの 前 方 チャンネルのこと 5.1ch では L/C/R チャンネルを 指 す 映 画 業 界 ではスクリーンチャンネルとも 言 う 音 響 再 生 システムの 低 域 周 波 数 を 管 理 する 方 法 この 考 え 方 に 基 づいた 製 品 がベースマネージメントシステムでサブウーファと 共 に 使 用 する 小 型 スピーカシステムに 使 用 した 場 合 低 域 周 波 数 の - 4 -
15 マトリクスサラウンド (マトリクス 方 式 ) メインチャンネル 音 圧 レベル(Sound Pressure Level:SPL) 音 響 軸 (スピーカの) 音 響 特 性 ( 室 内 の) 基 準 信 号 再 生 帯 域 を 改 善 することができる LFE チャンネルに 対 し+10dB のゲインアップを 行 うが メインチャンネルの 低 域 成 分 に 対 しては 行 わない ベースマネージメントを 使 用 すると メインチャンネル の 低 域 成 分 と LFE チャンネルを ひとつの 低 域 再 生 チャンネルと して 再 構 築 することができ 低 域 のコントロールが 容 易 になると 言 われている 3 チャンネル 以 上 の 信 号 を 2 チャンネルの 信 号 にエンコードして 記 録 する 方 式 のことを 言 う エンコードした 信 号 は 通 常 のステレオ 信 号 として 再 生 可 能 である この 信 号 をデコードすることで 元 の 信 号 が 得 られる 劇 場 映 画 で 使 用 している Dolby Stereo は 4 チャン ネル(L, C, R, S)の 信 号 を 2 チャンネルにエンコードし フィル ムに 記 録 する 方 式 である これをシネマプロセッサでデコードし 4 チャンネルの 信 号 として 復 元 している 民 生 用 では 同 様 の 方 式 とし て Dolby ProLogic がある また 5ch 以 上 に 対 応 し デコーダのみ で 機 能 (エンコード 処 理 不 要 )する ProLogicⅡや ProLogicⅡx も 開 発 されているが この 方 式 で.1 表 記 するサブウーファ 信 号 は メインチャンネルの 低 域 成 分 をローパスフィルタで 分 離 したもの で ディスクリートサラウンドの LFE とは 意 味 が 異 なる フロントチャンネルとサラウンドチャンネルを 合 わせてメイン チャンネルという LFE チャンネルは 含 めない 音 圧 計 又 は 騒 音 計 のフィルタ 特 性 を FLAT( 特 性 フィルタなし) に 設 定 した 時 の 測 定 レベルで 物 理 量 のひとつである また 音 圧 レ ベル(SPL)と C 特 性 騒 音 レベルは 測 定 特 性 が 異 なるので 混 同 しな いよう 注 意 する スピーカ 装 置 が 出 力 する 音 響 信 号 の 中 心 となる 位 置 一 般 にドラ イバユニットが 1 本 の 場 合 はそのユニットの 中 心 位 置 が 音 響 軸 とな るが 複 数 本 のドライバユニットで 構 成 されたスピーカ 装 置 では 装 置 としての 音 響 軸 を 求 める 必 要 がある これらはメーカの 資 料 で 確 認 できる 室 内 の 周 波 数 特 性 残 響 時 間 暗 騒 音 などの 特 性 をまとめて 音 響 特 性 と 言 う サラウンド 用 のスタジオはスピーカの 本 数 が 多 いた め 適 切 な 音 響 処 理 を 行 わなければ 周 波 数 特 性 に 乱 れが 生 じやす い 機 器 やシステムを 調 整 する 時 に 基 準 として 用 いる 信 号 のこと - 5 -
16 1kHz 正 弦 波 は 代 表 的 な 基 準 信 号 のひとつである 基 準 レベル 時 間 軸 補 正 (スピーカの) 騒 音 計 (サウンドレベルメー タ) 騒 音 レベル(A-weighted Sound Pressure Level) 機 器 やシステムを 調 整 する 時 に 基 準 となるレベルのこと アナロ グ 機 器 では 一 般 に 0VU を 基 準 レベルとしているが 絶 対 値 として はプロ 用 の+4dBu 民 生 業 務 用 の-10dBV などが 代 表 的 なもので ある デジタル 機 器 では-20dBFS -18dBFS がプロ 用 として 多 く 使 用 されており 民 生 用 では DAT の-12dBFS がある CD MD には 基 準 レベルが 規 定 されていない DVD-Video の Dolby Digital では-20dBFS が 基 準 レベルとなっている スピーカからリスニングポイントまでの 音 響 信 号 の 到 達 時 間 を 制 御 すること ディレイ 機 器 やサウンドプロセッサを 使 用 する デ ィスクリートサラウンドの 場 合 リスニングポイントと 各 スピーカ の 距 離 は 等 しくなるように 配 置 するのが 原 則 であるが 必 ずしもこ れを 満 足 できない 場 合 もある このような 場 合 は 音 響 信 号 に 遅 延 を 加 え 全 チャンネルの 音 響 信 号 が 同 時 に 到 達 するよう 制 御 する 到 達 時 間 が 異 なると 定 位 感 (ハース 効 果 )や 複 数 スピーカからの 同 相 信 号 に 乱 れ(コムフィルタリング 現 象 )を 生 じやすくなる マトリクスサラウンドの 場 合 は ハース 効 果 を 得 るためにフロン トチャンネルに 対 しサラウンドチャンネルの 音 響 信 号 を 15ms 前 後 (10ms~20ms) 遅 延 させている 騒 音 レベルと 音 圧 レベルを 測 定 するための 測 定 器 で 計 量 法 で 特 定 計 測 機 器 として 指 定 されている JIS 規 格 の 改 訂 により 現 在 は サ ウンドレベルメータ が 正 式 名 称 となっている ここでは 現 在 一 般 に 使 用 されている 旧 騒 音 計 について 述 べる 騒 音 計 は 普 通 騒 音 計 と 精 密 騒 音 計 に 分 類 され それぞれ 規 格 が 定 められている 普 通 騒 音 計 の 測 定 範 囲 は 20Hz~8kHz 精 密 騒 音 計 は 20Hz~12.5kHz となっており A 特 性 C 特 性 FLAT 特 性 のフィルタを 内 蔵 して いる 再 生 レベルの 測 定 を 行 う 場 合 は C 特 性 フィルタと 動 特 性 = SLOW を 選 択 する また 全 入 力 信 号 の 積 分 値 を 指 示 することから LFE チャンネルのような 帯 域 制 限 のある 信 号 の 測 定 では 値 が 小 さ くなる 同 じ 理 由 で 同 一 レベルのピンクノイズを 測 定 しても 大 型 スピーカと 小 型 スピーカでは 測 定 値 が 異 なる 場 合 がある 騒 音 計 の 校 正 は JIS で 規 定 された 音 響 校 正 器 を 使 用 する 騒 音 計 で 測 定 した 値 のことで 感 覚 量 のひとつである JIS IEC の 定 義 では 単 に 騒 音 レベル と 言 った 場 合 は A 特 性 フィルタを - 6 -
17 低 域 効 果 (Low Frequency Effects:LFE)チャンネル 使 用 した 測 定 値 のことを 示 す C 特 性 フィルタを 使 用 した 測 定 値 は C 特 性 騒 音 レベル と 言 う ディスクリートサラウンドで 使 用 されている 帯 域 制 限 された 低 域 効 果 専 用 チャンネルのことで LFE チャンネルと 呼 ばれる 帯 域 が 狭 いため.1 ch と 呼 ばれている ITU-R BS.775 や Dolby Digital は 20Hz~120Hz DTS は 20Hz~80Hz の 帯 域 を 持 つ 初 期 の 頃 は フォーマットによる 再 生 レベルの 違 いもあったが 現 在 は 多 くのフ ォーマットでメインチャンネルに 対 し 10dB 大 きく 再 生 することで 統 一 されている 放 送 用 途 では ITU-R BS で+10dB の 再 生 レ ベルが 推 奨 されている ディスクリートサラウンドの 開 発 当 初 低 域 効 果 用 チャンネルの 呼 び 方 は 定 まっておらず Subwoofer チャン ネルや Low Frequency Enhancement( 低 域 増 強 )チャンネル Low Frequency Extension チャンネル Boom チャンネルなどと 呼 ばれ ていた しかし 1990 年 代 後 半 からフォーマットメーカによる 呼 称 統 一 が 始 まり 現 在 は Low Frequency Effects(LFE)で 定 着 し ている 制 作 現 場 では 現 在 でも 慣 例 として サブウーファチャンネ ル と 呼 ぶことがある - 7 -
18 第 2 章 再 生 環 境 2.1 スピーカ 配 置 サラウンド 側 スピーカの 設 置 方 法 の 違 いにより ダイレクトサラウンド 方 式 とディフューズサラ ウンド 方 式 の 二 つがある 5.1ch サラウンド 番 組 を 制 作 する 際 のモニタースピーカ 配 置 は ダイレ クトサラウンド 方 式 である ITU-R BS に 準 拠 する ダイレクトサラウンド 方 式 国 際 電 気 通 信 連 合 (ITU)の 勧 告 ITU-R BS は 放 送 局 や 音 楽 制 作 現 場 などにおける 再 生 環 境 の 標 準 として 広 く 普 及 しているダイレクトサラウンド 方 式 の 配 置 である 再 生 用 のスピーカは フロント 3 チャンネル(Left Center Right)とサラウンド 2 チャンネル(Left Surround Right Surround) 及 び 低 域 効 果 チャンネル(Low Frequency Effects)から 構 成 される ITU-R BS におけるスピーカ 配 置 を 図 2-1 に 示 す 図 2-1 ITU-R BS におけるスピーカ 配 置 L, R のスピーカは 開 き 角 が 60 度 で 従 来 の 2 チャンネルステレオにおけるモニター 環 境 と 互 換 性 がある 5 台 のスピーカは 同 一 円 周 上 に 配 置 し LS, RS のスピーカは センタースピーカに 対 し 左 右 に 110 度 ±10 度 の 位 置 に 設 置 する 以 下 に ITU-R BS のスピーカ 配 置 における 留 意 点 を 示 す (1) メインチャンネルスピーカの 設 置 について - 8 -
19 5 台 のスピーカの 特 性 を 揃 える( 可 能 であれば 同 じスピーカを 使 用 ) スピーカ 設 置 高 は 音 響 軸 が 1.2m( 耳 の 高 さ)となるようにし スピーカの 傾 斜 は 0 度 に する 各 スピーカの 音 響 軸 はリスニングポイントに 合 わせる(ダイレクトサラウンド 方 式 ) モニター 距 離 はリスニングポイントから 2~3m とする(ITU-R BS のマルチチャ ンネル 再 生 環 境 における 推 奨 値 ) 実 際 の 設 置 では ITU-R BS のスピーカ 配 置 が 困 難 な 場 合 も 多 い その 場 合 は 以 下 の 方 法 で 対 処 する 円 周 上 でのスピーカ 設 置 が 困 難 な 場 合 は 円 周 の 内 側 に 設 置 されるスピーカにディレイを 入 れて 時 間 軸 を 補 正 する フロントスピーカの 直 接 音 がミキシングコンソールやメータブリッジでさえぎられる 場 合 は これらの 配 置 を 工 夫 し 場 合 によってはスピーカ 設 置 位 置 も 検 討 する フロントスピ ーカの 設 置 高 さ( 音 響 軸 )は 1.2m となっているが 現 実 にはこれを 守 るのが 困 難 な 場 合 も 多 い このような 場 合 は スピーカの 音 響 軸 がミキシングコンソールやメータブリッジ などでさえぎられない 高 さに 設 置 し 傾 斜 角 をつけるのが 現 実 的 である サラウンドスピーカの 傾 斜 を 0 度 にすることが 困 難 な 場 合 は 設 置 位 置 を 高 くすることに なるが その 場 合 はリスニングポイントから 見 た 仰 角 を 15 度 以 内 に 収 めること 図 2-2 サラウンドスピーカの 配 置 例 (2) サブウーファの 設 置 について ITU-R BS では LFE はオプションとされており サブウーファの 設 置 位 置 までは 記 され ていない サブウーファの 設 置 方 法 については (a) 中 央 に 設 置 し 正 面 を 向 けると 側 面 からの 定 在 波 により 出 力 が 相 殺 されやすい (b) コーナーに 設 置 すると 定 在 波 により 周 波 数 特 性 が 乱 れやすい (c) 2 台 のサブウーファを 設 置 したほうが 良 い などさまざまな 提 言 があるが 特 性 の 乱 れが 少 なく 定 在 波 の 発 生 しづらい 場 所 を 各 々の 環 境 で 検 - 9 -
