グローバルスタンダードとなることを 目 指 して 概 要 経 済 産 業 省 平 成 27 年 9 月 16 日 付 プレスリリースによりますと 特 許 庁 は 特 許 出 願 の 審 査 等 において 指 針 となる 特 許 実 用 新 案 審 査 基 準 等 を 全 面 改 訂 し 簡 潔 かつ

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1 ADVANCE INTERNATIONAL PATENT OFFICE 3SFyrIPi( r 東 京 都 港 区 赤 坂 NIKKEN 赤 坂 ビル8 階 TEL FAX MAIL advance@mx7.mesh.ne.jp 第 70 号 2015 年 10 月 1 日 Contents 1.トピックス 特 許 グローバルスタンダードとなることを 目 指 して 2 2. 審 決 情 報 商 標 不 服 判 決 情 報 特 許 平 成 26 年 ( 行 ケ) 第 号 審 決 取 消 請 求 事 件 4 特 許 平 成 26 年 ( 行 ケ) 第 号 審 決 取 消 請 求 事 件 7 著 作 権 平 成 24 年 ( ワ ) 第 9838 号 破 産 会 社 経 営 者 への 著 作 権 侵 害 差 止 等 請 求 事 件 10 商 標 平 成 26 年 ( 行 ケ) 第 号 審 決 取 消 請 求 事 件 海 外 情 報 特 許 最 新 の 判 例 情 報 アメリカ 特 許 紹 介 特 許 第 号 有 機 物 系 汚 泥 の 生 成 方 法 及 び 該 生 成 方 法 で 生 じた 有 機 物 系 汚 泥 のご 紹 介 20

2 グローバルスタンダードとなることを 目 指 して 概 要 経 済 産 業 省 平 成 27 年 9 月 16 日 付 プレスリリースによりますと 特 許 庁 は 特 許 出 願 の 審 査 等 において 指 針 となる 特 許 実 用 新 案 審 査 基 準 等 を 全 面 改 訂 し 簡 潔 かつ 明 瞭 な 和 文 と 英 文 で 記 載 し また 事 例 や 裁 判 例 を 充 実 させることにより 国 内 外 の 制 度 ユーザーにとって 審 査 の 基 本 的 な 考 え 方 をより 深 く 理 解 できるものと しました とのことです これにより 制 度 ユーザーにとって 特 許 権 取 得 の 予 見 性 が 高 まり また 本 審 査 基 準 の 基 本 的 な 考 え 方 が 国 際 的 に 通 用 するものとなったことで 他 国 での 審 査 環 境 整 備 にも 活 用 される グロー バルスタンダードとなることを 目 指 します としています 改 訂 の 理 由 特 許 実 用 新 案 審 査 基 準 は 審 査 官 が 特 許 法 などの 法 律 を 特 許 出 願 の 審 査 において 適 用 するための 指 針 であり 審 査 の 公 平 性 や 透 明 性 を 担 保 するためのものです 平 成 5 年 に 公 表 されて 以 来 審 査 官 のみなら ず 出 願 人 等 の 制 度 ユーザーが 特 許 庁 における 審 査 実 務 の 理 解 を 深 めるためにも 広 く 利 用 されてきました あわせて 審 査 官 が 審 査 の 際 に 考 慮 すべき 留 意 事 項 や 手 続 的 事 項 をまとめた 特 許 実 用 新 案 審 査 ハンド ブック も 平 成 17 年 に 公 表 されて 以 来 幅 広 く 活 用 されてきました 他 方 昨 今 は 1 特 許 実 用 新 案 審 査 基 準 の 基 本 的 な 考 え 方 が 簡 潔 かつ 明 瞭 な 記 載 で 国 内 外 の 制 度 ユーザーにとってより 分 かりやすく 示 されることや 2 特 許 が 認 められる 例 と 認 められない 例 がバランス 良 く 示 されることによって 特 許 権 取 得 の 予 見 性 が 一 層 高 まることが 望 まれていました また 3 国 内 の 制 度 ユー ザーが 他 国 で 権 利 取 得 を 行 いやすくなるように 特 許 実 用 新 案 審 査 基 準 が 新 興 国 等 における 審 査 基 準 に 用 いられることも 望 まれていました 改 訂 のポイント 特 許 庁 では 産 業 構 造 審 議 会 の 審 査 基 準 専 門 委 員 会 ワーキンググループで 了 承 された 基 本 方 針 に 沿 って 特 許 実 用 新 案 審 査 基 準 及 び 特 許 実 用 新 案 審 査 ハンドブック 全 体 の 見 直 しを 進 め 次 のように 改 訂 し ました 見 直 しに 当 たっては 他 国 の 審 査 基 準 との 比 較 も 考 慮 した 上 で 従 来 の 記 載 内 容 の 総 点 検 を 行 いま した 基 本 的 な 考 え 方 や 審 査 官 の 判 断 手 法 をより 明 確 な 論 理 構 成 で 説 明 することにより 審 査 の 基 本 的 な 考 え 方 をより 深 く 理 解 できるものにしました 特 許 が 認 められる 例 と 認 められない 例 のバランスを 考 慮 しながら 特 許 実 用 新 案 審 査 ハンドブック におい て 事 例 (372 件 )や 裁 判 例 (193 件 )を 充 実 させ 基 本 的 な 考 え 方 を 深 く 理 解 できるようにしました 図 表 を 活 用 し 一 文 を 短 文 化 するなどして 記 載 を 簡 潔 かつ 明 瞭 にしました 改 訂 の 結 果 特 許 実 用 新 案 審 査 基 準 の 考 え 方 がより 分 かりやすくなったことや 特 許 が 認 められる 例 を 充 実 させたことなどによって 国 内 外 の 制 度 ユーザーにとって 権 利 取 得 の 予 見 性 が 高 まります また 審 査 官 の 判 断 手 法 等 の 透 明 性 が 向 上 することによって 国 際 的 にも 我 が 国 の 審 査 結 果 への 信 頼 感 が 醸 成 され 本 審 査 基 準 等 の 考 え 方 が 他 国 にも 採 用 されるグローバルスタンダードとなれば 国 内 の 制 度 ユー ザーは 他 国 での 権 利 取 得 も 行 いやすくなります 改 訂 版 の 公 表 及 び 適 用 時 期 特 許 庁 ホームページにおいて 改 訂 特 許 実 用 新 案 審 査 基 準 及 び 特 許 実 用 新 案 審 査 ハンドブック を 公 表 します( 特 許 庁 ホームページをご 覧 ください) 改 訂 特 許 実 用 新 案 審 査 基 準 及 び 改 訂 特 許 実 用 新 案 審 査 ハンドブック は 本 年 10 月 1 日 以 降 の 審 査 に 適 用 されます 上 記 トピックスの 詳 細 は 経 済 産 業 省 ホームページの 下 記 該 当 ページをご 参 照 下 さい ( 経 済 産 業 省 ホームページ 平 成 2 7 年 9 月 16 日 付 プレスリリース) 2 ADVANCE IP NEWS Vol. 70

3 不 服 概 要 商 願 拒 絶 査 定 不 服 審 判 事 件 争 点 識 別 力 の 有 無 商 標 法 第 3 条 第 1 項 第 6 号 の 該 当 性 本 願 商 標 出 願 番 号 : 商 願 商 標 :ワンタッチ 除 菌 ( 標 準 文 字 ) 指 定 商 品 : 第 16 類 紙 製 タオル, 紙 製 テーブルナプキン, 紙 製 手 ふき, 紙 製 ハンカチ, 紙 製 ウエットティッシュ ほか 出 願 人 :ユニ チャーム 株 式 会 社 出 願 日 : 平 成 25 年 (2013)10 月 4 日 当 審 の 判 断 本 願 商 標 は ワンタッチ 除 菌 の 文 字 を 標 準 文 字 で 表 してなるところ その 構 成 中 の ワンタッチ の 文 字 が 1 回 触 れること 一 つの 操 作 の 意 味 を 有 し また 除 菌 の 文 字 が 細 菌 を 取 り 除 くこと の 意 味 を 有 するい ずれも 広 く 用 いられる 語 であるとしても 本 願 の 指 定 商 品 との 関 係 において ワンタッチ の 語 が 広 く 使 用 され 特 定 の 意 味 合 いを 表 すものとして 認 識 されているとみるべき 事 情 はないものであるから これが 全 体 として 直 ちに 原 審 説 示 のごとく 1 回 触 れるだけの 簡 単 な 操 作 で 使 用 できる 除 菌 効 果 のある 商 品 ほどの 具 体 的 な 意 味 合 いを 理 解 させるものとはいい 難 い また 当 審 において 職 権 をもって 調 査 するも 本 願 の 指 定 商 品 の 分 野 において ワンタッチ 除 菌 の 文 字 が 原 審 説 示 のごとき 意 味 合 いを 表 すものとして 取 引 上 普 通 に 用 いられていると 認 めるに 足 る 事 実 は 見 いだせ なかった してみれば 本 願 商 標 は これをその 指 定 商 品 に 使 用 しても 自 他 商 品 の 識 別 標 識 としての 機 能 を 果 たし 得 るものであり 需 要 者 が 何 人 かの 業 務 に 係 る 商 品 であることを 認 識 することができない 商 標 とはいえない したがって 本 願 商 標 が 商 標 法 第 3 条 第 1 項 第 6 号 に 該 当 するとして 本 願 を 拒 絶 した 原 査 定 は 取 消 しを 免 れない コメント 本 願 商 標 は ワンタッチで 除 菌 ができる ほどの 意 味 を 認 識 させますが それが ウェットティッシュでワン タッチ 拭 けば 簡 単 に 除 菌 ができる なのか ワンタッチで 容 器 が 簡 単 に 空 いて 除 菌 用 のウェットティッシュを 取 り 出 せる なのか 定 かではないと 思 います そのため 当 審 の 判 断 のように ワンタッチ と 除 菌 の 文 字 か らだけでは 拒 絶 査 定 の 理 由 の 1 回 触 れるだけの 簡 単 な 操 作 で 使 用 できる 除 菌 効 果 のある 商 品 は 直 接 的 に 認 識 できないと 思 われます 親 しまれた 語 で 構 成 された 結 合 商 標 は 一 見 直 接 的 な 意 味 合 いを 有 すると 感 じますが それらの 語 が 通 常 組 み 合 わせて 使 われない 語 同 士 を 結 合 させた 場 合 には 複 数 の 意 味 合 いを 生 じさせたり 自 然 に 認 識 し 得 ない ようなあいまいな 意 味 合 いを 生 じさせ 識 別 力 が 認 められ 登 録 が 認 められる 可 能 性 があるといえます ADVANCE IP NEWS Vol. 70 3

4 平 成 26 年 ( 行 ケ) 第 号 審 決 取 消 請 求 事 件 標 題 本 願 発 明 に 係 る 活 性 発 泡 体 と 薬 剤 との 併 用 効 果 について 争 われ 原 告 の 請 求 が 認 容 された 事 例 ( 平 成 27 年 8 月 5 日 知 財 高 裁 判 決 言 渡 ) 関 連 キーワード 実 施 可 能 要 件 関 連 特 許 法 規 36 条 4 項 1 号 事 案 の 概 要 原 告 らは 発 明 の 名 称 を 活 性 発 泡 体 とする 発 明 について 国 際 出 願 し その 後 日 本 を 指 定 国 として 国 内 移 行 ( 以 下 本 願 という )をしたが 拒 絶 査 定 を 受 けたため これに 対 する 不 服 の 審 判 を 請 求 するとともに 手 続 補 正 書 を 提 出 した(これに 係 る 手 続 補 正 を 以 下 本 件 補 正 という ) そして 特 許 庁 は この 審 判 請 求 を 審 理 した 上 本 件 審 判 の 請 求 は 成 り 立 たない との 審 決 をしたことから 原 告 らは 審 決 の 取 消 しを 求 めて 本 件 訴 えを 提 起 した 本 件 補 正 後 の 特 許 請 求 の 範 囲 請 求 項 1の 記 載 本 件 補 正 後 の 特 許 請 求 の 範 囲 請 求 項 1( 以 下 当 該 請 求 項 に 係 る 発 明 を 本 願 発 明 という )の 記 載 は 次 の 通 りである 請 求 項 1 天 然 若 しくは 合 成 ゴム 又 は 合 成 樹 脂 製 で 独 立 気 泡 構 造 の 気 泡 シートを 備 えた 活 性 発 泡 体 であって 前 記 気 泡 シートは ジルコニウム 化 合 物 及 び/ 又 はゲルマニウム 化 合 物 を 含 有 し 薬 剤 投 与 の 際 に 人 体 に 直 接 又 は 間 接 的 に 接 触 させて 用 いることを 特 徴 とする 活 性 発 泡 体 審 決 の 理 由 の 要 旨 要 するに 本 願 明 細 書 は 本 願 発 明 について 当 業 者 が 実 施 できるように 明 確 かつ 十 分 に 記 載 されたものと することができないから 特 許 法 36 条 4 項 1 号 に 規 定 する 要 件 を 満 たしていない というものである 取 消 事 由 原 告 が 言 わんとする 取 消 事 由 は 本 願 明 細 書 の 記 載 が 実 施 可 能 要 件 を 満 たしているか 否 かであるが 取 消 事 由 のポイントは 以 下 の4 点 である ちなみに 当 該 ポイントについては 本 稿 では 取 消 事 由 1-1ないし1-4とする なお 取 消 事 由 1-1ないし1-4についての 原 告 の 主 張 及 び 被 告 の 反 論 は 本 稿 では 割 愛 する ( 取 消 事 由 1-1) 技 術 分 野 の 誤 認 ( 取 消 事 由 1-2) 活 性 発 泡 体 の 作 用 機 能 についての 記 載 の 看 過 ( 取 消 事 由 1-3) 活 性 発 泡 体 の 適 用 態 様 についての 記 載 の 看 過 ( 取 消 事 由 1-4) 薬 剤 の 記 載 についての 誤 った 認 識 4 ADVANCE IP NEWS Vol. 70

