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1 いわき市新病院基本計画 平成 24 年 12 月 いわき市立総合磐城共立病院

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3 目 次 はじめに 1 Ⅰ 基本方針 2 1 基本計画の全体像について 2 2 基本理念及び基本方針について 2 3 新病院の機能の柱について 2 4 新病院の施設整備の考え方について 4 5 診療科及び規模について 4 Ⅱ 部門別運営計画 6 1 外来部門 6 2 救急部門 7 3 病棟部門 9 4 中央手術部門 15 5 中央材料部門 16 6 外来化学療法部門 17 7 内視鏡部門 17 8 薬剤部門 18 9 臨床検査部門 病理部門 中央放射線部門 リハビリテーション部門 栄養給食部門 透析部門 臨床工学部門 (ME 管理部門 ) 人間ドック部門 医療安全管理部門 地域医療連携部門 医療福祉相談部門 管理運営部門 受付 医事部門 入退院管理部門 施設管理部門 診療情報管理部門 医療情報管理部門 物品管理部門 学術 教育部門 その他の部門 40

4 Ⅲ 医療機器整備計画 42 1 整備方針 42 2 新病院における医療機器利用の考え方 42 3 主な医療機器 42 Ⅳ 医療情報機器整備計画 44 1 整備方針 44 2 医療情報機器整備に係る留意点 44 3 病院情報システム更新スケジュール 44 Ⅴ 施設整備計画 45 1 敷地の概要と法的条件 45 2 配置計画 46 3 建物構成計画 47 4 構造計画 49 5 設備計画 50 Ⅵ 事業計画 52 1 事業スケジュール 52 2 事業費と財源 ( 概算 ) 53 3 収支計画 ( 試算 ) 54

5 はじめに 急速な少子高齢化の進行や生活習慣病の増加等による疾病構造の変化 医療技術の進歩等を背景に 医療ニーズが高度 多様化している中 いわき市立総合磐城共立病院は いわき医療圏を中心とした地域の中核医療機関として 市民の生命と健康を守るため 安全 安心の医療提供に努めているところでありますが 近年 施設の老朽化の進行やこれまでの増改築により分散された施設配置の解消の必要性 さらには 東日本大震災の経験を踏まえた災害対応力の向上の必要性などの問題を抱えており その早急な対応が求められている状況にあります このようなことから 将来にわたり市民の皆様に安全 安心な医療を提供していくため 新病院の建設に向けた具体的な取り組みを平成 22 年度から実施し 平成 24 年 3 月には 地域医療関係者や公募委員など 14 名で構成する いわき市新病院建設に係る基本構想づくり懇談会 からの提言を踏まえ 新病院基本構想 を策定し 良質な医療を将来にわたり安定的に提供すること また 地域の医療水準の向上に貢献することなどを基本に 地域医療関係者との関係強化や医療機能の更なる充実を図りながら 高度 急性期医療 政策的医療を提供することなどを果たすべき役割とした新病院を 現在地に建設することとしたところであります 平成 24 年度におきましては 新病院の具現化に向けた切れ目のない取り組みを行うため 新病院基本計画の検討に着手し その中心を担う組織として 病院長をはじめ各部門の責任者等で構成する 新病院建設検討委員会 及び将来の新病院を担う中堅 若手職員で構成する 新病院作業部会 を設置し 病院職員の現場感覚に基づく意見反映のための全職員へのアンケート調査や各部門へのヒアリング調査 他自治体等の先行事例調査の結果などをもとに鋭意検討を重ね 新病院の基本方針や機能 診療科の構成 病床規模 部門別の運営計画及び施設配置 建物構成計画などの新病院の基本的な仕様等について いわき市新病院基本計画として取りまとめたものであります 今後におきましては 当該計画を踏まえ 次の検討段階である建築基本設計等に着手するなど 新病院の早期建設に向けた取り組みを加速させて参ります 平成 24 年 12 月 いわき市病院事業管理者平則夫 1

6 Ⅰ 基本方針 1 基本計画の全体像について本計画は 新病院の建設に向け 平成 24 年 3 月に策定した 新病院基本構想 を具体化するため その基本仕様となる新病院の基本方針 部門別運用計画 医療機器 医療情報機器整備計画及び施設整備計画 さらには 事業計画について定めるものである 2 基本理念及び基本方針について ⑴ 基本理念総合磐城共立病院の基本理念である 慈心妙手 の精神のもと 新病院においても市民の健康と生命を守るため 安全で安心な医療を提供し 地域から信頼され 進歩し続ける病院を目指す 慈心 ( じしん : 相手を慈しみ思いやる気持ち ) で患者さんに接し 妙手 ( みょうしゅ : 優れた医療技術 ) で診察 治療を行うことです ⑵ 基本方針 1 浜通り地区の中核病院としての役割を担います 2 地域と連携し 高度医療 先進医療 救急医療の充実に努めます 3 明日を担う医療従事者を育成します 4 患者さんと職員との信頼関係を築くことに努めます 5 安全で安心な医療を提供するため チーム医療 を実践します 6 自治体病院として良質な医療の提供と健全経営に努めます 3 新病院の機能の柱について ⑴ 総合的な診療体制の継続新病院では 現在の診療科を基本とした各診療科の緊密な連携による総合的な診療体制を継続させながら 患者のニーズに応じたより良質で適切な医療を提供するため 地域周産期母子医療センターや小切開心臓手術 - 大動脈ステントグラフトセンターをはじめとした専門高度医療センターの充実や関連する診療科を病棟の同一フロアに配置する臓器別センター機能を構築するなど 各診療科の横断的な診療体制の強化やチーム医療の更なる推進を図る また 地域医療機関からの紹介患者の受け入れを円滑に行うため 院内診療の受け皿として 専任の医師を確保したうえで総合診療科を設置する ⑵ 5 疾病 4 事業への対応の強化新病院では 今後 需要が増すと見込まれるがんや脳血管疾患 ( 脳卒中 ) 心疾患等 ( 急性心筋梗塞 ) 糖尿病 精神疾患の5 疾病への対応の強化を図るとともに 地域医療の中核を担う救急医療や小児医療 周産期母子医療及び災害時医療の4 事業の機能の強化を図る 2

7 アがん医療外科療法 化学療法 放射線療法の各療法を組み合わせた集学的治療の充実 終末期医療の充実を図るための緩和ケア病棟の新設イ脳血管疾患 ( 脳卒中 ) 医療迅速な内科的 外科的治療体制の継続的な確保 早期リハビリテーション体制の充実 地域の医療機関との連携強化による継続性のある治療の推進ウ心疾患 ( 急性心筋梗塞 ) 医療心臓カテーテル検査 治療の実施や経皮的冠動脈形成術等の内科的治療の強化 冠動脈バイパス術等の外科的治療の充実エ糖尿病医療地域の医療機関との適切な役割分担による糖尿病昏睡等の急性増悪時の治療の充実オ精神医療市内の精神科病院との緊密な連携と役割分担のもと精神 身体合併症患者への医療提供 ( リエゾン医療 ) の継続カ救急医療重篤な救急患者の受け入れ体制の整備 ( 施設設備の充実及び病棟 検査などの関係部門との連携強化 ) ヘリポートを活用した広域医療への対応強化キ小児医療 周産期母子医療ハイリスク出産や低出生体重児への医療提供体制の継続 普通分娩や里帰り出産への対応などの地域の医療環境の変化に柔軟に対応できる体制の構築 小児医療と周産期母子医療の連携強化 大学病院等との連携強化による継続的医療提供体制の確保ク災害時医療東日本大震災の経験を踏まえた災害対応力の向上 震災時にも継続して医療提供できる体制の整備 ⑶ 政策的医療の確保第二種感染症指定医療機関としての感染症医療や浜通り地区唯一の結核病床を有する病院としての結核医療の機能の継続 浜通り地区で唯一の脳死からの臓器提供施設としての移植医療への対応の継続など 現病院が担っている政策的医療機能を継続して確保する ⑷ 放射性物質への対応市民の生命と健康を守る地域の中核医療機関として 現病院が担っている機能の継承を基本に 福島県立医科大学附属病院を中心とした取り組みへの協力や市内医療機関との連携のもと 診療機能の充実を図る ⑸ 地域連携体制の強化地域の中核病院として地域の医療水準の向上に貢献するとともに 地域医療機関への紹介窓口機能や退院支援機能の充実 さらには 今後 整備予定のいわき地域医療連携ネットワークの活用などにより 地域医療機関との診療情報の共有を図るなど 地域の医療連携体制の更なる強化を図る ⑹ 医療従事者の育成職員の更なる資質の向上に向け 学術 教育施設等や研修体制の充実を図るなど ハード面 ソフト面の両面から魅力ある病院づくりを進める 3

8 4 新病院の施設整備の考え方について ⑴ 機能的で使いやすい病院づくり現病院で課題となっている施設配置の分散化を解消し 主要な施設の集約化 中央化による効率的な施設配置を行うことにより 院内各部門が有する機能を最大限に発揮できる環境を整備する また 動線については 外来患者用 来院者 見舞者用 患者搬送用 物品搬送用など 用途に応じて複数のエレベータを設け 診療業務や院内物流の効率化を図るほか 外来患者や見舞者 職員の出入口を分離するなど機能性に配慮する ⑵ 災害に強い病院づくり東日本大震災の経験を踏まえ 免震構造の採用や災害時病床機能 活動スペースの確保をはじめ ライフラインの確保 ドクターヘリや消防防災ヘリにも対応できるヘリポートの設置など 災害拠点病院としての機能の充実を図る ⑶ 患者中心の病院づくり個室率の向上等 プライバシーに配慮した病室の整備など 患者のニーズに対応した快適な病棟を整備するとともに 自然光や緑をとり入れた癒しの空間を設置するほか 高層階からの眺望の確保など 安らぎが感じられる療養環境の充実を図る また バリアフリー及びユニバーサルデザインに基づく施設整備を図るとともに 来院者の利便性に配慮し コンビニエンスストアやレストラン カフェなどの利便施設 さらには 多目的トイレや授乳室などの共用設備の充実を図るなど 利用者の視点に立った病院づくりを行う ⑷ 働く人にとって魅力ある病院づくり医局をはじめ 会議室 図書室 技術研修のできる学術 教育施設の充実を図るとともに 院内保育所や職員食堂をはじめとした職員利便施設の充実などにより 働く人にとっても魅力ある病院づくりを行う 5 診療科及び規模について ⑴ 診療科新病院の診療科は 次の構成を基本とする 診療科構成内科 呼吸器内科 循環器内科 消化器内科 神経内科 心療内科 外科 呼吸器外科 心臓血管外科 小児外科 整形外科 脳神経外科 形成外科 精神科 小児科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科 眼科 耳鼻いんこう科 リハビリテーション科 放射線科 救急科 麻酔科 歯科口腔外科 院内標榜科総合診療科 ( 新設 ) 糖尿病 内分泌科 血液内科 腎臓 膠原病科 病理科 未熟児 新生児科 専門高度診療センター地域周産期母子医療センター 小切開心臓手術 - 大動脈ステントグラフトセンター 心血管治療センター 人工関節センター 肝炎対策センター 炎症性腸疾患センター 4

9 現在 常勤医師が不在となっている神経内科 呼吸器外科 皮膚科 腎臓 膠原病科 に加え 新たに設置する総合診療科については 設計の段階から新たな医師の参画が得 られるよう関連大学医局に対する積極的な働きかけを行うほか ホームページ等の各種 広報媒体を活用した情報発信についても行うこととする ⑵ 病床種別及び病床数 ( 総病床数 :670 床程度 ) ⑶ ⑷ ア 病床種別病床数備考 ア一般病床 649 床程度 イ結核病床 15 床 ウ感染症病床 6 床 合計 670 床程度 想定患者数 入院患者数 ICU 病棟 10 床 救命救急病棟 20 床 HCU 病棟 12 床 NICU 病棟 6 床 GCU 病棟 12 床 小児病棟 29 床 産科病棟 30 床 緩和ケア病棟 20 床 その他 510 床 一般病床数については 人口の流動化等を見極めたうえで 今後決定する予定 イ 1 日あたり 590 人程度 ( 一般病床の平均在院日数 13.5 日 病床利用率 90%) 外来患者数 1 日あたり 920 人程度 各種指定の状況 救命救急センター ( 小児を含む第三次救急医療機関 ) 地域周産期母子医療センター 地域災害医療センター 初期被ばく医療機関 第二種感染症指定医療機関 臓器提供施設 臨床研修指定病院 エイズ治療拠点病院 地域医療支援病院 急性期 回復期の脳卒中医 療機関 急性期 回復期心筋梗塞医療機関 糖尿病の専門的 急性合併症医療機関 福島 県がん診療連携拠点推進病院 ( 将来的には地域がん診療連携拠点病院の指定を目指す ) など 5

10 Ⅱ 部門別運用計画 現施設については これまでの度重なる増改築により施設が分散配置されていることから 患者の移動動線や医療材料 給食等の搬送及びスタッフの配置などが非効率となっている このため 部門別運用計画では 各部門が現在抱えている諸課題を可能な限り解消し 効率的かつ効果的な施設配置を行うとともに 各部門における役割 機能を十分に発揮できるよう 各部門のあるべき姿や施設整備の方向性について定める なお 部門別運用計画で示した諸室については 今後基本設計を行う中で 内容等について調整する 1 外来部門 ⑴ 基本方針 高度 急性期医療機関として 高度で専門的な外来診療機能を提供する 地域医療支援病院として 地域の医療機関との緊密な連携のもと 高度急性期医療の提供に必要な体制の充実 強化を図る 診察までの待ち時間の短縮に資するため 外来予約センターを設置する 待ち時間を過ごしやすくするため カフェやレストラン等の利便施設の充実など 来院者が院内で快適に過ごせる環境の整備を図る ⑵ 機能ア外来診療業務 ( ア ) 各診療科外来 次の診療科による外来診察及び処置の実施総合診療科 呼吸器内科 循環器内科 消化器内科 神経内科 心療内科 外科 呼吸器外科 心臓血管外科 小児外科 整形外科 脳神経外科 形成外科 小児科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科 眼科 耳鼻いんこう科 放射線科 麻酔科 歯科口腔外科 糖尿病 内分泌科 血液内科 腎臓 膠原病科 ( イ ) 特殊外来 次の特殊外来による外来診察及び処置の実施疼痛外来 緩和ケア外来 禁煙外来 炎症性腸疾患 (IBD) 外来 ( ウ ) 検診対応 2 次検診者への対応イ訪問看護業務 訪問看護の実施 ⑶ 施設の整備ア外来診察エリア 外来診察エリアには ブロック受付 待合 診察室を設置する 外来診察エリアは 臨床検査部門 中央放射線部門 内視鏡部門など関係する部門との動線に配慮した配置とする 各科外来 部門ごとに案内表示板の配色や表示方法を統一するなど 患者にとって分かりやすい表示とする 6

