ANSWER MALIGNANT LYMPHOMA 自 分 の 病 気 を 理 解 するために 担 当 医 に 質 問 してみましょう 治 療 方 針 を 決 めたり 健 康 管 理 をしたりするうえで 自 分 の 病 気 の 状 態 をよく 理 解 しておくことが 必 要 です 次 のような 質

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1 もっと 2014 年 版 知 ってほしい 悪 性 リンパ 腫 のこと 監 修 ( 執 筆 ) 国 立 がん 研 究 センター 中 央 病 院 血 液 腫 瘍 科 科 長 飛 内 賢 正 Know [ No] More Cancer

2 ANSWER MALIGNANT LYMPHOMA 自 分 の 病 気 を 理 解 するために 担 当 医 に 質 問 してみましょう 治 療 方 針 を 決 めたり 健 康 管 理 をしたりするうえで 自 分 の 病 気 の 状 態 をよく 理 解 しておくことが 必 要 です 次 のような 質 問 を 担 当 医 に してみましょう 私 の 悪 性 リンパ 腫 の タイプについて 教 えてください 病 理 検 査 の 結 果 を 説 明 してください リンパ 腫 はほかの 臓 器 にも 広 がっていますか 治 療 の 選 択 肢 について 説 明 してください 治 療 法 の 目 的 と 利 点 欠 点 を 教 え てく だ さ い 治 療 に 伴 う 副 作 用 後 遺 症 にはどのような ものがありますか 治 療 は 日 常 生 活 ( 仕 事 学 業 家 事 趣 味 )に どのように 影 響 しますか 治 療 によって 不 妊 に なることがありますか リンパ 腫 そのものの 症 状 には どのようなものがあり どんな 対 処 法 がありますか 質 問 があるときや 問 題 が 起 こったときは 誰 に 連 絡 すればよいですか 私 が 参 加 できる 臨 床 試 験 はありますか 治 療 や 検 査 にかかる 費 用 を 教 えてください 私 や 家 族 が 精 神 的 な サポートを 受 けたいときは どこに 相 談 すればよいですか 私 がほかに 聞 いておくべき ことはありますか

3 悪 性 リ ン パ 腫 の 疑 い が あ る と い わ れ た あ な た へ 悪 性 リンパ 腫 の 疑 いがある 悪 性 リンパ 腫 である といわれて あなたはショックを 受 け どうしたらよいか 戸 惑 っているのではないでしょうか 病 名 を 告 げられ 気 持 ちが 落 ち 込 んでしまうのは 当 然 のことです もっと 早 く 気 づいていれば 仕 事 やストレスのせいではないか と 自 分 を 責 め 悪 性 リンパ 腫 になった 原 因 を 考 えているかもしれません でも 悪 性 リンパ 腫 になったのは 決 してあなたのせいではありません 血 液 のがんは 不 治 の 病 だった 時 代 もありますが 治 療 法 の 進 歩 で かなりの 患 者 さんが 治 るようになり 病 気 をコントロールできるようになってきました 悪 性 リンパ 腫 になっても 大 半 の 人 は 仕 事 や 学 生 生 活 を 続 けています まず 自 分 の 病 気 について 知 り 標 準 的 な 治 療 法 に 関 する 情 報 を 集 めましょう 正 しい 情 報 が あなたが 病 気 と 向 き 合 う 勇 気 を 与 えてくれるはずです そして 疑 問 に 思 ったこと 心 配 なこと 不 安 なことは 担 当 医 看 護 師 薬 剤 師 ソーシャルワーカーなど 身 近 な 医 療 スタッフに 遠 慮 なく 相 談 しましょう この 冊 子 が 医 療 関 係 者 とのコミュニケーションを 深 めるツールの1つになり また 納 得 のいく 治 療 を 受 ける 助 けになればと 願 っています CONTENTS 取 材 協 力 日 本 医 科 大 学 武 蔵 小 杉 病 院 薬 剤 部 がん 指 導 薬 剤 師 宮 田 広 樹 悪 性 リンパ 腫 とはどのような 病 気 ですか 4 どのような 検 査 で 悪 性 リンパ 腫 と 診 断 されるのですか 5 病 期 (ステージ)と 非 ホジキンリンパ 腫 の 悪 性 度 について 教 えてください 6 どのような 治 療 が 行 われるのですか 7 放 射 線 療 法 について 教 えてください 9 薬 物 療 法 について 教 えてください 10 薬 物 療 法 では どのような 副 作 用 がいつごろ 現 れますか 12 再 発 とはどのような 状 態 ですか また どのような 治 療 が 行 われますか 15 close-up 悪 性 リンパ 腫 の 再 発 では 造 血 幹 細 胞 移 植 が 有 効 な 場 合 も 16 苦 痛 を 和 らげてくれる 専 門 家 がいます 17 Patient's Voice

4 Q 1 悪 性 リンパ 腫 とは どのような 病 気 ですか A. 悪 性 リンパ 腫 は 血 液 のがんの 一 種 で 細 菌 やウイルスから 体 を 守 る 働 きを しているリンパ 系 組 織 とリンパ 外 組 織 ( 節 外 臓 器 )に 発 生 するがんです がん 細 胞 の 形 や 性 質 から ホジキンリンパ 腫 と 非 ホジキンリンパ 腫 に 大 きく 分 けられます 悪 性 リンパ 腫 は 血 液 がんの 中 で 最 も 患 者 数 の 多 いがんです 体 を 細 菌 やウイルスから 守 る 働 きをしている 血 液 中 のリンパ 球 ががん 化 し て リンパ 系 組 織 やリンパ 外 組 織 ( 節 外 臓 器 ) でリンパ 腫 と 呼 ばれるかたまりをつくります リンパ 系 組 織 とは リンパ 節 とそれをつな ぐリンパ 管 やリンパ 液 胸 腺 脾 臓 扁 桃 腺 のことです( 図 表 1) リンパ 系 組 織 は 全 身 に 網 の 目 のように 張 り 巡 らされて 体 を 守 って います したがって 悪 性 リンパ 腫 はすべて の 部 位 に 出 現 するおそれがあります また 目 肺 胃 腸 などのリンパ 外 組 織 にかたま りができるタイプもあります 日 本 で 悪 性 リンパ 腫 になる 人 は 年 間 1 万 人 に1 人 くらいで 患 者 数 は 年 々 増 加 していま す 小 児 から 高 齢 者 まで 年 齢 を 問 わず 発 症 し 20 代 30 代 の 若 い 世 代 でもなる 人 が 多 いの が 特 徴 です 性 別 では 若 干 男 性 が 多 くなって います 一 般 的 な 症 状 は 首 やわきの 下 足 のつけ 根 などリンパ 節 の 多 いところに 腫 れ 痛 みの ないしこりが 現 れます 原 因 不 明 の 発 熱 が 続 いたり 急 に 体 重 が 減 少 したり ひどい 寝 汗 といった 症 状 が 出 る 場 合 もあります 原 因 は 多 くの 場 合 不 明 ですが 一 部 の 悪 性 リンパ 腫 にはウイルス 感 染 症 が 関 係 している こと 病 気 などで 免 疫 不 全 になった 人 が 発 症 するケースが 多 いことがわかっています 悪 性 リンパ 腫 は 腫 瘍 細 胞 の 形 や 性 質 から ホジキンリンパ 種 とそれ 以 外 の 非 ホジキンリ ンパ 腫 の2つに 大 きく 分 けられます 日 本 人 の 場 合 は ホジキンリンパ 腫 が 約 10% 非 ホジキンリンパ 腫 が 約 90%で 非 ホジキン リンパ 腫 が 圧 倒 的 に 多 くなっています 細 かく 分 けると30 種 類 以 上 のタイプ( 病 型 )に 分 けられるのも 悪 性 リンパ 腫 の 特 徴 の 1つです 同 じ 悪 性 リンパ 腫 でも そのタイ プによって 進 行 の 仕 方 や 治 療 法 が 異 なります 図 表 1 悪 性 リンパ 腫 が 発 生 するリンパ 系 組 織 とリンパ 外 組 織 脳 神 経 目 甲 状 腺 扁 桃 腺 胸 腺 リンパ 外 組 織 ( 節 外 臓 器 ) 乳 腺 肺 肝 臓 胃 リンパ 節 脾 臓 リンパ 系 組 織 腸 骨 骨 髄 皮 膚 やさしい 悪 性 リンパ 腫 外 来 治 療 の 自 己 管 理 改 訂 版 医 薬 ジャーナル 社 を 参 考 に 作 成 4

