相続診断士試験

Similar documents
相続診断士試験

上級相続診断士練習問題 < 注意事項 > 1 試験問題用紙は 問題用紙と解答用紙からなっています 解答はすべて解答用紙に記入してください 2 試験問題用紙は 問題用紙と解答からなっています 解答はすべて解答用紙に記入してください 3 問題数 (= 解答数 ) は合計 45 問です 本試験は試験時間

である 12 遺留分とは 遺言の内容にかかわらず一定の相続人が確実に受け取ることができる一定の 割合のことである 直系尊属のみが相続人である場合は 被相続人の財産の 1/3 その 他の場合には 被相続人の財産の 1/2 である ただし 兄弟姉妹には遺留分はない 13 相続の放棄は 被相続人の生前に行

第 1 問次の関連業法とコンプライアンスに関する各文章 ( 問 1~ 問 10) を読んで 正しいもの または適切なものには〇を 誤っているものまたは不適切なものには を 解答用紙に 記入しなさい ( 各 1 点 ) ( 問 1) 弁護士資格を有しない相続診断士が 事件性のある法律相談を無償で行うこ

相続税 贈与税の基本がよくわかる! 誰が相続人になるの? 税額はどのようにして求めるの? 土地 建物の評価はどうするの? 住宅取得資金の贈与は最大 3,000 万円が非課税に? 教育資金や結婚 子育て資金の贈与は非課税に? 新しくできる配偶者居住権ってどんなもの? etc.

kakomon-so

<91E63489F15F D957393AE8E A91B12E B8CDD8AB B83685D>

ラリーマン 相続税の申告は? 45 相続税の申告はどのようにすればよいのでしょうか 相続が開始したことを知った日 ( 通常は被相続人が死亡した日 ) の翌日から 10 か月以内に 被相続人の住所 地の所轄税務署に申告し 相続税を納付する必要があります 申告書を提出する人が 2 名以上いる場合は 共同

(2) みなし相続財産ものか13 第1 章12 2 課税される 相続財産 の範囲 海外にある財産も課税対象となる 贈与税の暦年課税適用財産も 3 年以内は課税対象となる 葬式費用 墓地や墓碑 仏壇 仏具等は非課税 相続税の課税対象となる相続財産は (1) 被相続人が亡くなったときに所有していた財産

第 5 章 N

cf 遺贈 : 遺言によって財産が移転 遺贈者 贈与税の対象となる贈与 死亡時 遺言 一方的な意思表示 受遺者 相続税 財産を取得した受贈者 ( 個人 ) にかかる税金 贈与者 財産 受贈者 個人 個人 贈与税 法人 個人 所得税 ( 一時所得か給与所得 ) 個人 法人 法人税 2

〔問 1〕 Aは自己所有の建物をBに賃貸した

東京太郎様 Inheritance Report 相続診断書 弁護士法人 税理士法人リーガル東京 平成 30 年 8 月 20 日作成

A は 全ての遺産を社会福祉施設に寄付すると遺言に書き残し死亡した A には 配偶者 B と B との間の子 C と D がある C と D 以外にも A と B との子 E もいたが E は A が死亡する前にすでに死亡しており E の子 F が残されている また A には 内妻 G との子 (

相続税・贈与税の基礎と近年の改正点

暦年課税の贈与を毎年する人のデータ 暦年課税の贈与は 現金を贈与するのか不動産を贈与するのかで違ってきます 土地は路線価方式または倍率方式で評価し建物は固定資産税評価額で評価しますので 現金での贈与の場合よりも税率は低くなります ただし不動産の贈与では 土地や建物の贈与または共有持分の贈与になります

相続税の節税対策としての生前贈与 相続税 贈与税はともに相手に渡る財産の金額に対して累進的な税率により税金がかかりま す そこで 相続税の税率よりも低い税率で贈与をすれば 相続税の節税になります 下の 図で相続税と贈与税税率を確認して下さい 贈与税は 相続税に比べ 基礎控除額が低く さらに税率が高く

おき 太郎様 Inheritance Report 相続診断書 税理士法人おき会計 平成 28 年 7 月 20 日作成

金融商品と資金運用

税法入門コース 相続税 学習スケジュール 回数学習テーマ内容 第 1 回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 第 4 回 第 1 章 第 2 章 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 4 章 第 5 章 テーマ 1 相続税 贈与税とは? テーマ 2 用語の説明 テーマ 1 相続人となれる人は? テ