11 患者と職員の動線は 業務効率の向上と移動の際の安全性の確保のため 可能な限り分離する ( ア ) ブロック受付 複数診療科ごとに区分けしたブロックごとに受付を設置する ( イ ) 待合 ( 診察室前の待合 ) 診療間近の患者が待機するスペースとして確保する 診察順や待ち時間などを表示する表示モニターシステムの整備や外来患者の呼び出しに対応した呼出システムの導入を検討する また 表示モニターシステムや呼び出しシステムへの表示については 受付番号で行うなど 患者のプライバシーに配慮したものとする ( ウ ) 診察室 業務の効率化を図るため 複数診療科ごとに区分けしブロック化する 将来的な診療科の増減や看護師による看護外来 ( ケアや指導 ) にも対応できるよう 可能な範囲でフリーアドレス制にするとともに 将来的な診療体制の変更にも柔軟に対応できるよう共通仕様の構造とする 遮音性を確保し 患者のプライバシーに配慮した構造とする 内科系 小児系の診療科が使用するブロックには 感染症患者に対応できる診察室 ( 隔離室 ) を設置する 麻酔科外来については 中央手術部門との近接した配置を検討する ( エ ) 処置室 点滴 注射室 処置室については 診療内容に応じて診療科またはブロックごとに設ける 点滴 注射室については 外来部門のフロアごとに1 室を設ける ( オ ) 授乳室 小児科外来及び産婦人科外来に設置する ( カ ) 器材保管スペース 外来で使用する器材等を保管するスペースを確保する イ訪問看護室 訪問看護職員の執務スペースを確保する 訪問看護室は 地域医療連携部門や医療福祉相談部門との連携を行いやすい場所に配置する ウその他 車椅子利用者にも配慮した多機能トイレを設置する 職員用休憩室及びカンファランス室 職員用トイレを設置する 2 救急部門 ⑴ 基本方針 本県浜通り地区で唯一の第 3 次救急医療機関として 休日夜間急病診療所などの初期救急を担う医療機関との役割分担のもと 2 次救急 3 次救急に特化した 24 時間救急診療体制の更なる充実を図る 病棟や検査 放射線など 院内の部門間の連携を密にし これまで以上に質の高い総合的なチーム医療体制を構築する 7

12 ⑵ 機能ア救急外来 (2 次救急 ) 時間外の2 次救急患者への対応 ( ア ) 受付 会計業務 救急外来における時間外受診者の受診手続き及び会計業務イ救命救急センター (3 次救急 ) 3 次救急患者への対応 ⑶ 施設の整備ア救急外来 (2 次救急 ) 救急外来の受付及び待合 救急外来診察室 処置室 点滴室兼経過観察室を設置する 救急外来と救命救急センターは隣接して設置し スタッフが双方を自由に往来できるよう配慮する ( ア ) 救急外来受付及び待合 時間外の救急患者に対応する受付及び待合を設置する ( イ ) 救急外来診察室 時間外の救急患者に対応する診察室を設置する また 感染症の患者に対応するための隔離スペースについても確保する 診察室は 患者のプライバシーに配慮した構造とする ( ウ ) 処置室 時間外の救急患者に対応する処置室を設置する ( エ ) 点滴室兼経過観察室 点適や経過観察等を行う点滴室兼経過観察室を設置する 点滴室兼経過観察室は 患者のプライバシーに配慮した構造とする イ救命救急センター (3 次救急 ) 初療室及び処置室 一般撮影室及び CT 撮影室 器材倉庫を設置する 救命救急センターから ICU 病棟 救命救急病棟 中央手術部門 血管撮影室などのフロアに直接患者を搬送できるよう専用の昇降機設備を設置する 臨床検査部門や薬剤部門との緊急の検体 物品搬送を行うため 機械搬送設備の設置を検討する ( ア ) 初療室及び処置室 トリアージ等を行う初療室のほか 小手術に対応できる設備を備えた処置室を設ける 救急車などの車両から直接患者の移送が行えるよう 専用の乗り入れ口を設ける また 乗り入れ口には全身洗浄が行える洗浄室を設置する ヘリポートと救命救急センターとの患者搬送が短時間で行えるよう動線についても配慮する ( イ ) 一般撮影室及び CT 撮影室 患者の容態を迅速に検査できるよう 専用の一般撮影室及び CT 撮影室を設置する ウ器材倉庫 医療機器や診療材料等を中央保管する器材倉庫を救急部門内に設置する 8

13 エ その他 カンファランス室 当直室 職員用トイレを設置する 3 病棟部門 ⑴ 基本方針 患者の疾病に応じた適切な入院医療が提供できるよう 関連する診療科を病棟の同一フロアに集約 配置する臓器別センター機能を構築するなど 各診療科の横断的な診療体制の強化やチーム医療体制の充実を図る 病室のアメニティの向上やプライバシーの確保を図るなど 患者の療養環境にも配慮した施設づくりを行う 病床の更なる有効利用を推進するため 病床管理体制の強化を図る ⑵ 機能ア一般病棟 急性期疾患を有する患者等への医療提供イ ICU 病棟 意識障害や急性呼吸不全 急性心不全など 重篤な患者のうち 特定集中治療室管理料の要件に対応する患者への医療提供ウ救命救急病棟 意識障害や急性呼吸不全 急性心不全など 重篤な患者のうち 救命救急入院料の要件に対応する患者への医療提供エ HCU 病棟 意識障害や急性呼吸不全 急性心不全など 重篤な患者のうち ハイケア入院医療管理料の要件に対応する患者への医療提供オ NICU GCU 病棟 高度の先天奇形 低体温 重症黄疸などの新生児のうち 新生児特定集中治療室管理料の要件に対応する患者への医療提供カ緩和ケア病棟 苦痛の緩和を必要とする悪性腫瘍や後天性免疫不全症候群の患者のうち 緩和ケア病棟入院料の要件に対応する患者等への医療提供キ結核病棟 結核患者への医療提供ク感染症病棟 感染症患者への医療提供 ⑶ 施設の整備ア全体的事項 病棟の各種施設 設備は可能な限りフロア内で共用し スペースの有効活用などを図る 病棟の病室や面談室 スタッフステーション 汚物室などの必要な諸室については 患者やスタッフの動線を考慮し 効率的に設置する 病室や処置室などの患者が利用する諸室については プライバシーに配慮した構造とする 9

14 患者のベッド搬送に対応できる出入口や廊下の幅を確保する 薬品や物品の搬送カート 給食の配膳車 下膳車の一時的な待機スペースについても配慮する 各フロアには 患者 来院者用 業務用 ( 職員用 ) 給食用 物品搬送用 救急用など 用途に応じたエレベータを設置する 病棟の床材には 転倒などへの対策として 軟質な材料を使用する ( 特に 転倒等の発生が想定される場所 ) 病棟廊下の壁材は 傷や汚れに強い材料を使用するとともに メンテナンスのしやすい仕上げとする 患者の状態や制限事項について職員や見舞者が情報共有するためのコミュニケーションツールである医療看護支援ピクトグラムの導入を検討する 各病棟は 使用する診療科の特色に応じて構造や設備等を工夫する 各病棟には 車椅子利用者にも配慮した多機能トイレを設置する 各病棟には 職員用休憩室及びカンファランス室 職員用トイレを設置する イ一般病棟 1フロア2 病棟とし 1 病棟あたりの病床数は概ね 42~44 床程度を基本とする 病室は4 床室と個室で構成し 1 床あたりの面積を概ね8m2以上とする また 患者ニーズに対応した療養環境の充実を図る観点から 可能な限り 一般病棟個室率を高める (36% 以上とする ) 各病棟の個室のうち 1 室は特別室とする 各病棟の個室の一部については 重症患者用に対応したものとし ME 機器などの設置に備え ベッド周辺のスペースを十分に確保する 使用する診療科の特性に応じて 無菌室や陰圧室 処置室などを設置する シャワー設備については 病棟ごとに2 室を整備する 入浴設備 ( 浴室 ) については 使用する診療科の特性に応じて整備する 安全管理の観点から 入院患者の病棟の出入りを確認できる入退出管理設備の設置も検討する ( ア ) 病室 個室病室には トイレ及び収納設備を整備する なお 差額個室については シャワー設備の設置を検討する 4 床室は 個室的空間を確保できるよう配慮した構造とする また 4 床室には手洗い設備や収納設備を設置する トイレについては 4 床室間に1 室設置する 患者のベッド搬送に対応できる病室の出入口の幅を確保する 窓については 安全性に配慮し 解放制限付きのサッシの設置を検討する ( イ ) スタッフステーション オープン型のスタッフステーションとし 病棟全体が見渡せるよう配慮する スタッフステーション内の配置は 医師 看護師 薬剤師など 各職種がそれぞれの役割に応じた作業を行えるよう 広さや機能性に配慮したものとする ( ウ ) デイルーム兼食堂 各病棟に談話室や面会室の機能を備えたデイルーム兼食堂を整備する 食堂加算の基準に対応した構造とする 患者のほか来院者等も利用しやすいようエレベータホールに近接させた配置とする 10

15 ( エ ) 面談室 ( 説明室 ) 家族等に説明を行うための面談室を設ける 面談室はプライバシーに配慮した構造とする ( オ ) 物品等保管スペース 病棟内に物品や書類 器材などの保管スペースを確保する 清潔リネン 使用済みリネンの保管スペースを確保する ( カ ) その他 産科病棟にあっては 陣痛室 分娩室を設置し 各室にトイレを設置する また 小手術にも対応した特殊分娩室の設置を検討するとともに 手術が必要となった際に迅速に対応できるよう中央手術部門との動線に配慮する 小児病棟にあっては プレイルームを確保する また 小児病棟らしいデザインに配慮する 血液内科が利用する病棟にあっては 空気清浄度はクラス 100~1,000 の無菌室を設置する ウ ICU 病棟 ( 特定集中治療室管理料 1の施設基準に対応した構造 ) 10 床を整備する 半個室型病室とし 患者の状況が見渡せるようなレイアウトとする 救命救急病棟と近接させた配置とし 中央手術部門と直接患者の入退出が行える構造とする ( ア ) 病室 ベッドサイドでの処置が基本となることから ベッド周辺の処置スペースを十分に確保する ICU 病棟内の医療ガス設備 モニタ類 照明機器は天井懸垂式により設置する ベッド毎にミキシング用のスペースを確保する また 感染対策の観点から ベッドサイドに手洗い用設備を整備する 自動輸液ポンプや人工呼吸器など 多数の医療機器の使用にも対応できるよう 十分な電源容量を確保する また 停電時にも医療機器の稼働に支障をきたさないよう非常用発電機設備との接続が行えるよう整備する ベッドサイドには 酸素 空気 吸引の配管設備 透析に対応した給排水設備の確保や簡易手術等にも対応可能な各種設備を整備する ICU 病棟の空気清浄度はクラス 10,000 を確保する ( イ ) スタッフステーション オープン型のスタッフステーションとし 病棟全体が見渡せるよう配慮する ( ウ ) 処置室 器材消毒等などにも使用できる処置室を設ける ( エ ) 面談室 ( 説明室 ) 家族等に説明を行うための面談室を設ける 面談室はプライバシーに配慮した構造とする ( オ ) 患者家族控え室 ICU 病棟 救命救急病棟 HCU 病棟の各病棟で共有して使用できる患者家族控え室を設置する 11

16 ( カ ) 物品等保管スペース 病棟内に物品や書類 器材などの保管スペースを確保する 医療機器等を保管する倉庫を設置する 倉庫から病室までの搬送がスムーズに行えるよう動線の短縮に配慮する 清潔リネン 使用済みリネンの保管スペースを確保する ( キ ) 医師当直室等 病棟内に医師当直室 ( シャワー トイレ ベッド等を設置 ) を設置する ICU を利用する診療科の医師が共有して使用できるオープンスペースを設置する エ救命救急病棟 ( 救命救急入院料 3の施設基準に対応した構造 ) 20 床を整備する ( うち重症エリア6 床 救急エリア 14 床とする ) ICU 病棟に近接させた配置とし 中央手術部門と直接患者の入退室が行える構造とする ( ア ) 病室 救命救急病棟はベッドサイドでの処置が基本となることから ベッド周辺の処置スペースを十分に確保する 透析が必要な患者にも対応できる設備を整備する 感染症患者に対応するための陰圧個室を救急エリア内に1 室設置する ベッドサイドには 酸素 空気 吸引の配管設備 透析に対応した給排水設備の確保や簡易手術等にも対応可能な各種設備を整備する 救命救急病棟の一部については ICU と同等となる1 床あたり 15 m2の面積を確保するほか バイオクリーンルーム構造とする ( イ ) 熱傷対応病室 重度の熱傷患者に対応するための病室を救急エリア内に1 室分確保する なお 当該病室の面積は 15 m2以上とする ( ウ ) スタッフステーション オープン型のスタッフステーションとし 病棟全体が見渡せるよう配慮する ( エ ) 面談室 ( 説明室 ) 家族等に説明を行うための面談室を設ける 面談室はプライバシーに配慮した構造とする ( オ ) 患者家族の控え室 ICU 病棟 救命救急病棟 HCU 病棟の各病棟で共有して使用できる患者家族控え室を設置する ( カ ) 物品等保管スペース 病棟内に物品や書類 器材などの保管スペースを確保する 医療機器等を保管する倉庫を設置する 倉庫から病室までの搬送がスムーズに行えるよう動線の短縮に配慮する 清潔リネン 使用済みリネンの保管スペースを確保する ( キ ) 医師当直室等 病棟内に医師当直室 ( シャワー トイレ ベッド等を設置 ) を設置する オ HCU 病棟 ( ハイケア入院医療管理料の施設基準に対応した構造 ) HCU 病棟として 12 床を整備する HCU 病棟は ICU 病棟や救命救急病棟に近接させた配置とする 12