5 当 裁 判 所 の 判 断 ( 一 部 抜 粋 ) (1) 実 施 可 能 要 件 の 内 容 特 許 法 36 条 4 項 1 号 は 明 細 書 の 発 明 の 詳 細 な 説 明 の 記 載 は その 発 明 の 属 する 技 術 の 分 野 における 通 常 の 知 識 を 有 する 者 がその 実 施 をすることができる 程 度 に 明 確 かつ 十 分 に 記 載 したもの でなければならな いと 定 める 特 許 制 度 は 発 明 を 公 開 する 代 償 として 一 定 期 間 発 明 者 に 当 該 発 明 の 実 施 につき 独 占 的 な 権 利 を 付 与 するものであるから 明 細 書 には 当 該 発 明 の 技 術 的 内 容 を 一 般 に 開 示 する 内 容 を 記 載 しなければならない 特 許 法 36 条 4 項 1 号 が 上 記 のとおり 規 定 する 趣 旨 は 明 細 書 の 発 明 の 詳 細 な 説 明 に 当 業 者 がその 実 施 を することができる 程 度 に 明 確 かつ 十 分 に 発 明 が 記 載 されていない 場 合 には 発 明 が 公 開 されていないことに 帰 し 発 明 者 に 対 して 特 許 法 の 規 定 する 独 占 的 権 利 を 付 与 する 前 提 を 欠 くことにあると 解 される そして 物 の 発 明 における 発 明 の 実 施 とは その 物 の 生 産 使 用 等 をする 行 為 をいうから( 特 許 法 2 条 3 項 1 号 ) 同 法 36 条 4 項 1 号 の その 実 施 をすることができる とは その 物 を 作 ることができ かつ その 物 を 使 用 できることであり 物 の 発 明 については 明 細 書 にその 物 を 生 産 する 方 法 及 び 使 用 する 方 法 についての 具 体 的 な 記 載 が 必 要 であるが そのような 記 載 がなくても 明 細 書 及 び 図 面 の 記 載 並 びに 出 願 当 時 の 技 術 常 識 に 基 づき 当 業 者 がその 物 を 作 ることができ かつ その 物 を 使 用 できるのであれば 上 記 の 実 施 可 能 要 件 を 満 たすということができる さらに ここにいう 使 用 できる といえるためには 特 許 発 明 に 係 る 物 について 例 えば 発 明 が 目 的 とする 作 用 効 果 等 を 奏 する 態 様 で 用 いることができるなど 少 なくとも 何 らかの 技 術 上 の 意 義 のある 態 様 で 使 用 するこ とができることを 要 するというべきである (2) 活 性 発 泡 体 を 作 ることができるかについて < 省 略 > (3) 活 性 発 泡 体 を 使 用 できるかについて 次 に 当 業 者 において 本 願 明 細 書 の 記 載 及 び 本 願 出 願 当 時 の 技 術 常 識 に 基 づいて 本 願 発 明 に 係 る 活 性 発 泡 体 を 使 用 できるかどうかについては 活 性 発 泡 体 を 前 記 (2)のとおりの 形 態 とすることができる 以 上 当 該 活 性 発 泡 体 を 薬 剤 投 与 の 際 に 人 体 に 直 接 又 は 間 接 的 に 接 触 させて 用 いる こと 自 体 は 当 然 にできると 考 えられることから かかる 用 い 方 にどのような 技 術 上 の 意 義 があるのかについて 検 討 する ア ( 省 略 ) イ そして 本 願 明 細 書 では < 試 験 1>として 被 験 者 1 名 が 活 性 発 泡 体 を 敷 いた 椅 子 の 上 に30 分 間 静 止 状 態 で 座 った 後 の 血 流 量 血 液 量 血 流 速 度 及 び 体 圧 を 活 性 発 泡 体 を 敷 いていない 椅 子 の 上 に30 分 間 静 止 状 態 で 座 った 後 のそれらと 比 較 した 結 果 を 踏 まえ 本 活 性 発 泡 体 を 使 用 すれば 血 行 がよくなり 体 圧 が 下 がることが 分 かる と 結 論 付 けている しかしながら この 試 験 は 活 性 発 泡 体 を 人 体 に 直 接 又 は 間 接 的 に 接 触 させて 用 いる 態 様 で 行 われた 試 験 ではあるものの この 試 験 において 用 いられた 活 性 発 泡 体 がどのようなものであるのかについては 本 願 明 細 書 に 記 載 がなく 定 かではない また 本 願 出 願 当 時 の 当 業 者 の 技 術 常 識 に 照 らしても 被 験 者 は50 代 の 女 性 1 名 のみであるから その 試 験 結 果 を 人 体 一 般 に 妥 当 する 客 観 的 なものとして 評 価 することが 可 能 である ともいい 難 いし 試 験 条 件 の 詳 細 も 明 らかではないから この 試 験 における 血 流 量 や 体 圧 の 計 測 結 果 から 導 かれるとされる 本 活 性 発 泡 体 を 使 用 すれば 血 行 がよくなり 体 圧 が 下 がる との 効 果 が 活 性 発 泡 体 を 使 用 したことによるものであるのか それ 以 外 の 要 因 に 基 づくものであるのかどうかについても 直 ちに 検 証 するこ とはできない そうすると < 試 験 1>の 結 果 のみから 活 性 発 泡 体 を 人 体 に 直 接 又 は 間 接 的 に 接 触 させて 用 いる ことに 人 体 の 血 行 を 促 進 することが 期 待 できるという 技 術 上 の 意 義 があるというのには 疑 問 がある とはいえ 例 えば ADVANCE IP NEWS Vol. 70 5

6 < 試 験 1>に 係 る 諸 条 件 の 説 明 や 他 の 試 験 結 果 の 存 否 及 びその 内 容 次 第 では 本 願 発 明 に 係 る 活 性 発 泡 体 の 使 用 に かかる 技 術 上 の 意 義 があることが 裏 付 けられたということのできる 余 地 もあるというべきである (4) 審 決 の 判 断 について 審 決 は 活 性 発 泡 体 の 薬 剤 との 併 用 効 果 について 当 業 者 が 理 解 し 認 識 できるような 記 載 がないことを 理 由 に 本 願 明 細 書 が 特 許 法 36 条 4 項 1 号 所 定 の 要 件 を 満 たしていないと 結 論 付 けている しかしながら 本 願 発 明 の 請 求 項 における 薬 剤 投 与 の 際 に とは その 文 言 からして 活 性 発 泡 体 を 用 いる 時 期 を 特 定 するものにすぎず その 請 求 項 において 薬 剤 の 効 果 を 高 めるとか 病 気 の 治 癒 を 促 進 するなど の 目 的 ないし 用 途 が 特 定 されているものではない よって 本 願 明 細 書 に 活 性 発 泡 体 の 薬 剤 との 併 用 効 果 についての 開 示 が 十 分 にされていないとしても 活 性 発 泡 体 を 薬 剤 投 与 の 際 に 人 体 に 直 接 又 は 間 接 的 に 接 触 させて 用 いる ことに それ 以 外 の 技 術 上 の 意 義 があるということができるのであれば 少 なくとも 実 施 可 能 要 件 に 関 する 限 り 本 願 明 細 書 の 記 載 及 び 本 願 出 願 当 時 の 技 術 常 識 に 基 づき 本 願 発 明 に 係 る 活 性 発 泡 体 を 使 用 できる というべきである そして 検 討 次 第 では 少 なくとも 本 願 発 明 に 係 る 活 性 発 泡 体 を 血 行 促 進 効 果 を 発 揮 させることができるような 形 で 使 用 できる と 認 める 余 地 があり 得 ることは 前 記 (3)イにお いて 説 示 したとおりである よって 審 決 には かかる 点 についての 検 討 を 十 分 に 行 うことなく 上 記 のような 理 由 により 本 願 明 細 書 が 特 許 法 36 条 4 項 1 号 所 定 の 要 件 を 満 たしていないと 結 論 付 けた 点 で 誤 りがあるといわざるを 得 ず 審 決 は 取 消 しを 免 れない コメント 一 般 的 に 特 許 法 36 条 4 項 1 号 と 言 いますと 拒 絶 理 由 かつ 無 効 理 由 ( 異 議 申 立 理 由 )に 係 る 条 文 として 知 られております 拒 絶 理 由 通 知 ( 若 しくは 拒 絶 査 定 )において 引 用 されるパターンとしては 明 細 書 の 記 載 の 意 味 が 不 明 確 という 場 合 と 明 細 書 の 記 載 の 意 味 は 明 確 だが その 発 明 について 第 三 者 が 実 施 できる( 参 考 にできる)ように 明 細 書 中 には 十 分 な 開 示 説 明 が 無 い( 例 えば 所 謂 実 施 例 が 不 十 分 とされるもの) 場 合 の 二 通 りのパターンがあります 実 務 において 前 者 の 場 合 は 大 抵 特 許 請 求 の 範 囲 及 び/ 又 は 明 細 書 若 しくは 図 面 の 補 正 で 解 消 を 図 ることができます 後 者 の 場 合 は 補 正 だけではほぼ 解 消 されず かかるデータを 補 充 したとしても 後 出 しと 認 定 されてしまうケースが 良 くあります ちなみに 後 者 の 場 合 は 電 気 や 機 械 分 野 では 滅 多 に 引 用 されることはないですが 化 学 やバイオ 分 野 ではよく 引 用 され 例 え 特 許 法 29 条 の 新 規 性 進 歩 性 の 要 件 は 満 たしていても この 条 文 が 引 用 されたばかりに 拒 絶 理 由 対 応 を 断 念 するというケースが 多 々あります 本 件 においては 特 許 法 36 条 4 項 1 号 の 趣 旨 を 説 示 しながら 丁 寧 に 文 言 解 釈 を 行 って 審 決 を 覆 す 判 断 を している 印 象 を 受 けました 本 件 の 詳 細 は 下 記 のURLをご 参 照 下 さい URL: 6 ADVANCE IP NEWS Vol. 70

