4 月 19 日 金 第 1 会場 Room 1 4 月 19 日 金 第 1 会場 Room 1 シンポジウム 4 10:00 母指 CM 関節症の治療 Abductor pollicis longus suspension arthroplasty for thumb carpometacarp

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1 4 月 18 日 木 Short-talk 会場 1-ST-67 Room Short-talk Thursday, April 18 舟状骨 大菱形骨間癒合症に対する 3 次元動態解析 Three-dimensional motion analysis for scaphoid-trapezium coalition 行岡 千佳子 行岡病院 森友 寿夫, 正富 隆, 吉田 竹志, 行岡 正雄 3次元CT を用いた動態解析が舟状骨- 大菱形骨 S-T 間癒合症の診断と治療に有用だった一例を経験した ので報告する 3 次元動画では患側の S-T 間は掌橈側を蝶番とする奇異な book-open 運動を呈し不全骨 癒合を強く疑わせた S-T 関節の動きは低下していたが遠位手根列間 橈骨手根関節の代償を認めた こ れらの結果より S-T 固定術を行い最終可動域として手関節背屈90, 掌屈75 を獲得することができた 1-ST-68 舟状骨偽関節に対する治療方針と手術成績 The Treatment and Surgical Outcome of Scaphoid Nonunion 佐藤 信隆 山梨大学 整形外科 Short-talk 大北 弦樹, 長澤 晃樹, 佐藤 栄一, 波呂 浩孝 舟状骨偽関節に対し Winged graft 法 12 例 Zaidemberg 法 2 例 を行い良好な成績を得た 平均 年齢は 29 歳 評価は X 線学的検討 Modified Mayo Wrist Score DASH score を使用 その結果 Winged graft で humpback deformity の改善が得られた 症例に応じて有茎骨移植を行い骨癒合 が得られた DASH score Modified Mayo Wrist Score では術前に低い評価のものは術後も低くな る傾向があった 術式に改善の余地があった プログラム 4 月 19 日 金

2 4 月 19 日 金 第 1 会場 Room 1 4 月 19 日 金 第 1 会場 Room 1 シンポジウム 4 10:00 母指 CM 関節症の治療 Abductor pollicis longus suspension arthroplasty for thumb carpometacarpal joint arthritis 小平 聡 埼玉成恵会病院 埼玉手外科研究所 ビデオ手技と中長期臨床成績 座長加藤 博之 信州大学整形外科 勝見 泰和 宇治武田病院 2-1-S4-1 母指 CM 関節症に対する関節固定術 福本 恵三, 村中 秀行, 菅野 百合, 加家壁 正知 母指CM 関節症に対して Mathoulin によって報告された Hammock 法の変法を行った症例は男性 8 例 女性 20 例 手術時年齢は平均 62 歳 病期は Eaton 分類stage2 が 5 例 stage3 が 8 例 stage4 が 15 例であった 術後観察期間1年 3 年 4 か月で概ね良好な成績が得られたが 橈骨神経浅枝損傷へ の注意 MP 関節の変形性関節症の評価 MP 関節過伸展変形に対する制動術の検討が必要である 2-1-S4-5 Trapeziometacarpal Arthrodesis for Thumb Basal Joint Osteoarthritis 林 正徳 信州大学 整形外科 母指CM 関節症に対する関節固定術は高い除痛効果と強いつまみ力が得られる一方で 術後に隣接 関節の変性が進行することが指摘されている 演者らは母指CM 関節症に対する関節固定術後2年 以上経過例において その術後成績を調査したので報告する 本術式の術後 2 年以上の臨床成績は 良好であり CM 関節固定による ADL や仕事の支障はほとんどなかった ST 関節に変性を生じる 症例が約1 /4 にみられたが同部の症状は軽度であった 母指 CM 関節症に対する靭帯再建術 面川 庄平 奈良県立医科大学 整形外科 仲西 康顕, 中野 健一, 吉良 2-1-S4-6 藤原 浩芳 京都府立医科大学運動器機能再生外科学 森重 真奈美 母指 CM 関節症に対する suspension plasty の長期臨床 成績 Tendon suspension arthroplasty using a interference screw for thumb carpometacarpal joint arthritis : A long-term study 藤岡 宏幸 兵庫医療大学リハビリテーション学部 母指 CM 関節症に対する有茎脂肪移植による関節形成術 Soft tissue interposition arthroplasty for thumb carpometacarpal osteoarthritis 水関 隆也 広島県障害者リハビリテーションセンター 整形外科 2-1-S4-3 務, 田中 康仁 母指CM 関節症 21 例に対して靭帯形成を併用した鏡視下関節形成術を試みた 鏡視下に大菱形骨を 部分切除後 長母指外転筋腱の半載腱を付着部から約 5cm採取し第 2中手骨基部に誘導 TJ screw で固定した 術前後の疼痛VAS74 /14 DASH45 /18 ピンチ力2.7 /3.8 kg と改善した レン トゲン評価で 橈背側への亜脱臼は術後改善した 本術式は 中期観察で疼痛と日常生活を改善させる Ligament Reconstruction for Osteoarthritis of the Thumb CM Joint われわれは母指CM 関節の亜脱臼に対する整復術として Eaton-Littler 等により報告された靭帯再建 術の適応を拡大し 亜脱臼が原因で生じた進行期関節症に対しても本法を用いて治療し概ね良好な 成績を得ている 術後 opposition はほとんど正常であったが reposition に制限が残った 術後亜 脱臼の残存した 3 例の臨床成績は不良であった 一方 関節裂隙の狭小化を 2 例に認め 1 例には線 維性強直を認めたが臨床成績とは無関係であった 母指CM 関節症に対する鏡視下関節形成術 Arthroscopic tendon suspension arthroplasty for trapeziometacarpal osteoarthritis 内山 茂晴, 伊坪 敏郎, 百瀬 敏充, 加藤 博之 2-1-S4-2 母指 CM 関節症に対する 長母指伸筋腱を用いた suspension arthroplasty Mathoulin 法の中期成績と問題点 小田 良, 玉井 和夫, 勝見 泰和, 久保 俊一 進行期母指CM 関節症 29 例に対して施行した有茎脂肪移植の術後成績は良好であった 活動性が 高く CM 関節の不安定が高度な 2 例に再手術 関節固定 を行った 脂肪弁はスベーサーとしての働 きよりも 介在させることで無痛性の偽関節形成に役立っていると考えた 本法は手術手技が容易 であり 疼痛緩解率も高いため 症例を選べば有用な方法である 2-1-S4-7 シリコン製大菱形骨インプラントを用いた母指 CM 関節形成術 Silicon Trapezium Implant Arthroplasty for the Basal Joint of the thumb 牧野 正晴 新潟逓信病院 整形外科 奥野 宏昭, 常深 健二郎, 高木 陽平, 田中 寿一 進行期の母指CM 関節症に対して行われている Suspensionplasty は有効な術式の一つである 我々 は Thompson 法に準じて大菱形骨を摘出し 長母指外転筋腱を interference screw(tj screw) で固 定する方法を行っている 今回 その手術手技と長期成績について検討し報告する 軽作業を必要とする高齢者に適応を絞り施術した 14 例 17 関節のシリコンインプラント置換術の成 績は良好であった Room 1 Room S4-4 8:00

3 4 月 19 日 金 第 1 会場 Room 1 4 月 19 日 金 第 1 会場 Room 1 招待講演 3 11:00 11:00 11:30 座長別府 諸兄 聖マリアンナ医科大学整形外科 2-1-IL3 招待講演 4-1 Room 1 Room 1 10:00 Hand Clinic for the Aged People Robert M. Szabo Orthopaedics, UC Davis Medical Center, USA As life expectancy in our society continues to increase, orthopaedists must become more knowledgeable in dealing with upper extremity problems common to geriatric patients. As our population ages, we are seeing more problems in the upper extremity which can be ascribed to two conditions which affect the elderly: osteoporosis and arthritis. Osteoporosis present in these patients affects surgical management of difficult fractures. Osteoarthritis and rheumatoid arthritis disproportionately affect this age group. A variety of conservative and operative treatments are available to improve quality of life in these patients. 座長根本 孝一 防衛医科大学校 整形外科 2-1-IL4-1 Volar and Dorsal Ligaments Reconstruction for Scapho-Lunate Instability Beng Hai Lim Centre For Hand And Reconstructive MicroSurgery(Charms) Pte Ltd, Singapore Both the volar and dorsal SL ligaments are important in stabilizing the SL joint. A proximal scaphoid, distal scaphoid and a lunate 2.7 mm drill holes and 1/3 of the FCR tendon are needed. The procedure involves using 1/3 FCR to recreate the volar and dorsa ligaants. Results showed good wrist motion pain improvement and radiological correction. 11:30 招待講演 :00 座長川端 秀彦 大阪府立母子保健総合医療センター 整形外科 2-1-IL4-2 Correction of malunion of the distal radius and ulna Dietmar Pennig St. Vinzenz-Hospital GmbH, Germany Forearm deformities in children, adolescents and adults may be congenital or posttraumatic. Correction of axis and length requires a detailed analysis and adequate preoperative planning. Callus distraction may be used alone or in conjunction with internal fixation to achieve distal radio-ulnar joint congruity and alignment of the carpal bones. Patients should be treated in centres familiar with the complex

4 4 月 19 日 金 第 1 会場 Room 1 4 月 19 日 金 第 1 会場 Room 1 ランチョンセミナー 7 13:20 13:40 パネルディスカッション 4 15:40 キーンベック病の治療の現況 座長矢島 弘嗣 市立奈良病院 四肢外傷センター 座長金谷 文則 琉球大学整形外科 柿木 良介 共催シンセス株式会社 2-1-LS7 Fusion versus arthroplasty in the treatment of destructed finger joints 京都大学 整形外科 リハビリテーション部 2-1-P4-1 Conservative Treatment for Kienbock's Disease in Elderly Patients Daniel Herren Schulthess Klinik, Switzerland Arthrodesis of painful destructed PIP and DIP joint is an established treatment method with consistent good clinical results. A secure method of fixation is a compression screw osteosynthesis either with a 2.0 mm plate and screw or a HCS. As an alternative treatment option PIP arthroplasty give consistent reuslts. We started to implant a silicone spacers in selected cases in DIP joints as well. Both methods and their results will be presented. 高齢者キーンベック病に対する保存的治療 谷口 泰德 和歌山県立医科大学 運動機能障害総合研究開発講座 辻本 修平, 浅井 宣樹, 下江 隆司 今回我々は 高齢者キーンベック病における保存的治療の臨床成績について報告する 高齢者キーンベック病 では 保存的治療後も手根骨の圧潰 関節症変化は進行していたが 臨床成績は良好であった 高齢者では若年 者と異なり血管柄付き骨移植 橈骨短縮骨切り術 STT 関節固定術 有頭骨短縮術などを行っても月状骨壊死 の回復 圧潰の改善は期待できない そのため高齢者のキーンベック病では保存的治療が第一選択されて良い 2-1-P4-2 若年者キーンベック病に対する仮 STT 固定術 Temporary Scaphotrapeziotrapezoidal Joint Fixation for Pediatric Kienbock's Disease 河村 健二 市立奈良病院 四肢外傷センター 矢島 弘嗣, 重松 浩司, 清水 隆昌, 田中 康仁 20 歳未満の stage IIIA キーンベック病 4 手に対する仮STT 固定術の治療成績を報告した 3 手で月 状骨の再血行化とリモデリング 扁平化の改善 が得られたが 1手で再血行が得られず橈骨短縮骨 切り術を施行した 仮STT 固定術が無効であった症例は骨端線の閉鎖した 16 歳女児であり 年齢 と治療効果の関連が考えられた 2-1-P4-3 キーンベック病に対する有頭骨部分短縮骨切術 Partial capitate shortening for Kienbock disease 森友 寿夫 大阪行岡医療大学 理学療法学科 島田 幸造, 正富 隆, 村瀬 剛, 行岡 正雄 有頭骨部分短縮骨切術を行ったキーンベック病35 例の中 長期治療成績を報告する 観察期間は 平 均 37 ヶ月( ヶ月) であった 疼痛は 26 例で消失し 8 例で軽い痛みが残存した 22 例で骨 硬化増や分節化の改善などの月状骨の remodeling が認められた 最終成績は優17 例 良16 例 可1例 不可1例であった 有頭骨部分短縮骨切術は低侵襲かつ効果的でありキーンベック病に選択されても よい手術法の一つである Room 1 Room 1 12:20

5 4 月 19 日 金 第 1 会場 Room 1 4 月 19 日 金 第 1 会場 Room 1 キーンベック病に対する有頭骨短縮術 有頭有鉤骨間固定術 2-1-P4-8 Capitate Shorterning with capitate-hamatearthrodesis for Kienböck disease Treatment of Kienboeck's disease using vascualrized bone graft 柿木 良介 京都大学 整形外科 リハビリテーション部 大井 雄紀 兵庫医科大学 整形外科 太田 壮一, 野口 貴志, 貝澤 幸俊, 松田 修一 高木 陽平, 常深 健二郎, 藤岡 宏幸, 田中 寿一 キーンベック病に対し我々は Almquist の報告に準じて有頭骨 有鉤骨間固定を併用した有頭骨短縮骨切り術を 行ってきた 2000 年1月 2011年12月の間に行った Lichtman 分類Stage3 の 41症例に対していずれも良好に 骨癒合が得られた 術後に Stahl index が悪化する症例はあったが stage が進行していた症例はなかった ulnar varianceやcarpal height ratioに関わらず Lichtman 分類stage 2 4の症例に対して広く適応するようにしている 2-1-P4-5 骨釘移植 骨髄血移植 創外固定 低出力超音波療法を併用 した進行期キーンベック病の治療 Treatment of patients with advanced Kienböck disease composed of bone peg graft, bone marrow transplantation, external fixation, and LIPUS 我々が行ったキーンベック病に対する血管柄付き骨移植術施行例のうち術後2年以上経過観察でき た 51 症例 52 手の術後成績について報告する 血管柄付き骨移植術は stage3 B までの症例に適応 があり とくに手関節の除痛効果にすぐれていた 有頭骨短縮術併用例では 術後の関節可動域が 不良であったが 一時的有頭舟状骨固定術併用例では比較的良好な関節可動域が獲得できた 15:40 パネルディスカッション 5 17:40 腱鞘炎に対する超音波診断と治療 西浦 康正 筑波大学附属病院土浦市地域臨床教育ステーション 原 友紀, 村井 伸司, 小川 健, 落合 直之 キーンベック病の進行期の症例に対し 骨釘移植 濃縮骨髄血移植 創外固定 低出力超音波療法を行い良 好な結果を得たので報告する 対象症例は 17 歳女性 54 歳男性 23 歳男性 53 歳女性の 4 例である 単純 X 線 MRI で 症例1は完全骨折 症例2 3 では骨折による圧潰 症例4 では大きな嚢胞性変化を認めた 術後 全例骨癒合が得られ 有用な手関節機能に回復した 本法は 比較的低侵襲で有用な方法であると考えられる 2-1-P4-6 Stage 3,4 のキーンベック病に対する骨釘移植術 手術後 5 年以上経過例の中期成績 座長長岡 正宏 駿河台日本大学病院整形外科 白井 久也 特定医療法美杉会 佐藤病院 手外科センター 2-1-P5-1 Stage3以上のキーンベク病に骨釘移植を行い 術後5年以上経過観察可能であった 31例について報告した 全 例 術後11-24週で原職に復帰した 手関節可動域 握力は 27例で改善し Lichtman の評価では satisfactory 29例 unsatisfactory 2例で Dornan の評価では excellent 22例 good 9例であった carpal height ratio が 著明に改善した例が 19例あり MRI では月状骨輝度変化は 17例で周囲の手根骨と同じ輝度に戻った 2-1-P4-7 キーンベック病に対する月状骨救済手術 橈骨骨切り術 血管柄付き骨移植併用手術 Treatment of Kienbock's disease Radial osteotomy and vascularized bone graft to the lunate 中尾 悦宏 中日病院 名古屋手外科センター 中村 蓼吾, 高橋 明子, 三竹 辰徳 月状骨救済が可能なキーンベック病に対し 橈骨骨切り術を施行した また月状骨に骨折や分節化を認める症 例には 血管柄付き骨移植術を追加した 骨切り術18手 骨移植併用17手について 経過 画像所見 成績を 調査し 良好な成績を得た 月状骨への力学的負荷の軽減 手関節近傍の血行改善効果が示唆される骨切り 術と 骨質改善を促す骨移植術の併用にて 治療期間は短縮され 良好な手関節機能の維持が可能であった 超音波エコーを用いたばね指の定量評価と治療効果の検討 Quantitative Ultrasonographic Analysis of Trigger Digits following Corticosteroid Injectio The Midterm Results of Bone Peg Transplant to Kienbock Disease at Stage 3 or 4 池上 博泰 東邦大学整形外科 堀内 行雄, 眞宅 崇徳, 金子 卓雄, 武者 芳朗 キーンベック病に対する血管柄付き骨移植術 重松 浩司 東大阪市立総合病院 整形外科 127 例140 指のばね指患者に対し超音波学的定量評価を行った そのうちの 47 例でステロイド腱鞘 内注射前後に経時的超音波学的定量評価を行い 注射後 6 ヵ月の予後予測が可能かどうか検討した ばね指患者の健患側比較ではばね指側の腱鞘および屈筋腱の優位な肥厚が確認された 腱鞘内注射 後 3 ヵ月での測定で再発群では臨床症状の有無にかかわらず改善した腱鞘の肥厚は再発しており経 時的な測定により予後予想が可能となると考えられた 2-1-P5-2 外来診療での超音波エコーによる狭窄性屈筋腱腱鞘炎の診断 Ultrasonographic examination of stenosing flexor tenosynovitis in outpatient settings 亀山 真 東京都済生会中央病院 整形外科 小見山 貴継, 手塚 正樹, 柳本 繁 狭窄性屈筋腱腱鞘炎に対し外来で超音波エコーを行なうことの有用性を紹介する 屈筋腱が腱鞘にひっか かると 腱線維が垂直方向へたわむ結果 腱内エコー輝度の低下 Dark tendon sign を生じる 指の他動 運動と腱の滑走が同期しない状態は 腱の滑走障害を示唆する 腱が腱鞘にひっかかる位置は A1 pulley 遠位が多く この場合のステロイド腱鞘内注入は Carlson の mid lateral approach が合目的である Room 1 Room P4-4

6 4 月 19 日 金 第 1 会場 Room 1 4 月 19 日 金 第 2 会場 Room 2 Room P5-3 ばね指に関連する PIP 関節炎に対する超音波補助下掌側板 貫通法による関節内注射 Volar Approach of Intraarticular Cortisone Injection for PIP Joint Arthritis Associated with Trigger Fingers 齊藤 晋 大津赤十字病院 形成外科手の外科 8:00 8:50 舟状骨① 沢辺 一馬, 石川 浩三 PIP 関節の掌側関節腔は自動屈曲時に掌側板の上昇に伴い拡張することから 掌側板を貫通して関節注射する 方法を開発し ばね指に合併した PIP 関節炎に適応した 手技は PIP 関節を自動屈曲位に保持し基節部の掌 側正中から針を傾斜させて刺入し 掌側板を貫通し薬液を注入する 超音波の併用により注射により掌側板の 浮上が確認できる 6患者 7指に同法でステロイドの関節注射を施行し 6指に疼痛と屈曲拘縮の軽快を得た ばね指に対する超音波ガイド下腱鞘切開術 超音波診断から治療への応用 Ultrasound-guided percutaneous release of the A1 pulley for trigger digits 國府 幸洋 柏厚生総合病院 整形外科 杉山 敦樹 本法は経皮的腱鞘切開に超音波モニタリングを補助的に用いることで 創内の手術器具 プローブ フックナ イフ や屈筋腱などがリアルタイムで可視化される またA1pulley の完全切開は プロービングにより超音波 モニター上で確認できる 手掌指節皮線部の創 約2-3 mm は早期に癒合し 圧迫を受けやすい手掌部の切開 は不要である 従来法で懸念される盲目的手技が改善される本法は より確実性の高い低侵襲手術である 2-1-P5-5 ドケルバン病に対する超音波診断と治療 Comparison of Waist Type and Oblique Type in Scaphoid Fracture Comparison of the Fracture Line with X-ray and 3DCT 内藤 利仁 聖マリアンナ医科大学 整形外科 清水 弘之, 新井 猛, 別府 諸兄, 松下 和彦 われわれは舟状骨骨折の 3DCT 分類について報告してきた 今回 腰部型と近位背側斜走型の画像所見の違いと screw 刺入方向の適切性について検討した 舟状骨骨折の 56例中 XP 像は腰部骨折に見えるが 3DCT 像では近 位背側斜走型であるものが 8 例存在した また 骨癒合が得られず 背側進入で中枢端より screw を刺入すべき偽 関節例が 2例あり 偽関節手術の術前計画には 3DCT 分類を用いて骨移植法 screw の刺入方向を検討すべきである Ultrasonographic examination for de Qervain's disease 長岡 正宏, 長尾 聡哉, 山口 太平 2-1-P5-6 尺側手根伸筋腱腱鞘炎に対する超音波診断と治療 Treatment and Ultrasonographic Diagnosis for Stenosing Tenosynovitis of Extensor Carpi Ulnaris 清水 弘之 聖マリアンナ医科大学 整形外科 中島 浩志, 新井 猛, 内藤 利仁, 別府 諸兄 尺側手根伸筋腱腱鞘炎の臨床所見から超音波画像の有用性と治療について検討したので報告する. 本症と診断 し, 超音波検査を行った 29 例を対象とした. 超音波画像の特徴は短軸像で尺骨遠位部から末梢にかけて, 患側 で全例に楕円形の高エコー像として描出され, 腱周囲には腱鞘滑膜の肥厚と考えられる低エコー像が描出され た. この所見が著明なほど保存療法に抵抗した. この像の得られない尺側部痛は TFCC 損傷を疑う必要がある. 舟状骨骨折術後評価におけるインプラントを基準とした CT 放射状 MPR 画像 Radial MPR findings (CT) on the Basis of the Implant for Postoperative Evaluation of Fractures of the Scaphoid 長谷川 康裕 神戸赤十字病院 リハビリテーション科 豊泉 泰洋 駿河台日本大学病院 整形外科 ドケルバン病に対して超音波検査を行った 61人 63 手関節 男12 女 49 例 保存治療 26関節 手 術加療 37関節 短軸走査で隔壁有り 53関節 無し 6関節 手術 37関節のうち術前隔壁有り 33関節 無し 4関節 超音波で隔壁を認めた中で術中隔壁形態 完全隔壁型 不完全隔壁型 正常型 関節だった 超音波は非侵襲的で 隔壁有無や腱周囲の状態を観察するツールである 統一された 手技と評価方法を今後考案していく必要がある 舟状骨腰部骨折と斜骨折の比較検討 単純 X 線像と 3DCT 像の比較 中後 貴江, 松橋 美波, 森田 卓也 舟状骨骨折症例10 例の術後CT 画像でインプラントを軸とした放射状MPR 画像を再構築し その有 用性を検討した 舟状骨の冠状断 矢状断像とインプラントの長軸を中心に放射状MPR 画像を作成 した 骨癒合判定に有用であったスライス数とインプラントの全長が写っているスライス数を調べた 両者のスライス数は冠状断 矢状断像より放射状MPR 像の方が多かった 舟状骨偽関節に対する掌側楔状骨移植術前 X 線を用いた 実物大移植骨模型の作成 Wedge bone graft for the scaphoid nonunion; Application of threedimentional model according to the preoperative radiograph of the wrist 片山 健 国保中央病院 整形外科 小野 浩史, 古田 和彦, 鈴木 大介, 藤谷 良太郎 舟状骨偽関節に掌側楔状骨移植を行った 28 例を調査し, 舟状骨変形指標(ISA 舟状骨長) と手根骨配列指標(RLA SLA CHR) の相関と, その結果から 4 例に術前単純X 線患健差の RLA 変化量から実物大模型を作成, DISI 変形矯 正と舟状骨形態改善の術前計画の妥当性を検討した. ISA および舟状骨長の両変化量と RLA 変化量に有意な相関を 認めた. 本法は術前X 線から骨移植量が決定でき, DISI 変形の矯正と舟状骨形態の改善も概ね理論通りに得られた. Room P5-4 座長松下 和彦 川崎市立多摩病院整形外科

7 4 月 19 日 金 第 2 会場 Room 2 4 月 19 日 金 第 2 会場 Room 2 SNAC wrist における関節症パターンの 3 次元的解析 Patterns of degenerative change in scaphoid nonunion advanced collapse (SNAC) wrist: a 3-dimensional analysis 嚢胞状骨吸収像を呈した舟状骨骨折に対する経皮的骨接合術 の適応 剛 Percutaneous Internal Fixation of Scaphoid Fractures with Cystic Changes 三浦 一志 西堀病院 整形外科 SNAC wrist の 23 例を対象として 阪大式生体3次元動作解析システムを用いて 骨折線の位置と 関節症変化および手関節動態との関係を調べた 骨折線が舟状骨突起 背側舟状月状骨間靭帯の舟 状骨付着部 より遠位にある症例 遠位型 と近位にある症例 近位型 とでは 手関節の動態 関節症 変化は大きく異なっていた さらに 遠位型の中でも骨折線が橈骨舟状骨関節内にある群と関節外に ある群とで関節症変化の性状が異なっていた 舟状骨骨折症例の中には 不十分な治療により骨折部に骨吸収像が出現するものがある 受傷後 6 週以上経過 し嚢胞状骨吸収像を呈した舟状骨骨折 4 例に対し 手根中央関節鏡視下に骨折部の鏡視を行った後に経皮的骨 接合術を施行した 症例は全例男性 受傷時年齢は平均17 歳であった 受傷から手術までの期間は平均2.9 ヵ 月であった 手根中央関節鏡視下に骨折部の確認が可能であり骨癒合は術後3 ヵ月時点で全例に得られていた 大浦 圭一郎 大阪大学 整形外科 森友 寿夫, 岡 舟状骨骨折治療における経大菱形骨的アプローチを併用した dorsal insertion technique DITTA 坪 Dorsal Insertion Technique combined with Transtrapezial Approach (DITTA) for the Scaphoid Fractures 8:50 9:50 舟状骨② 舟状骨中央 1/3 骨折に対する経皮的掌側スクリュー刺入固 定の手技の工夫 岩崎 弘英 青森市民病院 整形外科 坪 健司, 富田 卓, 塚田 晴彦 舟状骨中央 1 /3 骨折に対して フィンガートラップを用いて母指を牽引し ST 関節を開き 大菱形骨を 押しつけながら 掌側より経皮的スクリュー固定を行った スクリューは近位骨片の中央へ刺入され 全例で骨癒合が得られた スクリュー位置や骨折線とスクリューの角度による骨癒合期間の有意差は認 められなかった 掌側刺入では大菱形骨が刺入の障害となるが 上記工夫により刺入は容易となる 舟状骨中央 1/3B1 B2 型骨折に対する掌側からの経皮的 スクリュー固定 53 例の検討 The Evaluation of The Volar Percutaneous Screw Fixation for Herbert Type B1 and B2 Scaphoid Fracture 53 cases report 酒井 健 昭和大学横浜市北部病院 整形外科 座長田野 確郎 関西ろうさい病院 整形外科 哲 The technique of screw fixation using volar approach for middle one third scaphoid fracture 倉橋 俊和 名古屋大学 手の外科 篠原 孝明, 建部 将広, 山本 美知郎, 平田 仁 舟状骨骨折治療において我々が考案した新しい経皮的スクリュー固定法 DITTA Dorsal Insertion Technique combined with Transtrapezial Approach は 通常の volar approach と同様の肢位で経大菱形骨的にガイドピ ンを刺入し 背側からスクリューを挿入する 手技が容易で舟状骨軸に沿って かつ骨折線に対してより垂直に スクリューを設置できることに加え 骨片や移植骨が転位するリスクが少なく偽関節例への応用も可能である 健司, 藤 陳旧性舟状骨骨折に対する経皮的スクリュー固定 Percutaneous screw fixation of chronic scaphoid fractures 川崎 恵吉, 西中 直也, 稲垣 克記 B1 B2 型舟状骨中央1/3 骨折に対する掌側からの経皮的スクリュー固定 53 例の治療成績を検討した 対象とした B1型13 例 B2 型 40 例の年齢 性別 受傷から手術までの期間に有意差はなかった 骨 癒合率は B1型100 B2 型 97.1 であった B1型 B2 型舟状骨中央1/3 骨折に対して掌側からス クリューを刺入した場合でも 整復位とスクリュー設置位置が適切であれば 良好な骨癒合が得られた 舟状骨偽関節に対する鏡視下骨移植 骨接合術の治療経験 Surgical Treatment of Scaphoid Nonunion by Arthroscopic Bone Graft and Internal Fixation 井上 五郎 医療法人整友会 豊橋整形外科江碕病院 小原 由紀彦 埼玉社会保険病院 整形外科 16 例の陳旧性舟状骨骨折に対して経皮的スクリュー固定を行った 4例は術後3週間のギプス固定 を行ったが 12 例は行わなかった 15例に骨癒合が得られた Mayo Wrist Score では優13 良1 可1 不可1であった 当院では舟状骨偽関節に関節鏡視下腸骨移植を行い 低侵襲治療を目指している 4 例に手術を施行し すべ ての症例で手根中央関節鏡視で骨折部の繊維形成を認めた 手術後平均5 か月で骨癒合が得られ 握力は健 側比平均84 % 可動域は健側比平均78 % となり 職復帰している 本術式の利点は 掌側を大きく展開しな い為 舟状骨への血行を維持できること 内視鏡下に偽関節部の掻爬や海綿骨移植が可能であることである 中村 俊康 Room 2 Room 久仁洋, 片岡 利行, 村瀬