問題 1 1 問題 1 1 納税義務者 相続税の納税義務者及び課税財産の範囲 課税価格 1 納税義務者 ⑴ 次に掲げる者は 相続税を納める義務がある 1 居住無制限納税義務者 ( 法 1 の 3 1 一 ) 相続又は遺贈により財産を取得した個人でその財産を取得した時において法施行地に住所を有するもの

原稿4.xls

配偶者の税額軽減特例の有利な受け方 配偶者がいる場合の 相続税の具体的な計算例は以下の通りです 1. 設例 自宅 預貯金等の相続財産の遺産額 =2 億円 法定相続人 = 配偶者 + 子 2 人の合計 3 人 実際の遺産分割は 法定相続分の通りとする 未成年者控除 外国税額控除 生命保険金の非課税枠金

相続税の総額の計算法定相続分であん分課税遺産総額実際の相続割合であん分超過累進税率の適用税価格の合計額の総額税額 基礎控除額遺産に係る相続税の基礎知識 (1) 相続税の計算過程 相続人が配偶者と子 2 人の場合課法定相続分 法定相続分 税額 算出税額 法定相続分 税額 相続税算出税額 税額控除相続人

自宅の他に賃貸マンションと駐車場を所有している人のデータ 自宅の他に賃貸マンションと駐車場を所有している人の 法定相続人の数と相続財産および債務のデータから相続税を試算します 賃貸マンションについては全室が賃貸用かどうか 駐車場については舗装がしてあるかどうかで評価額が違ってくることがあります また

03_税理士ラスパ_相続税法_答案用紙-1.indd

★889133_相続税ハンドブック_本体.indb

2 税額控除等の計算 ( 単位 : 円 ) 項目対象者計算過程金額 答案用紙 Chapter2 問題 3 課税価格の計算 Ⅰ 相続人及び受遺者の相続税の課税価格の計算 1 分割財産価額の計算 ( 単位 : 千円 ) 2 みなし取得財産価額の計算 ( 単位 : 千円 ) 取得者財産の種類計算過程金額

配偶者がいる人の一次相続と二次相続のデータ 被相続人に配偶者がいる一次相続と 配偶者がいない二次相続の相続税シミュレーションを行います 配偶者の税額軽減は その節税効果が大きいために一次相続で相続税を大幅に減額することができますが 次の二次相続では想定外の相続税が発生することがあります 配偶者がいる

一戸建ての自宅を所有している人のデータ 東京都内やその近郊など路線価の高い宅地に一戸建ての自宅を所有し その他に預貯金や有価証券を保有している人の相続税シミュレーションになります 路線価が高いと自宅の敷地の面積が広くなくても その宅地の評価額は高額になりますので この宅地に対して小規模宅地等の特例が

叔父から財産の贈与(1~3) を受けた場合 1/1 12/31 2/1 3/15 相選養続択与子贈時届贈精出縁与算書与 1組課提2 税出3 暦年課税相続時精算課税 養子縁組前の贈与 1については 暦年課税により贈与税額を計算し 養子縁組以後の贈与 2 及び 3は 相続時精算課税により贈与税額を計算し

き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付

海外財産の相続 : 事例研究 ~ 米国の財産の相続手続き ( 第 4 回 ) 三輪壮一氏三菱 UFJ 信託銀行株式会社リテール受託業務部海外相続相談グループ米国税理士 これまで 海外に財産を保有する場合の 海外相続リスク の存在 特にプロベイト手続き等の相続手続きの煩雑さについて 米国の例を基に説明

平成 25 年度税制改正解説相続税 ~ 基礎控除の引き下げ 税率構造の見直し等 法定相続人の数と基礎控除法定相続人の数と基礎控除 法定相続人の数 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 60,000 千円 70,000 千円 80,000 千円 90,000 千円 100,000 千円 36,000

コピー又は web からダウンロードしてご使用ください 答案用紙 Chapter1 問題 1 個人とみなされる納税義務者 Ⅰ 相続人及び受遺者の相続税の課税価格の計算 1 遺贈財産価額の計算 ( 単位 : 千円 ) 取得者財産の種類計算過程金額 2 生前贈与加算される贈与財産の額の計算 ( 単位 :

Microsoft Word - uchida_report_24++.doc

FP継続教育セミナー

相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 )

3.相続時精算課税の適用を受ける場合編

相続対策としての土地有効活用

1.一般の贈与の場合(暦年課税)編

A. 受贈者に一定の債務を負担させることを条件に 財産を贈与することを 負担付贈与 といいます 本ケースでは 夫は1 妻の住宅ローン債務を引き受ける代わりに 2 妻の自宅の所有権持分を取得する ( 持分の贈与を受ける 以下持分と記載 ) ことになります したがって 夫は1と2を合わせ 妻から負担付贈