7 平 成 26 年 ( 行 ケ) 第 号 審 決 取 消 請 求 事 件 標 題 無 効 審 判 請 求 に 関 し その 請 求 が 一 事 不 再 理 に 相 当 するかしないかについて 争 われ 相 当 しない 即 ち 原 告 の 請 求 が 認 容 された 事 例 ( 平 成 27 年 8 月 26 日 知 財 高 裁 判 決 言 渡 ) 関 連 キーワード 一 事 不 再 理 ( 若 しくは 一 事 不 再 理 効 ) 進 歩 性 関 連 特 許 法 規 167 条 29 条 2 項 事 案 の 概 要 被 告 は 発 明 の 名 称 を 洗 浄 剤 組 成 物 とする 特 許 ( 以 下 本 件 特 許 という )の 特 許 権 者 である 本 件 特 許 については 先 ず 原 告 とは 異 なる 第 三 者 から 本 件 特 許 の 優 先 日 前 に 頒 布 された 刊 行 物 である 甲 4 公 報 を 主 引 用 例 として 進 歩 性 欠 如 を 理 由 とする 無 効 審 判 ( 以 下 第 1 審 判 という )が 請 求 され 被 告 は その 審 理 の 過 程 で 訂 正 請 求 ( 以 下 本 件 訂 正 という )をした 特 許 庁 は 本 件 訂 正 を 認 めた 上 で 上 記 無 効 理 由 に 基 づき 本 件 特 許 を 無 効 とする 旨 の 審 決 をした 知 的 財 産 高 等 裁 判 所 は 同 審 決 に 対 する 審 決 取 消 訴 訟 において 同 審 決 を 取 り 消 す 旨 の 判 決 を 言 い 渡 し これを 受 けて 特 許 庁 は 差 し 戻 し 審 理 で 訂 正 を 認 める 本 件 審 判 の 請 求 は 成 り 立 たない との 審 決 ( 以 下 第 1 審 決 という )をし 第 1 審 決 は 後 に 確 定 した 次 に 第 1 審 決 確 定 の 後 原 告 は 本 件 特 許 につき 本 件 発 明 は 第 1に 本 件 特 許 の 優 先 日 前 に 頒 布 され た 甲 3 公 報 を 主 引 用 例 として 第 2に 甲 4 公 報 を 主 引 用 例 として これらに 甲 2 公 報 その 他 の 周 知 技 術 を 組 み 合 わせると 容 易 に 想 到 し 得 るものであり いずれも 進 歩 性 がないとする 無 効 審 判 を 請 求 し( 以 下 第 2 審 判 という ) 請 求 不 成 立 の 審 決 がされた( 以 下 第 2 審 決 という ) 知 的 財 産 高 等 裁 判 所 は 同 審 決 に 対 する 審 決 取 消 訴 訟 において 上 記 無 効 不 成 立 審 決 を 維 持 し 原 告 の 請 求 を 棄 却 し( 以 下 第 2 判 決 という ) 第 2 審 決 は 後 に 確 定 した 次 に 第 2 審 決 確 定 の 後 原 告 は 本 件 特 許 につき 無 効 審 判 を 請 求 し( 以 下 本 件 審 判 という ) 特 許 庁 は 審 理 の 結 果 本 件 審 判 の 請 求 を 却 下 する との 審 決 をし( 以 下 本 件 審 決 という ) その 謄 本 を 原 告 に 送 達 したことから 本 件 審 決 の 取 消 を 求 めるべく 訴 えを 提 起 した 特 許 請 求 の 範 囲 の 記 載 等 本 件 訂 正 後 の 本 件 特 許 に 係 る 明 細 書 ( 以 下 本 件 明 細 書 という )の 特 許 請 求 の 範 囲 は 以 下 のとおりで ある( 以 下 請 求 項 1に 係 る 発 明 を 本 件 発 明 1 請 求 項 2に 係 る 発 明 を 本 件 発 明 2 といい 併 せて 本 件 発 明 という ) 請 求 項 1 水 酸 化 ナトリウム アスパラギン 酸 二 酢 酸 塩 類 及 び/またはグルタミン 酸 二 酢 酸 塩 類 及 びグリコ ール 酸 ナトリウムを 含 有 し 水 酸 化 ナトリウムの 配 合 量 が 組 成 物 の0.1~40 重 量 %であることを 特 徴 とする 洗 浄 剤 組 成 物 請 求 項 2 水 酸 化 ナトリウムを5~30 重 量 % アスパラギン 酸 二 酢 酸 塩 類 及 び/またはグルタミン 酸 二 酢 酸 塩 類 を1~20 重 量 % グリコール 酸 ナトリウムをアスパラギン 酸 二 酢 酸 塩 類 及 び/またはグルタミン 酸 二 酢 酸 塩 類 1 重 量 部 に 対 して0.1~0.3 重 量 部 含 有 する 請 求 項 1 記 載 の 洗 浄 剤 組 成 物 本 件 審 決 の 理 由 の 要 旨 要 するに (ア) 本 件 審 判 における 主 引 用 発 明 は 甲 3 公 報 及 び 甲 4 公 報 に 記 載 された OS1 なる 金 属 イ オン 封 鎖 剤 組 成 物 に 係 る 発 明 であり 第 2 審 判 における 主 引 用 発 明 と 実 質 上 の 差 異 がない (イ) 周 知 技 術 は 甲 1 文 献 及 び 甲 2 公 報 に 記 載 されている 技 術 事 項 である( 中 略 )であり (ウ) 原 告 の 無 効 理 由 は 本 件 発 明 1 は 上 記 周 知 技 術 の 存 在 の 下 主 引 用 発 明 に 基 づいて 当 業 者 が 容 易 に 発 明 をすることができたものである と 理 解 される (エ) 原 告 は 第 2 審 判 においても 甲 3 公 報 及 び 甲 4 公 報 に 記 載 された OS1 なる 金 属 イオン ADVANCE IP NEWS Vol. 70 7

8 封 鎖 剤 組 成 物 に 係 る 発 明 を 主 引 用 発 明 とし これに( 中 略 ) 洗 浄 剤 における 周 知 技 術 の 存 在 の 下 本 件 発 明 1の 容 易 想 到 性 を 主 張 し 第 2 審 決 は この 無 効 理 由 について 理 由 がないと 判 断 し 確 定 した (オ) 本 件 審 判 において 新 たに 提 出 された 甲 1 文 献 は 第 2 審 決 が 審 理 対 象 とした 特 定 の 周 知 技 術 の 存 在 か その 技 術 の 背 景 を 証 明 するに 過 ぎず 新 たな 事 実 関 係 を 証 明 する 価 値 を 有 する 証 拠 とは 評 価 することができない (カ)よって 本 件 審 判 において 原 告 が 主 張 する 無 効 理 由 は 第 2 審 判 において 原 告 が 主 張 した 無 効 理 由 と 実 質 的 に 同 一 であり 同 一 の 事 実 及 び 同 一 の 証 拠 に 基 づくものであるから 本 件 審 判 は 第 2 審 決 の 一 事 不 再 理 効 に 反 して 請 求 されたものである というものである 取 消 事 由 原 告 が 言 わんとする 取 消 事 由 は 本 件 審 判 が 第 2 審 決 の 一 事 不 再 理 効 に 反 するか 否 かである なお 取 消 事 由 についての 原 告 の 主 張 及 び 被 告 の 反 論 は 本 稿 では 割 愛 する ちなみに 当 裁 判 所 はその 取 消 事 由 には 理 由 があると 判 断 した 当 裁 判 所 の 判 断 ( 一 部 抜 粋 ) (1) 本 件 審 判 において 原 告 が 主 張 した 無 効 理 由 は 次 のとおりである ( 以 下 略 ) (2) 特 許 発 明 が 出 願 時 における 公 知 技 術 から 容 易 想 到 であったというためには 当 該 特 許 発 明 と 対 比 す る 対 象 である 引 用 例 ( 主 引 用 例 )に 記 載 された 発 明 ( 主 引 用 発 明 )とを 対 比 して 当 該 特 許 発 明 と 主 引 用 発 明 との 一 致 点 及 び 相 違 点 を 認 定 した 上 で 当 業 者 が 主 引 用 発 明 に 他 の 公 知 技 術 又 は 周 知 技 術 とを 組 み 合 わ せることによって 主 引 用 発 明 と 相 違 点 に 係 る 他 の 公 知 技 術 又 は 周 知 技 術 の 構 成 を 組 み 合 わせることが 当 業 者 において 容 易 に 想 到 することができたことを 示 すことが 必 要 である そして 特 許 発 明 と 対 比 する 対 象 である 主 引 用 例 に 記 載 された 主 引 用 発 明 が 異 なれば 特 許 発 明 との 一 致 点 及 び 相 違 点 の 認 定 が 異 なること になり これに 基 づいて 行 われる 容 易 想 到 性 の 判 断 の 内 容 も 異 なることになるのであるから 主 引 用 発 明 が 異 なれば 無 効 理 由 も 異 なることは 当 然 である ( 中 略 )これに 対 し 本 件 発 明 1と 第 2 審 判 における 主 引 用 発 明 との 一 致 点 及 び 相 違 点 1 ないし 相 違 点 4 又 は 相 違 点 5 ないし 相 違 点 8 は 前 記 認 定 のとおりであり これとは 明 らかに 異 なるものである また 主 引 用 例 は 特 許 発 明 の 出 願 時 における 公 知 技 術 を 示 すものであればよいのであるから 甲 1 文 献 のように 出 願 時 における 周 知 技 術 を 示 す 文 献 であっても 主 引 用 例 になり 得 ることも 明 らかであり これを 主 引 用 例 たり 得 ないとする 理 由 はない さらに 主 引 用 発 明 が 同 一 であったとしても 主 引 用 発 明 に 組 み 合 わせる 公 知 技 術 又 は 周 知 技 術 が 実 質 的 に 異 なれば 発 明 の 容 易 想 到 性 の 判 断 における 具 体 的 な 論 理 構 成 が 異 な ることとなるのであるから これによっても 無 効 理 由 は 異 なるものとなる よって 特 許 発 明 と 対 比 する 対 象 である 主 引 用 例 に 記 載 された 主 引 用 発 明 が 異 なる 場 合 も 主 引 用 発 明 が 同 一 で これに 組 み 合 わせる 公 知 技 術 あるいは 周 知 技 術 が 異 なる 場 合 も いずれも 異 なる 無 効 理 由 となると いうべきであり これらは 特 許 法 167 条 にいう 同 一 の 事 実 及 び 同 一 の 証 拠 に 基 づく 審 判 請 求 ということは できない (3)ア 被 告 は 無 効 理 由 は 主 引 用 例 と 副 引 用 例 の 公 知 文 献 の 組 合 せによって 特 定 されるから 周 知 技 術 は 無 効 理 由 を 必 ずしも 特 定 する 事 実 ではないとか 本 件 審 判 において 証 拠 として 追 加 された 甲 1 文 献 には グルタミン 酸 二 酢 酸 塩 類 アスパラギン 酸 二 酢 酸 塩 類 グリコール 酸 ナトリウムの 記 載 もないから 本 件 発 明 と の 比 較 では 洗 浄 剤 組 成 物 において 水 酸 化 ナトリウムを 含 有 する ことの 周 知 技 術 を 示 す 文 献 にすぎず 第 2 審 決 において 周 知 技 術 を 記 載 した 文 献 として 提 示 されていた 甲 2 公 報 と 同 じ 内 容 を 甲 1 文 献 として 示 した にすぎないことは 明 らかである と 主 張 する しかし 無 効 審 判 において 審 理 判 断 の 対 象 となる 無 効 理 由 は 特 定 の 公 知 文 献 をもって 特 定 される 公 知 技 術 のみによって 構 成 されるものではなく 公 知 技 術 と 周 知 技 術 との 組 合 せや 場 合 によっては 周 知 技 術 のみ によっても 構 成 し 得 るものであるから 周 知 技 術 であるから 無 効 理 由 を 特 定 する 事 実 ではないとの 被 告 の 上 記 主 張 は 採 用 することができない また 原 告 が 本 件 審 判 において 甲 1 文 献 を 主 引 用 例 として 無 効 理 由 を 主 張 していたことは 前 記 認 定 のとお りであり 甲 1 文 献 に グルタミン 酸 二 酢 酸 塩 類 アスパラギン 酸 二 酢 酸 塩 類 グリコール 酸 ナトリウムの 記 載 が 8 ADVANCE IP NEWS Vol. 70