5 2 Q どのような 検 査 で 悪 性 リンパ 腫 と 診 断 されるのですか A. 悪 性 リンパ 腫 かどうか またどのような 種 類 のリンパ 腫 なのかを 診 断 するためには 生 検 を 行 ってリンパ 節 や 腫 瘍 の 組 織 の 一 部 を 採 取 し 顕 微 鏡 で 調 べる 病 理 診 断 が 必 須 です また リンパ 腫 の 広 がりや 全 身 状 態 をみる 検 査 も 行 います リンパ 節 に 腫 れやしこりがある あるいは 健 康 診 断 で 悪 性 リンパ 腫 の 疑 いがあるとされ たときには まずは 局 所 麻 酔 か 全 身 麻 酔 をし てリンパ 節 やしこりの 一 部 を 手 術 で 採 取 し ( 生 検 ) その 組 織 を 顕 微 鏡 で 詳 しくみる 病 理 検 査 で 確 定 診 断 を 行 います 確 定 診 断 には 生 検 が 必 須 です 病 理 検 査 の 際 には 場 合 によ っては 染 色 体 や 遺 伝 子 の 検 査 を 行 い 悪 性 リ ンパ 腫 のタイプも 診 断 します( 図 表 2) その 結 果 悪 性 リンパ 腫 だとわかったとき には 胸 部 レントゲン 検 査 全 身 CT(コン ピュータ 断 層 撮 影 ) 検 査 PET( 陽 電 子 放 射 断 層 撮 影 ) 検 査 胃 の 内 視 鏡 検 査 などを 行 い がんの 広 がりを 調 べます リンパ 腫 が 骨 髄 中 に 広 がっていないかをみるためには 腸 骨 に 針 を 刺 して 骨 髄 液 を 採 取 し 骨 髄 中 の 細 胞 や 組 織 を 調 べる 骨 髄 穿 刺 ( 生 検 )も 重 要 で す 必 要 に 応 じて 大 腸 内 視 鏡 検 査 MRI 検 査 などを 行 う 場 合 があります また 病 気 の 勢 いや 全 身 状 態 を 調 べるため には 血 液 検 査 や 尿 検 査 を 行 います 血 液 検 査 では 白 血 球 赤 血 球 血 小 板 の 数 肝 機 能 や 腎 機 能 などを 調 べます 血 液 検 査 でわか る 血 清 LDH( 酵 素 の 一 種 )の 値 は 体 内 の リンパ 腫 細 胞 の 量 をみる 重 要 な 指 標 です 肝 炎 ウイルス ヒトTリンパ 球 向 性 ウイルスⅠ 型 (HTLV-1)などが 診 断 や 治 療 方 針 に 重 要 になることもあるので 感 染 の 有 無 も 調 べま す 悪 性 リンパ 腫 は 全 身 に 広 がっているおそ れがあり 治 療 方 針 を 決 めるためには この ように 複 数 の 検 査 によってリンパ 腫 の 広 がり や 全 身 状 態 を 知 ることが 重 要 です 図 表 2 悪 性 リンパ 腫 の 検 査 の 大 まかな 流 れ リンパ 節 の 腫 れ しこりなど 悪 性 リンパ 腫 の 疑 い リンパ 節 ( 腫 瘍 ) 生 検 + 病 理 検 査 確 定 診 断 ( 悪 性 リンパ 腫 のタイプの 診 断 ) <がんの 広 がりの 診 断 > 血 液 検 査 胸 部 レントゲン 検 査 全 身 CT 検 査 骨 髄 検 査 ( 骨 髄 穿 刺 生 検 ) PET 検 査 胃 の 内 視 鏡 検 査 大 腸 内 視 鏡 検 査 MRI 検 査 < 全 身 状 態 を 調 べる 検 査 > 血 液 検 査 尿 検 査 心 電 図 検 査 心 臓 超 音 波 検 査 血 液 ガス 分 析 による 呼 吸 機 能 検 査 悪 性 リンパ 腫 受 診 から 診 断 治 療 経 過 観 察 への 流 れ 国 立 がん 研 究 センターがん 情 報 サービスを 参 考 に 作 成 セカンドオピニオンとは? 担 当 医 から 説 明 された 診 断 や 治 療 方 針 に 納 得 がいかないとき さらに 情 報 がほしいとき には 別 の 医 師 に 意 見 を 求 める セカンドオ ピニオン を 利 用 する 方 法 があります セカ ンドオピニオンを 受 けたいときには 担 当 医 に 紹 介 状 や 検 査 記 録 画 像 データなどを 用 意 してもらう 必 要 があります 利 用 にあたって は 担 当 医 のファーストオピニオンをまずはし っかり 聞 くこと セカンドオピニオンの 内 容 は 担 当 医 に 伝 え もう 一 度 治 療 方 針 について よく 話 し 合 うことが 大 切 です セカンドオピニオン 外 来 のある 病 院 の 情 報 は 近 隣 のがん 診 療 連 携 拠 点 病 院 の 相 談 支 援 センターで 得 られます 予 約 が 必 要 あるい は 有 料 の 病 院 が 多 いので セカンドオピニオ ンを 受 ける 病 院 には 事 前 に 受 診 方 法 と 費 用 を 確 認 しましょう 5

6 Q 3 病 期 (ステージ)と 非 ホジキンリンパ 腫 の 悪 性 度 について 教 えてください A. 悪 性 リンパ 腫 の 進 行 度 を 表 す 病 期 は 病 変 の 広 がりの 程 度 によって Ⅰ~Ⅳ 期 の4 段 階 に 分 けられます 進 行 の 程 度 に 応 じて 治 療 法 が 変 わりますので 自 分 のリンパ 腫 の 病 期 や 性 質 ( 悪 性 度 )を 知 っておくことが 大 切 です 病 期 (ステージ)は がんの 進 行 の 程 度 を 示 す 指 標 です 悪 性 リンパ 腫 の 病 期 は リン パ 節 の 腫 れやかたまりの 広 がり 方 によってⅠ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 期 の4 段 階 に 分 けられます( 図 表 3) Ⅰ 期 はリンパ 腫 の 場 所 が 限 られている 早 期 で 数 字 が 大 きくなるほど 進 行 した 状 態 です この 病 期 分 類 は ホジキンリンパ 腫 非 ホジキンリンパ 腫 共 通 です 悪 性 リンパ 腫 では リンパ 腫 のタイプ( 病 型 ) 病 期 年 齢 症 状 全 身 状 態 によって 治 療 法 の 選 択 肢 が 変 わってきます 治 療 法 を 選 ぶ 指 標 の1つとして 自 分 のリンパ 腫 のタ イプと 病 期 を 知 っておくことが 大 切 です また 非 ホジキンリンパ 腫 にはさまざまな 種 類 があり 病 気 の 進 行 の 速 さに 応 じて 低 悪 性 度 ( 年 単 位 で 進 行 ) 中 悪 性 度 ( 月 単 位 で 進 行 ) 高 悪 性 度 ( 週 単 位 で 進 行 )の3 段 階 に 分 類 されます( 図 表 4) 悪 性 度 は 病 気 の 性 質 を 表 し 治 療 をせずに 病 気 を 放 置 した 場 合 に 予 測 される 進 行 速 度 のことです 悪 性 度 は 病 期 と 同 じように 治 療 法 を 選 ぶうえでの 指 標 の1つです 低 悪 性 度 は 進 行 がゆっくりですが 薬 物 療 法 に 反 応 しにくく 治 りにくいケースがあります 中 悪 性 度 高 悪 性 度 の 場 合 は 薬 物 療 法 が 効 きやすく 高 悪 性 度 のリンパ 腫 でも 治 るようになっています Patient's Voice 1 歳 の 子 どもを 残 しては 死 ねない 徹 底 的 に 勉 強 して 治 療 法 を 選 択 35 歳 のときにⅣ 期 の 濾 胞 性 リンパ 腫 と 診 断 され 私 の 人 生 はひっくり 返 りました タ バコなし アルコールなし がんの 家 族 歴 な しの 私 がなぜ 本 当 に 驚 きました 当 時 子 どもはまだ1 歳 絶 対 に 死 ねないと 思 い これからまた35 年 間 70 歳 になるまでは 生 きよう と 心 に 誓 いました そのために 私 がしたのは 自 分 の 病 気 につ いて 勉 強 すること インターネットで 調 べた り セカンドオピニオンを 受 けたり 同 じ 病 気 の 仲 間 に 会 って 話 を 聞 いたりして 徹 底 的 に 情 報 収 集 しました そして 医 師 としっかり 話 し 合 い 生 きるためにベストな 治 療 法 を 選 択 しました 妻 が 働 いてくれたので 私 は 休 職 して 治 療 に 専 念 そのおかげで 完 全 寛 解 という 結 果 を 得 ることができました 今 は 同 じ 病 気 の 患 者 さんをサポートしながら 強 く 楽 しく 生 き ています (40 歳 男 性 診 断 から6 年 目 ) 1 図 表 3 Ⅰ 期 Ⅱ 期 Ⅲ 期 Ⅳ 期 悪 性 リンパ 腫 の 病 期 リンパ 腫 がリンパ 節 領 域 (リンパ 管 リンパ 節 など)またはリン パ 系 組 織 ( 扁 桃 腺 脾 臓 胸 腺 など)の1か 所 に 限 られている 状 態 もしくはリンパ 外 組 織 にリンパ 腫 がある 場 合 でも1か 所 に 限 られている 状 態 リンパ 腫 がリンパ 節 領 域 に2か 所 以 上 あるが 横 隔 膜 を 境 にし て 上 半 身 か 下 半 身 のどちらかに 限 られている 状 態 またはリン パ 腫 が リンパ 外 組 織 に1か 所 あり リンパ 節 領 域 にも1か 所 以 上 あるが 横 隔 膜 を 境 にしてどちらかに 限 られている 状 態 リンパ 腫 がリンパ 節 領 域 に2か 所 以 上 横 隔 膜 を 境 にして 上 半 身 と 下 半 身 の 両 側 にある 状 態 リンパ 腫 がリンパ 外 組 織 にも 広 範 に 広 がっている 状 態 悪 性 リンパ 腫 受 診 から 診 断 治 療 経 過 観 察 への 流 れ 国 立 がん 研 究 センターがん 情 報 サービスを 参 考 に 作 成 図 表 4 主 な 非 ホジキンリンパ 腫 の 悪 性 度 分 類 悪 性 度 による 分 類 該 当 する 非 ホジ キンリンパ 腫 の 種 類 (タイプ 病 型 ) 低 悪 性 度 ( 年 単 位 で 進 行 ) 中 悪 性 度 ( 月 単 位 で 進 行 ) 高 悪 性 度 ( 週 単 位 で 進 行 ) 濾 胞 性 (ろほうせい)リンパ 腫 (B 細 胞 性 ) MALT リンパ 腫 ( B 細 胞 性 )な ど びまん 性 大 細 胞 型 B 細 胞 リンパ 腫 (B 細 胞 性 ) 未 分 化 大 細 胞 型 リンパ 腫 (T 細 胞 性 ) マントル 細 胞 リンパ 腫 (B 細 胞 性 )など リンパ 芽 球 性 リンパ 腫 (B 細 胞 性 ) 成 人 T 細 胞 白 血 病 リンパ 腫 (T 細 胞 性 ) バーキットリンパ 腫 (B 細 胞 性 ) など Mucosa-Associated Lymphoid Tissue( 粘 膜 とリンパ 球 の 複 合 組 織 ) 悪 性 リンパ 腫 受 診 から 診 断 治 療 経 過 観 察 への 流 れ 国 立 がん 研 究 センターがん 情 報 サービスを 参 考 に 作 成 6

