「埼玉発世界行き」高校生留学奨学金交付要綱

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第2学年1組 家庭科学習指導案

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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平成18年5月11日

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第3学年4組  理科  学習指導案

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5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

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第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭柚中朗 1 日時平成 30 年 1 月 24 日 ( 水 ) 2 学年第 2 学年 1 組 ( 男子 14 名女子 18 名計 32 名 ) 3 単元名天気とその変化 ~ 大気の動きと日本の天気 ~ 4 単元について (1) 単元観本単元は, 学習指導要領

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

国語科学習指導案様式(案)

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Microsoft Word - 社会科

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

解答類型

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

4. タブレット端末の利用状況 ( 利用機材の内容と利用のねらい ) ハードウェア機材名 :ipad ねらい : 水が流れる様子や地形が変化した様子を確認できるよう 動画で撮影し記録する 上流 中流 下流それぞれの様子が撮影できるよう ipadは3 台準備する 機材名 :ENVY110( 複合印刷機

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

第4学年算数科学習指導案

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7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

ICTを軸にした小中連携

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(理科)3.単元シート・指導案例・ワークシート 9 生物の細胞と生殖

Microsoft Word - seibutsu02

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭石川幸宏 1 日時平成 30 年 2 月 21 日 ( 水 ) 第 4 校時 2 学年第 1 学年 2 組 ( 男子 19 名女子 18 名 37 名 ) 3 場所海田西中学校第 2 理科室 4 単元名身のまわりの現象 ~ 力の世界 ~ 5 単元について

第 2 学年 5 組理科学習指導案 日時平成 26 年 12 月 12 日 ( 金 ) 場所城北中学校授業者酒井佑太 1 単元名電気の世界 2 単元について (1) 教材観今日の私たちの日常生活において 電気製品はなくてはならないものであり 電気についての基礎的な知識は必要不可欠である しかし 実際

第1学年 理科学習指導案

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

(3) 生徒観これまで 1 年次に粘土を素材とした そっくり野菜 の制作 2 年次に木材を加工したペーパーナイフの制作を行っている 2 年次のペーパーナイフの制作では 糸ノコ 金やすり 紙やすり 切り出しナイフ 彫刻刀を用いて木材を削ったり磨いたりして 自分の好きな形のナイフを制作した 立体的な作品

H30全国HP

○数学科 2年 連立方程式

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第 6 学年理科学習指導案 平成 28 年度 12 月 6 日 ( 火 ) 第 5 校時 場所 理科室 1 単元名変わり続ける大地 2 単元について本単元では 第 5 学年 流れる水のはたらき 第 6 学年 大地のつくり の学習を踏まえて 地球 につ内容の関連と学習の系統性いての基本的な見方や概念を

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

第 5 学年理科学習指導案 改善したところ 成果があったところ 平成 24 年 6 月 13 日第 5 学年 1 組 34 名授業者小影俊一 研究主題 子どもたちが生き生きとたのしく学ぶ理科 生活科 - 実感を伴った理解を図る指導の工夫 - 高学年分科会のテーマ 児童が自然と向き合い 目的意識をもっ

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

理科学習指導案

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

Microsoft Word - 数学指導案(郡市教科部会)

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

(3) 生徒観本クラスは 全体的に明るく活発で 指示されたことには素直に取り組む生徒が多い また 準備や片付け等も用具係や体育委員を中心に自主的に行う様子が伺える しかし ちょっとした困難にぶつかったり おもしろくないと感じるとすぐに投げ出してしまう生徒もいる また 運動能力や体力についてはやや差が

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Taro-4年 総合 指導案(最終)

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

1. 単元名 運動とエネルギー 3 章エネルギーと仕事 南中学校第 3 学年理科学習指導案 平成 26 年 10 月 16 日 ( 木 ) 第 5 校時 3 年生徒数 3 名場所理科室授業者 2. 単元について (1) 単元観本単元は 運動の規則性やエネルギーの基礎を 身のまわりの物体の運動などの観