9 ないことをもって 甲 1 文 献 が 主 引 用 例 であることを 否 定 する 根 拠 とすることはできない 甲 1 文 献 に 主 引 用 例 の 上 記 のキレ-ト 剤 の 記 載 がないことは その 点 が 本 件 発 明 と 主 引 用 発 明 との 相 違 点 となることを 示 すに 過 ぎ ない イ 被 告 は 原 告 が 第 2 審 判 では 主 引 用 例 として 甲 3 公 報 及 び 甲 4 公 報 に 基 づく 主 張 から 出 発 し 水 酸 化 ナトリウムを 添 加 する 周 知 技 術 ( 甲 2 公 報 等 )の 主 張 をしていたのに 対 し 本 件 審 判 では 水 酸 化 ナトリウムを 添 加 する 周 知 技 術 を 記 載 した 甲 1 文 献 から 出 発 し 甲 3 公 報 及 び 甲 4 公 報 ( 第 2 審 判 における 主 引 用 例 )に 基 づく 主 張 をしているに 過 ぎず このように 主 張 の 順 序 を 入 れ 替 えたところで 各 文 献 の 記 載 する 内 容 や 特 許 法 29 条 2 項 違 反 の 無 効 理 由 の 主 張 における 実 質 的 な 意 味 づけが 変 わるものではない と 主 張 する しかし 前 記 のとおり 本 件 審 判 の 請 求 における 無 効 理 由 ( 特 許 法 29 条 2 項 )は 第 2 審 判 における 主 引 用 発 明 と 実 質 的 に 異 なる 主 引 用 発 明 に 基 づくものであり 主 引 用 発 明 が 実 質 的 に 異 なれば 本 件 発 明 との 一 致 点 と 相 違 点 の 認 定 がそもそも 異 なってくるのであるから ( 中 略 ) 実 質 的 な 無 効 理 由 は 変 わらないとの 被 告 の 上 記 主 張 は 採 用 することができない ウ 被 告 は 第 2 判 決 において 主 成 分 として 水 酸 化 ナトリウム アミノジカルボン 酸 二 酢 酸 塩 類 であるアスパ ラギン 酸 二 酢 酸 塩 類 及 び/ 又 はグルタミン 酸 二 酢 酸 塩 類 並 びにグリコール 酸 ナトリウムの3 成 分 を 混 合 した 洗 浄 剤 組 成 物 は それぞれの 相 乗 効 果 により 優 れた 洗 浄 性 能 を 有 することについて 甲 3 公 報 には 何 らの 示 唆 もなく また 甲 2 公 報 等 にも 何 の 示 唆 もないから 洗 浄 剤 組 成 物 が 上 記 3 成 分 を 主 成 分 とし それによって 洗 浄 効 果 を 高 める 効 果 がある 点 では 当 業 者 が 予 測 し 得 ない 効 果 であると 認 められるとして 当 業 者 が 容 易 に 想 到 し 得 ないと 判 断 されたのに 対 し 本 件 審 判 において 新 たに 提 示 された 甲 1 文 献 にも 上 記 の 予 測 し 得 ない 効 果 は 記 載 されておらず 本 件 審 判 請 求 の 無 効 理 由 ( 特 許 法 29 条 2 項 )は 解 決 済 みの 問 題 が 何 ら 変 更 される 余 地 のない 証 拠 を 追 加 し 紛 争 の 蒸 し 返 しを 図 るものであるといえる 旨 主 張 する しかしながら 第 2 判 決 において 認 定 された 本 件 発 明 の 予 測 し 得 ない 効 果 が 甲 1 文 献 に 記 載 されていなか ったとしても このことは 本 件 審 判 における 無 効 理 由 ( 特 許 法 29 条 2 項 )が 第 2 審 判 における 無 効 理 由 と 同 一 の 事 実 及 び 同 一 の 証 拠 によるものであることの 根 拠 となるものではない また 特 許 発 明 の 構 成 が 出 願 時 の 公 知 技 術 及 び 周 知 技 術 から 容 易 に 想 到 し 得 る 場 合 は その 進 歩 性 が 否 定 されることが 原 則 であるが 例 外 として その 公 知 技 術 等 から 容 易 に 想 到 し 得 る 構 成 から 通 常 予 測 し 得 る 効 果 を 超 えた 顕 著 なる 効 果 がある 場 合 に その 進 歩 性 が 肯 定 されることはあり 得 るものの 第 2 判 決 は 第 2 審 判 における 無 効 理 由 について 判 断 したものであり それとは 実 質 的 に 異 なる 無 効 理 由 である 本 件 審 判 における 無 効 理 由 について 判 断 したもの ではないから この 点 については 本 件 審 判 においてさらに 検 討 を 要 する よって 本 件 審 判 の 請 求 の 無 効 理 由 ( 特 許 法 29 条 2 項 )が 解 決 済 みの 問 題 が 何 ら 変 更 される 余 地 のない 証 拠 を 追 加 し 紛 争 の 蒸 し 返 しを 図 るものであるとする 被 告 の 上 記 主 張 は 採 用 することができない (4) 以 上 によれば 第 2 審 判 と 本 件 審 判 では 特 許 法 29 条 2 項 に 係 る 無 効 理 由 における 主 引 用 発 明 が 異 な ることが 認 められるから 同 一 の 事 実 及 び 同 一 の 証 拠 に 基 づく 請 求 であるとはいえない ( 以 下 略 ) コメント もともと 日 本 における 一 事 不 再 理 とは ある 刑 事 事 件 の 裁 判 について 確 定 した 判 決 がある 場 合 には そ の 事 件 について 再 度 実 体 審 理 をすることは 許 さない( 認 めない)とするものであり 憲 法 39 条 並 びに 刑 事 訴 訟 法 337 条 338 条 340 条 にて 定 められているものであります それをベースに 特 許 法 では 第 167 条 として 規 定 されており 実 用 新 案 法 意 匠 法 及 び 商 標 法 においては 特 許 法 167 条 を 準 用 若 しくは 読 替 準 用 してお ります そして 本 件 は 第 2 審 判 の 後 の 無 効 審 判 請 求 即 ち 本 件 審 判 において 新 たに 提 出 した 証 拠 ( 甲 1 文 献 )が 採 用 されて 一 事 不 再 理 に 相 当 しないと 判 断 されましたが 本 件 と 似 たようなケースで 判 決 が 逆 即 ち 一 時 不 再 理 に 相 当 するとした 判 例 として 例 えば 平 17( 行 ケ)10467 号 事 件 があります 本 件 と 比 較 してみてはいかが でしょうか 本 件 の 詳 細 は 下 記 のURLをご 参 照 下 さい URL: ADVANCE IP NEWS Vol. 70 9

10 平 成 24 年 (ワ) 第 9838 号 破 産 会 社 経 営 者 への 著 作 権 侵 害 差 止 等 請 求 事 件 標 題 原 告 が 破 産 して 免 責 が 確 定 したカラオケ 装 置 のリース 会 社 の 経 営 者 ( 被 告 )に 対 して 被 告 の 著 作 権 侵 害 行 為 は 単 なる 不 法 行 為 ではなく 悪 意 で 行 った 不 法 行 為 であるから 破 産 による 免 責 は 認 められないとして 被 告 を 訴 えたものの 裁 判 所 は 被 告 に 権 利 侵 害 に 向 けた 積 極 的 な 害 意 が 有 るとまでは 認 められないとして 原 告 の 請 求 を 棄 却 した 事 案 ( 平 成 27 年 8 月 27 日 大 阪 地 裁 民 事 第 21 部 ) 関 連 法 規 著 作 権 法 第 22 条 著 作 権 法 第 112 条 民 法 709 条 破 産 法 253 条 1 項 2 号 事 案 の 概 要 (1) 判 決 文 によれば 本 件 は 音 楽 著 作 物 ( 歌 詞 楽 曲 )の 著 作 権 者 から 信 託 を 受 けて, 音 楽 著 作 物 を 管 理 している 原 告 が,カラオケ 装 置 のリース 業 者 である 株 式 会 社 M( 訴 外 会 社 )の 代 表 者 であった 被 告 に 対 し, 著 作 権 ( 演 奏 権, 上 映 権 ) 侵 害 を 理 由 として, 民 法 709 条 に 基 づき4012 万 2390 円 ( 著 作 物 使 用 料 相 当 額 万 4900 円 及 び 弁 護 士 費 用 相 当 額 364 万 7490 円 の 合 計 額 ) 及 びこれに 対 する 不 法 行 為 の 後 の 日 である 平 成 26 年 11 月 1 日 から 支 払 済 みまで 民 法 所 定 の 年 5 分 の 割 合 による 遅 延 損 害 金 の 支 払 を 求 めた 事 案 で す また, 本 件 訴 訟 では, 当 初, 訴 外 会 社 も 被 告 とされていましたが, その 後 両 者 ともに 破 産 手 続 が 開 始 したこ とから, 原 告 は, 訴 外 会 社 に 対 する 訴 えを 取 り 下 げるとともに, 免 責 が 確 定 した 被 告 に 対 する 不 法 行 為 に 基 づ く 損 害 賠 償 請 求 を, 悪 意 で 加 えた 不 法 行 為 ( 破 産 法 253 条 1 項 2 号 )に 基 づく 損 害 賠 償 請 求 であると 主 張 する ようになった ということです (2)なお 上 記 リース 業 者 は 通 信 カラオケ 用 のカラオケ 装 置 をリースしていましたが 通 信 カラオケとは, 音 楽 著 作 物 であるカラオケ 用 楽 曲 をホストコンピュータの 記 憶 装 置 にデータベースの 構 成 部 分 として 複 製 し,そ れを,カラオケ 装 置 を 設 置 している 側 が 送 受 信 装 置 を 用 いて 通 信 回 線 により 送 受 信 して 利 用 に 供 するシステ ムをいう とされています そして 通 信 カラオケを 利 用 するためには, 社 交 飲 食 店 等 の 経 営 者 は,カラオケ 装 置 のリースを 受 けるだけ ではなく,カラオケ 用 楽 曲 データに 関 する 情 報 サービスの 提 供 を 受 ける 必 要 があり,リース 業 者 との 間 ではカ ラオケ 装 置 のリース 契 約 とともに 情 報 サービスの 提 供 を 受 けることを 目 的 とする 契 約 ( 情 報 サービス 提 供 契 約 ) を 締 結 する そして,リース 業 者 から,その 事 実 を 通 信 カラオケ 事 業 者 (カラオケ 装 置 の 販 売 業 者 )に 連 絡 して もらい,これを 受 けた 通 信 カラオケ 事 業 者 から, 通 信 回 線 を 開 通 してもらうことにより, 当 該 社 交 飲 食 店 等 にお けるカラオケ 装 置 が 初 めて 利 用 可 能 となる とされています また 過 去 の 判 例 では 後 述 するように リース 業 者 は リース 契 約 の 相 手 方 に 対 し, 当 該 音 楽 著 作 物 の 著 作 権 者 との 間 で 著 作 物 利 用 許 諾 契 約 を 締 結 すべきことを 告 知 するだけでなく, 上 記 相 手 方 が 当 該 著 作 権 者 との 間 で 著 作 物 利 用 許 諾 契 約 を 締 結 し 又 は 申 込 みをしたことを 確 認 した 上 でカラオケ 装 置 を 引 き 渡 すべき 条 理 上 の 注 意 義 務 を 負 う とされています 本 件 では 上 記 訴 外 会 社 は 最 盛 期 には600 件 を 超 える 店 舗 をリース 先 としていた ということですが 多 く の 店 舗 では 上 記 原 告 との 著 作 物 利 用 許 諾 契 約 が 行 われていなかったということです (3) 本 件 訴 訟 提 起 及 びその 後 の 経 緯 ア. 原 告 は, 平 成 24 年 9 月 11 日, 管 理 著 作 物 の 著 作 権 侵 害 を 理 由 に, 訴 外 会 社 については 民 法 709 条 に 基 づき, 被 告 については 民 法 709 条 又 は 会 社 法 429 条 1 項 に 基 づき, 原 告 に 生 じた 著 作 物 使 用 料 相 当 損 害 金 等 の 連 帯 支 払 を 求 めるほか, 訴 外 会 社 に 対 し, 著 作 権 法 112 条 1 項 に 基 づき, 訴 外 会 社 のリース 先 で 原 告 と 利 用 許 諾 契 約 を 締 結 していない 店 舗 ( 無 許 諾 店 舗 )148 軒 に 対 するカラオケ 用 楽 曲 データの 利 用 禁 止 措 置 をとるよう 求 める 本 件 訴 訟 を 提 起 しました イ.しかし その 後 訴 外 会 社 と 被 告 は 大 分 地 方 裁 判 所 では 破 産 手 続 開 始 決 定 を 受 け 被 告 については 免 責 許 可 決 定 がされるなどしたため 原 告 は 訴 外 会 社 への 訴 えを 取 り 下 げ 被 告 については 和 解 契 約 が 成 立 した 一 部 の 店 舗 について 訴 えの 一 部 を 取 り 下 げた 他 会 社 法 429 条 1 項 に 基 づく 請 求 も 取 下 げ 維 持 する 不 10 ADVANCE IP NEWS Vol. 70