7 Q 4 どのような 治 療 が 行 われるのですか A. 悪 性 リンパ 腫 の 治 療 法 には 薬 物 療 法 と 放 射 線 療 法 があり その2つを 組 み 合 わせた 治 療 が 行 われる 場 合 もあります 治 療 方 針 は 本 人 の 希 望 ホジキンリンパ 腫 か 非 ホジキンリンパ 腫 か 病 期 悪 性 度 全 身 状 態 によって 一 人 ひとり 異 なります 悪 性 リンパ 腫 は 比 較 的 抗 がん 剤 や 放 射 線 がよく 効 くがんです 治 療 は 薬 物 療 法 放 射 線 療 法 を 単 独 で あるいはその2つを 組 み 合 わせてリンパ 腫 細 胞 をたたきます 多 くの がんでは 手 術 が 治 療 の 大 きな 柱 になります が 悪 性 リンパ 腫 の 治 療 のために 手 術 が 必 要 なのは B 細 胞 リンパ 腫 が 胃 や 小 腸 にできた ときなど まれなケースに 限 られます 治 療 方 針 は ホジキンリンパ 腫 か 非 ホジキ ンリンパ 腫 か 病 期 悪 性 度 ( 病 気 の 性 質 ) 年 齢 全 身 状 態 によって 異 なります 治 療 は 多 くの 臨 床 試 験 の 結 果 をもとに 検 討 され 国 際 的 に 専 門 家 の 合 意 が 得 られている 標 準 治 療 を 中 心 に 行 います 日 本 血 液 学 会 では 悪 性 リンパ 腫 の 標 準 治 療 を 含 めた 造 血 器 腫 瘍 診 療 ガイドライン を 作 成 しています 標 準 治 療 は 現 時 点 で 最 も 効 果 が 出 る 可 能 性 が 高 い 最 善 の 治 療 法 です 最 終 的 には 全 身 状 態 も みながら 患 者 さん 本 人 と 担 当 医 が 相 談 しな がら 選 んでいきます ホジキンリンパ 腫 の 治 療 法 ホジキンリンパ 腫 でリンパ 腫 が1か 所 か 一 定 の 場 所 に 限 られる 限 局 期 (Ⅰ 期 Ⅱ 期 )の 場 合 薬 物 療 法 と 放 射 線 療 法 を 併 用 する 治 療 が 主 流 です( 図 表 5) 限 局 期 のホジキンリ ンパ 腫 の 場 合 以 前 は 主 に 放 射 線 療 法 だけ で 治 療 していました しかし 併 用 療 法 のほ うが 効 果 は 高 く 医 学 の 進 歩 で 併 用 による 副 作 用 を 減 らせるようになりました 今 日 では 併 用 療 法 によって9 割 近 くの 患 者 さんが 治 癒 し 社 会 復 帰 しています 進 行 期 (Ⅲ 期 Ⅳ 期 )の 場 合 は 複 数 の 抗 がん 剤 を 組 み 合 わせた 薬 物 療 法 が 中 心 です ほかのがんでは 治 らないことの 多 いⅣ 期 の 患 者 さんでも 薬 物 療 法 で 治 癒 する 可 能 性 があり 治 りやすいのがホジキンリンパ 腫 の 特 徴 です 非 ホジキンリンパ 腫 の 治 療 法 非 ホジキンリンパ 腫 は 悪 性 度 と 病 期 によ って 治 療 法 が 変 わります また リンパ 球 に はB 細 胞 T 細 胞 NK 細 胞 があり どの 細 胞 ががん 化 するかによっても 選 択 肢 が 異 なる 場 合 があります 図 表 5 ホジキンリンパ 腫 の 主 な 治 療 の 流 れ 限 局 期 (Ⅰ Ⅱ 期 ) 薬 物 療 法 + 放 射 線 療 法 進 行 期 (Ⅲ Ⅳ 期 ) 薬 物 療 法 薬 物 療 法 の 後 に 腫 瘤 (リ ンパ 腫 )が 残 っている 場 合 には 放 射 線 療 法 が 行 われる ことがある 悪 性 リンパ 腫 受 診 から 診 断 治 療 経 過 観 察 への 流 れ 国 立 がん 研 究 センターがん 情 報 サービスを 参 考 に 作 成 7

8 図 表 6 非 ホジキンリンパ 腫 の 主 な 治 療 の 流 れ 低 悪 性 度 B 細 胞 リンパ 腫 での 主 な 治 療 選 択 肢 1 Ⅰ 期 放 射 線 療 法 2つの 病 変 の 距 離 が 近 い Ⅱ 期 悪 性 リンパ 腫 受 診 から 診 断 治 療 経 過 観 察 への 流 れ 国 立 がん 研 究 センターがん 情 報 サービスを 参 考 に 作 成 2つの 病 変 の 距 離 が 離 れている Ⅲ Ⅳ 期 薬 物 療 法 ( 抗 CD20 抗 体 を 含 む) 2 または 経 過 観 察 1 Ⅰ 期 の 胃 のMALTリンパ 腫 ではヘリコバクター ピロリ 菌 の 除 菌 が 第 一 選 択 になります 2 CD20 抗 原 が 陽 性 の 場 合 中 悪 性 度 リンパ 腫 での 主 な 治 療 選 択 肢 Ⅰ Ⅱ 期 ろ 濾 ほう せい 薬 物 療 法 ( 抗 CD20 抗 体 2 + 抗 がん 剤 ) + 放 射 線 療 法 胞 性 リンパ 腫 やMALTリンパ 腫 など 低 悪 性 度 のB 細 胞 非 ホジキンリンパ 腫 で Ⅰ 期 あるいはⅡ 期 で2つの 病 変 の 距 離 が 近 いとき には 放 射 線 療 法 で 治 療 するのが 標 準 的 です Ⅱ 期 で2つの 病 変 の 距 離 が 離 れている ある いはⅢ 期 かⅣ 期 では 薬 物 療 法 か 経 過 観 察 (p.9)が 主 流 です( 図 表 6) 胃 のMALTリ ンパ 腫 でⅠ 期 の 場 合 にはピロリ 菌 除 菌 療 法 が 第 一 選 択 になり それだけでコントロールで きる 人 も 少 なくありません びまん 性 大 細 胞 型 B 細 胞 リンパ 腫 未 分 化 大 細 胞 型 リンパ 腫 など 中 悪 性 度 非 ホジキンリ ンパ 腫 のⅠ 期 Ⅱ 期 では 薬 物 療 法 と 放 射 線 療 法 を 組 み 合 わせる 治 療 が 標 準 的 です Ⅲ 期 高 悪 性 度 リンパ 腫 での 主 な 治 療 選 択 肢 Ⅲ Ⅳ 期 薬 物 療 法 ( 抗 CD20 抗 体 2 + 抗 がん 剤 ) 大 量 薬 物 療 法 ( 抗 CD20 抗 体 2 + 抗 がん 剤 ) とⅣ 期 では 投 与 回 数 を 増 やした 薬 物 療 法 を 中 心 に 治 療 します 高 悪 性 度 の 非 ホジキンリンパ 腫 は 急 激 に 進 行 するので できるだけ 早 い 段 階 で 大 量 薬 物 療 法 を 開 始 することが 重 要 です リンパ 芽 球 性 リンパ 腫 では ABVD R-CHOP CVP (p.10)とは 異 なる 強 力 な 薬 物 療 法 バーキ ットリンパ 腫 では 短 期 間 で 別 の 大 量 薬 物 療 法 を 行 います 成 人 T 細 胞 白 血 病 リンパ 腫 (ATL)の 場 合 患 者 さんが65 歳 未 満 であ れば 大 量 薬 物 療 法 の 後 にほかの 人 から 骨 髄 か 末 梢 血 を 提 供 してもらう 同 種 造 血 幹 細 胞 移 植 (p.11 16)を 検 討 します Patient's Voice 入 院 中 でもメークをして 服 を 着 て 自 分 の 気 持 ちを 上 げていました のどに 違 和 感 があり 病 院 へ びまん 性 大 細 胞 型 B 細 胞 リンパ 腫 と 診 断 されました 当 時 28 歳 で いつもと 変 わらず 元 気 だったのに い きなり 来 週 から 抗 がん 剤 です といわれまし た 医 師 から5 年 生 存 率 が3 割 の 治 療 法 か 副 作 用 で 不 妊 の 可 能 性 のある 臨 床 試 験 かを 選 ぶ ように 説 明 されましたが どちらも 選 べなかっ た それに 医 師 がただデータを 取 りたいだけ のように 感 じ 代 替 療 法 に 走 ってしまいました 6か 月 間 いろんな 代 替 療 法 を 試 しましたが 効 かず とうとう 声 が 出 なくなり 息 もできない 状 態 で 近 くの 病 院 にかけこみました そのとき 腫 瘍 はすでに18cm 肺 はつぶれ 気 管 は 5mmほどしか 開 いてなく 診 察 した 医 師 にすご く 叱 られました でもそこで 生 存 率 の 高 い 抗 が ん 剤 と 放 射 線 療 法 を 受 けることに 担 当 医 が 将 来 子 どもを 持 ちたい 気 持 ちも 理 解 してくれて うれしかったです 治 療 を 始 めてからは 腫 瘍 がどんどん 小 さく なるのがわかったので 脱 毛 や 吐 き 気 などの 副 作 用 はつらくなかったです 入 院 中 も 体 調 のい い 日 は 好 きな 服 を 着 てメークをして 心 まで 病 人 にならないようにしました 今 は 生 きていて よかったと 心 から 思 うし 以 前 のように 足 りない ところばかりをみるのではなく 自 分 を 認 めて 楽 しく 生 きたいと 思 うようになりました そうい う 意 味 では 病 気 はこれまで 経 験 した 中 で 一 番 いい 経 験 だと 思 えるんです (32 歳 女 性 診 断 から4 年 目 ) 2 8