20 討 することが 重 要 である また 以 下 の 点 にも 注 意 する LFE にて 120Hz 付 近 までの 再 生 を 行 う 場 合 は サブウーファの 位 置 が 認 識 されることが あるため 設 置 位 置 に 注 意 すること メインチャンネルスピーカと 位 相 を 合 わせること 特 に 後 述 するベースマネージメントを 使 用 する 場 合 はクロスオーバー 周 波 数 近 辺 の 位 相 に 注 意 する( 解 説 1 参 照 ) (3) 映 像 装 置 の 配 置 について スクリーンを 用 いる 場 合 は 音 響 透 過 特 性 の 優 れたものを 使 用 して スクリーンバックスピ ーカの 特 性 が 変 化 しないように 注 意 する スクリーンを 用 いない 場 合 は 映 像 再 生 装 置 の 直 上 又 は 直 下 にセンタースピーカを 配 置 し スピーカ 設 置 高 や 音 響 軸 のばらつきが 少 なくなるようにする 映 像 幅 と 音 像 幅 のずれをなくすため 映 像 再 生 装 置 の 大 きさを 考 慮 する 図 2-3 スクリーンを 使 用 しない 場 合 のフロントスピーカの 配 置 例 (SP 内 の X 印 は 音 響 軸 を 示 す) ディフューズサラウンド 方 式 MA ルームによってはクライアント 席 ディレクタ 席 が 設 けられており これらに 対 しても 適 切 な 再 生 音 場 を 提 供 しなければならない 場 合 がある 一 般 的 にこのような 場 合 は ダイレクトサラウ ンド 方 式 よりもディフューズサラウンド 方 式 が 適 している この 方 式 は サラウンド 成 分 を 拡 散 さ せることで 広 いサラウンド 音 場 (リスニングポイント)を 得 ることができるが その 分 明 確 な 定 位 感 は 少 なくなる また ダイレクトサラウンドよりもパンニング 処 理 における 音 のつながりが 良 い と 言 われている 広 範 囲 なリスニングポイントを 必 要 とする 映 画 館 はこの 方 式 の 代 表 例 であり 劇 場 映 画 の 制 作 スタジオ(ダビングステージと 言 う)もこの 方 式 である ディフューズサラウンド 方 式 の 例 を 図 2-4 及 び 解 説 3 の 図 3-1 に 示 す
21 図 2-4 ディフューズサラウンド 方 式 の 例 2.2 再 生 レベル サラウンド 番 組 制 作 時 のモニター 再 生 レベルは メインチャンネル(L, R, C, LS, RS)は 同 一 レ ベル LFE チャンネルは メインチャンネルのバンドレベル+10dB に 設 定 する メインチャンネルの 推 奨 再 生 レベル メインチャンネルの 各 々の 再 生 レベルは 79dBC を 推 奨 値 とする ( 注 ) このレベルのモニターボリ ューム 位 置 をマーキングするなどして 容 易 に 再 現 できるように 工 夫 することが 望 ましい また 絶 対 レベルの 校 正 よりも 各 スピーカの 再 生 音 量 差 を 小 さくする 事 が 重 要 で ±0.5dB 以 内 となるよ うに 調 整 する 事 を 推 奨 する 再 生 レベルの 調 整 にはピンクノイズを 使 用 する( 再 生 レベルの 調 整 方 法 については 解 説 2 を 参 照 ) ( 注 )この 値 は ARIB スタジオ 音 声 作 業 班 が 放 送 関 係 音 声 技 術 者 を 対 象 に 実 施 したミキシング 作 業 時 の 再 生 レベル 調 査 の 平 均 値 である 全 米 録 音 芸 術 科 学 院 (NARAS) 発 行 の サラウンド 音 声 制 作 ガイド では メインチャ ンネルのリファレンスリスニングレベルとして 79~85dBC を 推 奨 している 同 時 に 小 音 量 (40dBC)から 大 音 量 (92dBC 以 下 )までの 異 なるレベルでのバランス 確 認 も 大 切 であ るとしている EBU のマルチチャンネルサウンドに 関 する 規 格 Tech3276-s では 78dBSPL を メインチャンネルの 推 奨 レベルとしている 劇 場 映 画 のリファレンスレベルは SMPTE RP 200 で 85dBC となっている また ス クリーンチャンネルは±0.5dB 以 内 であるべきとしている 劇 場 映 画 のダビングは 85dBC の 環 境 で 行 うことが 基 本 となっている
22 2.2.2 LFE(Low Frequency Effects)チャンネルの 再 生 レベル LFE チャンネルの 再 生 レベルはメインチャンネルのバンドレベルに 対 し 10dB 高 く 設 定 する( 再 生 レベル 調 整 方 法 については 解 説 2 を 参 照 のこと) 周 波 数 帯 域 は 劇 場 映 画 や DVD-Video と 同 じ 20Hz~120Hz とする LFE チャンネル(モニター 系 録 音 系 とも)にはカットオフ 周 波 数 120Hz 減 衰 特 性 24dB/oct のローパスフィルタを 使 用 することを 原 則 とする 特 にローパスフィルタを 内 蔵 しないサブウーフ ァを 使 用 する 場 合 は 必 須 となる 減 衰 特 性 を 24dB/oct にできない 場 合 はカットオフ 周 波 数 を 下 げ る 事 で 代 替 も 可 能 であるが 推 奨 設 定 と 異 なることに 十 分 配 慮 した 運 用 が 必 要 である( 例 えば 18dB/oct の 場 合 はカットオフ 周 波 数 を 80Hz にする などである) 2.3 ベースマネージメント ベースマネージメント( 専 用 機 器 又 は 回 路 )を 用 いることで メインチャンネルの 低 域 成 分 ( 通 常 80Hz 以 下 )と LFE チャンネルを 同 時 にサブウーファから 再 生 することが 可 能 となる( 図 2-5) ベースマネージメントの 目 的 は (1) メインチャンネルの 低 域 再 生 特 性 を 改 善 する( 特 に 小 型 スピーカで 有 効 ) (2) メインチャンネルの 低 域 再 生 特 性 を 揃 える (3) 室 内 音 響 の 低 域 特 性 ( 定 在 波 の 発 生 )を 改 善 する などであり 多 くのコンシューマ 機 器 が(1)を 目 的 としてその 機 能 を 実 装 している スタジオ 再 生 におけるベースマネージメントの 採 用 は 機 器 の 特 性 や 環 境 によって 判 断 されるべきだが 第 6 章 に 示 すようにベースマネージメントによる 検 聴 を 行 えるような 環 境 整 備 が 望 ましい ベースマネージメントの 詳 細 については 解 説 1 を 参 照 のこと L HPF L R HPF R C HPF C LFE +10dB LPF SW LS HPF LS RS HPF RS 図 2-5 ベースマネージメントの 概 要
23 第 3 章 録 音 3.1 録 音 時 の 処 理 録 音 時 に 使 用 する 磁 気 テープメディアやディスクメディア 等 の 各 トラックの 冒 頭 に 基 準 信 号 を 入 れるものとする また 放 送 局 やプロダクションにおいて 様 々なメディアフォーマットが 使 用 され ている 現 状 では 正 確 な 情 報 を 記 入 したデータシートを 添 付 するよう 配 慮 する 3.2 基 準 信 号 と 基 準 レベル 各 トラックの 冒 頭 に レベル 調 整 用 基 準 信 号 を 録 音 する( 録 音 パターンについては 第 5 章 を 参 照 ) 基 準 レベルはシステムにより 異 なるので 注 意 する メインチャンネル 基 準 信 号 :1kHz の sine wave デジタルの 場 合 48kHz/16bit 又 は 24bit の 量 子 化 信 号 LFE チャンネル 基 準 信 号 :50Hz の sine wave デジタルの 場 合 48kHz/16bit 又 は 24bit の 量 子 化 信 号 基 準 レベル(L, R, C, LS, RS, LFE) :デジタル 機 器 では-20dBFS あるいは-18dBFS アナログ 機 器 では 0VU 完 成 番 組 の 冒 頭 には すべてのトラックに 30 秒 ~45 秒 以 上 の 基 準 信 号 を 録 音 し プログラ ム 開 始 前 3 秒 間 は 無 音 とする また 以 下 のような 情 報 を 明 記 したデータシートを 添 付 すること が 望 ましい 制 作 年 月 日 制 作 スタジオ ミキシングエンジニア サンプリング 周 波 数 量 子 化 ビット 数 タイムコードフォーマット サラウンドレベル(フロントと 同 じ フロント-3dB など) LFE チャンネル LPF(フィルタの 有 無 LPF の 特 性 ) トラックアサイン(トラック 7,8 の 録 音 内 容 明 記 ) 録 音 メディアフォーマット 3.3 トラックアサイン 5.1ch サラウンドサウンドを 録 音 する 際 一 般 的 には 8 トラックを 使 用 することが 多 い 各 トラ ックに 録 音 するチャンネル(トラックアサイン)は ITU-R BR.1384 に 準 拠 する 推 奨 するトラッ クアサインを 表 3-1 に 記 す
24 表 3-1 推 奨 トラックアサイン トラック チャンネル 備 考 1 L 2 R 3 C 4 LFE 120Hz(24dB/oct)の LPF を 通 して 録 音 することを 推 奨 5 LS 6 RS 7 ユーザ 定 義 ステレオミックスの Lch あるいはダウンミックスの Lt を 推 奨 8 ユーザ 定 義 ステレオミックスの Rch あるいはダウンミックスの Rt を 推 奨 (1) 留 意 点 LFE 信 号 を 録 音 するトラックは 再 生 時 の 信 号 確 認 を 容 易 にするため 120Hz 24dB/oct の LPF を 通 して 録 音 する( 第 6 章 6.5 項 も 参 照 のこと) 再 生 環 境 やステレオメディアへのダビングを 考 慮 すると トラック 7, 8 にはステレオミッ クスの L, R あるいはダウンミックスの Lt, Rt を 割 り 当 てることを 推 奨 する 録 音 環 境 によっては トラック 4 の LFE 信 号 に 推 奨 のフィルタリングを 行 うことが 難 し い 場 合 がある また トラック 7, 8 はユーザ 定 義 の 為 その 都 度 目 的 によって 異 なる 信 号 が 録 音 される したがって 番 組 交 換 などでの 混 乱 を 避 けるため 3.2 項 で 述 べたようなデ ータシートの 添 付 を 推 奨 する この 中 には LFE フィルタリングの 有 無 LPF パラメー タ トラック 7, 8 の 録 音 内 容 を 明 記 する (2) トラック 7, 8 の 使 用 例 CM の 場 合 は 必 ずステレオ 信 号 を 録 音 する ( 民 放 連 サイマル 放 送 時 のテレビ CM 素 材 搬 入 基 準 ) スポーツなどではトラック 1~6 に 5.1ch 本 線 トラック 7, 8 に 5.1ch のアイソレーション を 収 録 するため マトリクスエンコードされたサラウンド 信 号 やマルチプレックスされた デジタル 信 号 を 録 音 することがある