11 法 行 為 に 基 づく 損 害 賠 償 請 求 は, 破 産 法 253 条 1 項 2 号 にいう 悪 意 で 加 えた 不 法 行 為 に 基 づく 損 害 賠 償 請 求 である と 主 張 していたということです 本 件 の 争 点 本 件 での 主 な 争 点 は 訴 外 会 社 のカラオケ 装 置 リース 先 店 舗 による 管 理 著 作 物 の 無 許 諾 利 用 ( 争 点 1) 被 告 に 対 する 不 法 行 為 に 基 づく 損 害 賠 償 請 求 ( 争 点 2) 及 び 損 害 ( 争 点 3)でした 裁 判 所 の 判 断 裁 判 所 では 争 点 2について 次 のような 理 由 により 本 件 では, 被 告 が 悪 意 をもって 加 えた 不 法 行 為 をし たものと 認 めることができないから,これに 基 づく 損 害 賠 償 請 求 権 も 認 められない とし その 余 の 点 につき 判 断 するまでもなく, 原 告 の 請 求 には 理 由 がないからこれを 棄 却 する との 判 断 を 示 しました ( 争 点 2) 被 告 に 対 する 不 法 行 為 に 基 づく 損 害 賠 償 請 求 について (1) 裁 判 所 では 最 初 に 訴 外 会 社 による 不 法 行 為 を 次 のように 認 めました 社 交 飲 食 店 の 経 営 者 が 通 信 カラオケ 装 置 を 店 舗 内 に 設 置 して, 著 作 権 者 の 許 諾 を 得 ないまま, 同 装 置 に より 音 楽 著 作 物 である 歌 詞 及 び 楽 曲 を 演 奏, 上 映 し, 同 楽 曲 を 伴 奏 として 客 や 従 業 員 に 歌 唱 させるなどして, その 営 業 に 利 用 する 場 合 には, 社 交 飲 食 店 の 経 営 者 が 演 奏 権 又 は 上 映 権 を 侵 害 している 行 為 主 体 というべ きであるところ, 別 紙 記 載 の 一 部 店 舗 において 期 間 等 について 争 いがあるものの, 訴 外 会 社 からリースを 受 け たカラオケ 装 置 を 用 いて 原 告 の 管 理 著 作 物 を 利 用 していた 別 紙 記 載 の 各 店 舗 の 経 営 者 は,みな 原 告 からそ の 許 諾 を 得 ていなかったというのであるから, 少 なくともこれらの 者 が 訴 外 会 社 からリースされたカラオケ 装 置 を 使 用 して 著 作 権 侵 害 行 為 をなしていたことは 明 らかなことということができる そして,カラオケ 装 置 のリース 業 者 は,カラオケ 装 置 のリース 契 約 を 締 結 した 場 合 において, 当 該 装 置 が 専 ら 音 楽 著 作 物 を 上 映 し 又 は 演 奏 して 公 衆 に 直 接 見 せ 又 は 聞 かせるために 使 用 されるものであるときは,リー ス 契 約 の 相 手 方 に 対 し, 当 該 音 楽 著 作 物 の 著 作 権 者 との 間 で 著 作 物 利 用 許 諾 契 約 を 締 結 すべきことを 告 知 するだけでなく, 上 記 相 手 方 が 当 該 著 作 権 者 との 間 で 著 作 物 利 用 許 諾 契 約 を 締 結 し 又 は 申 込 みをしたことを 確 認 した 上 でカラオケ 装 置 を 引 き 渡 すべき 条 理 上 の 注 意 義 務 を 負 うものと 解 するのが 相 当 である( 最 高 裁 平 成 13 年 3 月 2 日 第 二 小 法 廷 判 決 以 下,この 判 決 を 平 成 13 年 判 決 という )から, 別 紙 記 載 の 各 店 舗 の 経 営 者 によって 著 作 権 侵 害 に 使 用 されたカラオケ 装 置 をリースしていた 訴 外 会 社 は, 上 記 注 意 義 務 に 違 反 して いたのであれば,これによって, 別 紙 各 店 舗 の 経 営 者 による 著 作 権 侵 害 行 為 を 幇 助 する 不 法 行 為 をなしてい たということができる (2) 訴 外 会 社 の 代 表 者 であった 被 告 の 責 任 について ア. 裁 判 所 は 訴 外 会 社 の 代 表 者 であった 被 告 について 被 告 が 訴 外 会 社 の 設 立 以 降, 代 表 取 締 役 への 就 任 の 有 無 にかかわらず, 同 社 の 業 務 に 従 事 して 経 営 上 の 決 定 をしていたということからすると, 代 表 取 締 役 に 就 任 していない 期 間 を 含 めて, 被 告 は 訴 外 会 社 をして 上 記 注 意 義 務 を 履 行 させるべき 地 位 にあったといえ るが, 後 記 認 定 の 事 実 関 係 からすると, 被 告 は 訴 外 会 社 をして 上 記 注 意 義 務 を 履 行 させていたと 認 められな いし,また 被 告 自 らでないとしても, 主 張 にかかるような 従 業 員 による 不 当 な 勧 誘 や 指 導 がなされていた 事 実 が 全 く 認 められないわけではないところ,これは 訴 外 会 社 の 経 営 方 針 を 反 映 するものと 推 認 され,その 意 味 で は 訴 外 会 社 の 経 営 を 決 する 被 告 が 無 関 係 とはいえないから,これらの 点 からすると, 被 告 には 管 理 著 作 物 の 著 作 権 について 直 接 侵 害 者 となる 別 紙 の 各 店 舗 の 経 営 者 による 不 法 行 為 についての 幇 助 者 ないし 教 唆 者 と して 共 同 不 法 行 責 任 が 成 立 することは 免 れそうにないということができる との 判 断 を 示 しました イ.しかし 被 告 は 上 記 のように 破 産 免 責 を 受 けていました そのため この 点 につき 裁 判 所 は 事 実 認 定 に 基 づき 次 のように 判 断 しました 被 告 は 破 産 免 責 を 受 けているのであるから, 原 告 が 被 告 に 対 して 不 法 行 為 に 基 づく 損 害 賠 償 請 求 権 を 行 使 するためには, 被 告 に 権 利 侵 害 に 対 する 単 なる 故 意 が 認 められるだけでは 足 りず, 悪 意,すなわち, 権 利 侵 害 に 向 けた 積 極 的 な 害 意 が 認 められる 必 要 があるところ,そのような 観 点 で 見 てみると, 上 記 認 定 事 実 から 認 められるところからは, 訴 外 会 社 ひいては 被 告 に 悪 意 があるとまで 認 めることはできないというべきであ る すなわち, 確 かに 被 告 の 一 連 の 対 応 が,いずれもリース 会 社 としての 対 応 如 何 で 避 けられ 得 る 著 作 権 侵 害 がなされることを 全 く 意 に 介 していないとして 非 難 されるべきことは 否 定 できないが, 訴 外 会 社 ひいては 被 告 に ADVANCE IP NEWS Vol

12 とっては,リース 先 との 契 約 を 増 やして 利 益 を 増 大 させることに 意 味 があるのであって,それ 以 外 に 原 告 の 管 理 する 著 作 物 の 著 作 権 を 侵 害 することそのもの 自 体 に 意 味 があるとは 考 え 難 いところである そうすると, 訴 外 会 社 ひいては 被 告 の 行 為 が 平 成 13 年 判 決 で 求 められた 注 意 義 務 を 全 く 無 視 するものであ るとしても,それだけでは, 直 接 には 訴 外 会 社 の 利 益 を 増 大 させることを 目 的 としてなされた 行 為 であるとしか 評 価 できず, 原 告 に 対 する 害 意 に 基 づくものとは 認 め 難 いというべきである また,そもそも 著 作 権 侵 害 をする 直 接 の 主 体 となり 得 るのは 社 交 飲 食 店 の 経 営 者 であるところ, 訴 外 会 社 の 営 業 にかかわらずこれらの 経 営 者 が 原 告 と 著 作 物 利 用 許 諾 契 約 を 締 結 すれば 著 作 権 侵 害 の 問 題 が 生 じよう がないところ, 訴 外 会 社 が 著 作 物 利 用 許 諾 契 約 締 結 の 必 要 性 を 積 極 的 に 説 明 し 訴 外 会 社 は, 社 交 飲 食 店 経 営 者 に 対 し,その 必 要 性 の 判 断 を 自 らする 機 会 は 与 えていたということができる そして, 訴 外 会 社 からリー スを 受 けていた 社 交 飲 食 店 の 大 半 は 無 許 諾 店 舗 ではなかったというのであるから,この 点 でも, 訴 外 会 社 ひ いては 被 告 が 平 成 13 年 判 決 で 求 められた 注 意 義 務 を 全 く 無 視 していようとも, 自 らの 利 益 増 大 の 目 的 を 超 え て, 原 告 に 対 する 害 意 があったとまでは 認 めがたいというべきである 要 するに 訴 外 会 社 ひいては 被 告 の 行 為 がいかに 非 難 に 値 しようとも,それは 他 者 の 利 益 を 顧 みずに 自 らの 利 益 を 図 ったということにすぎず,そのような 行 為 の 結 果 として 無 許 諾 店 舗 に 経 営 者 による 原 告 の 管 理 著 作 物 についての 権 利 侵 害 が 起 きようとも,これをもって, 原 告 の 権 利 侵 害 に 向 けた 積 極 的 な 害 意,すなわち 破 産 法 253 条 1 項 2 号 にいう 悪 意 があるとは 認 められないというべきである ウ.その 結 果 裁 判 所 では 本 件 では, 被 告 が 悪 意 をもって 加 えた 不 法 行 為 をしたものと 認 めることができ ないから,これに 基 づく 損 害 賠 償 請 求 権 も 認 められない とし 以 上 の 次 第 で,その 余 の 点 につき 判 断 する までもなく, 原 告 の 請 求 には 理 由 がないからこれを 棄 却 する との 判 断 を 示 しました コメント 本 件 で 採 りあげられた 破 産 法 第 253 条 の 柱 書 には 免 責 許 可 の 決 定 が 確 定 したときは 破 産 者 は 破 産 手 続 による 配 当 を 除 き 破 産 債 権 について その 責 任 を 免 れる ただし 次 に 掲 げる 請 求 権 については この 限 りでない と 規 定 されており 同 条 の 第 1 号 から 第 7 号 まで 破 産 しても 免 責 されない 事 由 が 規 定 されてい ます そして 本 件 では 同 2 号 の 破 産 者 が 悪 意 で 加 えた 不 法 行 為 に 基 づく 損 害 賠 償 請 求 権 の 悪 意 の 存 否 が 問 題 となっています 本 件 の 悪 意 については 原 告 側 は 単 なる 故 意 と 同 義 であると 主 張 していましたが 裁 判 所 では 破 産 法 253 条 1 項 3 号 に, 破 産 者 が 故 意 又 は 重 大 な 過 失 により 加 えた 人 の 生 命 又 は 身 体 を 害 する 不 法 行 為 に 基 づく 損 害 賠 償 請 求 権 ( 前 号 に 掲 げる 請 求 権 を 除 く ) とあることに 鑑 みると, 同 項 2 号 の 悪 意 が 故 意 と 異 なる 内 容 を 含 むことは 明 らかであって,したがって 悪 意 とは 単 なる 故 意 を 超 えた, 権 利 侵 害 に 向 けた 積 極 的 な 害 意 を 意 味 するものと 解 するのが 相 当 である としています (なお 一 般 的 に 法 律 用 語 で 悪 意 とい うと 知 っているということを 意 味 していて 知 らないということを 意 味 する 善 意 と 区 別 して 使 われていますが 本 件 では 上 記 のように 異 なる 使 い 方 がされています ) 本 件 で 原 告 側 は 無 許 諾 店 舗 の 解 消 に 向 けての 訴 外 会 社 の 非 協 力 や, 無 許 諾 店 舗 からの 過 去 分 の 使 用 料 徴 収 に 向 けての 交 渉 過 程 において, 訴 外 会 社 ないし 被 告 が 事 実 を 隠 蔽 したり, 虚 偽 の 報 告 をなしたりし たことなどにうかがえる 一 連 の 悪 性 をもって, 被 告 の 不 法 行 為 が 悪 意 をもって 加 えたものであることを 基 礎 づけようとして いたようですが 裁 判 所 では 本 件 において 問 題 としている 不 法 行 為 は, 無 許 諾 店 舗 において された 著 作 権 侵 害 にリース 業 者 として 加 功 した 点 をとらえていうものであるはずであるから, 上 記 の 点 で, 訴 外 会 社,ひいては 被 告 の 対 応 が 不 誠 実 であることを 否 定 できないとしても,そのような 事 情 をもって, 本 件 で 問 題 とすべき 被 告 の 行 為 が 悪 意 をもってなされたとは 評 価 できないというべきである とも 判 断 しています 元 より 悪 意 の 不 法 行 為 の 場 合 には このような 行 為 を 防 止 するためにも 免 責 を 与 える 必 要 はないわけです が 裁 判 所 としては 被 告 の 行 為 は 著 作 権 侵 害 自 体 を 直 接 の 目 的 としたものではない( 営 業 利 益 拡 大 が 直 接 の 目 的 ) という 前 提 の 下 で 上 記 2 号 が 適 用 除 外 の 規 定 であることも 考 慮 して 厳 格 に 判 断 し 被 告 は 自 らの 利 益 増 大 の 目 的 を 超 えて 原 告 に 対 する 積 極 的 な 害 意 ( 加 害 の 意 思 )があったとまでは 認 めがたい という 結 論 に 至 ったものと 思 われます 本 件 判 決 文 の 詳 細 につきましては 下 記 URLをご 参 照 下 さい 判 決 文 URL 12 ADVANCE IP NEWS Vol. 70

13 平 成 26 年 ( 行 ケ) 第 号 審 決 取 消 請 求 事 件 事 案 の 概 要 本 件 は 無 効 号 事 件 に 対 する 審 決 取 消 訴 訟 です 被 告 は 商 標 登 録 第 号 商 標 ( 以 下 本 件 商 標 という )の 商 標 権 者 です 原 告 は 本 件 商 標 が 原 告 の 第 号 商 標 Rene ( 以 下 引 用 商 標 という )と 類 似 しているとして 無 効 審 判 を 請 求 しました 特 許 庁 は 上 記 の 審 判 請 求 を 無 効 号 事 件 として 審 理 を 行 い 本 件 審 判 の 請 求 は, 成 り 立 たない との 審 決 をし その 謄 本 が 原 告 に 送 達 されました 原 告 は これを 不 服 として 本 件 審 決 取 消 訴 訟 を 提 起 しました 詳 細 は 裁 判 所 HP にてご 確 認 下 さい 本 件 商 標 登 録 商 標 :RUNE( 標 準 文 字 ) 登 録 番 号 : 第 号 出 願 日 : 平 成 20 年 1 月 30 日 出 願 番 号 : 商 願 分 割 の 表 示 : 商 願 登 録 日 : 平 成 23 年 7 月 22 日 指 定 商 品 第 24 類 タオル,ハンカチ,その 他 の 布 製 身 の 回 り 品 第 25 類 被 服,ガーター, 靴 下 止 め,ズボンつり,バンド,ベルト, 履 物, 仮 装 用 衣 服, 運 動 用 特 殊 衣 服, 運 動 用 特 殊 靴 第 28 類 おもちゃ, 人 形,スキーワックス, 遊 園 地 用 機 械 器 具 ( 業 務 用 テレビゲーム 機 を 除 く ), 愛 玩 動 物 用 おもちゃ, 囲 碁 用 具, 歌 がるた, 将 棋 用 具,さいころ,すごろく,ダイスカップ,ダイヤモンド ゲーム,チェス 用 具,チェッカー 用 具, 手 品 用 具,ドミノ 用 具,トランプ, 花 札,マージャン 用 具, 遊 戯 用 器 具,ビリヤード 用 具, 運 動 用 具 引 用 商 標 登 録 商 標 : 登 録 番 号 : 第 号 出 願 日 : 平 成 11 年 5 月 10 日 出 願 番 号 : 商 願 平 登 録 日 : 平 成 13 年 1 月 5 日 ADVANCE IP NEWS Vol