8 4 月 19 日 金 第 2 会場 Room 2 4 月 19 日 金 第 2 会場 Room 体操選手舟状骨障害の治療経験 2-2-S5-3 Surgical treatment of gymnastic scaphoid injuries Indication and limitation in the arthroscopic treatments of scaphoid fracture and nonunion 高木 陽平 兵庫医科大学整形外科 坪川 直人 新潟手の外科研究所 大井 雄紀, 藤岡 宏幸, 常深 健二郎, 田中 寿一 10:00 シンポジウム 5 12:00 舟状骨骨折 偽関節の治療 牧 裕, 成澤 弘子, 森谷 浩治, 吉津 孝衛 舟状骨骨折に対する鏡視下手術は手関節鏡に精通すれば容易で 舟状骨周囲の靭帯構造 血流を傷 害することのない最小侵襲手術であるが 鏡視下骨移植が不可能な症例 技術的に難しい症例もあ るため 適応は慎重に行う必要がある 2-2-S5-4 3 次元モデルを用いた舟状骨偽関節の病態解析と手術計画 3D analysis and surgical simulation for Scaphoid Non-union 村瀬 剛 大阪大学 整形外科 片岡 利行, 三宅 潤一, 田中 啓之, 森友 寿夫 座長稲垣 克記 昭和大学整形外科 藤岡 宏幸 兵庫医療大学リハビリテーション学部 2-2-S5-1 舟状骨骨折の治療 手術適応の変遷と保存療法 我々は 独自に開発した 3 次元解析システムを用いて舟状骨偽関節例の 3 次元変形と動態を評価してきた scaphoid apex と呼ばれる舟状骨の背側稜の頂点に注目し 遠位型 近位型に分類することで 病態が異 なることが明かとなった 実際の手術では スクリュー刺入位置方向を示した矯正後骨モデルの 3 次元実 体模型を作成してガイドとすることで DISI 変形の良好な矯正と適切なスクリュー刺入が可能であった 2-2-S5-5 Treatment of Scaphoid Fracture, Indication of Operative Method and Conservative Method 佐々木 2-2-S5-2 The treatment of scaphoid non-union for free bone graft 常深 健二郎 兵庫医科大学 整形外科 孝 済生会神奈川県病院 整形外科 舟状骨骨折の治療法は 1983 年の Herbert screw の登場で大きく変化した 当初 遷延癒合 偽関 節に適応された両端ねじ山付螺子が 外固定期間短縮と早期社会復帰を目的に使用される率が高く なり 保存療法の役割は明らかに減少してきている 一方で 手術療法例における術後偽関節例には 保存療法を選択していれば癒合が得られたのではないかと思われる例もある 手術適応の変遷と保 存療法の可能性を探る 小皮切による舟状骨骨接合術 Osteosynthesis of the Scaphoid Fracture with Minimal Incision 大井 宏之 聖隷浜松病院 手の外科 マイクロサージャリーセンター 当センターで同一術者が行った小皮切による舟状骨骨接合術の 33 例について報告する 順行性の 骨接合は 28 例 逆行性は 5 例であった スクリュー長は 22 mm 前後を中心に術前X 線を考慮して 決定した 順行性の 1 例を除き全例骨癒合が得られた 骨折型の差があるために順行性の方が骨癒 合期間は短かった 逆行性の 4 症例で術後の軽度の可動域低下と手関節背屈時の違和感を訴えた またその他の問題点 注意点についても追加し報告する 遊離骨移植による舟状骨偽関節 田中 寿一, 高木 陽平, 大井 雄紀, 藤岡 宏幸 舟状骨骨折 偽関節の治療は Double thread screw の出現で術後成績はかなり改善されている 当 科では舟状骨偽関節に対し遊離骨移植術による治療を行っている その方法は偽関節部を掻爬 腸 骨からの皮質海綿骨を偽関節部に骨移植し Double thread screw で固定している 2000 年 10 月 から 2012 年 6 月までの症例では最終経過観察時の骨癒合率は 100 % であった 2-2-S5-6 血管柄付き骨移植術を用いた舟状骨偽関節の治療戦略 Strategy of scaphoid nonunion using vascularized bone graft 川崎 恵吉 昭和大学横浜市北部病院整形外科 稲垣 克記, 上野 幸夫, 池田 純, 前田 利雄 舟状骨偽関節に対する血管柄付き骨移植術 64 手の手術成績を調査した 対象は Zaidemberg(Z) 法 Makino(M) 法が 3925 手で 平均年齢は 歳 受傷から手術までの期間は 年で あった 結果では Cooney score は point 骨癒合は 手で得られ 移植骨片 の面積は cm 2 であった 舟状骨偽関節の治療には 血管柄付き骨移植の技術に新たな工 夫を加えることによってより良い成績が得られる Room 2 Room 2 体躁選手に生じた舟状骨障害例 24 例の治療経験を報告する 疲労骨折11例に対して double thread screw を用いて小皮切 骨接合術を行い撓骨茎状突起先端部の切除を追加し 偽関節例 13 例のう ち 10 例には骨移植を併用して骨接合を行い撓骨茎状突起先端部の切除を行った 2 例は成長期体 操選手で術中所見より骨移植は不要と判断した 1 例は再偽関節例であり骨移植に加え骨釘と DTJ screw での固定を要した 最終的に全例に骨癒合を得た 関節鏡を用いた舟状骨骨折 偽関節治療の適応と限界

9 4 月 19 日 金 第 2 会場 Room 2 4 月 19 日 金 第 2 会場 Room P6-2 12:20 ランチョンセミナー 8 13:20 第 51 回手の先天異常懇話会 舟状骨近位偽関節の治療観血的整復固定術 骨移植 Non-vascularized bone graft with Herbert-type screw fixation for proximal pole scaphoid nonunion 内山 茂晴 信州大学 整形外科 石川 淳一, 松木 寛之, 岩崎 倫政, 加藤 博之 座長堀井 恵美子 名古屋第一赤十字病院 整形手の外科 2-2-LS8 母指多指症 再建のコツ 成績不良例の検討 2-2-P6-3 舟状骨遷延治癒骨折 偽関節への LIPUS 併用治療 LIPUS treatment for scaphoid delayed union or nonunion 池田 和夫 金沢医療センター 整形外科 納村 直希, 多田 薫 難治性舟状骨骨折の治療に 積極的に LIPUS を併用している 症例は 2003 年からアキュトラックスク リュー を用いて手術を行った舟状骨骨折の 71例である 嚢胞型で 19 例中18 例 95 % に骨癒合を得た 術後すぐに LIPUS を併用すると 骨癒合期間が短い傾向にあった 硬化 転位型13 例も LIPUS 併用し 全例に骨癒合を得られた 難治性舟状骨骨折の治療に LIPUS 併用治療は有意義である 13:40 パネルディスカッション 6 15:40 難渋する舟状骨骨折 偽関節の治療 2-2-P6-4 術後偽関節を生じた舟状骨骨折に対するサルベージ骨釘移植 Treatment for nonunion of the scaphoid after surgery, using strut bone graft and double thread screw 大迎 知宏 明倫会 宮地病院 整形外科 藤岡 宏幸, 戸祭 正喜, 常深 健二郎, 田中 寿一 座長岩崎 倫政 北海道大学整形外科 副島 2-2-P6-1 修 福岡山王病院整形外科 舟状骨偽関節に対する血管柄付き骨移植術の限界 Vascularlized Bone Grafting for the Scaphoid Nonunion 砂川 融 広島大学大学院医歯薬保健学研究院上肢機能解析制御科学 鈴木 修身, 中島 祐子, 四宮 陸雄, 越智 光夫 中枢に壊死が疑われる舟状骨偽関節に対し橈骨からの血管柄付き骨移植術を行ったのでその問題点 について報告する 対象は 11 例で分節化のあった 3 例は部分癒合にとどまった 疼痛が残存したの は 2 例で いずれも部分癒合で OA 合併例であった 分節化が高度な場合や関節症性変化が始まっ ている例では血管柄付き骨移植でも骨癒合や形態の回復には限界があり salvage 手術を考慮する 必要がある 手術手技やスクリューの開発により舟状骨骨折の治療成績はより向上 安定してきたが 骨接合術も骨癒 合が得られない症例も存在する 術後偽関節を生じた舟状骨骨折に対しサルベージ手術を行った 手術 は抜釘後のスクリュー孔に骨釘を打ち込み 偽関節部に腸骨移植を行ったうえ screw で内固定する方法 で 96 に骨癒合を得た 本法は術後偽関節症例のサルベージ手術として有用な治療であると考えられた 2-2-P6-5 舟状骨偽関節に対する遠位骨片摘出術 Distal Scaphoid Resection Arthroplasty for Symptomatic Scaphoid Nonunion 石河 利之 福岡大学 整形外科 副島 修, 飯田 博幸, 松永 渉, 内藤 正俊 舟状骨偽関節に対する遠位骨片切除術は 術後外固定期間が短く 早期の疼痛軽減 ADL 制限の解 除が期待できる 平均約10 年の経過観察可能だった 7 例では 関節症の進行は 2 例に認めたものの 成績は良好であった 舟状骨偽関節に対する選択肢として有用な術式と考える しかし 月状骨周囲 脱臼後など有頭月状骨間関節の不安定性が懸念される症例では 早期に関節症が進行した症例もあ り 適応には慎重であるべきと考えた Room 2 Room 2 共催科研製薬株式会社 舟状骨近位部骨折は近位骨片が血流不全に陥ることが多く 偽関節例が少なくない 近位骨片への 血流再開を目的に血管柄付き骨移植が行れることがあるが 全例に骨癒合が得られるとは限らず そ の適応は不明である われわれは偽関節部の掻爬と腸骨移植後Herbert タイプのスクリュー固定を 行い良好な成績を得た

10 4 月 19 日 金 第 2 会場 Room 2 4 月 19 日 金 第 2 会場 Room P6-6 舟状骨偽関節長期例 SNAC wrist に対する 4 corner fusion Four-corner fusion for the scphoid nonunion advanced collapse wrist 舟状骨偽関節に対する移植骨の検討 The bone graft for scaphoid non-union 香月 憲一 大阪市立総合医療センター 整形外科 平地 一彦 市立札幌病院 整形外科 高松 聖仁, 上村 卓也, 玉井 孝司 15:50 16:40 舟状骨③ 佐久間 隆, 後山 恒範 舟状骨偽関節の修復に用いる移植骨による治療成績の違い 採取部の問題を調査し 適切な移植骨 を検討した その結果 受傷時から数年経過し判明する典型的な舟状骨偽関節では通常骨移植でよ く腸骨より橈骨の方が同一皮切ですむ点が低侵襲であった 近位端偽関節 壊死 高齢者などの非 典型例は血管柄付き骨移植が望ましい Trephine を用いた舟状骨偽関節手術 Surgical procedure for scaphoid nonunion using trephines 畑中 均 九州労災病院 高崎 座長光安 廣倫 光安整形外科 難治症例を含めた舟状骨偽関節の治療成績 Therapeutic results of nonunion of the scaphoid including intractable cases 高瀬 勝己 東京医科大学 整形外科 番場 泰司, 河野 亮平, 山本 謙吾 複数回手術を要した難治性舟状骨偽関節13 例を含む 37 例を経験したので報告する 男24 例 女 3 例 手術時平均年齢は 28 歳であった SNAC wrist に進行した 3 例を除く 34 例に病巣掻爬および腸骨 より採取した遊離骨移植を施行 一方 SNAC wrist には中枢骨片摘出し部分手根骨固定術を施行 した 10 例は再度偽関節となり 1 例に再度遊離骨移植 9 例に血管柄付き骨移植術を施行した Acutwist screw を用いた舟状骨偽関節の手術的治療 Scaphoid nonunion surgery with the acutwist screw 古町 克郎 岩手医科大学 整形外科 佐藤 光太朗, 亀井 陽一, 田島 克巳, 西田 実 Trephine を用いた舟状骨偽関節手術の手技 治療成績について報告する 舟状骨の hump back deformity を joy stick technique によって矯正後 偽関節部に存在する瘢痕組織および硬化し た骨質をまとめて trephine で掘削する さらに 1 ミリ大きな直径の trephine で腸骨稜より円柱形 の移植骨を採取し 先ほど舟状骨に穿った骨孔に挿入し Acutrack で内固定する 癒合期間, DASH score, Cooney score の平均は 16 週, 81.9, 7.1 であった 淳 舟状骨偽関節 8 手に対して 比較的細径の埋め込み型傾斜ピッチ螺子 Acutwist screw を用いて偽 関節手術を施行して良好な成績を得た 掌側アプローチで進入し 円柱状の移植腸骨を骨ボーラー で採取 移植し 掌側より 2-4 本で固定した 移植骨が介在する舟状骨でも複数の螺子を刺入する ため 固定性が高く 細径のため移植骨の破損を生じにくい 皮質骨付き腸骨移植を併用した舟状骨骨折偽関節に対する骨 接合術の治療成績 Illiac bone grafting with screw fixation for scaphoid nonunion 乾 美舩 淳幸 神戸大学整形外科 泰, 西本 華子, 国分 毅, 牧野 健 舟状骨偽関節に対する 皮質骨付き腸骨移植と中空screw 固定による骨接合術の成績を検討した 55手に手術を行 い 91% に平均3.7 カ月で骨癒合を得た 手関節平均可動域は術前掌屈51.4度 背屈55.7度 術後掌屈62.7度 背屈62.3度であり 握力の健側比は術前78.9% で術後83.2% であった 術前に骨壊死が疑われた 12例中3例 近 位型骨折5例中2例では骨癒合が得られておらず このような症例には血管柄付き骨移植を考慮すべきと考えられた Room 2 Room 2 舟状骨偽関節長期例に続発した変形性手関節症 SNAC wrist に対する 4 corner fusion 4 FC の治 療成績を評価した 対象は 12 例 手術時平均年齢 53 歳 術後経過観察期間は平均 2 年 6 ヶ月 全例 で疼痛は消失 手関節掌背屈は健側比平均 57 握力は平均 79 全例原職に復帰 X 線像で二次 的関節症変化は認めなかった SNAC wrist に対する 4 CF は可動域を残し 痛みがなく安定した 力強い手関節再建が可能な再現性高い手術法である

11 4 月 19 日 金 第 2 会場 Room 2 4 月 19 日 金 第 2 会場 16:40 17:30 舟状骨④ Room 舟状骨偽関節に対する血管柄付き第2中手骨基部骨移植術 Vascularised Second Metacarpal Base Graft to the Scaphoid Nonunion 小寺 訓江 日本医科大学整形外科 澤泉 卓哉, 南野 光彦, 友利 裕二, 高井 信朗 血管柄付き第2中手骨基部骨移植術を行った舟状骨偽関節の治療成績を報告するとともに 成績不 良因子について検討したので報告する 座長建部 将広 名古屋大学手の外科 舟状骨偽関節に対する楔状骨移植術の臨床成績とそれに関連 する因子の解析 clinical results of fixation with wedged bone graft for schapoid nonunion 善家 雄吉 産業医科大学 整形外科 酒井 昭典, 大茂 壽久, 目貫 邦隆, 山中 芳亮 対象は 舟状骨偽関節 30 症例 男性 28 例 女性 2 例 平均年齢 28.1歳 平均手術待機期間65.9 ヵ月 平均経過観察期間35.7 ヵ月に対し SL 角 CL 角 RL 角 最終調査時の握力 可動域を調査した 結果 骨癒合は 28 例(93.3 %) に得られた 最終評価時 握力は 88.7 臨床成績は 平均 90.4 点 優 21 良 7 可 2 例であった 成績良好 不良の 2 群間の比較検討を行うと 手術待機期間 外固定期間に有意差がみられた 舟状骨偽関節治療における成績不良因子の検討 Treatment for Schaphoid Non-Union Evaluation of the Poor Results 牧野 仁美 国家公務員共済組合連合会 東海病院 整形外科 近藤 高弘, 川本 祐也, 鈴木 正孝, 前田 登 舟状骨偽関節手術症例の成績を評価し 治療に影響する要因を検討した 対象は当院で手術を行っ た 20 例で全例に骨移植術が施行されていた 15 例で初回手術後に骨癒合を確認した D2 の 5 例の うち 1 例で移植骨の部分吸収が生じ 2 例では術後 1年の時点で骨癒合が見られず 2例で再手術を 行った 舟状骨偽関節治療時には十分な骨移植を行い 手根骨間靭帯の損傷を評価し 適切な修復 を行うことが骨癒合を得るために必要であると考える 高齢者舟状骨偽関節に対する舟状骨切除術 Scaphoid Resection in Elderly Patients with Scaphoid Nonunion 下江 隆司 和歌山県立医科大学 救急集中治療医学講座 谷口 泰徳, 浅井 宣樹, 辻本 修平, 吉田 宗人 高齢者の舟状骨偽関節症例に対し 遠位骨片切除術または舟状骨摘出術による治療を行った 対象 は 60 歳以上の高齢者で 2 例で遠位骨片切除術 4 例で舟状骨摘出術が行われた 術前認めた疼痛は 全例で術後消失ないし改善していた 画像検査では全例で手根骨圧潰および DISI 変形が進行して いた 舟状骨遠位骨片切除術 舟状骨摘出術は術式および後療法が単純で 治療期間の短縮が期待 でき 短期成績ではあるが臨床症状は改善する 舟状骨偽関節に対する血管柄付き骨移植術 ー橈骨掌側と中手骨からの採取部位の比較と検討ー Vasculalized bone graft for scaphoid pseudoarthrosis Comparion between radius volar side and 2nd metacarpalbone 五谷 寛之 清恵会病院大阪外傷マイクロサージャリーセンター 田中 祥貴, 鈴木 啓介, 山野 慶樹, 寺浦 英俊 演者は 舟状骨偽関節に対し掌側手根動脈を用いた有茎血管柄付き骨移植術と第2中手骨頚部直下 よりの有茎血管柄付き骨移植術を中心に行ってきた 両者は同じ有茎血管柄付き骨移植術でありな がら採取可能な移植骨のサイズや皮質骨の形状が異なり各々異なった特徴を持つ 今回 両者の手 技の比較検討を行い今後の適応について考察を加える Room 2 Room

12 4 月 19 日 金 第 3 会場 4 月 19 日 金 第 3 会場 8:00 9:00 橈骨遠位端骨折④ 橈骨遠位端骨折変形治癒に対する掌側ロッキングプレートを 用いた矯正骨切り術 Clinical Results of Corrective Osteotomy with Volar Locking Plate for Malunited Distal Radius Fractures 瀧川 直秀 西宮協立脳神経外科病院 森内 宏充, 阿部 宗樹, 安井 憲司, 江城 久子 座長清重 佳郎 山形県立保健医療大学 理学療法学科 橈骨遠位端骨折におけるロッキングスクリューの骨把持力に 影響する因子の検討 橈骨遠位端骨折変形治癒11手 背屈型 9 例 掌屈型 2 例 を対象とし掌側ロッキングプレートを用い た矯正骨切り術の治療成績と有用性について検討した 掌側アプローチにて骨切りし ロッキング プレート固定 海綿骨移植を行った 術前後のX線計測 関節可動域 Mayo modified wrist score DASH はともに改善した 術後成績は良好で 本法は有用な術式であった Comparison of clinical results for intra-articular and extra-articular distal radius fracture with a volar locking plate 丹羽 智史 安城更生病院 整形外科 別府 諸兄, 清水 弘之, 内藤 利仁, 田中雅尋 田中雅尋 橈骨遠位端骨折に対する VariAx のプレート設置について plate setting of VariAx for the distal radius fractures 上野 幸夫 太田西ノ内病院 整形外科 川崎 恵吉, 稲垣 克記, 瀧川 宗一郎, 富田 一誠 橈骨遠位端骨折の治療において polyaxial locking plate 以下PLP である VariAx を用いて DSS 法 を行ってきた PLP は ロッキングスクリュー挿入に自由度があるため プレートの設置位置に明 確な定めはない 今回の調査ではプレートの設置の際の Lunate facet 掌側骨性隆起からの距離に ついて検討を行ったところボーンモデルでは 2-3 mm であった 臨床上では 実測平均値 mm CT では平均 mm であった 受傷後 2 週間以降に掌側ロッキングプレートを用いて骨接 合術を施行した橈骨遠位端骨折の治療成績 The surgical therapy of the distal radius fracture in two weeks and more after tarauma 有薗 行朋 みつわ台総合病院 整形外科 日野 竜穂, 守 宏介, 浜田 良機 受傷後 3 週間程経過した橈骨遠位端骨折に対して掌側ロッキングプレートを使用して骨接合術を 施行した症例の治療成績を検討した 関節内骨折では橈骨短縮と gap の矯正不足がみられ 将来の 関節症変化が予想された 田中 健司, 浦田 士郎, 篠原 孝明, 平田 仁 橈骨遠位端骨折を掌側ロッキングプレートで治療された患者に対して 関節外骨折と関節内骨折両群の治療 成績の比較検討を行った AO 分類A 型118 手 C 型 235 手を対象とした Nested case-control study とし て 年齢 性別を matching させ 11 で治療成績の比較を行った X 線指標 可動域 握力はいずれも有 意差は認めなかったが Hand20 A 型/C 型 10.9 / 15.0 VAS1.51 / 2.08 は有意差を認めた P 脱臼を伴う掌側 Barton 骨折と骨片サイズの関与 脱臼 非脱臼例の比較検討より Analysis of volar Barton fracture with dislocation and fragment size 門馬 秀介 昭和大学 救急医学講座 川崎 恵吉, 中村 裕介, 青木 光広, 稲垣 克記 脱臼 亜脱臼 を伴う掌側Barton 骨折例を非脱臼例と比較し解剖学的側面より検討した 単純X線側面像にて月 状骨窩の骨片を計測し また Cadaver を用い lunate facet volar extension を計測し参考とした 脱臼は Lunate facet 骨片が大きいものほど脱臼しやすいが 小さいものでも脱臼しており 骨片の大きさだけではなく 靱帯や 関節包などと連動して 脱臼を引き起こしている可能性がある 今後脱臼のメカニズムの調査が必要である Room 2 A review of the factor influence on the bone holding power of the locking screws for distal radius fracture 泉山 公 聖マリアンナ医科大学 整形外科 ロッキングスクリューの骨把持力に影響する骨側の因子を検討したので報告する watershed-line 以 下の掌側皮質骨が大きい LV 群と小さい SV 群 骨片体積の大きい LJ 群かつ LV 群と小さい SJ 群か つ SV 群の比較では平均合計矯正損失量で有意な差を認めた watershed-line 以下の掌側皮質骨の大 きさが少なくともスクリューの内径の 3 倍以下の症例では矯正損失を起こしやすいことが示唆された 橈骨遠位端骨折掌側ロッキングプレート固定における関節外 骨折と関節内骨折の治療成績の比較

13 4 月 19 日 金 第 3 会場 4 月 19 日 金 第 3 会場 9:00 10:00 橈骨遠位端骨折⑤ 橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレートの設置位置 と術後整復位損失 ulnar variance の関係 Relation between the position of the volar locking plate and the postoperative loss of the ulnar variance at the treatment of distal radius fracture 北條 潤也 平成記念病院 整形外科 小野 浩史, 面川 庄平, 田中 康仁 座長恵木 橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレートの ulnar variance の術後損失が 1mm 以上15 例と 1mm 未満 84 例における プレートの設置位置について比較した 手関節正面X 線像にて 遠位尺側のスクリュー 刺入部から 橈骨の月状骨窩近位までの距離(c) と遠位橈尺関節の橈骨縁までの距離(d) を計測した (d) は 両群間に有意差を認め より尺側にプレートを設置した方が UV の矯正損失が少なくなると考えた 丈 大阪労災病院 整形外科 新しい distraction device を用いた橈骨遠位端骨折のプ レート固定法 Operative treatment for distal radius fractures, compare intramedullary nail with volar rocking plate. Early recovary of range of motion and grip powar Plate Ostheosynthesis for Distal Radius Fracture with New Distraction Device 黒田 大井 宏之, 向田 雅司, 鈴木 歩実 橈骨遠位端骨折に対する Stellar 2による治療成績 吉川 泰弘 駒沢病院 整形外科 別所 祐貴, 高野 勇人, 市川 亨 Stellar2 を使用した橈骨遠位端骨折の治療成績について検討した. 対象は 72 例で 平均年齢は 65 歳 骨折型は AO 分類で A 型 25 例 B3 型 7 例 C 型 40 例であった 結果は Mayo modified wrist score で excellent28 例 good37 fair7 例で X 線評価では矯正損失は VT:0.1 RI:0.2 UV:0.3 mm であり gap:0.1 mm step off:0.2 mm であった Stellar2 の cross locking mechanism による固定力に問題はなく 良好な治療成績が得られた 橈骨遠位端骨折治療で髄内釘が掌側プレートより早期に可動域や握力が回復するか検討した 髄内釘 N 群 と 掌側プレート P 群 それぞれ 32 例を対象とした N群は受傷時平均年齢 65.8歳 骨折型は AO 分類A3 17 例 C1C2 15 例 P 群は平均 66.7 歳 A3 16 例 C1C2 16 例 3 ヵ月までの掌背屈 2 週 3 ヵ月の回内外可動域 はN 群が有意に良好であった 握力健側比は3ヵ月で N 群が有意に改善 髄内釘は早期復帰に有用と考えられた Treatment for distal radius fractures using Stellar2 system 橈骨遠位端骨折に対する polyaxial locking type の掌側 プレートを用いた治療成績 Clinical result of distal radius fractures with polyaxial type volar locking plate 河野 亮平 都立大塚病院 整形外科 坂本 兼太郎, 江川 誠一郎, 渡邊 泰央, 三部 順也 当科では主に polyaxial type のロッキングプレートを使用している 今回 ロッキングスクリューが 正確に subchondral support を得られているか術後早期に CT を施行し評価した スクリューの関節内穿破は認めな かった スクリュー関節面距離は平均0.7 mm であった スクリューの挿入方向に自由度のある polyaxial type のロッキングプレートを使用することで 正確な subchondral support を得ることが可能になったと考えられた 司 慈恵会新須磨病院 整形外科 AO 分類 C 型橈骨遠位端骨折に対する Stellar 1 plate の 治療成績 Outcome of AO Type C Distal Radius Fractures Using Stellar 1 Plate 大野 克記 亀岡シミズ病院 整形外科 石津 恒彦 AO 分類C 型橈骨遠位端骨折に Stellar 1 plate を使用した手術成績と問題点を検討した. 各C 群の関節可動域, 握 力, 矯正損失に有意差なく臨床成績も概ね良好であったが, 術直後と最終時の X 線評価で radial inclination のみ が有意に減少した. 合併症は CRPS, 長母指伸筋腱断裂, 屈筋腱障害を各1例認めた. Stellar 1 plate は最遠位列の locking 機構のみで関節面を支持し, 橈骨茎状突起部を固定できない場合もあり関節面橈側の保持が困難である. 神田 俊浩 聖隷浜松病院 手の外科 マイクロサージャリーセンター 橈骨長を獲得してプレート固定するための新しい distraction devie( 以下NDD) を開発し 26 例26 骨折に使用し た 螺子の逸脱を生じた 1例以外では矯正損失はほとんどなかった 尺側部痛は 1例のみに認めた 斎藤の評価 では Excellent が 22 例 good が 4 例であった Ulnar variance は術後手関節尺側部痛に影響するため できる だけ橈骨長を獲得し内固定を行うべきである NDD は橈骨長を獲得するために簡便でかつ有用な device である 橈骨遠位端骨折に対する髄内釘と掌側ロッキングプレートに よる手術加療 術後早期の可動域 握力回復の比較検討

14 4 月 19 日 金 第 3 会場 4 月 19 日 金 第 3 会場 10:00 11:10 橈骨遠位端骨折⑥ 橈 骨 遠 位 端 関 節 内 骨 折 に 対 す る Polyaxial Volar Locking Plate を用いた鏡視下整復固定の試み Arthroscopic Reduction and Internal Fixation for Intraarticular Fracture of the Distal Radius Using Polyaxial Locking Plate 伊藤 博紀 厚生連山本組合総合病院 整形外科 座長安田 匡孝 大阪府済生会中津病院 整形外科 整復と初期固定に創外固定を併用した掌側ロッキングプレート による AO C3 型橈骨遠位端骨折治療の検討 AO分類C型橈骨遠位端関節内骨折の関節鏡所見に基づいた分類 Classification based on the Findings of Arthroscopic Assessment for AO type C Intra-articular Distal Radius Fractures A study of radio-carpal septum for distal radius fracture after volar locking plating 森実 AO 分類 C 型背側転位型橈骨末端骨折に対する掌側および背側ロッ キングプレート固定の経時的変化と各固定間比較 前向き研究 Clinical results of volar or dorsal locking plate fixation for AO type C dorsally displaced distal radius fractures: prospective study 安藤 佳幸 医療法人社団 松下会 白庭病院 整形外科 安田 匡孝, 細見 僚 AO 分類C 型背側転位型橈骨末端骨折に対する掌側 V 群 および背側 D 群 ロッキングプレート固 定群の臨床成績を前向きに調査した 両群ともに良好な臨床成績を獲得し 少なくとも術後 12 ヶ月 までは改善していた V 群は手関節伸展 前腕回外可動域が D 群は手関節屈曲可動域 握力が小 さく アプローチおよび瘢痕形成によるものと考えた 橈骨遠位端関節内骨折の骨折パターンには靭帯が関与してい るか Are ligaments involved in the fracture pattern of intra-articular fracture of the distal radius? 小川 健 キッコーマン総合病院 五谷 寛之, 坂中 秀樹, 田中 祥貴, 山野 慶樹 圭 興生総合病院 整形外科 河野 正明, 玉井 貴之, 千葉 恭平, 沖 貞明 橈骨遠位端関節内骨折症例に対して掌側Locking plate 固定を行い抜釘時に関節鏡を行った 31 例に ついて隔壁の有無を調べ 手関節可動域 X線学的評価項目 RI PT UV との関連性を調べた 隔 壁を認めたのは 31 例中10 例で PT が隔壁 群で 5.46 隔壁 群で 10.1 手関節掌屈はそれ ぞれ であり 統計学的有位差を認めた 整復不良が関与しているものと考えられた 寺浦 英俊 東住吉森本病院整形外科 50 歳以下の AO 分類C 型橈骨遠位端関節内骨折 52 例の透視下整復および掌側ロッキングプレート 仮固定後の関節鏡所見を1 10 点に点数化し grade I,II, III に分類した AO 分類C13.1点 C23.8 点 C36.9 点であり C3 は C1 C2 に比して有意に点数が高かった Mayo Wrist Score では grade I 10 例 90 点 grade II 29 例 89.3 点 grade III 13 例 82.2 点で有意差は認めなかった AO 分類C3 は関節鏡視下手技が必要と考えられた 橈骨遠位端関節内骨折に対する掌側 Locking plate 固定後 の再鏡視例の検討 田中 利和, 野内 隆治, 熊谷 洋, 落合 直之 橈骨遠位端関節内骨折の骨折パターンと靭帯位置との関係を明らかにし靭帯の骨折への影響を検討すること を目的とし 当院にて橈骨遠位端骨折に対して CT を施行した 108 例を対象とした Mandziak らの報告に基 づき CT 横断像にて靭帯と関節包付着部に合わせて橈骨遠位端の外周を 11領域に分け 骨折線がどこに及 ぶかを分類した 橈骨遠位端掌側 尺側では 骨折部が靭帯実質部よりも靭帯の間におよぶ傾向を認めた 橈骨遠位端骨折における関節内迷入骨片 - 頻度と治療成績 Migrating fragments in distal radial fractures-incidence and clinical outcome 岡崎 真人 荻窪病院整形外科 手外科センター 田崎 憲一, 西脇 正夫, 斉藤 憲太, 斉藤 朝海 関節内迷入骨片が存在する橈骨遠位端骨折の頻度とその治療成績について報告する 術前CT 撮影された 123 例 のうち 4 例に関節内迷入骨片を認めた CT 未施行の 146例にも迷入骨片の存在を疑う症例が 4 例あった 全体の 1.4(-2.9 )% に関節内迷入骨片を認めた 疼痛VAS0-32mm 可動域健側比屈曲64-90% 伸展64-100% 握力健 側比47-153% DASH score modified Mayo score E4G1F2 治療成績は症例によりばらつきが大きかった Clinical Results of Volar Locking Plate Fixation with External Fixation for AO Type C3 Intra-articular Distal Radius Fractures 澁谷 亮一 協立病院 整形外科 正富 隆 AO C3 型橈骨遠位端骨折に対し 整復と初期固定に創外固定を併用した C3 型橈骨遠位端骨折 20 例を 対象とした 創外固定器の牽引下に intrafocal pinning を用いながら良好な整復を保った状態で掌側ロッ キングプレートにて固定 術後3週間創外固定を装着 追跡機間は平均13 ヶ月 Cooney 法の臨床評価 は優14 例 良 6 例 であった 創外固定の装着は小骨片の負荷を軽減でき 有用だと考える 橈骨遠位端関節内骨折に対し Polyaxial Volar Locking Plate を用いた鏡視下整復を行っている 遠位掌側骨 片を整復後 最遠位列よりスクリューを入れ中枢骨片と固定した 遠位関節面を指標とし 他骨片を鏡視下整復 し 2列目ホールからスクリュー固定した 再鏡視により固定状況や軟部組織の評価を行った 関節鏡の併用は 関節内骨片の整復 固定状況やスクリュー関節内穿破の確認 さらに軟部組織損傷合併の診断に有用であった

