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1 寺 井 美 由 紀 横 浜 中 華 街 華 人 の 歴 史 と 商 売 の 変 化

2 目 次 はじめに 3 華 人 と 横 浜 中 華 街 の 歴 史 4 第 1 章 1-1. 華 人 とは 開 港 苦 難 の 過 程 戦 後 老 華 人 と 新 華 人 の 位 置 づけ 横 浜 中 華 街 の 地 理 9 第 2 章 横 浜 中 華 街 の 華 人 の 職 業 ~ 横 浜 開 港 から 関 東 大 震 災 まで~ 横 浜 中 華 街 で 働 く 歌 人 たちの 職 業 各 時 代 における 横 浜 中 華 街 の 華 人 の 職 業 変 化 日 本 の 華 人 と 海 外 の 華 人 の 職 業 比 較 17 第 3 章 現 在 の 横 浜 中 華 街 ~ 新 華 人 の 登 場 ~ 新 華 人 の 登 場 新 華 人 と 老 華 僑 の 違 い 華 人 のネットワーク 世 界 各 国 に 渡 る 新 華 人 現 在 の 横 浜 中 華 街 横 浜 中 華 街 の 新 たな 変 化 20 第 4 章 横 浜 中 華 街 の 今 後 23 2

3 横 浜 中 華 街 華 人 の 歴 史 と 商 売 の 変 化 はじめに 日 本 には 神 戸 南 京 中 華 街 長 崎 中 華 街 横 浜 中 華 街 と 三 つの 中 華 街 がある 中 でも 横 浜 中 華 街 は 街 そのものの 広 さや 経 済 的 規 模 の 大 きさから 日 本 一 の 中 華 街 と 呼 ばれている また 近 年 のアジアブームでメディアでも 多 くとりあげられ 休 日 ともなると 全 国 各 地 から 年 齢 や 性 別 人 種 に 関 係 なく 多 様 な 観 光 客 で 賑 わっている しかし メディアで 取 り 上 げられるのは 中 華 街 の 料 理 店 や 独 特 な 景 観 のことがほとんど であって 横 浜 中 華 街 が 実 際 どのようにして 作 られていったのか そこで 生 活 する 人 や 働 く 人 がどんな 人 々であるかを 知 る 者 は 少 ない 筆 者 は 幼 い 頃 から 横 浜 に 住 んでおり 筆 者 にとって 横 浜 中 華 街 はとても 身 近 な 存 在 である しかし 中 華 街 について 知 っているのは 美 味 しい 料 理 店 とか 関 帝 廟 とか そういった 中 華 街 の 観 光 地 としての 側 面 だけである 横 浜 中 華 街 は 年 間 1800 万 人 を 超 える 集 客 数 を 誇 り 経 済 的 に 繁 栄 している 一 方 で そこで の 生 活 や 華 人 については 知 られていない 部 分 が 多 い 世 界 中 にチャイナタウンは 数 多 く 存 在 するが 横 浜 中 華 街 には 他 国 のチャイナタウンに はない 特 徴 がある それは 異 文 化 である 日 本 に 受 け 入 れられていて 横 浜 という 土 地 に 根 付 いているという 点 である このことは 横 浜 中 華 街 に 訪 れる 人 々の 人 種 の 内 訳 からよ く 分 かる 横 浜 中 華 街 に 訪 れる 人 々の 人 種 は 中 国 人 を 抜 いて 日 本 人 が 一 番 多 く その 割 合 は 95% 以 上 であるのである 世 界 の 中 華 街 を 見 ても このように 中 国 人 より 現 地 人 が 多 く 訪 れる 中 華 街 はまれである 海 外 に 定 住 している 華 人 は 3500 万 人 と 言 われ 世 界 中 には 様 々な 規 模 のチャイナタウンがあるが そのほとんどのチャイナタウンは 移 民 してきた 華 人 が 一 時 的 に 身 を 寄 せるか あるいは 巣 立 ちが 出 来 ない 故 そこに 暮 らし 続 ける 場 所 にな っている[ 曽 徳 深 2005:91] 一 方 で 横 浜 中 華 街 は 横 浜 市 の 側 も 中 華 街 を 横 浜 市 の 観 光 名 所 として 大 きく PR し 横 浜 市 の 中 の 重 要 な 一 部 として 認 識 されている これほどまで に 現 地 に 根 付 いた 中 華 街 は 横 浜 中 華 街 の 他 に 類 がない グローバル 化 が 進 展 していくなか 観 光 労 働 移 住 などの 様 々な 理 由 によって 日 本 にやってくる 外 国 人 の 数 は 増 加 する 一 方 である 今 後 私 たちが このような 人 々と 何 も 関 わらずに 生 活 することは 難 しいだろう 先 に 例 を 出 したように 横 浜 中 華 街 は 日 本 社 会 の 中 にありつつも その 独 自 性 を 維 持 し 横 浜 という 土 地 にしっかりと 根 付 いている ま た 他 の 中 華 街 とは 異 なり 中 国 人 よりも 日 本 人 観 光 客 が 沢 山 訪 れるほど 日 本 人 に 親 し まれ 日 本 文 化 に 馴 染 んでいる しかし これらの 過 程 にはさまざまな 衝 突 があり 今 で も 解 決 されていない 問 題 が 残 っている 部 分 もあることは 確 かである 異 文 化 である 日 本 文 化 の 中 で なぜ 横 浜 中 華 街 は 今 も 繁 栄 をし 続 けているのか また 現 在 の 繁 栄 の 裏 に 残 る 問 題 とは 何 なのか 横 浜 中 華 街 の 歴 史 と 各 時 代 における 華 人 の 商 売 の 変 化 から 探 っていく 3

4 第 1 章 華 人 と 横 浜 中 華 街 の 歴 史 1-1. 華 僑 華 人 とは 日 本 において 華 僑 とは 中 国 から 日 本 に 移 住 した 中 国 人 およびその 子 孫 のことを 言 う 華 僑 の 中 で 日 本 国 籍 を 有 している 人 のことを 華 人 と 呼 ぶこともある しかし この 華 僑 華 人 という 区 別 は 華 人 の 間 では 明 確 に 区 別 して 使 われていないようだ また 中 国 では 華 人 のことを 華 栄 もしくは 華 僑 華 人 という 合 わせた 単 語 を 用 いて 呼 ぶことが 多 い 現 在 では 華 人 は 移 住 先 で 国 籍 を 取 得 して 帰 化 をすることが 多 く 出 稼 ぎではなく 定 住 傾 向 にある 華 僑 の 僑 は 仮 り 住 まいという 意 味 をもつ 字 であり 華 僑 と 呼 ばれることを 好 まない 者 もいる その 点 で 現 在 の 状 況 に 合 わないため 華 人 と 呼 ばれることが 多 い こ こでは 明 確 に 区 別 せず 統 一 して 華 人 と 呼 ぶ 日 本 に 華 人 がやってきたとのは 横 浜 開 港 以 後 だというイメージがあるかもしれないが 実 はそれ 以 前 から 華 人 は 日 本 に 存 在 していた 日 本 で 華 人 社 会 が 形 成 されたのは 徳 川 時 代 の 初 期 といわれる 当 時 は 華 人 の 住 む 地 域 は 長 崎 の 一 区 画 に 限 定 されていた そして 横 浜 開 港 後 から 華 人 の 本 格 的 な 出 入 国 がはじまる 1-2. 開 港 中 華 街 といえば 中 国 人 の 作 った 街 を 想 像 するが 実 は 今 の 横 浜 中 華 街 は 中 国 人 ではな く 欧 米 人 の 居 留 地 であった 1857 年 7 月 日 米 修 好 通 商 条 約 1が 調 印 され これにより 1859 年 6 月 に 横 浜 が 開 港 することとなった それに 伴 い アメリカ イギリス フランスなど の 商 人 たちが 横 浜 を 訪 れ 外 国 人 居 住 地 として 設 けられていた 居 留 地 に 商 館 を 開 いた 中 国 人 は 諸 外 国 の 商 人 たちの 傭 人 として 非 公 式 に 横 浜 へ 渡 ってきた 中 国 人 は 日 本 人 と 古 くから 交 流 を 持 ち 漢 字 を 使 えたため 通 訳 や 仲 介 者 として 適 役 と 考 えられたのである このようにして 彼 らは 欧 米 人 の 居 留 地 にある 新 田 の 一 角 に 住 みつくようになった この 中 国 人 たちが 横 浜 で 最 初 の 華 人 である また 日 本 にやってきた 華 人 の 出 身 地 は 広 東 省 の 中 でも 相 対 的 に 貧 しい 地 域 の 農 民 であり 日 本 に 行 けば 今 以 上 の 生 活 水 準 の 保 証 が 得 られるのではないかと 考 えてやってくる 者 が 多 かった 広 東 や 香 港 は 日 本 よりも 欧 米 人 と の 接 触 が 早 かったため 英 語 はある 程 度 話 せる 者 が 多 かった 当 時 は 英 語 のできる 日 本 人 はまったくといっていいほどいなかったので 英 語 のできる 広 東 出 身 の 華 人 は 欧 米 人 に 重 宝 されたのである 一 方 で 表 向 きは 欧 米 人 の 付 添 い 人 として 来 航 した 華 人 の 中 には 資 金 力 のある 華 人 の 貿 易 商 も 少 なからず 居 たと 考 えられる 当 時 は 日 本 と 中 国 には 国 交 の 条 約 が 結 ばれていなかった 為 に 中 国 人 は 公 式 には 入 国 できないことになっていたからであ る こうした 商 人 たちの 中 には 横 浜 に 来 航 後 すぐに 店 を 開 き 自 ら 経 営 者 となった 場 合 年 7 月 29 日 に 日 本 とアメリカ 合 衆 国 の 間 で 結 ばれた 条 約 下 田 函 館 のほか 神 奈 川 長 崎 新 潟 兵 庫 の 開 港 と 貿 易 の 自 由 領 事 裁 判 権 などが 決 められた 一 方 で 日 本 に 関 税 自 主 権 がなく 無 条 件 の 最 恵 国 待 遇 を 認 めるなど 不 平 等 な 条 項 も 盛 り 込 まれていた 4