3.相続時精算課税の適用を受ける場合編

[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

5 適用手続 ⑴ 相続時精算課税の適用を受けようとする受贈者は 贈与を受けた財産に係る贈与税の申告期間内に 相続時精算課税選択届出書 ( 贈与者ごとに作成が必要 ) を贈与税の申告書に添付して 納税地の所轄税務署長に提出する ( 相法 21の92) なお 提出された当該届出書は撤回することができない

Microsoft Word - 第67号 来年からの贈与税改正と相続時精算課税を選択する際の注意点

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

[2] 税率構造の見直し 相続税の税率構造が現行の6 段階から8 段階に変更されるとともに 最高税率が 50% から 55% に引き上げられることとなりました ただし 各法定相続人の取得金額が2 億円以下の場合の税率は と変わりありません この改正は 平成 27 年 1 月 1 日以後に相続または遺

平成 21 年 4 月 19 日 おいじたくあんしんネットレジュメ 不動産登記と相続 司法書士石川亮 1. 不動産登記法改正 1. オンライン申請の導入 ( 不登法 18 条 ) ( ア ) 不動産登記法が改正され 条文上原則オンライン申請となった ( イ ) オンライン申請促進のため登録免許税が軽

贈与税 相続税計算ツール 注 : マクロを使用しない方は下の タブ ( シート名 ) をご使用下さい 番号 内容 下記の矢印をクリック 項目名 1 財産目録の不動産入力 資産 2 財産目録の動産入力 資産 3 死亡保険金 死亡退職金 弔慰金の入力 資産 4 金融資産 負債 費用の入力 資産 5 相続

(2) 父母 ( 祖父母 ) から子 ( 孫 ) への住宅取得等資金の贈不 父母 ( 祖父母 ) など直系尊属から その子 ( 孫 ) へ居住用の家屋の新築 取得または増改築のための金銭 ( 住宅取得等資金 ) を贈不した場合 表の通りの金額について贈不税が非課税となります また 贈不税の基礎控除

債務控除できるもの できないもの 1. 概要相続税の申告で 債務控除できるものや葬式費用には 被相続人名義の銀行借入金や未納の所得税等の公租公課 未払医療費等のいわゆる債務の金額 葬式費用が挙げられます ( 相法 13) 斎場へのタクシー代や式後の飲食代なども含みますが 通常必要とされる範囲内とされ

目 次 最近における相続税の課税割合 負担割合及び税収の推移 1 地価公示価格指数と基礎控除(58 年 =100) の推移 2 最近における相続税の税率構造の推移 3 小規模宅地等の課税の特例の推移 4 相続税負担の推移( 東京都区部のケース ) 5 ( 補足資料 ) 相続税の概要 6 相続税の仕組

2.配偶者控除の特例の適用を受ける場合(暦年課税)編

<4D F736F F D208C6F89638FEE95F182A082EA82B182EA E34816A>

2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への

テキスト編 第 1 章相続税 贈与税とはなにか 目次 1 相続税が課税される理由 1 2 どれくらいの遺産がある場合 相続税は課税されるか 2 3 贈与税が課税される理由 3 4 相続税と贈与税の関係 4 第 2 章相続人と相続分 1 相続人と相続順位 5 2 相続の承認と放棄 14 3 相続人の相

相続人の居住用または事業用の宅地については2 割または5 割評価にするという小規模宅地等の評価減の特例があるが 平成 22 年度税制改正により 原則として申告期限まで居住または事業を継続していなければ適用が認められなくなっている 今回 基礎控除額が引き下げられることと合わせ 都市部の独居老人が亡くな

2015 年 1 月いよいよ施行! 相続税増税の影響と対策 Part 1 相続税はどう変わる? 影響は? Part 2 相続税の負担を軽減するには?