9 Q 5 放 射 線 療 法 について 教 えてください A. 悪 性 リンパ 腫 は 放 射 線 が 効 きやすいがんです 初 期 の 低 悪 性 度 のリンパ 腫 で かたまりが 小 さければ 放 射 線 療 法 だけで 治 癒 する 人 も 少 なくありません タイプや 悪 性 度 によっては 薬 物 療 法 と 組 み 合 わせたほうが 効 果 的 なこともあります 放 射 線 療 法 は 悪 性 リンパ 腫 が1か 所 あ るいは 同 じような 場 所 に 限 局 しているときに 体 の 外 から 病 変 部 に 放 射 線 ( 高 エネルギーの X 線 など)を 当 ててがん 細 胞 を 死 滅 させる 局 所 治 療 です 悪 性 リンパ 腫 のタイプによって は 薬 物 療 法 と 併 用 して 治 療 します 併 用 す るときには 最 初 に 薬 物 療 法 を 数 回 行 い その 後 病 変 部 に 放 射 線 を 照 射 します 悪 性 リンパ 腫 の 放 射 線 療 法 は 一 般 的 に 外 来 治 療 で 多 くの 患 者 さんでは 毎 回 2グレイ( 放 射 線 量 の 単 位 )ずつ40グレイ(20 回 ) 照 射 します 1 回 の 照 射 時 間 は1~2 分 準 備 を 含 めても 治 療 時 間 は30 分 程 度 ですが 原 則 的 に 平 日 は 毎 日 4 週 間 通 院 することになりま す 希 望 の 時 間 帯 があるときは 担 当 医 や 医 療 スタッフに 伝 えましょう 放 射 線 療 法 が 長 期 にわたるのは 一 度 にた くさん 照 射 すると がん 細 胞 だけではなく 周 りの 正 常 細 胞 もダメージを 受 けてしまうから です 少 しずつ 当 てることで 正 常 細 胞 への 影 響 を 最 小 限 にしつつ 悪 性 リンパ 腫 のかたま りの 芯 までたたく 効 果 があります 放 射 線 を 照 射 している 間 は 痛 みや 熱 を 感 じることはありません 副 作 用 は 照 射 する 部 位 によって 異 なりますが 皮 膚 が 日 焼 けした ようになることがあります 個 人 差 があるも のの なかには 疲 労 感 や 吐 き 気 が 出 たり 食 欲 が 低 下 したりする 人 もいます 発 生 頻 度 はまれですが 放 射 線 療 法 を 受 け て6か 月 以 上 場 合 によっては 何 年 も 経 って から 心 筋 梗 塞 心 不 全 や 呼 吸 不 全 を 起 こす 放 射 線 性 肺 臓 炎 など 晩 期 障 害 と 呼 ばれ る 副 作 用 が 出 ることがあります 若 い 世 代 では 照 射 した 場 所 の 近 くに 別 の がん( 二 次 がん)が 発 生 したり 照 射 する 場 所 によっては 不 妊 になったりする 危 険 性 もあり ます ただ 放 射 線 治 療 機 器 の 進 歩 で 正 常 組 織 に 強 い 放 射 線 が 当 たらないようになってき ており 今 後 は 晩 期 障 害 の 減 少 が 期 待 されます なお 放 射 線 療 法 は 病 変 が 神 経 などを 圧 迫 しているとき あるいは 骨 転 移 の 痛 みなど 局 所 的 な 症 状 の 軽 減 にも 有 効 です 経 過 観 察 という 選 択 肢 も Ⅲ 期 Ⅳ 期 の 低 悪 性 度 の 非 ホジキンリン パ 腫 で 発 熱 や 体 重 減 少 寝 汗 などの 症 状 のない 患 者 さんの 場 合 経 過 観 察 が 選 択 肢 の1つとなります 経 過 観 察 とは す ぐに 放 射 線 療 法 や 薬 物 療 法 のような 治 療 は 受 けずに 定 期 的 に 検 査 を 受 けながら 様 子 をみることです Ⅲ 期 Ⅳ 期 で 経 過 観 察 を した 人 とすぐに 治 療 を 受 けた 人 では 生 存 期 間 に 差 がなかったとの 報 告 があります なお 症 状 が 出 たり 病 状 が 進 行 したりした 段 階 では 治 療 を 受 けることが 大 切 です 9

10 Q 6 薬 物 療 法 について 教 えてください A. 悪 性 リンパ 腫 の 治 療 では 複 数 の 抗 がん 剤 や 分 子 標 的 薬 ( 抗 体 薬 )を 組 み 合 わせた 薬 物 療 法 が 行 われます 使 う 薬 の 種 類 は 悪 性 リンパ 腫 のタイプや 悪 性 度 によって 違 います 薬 物 療 法 だけ あるいは 薬 物 療 法 と 放 射 線 療 法 を 組 み 合 わせた 治 療 で 治 る 人 も 増 えています Patient's Voice 薬 物 療 法 は 抗 がん 剤 などの 薬 を 注 射 点 滴 内 服 することで 全 身 に 散 らばっている がん 細 胞 を 死 滅 させ 増 殖 を 抑 える 治 療 法 で す リンパ 腫 がある 部 分 はもちろん 検 査 で はみつからないくらい 微 小 ながん 細 胞 をたた く 効 果 も 期 待 できます 悪 性 リンパ 腫 は 抗 がん 剤 が 効 きやすく 複 数 の 薬 を 組 み 合 わせて 投 与 する 薬 物 療 法 だけ あるいは 放 射 線 療 法 との 併 用 で 治 癒 する 可 能 性 のあるがんです 治 療 に 使 う 抗 がん 剤 は ホジキンリンパ 腫 か 非 ホジキンリンパ 腫 かによって また 悪 性 リンパ 腫 のタイプによって 異 なります ホジキンリンパ 腫 のABVD 療 法 ホジキンリンパ 腫 の 薬 物 療 法 の 標 準 治 療 は ドキソルビシン(アドリアマイシン(A)) ブレオマイシン(B) ビンブラスチン(V) ダカルバジン(D)を 合 わせて 投 与 する ABVD 療 法 です 1 日 目 と15 日 目 に4つの 薬 の 注 射 点 滴 を 受 けて1コース これを4 週 間 ごとに 繰 り 返 します 限 局 期 (Ⅰ Ⅱ 期 )ではABVD 療 法 4コースの 後 放 射 線 療 法 を 行 い 進 行 期 (Ⅲ Ⅳ 期 )では 放 射 線 療 法 を 行 わず ABVD 療 法 のみ6~8コースが 標 準 的 です 非 ホジキンリンパ 腫 の 薬 物 療 法 低 悪 性 度 B 細 胞 非 ホジキンリンパ 腫 の 薬 物 療 法 は 分 子 標 的 薬 のリツキシマブ( 抗 CD20 抗 体 )が 中 心 です リツキシマブは 週 1 回 ずつ 計 4~8 回 点 滴 します この 薬 は 骨 髄 抑 制 (p.12)など 従 来 型 の 抗 がん 剤 に みられる 副 作 用 が 軽 いのが 特 徴 です ただ 点 滴 開 始 後 30 分 から2 時 間 で 急 な 発 熱 悪 寒 呼 吸 困 難 血 圧 低 下 などが 起 こる インフュ ージョン リアクション( 輸 注 関 連 反 応 ) が 現 れやすい 傾 向 があります 特 に 初 回 に 起 こりやすいので 1 回 目 だけは 入 院 で 2 回 目 以 降 は 外 来 で 行 うことが 多 くなっています 3 トライアスロンに 出 る 夢 が 治 療 中 の 私 を 支 えてくれました 新 入 社 員 として 働 きはじめた22 歳 の ときにホジキンリンパ 腫 Ⅳ 期 と 診 断 会 社 からは 自 主 退 職 をすすめられました すごく 傷 つきましたが 退 職 して 治 療 に 専 念 することに 病 気 が 進 行 していたの で 少 しでも 助 かる 可 能 性 を 求 めて 臨 床 試 験 を 受 けました 抗 がん 剤 6クール 原 発 といわれた 首 のリンパと 脾 臓 に 放 射 線 を40グレイ 照 射 しました 入 院 中 これ 以 上 は 生 きられないかも しれないと 弱 気 になることもありました が 趣 味 のランナー 仲 間 がプレゼントし てくれたある 本 に 出 合 い がんになって も 元 気 になれるんだと すごく 勇 気 をも らったんです それがきっかけで 治 療 を 乗 り 越 えて 宮 古 島 のトライアスロ ンに 出 る という 夢 を 持 つことができま した その 夢 が 治 療 中 の 私 を 支 えてく れました 4 年 後 夢 が 叶 ったときは 本 当 にうれ しかったです 現 在 はトライアスロンや ウルトラマラソンに 挑 戦 できるほど 元 気 になりました (31 歳 女 性 診 断 から9 年 目 ) 10