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

(2) 単元構想図 学習の手立て 数は時数軸 授業の目標 視点 1 果物で電池を作り 電流を取り出す 果物電池から電流を取り出す実験を通して 電池の仕組みについて 疑問や関心を抱くことができる ( 自然事象への関心 意欲 態度 ) 小集団の中で果物電池を作り 疑問を出し合ったり 共有したりする姿 自

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

自己紹介をしよう

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2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

(Microsoft Word -

Ⅰ 指導と評価の年間計画 及び 評価規準と単元計画 の作成の手引き 指導と評価の年間計画 についてこれは 次の 3 の 評価規準と単元計画 の全単元について その概要を記述したものである 生徒の学習活動に対するより適正な評価及び 生徒の学習の改善に生かされる評価 ( 指導と評価の一体化 ) の実現を

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

第 3 学年 学級活動学習指導案 平成 18 年 6 月 30 日 ( 金曜日 ) 第 5 時限指導者二階堂聡 1 題 材 夏休みに向けて1 学期の学習を振り返ろう 2 題材について 生徒にとって, 夏休みの過ごし方はそれぞれである 部活動に熱中する生徒, 夏期 講習に参加し, 学力向上に努める生徒

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

画像, 映像などの気象情報や天気と1 日の気温の変化の仕方に興味 関心をもち, 自ら気象情報を収集して天気を予想したり天気の観測をしたりしようとしている 気象情報を活用して, 天気の変化を予想することができる 1 日の気温の変化の仕方を適切に測り, 記録することができる 天気の変化は気象情報を用いて

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20情報【授業】

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(理科)2.JSL理科における授業づくりの実際

指導方法等の改善計画について

ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

3 単元の目標 (1) 電流と電圧との関係及び電流の働きに関する事物 現象に進んでかかわり それらを科学的に探究するとともに 事象を日常生活とのかかわりでみようとする 自然事象への関心 意欲 態度 (2) 電流と電圧との関係及び電流の働きに関する事物 現象の中に問題を見いだし 目的意識をもって観察

いろいろな衣装を知ろう

Microsoft Word - 学習指導案(公民的分野 ②).doc

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

Transcription:

第 3 学年 2 組理科学習指導案 平成 26 年 10 月 15 日 ( 水 ) 第 5 校時戸田市立笹目中学校 3 年 2 組在籍生徒数男子 16 名女子 16 名指導者 T1 教諭久保慶指導者 T2 教諭長野真吾 1 単元名 生命の連続性 2 単元について ⑴ 指導観与えられた課題に対して生徒が興味 関心をもちながら協力して調べ学習を行い そこで得た知識をお互いに伝え合うことで 生徒が積極的に学習し 自信を持って伝えようとする自己肯定感を育みたい また お互いに伝え合った内容から課題に対する解答を導き出すことで お互いの内容を理解しそれを伝えようとするコミュニケーション能力の向上につなげたい さらには ICT 機器 ( タブレットPC) を使用し 視覚情報を利用して相手にわかりやすく伝えることで プレゼンテーション能力の向上につなげたい ⑵ 教材観 生物の成長や生殖を細胞のレベルでとらえさせる単元である その細胞をつかさどるのが遺伝子や DNA であり 最近では TV などでもよく耳にするようになってきた DNA 鑑定 クローン技術 ips 細胞 作物の品種改良や遺伝子組み換えによる食物など 遺伝子や DNA に関連した技術は多岐にわたる 今回の教材では 米の品種改良と遺伝子組み換えにふれ その技術がどのようなものか 学習した遺伝子や DNA がどんなところに利用されているかなど 社会生活と関連づけられるようにしたい また その技術の長所や短所も考えることで 生命の連続性について認識を深め 生命を尊重する態度を育むことも大切にしたい ⑶ 生徒観 埼玉県学習状況調査の結果から 本校の生徒は 知識を問われる問題に対する解答の正解率は比較的高いが 思考を必要とする問題に対する正解率は低くなる傾向が読み取れた また 授業における話し合い活動の場面では活発な意見交換が行われず 苦手としている傾向が見られる そこで 話し合い活動を柱とする協調学習 ( 知識構成型ジグソー法 ) を用いることによって 授業において受身になりがちな生徒が主体的に活動し 自分の考えを表現する機会をなるべく設けたい 3 単元の目標及び評価規準 ⑴ 単元の目標 身近な生物についての観察 実験を通して, 生物の成長と殖え方 遺伝現象について理解させるとともに 生命の連続性について認識を深める