2.配偶者控除の特例の適用を受ける場合(暦年課税)編

税金の時効 税務では 時効のことを更正 決定処分の期間制限 = 除斥期間 といいます その概要は 以下の通りです 1. 国税側の除斥期間 ( 通則法 70) 1 期限内申告書を提出している場合の所得税 相続税 消費税 税額の増額更正 決定処分の可能期間 : 法定申告期限から 3 年 2 無申告の場合

20年度「応用課程・ビデオ問題」

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

スライド 1

Microsoft Word 常発041号 改正相続税法等の周知について(・

2011年税制改正のポイント

1. なぜ空き家が多くなってきたのか その原因? 1 賃貸経営 ( 貸家 ) に関する認識不足 2 賃貸契約に関する問題 ( 借地借家法 ) 3 相続に関する問題 2. 賃貸経営に関る問題点と対策 1 不動産の賃貸経営を事業として認識しておられない 2 借入金に対する認識が甘い ( 相続税対策が主で

はなく 真実が判明すると その子は相続人になれない (8) 子が被相続人より先に死亡した場合には 孫が相続人となる 孫も死亡していれば曾孫が相続人となる これを代襲相続人という 3 直系尊属についての注意点被相続人の実親 養親いずれも相続人となる ただし 被相続人が特別養子の場合には その実親は相続

相続税に関するチェックリスト

資産運用として考える アパート・マンション経営

<TAC> 無断複写 複製を禁じます ( 税 18) 相上 (8)C10-1 相続税法 上級 演習 8 テキスト 2 第 8 回 - 解答 点 - 第一問 問 1 持分の定めのない法人に対し財産の贈与又は遺贈があった場合において 税負担の不当減少を防 止

住宅取得等資金贈与の非課税特例 教育資金一括贈与の非課税特例 結婚 子育て資金贈与の非課税特例 相続時精算課税制度 贈与者 贈与年の 1 月 1 日現在で 60 歳以上の父母または祖父母 受贈者 贈与者の直系卑属 ( 子 孫 ひ孫等 ) で贈与の年の 1 月 1 日現在 20 歳以上 受贈年の合計所

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

Ⅰ ワンルームマンション経営と節税 税務署 確定申告 税金還付 20 万 ~30 万円 ワンルーム家賃収入ローン元利返済サラリーマンマンション A 氏 1 戸所有月 70,000 円月 60,000 円 銀行 年 30,000 円 月 8,000 円 固定資産税 管理会社 1 ワンルームマンション投

/kenkyu * 概 要 taxation method estate tax inheritance tax eclectic system statutory Inheritance taxation system estate division 目次

遺言執行者は相続人の代理人( 民法第 1015 条 ) 最判昭和 遺言執行者の就任 辞任 解任とその効果遺留分を侵害された相続人等から その遺言内容と執行に不満がでて強烈な遺産争いに巻き込まれることもある 事前に就任を辞退するのも 1 つの選択肢 一旦就任したら 正当事由があり 家裁

【自動車保険単位】

2.配偶者控除の特例の適用を受ける場合(暦年課税)編

2. 受取人について 死亡保険金は 保険契約者があらかじめ指定した死亡保険金受取人からご請求ください ( 家族定期保険特約の被保険者が亡くなられた場合の死亡保険金請求の際は 主契約の被保険者からご請求ください ) ただし 死亡保険金受取人が (1)~(3) に該当するときは 次のとおりです (1)

<4D F736F F D D8D878C768E5A96E291E88F E291E A88C497708E >

課税遺産総額 = 各人の課税価格 ( ア ) の合計額 - 遺産に係る基礎控除額ウ相続税の総額の計算 1 課税遺産総額を法定相続人が法定相続分に応じて取得したものと仮定し 各人ごとの取得金額を計算する 2 1に税率をかけ 各人の税額を合計する (= 相続税の総額 ) エ各人の相続税額の計算相続税の総

file

99458_FP相続贈与_-N-_[本文].indb

1. 贈与税のながれ はじめに行う作業 1 データの 新規追加 2 税理士登録 3 受贈者登録 4 贈与者登録 贈与税申告書の作成 5 贈与税申告書 の作成 その他の帳票作成 印刷 6 税務代理権限証書 の作成 印刷 2

(3) 年金所得者公的年金等の収入金額が400 万円以下であり かつ その公的年金等の全部が源泉徴収の対象となる場合において公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が20 万円以下である場合には 確定申告の必要はありません また 上記 (2) 又は (3) に該当する方であっても 医療費控除や住宅借入金

例題 1 下記の事項につき ア ~ エのうち正しいものを 1 つ 選んでください 所得税および住民税の生命保険料控除 地震保険料控除についてア. 平成 23 年 12 月締結契約で 一般生命保険料の年間正味払込保険料が75,000 円の場合 この契約に係る所得税の生命保険料控除額は 38,750 円

目 次 ページ テーマ 1 データで見る相続税申告 1~4 テーマ 2 相続税申告までのスケジュール 5 テーマ 3 相続税計算の仕組み 6~7 テーマ 4 相続税申告における実務上の問題点 8~12

20 第 2 章 遺留分減殺請求権の行使 遺留分侵害行為の特定 () 遺言遺言のうち 相続分の指定 相続させる遺言 包括遺贈 特定遺贈 が遺留分を侵害する行為です (2) 生前贈与生前贈与のうち 相続開始前 年間になされた贈与 遺留分権利者に損害を与えることを知ってなされた贈与 特別受益 不相当な対

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

相続税を計算してみましょう!