11 低 悪 性 度 でリンパ 腫 病 変 が 大 きいとき ま た 中 悪 性 度 非 ホジキンリンパ 腫 の 大 半 を 占 め るびまん 性 大 細 胞 型 B 細 胞 リンパ 腫 とマント ル 細 胞 リンパ 腫 は リツキシマブ(R)とシク ロホスファミド(C) ドキソルビシン(H) ビンクリスチン(O) プレドニゾロン(P) を 合 わせたR-CHOP 療 法 が 標 準 的 です 未 分 化 大 細 胞 型 リンパ 腫 などT 細 胞 性 のリンパ 腫 の 場 合 はリツキシマブに 反 応 しないので R-CHOP 療 法 からリツキシマブを 除 いた4 剤 (CHOP 療 法 )で 治 療 します CHOP 療 法 は 吐 き 気 止 め ビンクリス チン ドキソルビシン シクロホスファミド を 順 番 に 注 射 点 滴 し その 日 から5 日 間 飲 み 薬 のプレドニゾロンを 服 用 して1コース 放 射 線 療 法 と 併 用 する 場 合 には3 週 間 ごとに 3コース 併 用 しない 場 合 には6~8コース 続 けるのが 一 般 的 です R-CHOP 療 法 では 毎 回 CHOP 療 法 の1 ~2 日 前 あるいは 同 じ 日 にリツキシマブの 点 滴 を 行 います( 図 表 7) なお アンスラサイクリン 系 薬 剤 のドキソ ルビシンは 心 臓 に 副 作 用 が 出 やすい 抗 がん 剤 です(p.12) 心 臓 に 持 病 のある 患 者 さんや 高 齢 者 などには ドキソルビシンを 除 いた CVP(シクロホスファミド ビンクリスチ ン(V) プレドニゾロン) 療 法 かR-CVP 療 法 が3 週 間 に1 度 実 施 されます 高 悪 性 度 リンパ 腫 は 低 悪 性 度 中 悪 性 度 よりもたくさんの 薬 を 組 み 合 わせた 大 量 薬 物 療 法 で 治 療 します 使 用 する 抗 がん 剤 はリン パ 腫 の 種 類 によって 異 なります 抗 体 療 法 とは 2001 年 から 使 われ 始 めたリツキシマブは 悪 性 リンパ 腫 の 約 7 割 を 占 めるB 細 胞 性 のリンパ 腫 の 治 療 に 使 われています この 薬 は 分 子 標 的 薬 ( 抗 体 薬 )と 呼 ばれ B 細 胞 性 のリンパ 腫 の 目 印 に なっている 抗 原 CD20を 標 的 にしています 私 た ちの 体 にもともと 備 わっている 細 胞 を 攻 撃 する 仕 組 みである 抗 原 抗 体 反 応 を 利 用 して がんの 増 殖 を 防 ぎます このような 治 療 法 を 抗 体 療 法 と いい 悪 性 リンパ 腫 の 治 療 では イブリツモマブ チウキセタン ブレンツキシマブベドチン モガム リズマブなどの 分 子 標 的 薬 も 使 われています 図 表 7 1~2 日 前 あるいは 当 日 R 点 滴 R-CHOP 療 法 の 流 れ 1コース P 内 服 5 日 間 CHO 点 滴 第 1 日 目 1~2 日 前 あるいは 当 日 R 点 滴 3 週 間 3 週 間 ごとに 点 滴 を 行 い 点 滴 した 日 からブレドニゾロンを 5 日 間 内 服 する やさしい 悪 性 リンパ 腫 外 来 治 療 の 自 己 管 理 改 訂 版 医 薬 ジャーナル 社 を 参 考 に 作 成 リンパ 芽 球 性 リンパ 腫 では 急 性 リンパ 性 白 血 病 の 治 療 と 同 様 にビンクリスチン プレ ドニゾロン ドキソルビシン シクロホスフ ァミド L-アスパラギナーゼを 組 み 合 わせた 薬 物 療 法 を 行 います バーキットリンパ 腫 で は リツキシマブとメトトレキサート シタ ラビン イホスファミドなどを 組 み 合 わせた 大 量 薬 物 療 法 が 選 択 されます 成 人 T 細 胞 白 血 病 リンパ 腫 (ATL)は 薬 物 療 法 だけで 治 ることはまれなので65 歳 未 満 では 同 種 造 血 幹 細 胞 移 植 を 行 うことが 多 くなっています 臨 床 試 験 とは? 新 薬 や 治 療 法 を 開 発 する 過 程 において 人 間 を 対 象 に 有 効 性 と 安 全 性 を 科 学 的 に 調 べるのが 臨 床 試 験 です 臨 床 試 験 には 第 1 相 : 安 全 性 の 確 認 第 2 相 : 有 効 性 安 全 性 の 確 認 第 3 相 : 標 準 治 療 との 比 較 による 有 効 性 安 全 性 の 総 合 評 価 の3 段 階 があります 現 在 標 準 治 療 として 確 立 されている 薬 剤 や 治 療 法 もか つて 臨 床 試 験 が 行 われ 有 効 性 や 安 全 性 が 認 められたものです 臨 床 試 験 への 参 加 は 未 来 の 患 者 さんに 貢 献 することにも つながっています 2コース P 内 服 5 日 間 CHO 点 滴 第 21 日 目 R:リツキシマブ C:シクロホスファミド H:ドキソルビシン O:ビンクリスチン P:ブレドニゾロン 11

12 Q 7 薬 物 療 法 では どのような 副 作 用 が いつごろ 現 れますか A. 薬 物 療 法 中 や 治 療 直 後 はアレルギー 反 応 血 管 外 漏 出 吐 き 気 嘔 吐 3 日 2 週 間 後 に 骨 髄 抑 制 口 内 炎 倦 怠 感 が 出 現 しやすくなります 末 梢 神 経 障 害 脱 毛 など2 週 間 以 降 に 出 る 副 作 用 もあります 副 作 用 には 吐 き 気 嘔 吐 発 熱 下 痢 便 秘 など 自 分 でわかるものと 骨 髄 抑 制 ( 白 血 球 血 小 板 赤 血 球 好 中 球 減 少 ) 肝 機 能 障 害 など ほとんど 自 覚 症 状 がなく 検 査 でわ かるものがあります また 副 作 用 の 種 類 強 さ 出 現 時 期 は 使 う 薬 や 投 与 方 法 によっ て 異 なります 実 際 には 個 人 差 が 大 きい 面 も ありますが 主 な 症 状 が 出 やすい 時 期 対 処 法 を 知 っておくとよいでしょう( 図 表 8~10) 悪 性 リンパ 腫 の 薬 物 療 法 に 共 通 する 主 な 副 作 用 は 骨 髄 抑 制 吐 き 気 嘔 吐 食 欲 不 振 全 身 倦 怠 感 薬 が 漏 れて 皮 膚 や 皮 下 組 織 が 腫 れて 痛 みを 起 こす 血 管 外 漏 出 です 吐 き 気 嘔 吐 には 点 滴 治 療 中 から 起 こる 急 性 の 症 状 と 2~7 日 目 から 起 こる 遅 延 性 のものがありま すが どちらも 予 防 薬 を 服 用 することで 症 状 を 軽 減 できるようになってきています ABVD 療 法 CHOP 療 法 CVP 療 法 では 便 秘 味 覚 障 害 脱 毛 口 内 炎 も 出 現 しやす い 傾 向 があります ドキソルビシンは 心 臓 に 影 響 を 及 ぼす 場 合 がありますし シクロホスファミドは 膀 胱 炎 に 要 注 意 です ビンクリスチンを 使 った 薬 物 療 法 では 手 足 や 口 のしびれといった 末 梢 神 経 障 害 が 出 現 しやすくなります プレドニゾロン メチルプレドニゾロンは 副 腎 皮 質 ホルモンの 内 服 薬 で 不 眠 いらい ら 感 胃 十 二 指 腸 潰 瘍 糖 尿 病 の 悪 化 骨 がもろくなる 感 染 しやすい 高 血 圧 など 抗 がん 剤 とは 異 なる 副 作 用 があります ただ し この 薬 はリンパ 腫 を 縮 小 し 抗 がん 剤 の 副 作 用 を 抑 える 効 果 があるので 飲 み 忘 れない ようにしましょう リツキシマブ ブレンツキシマブベドチン 図 表 8 どのような 副 作 用 がいつごろ 現 れるのかを 知 っておきましょう 自 分 で わ か る 副 作 用 急 性 の 吐 き 気 嘔 吐 アレルギー 反 応 ( 血 圧 低 下 呼 吸 困 難 ) 血 管 外 漏 出 遅 延 性 の 吐 き 気 嘔 吐 食 欲 低 下 全 身 倦 怠 感 膀 胱 痛 排 尿 障 害 口 内 炎 下 痢 全 身 倦 怠 感 腹 痛 手 足 の しびれ 感 味 覚 障 害 脱 毛 高 頻 度 投 与 日 8 日 目 15 日 目 22 日 目 29 日 目 数 か 月 検 査 で わ か る 副 作 用 骨 髄 抑 制 肝 機 能 障 害 腎 機 能 障 害 心 機 能 障 害 貧 血 間 質 性 肺 炎 白 血 球 血 小 板 赤 血 球 好 中 球 減 少 は 骨 髄 抑 制 に 統 一 しています 副 作 用 の 発 現 頻 度 や 程 度 現 れる 時 期 は 治 療 薬 の 種 類 や 個 人 によって 差 があります この 図 表 はあくまでも 目 安 です 高 頻 度 12