17 ( ア ) 病室 HCU 病棟はベッドサイドでの処置が基本となることから ベッド周辺の処置スペースを十分に確保する 透析が必要な患者にも対応できる設備を整備する ( イ ) スタッフステーション オープン型のスタッフステーションとし 病棟全体が見渡せるよう配慮する ( ウ ) 面談室 ( 説明室 ) 家族等に説明を行うための面談室を設ける 面談室はプライバシーに配慮した構造とする ( オ ) 患者家族の控え室 ICU 病棟 救命救急病棟 HCU 病棟の各病棟で共有して使用できる患者家族控え室を設置する ( オ ) 物品等保管スペース 病棟内に物品や書類 器材などの保管スペースを確保する 清潔リネン 使用済みリネンの保管スペースを確保する カ NICU GCU 病棟 ( 新生児特定集中治療室管理料 2 等の施設基準に対応した構造 ) NICU 病棟として6 床 ( 新生児特定集中治療室管理料 2) GCU 病棟 ( 小児入院管理料 2) として 12 床を整備する なお NICU については 将来の拡張に対応できるつくりとする NICU GCU 病棟は 産科病棟と連携が図れるよう隣接して配置する GCU 病棟は 小児病棟と連携が図れるよう近接して配置する ( ア ) 病室 NICU は ワンフロア型の構造とし 1 床あたり7m2以上のスペースを確保する また 空気清浄度はクラス 10,000 を確保する ( イ ) スタッフステーション オープン型のスタッフステーションとし 病棟全体が見渡せるよう配慮する ( ウ ) 面談室 ( 説明室 ) 家族等に説明を行うための面談室を設ける 面談室はプライバシーに配慮した構造とする ( エ ) 調乳室 調乳を行うための専用室を設ける 母乳を保管する冷蔵庫 冷凍庫等も配置可能なスペースを確保する ( オ ) 物品等保管スペース 病棟内に物品や書類 器材などの保管スペースを確保する 清潔リネン 使用済みリネンの保管スペースを確保する ( カ ) その他 NICU GCU に近接した場所に 母子同室が可能な部屋を確保する また 家族で過ごせる部屋の設置についても検討する キ緩和ケア病棟 20 床を整備する 患者の療養環境の充実を図る観点から 病室は個室を基本とする また 1 床あたりの概ね8m2以上とする 13

18 各病棟の個室のうち 1 室は特別室とする 入浴設備 ( 浴室 ) については 病棟に1 室を整備する 患者家族等の面会は 24 時間可能とし 夜間でも緩和ケア病棟までアクセスしやすい動線設計とする ( ア ) 病室 個室病室には トイレ及び収納設備を設ける なお 差額個室については シャワー設備の設置を検討する 窓については 安全性に配慮し 解放制限付きのサッシの設置を検討する ( イ ) スタッフステーション オープン型のスタッフステーションとし 病棟全体が見渡せるよう配慮する ( ウ ) 面談室 ( 説明室 ) 患者家族等に説明を行うための面談室を設ける 面談室はプライバシーに配慮した構造とする ( エ ) 物品等保管スペース 病棟内に物品や書類 器材などの保管スペースを確保する 清潔リネン 使用済みリネンの保管スペースを確保する ( オ ) 患者家族の控え室 患者家族等が休憩できる控え室を設置する ( カ ) 患者用調理スペース 入院患者等が使用できる調理スペースを設置する ( キ ) 談話室 入院患者や患者家族等が使用できる談話室を設置する ク結核病棟 15 床を整備する 感染対策の観点から 専用の出入口を設け 他の区域との境は空気を遮断する構造とする 病棟内の空調換気設備及び給排水設備は 感染対策に留意したものとする 空調換気設備が停止した場合についても 他の区域に影響を与えないよう配慮とする ( ア ) 病室 病室は個室を基本とし 各室にシャワー トイレ 手洗いを設ける ( イ ) 診察室兼処置室 病棟に専用の診察室兼処置室を設ける ( ウ ) 面談室 病棟に専用の面談室を設ける 面談室はプライバシーに配慮した構造とする ケ感染症病棟 感染症病棟として6 床を整備する 感染対策の観点から 専用の出入口を設けるとともに 他の区域との境は空気を遮断する構造とする ( ア ) 病室 病室は個室を基本とし 各室にシャワー トイレ 手洗いを設ける 病室内の空調換気設備及び給排水設備は 感染対策に留意したものとする 14

19 ( イ ) 診察室兼処置室 病棟に専用の診察室兼処置室を設ける ( ウ ) 器材等保管室 器材等の保管など多目的に使用できる感染症病床用の器材等保管室を設ける 4 中央手術部門 ⑴ 基本方針 術前の患者及び家族への説明を丁寧に行い 手術への不安の緩和に努めるなど 患者側の立場に立った医療サービスの提供を行う 手術室については 手術の高度化 複雑化に対応した質の高い医療の提供ができるよう 施設面 設備面に配慮し整備する ⑵ 機能ア手術 通常及び緊急手術の実施 管理 日帰り手術 ( 外来手術 ) の実施 管理 ⑶ 施設の整備ア手術室 バイオクリーン手術室 ハイブリッド手術室 汎用手術室 ( 日帰り手術への対応を含む ) をあわせて 13 室程度を整備する なお 手術室数については 今後 各手術室の機能を精査したうえで必要な調整を図る 配置は 手術ホール型を基本とし 清汚分離についても配慮する 手術室内の医療ガス設備や電源ユニットは天井懸垂式により設置する 患者及び職員の動線 並びに器材 検体及び血液の物流系動線の効率化するに配慮する 外来手術を受ける患者の入室動線は 入院患者等の動線と分離する 各手術室内の物品棚は壁収納型とする 停電時にも医療機器の稼働に支障をきたさないよう非常用発電機設備との接続が行えるよう整備する ( ア ) バイオクリーン手術室 クラス 100~1,000 の空気清浄度を確保したバイオクリーンルームを2 室設置する ( イ ) ハイブリッド手術室 先進医療に対応したハイブリッド手術室を設置する ( ウ ) 汎用手術室 クラス 10,000 の空気清浄度を確保した汎用手術室を設ける 多様な手術に対応できるよう 一部については大型手術室を整備する 外来手術を受ける患者の入室動線は 入院患者等の動線と分離する ( エ ) 外来手術専用リカバリー室 外来手術後のリカバリーのための回復室を設置する ( オ ) 受付窓口 ( 外来 入院 ) 中央管理室 手術の受付処理を行う受付窓口 ( 外来 入院共通 ) 手術の管理やその他の諸事務を行うための中央管理室を設置する 15

20 ( カ ) 器材倉庫 医療機器を保管する倉庫及び診療材料等を保管する倉庫を中央手術部門内にそれぞれ設置する イ患者アメニティ施設 ( ア ) 家族待合室 手術間の家族の控え室として 家族待合室を整備する ( イ ) 家族説明室 家族説明室を4 室程度設置する なお 患者家族と説明スタッフが別の出入口から入室できるような構造とする 5 中央材料部門 ⑴ 基本方針 要滅菌器材の洗浄 組立て 滅菌 払出し業務を一元化するとともに 各部門への安定的かつ効率的な滅菌材料の供給体制を構築する 手術器材のセット化の実施など 中央手術部門の効率的な稼働を支援する ⑵ 機能ア仕分け 洗浄業務 各部門 ( 病棟 外来 手術 ) から回収した不潔器材の仕分け 洗浄イ組立 包装業務 洗浄後のセット器材の組み立て 単品器材のシーラーによるパック作業ウ滅菌 払出し業務 器材に応じた滅菌処理及び各部門への必要器材の払出しエ管理業務 各部門の保管状況や定数調査 ⑶ 施設の整備ア中央材料室 中央材料室内には 洗浄室 組立 滅菌室 払出しスペース 器材等保管スペースを設ける 中央材料室内の器材の流れは 洗浄室 組立 滅菌室 払出しスペースのワンウェイ方式を基本とする ( 不潔器材の搬入と清潔器材の搬出を分離 ) 中央手術室とは隣接 もしくは直上直下の配置とする 直上直下の配置とする場合は 専用の搬送設備を確保する 洗浄 滅菌機器は大型のものが多いことから 機器を更新する際の作業が容易に行えるよう搬入経路に留意する ( ア ) 組立 滅菌室 組立 セット化の作業に必要なスペースを確保する エチレンオキサイドガス滅菌に対応した換気設備を導入し 空調管理体制の確保を図る ( イ ) 器材等保管スペース 予備器材や消耗品等を保管するスペースを確保する 16

21 6 外来化学療法部門 ⑴ 基本方針 医師 看護師 薬剤師等がチームを組み それぞれの専門性を活かしながら 患者のニーズにあった最善の治療を提供する 患者の負担軽減を図るため 快適性の向上やプライバシーの確保に配慮した施設整備を行う ⑵ 機能ア化学療法 抗がん剤の点滴治療の実施 ( 成人及び小児 ) ⑶ 施設の整備ア外来化学療法室 ワンフロア型のレイアウトとし 隣接して準備室 診察室兼カウンセリング室 洗面室及びトイレを設ける ベッド及びリクライニングチェアを合わせて 15 台程度のスペースを確保する ベッドサイドには 酸素 吸引設備及び電源設備を設置する 患者が落ち着いて治療が受けられるよう アメニティ設備の充実を図るなど 快適な治療環境の確保を図る 出入口は 緊急搬送 ( ストレッチャー ) に対応できる間口を確保する ( ア ) 準備室 外来化学療法の実施に必要な材料等を準備するための準備室を設ける ( イ ) 診察室兼カウンセリング室 診察やカウンセリング 各種相談など 多目的に使用できる部屋を設ける 7 内視鏡部門 ⑴ 基本方針 検査や治療内容について十分に説明を行う体制づくりを引き続き推進するとともに プライバシーに配慮した検査室づくりを行うなど 患者が安心かつ快適に検査を受けられる体制を整備する 内視鏡検査の需要拡大に対応した検査 治療体制の充実を図るため 内視鏡センター を整備する ⑵ 機能ア消化器領域検査 上部内視鏡 下部内視鏡 超音波内視鏡を用いた検査及び治療の実施イ呼吸器領域検査 気管支鏡を用いた検査及び治療の実施 ⑶ 施設の整備ア内視鏡センター 内視鏡センターには 患者受付 待合スペース 前処置室 検査室 回復室 面談室 洗浄消毒室 保管室を設ける 17

22 ( ア ) 待合スペース 検査待ちの患者ための待合スペースを設ける ( イ ) 検査室 上部内視鏡 下部内視鏡 超音波内視鏡 気管支鏡の各検査室は個室とする X 線透視下で内視鏡検査を行える検査室を1 室設ける 検査室は患者のプライバシーに配慮した構造とする 8 薬剤部門 ⑴ 基本方針 正確な調剤や丁寧な薬剤管理指導を行うなど 安全 安心の薬物療法を提供するとともに 医薬品の管理や供給 さらには医薬品に関する情報提供を通じて 医薬品の適正な使用と管理を推進する 効率的な医薬品供給を行うための部門内の動線の整備や 医薬品の安全性を確保するため衛生的な環境づくりに努める 救急医療機能の充実を図るため 24 時間対応の医薬品供給体制を維持する ⑵ 機能ア医薬品の在庫管理業務 医薬品の発注 在庫管理 品質管理 ( 定数管理の医薬品については 薬剤師以外による発注 管理を検討 ) イ調剤業務 外来 病棟及び救急外来の調剤及び監査 ( 院内製剤 院内処方薬のみを除き 外来処方は原則として院外処方 ) ウ抗がん剤混注業務 外来及び病棟使用の抗がん剤混注作業の実施エ薬剤管理指導業務 外来におけるインスリン及び成長ホルモンの手技指導 病棟における入院患者への薬剤管理指導 患者ごとの薬歴管理 治療薬物モニタリングオ外来処方箋の発行 外来処方箋の発行 ( 各診療科外来にて実施 ) カサテライトファーマシー 病棟における調剤及び薬剤の確認 服薬指導キ医薬品情報室業務 医薬品に関する情報収集 管理及び提供ク夜間投薬窓口業務 時間外の投薬窓口対応ケ持参薬剤管理業務 入院時の持参薬の確認 18