5 も 多 い 浙 江 省 湖 州 出 身 の 邵 結 萍 は 横 浜 で 最 初 に 中 国 人 商 人 のための 旅 館 を 開 いた 人 物 で ある また 当 時 書 かれた 浮 世 絵 を 見 ると 豪 華 な 作 りの 店 や 遊 郭 に 中 国 人 の 姿 も 見 られ る このように 多 くの 中 国 人 たちが 欧 米 人 と 日 本 人 の 貿 易 の 仲 介 役 として また 自 ら の 商 売 のために 横 浜 に 新 たな 経 済 的 可 能 性 を 求 めてやってきたのである 横 浜 開 港 後 の 明 治 4 年 (1871) 清 国 と 日 本 の 間 で 修 好 条 規 が 締 結 されたことにより 中 国 人 が 公 式 に 日 本 へ 入 国 することが 可 能 となった これによって 横 浜 に 訪 れる 華 人 がさら に 増 加 した 横 浜 に 住 む 華 人 の 数 は 明 治 7 年 で 1,300 人 明 治 16 年 には 2,700 人 となり 当 時 既 に 華 人 の 社 会 が 形 成 され 中 国 街 らしき 町 並 みができていた 当 時 の 日 本 人 たちは この 中 国 人 の 多 さを 見 て この 場 所 を 唐 人 町 と 呼 んでいた [ 陳 1997:16] 1-3. 苦 難 の 過 程 それまで 順 調 に 発 展 を 続 けてきた 横 浜 中 華 街 だったが 明 治 27 年 (1894) 以 降 戦 争 や 災 害 などの 大 きな 変 動 がたびたび 襲 うようになる 最 初 の 変 動 は 明 治 27 年 の 日 清 戦 争 であ る 日 清 戦 争 が 勃 発 すると 日 本 国 内 での 中 国 人 に 対 する 処 遇 が 厳 しくなり 中 華 街 の 活 気 が 失 われていく 当 時 の 日 本 政 府 は 華 人 の 居 留 地 での 生 活 を 制 限 する 為 に いくつかの 勅 令 をだしていた その 中 の 勅 令 第 137 号 は 居 住 地 の 府 県 知 事 に 住 所 氏 名 職 業 を 登 録 することを 華 人 に 義 務 付 ける 内 容 だった この 登 録 制 度 によって 横 浜 の 華 人 の 約 3 分 の1が 帰 国 したという 一 方 で 帰 国 せずに 横 浜 にとどまった 華 人 は 横 浜 中 華 会 館 を 中 心 に 対 策 を 講 じた 1894 年 11 月 横 浜 中 華 会 館 は 中 国 の 各 開 港 場 に 戦 時 居 住 不 適 格 者 の 横 浜 再 来 を 禁 止 する 布 告 を 配 布 した 横 浜 に 訪 れる 中 国 人 を 横 浜 に 住 む 華 人 自 らの 手 で 規 制 をすることによって 横 浜 中 華 街 の 秩 序 と 経 済 を 守 り 日 本 との 摩 擦 を 回 避 しようと したのである 日 清 戦 争 によって 中 華 街 の 活 気 は 一 時 失 われたが 明 治 28 年 に 戦 争 が 終 結 すると 再 び 中 華 街 に 活 気 が 戻 った さらに 中 国 の 革 命 家 孫 文 が 来 日 することで 中 華 街 に 華 人 の 学 校 が 創 設 されるなど 新 たな 動 きが 見 え 出 した[ 横 浜 開 港 資 料 館 1994:14] 2つ 目 の 大 きな 動 きとして 挙 げられるのが 明 治 32 年 の 勅 令 第 352 号 いわゆる 内 地 雑 居 令 である この 法 令 の 背 景 には 英 露 の 対 立 がある イギリスは 日 本 をロシアの 東 アジア 進 出 の 防 壁 としようと 考 えていた 領 事 裁 判 権 の 撤 廃 関 税 自 主 権 の 一 部 回 復 を 引 き 換 え として 欧 米 人 が 日 本 で 自 由 な 経 済 活 動 ができるよう 日 本 に 対 して 内 地 雑 居 を 求 めたの である こうして 伊 藤 内 閣 は 内 地 雑 居 令 を 出 すことを 決 意 した この 経 緯 から 内 地 雑 居 令 は 外 国 人 ( 主 に 欧 米 人 )の 国 内 通 商 の 自 由 を 目 的 として 出 されたことが 分 かるが この 法 令 によって 居 留 地 が 撤 廃 されることとなり 中 華 街 に 大 きな 影 響 をもたらした 欧 米 人 と 同 様 に 華 人 にも 居 住 と 営 業 の 自 由 が 正 式 に 認 められることになったが 欧 米 人 とは 違 い 内 地 雑 居 令 の 中 の 条 項 で 制 限 が 加 えられた 日 本 政 府 は 中 国 労 働 者 の 来 日 による 日 本 人 の 失 業 を 危 惧 したため 中 国 人 が 就 ける 職 業 を 特 定 の 職 種 に 限 ったのである 以 下 は 1899 年 7 月 27 日 に 出 された 内 地 雑 居 令 の 第 一 条 と それに 付 け 加 える 形 で 細 則 として 翌 日 の 28 日 に 内 務 省 から 公 布 された 勅 令 である 5

6 勅 令 第 352 号 ( 内 地 雑 居 令 ) 第 一 条 いえども 外 国 人 は 条 約 若 しくは 慣 行 に 依 り 居 住 の 自 由 を 有 せさるものと 雖 従 前 の 居 留 地 及 雑 居 地 以 外 に 於 て 居 住 移 転 営 業 其 の 他 の 行 為 を 為 すことを 得 但 し 労 働 者 は 特 に 行 政 官 庁 の 許 可 を 受 くるに 非 ざれば 従 前 の 居 留 地 及 雑 居 地 以 外 に 於 て 居 住 し 又 は 其 の 業 務 を 行 うことを 得 ず 労 働 者 の 種 類 及 本 令 施 行 に 関 する 細 則 は 内 務 大 臣 之 を 定 む 内 閣 官 房 / 編 2006 内 務 省 令 第 42 号 一 明 治 32 年 勅 令 第 352 号 第 一 条 の 行 政 官 庁 は 庁 府 県 長 官 とす 二 明 治 32 年 勅 令 第 352 号 第 一 条 の 労 働 者 は 農 業 漁 業 鉱 業 土 木 建 築 製 造 運 搬 挽 車 沖 仕 業 其 の 他 の 雑 役 に 関 する 労 働 に 従 事 する 者 を 云 ふ 但 し 家 事 に 使 用 せられ 又 は 炊 爨 若 は 給 士 に 従 事 する 者 は 此 限 に 在 らず[ 内 閣 官 房 / 編 2006] この 勅 令 第 352 号 と 内 務 省 令 によって 県 官 庁 の 許 可 が 無 ければ 華 人 が 居 留 地 雑 居 地 以 外 で 営 業 することは 禁 止 された 入 国 自 体 を 規 制 する 内 容 は 書 かれていないものの 華 人 が 横 浜 で 生 活 し 経 済 活 動 するには 厳 しい 状 況 となった 横 浜 中 華 街 に 大 きな 影 響 を 与 えた 3 つ 目 の 出 来 事 は 大 正 12 年 (1923)9 月 1 日 の 関 東 大 震 災 である この 震 災 で 横 浜 は 壊 滅 的 な 状 況 に 陥 った なかでも 中 華 街 は 古 いレンガ 作 り や 木 造 建 築 の 密 集 地 であったため 大 部 分 の 家 屋 が 倒 壊 焼 失 した 華 人 の 行 方 不 明 者 と 死 者 は 1700 人 あまりに 達 し 神 戸 に 避 難 した 者 は 約 4000 人 といわれる[ 横 浜 中 華 街 発 展 協 同 組 合 2005] 下 の2つの 図 表 は 横 浜 中 華 街 に 住 む 華 人 の 出 身 地 別 居 住 地 別 の 人 口 数 の 表 だが その 合 計 数 を 見 ると 震 災 以 前 ( 図 表 1)は 5721 人 だったのが 震 災 後 ( 図 表 2) の 1924 年 には 以 前 の 10 分 の 1 以 下 の 434 人 になっている 震 災 で 生 き 残 った 華 人 で 中 華 街 に 留 まった 者 もいたが 彼 らにはさらなる 悲 劇 が 襲 った 震 災 での 被 害 は 天 災 によ るものだけではなかったのである この 頃 朝 鮮 人 が 井 戸 に 毒 を 入 れているという 噂 が 流 れ 朝 鮮 人 が 虐 殺 される 事 件 が 起 こっていた このような 状 況 の 中 で 中 国 人 も 多 数 が 虐 殺 の 犠 牲 となったのである[ 横 浜 開 港 資 料 館 1994:16] このように 震 災 で 大 打 撃 を 受 けたに もかかわらず 昭 和 に 入 ると 徐 々に 人 が 戻 り 始 め 復 興 も 進 み 活 気 を 取 り 戻 してきた こ うして 昭 和 のはじめ 頃 には 華 人 人 口 は 3000 人 あまりとなった[ 横 浜 中 華 街 発 展 会 協 同 組 合 2005] しかし 中 華 街 が 以 前 の 活 気 を 取 り 戻 してきたさなかの 昭 和 12 年 (1937)の7 月 日 中 戦 争 が 勃 発 する 華 人 の 貿 易 商 は 輸 入 制 限 や 中 国 での 日 本 製 品 ボイコットにより 大 打 撃 を 受 ける また 日 本 に 店 を 構 える 華 人 も 厳 しい 状 況 に 置 かれた 料 理 店 や 理 髪 店 では 反 中 国 感 情 の 高 まりと 華 人 の 帰 国 によって 客 がこなくなったのである そうした 中 でも 中 華 街 に 残 った 華 人 は 山 下 町 の 戦 死 者 追 悼 会 に 代 表 を 送 るなど 地 元 との 関 係 を 保 つ 努 力 を 続 けて 行 った 関 東 大 震 災 日 中 戦 争 と 二 度 も 壊 滅 的 な 状 況 においやられたにも 関 わ 6

7 らず 華 人 は 復 興 に 尽 力 し 地 元 の 結 びつきを 強 めながら 中 華 街 を 発 展 させていったので ある [ 横 浜 開 港 資 料 館 1994:19] 1-4. 戦 後 第 2 次 世 界 大 戦 後 の 横 浜 中 華 街 では 新 たな 問 題 が 起 きはじめた 横 浜 中 華 街 で 生 活 す る 華 人 は 今 までは 広 東 浙 江 福 建 などの 中 国 本 土 が 出 身 地 の 場 合 が 大 半 だったが 戦 後 は 台 湾 からも 多 くの 華 人 が 横 浜 に 渡 ってきた 前 者 は 大 陸 系 後 者 は 台 湾 系 とよばれる 華 人 である そうした 中 で 1952 年 学 校 事 件 がおこる 今 まで 大 陸 系 の 子 供 も 台 湾 系 の 子 供 も 共 に 横 浜 中 華 学 校 に 在 籍 していたが この 事 件 を 期 に 大 陸 支 持 の 山 手 中 華 学 校 と 台 湾 支 持 の 横 浜 中 華 学 院 に 分 裂 する これ 以 降 同 じ 中 華 街 に 住 む 華 人 であっても 大 陸 系 台 湾 系 の 間 に 経 済 や 文 化 の 面 で 分 かれていくようになる これに 加 えて 1979 年 の 改 革 開 放 政 策 以 降 からは 新 たな 華 人 が 横 浜 に 経 済 活 動 の 場 を 求 めてやってくるよう になり 彼 らは 今 まで 中 華 街 で 経 済 活 動 をしていた 老 華 人 に 対 して 新 華 人 と 呼 ば れるようになる[ 横 浜 中 華 街 発 展 会 協 同 組 合 2005] 戦 後 から 今 に 至 るまでの 横 浜 中 華 街 の 文 化 は 大 陸 系 台 湾 系 さらに 老 華 人 と 新 華 人 と 様 々な 文 化 がいりまじっているのである 7