25 第 4 章 標 準 サラウンドテスト 音 源 4.1 サラウンドテスト 音 源 の 構 成 下 図 パターンのように 収 録 時 のレベル 調 整 用 信 号 と モニター 調 整 用 信 号 から 構 成 する 時 間 1:00:00 1:00:30 1:01:00 1:01:30 1:02:00 1:02:30 1:03:00 1:03:30 1:04:00 1:04:30 1:05:00 TR CH 1 L 1k 1k 1k 1k 50 P P P P P 2 R 1k 1k 1k 1k 50 P P P P P 3 C 1k 1k 1k 50 P P P P 4 LFE P P P P 5 LS 1k 1k 50 P P P 6 RS 1k 1k 50 P P P 1k = OSC (1kHz,48kHz/16bit or 24bit) 50 = OSC (50Hz,48kHz/16bit or 24bit) P = Pink Noise (Full Range,48kHz/16bit or 24bit) 図 4-1 テスト 信 号 パターン 4.2 収 録 時 のレベル 調 整 用 基 準 信 号 本 ガイドライン 3.2 項 に 規 定 されている 基 準 信 号 がトラックごとに 記 録 されており 各 トラック の 収 録 レベルの 調 整 及 び 位 相 のチェックを 行 う 4.3 モニター 調 整 用 信 号 同 相 の 広 帯 域 ピンクノイズ(-21dBFSrms 若 しくは-23dBFSrms)を 各 トラックに 記 録 する(モ ニター 環 境 の 具 体 的 な 調 整 方 法 は 解 説 2 を 参 照 ) ( 注 )デジタル 信 号 の 実 効 値 を 示 す 単 位 として dbfsrms を 用 いる 0dBFSrms はピークレベル 0dBFS の 1kHz 方 形 波 の 実 効 値 とする デジタル 信 号 のレベルを 表 す dbfs 単 位 は ピンク ノイズのようにピークレベルが 一 定 しない 信 号 で 使 用 するのは 適 当 ではない 正 弦 波 のピー クレベルと 実 効 値 の 関 係 は ピークレベル(dBFS)-3.01(dB)= 実 効 値 レベル(dBFSrms) と なるので 基 準 レベル-18dBFS 及 び-20dBFS の 正 弦 波 は それぞれ-21.01dBFSrms 及 び-23.01dBFSrms となる ピンクノイズもこれらと 同 じ 実 効 値 の 信 号 を 使 用 する 4.4 位 相 チェック 用 信 号 同 相 の 広 帯 域 ピンクノイズ(-21dBFSrms 若 しくは-23dBFSrms)を 各 トラックに 記 録 する
26 第 5 章 ダウンミックス 5.1 デジタル 放 送 のダウンミックス デジタル 放 送 では 受 信 機 が 5.1ch サラウンド 音 声 をステレオ 2ch にダウンミックスしており 放 送 局 ではメタデータにダウンミックス 情 報 を 設 定 して 送 出 している サイマル 放 送 中 の 現 在 は アナログ TV 放 送 用 のステレオミックスも 同 時 に 制 作 する 必 要 があり これをダウンミックスによ り 行 うことが 多 い ここでは ARIB STD B-21 デジタル 放 送 用 受 信 装 置 標 準 規 格 を 基 に 説 明 す る ch サラウンドからステレオ 2ch へのダウンミックスアルゴリズム 日 本 のデジタル 放 送 では 受 信 機 が 行 う 5.1ch サラウンドからステレオ 2ch へのダウンミックス アルゴリズムは 下 記 の 式 で 表 される ダウンミックスされたステレオ 2ch のチャンネル 名 称 は Lt/Rt(L total /R total)と 呼 ぶ Lt = a*(l+(1/ 2)*C+kLS) Rt = a*(r+(1/ 2)*C+kRS) k = 1/ 2, 1/2, 1/2 2, 0 a の 値 は 5.1ch サラウンドからダウンミックスされた Lt, Rt のビットオーバフローを 防 ぐため に 挿 入 される 係 数 で ARIB STD B-21 では a=1/ 2 となっている( 詳 細 は 同 規 格 を 参 照 ) 上 の 式 からわかるように 係 数 a の 影 響 でダウンミックスされた 音 声 は 3dB 低 くなる また 外 部 擬 似 サラウンドプロセッサ 用 のダウンミックス 計 算 式 として 以 下 の 処 理 がオプション として 用 意 されている Lt = a* (L+(1/ 2)*C-k(LS+RS)) Rt = a* (R+(1/ 2)*C+k(LS+RS)) k = 1/ 2, 1/2, 1/2 2, ダウンミックス 係 数 k について ダウンミックス 計 算 式 における 係 数 k は 受 信 機 に 対 するメタデータとして 送 出 することができ る メタデータを 設 定 せずに 送 出 した 場 合 受 信 機 では k の 値 を 1/ 2 としダウンミックスを 行 う
27 注 ) 平 成 15 年 以 前 に 発 売 の 受 信 機 には 固 定 の k 値 にてダウンミックス 処 理 を 行 う 受 信 機 もある 5.4 ダウンミックス 音 声 のモニター 5.1ch サラウンド 番 組 の 場 合 アナログ 放 送 用 のステレオ 音 声 はダウンミックスにより 制 作 する ことが 多 い ここでは ステレオ 仕 様 のコンソールにおいてダウンミックスを 行 う 場 合 の 一 例 を 挙 げる (1) a=1/ 2 k=1/ 2 の 場 合 図 5-1 のようなコンソール 設 定 にする 図 5-1 a=1/ 2 k=1/ 2 の 場 合 のコンソール 設 定 (2) a=1/ 2 k=1/2 1/2 2 0 の 場 合 図 5-1 のコンソール 設 定 において 各 チャンネルのレベルを 表 5-1 のように 設 定 する 表 5-1 a=1/ 2 k=1/ 2 の 場 合 のコンソール 設 定 チャンネル L R C LFE LS RS k=1/2-3db -3dB -6dB - -9dB -9dB k=1/2 2-3dB -3dB -6dB - -12dB -12dB k=0-3db -3dB -6dB ダウンミックス 音 声 のレベルバランス ダウンミックス 式 の 問 題 点 視 聴 者 の 再 生 環 境 はモノ ステレオ 5.1ch サラウンドサウンド( 以 下 サラウンド)など 様 々 である デジタル 放 送 の 規 格 では サラウンドで 制 作 された 番 組 は 再 生 がサラウンド 環 境 でない 場 合 受 信 機 側 でダウンミックス 式 に 基 づいてステレオあるいはモノ 音 声 となって 再 生 される し かし 現 行 のダウンミックス 方 式 では サラウンド 再 生 環 境 とダウンミックス 再 生 環 境 で 比 較 する
28 と 原 理 的 にダウンミックス 再 生 環 境 のほうが 音 量 は 低 くなる (フロントチャンネルの 音 声 ではそ の 差 が 3dB になる) このため サラウンド 番 組 を 制 作 する 際 に 通 常 の 0VU を 目 標 にしたミキシングを 行 うと ダウ ンミックス 再 生 環 境 においては ステレオ 番 組 に 比 べ 全 体 の 再 生 音 量 が 低 下 するため サラウンド 番 組 のコメント 等 フロント 音 声 が 小 さくなったように 聞 こえる これを 避 けるために ダウンミッ クス 再 生 環 境 で 音 量 差 を 感 じさせないようなミックスを 行 った 場 合 逆 にサラウンド 再 生 環 境 では 他 のステレオ 番 組 よりサラウンド 番 組 の 音 量 が 大 きくなってしまう 現 行 のダウンミックス 方 式 においては この 両 者 を 同 時 に 満 足 させるミックスは 原 理 的 に 困 難 で ある これによって 発 生 するダウンミックス 再 生 環 境 での 音 量 低 下 については 今 後 放 送 側 受 信 機 側 によって 改 善 されることを 期 待 する なお 実 際 の 制 作 現 場 では サラウンド 環 境 ダウンミックス 環 境 どちらでも レベル 差 をでき る 限 り 小 さく 感 じさせるための 種 々の 試 みが 行 われている 参 考 資 料 1 として これらの 事 例 を 番 組 のジャンル 別 にまとめた サラウンド 番 組 制 作 時 のレベルバランスについての 注 意 点 レベルバランスの 取 り 方 は チャンネルあたりのモニターレベルを 規 定 に 合 わせ 設 定 し( 他 のモ ード 例 えばステレオと 同 等 にして) 結 果 的 に 各 チャンネルの 音 量 レベルが 0VU を 目 安 にミック スできる 環 境 を 基 本 とする これにより サラウンド 再 生 環 境 では 他 のステレオ 番 組 (L, R の 各 チャンネルが 0VU を 目 安 にミックスされている)と 音 量 の 整 合 性 が 取 れることになる 現 行 のダウンミックス 方 式 は このレベル 取 りを 前 提 とした 上 でピークレベルのオーバーが 起 こ りにくいよう 全 体 を 3dB 下 げていることに 注 意 したい (ARIB STD-B21 では この 3dB の 低 下 は 許 容 できる 範 囲 とされている また 3dB 下 げてもピークオーバーの 可 能 性 がゼロになるわけで はない ) これにより ミックスをした 場 合 ダウンミックス 音 声 を 聞 く 環 境 (ステレオ 再 生 モノ 再 生 ) では 他 の 音 声 モードの 素 材 (ステレオ CM 等 )との 切 り 替 わりで 音 量 が 小 さく 感 じられることが あるので そのつながりに 十 分 注 意 する 必 要 がある サラウンド 番 組 制 作 時 の 基 本 事 項 (1) モニター 環 境 の 構 築 とダウンミックス 音 声 の 確 認 まず 2 章 に 書 かれたようにスピーカを 配 置 し サラウンド 環 境 におけるモニターレベルを 決 定 する ミキシングエンジニアは 自 らの 基 準 となる 参 照 モニターレベルと 参 照 素 材 ( 通 常 トークなど) を 用 いて 他 のプログラムとのコンパチビリティーに 留 意 したミキシングを 行 う すなわち サラウ ンドモニター 環 境 において 他 のプログラムとのコンパチビリティーに 留 意 したレベルバランスを 取 ることが 重 要 である 更 に 前 項 に 示 した 方 法 等 によってダウンミックス 音 声 を 作 成 し この 音 声 とサラウンド 音 声 が 切
29 り 替 え 可 能 なモニターシステムを 構 築 する ダウンミックス 音 声 においてコメントなどが 聞 き 取 りにくくなっていないか 逆 にサラウンドで コメントが 突 出 しすぎていないか ダウンミックスでバランスが 破 綻 していないか 位 相 関 係 で 音 がやせていないかなどを 確 認 しながらミキシングを 行 う また 特 に 生 放 送 の 場 合 本 編 のダウンミックス 音 声 と CM などステレオモード 音 声 のパートの 音 声 が 音 量 的 に 違 和 感 なくつながることを 併 せて 確 認 する 現 行 受 信 機 でのダウンミックスにおいては 全 体 係 数 a により 音 量 が 約 3dB 低 くなることを 十 分 認 識 しておく 必 要 がある (2) メータによる 監 視 サラウンドプログラムのメータリングは ステレオと 同 様 の VU メータやピークメータを 各 チャ ンネルの 再 生 音 量 ピーク 管 理 に 使 用 し 目 視 確 認 できるようにする また ダウンミックスの 管 理 を 行 うため ダウンミックス 音 声 を VU メータ ピークメータ 等 に よって 監 視 できるシステムを 構 築 する また ダウンミックス 音 声 サラウンド 音 声 共 に オーバーフローには 十 分 注 意 し 必 要 に 応 じ コンプレッサ 等 でサラウンド 音 声 側 のピーク 管 理 を 行 う なお サラウンド 音 声 が VU メータ 上 適 正 範 囲 でミックスされていれば ダウンミックス 音 声 の VU メータの 振 れは 小 さめになることが 予 想 されるため ダウンミックスの VU メータ 表 示 につら れてサラウンド 音 声 全 体 のレベルが 上 がりすぎないように 注 意 する 必 要 がある (3) LFE チャンネルの 確 認 LFE チャンネルはダウンミックス 音 声 に 加 算 されないため 重 要 な 音 声 情 報 は LFE チャンネル のみに 入 れるべきではない あくまで 味 付 け 程 度 にとどめるべきであり サラウンド 音 声 とダウン ミックス 音 声 で 低 域 の 印 象 が 大 きく 違 っている 場 合 サラウンドとダウンミックスの 印 象 が 異 なる 場 合 LFE レベルを 確 認 したり LFE チャンネルをミュートしてサラウンド 音 声 をモニターした りしてダウンミックスとのバランスを 調 整 する 必 要 がある (4) ステレオ 素 材 の 利 用 5.1ch サラウンド 制 作 の 番 組 中 に ステレオ 素 材 の VTR や 音 楽 などを 出 す 場 合 について ステレ オ 素 材 を 5.1ch サラウンドの Lch, Rch から 出 す 場 合 と ステレオ 素 材 を 擬 似 的 に 5.1ch サラウンド 素 材 に 変 換 して 出 す 場 合 がある ステレオ 素 材 をサラウンド Lch, Rch から 出 す 場 合 は VTR 機 器 などとのレベルセット 時 に 再 生 基 準 レベルをサラウンド 音 声 Lch, Rch の VU メータで 0VU となるようにセットする ステレオ 素 材 を 擬 似 的 に 5.1ch サラウンド 素 材 に 変 換 して 出 す 場 合 は 変 換 後 のプログラム に 違 和 感 がないかなど 十 分 にチェックし またそれをダウンミックスした 音 声 も 音 量 レベ