15 4 月 19 日 金 第 3 会場 4 月 19 日 金 第 3 会場 11:10 12:10 橈骨遠位端骨折⑦ 橈骨末端骨折に対する掌側ロッキングプレート固定術後の合 併症 術後 1 年以上経過例の調査 Complications of Volar Locking Plate Fixation for Distal Radius Fractures 細見 僚 大阪府済生会中津病院 整形外科 安田 匡孝, 安藤 佳幸, 大橋 弘嗣 座長山中 一良 済生会横浜市東部病院 整形外科 Polyaxial volar locking plating による橈骨遠位端骨折 手術に伴う合併症の検討 ナカシマメディカル社製掌側ロッキングプレートにて加療した橈骨末端骨折患者144 例中 術後1年以上追跡し 得た 111例を対象に 術後合併症に関してプレートが直接原因と考えられるものを中心に調査した 合併症には 2回の伸筋腱断裂 長母指伸筋腱 総指伸筋腱 1例 屈筋腱刺激症状 長母指屈筋腱 深指屈筋腱 2例 プレー ト周囲骨折1例 ロックナットの脱転1例 手関節掌側の違和感が 3例 手関節背側の違和感が 2例あった Residual pain after volar locking plate fixation for distal radius fractur 篠原 孝明 名古屋大学 手の外科 Jörg Grünert, 越智 健介, 中村 俊康, 堀内 行雄 Polyaxial volar locking plate (PLP) を用いて治療した橈骨遠位端骨折手術症例に術後生じた合併症に ついて検討した 検討対象は PLP を用いて手術加療された 776 例 787 骨折であり 合併症発生率は 全体の 10.3 % であった その内訳は正中神経刺激症状 腱損傷などであったが過去の報告と同頻度で あり PLP 特有の合併症は特には認められなかった 橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレート固定術後におけ る合併症の検討 Complications of volar locking plate fixation for distal radius fractures 近藤 秀則 岡山済生会総合病院 整形外科 今谷 潤也, 森谷 史朗, 桐田 由季子, 川上 幸雄 橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレート 以下VLP 固定術は 他の治療法より追加手術を 要する重大な合併症の発生率が高いとの報告がある 当科にて VLP で加療した橈骨遠位端骨折 194 例における術後合併症の発生は 24 例 12.4 % とやや高率であり これらうち追加手術を要した ものは 11 例 45.8 % であった その原因の多くは technical error によるものであり 正しい手術手 技による正確な実施などの対策が重要であると考える 橈骨遠位端骨折に対する掌側プレート固定後の長母指伸筋腱断裂の 検討スクリュー以外の要因によるものについて Rupture of Extensor Pollicis Longus Tendon Accompanied with Volar Locking Plate Fixation for Distal Radius Fracture 頭川 峰志 富山大学整形外科 長田 龍介 橈骨遠位端骨折に対する掌側プレート固定において スクリューが関与しない長母指伸筋腱断裂例 を調査 危険因子について検討した 断裂を認めたものは 4 /148 例(2.7 %) であった 危険因子として 背側転位型では背側天蓋骨片の転位 掌側転位型では背側皮質に sharp edge を認めた 術前 3 DCT で危険因子を有したものは 15.1% であり 第 3区画を開放した症例では腱断裂を生じなかった 建部 将広, 山本 美知郎, 今枝 敏彦, 平田 仁 橈骨遠位端掌側ロッキングプレート固定後 平均 65 ヵ月経過した 69 例を対象として 中等度以上疼痛の 有無を目的変数 年齢 性別 自己評価抑うつ尺度 Hand10 術者のキャリア年数 尺骨骨折の有無を説 明変数として多変量解析を行った 26 で遺残疼痛を認め Hand10 と年齢が有意な説明変数として抽 出された 高齢者 上肢の機能障害を感じている患者に長期にわたり疼痛が残存しやすいと考えられた 橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレート固定後の正 中神経障害 Median Nerve neuropathy of Distal Radius Fractures with Volar Locking Plates 角 光宏 貞松病院 整形外科 本田 祐造 橈骨遠位端骨折に対し掌側ロッキングプレート固定法で加療し 術後 3 か月以上追跡し得た 275手を対象に 術後合併症である正中神経障害について検討した 正中神経障害は 23手(8.4 %) に認め 13手は一過性であっ たが 神経剥離を要したものが 4 手存在した 術中の牽引や駆血時間が神経におよぼす影響および神経の走 行には個体差があり 合併症回避対策として 適切なプレート選択と手術手技の習熟が肝要と考えられた Analysis of complications with polyaxial locking volar locking plating for distal radius fractures 森田 晃造 国際親善総合病院 整形外科 橈骨遠位端骨折掌側ロッキングプレート固定術後の長期にわ たる遺残疼痛に対する検討

16 4 月 19 日 金 第 3 会場 4 月 19 日 金 第 3 会場 12:20 ランチョンセミナー :20 Risk assessment of flexor tendon irritation after volar looking plate fixation for distal radius fractures 山崎 宏 相澤病院 整形外科 座長澤泉 卓哉 日本医科大学 整形外科 共催バイオメット ジャパン株式会社 2-3-LS9 橈骨遠位端骨折における掌側ロッキングプレート術後に生じ る屈筋腱障害のリスク評価 橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレート固定術の最 近の話題 小松 雅俊 橈骨遠位端骨折の掌側プレート術後における屈筋腱損傷を, 指屈伸時の轢音で予測できるか調査した. 対象は抜釘 前の 36人で, 指屈伸時の音を周波数解析し, 単純X 線画像, 超音波画像も評価した. 術中異常所見を Gold Standard として, 術前評価の判別特性値を求めた.5人に轢音を認め, 周波数解析では Intensity 変化量が有意に大きかった. 轢音の屈筋腱異常に対する診断能は超音波と同等に高かったが, 方形回内筋の菲薄化の診断能は劣っていた Is it possible to predict rupture of the flexorpollicis longus after volar plate fixation for distal radius fracture by using a stethoscope? Current Concepts in Volar Locking Plate Fixation for Unstable Distal Radius Fractures 不安定型橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレート固定術を より安全で安心な術式とするためには 何が必要かについて文献的考察を含めて再考する まずプレートデザインの変遷と現状 術後合併症とその 対策 手術適応と限界などについて述べる また演者らが現在行っている 使用するインプラントにかかわら ず共通した手技および普遍的な注意点やコツを網羅した 術式の標準化 への取り組みについても紹介する 13:40 14:40 橈骨遠位端骨折⑧ 吉田 紘二 山口県済生会下関総合病院 安部 幸雄 掌側ロッキングプレート固定後の屈筋腱皮下断裂は重大な合併症で金谷らは腱とプレートの摩擦によ り生じる音で腱損傷を予見できると述べた 聴診は抜釘時に母指 他指を屈伸させ聴診器で雑音を聴 取し術中所見と比較した 44関節を対象とし 雑音は 18.1% で聴取した Soong 分類 grade1 の 3 関節 6.8 % で腱損傷を認めたが腱断裂症例はなく 雑音のないものでは腱損傷を認めなかった 超音波短軸像による橈骨遠位端部における長母指屈筋の腱滑動に ついて 掌側プレート固定例における患健側の検討 Ultrasound assessment of the transverse movement of flexor pollicis longus tendon on the distal radius at various wrist positions with active finger motion in patients with the distal radius fracture 南野 光彦 日本医科大学 武蔵小杉病院 整形外科 座長関谷 勇人 JA 愛知厚生連海南病院整形外科 橈骨遠位端骨折後の掌側ロッキングプレート固定術例におけ る長母指屈筋腱の経時的滑走評価 Gliding assessment of Flexor Pollicis Longus Tendon after Volar Locking Plating for Distal Radius Fracture 野中 信宏 愛野記念病院 リハビリテーション部 田崎 和幸, 宮崎 洋一, 貝田 英二 橈骨遠位端骨折後の掌側ロッキングプレート固定術例に対して長母指屈筋腱 以下FPL の経時的な滑走評価を 行った 多くは 術後早期から近位にも遠位にも滑走障害を呈しており 近位滑走は術後 8週程度で健側と同等に 改善した 遠位滑走は術後7週までは調査できた症例の半数以上が制限を認めた 年齢や 2 種類のプレートによる 差はなく術後FPL の滑走障害が起きるため 強固な癒着形成を避けるためにも術後の FPL 滑走訓練は必要である 澤泉 卓哉, 小寺 訓江, 友利 裕二, 高井 信朗 橈骨遠位端骨折のプレート固定例30 例に対して 超音波短軸像による橈骨遠位端部での FPL 腱滑動を検討し た プレート側は健側と比して FPL が全肢位で背側に位置していた プレート側 健側とも 中間位から背屈位 尺屈位にすると FPL は背尺側に移動し 全指屈曲で更に橈骨に近づいた 掌屈位では FPL は橈骨から離れる ように掌尺側に 橈屈位では掌橈側に移動し 全指屈曲で FPL は更に橈骨から離れる方向に移動した 橈骨遠位端骨折術後の長母指屈筋腱断裂予防の試み 腱刺 激症状 の有用性 Prevention of flexor pollicis longus tendon rupture after volar plate fixation of distal radius fractures:evaluation of ""tendon irritation"" 菅沼 省吾 金沢大学 整形外科 多田 薫, 瀬川 武司, 土屋 弘行 当科で提唱した 腱刺激症状 は長母指屈筋腱損傷に対する感度が高く 掌側プレート固定術御に抜釘 を行うべき症例をスクリーニングするために評価すべき所見であると考えられた 今谷 潤也 岡山済生会総合病院整形外科 橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレート術後の屈筋 腱皮下断裂を予測できるか 聴診所見の有用性

17 4 月 19 日 金 第 3 会場 4 月 19 日 金 第 3 会場 橈骨遠位端骨折に対する安全な掌側ロッキングプレートの術 式 : 屈筋腱損傷予防の観点から Volar Locking Plate Fixation for the Distal Radius Fracture to Prevent Flexor Tendon Injuries 加藤 直樹 埼玉医科大学総合医療センター 整形外科 吉澤 貴弘, 関谷 繁樹, 酒井 宏哉 掌側ロッキングプレート固定術後の屈筋腱皮下断裂例の検討から 我々は 遠位骨片の回旋転位の残 存によるプレート尺側遠位端の浮き上がりが損傷原因になりうると考え 近年は Reduction and Distal First Technique を実践している これに基づいて行われた手術症例を検討したところ ほぼ良好な位 置にプレートが設置されていた事から 本法は実践が容易で効果的な手法であると考えられた 14:40 15:40 橈骨遠位端骨折⑨ 橈骨遠位端骨折に合併した尺骨茎状突起骨折に対する内固定 の治療効果の検討 Clinical Effect of Internal Fixation for Ulnar Styloid Fractures Aassociated with Distal Radius Fractures 澤田 英良 一宮市立市民病院 篠原 孝明, 三宅 洋之, 平田 仁 掌側ロッキングプレート固定を行った橈骨遠位端骨折のうち 尺骨茎状突起骨折を合併した 228 例をもとに nested case-control study を行い 尺骨茎状突起骨折に対する内固定が治療成績に影響するかを検討した 尺 骨茎状突起骨折の骨癒合率は有意に良好であったが 前腕 手関節可動域 握力 Hand20 VAS はいずれも 有意差を認めなかった 尺骨茎状突起骨折に対する内固定は 臨床成績には影響しないことが示唆された 当院における橈骨遠位端骨折に合併した尺骨茎状突起骨折の 治療成績 Clinical Results of Ulnar Styloid Fractures Associated with Distal Radius Fracture 座長帖佐 悦男 宮崎大学整形外科 橈骨遠位端掌側ロッキングプレート抜去例における超音波所 見と屈筋腱の損傷状況の対比 原 章, 楠瀬 浩一, 一青 勝雄, 金子 和夫 橈骨遠位端骨折に合併した尺骨茎状突起骨折を Tip Base 骨折無しの 3 群で治療成績を比較検討 した 総合臨床成績は有意差がなかった 尺骨茎状突起骨折の骨癒合率も Tip Base 群間で有意差 がなかった 最終評価時に dorsal tilt, ulnar variance plus の症例で偽関節になる傾向があった ま た最終評価時ulnar variance plus は手関節尺側部痛との相関が高かった Ultrasonographic Findings and Damege of the Flexor Tendons in the Patient Underwent Volar Locking Plate Removal of the Distal Radius 鈴木 修身 広島大学 整形外科 砂川 融, 中島 祐子, 四宮 陸雄, 越智 光夫 橈骨遠位端を掌側ロッキングプレートで固定したとき 最も危惧される合併症に屈筋腱損傷がある プレート抜 去例のうち あらかじめ屈筋腱を超音波検査した症例について その所見と術中所見を対比した 部分損傷例や 腱とプレートの近接例では 超音波検査で状況が把握できていた 部分損傷例ではそのまま放置すればいずれ 断裂する可能性があると考えられ 屈筋腱断裂を予防するために 超音波検査は有用な方法と考えられた 橈骨遠位端骨折に合併した尺骨遠位端骨折の治療方針 内固定を行わないとする立場から Treatment for fracture of the distal ulna with fracture of the distal radius By the policy not to perform an internal fixation 白坂 律郎 土浦協同病院 整形外科 若杉 琢磨, 木村 浩明, 石突 正文 橈骨遠位端骨折に合併する尺骨遠位端骨折に対して内固定は必須だろうか 21例の経過を振り返り 疼痛 可 動域 握力 画像所見の評価を行った 結果は 再手術症例もなくおおむね満足のいく結果であった SK 法な どが salvage 手術となり得る高齢者や重度粉砕症例では内固定は必須とは思われない その一方で 画像所見 上変形が遺残した症例も散見された 固定器具の進歩も合わせて考えると内固定を行う意義は否定できない 橈骨遠位端骨折に合併した尺骨遠位端骨折に対する髄内鋼線 固定法 Intramedullary pinning for treatment of distal ulnar fracture 本間 龍介 恩賜財団 済生会 山形済生病院 整形外科 石垣 大介, 清重 佳郎 橈骨遠位端骨折に合併した尺骨遠位端骨折11例に対して髄内鋼線固定法を行い 手関節可動域 握力 骨 癒合について調査した 術後12 週で 手関節掌屈53度 背屈61度 回内外それぞれ 82度で 握力健側比は 60 % であった 全例で尺骨の骨癒合を得た 橈骨を強固に固定できれば 尺骨は本法のみでも早期可動域訓 練が可能で骨癒合も良好であった 本法は 低侵襲に前腕回旋軸を安定させる有用な治療法と考えられる 橈骨遠位端骨折に合併した尺骨遠位端骨折の治療法 Fracture Treatment of Distal Ulna Combined with Distal Radius 杉田 健 健和会大手町病院 酒井 和裕 過去 5 年間に当院で手術した橈骨と尺骨の遠位端骨折合併例16 例を調査した 尺骨骨接合群は 11例 保存群は 5 例であった Mayo wrist score の平均は 80.5点 79.0 点で有意差はなかった しかし 不 安定型骨折である Biyani2 と 4 型は骨接合群Exellent4 例 Good4 で保存群Fair2 例で この型では骨 接合が優れていた 一方 1 3 型は全体に成績良好とされるが 高エネルギー外傷や重度骨粗鬆症例 では整復と TFCC に注意を要す 市原 理司 順天堂大学医学部付属浦安病院 整形外科

18 4 月 19 日 金 第 3 会場 4 月 19 日 金 第 3 会場 15:40 16:40 橈骨遠位端骨折⑩ 小暮 敦史 橈骨遠位端骨折に対する背屈位ギプス治療を 21例 平均年齢 57.1歳 に行った 整復時の掌側骨皮質の 整復程度を 遠位骨片が近位骨片より掌側にあるものを Over O 群 背側にあるものを Under U 群 骨皮質が連続しているものを Just J 群 とした 臨床成績は整復程度によらずほぼ良好で X 線パラメー タの保持も比較的良好であった 矯正損失Δは O 群のΔVT のみ U, J 群との有意な差があった 尺骨遠位端骨折に対するロッキングプレートを用いた治療経験 Treatment with locking plate for the distal ulna fracture 濱田 知 岐阜県総合医療センター 対象は 尺骨遠位端骨折( 茎状突起単独骨折を除く ) に対しロッキングプレートを用いた 9 例 受傷 時平均年齢は 71 歳 術前骨折型は Biyani 分類 3 型 4 型が各々 3 例 1 型 2 例 2 型 1 例で 8 例は 橈骨遠位端骨折を合併した 結果は調査時平均UV1.6 mm 平均回内 76 平均回外 57 平均可動 域は 144 臨床成績は Excellent4 例 Good5 例 合併症は偽関節とプレート折損を 1 例ずつ認めた 尺骨茎状突起骨折に対する ORIF 後の合併症 サッカーによる小児橈骨遠位端骨折 25 例に対し 受傷機転などの検討を行った 受傷は下肢骨折と は異なりクロスプレイ以外の状況でも多々発生しており 特に他の選手が蹴ったサッカーボールによ る骨折例が 5 例 20 % 存在したことが注目すべき点と思われた サッカーにおいて橈骨遠位端骨折 は決して頻度は低くない骨折であり 指導者等に啓蒙する必要があると考える Postoperative complications after ORIF for ulna styloid fractures 難波 二郎 市立豊中病院 整形外科 光, 岡本 道雄, 信貴 厚生, 山本 浩司 尺骨茎状突起骨折ORIF 後 13 例の合併症を報告する 年令 51才 全例合併損傷を有し 橈骨遠位端 骨折 10 ガレアッチ骨折 1 月状骨周囲脱臼1 DRUJ 脱臼1 例であった 細い軟鋼線でも皮膚刺激 が必発し 回内外可動制限を生じるも抜釘後速やかに解消され 茎状突起周囲の ECU 腱鞘の滑動性 阻害が考えられる 埋没型の micro-screw 固定は無症状であるが術中の骨片破壊とその後の茎状突 起先端部骨吸収の危険性がある 野々村 秀彦, 横井 達夫 覚 我が国における橈骨遠位端骨折の現状 ベトナム ホーチミン市との比較 Current state of the distal radius fractures Comparison of Ho Chi Minh City, Vietnam 戸部 正博 新橋八九十クリニック 南川 義隆 日本とベトナムの橈骨遠位端骨折治療の現状を比較し報告する ベトナムでは主要死因のうち外傷の占める 割合が多く 単独の新鮮橈骨遠位端骨折治療は後回しになる傾向がある 治療法も我が国は掌側ロッキング プレートが主流であるのに対して ベトナムでは価なインプラントは滅多に使用できず 第1選択は鋼線固 定法である 日本の保険医療事情を考えると 症例によって安価な方法の選択という事も考える必要がある 小児橈骨遠位骨折に対する Flexible double pinning Desmanet 法 の短中期成績 Short and middle term results of flexible double pinning(desmanet's procedure) for treatment of pediatric distal radius fractures 橋本 智久 獨協医科大学 越谷病院 整形外科 佐野 和史, 木村 和正, 増田 陽子, 大関 覚 Flexible double pinning( 以下Desmanet 法) は 国内外で主に成人以降の橈骨遠位端骨折に対する 鋼線固定法として報告されている 我々は昨年 本法の小児橈骨遠位端骨折に対する有用性につい て昨年の本学会にて報告した 今回はさらなる追加症例とともにその短中期成績を報告する 増田 陽子, 橋本 智久, 佐野 和史, 大関 轉法輪 サッカーにより受傷した小児橈骨遠位端骨折の検討 Causes and consequences of children's distal radius fracture in football 木村 和正 越谷誠和病院 整形外科 橈骨遠位端骨折に対する背屈位ギプス治療の臨床成績 掌側皮質の整復程度による臨床経過の違いについて Cast fixation of the wrist in dorsiflexion for fractures of the distal radius Clinical association with anatomical reduction 長谷川 和重 米沢市立病院整形外科 座長酒井 和裕 健和会大手町病院整形外科

19 4 月 19 日 金 第 4 会場 4 月 19 日 金 第 4 会場 8:00 9:00 関節リウマチ① 手のこわばりの病態について 関節リウマチとの鑑別 宮坂 芳典 仙塩総合病院整形外科 開放術を施行した 241 例 321 手の手根管症候群を対象として 手のこわばり現象の有無 その内容 の術前後の変化を検討した 術後に改善した本現象の特徴について述べた 本現象を有したのは 96 例126 手で うち 64 例 86 手に術後に改善がみられた 本現象は手根管での屈筋腱滑走障害によ る手の局所的要因によるものであり 関節リウマチでの朝のこわばりとは独立して定義されるべき現 象である 有島 善也 鹿児島赤十字病院 整形外科 南川 義隆, 恒吉 康弘, 土持 兼之, 小宮 節郎 過去 5 年間の RA 手関節手術 88 例100関節を検討した 術式は Sauve-Kapandji 法 66関節 全固定 術 11関節 Darrach 法 6関節 部分固定 滑膜切除各 5関節 tendon interposition arthroplasty4関節 腱移行 3関節で 半数に腱断裂に対する腱移行術を併用していた Larsen grade2 3 では滑膜切除 術や部分固定術の比率が高かった 今後は薬物療法の進歩とともに早期に罹患した部位に限定した 部分固定術の症例の割合が増えることが予想される 関節リウマチにおける多数指伸筋腱皮下断裂に対する再建法 の検討 Comparison of Surgical Treatments for Multiple Extensor Tendon Ruptures in Rheumatoid Hands 鈴木 拓 那須赤十字病院 整形外科 岩本 卓士, 池上 博泰, 戸山 芳昭, 桃原 茂樹 3 指以上の伸筋腱断裂を伴う RA 患者 59 手に対する手術成績を報告する. 術式は PL 腱を用いた腱移植術18 手, EIP 腱を用いた腱移行術 8手, 隣接指への端側縫合術 ( 端側群) 17手 端側縫合と EIP 腱移行術の混合 ( 混 合群) が 16手であった MP 関節平均伸展不足角は混合群3 (P = ), 屈曲は端側群が 74 (P = ) と最も良好であった 複数の力源を使用する混合群において優7手, 良 6手と良好な成績を得た (P = ) 代田 雅彦, 鈴木 志郎 従来法で SK 法または Darrach 法を行った RA 手関節につき 骨切り位置と断端部障害の関連について検 討した 骨切り位置が近位になるとで術後に橈尺骨間が開大する傾向がみられ そのうち 2 例で伸筋腱断 裂が生じた 軟部組織による支持性が弱いリウマチ患者では 尺骨の制動機能を温存すべくより遠位での 骨切りが望ましく また 術後に橈尺骨間が開大する例では伸筋腱断裂の発症に留意すべきと思われた 関節リウマチにおける尺骨棚形成術 (Sauve-Kapandji 法 ) 後に進行した変形に影響する形態的因子の検討 The investigaion of morphological factors affectiong the progression of joint deformity after Sauve-Kapandji procedure in rheumatoid wrist 佐久間 悠 東京女子医科大学 附属 膠原病リウマチ痛風センター 整形 越智 健介, 吉田 進二, 猪狩 勝則, 桃原 茂樹 関節リウマチ患者 18 名18 手を対象とし 手関節に対する尺骨棚形成術後に平均 年 経過した時期の単純X 線画像を読影して 術後に進行した関節変形とそれに関連する形態的因子に ついて検討した ulanr plus variance と手根骨掌側脱臼との関連性が示唆されたが 全体としての 結果では関節変形と有意に関連する形態因子は認められなかった 今後の更なる検討が必要である リウマチ治療新時代における手関節リウマチに対する橈骨月状骨間 固定術の臨床成績 Clinical and Radiological Results of Radiolunate Arthrodesis in Rheumatoid Wrists 本宮 真 北海道大学 整形外科 岩崎 倫政, 松井 雄一郎, 瓜田 淳, 船越 忠直 今回我々は 比較的RA の疾患コントロールが良好な症例で 手関節RA に対して橈骨月状骨間 RL 固定術を施行 した 22手の最低 2 年平均7 年の臨床成績を検討した RL 固定術により 伸展/ 屈曲可動域は有意に減少したが 旧来に比べ良好な傾向を示した RA の疾患コントロールが良好であれば RL 固定術の良好な成績が長期的に維 持される可能性があり 手関節RA に対する RL 固定術においても RA の疾患コントロールの重要性が示唆された 当院における RA 手関節に対する手術療法 Surgical Treatment of Rheumatoid Wrist リウマチ手関節手術における骨切り位置による尺骨断端部障 害の検討 problems of proximal ulnar stump after the Sauvé-Kapandji or Darrach procedure in rheumatoid wrist 白川 健 さいたま赤十字病院 整形外科 The pathogenesis of hand stiffness in the carpal tunnel syndrome 座長秋田 鐘弼 大阪南医療センター 整形外科 リウマチ科 2-4-1

20 4 月 19 日 金 第 4 会場 4 月 19 日 金 第 4 会場 9:00 10:00 関節リウマチ② FINE Total Finger System を用いた母指 MP 関節置換 術の検討 Examination of Total Finger Arthroplasty for MP Joint of Thumb with FINE Total Finger System 関口 昌之 東邦大学 整形外科 宮崎 芳安, 川上 裕史, 柘植 新太郎, 土谷 一晃 座長南川 義隆 新橋八九十会クリニック 関節リウマチによる尺側偏位に対する Zancolli 変法の短期 成績 FINE total finger system(fine-tfs) を用いた母指MP 関節置換術(TFA) を 7 例 7 関節に施行した 全例 女性で手術時年齢は平均 64 歳 越智分類で MUD 4 例, MES 3 例であった 6 例に術前あるいは術後経過中 に生物製剤が使用されていた 調査時の MP 関節自動伸展角度は平均-25.7 自動屈曲角度は平均 67.1 で あり 可動域(arc) は平均 41.4 であった 最長 8 年の経過で再置換はなく 患者の満足度は高かった Surface Replacement Arthroplasty of the Proximal Interphalangeal Joint Using the Self Locking Finger Joint (SLFJ) implant Short-Term Results of Modified Zancolli's Procedure for Ulnar Drift in Rheumatiod Arthritis 秋田 鐘弼 大阪南医療センター 整形外科 リウマチ科 坪井 秀規, 平尾 眞, 橋本 関節リウマチによる母指スワンネック変形に対する治療経験 Surgical treatment for the thumb swan neck deformity of rheumatoid arthritis 岩本 卓士 慶應義塾大学 整形外科 谷野 善彦, 佐藤 和毅, 戸山 芳昭, 中村 俊康 目的 RA における母指スワンネック変形に対する治療成績について報告する 対象 方法 RA 患者 8 例 8 指 全例女性 手術は CM 関節に対して大菱形骨切除および靱帯再建による関節形成術 を施行し MP 関節は伸展拘縮の高度な 4 例に対して関節授動術を施行した 結果 CM 関節の 外転可動域は改善したが MP 関節の過伸展は軽度残存した 7 例で機能的 整容的改善が得られ 進行例に対しても有用であった 関節リウマチによる母指 typei 変形の可動域と機能障害の 検討 Analyses between the range of motion and the function deficiency in typei thumb deformity due to rheumatoid arthritis 小田 柴橋 広智, 高徳 智幸, 山口 利仁, 南川 義隆 良 京都府立医科大学整形外科 藤原 浩芳, 徳永 大作, 遠山 将吾, 久保 俊一 関節リウマチによる母指typeI 変形を認めた 18 例 27 指に対し 母指MP 関節および IP 関節の自動運 動可動域の測定と手指機能評価を行った MP 関節伸展が -30 以上の症例では IP 関節屈曲は 30 以 上に保たれ MP 関節伸展が -30 以下の症例では IP 関節の屈曲が著明に低下した また可動域は機 能評価と強い相関があった MP 関節伸展-30 が治療的介の指標になる可能性がある 表面置換人工関節 ナカシマメディカル社製 を用いた PIP 関節再建の短期術後経過を検討した報告 では良好な成績が得られている 著者らは 2004 年より東京手の外科 スポーツ医学研究所におい て SLFJ を使用してきた 今回PIP 関節に対して行った SLFJ 置換術の臨床成績を示す 工藤式人工肘関節と FINE 人工肘関節の治療成績の比較検討 Comparison of results after total elbow replacement for rheumatoid arthritis between KUDO system and FINE system 大木 豪介 札幌医科大学 整形外科 和田 卓郎, 射場 浩介, 山下 敏彦, 北村 公一 近年様々な人工肘関節が開発され その良好な治療成績が報告されている しかし機種間の治療成 績を比較した研究は少ない 本邦では工藤式人工関節の有用性を報告した研究が多い FINE 人工 肘関節は 2000 年より臨床応用された 3 コンポーネントの人工関節であり 腕尺関節でスナップイン 形式を採用しており術後の脱臼の危険性が少ないとされる 本研究では工藤式人工肘関節と FINE 人工肘関節の治療成績を比較検討することを目的とする 小松 一成 東京手の外科 スポーツ医学研究所 高月整形外科病院 淳, 米延 策雄 尺側偏位が主訴の関節リウマチ患者 6 例 8 手 29 指 男1 例 女 5 例 に対する 伸筋腱を切離せずにそ のまま基節骨に腱固定する Zancolli 変法の短期成績を検討した 術後経過観察期間は平均15 ヶ月で その臨床成績は良好で 術前と調査時を比較して尺側偏位と外観は有意に改善を認めた セルフロッキング型表面置換人工関節を用いた PIP 関節形成 長期フォローアップからの臨床成績