8 1-5 老 華 人 と 新 華 人 の 位 置 づけ 横 浜 中 華 街 の 歴 史 は 横 浜 開 港 から 始 まるが 日 清 戦 争 関 東 大 震 災 内 地 雑 居 時 代 日 中 戦 争 第 2 次 世 界 大 戦 と 大 きな 災 害 や 戦 争 による 影 響 を 経 験 している そして これ らによって かなりの 人 数 が 入 れ 替 わっている そのため 開 港 当 時 に 欧 米 人 の 仲 介 役 と して 連 れ 添 ってやってきた 中 国 人 の 子 孫 は 現 在 の 中 華 街 にはほとんど 居 住 していない よって 筆 者 は 現 在 の 中 華 街 を 中 心 となって 支 えている 人 々は 開 港 当 時 に 横 浜 渡 って きた 華 人 の 子 孫 ではなく 戦 後 日 本 に 経 済 的 理 由 でやってきた 人 あるいは 戦 後 の 復 興 を 支 えた 人 々の 子 孫 と 考 える また 1979 年 の 日 中 国 交 正 常 化 以 降 日 本 と 中 国 の 交 流 がい っそう 盛 んとなり 中 国 残 留 孤 児 の 訪 日 調 査 もはじまった[ 横 浜 中 華 街 発 展 会 協 同 組 合 2005] また このころ 日 本 では 中 国 ブーム 中 国 側 では 留 学 や 海 外 への 出 国 が 盛 んになっ て 世 界 中 で 沢 山 の 華 人 が 誕 生 した この 時 流 にのって 横 浜 にやってきた 華 人 も 多 く 現 在 の 横 浜 中 華 街 を 構 成 する 重 要 な 要 素 となっている 横 浜 に 渡 ってきた 時 代 や 文 化 の 違 い から 老 華 人 新 華 人 と 分 けて 呼 ぶことがある それを 分 ける 定 義 は 人 によりさまざまで 明 確 な 定 義 はだされていない 筆 者 は 戦 後 まもなくやってきた 華 人 を 老 華 人 1979 年 台 以 降 にやってきた 華 人 を 新 華 人 とし 彼 らの 違 いを 比 較 しながら 新 華 人 の 登 場 で 横 浜 中 華 街 がどう 変 わっていくのか 探 っていきたい 1-6. 世 界 の 華 人 横 浜 に 華 人 が 初 めて 来 航 した 時 期 の 中 国 の 状 況 と 現 在 比 較 的 大 きな 中 華 街 がある 東 南 アジアや 北 アメリカの 様 子 はどうだったのだろうか 横 浜 が 開 港 した 19 世 紀 は 横 浜 だ けでなく 多 くの 土 地 へ 中 国 人 が 進 出 し さまざまな 場 所 で 華 人 が 誕 生 した 時 代 だった 19 世 紀 前 半 から 第 二 次 世 界 大 戦 までの 間 が 最 も 多 く 国 外 で 華 人 の 街 が 形 成 された この 時 代 に 華 人 が 登 場 した 経 緯 にはさまざまな 要 因 があげられる まず 19 世 紀 の 中 国 の 国 内 情 勢 に 大 きな 変 化 があったことである 1842 年 のアヘン 戦 争 でイギリスに 敗 れた 清 国 は その 戦 争 の 中 心 地 でもあった 特 に 福 建 省 や 広 東 省 などがある 華 南 地 方 が 疲 弊 し 多 くの 中 国 人 が 新 たに 生 活 できる 場 を 探 して 海 外 へわたった さらに 英 国 との 間 で 結 ばれた 南 京 条 約 2も 中 国 の 経 済 を 混 乱 させた 広 州 などの5 港 が 開 港 され 中 国 と 諸 外 国 との 貿 易 が 行 な われるようになった この 頃 の 貿 易 でメキシコから 大 量 の 銀 が 流 入 し 中 国 の 金 が 交 換 さ れて 流 出 した このことで 中 国 国 内 の 物 価 は 不 安 定 となり 特 に 貧 しい 農 民 たちの 生 活 を さらに 苦 しめることとなった このような 経 済 的 変 動 の 次 に 1851 年 の 太 平 天 国 の 乱 3によ 2 アヘン 戦 争 を 終 結 のために 清 国 と 英 国 との 間 で 結 ばれた 条 約 香 港 の 割 譲 賠 償 金 支 払 い 広 州 福 州 アモイ 寧 波 上 海 の 5 港 を 開 港 すること 等 が 決 められた 類 似 の 条 約 がア メリカ(1844 年 望 厦 条 約 )やフランス(1844 年 黄 埔 条 約 )とも 締 結 され 列 強 の 中 国 進 出 が 進 んだ 年 に 起 こった 洪 秀 全 を 中 心 となって 起 きた 反 乱 のこと 政 治 と 経 済 の 平 等 主 義 を 掲 げていたため 庶 民 が 多 数 参 加 し 大 規 模 な 勢 力 となった 1853 年 に 南 京 を 陥 落 させたが 変 革 は 上 手 くいかず 内 部 分 裂 により 弱 体 化 していく 1864 年 に 清 朝 側 の 外 国 人 義 勇 軍 8

9 って 文 化 的 変 動 が 起 きる 清 朝 の 増 税 と 諸 外 国 との 関 係 に 不 満 をもった 多 くの 庶 民 が 洪 秀 全 に 協 力 し 南 京 を 陥 落 させたときには 清 朝 を 揺 るがすほどの 大 きな 勢 力 となっていた また 1860 年 代 には 中 体 西 用 4 をスローガンとした 洋 務 運 動 も 活 発 であった こうした 変 動 の 中 心 地 であった 主 に 華 中 華 南 に 住 む 人 々が 新 たな 拠 点 を 求 めて 海 外 へ 渡 ったの である 一 方 で 欧 米 諸 国 では 奴 隷 解 放 が 相 次 ぎ 植 民 地 でのプランテーション 農 場 や 採 掘 のた めの 新 たな 労 働 力 が 必 要 とされていた そこで 海 外 へよりよい 生 活 の 場 と 仕 事 を 求 めて 渡 っていった 中 国 人 は 欧 米 人 の 経 営 者 に 働 き 手 労 働 力 として 歓 迎 された アメリカ 移 民 局 の 資 料 によると サンフランシスコで 金 鉱 が 発 見 された 年 には 多 くの 中 国 人 が 採 掘 労 働 者 としてやってきて 1852 年 には2 万 人 に 69 年 には 6 万 人 を 超 えたという[ 陳 1997:56] このようにして 中 国 の 情 勢 と 海 外 の 情 勢 が 合 致 して 多 くの 華 人 が 誕 生 したのである ここで 重 要 なのが 海 外 へ 渡 ったのが 全 て 貧 しい 農 民 であったのではなく 商 人 や 技 術 者 も 多 く 含 まれていたということである 高 い 技 術 や 富 を 持 った 中 国 人 が 海 外 へ 渡 り 商 売 を 始 めることで 各 地 に 中 華 街 が 誕 生 し 繁 栄 した[ 横 浜 開 港 資 料 館 1994:11] 1-6. 横 浜 中 華 街 の 地 理 横 浜 中 華 街 には その 場 所 に 囲 いや 門 があるわけではない 関 内 駅 を 降 りて 中 華 街 の ある 方 向 に 向 かって 歩 いていると いつのまにか 中 華 街 にはいっているのに 気 づく 中 華 街 とは 具 体 的 にどの 区 域 をさすのだろうか 一 般 的 に 言 われる 地 理 的 な 定 義 は 横 浜 中 華 街 とは 中 区 山 下 町 にあり 中 国 人 が 多 く 暮 らし 商 住 混 在 のコミュニティーを 形 成 して ぜんりんもん きた 場 所 のことである 商 業 的 には 年 代 の 中 華 街 は 善 隣 門 がある 大 通 りを 指 し ぱいろうもん 1971 年 12 月 から 77 年 までに 東 西 南 北 の 牌 楼 門 を 建 ててからは その 門 に 通 じる 各 通 りを ぱいろう 意 味 し 生 活 空 間 とみれば 4 つの 牌 楼 に 囲 まれた 区 域 をいう[ 横 浜 中 華 街 発 展 会 協 同 組 合 2005] 横 浜 中 華 街 の 地 形 が 周 辺 に 対 して 約 45 度 傾 いた 形 になっているのはよく 知 られていて この 奇 妙 に 傾 いた 地 形 に 華 人 のイメージと 風 水 が 結 び 付 けられて 説 明 されることがある その 説 とは 周 辺 に 対 して 約 45 度 ずれている 中 華 街 の 斜 めの 道 路 は 実 は 両 側 の 建 物 に 平 等 に 陽 が 当 たるようにという 中 国 人 の 要 望 つまり 華 人 の 風 水 思 想 を 取 り 入 れて 街 づくり を 行 った 結 果 である [ 菅 原 1996:119]というものである このような 内 容 の 説 の 本 が 出 版 されたり 中 華 街 の 中 でも 風 水 関 連 のグッズが 売 られたりしている しかし 風 水 と 中 華 街 の 地 形 は 本 当 に 関 係 しているのだろうか 現 在 の 中 華 街 のあたりに 街 ができはじめた 当 時 の 状 況 を 考 えてみると 違 った 見 方 ができる 先 ほどの 斜 め 45 度 に 傾 いた 地 形 には 風 水 思 想 が 取 り 入 れられている という 説 が 成 り 立 つには まず 横 浜 中 華 街 の 地 理 設 計 を 考 え その 計 画 の 主 導 権 を 握 っていたのが 華 人 4 中 国 の 伝 統 的 な 思 想 や 制 度 をそのまま 維 持 しつつ 西 洋 の 技 術 を 積 極 的 に 導 入 しようとす る 運 動 のこと 9