I 相続 誰が相続するか 財産をどう分けるか 遺留分 特別受益と寄与分 ( 問題はありませんが 知識として読んでください ) 相続の欠格と相続人の廃除 相続の限定承認と放棄 財産分離...

<918A91B190C F0939A91AC95F BD90AC E A>

基本資料2_相続と遺言(表紙).pdf

平成16年版 真島のわかる社労士

養子縁組制度の利用 1. 制度の概要養子には 民法上 普通養子と特別養子の 2 種類があります 養子の相続税法上の取り扱いは 以下の通りです 1 累進課税される相続税率の緩和 (3 億円超は 50%) 2 相続人の数が増えるため基礎控除枠が増加 (1,000 万円 法定相続人 ) 3 死亡保険金 死

相続税

1 まずは相続の基本的なお話しから 相続とは? 相続とは人が亡くなられた際に その人の財産を一定の身分関係にある誰かが承継することです 相続において 亡くなられた方を被相続人といい 被相続人の財産を承継する方を相続人といいます 誰が相続できますか? 相続人は民法で定められており法定相続人と呼ばれます

配偶者居住権の相続税評価額について 2018/12/28 田口税理士事務所 平成 30 年の民法改正により 配偶者の居住権を保護するために配偶者居住権が新設されましたが 相続税の評価にどう影響させるかについて 今回の税制改正大綱に記載されています まず 前提となる配偶者居住権について 説明します 1

スライド 1

Transcription:

相続診断士試験 ( 試験時間 60 分 ) < 注意事項 > 1 試験問題は 試験監督者の指示があるまで開かないでください 2 試験問題用紙は 問題用紙と解答用紙からなっています 解答はすべて解答用紙に記入してください 3 解答用紙に 受験番号と氏名を必ず記入してください 4 問題数 (= 解答数 ) は合計 60 問 答えは第 1 問 第 2 問 第 3 問はニ肢択一式 第 4 問は三肢択一式 第 5 問は四肢択一式です 5 法令に基づく試験問題は 平成 27 年 4 月 1 日現在施行 ( 法令の効力が発効 ) の法令に準拠しています 6 試験問題の内容に関する質問には一切お答えできません 7 問題用紙に印刷の不鮮明や乱丁 落丁があった場合は お申し出ください 8 携帯電話の電源は切っておいてください 9 不正行為があった場合は 試験を停止させていただきます 10 その他 退室等は試験監督者の指示に従ってください 一般社団法人相続診断協会

第 1 問次の関連業法とコンプライアンスに関する各文章 ( 問 1~ 問 10) を読んで 正しいも のまたは適切なものには 1 を 誤っているものまたは不適切なものには 2 を 解答用紙にマーク しなさい ( 各 1 点 ) ( 問 1) 弁護士資格を有しない者が個別具体的な法律判断を下した場合 その行為は弁 護士法に抵触するおそれがある ( 問 2) 公正証書遺言の証人は 弁護士のみが業として行うことができる ( 問 3) 弁護士資格を有しない者が 業として有償で行う遺言書の作成アドバイスは 弁護士法に抵触しない ( 問 4) 弁護士資格を有しない者が 不特定多数の者が参加する相続関連セミナーを開 催し講師を務めた場合 その行為自体は弁護士法に抵触しない ( 問 5) 税理士資格を有しない者が 無償で税務相談を受けることは 直ちに税理士法 に抵触しない ( 問 6) 顧客からの相続税法の質問に対して 税理士資格を有しない者が税法の一般的 な解説をした場合 その行為は税理士法に抵触する ( 問 7) 税理士資格を有しない相続診断士が 顧客から家族構成や財産のヒアリングを 行い 相続税の試算をしても 無償であれば税理士法に抵触しない ( 問 8) 相続診断士の資格のもとに 遺産分割協議により不動産の名義を被相続人から 相続人へ変更する相続登記 ( 権利登記 ) の申請またはその申請の相談に応じる ことは 司法書士法に抵触しない ( 問 9) 個人情報保護法において 3,000 人分超の個人データベース等を常時所持 している事業者は 個人情報取扱事業者となる ( 問 10) 個人情報取扱事業者とならない場合であっても 個人情報の取り扱いには細心 の注意を払うべきである 1