21 4 月 19 日 金 第 4 会場 4 月 19 日 金 第 4 会場 :00 10:50 キーンベック病 その他の無腐性骨壊死① 座長谷口 泰德 和歌山県立医科大学 運動機能障害総合研究開発講座 キーンベック病における術前術後の月状骨の CT 評価 Assesment of Kienbock's disease on CT scans キーンベック病に対する撓骨遠位楔状骨切り術の経験 Distal Radial Wedge Osteotomy for Kienbock Disease 松永 渉 福岡大学 整形外科 石河 利之, 副島 修, 飯田 博幸, 内藤 正俊 キーンベック病に対する撓骨楔状骨切り術は 術後DRUJ の適合性の変化が指摘されている DRUJ より遠位での骨切り術 撓骨遠位楔状骨切り術 を施行した 5 例を報告する 症例は男性 2 例 女性 3 例で平均年齢は 51.6 歳 術前Lichtman 分類は stage2 :3 例 3 :1 例, 4 :1 例であった 術式は 15 の 楔閉じ骨切り術で施行し, 最終観察時 平均12 ヶ月 の Nakamura の臨床評価は 5 例で excellent で あった 術後X 線にて DRUJ の関節症変化を認めなかった キーンベック病に対する橈骨遠位端背側からの有茎血管柄付 き骨移植術の限界 Vascularized Bone Grafting for the treatment of Kienbock disease 堀木 充 関西ろうさい病院 整形外科 兒玉 中川 玲子, 久我 研作, 吉田 竹志, 田野 確郎 キーンベック病では病期の判定 術後評価は単純レントゲンと MRI で行っているが 月状骨の骨組 織の圧潰進行やリモデリングはわかりにくい われわれは キーンベック病患者 10 例について 術 前術後の月状骨をレントゲンと CT で観察した 単純レントゲンでは月状骨の圧潰の進行 リモデ リングなどは判別しにくく Stahl index も変化がなかったが CT ではより詳細に観察可能であった キーンベック病に類似した月状骨扁平化を呈する関節リウマ チ手関節の検討 Analysis of the wrist in rheumatoid arthritis similar to Kienbock's disease 祥 広島大学 整形外科 融, 鈴木 修身, 四宮 陸雄, 越智 光夫 当科で行なった橈骨遠位背側からの血管柄付き骨移植術12 例の成績と限界について報告する 臨床成績は 良好であったが 掌側骨片の偽関節 月状有頭骨間の関節症性変化を一部の症例に認め 特に圧壊の完成した Stage3 B の月状骨を正常化するのは困難で手根骨配列異常は残存した 血管柄付き骨移植だけでは月状骨の 圧潰が強い症例では月状骨の正常化は困難であり 細胞治療を併用するなど新たな展開が必要と考えられた 10:50 11:30 キーンベック病 その他の無腐性骨壊死② 高橋 明子 中日病院 名古屋手外科センター 中尾 悦宏, 三竹 辰徳, 中村 蓼吾 関節リウマチ (RA) における月状骨扁平化に着目し RA55手 キーンベック病(KD)37手 対照58手を調査した 手根 骨高低下に占める月状骨扁平の割合を lunate flattening ratio(lfrsi/chr) とした RA の MRI 21手中7手(33.3%) で月状骨は輝度変化を示し 手関節背側に滑膜炎を認めた このうち 4手(57.1%) が LFR[ 平均値 2SD] 以下であっ た RA のこのような KD 様の月状骨扁平化は 滑膜炎により月状骨への血行が阻害された結果であると考えた キーンベック病に対する橈骨短縮骨切り術の長期治療成績 Long-Term Clinical Results of Radial Shortening Osteotomy for Kienbock's Disease 松井 雄一郎 北海道大学 整形外科 船越 忠直, 三浪 明男, 三浪 三千男, 岩崎 倫政 キーンベック病に対する橈骨短縮骨切り術の 10 年以上の長期臨床成績及び画像所見により本術式の有効性を 調査した 臨床成績は 11手中全例で良好であった 単純X 線では全例で明らかな月状骨の圧潰進行は認めず MRI では 11手中7手で若年者を中心に月状骨の再血行化を認めた 長期臨床成績と再血行化の有無には関連を 認めなかったが 再血行化を認めなくても除圧効果により症状の緩和や圧潰の進行を予防していると考えられた 座長田崎 憲一 荻窪病院 整形外科 手外科センター 手根骨配列異常をきたした Kienbock 病に対する月状骨摘 出後の手根骨間部分固定術の中 長期術後成績 Long or mid - term follow-up of partial intercarpal arthrodesis after excision of the lunate for advanced Kienbock disease 高瀬 勝己 東京医科大学 整形外科 河野 亮平, 番場 泰司, 山本 謙吾 病期が進行した Kienbock 病に対し Graner 変法を施行してきた 今回 術後 5年以上経過例を詳細に検討した ので報告する 対象は Lichtman 分類stage 3bおよび4に至った 28 例 男18 例 女10 例 手術時平均年齢 44.9歳 治療成績は good 20 例 fair 6 例 poor 2 例で満足すべき結果が得られた 術後変形性関節症性変 化は 新たな発生あるいは増強を 26 例全例に認めたが これらの変化は ADL 動作に大きな影響を認めなかった 砂川

22 4 月 19 日 金 第 4 会場 4 月 19 日 金 第 4 会場 キーンベック病に対する関節鏡視下アプローチによる手術治 療例の検討 Arthroscopic Surgery for Kienböck Disease 吉良 12:20 ランチョンセミナー 10 13:20 務 奈良県立医科大学 整形外科 面川 庄平, 村田 景一, 小野 浩史, 田中 康仁 Lichtman stage3b以降のキーンベック病 8 例に対して 関節鏡視下手術を行った 術後平均1年で 手関節可動域 PRWE VAS Cooney's score で有意な改善を認めた Radioscaphoid angle は術 前後で差を認めず carpal height ratio は 0.47 から 0.45 に低下した 関節鏡視下手術は良好な短 期成績を示し 進行期に対して有用なアプローチといえる Preiser 病に対する橈骨楔状骨切り術の治療経験 Closed radial wedge osteotomy for Preiser's disease 座長吉矢 晋一 兵庫医科大学 整形外科 共催旭化成ファーマ株式会社 2-4-LS10 Prevention and Medical Therapy of Osteoporosis from Adolescence A Medical Therapy is necessary after the distal radius fracture 友利 裕二 日本医科大学整形外科 澤泉 卓哉, 南野 光彦, 小寺 訓江, 高井 信朗 当院で橈骨楔状骨切り術を施行した Preiser 病 5 例の治療成績ついて報告する 全例とも保存治療 で疼痛が改善せず 橈骨楔状骨切り術を施行した 術後疼痛は 1 例に中等度の疼痛残存を認めたが 他 5 例で疼痛は消失し Coony の評価基準は 点であった Preiser 病に対する橈骨楔状骨切 り術は疼痛軽減には有用であったが 舟状骨近位の圧壊を予防できず 中長期的には変形性関節症 の増悪が危惧されるため今後とも経過観察が必要である Preiser 病に対する部分手関節固定術の経験 Clinical Result for 4-Corner Fusion for Preiser's Disease 矢野 浩明 宮崎大学 整形外科 清水 弘之 聖マリアンナ医科大学 整形外科 手の外科医は橈骨遠位端骨折を治療する機会が多いことから 手の外科医が骨粗鬆症治療に興味を持ち 精通できれば患者に薬物治療を継続させ その後の骨折や寝たきりを予防できると考えている 今回 成長 期の骨密度獲得戦略と中年以降に対する各種の骨粗鬆症薬の使い方とこの問題点を中心にお話し 橈骨遠 位端骨折後に薬物療法を継続させる必要性と薬物治療をドロップアウトさせないコツについて言及する 13:40 14:40 拘縮① 成長期から考える骨粗鬆症予防と治療 橈骨遠位端骨折後には薬物療法が必要である 帖佐 悦男, 村上 恵美, 大田 智美, 中村 志保子 Preiser 病は稀な疾患である 今回我々は 観血的治療を行った 2 例を経験したので報告する 女 性 1 例 男性 1 例を対象とした Herbert 分類の Stage は 4 と 3 であった 舟状骨摘出術および 4 -corner fusion を施行した 術後臨床評価は Cooney の手関節評価法において Pain function と もに満点であった 本術式は 舟状骨周囲の除痛効果が高く 可動域の損失が少ない手術法である 除痛が得られ 原職に復帰し 患者の満足度は高かった 座長内田 満 東京慈恵会医科大学形成外科 一般住民におけるデュピュイトラン 拘縮の疫学調査 Epidemiology of Dupuytren's disease in general population 田鹿 小林 毅 群馬大学整形外科 勉, 金子 哲也, 山本 敦史, 高岸 憲二 一般住民におけるデュピュイトラン 拘縮の疫学を調査した 対象は男性 164 人 女性 237 人 合計 401人平均年齢 歳であった 有病率は 7.0 であった 性差は男性に有意に多い有 病率を認めた p 年齢では Dupuytren s 拘縮有症群が無症群に比べ有意に年齢が高かっ た p 0.04 飲酒歴では本症有症群が無症群に比べ有意に多く認めた p

23 4 月 19 日 金 第 4 会場 4 月 19 日 金 第 4 会場 Dupuytren 拘縮に対する外科的治療法の検討 開放療法と一期的閉鎖療法の比較 Surgery of Dupuytren's contracture: a comperison between open palm method and wound closure 小沼 賢治 北里大学 整形外科 小林 明正, 見目 智紀, 助川 浩士, 高相 晶士 当院で過去10 年間に O 法あるいは C 法を施行した Dupuytren 拘縮症例24 例26 手 O 法14 例15 手 C 法 11例11手 を調査した 調査の結果 平均手術時間は O 法が有意に短時間であり 術後創上皮化までの期 間は Z 法の方が有意に短期間であった 最終観察時平均総伸展不足角 平均総伸展不足角改善率にはそれ ぞれ有意差は認めなかった 小指伸展不足角改善率には有意差はないものの O 法の方が良い傾向があった 当科における Dupuytren 拘縮の手術治療成績 Clinical Results of Surgical Treatment for Dupuytren's Contructure 中村 修 香川大学 整形外科 Dupuytren 拘縮における PIP 関節拘縮の検討 PIP Joint Contracture of Dupuytren Disease 白井 隆之 埼玉成恵会病院 埼玉手外科研究所 福本 恵三, 村中 秀行, 菅野 百合, 小平 聡 1997 年 2012 年に PIP 関節屈曲拘縮を伴う Dupuytren 拘縮に subtotal fasciectomy を施行した 59 例 102 指に対して術前術中所見を報告し 6 ヶ月以上の経過観察が可能であった 24 例 38 指の PIP 関節拘縮角度を術前後で評価した PIP 関節拘縮に対する subtotal fasciectomy の成績はおお むね良好だが PIP 関節に明らかな cord のない症例に行うと中長期的に再拘縮を生じる可能性が高 く 小指の成績は不良であることが多い 14:40 15:30 拘縮② 加地 良雄, 山本 哲司 当科にて Dupuytren 拘縮手術に対し 部分腱膜切除術を行った 18 例 22 手 32 指の術後成績を調査 した 神経 血管との癒着が高度な例では手術用顕微鏡を使用して剥離を行い PIP 関節の拘縮が 高度な例では 拘縮解離も追加した 術後成績の評価では PIP 関節罹患例 5 例に 30 以上の伸展制 限が残存した 術後伸展制限の原因として 皮膚性の拘縮が考えられ 創閉鎖療法のみでは限界が あるのではないかと考えられた Dupuytren 拘縮の術後成績 Severe Contracture Cases of Dupuytren Contracture Clinical Results of Surgical Treatment for Dupuytren's contracture 斎藤 太一 岡山大学 整形外科 平瀬 雄一 四谷メディカルキューブ手の外科マイクロサージャリーセンター 島村 安則, 井上 円加, 小澤 正嗣, 尾崎 敏文 年の 5 年間に手術を行った Dupuytren 拘縮 18 例 20 手の術後の治療成績について検 討した Zigzag 切開 もしくは長軸切開に Z 形成を加えた皮切を用い 創の一期的完全閉鎖を原則 とした 術後の合併症 関節可動域 Tubiana の評価基準 DASH スコアにより評価した 皮切の 違いによる術後成績の有意差はなく 長軸切開に Z 形成を加えた皮切は索状腱膜の切除と神経血管 系の確認がしやすいため有用と思われた Ulnar parametacarparl flap を併用した Dupuytren 拘縮手術の治療成績 Clinical results for use of ulnar parametacarparl flap for Dupuytren's contracture 勝村 哲 平塚共済病院 整形外科 手外科センター 坂野 裕昭, 岡崎 敦, 中村 祐之, 齋藤 知行 Ulnar parametacarparl flap を併用した Dupuytren 拘縮手術の術後成績について検討した MP 関節拘縮角度 は術前平均68.3 が調査時6.0 に PIP 関節が 75.0 が 12.0 に改善した 屈曲拘縮改善率は 小指 87.0% 環指 93.4% 中指 87.5% であった 皮弁はトラブルなく全例で生着した ulnar parametacarparl flap の併用により 術翌日から可動域訓練を開始が可能となり良好な可動域が得られ 術後の再拘縮の予防にもつながると考えられる 皮弁で被覆した高度なデュプイトラン拘縮例の検討 桑原 真人, 中村 恒一, 小松 一成, 福本 恵三 デュプイトラン拘縮の手術では過剰な手術侵襲を避けて あえて指の完全伸展位での矯正を行わな い考え方が一般的である しかし PIP関節の屈曲が非常に高度な症例では 拘縮したコードを切 除し 指を伸展した時点で皮膚欠損を生じてしまう症例も多い 我々はこのような症例に対しては積 極的に指の局所皮弁による被覆を行い 非常に良い結果を残してきたので報告する 当院における指皮弁術後の PIP 関節拘縮について PIP joint contracture after hand flap operation 菅野 百合 埼玉成恵会病院 形成外科 福本 恵三, 村中 秀行, 小平 聡, 白井 隆之 当院で指尖 指掌側部へ皮弁形成術を行なった 94 例102 指の PIP 関節角度を集計し 指別 術式別 に比較検討し 性別 受傷側 手術時年齢について検定した 術式は oblique triangular flap 神経 血管柄島状掌側前進皮弁 逆行性指動脈島状皮弁 指交叉皮弁 母指球皮弁であった 術後 30 以 上の症例に PIP 関節拘縮を認めたが 指別 術式別 性別 受傷側別 年齢による比較と検定で 術 後PIP 関節可動域に有意差はなかった 座長垣淵 正男 兵庫医科大学形成外科

24 4 月 19 日 金 第 4 会場 4 月 19 日 金 第 4 会場 イリザロフミニ創外固定による手指拘縮の治療 後療法を中心として Correction with an Ilizarov Mini-Fixator for Hand Contractures 15:30 16:20 先天異常① 浜田 佳孝 徳島県立中央病院 整形外科 日比野 直仁, 山野 雅弘, 笠井 時雄, 高橋 光彦 手指用イリザロフ創外固定を用いた拘縮の後療法を中心に述べた. 対症は, 重度外傷後の拇指内転拘縮や不良 肢位拘縮, PIP 関節拘縮, 母指の変形拘縮などであった. 後療法は 3 段階に分けられた. 第1 拘縮矯正期 第2 安定化期 矯正獲得後の再拘縮の予防期間. 第 3 バランス評価と自動運動の誘発 各ユニット間を輪ゴムで矯 正を動的に保持し, 拘縮方向への自動運動を誘発した. 良肢位への改善, 自動 他動可動域の改善もみられた 幼 少年期に発症した手指変形に対する中 高年期での治療 経験 座長高山 真一郎 国立成育医療研究センター臓器 運動器病態外科部 Simple first web plasty by Upton and Ezaki procedureture The Treatment of the Hand Deformity in the Elder Patients 福本 恵三 埼玉成恵会病院 埼玉手外科研究所 田中 克己 長崎大学 形成外科 高橋 国宏, 芳原 聖司, 杉原 佳奈, 平野 明喜 幼 少年期の疾患に起因する手指変形は長期間が経過しており 日常生活に順化していることにより 患者自身の機能障害を訴えることは比較的少ない 一方 整容面での問題は時間が経過するにつれ てむしろ患者の中で大きくなっている場合もむしろ多く 症例によっては積極的な治療が必要と考え られた 53 歳から 71歳までの 12 例に対して手術による治療を行い 全例で良好な成績が得られた 外傷 手術後に発症した屈筋腱腱鞘炎 外傷後ばね指 村中 秀行, 菅野 百合, 小平 聡, 白井 隆之 裂手症に対する Upton 法を 4 例 4 手 母指化術の Ezaki 法を 3 例 4 手に施行した 両法の第1指間 形成は ともに皮下で指列をスライドさせるだけのシンプルなものである 裂手症type III の 1手を 除き全例正常な第1指間の皮膚が形成された 全例で皮弁壊死は無かった Upton 法 Ezaki 法は 特別な皮弁のデザインが不要であり 皮弁血行も安定しているため簡便で有用である 三節母指の外科的治療の検討 Examination of the Surgical Treatment of the Triphalangeal Thumb Posttraumatic trigger digit 鳥居 暁子 国立成育医療研究センター 整形外科 高原 政利 泉整形外科病院 手肘スポーツ 高山 真一郎, 関 敦仁, 福岡 昌利, 宮崎 丸山 真博, 平野 知恵子 上肢の外傷 手術後に発症したばね指 外傷後ばね指 の特徴を明らかにした 対象は 24 例で 先 行する外傷 手術部位は手関節15 例 橈骨遠位端骨折 7 例 指 4 例 肘肩 5 例であった 年齢は平均 59 歳であり 複数指罹患 63 % が多く 潜在性ばね指が外傷後に急性増悪し発症したと考えられる ばね現象がない grade 1 と 4 が 77 % であった 外傷後の運動制限に対しては 拘縮に至る前に常に ばね指の存在を疑って積極的に治療すべきである 馨 対立可能な三節母指は比較的稀な先天異常で 明確な外科的治療方針は確立していない われわれ は余剰指節骨と末節骨との間に可動性を有する場合は 1 歳前後で余剰指節骨の摘出を 余剰指節骨 と末節骨が軟骨性に癒合している場合は 1 歳半以後で三角形の余剰指節骨の楔状骨切りという方 針で治療を行ってきた 17 例 26 手に対し治療を行い 骨軸 IP 関節の安定性 可動性から評価を行っ たが 術後成績は良好であった 治療開始が就学期以後になった母指形成不全について Treatment of Hypoplastic Thumb after school attendance 高山 真一郎 国立成育医療研究センター 整形外科 関 敦仁, 福岡 昌利, 鳥居 暁子, 森澤 妥 治療開始が就学期以後となった母指形成不全症 14 例の治療経験を報告した 家族が母指の異常に 気づかなかったという症例より 母指多指が合併したため形成不全が的確に診断されなかったり 医 師の誤った説明のため治療が遅れた症例が多かった 幼児例と同様な再建方針で臨んだが CM 関 節の拘縮例を除くと治療成績は良好であった Upton 法 Ezaki 法によるシンプルな第1指間形成

25 4 月 19 日 金 第 4 会場 4 月 19 日 金 第 4 会場 尺側浮遊母指を伴う母指多指症の 1 症例 A case report of thumb polydactyly with ulnar floating thumb 5指手症の治療経験 Reconstruction of five-fingered hand in 2cases(4thumbs) 大安 剛裕 宮崎江南病院 形成外科 長谷川 健二郎 岡山大学 形成再建外科 石川 雅晴, 中桐 僚子, 難波 祐三郎, 木股 敬裕 津田 雅由, 弓削 俊彦, 梅田 基子, 田中 克己 今回我々は 尺側母指が浮遊母指形態をとった母指多指症を経験した 同様の症例は 我々が渉猟 し得た範囲では鬼塚の報告だけであった 本症例は Wassel 分類では7型 三指節型 で さらに三指 節型を分類した Wood 分類では7A 型に分類されるものと考えられるが 本症例を従来の分類法で 正確に分類する事は困難であった 本学会員のご意見を伺いたい five-fingered hand 5指手症 は 対立不能な三節母指を有する稀な先天異常であり 母指形成不全 の近縁疾患あるいは三節母指であることから母指多指症の亜型もしくは mirror hand の亜型とする 説もある 今回 家族性の five-fingered hand の2例4指の治療を経験した 手術は Buck-Gramcko 法および Huber-Littler 法を用いた 治療の経過と文献的考察を含め報告する 母指形成不全に対する Huber-Littler 法の治療成績 Treatment of a Hypoplastic Thumb by Huber-Littler Procedure 土田 真嗣 京都府立医科大学整形外科 藤原 浩芳, 小田 良, 勝海 泰和, 久保 俊一 Huber-Littler 法は母指形成不全に対する治療法として Blauth 分類1,2 型に対しては安定した成績 を期待できる術式である また 3 型に対しては骨移植を追加することで満足のいく結果が得られた 3 型に対する遊離骨移植は腓骨が腸骨移植に比べ支持性の上で有利と考えた 17:20 先天異常② A modified Snow-Littler procedure for cleft hands, using a flap vascularized by palmar and dorsal metacarpal arteries 貝澤 幸俊 京都大学 整形外科 柿木 良介, 太田 壮一, 野口 貴志, 松田 秀一 裂手に対する Snow-Littler 法は 拡大した第一指間に置く皮弁の遠位部が壊死に陥りやすい 今回我々は EEC 症候群の両側裂手に対して 原法にある掌側中手動脈を茎とする皮弁に 背側中手動脈およびその穿通枝を血管 茎として含めるようにして手術を行い 皮弁は両側とも辺縁の壊死なく生着し その後も良好に経過した 裂手 手術は外見の問題を改善するために行われる要素も大きく 更なる術創を必要としない本法は有効と思われた 当科で加療した小指多指症の術後成績 Post-operative outcomes of polydactyly for the little finger 射場 浩介 札幌医科大学 整形外科 金谷 耕平, 大木 豪介, 山下 敏彦, 和田 卓郎 座長長谷川 健二郎 岡山大学 形成再建外科 裂手症に対する治療経験 小指多指症 4 例 6 手の特徴と術後成績について検討した 手術時年齢は 20 ヵ月 術後観察期間は 48 ヵ月であった 浮遊型1手 発育良好型 4 手 その他 1手であった 分岐部は MP 関節 3 手 中手 骨が 3 手であった 尺側指切除を 5 手に 橈側指列切除と尺側指列移動を 1 手に 4手に小指外転 筋移行を行なった 1 手に追加手術として指延長術と関節整復術を行なった 術後成績は全例良好 であった Treatment for Cleft Hand 堀井 恵美子 名古屋第一赤十字病院 整形外科 洪 淑貴, 広石 将行, 大塚 純子, 服部 達哉 裂手症 49 症例 79 手について その臨床像を調べ 指列欠損数 Manske 分類に基づいて治療経過 を検討した 病態は多彩で 罹患手自体も欠指のみでなく 多指 合指など合併し また 47 % と 高率に下肢の合併異常がみられた 一指列欠損手では平均手術回数 1.9 回で 機能的な手の再建が 可能であった 二指列以上欠損手では 母指機能再建のため腱移行 骨延長 指間形成など 多彩 な手術を施行したが 獲得した機能は限られていた 局所穿通枝脂肪弁を用いた先天性橈尺骨癒合症の分離授動術 の経験 The use of pedicled local perforator fat graft for mobilization of congenital radioulnar synostosis 大井 宏之 聖隷浜松病院 手の外科 マイクロサージャリーセンター 神田 俊浩, 向田 雅司, 石崎 力久, 束野 寛人 先天性橈尺骨癒合症の分離授動術後の再癒合防止のために肘筋と尺側手根伸筋腱の筋間から立ち上がる穿通 枝による局所脂肪弁を用いたので報告する 症例は 2 児 3 肢である 金谷らの方法に準じ分離授動術を行い 穿通枝を傷つけないように肘遠位外側から脂肪弁を挙上し反転させ分離部に充填した 短期では再癒合はみら れなかった 今後長期に癒合が認められなければ 創も小さく 手術時間も短いなどの利点があると考えている 16:20 裂手に対する Snow Littler 法の一工夫 : 掌側中手動脈に加 えて背側中手動脈を含めた皮弁挙上

26 4 月 19 日 金 第 4 会場 4 月 19 日 金 第 5 会場 Room 先天性橈尺骨癒合症に対する解剖学的前腕骨切りと有茎筋膜 脂肪弁移植を用いた分離授動術の試み Mobilization combined with Computer-assisted Forearm Osteotomy for Congenital Proximal Radioulnar Synostosis 三宅 潤一 大阪大学整形外科 金谷 文則, 片岡 利行, 田中 啓之, 村瀬 8:00 8:50 バイオメカニクス 剛 3次元骨変形矯正システムによる解剖学的前腕骨切りと有茎筋膜脂肪弁移植を用いた分離授動術を行った先天 性橈尺骨癒合症の 2 例を報告する 癒合分離後 術前シミュレーションどおり 1例に尺骨近位の回旋骨切りと 橈骨中央部の短縮角状骨切りを 1例に尺骨近位1/3 での角状骨切りと橈骨頚部の短縮角状骨切りを行ったと ころ 良好な前腕可動域が獲得された 前腕アライメント矯正が 更なる手術成績向上につながる可能性がある 座長草野 望 医療法人積発堂富永草野病院 手関節の牽引が橈骨手根関節と手根中央関節の運動に与える 影響について The effects of wrist distraction on motion of radiocarpal and midcarpal joint 多田 薫 金沢大学 整形外科 川嶋 広貴, 堀江 翔, 菅沼 省吾, 土屋 弘行 健常成人男性 10 名10 手を対象とし 手関節の牽引が橈骨手根関節および手根中央関節の運動に与 える影響を手関節動態撮影により評価した その結果 手関節に牽引を加えることで手根中央関節 に比べ橈骨手根関節の運動角度が有意に大きくなることが判明した 牽引下の手関節可動域訓練を 行うことで 病態に応じたリハビリテーションが可能となる 前腕骨骨幹部骨折 Locking Plate 固定術後骨萎縮の評価 CT 有限要素法を用いた研究 Bone Atrophy After Treatment of Forearm Fracture using Locking Plate: Specimen-Specific Nonlinear Finite Element Analysis 松浦 佑介 千葉大学 整形外科 尺側手根伸筋腱腱鞘炎誘発テストにおける尺側手根伸筋腱の 歪み及び腱鞘内圧測定 Strain on the ECU and pressure within the subsheath of the ECU following the application of diagnostic tests for ECU tendonitis 片岡 利行 大阪大学整形外科 森友 寿夫, 村瀬 剛, 面川 庄平, 青木 光弘 新鮮凍結屍体を用いて 尺側手根伸筋 ECU) 腱腱鞘炎に対する様々な誘発テストをおこなった際 の ECU の腱鞘内圧や ECU 腱の歪みを調査した 二見テストや合掌回外テストは主に内圧上昇が synergy test は歪み上昇が carpal supination test は内圧と歪み上昇が それぞれ寄与していると 考えられた Room 5 國吉 一樹, 鈴木 崇根, 小川 泰史, 助川 浩士 前腕骨骨幹部骨折に対して Locking Plate による固定後 長期経過した際の骨萎縮の程度を調査し CT 有 限要素法にて骨強度予測を施行した 術後 5 年以上経過例8 例に両側前腕骨を CT 撮影 皮質骨厚 断面積 骨密度 骨強度を測定し比較した Plate 直下の皮質骨厚 並びに骨強度は健側に比し著しく低下していた 尚 本法について新鮮凍結屍体橈骨を用いた力学試験との比較で高い相関を示すことを確認している

27 4 月 19 日 金 第 5 会場 Room 5 4 月 19 日 金 第 5 会場 Room 橈骨遠位端骨折における近位骨片の尺側転位が遠位橈尺関節 の安定性に及ぼす影響について Influence of ulnar translation of radial shaft on distal radioulnar joint stability after distal radius fracture: an in vitro kinematic study 大森 信介 大阪大学 整形外科 森友 寿夫, 面川 庄平, 和田 卓郎, 青木 光弘 橈骨遠位端骨折における近位骨片の尺側転位遺残による障害を新鮮凍結屍体 5上肢で調べた TFCC を完全に切 離しても橈骨は掌側に不安定になるだけで背側不安定性は出なかった しかし遠位骨間膜付着部遠位で橈骨を骨 切りして近位骨片を尺側に 5mm ずらすと 遠位骨間膜が弛緩して遠位橈尺関節部の距離が広がり橈骨S 状切痕の 掌側の関節縁を尺骨頭が乗り上げ 橈骨が背側脱臼した 遠位骨間膜には橈骨の背側脱臼を制動する機能がある 指 MP 関節の機能的可動域 手関節の固定角度が与える影響 Treatment of Triamcinolone Injection for Trigger finger 森田 哲正 鈴鹿回生病院 整形外科 小寺 秀樹, 藤澤 幸三, 辻井 雅也, 平田 :50 9:50 弾発指 狭窄性腱鞘炎における Elastography パワードップラー エコーの有用性 Usefulness of Elastography and power Doppler ultrasonography for stenosing tenosynovitis 上原 浩介 東京大学 整形外科 貴 安曇総合病院 リハビリテーション科 佐藤 亜由美, 井戸 芳和, 内山 茂晴, 加藤 博之 手関節を固定した状態での指MP 関節の機能的関節可動域 functional ROMfROM を測定し 手 関節固定肢位 伸展 30 度 0 度 屈曲30 度 別に from の違いを検討した MP 関節の from にお ける指伸展角度は すべての指において手関節 0 度と 30 度伸展位固定時に減少した MP 関節の from における指屈曲角度は 手関節 0 度と 30 度屈曲位固定時に小指のみ減少した 仁 TM 腱鞘内注射は 1回の注射では 56 しか治癒せず また 25 か月経過してから再発した例もあり根 治的とは言い難い 注射治療のみでは再発する可能性があることや糖尿病 手根管症候群合併例は 再発率が高いことを念頭に治療する必要がある Functional range of motion in the metacarpophalangeal joint in the different wrist position 村井 トリアムシノロンの腱鞘内注射はばね指の根治的治療となり えているか 寺村 侑, 坂井 邦臣, 三浦 俊樹, 森崎 裕 目的 狭窄性腱鞘炎患者の治療前後のエコー所見を経時的に評価し有用性を明らかにすること 方法 対象 は 25 例34 指 Elastography とパワードップラーが可能な超音波装置を使用 治療前 治療開始後 3 週 3 か月 6 か月にエコーによる評価を行った 結果 注射後は腱鞘の Stiffness は低下し 厚さは薄くなる 3 か月では Stiffness は低下しているが 6 か月で上昇する症例あった 早期再発例では滑膜炎を示唆する所見があった PIP 関節伸展制限を伴う手指腱鞘炎に対する超音波ガイド下 腱鞘内ステロイド注射の効果 Effectiveness of ultrasound-guided intrasheath triamcinolone injection for the treatment of finger tenosynovitis with restriction of extension of the proximal interphalangeal joint 四宮 陸雄 広島大学 整形外科 座長露口 雄一 つゆぐち整形外科 ストレッチングは弾発指に対する保存治療として有効である Stretching is effective non-operative treatment for trigger finger 千葉 有希子 佐倉整形外科病院 徳永 進, 江畑 龍樹, 岩倉 菜穂子, 国司 俊一 筆者らは弾発指に対しストレッチが効果的であると考え 積極的に実施し良好な成績を得ている 我々が行なっているストレッチ法と成績を報告する 対象は 1 ヶ月以上リハビリ継続可能であった 78 名101指 調査項目は 症状の改善数 治療成績とした ストレッチのみで治療可能であった症例 S 群 と 症状によりステロイド注射の追加を要した症例 S I 群 の2群に分け検討した S 群 77 S+I 群 65 % に症状の改善が見られた ばね指に合併する PIP 関節屈曲拘縮に対する超音波による アプローチ Ultrasonographic Findings and Intervention for PIP Joint Contracture Accompanied with Trigger Finger 仲西 康顕 奈良県立医科大学 整形外科 面川 庄平, 中野 健一, 小畠 康宣, 田中 康仁 PIP 関節の屈曲拘縮をともなうばね指の超音波検査を施行し 矢状断で掌側板の前縁が突出する所 見を得た さらに 掌側板膜様部に血流の増加を認めた これらの所見は トリアムシノロン注入に より軽減し 拘縮や PIP 関節の疼痛も同時に改善した ばね指に合併する PIP 関節拘縮の機序は未 だ不明であるが PIP 関節掌側板の肥厚と血流増加が関与している可能性がある Room 5 Room 砂川 融, 中島 祐子, 鈴木 修身, 越智 光夫 PIP 関節伸展制限を伴う手指腱鞘炎に対する超音波ガイド下腱鞘内ステロイド注射により 68 % の症例で伸展 制限が消失 本法の有用性が示唆された 特に A2 に腱鞘ガングリオンを認める症例では本法が著効する可 能性がある 伸展制限の原因は多くの場合 屈筋腱肥厚による A2 での腱滑走障害と考えられたが 原因不 明な病態も存在する 超音波検査によりこれらの病態を把握しておくことは治療方針を決める上で重要である