23 ⑶ 施設の整備ア全体的事項 適正に薬品の管理を行うため 独立した空調設備を設ける 薬剤部門内の床材は 薬品の落下時に薬品が破損しにくく かつ 腐食に耐えられる材料とする 薬剤部門から病棟部門への薬品供給を円滑に行うため 物品搬送用のエレベータと近接して配置する イ調剤 注射エリア 調剤 注射エリアには 検収スペース 医薬品保管庫 調剤室 ( 監査スペース含む ) 注射室 搬送カートプールを設置する 職員の動線の効率化を図るため 調剤 注射エリアは製剤エリアと近接させて設置する 調剤 注射エリア内の医薬品の流れは 搬入口 検収 保管庫 調剤等 払出しのワンウェイ方式を基本する ( ア ) 検収スペース及び医薬品保管庫 医薬品の納品に対応するための検収スペース及び納品された医薬品を保管するための医薬品保管庫を設置する ( イ ) 調剤室 調剤室には 医薬品の搬入に必要な作業スペース 保管棚を設けるためのスペース そのほか 分包機などの調剤用機器の設置するスペースを確保する 処方監査のためのスペースを設ける 救急患者の一部外来処方に対応するための投薬窓口を設置する 窓口は 車椅子利用者にも配慮した構造とする ( ウ ) 注射調剤室 注射薬や処置薬等の払出しに必要な機器等を設置するスペースを確保する 個人セット化をするためのスペース及び監査スペースを確保する ( エ ) 職員待機スペース 夜勤業務に対応するため 調剤室の一角に職員の待機スペースを設置する ウ製剤エリア 製剤エリアには 無菌室及び一般製剤室を設置する 職員の動線の効率化を図るため 製剤エリアは調剤 注射エリアと近接させて設置する ( ア ) 無菌製剤室 ( 陽圧室及び陰圧室の2 室 ) 中心静脈栄養高カロリー輸液や抗がん剤等を無菌調製するための無菌室を設ける 無菌室には前室を設ける 無菌室には受け渡し用のパスボックスを設け 調剤 注射エリアから調製後の薬品が取り出せるようにする 無菌製剤室 ( 陰圧室 ) については 外来化学療法部門への抗がん剤供給を円滑かつ迅速に行うため 設置場所も含め 効率的な動線を検討する ( イ ) 一般製剤室 その他薬剤を製剤するための一般製剤室を設置する 一般製剤室は無菌室と隣接して設置する 19

24 エ麻薬管理室 麻薬や向精神薬を管理するための保管庫を設置する オ搬送カートプール 注射薬などを搬送するカートを待機させるカートプールを設置する 搬送カートプールは注射室に隣接させる 救急部門などからの臨時 緊急オーダ搬送に対応するため 機械搬送設備の設置を検討する カ医薬品情報室 (DI 室 ) 医薬品情報室は独立した部屋とし 医師等の各職員がアクセスしやすいよう配慮する 薬品のインタビューフォームや書籍等を効率的に収納できるスペースや情報収集のための設備について検討する キ外来服薬指導等スペース ( お薬相談室 ) 外来服薬指導等に対応した相談室を設置する クサテライトファーマシー 病棟フロアに サテライトファーマシーのスペースを設置する ケその他 ( ア ) 薬局長室 薬局長の執務室を設置する ( イ ) 事務作業スペース 職員が事務作業を行うための執務スペースを確保する ( ウ ) カンファランス室 部門内における勉強会や会議や 薬学生が勉強するためのスペースとしてカンファランス室を設置する 9 臨床検査部門 ⑴ 基本方針 病状の確実な診断に資するよう 正確かつ迅速に検査を実施するとともに 信頼性の高い検査結果を提供する 救急医療機能の充実を図るため 24 時間対応の検査体制を維持する ⑵ 機能ア採血 採血室における外来採血 (GTT 採血を含む ) ( 検査検体となる外来患者の採血は臨床検査技師対応 自己血の採血は看護師対応 ) イ検体検査 次の検査の実施一般検査 血液検査 生化学検査 血清免疫検査 細菌検査ウ輸血管理 輸血検査の実施 輸血用血液製剤の一元管理 ( 入出庫 処分等 ) 20

25 エ生理検査 次の検査の実施 ( 臨床検査技師を中心に対応 ) 心電図 (12 誘導心電図検査 長時間心電図検査 トレッドミル検査等 ) 超音波検査 ( 腹部 心臓 頚動脈 腎動脈 下肢動脈等 ) 聴力検査 ( 標準純音聴力検査 脳幹反応聴力検査等 ) 前庭検査 ( 重心動揺検査 眼振電図検査等 ) 肺機能検査 ( 肺気量分画測定検査 精密肺機能検査 ) 脳波検査 動脈硬化検査 24 時間ホルター血圧検査 ⑶ 施設の整備ア検体検査エリア ( 検体検査 輸血管理 )( 時間外緊急検査も対応 ) 検体検査エリアはワンフロア型とし 一般検査 血液検査 生化学検査 血清免疫検査 輸血管理の業務を行うスペース及び外注検査の発注等に対応するスペースを設ける また 同じエリア内に細菌検査を行う専用室などを設ける 職員の動線に面した場所に検査受付を設け 細菌部門を除く各部門の検体を一元的に受け付ける 職員の動線に配慮し 生理検査エリアと近接して設置する また 患者の動線に配慮し 外来部門に近接して設置する 病棟部門などからの臨時 緊急検体搬送に対応するため 機械搬送設備の設置を検討する 特に救急部門からの検体搬送については 緊急性が高いことから ダムウェーターの導入についても検討する ( ア ) 輸血検査 管理室 血液製剤の受注 病棟への払い出しを円滑に行うために 外来患者と交錯しない場所に出入口を設置する 検査業務を行うスペースのほかに 血液製剤を保管するための冷蔵庫や冷凍庫を設置するために十分なスペースを確保する 血液製剤の発注 入出庫 処分など事務的に管理するための事務スペースを確保する 輸血検査保存書類 (20 年間保存 ) に対応する書類保管室を設ける ( イ ) 細菌検査室 細菌検査室には 細菌検査用スペースのほか 洗浄室 ( 緊急シャワー設備を含む ) 菌株保管室を設ける 今後導入する遺伝子検査に対応できるスペースを確保する バイオハザード対策などの観点から 細菌検査室全体を陰圧とするなど 適切な空調管理を行う また 安全キャビネットなど安全性を確保するための設備を設ける 細菌室の検体受付は単独で設け 外部依頼者は検査室内部を経由しない場所に設ける 感染症法 ( 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 ) における三種病原体等所持施設の施設整備基準への対応を図る ( ウ ) 幹細胞採取 検査スペース 幹細胞検査を行うためのスペースを設ける 21

26 血液細胞処理のためのクリーンベンチ 血液細胞保管のためのスペースを確保する 日本輸血 細胞治療学会等による血液細胞処理のための指針への対応を図る ( エ ) 外注スペース 外注検査の発注 報告等に対応するためのスペースを確保する ( オ ) 事務作業スペース 検査の進捗管理や検査結果に対する問い合わせに対応するための執務スペースを設置する ( カ ) 部門システムサーバー室 検査部門システムのサーバーを集中管理する部門システムサーバー室を設ける 部門システムサーバー室はセキュリティに配慮した構造とする ( キ ) 物品等保管倉庫 消耗品や試薬の保管 管理をするための倉庫を設置する ( ク ) コールドルーム 各診療科保存の検体を管理するためのコールドルームを設置する イ生理検査エリア 生理検査エリアには 各生理検査室を集約して配置する 生理検査エリアの入り口に受付窓口を設ける 生理検査エリア内に車椅子対応の専用トイレを設置する 待合スペースは各検査室内に確保し 中待合の構造とする 患者のプライバシーを守る観点から 検査室は個室とする また 検査室には車椅子及びストレッチャーが入る十分な広さを確保する 心電図検査室の出入り口は 通常の患者用と 緊急時やストレッチャー対応用の2 箇所設ける 心電図検査室には負荷心電図 加算心電図等に対応するスペースを設ける 脳波検査 聴性脳幹反応検査については 防音性や電気的な隔離が必要なことから シールドルームを検査室内に設置する 聴力検査については 防音性に配慮したものを検査室内に設置する 脳波検査 聴性脳幹反応検査は 小児が多いことから睡眠前の前処置や患者家族の待ち時間等プライバシーに配慮した構造とする 脳波検査室には 検査後洗髪が可能なシャワー付洗面台を設置する 聴力検査室は耳鼻咽喉科外来と近接させて設置し 耳鼻咽喉科外来と検査室が連携しやすい動線を確保する 原則として 外来部門における超音波検査は生理検査エリアに集約化することとし 検査室として現行の8 室 ( 心臓超音波室 3 室 腹部超音波室 3 室 多目的超音波室 1 室 血管内皮機能検査室 1 室 ) を設ける また 画像検査の将来的な需要増も考慮し 拡張性を持たせた構造とする 睡眠時無呼吸検査の導入など検査項目拡大に対応できるスペースを確保する 職員の動線を効率的にするため 各々の検査室領域にバックヤードを設ける 各検査エリアには関連機器や備品を保管する保管スペースを設ける 22

27 ウ採血 採尿エリア 採血 採尿エリアには 受付及び採血室 ( 採血カウンター 成分採血ブース ) 採尿室を設ける ( ア ) 採血室 採血室には 患者プライバシーに配慮した採血用のカウンターを設ける 採血室には 採血用のカウンターを設ける 成分採血や自己血輸血に対応した成分採血ブースを設ける また 乳児の微量採血に対応したブースも確保する GTT 採血に対応できるような待合スペースを確保する 患者が快適に過ごせるよう アメニティ設備の充実を図る 車椅子やストレッチャーに対応できるスペースを確保する 冷水飲料装置が設置できるスペースを設ける 採血室は検体検査エリアと隣接させて設置する ( イ ) 採尿室 採尿室は検体検査エリアと隣接させ パスボックスを通して検体の受け取りを行えるようにする 車椅子に対応トイレを設置する 待ち時間が長くならないよう トイレの数について配慮する ( 特に女性用 ) エその他 ( ア ) カンファランス室等 臨床検査部門内に 検査室専任の医師の執務スペース 技師長の執務スペース カンファランス室 ( 休憩室を兼ねる ) を設ける ( イ ) 当直室 検体検査エリア内に 夜勤業務に対応するため待機室を設置する 10 病理部門 ⑴ 基本方針 術中診断も含め 迅速な病理診断を実施するとともに 信頼性の高い検査結果を提供する ⑵ 機能ア病理 細胞診診断 次の業務の実施検体処理 切出 薄切 染色 病理組織診断 細胞診断 標本の管理 ⑶ 施設の整備ア病理 細胞診断室 病理診断室及び細胞診診断室を設ける 検査業務を円滑に行うため静穏な環境の確保を図る 病理 細胞検査室は 中央手術部門からの検体受け渡しが円滑に行えるよう 中央手術部門と近接して配置する また 外来部門 ( 耳鼻咽喉科 外科等 ) からの検体搬送についても円滑に行えるよう動線に配慮する 23

28 感染対策や有機溶剤対策を図るための空調設備及び排水設備を整備する ( ア ) 病理診断室 応援医師の利用や医大実習生の研修にも対応するための十分なスペースを確保する イ病理解剖室及び臓器保存室 病理解剖に対応するため 病理解剖室及び臓器保存室を設置する ( ア ) 病理解剖室 シャワー室及びトイレを整備する 器材の管理及び洗浄を行うためのスペースを設ける 感染対策や有機溶剤対策を図るための空調設備及び排水設備を整備する 病理解剖室と病理 細胞検査室の間の検体搬送は ダムウェーター等の活用も検討する 病理解剖室の床材は 耐薬品 ( ホルマリン ) 耐水性 抗菌性に対応した材料とする 霊安室に近接して設置する ( イ ) 臓器保存室 臓器保存室は 病理解剖室に隣接して設ける ウその他 カンファランス室や薬品等を保管するための倉庫を設置する 11 中央放射線部門 ⑴ 基本方針 高機能な機器を活用し 精度が高く かつ患者負担の少ない検査や治療を実施する 病院情報システムとの連携を図り 業務の効率化や迅速な画像情報の提供に努める 救急医療機能の充実を図るため 24 時間対応の検査体制を維持する ⑵ 機能ア画像診断 治療 次の放射線機器の運用一般撮影装置 ( ポータブルを含む ) Ⅹ 線透視撮影装置 乳房撮影装置 パノラマ撮影装置 Ⅹ 線骨密度撮影装置 Ⅹ 線コンピュータ断層撮影装置 (CT) 磁気共鳴断層撮影装置 (MRI) 体外衝撃波結石破砕装置 外科用イメージ装置イ血管撮影 次の放射線機器の運用頭腹部血管撮影装置 心血管撮影装置ウ核医学 次の放射線機器の運用体外計測装置エ放射線治療 次の放射線機器の運用放射線治療装置 放射線治療計画装置 ( 治療用計画 CT 装置を含む ) 24

29 ⑶ 施設の整備ア中央放射線室 中央放射線部門として 画像診断 治療エリア 血管撮影エリア 核医学エリア 放射線治療エリアを設ける 業務の効率化を図るため 各エリア間及び各エリア内の動線に配慮する 各エリア内には 車椅子対応のトイレを設置する 技術の進歩等にあわせた将来の放射線機器の新規導入及び更新を想定し 拡張可能なスペースを確保する 整形外科外来は 画像診断エリア近くに配置する また 放射線検査以外の生理検査を要とする患者の動線についても十分配慮する 放射線機器は大型のものが多いことから 機器を更新する際の作業が容易に行えるよう搬入経路や関係器材の一時保管場所の確保に留意する ( ア ) 画像診断 治療エリア 画像診断 治療エリアの入り口に 受付窓口及び待合スペースを設置する エリア中央に操作室を設け その周囲に撮影室を配置し 職員の動線の簡素化を図る 一般撮影室は 患者を各撮影室に分散できるよう配置し 一つの撮影室ですべての撮影が完結できる構造とする 画像診断 治療エリアは 救急部門専用の一般撮影室及び CT 撮影室と近接させた配置とする 画像診断 治療エリアの各撮影室等には患者用更衣室を備える 各透視室には 汚物処理を含めた車いす対応のトイレの設置を検討する CT 室及び MRI 室には ライン確保のための検査準備室を設置する CT 室及び MRI 室内には 関連機材や備品を保管する保管室を設ける CT MRI の撮影室に近接した場所に画像診断医の読影室を設置する 検査室出入口近辺に車椅子やストレッチャーを置けるスペースを確保する 待合スペースについては中待合室の構造とし 冬期間であっても待ち時間を快適に過ごせるよう配慮する CT MRI 画像から3 次元画像作成および処理解析等を行う画像管理室を設ける 各放射線機器には関連機材や備品が付属することから これらを保管するための保管室を設ける ( イ ) 血管撮影エリア 血管撮影エリアの入り口付近に 待合スペースを設置する 待合スペースは中待合の構造とし 冬期 夜間の環境に十分配慮する エリアの入り口付近に 車いす対応のトイレ 汚物室を設置する 中央手術室部門と近接して設置し 患者搬送がスムーズに行えるよう動線に配慮する 検査 治療後 患者家族等に説明を行うための部屋を設ける 説明スペースは車いす及びストレッチャーが入る十分な広さとし 患者のプライバシーに配慮したスペースを確保する 撮影室に隣接して 回復室 ( 処置室兼観察室 ) を設ける 患者入室口と退室口は別通路とし 患者のプライバシーに配慮した構造とする 25