10 でなければならない しかし 華 人 が 都 市 計 画 に 初 めて 加 わったのは 関 東 大 震 災 以 後 の 復 興 計 画 からである 復 興 計 画 を 進 めるための 山 下 地 区 区 画 整 理 委 員 会 という 委 員 会 が 発 足 し そのときに 初 めて 華 人 が 参 加 した 理 由 は 震 災 によりほとんどの 欧 米 人 は 帰 国 してしまったため 人 員 が 足 りなかったからである 委 員 はイギリス 人 6 人 アメリカ 人 5 人 フランス 人 2 人 中 国 人 1 人 日 本 人 3 人 だった[ 菅 原 1996:121] また 関 東 大 震 災 以 前 においては 現 在 の 中 華 街 のある 場 所 の 土 地 所 有 権 や 借 地 権 の 大 半 は 欧 米 人 が 握 っていた このことからわかるように 最 初 から 都 市 設 計 に 華 人 が 関 わっていないのだか ら 横 浜 中 華 街 の 地 形 に 華 人 の 風 水 思 想 を 取 り 入 れる ということは 不 可 能 なのである もともと 風 水 は 華 人 に 古 くから 受 け 継 がれた 生 活 の 知 恵 のようなものである そのため 確 かに 中 華 街 には 各 店 舗 や 個 人 の 家 で 魔 除 けや 色 などで 風 水 が 取 り 入 れられているとこ ろもある しかし 歴 史 を 追 ってみると 中 華 街 の 地 形 と 風 水 とは 何 も 関 連 性 がなく 45 度 の 傾 きの 風 水 説 はあとになってから 風 水 ブームに 乗 る 形 でこじつけられた 説 だと 考 えら れる では なぜ 45 度 に 傾 いた 地 形 であるのか 欧 米 人 が 主 導 して 設 計 した 土 地 であるなら なぜ 欧 米 風 の 道 路 の 広 い 作 りにならなかったのだろうか 現 在 の 中 華 街 のある 場 所 は 江 戸 時 代 の 新 田 開 発 と 開 港 以 後 の 埋 め 立 てによって 作 られ た 横 浜 新 田 と 呼 ばれる 場 所 だった 周 辺 の 地 形 に 対 して 斜 めに 広 がっていた 沼 地 をそ のまま 利 用 し その 土 地 の 近 くに 住 んでいた 村 民 が 埋 め 立 てたのである 横 浜 開 港 後 本 来 なら 欧 米 人 の 意 向 と 計 画 に 沿 って 街 づくりが 行 われるはずであったが その 工 事 を 行 う 主 体 が 幕 府 側 であったため 幕 府 の 一 方 的 な 方 針 変 更 によって 工 事 が 進 められてしまった 最 初 に 立 てられた 英 一 番 館 の 商 館 は 木 造 で 日 本 人 大 工 によって 立 てられている[ 菅 原 1996:120] 当 時 の 浮 世 絵 を 見 てみると 建 物 は 日 本 風 の 建 築 である そのため 欧 米 人 の 計 画 も 意 向 も 華 人 の 風 水 も 土 地 計 画 に 反 映 されることはなかった 中 華 街 の 45 度 傾 い た 地 形 は 埋 め 立 てられたてられた 新 田 その 形 に 沿 って 街 が 出 来 上 がっていったので 中 華 街 もそのまま 新 田 と 同 じ 形 になったと 考 えられる 中 華 街 の 道 が 細 くて 入 り 組 んでい るのは 新 田 に 使 われていた 用 水 路 をそのまま 道 路 として 使 ったから また 建 物 が 雑 然 と 立 てられているのは 開 港 後 急 遽 外 国 人 の 居 留 地 をつくらなければならない 状 況 のな かで 計 画 に 基 づくことがなく 街 が 出 来 ていったからなのである ここから 横 浜 中 華 街 の 歴 史 が 始 まることになる 10

11 横 浜 異 人 館 之 図 横 浜 浮 世 絵 平 成 元 年 11

12 第 2 章 横 浜 中 華 街 の 華 人 の 職 業 ~ 横 浜 開 港 から 関 東 大 震 災 まで~ 2-1. 横 浜 中 華 街 で 働 く 華 人 たちの 職 業 横 浜 中 華 街 で 働 く 華 人 の 職 業 は 当 時 起 きた 事 件 や 戦 争 制 度 と 関 係 して 移 り 変 わって いる それは 華 人 が 自 分 たちとは 異 なる 文 化 をもつ 土 地 で いかに 生 活 するか いかに 商 売 を 成 功 させるかを 考 えた 結 果 である この 章 では 横 浜 中 華 街 で 社 会 的 に 大 きな 変 化 や 事 件 があった 時 期 をとりあげて その 時 代 の 華 人 の 職 業 とその 変 化 について 調 べていきた い 2-2. 各 時 代 における 横 浜 中 華 街 の 華 人 の 職 業 変 化 1) 居 留 地 時 代 横 浜 が 開 港 した 1859 年 にやってきた 華 人 は 主 に 欧 米 人 の 居 留 地 で 生 活 することとなっ た そのため 当 時 の 華 人 は 居 留 地 で 生 活 する 欧 米 人 のニーズに 対 応 するための 職 業 に 就 いたのである その 職 種 は 表 1を 見 ると 分 かるように 多 種 多 様 である 第 1 章 の 歴 史 で 書 いたように 最 初 に 来 航 した 中 国 人 の 役 割 が 欧 米 人 と 日 本 人 との 貿 易 の 仲 介 者 であっ たことから 一 般 には 買 弁 などが 当 時 の 華 人 の 職 業 として 知 られている 買 弁 とは 欧 米 人 に 代 わって 現 地 人 との 東 洋 的 な 商 取 引 を 有 利 に 進 める 駆 け 引 き 役 をしていた 華 人 商 人 のことで 主 に 生 糸 やお 茶 を 中 心 とする 欧 米 商 人 の 付 き 添 いとして 日 本 にやってきた こ の 華 人 は 他 にも 通 訳 出 納 係 両 替 商 などを 兼 ねていた これらの 職 につける 華 人 は 少 数 だったが 横 浜 開 港 当 初 に 権 限 は 大 きかった また その 中 には 次 第 に 利 益 をあげて 財 を 蓄 え 自 主 経 営 の 店 舗 を 営 む 華 人 も 出 てきた 横 浜 と 香 港 上 海 の 間 に 定 期 航 路 が 開 設 されると それ 以 後 は 欧 米 人 の 付 き 添 いとしてではなく 単 身 で 横 浜 に 来 航 する 華 人 も 増 え その 華 人 たちは 建 築 洋 裁 ペンキ 塗 装 活 版 印 刷 などのさまざまな 技 術 的 分 野 で 活 躍 し た これらはすべて それまでの 日 本 にはない 新 しい 技 術 であった また この 定 期 航 路 ができたことにより 輸 出 入 も 活 発 に 行 われるようになる その 頃 日 本 が 輸 出 していたの は 北 海 道 産 のアワビやナマコなどの 中 華 料 理 に 使 われる 食 材 だった 一 方 で 台 湾 産 の 砂 糖 を 日 本 に 輸 入 する 華 人 貿 易 商 も 現 れた さらに 居 留 地 における 欧 米 人 の 増 加 と 中 国 人 の 増 加 に 対 応 して 貿 易 関 連 業 務 や 技 術 職 だけでなく 嗜 好 品 の 小 売 業 ( 砂 糖 たばこ 茶 菓 子 )やサービス 業 ( 理 容 美 容 劇 場 ホール) くじ 代 理 業 や 競 馬 場 などの 賭 け 事 を 行 う 場 所 までもが 登 場 し 多 様 な 商 業 の 町 へとかわっていく[ 横 浜 開 港 資 料 館 1994] 現 在 の 横 浜 中 華 街 で 営 まれている 商 売 のうち 最 も 多 いと 考 えられるのが 中 華 料 理 店 であ るが 当 時 は 中 華 料 理 店 の 数 は 1 2 軒 だった しかも 現 在 とは 違 い その 対 象 客 は 日 本 人 ではなく 居 留 地 で 商 売 をして 生 活 する 中 国 人 や 横 浜 港 で 船 舶 関 連 の 職 業 に 就 く 人 たち であった このことから 当 時 は 中 華 料 理 を 食 べる 日 本 人 がほとんどいなかったこと 南 京 町 ( 当 時 の 横 浜 中 華 街 )に 観 光 として 訪 れる 日 本 人 自 体 が 少 なかったことが 分 かる 華 人 の 多 様 な 職 業 とその 技 術 が 日 本 人 の 近 代 化 に 大 きな 影 響 を 与 えた 点 でも 重 要 であ 12

13 る これらの 多 様 な 職 業 を 通 して 華 人 は 日 本 人 に 対 して 近 代 的 な 技 術 や 情 報 を 提 供 した よく 横 浜 は 文 明 開 化 の 街 と 呼 ばれるが その 文 明 開 化 をもたらしたのは 来 航 したペ リーや 欧 米 人 ではなく 華 人 である 西 洋 文 化 (ピアノや 家 具 の 製 法 印 刷 技 術 洋 菓 子 など の 西 洋 料 理 )を 日 本 人 に 直 接 伝 えたのも 華 人 であった[ 横 浜 開 港 資 料 館 1994] 13