28 4 月 19 日 金 第 5 会場 Room 5 4 月 19 日 金 第 5 会場 Room A2 pulley を完全切離したばね指の長期成績 Long-term operative outcomes of trigger finger completely released A2 pulley 峯 博子 医療法人友和会 鶴田整形外科 鶴田 敏幸 PIP 関節の可動域制限をきたしたばね指に対する腱鞘切開術では A2 pulley の完全切離を要する 症例を経験する 今回A2 pulley を完全切離し 術後 1 年以上経過観察可能であった 57 例 63 指を 対象に調査した結果 調査時の VAS は 3.8 mm で 7.9 の症例で伸展制限を認めたが 92.1 は 全く可動域制限がなかった 本研究により術後長期成績も安定していたことから A2 pulley の完 全切離を行っても機能障害は生じないと考えられた 9:50 10:40 筋 腱 腱修復後の瘢痕癒着防止のための sirna 技術 Development of sirna Technology to Prevent Scarring and Adhesion Formation after Tendon Repair 油形 公則 徳島大学 整形外科 Kondabolu Sirish, Awad Hani, O Keefe Regis マウス屈筋腱修復モデルを用いて Tgf β1 receptor Smad3 Ctgf の Antisense-oligonucleotides による修復腱の瘢痕癒着抑制作用を検討し sirna 技術による Tgf βシグナルの抑制が腱修復部 の癒着を防止できることを明らかにした 手指屈筋腱 sliding 延長術の力学的検討 延長量による影響 Biomechanical Study of Digital Flexor Tendon Lengthening Techniques 橋本 健 千葉大学 整形外科 國吉 一樹, 鈴木 崇根, 松浦 佑介, 村上 賢一 座長田中 英城 新潟県立吉田病院 整形外科 ARB の脱神経化された筋の線維化における効果 The effect of angiotensin 2 receptor blocker on fibrosis of denervated muscle 岡本 道雄 市立豊中病院 田中 啓之, 西本 俊介, 村瀬 剛, 吉川 秀樹 ヒアルロン酸とコラーゲンを組み合わせた癒着防止膜の開発 第2報 機能的評価 Prevention of tendon adhesion using a sheet composed of hyaluronic acid and collagen sponge: experimental study 根本 充 北里大学 形成外科 美容外科 熊澤 憲一, 内沼 栄樹 我々は屈筋腱縫合部に癒着防止膜を適用したニワトリ足趾の関節可動域測定を行った 腱縫合部に癒着防止膜を適 用した 12 足趾の DIP 関節可動域と癒着防止膜を適用しない対照群12 足趾の DIP 関節可動域の間に有意差 MannWhitney U-test p 0.05 を認めた 関節可動域が得られた足趾では癒着防止膜が炎症細胞や線維芽細胞の浸潤 を防ぐように腱縫合部を被覆していた 術後3週間で残存している癒着防止膜の差が関節可動域に影響していた トリアムシノロンアセトニドのヒト腱由来細胞に対する影響 投与量 投与間隔の検討 Effects of Triamcinolone Acetonide on Human Tendon Derived Cells : Dose and Time Depending Effects 原田 義文 神戸大学 整形外科 国分 毅, 美舩 泰, 無藤 智之, 黒坂 昌弘 ヒト腱由来細胞に対するトリアムシノロンアセトニド TA の影響を濃度別 経時的に in vitro で検討した TA0.1mg/ml 投与では 7日目で morphology の変化 cell viability 低下 apoptosis 発現を認めたが 14日目で回 復した TA1.0mg/ml 投与では細胞への影響は不可逆性となり 21日目でも回復しなかった TA の過剰投与は 細胞変性や apoptosis を惹起し 腱断裂の原因となりうると考えられ 投与量や間隔は慎重に考慮する必要がある Room 5 Room 5 ラット腓骨神経損傷による前脛骨筋の脱神経化モデルを作製しアンジオテンシン 2 受容体拮抗薬( 以 下ロサルタン ) の投与を行ったところ 脱神経後 1 週時に TGF β2 の 10 週時に CTGF collagen type 1 3 の mrna の発現が抑制されていた また組織学的にも脱神経後10 週時に線維化が抑制さ れていた ロサルタンはラット脱神経化モデルにおいて TGF β2 CTGF を抑制することで脱神経 後の筋の線維化を抑制することが示された 前腕における屈筋腱延長術は屈曲拘縮などに用いられる sliding 延長について延長量の違いによる 30 mm 延長,20 mm 延長 強度への影響について Z 延長と比較し検討を行った 20 mm 延長モデルは 30 mm 延 長モデルよりも強度は大きく Z 延長モデルの約 3 倍の強度を有していることが判明した そして 20 mm 延長モデルはさらに縫合法を工夫すれば早期自動運動を行える力学的強度を有する可能性が示唆された

29 4 月 19 日 金 第 5 会場 Room 5 4 月 19 日 金 第 5 会場 Room 5 10:40 11:30 神経 絞扼性神経障害に対する triamcinolone 局所注射の効果 ラット Chronic Constriction Injury(CCI) モデルを用いた検討 The effect of local injection of triamcinolone for entrapment neuropathy Examination using a ratchronic Constriction Injury(CCI) model 芝山 昌貴 千葉大学 整形外科 座長大谷 和裕 近畿大学整形外科 ラット腕神経叢引き抜き損傷モデルにおける抗 p75ntr 抗 体腹腔内投与の効果 村上 賢一, 松浦 佑介, 岩倉 菜穂子, 國吉 一樹 手根管症候群に対する保存治療においてステロイド局所投与の有用性は臨床的に広く知られている その効 果については屈筋腱滑膜炎もしくは正中神経のどちらに対してのものであるかは議論の分かれるところであ り 作用の対象組織および機序に関する詳細な検討はなされていない 今回はまずラットの坐骨神経絞扼モデ ルに対するトリアムシノロン局所投与の効果を行動学的 生化学的 免疫組織学的に評価したので報告する Examination of the expression and localization of the Bone morphogenic proteins in peripheral nerve regeneration Effect of the intraperitoneal administration of Anti-p75 Neurotrophin Receptor Antibody in the Rat Brachial Plexus Avulsion Model 小林 倫子 千葉大学整形外科 松浦 佑介, 芝山 昌貴, 鈴木 崇根, 國吉 一樹 ラット腕神経叢引き抜き損傷モデル作成後 7日目に抗p75 NTR 抗体を投与量別に μl 腹 腔内投与 疼痛行動評価は Cat Walk von Frey test を投与後経時的に施行 組織学的評価に脊髄 C 7 の GFAP Iba1陽性細胞数 DRG C 7 の ATF3陽性細胞数を投与後経時的に計測した いず れの評価においても疼痛の軽減を示す結果が得られた Motoneuron Integrated Striated Muscles (MISM) による麻痺筋の機能再建における移植細胞数の検討 Transplanted cell number is a key factor for success of ambulation function restoration by Motoneuron Integrated Striated Muscles (MISM) 末梢神経再生と骨代謝関連因子の検討 國分 直樹 三重大学 整形外科 辻井 雅也, 須藤 啓広, 森田 哲正, 平田 仁 Bone morphogenic proteins(bmps) は中枢神経系を含む様々な組織の分化 成長因子であるが 末 梢神経 系での in vivo 研究は少ない. 今回, ラット坐骨神経 軸索断裂モデルを作成し,BMPs,BMP receptors(bmprs) の発現を免疫組織学的手法,Western blotting 法にて検討した.BMP-7,BMPR-1B は 軸索変性部の Schwann 細胞に発現が増大し,BMPR-1B は DRG の神経細胞体でも発現が増大した.BMP は神経軸索再生における重要な因子であることが示唆された. 13:40 14:20 先端医療 など 加藤 宗一 名古屋大学 手の外科 ips cell-delivery system と bfgf drug-delivery system を導 入したハイブリッド型人工神経 マウス末梢神経再生の実験的研究 The tissue engineered nerve conduits using ips cell-delivery system and bfgf drug-delivery system for peripheral nerve defect in a mouse model 池田 幹則 大阪市立大学 整形外科 上村 卓也, 高松 聖仁, 岡田 充弘, 中村 博亮 これまで人工多能性幹細胞( 以下iPS 細胞) を用いた ips 細胞播種ハイブリッド型人工神経の有用性について報 告してきた 今回 末梢神経再生の更なる促進をめざして 人工神経を担体とした ips cell-delivery system に ゼラチンを担体とした bfgf drug-delivery system を組み合わせた新しいハイブリッド型人工神経を開発し た この人工神経でマウスの坐骨神経欠損部を再建すると 下肢機能及び組織学的改善がさらに促進した 座長牧 信哉 渡辺整形外科病院 ノイロトロピンの Erk シグナル活性化を介したシュワン細 胞の増殖促進作用 Neurotropin promotes cell proliferation of Schwann cell via Erk pathway 西本 俊介 大阪大学 整形外科 田中 啓之, 岡田 潔, 村瀬 剛, 吉川 秀樹 ノイロトロピンは慢性疼痛や神経障害性疼痛などに用いられるが 末梢での作用は明らかではない 我々は末 梢の髄鞘形成細胞であるシュワン細胞に着目し ノイロトロピンによる影響について検討したところ ノイロト ロピンはシュワン細胞の Erk を活性化させ 細胞増殖を促進した ノイロトロピンがシュワン細胞の動態に影 響を及ぼすことで 末梢での疼痛抑制効果を発揮している可能性が示唆された Room 5 Room 5 栗本 秀, 中野 智則, 石井 久雄, 平田 仁 motoneuron を末梢神経に移植することで麻痺筋を再建する MISM に FES を組み合わせる本方法は脊髄や他 の組織より圧倒的に少ない細胞数の移植で再建可能であり 麻痺に対する手術的治療の機会を著しく拡大でき る可能性がある ラット下肢麻痺モデルのワーラー変性を起こした腓骨神経に motoneuron を移植し 20 万個 の移植に比べ 100 万個の移植において MMT3以上の有効な筋機能の再建が可能であることが確認された

30 4 月 19 日 金 第 5 会場 Room 5 4 月 19 日 金 第 5 会場 Room 次元変形矯正骨切シミュレーションシステムにおけるカス タムメイドプレートの開発 新鮮屍体による精度検証 Development of custom-made plate in three-dimensional corrective osteotomy based on a novel computer simulation: an experimental study 14:20 15:10 手技工夫 など 大森 信介 大阪大学 整形外科 片岡 利行, 大浦 圭一郎, 川西 洋平, 村瀬 剛 我々はこれまで 3次元シミュレーションシステムを用いた上肢変形矯正骨切術の有用性を報告してきた 今後は 変形部の骨形状にフィットしベンディングを要せずに理想の矯正を可能とするカスタムメイドロッキングプレー トの臨床応用を検討している 今回は上腕骨遠位部と橈骨遠位部で カスタムメイド骨切りガイドの設置位置の 精度と カスタムメイドロッキングプレートの固定精度について新鮮凍結屍体標本で検証したので報告する 骨芽細胞シート移植を併用した血管柄付き人工骨作製 Vascularized artificial bone with osteogenic matrix sheet 座長小林 明正 相模台病院整形外科 How many hand and wrist fractures are overlooked in emergency room by the initial residents? 馬渕 まりえ 社会保険中京病院 整形外科 安間 英毅, 祖父江 康司, 酒井 智久, 岩野 壮栄 中野 健一 奈良県立医科大学 整形外科 村田 景一, 赤羽 学, 面川 庄平, 田中 康仁 手外科領域では様々な血管柄付き骨移植術が行われているが 我々は 人工骨に骨芽細胞シートを併 用することで新たな血管柄付き骨移植術の可能性を検討したので報告する 人工骨内部に血管束を 導入し骨芽細胞シート移植を併用することで 人工骨に骨形成能を付与するだけでなく 血管束から 人工骨内部へ新生血管が誘導される事が証明された 本研究から 良好な骨形成能を有する血管柄 付き人工骨の作製が可能であることが示された ハイブリッド型人工神経を用いた再生医療の実験的研究 ips 細胞 由来神経前駆細胞塊の徐放システム (Cell Delivery System) 救急外来診療をを初期臨床研修医が担う病院は多い 今回我々は救急外来で初期研修医が診療した手関節 手の骨折の見落としについて検討した 初期研修医が対応した手関節 手の外傷72例中11例(15.3 ) で骨折 の見落としがあった 骨折を指摘された場合には後日確実に整形外科を受診していたが それ以外の場合には 受診率は低かった 骨折は高率に見逃されており 確実にそれをフォローする体制を作る必要があると思われた バラガーゼ圧迫包帯対ジョーンズ包帯 上肢術後の比較検討 Loose Gauze Compression Dressing versus Jones Dressing after Surgery on Upper Extremity 細川 高史 深谷赤十字病院 Tissue Engineering with Using Artificial Nerve Conduit Experimental Study of ips cell induced neurosphere delivery system (Cell Delivery System) in a mouse model 角田 和彦, 岡田 純幸, 高岸 憲二 術後浮腫は疼痛 ROM 低下の原因とされ術後の患肢圧迫は一般的である 我々はバラガーゼと綿包帯を用い上肢 術後の圧迫包帯としている 橈骨遠位端骨折術後23例を対象に 本法とジョーンズ包帯法で術後1週の指 手 手 関節周径 ROM を比較検討した 結果 各項目平均値は全て本法が優れていた 環指周径 示指ROM 手関節背 屈角及び ROM( 健側比) で有意差を認めた 本法は煩雑であるが 術後の浮腫軽減 機能回復に有用と考えられた クーレンカンプ変法に準じたエコーガイド下鎖骨上窩腕神経 叢ブロックの試み Ultrasound-Guided modified Kulenkampff method in Upper Extremity 梶原 了治 松山赤十字病院 山本 進 クーレンカンプ変法は優れた上肢の麻酔方法であるが 慣れない医師には抵抗が強い 当院ではエ コーガイド下にクーレンカンプ変法を行っており 手技と有用性について報告する 本法は経験の浅 い医師でも容易に施行可能で 高率に良好な麻酔効果が得られる また クーレンカンプ変法を理 解する上でも有用である Room 5 Room 5 高松 聖仁 大阪市立総合医療センター 整形外科 上村 卓也, 池田 幹則, 岡田 光弘, 香月 憲一 われわれが作成した ips 細胞から誘導されたニューロスフェアを播種したハイブリッド型人工神経では 内層であるスポンジ状共重合体上および内部で細胞が 3 次元培養されている 今回 ハイブリッド型人 工神経をマウスの坐骨神経に移植し 内層のスポンジ状共重合体が吸収されると共に細胞が神経再生の 場である人工神経内腔に release される cell delivery system として機能していることが確認された 救急外来における手関節 手指骨折見落としの検討 初期臨床研修医はどの程度見逃しているか

31 4 月 19 日 金 第 5 会場 Room 5 4 月 19 日 金 第 5 会場 Room 上肢手術に対する改良した鎖骨上窩腕神経叢ブロック クー レンカンプ変法 Modified Supraclavicular Brachial Plexus Anesthesia ( modified Kulenkampff's Method ) for Upper Limb Surgery 寺浦 英俊 東住吉森本病院整形外科 五谷 寛之, 坂中 秀樹, 田中 祥貴, 山野 慶樹 当科では上肢手術に対する伝達麻酔として 1981年に山野らが改良した鎖骨上窩腕神経叢ブロック クーレ ンカンプ変法 を行っている 手技で重要な点は 気胸が生じないように鎖骨上窩より体軸に対して約20度 外側へ刺入すること 神経損傷が生じないように 25G注射針を使用することの 2点である クーレンカンプ 変法のみで手術可能であった症例は 500 例中450 例 90 で 気胸や神経損傷などの合併症は認めなかった 上肢術後固定に対して閉所恐怖症状を呈した患者に対する工夫 Is ultrasonography useful to predict flexor tendon rupture after volarlocking plate fixation of distal radius fracture? 徳永 進 佐倉整形外科病院 阿部 圭宏, 高橋 勇次, 江畑 龍樹 掌側ロッキングプレート抜去術を行った患者 23 例 23 手を対象に超音波検査を行い FPL 腱とプレー ト 橈骨遠位端との距離を計測した 肉眼所見も記録した FPL 腱ープレート間距離は平均0.45 mm (0 2.2 mm) であった このうち 0 mm であった 14 手中3 手で FPL 腱の 1手で示指FDP 腱の摩耗変性が認 められた このような症例では長期間プレートを留置した場合 皮下断裂の危険性が高いと推察された Devised for patients with symptoms of claustrophobia immobilized upper extremity surgery 淳幸, 美舩 泰, 国分 毅 上肢の外固定に対し 閉塞感による耐えがたい不安感を強く訴え 閉所恐怖症状を呈した 8 例を検討 した 外固定に隙間を作成し 閉ざされた空間ではないことを実際に見せる事で恐怖症状は改善し 治療を続行できた 外固定に対し強い不安感や頻回のギプス交換の希望や自己抜去などの反応を示 す際は 閉所恐怖症を考慮すべきで 閉塞感の少ない環境を工夫する配慮が精神的に有用である 15:10 15:50 超音波診断 屈筋腱断裂に対する超音波診断の有用性 Value of ultrasonographic diagnosis for flexor tendon ruptures 村中 秀行 埼玉成恵会病院 埼玉手外科研究所 名倉 一成 神戸労災病院 整形外科 金谷 貴子, 乾 超音波検査は橈骨遠位端骨折掌側ロッキングプレート固定後 の屈筋腱断裂を予測可能か 福本 恵三, 菅野 百合, 小平 手領域の神経損傷に対する超音波画像診断 Ultrasonographic Diagnosis of Nerve Injury in the Upper Extremity 中島 祐子 広島大学 整形外科 砂川 座長山本 謙吾 東京医科大学 整形外科 超音波画像における A1pulley の厚みを用いたばね指短期 予後の後ろ向き解析 Retrospective Analysis of the Short-Term Prognosis in Trigger Finger using Sonographic A1 Pulley Thickness 佐藤 潤香 医療法人葦の会 石井クリニック 石井 義則, 野口 英雄, 武田 光宏 超音波画像での A1pulley の厚みが短期間における手術治療の予測因子となりえるかどうかを後ろ向きに解析した 特発性ばね指患者83患者(25歳-80歳 平均57.5歳)114指( 母指49 示指18 中指32 環指15 ) を対象とした 各指 MP 関節の axial 画像で A1pulley を含む低エコー領域の前後幅を測定した 当研究においては母指では A1pulley 厚 1mm が 2 ヵ月後までの 他指では A1pulley 厚 0.8mm が 3 ヵ月後までの手術を示唆する指標となっていた 融, 鈴木 修身, 四宮 陸雄, 越智 光夫 手領域の神経損傷では 完全断裂か否かの診断が困難で手術適応を決定する際に難渋することが少 なくない 手領域の神経損傷が疑われ当科を受診した 9 例 尺骨 正中神経各 2 例 指神経 5 例 を対 象に超音波検査を行ったところ 指神経レベルまでの描出 そして断裂 部分断裂の診断が可能であっ た 本画像診断法は 現時点で指神経レベルまでの神経の描出と損傷の診断に有用な唯一の方法と 考えられ 治療方針決定の一助となる Room 5 Room 聡, 白井 隆之 外傷の有無に拘わらず指の自動屈曲が不能な症例に対し 屈筋腱断裂を疑い手術を施行した 50 例 77 腱を対象とした 超音波検査後手術した検査群と 臨床診断のみで手術した非検査群とに分類し それぞれの正診率を比較した 検査群は 75 だったのに対し 非検査群は と検査群の方が 良好な正診率を得た 屈筋腱断裂を疑う場合 術前に超音波検査を行うことで 正確な診断に基づ く適切な治療が可能になると思われた

32 4 月 19 日 金 第 5 会場 Room 5 4 月 19 日 金 第 5 会場 Room :50 16:40 リハビリテーション 評価 パナソニック健康保険組合松下記念病院 整形外科 Hemipulp flap による再建示指の大脳体性感覚野可塑性変化 を認めた 1 例 Sensory Cortical Plasticity after Hemipulp Flap Transfer 四宮 陸雄 広島大学 整形外科 砂川 融, 鈴木 修身, 中島 祐子, 越智 光夫 末梢神経損傷 障害により脳の体性感覚の体部位再現が変化すること ( 可塑性変化) が機能的MRI などを用いた 研究で分かってきた 我々は hemipulp flap を施行した症例で同様の変化を確認した この変化は末梢神経再生 による影響と考えられ S-W test で得られる臨床的な知覚回復より早期に生じていることから この知覚回復を 促進している可能性が示唆された また 本検査は末梢神経障害の回復評価法としても使用できる可能性がある 自然座位における肩甲骨位置と手尺屈角度に着目した評価 非外傷性手関節痛のメカニカルストレスの推察 Evaluation which observed the scapula position and the wrist ulnar deviation angle in the seating position The guess of the mechanical stress of a nontraumatic wrist pain 平田 史哉 医療法人 博聖会 広尾整形外科 座長玉井 和夫 山本 尚美, 小関 博久, 財前 知典 原因が不明確な非外傷性手関節痛患者に対し理学療法を施行する際, 局所評価に加え, 肩甲帯アライメント評価 を用いて手関節を捉えアプローチを検討する. 本研究では座位における肩甲骨下制側と手関節尺屈角度の関係 について検討した. 肩甲骨下制側では有意な手関節尺屈位がみられ, 上腕骨の回旋と肘関節屈曲が関与してい ると考えられる. 手関節尺屈位が手関節にメカニカルストレスを与え疼痛を引き起こす可能性があると推察する 高齢者に対する Hand20 とその基準値 Hand20 for elderly people and its norm 大西 哲朗 名古屋大学 手の外科 栗本 秀, 夏目 唯弘, 岩月 克之, 平田 仁 Hand20 の 65 歳以上の高齢者集団での値について詳細に検討したものはなく 治療介入時の比較が できず若年者集団との違いについてもわかっていない 上肢障害治療をしていない 65 歳以上の人に 対して Hand20 を調査し検討した 外来通院治療中で 65 歳以上の上肢機能障害治療をしていない 人を対象とした 65 歳以上の高齢者に対する Hand20 は 無効例は 3 % であり 外来通院できる高 齢者には十分適応されうる 橈骨遠位端骨折術後の手関節機能的可動域の評価 Dart-throwing および opposite dart-throwing motion と手根骨動態との関係 Functional wrist motion after the distal radius fractures Clinical relationship between the dart-throwing, opposite dart-throwing motion, and carpal motion 当院における手外科術後のリハビリテーション Hand therapy の実態と問題点 Current Status and Problems of Hand Therapy in Our Hospital 麻田 義之 田附興風会北野病院整形外科 松田 康孝, 田村 治郎, 西田 晴彦 当院における手外科術後のリハビリテーション 以下Hand therapy の実態調査を行った 対象症例 202 例に対し 手術 疾患 当院での訓練完結の成否を中心とした転帰を分類 調査した 疾患は外傷 性疾患が多数で 当院での完結例が 63.4 転医や中途休止となったのは 36.7 % で外傷例 若 壮年 者に多い傾向を認めた 今回の調査から浮上した Hand therapy 遂行上の問題点 および対策を論じる Room 5 Room 5 土肥 義浩 東大寺福祉療育病院 整形外科 粕渕 賢志, 小野 浩史, 面川 庄平, 田中 康仁 橈骨遠位端骨折術後 21例で手関節の dart-throw と opposite dart-throw の可動域を評価した Dart-throw の みが術後12 ヵ月で回復していた X 線の手根骨動態との比較で dart-throw は橈手根関節と手根中央関節の可 動域に関係していたが opposite dart-throw は橈手根関節の可動域のみに関係していた このことから橈骨遠 位端骨折による橈手根関節の障害が opposite dart-throw の可動域を大きく制限したと考えられた

33 4 月 19 日 金 第 6 会場 Room 6 4 月 19 日 金 第 6 会場 Room 6 パネルディスカッション 7 10:00 高齢社会における手外科診療 2-6-P7-4 高齢者ばね指の特徴 The characteristic of snapping fingers in elder 田中 利和 キッコーマン総合病院 整形外科 野内 隆治, 小川 座長牧 裕 一般財団法人新潟手の外科研究所 座長和田 卓郎 札幌医科大学整形外科 2-6-P7-1 遠位橈尺関節症の治療 2-6-P7-5 Treatments for Osteoarthritis of the Distal Radioulnar Joint 健, 鈴木 大介, 古田 和彦 DRUJ-OA は状態により治療法が異なる Ulna variance が1mm増加すると手関節尺側の OA が 1.4 倍になるので 有症状の尺骨突き上げ症候群には尺骨短縮術を行う DRUJ の OA で背側の骨棘で 指伸筋腱断裂を生じると 伸筋腱の再建と骨棘切除と SK 法を併用する DRUJ と橈骨月状骨関節に OA があると 橈骨月状骨固定が必要であり手関節幅を確保するためにSK法の併用を行う 2-6-P7-2 Dupuytren 拘縮の手術的治療 Surgical Treatment for Painful Bouchard Nodes 櫛田 福本 恵三 埼玉成恵会病院 埼玉手外科研究所 聡, 加家壁 正知 Dupuytren 拘縮に対するわれわれの術式と成績について報告する 99 例 119 手に手術を施行し 50 例を評価した Tubiana の術後評価では優と良合わせて 76 % であった 小指PIP 関節拘縮の治療成 績は不良であることは良く知られており われわれも同様の結果であった Dupuytren 拘縮の治療は 外科医にとって難易度の高いものであり 患者にとってもリハビリテーションを要すなど容易ではない 超高齢者の手根管症候群 Carpal Tunnel Syndrome in the Oldest Old 内山 茂晴 信州大学 整形外科 林 Bouchard 結節は日常しばしば遭遇する疾患ではあるが 多くは保存的に加療されている 今回 強 い疼痛により ADL 障害を生じた 8 例 9 指に対し観血的加療 骨棘切除 関節形成 を行った 疼痛は 全例で軽快した 可動域は 術後早期には改善するものの 徐々に低下した 2 指で X 線像における Stage が進行した Bouchard 結節の病態についてよく説明し 理解をえたうえで 比較的侵襲の少 ない本法を試みても良いと考える Heberden 結節に対する観血的治療 Operative Treatment for Heberden Nodes Surgical treatment of Dupuytren's contracture 2-6-P7-3 学 櫛田 学 整形外科クリニック 吉本 栄治 2-6-P7-6 村中 秀行, 菅野 百合, 小平 洋, 落合 直之 有痛性 Bouchard 結節に対する観血的治療 小野 浩史 国保中央病院 整形外科 片山 健, 熊谷 4 年 6 か月間に当院手外科センター外来初診 6708 名中ばね指に罹患した 53 1例 632 指 を対象とし 70 歳以上の高齢者(O 群) とそれ以下の 69 歳以下(Y 群) の特徴を調査する後ろ向き研究を行った 男 女比では Y 群で女性が多く O 群で示指 環指の罹患が Y 群より有意に多かった また合併症とし て 甲状腺疾患で O 群が ドケルバン腱鞘炎で Y 群 注射回数 手術率 高血圧 糖尿病 高脂血症 手根管症候群の合併はほぼ同率であった 正徳, 伊坪 敏郎, 百瀬 敏充, 加藤 博之 近年本邦では人口の高齢化が急速に進行している それに伴い高齢者の手根管症候群(CTS) 患者を診察 する機会が増えているが 85 歳以上のいわゆる超高齢者の CTS の治療成績などについてはまとまった 報告は少ない 超高齢者においては CTS のみならず骨粗鬆症など他の運動器疾患を合併している可能 性が高いと予想され この年齢層に対してはそれらも念頭に置いて治療をすすめていくことが望ましい 鈴木 修身 広島大学 整形外科 砂川 融, 中島 祐子, 四宮 陸雄, 越智 光夫 Heberden 結節に対して 当科では関節固定に加え 症例によっては背側の骨棘と増生滑膜を切除し て可動域を温存する骨棘切除術も行っているのでそれらの成績を報告する 骨棘切除術は関節固定 術に比較し 小物体の把持など日常生活動作上の障害が少ない点で優れていた また骨棘切除によ る整容的改善も期待でき 伸展制限が残存する点が問題であるが Heberden 結節の治療の選択肢 として考えてよい術式である Room 6 Room 6 8:00

34 4 月 19 日 金 第 6 会場 Room 6 4 月 19 日 金 第 6 会場 Room 肘関節 Terrible Triad Injury の治療経験 Treatment for Terrible Triad Injury of the elbow 前腕 肘 横井 卓哉 淀川キリスト教病院 整形外科 金城 養典, 福田 座長島田 幸造 大阪厚生年金病院整形外科 尺骨鉤状突起に付着する軟部組織の解剖学的検討 An anatomic study of soft tissue attachments of ulnar coronoid process 二村 昭元, 若林 良明, 大川 淳, 秋田 恵一 肘関節脱臼骨折の治療成績向上のため尺骨鉤状突起の骨性要素と軟部組織の関係性を解剖学的に検 討した 関節包は鉤状突起の尺側では薄く付着していたのに対して 橈側では厚く付着していた 鉤 状突起の尺側にある鉤状結節には近位側では内側側副靭帯の前束が付着しており その線維に連続し て円回内筋尺骨頭が起始していた 内側側副靭帯の前束 上腕筋 関節包の三者が相補的に腕尺関節 の安定性に寄与しているものと推測された 前腕骨骨折と前腕短縮骨切り術における二重プレート法 森谷 史朗 岡山済生会総合病院 整形外科 今谷 潤也, 近藤 秀則, 桐田 由季子, 川上 幸雄 上腕骨遠位部関節内骨折(AO/OTA type C) 術後の尺骨神経障害(UN) の病態を検討し, 内固定時の適切な尺骨神経 の処置について考察した. 対象となった 34例中7例(20.6%) に何らかの術後UN をきたし, 術後一過性の症例と術後 進行性の症例が存在した. 本骨折の内固定時は, 尺骨神経を確実に保護し, 必要十分な初期固定性が得られるだけ の低侵襲な内固定法や内固定材料を選択すること,また, 尺骨神経を良好な環境の母床へ留置することが重要である Double plate methods for fore arm fracture and fore arm shortening osteotomy 佐藤 光太朗 岩手県立中部病院 整形外科 上腕骨遠位部関節内骨折 (AO/OTA type C) 術後に発生し た尺骨神経障害の検討 Ulnar Neuropathy After Surgically Treated Intraarticular Distal Humerus Fractures (AO/OTA type C) 志村 治彦 東京医科歯科大学 整形外科 誠, 太田 光俊, 日高 典昭 肘関節Terrible Triad Injury の治療経験を報告する 対象は 6 例で 橈骨頭骨折について全例に 尺骨鉤状突起について 1 例に骨接合を行い 損傷状態に応じて靱帯修復を行い 術後早期に可動域 訓練を行った 肘関節平均可動域は屈曲131 伸展-10 回外 68 回内 67 で JOA スコアは平均 86.3 点で 良好な成績であった 橈骨頭に対する強固な骨接合と 適切な靱帯修復 早期可動域訓 練が重要と考えられた 変形性肘関節症に対する鏡視下関節形成術におけるコン ピューターシミュレーションの有用性 淳 Utility of computer simulation in arthroscopic arthroplasty for elbow osteoarthritis 轉法輪 光 大阪厚生年金病院 整形外科 前腕骨に対し行ったプレートを二枚使用する方法 二重プレート法 の 13 例14 手 橈骨骨折1手 尺骨 骨折 4 手 橈骨尺骨骨折 4 手 橈骨短縮骨切り 2 手 尺骨短縮骨切り 3 手 の治療成績を検討した 全例 で骨癒合し 骨折の癒合期間は 44日 151日 平均 96.6日 骨切り術での癒合期間は 75日 142日 平 均116.8日 であった 追加プレートが小さいため プレートを 1 枚当てる際に行う通常の骨膜剥離で 二重プレート法も可能であった 変形性肘関節症に対する鏡視下関節形成術における computer simulation (CS) の有用性につき検討した CS では CT を基に衝突する骨棘を計算し 鏡視下に骨棘や遊離体を除去し CS あり群13肘と CS なし群20 肘で成績を比 較した 全例で疼痛 可動域の改善を得た 可動域 MEPI は群間に差を認めなかった 可動域不良例では異所 性化骨や骨棘残存を認め 1例で再手術を要した CS は術前計画には有用であるが 術後成績には影響しなかった 鈴木 善明, 古町 克郎, 田島 克己, 西田 Taylor spatial frame を利用した local damage control のための前腕粉砕骨折に対する局所麻酔下創外固定 External fixation under local anesthesia for forearm comminuted fracture for local damage control using Taylor spatial frame 三矢 聡 市立四日市病院 整形外科 仲野 隆彦, 羽賀 貴博, 宮津 優 前腕粉砕骨折に対して ベッドサイドで局所麻酔下に K-wire を 4 本刺入し Taylor spatial frame を装着し て骨折部の牽引と整復を行い待機し 軟部組織の状態の改善の後 二期的にプレート固定を行った ワイヤー 4 本によるリング型創外固定は低侵襲で固定性も良く また Taylor spatial frame はコンピューターシミュレー ションによる変形矯正が可能であり 軟部組織の損傷回避のための local damage control に有用であった 野口 亮介, 三宅 潤一, 島田 幸造 Room 6 Room 6 10:00 11:00