30 エリア内に関連機材や備品 診療材料等を保管する倉庫を設置する 血管撮影室の空気清浄度はクラス 10,000 を確保する ( ウ ) 核医学エリア 核医学エリアの入り口に 受付窓口及び待合スペースを設置する 検査室に隣接して 放射性同位元素の注射などの処置を行うための診察室 処置室兼観察室 準備室を設ける 関連して必要となる汚染検査室 除染室 廃棄物保管庫 貯蔵室 RI 排水処理施設 排気施設 RI 監視モニタ ( 排水 排気 検査室線量 ) を設置する 対象患者のトイレ等の排水は RI 排水処理系統に流れる構造とする エリア内に関連機材や備品を保管する保管室を設ける ( エ ) 放射線治療エリア 放射線治療エリアの入り口に 受付窓口及び待合スペースを設置する 放射線治療エリアは患者のプライバシーに配慮した構造とする 放射線治療室に近接して 治療前診察を行うための診察室 治療計画作成するための CT シミュレーション室 治療計画室を設置する 放射線治療エリア内に関連機材や備品 診療材料等の保管室を設ける イその他 ( ア ) その他の放射線関係エリア 外科用イメージ装置は中央手術部門 ポータブルⅩ 線装置は病棟部門を中心に設置する 体外衝撃波結石破砕装置については 泌尿器科外来近隣への設置を検討する ( イ ) カンファランス室 放射線治療エリアには 放射線治療医師と他科医師がカンファランスを行えるカンファランス室を設ける ( ウ ) 事務作業スペース 中央放射線エリア内に フィルムバッチ等の放射線管理業務等を行う執務スペースを設置する 画像診断 治療エリア内に 夜勤業務に対応するため 待機室を設置する 12 リハビリテーション部門 ⑴ 基本方針 急性期患者に対する早期リハビリテーションを中心に展開し 患者の早期退院と社会復帰を支援する 理学療法 作業療法 言語聴覚療法に対応する体制を整備し 質の高いリハビリテーション機能を提供する ⑵ 機能アリハビリテーション 脳血管疾患 運動器疾患 呼吸器疾患に対応するリハビリテーションの充実 急性期医療に伴い生じる廃用症候群の予防及び治療 26

31 ⑶ 施設の整備アリハビリテーション室エリア リハビリテーション室エリア内には 次の諸室等を整備する 病棟との動線に配慮し 入院患者の移動距離の短縮に配慮する 屋外歩行訓練の実施に向けて動線の設計に配慮する 室内に酸素 吸引設備を設置する ( ア ) 受付及び待合スペース 患者の受付を行う窓口と待合スペースを設置する 待合スペースに車椅子対応トイレ及び外来患者用トイレを設置する ( イ ) 診察室兼面談室 診察や面談にも使用可能な部屋を設置する また 救急カートを配備する ( ウ ) 理学療法 作業療法 ADL 訓練スペース 理学療法 作業療法 ADL 訓練のスペースはワンフロア型とし 全体が見渡せるよう配慮したレイアウトとする 筋力トレーニングマシンなどの大型機器を設置するための十分なスペースを確保する ( エ ) 水治療法室 過流浴機器 2 台を設置できる水治療法室を設置する ( カ ) 物理療法室 患者のプライバシーを確保する観点から個室とする ( キ ) 言語聴覚療法室 患者のプライバシーを確保する観点から個室とし 3 室程度設置する また 室内に流し台を設置する ( ク ) 多目的リハビリ室 小児リハビリテーション等多目的に使える個室を確保する ( ケ ) 器具等保管スペース 医療器具を保管する倉庫および診療材料等を保管する室を設置する イその他 ( ア ) 心大血管リハビリテーションへの対応スペース 将来的な心大血管リハビリテーションの導入にも対応できるよう リハビリテーション室内に多目的に使えるスペースを確保する (30 m2程度 ) 心大血管リハビリテーションの導入時に簡易な改修により転用できるような構造とする また 関係する診療科外来との近接性に配慮する ( イ ) 事務作業スペース 診療記録の作成等 職員が事務作業を行うための執務スペースを確保する また 書類等の効率的に収納できるような収納設備に配慮する ( ウ ) カンファランス室兼学生教育指導室 医師やリハビリテーションスタッフとのカンファランスを行う部屋を設置する 臨床実習生の指導にも使用できるよう配慮する 27

32 13 栄養給食部門 ⑴ 基本方針 万全な食品衛生管理のもと 適時適温の食事サービスを日々適切に提供するとともに 患者の嗜好の多様化に対応したメニューの充実を図る 適切な食事提供を通して 患者の疾病の治療や健康の維持 低栄養の改善に貢献する 患者に対して適切な栄養指導を行い 疾病の治療や健康の維持に貢献する ⑵ 機能ア給食調理業務 ( ア ) 献立作成 調理 患者の病状に応じた献立作成及び調理 配膳 ( クックチル方式 ) ニーズを踏まえたメニューや行事食の提供 ( イ ) 配膳 下膳 中央配膳方式による厨房から病棟への一括配膳の実施 下膳専用カートを使用した下膳の実施イ栄養管理等業務 ( ア ) 栄養指導 外来及び入院患者への栄養指導の実施 ( イ ) 栄養管理 栄養管理計画書に基づく入院患者への栄養管理の実施 栄養支援チーム (NST) 活動を通した患者のサポート ⑶ 施設の整備ア厨房 厨房は 食品衛生管理システムである HACCP の考えに基づく衛生管理が可能な環境を整備する 厨房施設内はドライ方式を基本とするとともに 適切な温湿度管理のもと 常に清潔が保持できるように諸設備を整備する 厨房内の食材の流れは 搬入口 検収 食品庫 下処理 調理 配膳 下膳 洗浄のワンウェイ方式を確保する 効率的な配膳を行うため 厨房には給食専用のエレベータを近接させて配置する ( ア ) 保管庫 食品を保存するため 冷蔵庫 冷凍庫 常温庫などを整備する ( イ ) 下処理室 下処理室と調理室間には材料受け渡しはパススルー型の保管庫を設置する ( ウ ) 調理室 調理作業を行うためのスペースを確保する クックチル方式に対応するチルド保管室及び再加熱室を併設する ( エ ) 配膳カートプール 配膳用のカートプールは 配膳作業のための十分なスペースを確保し 配膳車の充電用設備を整備する ( オ ) 下膳カートプール 下膳用のカートプールを設ける 28

33 ( カ ) 洗浄室 洗浄後の食器が清潔に保たれるよう設備等に配慮する イ調乳室 調乳室についても 栄養給食部門内への設置を検討する ウ栄養指導スペース 個別の栄養指導については 多目的相談室 ( 医療福祉相談部門で詳述 ) を活用する エその他 ( ア ) 事務作業スペース 職員が事務作業を行うための執務スペースを確保する ( イ ) カンファランススペース 給食委託業者との会議 部門内勉強会や会議 臨床実習生の指導等に使用できるカンファランススペースを確保する ( ウ ) 給食スタッフ控え室及び更衣室等 衛生管理の観点から 病院栄養士の更衣室 委託業者の控え室及び更衣室は 栄養給食部門内に設置する 職員用トイレを設置する 14 透析部門 ⑴ 基本方針 地域の医療機関で対応が困難な合併症を有する入院患者等への透析治療を提供する ⑵ 機能ア透析等業務 重症入院患者 (ICU 病棟 救命救急病棟等 ) における透析 透析センターにおける入院患者を中心とした透析等 ⑶ 施設の整備ア透析センター 透析センターは 15 台程度の透析ベッドを設置できるスペースを確保する また 血液透析以外の治療 ( 白血球除去 幹細胞採取 ) のためのスペースについても考慮する 透析機器のメンテナンス及び予備機をランニングできるスペースを確保する 水処理 ( 逆浸透 ) 設備を設置する 血液浄化用物品 ( ダイアライザー 血液回路 原液 補充液等 ) を保管するためのスペースを確保する また 災害時にも継続して透析治療を提供できるよう 関係物品の備蓄についても配慮する イその他 ( ア ) 医師控え室 医師の控え室を設置する ( イ ) スタッフルーム 透析に係る準備作業や事務作業等に使用するスタッフルームを設置する 29

34 15 臨床工学部門 (ME 管理部門 ) ⑴ 基本方針 院内で使用する ME 機器の中央管理 ( 機能維持 保管 貸出等 ) を行い 機器の安全性の確保を図るとともに 機器の効率的な運用を行う 医師の指示の下に生命維持管理装置の操作を行い 円滑な診療業務が行えるよう支援する 医療機器に関する教育や研修を行い 各部門の職員の技術向上に貢献する ⑵ 機能ア ME 機器管理業務 次の ME 機器の中央管理 ( 保管 貸出等 ) 及び修理点検業務人工呼吸器 輸液ポンプ 心電計 血圧計 除細動装置 血液浄化装置 電気メス 循環系機器 ( 体外式ペースメーカー IABP PCPS) 各種モニタ類イ技術支援業務 中央手術部門や ICU 病棟 透析部門 心臓カテーテル室 人工膵臓室等における医療機器の操作 ⑶ 施設の整備ア ME 機器管理室 ME 機器管理室内には 管理事務スペース メンテナンススペース 機器倉庫を設ける 中央手術部門や ICU 病棟など 機器の使用頻度が高い部門への搬送動線を考慮した配置とする ( ア ) 受付及び管理事務スペース ME 機器の貸出 返却等を受け付ける窓口を設けるとともに 機器の貸出先や点検の状況等などを一元的に管理するための事務スペースを設ける ( イ ) メンテナンススペース ME 機器の修理点検や使用済みの人工呼吸器の回路交換 消毒 動作確認等を行う際に必要となるスペースを設ける 水道 酸素 空気の配管など メンテナンスに必要となる設備を整備する ( ウ ) 機器倉庫 ME 機器や付属消耗品 修理用器材などを保管する専用の倉庫を設置する イ高気圧酸素治療室 病棟部門や救急部門からのアクセスしやすい場所に高気圧酸素治療室を設置する ウ人工膵臓室 人工膵臓を使用する検査に対応した専用室を設置する 16 人間ドック部門 ⑴ 基本方針 日帰り人間ドックを基本としながら 各診療部門の協力と連携のもと 質の高い検査及び診断を行い 疾病の予防と早期発見に努める 30

35 ⑵ 機能ア検査項目 ( ア ) 日帰りコース診察 測定 血液学的検査 糖尿病検査 血液検査 脂質検査 肝機能検査 膵機能検査 腎機能検査 呼吸器系検査 循環器系検査 超音波検査 内視鏡検査 耳鼻科検査 眼科検査 ( イ ) オプションコース脳 MRI&MRA 検査 体表エコー検査 婦人科検診 乳房エックス線画像検査 骨密度検査 前立腺腫瘍マーカー検査 血圧脈波検査イ運営体制等 完全予約制とする 受診者の受付については 人間ドック専用の受付ブースを設置し対応する 検査機器等は各部門と共用で利用する ⑶ 施設の整備ア診察室 受診者の問診や指導等を行う診察室を設置する イ多目的室 受診者の指導や相談等に活用できる多目的室を設置する ウ受付及びラウンジ 人間ドック入り口には専用の受付ブースを設置する 受診者の休憩スペースとしてドック施設内にラウンジを設ける エその他 受診者と外来患者の動線を可能な限り分離するよう配慮する 受診者が食事をできるスペースの確保に配慮する 17 医療安全管理部門 ⑴ 基本方針 安全で良質な医療を提供するため 引き続き 医療事故の予防に向けた院内の体制を整備するとともに 各職員に対して 医療安全に関する教育や意識啓発に取組む ⑵ 機能ア医療安全管理 医療安全管理に係る企画立案及び運営 インシデント アクシデントレポートを収集 分析 医療安全に係るマニュアルの作成及び点検 各部門の責任者への指導 全職員への教育や意識啓発イ褥瘡対策 褥瘡患者への看護計画の企画立案及び処置方法についての支援 褥瘡対策に係るマニュアルの作成及び点検 各部門の責任者への指導 全職員への教育や意識啓発 31

36 ウ院内感染対策 感染発生状況の把握及び調査 感染防止策の企画立案 院内感染に係るマニュアルの作成及び点検 各部門の責任者への指導 全職員への教育や意識啓発エ医療事故対応 医療事故の調査及び事故報告取りまとめ 患者や家族への連絡及び説明オ院内暴力への対応 原因の調査及び分析 対応策の検討 ⑶ 施設の整備ア医療安全管理室 医療安全管理や褥瘡対策等を担当する医療安全管理室を設置する 業務の関連性を考慮し 管理運営部門と近接した場所に設置する イ院内感染対策室 院内感染対策を担当する院内感染対策室を設置する 業務の関連性を考慮し 管理運営部門と近接した場所に設置する ウ院内巡視員の待機スペース 院内巡視員の待機スペースを総合案内や外来部門付近に確保する 18 地域医療連携部門 ⑴ 基本方針 紹介 逆紹介を通して患者に切れ目のない医療を提供できるよう 地域の病院や診療所 福祉施設等との連携強化を図る ⑵ 機能ア地域医療連携業務 地域医療機関からの紹介患者への対応 逆紹介時の対応 地域連携に関する広報 情報収集 地域医療関係者との交流の推進 ⑶ 施設の整備ア地域医療連携室 患者の紹介 逆紹介業務等を行うための執務スペースを設ける 書類の記入等 事務手続きを行うための受付カウンターを設ける 医療福祉相談部門などの関係部門との連携に配慮した配置とする 19 医療福祉相談部門 ⑴ 基本方針 患者が安心して受診できる環境づくりとして 患者相談業務の充実を図る ⑵ 機能 医療福祉に係る相談業務 がん相談業務 32