14 2) 内 地 雑 居 時 代 日 清 戦 争 後 から 1900 年 台 前 半 の 華 人 の 職 業 推 移 に 関 して 特 徴 的 なのは 2 つの 制 限 がか けられたことである まず 1 つ 目 は 内 地 雑 居 令 による 法 的 な 制 限 である この 法 令 は 第 1 章 の 歴 史 にもあるように 日 本 人 労 働 者 の 生 活 を 保 護 するための 華 人 の 職 業 制 限 であ る 華 人 に 許 されたのは 三 把 刀 と 呼 ばれる3つの 職 業 であった 三 把 刀 の 3 つの 刀 と は 菜 刀 剪 刀 剃 刀 のことで それぞれコック 仕 立 て 師 理 容 師 を 意 味 する 当 時 は 観 光 で 中 華 街 に 訪 れる 観 光 客 もほとんどおらず 中 華 料 理 が 商 売 となる 時 代 状 況 ではなか ったので 中 華 料 理 店 は 1 2 軒 あるくらいで さほど 増 えることはなかった 三 把 刀 の 中 でも 華 人 の 職 業 は 主 に 仕 立 て 師 か 理 容 師 だったと 考 えられる 法 令 が 出 されたとはいえ この3つ 以 外 の 職 業 に 就 いていた 華 人 の 全 てがすぐにその 仕 事 をやめて 三 刀 業 についた わけではなかった たとえば 以 前 と 変 わらず 欧 米 人 に 付 き 添 って 日 本 人 との 貿 易 の 際 に 仲 介 する 華 人 もいたし 船 舶 関 連 の 技 術 職 に 就 いている 華 人 も 存 在 していた しかし 2つ 目 の 制 限 によって これらの 華 人 も 職 業 を 変 えざるを 得 なくなってくる[ 横 浜 開 港 資 料 館 1994] その2つ 目 の 制 限 とは 競 合 による 華 人 の 職 種 の 減 少 である この 頃 横 浜 開 港 以 後 か ら 見 真 似 て あるいは 弟 子 となって 中 国 人 の 技 術 を 取 り 入 れてきた 日 本 人 技 術 者 たちが 華 人 の 技 術 水 準 を 超 えるようになってきた そのことで 日 本 人 と 華 人 の 同 職 間 で 競 合 が 起 きるようになり ますます 華 人 の 職 業 範 囲 がせばめられていったのである 内 地 雑 居 令 が 出 された 当 初 に 多 かったのは 前 記 のように 洋 裁 店 か 理 髪 店 だったが 次 第 にその 2 つ は 減 少 していき 反 対 に 中 華 料 理 店 のコックやその 経 営 に 携 わる 職 業 が 増 えている この ことは 仕 立 て 業 と 理 容 業 のなかで 日 本 人 と 華 人 の 競 合 が 起 き それに 華 人 が 負 けていっ たことが 原 因 と 考 えられる 店 数 は 少 なかったものの 技 術 面 で 日 本 人 より 優 位 性 が 保 た れていた 中 華 料 理 店 は 残 り 1900 年 台 になると 徐 々に 数 を 増 やしていく 横 浜 中 華 街 にあ る 中 華 料 理 店 の 数 が 1900 年 以 前 は 1 2 軒 だったのが 1905 年 には 14 軒 1910 年 には 17 件 になった[ 横 浜 開 港 資 料 館 1994] 3) 関 東 大 震 災 から 復 興 まで 1923 年 の 関 東 大 震 災 は 華 人 の 職 業 や 商 売 に 大 きな 影 響 を 与 えた 関 東 大 震 災 による 大 幅 な 人 口 減 少 と 建 物 倒 壊 により 震 災 直 後 は とても 商 売 ができるような 状 況 ではなくなっ たのである 横 浜 中 華 街 に 住 む 華 人 は 多 くが 神 戸 香 港 上 海 などに 逃 れた 欧 米 人 も 大 半 が 帰 国 し 南 京 町 には 用 地 だけが 残 っているといった 状 況 であった 震 災 以 後 は 残 った 少 数 の 華 人 と 日 本 人 によって 中 華 街 の 復 興 がはじまった 復 興 が 進 むにつれて 逃 れた 地 や 本 国 から 南 京 町 に 戻 ってくる 華 人 も 増 え 彼 らは 再 び 洋 服 店 料 理 店 理 髪 店 を 営 むようになる しかし 貿 易 商 などの 大 商 人 は 一 度 拠 点 を 移 すと 商 売 の 環 境 が 整 わないなどの 理 由 の 為 戻 ってくるものは 少 なかった[ 横 浜 開 港 資 料 館 1994] 14

15 この 頃 中 国 では 辛 亥 革 命 5と 孫 文 による 北 伐 6が 行 われ 対 外 関 係 では 不 平 等 な 条 約 を 撤 廃 する 動 きが 起 きていた 国 民 政 府 は 1928 年 にアメリカとの 貿 易 での 関 税 自 主 権 を 回 復 し 29 年 には 日 本 とも 関 税 自 主 権 を 回 復 した また 35 年 に 国 民 政 府 のもとで 35 年 に 通 貨 の 統 一 が 実 現 された 清 朝 では 銀 を 秤 ではかって 使 う 銀 両 が 通 貨 として 一 般 的 だった が 各 地 域 独 自 にも 通 貨 が 製 造 されていたため 銀 両 以 外 に 多 様 な 通 貨 が 存 在 していた 国 民 政 府 によるこのような 関 税 自 主 権 の 回 復 通 過 の 統 一 がなされたため 辛 亥 革 命 以 前 の 外 国 の 侵 略 による 混 乱 期 とは 変 わって 本 土 でも 商 売 ができるような 状 況 になったので ある また 外 交 面 では 激 化 する 中 国 の 内 紛 と 大 陸 侵 略 をもくろむ 日 本 との 関 係 が 悪 くなっていた これらの 理 由 から 横 浜 に 住 む 華 人 の 中 でも 特 に 貿 易 に 携 わる 商 人 たちの 貿 易 上 のメリットが 少 なくなってきたのである また 横 浜 華 人 の 買 弁 や 貿 易 商 は 開 港 当 時 には 力 を 振 るっていたが 欧 米 人 と 日 本 人 との 間 で 互 いの 習 慣 や 言 語 の 理 解 が 進 むに つれて 逆 に 貿 易 の 利 益 を 搾 取 する 存 在 として 排 除 されるようになった このようにして 開 港 当 時 から 存 在 していた 買 弁 や 貿 易 商 を 職 業 とする 華 人 はごく 少 数 となっていった[ 横 浜 開 港 資 料 館 1994] 関 東 大 震 災 の 復 興 のなかから 現 在 の 中 華 街 の 原 型 ができてくる これまでに 説 明 した 震 災 戦 争 法 令 などの 理 由 から 買 弁 や 貿 易 商 などの 大 商 人 はいなくなり 日 本 人 との 競 合 によって 大 部 分 の 技 術 職 は 商 売 ができなくなった 復 興 以 後 から 近 代 にかけては 特 に その 傾 向 が 強 くなり 中 華 料 理 店 や 中 国 の 食 材 を 扱 う 店 が 増 えていく 開 港 から 震 災 までの 各 時 代 における 横 浜 にすむ 華 人 の 職 業 変 化 をまとめると 開 港 当 初 の 華 人 の 職 業 には 華 人 の 代 表 的 な 職 業 として 想 像 されるコックや 欧 米 人 の 通 訳 なども あったが すべての 人 がその 職 業 に 従 事 しているのではなく さまざまな 職 業 についてい た コックに 関 していうと 中 華 料 理 店 の 対 象 客 は 日 本 人 ではなく 居 留 地 で 商 売 生 活 する 中 国 人 と 横 浜 港 に 依 存 する 船 舶 関 連 の 職 業 に 就 く 人 たちのためのものであったため その 職 業 につく 人 も 店 の 数 もごく 少 ないものだった また 通 訳 は 財 力 のある 一 部 の 商 人 たちの 限 られた 職 業 だった 内 地 雑 居 令 以 後 横 浜 中 華 街 の 華 人 の 職 業 は 法 律 による 制 限 や 技 術 面 での 競 合 がはじまり 震 災 による 打 撃 うけ 職 種 が 限 定 されていく その 中 で 技 術 面 で 一 番 優 位 であった 料 理 店 が 数 を 増 やしていった[ 陳 水 發 1997] 4) 戦 後 から 近 代 まで 第 2 次 世 界 大 戦 後 は 今 度 は 対 象 客 を 日 本 人 として 中 華 料 理 がビジネスとして 成 り 立 つ 状 況 が 出 来 たため 横 浜 中 華 街 は 現 在 のような 中 華 料 理 店 を 中 心 とする 飲 食 型 の 商 店 街 と して 発 達 していくことになる また 中 華 料 理 店 についで 戦 後 になってから 華 人 の 進 出 年 に 中 国 で 起 こった 清 朝 を 倒 し 中 華 民 国 を 建 国 した 革 命 のこと 各 地 で 武 装 蜂 起 が 起 きて 12 年 に 清 朝 は 滅 亡 した 6 辛 亥 革 命 に 乗 じて 孫 文 が 中 心 となって 起 こした 武 装 蜂 起 1913 年 の 第 二 革 命 1915 年 の 第 三 革 命 を 経 て 1928 年 には 南 京 に 政 府 をおいた 国 民 党 の 国 民 政 府 による 中 華 民 国 統 一 が 実 現 された 15

16 が 増 えている 職 業 分 野 は 医 者 である この 頃 は 少 なからず 華 人 に 対 する 日 本 人 の 偏 見 や 差 別 があり 一 流 大 学 を 卒 業 しても 国 籍 が 違 うだけで 日 本 企 業 からは 就 職 を 断 られるケ ースも 多 かった 次 に 挙 げるのは 1912 年 代 に 日 本 にやってきて ピアノ 業 を 営 んでいた 華 ス ワ ン 人 の 子 孫 である 周 淑 雯 さんのケースである ス ワ ン 周 淑 雯 さんは 金 銭 的 に 苦 しい 状 況 になったことから 大 学 を 中 退 し 横 浜 華 銀 の 入 社 ス ワ ン 面 接 をうけた 今 日 から 勤 めなさい と 進 められたが 大 学 で 進 学 組 だった 淑 雯 さんは そろばんができなかった 金 融 機 関 に 勤 めるのにそろばんもできないのか と 冷 たく 言 い ス ワ ン 放 たれ 入 社 当 日 から 転 職 を 考 えるようになったという 淑 雯 さんの 兄 が 英 文 タイピス ス ワ ン トとして 当 時 の 一 般 の 華 人 と 比 べると 多 目 の 給 料 を 得 ていたので 淑 雯 さんは 兄 のような 給 料 を 貰 える 仕 事 に 就 けるよう 華 銀 に 勤 めながら 専 門 学 校 に 通 った 1 年 後 専 門 学 校 の 推 薦 で 都 内 の 商 社 の 入 社 試 験 を 受 け 筆 記 試 験 は 難 なくパスできた しかし 面 接 で 名 前 を 見 れば 一 目 瞭 然 であるはずなのに ところで 君 は 何 人 なの とわざわざ 聞 かれ 中 国 ス ワ ン 人 です と 応 えると 悪 いけど 中 国 人 は 雇 えない と 言 われたそうだ それまで 淑 雯 さ んは このような 差 別 的 な 扱 いを 受 けたことはなかったという 高 校 時 代 は 日 本 語 がで きるのに 外 国 人 なの と 友 人 から 珍 しがられて 差 別 を 感 じるどころか むしろ 無 邪 気 な 優 越 感 を 味 わっていたそうだ 本 当 に 情 けなくなりました どうして 中 国 人 だったらだ ス ワ ン めなんでしょう と 淑 雯 さんは 話 している[ 横 浜 新 聞 社 新 聞 支 局 1998:32] 一 般 企 業 の 中 でも 差 別 が 見 られる 時 代 状 況 のなかで 医 者 は 華 人 にとって 専 門 知 識 を 生 かして 才 能 を 十 分 に 発 揮 できる 限 られた 職 業 だったのである また 医 者 という 職 業 には 他 にも 華 人 にとって 多 くのメリットがあった 政 治 の 変 化 や 時 代 状 況 の 変 化 の 影 響 を 受 け ることが 比 較 的 少 ないこと 開 業 医 になったり 大 病 院 の 医 者 になったり 教 授 になった り 研 究 者 として 研 究 を 続 けたり 職 業 の 幅 が 広 がること 社 会 的 地 位 も 高 く 収 入 もい いこと などである 華 人 の 医 者 の 数 の 正 式 な 調 査 はなされていないが 横 浜 台 湾 同 郷 会 の 名 簿 によると 会 員 計 435 世 帯 の 中 料 理 業 70 世 帯 がトップで 医 者 は 39 世 帯 で 第 2 位 であることが 分 かる [ 陳 1997:75] このことから 中 華 料 理 業 理 髪 業 仕 立 て 業 の 三 刀 業 に 加 えて 医 者 は 華 人 の 第 四 刀 であるという 人 もいる また 華 人 において 医 者 の 比 率 が 多 いのは 日 本 だけではなく 世 界 にも 共 通 している 1980 年 カナダのトロント 大 学 では 医 学 部 の 50% 以 上 を 中 国 人 系 学 生 が 占 めていた[ 陳 1997:75] 震 災 以 降 の 華 人 の 経 済 を 考 える 上 で 重 要 なのが 華 人 同 士 のネットワークである 華 人 は 自 分 達 とは 違 う 民 族 違 う 文 化 の 土 地 で 商 売 を 成 功 させる 為 に 同 郷 間 同 職 間 ネッ トワークを 築 いていった また 開 港 以 降 から 震 災 までにやってきた 華 人 の 出 身 地 は 大 半 が 広 東 省 浙 江 省 江 蘇 省 などの 大 陸 系 だったのに 対 し 近 代 になると 次 第 に 台 湾 からも 華 人 がやってくるようになる 台 湾 からやってきた 中 国 人 も 同 じく 華 人 と 呼 ばれるが 大 陸 系 と 台 湾 系 の 華 人 では 異 なる 考 え 方 や 文 化 をもっていて 同 じ 横 浜 中 華 街 という 土 地 に 住 みながらそれぞれ 違 うネットワークに 属 している 16

