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会長 日本製薬団体連合会会長 日本一般用医薬品連合会会長 米国研究製薬 工業協会会長 欧州製薬団体連合会会長及び一般社団法人日本医薬品卸業連合 会会長あてに発出することとしているので申し添えます

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

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葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

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目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み)

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食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

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別紙様式 (Ⅱ)-1 添付ファイル用 本資料の作成日 :2016 年 10 月 12 日商品名 : ビフィズス菌 BB( ビービー ) 12 安全性評価シート 食経験の評価 1 喫食実績 ( 喫食実績が あり の場合 : 実績に基づく安全性の評価を記載 ) による食経験の評価ビフィズス菌 BB-12

スライド 1

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

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肝臓の細胞が壊れるる感染があります 肝B 型慢性肝疾患とは? B 型慢性肝疾患は B 型肝炎ウイルスの感染が原因で起こる肝臓の病気です B 型肝炎ウイルスに感染すると ウイルスは肝臓の細胞で増殖します 増殖したウイルスを排除しようと体の免疫機能が働きますが ウイルスだけを狙うことができず 感染した肝

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から (3) までの具体的な予定については添付 2 の図のとおりですので申し添 えます

多量の性器出血があったとき 装着後数ヵ月以降に月経時期以外の 発熱をともなう下腹部痛があったとき 性交時にパートナーが子宮口の除去糸に触れ 陰茎痛を訴えたとき 脱出やずれが疑われる * 症状があるとき ( 出血や下腹部の痛み 腰痛の症状が続くなど ) * ご自身で腟内の除去糸を確認して脱出の有無を確

一般用漢方製剤の添付文書等に記載する使用上の注意の一部改正について_1

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

減量・コース投与期間短縮の基準

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

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患者向医薬品ガイド

5 がん化学療法に附随する消化器症状への対応 下痢, 便秘および 重篤な消化管症状への対応 後藤歩, 小栗千里, 光永幸代, 市川靖史 小林規俊, 前田愼, 遠藤格

( 別添 ) 御意見 該当箇所 一般用医薬品のリスク区分 ( 案 ) のうち イブプロフェン ( 高用量 )(No.4) について 意見内容 <イブプロフェン ( 高用量 )> 本剤は 低用量製剤 ( 最大 400mg/ 日 ) と比べても製造販売後調査では重篤な副作用の報告等はない 一方で 今まで

Microsoft Word - 日薬連宛抗インフル薬通知(写).doc

201601

Microsoft Word - LIA RMP_概要ver2.docx

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サリドンWi 使用上の注意(PDF)

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

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Microsoft Word - sa_niflec_ doc

保健機能食品制度 特定保健用食品 には その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をすることができる 栄養機能食品 には 栄養成分の機能の表示をすることができる 食品 医薬品 健康食品 栄養機能食品 栄養成分の機能の表示ができる ( 例 ) カルシウムは骨や歯の形成に 特別用途食品 特定保健用

DRAFT#9 2011

はじめに この 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 は を服用される患者さんが 服用状況 体調の変化 検査結果の経過などを記録するための冊子です は 催奇形性があり サリドマイドの同類薬です は 胎児 ( お腹の赤ちゃん ) に障害を起こす可能性があります 生まれてくる赤ちゃんに

ベージニオ(アベマシクリブ)患者向医薬品ガイド

4 耐性ウイルス添付文書によれば, タミフルを投与した患者の1.4%( 小児では4.5 %) に耐性ウイルス, つまりタミフルが効かないウイルスが出現しています ( 1) また, 後述のように, 乳幼児の場合は18~33% と報告されています ( 4) 2 タミフルの副作用はタミフルが承認されるまで

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術後AC療法

第169・218回関東支部-9indd.indd

BD( 寛解導入 ) 皮下注療法について お薬の名前と治療のスケジュール ( 副作用の状況を考慮して 抗がん剤の影響が強く残っていると考えられる場合は 次回の治療開始を延期することがあります ) 薬の名前作用めやすの時間 1 日目

Microsoft Word - ②記者室頭紙

Microsoft Word - ジュビダームビスタ同意説明書_201602_JAP docx

審査結果 平成 26 年 1 月 6 日 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 7

Microsoft Word エリンダシン使注意.doc

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

健康な生活を送るために(高校生用)第2章 喫煙、飲酒と健康 その2

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ヒューマリン(インスリン ヒト)患者向医薬品ガイド(R注バイアル)

目次 Ⅰ 調剤等に関する事項 1 処方せん 1 2 調剤等 2 3 処方せん 調剤録の保存 3 Ⅱ 調剤技術料に関する事項 1 調剤料 3 2 調剤料又は調剤技術料に係る加算 3 Ⅲ 薬学管理料に関する事項 1 薬剤服用歴管理指導料 3 Ⅳ 薬剤料等の請求 1 薬剤料 5 Ⅴ 事務的事項 1 届出事

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放射線併用全身化学療法 (GC+RT 療法 ) 様の予定表 No.1 月日 経過 達成目標 治療 ( 点滴 内服 ) 検査 処置 活動 安静度 リハビリ 食事 栄養指導 清潔 排泄 / 入院当日 ~ 治療前日 化学療法について理解でき 精神的に安定した状態で治療が