13 図 表 9 悪 性 リンパ 腫 の 主 な 薬 物 療 法 と 副 作 用 比 較 的 に 発 症 頻 度 が 高 い 副 作 用 を 中 心 に 患 者 さんやご 家 族 が 知 っておきたい 症 状 を 掲 載 しています 薬 物 療 法 の 種 類 ABVD 療 法 (ドキソルビシン+ブレオマイシン +ビンブラスチン+ダカルバジン) CHOP 療 法 (ビンクリスチン+ドキソルビシン+ シクロホスファミド+ブレドニゾロン) CVP 療 法 (シクロホスファミド+ビンクリスチン +プレドニゾロン) ESHAP 療 法 (エトポシド+シスプラチン+シタラビン +メチルプレドニゾロン) イホスファミド ゲムシタビン シタラビン フルダラビン ベンダムスチン メトトレキサート L-アスパラギナーゼ 主 な 副 作 用 骨 髄 抑 制 吐 き 気 嘔 吐 食 欲 不 振 便 秘 味 覚 障 害 口 内 炎 末 梢 神 経 障 害 脱 毛 血 管 痛 血 管 外 漏 出 心 機 能 障 害 間 質 性 肺 炎 にも 注 意 骨 髄 抑 制 吐 き 気 嘔 吐 食 欲 不 振 便 秘 味 覚 障 害 末 梢 神 経 障 害 脱 毛 口 内 炎 膀 胱 炎 血 管 外 漏 出 プレドニゾロンによる 胃 十 二 指 腸 潰 瘍 心 機 能 障 害 糖 尿 病 の 悪 化 高 血 圧 にも 注 意 骨 髄 抑 制 吐 き 気 嘔 吐 食 欲 不 振 便 秘 味 覚 障 害 末 梢 神 経 障 害 口 内 炎 膀 胱 炎 血 管 外 漏 出 ブレドニゾロンによる 胃 十 二 指 腸 潰 瘍 糖 尿 病 の 悪 化 高 血 圧 にも 注 意 骨 髄 抑 制 吐 き 気 嘔 吐 食 欲 不 振 口 内 炎 末 梢 神 経 障 害 アレルギー 反 応 骨 粗 しょう 症 角 膜 結 膜 炎 発 熱 筋 肉 痛 皮 疹 中 枢 神 経 障 害 心 機 能 障 害 腎 不 全 間 質 性 肺 炎 血 栓 症 聴 覚 障 害 難 聴 にも 注 意 食 欲 不 振 吐 き 気 骨 髄 抑 制 出 血 性 膀 胱 炎 排 尿 障 害 まれに 意 識 障 害 脳 症 急 性 腎 不 全 間 質 性 肺 炎 心 筋 障 害 を 起 こすことも 骨 髄 抑 制 貧 血 吐 き 気 嘔 吐 肝 障 害 静 脈 炎 血 管 痛 皮 疹 最 も 気 をつけたい 副 作 用 はまれに 起 こる 間 質 性 肺 炎 食 欲 不 振 吐 き 気 嘔 吐 骨 髄 抑 制 全 身 倦 怠 感 下 痢 角 膜 結 膜 炎 発 熱 筋 肉 痛 皮 疹 中 枢 神 経 障 害 敗 血 症 肝 機 能 障 害 間 質 性 肺 炎 アレルギー 反 応 急 性 膵 炎 にも 注 意 骨 髄 抑 制 吐 き 気 嘔 吐 全 身 倦 怠 感 間 質 性 肺 炎 精 神 神 経 障 害 腫 瘍 崩 壊 症 候 群 自 己 免 疫 性 溶 血 性 貧 血 が 起 こる 場 合 も 骨 髄 抑 制 吐 き 気 嘔 吐 全 身 倦 怠 感 便 秘 静 脈 炎 血 管 痛 肝 機 能 障 害 間 質 性 肺 炎 腫 瘍 崩 壊 症 候 群 アレルギー 反 応 重 篤 な 皮 膚 障 害 が 起 こる 場 合 も 肝 機 能 障 害 アレルギー 反 応 骨 髄 抑 制 急 性 腎 不 全 間 質 性 肺 炎 出 血 性 腸 炎 膵 炎 脳 症 などに 注 意 骨 髄 抑 制 吐 き 気 嘔 吐 アレルギー 反 応 意 識 障 害 急 性 膵 炎 肝 機 能 障 害 脳 出 血 が 起 こる 場 合 も イブリツモマブチウキセタン 骨 髄 抑 制 全 身 倦 怠 感 頭 痛 肝 機 能 障 害 重 篤 な 皮 膚 障 害 にも 注 意 ブレンツキシマブベドチン リツキシマブ モガムリズマブ 骨 髄 抑 制 末 梢 神 経 障 害 貧 血 全 身 疲 労 感 アレルギー 反 応 腫 瘍 崩 壊 症 候 群 急 性 膵 炎 肝 機 能 障 害 が 起 こる 場 合 も 骨 髄 抑 制 発 熱 アレルギー 反 応 心 機 能 障 害 間 質 性 肺 炎 腫 瘍 崩 壊 症 候 群 肝 機 能 障 害 が 起 こる 場 合 も 骨 髄 抑 制 アレルギー 反 応 重 度 の 皮 膚 障 害 肝 機 能 障 害 腫 瘍 崩 壊 症 候 群 間 質 性 肺 炎 高 血 糖 になる 場 合 も やさしい 悪 性 リンパ 腫 外 来 治 療 の 自 己 管 理 改 訂 版 ( 医 薬 ジャーナル 社 )などを 参 考 に 作 成 Patient's Voice 4 治 療 の 主 人 公 は 患 者 自 身 自 分 の 体 に 責 任 を 持 って 挑 もう 13 年 前 に 妻 を 乳 がんで 亡 くし 男 手 1つで 息 子 2 人 を 育 て 成 人 してほっとしたときに 今 度 は 自 分 に 悪 性 リンパ 腫 がみつかりました 余 命 12か 月 と 宣 告 されましたが 息 子 たちに 強 い 意 志 を 持 つ 大 切 さを 伝 えるためにも 絶 対 に 余 命 を 克 服 しようと 決 心 す ぐに 入 院 しました 抗 がん 剤 の 副 作 用 で 一 番 つらかったのは 便 秘 で す 腸 の 動 きが 止 まり 食 べたものがたまるので 妊 娠 したようにお 腹 が 膨 らみました 薬 でなんとか 排 便 させるのですが なかなか 自 分 でコントロールで きませんでした そういった 副 作 用 を 含 めて 治 療 経 過 はすべて 記 録 しています 自 分 の 存 在 を 失 いたくなくて 書 いて いましたが 治 療 を 思 い 返 すときに 役 立 つのでよか ったなと 思 っています 病 気 になって 大 事 なのは 医 師 任 せ ではなく 自 分 の 体 は 自 分 で 責 任 を 持 つことです 私 は 入 院 中 に 思 ったことは 要 望 や 不 満 を 含 めてすべて 医 療 ス タッフに 伝 えていました 体 験 者 が 本 音 をいえば 医 療 現 場 はもっと 患 者 の 気 持 ちがわかり 尊 重 して くれると 思 います (53 歳 男 性 診 断 から2 年 目 ) 13

14 モガムリズマブは 点 滴 開 始 後 30 分 ~2 時 間 にインフュージョン リアクションという アレルギー 反 応 ( 輸 注 関 連 反 応 )が 起 きやす い 薬 です まれですが これらの 薬 やフルダ ラビン ベンダムスチンは 治 療 後 12~72 時 間 以 内 に 体 内 の 尿 酸 が 増 え カリウム カ ルシウム リンなど 電 解 質 のバランスが 崩 れ る 腫 瘍 崩 壊 症 候 群 が 出 現 することもあります 点 滴 で 水 分 を 補 給 し 予 防 薬 を 服 用 すれば 予 防 できるケースが 多 いのですが 尿 の 量 や 回 数 が 減 ったときには 医 師 や 薬 剤 師 看 護 師 に 伝 えましょう 副 作 用 の 種 類 と 程 度 によっては 薬 の 量 や 投 与 回 数 の 軽 減 薬 物 療 法 の 休 止 が 必 要 な 場 合 があります 薬 物 療 法 を 受 ける 前 に 出 やす い 副 作 用 とその 対 処 法 どういうときに 病 院 へ 連 絡 すべきかを 必 ず 確 認 しておきましょう 副 作 用 に 対 する 薬 の 開 発 も 進 んできています つらい 症 状 や 不 安 があったら 担 当 医 や 薬 剤 師 看 護 師 に 相 談 することが 大 切 です 副 作 用 を 怖 がって 薬 物 療 法 を 勝 手 に 中 断 したり 我 慢 し すぎたりしないようにしましょう 図 表 10 主 な 副 作 用 とその 対 処 法 副 作 用 吐 き 気 嘔 吐 食 欲 不 振 アレルギー 反 応 血 管 痛 発 熱 関 節 痛 筋 肉 痛 骨 髄 抑 制 味 覚 障 害 貧 血 だるさ 疲 労 感 口 内 炎 便 秘 排 尿 障 害 膀 胱 炎 末 梢 神 経 障 害 角 膜 結 膜 炎 間 質 性 肺 炎 聴 覚 障 害 難 聴 脱 毛 対 処 法 予 防 的 に 吐 き 気 止 めの 薬 を 服 用 抗 がん 剤 投 与 当 日 の 食 事 は 控 え 目 にし 乳 製 品 や 脂 っこいもの は 避 ける 食 事 は 気 分 のよいときに 点 滴 中 に 違 和 感 息 苦 しさ 血 管 に 沿 って 痛 みなどがあったときは 医 療 者 に 知 らせる 血 管 痛 は 腕 を 温 めながら 投 与 すると 軽 減 する 場 合 も 喉 の 痛 み 咳 下 痢 口 内 炎 排 尿 時 痛 など 感 染 を 疑 う 症 状 が 出 たときには 抗 生 剤 を 服 用 し 2 ~3 日 で 症 状 が 改 善 しなければ 病 院 に 連 絡 を 多 くの 場 合 数 日 で 症 状 が 改 善 するが 体 を 冷 やさないように 注 意 し 入 浴 などでリラックスを 鎮 痛 剤 が 効 くことも 自 覚 症 状 はない 場 合 が 多 いが 感 染 を 起 こさないように 人 込 みを 避 け うがい 手 洗 いを 励 行 血 小 板 が 減 少 しているときには 傷 をつくらないよう 注 意 し 内 出 血 などがないか 確 認 を おいしいと 感 じるものを 摂 取 し 味 を 感 じにくいときには 濃 いめの 味 つけに 食 事 の 前 にレモン 水 や 微 炭 酸 水 でうがいをすると 味 覚 異 常 が 軽 減 される 場 合 も ゆずやシソなど 香 りのよいものを 取 り 入 れる 工 夫 を 少 しの 活 動 でも 疲 れたりふらついたりするときは 休 息 を 取 り 車 の 運 転 は 控 える 家 事 や 軽 い 運 動 は 体 がつらくない 程 度 に 続 けたほうがだるさが 軽 減 される 治 療 前 に 歯 科 で 口 腔 ケアをするとひどくなりにくい 口 の 中 を 清 潔 にし 保 湿 を 心 がける 香 辛 料 の 多 い 食 事 熱 いもの 硬 いものは 控 える 治 療 前 から 便 通 を 整 える 水 分 と 食 物 繊 維 を 多 めに 摂 取 するように 心 がけるとよい 便 秘 の 副 作 用 が 出 やすい 薬 を 使 うときには 下 剤 を 服 用 する 血 尿 が 出 たり 尿 が 出 にくいときには 担 当 医 に 相 談 を シクロホスファミドなど 膀 胱 炎 を 起 こしや すい 薬 の 使 用 後 1~2 日 間 は 普 段 より 多 めに 水 分 摂 取 を 手 足 や 口 にしびれ 感 ピリピリ 感 があったら 早 めに 担 当 医 に 伝 える ビタミン 剤 や 漢 方 薬 の 服 用 手 足 を 温 めると 症 状 が 軽 減 する 場 合 も 外 傷 に 気 づきにくくなるので けがややけどに 注 意 シタラビンなどを 使 った 大 量 薬 物 療 法 を 受 けるときはステロイドの 点 眼 液 を 予 防 投 与 眼 の 周 囲 のメイクなどは 控 えたほうがよい 肺 の 間 質 の 炎 症 で 発 熱 息 苦 しさなどの 症 状 が 出 る 原 因 となった 薬 の 投 与 は 中 止 し ステロ イド 薬 を 服 用 して 炎 症 を 抑 える 難 聴 になると 薬 を 中 止 しても 症 状 が 改 善 しにくいので 耳 が 聞 こえづらいなど 違 和 感 を 感 じた 時 点 で 担 当 医 に 相 談 を あらかじめ 髪 を 短 く 切 り 帽 子 やナイトキャップを 被 ると 髪 の 毛 が 散 らばるのをある 程 度 防 げる 必 要 に 応 じてウィッグ(かつら)やバンダナの 利 用 を やさしい 悪 性 リンパ 腫 外 来 治 療 の 自 己 管 理 改 訂 版 ( 医 薬 ジャーナル 社 )などを 参 考 に 作 成 こんな 症 状 が 出 たときには すぐ 病 院 へ 連 絡 を! 下 記 のような 症 状 が 出 たときには 命 に 関 わる 危 険 性 があります 治 療 を 受 けている 医 療 機 関 へ 連 絡 しましょう 38 度 以 上 の 発 熱 悪 寒 呼 吸 困 難 動 悸 や 息 苦 しさ 空 咳 が 続 く 嘔 吐 や 下 痢 がひどく 水 分 もとれない 尿 が 出 ない 夜 間 休 日 の 緊 急 時 の 連 絡 先 と 連 絡 方 法 を 担 当 医 看 護 師 薬 剤 師 に 確 認 しておき 電 話 の 横 などすぐわかる 場 所 に 電 話 番 号 などをメモして 貼 っておくと 安 心 です 14