17 2-3 日 本 の 華 人 と 海 外 の 華 人 の 職 業 比 較 これまで 横 浜 中 華 街 に 住 む 華 人 の 職 業 の 推 移 について 調 べてきた では 他 の 中 華 街 の 華 人 はどのような 職 業 に 就 いているのだろうか 横 浜 中 華 街 に 住 む 華 人 と 他 の 土 地 の 華 人 の 共 通 点 相 違 点 はどこにあるのだろうか まず 日 本 の 中 で 横 浜 以 外 の 土 地 に 住 む 華 人 について 見 てみる 横 浜 以 外 で 比 較 的 大 き な 中 華 街 があるのは 長 崎 函 館 神 戸 大 阪 である これらの 華 人 全 てに 共 通 すること は 1) 第 1 次 産 業 を 本 職 とする 華 人 がいないこと 2) 貿 易 商 買 弁 などの 経 済 的 に 上 層 に 位 置 する 華 人 から 小 売 業 や 技 術 職 に 就 く 中 下 層 に 位 置 する 華 人 まで どの 華 人 も 商 業 に 従 事 していること この2 点 が 挙 げられる また これはどの 時 代 においても 当 てはまる 横 浜 華 人 についても これら 2 つの 点 では 共 通 である 表 2の 居 留 地 時 代 の 職 業 や 内 地 雑 居 時 代 の 主 な 職 業 である 三 把 刀 からも 分 かるように 上 層 には 貿 易 商 買 弁 中 下 層 には 主 に 土 木 工 事 業 やレンガ 工 などの 建 築 関 係 の 職 人 と 洋 服 仕 立 て 屋 西 洋 家 具 屋 (ピ アノ 馬 車 なども 含 む)があたる 職 業 を 第 一 次 産 業 にしている 華 人 はいない 理 由 は 華 人 の 活 動 範 囲 が 開 港 当 時 から 居 留 地 雑 居 地 に 限 られていた 為 である 一 方 海 外 の 華 人 を 見 てみると 日 本 の 華 人 とは 大 分 事 情 が 異 なっている 海 外 では 華 人 は 技 術 者 としてではなく 主 に 労 働 力 として 欧 米 人 に 雇 われていた 横 浜 開 港 の 1857 年 頃 は 日 本 だけでなく 海 外 にも 沢 山 の 華 人 が 生 まれた 時 代 であった その 頃 の 諸 外 国 ではプランテーション 農 業 が 盛 んで 多 くの 労 働 力 を 必 要 としていた その 労 働 力 として 華 人 は 丁 度 良 い 存 在 だったのである 東 南 アジアや 北 アメリカの 中 華 街 と 日 本 の 中 華 街 と の 大 きな 違 いは 来 航 したときの 華 人 の 職 業 である 東 南 アジアや 北 アメリカでは 主 に 華 人 はプランテーション 農 場 の 労 働 力 として 雇 われたが 横 浜 に 渡 った 華 人 は 商 人 だったと いうことである 東 南 アジアや 北 アメリカの 華 人 と 日 本 の 華 人 のどちらも 経 済 的 理 由 に よって 来 航 したことは 共 通 するが その 職 業 は 異 なるものであった 世 界 の 多 くの 中 華 街 が 中 国 人 を 対 象 として 商 売 をしているのと 比 べて 日 本 の 中 華 街 が 日 本 人 を 対 象 としているのには 渡 来 当 時 の 国 の 制 度 と 状 況 が 関 係 する 欧 米 諸 国 では 第 1 次 産 業 が 華 人 の 主 な 職 業 だったのに 対 して 日 本 に 渡 来 した 華 人 の 職 業 は 前 述 のとおり 仲 介 業 や 専 門 職 であった しかも 制 度 上 正 式 に 入 国 できる 華 人 は 少 なく 経 済 活 動 の 範 囲 は 居 住 地 に 限 定 されていたため 欧 米 人 や 日 本 人 に 比 べて 圧 倒 的 に 華 人 は 少 数 であっ た なので 華 人 相 手 に 商 売 をするより 日 本 人 や 欧 米 人 を 対 象 にして 商 売 をするほうが 稼 げたのである そういった 事 情 により 日 本 の 中 華 街 は 日 本 人 向 けのお 店 が 並 ぶ 街 にな り 当 時 の 日 本 の 制 度 の 影 響 を 受 けて 世 界 的 にみても 一 番 といえる 程 治 安 の 良 い 中 華 街 となった これが 現 在 横 浜 中 華 街 に 訪 れる 人 の 95%が 日 本 人 であるというゆえんであ る 17

18 第 3 章 現 在 の 横 浜 中 華 街 ~ 新 華 人 の 登 場 ~ 3-1. 新 華 人 の 登 場 現 在 の 新 しい 動 きとして 一 番 に 重 要 な 要 素 となるのが 新 華 人 の 存 在 である 1979 年 に 中 国 本 土 で 経 済 改 革 開 放 政 策 が 実 施 されてから 以 降 海 外 に 出 国 した 華 人 で 外 国 での 永 住 傾 向 が 強 い 中 国 人 のことである 同 じ 華 人 であるが 戦 後 から 横 浜 中 華 街 に 住 んでい た 老 華 人 とは 異 なる 目 的 や 考 え 方 を 持 っている 3-2. 新 華 人 と 老 華 人 の 違 い 新 華 人 と 老 華 人 との 違 いは もちろん 出 国 した 年 代 であるが それよりも 大 きな 違 いは 出 国 することになったに 動 機 と その 目 標 を 実 行 するために 選 んだ 手 段 にある また 現 在 横 浜 にいる 老 華 人 はアヘン 戦 争 時 に 新 天 地 を 求 めて 来 た 者 や 国 民 党 と 中 国 共 産 党 の 内 戦 時 代 の 政 治 難 民 の 子 孫 である 場 合 が 多 い また 海 外 の 老 華 人 には 苦 力 として 人 身 売 買 され 連 行 された 者 もいる 老 華 人 は 十 数 年 数 十 年 の 間 昼 夜 をおかずに 働 き 続 け つ らい 差 別 などにも 耐 えながら 定 住 者 となって 安 定 した 生 活 基 盤 を 築 き 上 げた 海 外 での 苦 しい 経 験 から 子 孫 の 教 育 に 人 一 倍 の 力 を 注 ぎ 今 では 中 流 上 流 以 上 の 安 定 した 生 活 レ ベルと 地 位 を 手 にしている 者 も 多 い また 生 活 や 服 装 や 住 居 の 面 で 日 本 と 同 化 している 傾 向 が 強 いが 伝 統 的 文 化 や 祭 祀 の 面 で 特 徴 的 である 一 方 新 華 人 には 大 きく 分 けて 2 タイプある ひとつは 老 百 姓 と 呼 ばれ 老 華 人 と 同 じように 貧 しくて 海 外 へ 安 定 したくらしや 稼 ぎを 求 めて 来 ているタイプであり 一 般 庶 民 や 農 民 出 身 の 者 である もうひとつは 高 等 教 育 を 受 けたあと 日 本 に 留 学 して 学 位 をとって 日 本 の 大 企 業 に 就 職 し あるいは 起 業 して 株 式 上 場 し または 大 学 の 教 職 につく あるいは 芸 術 や 芸 能 の 分 野 で 活 躍 するタイプである[ 山 下 2005:96] 新 華 人 は 1979 年 以 降 の 漸 次 改 革 開 放 政 策 や 1986 年 の 国 民 に 対 する 出 国 規 制 の 緩 和 の 後 海 外 に 憧 れやビ ジネスチャンスを 求 めて 出 国 した 者 や 留 学 ブームに 乗 って 出 国 した 者 が 多 い 海 外 で 安 心 して 商 売 を 続 けたいという 気 持 ちが 強 く 自 分 の 利 益 を 犯 されないよう 自 らの 力 で 守 る ため 永 住 権 を 手 に 入 れようと 考 えている そのため 老 華 人 と 比 べて 帰 化 に 比 較 的 抵 抗 が 無 く 商 売 をはじめた 土 地 に 永 住 する 傾 向 がある さらに 海 外 で 商 売 をするためには 永 住 権 を 手 に 入 れたほうが 便 利 なため 新 華 人 は 国 籍 に 固 執 しない 傾 向 がある そのため 中 国 語 しか 話 せなくても 仕 事 上 の 利 便 性 を 考 えて 帰 化 をして 日 本 人 になる 者 や 日 本 人 と 結 婚 をして 日 本 国 籍 を 得 る 者 が 多 い また 現 在 の 状 況 ではまだ 少 数 であるが 学 生 時 代 から 長 年 海 外 にすみ 永 住 権 を 手 に 入 れて その 土 地 で 事 業 を 興 す 者 もいる 新 華 人 には 老 華 人 の 出 身 地 で 多 かった 広 東 や 福 建 は 少 なく 上 海 や 北 京 出 身 者 が 増 えている しかし 2 つ 目 のタイプのように 起 業 や 新 たなビ ジネスチャンスを 求 めてやってきた 華 人 の 中 で 成 功 するものは 一 部 で 国 によって 新 華 人 の 事 情 は 違 うが 多 くの 華 人 は 社 会 生 活 面 や 経 済 面 で 大 変 な 苦 労 を 抱 えていることが 多 い 18