30 ル 定 位 や 位 相 など 含 め 問 題 がないかを 確 認 する 特 に 音 楽 の 場 合 は この 変 換 によって アーティストがもつ 曲 イメージをくずしてしまう 恐 れがあるので 事 前 に 十 分 確 認 しなけれ ばならない
31 第 6 章 サラウンド 番 組 制 作 時 の 注 意 点 6.1 ベースマネージメントを 使 用 した 検 聴 制 作 時 にはベースマネージメントによる 検 聴 も 併 用 する 事 が 望 ましい 各 スピーカから 再 生 され た 低 域 成 分 が 空 間 合 成 される 場 合 と ベースマネージメントによって 電 気 的 に 合 成 されサブウーフ ァから 再 生 される 場 合 とでは 再 生 音 場 に 違 いを 生 じることがある 多 くのコンシューマ 機 器 がベ ースマネージメント 機 能 を 採 用 していることを 考 慮 すると これを 使 用 した 検 聴 でその 違 いをチェ ックすることが 重 要 と 考 えられる 6.2 ダウンミックス 再 生 を 考 慮 したミキシング 現 時 点 では 視 聴 者 側 の 再 生 環 境 のほとんどがステレオ 再 生 であることから 制 作 時 にはダウンミ ックス 再 生 における 音 声 バランスを 考 慮 したミキシングが 求 められる 詳 細 については 第 5 章 を 参 照 のこと 6.3 部 屋 の 大 きさによる 留 意 点 中 継 車 のような 比 較 的 小 さな 室 内 では LS, RS の 再 生 レベルを 2dB ないし 3dB 下 げることでモ ニターバランスが 良 好 となることがある 個 々の 条 件 により 設 定 値 は 異 なるので 普 段 使 用 する 環 境 でのモニター 条 件 をチェックしておくとよい 平 均 サイズの 部 屋 でミキシングした 素 材 を 中 継 車 など 小 さな 室 内 環 境 に 持 ち 込 んでバランスチェックを 行 い 差 があれば 修 正 すると 良 い 6.4 LFE チャンネルの 扱 い LFE チャンネルはミキシングエンジニアによって 意 図 的 に 作 られるが ダウンミックスではミッ クスの 対 象 にはならない したがって 再 生 されないと 演 出 意 図 が 伝 わらない 音 声 素 材 や 著 しく 表 現 が 変 化 してしまう 音 声 素 材 は LFE チャンネルにアサインすべきではない 6.5 LFE チャンネルの 周 波 数 帯 域 LFE チャンネルの 周 波 数 帯 域 は 本 ガイドラインでは 20Hz~120Hz としているが 制 作 において は 二 次 利 用 三 次 利 用 を 考 慮 する 必 要 がある LFE チャンネルの 周 波 数 帯 域 は ここまでの 周 波 数 を 使 うことが 可 能 である と 言 う 意 味 であって この 帯 域 をフルに 使 わなければならない というこ とではない 例 えば 映 画 や DVD で 使 用 されている Dolby Digital は 20Hz~120Hz DTS は 20Hz ~80Hz となっているが 米 国 映 画 の 場 合 1 本 のプリントに 複 数 のディスクリートサラウンドフォ ーマットを 記 録 することが 多 く LFE チャンネルで 使 用 する 周 波 数 帯 域 を 20Hz~80Hz に 統 一 す る 場 合 もある こうすることで サラウンドフォーマットごとに LFE チャンネルを 制 作 する 必 要 がなくなる また 1 種 類 の LPF( 通 常 80Hz 前 後 )しか 実 装 していない 低 価 格 民 生 機 器 でも 制 作 者 の 意 図 した 再 生 が 可 能 となる
32 6.6 ダイバージェンス 機 能 について ダイバージェンスとは トータル 音 量 を 変 えずに 複 数 のチャンネルから 音 を 出 すように 制 御 する ことである 例 えばパンポットをセンター 位 置 にして ダイバージェンスを 100%から 徐 々に 小 さ くして 行 くと L, R チャンネルのレベルが 大 きくなるにしたがって C チャンネルのレベルが 減 少 す る 劇 場 のように 観 客 席 が 広 い 場 合 左 右 両 端 の 客 席 ではセンターチャンネルのダイアログが 聞 き 取 りにくいことがある ダイアログがよく 聞 き 取 れない 映 画 は 致 命 的 な 欠 陥 となるので 本 来 セン ターチャンネルのみのダイアログを 左 右 のスピーカから 少 し 洩 らすことで 聞 き 取 りを 容 易 にするこ とがある この 場 合 ダイバージェンスを 利 用 すると 音 声 バランスを 変 えずに 左 右 のチャンネルへ 音 を 分 配 できる 但 し C チャンネルにダイバージェンスを 使 用 すると ダウンミックスによって 音 量 が 大 きくなるので ダウンミックスステレオのバランス 上 注 意 が 必 要 である
33 解 説 1 ベースマネージメント ベースマネージメントは その 名 が 示 すようにモニターシステムの 低 域 制 御 を 目 的 としている メインチャンネルの 低 域 成 分 と LFE チャンネルを サブウーファを 使 用 して 再 生 することで 低 域 音 響 特 性 ( 再 生 帯 域 定 在 波 低 域 位 相 特 性 など)の 改 善 を 可 能 としている 一 般 にベースマネー ジメントを 行 うには 専 用 機 器 やサブウーファに 組 み 込 まれている 回 路 を 使 用 する ベースマネージメントは メインスピーカに 十 分 な 再 生 能 力 があれば 使 用 する 必 要 性 は 少 ないが 室 内 の 低 域 音 響 特 性 改 善 のために 採 用 する 場 合 もある また 比 較 的 小 さなスピーカシステムに 使 用 した 場 合 は 低 域 の 再 生 帯 域 を 改 善 することができる 1.1 ベースマネージメント 機 器 の 構 成 例 図 1-1 にベースマネージメントの 構 成 例 を 示 す ベースマネージメント 機 器 に 入 力 されたメイ ンチャンネル 信 号 (L, R, C, LS, RS)は メインスピーカ 用 とサブウーファ 用 に 分 岐 される メイ ンスピーカ 用 信 号 はハイパスフィルタ( 通 常 80Hz 前 後 )で 処 理 された 後 新 たなメインチャンネ ル 信 号 として 出 力 される サブウーファ 用 信 号 はメインチャンネル 用 加 算 アンプに 加 えられ ロー パスフィルタ( 通 常 80Hz 前 後 )で 処 理 された 後 LFE チャンネル 信 号 と 加 算 されサブウーファ 用 信 号 として 出 力 される 専 用 機 器 ではフィルタ 周 波 数 (クロスオーバー 周 波 数 )を 何 種 類 か 切 り 替 えて 使 用 できるものがある 図 1-1 ベースマネージメントコントローラの 構 成 コンシューマ 製 品 ではフィルタを 簡 素 化 するため LFE チャンネルについても 80Hz カットオフと している 場 合 がある LFE チャンネルの AMP ゲインは+10dB(DVD-Video 劇 場 映 画 デジタル テレビ 放 送 が 該 当 する)が 標 準 となっている DVD-Audio や SACD では LFE チャンネルの 規 定 が なく 6ch すべてがフルレンジ(20Hz~20kHz)として 使 用 可 能 なため 全 チャンネル 同 じゲイン
34 で 再 生 する 1.2 クロスオーバーフィルタと 位 相 ベースマネージメントのクロスオーバーフィルタ 減 衰 特 性 は 一 般 に 24dB/oct が 使 用 されている ただし スピーカによってフィルタ 特 性 を 使 い 分 ける 場 合 もある その 場 合 低 域 再 生 能 力 が 80Hz 程 度 の 小 型 スピーカでは 12dB/oct を 用 い 重 低 域 まで 再 生 できる 大 型 スピーカの 場 合 は 24dB/oct とするのが 一 般 的 である 適 切 なベースマネージメントを 行 う 為 にはサブウーファの 設 置 位 置 を 含 め メインスピーカとサ ブウーファのクロスオーバー 周 波 数 付 近 の 位 相 合 わせが 大 切 である 位 相 が 合 っていないとディッ プを 生 じることになる 図 1-2 にベースマネージメントによる 総 合 周 波 数 特 性 の 例 を 示 す この 例 ではクロスオーバー 周 波 数 付 近 の 位 相 が 合 っていないため 100Hz 付 近 にディップを 生 じている 図 1-2 ベースマネージメントコントローラによる 周 波 数 特 性 の 一 例 1.3 ベースマネージメントを 使 用 した 検 聴 制 作 時 にベースマネージメントを 併 用 して 検 聴 する 事 が 望 まれる 制 作 スタジオのスピーカに 十 分 な 低 域 再 生 能 力 があるとしても 各 スピーカから 再 生 された 低 域 成 分 が 空 間 合 成 される 場 合 と ベースマネージメントによって 電 気 的 に 合 成 され 一 つのスピーカから 再 生 される 場 合 とでは 再 生 音 場 に 違 いを 生 じることがある 特 に 2 つのチャンネルに 電 気 的 に 同 一 レベルで 逆 相 の 信 号 があっ た 場 合 空 間 合 成 では 音 が 全 く 聴 こえなくなると 言 うことは 少 ないが 電 気 的 な 合 成 ではこのよう
35 なことが 生 じる ベースマネージメントによる 検 聴 でその 違 いをチェックし 必 要 であれば 修 正 す ることが 望 ましい 多 くのコンシューマ 機 器 がベースマネージメント 機 能 を 採 用 していることを 考 慮 するとこのような 検 聴 は 重 要 と 考 えられる