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

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D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

AC 療法について ( アドリアシン + エンドキサン ) おと治療のスケジュール ( 副作用の状況を考慮して 抗がん剤の影響が強く残っていると考えられる場合は 次回の治療開始を延期することがあります ) 作用めやすの時間 イメンドカプセル アロキシ注 1 日目は 抗がん剤の投与開始 60~90 分

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スライド 1

2 抗インフルエンザウイルス薬と異常行動の議論と今後の予定 平成 21 年に取りまとめられた報告書以降の知見を改めて報告書にまとめ 以下の議論がなされた 平成 21 年以降の非臨床研究及び 10 年に及ぶ疫学研究の科学的な知見を総括し 以下の事実から タミフル服用のみに異常行動と明確な因果関係がある

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Microsoft Word _ソリリス点滴静注300mg 同意説明文書 aHUS-ICF-1712.docx

サーバリックス の効果について 1 サーバリックス の接種対象者は 10 歳以上の女性です 2 サーバリックス は 臨床試験により 15~25 歳の女性に対する HPV 16 型と 18 型の感染や 前がん病変の発症を予防する効果が確認されています 10~15 歳の女児および

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

ポプスカイン0.75% 注シリンジ 75mg /10 院 Popscaine 75mg /10 院 / 筒 丸石 薬価 円 / 筒 効 硬膜外麻酔 用 ( 注 )1 回 150mg ( 本剤として20 院 ) までを硬膜外腔に投与 禁 大量出血やショック状態, 注射部位またはその周辺に

乳がん術後連携パス

プラザキサ服用上の注意 1. プラザキサは 1 日 2 回内服を守る 自分の判断で服用を中止し ないこと 2. 飲み忘れた場合は 同日中に出来るだけ早く1 回量を服用する 次の服用までに 6 時間以上あけること 3. 服用し忘れた場合でも 2 回量を一度に服用しないこと 4. 鼻血 歯肉出血 皮下出

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特

次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を告げてください 低カルシウム血症の人または低カルシウム血症をおこす可能性のある人 腎臓に重い障害がある人 肺に転移がある骨巨細胞腫の人 この薬には骨粗鬆症の薬であるプラリア皮下注 60mg シリンジと同じ成分のデノスマブが含

相互作用DB


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抗がん剤を受けられる皆様へ

一般用漢方製剤の添付文書等に記載する使用上の注意の一部改正について_3

1 競技スポーツをする人が注意すべきことは? ドーピング防止規則違反になるもので 最も一般的な例は 体内からアンチ ドーピングに関するルールで禁止された物質が検出されるケースです この規則に従えば ドーピングを意図して医薬品を使用したわけではなくても 禁止されている物質がアスリートの体内から検出され

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開

患者向医薬品ガイド

アトピー性皮膚炎の治療目標 アトピー性皮膚炎の治療では 以下のような状態になることを目指します 1 症状がない状態 あるいはあっても日常生活に支障がなく 薬物療法もあまり必要としない状態 2 軽い症状はあっても 急に悪化することはなく 悪化してもそれが続かない状態 2 3

骨粗しょう症調査

この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にインチュニブ錠に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 妊

健康食品 の安全性確保に関する取組 国民の健康に対する関心の高まり等を背景として これまで一般に飲食に供されることのなかったものや 特殊な形態のもの等 様々な食品が 健康食品 として流通する中で 安全性の高い製品が供給されるためには 以下のような幅広い取組が必要 製造段階における具体的な方策 1 原

た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている

医療用医薬品の有効成分の一般用医薬品への転用に係る候補成分

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婦人科63巻6号/FUJ07‐01(報告)       M

(未定稿)

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審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

患者向医薬品ガイド

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ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 特定使用成績調査

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34 ビタミン主薬製剤 1 ビタミン A 主薬製剤 使用上の注意と記載条件 1. 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談することあ医師の治療を受けている人 い妊娠 3 ヵ月以内の妊婦, 妊娠していると思われる人又は妊娠を希望する人 ( 妊娠 3 ヵ月前から妊娠 3 ヵ月までの間にビタミン A を 1 日 10,000 国際単位以上摂取した妊婦から生まれた児に先天異常の割合が上昇したとの報告がある ) う 1 歳未満の乳児 1 歳未満の用法がある場合に記載 2. 次の場合は, 直ちに服用を中止し, この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること あ服用後, 次の症状があらわれた場合 関係部位皮ふ消化器 かゆみ悪心 嘔吐 症状 あ治療を受けている人は, 医師から何らかの薬剤の投与又は処置を受けており, 素人判断で他の薬剤を服用することは, 同種薬剤の重複投与や相互作用等を引き起こすおそれがある い 1995 年米国において,2 万人以上の妊婦を対象とする疫学調査により, 妊娠 3 ヵ月前から妊娠 3 ヵ月までの間に栄養補助剤からビタミン A を 1 日 10,000 国際単位以上継続的に摂取した妊婦から生まれた児に神経堤に由来する組織に先天異常 ( 口裂, 耳 鼻の異常ほか ) の発生増加 (5,000 国際単位以下摂取群に対し 4.8 倍 ) が認められたとする研究結果が発表された この結果を受けて, 日本では, 妊娠 3 ヵ月以内の妊婦, 妊娠していると思われる人又は妊娠を希望する人に対するビタミン A の過剰摂取について注意を喚起した う特に乳児の場合は, 脂溶性ビタミンによる過剰症があらわれやすいので注意が必要である あ配合されている成分により, あらわれることが予測される副作用症状を記載している このような症状があらわれた場合は, 症状の増悪, 重篤な症状への移行を未然に防ぐため, 服用を中止し, 医療機関の受診をすすめることが大切である なお, 服用している薬剤の成分等を専門家に知らせるため, 添付文書等の持参を記載している