⑵ 単元の評価規準 自然事象への関心 意欲 態度生物の細胞分裂 有性生殖 無性生殖による殖え方 遺伝の規則性と遺伝子に関する事物 現象について関心をもち 意欲的に探求するとともに 生命を尊重しようとする 科学的な思考 表現 観察 実験の技能 自然事象についての知識 理解 生物の細胞分裂と 生物の細胞分裂 生物の成長や細胞 染色体 生物の受精 生物の殖え方 遺伝 分裂の過程 有性生 と殖え方 遺伝の規 の規則性と遺伝子に 殖や無性生殖による 則性と遺伝子に関す 関する事物 現象に 生物の殖え方 減数 る事物 現象の中に ついて観察 実験を 分裂や遺伝子の伝わ 課題を見いだし 解 行い 基本操作を習 り方 形質の現れ方 決方法を考えて観 得するとともに 観 の違いを説明するこ 察 実験を行い 事 察 実験の計画 実 とができ 遺伝の規 象の生じる要因や仕 施 結果の記録 考 則性と遺伝子に関す 組みを科学的に考察 察などの探求の過程 る事物 現象につい し 課題を解決する をとおして 規則性 て理解し 知識を身 ことができる を見いだしたり 自 につける らの考えを導き出し たりして創意ある報 告書の作成や発表を 行う 4 指導計画 ( 本時 17/17) 段階時学習活動指導上の留意点展開 1 たまねぎの根の成長染色したタマネギの根の伸根の先端部分の方が 先端から離れた部分び方から 成長が起きている部よりも伸びていることに注目させる 分と起きていない部分があることに気づく 2 3 4 5 6 7 細胞分裂と生物の成長タマネギの根の先端部分と先端から離れた部分の細胞の大きさや核のようすを観察する 細胞分裂の順番核が変化している細胞の写真を切り分け 細胞分裂のどの時期にあたるかを話し合う 生物のふえ方の特徴生物のふえ方には無性生殖 有性生殖があることを知る 無性生殖セイロンベンケイを育てて観察する 有性生殖有性生殖では 減数分裂によって生殖細胞がつくられることによって 受精すると染色体数はもとの数に戻ることを学ぶ 植物の有性生殖柱頭についた花粉が変化するようすを観察する 生徒が根の先端部分の分裂部と伸長部の細胞の大きさや形の違いと核の形が変化している細胞を観察させる 分裂によって 細胞のどの部分が変わるのか意識させる 有性生殖には 生殖細胞という特別な細胞が関わっていることを伝える 無性生殖は体細胞分裂のしくみで 新しい個体をふやしていることを理解させる 減数分裂と体細胞分裂と混乱しないように注意させる 観察できない生徒のために 花粉管が伸びるようすを撮影した VTR を用意しておく