第 2 問次の相続の関連法規に関する各文章 ( 問 11~ 問 30) を読んで 正しいもの または適切なものには 1 を 誤っているものまたは不適切なものには 2 を 解 答用紙にマークしなさい ( 各 1 点 ) ( 問 11) 相続は死亡によって開始するほか 失踪宣告後 一定の期間の経過も死亡に含 まれ相続開始の原因となる ( 問 12) 被相続人の子が相続放棄によってその相続権を失ったときは その者の子がこ れを代襲して相続人となる ( 問 13) 被相続人の配偶者は 常に相続人となり 他に相続人となるべき者があるとき は その者と同順位で相続する ( 問 14) 相続人は相続開始の時から 被相続人の一身に専属したものを除き 被相続人 の財産に属した一切の権利義務を承継する ( 問 15) 被相続人が生活保護法に基づき生活保護を受けていた場合 その保護受給権は 相続の対象となる ( 問 16) 遺産分割について共同相続人間で協議が調わないとき または協議をすること ができない場合は 各共同相続人はその分割を家庭裁判所に請求することがで きる ( 問 17) 遺産分割の効力は相続開始時にさかのぼってその効力を生ずる ( 問 18) 相続放棄をする場合は 相続の開始があったことを知った時から 6 ヵ月以内に 家庭裁判所へ申述しなければならない ( 問 19) 遺言書は 20 歳に達した者が作成した場合に限り 法的に効力のある遺言書と なる ( 問 20) 公正証書遺言を作成する場合は 証人が 2 人以上必要となる 2

( 問 21) 被相続人の兄弟姉妹には 遺留分権がない ( 問 22) 相続開始前の遺留分の放棄は 地方裁判所の許可を受けたときに限り その効 力を生ずる ( 問 23) 法定後見制度は本人の判断能力に応じて 後見と保佐の 2 類型に区分されてい る ( 問 24) 相続税の課税価格の計算において 墓地や仏壇は非課税財産となる ( 問 25) 相続放棄した者は 生命保険金の受取人となることができない ( 問 26) 被相続人の死亡後 3 年以内に支給が確定した死亡退職金は 退職所得として所 得税の課税対象となる ( 問 27) 課税価格の合計額が相続税の基礎控除額以下であった場合でも 相続税の申告 において 申告書の提出が必要となることがある ( 問 28) 相続税評価額において 貸家建付地は 自用地評価額 (1- 借地権割合 借家権割合 賃貸割合 ) によって算出される ( 問 29) 未上場会社の株式 ( 取引相場のない株式 ) は 相続税の課税対象とはならず 非課税財産となっている ( 問 30) 任意後見制度において 法人は任意後見人になることができない 3

第 3 問次の生前贈与に関する各文章 ( 問 31~ 問 40) を読んで 正しいものまたは 適切なものには 1 を 誤っているものまたは不適切なものには 2 を 解答用紙 にマークしなさい ( 各 1 点 ) ( 問 31) 相続税対策において生前贈与は 子のみならず孫への贈与も有効な手段となり 得る ( 問 32) 相続対策において生前贈与は 贈与資産について贈与時から相続開始時までの 相続税評価額の上昇分の影響を受けないというメリットがある ( 問 33) 生前贈与は できるだけ多額の贈与によって実行すべきである ( 問 34) 贈与税の配偶者控除は 同一の配偶者からの居住用不動産又は居住用不動産の 購入資金の贈与について 上限額の 2,000 万円に達するまでであれば 何 度でも適用を受けることができる ( 問 35) 生前贈与は評価額が下落しそうな財産から優先的に贈与していくべきである ( 問 36) 生前贈与するにあたり 贈与する相手方 ( 受贈者 ) を考慮することは重要であ る ( 問 37) 相続時精算課税制度による生前贈与は 適用を受けた贈与財産が相続財産に加 算されて相続税を算出することになるので 相続税対策としてメリットがない ( 問 38) 相続開始前 4 年以内に 法定相続人に贈与された贈与財産の価額は 被相続人 の相続税の計算上課税価格に加算され 相続税が課税される ( 問 39) 生前贈与を繰り返す場合 金融資産よりも土地や家屋といった不動産の方が実 行しやすい ( 問 40) 相続税対策において不動産を贈与する場合は なるべく評価額を上げ資産価値 を高めてから贈与する方が有益である 4