使用上の注意と記載条件 い 1 ヵ月位服用しても症状がよくならない場合 い本剤は, 比較的作用が穏やかで, ある程度長期間服用することによって, 本来の効果が得られる性質の薬剤である また, 効果のあらわれ方は, 症状や服用する人の体質 体の状態等により異なるので, これらも考慮して服用期間を 1 ヵ月位 とした 効果がみられないのに漫然と長期間服用することは好ましくないこと, また, 効果がみられないのは他に原因があることも考えられるので, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある 用法及び用量に関連する注意 あ小児に服用させる場合には, 保護者の指導監督のもとに服用させること 小児の用法及び用量がある場合に記載 い小児の用法がある場合, 剤形により, 次に該当する場合には, そのいずれかを記載 ア 3 歳以上の幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 5 歳未満の幼児の用法がある錠剤 ( 発泡錠を除く ) 丸剤 軟カプセル剤の場合に記載 イ乳幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 3 歳未満の乳幼児の用法があるチュアブル錠又はゼリー状ドロップ剤の場合に記載 う必ずかんで服用すること ゼリー状ドロップ剤の場合に記載 え内服にのみ使用すること アンプル剤の場合に記載 うかんで服用することにより効果を発揮させるように製剤設計されているためである え定められた投与経路, 適用部位以外への使用は, 思わぬ副作用を引き起こすおそれがあるので, その医薬品にあった使用方法を守る必要がある

2 ビタミン D 主薬製剤 使用上の注意と記載条件 1. 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談することあ医師の治療を受けている人 い 1 歳未満の乳児 1 歳未満の用法がある場合に記載 2. 次の場合は, 直ちに服用を中止し, この文書を持って医師又は薬剤師に相談することあ服用後, 次の症状があらわれた場合 関係部位消化器 悪心 嘔吐 症状 い 1 ヵ月位服用しても症状がよくならない場合 3. 次の症状があらわれることがあるので, このような症状の継続又は増強が見られた場合には, 服用を中止し, 医師又は薬剤師に相談すること下痢 あ治療を受けている人は, 医師から何らかの薬剤の投与又は処置を受けており, 素人判断で他の薬剤を服用することは, 同種薬剤の重複投与や相互作用等を引き起こすおそれがある い特に乳児の場合は, 脂溶性ビタミンによる過剰症があらわれやすいので注意が必要である あ配合されている成分により, あらわれることが予測される副作用症状を記載している このような症状があらわれた場合は, 症状の増悪, 重篤な症状への移行を未然に防ぐため, 服用を中止し, 医療機関の受診をすすめることが大切である なお, 服用している薬剤の成分等を専門家に知らせるため, 添付文書等の持参を記載している い本剤は, 比較的作用が穏やかで, ある程度長期間服用することによって, 本来の効果が得られる性質の薬剤である また, 効果のあらわれ方は, 症状や服用する人の体質 体の状態等により異なるので, これらも考慮して服用期間を 1 ヵ月位 とした 効果がみられないのに漫然と長期間服用することは好ましくないこと, また, 効果がみられないのは他に原因があることも考えられるので, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある 3. 一過性の軽い副作用については, 直ちに服用を中止する必要はないが, 症状の継続又は増強がみられた場合には, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある

使用上の注意と記載条件 用法及び用量に関連する注意 あ小児に服用させる場合には, 保護者の指導監督のもとに服用させること 小児の用法及び用量がある場合に記載 い小児の用法がある場合, 剤形により, 次に該当する場合には, そのいずれかを記載 ア 3 歳以上の幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 5 歳未満の幼児の用法がある錠剤 ( 発泡錠を除く ) 丸剤 軟カプセル剤の場合に記載 イ乳幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 3 歳未満の乳幼児の用法があるチュアブル錠又はゼリー状ドロップ剤の場合に記載 う必ずかんで服用すること ゼリー状ドロップ剤の場合に記載 え内服にのみ使用すること アンプル剤の場合に記載 うかんで服用することにより効果を発揮させるように製剤設計されているためである え定められた投与経路, 適用部位以外への使用は, 思わぬ副作用を引き起こすおそれがあるので, その医薬品にあった使用方法を守る必要がある