37 ⑶ 施設の整備ア医療福祉相談室兼がん相談支援センター 職員の執務スペースを設置するとともに 多目的に使用できる相談室を近接して配置する 地域医療連携部門などの関係部門との連携に配慮した配置とする イ多目的相談室 各種相談や指導など 多目的に利用できる共用の相談室とし 4~5 室程度確保する 相談者のプライバシーに配慮した構造とする 相談室内及び相談室への動線は 車椅子利用者にも配慮した構造とする 20 管理運営部門 ⑴ 基本方針 病院の組織及び施設 設備の効率的な管理運営に努めるとともに 安定した経営基盤の確立に取組む ⑵ 機能ア総務業務 病院の総合企画及び総合調整 庶務 広報 人事 労務管理 経理 財務管理イ管財業務 契約事務の総合調整 用度及び資産管理 工事及び施設管理 ⑶ 施設の整備ア幹部諸室 管理者 院長 副院長 診療局長 看護部長 事務局長は 個室の執務室を設ける イ応接室 幹部諸室に近接して応接室を設置する ウ総合医局 各診療科の交流推進や若手医師への教育機能の充実を図る観点から ワンフロア型の総合医局を設置する 麻酔科の医局については 緊急手術等への円滑な対応を図るため 中央手術部門内への設置を検討する 診療局長の執務室は総合医局と近接して設置する 医局員を補佐する医局秘書の執務スペースを総合医局内に設置する 研修医の教育 指導に利用できる指導室を総合医局と近接して設置する エ看護部管理室 看護部の業務を総括するための看護部管理室を看護部長の執務室に隣接して設置する 33

38 オ中央事務室 総務業務及び管財業務については 執務室を集約する レイアウト変更にも柔軟に対応できるよう室内にパーテーションは設けず ワンフロア型の執務室とする 中央事務室は 幹部諸室と近接して設置する 関係事務書類等を保管する倉庫を設置する カ書類等保管庫 看護部や事務部門などで使用する書類等保管のための倉庫を設置する キ医師事務作業補助職員事務室 医師事務作業補助職員が事務作業を行うための執務室を設置する 21 受付 医事部門 ⑴ 基本方針 案内受付 計算 会計等の業務を迅速かつ正確に行うとともに 更なる診療報酬請求の適正化を推進する 再来の外来患者がより利用しやすい環境を整えるための外来予約センター機能を効果的に導入する ⑵ 機能ア総合案内業務 来院者の受診科相談 施設案内 誘導イ患者窓口業務 ( 初診 再診受付 ) 初診受診者への対応 再診受診者の受付ウブロック受付業務 各診療科受診者の対応 ( 診察券 保険証の確認や診療科案内等 ) エ文書窓口業務 各種文書 ( 診断書や証明書 ) の受付 発行オ計算窓口業務 診療費の計算 請求 清算 診療費の計算については ブロック受付で行うことも検討カ医事業務 レセプト作成 診療報酬請求事務等の各種医事業務キ外来予約センター業務 ( 再来患者 ) 再来患者に対応した外来診療及び検査の予約の受付 予約状況の一元管理 ⑶ 施設の整備ア総合案内 総合案内は 正面玄関から近く 分りやすい場所に設置する イ患者窓口 ( 初診 再診受付 文書 会計 ) 窓口は オープンカウンター方式とし 車椅子利用者にも配慮した構造とする また 窓口の職員がカウンターの内側から外側に容易に移動できるようカウンターの構造に配慮する 34

39 ( ア ) 中央待合スペース 患者窓口の前に中央待合スペースを設置する ( イ ) 再来受付機スペース 外来患者出入口または患者窓口付近に再来受付機を設置する ( ウ ) 自動現金支払機等スペース 会計は自動現金支払機の利用を基本とする また 診療報酬請求の適正化を図るため 外来部門等から会計を経由した帰宅動線の設計に配慮する 患者窓口付近に自動現金支払機を設置するとともに 自動現金支払機が非対応の会計処理を行うため 近隣に POS レジ用のスペースもあわせて設置する ( エ ) 処方箋 FAX コーナー用スペース 患者窓口周辺に処方箋 FAX コーナー用のスペースを設置する ウ医事事務室 医事業務を行う執務スペースを設置する 窓口との連携を図るため 患者窓口の後方に配置する エ入退院会計事務室 レセプト等の点検に必要なスペースを十分に確保する オ外来予約センター 電話等にて外来予約受付を行う外来予約センターを設置する 医事事務室との近接性に配慮する 22 入退院管理部門 ⑴ 基本方針 病床利用率の更なる向上を図るため 院内病床の中央管理機能や円滑な入退院を行うための入退院管理機能を効果的に導入する ⑵ 機能ア入退院センター業務 入院受付の対応 ( 入院に係る説明等 ) 入院病棟の決定 病床利用状況の中央管理 ( 空床状況や入退院情報の集約 ) ⑶ 施設の整備ア入退院センター 入院に関する手続きや案内 病院全体の病床管理などを一元的に行う入退院センターを設置する 病棟部門にアクセスしやすい場所に配置する 23 施設管理部門 ⑴ 基本方針 電気 機械 給排水 医療ガス等の設備全般の一元的な管理を行い エネルギーの安定的供給や省エネルギー化の推進を図る 来院者やスタッフの安全を確保するため セキュリティ設備等を整備するなど 保安 防犯対策の強化を図る 35

40 ⑵ 機能アコントロールセンター ( ア ) 日常時設備管理 院内設備の稼働状況の中央管理 エネルギーの安定供給及び省エネルギー化の推進 ( イ ) 非常時の設備管理 非常時におけるライフラインの確保イ警備センター 院内の巡回警備及び防犯設備等による監視 時間外の来院者等対応 入退出の管理 事故発生などの緊急時の初期対応及び拡大防止 ⑶ 施設の整備アコントロールセンター 院内設備の総合管理を行うコントロールセンターは機械室に近隣して配置する 管理運営部門 ( 管財 ) との連携体制に配慮したものとする 院内設備の管理を円滑に行えるよう コントロールセンターから院内各所への動線の確保について配慮する イ警備センター 警備センターは 時間外出入口に近接させる 防犯カメラ等と連動するセキュリティーシステムを構築し 警備センター内で情報の一元管理を行う 24 診療情報管理部門 ⑴ 基本方針 患者のカルテや画像情報 病歴などの診療情報の保管や管理 分析 がん登録などを行うとともに 外来等診療や医療スタッフの教育 研究等への情報提供を行うなど 診療業務や学術活動を支援する ⑵ 機能ア診療情報管理業務 診療情報の整理 保管 診療情報データベースの作成 運用 退院時サマリの運用 外来 入院カルテの保管 管理 診療情報や患者情報の抽出 分析イがん登録業務 がん登録業務の統括 がん診療に関する統計 調査 ⑶ 施設の整備ア診療情報管理室 診療情報管理室内には 診療情報の管理等を行う執務スペースのほか 情報閲覧スペースを設ける 36

41 診療情報管理室はカルテ等保管庫と隣接して設置する 個人情報を取り扱うため セキュリティ対策に十分に配慮のうえ 施設 設備 システムの整備を行う イカルテ等保管庫 診療に係る各種文書や磁気媒体 (CD-R 等 ) を保管するためのスペースを設ける 個人情報を取り扱うため セキュリティ対策に十分に配慮した構造とする ウがん登録室 がん登録室は がん相談を取り扱う部門との連携に配慮した場所に配置する 個人情報を取り扱うため セキュリティ対策に十分に配慮した構造とする 25 医療情報管理部門 ⑴ 基本方針 高度急性期医療の実施を支える電子カルテをはじめとした病院情報システムの安定的な稼働を行うとともに 効率的かつ効果的なシステム運用及び管理を行うことにより 各部門の円滑な業務遂行を支援する 病院情報システムに蓄積された情報の分析 評価等を行う体制を強化し 効率的な経営管理を支援する ⑵ 機能ア運用管理業務 病院情報システムの運用管理 稼働状況の監視 病院情報システムの導入 開発等に係る企画立案 各システム間との連携 調整 ( 部門システムを含む ) 障害 故障等の対応 クライアント端末のメンテナンスイ情報分析業務 病院経営に係る情報の分析ウ支援業務 医療情報システムに関する研修会等の開催 ⑶ 施設の整備ア医療情報管理室 医療情報システムの管理等を行う職員の執務スペースを設ける 設置場所は サーバー室に近接し 管理運営部門との連携に配慮した場所とする イサーバー室 室内には サーバー設置スペースのほか システムの稼働状況等を管理する監視室を設ける サーバー室の設置場所や構造 設備については 災害対策及びセキュリティ対策に十分に配慮する ( ア ) サーバー設置スペース 情報関連システムの将来的な増設を考慮したスペースの確保や空調設備の整備を行う 停電等に対応するため 情報設備については自家発電装置との接続を行うほか 無停電電源装置の設置 接続についても検討する 37

42 ウサーバー予備室 定期的なシステム更新に対応するために サーバー室の隣に次期のシステム更新に使用できるサーバー予備室を設置する なお 次期更新までの間は スペースの有効活用を図るため 情報機器等の倉庫やシステムメンテナンス時の作業スペース 下記の研修室などとして使用することも検討する エ研修室 初任者等の研修を行う研修室を設置する オその他 修理代替用端末等の保管場所を確保する 26 物品管理部門 ⑴ 基本方針 医療材料をはじめとした各種物品を一元的に管理し 院内各部門への安定的な物品供給を行うとともに 適正かつ効率的な在庫管理を行う ⑵ 機能ア物品管理業務 中央倉庫における診療材料 試薬 日用品 事務用品の管理 ( 発注 検収 入庫 出庫 在庫管理 棚卸 ) イ物品搬送業務 物品に応じて最適化された搬送工程のもと 効率的かつ合理的な搬送業務の実施 ( カートによる搬送を基本 ) ⑶ 施設の整備ア中央倉庫 中央倉庫内には 物品保管庫のほか 管理事務室 ( 業者受付 物品搬入出口を兼ねる ) 検収室 搬送カートプールを設ける 外部からの物品の搬入が容易に行える場所に配置する 院内各部署への物品搬送が容易に行えるよう エレベータ等の搬送設備に近い場所に配置する 中央倉庫内の物品の流れは 受付 検収室 保管庫 搬送カートプールのワンウェイ方式を基本とする ( ア ) 物品保管庫 物品保管庫には 中央管理する物品 ( 診療材料 試薬 日用品 事務用品 ) の保管スペースを確保する ( イ ) 管理事務室 物品の入出庫を管理する職員の事務作業スペースを設ける 物品搬入業者の受付を行う窓口を設置する ( ウ ) 検収室 搬送カートプール 物品の検収及び払い出し作業を行うスペースとして 検収室 搬送カートプールをそれぞれ設ける イ中央リネン庫 中央倉庫に近接して 各部署に払い出すリネン等を一時保管する中央リネン庫を設 38

43 ける ( 清潔及び汚染リネンの部屋をそれぞれ設置 ) 清潔リネンの搬送 汚染リネンの搬出が容易に行えるよう エレベータ等の搬送設備に近い場所に配置する ウ共用倉庫 中央倉庫内または中央倉庫に近接した場所に 各部署管理の物品 ( 印刷物やマットレスなど ) を保管する共用倉庫を設ける 27 学術 教育部門 ⑴ 基本方針 医療従事者の学術的交流を推進し 優秀なスタッフの育成に資する環境づくりに努める ⑵ 機能ア学術 教育業務 院内の研修会等の企画立案 医師の学会活動等への支援 院外で行われる研修会等の情報収集及び院内への周知 院内の会議等で使用する学術用機材の提供 大学院医学系研究科の連携講座に係る業務イ職員用図書室管理業務 医学図書及び雑誌の購入 管理や院内への図書情報の提供 文献データベースや教育コンテンツ等に係る検索 閲覧機能の提供 ( インターネット環境など ) 医療スタッフの学習環境の提供 ⑶ 施設の整備ア講堂 大規模な研修会や講演会等に対応するため 講堂を設置する スクリーンや音響に係る設備についても設置する 講堂は災害時対応スペースへの転用を考慮し 外部からのアクセスに配慮した場所に設置するとともに医療行為にも対応できる設備 ( 医療ガス設備等 ) を整備する イ会議室 院内の会議や研修会等に対応するため 会議室を設置する なお 会議室は可動式の間仕切りで区切り 個別に使用できる作りとする ( 空調 照明などの設備を含め ) スクリーンや音響に係る設備についても設置する ウ職員用図書室 閲覧スペース パソコンコーナー 書庫スペース 事務用作業スペースを確保する 医局と近接させた場所に設置する エ技術研修室 医療技術の向上に資するため シミュレーション機器を備えた技術研修室を整備する 39