36 解 説 2 モニタースピーカの 再 生 レベル 調 整 ここでは 一 般 のスタジオ(フラット 特 性 )における モニタースピーカの 再 生 レベル 調 整 につい て 述 べる サラウンドモニターシステムでは 絶 対 レベルの 調 整 よりも 各 スピーカ 間 の 相 対 レベル の 調 整 がより 重 要 である バランスの 悪 いモニターシステムでは 適 切 なサラウンドミキシングは 望 めない また 劇 場 映 画 を 制 作 する 環 境 では これとは 異 なるレベル 調 整 が 必 要 となる 室 内 の 音 響 特 性 室 内 の 基 本 的 な 音 響 特 性 は 建 築 設 計 施 工 時 に 決 まるので その 条 件 下 での 調 整 となる あらか じめその 音 響 特 性 を 理 解 していると 調 整 もやりやすい 室 内 の 状 態 によっては 吸 音 処 理 やオーデ ィオプロセッサによる 補 正 が 必 要 になる 場 合 もある 可 能 なら 実 施 するのが 望 ましい 2.2 使 用 する 信 号 測 定 用 信 号 には 0VU(システムの 基 準 レベル)の 広 帯 域 ピンクノイズを 使 用 する 機 器 の 基 準 レ ベルが-20dBFS の 場 合 は-23dBFSrms -18dBFS の 場 合 は-21dBFSrms のピンクノイズを 使 用 する ピンクノイズはレベルメータによる 正 確 な 監 視 は 困 難 なので 実 効 値 の 明 記 された 信 号 源 を 使 用 する デジタルファイル 化 (wav などの 非 圧 縮 ファイル)されたピンクノイズは 計 算 によ り 正 確 な 実 効 値 を 求 めることが 可 能 なので 実 効 値 の 明 記 されたデジタルファイルの 使 用 を 推 奨 す る ( 注 )VU メータを 使 用 してピンクノイズのレベル 調 整 を 行 う 場 合 は 次 の 点 に 留 意 する VU メータは 正 弦 波 に 対 しては 正 しいレベル( 実 効 値 )を 指 示 する 規 格 に 準 拠 した VU メータでは 正 弦 波 と 同 じ 実 効 値 のピンクノイズに 対 して 約 1dB 低 い 値 を 示 す 規 格 に 準 拠 した VU メータを 使 用 してピンクノイズを 基 準 レベルに 調 整 する 場 合 は-1VU に 合 わせる 必 要 がある 2.3 ピンクノイズによるレベル 調 整 文 献 等 によっては -20dBFSrms 又 は-18dBFSrms のピンクノイズを 使 用 するように 記 述 して いることがあるが これらの 信 号 を 使 用 した 場 合 実 効 値 は 基 準 レベル(0VU)より 3dB 大 きくな るのでレベル 調 整 が 必 要 となる -23dBFSrms 又 は-21dBFSrms のピンクノイズを 用 いた 場 合 は 基 準 レベルの 実 効 値 が 得 られるので 無 調 整 で 使 用 できる 信 号 レベルが 明 確 なピンクノイズを 使 用 している 場 合 は 以 下 のような 方 法 でレベル 調 整 すると よい ここでは 機 器 の 基 準 レベルが-20dBFS ピンクノイズの 信 号 レベルが-20dBFSrms の 場 1) サラウンド 仕 様 の 室 内 は 前 面 背 面 側 面 について 適 切 な 音 響 処 理 が 必 要 である
37 合 について 説 明 する (1) 機 器 のゲイン 設 定 を 基 準 レベルにして 1kHz/-20dBFS の 基 準 信 号 を 再 生 する モニター 出 力 が 0VU( 又 はピークレベルメータが-20dBFS)になっていることを 確 認 する( 異 なる 場 合 は 調 整 する) (2) 次 に 同 信 号 でモニター 出 力 が-3VU( 又 は-23dBFS)になるようにレベル 調 整 する(- 3dB のゲインコントロールを 行 う) (3) この 状 態 で-20dBFSrms のピンクノイズを 再 生 すると モニター 出 力 に 基 準 レベル(0VU) のピンクノイズが 得 られる( 実 際 の 指 針 は 0VU にならないので 注 意 ) このピンクノイズで スピーカ 系 の 再 生 レベル 調 整 を 行 う (4) 再 生 レベル 調 整 後 は (1)の 状 態 にもどす また レベル 調 整 を 行 わず ピンクノイズのレベルが 3dB 大 きいことを 前 提 に 調 整 を 行 っても 同 様 の 結 果 を 得 ることができる この 場 合 は 必 要 な 再 生 レベル+3dB の 値 に 調 整 する 例 えば 79dBC の 再 生 レベルが 必 要 な 場 合 は 82dBC(79dBC+3dB)に 調 整 するとよい 2.4 調 整 前 の 確 認 既 設 のモニターシステムのレベル 調 整 を 行 う 場 合 は 測 定 前 に 以 下 の 項 目 について 確 認 する 新 規 の 場 合 は 音 響 測 定 スピーカチューニング 時 に 適 切 な 設 定 を 行 う (1) グラフィックイコライザ オーディオプロセッサなどで 周 波 数 特 性 を 補 正 している 場 合 は その 設 定 値 は 正 しいか (2) ディレイ オーディオプロセッサなどで 時 間 軸 補 正 を 行 っている 場 合 は その 設 定 値 は 正 し いか 時 間 軸 補 正 を 行 っていない 場 合 は 測 定 マイクロフォンから 各 メインスピーカまでの 距 離 が 等 しいか (3) ベースマネージメント 機 器 を 使 用 している 場 合 は その 設 定 接 続 は 正 しいか バンドレベルと 騒 音 レベル[dBC]の 関 係 オクターブバンド 分 析 器 (RTA)では 一 般 に 図 2-1 のような 測 定 画 面 が 表 示 される 表 示 画 面 上 のオールパス 値 はマイクロフォンからの 入 力 信 号 の 全 帯 域 を 積 分 した 値 で 一 般 に 騒 音 計 ではこ の 値 が 表 示 される 一 方 オーバーオール 値 はマイクロフォンからの 入 力 信 号 をリアルタイムにオク ターブ 分 析 し そのオクターブバンド 値 から 下 式 を 使 って 求 めた 値 である 2 ) 厳 密 には 単 に 騒 音 レベル と 言 う 場 合 は A 特 性 フィルタを 使 用 した 測 定 値 のことを 指 す C 特 性 フィルタを 使 用 した 測 定 値 [dbc]は C 特 性 騒 音 レベル と 言 う FLAT 特 性 フィルタを 使 用 した 測 定 値 は 音 圧 レベル(SPL) である 騒 音 レベルはフィルタで 聴 感 補 正 を 行 った 感 覚 量 のことであり 音 圧 レベルは 聴 感 補 正 のない 物 理 量 のことである
38 L1/10 L2/10 L= 10log10 ( L1~Ln:オクターブ 分 析 値 この 式 からオーバーオール 値 はある 測 定 範 囲 ( 例 えば L1=31.5Hz~Ln=16kHz)のオクターブバ ンド 毎 の 分 析 値 を 合 計 したものであることがわかる このため 測 定 条 件 によってはオールパス 値 と 同 じ 値 にならない 場 合 がある Ln/10 ) 図 2-1 1/3 オクターブバンド RTA 測 定 画 面 表 示 例 モニターレベルの 調 整 ではオールパス 値 とバンドレベルを 用 いて 調 整 する これらの 測 定 値 はマ イクロフォン 入 力 信 号 に 挿 入 するフィルタ(A 特 性 C 特 性 FLAT 特 性 )の 影 響 を 受 け それぞ れ 異 なる 値 を 表 示 するので 注 意 する(オーバーオール 値 も 同 様 である) 理 想 環 境 (20Hz~20kHz のフルバンド 再 生 が 可 能 )で 広 帯 域 ピンクノイズを 測 定 した 場 合 の バンドレベルとオールパス 値 の 関 係 は (1) C 特 性 フィルタを 挿 入 した 場 合 [メインチャンネルバンドレベル]+14dB=メインチャンネルオールパス 値 [dbc] [LFE バンドレベル]+8dB=LFE オールパス 値 [dbc](20hz~120hz 帯 域 ) (2) FLAT 特 性 フィルタを 挿 入 した 場 合 [メインチャンネルバンドレベル]+15dB=メインチャンネルオールパス 値 [dbspl] [LFE バンドレベル]+9dB=LFE オールパス 値 [dbspl](20hz~120hz 帯 域 ) 3 となる LFE チャンネルの 再 生 レベルはメインチャンネルに 対 し+10dB 高 く 調 整 するが C 特 性 フィル 3) カットオフ 周 波 数 が 80Hz の 場 合 は C 特 性 で+7dB FLAT 特 性 で+8dB となる
39 タを 挿 入 した 騒 音 計 で 測 定 した 場 合 の 値 は [メインチャンネル 測 定 値 ]+4dB=LFE チャンネル 測 定 値 となる C 特 性 フィルタと FLAT 特 性 フィルタによる 1dB の 違 いは 入 力 信 号 が C 特 性 フィルタにより 補 正 されているためである( 図 2-2 参 照 ) 図 2-2 C 特 性 フィルタの 影 響 以 上 述 べてきたことは 理 想 環 境 での 理 論 値 である 実 際 の 環 境 では 使 用 するスピーカの 再 生 帯 域 幅 室 内 の 音 響 特 性 などにより 必 ずしも 上 式 が 成 立 するとは 限 らない また 現 実 の 測 定 ではバ ンドレベルそのものが 平 坦 にはならない 以 下 に 理 想 環 境 における 具 体 例 を 述 べておく 例 1: 再 生 モニターレベルを 85dBC に 調 整 する 場 合 メインチャンネルのバンドレベル 設 定 :85dB-14dB=71dB[バンドレベル] LFE チャンネルのバンドレベル 設 定 :89dB-8dB=81dB[バンドレベル] 例 2: 再 生 モニターレベルを 79dBC に 調 整 する 場 合 メインチャンネルのバンドレベル 設 定 :79dB-14dB=65dB[バンドレベル] LFE チャンネルのバンドレベル 設 定 :83dB-8dB=75dB[バンドレベル] 2.6 調 整 手 順 新 規 にモニターシステムを 導 入 する 場 合 と 既 設 のモニターシステムを 調 整 する 場 合 があるが ここでは 前 者 の 場 合 について 説 明 する 調 整 済 みモニターシステムの 日 常 の 較 正 を 行 う 場 合 は 以 前 測 定 した RTA と 騒 音 計 データを 基 にこの 手 順 の(3) 以 降 を 実 施 する (1) 新 設 の 部 屋 やスピーカを 入 れ 替 えた 場 合 は はじめに 室 内 の 音 響 特 性 測 定 とスピーカのチュ
40 ーニングを 行 が RTA では 測 定 レンジが 荒 すぎるので 専 用 の 測 定 器 を 使 用 するのが 望 ましい 音 響 特 性 測 定 では 測 定 器 にフィルタを 挿 入 しない( 又 は FLAT)で 使 用 する 音 響 特 性 分 析 の 結 果 何 らかの 対 策 が 必 要 であれば( 可 能 な 範 囲 で) 適 切 な 対 策 を 行 う 図 2-3 に 音 響 特 性 測 定 例 を 示 す 4 図 2-3 室 内 の 音 響 特 性 測 定 例 (2) スピーカのチューニングが 終 われば 再 生 レベルの 調 整 を 行 う 測 定 器 は RTA と 騒 音 計 を 使 用 する RTA は 1/3 オクターブバンド 分 析 の 可 能 なものを 騒 音 計 は C 特 性 フィルタを 内 蔵 しているものを 使 用 する( 可 能 であれば 精 密 級 が 望 ましい) (3) 最 初 に RTA を 用 いて 調 整 し 次 に 騒 音 計 でその 再 生 レベルを 確 認 する 騒 音 計 はその 原 理 上 各 スピーカを 同 じバンドレベルに 調 整 してもスピーカの 再 生 帯 域 幅 が 異 なると 測 定 値 が 異 なってくる 5 したがって RTA による 再 生 レベル 調 整 を 行 う 時 は 日 常 使 用 する 騒 音 計 で も 同 時 に 測 定 を 行 い バンドレベルと 騒 音 レベルの 値 を 記 録 しておくことが 重 要 である こ の 騒 音 計 の 値 は RTA のバンドレベルと 相 関 が 取 れているので 日 常 のレベル 較 正 でリファ レンスとして 使 用 する 2.7 調 整 方 法 RTA による 測 定 最 初 にマイクロフォンの 設 置 位 置 を 決 める マイクロフォンはリスニングポイントに 設 置 するが 建 築 設 計 図 面 があればそれから 位 置 を 割 り 出 すことができる 図 面 がなければスピーカとの 距 離 を 計 測 し 位 置 決 めを 行 う マイクロフォンが 作 業 時 のミキサ 位 置 と 異 なる 場 合 は 時 間 軸 補 正 が 必 要 と 4 ) 本 章 は 音 響 測 定 スピーカチューニングが 目 的 ではないので 詳 細 は 述 べない これらは 専 門 業 者 に 相 談 するのが 良 い 5 ) 業 務 用 のスピーカであれば 基 準 とするバンドレベルに 対 して 多 少 の うねり や 再 生 帯 域 幅 の 違 いがあっても その 差 は 1dB 以 下 のことが 多 くあまり 神 経 質 になる 必 要 はない ただし 帯 域 制 限 のある 場 合 はこの 限 りではない