3 ビタミン E 主薬製剤 使用上の注意と記載条件 1. 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談することあ医師の治療を受けている人 2. 次の場合は, 直ちに服用を中止し, この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること あ服用後, 次の症状があらわれた場合 関係部位皮ふ消化器 症状発疹 発赤, かゆみ胃部不快感 い 1 ヵ月位服用しても症状がよくならない場合 3. 生理が予定より早くきたり, 経血量がやや多くなったりすることがある 出血が長く続く場合は, 医師又は薬剤師に相談すること 4. 次の症状があらわれることがあるので, このような症状の継続又は増強が見られた場合には, 服用を中止し, 医師又は薬剤師に相談すること便秘, 下痢 あ治療を受けている人は, 医師から何らかの薬剤の投与又は処置を受けており, 素人判断で他の薬剤を服用することは, 同種薬剤の重複投与や相互作用等を引き起こすおそれがある あ配合されている成分により, あらわれることが予測される副作用症状を記載している このような症状があらわれた場合は, 症状の増悪, 重篤な症状への移行を未然に防ぐため, 服用を中止し, 医療機関の受診をすすめることが大切である なお, 服用している薬剤の成分等を専門家に知らせるため, 添付文書等の持参を記載している い本剤は, 比較的作用が穏やかで, ある程度長期間服用することによって, 本来の効果が得られる性質の薬剤である また, 効果のあらわれ方は, 症状や服用する人の体質 体の状態等により異なるので, これらも考慮して服用期間を 1 ヵ月位 とした 効果がみられないのに漫然と長期間服用することは好ましくないこと, また, 効果がみられないのは他に原因があることも考えられるので, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある 3. 本剤の配合成分であるビタミン E は, 下垂体や副腎系に作用してホルモンの分泌を調節する作用が知られている この作用のあらわれとして, ときに生理が早くきたり, 経血量が多くなったりすることがある また, 更年期の女性では一度閉経したあとでも, 卵巣の機能が完全に停止していない場合にはビタミン E の服用により, 再び生理が始まるケースもある これらの現象は病的なものではなく, 内分泌のバランス調整による一時的なもので, 本剤の服用を続けても差し支えない しかし, 出血が長く続く場合は, 他の原因による性器出血も考えられるので, 専門家に相談しその指示を受ける必要がある 4. 一過性の軽い副作用については, 直ちに服用を中止する必要はないが, 症状の継続又は増強がみられた場合には, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある

使用上の注意と記載条件 用法及び用量に関連する注意 あ小児に服用させる場合には, 保護者の指導監督のもとに服用させること 小児の用法及び用量がある場合に記載 い小児の用法がある場合, 剤形により, 次に該当する場合には, そのいずれかを記載 ア 3 歳以上の幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 5 歳未満の幼児の用法がある錠剤 ( 発泡錠を除く ) 丸剤 軟カプセル剤の場合に記載 イ乳幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 3 歳未満の乳幼児の用法があるチュアブル錠又はゼリー状ドロップ剤の場合に記載 う必ずかんで服用すること え内服にのみ使用すること ゼリー状ドロップ剤の場合に記載 アンプル剤の場合に記載 うかんで服用することにより効果を発揮させるように製剤設計されているためである え定められた投与経路, 適用部位以外への使用は, 思わぬ副作用を引き起こすおそれがあるので, その医薬品にあった使用方法を守る必要がある

4 ビタミン B1 主薬製剤 使用上の注意と記載条件 1. 次の場合は, 直ちに服用を中止し, この文書を持って医師又は薬剤師に相談することあ服用後, 次の症状があらわれた場合 関係部位 症状 皮ふ ア発疹 消化器悪心 嘔吐イ, 口内炎 載 アは, シコチアミンを含有する製剤に記 イは, チアミンの塩類並びにチアミンジスルフィ ウ あ配合されている成分により, あらわれることが予測される副作用症状を記載している このような症状があらわれた場合は, 症状の増悪, 重篤な症状への移行を未然に防ぐため, 服用を中止し, 医療機関の受診をすすめることが大切である なお, 服用している薬剤の成分等を専門家に知らせるため, 添付文書等の持参を記載している ド及びその塩類を除くビタミン B1 を含有する製 剤に記載 ウは, フルスルチアミン及びその塩類を含有する 製剤に記載 い 1 ヵ月位服用しても症状がよくならない場合 2. 次の症状があらわれることがあるので, このような症状の継続又は増強が見られた場合には, 服用を中止し, 医師又は薬剤師に相談すること軟便, 下痢 チアミンの塩類並びにチアミンジスルフィド及びその塩類を除くビタミン B1 を含有す る製剤に記載 い本剤は, 比較的作用が穏やかで, ある程度長期間服用することによって, 本来の効果が得られる性質の薬剤である また, 効果のあらわれ方は, 症状や服用する人の体質 体の状態等により異なるので, これらも考慮して服用期間を 1 ヵ月位 とした 効果がみられないのに漫然と長期間服用することは好ましくないこと, また, 効果がみられないのは他に原因があることも考えられるので, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある 2. 一過性の軽い副作用については, 直ちに服用を中止する必要はないが, 症状の継続又は増強がみられた場合には, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある

使用上の注意と記載条件 用法及び用量に関連する注意 あ小児に服用させる場合には, 保護者の指導監督のもとに服用させること 小児の用法及び用量がある場合に記載 い小児の用法がある場合, 剤形により, 次に該当する場合には, そのいずれかを記載 ア 3 歳以上の幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 5 歳未満の幼児の用法がある錠剤 ( 発泡錠を除く ) 丸剤 軟カプセル剤の場合に記載 イ乳幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 3 歳未満の乳幼児の用法があるチュアブル錠又はゼリー状ドロップ剤の場合に記載 う必ずかんで服用すること ゼリー状ドロップ剤の場合に記載 え内服にのみ使用すること アンプル剤の場合に記載 うかんで服用することにより効果を発揮させるように製剤設計されているためである え定められた投与経路, 適用部位以外への使用は, 思わぬ副作用を引き起こすおそれがあるので, その医薬品にあった使用方法を守る必要がある

5 ビタミン B2 主薬製剤 使用上の注意と記載条件 1. 次の場合は, 直ちに服用を中止し, この文書を持って医師又は薬剤師に相談することあ服用後, 次の症状があらわれた場合 関係部位 消化器 載 症状胃部不快感, 胃部膨満感, 食欲不振, 悪心 嘔吐 酪酸リボフラビンを含有する製剤に記 い 1 ヵ月位服用しても症状がよくならない場合 2. 次の症状があらわれることがあるので, このような症状の継続又は増強が見られた場合には, 服用を中止し, 医師又は薬剤師に相談すること下痢 載 酪酸リボフラビンを含有する製剤に記 あ配合されている成分により, あらわれることが予測される副作用症状を記載している このような症状があらわれた場合は, 症状の増悪, 重篤な症状への移行を未然に防ぐため, 服用を中止し, 医療機関の受診をすすめることが大切である なお, 服用している薬剤の成分等を専門家に知らせるため, 添付文書等の持参を記載している い本剤は, 比較的作用が穏やかで, ある程度長期間服用することによって, 本来の効果が得られる性質の薬剤である また, 効果のあらわれ方は, 症状や服用する人の体質 体の状態等により異なるので, これらも考慮して服用期間を 1 ヵ月位 とした 効果がみられないのに漫然と長期間服用することは好ましくないこと, また, 効果がみられないのは他に原因があることも考えられるので, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある 2. 一過性の軽い副作用については, 直ちに服用を中止する必要はないが, 症状の継続又は増強がみられた場合には, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある

使用上の注意と記載条件 用法及び用量に関連する注意 あ小児に服用させる場合には, 保護者の指導監督のもとに服用させること 小児の用法及び用量がある場合に記載 い小児の用法がある場合, 剤形により, 次に該当する場合には, そのいずれかを記載 ア 3 歳以上の幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 5 歳未満の幼児の用法がある錠剤 ( 発泡錠を除く ) 丸剤 軟カプセル剤の場合に記載 イ乳幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 3 歳未満の乳幼児の用法があるチュアブル錠又はゼリー状ドロップ剤の場合に記載 う必ずかんで服用すること ゼリー状ドロップ剤の場合に記載 え内服にのみ使用すること アンプル剤の場合に記載 うかんで服用することにより効果を発揮させるように製剤設計されているためである え定められた投与経路, 適用部位以外への使用は, 思わぬ副作用を引き起こすおそれがあるので, その医薬品にあった使用方法を守る必要がある

6 ビタミン B 6 主薬製剤 使用上の注意と記載条件 次の場合は, 直ちに服用を中止し, この文書を持って医師又は薬剤師に相談することあ服用後, 次の症状があらわれた場合 関係部位 消化器 記載 症状悪心 嘔吐, 食欲不振, 腹部膨満感 リン酸ピリドキサールを含有する製剤に い 1 ヵ月位服用しても症状がよくならない場合 あ配合されている成分により, あらわれることが予測される副作用症状を記載している このような症状があらわれた場合は, 症状の増悪, 重篤な症状への移行を未然に防ぐため, 服用を中止し, 医療機関の受診をすすめることが大切である なお, 服用している薬剤の成分等を専門家に知らせるため, 添付文書等の持参を記載している い本剤は, 比較的作用が穏やかで, ある程度長期間服用することによって, 本来の効果が得られる性質の薬剤である また, 効果のあらわれ方は, 症状や服用する人の体質 体の状態等により異なるので, これらも考慮して服用期間を 1 ヵ月位 とした 効果がみられないのに漫然と長期間服用することは好ましくないこと, また, 効果がみられないのは他に原因があることも考えられるので, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある 用法及び用量に関連する注意 あ小児に服用させる場合には, 保護者の指導監督のもとに服用させること 小児の用法及び用量がある場合に記載 い小児の用法がある場合, 剤形により, 次に該当する場合には, そのいずれかを記載 ア 3 歳以上の幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 5 歳未満の幼児の用法がある錠剤 ( 発泡錠を除く ) 丸剤 軟カプセル剤の場合に記載 イ乳幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 3 歳未満の乳幼児の用法があるチュアブル錠又はゼリー状ドロップ剤の場合に記載 う必ずかんで服用すること ゼリー状ドロップ剤の場合に記載 うかんで服用することにより効果を発揮させるように製剤設計されているためである