14 指 定 商 品 第 24 類 布 製 身 の 回 り 品 第 25 類 被 服, 靴 類 ( 靴 合 わせくぎ 靴 くぎ 靴 の 引 き 手 靴 びょう 靴 保 護 金 具 を 除 く ),げた( げた 金 具 を 除 く ), 草 履 類 争 点 取 消 事 由 : 本 件 商 標 の 商 標 法 4 条 1 項 11 号 該 当 性 の 判 断 の 誤 り 裁 判 所 の 判 断 1. 本 件 商 標 の 商 標 法 4 条 1 項 11 号 該 当 性 の 判 断 の 誤 りについて 4 条 1 項 11 号 該 当 性 の 審 理 をする 際 には どのような 判 断 基 準 で 行 うかが 重 要 になってきます 本 件 訴 訟 において 知 財 高 裁 は 商 標 法 4 条 1 項 11 号 に 係 る 商 標 の 類 否 は, 同 一 又 は 類 似 の 商 品 又 は 役 務 に 使 用 された 商 標 が,その 外 観, 観 念, 称 呼 等 によって 取 引 者, 需 要 者 に 与 える 印 象, 記 憶, 連 想 等 を 総 合 して,その 商 品 又 は 役 務 に 係 る 取 引 の 実 情 を 踏 まえつつ 全 体 的 に 考 察 すべきであり,しかも,その 商 品 又 は 役 務 の 取 引 の 実 情 を 明 らかにし 得 る 限 り,その 具 体 的 な 取 引 の 実 情 に 基 づいて 判 断 すべきものである と して 昭 和 43 年 の 最 高 裁 判 決 である 氷 山 印 事 件 で 用 いられた 判 断 基 準 を 採 用 しました そして 本 件 商 標 と 引 用 商 標 の 類 否 判 断 については 本 件 商 標 と 引 用 商 標 とは,いずれも ルネ の 称 呼 を 生 じる 場 合 がある 点 では 共 通 である また, 引 用 商 標 から ルネ の 称 呼 を 生 じる 場 合, 引 用 商 標 から ル ネなる 男 の 名 との 観 念 が 生 じるといえるが, 本 件 商 標 からは, 必 ずしも 特 段 の 観 念 が 生 じるとはいえないか ら, 本 件 商 標 と 引 用 商 標 とは, 観 念 において 類 似 するとは 認 められない これに 対 し, 外 観 については, 本 件 商 標 と 引 用 商 標 とが,ともに 欧 文 字 4 文 字 を 横 一 行 に 書 してなり, 語 頭 が R ( 大 文 字 )から 始 まる 点 で 共 通 す るが,これに 続 く3 文 字 は, 本 件 商 標 では UNE であるのに 対 し, 引 用 商 標 では ené であって, 本 件 商 標 が 全 て 大 文 字 で 表 記 されているのに 対 し, 引 用 商 標 では 全 て 小 文 字 で 表 記 され,かつ, 末 尾 の e の 上 には アクセント 記 号 が 付 されている 点 で 相 違 しており, 本 件 商 標 と 引 用 商 標 とは, 外 観 上 明 確 に 相 違 するといえる そして, 本 件 商 標 と 引 用 商 標 とで 共 通 する 指 定 商 品 である 布 製 身 の 回 り 品, 被 服 及 び 履 物 の 取 引 に おいては, 取 引 者, 需 要 者 は, 店 頭 販 売, 通 信 販 売 及 びインターネットを 介 した 販 売 において, 商 品 の 外 観 を 見 て 購 入 するのが 通 常 であり,その 際 に, 商 品, 値 札,カタログ, 商 品 情 報 等 に 付 された 商 標 の 外 観 や 製 造 販 売 元 を 見 て 商 品 の 出 所 について 相 応 の 注 意 を 払 って 購 入 することが 多 いと 考 えられ, 取 引 者, 需 要 者 が 商 標 の 称 呼 のみをもって 商 品 の 出 所 を 識 別 して 商 品 を 購 入 するとは 考 えにくい 以 上 検 討 したところによれ ば, 本 件 商 標 と 引 用 商 標 とは, ルネ との 称 呼 が 同 一 である 場 合 が 生 ずるものの, 外 観 上 明 確 に 相 違 するも のであること, 観 念 において 類 似 するとはいえないこと, 取 引 者, 需 要 者 が 商 品 の 出 所 を 誤 認 混 同 するおそ れがあるとはいえない として 審 決 の 判 断 に 誤 りはないとしました コメント 本 件 訴 訟 では 4 条 1 項 11 号 の 判 断 基 準 として 昭 和 43 年 の 最 高 裁 判 決 である 氷 山 印 事 件 で 用 いられ た 判 断 基 準 を 採 用 しています 原 告 は 三 点 ( 外 観 称 呼 観 念 ) 観 察 システムについて 三 点 のうち 一 点 で 類 似 すると 解 され 以 上 類 似 商 標 と 判 断 されるべきである として この 判 断 基 準 を 批 判 していますが 知 財 高 裁 は 原 告 が 主 張 する 判 断 基 準 は, 商 標 法 4 条 1 項 11 号 に 係 る 商 標 の 類 否 の 判 断 基 準 としては, 狭 きに 失 するものであり, 採 用 できな い としています 14 ADVANCE IP NEWS Vol. 70

15 引 用 商 標 René はフランス 語 では ルネ( 男 の 名 ) の 意 味 を 有 する 名 詞 ですが 知 財 高 裁 は 本 件 訴 訟 に おいてこの René の 部 分 から 英 語 読 みの レネ の 他 に フランス 語 を 知 っている 需 要 者 にはフランス 語 で 読 みの ルネ の 称 呼 も 生 じるとしています また 観 念 においても 知 財 高 裁 は René とのフランス 語 単 語 を 知 らない 取 引 者, 需 要 者 においては, 引 用 商 標 から 特 段 の 観 念 を 生 じないが 当 該 フランス 語 単 語 を 知 る 需 要 者 等 には ルネなる 男 の 名 との 観 念 が 生 じるとしています 日 本 の 特 許 庁 や 裁 判 所 においては 英 語 以 外 の 外 国 語 については 称 呼 や 観 念 が 発 生 しないものとして 取 り 扱 われることが 多 くなっています 例 えば68 号 でご 紹 介 した DEEP CLEANSING OIL を 意 味 する 英 語 とハングル 文 字 の 二 段 表 記 商 標 の 審 決 取 消 訴 訟 でも ハングル 文 字 の 部 分 について 知 財 高 裁 は ハ ングル 文 字 部 分 については, 商 品 クレンジングオイル の 我 が 国 の 取 引 者 需 要 者 の 間 において,いまだ 一 般 にはその 読 みや 意 味 を 知 られていないものであるから, 当 該 構 成 部 分 からは 特 定 の 称 呼 及 び 観 念 を 生 じ ないというべきである との 判 断 をしています 本 件 商 標 の 指 定 商 品 である 服 飾 品 の 分 野 において フランス というのはパリコレ 等 が 行 われる 場 所 であるので 本 件 訴 訟 においてはフランス 語 の 称 呼 と 観 念 も 生 じるとの 判 断 になったのかと 思 われます また 類 否 判 断 においても 本 件 商 標 の 指 定 商 品 が 服 飾 品 であることから 服 飾 品 の 需 要 者 は 店 頭 販 売, 通 信 販 売 及 びインターネットを 介 した 販 売 において, 商 品 の 外 観 を 見 て 購 入 するのが 通 常 であり,その 際 に, 商 品, 値 札,カタログ, 商 品 情 報 等 に 付 された 商 標 の 外 観 や 製 造 販 売 元 を 見 て 商 品 の 出 所 について 相 応 の 注 意 を 払 って 購 入 することが 多 いと 考 えられ, 取 引 者, 需 要 者 が 商 標 の 称 呼 のみをもって 商 品 の 出 所 を 識 別 して 商 品 を 購 入 するとは 考 えにくい として 取 引 実 情 について 重 要 視 した 上 で 非 類 似 との 判 断 をしている 様 子 が 伺 えます 本 件 訴 訟 は 裁 判 所 がどのように 取 引 実 情 を 考 慮 するのかをうかがい 知 ることができる 参 考 になる 事 例 と いえるでしょう キルギス 天 山 山 脈 ADVANCE IP NEWS Vol

16 最 新 の 判 例 情 報 アメリカ 裁 判 例 1 Internet Patents Corporation と Active Network の 間 で 争 われている 裁 判 - ブラウザの 状 態 をそのままに 保 つというクレームが 十 分 な 発 明 概 念 を 欠 いているとされた 場 合 に 関 して 101 条 に 基 づく 無 効 性 の 判 断 が 支 持 された Mayo/Alice の 2ステップ テスト を 適 用 することにより 合 衆 国 連 邦 巡 回 区 控 訴 裁 判 所 (CAFC)は 従 来 型 のウェブ ブラウザが 有 している 戻 る(Back) 及 び 進 む(Forwards) というナビゲーション 機 能 性 を 動 的 に 生 成 されるウェブ ページから 成 るオンライン アプリケーションにおいてデータを 損 失 せずに 使 用 すること は 特 許 適 格 性 を 有 するサブジェクトマターには 当 たらないとした 合 衆 国 連 邦 地 方 裁 判 所 の 判 断 を 認 めました Mayo で 導 入 されたこの2ステップ 分 析 プロトコルは クレームが 発 明 概 念 を 含 んでいるかどうかに 注 意 を 向 けさせています 何 が 発 明 概 念 (inventive concept)に 当 たるかという 判 断 は 特 許 を 受 けることができる 発 明 を 判 定 するために 行 われるものと 類 似 している 審 理 を 促 進 します Alice において 合 衆 国 連 邦 最 高 裁 判 所 は 抽 象 概 念 を 見 抜 くために そのクレームが クレームに 記 載 されている 抽 象 的 概 念 を 特 許 適 格 性 を 有 す る 出 願 へと 転 換 させるために 十 分 な 発 明 概 念 を 含 んでいる ならば そのクレームは 35 U.S.C. 101 に 基 づく 適 格 性 のテストに 合 格 すると 詳 しく 述 べました 控 訴 審 において IPC は 状 態 をそのままに 保 つ というクレーム 要 素 により 標 準 的 なブラウザが 有 して いる 戻 る ボタン 及 び 進 む ボタンの 機 能 を アプリケーション 処 理 においてデータを 損 失 せずに かつユー ザーの 場 所 を 喪 失 せずに 使 用 することが 可 能 になると 主 張 して そのままに 保 つという 要 素 に 関 する 発 明 概 念 を 得 ようとしました CAFC は 本 クレームに 記 載 されている 発 明 の 特 徴 は 抽 象 的 概 念 :すなわちオンライン フォームのナビ ゲーションにおいて 情 報 を 保 持 しておくという 概 念 であると 見 なしました 2ステップ テストのステップ2に 基 づき CAFC は 状 態 をそのままに 保 つための 機 構 は 必 要 不 可 欠 な 新 機 軸 であると 明 細 書 中 で 述 べられて いるにも 拘 わらず この 機 構 が 明 細 書 中 に 記 載 されていない 点 に 着 目 して 状 態 をそのままに 保 つ につい て 発 明 概 念 を 認 めませんでした 他 の 要 素 については 明 細 書 において ブラウザが 有 している 戻 る ボタ ン 及 び 進 む ボタンの 機 能 性 が 従 来 型 で 既 知 であり かつ 普 通 のものであるとしていることから 重 要 視 していません CAFC は また IPC が 提 案 している 状 態 をそのままに 保 つ の 解 釈 は それにより 状 態 がそのままに 保 たれるような 何 らかの 方 法 とは 無 関 係 の 効 果 或 いは 結 果 が アイコンのアクティベーションによ り 達 成 されることを 記 載 していると 説 明 しました (ワシントンの Sughrue 事 務 所 からのレターに 拠 ります) 裁 判 例 2 G.D. SEARLE LLC と LUPIN PHARMACEUTICALS, INC. の 間 で 争 われている 裁 判 - 自 明 型 二 重 特 許 であるという 理 由 により 無 効 とされた 特 許 における 再 発 行 を 介 した 一 部 継 続 特 許 から 分 割 出 願 への 変 更 G.D. Searle, LLC ( 以 下 Pfizer と 呼 ぶ) は 合 衆 国 ヴァージニア 州 東 部 地 区 連 邦 地 方 裁 判 所 により 判 示 された 最 終 判 決 について 控 訴 しました 事 実 審 裁 判 所 は 自 明 型 二 重 特 許 (obviousness-type double patenting)であることに 基 づき Pfizer が 所 有 する 米 国 再 発 行 特 許 番 号 No. RE44,048 の 関 連 クレームを 無 効 としました 本 件 訴 訟 は 米 国 特 許 出 願 番 号 No. 08/160,594 ('594 出 願 )に 基 づく 対 応 特 許 を 含 んでいます '594 出 願 が 提 出 された 後 に USPTO によりスリー ウェイ 限 定 が 発 行 され 化 合 物 組 成 物 及 び 使 用 方 法 に 関 連 16 ADVANCE IP NEWS Vol. 70