35 4 月 19 日 金 第 6 会場 Room 6 4 月 19 日 金 第 6 会場 Room 肘関節 Result of Surgical Treatment in Lateral Epicondylitis :Modified Nirschl's Procedure 岩本 良太 福岡山王病院 整形外科 副島 修 上腕骨外側上顆炎17 例17 肘に対して直視下手術 Nirschl 法に加え 関節内の確認 処置を行う変法 を 行い 術後成績を検討した 仕事復帰の期間 術前後の臨床所見を JOA スコアを用いて評価した 平均 36.8日で仕事復帰し JOA スコア平均値は術前 26.9 点から術後 82.2 点と改善した 本術式は安全かつ 広範囲に変性部分を切除でき 関節内病変の確認 処置も可能で 機能改善が得られる有用な術式である 座長戸祭 正喜 医療法人川崎病院 整形外科 肘内障の整復法の成功率の比較 The comparison of success rate for reducing pulled elbow 朝倉 根本 高幸 太田総合病院 手外科センター 透 肘内障の整復法の成功率を比較した 対象は 7 ヶ月から 6 歳 平均 2.7 歳 の 37 例であった 1 回外+ 屈曲 2 回内+ 屈曲 3 回内のみの 3 つの方法で比較した 1回目での成功率は 方法1 2 3 それぞ れ 18 2 例/11例 64 7 例/11例 例/15 例 であった 整復までの平均の回数は それぞれ 1.8回 1.8回 1.1回であった 肘内障の成功率は回内のみの方法が優れていた Pucker パッカー sign を認めた小児上腕骨顆上骨折に ついて Supracondylar Humeral Fractures in Children with Pucker Sign 宮城 光晴 藤崎病院 整形外科 大久保 康一, 荒川 雄一郎 小児上腕骨顆上骨折の中には 上腕骨中枢骨片の転位が高度で 肘内側に Pucker sign と呼ばれる皮 下出血巣 皺が見られることがある 高度に転位した中枢骨片が上腕筋膜を突き破り皮下にまで突出し 筋膜と骨片の間に上腕動静脈と正中神経が挟まれてしまう事がある 徒手整復は困難でかつ 整復中 に上腕動静脈と正中神経を損傷する危険性がある 前方より骨折端を展開し 神経血管束の状態を観 察し 整復固定術を行うべきである 難治性上腕骨外側上顆炎の病態 鏡視所見からの検討 Assessment of Lateral Epicondylitis by the Arthroscopic Findings 大嶋 直人 朝倉医師会病院 整形外科 上腕骨外側上顆炎に対する手術療法 Nirschl 変法 の術 後成績 当院での小児上腕骨顆上骨折手術症例の検討 Operative Treatment of Supracondylar Humerus Fractures in Children 鈴木 歩実 聖隷浜松病院 手の外科 マイクロサージャリーセンター 神田 俊浩, 向田 雅司, 大井 宏之 当院での小児上腕骨顆上骨折手術例59 例について検討した 経皮ピンニングが 41例に 観血的整復固定は 18 例に施行されていた 観血的整復固定群は全例が Gartland type3 に相当し 遠位骨片が後方だけでなく 後内側に転位する例では橈骨神経麻痺 後外側転位例では正中神経麻痺や橈骨動脈拍動消失の合併を多く認 めた 側転位を伴い 少しでも麻痺を疑う場合は観血的整復固定の適応と判断すべきと考えられた 富田 泰次, 金 潤壽, 岩崎 幸治, 平出 周 難治性上腕骨外側上顆炎の病因は滑膜ヒダや短橈側手根伸筋腱付着部炎が原因と考えられているが未だ 明らかでない 我々は肘関節鏡視所見により本病態を検討した 滑膜ヒダは 20 例中16 例 80 にみとめ そのうち 10 例が肘伸展時に腕橈関節に陥頓した また 腕橈関節に陥頓する滑膜ヒダは緩んだ輪状靭帯 とともに動いており 輪状靭帯の hypermobility に伴い滑膜ヒダが過形成される可能性が考えられた 難治性上腕骨外側上顆炎の理学 画像 鏡視下所見との比較 検討 A Comparison of Physical Findings,MRI,Ultrasonography and Results of Althroscopic Surgery in Recalcitrant Lateral Epicondylitis of the Humerus 田中 雅尋 聖マリアンナ医科大学整形外科 新井 猛, 清水 弘之, 西村 敏, 別府 諸兄 難治性上腕骨外側上顆炎の病態に 腱付着部症の進行に伴い 滑膜ヒダの不安定性が増大することで腕 橈関節内に疼痛が生じていると推測している 今回 術前の臨床的な理学所見および画像検査と関節鏡視 下所見から病態の検討を行った 難治性上腕骨外側上顆炎の術前後所見を比較すると 高率に腱付着部 症と滑膜ヒダの嵌入および橈骨頭軟骨損傷を認めたが 関節包損傷の有無や程度に傾向はみられなかった Room 6 Room 6 11:00 12:00

36 4 月 19 日 金 第 6 会場 Room 6 4 月 19 日 金 第 6 会場 Room P8-2 ランチョンセミナー 11 Career Building を支えるもの 自身を振り返って Ideas for Supporting Career Building Reflecting on my own Experience 原田 香苗 財団法人杏仁会江南病院整形外科 座長鈴木 克侍 藤田保健衛生大学整形外科 共催株式会社エム イー システム 2-6-LS11 Challenges and Complications in Distal Radius Fractures 私がこれまで手外科を続けることができているのには 3 つの大きな要因がある 1つ目は 育児で忙 しい時期も中断することなく 限られた時間を使って手外科の研修が無理なくできたこと 2つ目は 全国の手外科の先生との魅力的なネットワークができたことによって学会活動を楽しめていること 3つ目はワークライフバランスが確立でき 無理なく仕事を続けられていること である 2-6-P8-3 女性医師の家族連れ留学経験 The experience of research life abroad of a female doctor with her family Jörg Grünert Department of Hand and Plastic Surgery Kantonsspital St. Gallen, 有光 小百合 ベルランド総合病院 整形外科 Switzerland 演者は Mayo Clinic Orthopaedic Biomechanics Laboratory へ 1年間 当時生後9か月だった娘と 同門の夫と一緒に留学を経験しました 留学のきっかけやタイミング 託児施設探しや海外留学助成 のアプライなど留学の準備 留学生活の実際 帰国後の臨床復帰までを振り返りました 13:40 15: P8-4 パネルディスカッション 8 女性手外科医の career build up 医学教育者という career 英国における臨床教育修士課程履修経験から A hand surgeon's career as an educator: from my experience of taking a master course in clinical education in London 奥山 訓子 慶應義塾大学 運動器機能再建 再生学 座長大泉 尚美 医療法人社団朋仁会 整形外科北新病院上肢人工関節 内視鏡センター 中川 夏子 一般財団法人甲南会 甲南加古川病院 整形外科 2-6-P8-1 大学病院勤務医は楽しい 和南城 静, 中村 雅也, 松本 守雄, 戸山 芳昭 わが国における医師の優先順位は臨床 研究 教育であるが 教育能力は今後さらに重要性を増すと推 測される 手外科医は他の外科系分野に比べ 教育を中心におく生活の中でも獲得してきた技能を比較的 維持しやすいと考えられ 教育に関する知識を身につけたり また時間的融通のきく働き方のできる教育職 に就いたりすることは 医師の career の一選択肢として今後さらに検討されてよいと考える 2-6-P8-5 Is it pleasant to work as a doctor in a university hospital? 小林 由香 東海大学 整形外科 東海大学付属病院は3次救急に指定されています 神奈川県の西側半分を受け持ち ドクターヘリ でも外傷が搬送されてきます 緊急手術にすぐ対応し 夜間時間外や定時手術の合間に緊急手術をこ なすことになります マイクロを要する外傷は手外科医が手術するため IIIBC の四肢外傷はすべて 相談されます C ではすぐに呼び出されます IIIB では second look の際には必ず入って損傷部位を 自分で把握するようにしています 女性手外科医の昨日 今日 明日 The past to the future for Women Hand Surgeon 堀井 恵美子 名古屋第一赤十字病院整形手の外科 25 年前 日本における女子医学生は約10 % で 女性整形外科医は珍しい存在でした 医師国家試験 合格者の 30 % が女性の時代になっても 社会構造の中枢は男性が占め 日手会においても同様です 手外科医として活躍するためには 自分のしたい仕事の核になるもの ( 専門性 研究など ) を持つこ とが鍵ですが 周囲の支援も不可欠です 我々は積極的に学会活動に参加し 組織を支える力を育み 女性手外科医の活躍の場を広げよう. Room 6 Room 6 12:20 13:20

37 4 月 19 日 金 第 6 会場 Room 6 4 月 19 日 金 第 7 会場 Room 6 15:50 16:50 教育講演 3 8:00 8:40 座長水関 隆也 広島県立障害者リハビリテーションセンター へバーデン結節 ブシャール結節 母指CM関節症治療と予防 座長河井 秀夫 四條畷学園大学 短期大学 Treatments and Prevensions for Heberden's nodes, Bouchard's nodes and rhizarthrosis 堀内 行雄 川崎市立川崎病院 整形外科 16:50 17:10 原 由紀則 都立広尾病院 整形外科 末梢神経外科 星川 慎弥, 新堀 浩志, 岡本 直樹, 田尻 康人 発症から 1 ヶ月で約25 2 ヶ月で半数 3 ヶ月で約 80 の症例が手指伸展可能となっていた 麻痺 発症時飲酒の有無は手指の外観上の動きが確認されるまでの期間 発症から平均 6.2 週 に 圧迫睡眠 時間は手指が動き出してから伸展可能となるまでの期間 平均 4.4 週 に影響していた ミニレクチャー 2 橈骨神経睡眠圧迫麻痺 30 例の検討 Thirty cases of radial nerve sleep paralysis 越智 健介, 堀内 孝一, 河野 友祐, 川島 秀一 へバーデン結節 ブシャール結節 母指CM関節症は 日常診療でよく見かける疾患であるが その病態は明らか ではなく 治療に関しても 未だ確立されていない 超高齢社会に突入する日本においては これらの疾患の患者 数は増え続け 手の不具合は元気な高齢者にとってきわめて重大な問題となってくる 現在行われているこれら の疾患の治療法や予防法を紹介し それらを中心に高齢者のQOLを高めるための展望について提案する 末梢神経損傷 橈骨動脈穿刺による心臓カテーテル検査後の圧迫止血器具に よる神経障害 Peripheral Nerve Palsy Occurred by Compression Hemostatic Device after Transradial Arterial Catheterization 石垣 大介 済生会山形済生病院 整形外科 座長佐々木 2-6-ML2 孝 済生会神奈川県病院 整形外科 革新的医薬品 医療機器創出のための取り組みと諸制度 The support status for developing the innovative pharmaceuticals and medical devices in Japan 岡田 潔 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 再生医療製品等審査部 日本が目指す革新的医薬品 医療機器創出のためには 医学基礎研究の成果を実用化へと導く質の高 い臨床研究の実施が必要である 厚生労働省は 臨床研究 治験活性化5か年計画 2012 に基づき 環境の整備や支援を行なう予定である また医薬品医療機器総合機構では 薬事戦略相談の実施等 を行っている 今回 これらの臨床研究を取り巻く取り組みや諸制度について説明し 臨床研究の発 展に資することを期待したい 本間 龍介, 清重 佳郎 橈骨動脈穿刺による心カテ後の圧迫止血器具 ゼオンメディカル社製 とめ太くん による神経障害の発生状況 を調査した 137例151件の心カテで 4 例 2.6 に明らかな神経障害が発生し 橈骨神経浅枝障害が 2例 正 中神経障害が 1例 尺骨神経背側枝障害が 1例であった とめ太くんの使用説明書には神経障害の発生に関す る記載はない 本手技による神経障害発生のリスクについて 手外科医側から注意を喚起していく必要がある 手術による医原性末梢神経損傷例の検討 Iatrogenic Peripheral Nerve Injuries Caused by Surgical Procedure 佐藤 和毅 慶應義塾大学 整形外科 岩本 卓士, 中村 俊康, 池上 博泰, 高山 真一郎 手術操作による医原性末梢神経損傷 43 例( 男22 女 歳) について検討した 損傷神経は尺 骨神経 腕神経叢 橈骨神経 指神経 原因疾患/ 手術は神経鞘腫 骨折観血的手術 軟部腫瘍摘出術 の順に多く 執刀科は整形外科 外科に多かった 神経修復術施行の 37 例中35 例に症状改善を認め た 解剖学的知識や神経鞘腫に関する知識の不足により損傷が発生したと考えられる例が多かった 神経断裂例が多く 修復術により改善を認めた 2-6-EL3

38 4 月 19 日 金 第 7 会場 4 月 19 日 金 第 7 会場 小児および青年期の前腕骨幹部骨折により生じた神経障害の 検討 Surgical methods and Treatment of thoracic outlet syndrome in our hospital 津村 卓哉 丹後中央病院 Nerve Injury in Pediatric and Adolescent Forearm Shaft Fractures 倉田 佳明 札幌徳洲会病院 整形外科外傷センター 8:40 9:20 山川 知之, 織田 宏基, 西島 直城 我々は胸郭出口症候群に対して 3 ヶ月以上の保存療法に抵抗し ADL の著しく障害されている症 例に対して腋窩アプローチによる第一肋骨切除術を行ってきた 術後の異常知覚 腕神経叢麻痺を 避けるため 上肢の外転による神経の圧迫は 20 分を限度に止めて 5 分間の休憩を行っている 第1 肋骨を切除する際にはできるだけ 第1 肋骨の連続性を保っておき 一塊として切除して腕神経叢 鎖骨下動静脈を術野に落ち込ませないように工夫した 肩甲上神経麻痺を伴うガングリオンに対する治療 Treatment of the ganglion with paralysis of suprascapular nerve その他の絞扼性神経障害 岸田 愛子 京都府立医科大学整形外科 藤原 浩芳, 小田 座長木森 研治 土谷総合病院 整形外科 頚椎手術症例に伴った絞扼性神経障害の検討 Entrapment Neuropathy Combined with the Cervical Spine Surgery 良, 森原 徹, 久保 俊一 肩甲上神経麻痺を伴った肩甲棘基部に発生したガングリオンに対する治療として超音波ガイド下に穿刺 を行った. 穿刺後, 肩関節周囲の疼痛は消失し 肩関節外旋筋の筋力は改善した. 全症例で症状の発症に は外傷や overuse が関与しており ガングリオンの縮小によって症状が軽快し 穿刺後に増大しても症状 の再発がないことから 肩甲上神経麻痺の原因はガングリオンに神経炎が合併したことであると考えた 9:20 10:00 腕神経叢損傷 古作 英実 国保依田窪病院整形外科 頚椎手術をうけた患者のなかで絞扼性神経障害を合併していた症例(double crush syndrome) につ いて検討した. 手の自発性感覚異常や握力の改善の程度は症例により異なったが, 全例で上肢の病 的反射がみられた. 絞扼性神経障害の手術を行う前に上肢の病的反射を調べれば頚椎疾患の見落と しを防ぐのに有用ではないかと考えられた 手根管症候群が疑われた胸郭出口症候群 Thoracic Outlet Syndrome cases initially diagnosed as Carpal Tunnel Syndrome 阿部 幸一郎 東京手の外科 スポーツ医学研究所 山口 利仁, 平良 貴志, 平瀬 雄一 手根管症候群 CTS に極めて類似した胸郭出口症候群 TOS を稀に経験する CTS が疑われ 600 例中TOS と診断された 23 例を対象とし検討した CTS に特徴的とされる夜間痛は TOS において も肋鎖間隙の狭小で誘発される また TOS では Tinel 様徴候が手根管部を含めた広範囲に認めら れるため 手根管以外の部位での Tinel 様徴候や Morley test をルーチンに行う必要がある 座長中土 幸男 医療法人抱生会丸の内病院整形外科 分娩麻痺と横隔神経麻痺合併における比較 検討 Clinical analysis of the prognostic value of concurrent phrenic nerve palsy in newborn children with brachial plexus palsy 吉田 清志 大阪大学 整形外科 川端 秀彦, 田村 大資, 杉田 淳, 名倉 温雄 分娩麻痺において横隔神経麻痺合併例と非合併例で比較 検討を行った 分娩麻痺 366 例中で横隔 神経麻痺合併例は 21例であった 性別 出生時体重 出産週数 分娩方法 術中所見 予後などの多 項目で比較検討を行った 横隔神経麻痺合併例では非合併例に比べて骨盤位分娩が多く 機能的予 後は有意に悪く神経修復手術が必要な症例が多かった 土田 芳彦, 磯貝 哲, 村上 裕子, 辻 英樹 入院加療を行った小児および青年期の前腕骨幹部骨折 56 例のうち 神経症状を来した症例を 5 例経験し た 3 例が尺骨神経 2 例が正中神経であり 開放骨折が 2 例 いずれも尺骨神経障害 であった 尺骨神 経 3 例は神経を展開し 1例は断裂に対し神経移植を 1例は圧挫を認め神経剥離を 1例は異常を認めな かった 開放骨折に伴う神経症状の場合は断裂のこともあり 神経の展開を考慮に入れるべきである 当院における胸郭出口症候群の治療成績と工夫

39 4 月 19 日 金 第 7 会場 4 月 19 日 金 第 7 会場 腕神経叢麻痺における神経修復後の肩外転機能X線動態撮影 による分析 Radiographic Evaluation of Shoulder Abduction in Brachial Plexus Patients モンタレス トリストラム 小郡第一総合病院整形外科 土井 一輝, 服部 泰典, 坂本 相哲 10:00 10: 腕神経叢損傷全型麻痺に対する再建手術法の機能 QOL 回 復の比較検討 座長西浦 康正 筑波大学附属病院土浦市地域臨床教育ステーション 肋間神経移行術の術後成績に横隔神経麻痺が及ぼす影響につ いて 越智 健介 東京女子医科大学 附属膠原病リウマチ痛風センター 整形外科 堀内 行雄, 田崎 憲一, 中村 俊康, 佐藤 和毅 自験 39例の特発性後骨間神経麻痺を対象に その予後が麻痺の進行速度によって予測可能かを検討した 麻 痺の進行が 1 か月以内に停止したものを急性進行 1 か月以上のものを緩徐進行とした 最終観察時の筋力 が MMT: 4 以上の症例を良とし それ以外を不良とした 緩徐進行例は治療法に関わらず全例不良であり 急性進行例に比して有意に成績不良であった 今回の結果を加味した われわれの治療方針を報告する 北 浦野 秀樹 名古屋大学 手の外科 優介 東京都立広尾病院 整形外科 田尻 康人, 星川 慎弥, 原 由紀則, 飯島 準一 腕神経叢損傷患者 (BPI) の中には横隔神経麻痺を合併することがある BPI に対する肋間神経移行術の術後成績に 横隔神経麻痺が及ぼす影響を調査した 術後上腕二頭筋の神経再支配までの期間は横隔神経麻痺の有無で差はな かった 横隔神経麻痺群は術後1年での上腕二頭筋の筋力は有意に低下するが 術後2 3年では非横隔神経麻痺群 と差はなかった 麻痺群の中で呼吸器症状を訴えた症例は術後1年で筋力は MMT1で 最終的に MMT2に留まった 手術侵襲に誘発されたと考えられる前 後骨幹神経麻痺 Post-surgical inflammatory neuropathy leads to Anterior/Posterior interosseous nerve palsy The influence of phrenic nerve palsy on the outcome of intercostal nerve transfer 特発性後骨間神経麻痺における麻痺の進行形式と予後との相関 Slow progression predicts poor prognoses in patients with spontaneous posterior interosseous nerve palsy Comparative study of functional outcome and quality of life recovery of different surgical modalities for traumatic total Brachial plexus palsy サトバイ ニッレッシ 小郡第一総合病院整形外科 土井 一輝, 服部 泰典, 坂本 相哲 腕神経叢全型麻痺に対する肋間神経 筋皮神経交叉縫合術 NT) と単一筋肉移植術(SMT), Double Free Muscle Transfer(DFMT) 法の機能回復と術前後の QOL 改善度を DASH, SF-36 直接検診と 患者満足度調査アンケートにより比較検討した 肘屈曲角度 肘屈曲力と DASH disability score は DFMT が他の2法に比べて優れていることが証明された 骨間神経麻痺 栗本 秀, 建部 将広, 篠原 孝明, 平田 仁 前 後骨間神経麻痺は その病態や治療ついて未だ一定の見解は得られておらず その解明のために 現在前向き研究が行われている 今回 我々は術後早期に前 後骨間神経麻痺様症状を呈した症例を 3 例経験した いずれも機械的侵襲が原因とは考えづらく 前 後骨間神経麻痺の病因として 手術侵 襲により誘発される症例が存在する可能性がある 今後さらに症例を蓄積し 検討を進める必要がある 特発性前骨間神経麻痺に対する神経線維束間剥離術の術中神 経所見 Intraoperative Findings of Fascicules Exposed by Interfascicular Neurolysis in Idopathic Anterior Interosseous Nerve Palsies 田尻 康人 東京都立広尾病院 整形外科 山本 真一, 三上 容司, 冲永 修二, 岡本 直樹 特発性前骨間神経麻痺 30 例に対して神経線維束間剥離術を行い 全例に神経束のくびれを確認した 神経束には色調変化を伴い くびれの位置は肘を中心に存在するが 肘上に多く 2個が最も多い ねじれの向きは症例により回内と回外 狭小のみの例などがある 腕神経叢麻痺に対する神経交叉縫合術による肩機能成績を正確に把握するために 肩甲上 長胸神経修 復術後患者 51名に肩外転X線動態撮影を行い 肩甲上腕 肩甲胸廓関節などの関与角度を測定した こ の方法により 修復した個別の神経の回復状態 および自然回復の関与などが検証でき 過去 包括的肩 機能評価で成績が判定されていたが より他覚的肩機能評価が可能となった

40 4 月 19 日 金 第 7 会場 4 月 19 日 金 第 7 会場 長母指屈筋麻痺に対する長掌筋を力源とする腱移行術 Palmaris longus tendon transfer for flexor pollicis longus paralysis surgical outcomes 洪 Comples regional pain syndrome in the conservative treatment of Distal radius fracture 淑貴 名古屋第一赤十字病院整形外科 服部 達哉, 大塚 純子, 堀井 恵美子 佐藤 橈骨遠位端骨折後の CRPS は臨床上重要な問題であるが 病態についていまだ不明な点が多く診断 治療に難渋する疾患である 橈骨遠位端骨折後の発症要因については不適切なギプス固定による不 動化 また中年女性に多いことから患者側の素因などが考えられている 橈骨遠位端骨折保存治療 例における CRPS 発生要因について検討 考察した CRPS 発症は不適切な外固定による手指の不 動化が主な要因であると考えられた 攻 函館五稜郭病院整形外科 CRPS など① 上肢筋骨格系疾患の痛みが身体機能および健康関連 QOL に 与える影響の疾患別検討 Evaluation of Health related QOL and physical function for Upper Limbs Musculoskeltal Disoders 目貫 邦隆 産業医科大学 整形外科 酒井 昭典, 山中 芳亮, 善家 雄吉, 中村 英一郎 座長稲田 有史 稲田病院整形外科 Functional MRI による痛みの可視化CRPS に対する応用 Visualization of pain: application for CRPS 上肢筋骨格系疾患患者の身体機能 健康関連QOL 痛みに関して調査を行い 痛みが身体機能およ び QOL に与える影響に関して疾患別に比較検討を行った 上肢筋骨格系疾患の痛みが身体機能お よび QOL に与える影響は疾患ごとに異なり 手指および手関節OA は身体機能への影響が大きく 肘 および肩OA は精神的健康面を含む健康関連QOL に与える影響が大きいことが明らかとなった 当科で加療を行った musician s hand の術後成績 Treatment of Musician's hand 花香 益子 竜弥 製鉄記念室蘭病院 整形外科 CRPS症例に対し functional MRI を撮影し検討を行った 健側と比較し患側の疼痛部位を刺激した 際に有意に脳が賦活化しており 疼痛部位を刺激することにより脳に異常な反応が生じていることを 示唆した これは痛みの識別だけでなく情動や認知 評価的側面に何らかの障害が生じていることを 示唆すると考えられる 今後 脳の特定の領域での検討からさらに詳細な評価が可能になると考える 複合性局所疼痛症候群における難治性疼痛発生要因について の検討 The Factor of Persistent Pain in The Complex Regional Pain Syndrome (CRPS) Model 太田 英之 名古屋大学 手の外科 浦野 秀樹, 岩月 克之, 山本 美知郎, 平田 仁 目的 複合性局所疼痛症候群の難治性疼痛の要因を動物モデルで調査した 方法 ラットを健常群 シャ ム群 膝関節固定群 SNL 群 SNL 膝関節固定群 S I 群 に分け 後根神経節 坐骨神経 膝周囲筋 の免疫染色と NGF mrna NGF 濃度測定を行った 結果 S I 群の膝関節周囲で NGF 異所性発現と 各組織で mrna 発現 NGF 濃度増加がみられた 考察 NGF は難治性疼痛の一要因と考えられた 恵 札幌医科大学 整形外科 射場 浩介, 金谷 耕平, 大木 豪介, 和田 卓郎 楽 器 演 奏 家 に 発 症 す る手 の 障 害 は musician s hand とし て 知られ る 当 院 で 加 療 を 行 った Musician s hand の特徴について検討した 対象は 8 例10 手 平均年齢は 27 歳 演奏楽器はピアノ 7 手 ベースギター 3 手であった 検討項目は診断名 治療法 治療成績とした 症状と病態が多様 であり 全例で診断病名が異なっていた 演奏活動レベルを維持しながら治療法を工夫する必要が あり 治療は保存療法 5 例 手術療法 3 例であった 前骨間神経麻痺による長母指屈筋(FPL) 麻痺に長掌筋(PL) を力源とした腱移行術を施行した 症例は 3 例で 前腕遠位掌側に約4 センチの皮切をおき PL 腱を FPL 腱に端側縫合した 平均経過観察期間12 ヶ月で全例 母指IP 関節の自動屈曲制限が無く ピンチ力は健側比平均90 であった PL 腱は FPL 腱と平行に走行して おり 本術式は簡便で手術侵襲が小さかった PL は FPL 麻痺に対する移行力源として適していると考える 10:40 11:30 橈骨遠位端骨折保存治療例における CRPS 発症例の検討

41 4 月 19 日 金 第 7 会場 4 月 19 日 金 第 7 会場 11:30 12: CRPS など② ミラーセラピーの治療経験フォーカル ジストニアと複合性 局所疼痛症候群への応用 Therapeutic effect of mirror therapy for focal dystonia and CRPS 根本 孝一 防衛医科大学校 整形外科 有野 浩司, 尼子 雅敏 座長三木 健司 尼崎中央病院整形外科 大阪大学疼痛医療センター CRPS と診断された上肢患者に対する生体内再生治療の治療 戦略と長期治療結果 Strategy and long-term surgical outcome for the patient who was diagnosed CRPS in upper extremity 稲田 有史 稲田病院整形外科 13:40 14:30 靭帯損傷 中村 達雄, 諸井 慶七郎, 川西 弘一, 面川 庄平 CRPS 患者と診断された 417 名中厚生省診断基準に合致し 手術適応あった 325 名に生体内再生治療 を行い約1 年以上経過観察できた上肢の患者 193 例の平均5年での術後成績を検討,78 に局所障害が 示唆され その中の生体内再生治療結果で DFR57.5 % 社会復帰は 78.2 % だが 評価不可能患者も % に及んだ 厳密な患者選択の条件下で生体内再生治療は上肢CRPS 患者に有効な治療選択枝となる 幻肢痛に対する鏡療法の効果 座長鶴田 敏幸 医療法人友和会鶴田整形外科 Effect of Mirror Therapy for Phantom Pain 舟状月状骨解離に対する診断と治療成績 Diagnosis and clinical results for scapholunate dissociation 山下 晴義 新潟市民病院 整形外科 建部 将広 名古屋大学 手の外科 石川 誠一, 伊藤 雅之, 土屋 文香, 八幡 美緒 四肢切断後の幻肢痛は しばしば難治性であり疼痛コントロールに難渋する 薬物療法では三環系 抗うつ薬や ガバペンチン プレガバリンが選択されるが 内服が奏功しない例も少なくない 鏡療 法は幻肢痛の軽減に有用であり その機序は視覚フィードバックにより幻肢の自動運動を獲得し 失 われた体性感覚野を取り戻すことにあると考えられている 今回我々は 四肢切断患者 6 名に対し鏡 療法を実施し その効果を検討した ミラーセラピー中の同側一次運動野賦活状況の解析 動作手の非可視化の効果 洋 広島大学 大学院医歯薬保健学研究科 上肢機能解析制御科学 Hadoush Hikmat, 砂川 融 ミラーセラピー中に動かしている手が見える条件と見えない条件で 同側一次運動野の賦活に差があるかない かを 10人を対象に脳磁図で調査した 動作手が見えない条件では 同側の一次運動野は全被験者で賦活し たが 動作手が見える条件では数人の被験者において賦活しなかった 臨床上一般的に行なわれているミラー セラピー中に動作手を隠すことが 効果的に同側の一次運動野を賦活させることが脳科学的に判明した 仁, 篠原 孝明, 山本 美知郎, 栗本 秀 舟状月状骨間離開の症例について後ろ向きに評価した 症例は 14 手で平均年齢 31 歳 術式はピ ンニング 2 例 靭帯修復 1 例 靭帯再建 11 例であった 術前後で可動域は大きな変化がなく 握 力は改善を認めていた Geissler 分類は 3 度 6 例 4 度 8 例で Modified Mayo Wrist Score では excellent:5, good:4, fair:5 であった Geissler 3 度にはピンニングや靭帯再建 4 度には全例靭帯再 建が施行され おおむね良好な成績が得られていた Optimization of mirror therapy to excite ipsilateral primary motor cortex 車谷 平田 靱帯修復術を施行した外傷性母指 CM 関節脱臼の 5 例 Surgical reconstruction of the traumatic first carpometacarpal joint dislocation: five case reports 松木 正史 京都第二赤十字病院整形外科 奥田 良樹, 日下部 虎夫, 藤原 浩芳, 久保 俊一 suture anchor を用いて靱帯修復術を施行した外傷性母指CM 関節脱臼の 5 例を報告した. 橈 背側に不安定性を認める場合Dosal radial ligament の修復を, 掌側にも不安定性が残存した場合 Anterior oblique ligament の修復を追加することにより関節の安定化が得られた. 術後全例疼痛, 不安定性, 可動域制限, 握力低下を認めず復職した. 積極的な靱帯修復術が有効であると考えた. ミラーセラピーは幻肢痛に対する 脳可塑性を利用した治療法である 本法をフォーカル ジストニア FD 13 例と CRPS3 例に対して従来の治療法に加えて実施した 1 か月以上経過を観察できた 12 例を検討した FD10 例は 改善 9 例 不変1例で Tubiana 評価点は治療前2.2 評価時 3.7 であった CRPS2 例は 改善1例 不変1例であった 本法は簡便に実施でき副作用もないので 今後 手外科領域の応用が期待できる