使用上の注意と記載条件 え内服にのみ使用すること アンプル剤の場合に記載 え定められた投与経路, 適用部位以外への使用は, 思わぬ副作用を引き起こすおそれがあるので, その医薬品にあった使用方法を守る必要がある

7 ビタミン C 主薬製剤 使用上の注意と記載条件 1. 次の場合は, 直ちに服用を中止し, この文書を持って医師又は薬剤師に相談することあ服用後, 次の症状があらわれた場合 関係部位消化器 悪心 嘔吐 症状 い 1 ヵ月位服用しても症状がよくならない場合 2. 次の症状があらわれることがあるので, このような症状の継続又は増強が見られた場合には, 服用を中止し, 医師又は薬剤師に相談すること下痢 あ配合されている成分により, あらわれることが予測される副作用症状を記載している このような症状があらわれた場合は, 症状の増悪, 重篤な症状への移行を未然に防ぐため, 服用を中止し, 医療機関の受診をすすめることが大切である なお, 服用している薬剤の成分等を専門家に知らせるため, 添付文書等の持参を記載している い本剤は, 比較的作用が穏やかで, ある程度長期間服用することによって, 本来の効果が得られる性質の薬剤である また, 効果のあらわれ方は, 症状や服用する人の体質 体の状態等により異なるので, これらも考慮して服用期間を 1 ヵ月位 とした 効果がみられないのに漫然と長期間服用することは好ましくないこと, また, 効果がみられないのは他に原因があることも考えられるので, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある 2. 一過性の軽い副作用については, 直ちに服用を中止する必要はないが, 症状の継続又は増強がみられた場合には, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある 用法及び用量に関連する注意 あ小児に服用させる場合には, 保護者の指導監督のもとに服用させること 小児の用法及び用量がある場合に記載 い小児の用法がある場合, 剤形により, 次に該当する場合には, そのいずれかを記載 ア 3 歳以上の幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 5 歳未満の幼児の用法がある錠剤 ( 発泡錠を除く ) 丸剤 軟カプセル剤の場合に記載 イ乳幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 3 歳未満の乳幼児の用法があるチュアブル錠又はゼリー状ドロップ剤の場合に記載

使用上の注意と記載条件う必ずかんで服用すること ゼリー状ドロップ剤の場合に記載 え内服にのみ使用すること アンプル剤の場合に記載 うかんで服用することにより効果を発揮させるように製剤設計されているためである え定められた投与経路, 適用部位以外への使用は, 思わぬ副作用を引き起こすおそれがあるので, その医薬品にあった使用方法を守る必要がある

8 ビタミン AD 主薬製剤 使用上の注意と記載条件 1. 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談することあ医師の治療を受けている人 い妊娠 3 ヵ月以内の妊婦, 妊娠していると思われる人又は妊娠を希望する人 ( 妊娠 3 ヵ月前から妊娠 3 ヵ月までの間にビタミン A を 1 日 10,000 国際単位以上摂取した妊婦から生まれた児に先天異常の割合が上昇したとの報告がある ) う 1 歳未満の乳児 1 歳未満の用法がある場合に記載 2. 次の場合は, 直ちに服用を中止し, この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること あ服用後, 次の症状があらわれた場合 関係部位皮ふ消化器 かゆみ悪心 嘔吐 症状 い 1 ヵ月位服用しても症状がよくならない場合 あ治療を受けている人は, 医師から何らかの薬剤の投与又は処置を受けており, 素人判断で他の薬剤を服用することは, 同種薬剤の重複投与や相互作用等を引き起こすおそれがある い 1995 年米国において,2 万人以上の妊婦を対象とする疫学調査により, 妊娠 3 ヵ月前から妊娠 3 ヵ月までの間に栄養補助剤からビタミン A を 1 日 10,000 国際単位以上継続的に摂取した妊婦から生まれた児に神経堤に由来する組織に先天異常 ( 口裂, 耳 鼻の異常ほか ) の発生増加 (5,000 国際単位以下摂取群に対し 4.8 倍 ) が認められたとする研究結果が発表された この結果を受けて, 日本では, 妊娠 3 ヵ月以内の妊婦, 妊娠していると思われる人又は妊娠を希望する人に対するビタミン A の過剰摂取について注意を喚起した う特に乳児の場合は, 脂溶性ビタミンによる過剰症があらわれやすいので注意が必要である あ配合されている成分により, あらわれることが予測される副作用症状を記載している このような症状があらわれた場合は, 症状の増悪, 重篤な症状への移行を未然に防ぐため, 服用を中止し, 医療機関の受診をすすめることが大切である なお, 服用している薬剤の成分等を専門家に知らせるため, 添付文書等の持参を記載している い本剤は, 比較的作用が穏やかで, ある程度長期間服用することによって, 本来の効果が得られる性質の薬剤である また, 効果のあらわれ方は, 症状や服用する人の体質 体の状態等により異なるので, これらも考慮して服用期間を 1 ヵ月位 とした 効果がみられないのに漫然と長期間服用することは好ましくないこと, また, 効果がみられないのは他に原因があることも考えられるので, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある

使用上の注意と記載条件 3. 次の症状があらわれることがあるので, このような症状の継続又は増強が見られた場合には, 服用を中止し, 医師又は薬剤師に相談すること下痢 3. 一過性の軽い副作用については, 直ちに服用を中止する必要はないが, 症状の継続又は増強がみられた場合には, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある 用法及び用量に関連する注意 あ小児に服用させる場合には, 保護者の指導監督のもとに服用させること 小児の用法及び用量がある場合に記載 い小児の用法がある場合, 剤形により, 次に該当する場合には, そのいずれかを記載 ア 3 歳以上の幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 5 歳未満の幼児の用法がある錠剤 ( 発泡錠を除く ) 丸剤 軟カプセル剤の場合に記載 イ乳幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 3 歳未満の乳幼児の用法があるチュアブル錠又はゼリー状ドロップ剤の場合に記載 う必ずかんで服用すること ゼリー状ドロップ剤の場合に記載 え内服にのみ使用すること アンプル剤の場合に記載 うかんで服用することにより効果を発揮させるように製剤設計されているためである え定められた投与経路, 適用部位以外への使用は, 思わぬ副作用を引き起こすおそれがあるので, その医薬品にあった使用方法を守る必要がある

9 ビタミン B2B 6 主薬製剤 使用上の注意と記載条件 1. 次の場合は, 直ちに服用を中止し, この文書を持って医師又は薬剤師に相談することあ服用後, 次の症状があらわれた場合 関係部位 消化器 症状 悪心 嘔吐アイ, 食欲不振アイ, 胃部不快感ア, 胃部膨満感ア, 腹部膨満イ感 アは, 酪酸リボフラビンを含有する製剤 あ配合されている成分により, あらわれることが予測される副作用症状を記載している このような症状があらわれた場合は, 症状の増悪, 重篤な症状への移行を未然に防ぐため, 服用を中止し, 医療機関の受診をすすめることが大切である なお, 服用している薬剤の成分等を専門家に知らせるため, 添付文書等の持参を記載している に記載 イは, リン酸ピリドキサールを含有する製剤に記 載 い 1 ヵ月位服用しても症状がよくならない場合 2. 次の症状があらわれることがあるので, このような症状の継続又は増強が見られた場合には, 服用を中止し, 医師又は薬剤師に相談すること下痢 載 酪酸リボフラビンを含有する製剤に記 い本剤は, 比較的作用が穏やかで, ある程度長期間服用することによって, 本来の効果が得られる性質の薬剤である また, 効果のあらわれ方は, 症状や服用する人の体質 体の状態等により異なるので, これらも考慮して服用期間を 1 ヵ月位 とした 効果がみられないのに漫然と長期間服用することは好ましくないこと, また, 効果がみられないのは他に原因があることも考えられるので, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある 2. 一過性の軽い副作用については, 直ちに服用を中止する必要はないが, 症状の継続又は増強がみられた場合には, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある 用法及び用量に関連する注意 あ小児に服用させる場合には, 保護者の指導監督のもとに服用させること 小児の用法及び用量がある場合に記載 い小児の用法がある場合, 剤形により, 次に該当する場合には, そのいずれかを記載

使用上の注意と記載条件 ア 3 歳以上の幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 5 歳未満の幼児の用法がある錠剤 ( 発泡錠を除く ) 丸剤 軟カプセル剤の場合に記載 イ乳幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 3 歳未満の乳幼児の用法があるチュアブル錠又はゼリー状ドロップ剤の場合に記載 う必ずかんで服用すること ゼリー状ドロップ剤の場合に記載 え内服にのみ使用すること アンプル剤の場合に記載 うかんで服用することにより効果を発揮させるように製剤設計されているためである え定められた投与経路, 適用部位以外への使用は, 思わぬ副作用を引き起こすおそれがあるので, その医薬品にあった使用方法を守る必要がある

10 ビタミン EC 主薬製剤 使用上の注意と記載条件 1. 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談することあ医師の治療を受けている人 2. 次の場合は, 直ちに服用を中止し, この文書を持って医師, 歯科医師又は薬剤師に相談すること あ服用後, 次の症状があらわれた場合 関係部位皮ふ消化器 症状発疹 発赤, かゆみ悪心 嘔吐, 胃部不快感 い 1 ヵ月位服用しても症状がよくならない場合 3. 生理が予定より早くきたり, 経血量がやや多くなったりすることがある 出血が長く続く場合は, 医師又は薬剤師に相談すること 4. 次の症状があらわれることがあるので, このような症状の継続又は増強が見られた場合には, 服用を中止し, 医師又は薬剤師に相談すること便秘, 下痢 あ治療を受けている人は, 医師から何らかの薬剤の投与又は処置を受けており, 素人判断で他の薬剤を服用することは, 同種薬剤の重複投与や相互作用等を引き起こすおそれがある あ配合されている成分により, あらわれることが予測される副作用症状を記載している このような症状があらわれた場合は, 症状の増悪, 重篤な症状への移行を未然に防ぐため, 服用を中止し, 医療機関の受診をすすめることが大切である なお, 服用している薬剤の成分等を専門家に知らせるため, 添付文書等の持参を記載している い本剤は, 比較的作用が穏やかで, ある程度長期間服用することによって, 本来の効果が得られる性質の薬剤である また, 効果のあらわれ方は, 症状や服用する人の体質 体の状態等により異なるので, これらも考慮して服用期間を 1 ヵ月位 とした 効果がみられないのに漫然と長期間服用することは好ましくないこと, また, 効果がみられないのは他に原因があることも考えられるので, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある 3. 本剤の配合成分であるビタミン E は, 下垂体や副腎系に作用してホルモンの分泌を調節する作用が知られている この作用のあらわれとして, ときに生理が早くきたり, 経血量が多くなったりすることがある また, 更年期の女性では一度閉経したあとでも, 卵巣の機能が完全に停止していない場合にはビタミン E の服用により, 再び生理が始まるケースもある これらの現象は病的なものではなく, 内分泌のバランス調整による一時的なもので, 本剤の服用を続けても差し支えない しかし, 出血が長く続く場合は, 他の原因による性器出血も考えられるので, 専門家に相談しその指示を受ける必要がある 4. 一過性の軽い副作用については, 直ちに服用を中止する必要はないが, 症状の継続又は増強がみられた場合には, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある

使用上の注意と記載条件 用法及び用量に関連する注意 あ小児に服用させる場合には, 保護者の指導監督のもとに服用させること 小児の用法及び用量がある場合に記載 い小児の用法がある場合, 剤形により, 次に該当する場合には, そのいずれかを記載 ア 3 歳以上の幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 5 歳未満の幼児の用法がある錠剤 ( 発泡錠を除く ) 丸剤 軟カプセル剤の場合に記載 イ乳幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 3 歳未満の乳幼児の用法があるチュアブル錠又はゼリー状ドロップ剤の場合に記載 う必ずかんで服用すること ゼリー状ドロップ剤の場合に記載 え内服にのみ使用すること アンプル剤の場合に記載 うかんで服用することにより効果を発揮させるように製剤設計されているためである え定められた投与経路, 適用部位以外への使用は, 思わぬ副作用を引き起こすおそれがあるので, その医薬品にあった使用方法を守る必要がある

11 ビタミン B1B6B12 主薬製剤 使用上の注意と記載条件 1. 次の場合は, 直ちに服用を中止し, この文書を持って医師又は薬剤師に相談することあ服用後, 次の症状があらわれた場合 関係部位皮ふ 消化器 載 ア発疹 症状 悪心 嘔吐イエ, 口内炎ウ, 食欲不振エエ, 腹部膨満感 アは, シコチアミンを含有する製剤に記 イは, チアミンの塩類並びにチアミンジスルフィ あ配合されている成分により, あらわれることが予測される副作用症状を記載している このような症状があらわれた場合は, 症状の増悪, 重篤な症状への移行を未然に防ぐため, 服用を中止し, 医療機関の受診をすすめることが大切である なお, 服用している薬剤の成分等を専門家に知らせるため, 添付文書等の持参を記載している ド及びその塩類を除くビタミン B1 を含有する製剤に記載 ウは, フルスルチアミン及びその塩類を含有する製剤に記載 エは, リン酸ピリドキサールを含有する製剤に記 載 い 1 ヵ月位服用しても症状がよくならない場合 2. 次の症状があらわれることがあるので, このような症状の継続又は増強が見られた場合には, 服用を中止し, 医師又は薬剤師に相談すること軟便, 下痢 チアミンの塩類並びにチアミンジスルフィド及びその塩類を除くビタミン B1 を含有す る製剤に記載 い本剤は, 比較的作用が穏やかで, ある程度長期間服用することによって, 本来の効果が得られる性質の薬剤である また, 効果のあらわれ方は, 症状や服用する人の体質 体の状態等により異なるので, これらも考慮して服用期間を 1 ヵ月位 とした 効果がみられないのに漫然と長期間服用することは好ましくないこと, また, 効果がみられないのは他に原因があることも考えられるので, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある 2. 一過性の軽い副作用については, 直ちに服用を中止する必要はないが, 症状の継続又は増強がみられた場合には, 服用を中止し, 専門家に相談する必要がある

使用上の注意と記載条件 用法及び用量に関連する注意 あ小児に服用させる場合には, 保護者の指導監督のもとに服用させること 小児の用法及び用量がある場合に記載 い小児の用法がある場合, 剤形により, 次に該当する場合には, そのいずれかを記載 ア 3 歳以上の幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 5 歳未満の幼児の用法がある錠剤 ( 発泡錠を除く ) 丸剤 軟カプセル剤の場合に記載 イ乳幼児に服用させる場合には, 薬剤がのどにつかえることのないよう, よく注意すること 3 歳未満の乳幼児の用法があるチュアブル錠又はゼリー状ドロップ剤の場合に記載 う必ずかんで服用すること ゼリー状ドロップ剤の場合に記載 うかんで服用することにより効果を発揮させるように製剤設計されているためである え内服にのみ使用すること アンプル剤の場合に記載 え定められた投与経路, 適用部位以外への使用は, 思わぬ副作用を引き起こすおそれがあるので, その医薬品にあった使用方法を守る必要がある