19 [ 莫 2000:234] 3-3. 華 人 のネットワーク 華 人 のネットワークは 研 究 者 によって 様 々な 視 点 から 定 義 され 未 だに 決 まった 定 義 を 持 たない 華 人 のネットワークは 資 本 社 会 の 企 業 のように 一 定 の 構 造 を 持 つ 組 織 とは 違 い 絶 えず 時 代 や 住 む 国 の 制 度 その 土 地 の 状 況 に 応 じて 柔 軟 に 変 えられていく 性 質 を もつ[ 山 下 2005:61] ネットワークが 形 成 された 理 由 は 中 国 では 家 族 や 宗 族 が 大 事 にされているのに 対 して 海 外 に 移 民 することとなると それらに 頼 ることができないからである それらの 関 係 や 役 割 を 果 たす 替 わりの 役 割 として ネットワークが 形 成 されるようになった 同 じ 中 国 人 同 じ 華 人 と 呼 ばれる 存 在 であっても 出 身 地 はさまざまで 文 化 も 言 語 も 異 なる それを 反 映 して 華 人 のネットワークにも 様 々な 種 類 がある これらのネットワークは それぞれ 異 国 で 生 活 するために 情 報 を 分 け 合 ったり 共 通 の 問 題 を 解 決 したり 相 互 に 協 力 しあっ て 成 り 立 っている また ネットワーク 内 の 華 人 の 間 では 共 同 墓 地 を 所 有 し 定 期 的 に 祭 祀 を 行 うところもある この 点 で 華 人 のネットワークはビジネス 面 だけでなく 文 化 面 や アイデンティティの 形 成 にも 大 きな 役 割 を 果 たしていると 考 えられる 華 人 のネットワークには 大 きく 分 けて 個 人 のネットワークと 組 織 のネットワークの 2 タイプがある 華 人 は 異 国 の 地 に 来 た 場 合 まず 親 族 や 同 郷 の 人 に 頼 ることが 多 い 誰 か の 親 戚 誰 かの 友 人 誰 かの 紹 介 で といった 個 人 の 関 係 で 繋 がったネットワークができ ている この 点 で 華 人 社 会 は 人 脈 が 重 視 される 社 会 といえる さらに 個 人 が そこで 生 活 するようになったあと 今 度 はもっと 良 い 仕 事 を 見 つけたり 事 業 を 興 したりするために さらにネットワークをひろげていく たとえば 出 身 地 を 同 じくすることに 基 礎 を 置 いた 同 郷 団 体 ( 会 館 や 同 郷 会 ) 同 じ 中 国 姓 を 有 することに 基 づいた 同 姓 団 体 同 業 団 体 同 窓 団 体 宗 教 趣 味 やスポーツなどの 同 好 団 体 など 様 々に 広 がっていく それが もっと 大 規 模 になると 世 界 各 地 の 華 人 と 繋 がるネットワークとなる 同 業 団 体 のネットワークで 代 表 的 なのは 世 界 華 商 大 会 である 世 界 華 商 大 会 は 各 地 の 中 華 総 協 会 や ビジネス リーダーが 参 加 し 隔 年 ごとに 会 議 が 行 われ 華 僑 華 人 同 士 の 連 携 やビジネス 投 資 など について 話 し 合 われている このネットワークという 独 自 の 関 係 構 築 が 華 人 社 会 や 華 人 のビジネスで 重 要 な 役 割 を 持 っている[ 山 下 2005:61] 3-4. 世 界 各 国 に 渡 る 新 華 人 日 本 では 滞 在 ビザの 許 可 がおりにくく 経 済 が 成 熟 しているため 事 業 を 興 すのにはか なりの 資 金 力 が 必 要 である また 日 本 では 未 だに 外 国 人 を 受 け 入 れることに 抵 抗 がある 企 業 も 多 く 華 人 の 就 職 事 情 は 厳 しい 日 本 の 華 人 の 事 情 と 良 く 似 ているのが ドイツで ある ドイツは 外 国 人 の 滞 在 に 対 し かなりの 法 的 な 制 限 がかけられている たとえばア ルバイトは 年 間 最 高 150 日 と 制 限 されており そのうちの 90 日 は 労 働 省 が 許 可 した 就 労 19

20 時 間 である[ 莫 2000:280] 厳 格 な 立 法 社 会 のドイツでは 研 修 生 や 就 学 生 といった 建 前 で 外 国 人 労 働 者 を 利 用 する 日 本 とは 大 きく 異 なっている このようにドイツや 日 本 では ア ルバイトと 学 業 を 両 立 させ 少 ない 収 入 で 生 計 を 立 てていくだけで 大 変 で 起 業 をして 成 功 する 例 はまだまだ 少 ない また ドイツ 人 と 日 本 人 は 華 人 に 対 する 考 え 方 も 似 ている ドイツに 留 学 生 として 渡 り 永 住 権 を 手 に 入 れた 後 に ドイツで 起 業 した 宋 新 鬱 さんは ド イツ 人 は 外 国 人 を 一 時 的 にドイツに 滞 在 する 人 間 としか 見 ていません だから ドイツ 人 から 私 は 中 国 の 近 況 がどうだとか いつ 国 に 帰 るのか とよく 聞 かれます どうして 外 国 人 は 外 国 に 住 むことができないのか とこっちも 聞 きたくなるぐらいに 腹 が 立 ちま すよ[ 莫 2000:305] とドイツ 社 会 への 溶 け 込 みにくさ 話 している イギリス フランス アメリカなどの 華 人 社 会 の 歴 史 は 古 く 昔 から 沢 山 の 華 人 が 訪 れ ているが 近 年 は ロシアや 東 欧 そしてオーストリアにも 華 人 は 進 出 している ロシ アでは 長 期 滞 在 ビザがとりやすく 華 人 はお 金 持 ちとして 迎 えられることが 多 いため 事 業 が 興 せる 環 境 はある しかしそれゆえに 派 手 な 振 る 舞 いに 走 る 華 人 も 多 く ロシア 人 売 春 婦 を 買 ったり カジノなどでお 金 を 使 い 果 たしてしまったり 窃 盗 などの 標 的 にな りやすいなど 成 功 してからの 問 題 も 大 きい ルーマニアやハンガリーは とにかく 物 価 が 安 く 簡 単 に 生 活 を 維 持 できる しかし 平 均 賃 金 や 生 活 水 準 が 非 常 に 低 いため 中 国 製 品 を 輸 入 しても 販 売 コストが 下 回 ってしまうため 全 く 利 益 が 上 がらない そのため ルーマニアやハンガリーにきた 華 人 は 新 天 地 を 求 めて 西 欧 やアメリカに 再 移 住 しようと 考 えるものが 多 い オーストリアはそのような 事 情 を 反 映 して 西 欧 と 東 欧 をつなぐ 玄 関 口 として 華 人 社 会 で 大 きな 役 割 を 担 っている[ 莫 2000:244] 各 国 によって 新 華 人 の 生 活 する 環 境 や 仕 事 に 違 いはあるが 出 国 した 動 機 は どの 国 の 新 華 人 でも 共 通 で 経 済 的 な 理 由 による 老 華 人 のように 政 治 や 思 想 的 な 理 由 での 出 国 や 強 制 的 な 人 身 売 買 などの 例 はほとんどない 3-5. 現 在 の 横 浜 中 華 街 横 浜 中 華 街 の 新 たな 変 化 1979 年 以 降 日 本 にも 新 華 人 が 増 加 した そのことに 伴 って 横 浜 中 華 街 にも 新 たな 変 化 が 現 れている 1) 外 観 の 変 化 街 の 整 備 現 在 の 横 浜 中 華 街 の 様 子 を 見 てみると 大 通 りは 豪 華 な 中 国 風 の 建 物 がならび 大 勢 の 人 々でごった 返 している そこで 商 売 をする 若 い 人 が 中 国 語 なまりの 日 本 語 で 甘 栗 を 手 に 呼 び 込 みをかけている その 様 子 は 観 光 地 としての 横 浜 中 華 街 である 裏 路 地 に 入 ると 以 前 の 狭 くて 入 り 組 んだ 中 華 街 の 独 特 の 路 地 が 残 っているが 消 防 の 安 全 対 策 やバリアフ リー 化 のために 開 発 が 進 んでいる 特 に 大 きなお 店 が 連 なる 関 帝 廟 通 りや 南 門 シルク ロードでは 段 差 をなくす 整 備 が 進 み 道 幅 も 広 くとられている 道 の 名 前 も 古 くは 中 国 語 で 道 を 表 す ~ 路 と 名 づけられていたが 新 しく 出 来 た 道 や 大 通 りは 日 本 人 に 分 か 20