44 28 その他の部門 1 患者利便施設 ⑴ 基本方針 患者やその家族 見舞者の利便性の向上に資するよう各種利便施設 サービス施設の導入を図る 施設整備にあたっては 地域住民も気軽に利用できる快適なサービス空間づくりに努める ⑵ 施設の整備アレストラン 店舗等 レストラン コンビニエンスストア カフェテリア ATM コーナーを設置する コンビニエンスストアについては 患者利便性の向上を図る観点から 医療福祉用品や衛生材料の販売 宅配便の取扱いなども可能な事業者を選定する レストラン 店舗等については 来院者はもとより 近隣の地域住民も気軽に利用できるよう院内外からのアクセスに配慮する 利用者の利便性が図る観点から クリーニングや宅急便等の取次ぎサービスの導入についても検討する イ共用施設 多目的トイレや授乳室を設置する ウ休憩施設 憩いと安らぎの場として 遊歩道や屋上庭園などの緑化施設を整備するほか 塔屋への展望ホールの設置を検討する エその他 自動販売機 公衆電話 コインランドリー 患者用図書室 情報コーナー ( インターネットコーナー ) 郵便ポストを設置する 2 職員利便施設等 ⑴ 基本方針 医師をはじめとした医療スタッフが安心して職務に専念できるよう 各種 職員利便施設等を整備する ⑵ 施設の整備ア職員用更衣室 職員共用の更衣室を確保する 業務上個別の更衣室が必要となる場合を除き集約化する また 実習生やボランティアスタッフ等の利用についても考慮する 将来の男女比の変化に対しても柔軟に対応できる構造とする 更衣室にはシャワー室を設ける 更衣室は セキュリティに配慮したものとする イ当直室等 当直の医師や看護師 夜間呼び出しに対応するスタッフの当直室を確保する その他 医師や看護師 夜間実習の学生等の仮眠に利用できるスペースについても検討する 40

45 ウ職員用食堂 来院者用のレストランとは別に職員用食堂を設置する 利用率が低下する夜間帯は 会議やレクレーション等に転用できるよう 施設の有効活用を図る 職員が利用しやすい施設となるよう 提供内容や価格等についても必要な調整を行う エ院内保育所 乳幼児のいる職員を支援するため 敷地内に病院本体とは別棟で院内保育所を整備する 院内保育所の規模等については 今後調整する オ医師住宅 ( 敷地内 ) 敷地内医師住宅は研修医 ( 初期 後期 ) の利用を想定する 整備戸数については 今後調整する 研修医アパートが空室となった場合には 応援医師の一時的な宿泊などに活用できる仕組みづくりを行う なお 医師住宅の利用者は希望者のみとし 個人で賃貸住宅を契約する場合など 医師個人で住宅を確保する場合については 既存の家賃補助制度の中で対応を行う カ看護学生控え室 看護学校の実習生が使用する控え室を設置する キボランティア控え室 院内ボランティアスタッフが利用する控え室を設置する ク委託業者控え室及び更衣室 院内の各種業務を受託する委託業者スタッフの控え室や更衣室を設置する 3 霊安室 ⑴ 基本方針 家族や親族が 安らかな気持ちで送り出せるよう 静かで落ち着きのある空間を整備する ⑵ 施設の整備 霊安室は 他の利用者の目に触れにくい場所に配置する 霊安室は 病理解剖室及び臓器保存室と近接して設置する 病棟からの動線 及び建屋出口との動線に配慮する 4 看護学院 ⑴ 基本方針 看護に必要な知識 技術等を身につけ 保健 医療 福祉の発展に貢献できる看護師を育成する ⑵ 施設の整備ア看護学院 看護学院については 現状を維持する 41

46 Ⅲ 医療機器整備計画 1 整備方針 高度急性期医療を担う地域の中核病院としての機能を果たしていくうえで必要な医療機器を適切に整備していく 現病院で使用している機器のうち 新病院においても継続して使用可能な機器については移設することを基本とする ただし 現有機器の老朽化の度合いや故障のリスク 移設費及びシステム接続費の多寡などを総合的に勘案し 新病院開院時の更新が必要と判断される機器については 開院時期に合わせて更新を行う 2 新病院における医療機器利用の考え方 新病院においては 各医療機器の稼働率を高め 資産の有効活用を図る観点から 医療 機器の中央化や共有化を行えるよう配慮する 3 主な医療機器 新病院に設置を想定する主な医療機器は次のとおり ただし 医療機器の種類については 今後の医療情勢の変化や医療技術の動向 医師の充足状況などに対応し 可能な限り最適な医療機器を導入できるよう 弾力的に見直しを行うものとする ( 手術部門 ) ハイブリッド手術対応血管造影撮影装置 手術用顕微鏡 人工心肺装置 ( 中央材料部門 ) 高圧蒸気滅菌装置 酸化エチレンガス滅菌装置 プラズマ滅菌装置 ジェット式超音波洗浄装置 ( 薬剤部門 ) 注射薬自動払出装置 ( 中央放射線部門 ) 放射線治療装置 放射線治療計画装置 SPECT 装置 核磁気共鳴断層撮影装置(MRI) コンピューター断層撮影装置(CT) 救急専用を含む 血管撮影装置( 心カテ DSA IVR-CT) Ⅹ 線 TV 装置 乳房撮影装置 一般撮影装置 救急専用を含む 42

47 結石破砕装置 ( 臨床検査部門 ) 臨床化学自動分析装置 多項目自動血球分析装置 採血 採尿支援システム 43

48 Ⅳ 医療情報機器整備計画 1 整備方針 医療情報機器については 業務の継続性を確保するとともに新病院整備事業費の縮減を図る観点から 平成 24~25 年度に更新予定となっている病院情報システムの機器等を継続使用する 新たな部門システム導入や既設システムのカスタマイズ等については その必要性を精査するとともに 導入 維持費用を検証するなど 費用対効果を十分に踏まえることとする 2 医療情報機器整備に係る留意点 新病院では 管理効率の向上やセキュリティ対策の観点から サーバー室の中央化を前提として必要な諸室を確保する 院内の情報設備についても 無線 LAN 設備の拡充など アクセス性の向上に配慮する 災害時にも安定した稼働を可能にできるよう 無停電装置の導入や自家発電装置との接続に配慮する 保守管理を含め 維持コストの軽減を図れるよう 管理のしやすい構造とする 3 病院情報システム更新スケジュール 平成 24~25 年度に更新予定となっている病院情報システムの作業スケジュールは次のとおり なお 新サーバー室の設置場所については 現在の旧リニアック室への設置を基本とし 次の基本設計の中で詳細を調整する 年度 H24 H25 H26~ システム整備の流れ 更新作業 ( 電子カルテシステムの更新等 ) 新サーバー室設置工事 新システム稼働 44

49 Ⅴ 施設整備計画 1 敷地の概要と法的条件 ⑴ 敷地の概要 1 地 番 いわき市内郷御厩町久世原 16 番地 外 2 敷地面積 約 66,830 m2 3 周辺道路 北西側 3 本の市道に接道 それらを介して国道 6 号線 ( 幅員約 16.0m) に接続 市道久世原 11 号線 ( 幅員約 9.0m) 市道久世原 9 号線 ( 幅員約 5.5m) 市道久世原 10 号線 ( 幅員約 3.6m) 北東側 市道番匠地 下馬場線( 幅員約 16.0m) に接道 南東側 市道内郷 平線( 幅員約 23.0m) に接道 南西側 市道沼尻 高野作線( 幅員 5.5m) に接道 ⑵ 都市計画法 建築基準法に関する制限 敷 地 地 番 いわき市内郷御厩町久世原 16 番地 外 敷 地 面 積 約 66,830 m2 都市計画区域 都市計画区域内 ( 市街化区域 ) 都市計画区域内 ( 市街化区域 ) 都市計画区域内 ( 市街化調整区域 ) 約 42,970 m2 約 1,230 m2 約 22,630 m2 用 途 地 域 第 1 種住居地域 近隣商業区域 指定なし 防 火 指 定 等 法 22 条区域 準防火地域 法 22 条区域 建 ぺ い 率 60% 80% 60% 約 60.4%( 面積按分 ) 容 積 率 200% 200% 200% 200% 高 度 地 区 無し 道 路 斜 線 1.25L(20m) 1.50L(20m) 1.50L(20m) 隣 地 斜 線 20m+1.25L 31m+2.5L 20m+1.25L 北 側 斜 線 無し 日 影 規 制 5 時間 (10m 以内 ) 3 時間 (10m 超 ) 無し 無し 4m( 平均地盤からの高さ ) 地 区 計 画 無し 開 発 許 可 許可要 敷地面積については 平成 24 年 12 月 1 日現在 45

50 2 配置計画 ⑴ 敷地計画 敷地南東側を中心に新病院建設ゾーンを配置し 近接した場所に来院者駐車場を配置する 来院者駐車場は 利便性の確保や景観への配慮の観点から 一面の平面駐車場を基本とする 進入路の整備など国道 6 号線とのアクセス向上や 公共交通機関利用者の利便性向上に配慮する 平成 24 年 12 月 1 日現在の病院等所有地をもとに記載 なお 詳細な敷地ゾーニングは基本設計を行う中で調整する ⑵ 附帯施設計画 敷地内に医師住宅 院内保育所などの職員利便施設を配置する ⑶ 屋外施設等計画 来院者駐車場には 利用者の安全性や利便性の確保のため 車椅子利用者駐車場及び歩行者通路への雨除け用上屋を設置するほか 案内誘導のための屋外照明や案内サイン 誘導ブロック 駐車場管理のための駐車場ゲートなどを設置する 病院エントランス近辺には 家族による送迎や公共交通機関の乗降に対応するため 雨除け用上屋を備えた寄り付き場や待機スペースを設ける また エントランスと近接した場所に 自転車やバイクの来院に対応した来院者用の駐輪場 バイク置き場を設置する その他 施設管理 運営の観点から 防火水槽 ゴミ収集場 公用車車庫 職員用駐輪場などを設置する また 必要に応じて門扉 塀 植栽帯などを設置する 46

51 ⑷ 課題解消に向けた取組み 工事期間中の駐車場不足を解消するため 近隣民有地の取得等による駐車場の整備 敷地外の臨時駐車場の確保に取り組むなど ハード面の対応に加え 外来診療予約の見直し等のソフト面での対応により 駐車車両の分散化を図る 交通アクセスの更なる向上を図るため 近隣民有地を取得し 進入路の整備に取り組む 3 建物構成計画 ⑴ 建物の構成 低層階には外来部門や救急部門等を 中層階には中央手術部門や管理運営部門等を 高層階には病棟部門を配置する 病棟の屋上には 消防防災ヘリやドクターヘリの離発着が可能なヘリポートを設置する ヘリポート 病棟 病 棟 病棟病棟 病棟病棟 病棟病棟 高層階 病棟病棟 病棟病棟 病棟 病 棟 手術部門 放射線部門 ( 血管撮影 ) 病理部門 中央材料部門 リハビリテーション部門 透析部門 臨床工学部門 人間ドック部門 ICU 病棟 救命救急病棟 HCU 病棟 小児 周産期病棟 物品管理部門 医療情報管理部門 医療安全部門 学術教育部門 管理運営部門 ( 幹部諸室 医局等 ) 会議室など 中層階 外来部門 化学療法部門 臨床検査部門 ( 採血採尿 検体 生理 ) 内視鏡部門 放射線部門 ( 診断 治療 ) 薬剤部門 栄養給食部門 救急部門 感染症病棟 地域医療連携部門 医療福祉相談部門 受付 医事部門 入退院管理部門 診療情報管理部門 利便施設部門 解剖室 霊安室 講堂 機械室など 低層階 詳細な建物内の構成は基本設計を行う中で調整する 47

52 ⑵ 各部門の関連性について 各部門間の位置関係や物流動線の考え方については 次のとおり 部門 他部門との位置関係について 物流の動線について 外来部門 化学療法部門 臨床検査部門 ( 採血採尿 検体 ) 臨床検査部門 ( 生理 ) 内視鏡部門 放射線部門 ( 診断 ) 放射線部門 ( 治療 ) 薬剤部門 医事部門 臨床検査部門 内視鏡部門 放射線部門 ( 診断 ) 化学療法部門との近接 外来部門との近接 外来部門 臨床検査部門 ( 生理 ) との近接 人間ドック部門からの合理的な動線確保 外来部門 臨床検査部門 ( 採血採尿 検体 ) との近接 人間ドック部門からの合理的な動線確保 外来部門との近接 人間ドック部門からの合理的な動線確保 外来部門 救急部門 放射線部門 ( 治療 ) との近接 人間ドック部門からの合理的な動線確保 放射線部門 ( 診断 ) との近接 救急部門との近接 薬剤部門からの薬品搬送が可能な位置 病棟からの検体搬送が可能な位置 ( 業務用 EV との近接 ) 救急部門からの検体搬送が可能な位置 機器更新時の搬入動線を確保 機器更新時の搬入動線を確保 病棟への薬品搬送が可能な位置 ( 業務用 EV との近接 ) 化学療法部門との薬品搬送が可能な位置 低層階 栄養給食部門 病棟への給食搬送が可能な位置 ( 給食用 EV との近接 ) 食材等搬入出の動線確保 救急部門 感染症病棟 利便施設部門 手術部門等への救急専用 EV との近接 救命救急病棟との近接 外部からアクセスしやすい位置 ( 感染症患者の直接入院が可能な位置 ) 外来部門 入院部門からの合理的な動線確保 臨床検査部門への検体搬送が可能な位置 利便施設への物品 食材が搬送可能な位置 講堂外部からアクセスしやすい位置 ( 災害時等の活用 ) 医事部門 ( 事務 ) 医事部門 ( 会計 ) 入退院管理部門地域医療連携部門医療福祉相談部門 外来部門との近接 外来部門との近接 ( 診察終了 ~ 計算 会計 ~ 帰宅までの動線に十分配慮 ) 病棟部門へアクセスしやすい位置 外来部門 医療福祉相談部門との近接 外来部門 地域医療連携部門との近接 診療情報管理部門 外来部門への個人フォルダ等搬送が可能な位置 解剖室 霊安室外部へアクセスしやすい位置 ( 遺体搬送動線の確保 ) 病理部門への検体搬送が可能な位置 中層階 手術部門 放射線部門 ( 血管撮影 ) 病理部門 放射線部門 ( 血管撮影 ) ICU 病棟 救命救急病棟 HCU 病棟との近接 中央材料部門との近接または直上直下の配置 各病棟 外来部門からの合理的な動線確保 手術部門との近接 病理部門への検体搬送が可能な位置 臨床工学部門からの機器搬入が可能な位置 機器更新時の搬入動線を確保 病理部門手術部門との近接解剖室からの検体搬送が可能な位置 中央材料部門手術部門との近接または直上直下の配置各病棟への器材搬送が可能な位置 48