8 動物の有性生殖受精のしくみと受精卵から子のからだができるまでの過程を知る 生命の尊さにも触れる 9 遺伝親のもつ特徴が子に伝わる遺伝という現象に気づかせ どのようにして親の形質が子に伝わるのかを学ぶ 10 ピーターコーンの実験ピーターコーンの黄色い種子と白い種子の数をそれぞれ数える なぜ黄色い種子と白い種子の比が 3:1 になるのか興味をもたせる 11 メンデルが行った実験エンドウの種子を用いてメンデルが行った実験について学ぶ 遺伝子ならびに減数分裂のしくみから その規則性を理解させる 12 遺伝子の本体遺伝子と DNA について整理し 説明してみる 13 遺伝子の変化 DNA はわずかな確率ではあるが変化して遺伝子が変わり それによって子に伝えられる形質も変わることがあることを知る 14 遺伝子に関する研究とわたしたちの生活 ( 調べ学習 ) 遺伝子や DNA に関する研究の現状 成果 課題などを知る インターネットなどを利用して 最先端の遺伝子技術などを調べさせる 15 遺伝子に関する研究とわたしたちの生活 ( 発表 ) 調べたことを発表する 知識構成型ジグソ ー法 16 17 協調学習 ( エキスパート活動 ) 彩のかがやき 赤米 ゴールデンライスがどのようなものか調べる 協調学習 ( ジグソー活動 クロストーク ) 調べた内容を発表し合い どのお米が一番おすすめかを決める 品種改良 遺伝子組み換えということにふれられるようにする 5 本時の展開 CoREF 知識構成型ジグソー法を用いた協調学習授業授業案 に記載

東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構 (CoREF) 知識構成型ジグソー法を用いた協調学習授業授業案 学校名 : 戸田市立笹目中学校 授業者 : T1 久保慶授業者 : T2 長野真吾 教材作成者 : 久保慶 長野真吾 授業日時平成 26 年 10 月 15 日 ( 水 ) 教科 科目理科 学年 年次第 3 学年児童生徒数 32 人 実施内容 教科書及び教科書会社 遺伝子技術について調べよう 理科の世界 ( 大日本図書 ) 本時 / この内容を扱う全時数 17/17 授業のねらい ( 本時の授業を通じて児童生徒に何を身につけてほしいか この後どんな学習につなげるために行うか ) 身近な米のことについて調べることによって 品種改良 遺伝子組み換えについての認識を深めさせ る 米以外でも 身の回りにある品種改良 遺伝子組み換えされたものについて興味をもたせる メインの課題 ( 授業の柱となる ジグソー活動で取り組む課題 ) 彩のかがやき 赤米 ( 古代米 ) ゴールデンライスのどれを一番他人にすすめたいか 児童生徒の既有知識 学習の予想 ( 対象とする児童生徒が 授業前の段階で上記の課題に対してどの程度の答えを出すことができそうか また どの点で困難がありそうか ) 赤米 ( 古代米 ) ゴールデンライスに関する知識はほとんどもっていないと考えられる 彩のかがやきが埼玉県産のお米であることは 何人か知っている生徒がいると考えられる 品種改良 遺伝子組み換えについての知識は 知っている生徒が非常に少ないと考えられる 期待する解答の要素 ( 本時の最後に児童生徒が上記の課題に答えるときに 話せるようになってほしいストーリー 答えに含まれていてほしい要素 本時の学習内容の理解を評価するための規準 ) 品種改良を重ねることによって 現代のようにおいしい作物ができる 遺伝子組み換えによって育てやすく 足りない栄養を補給できるような作物をつくることができるが その安全性が確立されているわけではないので不安も残る

各エキスパート < 対象の児童生徒が授業の最後に期待する解答の要素を満たした解答を出すために 各エキスパートで抑えたいポイント そのために扱う内容 活動を書いてください > A 彩のかがやき ポイント : 品種改良によっておいしい米が作られていることに気づく B 赤米 ( 古代米 ) ポイント : 昔の米 ( 古代米 ) は今の米と違っていて 今の米より短所が多いことに気づく C ゴールデンライス ポイント : 遺伝子組み換えによって栄養価が高い米になったことに気づく ジグソーでわかったことを踏まえて次に取り組む課題 学習内容 品種改良や遺伝子組み換えによって作られた作物が お米以外にはどのような例があるか考える授業に 発展させていきたい 本時の学習と前後のつながり 時間 取り扱う内容 学習活動 到達して欲しい目安 これまで 生物の成長と生殖 生物がどのように成長しているか またどのように生殖するかについて知る 遺伝や遺伝子について知る 前時遺伝子技術について調べよう 1 身の回りに 品種改良や遺伝子組み換えによ って操作された作物があることを知る 本時遺伝子技術について調べよう 2 身の回りの品種改良や遺伝子組み換えによ って操作された作物が どのように利用され ているか考え その影響について考える 次時 次単元 この後 テスト 上記の一連の学習で目指すゴール身近な生物についての観察 実験を通して 生物の成長と殖え方 遺伝現象について理解させるとともに 生命の連続性について認識を深める