41 なる 6 時 間 軸 補 正 を 行 っている 場 合 は 補 正 時 間 とスピーカ 距 離 の 関 係 が 正 しいか 確 認 する L LFE C R 1.2m LS RS 図 2-4 測 定 用 マイクロフォンのセッティング 例 (1) マイクロフォンをセンタースピーカに 向 け 45 度 上 向 きにセッティングする L, R, C, LFE, LS, RS の 測 定 はすべてこの 位 置 で 行 う 7 (2) コンソールのフェーダやモニターボリュームを 基 準 レベルに 設 定 し 測 定 するスピーカに 対 し 規 定 の 広 帯 域 ピンクノイズを 出 力 する レベル 調 整 が 必 要 な 場 合 は 2.3 項 を 参 考 に 行 う VU メータは 正 しい 実 効 値 を 指 示 しないので 0VU に 合 わせてはならない 他 のスピーカは ミュートにする LFE チャンネルの 場 合 120Hz のフィルタ(24dB/oct)を 通 した 信 号 を 使 用 する ただ し サブウーファ 側 に 規 定 のフィルタが 入 っている 場 合 は 広 帯 域 ピンクノイズをそのまま 使 用 しても 良 い 8 ベースマネージメントを 行 っている 場 合 は メインチャンネル 測 定 時 にサブウーファの 位 置 決 めを 行 う 9 このとき サブウーファとメインスピーカのクロスオーバー 周 波 数 付 近 の 位 相 を 合 わせ ディップを 生 じないよう 注 意 する (3) RTA を 見 ながら 必 要 なバンドレベルになるように 再 生 アンプのゲインを 調 整 する パワー ドスピーカの 場 合 は 内 蔵 アンプのゲインを 調 整 する 現 実 の 測 定 データは 平 坦 ではないの 6 ) コンソールを 移 動 してリスニングポイントを 調 整 すると 室 内 の 音 響 特 性 も 変 化 する この 場 合 は 時 間 軸 補 正 を 行 う 方 が 簡 単 であろう 7 ) 測 定 方 法 は 他 にもある 例 えばマイクロフォンをスピーカの 音 響 軸 に 向 ける 方 法 や 垂 直 に 立 てる 方 法 がある 8 ) これはモニター 経 路 に 関 してのみである 録 音 機 器 に 送 る 信 号 は 規 定 のフィルタを 使 用 する 9 ) LFE チャンネルの 調 整 でサブウーファの 設 置 位 置 を 変 更 すると メインチャンネルの 低 域 再 生 特 性 も 変 わるの で 再 調 整 が 必 要 となる 場 合 がある これを 避 けるには 最 初 にサブウーファの 位 置 決 めをするとよい
42 で 中 心 値 を 読 み 取 ることになる 一 般 に 全 周 波 数 帯 域 のレベルは 設 定 値 ±5dB の 範 囲 に 収 まればよいとされている (4) すべてのメインスピーカについて(2) (3)の 調 整 を 行 い RTA の 測 定 データを 保 存 する (5) LFE チャンネルは メインチャンネルのバンドレベル+10dB になるよう 調 整 する これ は メインチャンネルの 低 域 特 性 +10dB にすることではない 騒 音 計 による 測 定 RTA 測 定 と 同 じピンクノイズ 信 号 を 用 い 日 常 使 用 する 騒 音 計 で 各 スピーカのレベル 測 定 を 行 う 騒 音 計 は C 特 性 /SLOW レンジで 使 用 し 測 定 したレベル 値 を 記 録 する ここで 測 定 した 値 は 2.6 -(3) 項 で 述 べたように 日 常 行 うレベル 較 正 のリファレンスとして 使 用 する (1) 騒 音 計 による 測 定 は 通 常 手 持 ちとなる 騒 音 計 はセンタースピーカに 向 け 内 蔵 マイクロフォ ンが 45 度 上 向 きになるように 持 つ 騒 音 計 は RTA 測 定 時 のマイクロフォンと 同 じ 位 置 にす る (2) 測 定 時 測 定 者 の 身 体 の 影 響 ができるだけ 少 なくなるように 配 慮 する 例 えば 騒 音 計 を 持 つ 手 は 真 すぐに 伸 ばす LS, RS の 測 定 では 身 体 ( 背 )を 測 定 するスピーカの 反 対 側 の 壁 に 向 ける( 騒 音 計 はセンタースピーカに 向 けたまま)などである サラウンドスピーカがフロントより 小 型 の 場 合 再 生 レベルを 適 切 に 調 整 しても 聴 感 上 の 相 対 レ ベルが 小 さく 感 じることがある これはスピーカの 再 生 帯 域 幅 の 違 いによるものなので 調 整 ミスで はない 10 ) ベースマネージメントを 使 用 した 場 合 結 果 的 に メインチャンネルの 低 域 特 性 +10dB が LFE チャンネルの 特 性 になる
43 解 説 3 劇 場 用 サラウンドと 民 生 用 サラウンド 視 聴 環 境 が 異 なることから 同 じ 5.1ch サラウンドでも 劇 場 用 と 民 生 用 では 再 生 特 性 に 違 いがあ る 映 画 用 マスターを 放 送 に 使 用 する 場 合 は 以 下 に 述 べるような 違 いを 考 慮 し 可 能 であれば 補 正 することが 望 ましい また 搬 入 番 組 にはミキシング 情 報 を 添 付 してもらうことも 大 切 である 3.1 サラウンドチャンネルの 再 生 レベルの 違 い 放 送 において 劇 場 用 映 画 の 5.1ch サラウンドサウンドをそのまま 使 用 すると 劇 場 での 視 聴 と 比 べサラウンドチャンネルの 再 生 レベルが 3dB 大 きくなる これは 劇 場 でサラウンドチャンネル 再 生 レベルがフロントチャンネルに 比 べ 3dB 低 く 設 定 されていることに 起 因 する これは 古 くから 使 用 されているドルビーステレオのようなマトリクスサラウンドとディスクリートサラウンドサウ ンドの 再 生 レベル 互 換 を 得 る 為 に 行 われている 劇 場 の 5.1ch サラウンド 再 生 装 置 は メインチャンネルすべてが 同 じ 基 準 レベルではなく L, C, R が 85dBC LS, RS が 82dBC となっている この 設 定 でマトリクスサラウンドを 再 生 すると S チャンネルは LS, RS の 2 チャンネルを 使 用 して 再 生 され フロントと 同 じ 85dBC の 音 圧 が 得 られ ることになる 一 方 5.1ch サラウンドの 場 合 はフロントと 同 じレベルで 録 音 した LS, RS は 3dB 低 く 再 生 されることになるが 制 作 時 に 補 正 することにより 劇 場 上 映 で 最 適 な 効 果 を 得 るようにな っている 図 3-1 に 示 すようにマトリクスサラウンドの S チャンネルは LS と RS のアンプで 再 生 される ため 合 成 された 再 生 レベルは 3dB 大 きくなる これを 避 けるため LS, RS チャンネルのレベル を 再 生 装 置 側 で 3dB 低 くしている 逆 に ディスクリートサラウンドの 再 生 では LS, RS チャンネ ルの 再 生 レベルが 3dB 低 くなるが これは 制 作 時 に 補 正 することで 互 換 性 を 得 ている この 補 正 は 制 作 スタジオであるダビングステージを 劇 場 と 同 じ 再 生 特 性 にすることで 行 っている 例 えば L と LS の 中 間 に 定 位 させたい 音 声 がある 場 合 民 生 用 の 再 生 特 性 であれば L チャンネルと LS チャ ンネルに 同 じレベルの 信 号 を 送 ることになるが 劇 場 用 の 再 生 特 性 では LS チャンネルに+3dB の 信 号 を 送 らなければ 同 じ 定 位 は 得 られない 結 果 として 民 生 用 に 比 べ 3dB 大 きな 録 音 レベルとなる 劇 場 映 画 のプリントには 5.1ch などのデジタルサラウンド 映 画 でもマトリクス 方 式 のアナログ サラウンドが 同 時 に 記 録 されている 上 映 ではデジタルサラウンドが 使 われるが エラー 等 で 一 定 時 間 再 生 不 能 になると 自 動 的 にアナログサラウンドに 切 り 替 わる 切 り 替 わった 時 もレベル 差 を 生 じないよう 再 生 レベルの 互 換 性 が 必 要 となる
44 図 3-1 劇 場 の 5.1ch サラウンド 再 生 装 置 例 LFE チャンネルも 再 生 レベルが 10dB 高 く 設 定 されているので メインチャンネルと 比 較 す ると 録 音 レベルが 10dB 低 く なるが これは 劇 場 用 民 生 用 に 共 通 する 仕 様 なので 問 題 とはな らない 民 生 用 と 劇 場 用 の 再 生 録 音 レベルの 相 対 比 較 を 表 3-2 に 示 す 表 ch サラウンドの 相 対 レベル( 録 音 再 生 ) 5.1ch サラウンド( 網 部 はマトリクス 方 式 ) 民 生 ( 放 送 DVD など) 劇 場 映 画 TR CH 相 対 再 生 レベル 相 対 録 音 レベル 相 対 再 生 レベル 相 対 録 音 レベル 1 L 0dB 0dB 0dB 0dB 2 R 0dB 0dB 0dB 0dB 3 C 0dB 0dB 0dB 0dB 4 LFE +10dB -10dB +10dB -10dB 5 LS 0dB 0dB -3dB +3dB 6 RS 0dB 0dB -3dB +3dB 4 MS 0dB 0dB 0dB 0dB 5 MS(L) -3dB -3dB -3dB -3dB 6 MS(R) -3dB -3dB -3dB -3dB (1) 録 音 機 器 の 基 準 レベルは 全 チャンネル 同 じ(0VU)である 相 対 録 音 レベルの±dB の 数 値 は 再 生 レベルの 違 いから 生 じるミキシングレベルの 差 である( 文 献 等 の 録 音 レベルが+3dB などの 記 述 はこれを 意 味 している) 機 器 の 録 音 レベルをオフセットする 意 味 ではない
45 (2) MS(モノサラウンド)はマトリクスサラウンドの S チャンネルのこと (3) MS(L)/MS(R):マスターテープの LS, RS トラックにも MS 信 号 を 録 音 する 場 合 は LS, RS チャンネルと 同 じ 扱 いとなるので MS トラックの 信 号 を-3dB してコピーする モノサラ ウンド 映 画 をそのまま 5.1ch フォーマットに 変 換 する 場 合 も このようなレベル 設 定 となる 3.2 周 波 数 特 性 の 違 い 劇 場 の 再 生 周 波 数 特 性 は ISO 2969 X 特 性 (B チェーン)で 規 定 されており 図 3-2 のように なっている ISO 2969 は 高 域 が 低 下 した 特 性 となっており ミキシングでは 多 少 なりとも EQ 補 正 を 行 うことになる このため 劇 場 映 画 をそのまま 一 般 家 庭 で 視 聴 すると 劇 場 での 視 聴 より 高 域 の 強 調 された 音 声 になる これは 放 送 に 使 用 する 場 合 も 同 じである 劇 場 の 場 合 1スクリーンバックにスピーカが 設 置 されている 2 客 席 数 が 多 い など 高 域 減 衰 を 生 じやすい 要 素 がいくつかある ISO 2969 X 特 性 はこのような 劇 場 側 の 再 生 周 波 数 特 性 を 規 定 し どのような 劇 場 でも( 古 い 設 備 でも 最 新 設 備 でも) 同 じような 再 生 特 性 が 得 られるようにして いる 劇 場 はこの 規 格 に 従 って 調 整 されており 制 作 側 のダビングステージも 同 じである 高 品 質 なホームシアターを 目 的 とする Home THX 規 格 には X 特 性 を 補 正 する 機 能 (Re- Equalization) を 実 装 するものもある 図 3-2 ISO 2969 X 特 性 (B-Chain)
46 < 余 白 >