第 4 問次の各分章 ( 問 41)~( 問 55) の 1~3 の中から正解肢を選び その番号 を解答用紙にマークしなさい ( 各 2 点 ) ( 問 41) 相続診断士 ( 税理士資格を有していない ) の顧客に対する行為で 次の記述のうち 最も不適切なものはどれか 1. 顧客からの相続税申告書の作成依頼に対して 無償で作成サービスを行った 2. 顧客から相続税法の条文についての説明を求められたので 条文の内容について解説をした 3. 相続税セミナーで 相続税の基礎控除額の計算方法について解説をした ( 問 42) 相続診断士として業務を遂行するうえで 関連業法に抵触する可能性のあるものは 次の記述のうちどれか 1. 弁護士資格を有していない相続診断士が 秘密証書遺言の証人となった 2. 税理士資格を有していない相続診断士が 顧客からの税務相談に対して 具体的な相続税の納付税額の計算をして提示した 3. 弁護士資格を有していない相続診断士が 顧客からの依頼により任意後見人となった ( 問 43) 法定相続人に関する次の記述のうち 正しいものはどれか 1. 相続順位において 配偶者は第二順位となる 2. 相続順位において 直系尊属は第三順位となる 3. 相続順位において 兄弟姉妹は第三順位となる ( 問 44) 民法で規定されている相続の限定承認に関する次の記述のうち 正しいものはどれか 1. 限定承認は 相続人全員で家庭裁判所へ申述しなければならない 2. 限定承認は 一度家庭裁判所へ申述したとしても 何回でもやりなおすことができる 3. 限定承認は 相続の開始から4ヵ月以内に家庭裁判所へ申述しなければならない 5

( 問 45) 遺産分割協議に関する次の記述のうち 誤っているものはどれか 1. 遺産分割協議は 相続人全員の合意が必要となるが 遺言がある場合は遺言通りに財産を分割しなければならない 2. 共同相続人中に財産を取得しない者がいるような遺産分割協議であっても その遺産分割は有効である 3. 遺産分割協議は 法定相続分に拘束されることはない ( 問 46) 自筆証書遺言に関する次の記述のうち 誤っているものはどれか 1. 自筆証書遺言は必ず自筆でなければならず 本人 ( 遺言作成者 ) からの依頼であっても代筆で作成した場合は 法的に無効となる 2. 自筆証書遺言の押印は 拇印でも有効である 3. 弁護士と相談して作成した自筆証書遺言は 家庭裁判所の検認の手続きが不要となる ( 問 47) 遺留分の割合に関する次の記述のうち 正しいものはどれか 1. 相続人が直系尊属のみの場合 相続人全体の遺留分は 2 分の 1 である 2. 相続人が兄弟姉妹のみの場合 相続人全体の遺留分は 4 分の 1 である 3. 相続人が配偶者と子のみの場合 相続人全体の遺留分は 2 分の 1 である ( 問 48) 相続税および贈与税に関する次の記述のうち 正しいものはどれか 1. 死因贈与は 相続税の課税対象となる 2. 契約者および保険料負担者が甲 被保険者が甲 保険金受取人が乙である場合 乙が受け取った生命保険金は 贈与税の課税対象となる 3. 負担付贈与は 贈与税が課税されることはない 6

( 問 49) 相続税の計算において債務控除に関する次の記述のうち 誤っているものはどれか 1. 被相続人の未払医療費は 債務控除の対象となる 2. 被相続人に係る未払いの所得税は 債務控除の対象となる 3. 遺言執行における弁護士費用は 債務控除の対象となる ( 問 50) 顧客に対する相続対策のアドバイスに関する次の記述のうち 不適切なものはどれか 1. 生前贈与による相続税対策は 短期よりも中 長期的観点で実行すべきであるとアドバイスをした 2. 相続時精算課税制度は 2,500 万円までは贈与税をかけずに贈与できるので この制度を利用できる場合には まずこの制度を利用することが有利であると説明した 3. 相続財産が多額となるので 相続税の納税資金対策として生命保険の活用について説明をした ( 問 51) 相続税の財産評価に関する次の記述のうち 誤っているものはどれか 1. 家屋は課税時期の取引価格で評価される 2. 販売業者が所有している書画骨董品は 棚卸資産として評価される 3. 更地であった宅地に賃貸マンションを建築した場合 その宅地は貸家建付地として評価される ( 問 52) 相続税の納税に関する次の記述のうち 正しいものはどれか 1. 相続税の納税方法は 原則として金銭による一括納付でなければならない 2. 相続税の納税方法において 金銭による一括納付が十分に可能であったとしても 延納で納税することができる 3. 相続税の物納は土地および有価証券しか認められていない 7