本時の学習活動のデザイン時間学習活動支援等 10 分 < 導入 > 1 普段 家庭で食べる米には どんな銘柄が あるか考える 給食のご飯は何の銘柄か紹介する 2 彩のかがやき 赤米 ( 古代米 ) ゴールデ ンライスの画像を見せ どの米を一番他人に すすめたいか理由と共に考える 画像だけでなく 米の特徴をそれぞれ簡 単に述べる < 課題提示 > 彩のかがやき 赤米 ゴールデンライスのどれを一番他人にすすめたいか 40 分 <エキスパート活動 > 3 班を3 種類に分け それぞれ彩のかがやき 赤米 ( 古代米 ) ゴールデンライスについてタブレットPCを用いてインターネットで調べ Google Apps for Education のドキュメントにまとめる A. 彩のかがやき B. 赤米 ( 古代米 ) C. ゴールデンライス 1 生徒 1 人に1 台のタブレットPCを配布し 各自が調べたことを班ごとに1つのドキュメントに同時編集で書き込んでいく 2 各自の書き込みが終わったところで 班としての意見をまとめる A 3 B 3 C 3 の計 9 グループ 作る ( 各グループは 3~4 人 ) できた理由 作り方 地域 栄養価 長 所 短所 その他の特徴について調べる よう説明をする 関心 意欲 態度 それぞれの米の特性に興味をもち 積極的に調べ学習をしている 教師の観察 各自入力のエリアを決め 他人のエリア に入力しないよう注意させる 15 分 本時 < ジグソー活動 > 4 A~C グループでまとめた内容をタブレ ット PC に表示し お互いに発表し合う ジグソー活動の内容について説明する エキスパート活動でまとめたことをお互 いに発表させる 関心 意欲 態度 意欲的に話し合い活動に参加している 教師の観察 15 分 5 発表した内容をもとにどの米を一番他人にすすめたいか話し合い 班としての回答とその理由をまとめる 内容をタブレットPCにデジタルペンを使ってまとめる デジタルペンの使い方について支援する

10 分 <クロストーク> 6 どの米を一番他人にすすめたいかという回答とその理由を大型テレビに表示し 発表する 班ごとにデジタルペンで作成した発表用 資料を大型テレビに表示する 思考 表現 品種改良 遺伝子組み換えの観点をふまえて どの米を一番他人にすすめたいか説明している ワークシート 7 他の班の発表を聞き 疑問に思ったことを 質問して お互いの考えを深めていく 10 分 < 活動の振り返りとまとめ> 8 みんなの意見を聞いた後 自分ではどれがおすすめなのか最終的に一人で決めて ワークシートに記入する 回答例 : 彩のかがやきを一番他人にすすめたい 彩のかがやきは品種改良によって赤米よりおいしくなり 栄養価はゴールデン ライスより低いが遺伝子組み換えによる不安が少ないから 9 彩のかがやき 赤米 ( 古代米 ) ゴールデ ンライスについて 教師からの説明を改めて 聞く 知識 理解 品種改良 遺伝子組み換えについて理解している ワークシート 10 品種改良や遺伝子組み換えによる科学の 発展と その利用についてまとめる グループの人数や組み方 エキスパート A 3 B 3 C 3 の計 9 グループ 各グループは 3~4 人 ジグソー A B C を集めたグループを計 9 グループ 各グループは 3~4 人