17 する 種 が 限 定 されました Pfizer は 化 合 物 の 種 を 選 択 し これは 最 終 的 に 米 国 特 許 番 号 No. 5,466,823 として 発 行 されました この 特 許 が 発 行 されるよりも 前 に Pfizer は 組 成 物 の 種 を 対 象 とした 分 割 出 願 として 米 国 特 許 出 願 番 号 No. 08/457,059 ('059 出 願 )を 提 出 し これは 米 国 特 許 番 号 No. 5,563,165 ('165 特 許 )として 発 行 されました '594 出 願 における 限 定 よりも 前 に Pfizer はさらに '594 出 願 の 一 部 継 続 出 願 (CIP)として 米 国 特 許 出 願 番 号 No. 08/223,629 ('629 出 願 )を 提 出 し これは 最 終 的 に 米 国 特 許 番 号 No. 5,521,207 として 発 行 され また これは 化 合 物 の 種 を 対 象 としていました Pfizer はさらに '629 出 願 の 一 部 継 続 出 願 として PCT 出 願 番 号 PCT/US94/12720 ('720 出 願 )を 提 出 し これは 米 国 特 許 出 願 番 号 No. 08/648,113 ('113 出 願 )として 米 国 の 国 内 段 階 へと 移 行 して 最 終 的 に 米 国 特 許 番 号 No. 5,760,068 ('068 特 許 )として 発 行 され これは '594 出 願 から 生 じた 使 用 方 法 の 種 を 対 象 とした 対 応 特 許 において 唯 一 発 行 された 特 許 でした 本 件 訴 訟 に 先 立 ち Pfizer は Pfizer, Inc. と Teva Pharmaceuticals USA, Inc. の 間 で 争 われている 裁 判 518 F.3d 1353 (Fed Cir. 2008) すなわち Pfizer により 起 こされた '068 特 許 に 関 する 特 許 侵 害 訴 訟 につ いて 法 廷 で 争 いました その 訴 訟 において 関 連 する '068 特 許 の 使 用 方 法 クレームは これよりも 前 の '165 特 許 の 組 成 物 クレームによる 自 明 型 二 重 特 許 であるために 無 効 であると 判 示 されました これよりも 前 の 訴 訟 において Pfizer は 限 定 要 求 が 行 われた 対 象 とされている 出 願 について 発 行 された 関 連 特 許 に 基 づく 無 効 から 生 じた 分 割 出 願 について 或 いはそのような 限 定 要 求 の 結 果 として 提 出 された 出 願 について 発 行 された 特 許 を 保 護 することができる 35 U.S.C. 121 の 宥 恕 規 定 (セーフ ハーバー 規 定 ) 条 項 を 行 使 しようと 試 みました しかしながら CAFC は 限 定 要 求 の 結 果 として 提 出 された 出 願 ( 又 はそ こから 発 行 された 特 許 )に 対 して 121 により 与 えられている 保 護 は 分 割 出 願 に 限 られていると 判 示 し また '068 特 許 は 一 部 継 続 出 願 から 発 行 されていて 分 割 出 願 から 発 行 されたものではないと 判 示 して Pfizer に とって 不 利 な 判 決 を 下 しました 抑 止 されないようにするため Pfizer は 再 発 行 特 許 出 願 番 号 No. 12/205,319 ('319 出 願 )の 提 出 によ り '068 特 許 を 分 割 出 願 へと 転 換 することを 目 指 しました 再 発 行 宣 言 において Pfizer は 審 査 過 程 にお いて 本 出 願 は 一 部 継 続 出 願 であると 誤 って 判 断 されて '068 特 許 に 至 ったが 本 来 は 分 割 出 願 とされるべ きであったと 主 張 し また この 誤 った 判 断 により '068 特 許 の 関 連 クレームは 自 明 型 二 重 特 許 であるため に 無 効 とされてしまったと 主 張 しました 当 初 の 再 発 行 宣 言 に 伴 って 行 われた 審 査 前 補 正 は '594 出 願 中 に は 存 在 していません '068 特 許 の 一 部 分 を 取 り 除 くように '068 特 許 を 補 正 しようと 試 み また '113 出 願 を '594 出 願 の 分 割 出 願 として 指 定 しようと 試 みる 一 方 で '629 出 願 への 優 先 権 主 張 を 取 り 下 げていました 審 査 官 は このような 誤 った 判 断 は 再 発 行 により 修 正 することはできないと 判 断 してこの 審 査 前 補 正 を 却 下 しましたが Pfizer は その 後 '068 特 許 のクレームを 不 明 瞭 にしている 技 術 的 な 誤 りについて 列 挙 した 追 加 の 再 発 行 宣 言 を 提 出 しました Pfizer は それらの 技 術 的 な 誤 りの 修 正 を 許 され またさらに '068 特 許 を '594 出 願 の 分 割 出 願 と 一 致 させる 追 加 の 変 更 を 許 されました USPTO は 最 終 的 に '319 出 願 のクレ ームに 特 許 を 認 め これは RE44,048 (RE '048)として 発 行 されました Pfizer は 直 ちに RE '048 特 許 の 侵 害 を 主 張 して 現 法 廷 で 争 い 合 衆 国 連 邦 地 方 裁 判 所 は 関 連 するク レームが 無 効 であると 結 論 付 けました Pfizer は その 後 CAFC に 控 訴 しましたが そこで 考 慮 されるべき 主 要 な 問 題 点 は 以 下 のとおりでした: 1.35 U.S.C. 251 は このような 事 情 の 下 で PTO に 対 して '068 特 許 の 再 発 行 を 認 めるか 否 か 2. 再 発 行 が 認 められると 仮 定 して 35 U.S.C. 121 の 宥 恕 規 定 (セーフ ハーバー 規 定 ) 条 項 は RE '048 特 許 について 適 用 されるか 否 か またこの 条 項 は RE '048 特 許 が '165 特 許 に 基 づいて 無 効 であると されることから 守 るか 否 か CAFC は 例 え 再 発 行 特 許 を 付 与 することが 適 正 だったと 仮 定 しても 宥 恕 規 定 (セーフ ハーバー 規 定 ) 条 項 は 適 用 されず したがって 本 クレームは 無 効 であると 判 示 しました CAFC は 特 許 存 続 期 間 の 延 長 によ り 特 許 権 者 に 対 してもたらされる 可 能 性 がある 潜 在 的 な 望 外 の 成 果 を 考 慮 に 入 れた 上 で 121 について ADVANCE IP NEWS Vol

18 厳 格 なテスト を 適 用 していると 言 及 しました CAFC は 引 用 文 献 である '165 特 許 は '594 出 願 の 分 割 出 願 を 受 けて 発 行 されたと 論 じました RE '048 特 許 は '594 出 願 又 は'594 出 願 の 分 割 出 願 のいずれをも 受 けて 発 行 されていないことから RE '048 特 許 には 宥 恕 規 定 (セーフ ハーバー 規 定 )により 保 護 される 資 格 がありません その 代 わりに RE '048 特 許 は '319 出 願 すなわち '068 特 許 の 再 発 行 出 願 から 発 行 され これは 更 に 遡 って '113 出 願 から 発 行 された '113 出 願 は '594 出 願 に 存 在 していなかった 新 規 事 項 を 含 んでいることから '113 出 願 は '594 出 願 の 分 割 出 願 では 決 してありません '113 出 願 が '068 特 許 として 発 行 された 際 に 一 般 市 民 は この 新 規 事 項 を 自 由 に 実 施 できませんでした CAFC によると 一 般 市 民 に 対 する 公 平 性 は Pfizer に 対 して '113 出 願 を 当 初 の '594 出 願 の 分 割 出 願 へと 変 容 させること また この 結 果 として その 事 実 から 何 年 も 経 過 し た 後 になって 単 に 分 割 出 願 と 指 定 することにより 宥 恕 規 定 (セーフ ハーバー 規 定 ) 条 項 を 巧 みに 利 用 するこ とを 容 認 するものではありません 本 件 訴 訟 は 広 範 な 対 応 特 許 の 一 部 となっているような 出 願 を 取 り 扱 う 際 に 潜 んでいる 危 険 性 について 実 務 家 に 気 付 かせてくれる 役 割 を 果 たしています 絡 み 合 った 優 先 権 の 連 鎖 を 取 り 扱 う 際 特 にその 連 鎖 の 環 のいずれかが 限 定 要 求 の 対 象 とされているような 場 合 には 包 括 的 戦 略 が 極 めて 有 効 です さらに 一 部 継 続 出 願 は 継 続 出 願 或 いは 分 割 出 願 と 同 一 の 権 利 を 全 て 保 っている 訳 ではないことに 留 意 しなければなら ず また 優 先 権 が 失 われないように 気 を 付 けなければなりません (ワシントンの Sughrue 事 務 所 からのレターに 拠 ります) 裁 判 例 3 Willamson と Citrix Online の 間 で 争 われている 裁 判 - 手 段 の 欠 落 は ミーンズ プラス ファンクション 表 現 方 法 に 対 する 強 い 推 定 をもはや 生 じさせない Williamson と Citrix online, LLC の 間 で 争 われている 裁 判 において CAFC 大 法 廷 は 手 段 という 用 語 を 欠 いているクレームに 対 して 35 U.S.C. 112, 第 6 段 落 は 適 合 しないという 強 い 推 定 を 与 えていた 従 前 の 判 例 を 覆 し 分 散 型 学 習 モジュール は ミーンズ プラス ファンクション 型 の 限 定 であるとした 合 衆 国 連 邦 地 方 裁 判 所 の 判 決 を 認 めました ミーンズ プラス ファンクション 型 のクレーム 表 記 法 は 112, 第 6 段 落 ( 現 在 は 112(f))を 行 使 するよ うなやり 方 で クレーム 用 語 が 起 草 された 際 に 生 じます 112, 第 6 段 落 がクレーム 限 定 に 適 合 するかどう かを 決 めるために 判 例 は 手 段 という 単 語 の 存 在 或 いは 欠 如 の 重 要 性 を 長 期 に 渡 り 認 めてきました クレ ーム 要 素 中 での 手 段 という 単 語 の 使 用 は 112, 第 6 段 落 が 適 合 するという 反 証 可 能 な 推 定 を 生 み 出 し また 手 段 という 単 語 の 不 使 用 は 同 様 に 112, 第 6 段 落 が 適 合 しないという 逆 推 定 を 生 み 出 します 具 体 的 には 手 段 という 単 語 の 不 使 用 に 由 来 する 推 定 は 容 易 に 覆 すことができないような 強 いものであっ たと 判 断 されます このような 強 い 推 定 を 覆 すために その 正 当 性 に 疑 いを 抱 く 者 は この 限 定 には 構 造 と 見 なされるようなものが 本 質 的 に 欠 けていることを 示 さなければなりません Williamson は 合 衆 国 連 邦 地 方 裁 判 所 が 35 U.S.C. 112, 第 6 段 落 に 準 拠 している 通 りの 分 散 型 学 習 制 御 モジュール という 用 語 の 解 釈 において 誤 った 判 断 を 行 い その 中 で 合 衆 国 連 邦 地 方 裁 判 所 は 手 段 という 単 語 を 記 載 していないようなクレーム 用 語 を 伴 っているミーンズ プラス ファンクション 型 のクレーム 表 記 法 に 対 する 強 い 推 定 について 適 切 な 重 みを 与 えていないと 主 張 しました このような 推 定 が 強 い ものであるとした 特 徴 付 けを 却 下 して CAFC は クレーム 用 語 が 手 段 という 単 語 を 欠 いている 場 合 に この 推 定 を 覆 すことができると 判 示 し また このクレーム 用 語 が 十 分 に 明 確 な 構 造 を 記 載 していないこと 或 いは そのような 機 能 を 実 施 するための 十 分 な 構 造 の 記 載 を 伴 わない 機 能 を 記 載 していることを その 正 当 性 に 疑 いを 抱 く 者 が 立 証 すれば 112, 第 6 段 落 は 適 合 することになると 判 示 し て Watts と XL Sys., Inc. の 間 で 争 われている 裁 判 (Fed. Cir. 2000)を 引 用 しました 18 ADVANCE IP NEWS Vol. 70

19 この 基 準 を 適 用 して CAFC は 問 題 となっている 限 定 は 112, 第 6 段 落 との 関 連 において モジュ ール が 手 段 の 代 用 語 として 機 能 することができるような 既 知 の 臨 時 語 であると 認 められた 後 には 112, 第 6 段 落 の 影 響 を 受 けると 結 論 付 けました さらに CAFC は 分 散 型 学 習 制 御 という 接 頭 語 は モジュ ール という 用 語 に 対 して 構 造 を 与 えていない 言 及 しました CAFC は 修 飾 語 句 の 存 在 により モジュール の 意 味 を 変 更 できるという Williamson の 主 張 を 認 めましたが それでもなお 分 散 型 学 習 制 御 の 存 在 は 問 題 となっている モジュール について 構 造 的 な 重 要 性 を 何 ら 規 定 していないと 結 論 付 けました さらに 分 散 型 学 習 制 御 モジュール の 調 整 機 能 に 相 当 する 何 らかの 構 造 すなわちアルゴリズムにつ いて 本 明 細 書 が 開 示 していないことを 認 めて CAFC は 35 U.S.C. 112, 第 2 段 落 に 基 づき 不 明 瞭 であ るため クレーム8-16は 無 効 であるとした 合 衆 国 連 邦 地 方 裁 判 所 の 判 決 を 支 持 しました (ワシントンの Sughrue 事 務 所 からのレターに 拠 ります) グァテマラ アンティグア ADVANCE IP NEWS Vol