( 問 53) 贈与税の課税財産に関する次の記述のうち 誤っているものはどれか 1. 財産を著しく低額で譲り受けた者は みなし贈与として贈与税が課税されることがある 2. 契約者および保険料負担者が甲 被保険者が乙 保険金受取人が丙となっている生命保険契約において 丙が受け取った生命保険金は贈与税の課税対象となる 3. 相続時精算課税制度の適用をした者であっても その適用年以後の各年分の贈与について贈与税の基礎控除の適用を受けることができる ( 問 54) 贈与税に関する次の記述のうち 誤っているものはどれか 1. 贈与税の基礎控除額は110 万円なので 受贈者一人あたり年間 110 万円までの贈与に関しては 贈与税がかからない 2. 法人から個人が贈与を受けた場合 みなし贈与として贈与税が課税される 3. 贈与税の申告期限は 贈与を受けた年の翌年 2 月 1 日から3 月 15 日までとなっている ( 問 55) 贈与税の配偶者控除に関する次の記述のうち 正しいものはどれか 1. 贈与税の配偶者控除は 課税価格から最高 2,000 万円まで控除することができる 2. 贈与税の配偶者控除は 婚姻期間が30 年以上でなければ本制度の適用を受けることができない 3. 贈与税の配偶者控除は 居住用不動産の贈与しか適用を受けることができない 8

第 5 問次の各文章 ( 問 56)~( 問 60) の 1~4 の中から正解肢を選び その番号 を解答用紙にマークしなさい ( 各 4 点 ) ( 問 56) 次の親族関係図において 民法で規定されている法定相続人と法定相続分の組み合わ せとして次の記述のうち 正しいものはどれか ( 親族関係図 ) 父 母 先妻 被相続人 配偶者乙 子 A 子 B( 以前死亡 ) 妻子 C 孫 D 1. 配偶者乙 1/2 子 C1/4 孫 D1/4 2. 配偶者乙 2/3 父 1/8 母 1/8 子 C1/8 孫 D1/8 3. 配偶者乙 2/3 父 1/8 母 1/8 子 A1/8 子 C1/8 4. 配偶者乙 1/2 子 A1/6 子 C1/6 孫 D1/6 9

( 問 57) 次の親族関係図において 民法で規定されている法定相続人と法定相続分の組み合わ せとして次の記述のうち 正しいものはどれか ( 親族関係図 ) 父 母 妹 夫 被相続人 配偶者乙 甥子 A( 相続放棄 ) 妻子 B 子 C 孫 D 1. 配偶者乙 1/2 子 A1/6 子 B1/6 子 C1/6 2. 配偶者乙 1/2 子 B1/4 子 C1/4 3. 配偶者乙 2/3 父 1/6 母 1/6 4. 配偶者乙 3/4 父 1/12 母 1/12 妹 1/12 10

( 問題 58) 次の親族関係図において 民法で規定されている法定相続人と法定相続分の組み合わ せとして正しいものはどれか ( 親族関係図 ) 被相続人 配偶者乙 子 A( 以前死亡 ) 妻子 B( 相続放棄 ) 子 C 孫 D 孫 E 1. 配偶者乙 1/2 子 B1/4 子 C1/4 2. 配偶者乙 1/2 子 B1/6 子 C1/6 孫 D1/12 孫 E1/12 3. 配偶者乙 1/2 子 C1/4 孫 D1/8 孫 E1/8 4. 配偶者乙 1/2 子 C1/2 ( 問題 59) 次の親族関係図において 相続税の基礎控除額として正しいものはどれか ( 親族関係図 ) 被相続人 配偶者乙 子 A( 相続放棄 ) 子 B 子 C 子 D( 普通養子 ) 1. 3,600 万円 2. 4,800 万円 11

3. 5,400 万円 4. 6,000 万円 ( 問題 60) 次の親族関係図において 各人の遺留分の組み合わせとして正しいものはどれか ( 親族関係図 ) 父 母 被相続人 配偶者乙 子 A 子 B 1. 配偶者乙 1/4 子 A1/8 子 B1/8 2. 父 1/12 母 1/12 配偶者乙 1/3 子 A1/6 子 B1/6 3. 配偶者乙 1/2 子 A1/4 子 B1/4 4. 父 1/12 母 1/12 配偶者乙 1/3 12