53 部門他部門との位置関係について物流の動線について リハビリテーション部門外来部門 病棟部門からの合理的な動線確保 透析部門 臨床工学部門 (ME 管理部門 ) 人間ドック部門 入院部門からの合理的な動線確保 手術部門 ICU 病棟 救命救急病棟 HCU 病棟との近接 各検査部門への合理的な動線確保 ME 機器管理室から各病棟等への器械搬送が可能な位置 ICU 病棟 手術部門 臨床工学部門との近接 救命救急病棟 救急部門からの合理的な動線確保 ( 可能な限り上下階配置を近接させる ) ICU 病棟との近接 中層階 HCU 病棟 小児 周産期病棟 臨床工学部門の近接 手術部門との近接 ( 特に産科 ) 物品管理部門 院内各所への薬品搬送が可能な位置 ( 業務用 EV との近接 ) 医療情報管理部門 管理運営部門 ( 幹部諸室 事務 ) との近接 医療安全部門 管理運営部門 ( 幹部諸室 事務 ) との近接 学術教育部門 管理運営部門 ( 医局 ) との近接 管理運営部門 ( 幹部諸室 事務 ) 医療情報管理部門 医療安全部門との近接 管理運営部門 ( 医局 ) 学術教育部門との近接 高層階 病棟部門 放射線部門 手術部門等への合理的な動線確保 薬剤 中央材料 臨床工学 物品管理部門からの物品搬入が可能な位置 4 構造計画 新病院は 地域災害医療センターとして 大規模災害時にも病院としての機能を維持でき る構造を基本とする ⑴ 耐震性能 官庁施設の総合耐震計画基準 により 構造躯体の耐震安全性はⅠ 類 建築非構造部 材はA 類 建築設備は甲類を基本とする 構 造 体 Ⅰ 類 大地震動後 構造体の補修をすることなく建築物を使用でき ることを目標とし 人命の安全確保に加えて十分な機能確保が 図られるものとする 建築非構造 A 類 大地震動後 災害応急対策活動等を円滑に行ううえ または危 部 材 険物の管理のうえで支障となる建築非構造部材の損傷 移動等 が発生しないことを目標とし 人命の安全確保に加えて十分な 機能確保が図られるものとする 建築設備 甲類 大地震動後の人命の安全確保及び二次災害の防止が図られて いるとともに 大きな補修をすることなく 必要な設備機能を 相当期間継続できるものとする 官庁施設の総合耐震計画基準 ( 国土交通省 ) より 49

54 ⑵ 構造方式大規模地震発生時の構造体損傷を最小限にとどめ 各種設備や医療機器の稼働を維持し 病院としての機能を継続できるよう 免震構造を採用する なお 基本設計や地質調査の結果などを踏まえ 最終的に構造方式を確定させる 5 設備計画新病院の有する機能を発揮するため 常時 安定性 信頼性を確保できる設備の導入を基本とするともに 省エネルギー型の設備整備に留意し 維持管理費の低コスト化や環境負荷の低減を図る また 日常的なメンテナンスや将来的な医療提供体制の変化に対応した拡張性にも配慮するとともに 東日本大震災の経験を踏まえ 災害時においても災害拠点病院としての活動に支障をきたさないよう 電源の多重化などによりライフラインの確保を図る ⑴ 電気設備 受変電設備は 安定的な電源を確保するため 受電方式を2 回線受電とする 非常用発電機設備は 信頼性の高い発電機を採用し 容量については災害応急対策活動時の負荷に対応したものとする また 非常用発電機設備は複数台設置することとし 故障時のリスク分散を図るものとする なお 燃料備蓄は 3 日間程度運転可能な量を確保し 停電時においても医療用電源を必要とする各部門に安定して電力を供給できるようにする 中央手術部門や ICU 病棟など 生命に関わる医療機器等を取り扱う部門への電源供給については 安定供給を図るため無停電電源装置の設置を検討する コジェネレーション システムや自然エネルギーなどの新エネルギーを活用した発電設備については 今後 経済性を考慮し導入を検討する ⑵ 空気調和設備 換気設備 主熱源のエネルギーについては 経済性のほか 安全性 確保のしやすさなどを踏まえ選択する また 夜間電力などを活用した蓄熱設備についても検討する 各部門の特性に応じて 適正に空気清浄度の設定や陰陽圧の制御を行う また 病室毎の温度調節など 患者の療養環境向上に配慮するものとする 環境への配慮や保守の容易さ 維持管理コストの低減を考慮した設備とする ⑶ 給排水衛生設備 飲用 医療用の給水設備は 水道水の利用を基本とし その他雑用水 ( トイレ洗浄水等 ) については 井水や雨水の利用を検討する 災害時に必要となる飲料用水 医療用水 給食用水を確保するため 緊急貯水槽を設置する 水容量は3 日分以上を想定する また 救急部門 中央手術部門 ICU 病棟 救命救急病棟 人工透析部門等には 非常時にも優先的に水供給を行える給水系統を検討する 給排水設備は 大地震に際しても十分耐え得るものとする 50

55 ⑷ 情報関連設備 病院情報システムに対応した院内ネットワークを整備するとともに 地域の医療機関とのネットワーク構築に必要な情報設備も整備する 院内無線電話システム設備を導入する なお ナースコール呼出しとの連動やメール通信などについても検討する 外来診察や会計などの待ち時間を過ごしやすくするため 診察順や待ち時間などの表示に対応した表示モニターシステムの整備や外来患者の呼び出しに対応した呼出システムの導入を検討する ⑸ 防災 保安 セキュリティ関連設備 院内の各種設備の稼働状況を監視する中央監視設備を整備し 院内全体の防災 保安等の一元管理を行う 院内の防犯体制を強化するため 監視カメラ等の映像監視設備を設置する 管理部門内などのセキュリティを確保するため IC カード等を活用した入退室管理システムの導入を検討する ⑹ 昇降機設備 昇降機設備は 院内の患者 職員 物流等の動線を確保するうえで重要な要素となることから 安全性及び信頼性のある設備を導入とする エレベータは 用途別に 外来患者用 来院者 見舞者用 職員用 患者搬送用 ( 寝台搬送可 ) 物品搬送用( 供給用 業者納品用 ) 給食用 救命救急センター専用( 救命部門からの患者搬送を最優先とするもの ) を設置する また 中央手術部門と中央材料部門が異なるフロアとなる場合は 器材搬送用 ( 清潔用 不潔用 ) を設置する 来院者の円滑な院内移動ができるよう 来院者用のエレベータやエスカレーターの設置を検討する 51

56 Ⅵ 事業計画 1 事業スケジュール新病院の早期実現を図る観点から 次の取り組みにより 基本構想における想定スケジュールを前倒しし 事業の着実な推進を図る 早期実現に向けた取り組み 発注方法の工夫 ~ 実施設計からのデザインビルド方式の採用実施設計段階から施工会社を参画させることにより 施工会社が有する固有の技術の活用を図るとともに 設計及び施工を一部並行して実施し 可能な限り工期の短縮を図る 工事工程の見直し ~ 一期工事化基本構想で想定していた工事工程を二期工事から一期工事に見直すことにより 仮設工事等の切り回しの工程を省略し 可能な限り工期の短縮を図る 基本構想における位置づけ 年 H24 1 年目 (H25) 2 年目 (H26) 3 年目 (H27) 4 年目 (H28) 5 年目 (H29) 6 年目 (H30) 7 年目 (H31) 一次供用開始 開院完成 スケジュール 基本計画 基本設計 [ 建築 ] 解体設計 実施設計 [ 建築 ] 立体駐 解体 車場整 ( 看宿など ) 備 本体工事 1 期工事 試運転引越等 仮設ホ イラー室建設 解体 本体工事 2 期工事 試運転引越等 立体駐車場を建設する場合を想定 必要な周辺のインフラ整備は 工事期間中に別途完了予定 仮渡り廊下建設 発注方法の工夫や一期工事化による工期短縮 基本計画におけるスケジュール 年 H24 1 年目 (H25) 2 年目 (H26) 3 年目 (H27) 4 年目 (H28) 5 年目 (H29) 6 年目 (H30) 7 年目 (H31) 設計施工一括発注 ( デザインビルド ) 方式による発注 完成 開院 スケジュール 基本計画 基本設計 [ 建築 ] 実施設計 [ 建築 ] 応札期間含む 応札期間含む 工事準備 本体工事 1 期工事 解体 ( 看宿など ) 大臣認定 計画通知 設計と施工を一括発注するデザインビルド方式を採用することで 施工業者のノウハウを活用した工期の短縮 本体完成後 解体工事や外構 工事等に取組む 52

57 2 事業費と財源 ( 概算 ) ⑴ 事業費事業費については 本体工事費や医療機器等の整備費 既存施設の解体費のほか 測量 設計費等で 226 億 8,200 万円と試算している このほかの費用として 造成工事費や進入路整備費 用地取得費 ( 今後交渉分 ) 既存設備等の移設費 さらには 代替駐車場の費用など想定されるが 現時点では試算が困難であることから事業費には含めていない なお 市民の皆様に安全 安心な医療を継続的に提供していくためには 病院の経営基盤の安定が重要であることから 新病院建設費が病院の経営を圧迫しないよう 将来の維持管理費を含め経済性を考慮した設計とするほか 施工にあたっては 民間企業のノウハウを活かしたコスト削減の提案を求めるなどにより 可能な限りの費用縮減に取り組む ⑵ 財源財源については 福島県地域医療復興事業補助金 病院事業債のほか 将来の新病院建設に備え 現在 積み立てを行っている 新病院づくり応援基金 を含む自己資金等を見込んでいるが 国 県等の補助金の活用は 将来の債務償還時の負担を軽減し 病院の経営基盤の安定化に資することから その確保に向け 引き続き積極的な取り組みを行う 事業費 ( 概算 ) 項 目 金額 ( 百万円 ) 備 考 1 本体工事費 15,892 測量 設計費 604 測量等調査費を含む 建築設備工事費 15,288 2 医療機器等整備費 4,836 医療情報機器を含む 3 附帯施設工事費 358 保育所 医師住宅 4 解体費 1,544 5 用地取得費等 52 用地取得費 ( 既交渉分のみ ) 基本計画策定支援等委託料 合 計 22,682 6 その他 +α 造成工事費 進入路整備費 用地取得費 ( 今後交渉分 ) 既存設備等の移設費 代替駐車場の費用など 現行の消費税率 (5%) を基に試算 < 財源 > 福島県地域医療復興事業補助金 493 百万円 病院事業債 21,284 百万円 新病院づくり応援基金を含む自己資金等 905 百万円 合計 22,682 百万円 53

58 収益的収純損益 5, , 資本的収うち企業債償還金 1,262 1,731 1,464 1,709 1, ,072 1,085 1,098 1,110 3 収支計画 ( 試算 ) 平成 24 年 6 月に策定した 市病院事業中期経営計画 に基づき 現在 経常黒字の達成を目指し経営改善に取り組んでいるところである この中期経営計画を前提に新病院開院後 10 年間の収支を試算すると 開院当初 6 年間は 新病院において整備する医療機器等の減価償却費が多額となることなどにより 純損益は赤字となるが 減価償却費が小額となる7 年目以降の収支は黒字になるものと見込んでいる ( 開院初年度は 減価償却費の増に加え 既存施設の解体に伴う除却費の発生により 赤字額が一時的に拡大する ) 一方 資金収支については 中期経営計画に基づく経営努力により 一定の現金を保有したうえで新病院建設に着手できる見通しであり また 開院後も単年度現金収支が概ね黒字で推移することから 新病院の開院後においては 資金不足は生じないものと見込んでいる 開院後の収支見通し ( 試算 ) ( 単位 : 百万円 ) 区分 平成 29 年度 ( 開院 1 年目 ) 平成 30 年度 ( 開院 2 年目 ) 平成 31 年度 ( 開院 3 年目 ) 平成 32 年度 ( 開院 4 年目 ) 平成 33 年度 ( 開院 5 年目 ) 平成 34 年度 ( 開院 6 年目 ) 平成 35 年度 ( 開院 7 年目 ) 平成 36 年度 ( 開院 8 年目 ) 平成 37 年度 平成 38 年度 ( 開院 9 年目 ) ( 開院 10 年目 ) 総収益 17,928 17,931 17,965 17,969 17,966 17,962 18,016 17,952 17,838 17,880 うち医業収益 15,647 15,647 15,682 15,712 15,712 15,712 15,747 15,712 15,604 15,604 総費用 23,011 18,870 19,018 18,396 18,369 18,358 17,822 17,709 17,811 17,449 支うち医業費用 22,424 18,233 18,384 17,789 17,769 17,766 17,215 17,137 17,250 16,853 経常損益 4, 減価償却費等除く 749 1, ,168 1, ,015 1, ,277 収入 3,421 1,269 1,135 1,258 1, ,040 1,046 1,052 1,059 うち企業債 2, 支出 4,253 2,307 2,039 2,185 2,428 1,516 1,608 1,620 1,633 1,645 支うち建設改良費 2, 収支差 832 1, 単年度現金収支 現金残高 3,997 4,004 3,949 4,190 4,402 4,692 5,139 5,637 5,923 6,613 上記は 平成 29 年度当初に新病院が開院するとの前提での試算である 入院収益については患者数を約 590 人 / 日 ( 病床利用率は約 90%) とし 外来収益については患者数を 920 人 / 日として試算した 地方公営企業については 平成 26 年度から新たな会計基準が適用されることとなるが 上記の収支見通しは 現行の会計基準により作成した 上記は 現行の消費税率 (5%) を基に試算した 上記は 福島県地域医療復興事業補助金の交付額を現在内定額 (4 億 9,300 万円 ) とした試算である 今後においても 国 県補助金等の確保に向けた積極的な取り組みを行っていくことから その動向により収支等は変動する 54

59

60 問い合わせ先 いわき市立総合磐城共立病院病院建設室所在地 : いわき市内郷御厩町久世原 16 番地電話 : ( 代表 )

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