20 特 許 第 号 有 機 物 系 汚 泥 の 生 成 方 法 及 び 該 生 成 方 法 で 生 じた 有 機 物 系 汚 泥 のご 紹 介 有 機 物 系 排 水 に 対 する 排 水 処 理 の 主 たる 目 的 は 排 水 中 に 存 在 している 炭 素 分 ( 有 機 物 )の 除 去 です 除 去 手 段 としては 大 きく2つに 分 けることができます 1つは 二 酸 化 炭 素 などの 気 体 として 排 水 から 除 去 する 物 理 化 学 的 な 方 法 です 一 般 的 には 有 機 物 を 徹 底 的 に 酸 化 させて 二 酸 化 炭 素 として 除 去 する 方 法 です し かしながら この 物 理 化 学 的 な 方 法 では 有 機 物 を 酸 化 させる 為 に 大 量 の 酸 化 剤 を 必 要 とし 処 理 コストや 排 水 における 環 境 負 荷 がかかってしまうということが 問 題 点 でした もう1つの 方 法 としては 生 物 化 学 的 な 方 法 があります このような 方 法 として 近 年 では 活 性 汚 泥 法 が 排 水 処 理 で 利 用 されています しかしながら 活 性 汚 泥 法 は 微 生 物 の 体 躯 と 成 るような 排 水 中 の 物 質 即 ち 有 機 物 には 効 果 的 なものの 有 機 ハロゲン 化 物 といった 毒 性 の 強 いもの 有 機 重 金 属 化 合 物 のような 生 分 解 性 の 低 いものにはあまり 効 果 的 ではありませ ん これらの 化 合 物 に 対 しては 最 終 的 に 凝 集 剤 に 頼 らざるを 得 ません しかも 凝 集 剤 も 無 機 系 凝 集 剤 を 使 用 した 後 高 分 子 凝 集 剤 を 更 に 添 加 する 方 法 が 一 般 的 であり 場 合 によっては 添 加 した 高 分 子 凝 集 剤 が 更 なる 有 機 物 の 元 となるという 問 題 点 や 高 分 子 凝 集 剤 自 体 が 水 を 含 みやすいので 汚 泥 の 含 水 率 が 下 がらな いといった 問 題 点 がありました そこで 近 年 ではマイクロバブル( 直 径 がμmオーダーの 気 泡 )を 用 いた 技 術 が 注 目 されています オゾン などの 気 体 を 含 んだ 直 径 が10~50μm 程 度 のマイクロバブルを 水 中 で 消 滅 させることにより 発 生 する 大 量 の フリーラジカル( 主 に 水 酸 基 ラジカル)を 発 生 させて 該 フリーラジカルにより 有 機 物 を 酸 化 させ 最 終 的 に 二 酸 化 炭 素 として 取 り 除 く 方 法 です この 方 法 は 汎 用 性 が 高 いため 難 分 解 性 化 学 物 質 にも 対 処 でき 中 間 生 成 物 が 生 分 解 性 に 優 れたものである 場 合 には 好 気 的 な 微 生 物 を 利 用 した 方 法 との 併 用 も 可 能 などの 多 くの 利 点 を 有 しています しかしながら この 方 法 を 用 いて 排 水 処 理 をした 場 合 溶 解 有 機 物 や 電 解 質 イオンなど の 素 材 が 揃 っていても マイクロバブル 圧 壊 時 に 固 体 ( 有 機 物 系 固 体 析 出 物 )が 析 出 することは 非 常 に 希 で あり また 排 水 処 理 過 程 でどのような 条 件 を 満 足 した 場 合 に 現 象 が 再 現 されるかも 不 明 でした また 排 水 処 理 時 に 析 出 する 有 機 物 系 微 小 固 体 物 質 がマイクロバブル 圧 壊 の 妨 げとなっていました 本 件 特 許 では 先 ず 処 理 槽 2に 処 理 する 原 水 ( 排 水 )を 導 入 します(スタート)が 排 水 処 理 方 法 で 使 用 す る 原 水 は 特 に 限 定 はなく COD( 化 学 的 酸 素 要 求 量 )が1000mg/L 以 上 のものに 対 して 好 適 です また 原 水 は 予 め 有 機 物 系 固 体 微 粒 子 ( 浮 遊 物 )を 取 り 除 くための 前 処 理 がされていることが 好 ましい 原 水 を 処 理 槽 2に 導 入 した 後 マイクロバブル 発 生 装 置 3にてマイクロバブルを 発 生 させます(ステップS1) この 段 階 で 発 生 するマイクロバブルの 直 径 ( 粒 径 )は 数 ~ 数 百 μmオーダーであり この 時 点 でマイクロバブルの 直 径 分 布 ( 範 囲 )が 大 きいが マイクロバブル 発 生 装 置 3そのものや パンチング 板 5( 後 述 )を 通 過 させる 等 によ って 最 終 的 には 直 径 が10~50μmに 揃 います 次 に 循 環 ポンプ4を 使 用 して マイクロバブルを 含 んだ 原 水 (マイクロバブル 含 有 原 水 )を 循 環 パイプ7 内 に 循 環 させ( 循 環 経 路 は 図 1に 示 す 矢 印 を 参 照 ) マイクロバブル 含 有 原 水 を 処 理 槽 2に 戻 す 手 前 でパンチ ング 板 5に 通 過 させます(ステップS2) マイクロバブル 含 有 原 水 を 循 環 パイプ6 内 にて 循 環 させる 際 の 循 環 量 は 10~100L/ 分 が 望 ましく 循 環 ポンプ6の 押 し 出 し 圧 力 は0.1~0.3MPaが 望 ましい ちなみに 循 環 量 及 び 前 記 押 し 出 し 圧 力 について これらの 範 囲 以 下 であると 圧 壊 が 十 分 にされず 範 囲 以 上 であって も 効 率 はさほど 上 がらない ちなみに 排 水 処 理 装 置 には 循 環 ポンプ4 及 びパンチング 板 5が 備 え 付 けられて いる 循 環 パイプ6が 設 置 されなくても 良 いが そもそも パンチング 板 5に 通 過 させる 理 由 は 直 径 が10~50 μmのマイクロバブルを 圧 壊 ( 消 滅 )させるための 物 理 的 刺 激 として 使 用 するためのものであり この 物 理 的 刺 激 は 超 音 波 照 射 放 電 でも 可 能 である なお 超 音 波 照 射 を 物 理 的 刺 激 として 使 用 する 場 合 は 発 振 周 波 数 が20~1000k(1M)Hzのものが 使 用 可 能 であり 放 電 を 使 用 する 場 合 は2000~3000Vのものが 使 用 可 能 である また マイクロバブル 含 有 原 水 を 循 環 パイプ7 内 で 循 環 させるのと 並 行 又 は 該 循 環 前 に 凝 集 剤 20 ADVANCE IP NEWS Vol. 70

21 添 加 装 置 7を 使 用 して 凝 集 剤 を 添 加 します(ステップS3) 凝 集 剤 の 量 は 原 水 ( 排 水 )に 対 し 0.1~3%と なるように 添 加 するのが 望 ましく 0.1% 以 下 であると 凝 集 が 十 分 には 進 行 せず 3% 以 上 であると 余 剰 の 凝 集 剤 が 排 水 中 に 残 存 してしまいます 凝 集 剤 には アルミニウム 塩 鉄 塩 などの 無 機 系 凝 集 剤 が 使 用 可 能 です 以 上 に 述 べた 排 水 処 理 方 法 に 則 り 原 水 については 連 続 供 給 状 態 で 処 理 を3~6 時 間 行 います 処 理 時 間 が3 時 間 より 短 いと 凝 集 効 果 即 ち 原 水 中 の 有 機 物 が 固 体 ( 有 機 物 系 固 体 析 出 物 )として 析 出 せず 6 時 間 を 越 えてしまうと 有 機 物 系 固 体 析 出 物 が 再 度 原 水 で 分 解 してしまう ここで 該 処 理 については 原 則 連 続 供 給 状 態 で 行 うことが 望 ましいが バッチ 状 態 で 行 っても 構 わない 次 に 原 水 を 連 続 供 給 状 態 で 処 理 した 後 処 理 した 原 水 ( 処 理 水 )を 沈 殿 槽 8へと 移 します(ステップS4) なお 原 水 を 沈 殿 槽 8に 移 す 際 沈 殿 槽 8は 処 理 槽 2( 図 1 参 照 )にパイプ 等 ( 図 示 せず)で 接 続 されていることが 望 ましいが 接 続 されていなくても 構 いま せん 次 に 沈 殿 槽 8 内 で 処 理 水 を1 時 間 以 上 滞 在 させます(ステップS5) この 時 排 水 処 理 にて 使 用 した 凝 集 剤 を 更 に 添 加 しても 構 いません ちなみに 1 時 間 以 上 放 置 した 場 合 有 機 物 系 汚 泥 が 沈 降 し 層 を 形 成 しま す( 汚 泥 相 ( 層 )) なお 放 置 時 間 が1 時 間 以 下 であると 該 汚 泥 の 沈 降 が 十 分 ではない 最 後 に 沈 殿 槽 8か ら 取 り 出 された 汚 泥 を 脱 水 機 を 使 用 して 脱 水 します(ステップS6) ( 特 許 権 者 : 奥 州 物 産 運 輸 株 式 会 社 / 株 式 会 社 ナノ 産 業 開 発 / 株 式 会 社 REO 研 究 所 ) ADVANCE IP NEWS Vol

22 後 記 東 京 五 輪 エンブレム 問 題 に 関 しては 佐 野 研 二 郎 氏 が 自 作 を 取 り 下 げる 結 果 となりまし たね 再 度 公 募 を 行 うかもしれないとのことですが 新 しいエンブレムがどんなものに 決 まるにせよ 注 目 度 は 絶 対 的 に 抜 群 のはずで それはある 意 味 不 幸 中 の 幸 いといえるので はないか と 思 ったりする 今 日 この 頃 です しかし 惜 しまれるのは 今 回 の 件 で 無 駄 になった 今 までの 手 間 暇 と 費 用 MOTTAINAI と いう 概 念 は 日 本 独 特 のもの-というトピックが 一 時 期 もてはやされたのが 遠 い 昔 の 出 来 事 のように 感 じます 新 国 立 競 技 場 の 件 も 鑑 みると 既 に 現 状 は もったいないとかいう 以 前 の 話 になっているような もし 今 が 江 戸 時 代 だったら 責 任 者 は 確 実 に 切 腹 (いまだに 海 外 受 け 抜 群 のハラキリで すね)を 命 じられていただろうなあ と しょうもない 妄 想 をしてみたり 個 人 的 には 佐 野 氏 のエンブレムは 盗 作 ではない と 思 っているのですが とにかく 他 の 作 品 のブラック~グレー 加 減 がすごすぎです ちょっと 探 せば 次 々と 出 てくる 素 人 目 にも 脇 が 甘 いと 思 えるし 彼 らのそうした 仕 事 内 容 は 本 当 によそに 漏 れていなかったの だろうか と 疑 問 に 思 います これも もし 今 が 江 戸 時 代 だったら 隠 密 (やはり 海 外 で 人 気 のニンジャ?) 活 動 を 駆 使 して 彼 が 日 本 開 催 の 五 輪 をアピールするロゴ 作 成 に 真 からふさわしい 人 間 なのか 表 からだけでなく 裏 からも 探 ることが 出 来 ていたのでは と 荒 唐 無 稽 なことを 考 えたり 江 戸 時 代 に 存 在 した 命 をもってお 詫 び とか 意 味 なくお 上 から 身 辺 を 調 べられる とかいうことが 現 代 日 本 でなくなったのは 確 実 に 人 間 として 進 歩 だし とても 良 いこと だと 思 います ただ 失 敗 したら 死 ぬ 位 の 気 で 事 に 臨 む 胆 力 や 責 任 感 お 天 道 様 は 見 てい る 的 な 倫 理 観 などが そうした 圧 力 と 共 に 消 えてしまったんだとしたら それはとても 残 念 なことなのでは 江 戸 時 代 ではない 自 由 な 現 代 日 本 においても そうした 高 い 自 律 精 神 を 示 すことができ るのが 本 当 のクールジャパンなのではないかなあ と 考 えたり まだまだオリンピック 準 備 は 序 盤 戦 であり これからの 挽 回 は 十 分 可 能 ( 多 分 )なは ず これからの 展 開 に 注 目 しつつ 舞 台 裏 に 確 実 に 存 在 するだろう 誠 実 に 頑 張 っている 人 達 を 応 援 する そんな 気 持 ちを 持 ち 続 けたい と 思 っています

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入 入 札 公 告 次 のとおり 一 般 競 争 入 札 に 付 します なお 本 業 務 の 契 約 締 結 は 当 該 業 務 に 係 る 平 成 27 年 度 予 算 の 執 行 が 可 能 となってい ることを 条 件 とします 平 成 27 年 2 月 17 日 独 立 行 政 法 人 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 契 約 担 当 役 鉄 道 建 設 本 部 九 州

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