42 4 月 19 日 金 第 7 会場 4 月 19 日 金 第 7 会場 解剖学的二重束を用いた母指 MP 関節側副靭帯再建 Anatomical double-bundle collateral ligament reconstruction of MP joint of the thumb 森崎 14:30 15:10 栄 指 PIP 関節側副靭帯断裂に対しての手術療法と早期可動域訓 練による治療 座長吉田 竹志 よしだ整形外科 Surgical treatment and early ROM exercise for repair of collateral ligament of the PIPjoint 岩城 啓修 板橋中央総合病院 手指PIP 関節側副靭帯損傷と診断し ストレス X 線撮影で健側に比べて 20 度以上の tilting と sliding を認められる症例に対し積極的に靭帯の端々縫合を主とした手術を行い 後療法として術後 1 週間は PIP 関節のみ伸展位固定とし術後 2 週目より 2 週間隣接指との間に buddy tape を用いて積極 的に可動域訓練を行った結果 全例痛みと動揺性は消失し 良好な可動域も得られた 母指 MP 関節における鏡視所見 鏡視解剖と損傷靱帯の特徴 Arthroscopic Findings of Metacarpophalangeal Joint of Thumb -Anotomy for Arthroscopic Surgery and Findings of Injured Collateral Ligaments 辻井 雅也 三重大学 整形外科 植村 和司, 國分 直樹, 平田 仁, 須藤 啓広 母指MP 関節側副靱帯損傷はスポーツ外傷として遭遇することが多い. 関節鏡による小侵襲手術はある が,MP 関節鏡は鏡視所見の報告もほとんどない. 当科で施行した UCL 損傷 17 例と RCL 損傷 4 例の術 中鏡視所見を評価した. 側副靱帯は 2 本の線維束とヒダ様構造を有し, 実質部は緊張していた. 損傷靱 帯では UCL に Stener 病変を 35 % で認め, 鏡視下整復で付着部に安定していた.RCL 損傷では断裂端 が関節内へ嵌頓して存在し, 観血的修復の必要性が考えられた. ステント状ポリ - L - 乳酸 scaffold を用いた家兎モデルで の靭帯再生の検討 Ligament regeneration using an absorbable stent-shaped poly-l-lactic acid scaffold in a rabbit model 西本 華子 神戸大学 整形外科 国分 毅, 美舩 泰, 乾 淳幸, 無藤 智之 ステント状構造のポリ - L- 乳酸 PLLA scaffold を用いて 日本白色家兎膝内側々副靭帯 MCL に対する靭帯再 生を検討した 家兎の MCL を切除し右膝に PLLA scaffold 左膝に他兎の長趾屈筋 control を移植した 術後 週に組織学的 力学的評価を行った PLLA scaffold は 組織学的には 16週までに靭帯様組織の再生が認 められ 力学的には腱移植群と同等の最大破断強度を有しており 靭帯再生材料として可能性が示唆された めずらしい 橈骨手根関節脱臼骨折の 5 例 Case report, radiocarpal dislocation, 5cases 高山 和政 倉敷中央病院 整形外科 松本 泰一, 松下 睦, 玉置 康之, 田中 康之 めずらしい 橈骨手根関節脱臼骨折の 5 例経験したので文献的考察および術後可動域について報告 する Dumontier の分類を参考とし 2 つの group に分けた group1 には靭帯修復と裂離骨片の 修復を行った group2 には裂離骨片の整復と 内固定を行った group12 症例 group23 症例 であった Group1 の 2 症例は靱帯損傷を合併しており 鏡視下での確認が有用であった Group2 の 3 症例は靭帯損傷はなく 骨接合のみを行い良好な成績を得た 橈骨遠位端骨折に合併する豆状骨亜脱臼症例の検討 Consideration about subluxation of the pisiform in distal radius fractures 田島 貴文 産業医科大学 整形外科 山中 芳亮, 目貫 邦隆, 善家 雄吉, 酒井 昭典 当院で手術加療を行った橈骨遠位端骨折例について豆状骨亜脱臼について検討した 術前CT で豆 状三角関節について確認できた症例は 120 例で そのうち 32 例 27.5 に豆状骨亜脱臼を認めた 術後CT で評価可能であった 17 例中 12 例で亜脱臼が整復されており 5 例で亜脱臼が残存した 背側転位型橈骨遠位端骨折では亜脱臼が多い傾向にあった 陳旧性の母指MP 関節側副靭帯損傷には PL 腱を用いた再建術などが行われてきた 基節骨の背側掌側 に骨孔を穿ち それぞれ狭義の側副靭帯 副靭帯に対応した解剖学的に正しい二重束での再建と言われて いたが 本来副靭帯は種子骨に付着するため 解剖学的に正しい再建とは言えない 今回我々は より解剖 学的再建に近い MP 関節側副靭帯再建法を考案し 短期ではあるが良好な成績が得られたので報告する 手根骨 その他 裕 東京大学 整形外科 脊椎外科 三浦 俊樹, 上原 浩介, 坂井 邦臣, 田中

43 4 月 19 日 金 第 7 会場 4 月 19 日 金 第 7 会場 尺側手根中手関節脱臼骨折の臨床像と治療成績 Treatment of Fracture-Dislocations of the Carpometacarpal Joint 手指関節内骨折に対する micro screw 固定の治療経験 Clinical results of micro screw fixation for intra-articular fracture of the finger 坂井 健介 聖マリア病院整形外科 志村 治彦 国立印刷局東京病院 整形外科 当科で手術加療を行った尺側手根中手関節脱臼骨折の特徴および治療成績を検討した 受傷機転は 主に手拳による殴打とバイク事故に起因しており 脱臼関節は 4 5 CM 関節が 71 と最も多く 中 手骨基部骨折合併も 71 認められていた CM 関節を構成する中手骨基部骨折および有鉤骨体部骨 折の転位には原則的に解剖学的整復 固定を行った 術後は全例骨癒合し 75 の症例で痛みなく 握力健側比は平均 96 まで改善していた 手指の関節内骨折 31例に対して micro screw固定を行った 男性 23 例女性 8 例で平均年齢は 40.5 歳 経過観察期間は平均 9.4 ヶ月であった 全例に骨癒合が得られた 術後の骨片再転位が 2 例に見ら れたが 外固定の継続を行い再手術には至らなかった 抜釘は 3 例に施行された 患指の TAM は 平均 95.1 であった 手指の関節内骨折に対する micro screw 固定は有用な方法である 15:10 16:00 若林 良明, 二村 昭元, 大川 淳 手指 PIP 関節内基節骨骨頭骨折の治療経験 Fracture of the Proximal Phalangeal Head in the Proximal Interphalangeal Joint 手指脱臼骨折 田崎 憲一 荻窪病院 整形外科 手外科センター 岡崎 真人, 西脇 正夫, 増田 秀輔 座長岡島 誠一郎 おかじまクリニック 手指基節骨骨折に対する保存療法 テープ固定による Burkhalter 変法 Closed treatment of proximal phalangeal fractures of hand - Bulkhalter type taping 遠藤 健 手稲渓人会病院 佐々木 勲, 蔡 栄浩, 西田 欽也 手指基節骨骨折に対し Burkhalter 法を応用しテープ固定による早期運動療法を行った 対象 は 17 例 21 指 患指MP 関節を の屈曲位とし テープで固定した 治療後 全例で骨癒 合が得られた 示指 小指で平均TAM258 TAM 法では Excellent18 指 Good2 指 母指は Excellent1指であった 本法は簡便 安価に行うことが出来るため有用な治療法であると考える PIP 関節掌側脱臼骨折に対する経皮ピンニング Percutaneous pinning for palmar fracture dislocation of the proximal interphalangeal joint 千馬 誠悦 中通総合病院 整形外科 成田 裕一郎 手指PIP 関節の掌側脱臼骨折に対しての経皮ピンニング手術結果を報告する 対象は 4 か月以上の 経過を観察できた 9 例10 指で すべて小指であった 手術は径 1 mm のキルシュナー鋼線1本を近 位背側から背側骨片の中央で背側を滑らすように 骨片間から中節骨の髄内に先端を刺入して固定 した 全例で骨癒合し PIP 関節の可動域は自動伸展が平均 13 自動屈曲が平均 92 であった 本手術方法は有用な手術法の一つと考えている PIP 関節内基節骨骨折は単顆骨折から粉砕骨折まで多様な骨折型があるが 経皮的操作で鋼線固定 できるものは治療成績がよいが ORIF を要するものは治療成績にばらつきがある 粉砕骨折では 持続牽引装置を加えることが有効と考えられる 当院における小児の指節骨頚部骨折の治療成績についての検討 Treatment outcome of the phalangeal neck fractures in children 米田 英正 名古屋掖済会病院整形外科 リウマチ科 渡邉 健太郎, 矢島 弘毅, 奥井 伸幸, 佐々木 宏 過去 6 年間に当院で経皮的鋼線刺入固定術を行った小児の指節骨頚部骨折18 例の治療成績を検討し た 受傷から手術までの期間は平均 4.6日であった 骨折型は Al-Qattan の分類で全例type2 の骨 片接触型であった 治療は徒手整復もしくは骨折部を経皮的に 23 G 針で掻爬したのち整復し K 鋼 線で固定した 最終観察時に Al-Qattan の評価法で Excellent 10 例 good7 例 fair1 例であった 早期に整復し 固定をすることで良好な結果が得た 吉田 健治, 吉田 史郎, 仲摩 憲次郎

44 4 月 19 日 金 第 7 会場 4 月 19 日 金 第 7 会場 16:00 17: 陳旧性骨性槌指の治療成績 Clinical Results for Chronic Mallet Fractures 槌指 福田 誠 淀川キリスト教病院 日高 典昭, 金城 養典, 横井 卓哉, 太田 光俊 座長吉田 健治 聖マリア病院整形外科 関節面の Step off に着目したマレット骨折に対する石黒法 の X 線学的検討 Treatment of bony mallet with micro screw Radiographic Analysis of Ishiguro's Procedure for Mallet Fractures, Focusing on the Intra-articular Step-off 戸谷 祐樹 江戸川病院 整形外科 古庄 寛子, 岩本 航, 加藤 正二郎, 高畑 智嗣 石黒法を施行した骨性槌指について関節面の Step off に着目して X 線学的検討を行った Step off は骨片が伸展 転位して生じ 0.5mm 以上の Step off は術前骨片位置が中節骨関節面背側端から 30 以上にある症例と中節骨 pin 刺入位置が 45 以上の症例で生じる傾向にあった 骨片が末梢にあると緊張した伸筋腱に pin が刺入されるた めに骨片が伸展し Step off が生じると考えた 骨片位置と pin 刺入位置は Step off 予防の指標になりうると考えた 骨性 mallet finger の骨片形状の検討 extension block pin は 1 本で充分なのか Evaluation for Fracture Type of Mallet Finger 佐々木 康介 東住吉森本病院 整形外科 川端 確, 坂口 公一, 明石 健一, 乾 健太郎 骨性mallet finger に対する extension block pin の必要本数を考察すべく 近位骨片の形状 位置を CT にて評価 した 対象は男性16 例 女性10 例で 平均年齢 36.7歳 中指12本 環指 8 本 小指6 本 本研究から 術前CT は骨片の形状 位置の把握に有用であり 横幅の狭い骨片や側方に偏位した症例が認められるも 全例で骨片が 粉砕しておらず 末節骨中央にかかっており extension block pin1本で充分な block 効果が得られると考えられた 骨性マレット変形の治療成績の検討 多施設における石黒原法と石黒変法の比較 Treatment of mallet deformity with comparison between original and modified Ishiguro method 荻原 弘晃 浜松赤十字病院 整形外科 鈴木 重哉, 舩橋 伸司, 森本 祥隆, 澤田 智一 骨性マレット変形の治療において DIP 関節固定肢位が最終伸展角度に影響することを 多施設で 114 症例を 用いて検討した 石黒原法および石黒変法で治療を行い 伸展位固定とした石黒変法の最終伸展角度は石黒原 法に比べ有意に大きかったが 両者は年齢や経過観察期間などに差があった 多変量解析では年齢と伸展固定 角度が最終伸展角度に影響しており 手術時の伸展位固定は最終伸展角度を改善させる可能性があると考えた 骨性マレット指に対する微小スクリュー固定の治療経験 高野 勇人 駒沢病院 整形外科 吉川 泰弘, 別所 祐貴 骨性マレット指に対し微小スクリューを用いて手術を行い その治療成績と合併症 成績不良例を検 討した 18 例を対象とし 17 例に骨癒合が得られた 5 例で転位を生じ 2 例で骨吸収を認めた 微 小スクリュー固定は骨性マレット骨折に有用な手術法の 1 つと考えられるが 安定した骨癒合と手術 成績を得るためには工夫を要すると思われた マレット骨折に対する経皮的スクリュー固定 Transcutaneous Screw Fixation for Mallet Fracture 漆崎 亜弥 関西医科大学 香里病院 整形外科 児島 新, 植田 有紀子, 中村 誠也 マレット骨折に対する手術療法として我々は 2006 年より経皮的な screw 固定法を用いて加療して いる 2006 年 4 月から 2012 年10 月までに治療したマレット骨折は 46 例でそのうち screw 固定に て加療したもの 33 例である.screw 固定法の適応としては, 関節面の 1 /3 以上の比較的大きな骨片 に対して行った.Xp にて全例で骨癒合が例で確認でき 伸展制限が軽度残存していても,ADL 障害 のある症例はなかった 我々は陳旧例の症例に対し 引き抜き鋼線法もしくは螺子による内固定術を行っているが その治療 成績を報告する 対象は 21例 21指で 手術方法は引き抜き鋼線法16 例 螺子固定 5 例で 治療成績 は蟹江の評価基準を用いて行った 全例で骨癒合を認め 蟹江の評価基準では優 6 例 良 8 例 可 5 例 不可 2 例であった 骨癒合が確実に得られるという点で それぞれ有効性の高い方法と考えられるが 欠点もあり さらなる工夫を要する

45 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 8:00 8:36 2-ST-4 Short-talk キーンベック病 無腐性壊死 進行期 Kienböck 病に対する月状骨摘出 舟状骨有頭骨間 固定術 (SC fusion) の治療成績 The results of scaphocapitate fusion with lunate excision for advanced Kienböck disease 今田 英明 国立病院機構 東広島医療センター整形外科 渋谷 早俊, 岸 座長国分 2-ST-1 毅 神戸大学 整形外科 キーンベック病 Lichtman stage III に対する骨核入り腱 球置換術の術後臨床成績と X 線パラメーターの変化 2-ST-5 2-ST-2 キーンベック病 Lichtman stage III に対する橈骨短縮骨 切り術の術後臨床成績と X 線パラメーターの変化 Clinical and Radiological Results of the Radial Shortening Osteotomy for Stage III Kienbock's Disease 山中 芳亮 産業医科大学 整形外科 酒井 昭典, 目貫 邦隆, 善家 雄吉, 村井 哲平 キーンベック病Lichtman stage III に対する橈骨短縮骨切り術の臨床成績と単純X 線各パラメータの 推移および臨床成績との関連を検討した Mayo wrist score は術前と比べ最終調査時で有意に点数 が高かった 単純X 線のパラメータでは Carpal-ulnar distance ratio が術前と比べ 術直後 最終調査 時で有意に高かった 単純X 線各パラメータと臨床成績の改善に相関はなかった 2-ST-3 Kienbock 病に対して橈骨超遠位楔状骨切り術を行った 3 例 Very Distal Radial Wedge Osteotomy for Kienbock Disease : A Report of Three Cases 金城 忠克 琉球大学 整形外科 普天間 朝上, 堀切 健士, 大久保 宏貴, 金谷 文則 Kienbock 病に対する従来の橈骨骨切り術 短縮骨切り術や楔状骨切り術 では遠位橈尺関節 DRUJ の近位で骨切りを行うため その適合性が変化する 長嶺らは DRUJ 適合性が変化しない骨切り術 を考案した この骨切り術を施行したキーンベック病の 3 例 UV = 0 mm を報告する 全例術後 DRUJ の関節症性変化は認めず sigmoid notch inclination の変化はなかった 林 智志 市立奈良病院 四肢外傷センター 河村 健二, 矢島 弘嗣, 田中 康仁 舟状骨と月状骨の無腐性壊死合併症例を経験した 症例は 56 歳女性 右手関節痛を主訴に来院した X 線で舟状骨の分節化と月状骨の硬化像を認め MRI では T1 T2 強調画像ともに低信号を呈し ていた 舟状骨を摘出し 橈骨からの有茎血管柄付き骨移植を月状骨に行ったのちに 有頭月状骨間 固定を施行した 術後 6 か月で骨癒合が得られ 術後 1年で月状骨の骨硬化は改善した 2-ST-6 有頭骨壊死と尺骨茎状突起衝突症候群の同側合併例の治療経験 Avascular Necrosis of the Capitate with Ulnar Styloid Impaction Syndrome 稲垣 弘進 豊田厚生病院 整形外科 19 歳男性大学野球の選手 右手関節痛と可動域制限 握力低下にて受診 XP MRI 所見から外傷 が起因の尺骨茎状突起衝突症候群と有頭骨壊死の同側合併例と診断した 尺骨茎状突起短縮骨切術 を行い 有頭骨に対しては橈骨遠位より血管柄付骨移植術を行った 術後 1 年経過し臨床症状は改 善し MRI でも有頭骨の intensity は改善した 両疾患とも報告例が少なく 文献考察をふまえて報 告する Short-talk Short-talk キーンベック病Lichtman stage III に対する骨核入り腱球置換術の臨床成績と単純X 線各パラメータの 推移および臨床成績との関連を検討した 手術前と最終調査時での Mayo wrist score の比較では最終 調査時で有意に点数が高かった 単純X 線各パラメータの術前 術直後 最終調査時のそれぞれでの比 較で有意差は認められなかった また 単純X 線各パラメータと臨床成績の改善に相関はなかった 無腐性壊死を舟状骨と月状骨に合併した希少症例 Concomitant avascular necrosis of the scaphoid and lunate Clinical and Radiological Results of the Tendon Ball Replacement for Stage III Kienbock's Disease 山中 芳亮 産業医科大学 整形外科 酒井 昭典, 目貫 邦隆, 善家 雄吉, 村井 哲平 和彦 私達は月状骨の圧壊が著明で強い疼痛を訴える ulnar plus variance の Kienböck 病に対して月状骨切除+ 月 状骨有頭骨感固定術(SC fusion) を行ってきた 今回その治療成績を報告する 対象は 5 例である 術後 全例 除痛と骨癒合が得られ原職へ復帰した 1例に橈骨茎状突起切除術を追加した 本術式は除痛効果に優れる が手関節屈曲可動域の低下を伴うため本術式の選択には術前の患者さんとの綿密な相談が重要である

46 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 8:40 9:34 Room Short-talk 2-ST-10 Short-talk CTSI-JSSH 症状の重症度スコア得点に影響する因子の検討 Factors affecting a symptom severity scale in the CTSI-JSSH 手根管症候群① 佐藤 彰博 弘前医療福祉大学 医療技術学科 作業療法学専攻 藤原 健一, 對馬 座長サッキャ イソラマン 会津中央病院 整形外科 2-ST-7 均, 湯川 昌広 CTSI-JSSH 症状の重症度スコアに影響する因子を明らかにするため 手根管症候群114 例を対象と して検討を行った 統計解析は 従属変数を症状の重症度スコア 独立変数を性別 片側 両側 夜間痛の有無 しびれ WEST SCV 分類として重回帰分析を行った 解析の結果 しびれと夜間 痛の有無が影響していることが明らかとなった そのため異なる治療法などで効果を比較する際は 夜間痛の有無によって層別化して比較する必要がある 糖尿病を合併した手根管症候群 2-ST-11 手根管症候群に対する Phalen テスト手技の検討 Modification of Phalen's Test in Diagnosis of Carpal Tunnel Syndrome Carpal Tunnel Syndrome Associated with Diabetes Mellitus 板寺 英一 鹿島労災病院 整形外科 過去 9 年間の手根管症候群の手術 118 例 149 手中 糖尿病の合併は 21 例 27 手であった その内訳 は男6 女15 年齢は 47 から 85 歳 右 7 手 左 8 手 両側罹患が 12 手であった 局所麻酔下で鏡視 下法が 26 手 直視下法を 1 手に行った 電気生理および知覚評価を定期的に行い経過観察した 手術成績は糖尿病性神経障害の程度が高度でなければ本症の手術成績はおおむね良好であった 2-ST-8 手根管症候群の臨床評価における上肢障害評価表 (DASH) の選択項目 ( スポーツ / 芸術活動 仕事 ) の有用性の検討 我々は手根管症候群を疑う患者に 手関節を他動屈曲させるいわゆる Phalen test に加え 手関節 を自動屈曲させる Phalen test 現法と手関節屈曲位で手指の自動屈曲を行わせるfinger motion test を行っており これらの術前陽性率を調べた 対象は手根管開放術を行い 治療効果が認められた 27 例とした 各陽性率はそれぞれ および 82 であった finger motion test は他の手 技に比して有意に陽性率が高かった 2-ST-12 Preoperative electrophysiological findings in patients of carpal tunnel syndrome on hemodialysis 田中 啓之 大阪大学 整形外科 The usefulness of the optional modules in DASH for clinical evaluation of carpal tunnel syndrome 若林 良明 東京医科歯科大学 整形外科 二村 昭元, 鏑木 秀俊, 鈴木 英嗣, 大川 淳 手根管症候群63 例の DASH の選択項目スポーツ / 芸術活動(DASH-SM) 仕事(DASH-W) の回答率 術前後 のスコアを比較し その有用性を検討した DASH-SM の回答率は術前後とも 20 % 台だったが DASH-W は 術前後とも 80 % 以上であった 術前後とも DASH-W に回答のあった 47 例の DASH 値は術前26.6 術後 9.8 DASH-W は術前27.8 術後 7.8 で 両スコアとも統計学的に有意な改善を認め DASH-W の有用性が示された 2-ST-9 手根管症候群の重症度と知覚障害の検討 野々村 秀彦 岐阜県総合医療センター 整形外科 横井 達夫, 濱田 島田 幸造, 野口 亮介, 村瀬 知, 大野 義幸, 鈴木 康 手根管症候群 CTS) の知覚障害に対し current perception threshold(cpt) static 2 PD s-2 PD Semmes-Weinstein S-W 各知覚検査毎の感度と重症度との関係を検討した 浜田の分類1型では CPT 250 Hz A δ線維に相当 が最も鋭敏であり 2 型では 2000 Hz A β線維に相当 が最も鋭敏であっ た 3 型では 2000 Hz が最も鋭敏である一方 250 Hz, 5 Hz C 線維に相当 は s-2 PDより感度が低かった 剛, 吉川 秀樹 手根管症候群 以下CTS は血液透析に伴う主要な合併症の一つであるが 血液透析CTS 群と特発性CTS 群におい て術前の電気生理学的所見の比較検討を行った 血液透析CTS 群 33例42手 では術前の運動神経終末潜時 以下 DML が 8.6 msec であり 特発性CTS 群 111例132手 の術前DML 7.2 msec と比べて有意に遅延していた 血液 透析CTS 群において血液透析期間の長短や患側がシャント側かどうかによる DML の値には有意差を認めなかった 2-ST-13 The relation between the sevirity and sensory disturbance for carpal tunnel syndrome 血液透析に伴う手根管症候群における術前電気生理学的所見 の特徴 手根管症候群手術患者における術後1年の超音波像と臨床症 状との関連について Correlation between Ultrasonographic imaging and clinical findings in patients with carpal tunnel syndrome before and after operation for one year follow up 田鹿 毅 群馬大学整形外科 小林 勉, 金子 哲也, 山本 敦史, 高岸 憲二 手根管症候群 CTS 患者における術前 術後 6 ヶ月 12 か月の正中神経超音波像の形態的変化と臨 床症状変化 神経伝導速度 CTSI-JSSH Quick DASH を検討した CTS 患者の超音波断面像で認 められる正中神経腫大像は 手根管開放術後 6 か月まで有意に減少を示した 豆状骨 舟状骨高位 における正中神経断面積値と SNAP 潜時の術前 術後 6 ヶ月の変化値間に有意な正の相関を認めた Short-talk Short-talk 上野 啓介, 國吉 一樹 田中 英城 新潟県立吉田病院 整形外科

47 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 2-ST-14 MRI による手根管開放術前後の屈筋腱の変位の検討 指伸 展位と屈曲位の比較 2-ST-17 Surgical result of carpal tunnel syndrome in the elderly patients Displacement of flexor tendons in MRI before and after endscopic carpal tunnel release 佐々木 純 諏訪赤十字病院 百瀬 敏充, 内山 茂治, 加藤 博之 手根管開放術後にばね指が発症することがあるが その原因は十分にわかっていない 鏡視下手根 管開放術前後に手指屈曲位と伸展位で MRI を撮影し 手根骨掌側から各腱までの距離を計測し 変 化を調べた 屈筋腱は伸展位 屈曲位ともに術後有意に掌側に移動した ばね指を生じたのは7例だっ た 屈筋腱が掌側に移動することは 術後ばね指の合併の誘因の一つになっていると考えられた 2-ST-15 手根管症候群患者における手指運動に伴う正中神経の形態学 的変化 工藤 文孝 社会医療法人財団 大和会 東大和病院 整形外科 高山 拓人, 内倉 長造, 丸野 秀人, 市村 正一 高齢者手根管症候群の術後成績を検討した 70 歳以上で浜田分類grade 2 10 例12 手 grade 3 8 例10 手を対象とした grade 2 は全例開放術を grade 3 は開放術と母指対立再建術の併用を 6 手に 開放術を 4 手に行った 術前後の主観的機能QOL 評価は CTSI score を調査し grade 2 grade 3 ともに改善が認められた 特に grade3 の再建例は有意に改善していた 対立障害に起因する愁訴が 強い grade3 の症例では再建術も検討すべきと思われた 2-ST-18 土井 一輝, 坂本 相哲 高齢者は手根管症候群の予後不良因子とされるが その術後成績に関する報告は少ない そこで 65 歳以上の高齢者 151例171手に対して施行した鏡視下手根管開放術の術後成績を検討したが ほとん どの症例で自覚症状 他覚的所見とも改善していた 手根管症候群は高齢者の上肢の ADL 障害をき たす一因となり 保存的治療に奏功しない際には 積極的に手術を考慮してもよいと考えられる 2-ST-19 Short-talk 70 歳以上の高齢者の手根管症候群に対する手術成績 Results of carpal tunnel release in patients aged over 70 years old 手根管症候群② 渡邉 忠良 公立置賜総合病院 佐竹 寛史, 江藤 座長貝田 英二 医療法人伴帥会愛野記念病院 2-ST-16 橈骨遠位端骨折に合併した手根管症候群の検討 2-ST-20 Carpal tunnel syndrome following distal radius fracture 後藤 真一 鶴岡市立荘内病院 整形外科 河内 俊太郎 橈骨遠位端骨折後に発症する手根管症候群11 例について調査し, 特発性手根管症候群と比較した. 知覚障害, 対立障害などの臨床所見は橈骨遠位端骨折後手根管症候群に重症例が多い傾向であった. 一方, 電気生理学的検査所見は特発性に重症度が高い傾向であった. 罹病期間や両手根管症候群の 発症初期の臨床症状の違い, 受傷時の正中神経損傷などが影響していると考えられた. 淳 70 歳以上の高齢手根管症候群患者 13 手の手術成績を調査した 術前 術後 か月の時に手 根管質問票と Quick DASH さらに手に関する症状を 5 段階で評価し 握力 指腹および側面摘み 力を計測した 術前と術後 6 か月の比較で CTSI 痛み こわばり感 むくみ感 しびれ 手の調子 および摘み力は有意に改善した 握力は術後 6 か月で術前同等まで回復した 潜時導出不能例 8 手 中7 手で掌側外転が改善した 手根管症候群における Kapandji test を用いた母指対立機 能の評価 Validity of Kapandji's index for evaluation of thumb opposition 金谷 耕平 札幌医科大学 整形外科 射場 浩介, 和田 卓郎, 山下 敏彦 手根管症候群 28 例 34 手を対象として 母指対立機能の定量的評価法としての Kapandji test の有用 性を検討した 母指対立機能を反映する因子として 浜田分類 母指球筋萎縮の有無 短母指外転筋力 短母指外転筋遠位潜時 perfect O 徴候を調査し Kapandji test と各因子の相関を統計学的に検討 した いずれの因子とも相関は認められず 定量的評価法としての有用性に疑問があると考えられた Short-talk Short-talk 服部 泰典 小郡第一総合病院 整形外科 吉井 雄一 東京医科大学 茨城医療センター 整形外科 9:40 10:40 高齢者の手根管症候群に対する鏡視下手根管開放術の術後成績 Endscopic Carpal Tunnel Release for Carpal Tunnel Syndrome in Elderly Patients Ultrasound Assessment of the Median Nerve with Active Finger Motion in Carpal Tunnel Syndrome Patients 石井 朝夫, 酒井 晋介, 江藤 文彦 超音波検査により手指運動に伴う正中神経の形態学的変化を調べ 手根管症候群患者と健常者について比較し た 指伸展位と屈曲位における正中神経の横断面積 周径 縦横比 円形率につき各変形率を計測した 健常 者においては 指伸展位から屈曲した際 周径と円形率が増大し 縦横比は減少した 患者群においては 縦横 比は増大し 円形率は減少した 手根管症候群患者の正中神経には組織特性の変化を生じていると考えられた 高齢者手根管症候群の術後成績