47 参 考 資 料 1 5.1ch サラウンド 番 組 の 制 作 事 例 現 状 のダウンミックス 方 式 において サラウンド ダウンミックスどちらもできるだけ 音 声 レベ ル 差 を 感 じさせないようにする 各 種 の 工 夫 がある これは 一 般 論 としては 言 えず 各 番 組 の 内 容 音 楽 ジャンル 等 によってケースバイケースであるので 参 考 のため 以 下 に 現 時 点 で 行 われている 各 種 事 例 を 紹 介 する これはあくまでも 番 組 制 作 の 参 考 例 として 記 載 するものであり 番 組 制 作 の 各 場 面 で 役 立 てて 欲 しい 1.1 クラシック 音 楽 番 組 の 事 例 事 例 1 オーケストラの 収 録 では メインマイクロフォンをサラウンドマイクロフォンアレイで 組 み 各 マイクロフォンをサラウンドチャンネルへ 振 り 分 けると 共 に パートマイクロフォンを 必 要 に 応 じて 定 位 させている LFE チャンネルは 基 本 的 には 使 用 せず 5.0ch での 制 作 となっ ている サラウンドミックスにおいて L, R チャンネルはピーク 時 にはほぼフルビットまで 使 用 して いる C チャンネルは L, R と 同 等 又 は 低 め(-3~0dB 程 度 ) LS, RS チャンネルは L, R よ り 低 め(-3~-8dB 程 度 )のピークレベルとなっている VU メータの 振 れは 曲 想 によって 大 きく 変 動 するので ピークレベル 管 理 ほどは 意 識 していない 受 信 機 ダウンミックスを 聴 く 視 聴 者 やアナログ 放 送 (TV, FM)での 放 送 を 考 慮 して ダウン ミックス 時 のバランスやレベルが 従 来 のステレオ 制 作 の 内 容 と 同 等 程 度 になることを 意 識 し て ダウンミックスの 音 を 確 認 しながらミキシングをしている バランスやレベルについては サラウンドミックスとダウンミックスのどちらかを 優 先 する のではなく どちらもが 許 容 に 収 まるように 管 理 している ダイバージェンスについては 使 用 していない 事 例 2 メインマイクロフォンはリスニングポイントを 客 席 とするため 基 本 ステレオで 使 用 会 場 の 低 域 がたまる 場 所 に LFE 専 用 のマイクロフォンを 置 き LPF して LFE に 使 用 会 場 中 程 にサラウンドマイクロフォンアレイを 設 置 サラウンドリアにはこのマイクロフォ ンのみアサイン センターには 弦 楽 器 の 配 置 に 合 わせて L, C, R それぞれのオンマイクロフォンを 吊 るし C のみセンター 定 位 とする ダイバージェンスは 使 用 していない 自 然 な 音 場 を 表 現 するため 可 能 な 限 りマイクロフォン 本 数 を 減 らすよう 心 がけている
48 1.2 軽 音 楽 系 の 音 楽 番 組 の 事 例 事 例 1 ダウンミックスのレベルを 目 安 にしてミキシングしている アナログ 地 上 波 での 放 送 を 考 慮 して ダウンミックスした 音 楽 が 0VU 程 度 となるようにし 一 方 で 各 チャンネルのピーク 値 がオーバーしないようにミキシングしている ミキシングにおいてはダウンミックスでのバランスが 破 綻 しないように 意 識 しているが 生 放 送 の 本 番 中 はサラウンドでのモニタリングが 中 心 となっている リアチャンネルは 包 まれ 感 の 表 現 を 最 優 先 に 考 えて 使 用 している リアから 象 徴 的 な 音 を 出 すことを 演 出 効 果 として 使 用 する 場 合 も 長 時 間 に 渡 ってリアに 意 識 が 行 ってしまうこ とは 好 ましくないと 感 じている リアチャンネル 成 分 が 多 すぎるとダウンミックスとの 差 が 大 きくなってしまうことは 意 識 している ダイバージェンスは 使 用 している センター 定 位 の Sn Kick Bass Vocal MC で 使 用 し ている -12~-9dB 程 度 のレベルで L, R にこぼしている ダウンミックスでの 音 量 感 を 補 うことと C チャンネルのピークレベル 管 理 が 目 的 となっている 特 にイントロオフナレ の MC では 0dB で 使 う 場 合 もある 事 例 2 ダイバージェンスを 使 用 した 楽 器 の 音 声 や LFE への 低 音 のこぼした 音 声 はダウンミックス とバランスが 大 きく 変 わらないよう 細 かいレベル 調 整 をしている キーボードなどの 楽 器 はリアに 少 し 定 位 させることもあるが こちらもダウンミックスとバ ランスが 大 きく 変 わらないよう 細 かいレベル 調 整 をしている リバーブはサラウンドリバーブを 余 り 使 用 せず フロントとリアそれぞれにステレオのリバ ーブを 用 意 し 時 には 違 う 種 類 のリバーブを 使 用 している 1.3 スポーツ 番 組 の 事 例 事 例 1 スポーツの 制 作 手 法 では 実 況 コメントはハードセンターとしている 制 作 時 にはサラウンドとダウンミックスを 切 り 替 えながら お 互 いの 両 立 を 考 慮 して 制 作 し ている コメントの 音 色 を 決 める 時 にもダウンミックスモニターを 有 効 に 活 用 している こ れにより これまでのステレオ 制 作 のノウハウを 生 かすことができ サラウンドとステレオ との 整 合 性 も 取 る 事 ができる 放 送 時 には 前 後 の 番 組 間 レベル 差 が 生 じることがないように コメントの 音 色 を 聞 こえの 良 いよう 工 夫 する ダウンミックス 時 の VU メータを 少 し 大 きめに 振 らせるなどをし 番 組 間 のレベル 差 を 少 なくするように 努 めている そのときサラウンド 音 声 はコメントの C チャンネルの VU メータが 振 れすぎ 状 態 となるため
49 ピークメータでヘッドマージンを 管 理 している またダウンミックスは VU とピークメータ 双 方 で 監 視 する 方 法 が 好 ましいと 考 えている ダウンミックスを VU 表 示 することで ステ レオ 制 作 と 同 等 の 感 覚 でミキシングができている 制 作 時 におけるモニター 系 には 敢 えてダウンミックスのトータル-3dB は 挿 入 しないで 0dB でモニタリングを 行 っている モニターをダウンミックスに 切 り 替 えた 時 にコメントレベル が 下 がりミキシングがし 辛 くなるのを 防 ぐためである 視 聴 者 にとってスポーツ 中 継 のコメ ントレベルは 受 信 機 のボリュームを 決 める 重 要 要 素 であり 現 場 ミキシング 時 においても 番 組 差 が 生 じないようにコメントレベルを 重 視 するモニタリングを 行 っている ダイバージェンスは サラウンドの 効 果 として 使 用 することが 第 一 義 であって ダウンミッ クス 時 のレベル 低 下 を 防 ぐための 使 用 はあくまでも 一 手 法 と 考 える 実 際 にダイバージェン スを 使 うかどうかは 各 番 組 単 位 での 選 択 と 考 える スポーツ 番 組 では LFE チャンネルは 効 果 的 な 表 現 のために 工 夫 し 使 用 している 事 例 2 実 況 はハードセンターとすることで サラウンド IS の 作 成 を 容 易 にしている 実 況 がハードセンターのため かなりのレベルに 上 げる 必 要 があるのでヘッドマージンが 少 なくなってしまう このためコンプレッサを 二 重 にかけるなどの 工 夫 をして 音 質 の 低 下 を 防 いでいる 現 場 の 臨 場 感 を 強 調 するためリアは 高 めのバランスにしている LFE 専 用 にマイクロフォンを 設 置 している 会 場 PA などの 音 楽 は LFE に 低 域 をこぼしている 1.4 ドキュメンタリー 番 組 の 事 例 ドキュメンタリー 番 組 では ほとんどの 場 合 ナレーションのレベルが 基 準 となる サラウン ド 制 作 でも 同 様 で ダウンミックス 時 のナレーションレベルを 基 準 として サラウンドミキ シング 全 体 のバランスを 決 めている レベル 監 視 の 方 法 としては EVU(Expanded VU)によるピークレベルと VU 値 で 監 視 を していて 針 式 の VU は 余 り 意 識 していない ダウンミックスが 通 常 のステレオ 番 組 のレベ ルと 近 しい 値 となり かつサラウンドミックスのピーク 値 を 適 正 に 管 理 している 全 体 として 地 上 波 アナログ 放 送 に 合 致 するレベル 規 制 を 行 っている モニタリングについては 初 めにサラウンドミキシングを 行 ってプレイバックを 行 い ダウ ンミックスステレオ モノ センターモノの 順 にプレイバックを 行 い すべてにおいて 破 綻 がないことを 確 認 している これをパートごとに 行 いながら 仕 上 げていく サラウンドとダ ウンミックスのどちらを 優 先 するという 考 えではなく 両 方 を 満 足 させるように 考 えている ダイバージェンスの 使 用 については ある 番 組 の 例 として ダウンミックス 時 の 平 均 的 なナ
50 レーションレベルが-4~0VU 程 度 サラウンドミックスではダイバージェンスを 使 用 (- 16dB)して C チャンネルが 0~+3VU 程 度 の 振 れとした 一 方 で 効 果 音 や 音 楽 とのセパレ ーションを 求 めるために ナレーションにはダイバージェンスを 使 用 しないという 考 え 方 も ある 使 用 するシーンにとって 適 切 かどうかの 判 断 が 重 要 と 考 える SE 作 成 時 には 基 本 的 にサラウンドモニタリングで 行 い その 都 度 ダウンミックスにおいて 位 相 干 渉 の 影 響 や 低 音 表 現 のニュアンスなどの 変 化 などをチェックする 1.5 お 笑 い 演 芸 等 番 組 の 事 例 リスニングポイントを 舞 台 最 前 列 に 設 定 しているため アンビエンスマイクロフォンは ほ ぼリア 寄 りに 定 位 させている ダイバージェンスを 使 用 している 漫 才 の SE などではステレオ 素 材 を 擬 似 的 に 5.1ch に 変 換 して 使 用 している 1.6 ドラマの 事 例 台 詞 は 基 本 ハードセンター 場 面 によってはリアに 定 位 させる 場 合 もある 実 際 のロケ 時 には 芝 居 と 同 時 にサラウンドノイズは 収 録 できないことが 多 いため ロケハン 時 などに 収 録 する 場 合 が 多 い
51 5.1chサラウンド 番 組 の 制 作 技 術 ガイドライン 技 術 資 料 ARIB TR-B 版 平 成 22 年 4 月 1.0 版 第 1 刷 発 行 社 団 法 人 発 行 所 電 波 産 業 会 東 京 都 千 代 田 区 霞 が 関 日 土 地 ビル11 階 電 話 FAX
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佐渡市都市計画区域の見直し
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KINGSOFT Office 2016 動 作 環 境 対 応 日 本 語 版 版 共 通 利 用 上 記 動 作 以 上 以 上 空 容 量 以 上 他 接 続 環 境 推 奨 必 要 2
目 次 動 作 環 境 特 長 方 法 方 法 起 動 終 了 方 法 方 法 操 作 方 法 使 方 使 方 使 方 詳 細 設 定 使 方 KINGSOFT Office 2016 動 作 環 境 対 応 日 本 語 版 版 共 通 利 用 上 記 動 作 以 上 以 上 空 容 量 以 上 他 接 続 環 境 推 奨 必 要 2 KINGSOFT Office 2016 特 長 主 特 長 以
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(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか
平 成 23 年 度 自 己 報 告 書 1 理 念 目 的 (1) 大 学 学 部 研 究 科 等 の 理 念 目 的 は 適 切 に 設 定 されているか 平 成 19 年 6 月 に の 目 標 として 大 学 の 発 展 に 貢 献 する 力 のある 組 織 とい う 共 通 の 目 標 を 掲 げ この 目 標 を 常 に 念 頭 に 置 きながら 日 々の 業 務 に 当 たっている さらに
する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定
射 水 市 建 設 工 事 施 行 に 関 する 工 事 成 績 評 定 要 領 平 成 8 年 3 月 7 告 示 第 44 号 ( 目 的 ) 第 条 この 要 領 は 射 水 市 が 所 掌 する 工 事 の 成 績 評 定 ( 以 下 評 定 という )に 必 要 な 事 項 を 定 め 公 正 かつ 的 確 な 評 定 を 行 うことにより もって 請 負 業 者 の 選 定 及 び 指