15 8 Q 再 発 とはどのような 状 態 ですか また どのような 治 療 が 行 われますか A. 治 療 によって 一 度 は 目 にみえない 状 態 になったリンパ 腫 が 再 び 出 現 した 状 態 を 再 発 といいます 悪 性 リンパ 腫 の 場 合 再 発 したとしても 薬 物 療 法 や 造 血 幹 細 胞 移 植 を 受 けることで 治 癒 が 期 待 できます 再 発 とは 一 度 は 消 えたようにみえた 悪 性 リンパ 腫 細 胞 が はじめの 治 療 では 死 滅 せず にまた 出 現 した 状 態 です 再 発 治 療 も 悪 性 リ ンパ 腫 のタイプによって 異 なります ホジキンリンパ 腫 とびまん 性 大 細 胞 型 B 細 胞 リンパ 腫 の 再 発 で65 歳 未 満 の 人 の 場 合 は 自 家 末 梢 血 幹 細 胞 移 植 と 大 量 薬 物 療 法 を 併 用 します 患 者 さんの 末 梢 血 幹 細 胞 は ESHAP 療 法 (エトポシド シスプラチン シタラビン メチルプレドニゾロン)など 大 量 薬 物 療 法 へつなげるための 救 援 薬 物 療 法 ( 治 療 )の2 3コース 目 を 行 う 際 に 採 取 しま す びまん 性 大 細 胞 型 B 細 胞 リンパ 腫 では 救 援 薬 物 療 法 にリツキシマブを 加 えます 低 悪 性 度 B 細 胞 リンパ 腫 の 再 発 治 療 は 通 常 の 薬 物 療 法 が 中 心 で 初 回 にリツキシマブ 単 独 治 療 を 受 けた 人 は 再 度 リツキシマブの 投 与 あるいはR-CHOPかR-CVP 療 法 を 行 います R-CHOP 療 法 後 の 再 発 の 場 合 リツキシマ ブ イブリツモマブチウキセタン フルダラ ビン ベンダムスチンといった 薬 剤 を 単 独 あるいは 組 み 合 わせて 使 います R-CVP 療 法 も 選 択 肢 の1つです また びまん 性 大 細 Patient's Voice 胞 型 B 細 胞 リンパ 腫 末 梢 T 細 胞 リンパ 腫 ホジキンリンパ 腫 の 再 発 治 療 には ゲムシタ ビンを 使 う 場 合 があります 未 分 化 大 細 胞 型 リンパ 腫 かホジキンリンパ 腫 で 再 発 したときには CD30を 標 的 にし たCD30 抗 体 薬 に 強 力 な 抗 がん 剤 であるモ ノメチルオーリスタチンEを 結 合 させたブレ ンツキシマブベドチンの 投 与 が 有 効 です 成 人 T 細 胞 白 血 病 リンパ 腫 でがん 細 胞 の 表 面 に CCR4タンパクが 発 現 しているタイプの 再 発 なら 分 子 標 的 薬 ( 抗 体 薬 )のモガムリズ マブでリンパ 腫 が 縮 小 する 可 能 性 があります 悪 性 リンパ 腫 の 再 発 治 療 は 新 しい 治 療 法 の 開 発 が 進 行 中 の 分 野 です 担 当 医 とよく 相 談 して 治 療 を 受 けましょう 5 余 命 3か 月 と 言 われてから10 年 治 療 しながら 普 通 の 暮 らしを 送 っています 10 年 前 余 命 3 週 間 から3か 月 だと 告 知 され ました 全 身 に 腫 れがあり 大 きいものだとグレ ープフルーツサイズのものもありましたが 治 療 がよく 効 き 全 身 にできたリンパ 腫 が 消 えたので す でも2 年 後 に 再 発 約 3か 月 間 入 院 して 造 血 幹 細 胞 移 植 を 受 けました それからも 再 発 と 治 療 の 繰 り 返 しで 今 は6 回 目 の 再 発 治 療 を 受 けて います 今 思 うのは がんは 人 生 の 終 わりではないとい うこと これからも 慢 性 病 として 再 発 したら 治 療 を 受 けながら がんと 一 緒 に 生 きていきます 幸 い 私 は 副 作 用 をほとんど 感 じないので がんに なっても 普 通 の 人 と 変 わらない 生 活 を 送 ってい ます 私 が 再 発 を 繰 り 返 しながらも 元 気 でいるこ とが ほかの 患 者 さんにとって 励 みになるのかな と 思 います (59 歳 男 性 診 断 から11 年 目 ) 15

16 close-up 悪 性 リンパ 腫 の 再 発 では 造 血 幹 細 胞 移 植 が 有 効 な 場 合 も 悪 性 リンパ 腫 の 治 療 では 大 量 薬 物 療 法 が 必 要 な 場 合 がありますが 抗 がん 剤 を 大 量 に 投 与 す ると 血 液 をつくる 能 力 も 破 壊 されてしまいます そこで 患 者 本 人 やドナー( 提 供 者 )の 造 血 幹 細 胞 を 移 植 して 血 液 をつくる 機 能 を 回 復 させ る 方 法 が 造 血 幹 細 胞 移 植 です 患 者 自 身 の 造 血 幹 細 胞 をあらかじめ 採 取 冷 凍 保 存 して 使 う 方 法 を 自 家 造 血 幹 細 胞 移 植 ( 自 家 移 植 ) 血 縁 者 や 骨 髄 バンクの 登 録 者 などド ナーから 提 供 された 造 血 幹 細 胞 を 用 いる 方 法 を 同 種 造 血 幹 細 胞 移 植 ( 同 種 移 植 )といいます ホジキンリンパ 腫 中 悪 性 度 高 悪 性 度 の 非 ホジキンリンパ 腫 の 再 発 治 療 のように 大 量 薬 物 療 法 を 行 うときには 自 家 移 植 が 効 果 的 です 低 悪 性 度 非 ホジキンリンパ 腫 で 通 常 の 薬 物 療 法 が 効 かない 場 合 や 成 人 T 細 胞 白 血 病 リンパ 腫 の 場 合 は 同 種 移 植 によりほかの 人 のリンパ 球 を 入 れることで 治 癒 を 目 指 します 移 植 に 用 いる 造 血 幹 細 胞 は 末 梢 血 骨 髄 臍 帯 血 の3 種 類 があります( 図 表 11) 悪 性 リ ンパ 腫 の 自 家 移 植 はほぼ100% 末 梢 血 を 使 い 同 種 移 植 ではドナーの 骨 髄 か 末 梢 血 を 用 います これまで 血 縁 者 以 外 からの 骨 髄 移 植 はドナー の 選 択 と 調 整 に 時 間 がかかるのが 難 点 でした 造 血 幹 細 胞 移 植 の 拠 点 病 院 整 備 などを 盛 り 込 ん だ 移 植 に 用 いる 造 血 幹 細 胞 の 適 切 な 提 供 の 推 進 に 関 する 法 律 が2012 年 に 成 立 し 今 後 は 迅 速 に 移 植 を 受 けられるようになることが 期 待 されます HLAの 型 とは 同 種 移 植 の 場 合 患 者 さんはHLAの 型 が 一 致 する 人 から 造 血 幹 細 胞 の 提 供 を 受 けます HLAの 型 とは 白 血 球 の 血 液 型 のようなもので 親 から 子 へ 受 け 継 がれるヒト 白 血 球 抗 原 の 型 です HLAの 型 が 合 う 確 率 は 兄 弟 で4 分 の1 非 血 縁 者 では 数 百 から 数 万 分 の1です 図 表 11 造 血 幹 細 胞 の 種 類 末 梢 血 幹 細 胞 移 植 骨 髄 移 植 臍 帯 血 移 植 方 法 G-CSFを 注 射 して 白 血 球 を 増 やした 後 また は 骨 髄 の 造 血 機 能 が 活 発 なときに 全 身 の 血 液 の 中 に 流 れ 出 す 末 梢 血 幹 細 胞 を 採 取 し 移 植 に 用 いる 患 者 さん 自 身 の 血 液 をあらかじめ 冷 凍 保 存 して おく 自 家 移 植 と 血 縁 者 から 末 梢 血 幹 細 胞 をもらう 同 種 移 植 がある 血 縁 者 あるいは 骨 髄 バンクでHLAが 適 合 した ドナーの 骨 髄 液 を 採 取 し 幹 細 胞 を 移 植 する 方 法 両 親 の 了 解 を 得 て 新 生 児 のへそ( 臍 )の 緒 や 胎 盤 の 血 液 ( 臍 帯 血 )から 造 血 幹 細 胞 を 採 取 し 移 植 に 使 う 方 法 一 般 的 には さい 帯 血 バン ク に 冷 凍 保 存 された 臍 帯 血 を 使 うが 兄 弟 が 生 まれたときに 臍 帯 血 を 採 取 する 場 合 もある 長 所 短 所 全 身 麻 酔 が 不 要 で 造 血 機 能 の 回 復 が 早 い 自 家 移 植 は 拒 絶 反 応 などのトラブルがない 同 種 移 植 の 場 合 には ドナーからもらった 造 血 幹 細 胞 の 免 疫 担 当 細 胞 が 臓 器 や 組 織 などを 攻 撃 する 移 植 片 対 宿 主 病 (GVHD)がほかの 方 法 より 多 い 最 も 実 績 のある 方 法 で 1 回 の 採 取 で 必 要 細 胞 を 確 保 できる 末 梢 血 幹 細 胞 移 植 に 比 べてGVHD が 少 ないが 造 血 機 能 の 回 復 は 緩 やか ドナーは 全 身 麻 酔 に よ る 合 併 症 や 針 を 刺 した 箇 所 に 痛 み 出 血 感 染 の 危 険 性 も あ る ド ナ ー に 対 す る 負 担 が ほ と ん ど なく 申 し 込 み か ら 提 供 までの 期 間 が 短 い GVHDが 起 こりにく い 臍 帯 血 から 得 られる 幹 細 胞 の 量 が 少 ないた め 大 人 の 患 者 で は 対 象 に な る 人 が 限 ら れる 造 血 機 能 の 回 復 が 遅 い 傾 向 もみられる 血 液 のガン 悪 性 リンパ 腫 と 白 血 病 講 談 社 造 血 幹 細 胞 移 植 国 立 がん 研 究 センターがん 情 報 サービスなどを 参 考 に 作 成 16