48 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 2-ST-21 手根管症候群重症例に対する母指対立再建術の治療成績 Camitz 法の移行腱の縫着位置による比較検討 2-ST-25 Opponoplasty for the carpal tunnel syndrome by modified Camitz procedure-comparison in the attach site of palmaris longus 森澤 2-ST-22 Anatomical Study of Palmar Cutaneous Branch by Surgical Findings for Carpal Tunnel Syndrome 妥 独立行政法人国立病院機構埼玉病院 整形外科 林 俊吉, 松村 崇史, 高山 真一郎 重度手根管症候群で対立再建時の長掌筋腱の縫着位置の検討を行った 短母指外転筋停止部への縫着例 (A 群) と母指MP 尺側関節包への縫着例 U 群 の成績を検討した 対象は 17 例17 手 A 群は 9 例9 手 U 群は 8 例 8 手であった ピンチ力は術前後で両群とも有意に改善していた 両群間の術後比較では橈側 外転 掌側外転 ピンチ力は有意差なく 対立機能評価 爪面対向角 Kapanndji s stage は有意差をみた 重度手根管症候群に対する Camitz 法の術後成績 Clinical Result of Camitz Opponensplasty for Severe Carpal Tunnel Syndrome 麻生 邦一 麻生整形外科クリニック 手根管症候群に対する直視下手根管開放術において 術中palmar cutaneous branch 掌枝 から分岐 する尺側枝を観察し 解剖学的検討を行った 170 例 177 手のうち 84 例 87 手 49.1 に尺側枝をみ とめた 掌枝から枝分かれして尺側へ横切る本数が 1本のもの57 手 本のもの29 手 本のもの1手 1.1 であった 手術中この分枝の存在を念頭に置いて剥離を進めるべきである 13:40 14:22 Short-talk 基礎 その他① 僚 大阪府済生会中津病院 整形外科 安田 匡孝, 安藤 佳幸, 大橋 弘嗣 高度な母指球筋萎縮と対立障害を伴う手根管症候群に対して Camitz 法にて母指対立再建を行い 術後1 年以上追跡し得た 14 例15手を対象に治療成績を調査した 伸展 内転score は平均2.3 屈曲 外転score は平均 4.6 であった ピンチ力は平均3.4 kg DASH score は平均23.7 であった MP 関節の過屈曲を約 半数に認め DASH score が高値の例もあることから 本来の対立機能を再建できていない症例も存在した 2-ST-23 重度手根管症候群に対する環指浅指屈筋腱を用いた母指対立再建術の経験 手根管開放による母指球筋の回復の無かった症例の検討 座長尼子 雅敏 防衛医科大学校 整形外科 2-ST-26 Normal variant of dorsal translation of the distal ulna Results of Opponensplasty by transfer of flexor digitorum superficialis tendon of ring finger for Severe Carpal Tunnel Syndrome 岡田 貴充 九州大学 整形外科 弓削 英彦, 岩本 幸英 利き手に長期間の対立機能障害が存在し手術による対立機能の改善を希望する手根管開放術を症例に対し 一期的に手根管開放と環指浅指屈筋腱を用いた母指対立再建を施行してきた 母指球筋の回復の無かった 5 例について母指対立再建術単独の成績を評価した ピンチ力 母指対立角度 DASH score ともに統計学的 有意に改善した 母指球筋の回復に頼らず確実に対立機能を改善させる本手術法は有効だと考えられた 2-ST-24 Real time echo Elastgraphy を使用した手根管症候群 術前後の正中神経の弾性変化 Pre and post-surgery evaluation of median nerve Elasticity in the carpal tunnel syndrome patients 田中 利和 キッコーマン総合病院 整形外科 吉井 雄一, 小川 健, 熊谷 洋, 落合 直之 特発性手根管症候群の術前後正中神経の超音波エラストグラフィ Real-Time Tissue Elastgraphy 以下EG と略す での正中神経の弾性比を経過観察した 対象は 11例平均 64 歳 術前 術後1 か月 3 か月正中神経と音響カプラの弾性比を求めた 結果は術前 3.08 ( ±1.22 ) 術後1 か月2.06 ( ±0.68 ) 術後 3 か月2.28 ( ±0.80 ) であり 術後1 ヶ月3 か月ともに有意に低下していた 尺骨頭背側亜脱の variation 清重 佳郎 山形県立保健医療大学 理学療法学科 石垣 大介, 本間 龍介 TFC/RUL 損傷がない asymptomatic な一般人口における MRI 上の尺骨頭異常背側亜脱の頻度は 17.6 % であった. sigmoid notch の形状(Tolat AR) が flat face type あるいは ski slope type が high risk と考えられるが, asymptomatic であるには他の抑制機構の存在も否定できない. 2-ST-27 方形回内筋深頭の機能特性 EMG Study in Contractile Property of the Deep Head of Pronator Quadratus 大山 峰生 新潟医療福祉大学大学院 小田桐 正博, 松沢 翔太, 中村 雄一, 吉津 孝衛 方形回内筋の浅頭と深頭からワイヤー電極を用いて筋電図を導出し 深頭の機能を浅頭と比較し検討した 手関 節運動時 深頭は浅頭に比べ前腕回外位でも高い活動を示し 手関節の背屈 尺屈運動で有意に高く活動した 最 大回内運動時の 50% 60 グリップ課題では深頭は浅頭とは異なる特性を持ち 握力の増加に伴い活動が増え 最大握力発揮時には最大の活動量を示した 深頭は手関節運動と握力に依存して制御される筋と考えた Short-talk Short-talk 細見 手根管症候群手術所見による正中神経 palmar cutaneous branch 尺側枝の解剖学的検討

49 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 2-ST-28 橈骨の掌屈変形が遠位橈尺関節の支持性に与える影響 2-ST-32 ばね指に対するトリアムシノロン腱鞘内注射初回注射の効果 Triamcinolone Injection for Trigger Finger: Efficacy of the First Injection The Effect of Volar Angulation of the Radius on Distal Radioulnar Joint Stability:A Biomechanical Study 別所 祐貴 慶應義塾大学 整形外科 中村 俊康, 名倉 武雄, 佐藤 和毅, 戸山 芳昭 橈骨の掌屈変形が遠位橈骨尺骨関節 DRUJ の支持性に与える影響を検討した 新鮮凍結死体 4 体 4 上肢を用いて volar tilt を変化させた際の DRUJ の stiffness の変化を評価した 結果 TFCC 正常 部分切離の状態で volar tilt の増加に伴い DRUJ 支持性は増加した この事は 掌屈変形治癒例では 比較的軽度の変形が回内外制限を起こす事と関連性があると考えられた つまり TFCC の過緊張が 橈尺骨間の正常な動きを阻害し回内外制限を起こす 2-ST-29 母指掌側外転距離の検討 平野 知恵子 泉整形外科病院整形外科 高原 政利, 丸山 真博 ばね指に対しトリアムシノロン注射を行った 126 指の成績を調査した grade 1可動時痛 2ば ね現象 3ロッキング 4自己解除不能と分けた ばね指の平均grade は注射前 2.0 注射 1 か月 後 か月後1.0 6 か月後1.2 注射の有効率は 1 か月以内91 3 か月後68 6 か月後 32 であった 1回注射で 6 か月後の成功率は 40 であり grade 2 以上では 27 と低かった 14:25 15:07 Measurement of the thumb palmar abduction Short-talk 基礎 その他② 隆, 森崎 裕 超母指掌側外転距離の基準値を設定すべく 上肢疾患にて入院加療を行った患者の非罹患肢の母指掌側外 転距離を計測した 対象は 80 名で男性 51名 女性 29 名 男性の母指掌側外転距離の平均値は mm 女性の平均値は mm であり男性で有意に長かった (p 0.001) 母指掌側外転距離を第2中手骨長 X 線像にて計測 で割った値の平均値は男性1.71 女性1.69 であり男女間で有意差はなかった (p=0.579 ) 2-ST-30 手指屈伸に伴う正中神経の変位と変形に関する検討 座長浅見 昭彦 佐賀社会保険病院整形外科 2-ST-33 植田 有紀子 関西医科大学 香里病院 整形外科 岡本 聖司 千葉大学 整形外科 橋本 健, 松浦 佑介, 鈴木 崇根, 國吉 一樹 手根管内において屈筋腱 正中神経周囲には subsynovial connective tissue (SSCT) が存在し 加齢とともに 増殖するとされており 手根管症候群では SSCT の非炎症性線維増殖に伴い手根管内圧が上昇すると考えら れている 超音波エコーを用いて 健常群での手指屈伸に伴う正中神経の変位と変形を検討した 正中神経の 動態と変形には年齢差を認め 加齢に伴う SSCT の量的および質的変化が関与している可能性が示唆された 2-ST-31 上肢慢性疼痛に対するトラマドール塩酸塩 / アセトアミノ フェン配合錠の使用経験 有用性と副作用の検討 The use of Tramadol-Acetaminophen for Chronic Upper Limb Pain-effect and side effect中野 智則 名古屋大学 手の外科 山本 美知郎, 篠原 孝明, 建部 将広, 平田 仁 上肢慢性疼痛に対しトラマドール塩酸塩/ アセトアミノフェン配合錠を投与した 31例について患者背景 有用性 副作用について検討した 患者は平均2年以上通院歴があり 疾患では変形性関節症が最も多かった 4週を超え て投与することで Hand20 と疼痛スコアの改善効果が認められ 副作用は 10例32% で発生した 副作用や効果不 十分による早期投与中止を防ぎ投与継続することで 上肢慢性疼痛に対する効果が期待できるものと考えられた 指側面からの腱鞘内注射方法と解剖学的検討 Anatomical study for mid-axial intra-tendon sheath injection technique Median Nerve Displacement and Deformation Differences between Young and Middle-Aged Healthy Volunteers During Power Grip: Ultrasonographic Study of the Carpal Tunnel 漆崎 亜弥, 児島 新, 中村 誠也 指側面から屈筋腱腱鞘内への注射手技は針刺入時痛が少ないメリットがあり我々も多用しているが 神経血管損傷のリスクがある 解剖学的位置関係を正確に把握することでより安全な手技が可能に なると考え3D CT画像とエコー画像を用いて針刺入部位の検討を行った 安全に針が通過出来 る動脈 神経 基節骨の間隙は限られており 解剖学的位置関係を正確に把握することでより正確 で安全な注射手技が可能になると考える 2-ST-34 トリアムシノロンアセトニドの腱由来細胞および腱鞘由来細 胞への影響に関する比較検討 Effects of Triamcinolone Acetonide on Human Tendon and Tendon Sheath-Derived Cells 美舩 泰 神戸大学 整形外科 国分 毅, 無藤 智之, 原田 義文, 黒坂 昌弘 尺側手根伸筋腱と A1pulley 腱鞘よりそれぞれ腱由来細胞および腱鞘由来細胞を分離し TA 投与下 に培養した群と通常培養液の群の 2 群を作成し培養を行った TA は腱細胞および腱鞘細胞に対して 同様に cell viability を低下させ cell apoptosis を増加させた これまでの報告では腱断裂の報告が 多いが 腱鞘断裂に関しても同様に合併症の1つとして十分に注意が必要であると考えられた Short-talk Short-talk 坂井 邦臣 東京大学整形外科 脊椎外科 上原 浩介, 三浦 俊樹, 大江

50 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 2-ST-35 ステロイド注射の適正な投与間隔に対する検討 2-ST-39 国分 泰, 原田 義文, 黒坂 昌弘 今井 優子 ラットアキレス腱にステロイドを投与し 力学的試験 H-E 染色 蛍光免疫染色で検討した 力学的 試験では 1週で有意な力学的強度の低下を認めた 1週における HE 染色では 組織表層への細胞 浸潤を認め 腱組織の走行乱列を認めた 蛍光免疫染色では 1週で apoptosis 細胞を認めた 3 週 でそれぞれ改善を認めた ステロイド注射による腱断裂の危険性を軽減するためには少なくとも 3 週 間以上の投与間隔が必要であることが示唆された 48 歳男性 右中指MP 関節背側の痛みに対し トリアムシノロン 20 mg による注射を 2回受けた直後 より 中指MP 関節の伸展制限が生じた Zone 5 での伸筋腱断裂と診断され1次縫合を行ったが再断 裂を生じたため 腱移行によって腱縫合を行った トリアムシノロンによる腱断裂の報告は散見され るが 屈筋腱より薄い伸筋腱ではさらに断裂する可能性が高い上 腱の脆弱により断裂していること を考慮すると1次縫合での治療は困難と思われた 2-ST-36 毅, 美舩 トリアムシノロンアセトニド注射による中指伸筋腱断裂の 1 例 Extensor Rupture Following Triamcinolone Acetonide Injection: A case Report 蔡 栄美 市立池田病院 整形外科 The examination to the proper intervals of administration of steroid injections 無藤 智之 神戸大学 整形外科 腱縫合手術後の腱自体の純粋な癒合強度を高めるための試み The Effects of Synovium Transplants on Tendon Healing In Vitro in canine model 池田 純 昭和大学 整形外科 15:10 16:10 Short-talk 腫瘍 疫学研究 その他 腱縫合部断端に留置した滑膜に腱癒合促進能力があるかどうかを雑種成犬の深指屈筋腱を用いて In Vitro に検証した 腱鞘滑膜留置群では非留置群に比べ2週間 4週間培養のいずれも有意に強度が 高く 病理学的にも特に滑膜留置4週培養群で断端周囲に線維芽細胞様の細胞を多数確認した 腱 鞘滑膜がどのような機序で縫合強度の改善に関与しているかは検討を要すが 腱断端への腱鞘滑膜 移植処置が癒合強度を促進する点が証明された 2-ST-37 細胞シート輸送をめざした保存条件の検討 座長金谷 貴子 神戸労災病院整形外科 2-ST-40 preservation of cell sheet for transport 赤羽 Clinical results of upper limb benign bone tumor treated with beta TCP A comparison between Osferion and SuperPore 学 奈良県立医科大学 健康政策医学 清水 隆晶, 面川 庄平, 今村 知明, 田中 康仁 ラット間葉系幹細胞から作製した細胞シートを 時間 37 で保存した後 人工骨と組み合 わせて皮下移植を行い その骨形成能を新鮮シートと比較した 4 週後の組織像は全群で良好な骨形 成が認められ オシテオカルシン mrna 発現に有意差は認めなかった 以上のことから 細胞培養 センター CPC で培養した細胞シートを培養液とともに密閉チューブに入れて保存 輸送し 硬組織 再生に応用できる可能性が示唆された 2-ST-38 変 形 性 手 関 節 症 に 対 す る 部 分 手 関 節 固 定 術 4-corner arthrodesis の治療経験 The experiences of 4-corner arthrodesis for osteoarthritis of the wrist 木村 浩明 土浦協同病院 整形外科 白坂 律郎, 若杉 琢磨, 石突 正文 変形性手関節症に対して 部分手関節固定 4 -corner arthrodesis を行った症例の検討を行った 画 像上 偽関節が危惧される症例があったが臨床上問題となることはなかった 内固定材の進歩によ り偽関節の問題は減少していくと考えられる 全例で可動域の低下を認めたが十分な除痛効果が得 られ原職復帰も可能で患者満足度は高かった β -TCP を用いた上肢の良性骨腫瘍の治療成績 オスフェリオン とスーパーポア の比較研究 瀬戸 信一朗 山口大学 整形外科 村松 慶一, 橋本 貴弘, 富永 康彦, 田口 敏彦 近年発売されたβ-TCP であるスーパーポア は動物実験では良好な成績が報告されているが 臨床 使用例はまだ報告されていない オスフェリオン とスーパーポア を上肢良性骨腫瘍 20 例の治療 に用い 成績を比較した 合併症は認めず 共に良好な臨床成績を得ることができ 検討項目に有意 差を認めなかった 2-ST-41 腕神経叢から上肢に生じた神経鞘腫の術前診断及び術後合併症 Pre-operative diagnosis for Schwannoma in brachial plexus and upper extremities 関 康弘 亀田総合病院 整形外科 星野 優子, 黒田 浩司 神経鞘腫の術前診断における有用な所見を検討し 術前後の神経症状を比較する 腕神経叢 上 肢の神経鞘腫 9 例を対象とした 大きさは平均 22.9 mm で Tinel 様徴候は 7 例に認め MRI にて target sign は 5 例 被膜は 8 例 神経との連続は 7 例に認めた 術後 2 例が新たに神経症状を生じ 4 例は神経症状が改善した 3 例は術前後共に神経症状は認めなかった Tinel 様徴候と MRI 特に被 膜の存在と神経との連続性の有無 は診断上で有用であった Short-talk Short-talk 稲垣 克記, Zhao Chunfeng, An Kai-Nan, Amadio Peter C.

51 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 2-ST-42 腫瘍切除後の爪床欠損に対する人工真皮と bfgf 製剤の応用 2-ST-46 川崎 雅人 宝塚市立病院 形成外科 黒川 正人, 日下 淳子, 桂 良輔, 長谷川 弘毅 腫瘍切除後に爪床欠損を生じた症例に対して人工真皮と bfgf 製剤を用いた治療 2-ST-43 青壮年の手の外傷に関する疫学的研究 阿達 啓介 三豊総合病院 整形外科 2 % 塩酸メピバカイ 10 ml と 0.75 % ロピバカイン塩酸塩水和物10 ml を混合し施注した腕神経叢ブ ロック時の指血流状態をレーザー血流計を用い評価した 組織血流量 血流速度ともに施注後 5 分 後には増加しはじめ 60 分から 120 分でピークを迎えそれぞれ 施行前の最大 248 % 233 % にまで 増加しその効果は概ね 12 時間を超え持続した 上肢微小血管外科の術後管理で有効な循環改善の 一手段となる可能性がある 2-ST-47 Epidemiologic study of the hand injuries among young and middle-aged patients 人 1,444 部位の診断名 損傷部位 受傷原因 受傷時の行動について検討した 診断名は捻挫が最も多く 打撲 挫傷 骨折が続いた スポーツ 特にコンタクトスポーツ時の受傷が大多数を占めた 母指の捻挫 環 小指の骨折 手部の打撲 挫傷 手関節の捻挫など部位別に外傷の種類の特徴が認められた 2-ST-44 労働災害による手の外傷例の検討 鈴木 崇根, 村上 賢一, 松浦 佑介, 橋本 健 Undifferentiated Arthritis 以下UA; 診断未確定関節炎 は関節リウマチの診断基準を満たさない関節炎の総称で あるが 手外科の日常診療において上肢に限局する UA に遭遇することは少なくない 当科ではそのような症例に 対しては経過観察を基本とするが関節リウマチ以外の疾患が除外され 症状が強く薬物治療への希望が強い患者 に対して DMARD もしくは Bio 製剤による薬物療法を行ってきた 本研究ではその治療成績を調査 検討する 2-ST-48 The investigation of the hand trauma by the work-related injuries in our hospital 平澤 英幸 東京労災病院 整形外科 山中 誠, 益本 真太郎, 武光 真志, 楠瀬 浩一 当院における労働災害による手の外傷例について調査 検討を行った 年から 2011年までの 2 年間に当院を受診した労働災害による手の外傷例 277 例を対象とした. 受傷年齢は 30 代男性が, 月 別発生件数は 9 月が最も多かった. 曜日別では木曜日, 時間別では 11時台が最も多かった. 発生に月 や曜日, 時間帯の偏りを認めた原因は, 疲労の蓄積度合い, 集中力低下等の影響が考えられ, これら結 果を現場へ還元し労働災害防止策の一助となることを望む. 2-ST-45 MRI 拡散強調画像による下肢主要末梢神経の描出 Visualization of peripheral nerves in the lower extremity using diffusion weighted MRI 冲永 修二 東京逓信病院 整形外科 伊藤 祥三 MRI 拡散強調の一種である DWIBS 法によって 健常者 5 名を対象に下肢の主要な絞扼点における 末梢神経の描出を試みた 大腿 坐骨 総腓骨 脛骨神経は全肢で 腓骨頭部 足根管部での分枝も 個体差はあるものの描出可能であった これまでの上肢での結果と合わせて 本法は全身の主要末 梢神経の三次元画像化を可能にし 末梢神経疾患の新しい画像診断法となる可能性がある 正中神経剥離後に対する橈骨動脈穿通枝脂肪弁の有用性 Radial artery perforator adiposal flap for the treatment of recurrent adhesion neuropathy of the median nerve 上村 卓也 大阪市立大学 整形外科 高松 聖仁, 岡田 充弘, 池田 幹則, 中村 博亮 癒着瘢痕による正中神経障害に対する神経剥離の再手術の成績は芳しくない 正中神経に対する手 術を過去に受け 我々が神経剥離の再手術を行った症例に対して 再癒着防止を目的として神経剥離 後に露出した正中神経を橈骨動脈穿通枝脂肪弁で被覆した 橈骨動脈穿通枝脂肪弁は正中神経を被 覆するのに十分なサイズで 術後手関節の Tinel サインは改善 その臨床成績は良好で神経剥離後の 再癒着防止に有用な方法となりうる 2-ST-49 腱鞘巨細胞腫と鑑別が必要だった軟部腫瘤の検討 Soft tissue tumors of the hand of which pre-operative diagnosis was giant cell tumor of the tendon sheath 池田 和夫 金沢医療センター 整形外科 納村 直希, 多田 薫 術前に手指発生の腱鞘巨細胞腫と考え展開したが 異なる診断であった 5 例を報告する 腱鞘巨細胞 腫を疑って手術を行った症例は 30 例あり そのうち 5 例 16 が他の診断であった その診断は 線 維腫 良性線維性組織球腫 リウマチ結節 神経鞘腫 類上皮嚢腫であった MRI 所見は腱に接した 腫瘤で T1 T2 ともに低信号から中信号で内容は不均一であった 手術用顕微鏡を準備していれば 対応可能だった Short-talk Short-talk 有野 浩司, 山元 浩治, 伊藤 雄也, 根本 孝一 上肢に限局する Undifferentiated Arthritis に対する薬 物療法の小経験 Medication therapy for undifferentiated arthritis limited in the upper extremity 國吉 一樹 千葉大学 整形外科 尼子 雅敏 防衛医科大学校 整形外科 青壮年の手 手関節周囲の外傷の発生の実態を明らかにするために 自衛隊員の手の外傷患者のべ 1,340 腕神経叢ブロック時の指尖部血流 Effect of Axillary Brachial Plexus Blockade on Finger Pulp Circulation Application of artificial dermis and bfgf preparation for the nail bed defects after tumor resection

52 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 16:10 16:46 2-ST-53 Short-talk 舟状骨偽関節による示指屈筋腱皮下断裂の 1 例 Subcutaneous rupture of the flexor indicis tendon with scaphoid non union 希少症例① 松山 嘉彦 三島社会保険病院 整形外科 若林 良明 座長飯田 博幸 医療法人幸仁会飯田病院 2-ST-50 非典型的な Type VI 母指多指症の治療経験 舟状骨偽関節は ZoneIV における手指屈筋腱皮下断裂の主な原因のひとつである 諸家による報告 がみられるが そのほとんどは長母指屈筋腱断裂の報告であり その他のものは稀である 今回我々 は舟状骨偽関節によって示指屈筋腱 FDP および FDS と中指FDS が皮下断裂した症例を経験した ため これを報告する 2-ST-54 月状骨背側関節包剥離の4症例の検討 Avulsion of the dorsal capsule from the lunate; A report of 4 cases Atypical Thumb Polydactyly in Type VI: A Case Report 阿部 耕治 慶應義塾大学 整形外科 大井 宏之 聖隷浜松病院 手の外科 マイクロサージャリーセンター 中村 俊康, 岩本 卓士, 佐藤 和毅, 戸山 芳昭 Type VI と考えられる母指多指症のなかでも非典型的な例の治療を経験した 男児で右母指は尺側 母指の中手骨と基節骨が極度の低形成で浮遊型となっていた 橈側拇指は CM 関節を有し 中手骨 と基節骨が存在するが末梢は欠損し低形成を認めた 尺側母指を橈側母指上に神経血管柄付きで移 行した その後骨接合部が偽関節となり 骨移植術を行った 母指の対立は可能で 書字 その他の 物の把持も可能など比較的良好な機能が得られた 月状骨背側関節包の剥離によると思われる手関節背側部痛の 4 症例を経験したので報告する 全症 例で中央手根関節鏡視にて月状骨からの関節包の剥離が確認され 剥離部の shaving と手根骨間の 一時的な固定 もしくは月状骨への関節包の suture anchor を用いた縫着により良好な成績が得られ た 月状骨背側関節包の剥離は 今まで原因不明として第 4 コンパートメント症候群に含まれていた 手関節背側部痛の原因の 1 つである可能性がある 2-ST-51 平山病による麻痺手に対する機能再建の1例 Surgical Reconstruction for Paralytic Hand due to Hirayama's Disease 酒井 典子 新生病院 整形外科 橋爪 長三, 北側 恵史 平山病は筋萎縮が1側上肢の遠位筋に限局し 数年で進行が停止する若年性疾患である 今回平山 病による麻痺手に対し 機能再建術を施行した 17歳男性 15歳時に右手の巧緻運動障害を認め 平山病と診断 鉤爪変形 母指の屈曲変形を認め この症例に対し 腕橈骨筋の長母指伸筋腱への移 行術 Brand 法による長橈側手根伸筋を用いた腱移植術を施行 平山病は麻痺の進行が停止するの を待ち 機能再建術を行うことが意義がある 2-ST-52 手に発生した Buruli 潰瘍の1例 A Case Report of Buruli Ulcer in the Hand 上羽 宏明 近江草津徳州会病院 整形外科 児玉 成人, 竹村 宣記, 佐々木 英幸, 松末 吉隆 Buruli 潰瘍の1例を経験した 手背の大きな皮膚潰瘍に加えて伸筋腱の断裂を生じたため 抗生剤 の多剤併用療法に加え 腱移行術と radial forearm flap 手術を行い 術後経過は良好である Buruli 潰瘍は本邦では稀な感染症であるが 四肢の発症が多く また骨髄炎や腱断裂 広範囲組織欠損を 来すことも稀ではないため 手外科的治療を要することも多い疾患である 2-ST-55 小児手部コンパートメント症候群の 1 例 Compartment Syndrome of the Hand in a Child 蒲生 和重 星ヶ丘厚生年金病院整形外科 上杉 彩子, 栗山 幸治, 河井 秀夫, 濱田 雅之 9 歳男児 注意欠陥 多動性障害を合併 学校の正門の鉄製扉で右手を挟まれ受傷 第 2中手骨骨 折と小菱形骨骨折を認めた 本人はぐったりしており訴えはほとんど無かったが 手の腫脹が激しく 背側骨間筋の区画内圧はいずれも高値であったため 減張切開を行った コンパートメント症候群は 診断が遅れると不可逆性の機能障害に至るため早期診断が必要である 特に小児の場合 症状をはっ きり訴えられないこともあり注意を要する Short-talk Short-talk 神田 俊浩, 向田 雅司, 石崎 力久, 束野 寛人

53 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 Room Short-talk 4 月 19 日 金 Short-talk 会場 16:55 17:31 2-ST-59 Short-talk Room Short-talk プロピアニストに生じた特発性小指屈筋腱断裂の治療経験 Rupture of the flexor tendon of the little finger on a professional pianist: A case report 希少症例② 仲田 紀彦 がん 感染症センター 都立駒込病院 整形外科 骨軟部腫瘍科 古作 英実 座長山下 優嗣 鳥取大学 整形外科 2-ST-56 外傷性母指ボタンホール変形に対する治療経験 プロピアニストに生じた特発性小指屈筋腱断裂 陳旧例を経験し 腱移植により機能再建を行った 有鉤骨鉤は 骨棘を形成していた先端のみ切除した 深指屈筋腱の両断端を新鮮化したのち 長掌筋腱を 2 枚重ねに補強し編 み込み縫合した 術後1年で 小指の手関節中間位での運動は左右差を認めないが 尺屈位での外転が健側と比 較し 10度不足した ピアニストのように幅広い外転機能を要する場合は縫合時の腱の緊張に注意が必要である 2-ST-60 Two Cases of Martin-Gruber anastomosis and a Study about its Frequency Treatment of Traumatic Boutonniere Deformity of the Thumb 矢野 浩明, 村上 恵美, 中村 志保子, 帖佐 悦男 母指の外傷性ボタンホール変形は比較的稀な外傷で 関節リウマチに伴うボタンホール変形とは異な る機序で発生する 当科において手術療法が有効であった外傷性ボタンホール変形の2症例を報告 する 2-ST-57 稀な母指MP関節掌側亜脱臼の治療経験 中村 吉晴 市立堺病院 整形外科 稀な疾患である母指MP 関節掌側亜脱臼を 3 例経験した 受傷機転と損傷形態は転倒時に母指MP 関節が過屈曲 橈屈が強制された肢位で基節骨を背側から打撲し背側 尺側の MP 関節周囲の軟部組 織損傷が起こり関節内に嵌頓し基節骨は掌側に亜脱臼すると推察された 観血的に損傷組織を修復 し加療した 陳旧例は術前の屈曲拘縮が強いため治療成績が悪く 早期診断が肝要であると思われた 痛風結節による手根管症候群および手指の運動障害が生じた 1例 Carpal Tunnel Syndrome and Dysfunction of Finger Movement Caused by Gouty Tophi 古 顕宗 会津中央病院 原 孝, サッキャ イソラマン, 高須 筋野 隆, 中川 種史 Martin-Gruber 吻合の 2 症例を経験し この変異の頻度を調査した 症例は 交通事故により尺骨神 経を断裂した女性と尺骨神経の神経管内ガングリオンの男性である 神経伝導速度検査にて この 吻合が確認された この経験をもとに 計 73 例において この吻合の頻度を調査した 73 例中 9 例 12.3 % に Martin-Gruber 吻合を認めた 神経障害の診療において これらの変異を常に念頭に置 くことが重要である 2-ST-61 Clinical Results of Surgical Treatment for Rare Cases of Volar Subluxion of the first Metacarpophalangeal Joints 2-ST-58 川野 健一 せんぽ東京高輪病院 整形外科 誠, 富田 祥輝 私たちは稀な痛風結節による手根管症候群および指の運動障害生じた 1 例を経験した 症例は 20 年 前より痛風の診断を受けていたが 治療はしていなかった 手術時所見では手関節から手根管にか けて痛風結節が見られ また FDS,FDP 腱実質に沈着し肥大化し神経を圧迫と同時に運動障害を生 じた これら結節の摘出により症状の改善がえられた シスチン尿症に対するチオプロニン大量療法中に発生した手 指 MP 関節伸展拘縮の 1 例 A New Case of MP Joint Contracture Induced Tiopronin in Cystinuria 高田 逸朗 川崎医科大学 整形外科 長谷川 徹 シスチン尿症に対するチオプロニン大量療法中に発生した手指MP 関節伸展拘縮の 1 例を経験した 十分な保存療法を行ったにもかかわらず自動屈曲10 しか獲得できなかった後に観血的関節受動術 を行い自動屈曲 60 自動伸展 0 TAM80 と良好な成績を獲得した われわれの渉猟しえた範囲 では同様な報告はなく 非常にまれな症例と考える Short-talk Short-talk 大田 智美 宮崎大学 整形外科 Martin-Gruber 吻合の2症例と その頻度についての調査

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