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様 式 租 税 特 別 措 置 等 に 係 る 政 策 の 事 前 評 価 書 1 政 策 評 価 の 対 象 とした 産 業 活 力 の 再 生 及 び 産 業 活 動 の 革 新 に 関 する 特 別 措 置 法 に 基 づく 登 録 免 租 税 特 別 措 置 等 の 名 称 許 税 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 国 税 32)( 登 録 免 許 税 : 外 ) 2 要 望 の 内 容
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平 成 26 年 2 月 20 日 日 本 医 師 従 業 員 国 民 年 金 基 金 年 金 資 産 運 用 の 基 本 方 針 日 本 医 師 従 業 員 国 民 年 金 基 金 ( 以 下 当 基 金 という)は 年 金 給 付 等 積 立 金 ( 以 下 年 金 資 産 という)の 運 用 にあたり 以 下 の 基 本 方 針 を 定 める 当 基 金 から 年 金 資 産 の 管 理 又
一般競争入札について
( 一 般 競 争 入 札 ) 総 合 評 価 落 札 方 式 ガイドライン 平 成 21 年 4 月 ( 独 ) 工 業 所 有 権 情 報 研 修 館 1.はじめに 現 在 公 共 調 達 の 透 明 性 公 正 性 をより 一 層 めることが 喫 緊 の 課 題 とな っており 独 立 行 政 法 人 も 含 めた 政 府 全 体 で 随 意 契 約 の 見 直 しに 取 り 組 んで おります
Microsoft Word 印刷ver 本編最終no1(黒字化) .doc
3 目 標 使 用 年 数 の 設 定 3-1. 耐 用 年 数 と 目 標 使 用 年 数 の 考 え 方 1. 目 標 使 用 年 数 の 考 え 方 (1) 台 東 区 施 設 白 書 ( 平 成 26 年 7 月 ) における 使 用 年 数 ( 更 新 周 期 ) 台 東 区 施 設 白 書 ( 平 成 26 年 7 月 ) においては 国 が 示 す 試 算 基 準 ( 地 方 公 共
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接 続 検 討 回 答 書 ( 高 圧 版 ) 別 添 様 式 AP8-20160401 回 答 日 年 月 日 1. 申 込 者 等 の 概 要 申 込 者 検 討 者 2. 接 続 検 討 の 申 込 内 容 発 電 者 の 名 称 発 電 場 所 ( 住 所 ) 最 大 受 電 電 力 アクセス の 運 用 開 始 希 望 日 3. 接 続 検 討 結 果 (1) 希 望 受 電 電 力 に
質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定
62 (Q&A) 目 次 1 鑑 定 評 価 の 委 託 は 入 札 か 随 意 契 約 か またその 理 由 は 何 か 2 委 託 料 は 他 県 と 比 べて 妥 当 性 のある 金 額 か 3 地 価 公 示 ( 国 の 調 査 )との 違 いは 何 か また 国 の 調 査 結 果 はどう 活 用 しているか 4 路 線 価 を 利 用 しない 理 由 は 何 か 5 委 託 料 の 算
- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始
部 案 参 照 文 目 1 1 持 可 能 療 険 制 構 築 国 民 険 部 9 部 11 1 5 特 別 15 6 17 7 運 確 18 8 0 9 独 立 10 - 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門
添 付 資 料 の 目 次 1. 当 四 半 期 決 算 に 関 する 定 性 的 情 報 2 (1) 経 営 成 績 に 関 する 説 明 2 (2) 財 政 状 態 に 関 する 説 明 2 (3) 連 結 業 績 予 想 などの 将 来 予 測 情 報 に 関 する 説 明 2 2.サマリー 情 報 ( 注 記 事 項 )に 関 する 事 項 3 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間
文化政策情報システムの運用等
名 開 始 終 了 ( 予 定 ) 年 度 番 号 0406 平 成 25 年 行 政 レビューシート ( 文 部 科 学 省 ) 文 化 政 策 情 報 システム 運 用 等 担 当 部 局 庁 文 化 庁 作 成 責 任 者 平 成 8 年 度 なし 担 当 課 室 長 官 官 房 政 策 課 政 策 課 長 清 水 明 会 計 区 分 一 般 会 計 政 策 施 策 名 根 拠 法 令 ( 具
為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設
暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 例 規 整 備 * 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 例 規 整 備 公 布 年 月 日 番 号 平 成 24 年
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経 営 事 項 審 査 建 設 業 を 取 り 巻 く 環 境 工 事 不 足 は 深 刻 化 しており 建 設 業 者 の 統 廃 合 も 活 発 化 している 中 選 ばれる 企 業 となる 事 が 生 き 残 りをかけた 最 重 要 課 題 といえる 選 ばれる 企 業 の 指 標 となるものが 経 営 事 項 審 査 であり この 評 点 はインターネット 等 にて 公 開 されている 事
平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について
平 成 25 年 度 独 立 行 政 法 日 本 学 生 支 援 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 日 本 学 生 支 援 機 構 は 奨 学 金 貸 与 事 業 留 学 生 支 援
4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世
呉 市 有 財 産 事 業 者 提 案 型 (サウンディング 型 ) 市 場 調 査 実 施 要 項 1 調 査 の 名 称 呉 市 有 財 産 事 業 者 提 案 型 (サウンディング 型 ) 市 場 調 査 ( 以 下 市 場 調 査 という ) 2 調 査 の 目 的 等 (1) 背 景 目 的 呉 市 では, 行 政 目 的 のない 財 産 ( 土 地 建 物 )については 売 却 を 原
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第 1 編 共 通 業 務 共 通 仕 様 書 平 成 27 年 7 月 第 1 章 一 般 1.1 目 的 業 務 共 通 仕 様 書 ( 以 下 技 研 仕 様 書 という )は 阪 神 高 速 技 研 株 式 会 社 ( 以 下 会 社 という )が 発 注 する 調 査 検 討 資 料 作 成 設 計 補 助 測 量 作 業 その 他 こ れらに 類 する 業 務 に 係 る 業 務 請 負
東京都立産業技術高等専門学校
東 京 都 立 産 業 技 術 高 等 専 門 学 校 卒 業 生 を 対 象 とした 調 査 (OB OG アンケート)の 結 果 について 1 は じ め に 東 京 都 立 産 業 技 術 高 等 専 門 学 校 で は 本 校 の 教 育 水 準 の 向 上 や 教 育 内 容 の 充 実 と 改 善 を 目 的 と し て 本 校 の 前 身 校 で あ る 東 京 都 立 工 業 高 等
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平 成 22 年 11 月 9 日 高 校 等 の 授 業 料 無 償 化 の 拡 大 検 討 案 以 下 は 大 阪 府 の 検 討 案 の 概 要 であり 最 終 的 には 平 成 23 年 2 月 議 会 での 予 算 の 議 決 を 経 て 方 針 を 確 定 する 予 定 です Ⅰ. 検 討 案 の 骨 子 平 成 23 年 度 から 大 阪 の 子 どもたちが 中 学 校 卒 業 時 の
(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は
加 西 市 賃 貸 共 同 住 宅 等 建 設 促 進 補 助 金 交 付 要 綱 ( 目 的 ) 第 1 条 この 要 綱 は 賃 貸 共 同 住 宅 等 を 新 築 した 者 に 対 して 補 助 金 を 交 付 することにより 賃 貸 共 同 住 宅 等 の 建 設 を 促 進 し 人 口 の 増 加 に 資 することを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 2 条 この 要 綱 において 次
2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36
独 立 行 政 法 人 駐 留 軍 等 労 働 者 労 務 管 理 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 検 証 結 果 理 事 長 は 今 中 期 計 画 に 掲 げた 新 たな 要
私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等
私 立 大 学 等 研 究 設 備 整 備 費 等 補 助 金 ( 私 立 大 学 等 研 究 設 備 等 整 備 費 ) 交 付 要 綱 目 次 第 1 章 通 則 ( 第 1 条 - 第 4 条 ) 第 2 章 私 立 大 学 等 ( 第 5 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 専 修 学 校 ( 第 16 条 - 第 25 条 ) 第 4 章 補 助 金 の 返 還 ( 第 26 条 ) 第
その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農
国 営 かんがい 排 水 事 業 石 垣 島 地 区 事 業 の 概 要 本 事 業 は 沖 縄 本 島 から 南 西 約 400kmにある 石 垣 島 に 位 置 する 石 垣 市 の4,338haの 農 業 地 帯 において 農 業 用 水 の 安 定 供 給 を 図 るため 農 業 水 利 施 設 の 改 修 整 備 を 行 うものである 事 業 の 目 的 必 要 性 本 地 区 は さとうきびを
第2回 制度設計専門会合 事務局提出資料
第 3 回 制 度 設 計 専 門 会 合 事 務 局 提 出 資 料 ~ 電 力 の 小 売 営 業 に 関 する 指 針 ( 案 )の 概 要 について~ 平 成 27 年 12 月 4 日 ( 金 ) 電 力 の 小 売 営 業 に 関 する 指 針 ( 案 )で 整 備 する の 目 次 1. 需 要 家 への 適 切 な 情 報 提 供 (1) 一 般 的 な 情 報 提 供 (2) 契
Microsݯft Word - 91 forܠ2009November.docx
特 集 : Query & Analysis の 仕 訳 転 送 機 能 SunSystems と 連 携 し て 使 用 す る こ と が で き る Infor Performance Management Query&Analysis( 以 下 Q&A) ( 旧 : SunSystems Vision ) と い う 製 品 が あ り ま す Q&A は Microsoft Excel の
スライド 1
公 的 年 金 制 度 の 健 全 性 及 び 信 頼 性 の 確 保 のための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 について 厚 生 労 働 省 年 金 局 公 的 年 金 制 度 の 健 全 性 及 び 信 頼 性 の 確 保 のための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 25 年 法 律 第 63 号 )の 概 要