17 体 の 痛 みや 心 のつらさを 我 慢 しないで! 苦 痛 を 和 らげてくれる 専 門 家 がいます 体 の 痛 みに 対 するケア がんの 痛 みにはがんそのものが 原 因 となる 痛 み 治 療 に 伴 う 痛 み 床 ずれなど 療 養 に 関 連 し た 痛 みなどがあります がん 対 策 基 本 法 では 初 期 からの 痛 みのケア の 重 要 性 が 示 されてお り 痛 みのケアはいつでも 必 要 なときに 受 けられます 痛 みがあったら 我 慢 せずに まずは 担 当 医 や 看 護 師 に 伝 えましょう 在 宅 療 養 中 も 含 め 痛 みの 治 療 を 専 門 とする 医 師 看 護 師 薬 剤 師 リハビリの 専 門 家 などが 心 の 専 門 家 ( 下 欄 )とも 連 携 して WHOのがん 疼 痛 治 療 指 針 に 沿 ってがんに 伴 う 苦 痛 を 軽 減 するケアを 行 っています 緩 和 ケア 外 来 外 来 治 療 中 またはがんの 治 療 が 一 段 落 し た 患 者 さんと 家 族 を 対 象 に がんや 治 療 に 伴 う 痛 みのケアを 行 う 外 来 です 緩 和 ケアチーム 一 般 病 棟 の 入 院 患 者 さんに 対 して 担 当 医 や 病 棟 看 護 師 と 協 力 し 多 職 種 のチームで 痛 み の 治 療 やがんに 伴 う 苦 痛 の 軽 減 を 行 います 経 済 的 に 困 ったときの 対 策 は? 治 療 費 や 生 活 費 就 労 の 問 題 などで 困 ったときはかかっている 病 院 の 相 談 室 または 近 くのがん 診 療 連 携 拠 点 病 院 の 相 談 支 援 センターに 相 談 しましょう 相 談 支 援 センターでは 地 域 のがん 患 者 さん や 家 族 からの 相 談 も 受 け 付 けています 緩 和 ケア 病 棟 ( ホ スピ ス) 積 極 的 治 療 が 困 難 になり 入 院 して 痛 みや 苦 痛 のケアを 必 要 とする 患 者 さんを 対 象 にし た 病 棟 です 心 のつらさに 対 するケア がんの 疑 いがある といわれた 時 点 から 患 者 さんとその 家 族 は 不 安 になったり 怒 りがこみ 上 げてきたりと さまざまな 心 の 葛 藤 に 襲 われます 家 族 や 友 人 医 師 看 護 師 相 談 支 援 セ ンターのスタッフにつらい 気 持 ちを 打 ち 明 けることで 徐 々に 落 ち 着 くことが 多 いものの 2~ 3 割 の 患 者 さんと 家 族 は 心 の 専 門 家 ( 下 欄 )の 治 療 が 必 要 だといわれています 眠 れないなど 生 活 に 支 障 が 出 ているようなら 担 当 医 や 看 護 師 に 相 談 し 心 の 専 門 家 を 紹 介 してもらいましょう 精 神 腫 瘍 医 がん 患 者 さんとその 家 族 の 精 神 的 症 状 の 治 療 を 専 門 とす る 精 神 科 医 または 心 療 内 科 医 のことです 厚 生 労 働 省 や 日 本 サイコオンコロジー 学 会 を 中 心 に 精 神 腫 瘍 医 の 育 成 や 研 修 が 行 われています 在 宅 緩 和 ケア 心 をケアする 専 門 看 護 師 がん 看 護 専 門 看 護 師 や 精 神 看 護 専 門 看 護 師 (リエゾンナ ース) 緩 和 ケア 認 定 看 護 師 が 患 者 さんと 家 族 の 心 のケ アとサポートも 行 います 不 安 や 心 配 ごとは 我 慢 せずに 伝 えましょう 痛 みのケアは 自 宅 でも 入 院 中 と 同 じように 在 宅 医 や 地 域 の 在 宅 緩 和 ケアチームから 受 け られます 臨 床 心 理 士 臨 床 心 理 学 にもとづく 知 識 や 技 術 を 使 って 心 の 問 題 にア プローチする 専 門 家 のことで す がん 診 療 連 携 拠 点 病 院 を 中 心 に 臨 床 心 理 士 は 医 師 や 看 護 師 と 連 携 して 心 のケアを 行 っています 公 的 医 療 保 険 には 高 額 な 治 療 費 がかかっ たときの 自 己 負 担 を 軽 減 する 高 額 療 養 費 制 度 があります 公 的 医 療 保 険 の 窓 口 に 申 請 して 限 度 額 適 用 認 定 証 を 受 け 取 り 事 前 に 病 院 に 提 出 すれば 外 来 でも 入 院 でも 窓 口 の 支 払 いが 自 己 負 担 限 度 額 の 範 囲 内 で 済 みます 知 っておきたい 悪 性 リンパ 腫 用 語 集 腫 瘍 組 織 のかたまり 良 性 と 悪 性 がある 悪 性 腫 瘍 がん 化 した 腫 瘍 のこと 無 限 に 増 殖 し ほかの 臓 器 に 転 移 して 生 命 に 著 しい 影 響 を 及 ぼす 病 期 (ステ ー ジ ) がんの 広 がりの 程 度 を 示 す 言 葉 治 療 の 効 果 で がんが 小 さくなって も 病 期 は 変 わらない 白 血 球 体 内 に 侵 入 した 細 菌 異 物 を 取 り 込 み 消 化 分 解 して 体 を 守 る リンパ 球 単 球 顆 粒 球 ( 好 酸 球 好 中 球 好 塩 基 球 )を 合 わせて 白 血 球 と 呼 ぶ 赤 血 球 体 のすみずみまで 酸 素 を 運 び 二 酸 化 炭 素 を 肺 へ 運 び 出 す 働 きをする 血 小 板 血 液 を 固 めて 止 める 役 割 を 果 たす リンパ 節 病 原 菌 や 異 物 による 感 染 と 闘 うた めの 小 さな 豆 状 の 器 官 体 中 に あり リンパ 管 でつながっている 骨 髄 骨 の 中 にある 軟 らかい 組 織 で 血 液 の 細 胞 をつくる L D H( 乳 酸 脱 水 素 酵 素 ) 赤 血 球 や 悪 性 腫 瘍 などにある 酵 素 がん 細 胞 が 多 くなり 病 気 の 勢 いが 強 くなると 高 い 数 値 を 示 すことが ある A L P(アルカリホ スファター ゼ ) 肝 臓 骨 小 腸 に 含 まれる 酵 素 で 肝 臓 機 能 が 悪 いと 数 値 が 高 くなる 病 理 検 査 組 織 を 採 取 して がん 細 胞 があるか どうかや がんのタイプを 顕 微 鏡 で 調 べる 検 査 造 血 幹 細 胞 主 に 骨 髄 の 中 にあり 赤 血 球 白 血 球 血 小 板 をつくる 元 となる 細 胞 寛 解 一 時 的 あるいは 永 続 的 にがん 細 胞 が 消 え 病 気 がよくなった 状 態 生 存 率 診 断 や 治 療 開 始 から 一 定 期 間 (1 年 5 年 など) 経 過 したときに 生 存 して いる 患 者 の 比 率 ( 割 合 ) 病 期 や 治 療 ごとに 過 去 の 数 値 から 計 算 する 生 存 期 間 中 央 値 診 断 や 治 療 開 始 から 生 存 率 が50 %になるまでの 期 間 予 後 病 状 (またはがんの 状 態 )がどのような 経 過 をたどるのかという 見 込 みや 予 測 17

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20 ライムグリーンリボンとは? 米 国 をはじめとする 海 外 では 悪 性 リンパ 腫 啓 発 のシンボルとしてライムグリーンリボンが 使 われています この 冊 子 は 日 本 イーライリリー 株 式 会 社 株 式 会 社 毎 日 放 送 医 療 サイト アピタル セコム 損 害 保 険 株 式 会 社 の 支 援 で 作 成 しました がん 情 報 タウン JUMP OVER CANCER 朝 日 新 聞 の 医 療 サイト 保 険 もセコム 制 作 :NPO 法 人 キャンサーネットジャパン 本 冊 子 の 無 断 転 載 複 写 は 禁 じられています 内 容 を 引 用 する 際 には 出 典 を 明 記 してください 2014 年 11 月 作 成 悪 性 リンパ 腫 の 治 療 や 情 報 についてさらに 詳 しく 知 りたい 方 は

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