21 りやすく 馴 染 みやすいように シルクロード などのカタカナ 文 字 や ~ 通 り という 名 前 に 改 名 されている 2) 新 たな 商 売 最 近 の 横 浜 中 華 街 は もちろん 中 華 料 理 店 も 増 えているが 他 にも 多 種 多 様 な 店 が 出 さ れている 特 に 増 えているのが 占 い 店 である 日 本 で 占 いが 流 行 ったため それをチャ ンスと 見 た 華 人 が 中 国 のイメージと 占 いを 結 び 付 けて 中 華 街 で 稼 ごうと 沢 山 の 店 を 出 した そのほとんどが 中 国 の 占 いとして 有 名 な 手 相 占 いである 本 業 と 思 われる 店 の 一 角 を 使 って 手 相 占 いをしている 光 景 もある 酒 屋 や 本 屋 を 経 営 している 傍 らに 副 業 と してお 店 を 開 いているのである このほかにも タイ 式 マッサージ 店 ベトナム 料 理 店 水 族 館 喫 茶 店 和 菓 子 屋 クレープ 屋 ファーストフードなど 中 国 と 日 本 の 文 化 だけ にとどまらない 沢 山 の 店 が 出 されている このように 日 本 の 流 行 にのって あるいは 儲 かりそうだと 思 えば どんどん 新 しい お 店 を 出 しているため 伝 統 的 な 中 国 文 化 に 日 本 文 化 の 混 ざった 街 ではなく 観 光 地 とし ての 新 たな 文 化 が 作 り 上 げられている 3) 伝 統 的 文 化 の 衰 退 華 人 同 士 の 交 流 の 減 少 新 華 人 は 来 日 の 動 機 が 起 業 や 商 売 のためであり そのため 伝 統 文 化 の 保 護 よりも 事 業 の 成 功 や 仕 事 の 稼 ぎに 関 心 があり 以 前 から 横 浜 中 華 街 に 住 んでいた 老 華 人 も 世 代 が 2 世 3 世 と 交 代 していくにつれて 親 も 子 も 日 本 で 生 まれ 日 本 で 育 つようになったため 自 国 の 伝 統 文 化 に 対 する 意 識 が 変 わってきている また 沢 山 の 日 本 人 観 光 客 が 訪 れるよ うになり 開 発 が 進 むにつれて 中 華 街 内 に 住 む 華 人 が 減 少 し 近 郊 から 仕 事 や 通 学 のため に 通 う 人 が 増 えている 幼 い 頃 から 中 華 街 に 住 み そこで 育 った 陳 天 璽 さんによると 以 前 は 中 国 人 たちが 営 む 中 華 料 理 店 以 外 にも 日 本 人 が 経 営 する 八 百 屋 や 魚 屋 駄 菓 子 や などが 立 ち 並 び 多 文 化 が 自 然 に 共 生 していた かつての 横 浜 中 華 街 では 片 言 の 日 本 語 と 中 国 語 でも 人 々は 上 手 くコミュニケーションをとり 時 に 大 きな 笑 い 声 が 響 いていた 中 国 でも 日 本 でもない むしろ 両 方 の 人 々と 文 化 が 混 ざった 街 であった[ 陳 2005:19] とい う しかし 現 在 は 両 方 の 文 化 が 入 り 混 じって 共 生 している 土 地 なのではなく 中 国 風 に 作 られた 日 本 の 観 光 地 になってきている 横 浜 中 華 街 発 展 会 協 同 組 合 の 行 った 横 浜 中 華 街 の 華 人 480 人 へのアンケートによると 心 配 事 は 何 か?という 問 いに 対 する 答 えとし て 1 位 は 圧 倒 的 に 景 気 に 関 すること だが 2 位 は 華 人 の 現 状 である その 回 答 には 若 い 世 代 の 人 たちが 中 国 語 を 話 さなくなっている 華 人 同 士 の 結 びつきが 希 薄 生 活 が 日 本 風 になってきている との 意 見 が 目 立 っている[ 横 浜 中 華 街 発 展 会 共 同 組 合 2005] 関 帝 廟 通 りで 広 東 料 理 店 の 聚 英 を 経 営 している 方 の 話 では 今 では ここ( 横 浜 中 華 街 )に 住 んでいる 人 より 近 くのビルから 来 てる 人 が 多 いんじゃないですかね 私 も 昔 は ここにすんでいたけど 引 っ 越 して 今 では 近 くから 働 きに 通 ってるんですよ ここは 住 21

22 みづらくなってきましたからねえ それに 駅 が 近 いほうが 便 利 だしね 7 という この 方 は 戦 後 両 親 と 日 本 と 一 緒 に 日 本 にやってきて 幼 少 の 頃 は 店 の 手 伝 いをしながら 生 活 して いた 最 近 は 大 きい 店 が 出 来 て 変 わったねえ 昔 はお 昼 になると 近 くの 店 の 人 が 食 べに きたり おべんとうを 渡 したりしていたんだけど と 中 華 街 で 生 活 する 人 同 士 の 交 流 が 減 ってきたことも 話 していた 同 アンケートで 出 身 地 を 聞 いた 項 目 では 日 本 と 答 える 華 人 が 31% 広 東 が 15 パーセ ント そのほか 福 建 や 上 海 東 北 北 京 などを 合 わせたものが 14%となっていて 日 本 を 出 身 地 とする 人 が 多 くなってきていることが 分 かる さらに 使 う 言 葉 は 何 ですかと 聞 い たアンケートでは 中 国 語 と 日 本 語 が 42% 日 本 語 だけが 44% 中 国 語 だけが 14%である また 中 国 の 伝 統 行 事 である 春 節 のお 祝 いも 旧 暦 で 行 わずに 日 本 風 の 新 暦 の 1 月 1 日 に 行 う 人 が 増 えている または 旧 暦 新 暦 の 両 方 を 行 う 人 もいる[ 横 浜 中 華 街 発 展 会 協 同 組 合 2005] このアンケートから 近 年 横 浜 中 華 街 に 住 む 華 人 の 文 化 が 日 本 文 化 に 同 化 する 傾 向 にあることが 分 かる 7 著 者 インタビュー 2006 年 10 月 22 日 22

23 第 4 章 横 浜 中 華 街 の 今 後 横 浜 中 華 街 は 歴 史 を 見 てわかるように 日 本 と 中 国 との 関 係 や 各 時 代 の 両 国 の 政 治 的 な 動 きに 影 響 されている そのような 変 動 を 乗 り 越 えて 横 浜 中 華 街 が 日 本 という 異 国 文 化 の 中 で 繁 栄 したのは 筆 者 は 大 きく 分 けて2つの 要 素 があると 考 える ひとつは 歴 史 から 見 てわかるように 横 浜 中 華 街 が 形 成 されてきた 初 期 の 頃 から 中 華 学 校 ができ 母 語 教 育 や 民 族 教 育 の 場 として または 華 人 文 化 の 中 心 として 中 華 街 で 積 極 的 な 活 動 を 行 っ てきたこと また 移 住 してきた 華 人 の 両 親 も 子 どもへの 教 育 に 熱 心 であったことであ る その 結 果 多 くの 研 究 者 や 技 術 者 多 数 の 言 語 を 使 いこなし 世 界 で 活 躍 する 華 人 が 現 れ 華 人 社 会 の 繁 栄 に 繋 がった また このような 教 育 は 治 安 を 保 つ 役 割 も 持 つ 横 浜 中 華 街 が 世 界 で 一 番 治 安 の 良 い 中 華 街 と 呼 ばれるのも 教 育 に 目 が 向 けられ 民 族 教 育 が 積 極 的 に 行 われてきたからである 治 安 が 良 いことで 日 本 人 観 光 客 も 気 軽 に 訪 れることが できる もうひとつは 異 国 で 生 活 するためのネットワークを 広 げ 時 代 と 環 境 に 柔 軟 に 応 じて 形 を 変 え 様 々な 種 類 のネットワークを 形 成 しながら 互 いに 協 力 してきたことである 近 年 増 加 した 新 華 人 についても すでに 在 日 華 人 教 授 会 や 在 日 科 学 技 術 連 盟 などの 技 術 者 や 高 学 歴 者 によるネットワークができている また このネットワークによって 日 本 国 内 だけにとどまらず 世 界 の 華 人 と 協 力 体 制 にあることも 中 華 街 で 華 人 の 商 売 が 成 功 し ている 理 由 がある この 独 自 のネットワークを 使 い 華 人 は 各 時 代 において 必 要 とされて いる 商 品 を 察 知 し 手 法 を 変 えて 柔 軟 に 適 応 してきた 現 在 の 中 華 街 で 手 相 占 い 店 が 増 えているのも 時 代 に 対 応 して 新 たなヒットを 探 ろうとする 挑 戦 と 考 えられる 日 本 人 に 合 うように 柔 軟 に 適 応 していったことが 多 くの 日 本 人 観 光 客 を 集 め 横 浜 市 の 観 光 地 と して PR されるほど 現 地 の 日 本 人 にも 親 しまれた 要 因 である しかし 問 題 点 もいくつか 考 えられる まず 日 本 人 に 合 うように 適 応 して 言 った 結 果 中 国 的 な 要 素 が 失 われてきていることである 現 在 は 第 3 章 で 紹 介 したように 中 国 に 全 く 関 係 のない 店 も 多 数 出 されているが この 先 その 傾 向 がさらに 進 んで 中 国 的 な 要 素 がなくなってくると 他 の 観 光 地 との 差 別 化 ができなくなる 時 代 の 流 れに 沿 いながらも 伝 統 的 な 行 事 や 文 化 を 残 していくことが 今 後 中 華 街 が 繁 栄 し 続 けるには 重 要 である 若 い 人 が 中 国 語 を 話 さない 中 国 の 行 事 を 家 庭 内 でしなくなっている 状 況 は アイデンティ ティの 形 成 文 化 保 護 など 様 々な 面 でも 影 響 を 及 ぼしている 次 に ネットワークや 経 営 のあり 方 も 問 題 になってくる 華 人 社 会 は いまでも 家 族 経 営 の 企 業 が 多 い 大 きな 企 業 でも 経 営 陣 の 一 覧 を 見 ると 一 族 が 多 数 を 占 めている 場 合 もよくある 会 社 の 結 束 や 決 定 の 早 さはあり この 家 族 や 個 人 関 係 が 華 人 ビジネスの 特 徴 であるが 一 方 で 成 功 する 一 部 の 華 人 と 低 賃 金 で 働 く 華 人 の 格 差 問 題 や 社 会 的 責 任 問 題 も 起 きている 横 浜 中 華 街 が 今 後 も 繁 栄 を 維 持 し 続 けるには 今 後 も 時 代 や 流 行 に 柔 軟 に 対 応 し 日 本 人 を 惹 きつける 事 業 を 展 開 していくことが 必 要 である また それを 行 う 上 で 日 本 文 化 23

24 と 完 全 に 同 化 するではなく 中 華 街 の 特 徴 である 中 国 の 文 化 と 日 本 文 化 の 入 り 混 じった 独 自 の 文 化 を 失 うことなく 受 け 継 いていくことが 重 要 であると 考 える 24

25 参 考 文 献 陳 水 發 (1997) 横 浜 の 華 僑 社 会 と 伝 統 文 化 中 日 文 化 研 究 所 平 岡 正 明 (1995) 横 浜 中 華 街 謎 解 き 朝 日 新 聞 社 白 井 孝 (2005) 遊 華 遊 華 社 菅 原 一 孝 (1996) 横 浜 中 華 街 探 検 講 談 社 山 下 清 海 / 編 (2005) 華 人 社 会 がわかる 本 中 国 から 世 界 へ 広 がるネットワークの 歴 史 社 会 文 化 明 石 書 店 横 浜 中 華 街 発 展 会 共 同 組 合 (2005) 横 浜 中 華 街 ~ 華 僑 華 人 の 歴 史 と 生 活 ~ 横 浜 中 華 街 発 展 会 共 同 組 合 横 浜 開 港 資 料 館 (1994) 横 浜 中 華 街 開 港 から 震 災 まで 横 浜 開 港 資 料 館 読 売 新 聞 社 横 浜 支 局 (1998) 落 地 生 根 横 浜 中 華 街 物 語 アドア 出 版 内 閣 官 房 局 / 編 (2006) 明 治 年 間 法 令 全 書 第 三 二 巻 -4 原 書 房 25

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